世界的大ヒットシリーズの第3弾『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の監督マイケル・ベイと主演のシャイア・ラブーフ、新ヒロインのロージー・ハンティントン=ホワイトリーが来日。7月16日(土)、大阪市内のホテルで記者会見に臨んだ。史上最速となる公開でわずか9日間で全世界で5億ドルを突破し、すでに7億ドル超を稼ぎ出している今回の最新作。トランスフォーマーたちの地球来襲の真実が明かされる。3月11日の東日本大震災発生以降、海外作品、特にハリウッド作品の監督や俳優陣の来日はほとんどなくなっていたが、今回、監督、主演、ヒロインが揃って来日とあって、多くの報道陣が詰めかけた。3人はこの日の深夜に到着したばかりだが、疲れた様子も見せずに笑顔で登場。ベイ監督は「日本には18年前から何度も訪れています。3月11日の震災の際にはニュースを見て心を痛めていました。ですが、日本のみなさんは勇敢で粘り強い方々です。いま福島で頑張ってらっしゃる人々こそが真の英雄です」と被災者、そして危険な作業に従事する作業員を気遣った。シャイアは「まいど!」と開口一番、大阪式の挨拶。本シリーズの世界中での大ヒットについて「(映画の基となった)おもちゃの成功がありますが、80年代生まれの僕らにとっては男モノのバービー人形みたいなものであり、『ジュラシックパーク』や『スターウォーズ』と同様に現実から逃避するのにもってこいの作品だからだと思います」と語った。また、日本の若者たちに向けた、成功をつかむためのアドバイスを求められるとシャイアはひと言「マイケル・ベイの作品に出演することだね」とユーモアたっぷりに回答し会場の笑いを誘っていた。ロージーは、劇中の役柄同様にセクシーな衣裳でナマ美脚を披露!プライベートも含めて2度目の日本となるが「15歳のとき、初めてイギリスを飛び出して訪れたのが日本でした。こうしてもう一度日本に来られて嬉しい」と笑顔で語った。この第3作からの参加となったが「この1年は素晴らしい経験を積めました。違う自分を経験することができ、自分の中でチャレンジ精神も生まれ、いろんな人に会って刺激を受けました」と充実した表情で語った。今回のシリーズ最新作についてシャイアは「現場で腕立てをしたりして、アドレナリンを高めて臨んだ」と作品に注ぎ込んだ並々ならぬ情熱を告白。ベイ監督も「今回はより“ハート”があり、ロボットたちのキャラクターも描かれている。批評家はマイケル・ベイを嫌うけど(笑)、ファンの反応や興行は批評家とは対極の反応を示してるだろう?僕にとってアイドルであるジェームズ・キャメロンが映画を観て『これはエピックだ』と言ってくれたときは本当に嬉しかったよ。批評家なんて…いや、批評家の存在も大事だ(笑)。とにかく、尊敬する人にそういう言葉をいただけて最高だった」と満足げな表情。会見場にそびえ立つ2体の巨大なロボット(バンブルビー&オプティマス プライム)の模型がたいそう気に入ったようで「会見が終わったらこれを買いたいな(笑)」とご機嫌だった。『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は7月29日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3■関連記事:海賊抜き去り開幕No.1『トランスフォーマー』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼントミーガン・フォックス、『トランスフォーマー』最新作降板はスピルバーグの指示だった『トランスフォーマー』のニューヒロインは世界で最もセクシーな女性『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?ジョシュ・デュアメル、東日本大震災被災者救援のチャリティ・ランを企画
2011年07月16日7月29日(金)より日本公開の『トランスフォーマー』シリーズ第3作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』で、前2作のヒロインだったミーガン・フォックスが降板したのは、製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグの指示だったと、監督のマイケル・ベイが明かした。マイケルはアメリカの男性誌「GQ」7月号のインタビューで、ミーガンが撮影現場で心ここにあらずの状態で携帯電話ばかりのぞいていたと話し、「それから、例のヒットラー発言だよ」と、ミーガンが雑誌インタビューでマイケルを「撮影現場の彼はまるでヒットラーみたい」とナチスドイツの独裁者に例えたことを挙げた。この発言がユダヤ人であるスピルバーグの耳に入り、「スティーヴンは『すぐに彼女を降ろせ』と言った」という。「僕は発言に傷つきはしなかった。ミーガンはそういう性格だから。人の気を引こうとして、間違った行動に出てしまうんだ」と言うベイは「悪かったよ、ミーガン。1日12時間も働かせたり、時間厳守をさせたりして。でも映画作りは甘いものじゃないんだ」と皮肉たっぷりに結んだ。シリーズ3作目の降板は自分の意思だと話していたミーガンは、この件に関してコメントを出していない。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3■関連記事:『トランスフォーマー』のニューヒロインは世界で最もセクシーな女性『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?ジョシュ・デュアメル、東日本大震災被災者救援のチャリティ・ランを企画
