シャープは10月16日、重さ2.9kgでコンパクトなキャニスター型のサイクロン式掃除機「EC-PX700」を発表した。発売は10月22日で、価格はオープン。推定市場価格は税別40,000円前後。9月に発売したキャニスター型掃除機「EC-VX700」と「EC-LX700」と同様、従来のサイクロン部の周囲に8つの小型サイクロンを配置した「パラレルフローサイクロン」を採用。内と外の2段階のサイクロンで、微細なゴミを99.9%以上遠心分離できるため、ダストカップ上部のプリーツフィルターが不要になり、手入れの手間を省ける。ダストカップ内の満量ラインまでゴミがたまっても、99%風量が持続する。本体後部にある取り外し可能なフィルターは、約2年半掃除しなくても良い。汚れやすいダストカップとサイクロン部は、まるごと水洗い可能だ。さらに、ダストカップ内にプラズマクラスターを放出する機能も持つ。本体サイズはW215×D350×H229mm、本体重量は2.9kg。ダストカップ容量は0.25L。吸込仕事率は210~約40W。電源コードの長さは5m。カラーはピンク系。
2015年10月17日エレクトロラックス・ジャパンは10月15日、サイクロン式スティック型掃除機「ergopower LiTHIUM(エルゴパワー・リチウム)」の新モデルとして、「ZB5022」を発表した。発売は10月23日で、価格はオープン。ZB5022は、最長約60分連続で運転できるパワフルさを引き継ぎつつ、吸引力をさらに強化したコードレス掃除機。「トライアングル・パワーノズル」を新たに採用したことで、空気の流れと吸引力のバランスを最適化。これにより、フローリングで98%、カーペットで66%というゴミ除去率を実現した。カーペットは従来60%だったが、6%アップしている。ヘッドのホイールを大きくした「ラージ・ホイール」によって、カーペットなどを掃除している際にもヘッドが沈みにくくなり、よりスムーズな動きが可能となった。本体サイズはW260×D160×H1,090mm。重量は3kg。ダストカップ容量は0.8L。約4時間でフル充電され、ノーマルモードでは60分、パワーモードでは27分、ブースターモードでは15分の連続運転が可能だ。カラーはタングステン。
2015年10月16日サンコーは、耳に差し込んで耳垢を安全に除去できる電動式の耳掃除機「痛くない! USB吸引式イヤークリーナー」を発売した。直販サイト「サンコーレアモノショップ」での価格は1,280円(税込)。同製品はハンディサイズの耳掃除機。ピストル型の握りやすい形状をしており、先端には着脱可能なシリコン製のノズルを搭載。本体のスイッチを入れて、このシリコンノズルを耳に差し込むだけで、耳垢を自動的に吸引してくれる。綿棒や耳かきのように、耳垢を奥に押し込む心配もなく、痛みも感じにくいのが特徴。使用後は先端カバーをはずして、中のゴミを捨てるだけ。取り外した先端は水洗いも可能だ。基本的にはUSB給電で動作するが、単3形電池×2本を使ったコードレスでも利用できる。サイズはW110×D50×H125mm。重さは148g。耳に直接触れるシリコンキャップは、予備も含めて8個付属する。
2015年10月15日「アーチ干し」。耳慣れないかもしれませんが、洗濯物ハンガーでの干し方の基本はコレ。洗濯物の長短を踏まえて、バランスよく交互につるす干し方です。適当に干す人も多いと思いますが、これを意識するのとしないのとでは風の通りに違いが生まれます。実際に試してみたので確認してみてください。○適当に干すと風の状態はどうなるのか?最初に、風通しのことを意識せず「長いものを真ん中にする」干し方で試して見たいと思います (けっこうこのような干し方をしている人は多いと思います)。大きなバスタオルを洗濯物ハンガーの中心につるし、扇風機で風を送ってみます。実際に屋外で洗濯物を干した場合と条件は異なりますが、ここでは実験ということでご了承ください。写真ではわからないかもしれないのですが……真ん中のバスタオルが山脈のような壁となり、洗濯物に対する風の当たり方に偏りが生じました (バスタオルの左右どちらか一方は風がよく通るのですが、反対側はほとんど風が通らないという状態になりました)。動画だとよくわかります。○「アーチ干し」を意識して干すとどうなるのか?続いて、洗濯物の長短を考慮して交互に洗濯物ハンガーにつるし、バランスよく「アーチ干し」にし、扇風機で風を送ってみました。やはり写真だとわかりにくかもしれませんが、洗濯物ハンガーにつるした洗濯物に対して、比較的まんべんなく風が当たっているのがわかります。こちらも動画で確認してみてください。プロに聞いた - 風通し重視! 早く乾かすための洗濯ハンガーでの干し方当然ながら風通しは洗濯物の乾きの早さを左右する大事な要素ですので、参考にしてみてください。○教えてくれたのは……田辺明敏さん田辺クリーニング 二代目店主。クリーニング一筋30年以上。専用の工場もあり、技術に定評がある埼玉県のクリーニング店を経営。地元商工会の洗濯講座などのセミナー講師も担当している。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年10月14日seven dreamers laboratories(以下、セブンドリーマーズ)とパナソニック、大和ハウス工業は10月7日、全自動洗濯物折り畳み機「laundroid(ランドロイド)」の共同開発を開始したと発表した。2016年度中の先行予約販売を目指す。ランドロイドは、セブンドリーマーズが約10年の歳月をかけて開発してきた全自動洗濯物折り畳み機。洗濯物を折り畳んでくれる世界初のロボットだ。工場のオートメーション化で培った画像解析技術とロボティクス技術によって、衣類が何であるかを認識し、洗濯物の折り畳み自動化を実現した。セブンドリーマーズは、パナソニックの先進的な洗濯乾燥機の技術と家電製品開発力、大和ハウス工業の展開する住宅事業および医療・介護施設事業の実績を融合した共同開発を行っていくことで、早期の実用化を目指す。技術開発だけでなく、グローバルな事業展開を推進していくという。10月7日から千葉県の幕張メッセにて開催中の「CEATEC JAPAN 2015」の「セブンドリーマーズ ラボラトリーズ」ブースでコンセプトモデルを展示、実演デモを行っている。マイナビニュース 家電fanでも追って詳細レポートを掲載する予定だ。
