ディオール(Dior)が、ウィメンズのアーティステックディレクター、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)のファーストコレクションとなる2017年春夏コレクションよりアクセサリー「ジャディオール(J'ADIOR)」を発売する。クチュリエの姓を新たに解釈した「J'ADIOR」というフレーズは、コレクションの中でも重要なテーマの一つであり、バッグやパンプスのストラップ、アイウエアのフレームをはじめ、リングやイヤリング、チョーカー、Tシャツなどさまざまなアイテムにあしらわれている。動画引用元:(ディオールオフィシャルYouTube:
2017年02月18日ディオール(Dior)は、メゾン初の女性デザイナーに就任したマリア・グラツィア・キウリによるファーストコレクションにインスピレーションを得た、限定カラーメイクアップコレクションを2016年1月3日(火)から10日(火)まで、伊勢丹新宿本館にて発売する。これに伴い、スペシャルイベントを開催する。マリア・グラツィア・キウリのデビューコレクションは、モノクロームのファッションにディオールのシグネチャーである、星やハートのチャームを鮮やかなカラーで登場し、モダンなフェミニニティが表現された。キウリが発信するフェミニニティにインスパイアされた限定コレクションは、クリスチャン・ディオールが「究極のフェミニニティ」と表したピンクカラーを中心としたラインナップになっている。フェミニニティの象徴「ピンク」色の限定メイクアップ「DIOR」と大きくメゾンロゴの入った「パレット アンテンポレル」は、血色感をプラスするフェイス パウダー。付属のカブキ ブラシでブレンドしさっと肌にのせれば、たちまちナチュラルな赤みを帯びた頬に。目元には、限定アイシャドウ パレット「サンク クルール デザイナー」がオススメ。ピンク系・ライトグリーン系の春らしい5色が揃い、可憐なまなざしを演出してくれる。刻印サービス、17年春コスメ先行販売もまた店頭では、ここでしか行われない限定サービスも実施。先行発売となるディオール 2017年春メイクアップ コレクション「カラー グラデーション」の目玉となる限定アイシャドウ「カラー グラデーション パレット」、または「サンク クルール デザイナー」を購入すると、名前とチャームを刻印してくれる。そのほか、カラーメイクアップが楽しくなる企画が目白押しなので、ぜひ足を運んでみて。【イベント詳細】ディオール カラー チャーム イベント開催期間:2016年1月3日(火)~10日(火)会場:伊勢丹新宿本館1階=ザ・ステージ住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1内容:・伊勢丹新宿店 限定カラー コレクション発売・カラーチャーム デジタルグラフィティーウォール・アイシャドウパレット対象製品購入の方へ限定刻印サービス・ニュールック スプリング2017 先行発売(2017年1月6日全国発売)■伊勢丹新宿店 限定カラー コレクション<伊勢丹新宿店限定&生産数量限定発売>・サンク クルールデザイナー 全2色 各7,600円+税<限定品>・パレット アンテンポレル 7,000円+税<限定品>・ディオール アディクト グロス 全2色 各3,400円+税<限定品>・ディオール ヴェルニ 全2色 各3,000円+税<限定品>【問い合わせ先】パルファン・クリスチャン・ディオールTEL:03-3239-0618
2016年12月30日ディオール(Dior)は、メゾン設立以来初の女性アーティスティック・ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリを迎え、初めてのコレクションとなる2017年春夏ウィメンズコレクションをパリ・ファッション・ウィーク4日目の2016年9月30日(金)に発表した。マリアが選んだ、デビューシーズンのキーワードは「フェンシング」。男性と女性が同じユニフォームを着用する「フェンシング」の特性に、男女の性差を縮めたいという想いを重ね、力強い女性を描き出す。身体を守る「フェンシング」の防具は、フェミニンなアレンジを加えてモードへと昇華。レース&チュールを重ねたベスト型、シャツとマッチさせたワンショルダータイプなどが登場している。刺繍の差し方が美しく、メゾンのアイコン蜂やCDのロゴ、真っ赤なハートなどが随所で顔を出している。また、テーラードは控えめになり、これまで見られなかったカジュアルウェアが投じられている。デニムパンツや「WE SHOULD ALL BE FEMINIS」とメッセージ性の強いTシャツ。そして、ブランドロゴをあしらったブラトップ・ショーツなどはシーズンアイコンの一つとなり、シースルードレスやブラトップにレイヤードされて、ランウェイに登場している。マリアがメゾンへ運んできたもの。ポエティックな刺繍ドレスは、そのわかりやすい例であろう。大小様々なビーズで描かれた、星座やガーデン、海の生き物などのエンブロイダリーは、一日眺めていても飽きないほど繊細で美しい仕上がり。アクセサリーラインには、ブッグ形のクラッチ(ストラップも付けることができる)や「フェンシング」風の新スニーカーを仲間に加え、メゾンの新しいワードローブを生み出している。
