一緒に過ごす時間が長い夫婦などは、「お互いの性格や行動が似てくる」といわれます。諸説はありますが、「いい関係を続けたい」と思い合うと、自然と相手の口癖や行動などを真似してしまうようです。それでは、人間以外の動物では、どうなのでしょうか…。猫も一緒に住むと、似てくるんですね3匹の猫と暮らす飼い主(@kagisuzu0531)さん。ある日、飼い主さんは、X(Twitter)に、愛猫の2匹をうつした写真を投稿しました。その写真がこちら!まったく同じポーズで座っている…!!写真にうつっているのは、左が茶トラのすずくんで、右がキジトラのふうかちゃん。ふうかちゃんは2023年10月に家族になったばかりで、すずくんとは約半年間、一緒に暮らしているとのことです。飼い主さんは2匹の姿を見て「やっぱり一緒に住むと、仕草って似てくるんですね」と感じたといいます。【ネットの声】・同じポーズの猫ちゃん、かわいい。・笑った。2匹の間に挟まりたい…。・すごい。色と大きさ以外は、完全に同じだ!・見事な『ニャンクロ』ですね。座り方から顔の向きまで、見事にシンクロしている、すずくんとふうかちゃん。人と同じで、猫も一緒に過ごしていると、仕草や行動が似てくるのでしょうか…。真相は分かりませんが、仲のよさが伝わってくる2匹の写真に、癒された人は多くいたようです!飼い主さんはYouTubeやInstagramでも、愛猫たちとの暮らしを発信しています。気になった人は、ぜひチェックしてみてください!Instagram:suzutumuhuuYouTube:かぎしっぽすず&つむぎ[文・構成/grape編集部]
2024年03月26日・こんなん惚れてしまうやろー。・ベテランパイロット感がすごい…。・まんざらでもない雰囲気。・葉巻の代わりにマタタビをくわえよう。そんなコメントが寄せられたのは、北欧猫のしろあんちゃんと暮らす飼い主(@shiroan_chan)さんがX(Twitter)に投稿した写真です。ある日、飼い主さんが、しろあんちゃんにサングラスをかけてみると…。「モフモフ刑事」「ナンパされたい」といった声が相次いだ1枚をご覧ください。イケメンすぎる…!北欧猫特有の気品あるスマートな顔立ちとサングラスがまるで『外国人風イケメン』のようです。しろあんちゃんもサングラスが似合っていると自分で理解しているのか、「イケてるでしょ」といわんばかりの自信に満ちた表情をしていますね。しろあんちゃんのサングラス姿に、多くの人がメロメロにされたことでしょう。ほかにも飼い主さんは、しろあんちゃんがお風呂に入った時の様子をYouTubeで公開しています。モフモフな、しろあんちゃんが水に濡れたらどうなってしまうのでしょうか。ぜひあなたの目で確かめてみてください![文・構成/grape編集部]
2024年03月25日猫のぽむりんちゃんとぽわたんちゃんと暮らす、飼い主(@pom_powa_nyan)さんは、専用のワゴンに愛猫のご飯やおもちゃなどを収納しています。いつものようにワゴンを整理していたある日、写真とともに、このようなコメントをX(Twitter)に投稿しました。猫グッズを整理していると、毎回これになってしまう。なかば諦めたような口ぶりですが…飼い主さんにとっての『あるある』という、1枚をご覧ください。ワゴンを2段ベッドのように占領している…!ワゴンの中の物を戻そうとしたら、先に猫が収まっているではありませんか。2匹ともシンクロしているみたいに、気持ちよさそうに目を閉じていますね!愛猫たちにワゴンを占領された状況では、猫グッズの整理がはかどらないでしょう。写真を見た人からは、たくさんのコメントが集まりました。・猫のグッズではなく、2匹が収納されていて笑っちゃいました!・寝相がシンクロしていて、仲のいい姉妹が2段ベッドで寝ているようですね。・少し高い場所から、グッズ整理の進捗を監視しているのかも!2匹はワゴンを相当気に入っているのか、もしくは大好きな飼い主さんの近くにいて、安心したいのかもしれないですね。お気に入りの場所でくつろぐ愛猫たちに困りつつも、こんなかわいい姿を見せられたら、「どいて」とはいいにくいでしょう…![文・構成/grape編集部]
2024年03月25日一緒に暮らしている夫婦やパートナーは、さまざまな理由からケンカをすることがあるでしょう。すぐに仲直りができるといいのですが、互いの主張がぶつかり合って一歩も引けず、しばらく口をきかなくなってしまうケースも。そんな時、ほかの家族が2人の間を取り持ったり、どちらかの味方に付いたりして、ケンカを終わらせることもあるようです。「ダンナよ、ざまーみろ」7匹の愛猫と暮らしている、はると(@tomeji1106)さんは、そんなコメントとともに、X(Twitter)に写真を投稿しました。実は投稿の前日から、夫とケンカをしていた、はるとさん。リビングにいる夫と距離を置くため、2階で過ごしていたといいます。すると、愛猫たちがみんなそろって…こちらの1枚をご覧ください。2階に全員集合…!普段は暖かいリビングにいる愛猫たち。しかし、はるとさんが2階で過ごしていると、7匹が全員移動してきたのです。まるで「ぼくたちが付いているニャ」といわれているようで、さぞ心強く感じたことでしょう!投稿には「かわいい。みんなで心配している」「声を出して笑った!多数決で大勝利ですね」「ここの家の主人が誰か、一目瞭然」「圧巻!猫は正義」などの声が寄せられていました。一方、下の階で1人さびしく過ごすはめになった、夫。かわいい愛猫たちとの触れ合いを取り戻すには、妻に『白旗』を上げるしかなさそうですね…![文・構成/grape編集部]
2024年03月22日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第217回目はメインクーン猫のツキ(Tsuki)さまとサンジ(Sanji)さま の登場です。なにをするのも一緒の猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.217猫さまの話をもっと聞かせて!グレートラのツキさまは1歳半、黒のサンジさまは1歳、ともに男性です。<ツキさまが語ります>僕たちは75㎡のアパルトマンに住んでいます。僕は飼い主が起きるとすぐに足もとにかけより、彼女にスリスリします。ごはんなしでは良い1日を過ごすことができないからです。食後は親友のサンジと一緒に遊ぶモードに切り替えます。日中は寝たり食べたりゴロゴロして過ごします!サンジといえば寝坊すけで、食事もマイペースで何回かに分けて少量ずつ食べるのが好きです。飼い主は1日に1パックのウエットフードを数回に分けて乾かないようにしてくれています。そして常にボウルにカリカリを補充して、1日を通して食べられるようにしてくれています。サンジは食後にトイレで用を済ますと、体が軽くなるのか、どこでも走り始めるのです。僕はそんな様子を横目で見ながら飼い主がソファに座っている隙を狙ってたくさんの愛撫を要求します!おやつはふたりともチュアブルスティック。チキン、サーモンなど、スティックであればどんな味も大好きです。歯の手入れも同時にできるのが気に入ってます。僕は箱が大好きで、空箱を見つけるとどこにでも侵入します。サンジのお気に入りの場所は飼い主の足の上で、心地良さそうに居座ります。僕はとても社交的で、まったく嫌がったり恐れたりせず、機嫌がよく(時々すねますが)、とても愛情深くて貪欲な性格です!サンジは少し内気ですがおやつに関してはとても貪欲です。<飼い主から見たツキさまとサンジさまとは>私の実家には猫が数匹いて、幼い頃からいつも猫と一緒に暮らしていて、その時からメインクーン種を飼うことを夢見ていました。なぜなら、その優雅さと毛並みに魅了されたからです。実家を出てからはメインクーンを引き取るためにブリーダーを探し始めました。ツキは写真を見てすぐ好きになりました!ずっと黒猫を飼いたかったので、その後サンジがやってきました。ツキは私の家に到着したとき、とても怖れて動揺していました。彼はほぼ2週間、腸に問題を抱えていました。最初の3日間、彼はよく隠れて、どこにでも用をしていました。私は彼をトイレに入れるのにとても苦労しましたが、少しずつ彼は私を信頼し、今では完全に愛らしく、とても社交的で幸せです。私が仕事をしているときは彼が退屈しているように感じたのと、2匹目の猫を飼いたくてたまらなかったこともあり、ツキは友だちと遊ぶのが良いかもしれないと感じました。何か月も考えた後、サンジの写真を見つけたとき、私は黒猫を飼うという夢を捨てられなかったので、思い切って行動しました。ツキがサンジを受け入れず、自分のことを無視されていると感じたりするのではないかと非常に心配していました。でも私がサンジを連れ帰り、家に着くと、すぐにふたりはお互いの匂いを嗅ぎ始め、ツキはどこにでも新入りの小さなサンジを追いかけていきました。サンジはとても気持ち良さそうで、ツキはついに友だちを連れてきてくれたお礼を言うかのように、私に体をこすったり、ゴロゴロと背中を向け始めました…。とても嬉しかったです。ツキがサンジを受け止め、きちんと迎え入れてくれますようにと願い続けていたからなおさらです。それ以来、彼らは一緒に時間を過ごし、一緒に遊んで、一緒に寝て、また一緒に遊んで、一緒に食事をし、すべての行動が一緒です!忘れられないツキとサンジの出会い!ツキがサンジに近づいたときの安心感、やっと友だちができたツキの感謝…この素晴らしい瞬間は一生忘れません!彼らの特技をお伝えしましょう。ツキは寝るときによくいびきをかきます。彼は素晴らしいたてがみと愛らしいかわいい口輪をもっています。サンジは私が撫でて嬉しすぎると、彼は完全に地面または私の上に落ちます。彼の黄色い目は黒い毛皮にとてもよく似合い、肉球は愛らしいです。彼らがいるだけで私は幸せな気分に満たされて、彼らの生活を見ているだけで何時間でもすごせます。