2015年10月08日舞台の真ん中に設置された丸型のガラス窓が、ドラム式洗濯機の丸いガラスの扉や宇宙船のハッチになり、時計に変わる。そして、平面に映し出された映像の階段を、舞台上の俳優が上っていく。いまのCG技術ではどんな壮大な映像にも驚きはないけれど、これが実際に生の舞台の上で繰り広げられているとわかれば、そのすごさは伝わるだろうか。これはどちらも、カナダ人演出家、ロベール・ルパージュの舞台のワンシーン。このルパージュとは、同じケベックで生まれたシルク・ド・ソレイユや、ニューヨークのメトロポリタンオペラなども手掛ける人気演出家。“映像の魔術師”という異名があるとおり、その舞台は映像や照明などを駆使したもの。舞台に映像を使うのは珍しくないけれど、それが単なる風景ではなく、俳優の動きと連動して、不思議な世界を目の前で見せてくれるのだ。そのひとつひとつの場面は美しく、それだけでアートのよう。そんな映像のマジックに驚いているうちに、気づけばルパージュが広げた“想像力”という名前のファンタジックで自由な世界に放り込まれているのだ。そのルパージュの舞台が、4年ぶりに日本で上演される。今回来日する作品『Needles and Opium 針とアヘン~マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影~』は、世界中から上演のオファーが引きも切らない彼の代表作のひとつ。なんと今回は、最新技術を用いた二人芝居として、ルパージュ自身が再構築した完全リニューアル版。このタイトルにある針とは、ヘロイン中毒で苦しんだジャズトランペッター、マイルス・デイヴィスを示唆したもの。そしてアヘンは、一時期アヘン中毒に陥ったことのある詩人で劇作家のジャン・コクトー。失意のどん底でパリを訪れた男が、マイルスの音楽とコクトーの言葉とが行き交う幻惑の世界に誘われていく物語だ。観客はただ、劇場で繰り広げられる世界に身を委ねていればいい。劇場の遥か向こうにあるファンタジーの世界へと自然と導かれていくはずだから。■『Needles and Opium 針とアヘン~マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影~』10月9日(金)~12日(月)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作・演出/ロベール・ルパージュS席7500円SA席7000円SB席7000円A席5500円(すべて税込み)世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL:03・5432・1515(10:00~19:00)※『anan』2015年10月7日号より。文・望月リサ
2015年10月05日パナソニックは29日、ふとん掃除機「MC-DF500G」を発表した。ふとん掃除機としては初めて紙パック式を採用している。発売は11月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別30,000円前後。MC-DF500Gは、独自技術「ハウスダスト発見センサー」を搭載したふとん掃除機。約20μmのハウスダストを検知できる。本体にランプが付いており、ハウスダストを検知すると赤く点灯する。集じん方式は紙パック式で、ごみ捨ての際にハウスダストが舞い上がることを防止する。本体には新開発のハイパワーモーターを搭載した「スムースパワーノズル」と、後方の先端を鋭角にしたローラー付きの「スムースエッジ」形状を採用。モーターでブラシを高速回転させ、ローラーで掃除機を後ろに引くときの抵抗を減らすことにより、軽く操作できる。本体裏面には、薄いシーツの上などからふとんを押さえて均一に吸い込む「スムースプレス」を装備。加えて、ふとんの上を軽くたたいて本体を動きやすくする「スムース回転ローラー」を搭載している。主な仕様は、集じん容量が0.35L、コード長が5m、本体サイズがW292×D364×H172mm、重量が2.0kgとなっている。カラーはシルバーとピンクの2種類。
2015年09月30日パナソニックは9月29日、「Jコンセプト」ブランドの紙パック式掃除機「MC-JP510J」を発表した。発売は11月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は55,000円前後(税別)。MC-JP510は、2014年9月に発表した「MC-JP500G」の後継機種。軽量コンパクトを特徴とした紙パック式の掃除機で、キャニスター型の掃除機としては世界最軽量の2.0kg(本体のみ、パナソニック調べ)を実現している。軽量化は、PPFRP(PP繊維強化樹脂)製のボディや、アルミ素材を使用したモーターの採用によって実現。本体だけでなく、ノズルや延長管、ホースなども、軽量コンパクトな「マジ軽アタッチメント」が採用されている。MC-JP500Gからのおもな変更点は、「マジ軽ホース」の採用。ホースの内径をMC-JP500Gよりも約2mm細くした36mmとすることで、柔軟性をアップ。取り回しの負担を減らしている。ノズルは、ネオジウムマグネットを用いた「小型軽量パワーノズル」だ。家具の隙間など狭い場所の掃除を行うのに便利な「親子ノズル」も搭載されている。ノズルの先端には、導光板付きのLEDライトを装備。また、ハウスダストを検地してランプで知らせる「ハウスダスト発見センサー」も採用されている。本体サイズはW192×D383×H191mm。消費電力は850~約380Wで、吸い込み仕事率は300~約100Wだ。動作時の騒音は、59~約57dBとなっている。
2015年09月29日シャープは9月18日、業務用清掃機器などを手がけるアマノに向け商業施設や工場などの床面を自動清掃する自律走行式業務用ロボット掃除機「RcDC」を製品化したと発表した。同ロボットはアマノより9月28日に発売されることとなる。同ロボットでは、手動運転によって清掃エリアの広さや形状をセンサーで計測することで、設定した清掃エリアを最適な経路で塗りつぶすように自動で走行し、清掃作業を行う。自動運転時は搭載の各種センサーによって障害物などを回避する。また、音声案内装置やドライブレコーダーなど、安心して利用するための装備を搭載している。価格は180万円(税別)で、アマノは年間300台の販売を目指すとしている。