2016年10月03日20世紀最高の歌姫(ディーヴァ)、マリア・カラスをはじめ、音楽史に燦然と輝く偉人を世に送り出してきたオペラハウスの最高峰、“ミラノ・スカラ座”。いまなおイタリア・オペラの代名詞的存在として栄華を紡ぐ歌劇場の「全貌」を鮮やかに紐解くアート・ドキュメンタリー『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』が、12月より公開されることになった。240年もの歴史に彩られた、イタリア・オペラの最高峰とされる歌劇場“ミラノ・スカラ座”。ジュゼッペ・ヴェルディ、アルトゥーロ・トスカニーニ、ルキノ・ヴィスコンティといった、数々の偉人たちと切り離しがたく結びついた伝説は長年受け継がれ、今日に至るまで神聖さを保ち続けている。50年代には、ヴィスコンティ演出による『椿姫』で劇場に記録的収益をもたらした、スカラ座屈指のスター、マリア・カラスが生まれ、全盛期を迎える。オペラだけでなく、数多くの人気ダンサーを生み出すバレエ団・バレエ学校を併設するほか、管弦楽団や合唱団の公演も行われ、まさしく「芸術の殿堂」としての名声を欲しいままにする、スカラ座の“すべてに迫る――。本作は、出演者の練習風景や、シーズンを迎える準備に追われるスタッフの様子から、伝説を生み出した歴史的な建物の外部と内部、歌劇場の構造設備を鮮明な映像で紹介するほか、リッカルド・ムーティ、プラシド・ドミンゴ、ロベルト・ボッレなど、スカラ座とゆかりのある著名人のインタビューや貴重なアーカイブ映像で綴られるドキュメンタリー。アカデミー賞外国語映画賞に輝いた『グレート・ビューティー/追憶のローマ』の撮影監督ルカ・ビガッツィによる圧巻の映像美も、大きな見どころの1つだ。指揮者で総監督のダニエル・バレンボイムに、「この劇場は生きている」と言わしめるスカラ座。観客は、いまなお生々しく新たな芸術を育むオペラハウスの“現在”から“過去”を目の当たりにし、時空を超えた歴史の旅へといざなわれていく。オペラ初心者にとっても、格好の歌劇&歌劇場ガイダンスであり、芸術の創造の記録となるだろう。『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』は12月、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月22日ディオール(Dior)の新アーティスティック・ディレクターが、マリア・グラツィア・ キウリ(Maria Grazia Chiuri)に決定。ブランドが創設されてから初めての女性アーティスティック・ディレクターとなる。ヴァレンティノ(VALENTINO)で長期に渡りアクセサリー・デザイナーとして活躍したマリア・グラツィア・ キウリ。2008年からは、ピエール・パオロ・ピッチョーリ(Pier Paolo Piccioli)とともに、クリエイティブディレクターを務めていた。マリア・ グラツィア・キウリは、2016年7月7日(木)にヴァレンティノのクリエイティブディレクターを退任した報道が出たばかり。ディオールでは、オートクチュールとプレタポルテ、アクセサリーコレクションのデザインを担当する予定だ。2015年10月にラフ・シモンズが退任して以来、さまざまな人物の噂が立っていたポストがようやく決定。2016年9月に発表される2017年春夏コレクションでデビューするとされており、高い注目が集まる。
2016年07月11日クリスチャン・ディオール(Christian Dior)は7月8日付で、ウィメンズのアーティステックディレクターにマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)を迎え入れた。彼女は同ブランド初の女性アーティステックディレクターとなり、オートクチュール、プレタポルテ、アクセサリーコレクションを統括する。ベルナール・アルノー(Bernard Arnault/LVMHモエ ヘネシー・ルイ・ヴィトン会長兼CEO)は、「マリア・グラツィア・キウリは国際的にも高い評価を得ており、才能に満ちている。ムッシュ・ディオールによって確立された伝統と格式を、彼女は優美かつモダンな視点で描きだすことだろう」と語る。またマリア・グラツィア・キウリは「ディオールの一員になれることは、非常に光栄なこと。