彼らは話さなくてもお互いを理解し、愛を示すことができることを私に教えてくれたのです。ーー飼い主は日本文化が大好きなので、猫が日本的な名前であることがとても重要だったと話します。ツキは月を意味するように、グレーと白の色がとてもよく似合っているからと。サンジは人気漫画『ワンピース』のキャラクター「サンジ」から名付けたとのこと。大好きなこの漫画のキャラクターは「黒足のサンジ」とも呼ばれていて、黒猫の毛並みとピッタリだと思ったそうです。飼い主の心配をよそに仲良しのツキとサンジの昼寝の姿は見ていてほっこりしますね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年03月20日イギリスのリンカンシャー州にある野生動物の保護団体『クリーソープス・ワイルドライフ・レスキュー』。ある夜、この施設に複数の人たちから「溝にはまって動けなくなっている犬がいる」と立て続けに通報がありました。ボランティアスタッフが現場へ向かう間、『クリーソープス・ワイルドライフ・レスキュー』の担当者は、地元の迷子のペットを探すグループと対応を話し合っていたといいます。そして現場に到着したボランティアスタッフから、「犬を救出した」という報告を受けた担当者はびっくり。救出されたのは、犬は犬でも、なんと『犬の像』だったのです!犬の像は首輪をしていて、泥だらけで倒れているように見えます。薄暗いところで見たら、本物の犬に見間違えてしまいそう!救出された犬の像はスタッフが持ち帰り、オフィスの外に保管されているとのこと。投稿には「助ける際に少し破損してしまいましたが、もしこの像を引き取りたい人は受付まで起こしください」とユーモアたっぷりにつづられています。『クリーソープス・ワイルドライフ・レスキュー』は、本物の犬ではなかったことを喜びつつ、善意で通報してくれた人たちへ感謝を伝えました。この投稿には、笑いや安堵の声などさまざまなコメントが寄せられています。・最初の写真は本物の犬に見える!像でよかったね。・助けに行ってくれてありがとう!もし本物だったらひどい状態だっただろう。・思いやりのある善良な人たちがいてくれたことが嬉しいよ。水難救助ボランティアのスタッフは夜にもかかわらず、通報を受けてからわずか20分足らずで現場に到着したそうです。これがもし本物の犬だったら、一刻を争う状況だったかもしれません。犬を助けたい一心ですぐさま行動に移した人たち全員に、大きな拍手を送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月19日ペットと暮らす飼い主は、かわいい姿を写真で残しておきたいと思うものです。猫と暮らす、ココニャ(@kokonananya)さんもその1人。X(Twitter)で公開される愛猫の写真は、見る人を癒しています。ある日、ココニャさんは愛猫の寝姿を見て、思わず写真に収めました。多くの人を癒した、まるで人間のような寝姿をご覧ください。小さなベッドで気持ちよさそうに寝ている…!ベッドには、枕や布団まで用意されており、仰向けで寝ている猫。人間の子供のような寝姿に癒された人は多く、投稿には「布団から出てる手がかわいい」「小っさ…!サイズもピッタリですね」などの声が寄せられていました。かわいい寝姿で、多くの人をとりこにした猫の写真。気持ちよさそうに眠っている猫を見ていると、和やかな気持ちになりますね![文・構成/grape編集部]
2024年03月18日・かわいすぎて思わず声が出た。・ピタっと止まってる!・窓に映る後ろ姿もたまらない。X(Twitter)で、そんなコメントが寄せられていたのは、6匹の猫たちと暮らす、飼い主(@ccchisa76)さんの投稿。飼い主さんは、元野良猫のくうくんを撮影した写真に、こうつづりました。「『だるまさんが転んだ』といわれた瞬間」投稿された1枚を見れば、その言葉の意味が分かるでしょう。こちらをご覧ください!まるで『だるまさんが転んだ』の最中に、くうくんがピタっと止まっているかのように見える写真。両足立ちで、目を開き、ひげを立てる、くうくんは、完全に『だるまさんが転んだ』を楽しむ猫の姿でしょう!ほかにも飼い主さんは、くうくんが野良猫から家猫に激変していく過程をYouTubeで公開しています。先住猫に、『キャットウォークの歩き方』や『ふみふみクッションの使い方』を教わっている様子を、ぜひみなさんの目で確かめてみてください![文・構成/grape編集部]
2024年03月16日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第215回目はヨーロピアンショートヘア赤トラのジェリー(Jerry)さまとヨーロピアンショートヘアサバ猫のペッパー(Pepper)さまの登場です。双子の猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.215猫さまの話をもっと聞かせて!ジェリーさまは男性、ペッパーさまは女性。ふたりとも生後6か月の双子猫さまです。<ジェリーさまとペッパーさまが語ります>私たちはドイツとの国境に近いMetzという街にある1930年代に建てられた古いタウンハウスを改装した家に住んでいます。裏庭には数本の木とたくさんの鳥がいます。毎朝、飼い主が午前6時頃に起きますが、私たちはすでにその少し前に起きて家の様子を伺っています。それから30分間追いかけっこ遊びが始まります。それが終われば朝食です。『Ziggy』ブランドのカリカリとウエットフードを食べます。ウエットフードが7割、カリカリが3割です。どちらかといえば、ふたりともウエットフードが好みですね。飼い主は私たちの食事に気を遣っていて、いつも時間通りに食べられるようになっています。今のところ、人間の食べ物はもらえません。ハムや魚の小片がお皿に入っていることがありますが、それはごくまれです。おやつは歯応えのある干し肉です。私たちはキャットツリーの上やトンネルの中でボールで遊んだり、家具に登って追いかけ合ったりして、多くの時間を過ごします。朝遅く、午後半ば、そして夕方に電池が切れてウトウトして眠ります。家の中のお気に入りの場所はキャビネットの上。ジェリーのお気に入りのおもちゃは羽根ばたきで、ペッパーはボールです。私たちはとっても仲良しな兄妹なんですよ。<飼い主から見たジェリーさまとペッパーさまとは>私はジェリーとペッパーの前にロミオという猫を飼っていたことがありました。ジェリーとペッパーのお母さんの名前はピパといい、6匹の子猫を出産しました。しかし、飼い主が引っ越しすることになり、ピパは赤ちゃんたちと一緒に野良猫を保護する『Les Bitcher’Katz』と呼ばれる協会に保護されました。ピパはシャム猫で、ジェリーとペッパーの父親が誰なのかは分かりません。子猫のうち2匹はシャムで、2匹はミディアムロングの毛、残りの2匹はトラ猫でした。私が選んだのはその2匹のトラ猫です。彼らは生後4か月までは里親と暮らし、その後私と一緒に暮らす事になったのです。ジェリーとペッパーはコンビで養子に出されましたが、必ずしも一緒に引き取る必要はありませんでした。なので、もしかしたら私がお世話をするのは別の猫だったのかもしれません。実は、同協会が提案したコンビは、ジェリーとウェンディと呼ばれるもうひとりの姉妹だったのです。ウェンディはとても美しく、青い目をした人気者のシャム猫で、多くの養子縁組の希望者がいました。そこで私は、ウェンディは簡単に家族が見つかると思い、ペッパーをジェリーと一緒に養子として迎えることにしました。私は協会の女性と一緒に彼らの里親家族に会いに行き、養子縁組の申し込みが受理されると、すぐに彼らを家に迎えました。ジェリーはとても優しくて、かわいいです。彼は少し独占欲が強く、私が仕事に行くと不機嫌になります。彼は抱っこを求めて私のところにスリスリしに来ます。時にとても貪欲で、私が料理をするときはいつも近くにいます。少しおしゃべりで、自分のことを理解してもらう方法を知っています。彼はゴミ箱などの箱の中で遊ぶのが大好きです。観葉植物に牙で穴を開け、そこに横たわるのが好きです。妹のペッパーを頻繁に掃除(毛繕い)し、彼女のいたずらをすべて追いかけます。ペッパーも抱っこを求めてやって来ます。どこにでも登ったり、ジャンプしたりして、高いところに登ることを好みます。彼女はテレビでよく見る綱渡りをする人のように歩き、ドアやキャビネットの上に飛び乗り、さらには階段の手すりの上を滑ります。「ペッパーのお父さんはムササビだったはず、騙された!(笑)」ペッパーはボールを口にくわえて歩き回るのも好きです。私がどこに隠しても、彼女は毛糸玉を見つけ出します。彼女は冷蔵庫に磁石で貼り付けられた写真も盗みます。たとえ愚かなことをしていても、ふたりともとても優しくて、見ていてとても面白いです。ジェリーは、私が鍋を持って立っていると、やっているすべてのことを放棄してしまうため、食べ物に執着しているとよく言われます。ペッパーの専門は配管工事です。蛇口から水が流れる音を聞くと、排水口の蓋を盗んですぐに走り去ります。私にとって、ジェリーとペッパーは私の子どものようなものです。私は彼らが猫であることは知っていますが、子どもがいないので、私が注意を払い、愛している子どものような存在なのです。かわいいと思うのは、表情で言いたいことを伝えることができるところ。純血種ではありませんが、好奇心と知性、そして愛情が感じられる美しい容姿を持っています。猫を飼ったことで、私も彼らのようにソファーでくつろいだり、寄り添ったりするのが大好きになった気がします。私も彼らと同じようにたくさんのエネルギーをもっているつもりですが、キャビネットを飛び越えることはありません(笑)。