2015年09月18日三菱重工業は9月16日、ボーイング787型機用の複合材主翼の増産に向けて下関造船所(山口県下関市)で進めてきた航空機工場建物の拡張工事を完成させ、竣工式を開催した。同工事はボーイングが787の生産機数を現状の月産10機から今後14機に拡大することに対応するものとなっている。三菱重工業は9月16日、ボーイング787型機用の複合材主翼の増産に向けて下関造船所(山口県下関市)で進めてきた航空機工場建物の拡張工事を完成させ、竣工式を開催した。同工事はボーイングが787の生産機数を現状の月産10機から今後14機に拡大することに対応するものとなっている。今回の拡張工事は、2006年から下関造船所の大和町工場内にある航空機工場で稼働している主翼に組み込まれる補強用部材のストリンガー(縦通材)の生産設備の能力増強を図ったもの。複合材を積層した後に高温高圧で焼き固めるオートクレーブ(複合材硬化炉)や部品加工用の切断装置などを順次稼働させていく予定となっている。この航空機工場で生産されたストリンガーは、名古屋航空宇宙システム製作所の大江工場(名古屋市港区)に輸送され、これらを取り付けて主翼構造体を組み立て、ボーイング社に出荷する。現在、大江工場の増産準備も順調に進められている。同社は787の複合材主翼の生産を当初より担当し、2007年5月に初出荷して以来、生産は順調に推移しているという。今後も同社は787向けの生産能力増強・高品質の複合材主翼の供給を通じて同プロジェクトの一翼を担い、民間航空機事業の拡大につなげていくとしている。
2015年09月17日ワイシャツの襟袖汚れは洗濯機だけではキレイにならない洗濯物の代表格。この汚れを落とす方法はいくつかありますが、家庭にある身近なアイテムを使ってキレイにする方法を紹介しましょう。○中性洗剤がオススメ特に男性のワイシャツの襟袖汚れは、食器洗い用の中性洗剤を使ってブラシでこすってから洗濯すると、比較的キレイになるようです。今回用意するもの食器洗い用の中性洗剤酸素系漂白剤ブラシ (柔らかめのもの)洗面器お湯ちなみにブラシはダイソーで購入したもの。ちょっとググると「こすったらダメ」とか「メイク落とし用のクレンジングオイルが有効」とか「部分洗い用の洗濯石けんがいい」といった情報を見つけることができますが、実際に試してみると、これらのアイテムの中では食器洗い用の中性洗剤が最も汚れが落ちるという結果となりました。○実際に試してみたワイシャツの洗う前の状態。このワイシャツの襟に中性洗剤をつけて、ブラシでこすったところ。かなりキレイになりました。○やり方最初に中性洗剤とブラシで洗濯前の下準備をします。襟の汚れを落とす場合、ブラシで左右両方向からこするようにすると、ブラシが繊維の奥まで届いて汚れが落ちやすくなります。ブラシでこすったら、洗面器にお湯と酸素系漂白剤を水量に応じて適量入れ (説明書をきちんとご確認ください) ます。ちなみに、ここでは洗濯物に黄ばみが出ているので漂白する方法を紹介するのですが、中性洗剤でこすってみて汚れが落ちればそのまま洗濯しても問題ないですし、汚れが残っていた場合、部分洗い専用の石けんなどでこすって洗濯すればいいでしょう。漂白剤を混ぜた洗面器のお湯にワイシャツつけ込んで、しばらく時間をおきます (1~2時間が目安)。お湯はすぐに冷めてしまうので、温度はちょっと高めの50℃にしてつけ置きするのがオススメです。なお、ブラシでこすると「ワイシャツの傷みが早まるのでは……」と心配する人もいると思いますが、堅いブラシでゴシゴシこするのではなく、使い古したハブラシなど、人体にも優しいアイテムを使うとさほど洗濯物が傷まないのでオススメだそうです。写真のようなアクリル系のスポンジがおすすめです (100円ショップで入手できます)。ワイシャツの襟袖汚れは中性洗剤を使うとよく落ちるっぽい○教えてくれたのは……田辺明敏さん田辺クリーニング 二代目店主。クリーニング一筋30年以上。専用の工場もあり、技術に定評がある埼玉県のクリーニング店を経営。地元商工会の洗濯講座などのセミナー講師も担当している。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年09月10日●シンプルで美しいデザインの洗濯機パナソニックは9月9日、ななめドラム洗濯機の新シリーズ「Cuble(キューブル)」を発表した。同日に開催された新製品発表会には、パナソニック アプライアンス社の原昭一郎氏や、同社で洗濯機を担当する西村淳吾氏が登壇。ゲストとして、パナソニックのイメージキャラクターを務める俳優の西島秀俊さんも登場した。○「ふだんプレミアム」Cubleは、ななめ10度のドラム槽を採用した「ななめドラム洗濯機」の新シリーズ。新たに、水平・垂直の本体形状「キュービックフォルム」を採用している。投入口の面積を138%に拡大するなど、デザインだけでなく使い勝手の向上も図った製品だ。詳細についてはこちらの記事を参照のこと。今回、Cubleというプロダクトだけでなく、パナソニックは「ふだんプレミアム」というコミュニケーションテーマも発表。家電としての機能だけでなく、インテリアにマッチする空間価値も重視し、「感性に響く家電」を提案していく。○進化を遂げてきたななめドラム洗濯機発表会には、パナソニック アプライアンス社 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 副本部長 原昭一郎氏が登壇し、パナソニックのななめドラム洗濯機の進化や、今後の目標について語った。原氏によれば、2003年に世界初の「30°ななめドラム」洗濯機を発売して以来、パナソニックのななめドラム洗濯機はさまざまな進化を遂げてきた。累計販売台数は300万台になるという。ドラム式洗濯機の購入意向と満足度を調査したところ、約54%の人が「ドラム」の購入意向があると回答し、満足度についても約95%という結果になった。これを踏まえ、洗濯機としての機能価値を持ったうえで、インテリアにマッチするなど空間価値も持った新シリーズ「Cuble」を開発したとする。Cubleで、2016年度はパナソニックのななめドラム洗濯機における販売構成比(金額)、市場シェア(金額)とも50%以上を目指す。○居心地の良いサニタリー空間へ続いて、パナソニック アプライアンス社 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 洗濯機チーム 西村淳吾氏が登壇した。西村氏は、Cubleの開発やデザイン設計について「サニタリー空間に思いを馳せた」と語る。Cubleの特徴はなんといっても、その直線的でシンプルなデザインだ。「家電製品としてのノイズを極力排除したい」という思いから、キュービックフォルムを採用。立方体のような本体形状だけでなく、操作部の表示やドラム部分を縁取る銀色のリングなどは主張しすぎず、インテリアになじみやすいデザインに。前面のフラットフェイスは見た目だけでなく、掃除しやすいというメリットももたらしてくれる。西村氏は「サニタリー空間を、作業場から居心地の良い場所へ」と語り、洗濯機のデザインが変わることで、洗濯という家事への価値観も変わってくると述べた。なんでもない毎日を心地よく過ごせることで、家事そのものも楽しくなり、「ふだんプレミアム」を実現できるとする。次ページでは、ゲストの西島秀俊さんも登場したトークセッションの様子を紹介する。