女性らしさを強く表現しているディオールに、初の女性ディレクターとして就任したことには非常に大きな責任があります。ディオールが絶えることなく受け継いできた伝統は、いつの時代においてもファッションインスピレーションの源です。今は、私が思い描くビジョンを表現することをとても楽しみにしています。私に任せてくださったアルノー氏とトレダノ氏に深く感謝しています」とコメントした。ディオールのCEOであるシドニー・トレダノ(Sidney Toledano)は、「彼女が描き出す官能的かつ詩的な要素を備える女性像は、まさにムッシュ・ディオールのようだ。その卓越したクチュリエとしての技術や、クラフトマンシップへの深い造詣は、私達ディオールと素晴らしいハーモニーを奏でることだろう」とコメントしている。マリア・グラツィア・キウリがアーティステックディレクターに就任して初のコレクションを今年のパリコレクション期間9月30日にパリにて発表される。
2016年07月09日女優として輝き続けるために、葛藤するマリア・エンダースの姿を通して、ひとりの女の壮絶な生き様を描いた『アクトレス~女たちの舞台~』。業界の裏話を盛り込みつつ、華やかなだけではない女優たちの素顔を映し出しています。演じることへの苦悩、歳をとること、若手の台頭といった恐怖にどう立ち向かうかも丁寧に描写していき、女優、女そして、もっと突き詰めて、人間の本質に迫っていくのです。女優である主人公マリアを通して、オリヴィエ・アサイヤス監督は何を描きたかったのでしょう。来日した監督にお話を伺いました。今回は、その内容をたっぷりご紹介します。――仕事仲間としてではなく、作品のテーマのひとつとして女優に興味を持った理由、きっかけは?「女優の中に働いているものに興味を感じるんです。人間的なもの、より普遍的なものが女優だと思います。人間的なものが女性的なのではなく、人間的なものは普遍的であり、それは女優の中に見出されるものなのではないかと。これはジュリエットのための作品ということではなく、人生を出発点として、女優を主人公にした作品をつくるにあたり、ヒロインのマリアにジュリエット・ビノシュを使いたいと思ったのです。彼女とは長い付き合い。だからこそ、この映画のように“時間”をテーマにした作品を作ることができたと思います」――配役も面白いですね。特にスキャンダル報道の多いクリステン・スチュワートが、スキャンダル女優の話をする場面が面白かったです。キャスティングにはどのようなこだわりがあったのでしょうか。「クリステンは初めからエージェントのヴァレンティン役をやってもらおうと思い、私からオファーしました。スターを探していたわけではなくて、アメリカの若い女優で、存在感のある女優を探していました。彼女はあの世代の女優では抜きん出ていると思います。小さな役ではありましたが、ショーン・ペン監督の『イントゥ・ザ・ワイルド』の時から存在感を示していましたし、ユニークな存在感のある稀有な女優だと思っていました。ハリウッド映画に出ている彼女にとってインディペンデントな映画はリスクかもしれませんが、彼女の女優としての未来が少しだけ変わるような、今までの映画では与えられなかったものを与えてあげられるのではないか、と思いました」――映像世界と現実、真実と嘘、表と裏の境界線がなくなるような世界に生きる女優たち。ときに、役と自分の境界線もあいまいになり不安定になることもあるように描かれていましたが、そこまで献身的なマリアのような女優をどう感じているのでしょうか。「現実に女優はそういう世界に生きていると思います。俳優にとって自分が演じる役と自分を同一視しないでいることは難しいのです。同一視という言葉が適切じゃないとすれば、女優は自分が演じる登場人物と自分を重ね合わせていると思います。そして、それを人生の一定時期に行い、そのように自分自身の二重化が起こる、二つの生を生きることになります。それはマリアだけではなく、芸術に携わる全ての女性の姿ではないでしょうか?」――役を演じるに当たり、追い詰められる女優たちも側で観て来たと思いますが、監督は揺れ動く女優たちにどう寄り添うべきだと思うのでしょうか。「私の場合、そのような問題に直面したことがありません。女優にしても、役になりきるまでの道があって、それを辿ってこなければ役になれませんが、その仕事は映画の撮影が始まる前に俳優が自立した形で行っていきます。撮影が始まった時に俳優たちは自分自身が演じなければならない役と和解していて、調和的な関係を持っています。そこで、映画作家の仕事は俳優たちに自信を与えることです。それは映画作家が俳優に投げかける視線の質に関わってくるでしょう。女優であっても男優であっても映画作家の視線が、要求が高いものであることが重要です。