彼らは私を、食べ物を与え、撫で、ブラッシングし、飛びすぎたときに捕まえてくれる母親として見ていると思います。彼らは私を別の種類の猫、保護者だと思っているに違いありません。彼らのおかげで毎日が楽しいです。同じ日はふたつとありません。ふたりとも成長中なので、少しずつ個性が見えてきました。猫は私の家に魂を与えてくれると信じています。私の人生において、彼らは正真正銘の仲間です。私は自分のためよりも彼らのために多くのことをしています(笑)。彼らは偽りのない本物の存在で、彼らの愛は真実であり、時には迷惑でもあります。また、走ることをやめて窓の外の鳥を眺める方法や、忍耐と解放、そして人生の真の価値がどこにあるのかも教えてくれます。残念ながら、いつかふたりとも私の元から離れる日が来ます。ロミオに別れを告げたように、利己的になることなく、彼らのために最善を尽くして、別れを告げるつもりです。彼らが私に与えてくれたすべてに感謝し、何千回もハグとキスをして、いつかまた会えるまで見守ってほしいとお願いするでしょう。ーージェリーさまとペッパーさまのツーショット写真を見ていると、これ以上のベストな兄妹は存在しないのかもと思えます。2匹同時飼いの幸せな状況で、飼い主の表情が想像できますね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年03月09日猫の柔らかな毛と、モッチリとした体は魅惑的。大半の飼い主が、その魅力にあらがえないようです。愛猫のおあげちゃんと一緒に暮らす、飼い主(@oage_cat)さんも、魅力的なボディにメロメロな1人。だからこそ、おあげちゃんを眺めている時、あることに気付いてしまったのです…。「谷間がある…!?」そんな驚きの声とともに投稿されたのは、おあげちゃんの写真。前脚の間にご注目ください。寄った胸元に縦線が入って、人間でいうところの『胸の谷間』のようではありませんか…!集中して見てしまいそうですが、無遠慮な視線は、時に失礼に感じられるため注意が必要なもの。当のおあげちゃんは、飼い主さんの視線に気付いていたようです。ズームで胸元を撮影されたおあげちゃんは、「どこ見てんのよ!」といわんばかりの表情ですね!谷間の発見はネット上でまたたく間に拡散され、「キャ~!グラマラス!」などのコメントが押し寄せました。・ありがとうございます。魅惑の谷間のおかげで、心が救われました。・ナイスバディ!埋もれたい谷間ですね。・素敵なたるみ…じゃなかった、谷間ですね!・ムチムチでボインだけど、貫禄が力士のソレ。実際の猫の胸は、前脚の付け根の下あたりから下半身に向かって並んでいます。そのため、写真で見えている部分は、乳房というより豊満な肉体の一部なのでしょう。なんであれ、モチモチな体で多くのファンを獲得した、おあげちゃんなのでした!おあげちゃんのかわいい姿をもっと見たい人は、こちらからチェックしてください。X(Twitter):@oage_cat[文・構成/grape編集部]
2024年03月09日よく使うものや普段持ち歩くものほど、ふとした時になくしてしまいがち。「ついさっきまで持っていたのに」「どこに置いたっけ」などと、家の中を探し回った経験がある人は、少なくないでしょう。そんな時は、落ち着いて近くを見てみると、意外な場所に隠れているかもしれません…。スマホをなくして1時間、見つかった場所が?2匹の猫と暮らす飼い主(@monamofumofu)さんは、ある日、自宅でスマホをなくしてしまいました。スマホには、さまざまな個人情報が入っている上、1台数万円するため、そう簡単には交換がきかないもの。紛失した場合のショックは計り知れないでしょう。ですが、1時間ほど必死に探してもスマホは一向に見つからなかったといいます。ふと、ソファで気持ちよさそうに寝ている、愛猫のつむちゃんを見てみると…。あ、あったーーー!なんと、飼い主さんのスマホは、つむちゃんのお尻の下にしっかりと隠されていたのです。正面からでは分かりませんが、横から見るとつむちゃんのお尻の下からわずかにスマホが覗いているのが分かります!スマホは熱をもっていることがあるため、「ちょうどいい湯たんぽがあるニャ」と、お昼寝場所に採用されたのかもしれませんね。まさかの発見場所に、飼い主さんは、思わず「あった!」と叫んでしまったとか。かわいすぎる発見場所に、多くの人の頬がゆるみました!・つむちゃん、スマホを温めてあげたのかな。・温かいから敷いてるのかな。かわいい。・私も経験しました!スマホが見つからず30分探しました…。猫と暮らす人が自宅で何か紛失した時には、愛猫の下をチェックしてみるといいかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2024年03月08日愛するペットとの生活は、飼い主の感受性をより豊かにしてくれるかもしれません。漫画家のミツコ(@sheepmandonuts)さんは、「猫と暮らして分かったこと」として、1枚の写真をX(Twitter)に投稿しました。ある日、家の中で愛猫のうずめちゃんの姿が見当たらないと思ったら、意外なところで存在を確認できたといいます。こちらの写真をご覧ください。毛布が少し膨らんでいる…!どうやら、矢印の先にうずめちゃんが隠れているようです!毛布の膨らみは、かわいい背中かもしれませんね。「毛布の膨らみすら愛おしい」そう写真にコメントした、ミツコさん。姿が見えなくても、毛布の中にいるうずめちゃんの様子を想像するだけで、頬がゆるんでしまうでしょう。投稿には愛猫と暮らす人などから、共感の声が多数集まりました。・その場にいたっていう形跡が分かるだけでかわいいんだから、猫って最高!・もっちりとした膨らみが愛おしすぎてナデナデしていたら、クッションだったことがあります。・すごい分かる!猫の姿は見えなくても、かわいさがえぐい!・いると思って毛布を開けてみたら、すでにいなくなった『抜け殻』で、残った温もりに癒されています。ミツコさんの投稿を見ると、うずめちゃんへの愛情が伝わってくるでしょう。飼い主というものは、愛猫の存在を感じるだけで心が癒されるのです。[文・構成/grape編集部]
2024年03月08日・笑った。細身でもぽっちゃりでもめっちゃかわいい。・どちらもお似合いです。・モデルが違うだけで印象が変わりますね。・さすがニット!伸びがいいですね~。X(Twitter)で、そんなコメントが寄せられていたのは、猫を飼っているココニャ(@kokonananya)さんの投稿。ある日、ココニャさんは、姉妹猫のラミちゃんとはなちゃんに、同じカチューシャを付けてみました。姉妹といえど、見た目が違う2匹は、どんな姿になるのでしょうか。まずは細身のラミちゃんから見てみましょう!か、かわいい!小顔なラミちゃんにぴったりなサイズ感です。続いて、少しぽっちゃりとした、はなちゃんはというと…。圧倒的なむちむち感…!カチューシャを付けた、はなちゃんは、どことなく満足げな表情をしているのも面白いですね。結果、どちらもかわいいことには変わりありませんが、個性の違いに思わずクスっとさせられたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年03月07日ペットと暮らしている人にとって、外出時に愛猫などを留守番させてしまうのは、名残惜しい瞬間でしょう。日中、仕事で家を空ける場合は、かわいい姿を見ていると、出かけるのにちゅうちょするかもしれません。飼い主の外出を見送った猫が…?3匹の愛猫との日常をX(Twitter)などで発信している、飼い主のネコランド(@NEKOLAND13)さんは、出勤する時に、窓越しにいる愛猫の姿を発見しました。愛猫の姿を見て「哀愁が強すぎてツラい」という、ネコランドさん。一体、愛猫はどんな様子だったのでしょうか。さびしそうにうなだれている…。窓越しにこんな愛猫の姿を見たら、かわいそうに思って、出勤する足を止めてしまいそうですね。哀愁ただよう姿を見た人からは、多くのコメントが集まっています。・窓越しのバイバイは特にツラいですよね。・引き返して抱きしめてあげて!今すぐわしゃわしゃしたい!・哀愁漂わせるフリをして、実は「おやつ買ってきてね」の圧かもよ。ネコランドさんは、帰宅後に愛猫と思う存分遊んで、かわいがってあげたとのこと。愛猫も飼い主さんも、互いのことを思い合っているようで素敵ですね!ちなみに、ネコランドさんは、愛猫が窓の外を見つめるようになったきっかけを動画に収めています。その模様はYouTubeで公開しているので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年02月21日犬と並んで、人気の高い動物である「猫」。2月22日は、猫の鳴き声を連想させることから「猫の日」とされていますね。そこで今回は、気になる猫を選んで「あなたの無意識なあざとさ」がわかる心理テストをご紹介します。Q.次のイラストのうち、どの猫に惹かれますか?A:三毛猫B:白猫C:黒猫D:アメリカンショートヘアあなたはどれを選びましたか?さっそく結果を見てみましょう。この心理テストでわかるのは?「無意識なあざとさ」深層心理において“猫”は、自由きままな様子や隠れた欲望を表す動物。そして、気になる猫には、秘めた自分自身の行動や思考パターンが投影されます。そのため選んだ答えから「無自覚なあざとさ」をあぶりだすことができるのです。A:「三毛猫」を選んだあなた……自由を愛しているだけ! あざとさは低め気まぐれで自由を愛するタイプと言えば、この答えを選んだ人。オンオフとも周りの目を気にせず、いつも自分のやりたいように動く傾向があります。一見あざといタイプに見られることも多いですが、あなたはあくまで自分の心に素直に行動しているだけで、周りを思いのままに操ろうとは思ってもいないはず。そのため、このタイプのあざとさは意外に低め。