●西島秀俊さん出演のムービーも公開○西島さん「シンプルだけど質感高い」「ふだんプレミアム」のコンセプトムービーやCMに出演する俳優・西島秀俊さんがゲストとして登場した。西島さんはこれまでもパナソニックのイメージキャラクターを務めており、CMなどにも出演。「教えてあげたい」と思っている「西島部長」の印象が強いが、今回の「ふだんプレミアム」のムービーでは、夫として父としての顔をのぞかせる、やわらかい雰囲気のキャラクターを演じている。西島さんは「撮影には全部で4日かかりましたが、とても良い雰囲気で楽しく撮影できました。Cubleについては、みんな『かっこいい』『ほしい』と言っていましたね。シンプルだけど質感も高いし、美しいし、実際に僕もほしいと思いました」と撮影時のエピソードを披露してくれた。パナソニックの西村氏とのトークセッションでは、「洗濯はもともと好きですね。道具は使い込みたいと思っているタイプで、デザインも含めて愛着を持てることが大事です」と語った。「仕事人間ですが、土台は家にあると思っています。心地よい我が家があるからこそ、生活が全体的に豊かになる」と、「ふだんプレミアム」というコンセプトにも共感していた。○雨の二子玉川にて二子玉川駅から「二子玉川ライズ」へ向かう途中、「ふだんプレミアム」の特設ステージを発見。あいにくの雨模様ではあったが、発表会会場の「イッツコム スタジオ&ホール」では、9月9日15時から19時まで、パナソニックの最新家電を体験できる催しもあったようだ。
2015年09月09日パナソニックは9月9日、水平・垂直の本体形状「キュービックフォルム」を採用したななめドラム洗濯機「Cuble(キューブル)」を発表した。発売は11月上旬。「NA-VG1000」のほか、全3タイプでいずれも価格はオープン。NA-VG1000の推定市場価格は税別290,000円前後だ。Cubleは、サニタリー空間(洗面台まわり)に調和するよう、水平・垂直の本体形状「キュービックフォルム」を採用したドラム式洗濯機。ななめ10°のドラム槽で培ってきた洗浄力・節水性はそのままに、本体形状を曲線から水平垂直の立方体風のデザインに変更している。扉上部に配置された操作部は、電源を入れると表示が浮き出る静電タッチパネル。凹凸のない「フラットフェイス」や、槽内が見やすい「クリアウィンドウ」など、使い勝手も考慮されたデザインになっている。新型バランサーの開発によって、衣類の投入口面積は従来比で約138%にアップ。直径は530mm。投入口最上部を約83mm高く配置し、衣類を出し入れしやすい。洗浄機能では、約15・40・60℃で温度設定可能な「温水機能」、泡立てた洗剤を繊維の奥まで浸透させ、ガンコな汚れを浮かせて落とす「即効泡洗浄」を搭載。乾燥機能では、ヒーター排気式の「低温風パワフル乾燥」を新たに搭載した。室温より約10℃高い低温風を、1分間に約3立法mという大風量でドラム後方から衣類に当て、衣類の縮みや傷み・シワを抑えながら乾かす。自動槽洗浄や「約30℃槽洗浄コース」などの機能も持つ。NA-VG1000L/Rの給・排水ホース含む本体サイズはW639×D665×H1,050mm。質量が72kg。洗濯~乾燥にかかる時間は195分、消費電力量は1,380Wh。カラーはシルバーとノーブルシャンパン。ラインナップは洗濯・脱水容量が10kg、乾燥容量が3kgの「NA-VG1000L/R」(左開き/右開き)のほか、洗濯・脱水容量が7kg、乾燥容量が3kgの「NA-VG700L/R」(同)、洗濯・脱水容量が10kgの「NA-VS1000L/R」(同)の全6機種。推定市場価格はNA-VG1000L/Rが290,000円前後、NA-VG700L/Rが250,000円前後、NA-VS1000L/Rが240,000円前後(価格はいずれも税別だ)。
2015年09月09日ボーイングは現地時間の9月3日、エミレーツ航空に2機の777-300ERと777F(貨物機)を引き渡したことを発表した。今回の引き渡しにより、エミレーツ航空は150機目の777となり、また、ボーイングにとっても初めて同日中に1社へ3機まとめての納品となった。エミレーツは1992年に初めて777を発注し、1996年に運航を開始した。2014年7月には777の新型777Xも150機を発注している。
2015年09月04日ボーイングは現地時間の8月25日、大韓航空にボーイング747型機の最新鋭機にあたる747-8インターコンチネンタルの初号機を引き渡したことを発表した。今回の受領により、大韓航空は747-8の貨物機と旅客機をともに保有する初めての航空会社となる。同機は大韓航空が発注した747-8型旅客機10機のうちの1機目にあたり、同社は737,747,777型機など計87機のボーイング製旅客機を運航している。貨物機に関しては、現在運航中の機材は全てボーイング製で、7機の747-8F貨物機を運航するほか、747-400や777フレイターなどを計28機保有している。747-8インターコンチネンタルの航続距離は1万4,310km(7,730海里)で、前身モデルである 747-400と比較して、騒音を30%抑えながら燃料消費量とガス排出量を16%低減する。同機にはカーブを描いた階段など、787ドリームライナーに影響を受けた客室インテリアが採用され、搭乗客により広い空間と優れた機内快適性を提供する。大韓航空向け747-8の座席数は368席の仕様。最新のファーストクラス コスモスイート2.0には、スライド式ドアとより高いパーテーションが備えられ、搭乗客のプライバシー性を高めている。また、24インチの大型高精細モニターや新しいタッチ式の小型リモートコントローラーなど、最新鋭の機内エンタテインメント・システムも搭載されている。ビジネスクラス プレステージには、交互配置のシートやプライバシーパネル、18インチ高精細タッチスクリーンが備えられている。