2011年06月24日7月に全世界で公開予定の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の新ヒロイン、ロージー・ハンティントン=ホワイトリーが、米英の男性誌「MAXIM」が選ぶ“世界で最も美しい女性100人”と、男性誌「FHM」が選ぶ“世界で最もセクシーな女性100人”の第1位に選出され、ロサンゼルスのエデンで開かれた「MAXIM」主催のパーティに、マイケル・ベイ監督と共に出席した。ロージーは1987年イギリスのデヴォン生まれの今年24歳。ヴィクトリアズ・シークレット、ラルフ・ローレン、バーバリー、DKNYなどのトップブランドの広告で活躍してきたモデルだが、今回世界中から集まった500人の候補の中から、ミーガン・フォックスの後を継いで人気シリーズのヒロインに抜擢され、映画デビューを果たした。パーティ会場でロージーは「最も美しい女性のナンバー1に選ばれて光栄です」と喜びを語った。「MAXIM」誌ではキャメロン・ディアスやナタリー・ポートマン、アン・ハサウェイといった並み居る強豪を押しのけて見事1位に躍り出た彼女は、初出演の映画について「『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』への出演は貴重な体験だった。とても楽しかったし、シャイアや監督たちのようなすごい才能を持った人たちと仕事ができるなんて恵まれていたわ。公開が待ちきれないわ」とコメントしている。ベイ監督は新たなヒロインとしてロージーを起用したことを「大成功だった」と手応えを感じている様子。「自然体なところがいい。いままでにいないタイプの女優だよ。自信を持って彼女は素晴らしいと言える」と大絶賛。ロージーは先に北米映画配給会社と興行主向けの映画祭「シネマコン」で明日のスター賞女性部門に選ばれるなど、映画の公開前から大きな注目を集めている期待の新星だ。映画は7月29日(金)日本公開予定。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3■関連記事:『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?ジョシュ・デュアメル、東日本大震災被災者救援のチャリティ・ランを企画
2011年05月17日前作から2年――。様々なマシンが一瞬にして変身(=トランスフォーム)するという日本発のアイディアを基に映画化され、世界中を熱狂させた『トランスフォーマー』の続編『トランスフォーマー/リベンジ』がまもなく、全世界に先駆けてここ日本で公開を迎える。この最新作では、シャイア・ラブーフ扮する主人公のサムが、大学に入学するのだが、その新生活でのルームメイトおよび同級生がラモン・ロドリゲス演じるレオと、イザベル・ルーカス扮するアリスである。『トランスフォーマー』チームに新たに加わった2人に、映画の魅力について語ってもらった。ラモンが演じるレオは、何も知らないままサムとトランスフォーマーを巡る戦いに巻き込まれていくという、やや三枚目的な役柄。満面の笑みを浮かべてこう語った。「マイケル・ベイ(監督)から言われたのは、僕の役は、基本的に観客と同じ視点だということ。トランスフォーマーたちを見て、ごく普通の一般人ならどういった反応をするか?ということを常に考え、動揺を表現しました。特に後半は動揺しっ放しなんだけど(笑)、演じながら僕自身『やり過ぎじゃないのかな?これで大丈夫なの?』って思わなくもなかったけど、そんな迷いを乗り越えて演じきったよ。監督が求めていたのは、まさに“もろさ”だったんです」。一方のイザベル演じるアリスは、愛しのミカエラ(ミーガン・フォックス)と遠距離恋愛中のサムに執拗にアタックする謎めいた美女。「ネタバレしないようにと、きつくお達しを受けているの」と苦笑しつつ「サムにとって彼女は良い存在なのか、悪い存在なのか?どんな意図を持って彼に近づいていくのか?とにかく神秘的に演じてくれ、と監督には言われました。『猫のように』ってね」。物語の前半部分、シャイアを挟んで繰り広げられるコミカルなシーンは非常に印象的だが、どのように作られていったのだろうか?ラモンが監督、シャイアとのやり取りを明かしてくれた。「マイケル・ベイは、あんな大監督なのに、他人のアイディアや意見に対してすごくオープンなんです。キャンパスライフのシーンは、彼のオフィスで読み合わせすることから始めて、シャイアと僕でアドリブでセリフを作っていったんです。脚本家がその場でそのセリフを書きつけて、実際に採用されたりね。大切にしたのは、あくまでも大学でのやり取りでは、レオが主導権を握っているという空気を出すこと。それがないと、後半で主導権を奪われてあたふたするところとのコントラストが見せられないからね」。イザベルは、サムを誘惑するシーンの撮影について、少し恥ずかしそうにこうふり返る。「演じていると、監督が遠くから叫ぶのよ。『もっとセクシーに!もっと、もっと!』って(苦笑)。そういうことを言うところが、マイケル・ベイらしいなって思いました。自分でゆっくり話すように工夫したり、それから監督が『滑るように』って言うので、スムーズに動くことを意識しました。動き以外では、“何かが引っかかるような奇妙な感じ”というのを頭の中で常に考えていたわ」。これに対してラモンは、余裕の表情を浮かべつつ「イザベルは、全然男を誘惑するようなキャラじゃないんだけど、マイケルのすごいところは、そういう演技を引き出してしまうところだよね」と語っていたのだが、そういえば、レオはかなり、放送禁止用語に近い言葉を連発していたけど、あれもアドリブ?と水を向けると…。「あれは全部脚本家のアイディア。僕ら俳優の即興は一切ないよ(笑)!」とのこと。一体どんなセリフかは、映画館でお楽しみに!■関連作品:トランスフォーマー 2007年8月4日より全国にて公開©2006 PARAMOUNT PICTURES AND DREAMWORKS LLC. ALL RIGHTSトランスフォーマー/リベンジ 2009年6月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:前作から“変身(=トランスフォーム)”?シャイア・ラブーフが明かす成長の軌跡『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?【ハリウッドより愛をこめて】クリス・ブラウン、女性保護団体からの脅迫にパニック?ミーガン・フォックス「私はジェニファー・アニストンじゃない!」『トランスフォーマー/リベンジ』特製USBハブを1名様にプレゼント
2009年06月18日