パッと見の印象であざといと感じていた相手も、付き合いが深まるにつれて、それが勘違いや誤解だったと気づくはずです。B:「白猫」を選んだあなた……頼りなげな演出であざとさMAXこの答えを選んだ人は、甘え上手で頼りなげな雰囲気を漂わせるのが得意なタイプ。男女問わず、とにかく“守ってあげたい”という保護本能をくすぐる存在と言えます。無自覚かもしれませんが、それはあなたの計算かも。か弱い自分を演出して、周りからのサポートやエールを引き出そうする一面があるようです。中にはそんなあなたを目の敵にする人もいるので、無意識ならなおのこと、足を引っ張られないように気を付けてください。C:「黒猫」を選んだあなた……あざとさは平均レベルの不思議キャラ一瞬で人の本音や真実を見抜いてしまうような鋭さを持ったあなた。それでいて、意外に人懐っこい一面もあるため、不思議な人と思われることが多いかもしれません。何を考えているかわからないところがあり、あざといと思われることも少なくないよう。ですが、実際のあなたのあざとさは平均レベルと言えます。無意識に人を欺こうとしたり、優位に立つために策略を練ったりするようなずる賢さはないでしょう。ただ、本当に叶えたい夢や目標があるときは、甘えて自分の望む方向へと誘導するなど、意識してあざとさを発揮することも必要かもしれません。D:「アメリカンショートヘア」を選んだあなた……みんなを楽しませる人気者で、あざとさも高めあなたは、茶目っ気たっぷりで楽しいタイプ。一緒にいる人たちは、一瞬であなたのキュートな魅力の虜になってしまうでしょう。あなたのあざとさは、かなり高め。やりたいことや欲しいものがあるときは、相手に悟らせずに上手に誘導して、自分の意のままにしてしまうのもお手のモノでしょう。ただし、恋愛においては、そのあざとさが諸刃の剣になることも。特に好きでもない相手に思わせぶりな態度を取ったり、気を持たせるようなことを言ったりするのは、やめたほうがよさそうです。おわりに“あざとい”とは、ずるくて抜け目がないという意味で使われることも多い言葉。とはいえ、活用の仕方次第では魅力的と思われたり、よりよい人生を送るための武器になったりするもの。今回の診断を参考にして、ポジティブな未来を引き寄せてくださいね。©CallMeTak / PIXTA(ピクスタ)文・月風うさぎ
2024年02月19日溶け込みがちなネコちゃんテレビの写真とともに、このようにつづったのは、黒猫と暮らすマクー(@yonasawa)さん。X(Twitter)に投稿すると、「この写真のどこに猫がいるのか」と話題を集めました。みなさんも、猫がどこにいるのか探してみてください!テレビに怪しく光るつぶらな瞳が…!テレビ台の上にいる黒猫の姿が分かるでしょうか。黒いテレビ画面と台に紛れており、目をよく凝らさないと気付きませんよね!投稿を見た人からは、たくさんのコメントが集まりました。・完全にテレビに目がついてる…。・真っ黒のネコチャンが『テレビチャン』になっています!・夜中に見たら、確実に悲鳴をあげて逃げるでしょう。・忍法擬態の術ですね!黒猫の見事な擬態に驚いた人が多いでしょう。もしかしたら、テレビに紛れて、飼い主さんを楽しませているのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年02月19日気になる物に、触れて確かめることがある猫。家族が買ってきた物を不思議そうにパンチしたり、踏んだりすることは、よくあるようです。保護猫4匹と暮らす、なみそ(@omochi_nam01)さん宅でも、猫のういろうくんが、あるものに乗っている光景が目撃されました。しかし、その様子を『ほほ笑ましい光景』として、眺めてはいられなかったのです!「ちょっと待ったぁァァァァ!!」なみそさんが、そう叫びたくなった理由は…。下腹部に力を入れているかのような、真剣な表情…!四肢も心なしか、力んでいるように見えます。もし、ういろうくんが封を開けていない猫砂に排泄をしたら、ビニールに弾かれてテーブルや床が汚れてしまうでしょう。『排泄のポーズ』に見えて仕方がない格好に、ネット上でも悲鳴が上がりました。・早い早い!猫砂だけど、タイミングが間違っているから!・あああぁぁ!『トイレ3秒前』の表情じゃん!・「その体勢は、まさか力んで…!?あかん!」とドキドキした。・待って、まだ開封していないからー!・勇ましい表情に笑う。ヒヤッとしますね。その後、なみそさんは1枚の写真をX(Twitter)に投稿。「安心してください。座っていただけでしたよ」と報告しています。猫砂の感触にもよおしたものの、「なんかいつもと違う」と思い直したのかもしれません。思いとどまってもらえて、よかったですね。万が一を考えると、ごはんだけでなく猫砂も、戸棚などに収納したほうがいいでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月09日たくさんの猫と暮らす、ゆあ(@yunc24291)さん。愛猫とのにぎやかな日常を、X(Twitter)に投稿しています。愛猫を保護猫時代の名前で呼んでみると…?ある日、ゆあさんは保護猫カフェから家族として迎え入れたレオくんを、当時の名前で呼んでみたそうです。その時のレオくんのリアクションを激写して、X(Twitter)に公開。すると、投稿を見た人から10万件の『いいね』が集まりました。レオくんは一体どんな表情を見せたのでしょうか…。なぜ、その名前を…。俺の過去を知っているのかニャ?何かを考え込むような表情を浮かべる、レオくん。もしかしたら、保護猫カフェにいた時のことを思い出しているのかもしれませんね!この時、ゆあさんはレオくんが「ボクの情報が漏洩してる!」と思ったように見えたのだとか。そんなレオくんの表情を見た人から、たくさんのコメントが集まりました。・名前は変わっても、注ぐ愛情は変わらない!・家族として迎え入れてくれた時を思い出して『幸せ』を実感しているんだね!・『裏アカ』がバレた時の顔だ。ペットたちにとって、家族である飼い主から名前を呼ばれるのは幸せなことでしょう。これからも、ゆあさんとレオくんたちとのほほ笑ましい日常を見せてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月06日ヴイエー ヴァンドーム青山(VA Vendome Aoyama)から、2024年猫の日に向けた新作リング「ブリリニャントカットリング」が登場。“ねこモチーフ”の2024年新作リングヴイエー ヴァンドーム青山の“ねこモチーフ”のアクセサリーコレクション「Me & Cats」から、2024年の新作リング「ブリリニャントカットリング」がお目見え。天然石を愛らしいねこ型にカットした“ブリリニャントカット”が特徴だ。ねこの耳は、機嫌の良い表情をイメージし、正面を向いた大きく丸いフォルムを採用している。黒猫や茶トラ猫をイメージまたリングには、ねこのしま模様とヒゲをイメージした爪をセッティング。裏面に、もう1匹ねこが隠れているのも魅力だ。ラインナップは、エレガントなピンクゴールド×グレームーンストーンをはじめ、イエローゴールドにそれぞれ“茶トラ猫”をイメージしたダイガーズアイと、黒猫のブラック カルセドニーを合わせた全3種を用意する。ねこモチーフのジュエリーを購入すると、キュートな「オリジナルねこポーチ」に入れてくれるのも嬉しい。【詳細】ヴイエー ヴァンドーム 青山「ブリリニャントカットリング」発売日:2024年2月1日(木)取扱店舗:全国のヴイエー ヴァンドーム青山各店舗、公式オンラインストア価格:・K10PG/ グレームーンストーン 53,900円・K10YG/ ダイガーズアイ、K10YG/ ブラックカルセドニー 各52,800円※「ブリリニャントカットリング」1点の購入につき、222(にゃんにゃんにゃん)円が、公益社団法人アニマル・ドネーションへ寄付される。【問い合わせ先】ヴァンドームヤマダTEL:03-3470-4061
2024年02月05日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第206回目は黒白ハチワレ猫のスピーディ(Speedy)さま。いろんな呼び名がある猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.206猫さまの話をもっと聞かせて!スピーディさまは8歳の男性猫さま。<スピーディさまが語ります>僕の住まいは大きな一軒家です。階段もたくさんあるのですが、広すぎて僕にはもてあまします。8歳なので1日のほとんどの時間を眠って過ごし、時々窓の外を眺めます。特に西陽が入る窓からの眺めは最高です。夜は外を少し散歩したりしますが、狩りは疲れるからしません。家は心地いい場所がたくさんあるので、気分を変えながら移動して落ち着く場所を選んでいます。飼い主たちと同じ部屋のソファ、肘掛け椅子、ベッドなどなど…。食欲は旺盛ですよ。飼い主たちが料理を始めるとすぐにキッチンについて行きます。飼い主たちは僕のことを、あまり遊ばずとても怠け者で気まぐれだと言っていますが、そんなこと気にしませんよ。<飼い主から見たスピーディさまとは>我が家ではこれまで何匹か猫を飼っていましたが、こんなに長く飼ったのはスピーディが初めてです。近所には猫嫌いの人がいるから少し注意が必要です。でもスピーディもそれをわかっているのか、猫嫌いの人には決して近づきません。あまり行動的ではない性格もあるのでしょうが…(笑)。あまり遊ばず、とても怠け者で気まぐれです。甘えん坊で彼の頭をかいてあげるととても喜ぶのでよくなぜまわしています。彼は路地裏で生まれた猫です。名前はスピーディですが、私たちは彼を決してそうは呼びません。あまり行動的でもありませんので名前をつけ間違えたのかもしれません。私は「猫」、娘たちは「私の七面鳥」または「私の愛」と呼びます。