映画作家の側から要求の高い視線が送られるということは、逆に自分たちが冒しているリスクは価値があるものだ、やる甲斐がある、という、安心させるものになるからです。映画作家は何よりも作品の最初の観客ですから」――対峙する大女優と若手女優の2人には、インスピレーション源となる存在がいたのでしょうか。「この映画は、ジュリエット・ビノシュからインスピレーションを与えられて作った作品ですから、ジュリエットが全てのインスピレーション源です。映画に出てくるすべてのものがジュリエット・ビノシュによって照らし出されている。すべてがジュリエットとの関係によって成立しています。すなわちジュリエット・ビノシュ以外の女性はすべて彼女の投影であり、彼女の演じているマリアの若い時の反映になっています」――女優とは監督にとって、どんな存在なのですか?「女優とは私にとって、人間的なもので、理解する知性があり、そしてそれを心の中で再現できる人。そしてカメラ映りの良さ、カメラとの関係が神秘的であることだと思います」(text:June Makiguchi)■関連作品:アクトレス~女たちの舞台~ 2015年10月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2014 CG CINEMA - PALLAS FILM - CAB PRODUCTIONS - VORTEX SUTRA - ARTE France Cinema – ZDF/ARTE - ORANGE STUDIO - RTS RADIO TELEVISION SUISSE – SRG SSR
2015年10月22日チャイナタウンのサウス・ブリッジ・ロードで一際目を引く建物が、シンガポール最古のヒンズー教寺院「Sri Mariamman Temple(スリ・マリアマン寺院)」だ。カラフルなゲートとお香の匂いの漂う境内で、遠くインドへの思いをはせてみては?秋の奇祭にも注目!カラフルな外観が目を引く国内最古の寺院チャイナタウンを散策していると、神や人々、動物があしらわれた15メートルもの高さのカラフルなゴプラム(ゲートタワー)が目に入る。そこは、シンガポール国内最古のヒンズー教寺院、スリ・マリアマン寺院だ。1827年に完成したこの寺院の創設者は、ラッフルズ卿がシンガポールに上陸した際にこの地に訪れた南インドの商人と言われている。19世紀までスリ・マリアマン寺院付近にはインド人が多く住み、絶え間なく参拝者が訪れた。現在でも一日2回のお祈りの時間には、ヒンズー教徒が熱心に祈りを捧げている様子を見ることができる。もともとは伝染病や病気を治す女神マリアマンが祭られるこの寺院だが、植民地時代には祈りの場としての役割以外にも、ヒンズー教徒の地域コミュニティの拠点として活用されていた。司祭のみがヒンズー教徒の結婚式を執り行う権限を持っていた時代には、結婚登録所としての役割も担っていたと言う。無料で公開される開かれた寺院スリ・マリアマン寺院には、ヒンズー教徒でなくても自由に中を見学することができる。門の前で靴を脱ぎ一歩足を踏み入れると、そこは別世界。外界の喧騒が嘘のような静けさと、お香の匂いに包まれながら、祈りを捧げる人々の姿は、荘厳そのもの。寺院内の見学自体は無料だが、カメラ撮影にはS$3、ビデオ撮影にはS$6を別途支払わなければならないので注意。火渡りの祭り「ティミティ」毎年10月から11月頃に、南インドを起源とする火渡りの祭り「ティミティ」が執り行われる。女神が純潔さを証明するために、炭の上を裸足で歩いたという叙事詩が基となるこの儀式。16歳以上の男性信者は、何週間も前から野菜のみを食べ、身体を浄化した状態でこの儀式に挑む。祈りを捧げ、無の境地に達した信者たちは、約6メートルの長さに敷き詰められた熱された炭の上を、寺院の長に続いて歩く。この儀式によって、神の御加護を受ける事ができるとされている。彼らの衣装に多く取り入れられる「黄色」は、「純粋」「精錬」などという意味を持つ色。祭りの見学の際は、ぜひ黄色を身にまとってお祝いしよう。2015年のティミティは、11月1日を予定している。Sri Mariamman Temple(スリ・マリアマン寺院)・住所:244 South Bridge Road, Singapore 058793・営業時間:7:00-12:00 18:00-21: 00(毎日)・電話:+65 6223 4064・入場料金:無料(カメラ撮影はS$3、ビデオ撮影はS$6)・アクセス方法:MRT Chinatown駅(NE4/DT19)から徒歩8分©All photos to Singapore Tourism Board