2015年08月26日パナソニックは8月24日、ドラム式洗濯乾燥機の新製品として、洗濯・脱水容量10kgの「NA-VX9600」と「NA-VX8600」を発表した。発売は9月25日。価格はオープンで、推定市場価格はNA-VX9600が350,000円前後、NA-VX8600が310,000円前後だ(いずれも税別)。NA-VX9600とNA-VX8600は、「温水泡洗浄」によって衣類の傷みを抑えながら洗う「約30℃おしゃれ着コース」を搭載したドラム式洗濯乾燥機。約30℃おしゃれ着コースでは、洗剤液を約30℃まで温め、洗浄力を高めてから汚れを落とす。さらに、泡洗浄の泡生成回数を最大約2倍にしたことで、洗浄時のもみ・たたき・押し洗いの時間を約1/3に短縮。これにより、型崩れや色落ちなど衣類の傷みを抑えて洗濯可能だ。「槽洗浄コース」にも温水機能を追加。洗濯槽洗剤を約30℃まで温めることで洗浄効果を高め、コース時間を約11時間から約6時間へ約46%短縮した。洗濯から乾燥までが60分で完了する「化繊60分」コースを搭載。軽い汚れの化繊衣類1kgまでに対応する。パナソニックは、トレーニングウェアやワイシャツなどの使用頻度が高い衣類、子どもの体操服など急いで洗濯したい衣類での使用を想定している。「おまかせコース」では、脱水終了後に「ほぐし」行程を追加。洗濯槽を正転・反転させることで、衣類をほぐして取り出しやすくする。サイズはW639×D722×H1,021mm、重量は77kg。乾燥方式はヒートポンプ乾燥方式。洗濯~乾燥時の消費電力量(おまかせコース)はNA-VX9600が890Wh、NA-VX8600が930Wh。両モデルとも左開きモデルと右開きモデルを用意する。NA-VX9600のみナノイーを搭載。カラーはNA-VX9600がクリスタルホワイト、NA-VX8600がクリスタルホワイトとノーブルシャンパン。
2015年08月25日日立アプライアンスは8月24日、業界最大(※)洗濯容量11kgを実現したドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-V9800」(以下、BD-V9800)を発表した。会場では開発の背景や新製品の技術説明とともに、さまざまなデモンストレーションも行われた。※日立アプライアンス調べ。○外形サイズはそのままで洗濯容量をアップ発表会の初めには、日立アプライアンス 取締役 家電・環境機器事業部長の松田美智也氏が登壇し、現在の洗濯乾燥機の動向やニーズについて語った。松田氏は「2013年の駆け込み需要の反動で、2014年は洗濯機の需要台数が大幅に落ち込んだ。しかし、2015年の需要は前年度比約106%の約440万台まで回復。今後も好調に推移すると予想している。日立ではユーザーの声をピックアップし、今後もニーズに合わせた製品を開発していきたい」とコメントした。日立アプライアンスの調査によると、洗濯物について「できるだけまとめて洗うようにしている」人が多く、ふだん洗っているものとしては、カーテンや毛布といった大物が上位5位までに挙げられた。そこで、サイズは従来のまま、まとめ洗いや大物洗いがしやすい大容量化を目指したという。さらに、すすぎについて、回答者の65%が「洗剤の溶け残り」「肌トラブル」などの不満や不安を抱えているとわかった。そこで、大容量化に加えて「しっかりすすげる」ことにもこだわったとする。○すすぎ残しの不安を解消洗濯機の不満点として挙げられた、すすぎ残しを解消するため、BD-V9800は「ナイアガラすすぎ」コースを搭載した。ナイアガラすすぎの特徴は、たっぷりの水で衣類をすすぐ「大流量Wシャワー」と、高速遠心力で洗剤をとばすという2点だ。大流量Wシャワーは、「水道水シャワー」と、毎分最大約80Lの循環水「ナイアガラ循環シャワー」を組み合わせたもので、たっぷりの水によって繊維の奥の洗剤まで落とす。さらに、槽内の排水穴を増やして排水効率を高めたドラム槽を、毎分約1,200回転させて遠心力を発生させる。この遠心力によって、水分といっしょに衣類に残った洗剤も飛ばす。発表会では、従来製品BD-V9700の「標準コース」と、BD-V9800の「ナイアガラすすぎ」で使用された水の比較も行われた。蛍光剤入りの洗剤で衣類を洗濯し、すすぎ後に絞った水をコップに入れて比較する。どちらのコップも一見すると無色透明に見えたが、ブラックライトを当てたところ、ナイアガラすすぎのコップには反応がなかったのに対し、標準コースのコップは水に残留していた蛍光剤が淡く光るのが確認できた。○黄ばんだ衣類も元通り!?ビッグドラムシリーズは、従来から大流量を特徴とした「ナイアガラ洗浄」を採用している。これは、毎分約80Lという大流量の水を衣類に通して汚れを落とすという洗浄方法。この方法で洗濯すると、繰り返し洗濯してもタオルがごわつかず、衣類の黒ずみも低減できるという。新製品では、さらに「温水ナイアガラ洗浄」コースを搭載。これは、衣類を温めながら、高濃度の洗剤を温風で衣類に吹き付けるというもの。洗剤の酵素が活性化しやすいといわれる40℃~50℃に衣類を保ち、汚れが落ちやすくなる。会場には、ナイアガラ洗浄で洗濯した白い枕カバーやシャツなどを展示。皮脂汚れなどで黄色く変色した袖口が、ナイアガラ洗浄によって白くなっているのが確認できた。また、日常的に温水ミストを使用することで、黄ばみの予防にもなるという。○風アイロンの力がさらに強力に日立アプライアンスのドラム式洗濯乾燥機といえば、乾燥機使用後でもシワが少なく仕上がる「風アイロン」機能も特徴だ。風アイロンは大容量のドラム内で衣類を大きく舞い上げ、時速約300kmの風を当てることで、衣類のシワを伸ばしながら乾燥させるという仕組み。風量とともに湿度もコントロールすることで、シャツの袖やズボンなどシワが取れにくい細長い衣類についても、きれいにシワを伸ばせるという(湿度コントロールは乾燥容量3.5kgまで)。約60℃以下の低温で乾燥させるため、衣類を傷めにくいのも特徴だ。BD-V9800は先述のとおり、ドラム容積が2L増えた分、乾燥時に衣類が舞い上がるスペースも増加。また、洗浄槽内で衣類を持ち上げて移動させる「リフター」の形状を変更することで、槽内の衣類がまんべんなく前後にかき混ぜられるようになった。このため、衣類の乾燥ムラや風当たりムラも抑えられ、「風アイロン」機能の効率もアップした。○幅60cmのスリムタイプも今回の発表会では、BD-V9800のほか、幅が狭い場所向けの幅60cm「ビッグドラム スリム」も発表された。スリムタイプは操作部に液晶タッチパネルを採用した「BD-ST9800」と大型ホワイト液晶を採用した「BD-S8800」の2種類を用意。さらに、洗濯・脱水容量が10kgの「BD-V5800」も同時に発表された。