スピーディがやってきた経緯は、次女の誕生日に、長女が友だちのところから持ち帰りました。それはそれは素晴らしい誕生日プレゼントになりました。スピーディはお腹が空いたときや外出したいときに私に注意を惹きつける方法を知っています。私の足の甲を軽く噛む悪い癖があるんです。でもスピーディが寄り添ってくれると決め、抱きしめる時間は最大の喜びを感じます。彼は私に存在感と安らぎをもたらしてくれるのです。ーー名前をいくつももっているスピーディさまは、どうやら温厚な性格のようですね。家の人がそれぞれ勝手な呼び名で呼んでも、ちゃんと聞いているようで理解しているのです。名前負け?でしょうか!いやきっと小さい頃は行動的な元気な猫でいてほしいとの思いで名付けたのでしょう。でもスピーディはスピーディ!名前を変えることは考えていないとのことでした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年02月04日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第204回目は赤トラサビのラフィア(Rafia)さま。愛情表現が特殊な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.204猫さまの話をもっと聞かせて!ラフィアさまは3歳の女性猫さま。<ラフィアさまが語ります>私たちは人口3000人の村で庭付きの家に住んでいます。ここにはキャットフラップがあるので、望むままに行ったり来たりすることができるんですよ。冬はよく寝てよく食べ、天気がよければ少し外出します。晴れた日が来るとすぐに、外に出ます。私はハンターなので、たくさんのトロフィー(ネズミ、鳥、トカゲ、コウモリ…)を持ち帰ります。夏の夕方は庭の暖かい石の上に横になるのが好きです。私の特別な食事はキャットフードです。普段はキャットフードを食べないのです。おやつはありませんが、ナチュラルヨーグルトのポットの端まで舐めまくるのが大好きです。飼い主が仕事をしているときは隣で寝るのが好きで、特にリビングルームにある羊皮の肘掛け椅子が定位置です。また、近所の他の猫を監視するために2階の窓(庭側)にいることも多いです。不審者が通り過ぎるまでうなり声を上げて威嚇します。お気に入りのおもちゃはひとつも持っていません。そこらにある「目立つ」もので遊び、それを隠すのが得意です。<飼い主から見たラフィアさまとは>ラフィアは私にとっての4匹目の猫です。1匹目は黒猫のオスでした。名前はレオ、当初は飼うつもりは全くありませんでしたが、友人が猫の里親を見つけている間、彼女の手伝いをするつもりで預かりました。しかし、レオを抱っこした瞬間、彼は私を完全に魅了したのです。レオとは10年間一緒でした。バンブーという名前の小さなメスの子は本当にとてもワイルドでしたが、残念ながら私の元に来てすぐに車に轢かれてしまいました。それから、ジプシー!すでに10歳ですが、今は私の父親と一緒に住んでいる、とても優しくてかわいい女性猫です。私が離婚したとき、私は子どもたちのことを考えて、再び猫を迎えるまで3年待ちました。家の購入と新型コロナウイルス感染症による外出制限の後、広告でラフィアを見つけました。私は定期的にテレワークをしているので、猫とまた生活したいと思いました。ラフィアは気まぐれで、とてもかわいいのですが、突然私を噛むことがあります。彼女の存在は私にとってとてもうよいことですが、なぜ彼女が時々私を噛むのかはまだ理解できません(笑)。ラフィアはとても器用で、ドアを開けたりバランス感覚も優れて、遊びながら転がったりします。まるでサーカスの猫のようです!そして自分を理解してもらい、目標を達成するためによく鳴きます。そして偉大なハンターです。夏には畑のニンジンや他のものに隠れて何時間もそこにいて獲物を狙います。彼女が動いたり狩りをしたりすると、アニメ映画『ヒックとドラゴン』のトゥースレスのようにも見えます。ときどき、ラフィアが優しい目をする時は抱きしめたりすることができます(特に食べ物が欲しいとき)。気質的な面はおそらく私と似ています。私は噛みつきませんが(笑)。ラフィアと一緒にいて幸せなひとときは、私がソファに横になるとやって来て私の上に横たわり、ゴロゴロと喉を鳴らす時!それから、かくれんぼ!私がラフィアを見つけ出す15分間、小さな音を立てて私に探してってアピールする姿はとても愛らしいです。ーー過去に3匹の猫さまを飼っていたラフィアさまの飼い主は、離婚や新型コロナウイルス感染症の大変な時期に猫さまの存在が必要だと思ったようです。今まで飼っていた猫さまと全く違った性格のラフィアさまの噛み癖はある種の愛情表現のように思われます。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月28日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第203回目は赤トラのルル(Lulu)さま。見た目も性格もイケメンすぎる猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.203猫さまの話をもっと聞かせて!ルルさまは2歳半の男性猫さま。<ルルさまが語ります>僕たち一家の住まいは、車の通りが少ない道にある小さな庭付きの平屋建て住宅です。家の中には植物がたくさんあるのですが、僕はそれに興味がありません!ミモザの季節に飼い主が飾ってもいたずらしません。飼い主はよく買い物をするので、家には古いフリーマーケットの家具がたくさんあってとても居心地がいいですよ。夏は夜遊びが大好きで、冬は戸棚の中で寝て過ごすことが多く、いつも新しい隠れ場所を見つけています。日中数時間外出し、その後戻ってきて飼い主たちの膝の上に乗ったり、ラジエーターの近くの暖かい場所を陣取ります。屋根裏部屋だけではなく、脱衣所でも眠るのが大好きです。夜は飼い主の隣のベッドで眠ります。毎朝午前6時30分から7時頃に起きて朝食を催促!パテを食べることで1日が始まります。おやつもあって、いつも食欲旺盛です。クリスマスや誕生日には、特別なパテや小さなチーズのおやつを買ってもらいます。そしてときどき、エビが1~2尾登場します。好物はマグロとエビですが、グリュイエールチーズも大好きです。性格はとても貪欲で、とても社交的。とても愛情深く、好奇心旺盛で、まったく野生的ではないとみんなから言われています。<飼い主から見たルルさまとは>私たちはルルの前に猫を飼ったことがありませんでした。25年間住んでいた町を去る事になった時、私の息子は夫に、引っ越ししたら猫を飼うと約束させました。引っ越しから3か月後、ルルが私たちの生活にやって来ました。夫がすべてを調整してくれました。残念なことに、私の夫は翌年癌で亡くなりました。ルルも私の夫の思い出の一部になりました。ルルは保護協会を通じて養子にしました。その時、彼は生後7か月で、他のたくさんの猫と一緒に里親養護施設に住んでいました。息子は生姜猫が欲しかったのでルル選びました。それから私たちはホストファミリーのところに行き、私たちの関係が上手くいくのか確認しました。相性は抜群で、関係は素晴らしくうまくいきました。最も楽しいエピソードは、ルルが我が家に到着した日のことです。最初の夜、彼をあまり怖がらせないように小さな部屋(寝室)に入れるように言われましたが、寝る時間になると、ルルはベッドで静かに私たちを待っていました。それで初日から私たちと一緒に寝る事になったのです。ルルは淡く美しい赤い毛並みをしていて、とても脚が長いです。散歩から帰宅したとき、外のドアの横に立ってドアハンドルを引っ掛けて自分で開けようとします。私たちが長い外出から戻ると、カーペットの上に寝転がって私たちに撫でて欲しいと言います。もちろんルルは私たちの家族の一員です。私はいつも彼と話しています。とても愛情深く、夜、私がソファでうたた寝していると、寄り添って寝てくれます。私たちはいくつかの点で少し似ています。ルルはとても遊び好きで、寝るのが大好きです。もちろん他の猫と同じでしょうけど、それは私と同じです!そして私たちは食べることも大好きです。家の中では、いつも居心地が良くて温かい場所にいます。ルルは私たちに出会えて本当に幸運だと思っているに違いありません。夫が病気で亡くなるまでの間、ルルはこの辛い時期を過ごすためにとても貴重な助けとなりました。ソファで何時間も夫を抱きしめたり、話したりしてくれたのです。それは私を落ち着かせ、私たちの人生を明るくしてくれました。ルルを飼ったことで人生が少し変わりました!ルルが私の元を去る日、痛みをともなわない最後になることを願っています。彼と一緒にいて、彼の道の終わりに寄り添うこと、そして私を彼の記憶の中に連れて行ってくれること、でもそれがすべて可能かどうかはわかりませんが。ーー猫さまは人の気持ちを理解できる生き物だと、今回のお話を聞いて改めて認識しました。最愛の夫を亡くしてもルルさまがいた事によって飼い主の気持ちが未来に向けて喜び希望をもたらしてくれたんだと思います。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月27日カップルが永遠の愛を誓う結婚式は新郎新婦はもちろん、出席するすべての人にとって幸せを感じられるひと時でしょう。ある結婚式の最中に、招待されていないゲストが現れるというハプニングがありました。誓いの言葉を邪魔し始めたのは?2023年12月、カーラ(gatsby.and.daisy)さんとマットさんは屋外で結婚式を挙げました。そのハプニングは、新郎のマットさんが誓いの言葉を読み上げている時に起こります。カーラさんへの愛を込めた言葉を伝える、とても大事な瞬間にもかかわらず、花嫁のサポートをするブライズメイドやゲストたちが笑い始めたのです。