2015年09月08日ジュリエット・ビノシュ主演最新映画『アクトレス~女たちの舞台~』が、10月24日より公開される。クリスティン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツら最旬の女優たちとの競演、シャネル(CHANEL)の華やかな衣装に注目が集まる。『アクトレス~女たちの舞台~』は、スイスの景勝地シルスマリアを舞台に、きらびやかな世界で生きる大女優の孤独と葛藤を、特別協力のシャネルの衣装やクラシック音楽とともに華やかに描き出した。本作は、2014年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されて賞賛を浴び、クリステン・スチュワートがアメリカ人として初のセザール賞最優秀助演女優賞を受賞するなど、世界的な注目を集めている。本作には、今最も熱い注目を浴びる女優たちが配役された。主人公の大女優マリア役を演ずるのは『トスカーナの贋作』のジュリエット・ビノシュ。またマリアの忠実なマネージャーのヴァレンティーヌ役には『トワイライト』のクリステン・スチュワートを、マリアを脅かす若手ハリウッド女優ジョアン役には『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツを迎えた。今回解禁されたポスタービジュアルでは、シャネルの黒い衣装を身に着けたビノシュが大女優の貫録を示した。本作は、6月26日から開催されるフランス映画祭2015に出品されることでも話題になっているが、本映画祭に合わせて、監督のオリヴィエ・アサイヤスが久々に来日する予定となっており、一層の注目を集めている。『アクトレス~女たちの舞台~』は、10月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。
2015年06月26日先日、結婚25周年にして妻のマリア・シュライヴァーとの別居を発表したアーノルド・シュワルツェネッガーだが、隠し子の存在を打ち明けたのが破局の理由だったことが明らかになった。「ロサンゼルス・タイムズ」紙によると、シュワルツェネッガーは20年もの間、同家の家政婦を務め、今年1月に職を退いた女性との間に10年以上前に一児をもうけたことを認め、「知事職を離れ、妻に10年以上前に起きた出来事を話した。家族や友人の私に対する怒りや失望を理解し、甘んじて受ける。みんなを傷つけてしまったすべての責任を取る。マリアと子供たち、私の家族に謝罪した。本当にすまないと思っている」とコメントした。シュワルツェネッガー夫妻には14歳から21歳までの子供が4人いる。家族についてシュワルツェネッガーは「つらい時期を過ごしている妻と子供のプライバシーを守ってほしい。私自身はこの件で注目され、批判されて当然だが、家族は違う」と語り、メディアに対して配慮を求めている。夫の突然の告白を受けてマリアも「とてもつらく胸がかきむしられます」と沈黙を破った。「母親として、子供たちのことが心配です。子供たちと私が立ち直るまで、プライバシーを尊重していただけるようお願いします。その日が来るまで、コメントは出しません」と声明を発表している。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:エクスペンダブルズ 2010年10月16日より全国にて公開© 2010 ALTA VISTA PRODUCTIONS, INC■関連記事:アーノルド・シュワルツェネッガー、25年間連れ添った夫人と別居へ第14回ハリウッド・アワード授賞式に新旧ハリウッド・スターが勢ぞろい!ブルース・ウィリス主演作の晴れ舞台に盟友スタローン&J・フォスターも登場スタローン&ドルフがおしゃれイズム出演!「一番怖いものは…」アクション界のスターたちが競演『エクスペンダブルズ』試写会に10組20名様ご招待
2011年05月18日マーロン・ブランドと共演した『ラストタンゴ・イン・パリ』で知られるフランスの女優、マリア・シュナイダーが3日朝、がんのためパリの病院で亡くなった。享年58。俳優のダニエル・ジェランの娘でもあるシュナイダーは10代で映画に初出演、デビュー4作目でベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラストタンゴ・イン・パリ』に出演、ブランドとの過激なラブシーンが話題を呼び、一躍有名になった。その後ドラッグに溺れ、自殺未遂を繰り返したが、80年代に入ると更正。女優として活動を続けたが、ヌードになる役は避け続けた。出演作にミケランジェロ・アントニオーニ監督、ジャック・ニコルソン共演の『さすらいの二人』、シリル・コラール監督・主演の『野性の夜』、日本映画『ヨーロッパ特急』などがある。遺作は2008年、ジョジアーヌ・バラスコ監督の『Cliente』(原題)。所属事務所によるとシュナイダーの闘病生活は長年にわたっていたという。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO
2011年02月04日