2015年08月24日日立アプライアンスは8月24日、従来機のままの本体サイズで洗濯容量11kgを実現したドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-V9800」(以下、BD-V9800)を発表した。発売は9月19日。価格はオープンで、推定市場価格は310,000円前後(税別)。BD-V9800は、たっぷりの水と遠心力で洗剤をしっかり洗い落とす「ナイアガラすすぎ」コースを新たに搭載した。同社の縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ BW-D11XWV」でも採用されていたもので、「水道水シャワー」と最大流量毎分約80Lの大流量「ナイアガラ循環シャワー」の2つのシャワーを合わせた「大流量Wシャワー」が、繊維の奥の洗剤まで落とすというものだ。また、同時にドラム槽を毎分約1,200回転で高速回転。これによって生み出された強力な遠心力が、水分とともに衣類に残った洗剤を飛ばす。洗浄機能に関しては、「温水ナイアガラ洗浄」を新搭載。押し洗い・たたき洗い・もみ洗いを組み合わせた「ナイアガラ洗浄」に、洗剤液を温風で衣類へ吹き付ける「温水ミスト」機能がプラスされたものだ。洗剤液を吹き付けながら衣類の温度を約40℃~50℃にすることで、洗剤の酵素パワーを活性化。これにより、衣類の黄ばみも落とせるとしている。新ドラム形状を採用することで、洗濯容量11kgを実現。ドラム底板の支柱を従来の3本から6本に増やし、背面凸部を薄型化。剛性を高めつつ、ドラム直径は4mmアップさせており、本体の外形寸法を変えることなく、ドラム槽の容積が前年モデルの82Lから84Lへと拡大している。槽内の布がひねりながら動く新リフターも採用。容積拡大と新リフターにより、時速約300kmの高速風で衣類のシワを伸ばしながら乾燥する「風アイロン」機能において、よりシワをきれいに伸ばせるなど仕上がりが向上した。このほか、衣類が6kgの場合、洗濯~乾燥の運転時間で約98分を実現する「おいそぎコース」や、柔軟剤の香りが残るように洗う「香りコース」などを新たに採用している。サイズはW735(ボディ幅:695mm)×D620×H1,060mm、重量は約83kg。洗濯・脱水容量は11kg、乾燥容量は6kg。左開きタイプと右開きタイプを用意。本体カラーはシャンパン(N)とシルバー(S)で、右開きタイプはシャンパンのみとなる。日立アプライアンスは同日、幅600mmのスリムタイプ「ビッグドラム スリム」や洗濯容量10kgのビッグドラムも発表した。スリムタイプは液晶タッチパネル採用の「ビッグドラム スリム BD-ST9800」が340,000円前後(税別)、大型ホワイト液晶採用の「ビッグドラム スリム BD-S8800」が300,000円前後(税別)。洗濯容量10kgの「ビッグドラム BD-V5800L」が270,000円前後(税別)となっている。
2015年08月24日小さい子どもがいると、衛生面の配慮には万全を期したいところ。毎日掃除をして、洗濯をして…と頑張っているママも多いでしょう。しかし、そんなママでも、意外なところを見落としている可能性が…。それは、洗濯槽のカビや汚れ。衣服を洗濯してキレイにしたつもりでも、実は洗濯機の中にカビが生えているおそれがあるのです。カビのついた洗濯機で衣服を洗っても、汚れを付けているのと同じこと。きちんと洗濯機の掃除をして、キレイな衣服を着させたいですよね。今回は洗濯機の黒カビについてお話ししましょう。洗濯機の中には、実は菌がたくさん洗濯機の中は、実は黒カビが繁殖しやすい絶好のスポットと言えます。カビは洗濯機内の石けんや洗剤のカス、服についた食べカスなどをエサとして成長する生き物です。洗濯機の中は、エサに困ることもなく、繁殖しやすい湿度、温度に加え、通気性も悪いと、カビにとっては3拍子揃った環境。放っておくとどんどん繁殖してしまい、恐ろしいことになってしまうかもしれません。早いうちに対策を取っておくことが大切です。洗濯機のカビに効く商品もあるけれど…洗濯機の黒カビを除去・対策をするための商品はたくさんあります。洗濯機の中に専用の液を入れるだけで黒カビを取り除けるという簡単なものもあるので、とても手軽で便利ですよね。ただ、心配な点が1つあります。それは、そうした商品には薬剤や塩素系漂白剤が使われていることが多いということです。デリケートな肌の赤ちゃんを持つママの中には、そういった市販の商品を使うのには抵抗がある人もいるでしょう。お酢の力で菌を取り除くそこでおすすめしたいのが「お酢」を使った対処法です。お酢には高い殺菌能力があり、洗濯槽の黒カビにも非常に効果があります。水を一杯に張った洗濯機に3カップ(600ml)程度のお酢を注いでください。100円ショップで売られている食用のお酢でOK。ただし、すし酢のように、砂糖や塩などの成分が入っているものはNG。穀物酢や米酢など、調味料の入っていないお酢にしてください。黒カビ予防なら、そのまま1~2時間放置、黒カビを除去したいなら1日置いておいたほうがよいでしょう。その後、普通に運転を開始してすすぎをすればキレイに黒カビを取り除けているはずです。ドラム式洗濯機の場合は、電源を入れてから先にお酢を入れておき、そのあと通常の運転をスタート。洗剤を入れる部分の汚れが気になるなら、そこにもお酢を入れておくといいですね。「お酢を使うとニオイが気になるのでは?」と思うかもしれませんが、意外と気にならないもの。すすぎを2回にすれば、ほとんどニオイはしないので、ニオイへの懸念がある人も安心して使えるはずです。安全で安心な衣服を着させられるように、お酢の力で黒カビ対策、いかがですか?(ライター:RUREI)
2015年08月24日東芝ライフスタイルは8月20日、汚れが付きにくい「マジックドラム」を採用したドラム式洗濯乾燥機「TW-96A3」を発表した。発売は9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は250,000円前後(税別)。TW-96A3Lは、「Ag+つけおきコース」を新搭載したドラム式洗濯乾燥機。洗濯槽内に備えられた専用ユニットのAg+抗菌ビーズから銀(Ag)イオンが溶け出した「Ag+抗菌水」でつけおきと洗濯を行う。衣類の雑菌の繁殖を抑えられるほか、部屋干し・汗などのニオイも防げる。つけおき時間は1~9時間で設定可能だ(1時間単位)。Ag+つけおきコースは2kgまでの洗濯物で使用できる。洗濯槽には、親水性の高いガラス質コート(防汚コート)を施した、ステンレス製のマジックドラムを採用。洗濯槽外側の黒カビの原因となる洗剤カスなどの付着を防止し、洗濯槽を清潔に保てる。糸くずフィルターやふろ水ホース、排水ホースにも抗菌加工を施す。本体サイズはW655×D714×H1,040mmで、質量は約80kg。洗濯・脱水容量は9kgで、乾燥容量は6kgだ。乾燥はヒートポンプ式を採用。脱水時の振動を吸収する「振動吸収クッション」を搭載。運転音は洗濯時が31dB、脱水時が38dB、乾燥時が44dBだ。