この時、カーラさんはなぜみんなが笑っているのか分からなかったそう。その直後、彼女はブライズメイドから、「あそこに猫がいるのよ」と伝えられます。彼女たちのすぐそばで、見知らぬ猫が切り株の上に座って大きな声で鳴いていたのです!@gatsby.and.daisy The cat distrubtion system was working overtime for this one! #cat #weddingtok #catdistributionsystem ♬ Here Comes the Sun - Relaxing Instrumental Musicカーラさんたちが気付くと、猫は静かになって、式は滞りなく進みました。その後、猫はどこかへいなくなったといいます。実はカーラさんとマットさんは超がつくほどの猫好きで、ギャツビーくんという猫を飼っているのだとか。そんな2人が結婚式を邪魔した猫に対して、怒るわけはありませんでした。それから数週間後、式場のスタッフから彼女に「あの猫を保護しました」という連絡がきたのです。式の当日と翌日に探した時は猫は見つかりませんでしたが、数週間後に再び現れたため、式場のスタッフが食べ物をあげて保護したとのこと。猫は動物保護施設でダニや寄生虫の駆除などをした後、カーラさんたちが里親として引き取ることになりました!@gatsby.and.daisy Replying to @Physicsforeal ♬ original sound - Gatsby and Daisyこの一連の出来事には「最高の結婚祝いだね」「これは運命だ」など祝福の声が上がりました。猫はデイジーちゃんと名付けられて、ギャツビーくんとも仲よくなり、楽しく暮らしているそうです。カーラさんたちは、結婚式でデイジーちゃんが現れた時に「これはサインだ」と感じたのだとか。そして、式場のスタッフに「あの猫を引き取りたい」と伝えていたといいます。結婚式に招待されていないのにやってきて邪魔をする人を『ウェディングクラッシャー』と呼びますが、猫好きの人にとってはデイジーちゃんのような『ウェディングクラッシャー』なら大歓迎ですね![文・構成/grape編集部]
2024年01月25日ペットにかわいらしい洋服を着せたいと思う飼い主は少なくないようです。犬や猫が嫌がらなければ、洋服は雨具代わりや冬の防寒対策にもなりますよね。服を着るのを嫌がっていた愛猫が?ドンナ・ムニョス(wedonotownacat)さんの愛猫であるパパ・レグバくんは元野良猫で、洋服を着せられるのが大嫌いなのだとか。そんなパパ・レグバくんは、普段は自由に外に遊びに出かけて行きます。ある日のこと、いつものように外から帰ってきたパパ・レグバくんを見たドンナさんはびっくり。なぜなら、パパ・レグバくんが見たことのないセーターを着ていたからです!クリスマスが近い12月だったからか、パパ・レグバくんが着ていたのはピンク色のクリスマス柄のセーターでした。ドンナさんは、一体誰がパパ・レグバくんにセーターを着せてくれたのか見当もつかなかったそう。すると数日後、パパ・レグバくんが違うセーターを着て帰ってきたのです!今度は青と白のセーターでした。@wedonotownacat Whose litterbox have your paws been in? Mom reports he has never allowed them to put sweaters on him before and just started coming home in them. #cat #catsinsweaters #catsoftiktok #fyp #blackcatsoftiktok #christmaseve #christmassweater ♬ Elf - Main Theme - Geek Musicさらにそれから数日後、パパ・レグバくんがまたもや違うTシャツを着て帰ってきました!ドンナさんが驚いたのは、洋服が嫌いなパパ・レグバくんが大人しく服を着ているということ。パパ・レグバくんは服をプレゼントしている人に、それほど懐いていると思われます。@wedonotownacat Replying to @KDSmiththeWriter #update #catvideo #catupdate #catsoftiktok #catsinsweaters #cat #fyp #blackcatsoftiktok #newyear #viralcatvideo ♬ Funny - Gold-Tigerこれらの投稿は反響を呼び、「猫あるある」など、さまざまなコメントが寄せられました。・とってもかわいいね!この猫には2つの家族がいるに違いない。・爆笑した。私は野良猫を保護して暖房の効いた家やおいしいごはんをあげていたら、半年後、その猫が隣に住んでいることが分かった。・私も同じ。浮気性の猫を飼っているよ。・我が家の猫も『タイムシェア』猫だよ。食事と寝る時以外は近所の高齢者たちの家に行って、たっぷりとかわいがってもらっているんだ。ドンナさんはクリスマスの時期に、近所の人たちにクッキーを配って回ったそうです。その時にパパ・レグバくんの洋服について尋ねましたが、誰も知らなかったといいます。誰なのかは謎のままですが、彼女は誰かが愛猫をかわいがってくれていることが嬉しいのだとか。今日もパパ・レグバくんは、2つの家族の愛情を受けて自由気ままに過ごしているのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2024年01月23日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第202回目は白×トラ模様のティグル(Tigrou)さま。家猫さまと野生猫さまのいいとこどりをしている猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.202猫さまの話をもっと聞かせて!ティグルさまは9歳の男性猫さま。<ティグルさまが語ります>僕たち一家は、田舎の畑に囲まれた敷地にかなり大きな家をもっています。だから、僕はいつでも好きなときに外に出て狩りに行くことができます。寝るのは決まって家の中で、ベッドやソファもたくさんあります。平均的な1日は、夜は外で過ごすことが多く、朝になると鳴いて家に戻ります。食事をいただいてからたっぷり昼寝をし、時々飼い主家族と遊んでいます。飼い主たちと一緒にソファで夜を過ごすこともよくありますが、その後、外に出してとお願いします。時々、朝まで外で遊んで、狩ったネズミ、鳥、トカゲを持ち帰ります。でも本当のお気に入りのおもちゃは、ネズミの付いたワイヤーです。飼い主がそれを振りまわすと、僕はそれに飛びかかるのです。持ち帰りした動物たちは食べたりしませんよ。だって好物の、時たま貰えるベーコン(!)が僕のために準備されているからです。<飼い主から見たティグルさまとは>私が幼い頃、母の同僚のひとりが私の2歳の誕生日に猫をくれました。その猫は白黒の女性猫で、狩りが大好きでした。9年前のある日、彼女は家に帰ってこず、私たちは何が起こったのかわかりませんでした。車に轢かれてしまったのです。悲しみに明け暮れていた時に隣人の女性が、父親が飼っている猫が赤ちゃんを産んだばかりだと教えてくれました。それで私たちは子猫が乳離れするまで待って、隣人にティグルのところへ連れて行ってもらいました。私の弟は彼を見るなり“タイガー”と呼びました。なぜなら、彼の毛皮はまさしくトラのようだったからです。去勢されており、泌尿器の問題を抱えているため、食事には注意が必要です。時々、私たちの食事が終わっていないときでも、彼に適したものを食べられるように準備します。特に鶏肉です。ティグルは私に会えば抱きしめられるだろうとわかっているので、私の部屋で多くの時間を過ごします。もう1箇所は私のハムスターがいる部屋です。ハムスターが彼の興味をそそるからです。ティグルはとても遊び好きで、たとえ見知らぬ人と会っても、接触したがります。彼は内気ではありません。そして、彼はとても穏やかで、愚かなことは決してしない、小さな天使です!ティグルは時にとても貪欲で、少し泥棒することもあります。テーブルの上にパイを放置しておくと、彼はテーブルによじ登ってベーコンを盗もうとすることが多いです。とても高い声で話しかけると、ニャーと鳴き始めます。また、夕方、暗いときに壁の後ろに隠れるのが好きで、私たちが彼の前を通り過ぎるときに怖がらせようとします。私にとってティグルは、たとえ少し太っていても、最も美しい猫です(笑)。彼のコートはいつも滑らかで、抱きしめるのがとても気持ちいいです。ティグルは私のことがとても好きだと思うのですが、なぜ私があまり家にいないの不思議に思っています。今、私は別の場所に住んで学校に通っていて、平日は彼と一緒にいません。彼に会えるのは週末と休暇中だけです。私の勉強はとてもストレスになりますが、週末はティグルと一緒に過ごせてリラックスできるので楽しいです。最も印象に残っているエピソードは、ティグルが一週間失踪した後に戻ってきた日のことです。ティグルが戻ってきた日、私は泣きながら彼を抱きしめ、一緒にいれる現実がとても嬉しかったです。ーーアウトドアや自然が大好きなティグルさまは、飼い主にお土産を持参で朝帰りの日々です。最近は寒すぎるので収穫がなく、外出は控えているようです。外の小さな動物たちが活発になる春が待ち遠しい様子でした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月21日ある日お菓子売り場で「あれもいい」「これもいいな」と決められない息子にしびれをきらした私。すると店員さんが走ってやってくる事態になったのです――。そのワケは……。 子どもたちがハマっていたセリフ娘と息子が家でハマっていたセリフが、「誰かたすけてー」という言葉。わざと布団の間に挟まったふりをしたり、棒にぶら下がったりしては「誰かたすけてー」。それを聞いて、私が「はいはい」と助けに行くのがお決まりの流れでした。 そんな息子を連れて買い物に行ったときのことです。息子がお菓子コーナーの前で、あれこれとお菓子を決められずにいました。選んでは「やっぱりちがう」と別のお菓子を見る息子に、しびれを切らして「もう次に決めたやつにしようね」と言いましたが、案の定息子は「やっぱりあっちがいい」と駄々をこねました。 気持ちに余裕がなくなっていた私は、「もう決めたでしょ!」と息子を抱えて移動しようとしたとき……。 血相を変えて走ってくる店員さん息子がいきなり抱っこされたままのけ反り、大声で「わー! 誰かたすけてー!!」と叫んだのです! 思わずギョッとして、「ちょっと! シッ!」と言いますが、それが楽しいのか再び「誰かたすけてー!!」と叫ぶ息子。 息子の声を聞いて、店員さんが走ってきました。慌てた店員さんに「どうされましたか?」と聞かれ、「すみません、すみません! あの、イヤイヤ期で……」と、誘拐と間違われそうな状況にハラハラしながら説明する羽目になりました。 店員さんが来たことで息子が人見知りを発動し、「ママ、だっこー」と言ってきたのであらぬ疑いはなくなり、店員さんも親子であることを理解してくれました。ただ、他のお客さんの視線も突き刺さり、本当に恥ずかしかったです。息子は遊んでいたつもりでしたが、私としてはとにかく焦った体験談でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/まげよ著者:山口花
2024年01月16日家の中で暮らす猫が安全に遊ぶことができる遊具、キャットタワー。平らな場所だけでなく昇り降りをすることは、猫にとって運動不足やストレスの解消にも効果的といわれます。盲目の猫がキャットタワーから降りると?海外の掲示板『Reddit』ユーザーのrogueShadow13さんはビビちゃんという猫を飼っています。ビビちゃんは目が見えないのですが、キャットタワーに登るのが好きで、自分で降りることができるのだとか。キャットタワーの高い所まで登ったビビちゃんは、助けを借りずにどのようにして降りるのでしょうか。飼い主さんが「感銘を受けた」という、ビビちゃんの奮闘ぶりをご覧ください!Finally got a video of our blind bebe getting herself down from the cat tree. It’s both impressive and hilarious.byu/rogueShadow13 incats前脚や後ろ脚を伸ばして慎重に足場を確認し、順調に降りて行くビビちゃん。しかし途中で、難関が訪れます。その下の足場まで、かなりの高さがあるのです。どんなに脚を伸ばしても届かないことに気付いたビビちゃんは、勇気を出して後ろ脚から降りようとします。すると、前脚だけでぶらーんとぶら下がってしまいました!それでもビビちゃんはその状態からしっかりと着地して、自力でソファまでたどり着いたのです。「盲目のビビがキャットタワーから降りるところをついにビデオに収めた。感動的だし、笑える」とつづられた動画は、猫好きの人たちから反響が上がりました。・それまでは用心深かったのに、全身でぶら下がったところで大笑いした!・たまには思い切った行動も必要だよね。・このビデオを見ている間ずっと、ビビちゃんを応援していたよ!・ビビちゃんに「愛しているよ、あなたを誇りに思うよ」って伝えて!飼い主さんはビビちゃんがぶら下がった瞬間は笑っていますが、最後にソファまでやって来た時は「よくやったね、ビビ」と褒めてあげました。きっと我が子の挑戦をハラハラしながら見守る親のような気持ちだったのでしょう。ビビちゃんは自立心が強い性格なのだとか。飼い主さんはそんなビビちゃんを見て、「目が見えないことをたまに忘れる時がある」とつづっています。万が一ビビちゃんが降りるのに失敗した時のために、キャットタワーの周りにはクッションを置いているそう。そんな優しい飼い主さんに見守られながら、ビビちゃんはこれからもいろいろな挑戦をしていくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月15日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第198回目はサイベリアン雑種のアパッチ(Apache)さま。甘え上手な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.198猫さまの話をもっと聞かせて!アパッチさまは12歳の男性猫さま。<アパッチさまが語ります>僕は明るく居心地の良いアパートメントで、洋服作りに夢中な飼い主家族と一緒に住んでいます。いつも朝は飼い主と同時に起きて、自分のお皿が満たされるのを待ち続けます。それから午後4時ちょうどまで、テレワーク中の飼い主のパートナーに精力的に肩をすり合わせに行きます。それから飼い主のところに行き、抱擁を求め、洋服制作中の生地の間に身を置きます。それから僕は玄関でここの家の子どもの帰りを待ちます。子どもにとって僕は議論の余地のないスターに違いありません。夕方になると、満足するまでサメのように飼い主たちの足の周りを回転し続けます。もちろん夕食の催促です。フレッシュチーズ入りズッキーニのスープが出てくる日は特別感があります。甘え続けると魚やエビなどが出てくることがあるので、僕は甘え上手です。ひとりになって心を落ち着かせたいときは、フェルトの洞窟にこもり、おもちゃに囲まれます。ピンポン球とリボンの羽のどちらを選ぶか迷うところですが。夜は最愛の飼い主の枕に落ち着き、朝まで一緒に眠ります。<飼い主から見たアパッチさまとは>猫に囲まれて育った私は、猫を飼いたいと強く思っていて、パートナーと出会った時から説得し続けていました。ある時、私はバイク事故に遭い、しばらく動けなくなり自宅で療養していました。そんな私の姿を見てからパートナーはもう猫を飼うことに抵抗できなくなったのでした。それから私たちは猫の保護施設を探して、犬と猫と掛け合わせたようなアパッチの性格が目に留まりました。私たちが彼について知っていることは比較的少ないです。生後8か月頃に迷子か捨てられた状態で発見され、保護施設に収容されました。彼は私たちが最終的に出会った保護施設に至るまで、いくつかの保護施設を渡り歩きました。初めて会ったとき、彼は私の膝に飛び乗って首まで登ってきたのです。私たちが彼を引き取ったとき、アパッチは非常に控えめで、とても小さく鳴き、静かに喉を鳴らしました。私たちは、振動を感じて彼が喉を鳴らしていることだけを理解しました。一緒に暮らすようになってから、アパッチが大声で喉を鳴らし始めた瞬間、彼が私たちと一緒にいて本当に快適でくつろいでいるのだと解釈しました。年齢的には、アパッチには腎臓のケアをする必要があります。そのため、彼の食事に合わせてカリカリとウエットフードを組み合わせています。調理した野菜やヨーグルトが添えられることもあります。彼は人間と一緒にいるのが好きな猫です。とても人懐っこく、甘やかされるのが大好きで、特に尻尾の上をブラッシングされたり、優しく撫ぜられたりするのが大好きです。人がするあらゆる愛撫が彼の満足を満たします。彼は私たちと夜を過ごし、来客があればそのかたの膝の上に上り、我が家族との違いを比較しているようです。アパッチはギリシャの神のようで、悪いことを駆除する業者のようです。彼と一緒にいると毎日がより楽しく、快適なものになります。この10年間で私たちがより親密になったせいか、それとも常にお互いの鏡であったのかはわかりませんが、お互いに似たもの同士になりました。思うに、私たちが自分の時間をすべて彼の喜びのために捧げているのに、彼は私たちが無駄なことに取り組みすぎていると考えているようです。彼が目を半分閉じてソファの上で転がっているのを見ると最高に幸せを感じます。ーー自宅兼アトリエになっているアパートメントで、アパッチさまは飼い主の作業中のお手伝いをしています。決して邪魔ではなくひと息つくときにアパッチさまの存在が疲れを癒してくれているようです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月07日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第197回目は親子のトラ猫のココ(Koko)さまとミラベル(Mirabelle)さま。仲良しな母娘猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.197猫さまの話をもっと聞かせて!ココさまは推定4歳ミラベルさまは3歳、ともに女性猫さまです。<ココさまが語ります>私の飼い主はパリ1区の花屋で働いています。私たちの住まいはパリ郊外の古い一軒家風の、日当たりの良いアパルトマンです。庭がありますが、私たちは外に出ません。道路が近く、飛び出し事故の心配があるので気をつけています。朝の始まりは7時頃のごはんから。二度寝をした後、ひなたぼっこをし、野鳥観察、ちょっと母娘でプロレスごっこをして走り回って、また昼寝をしてのんびりと飼い主が帰るのを待ちます。飼い主が帰ってきた時には2匹揃って「ニャァ!ニャァニャ!(おかえりー!ごはん早く!)」とアツい出迎えをします。たとえ先にごはんをもらっていても「わたしたち、まだごはん食べてないわよね~!ミラちゃん?」「うんまだ食べてないね、ママ」とふたりで演技をします。飼い主が「あなたたちはもう食べたんでしょ?」