2015年08月20日●ホース差し込み口が本体上部へ三菱電機は8月6日、キャニスター型のサイクロン式掃除機「風神」の新モデル「TC-ZXE30P」(以下、TC-ZXE30P)を発表。同日、都内で開催された製品発表会では、TC-ZXE30Pの新機能について説明があったほか、開発背景などが明かされた。○生活に合わせた3スタイルの掃除機発表会の冒頭では、三菱電機ホーム機器 代表取締役社長 田代正登氏が登壇し、同社掃除機の展開について語った。田代氏は「三菱電機では、空気清浄機と一体化したスティック型掃除機『iNSTICK』、軽量コンパクトながら吸引力の強い紙パック式の『Be-K』、吸引力が持続するフィルターレスサイクロン式の『風神』という3シリーズを展開。生活やシチュエーションに合わせて掃除機を選べるようになっている。風神シリーズでは、従来から本体の軽さと強い吸引力、きれいな排気、シンプルな使いやすさにこだわっている。新モデルは、これらの基本機能を強化し、さらにまったく新しい掃除のスタイルを提案している」とコメントした。○見た目が大きく変わった続いて、三菱電機ホーム機器 家電製品技術部次長 岩原明弘氏が新製品について説明した。TC-ZXE30Pは、ゴミと空気を遠心分離するサイクロン構造で、フィルターに頼らず99.9%のゴミをダストカップ内に捕集できる。サイクロン構造において、従来モデルから一番変わったのは空気の経路だ。従来モデル「TC-ZXD30P」は、ゴミをサイクロン部で旋回させる都合上、本体ホース差し込み口からサイクロン旋回室までの風路が330mmあった。しかし、新製品のTC-ZXE30Pは、ホース差し込み口を本体上部へ変更し、ゴミを直接サイクロン部へ吸い込む。これによって風路は26mmと、大幅に短縮できた。風路を短縮したことで、本体サイズもよりコンパクトになった。さらに、新しくモーターのフレーム素材にアルミを使用したことで、モーターの重量はTC-ZXD30Pと比較して約15%軽量化。本体質量は約21%軽くなっている。ゴミを遠心分離する「サイクロン部」と、ゴミを溜める「集じん部」を分離させた構造のため、ゴミが溜まっている集じん部には風が通らない。風がゴミをかく拌せず、排気時のニオイを大幅にカットできる。さらに、サイクロン部を通過した排気を、HEPAフィルターとULPAフィルターに通すことで、0.3μm以上の微細なハウスダストを99.999%捕集、きれいな排気を実現するという。●「排気で掃除」という新提案○エアブロー機能で掃除のスタイルを一新TC-ZXE30Pの最大の特徴ともいえるのが「エアブロー」機能だ。これは、ゴミを「吹き飛ばす」ことで掃除をする、ブロワーのようなものだ。三菱電機が「日常で気になる汚れ」に関するアンケートを実施したところ、ベランダや玄関などの汚れが気になるという意見が多数あった。そこで、99.999%の捕集率を実現した排気で、ゴミを吹き飛ばして掃除するエアブロー機能が開発されたという。エアブロー機能を使用すれば、掃除機で吸い込みにくい玄関の落ち葉や砂、窓のサッシレールに入り込んだゴミも吹き飛ばせる。また、テレビの裏や冷蔵庫の横など、掃除機のヘッドが入らない場所の汚れを一度エアブローで吹き飛ばして掃除するといった使い方もできる。ちなみに、従来モデルTC-ZXD30Pの排気風速は5m以下だったが、新モデルのエアブロー機能は風速40m。これは従来、電源コードを冷却するため、2つに分散させていた排気を1本にまとめることで実現した。そのかわり、電源コードの冷却は吸気によって行っているという。また、新製品について解説した岩原氏によれば、「集中排気で強力に風を吹き出すことができるのは、99.999%ゴミを除去したキレイな排気があってこそ」とTC-ZXE30Pの排気性能について再びアピールした。このほか、会場では、丸ごと水洗いが可能なサイクロンボックスや、ブラシの両端部まで強力にゴミを吸う「ワイドクリーン自走パワーブラシ」、ブラシに絡んだ毛を簡単に取れる「毛がらみ除去機能」など、TC-ZXE30Pのさまざまな使いやすい機能について説明とデモンストレーションが行われた。
2015年08月06日アイリスオーヤマは8月5日、コードレス式のスティック型掃除機「ラクティ IC-SDC2」(以下、IC-SDC2)を発表した。体感重量を軽減する重心設計で、手もとにかかる重量は約300gだという。発売は8月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別24,800円だ。IC-SDC2は、スティックハンドル、フロアヘッドなどを含む本体重量で約1.35kgを実現したスティック型掃除機。体感重量をより軽くするようにした重心設計によって、ヘッドを床面に置いた際に手にかかる重量は約300gとなった。スティックハンドルを外すことで、ハンディクリーナーとしても使用可能だ。吸い込んだホコリの量を検知し、量が多い場合は赤、少ない場合は緑にランプが光って知らせる「ホコリ感知センサー」や、ダストカップ内がホコリでいっぱいになって吸引力が低下していることを知らせる「お手入れセンサー」を搭載する。ヘッド内にサイクロン状の気流を発生させ、気流でゴミをかき上げる「サイクロンストリームヘッド」を採用しており、ダストピックアップ率は99%を実現した。延長パイプ・ヘッドを含む本体サイズはW215×D138×H970mm。ダストカップ容量は約0.34L。約3.5時間でフル充電され、連続使用時間は標準モードで最大約20分、ターボモードで最大約12分、自動モードで最大約30分。充電回数は約300回。カラーはホワイト、ピンク、イエローの3種類。狭いところの掃除に利用できるすきまノズル、充電スタンド、使い捨てフィルター(水洗いも可能)26枚などが付属する。
2015年08月05日島村楽器は3日、ローランドとコラボレートした電子ドラム「TD-25SC-S」を発売すると発表した。発売日は2015年8月22日。価格は22万6,800円。本製品は「自宅でも本格的な音でおもいきり楽しめるドラム」をコンセプトに開発された電子ドラム。従来モデルと比較して幅・奥行き共にマイナス10cmのコンパクト設計を実現しながらも、演奏の幅が広がる「2クラッシュ+1ライド構成」となっているのが特徴で、シンバルの音色に変化をつけられるのはもちろん、使用頻度の高いハイハット、ライドシンバル、クラッシュシンバルはそのままに、もう1枚のシンバルでパーカッションや効果音などを楽しむこともできる。音源は、ローランド「V-Drums」のフラグシップモデル「TD-30」直系のサウンド・エンジンを搭載した「TD-25」を採用。これにより、ロール、フラム、ゴースト・ノートなどのドラム奏法をリアルに表現でき、好みのキットへのカスタマイズも自由に行えるとのこと。また、ドラムパッドにはチューニング・キーで張り具合の調整ができるメッシュヘッドを採用。叩く位置の違いで打感が変化し、自然な叩き心地が楽しめるという。なお本製品には、手持ちの携帯音楽プレーヤーなどと接続可能な「外部音源用オーディオケーブル」と「オリジナルコンテンツUSB」が付属。「オリジナルコンテンツUSB」には、人気ドラマーの音を再現した音色データ(12キット)と、練習が楽しくなるデモソング(各ジャンルから15曲)/ループパターン(各ジャンルから15種) が収録されているとのこと。