と聞くと、「まだ!食べて…ない…。えっと…」とふたりで顔を見合わせて、ゴニョゴニョと返事の歯切れが悪くなって嘘がバレてしまいます。夕飯を食べた後はちょっとハッスルして走り回って、シャーシャーとふたりで仲良く喧嘩して、再びまったりして、飼い主が寝る前に夜食をちょっと食べます。その後は朝まで熟睡?もしくは特に音を立てることもなく飼い主の枕元でおとなしくしています。食事は『YARRAH』のカリカリと蒸留水が中心です。以前『YARRAH』のパテももらっていた時もありますが、いつもと同じカリカリが大好きです。おやつはありませんが、強いて言うなら季節限定で蜂でしょうか。夏などに開け放った窓から蜂が入ってくると母娘揃って張り切って飛び跳ねて、蜂を捕まえてムシャムシャと食べます。陽の当たるところを上手に見つけて移動しますが、サロンの窓際に2脚並べたスツールの上でのんびりと過ごすことが多いです。それから古い木の脚立の上も大好きです。冬になり寒くなってきてからは窓辺に置いたバスケットの中に敷いたムートンもお気に入りです。おもちゃは胡桃の殻、ワインのコルク、松ぼっくり、姫りんごなどを転がしてよく遊びます。ふたりともマイペースに気ままに遊んでいますが、ときどき、なでしこジャパン顔負け?の見事なドリブル&パスを披露します。<飼い主から見たココさまとミラベルさまとは>動物のいない家庭で育ったので、犬や猫は気になるけどちょっと怖い存在でした。子どもの頃、父と一緒に親戚の家へ行った時、猫を膝に乗せて嬉しそうに猫を撫でている父の姿が印象的で、今思えば猫好きの血は既に引き継いでいたのかもしれません。5年前、結婚してフランスで暮らすようになってから夫が飼っていた先代猫Holy(雌・当時推定12歳)との生活が始まり、それからすっかり猫好きになりました。しかし、約1年後に病気で亡くなってしまったので、私がHolyと一緒に過ごせた時間は短いものでした。特に、後半の半年は何よりもHolyファーストで濃厚な介護の日々でした。大変でしたが、とてもとても愛おしくて今でも私たち夫婦にとって特別な猫です。今回登場した2匹は夫の知り合いのお宅に住み着いたニャンズ母子。ココは夫の知り合いの家に突然住み着き、そのお宅のムッシュに名付けられました。直後、ココは子猫を2匹産みました。ムッシュは当時すでにご病気で寝たきりだったのですが、ココにベッドを譲りご自分は床で眠り、ココが無事に子猫を産んだ数日後にお亡くなりになりました。ムッシュはココのことをとてもかわいがっていて、病床でも「ココがここにいるから大丈夫」と言い、子猫が生まれた時には「なんと素晴らしい!ハッピーだね!」と、とても喜ばれていたそうです。ムッシュが亡くなられた時に夫の友達から「引き取り手を探している子猫が2匹(雄と雌)いるけど飼わない?」と連絡があり、家族として迎えることを決めました。Holyを舌の病気で亡くし、悲しみに明け暮れていたちょうど1年後のことでした。先代猫は夫が一人暮らしをしていた頃、12月の寒い日にひょっこり家に入ってきて住み着いた猫だったこともあり、夫は「また猫がやって来るのを待つ」と言っていたので、ご縁を感じました。ところがその後、結局母猫も行き先がなくて困っているから「ついでにお母さんも一緒にどう?」という話が出たのです。とはいえ、さすがに我が家で3匹飼うことは無理なので、子猫たちが生後8週間経つまで待って、弟猫は亡くなったムッシュと親しかった友人家族の元へ。そして我が家には母娘猫が来ることになりました。ミラベルは8月生まれで、いろいろな呼びかたをされていたのですが、丁度我が家に来ることが決まった日に、夫が植えていたミラベルの種からひょっこりと芽が出ていたので、ひらめきでつけました。日本でいえば、「すももちゃん」でしょうか?ココは推定4歳で子猫を産んだのですが、実は1歳ぐらいだったのでは?と獣医に言われました。ココは女将さん気質でお客さんが来ると、真っ先に愛想良く挨拶します。抱っこされるのは好きではありませんが、名前を呼ぶとスタスタとすぐにやってきて撫でて~と上手に甘えます。愛情深くとても優しい子ですが、娘の躾には厳しく、飼い主の目覚まし係としての責任感にも溢れています。ミラベルはママが大好き。生後1年近く経っても、いつまでも隙あらばママのおっぱいを求め、ココに威嚇されていたほどの甘えん坊で食いしん坊。元々骨太で、今ではもうすっかりココより体が大きくなりましたが、親離れできずにいつでもココにぴったりとくっついています。とても穏やかで、噛んだり爪を立てる事は全くせず、綺麗好きでよく毛繕いをしています。怖がりで人見知りです。興奮した時の目を疑いたくなるような尻尾の太さにミラベルは狸だったのでは?という疑惑も(笑)。ココの特技はピアノ!音楽家の夫はココの奏でた旋律をもとにコラボ曲を作ったこともあります。エリック・サティ風なピアノを弾くのが得意だった先代猫からピアノのセンスを引き継いでいるようです。ミラベルの特技はカリカリの早食い!生まれながらの食いしん坊で、赤ちゃんの頃から弟猫よりちょっと大きかったミラベルはいつでも食欲旺盛です。掃除機の如くあっという間にお皿に入れたカリカリを食べてしまって、ココのお皿からもちゃっかりいただいちゃうので、ココの食べるペースを見ながらミラには一粒一粒手であげます。時々見せる不細工な顔も全てかわいいのですが、ふたりが仲良くぴったりとくっついてスヤスヤと安心して寝ている様子を見るのが愛おしくて一番かわいいなぁと感じます。私のことは、ごはん係、世話係、時にはクッションと思っているようです。ココ&ミラが我が家で暮らすようになって1か月程経った頃、夜中に突然ココが「ニャァニャァ!ニャァニャァ!!」と私たちに強く何か訴えてきました。驚いて飛び起き、様子を見ていたら、どうやらミラベルの姿がなく、「すみませーん!ミラちゃんいないんですけど!ちょっと!ミラちゃんを探してください!!」と言っているようだったので、心配してウロウロするココと一緒にあちらこちら探したら、小さなミラベルがひょっこりとクローゼットの中から出てきて、拍子抜けして大笑いしました。小さな体ながらなんと大きな存在感なのでしょう。純粋で人間よりはるかに賢く、まさにアガペーの愛(無償無限の愛)のありかたを実感させてくれます。トラネコと暮らすようになってから「私も猫になりたい」と言って、私がトラ柄の服を着るようになった事が面白い、と夫談。私にとっては猫の存在そのものが癒し。どんなに疲れていても猫を撫でているだけで、すーっと疲労感を溶かしてくれる魔法使いのようです。そして「子は鎹」と言いますが、猫もまさに夫婦の鎹です。先代猫Holyは半年間の壮絶な介護の末、私たちが留守をしている間にそっと眠るように亡くなっていました。それはまさに命の炎が燃え尽きたような静かなお別れでした。悲しみはとても深くすっぽりと心に穴が空いたようでしたが、それ以上に「Holyありがとう」の感謝の気持ちでいっぱいでした。ココ&ミラともいずれはお別れをする日を迎えることは避けられない事ですが、彼女たちが命を全うするまで穏やかに安心して過ごせるように一緒にいて、その時が来たらしっかり看取ってあげたいです。猫たちを残して私たちが先に逝くわけにはいかないですね。ーーとても仲良しなココさまとミラベルさまの毎日は活気があって、愛情たっぷりの飼い主と心地よい生活をしています。いったんは離れ離れになるかもしれなかった母娘でしたが、ずっと一緒にいられてとても幸せそうでした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月06日「こんなにも人間に恋している猫を見たのは初めて」ある女性がこのようにつづった1本の動画に注目が集まりました。動画をTikTokに投稿したのは、2人の息子さんと3匹の猫と暮らしているルーシー・ハグマン(ruthhagmann)さん。映っているのは息子さんとジニーちゃんという猫が、ソファでくつろいでいる様子です。彼女の息子さんたちは2人とも、3匹の猫たちをとてもかわいがっているのだとか。また猫たちも、彼らにとても懐いているといいます。普段からその仲むつまじい様子を見ているルーシーさんでさえ驚いたという、ジニーちゃんの行動がこちらです。@ruthhagmann i swear ive never seen a cat so in love w a human before #catsoftiktiok ♬ Je te laisserai de mots - noel.smt息子さんの腕に抱かれたジニーちゃんが、彼の胸の上で、ふみふみしているではありませんか。さらに愛おしそうに彼の顔を見つめたり、自分の鼻先を近付けたり、彼の手に顔をすり寄せたりしています。まるでジニーちゃんの全身から息子さんに対する『好き好き大好きオーラ』が放たれているようですね。この動画はルーシーさん同様に多くの人たちの心を温かくしたようです。・本当にかわいらしい。この猫は彼のことを愛しているんだね。・息子さんたちと猫たちは深い絆で結ばれているね。・この惑星でもっとも純粋なもの!それは子供と動物だ!@ruthhagmann A year ago today ❤️ not much has changed between these two #catsoftiktok #onthisday ♬ original sound - Ruthie Hagmann猫が飼い主に対して、ふみふみをするのは、飼い主さんを信頼して甘えている証拠だといわれます。また、猫が目を合わせて顔を近付けるしぐさも、信頼を示す愛情表現の1つなのだそう。ジニーちゃんがこんなにも息子さんにメロメロなのは、彼が同じようにジニーちゃんに愛情を注いでいるからなのでしょう。いつまでも見ていたいと思わされる、幸せな動画ですね![文・構成/grape編集部]
2024年01月04日