2015年08月03日「なるべく家事の負担を減らしたい」と、誰もが思うもの。文明の力により、掃除機、洗濯機、乾燥機など多くの便利な家電商品が開発され、生活は楽になりましたよね。そして、食器洗い乾燥機もそのひとつです。でも、美味しい食事をしたあと、シンクで山積みになった食べたあとの食器を見て、一気にテンションが下がってしまったことありませんか?その思いで開発されたのが、食器洗い乾燥機。これが登場したことで、食後の片付け時間が短縮され便利な家電として注目されました。しかし、食器洗い乾燥機も万能ではありません。いくら便利でも、食器洗い乾燥機を使っている人がすべてにおいて満足しているわけではないのです!■3人に1人は日々の食器洗いがストレス!2014年5月にパナソニックと三菱総研が調査した結果、食器洗いを負担に感じているひとが、35.5%。つまり、3人に1人は食器洗いがストレスだったのです。1日に食器を洗う回数は、2回以上の人が48.3%で約半数。次に多かったのが1回で20.7%、合わせるとなんと7割以上の人もいます。さらに1回の食器洗いには平均13.05分もかけており、これは全国的にみても大差はありません。1回に約13分、仮に3回としたら1日のうち、約40分食器洗いをしていることになります。これだけの時間を費やしていれば、食器洗いが負担になってくるのは当然ですよね。そこで便利な食器洗い乾燥機を購入する人もいますが、デメリットを考え購入を鈍る人も……。■食器洗い乾燥機を使ってもストレスが食器洗い乾燥機を買うことを躊躇している理由で一番多かったのが、「キッチンに置くスペースがない」(53.6%)とスペース的なものがありました。次に「電気・水道代がかかりそう」、「設置に手間がかかりそう」と続きます。その次は、「手洗いに比べて汚れが落ちなさそうだから」(19.8%)……。確かに、過去の食器洗い乾燥機には、予洗いが必要だったり、しつこい汚れが残っていたりすることがありました。家事を軽減するために購入したのに、機械に入れる前に汚れを落として、終わってからまた洗っていたのでは二度手間です。かえって時間を費やすことになっているように感じて、水道料金も高くなっている感じさえ受けてしまいます。それで、中には「それなら最初から手洗いにすればよかった」と思ってしまう人もいるので……。確かに、これはこれでストレスですよね。■食器洗い機用洗剤もどんどん進化中しかし、食器洗い機も次々と新商品が発売されています。昔に比べてコンパクトになりキッチンの狭いスペースでも置けます。各社は、汚れ落ち度合、時間短縮、水道量の少なさなどをアピールします。どれを買っていいのか迷ってしまうほどです。新商品が発売されるごとによりよい製品にはなります。しかし、高価な物を新商品が出るたびに買い替えるわけにはいきません。それなら、まずは食器洗い機用洗剤を変えてみるのも解決策のひとつです。強力洗浄で油汚れもサッと落ちれば、二度洗いも必要がなく、水道料金もかかることなく、家事にかける時間も短くなります。■二度手間が減る食器洗い機用洗剤を!例としてひとつ挙げるなら、『ジョイジェルタブ』のような洗剤が便利。ジェル状のタブレットを、「ポンと入れて、一度洗いでキュッ」となります。優れた洗浄力でこびりつき汚れも予洗いなしの一度洗いでOK!液体洗剤のような液だれや、粉末のような粉がこぼれることもなく、分量を量る必要もありません。その秘密は、こびりつき汚れに効く粉末と油汚れに効くジェルが融合した二倍の洗浄成分。さらに、新しくなったジェルタブは庫内消臭機能がアップグレード、食洗機の中もキレイになり、ライムの爽やかな香りで消臭します。これに、食器洗い機用ブラシと、お弁当用のシリコンカップなど小物を入れるカゴがあったら、さらに便利。今、使っている食器洗い機を買い換えようと思っている人。不満がある人は、まず食器洗い機用洗剤を変えてみてはいかがですか?(文/Jeana)【参考】※【ジョイジェルタブ】「ポンと入れて一度洗いでキュッ!」90秒-YouTube
2015年08月03日●縦型とドラム式の良いとこ取りハイアールアジアは7月23日、AQUAブランドで展開する縦型洗濯機の新製品「SLASH(スラッシュ)」と「TWIN WASH(ツインウォッシュ)」シリーズについて記者説明会を開催した。いずれも6月下旬に発売された製品だ。○洗濯槽が斜めの「SLASH」SLASH(AQW-GT800)は、斜めに傾いた洗濯槽が特徴の全自動洗濯機。手前側に傾けたメリットは、まず衣類の出し入れしやすさにある。「洗濯槽を手前に傾けることで奥まで見やすく、取り出し忘れも少なくなる」と、洗濯機の商品企画を担当する、ハイアールアジア ジャパンリージョン アクアランドリーカンパニー ランドリーグループ・マネージャーの萩生田康一氏は語る。パルセータ―(洗濯槽底部の羽根)で水をかく拌して衣類を洗う縦型洗濯機は、布がこすれるために、ドラム式に比べて衣服が傷みやすいことと節水性に弱点がある。SLASHでは、洗濯槽を斜めに傾けたことでこれらの問題の解消を図ったと説明する。「卵を溶くときや、ミキサー車、哺乳瓶で粉ミルクを混ぜ合わせる時などは容器を傾けてかく拌する。この原理を縦型洗濯機にも応用した」(萩生田氏)洗濯槽を斜めに傾けることで上下方向の水流を生み出し、洗浄力アップも実現。それだけでなく、水流を起こすためのパルセーターも、独自の「スラッシュウィング」を新たに開発した。スラッシュウィングは斜めに傾いた洗濯槽専用に設計したもので、羽根の中心が中央でなく、片側に偏った構造になっている。衣類を持ち上げて洗うため、かく拌しやすいだけでなく、布の絡みや傷みを抑えて優しく洗いあげられるという。ハイアールアジアによれば、通常のパルセーターを使った場合に比べて、洗いムラは約30%、洗浄力は約16%向上し、消費電力量は約9%低減を実現したとのことだ。ハード的な構造だけでなく、布を傷めないようやさしく洗うためのモードも用意。標準の洗濯コースを、「やさしく」「節水」「おまかせ」の3つに細分化し、「やさしく」コースでは使用水量多め、水流弱めに設定。衣類の洗濯表示にある「弱」に対応する。萩生田氏は「弱表示の衣類は意外に多い。これまでの洗濯機ではネットに入れて、洗い時間を短くするなどの対応しかできなかったが、SLASHでは弱い水流で洗う。そのため、本当の意味での"弱洗い"ができる」と解説した。次ページでは、TWIN WASHシリーズについて解説する。●脱水の仕上がりも選べる○節水性と洗浄力を両立続いて紹介されたのはTWIN WASHシリーズ。2014年7月に第1弾が発売され、今回で第2世代となるモデルだ。外側と内側の2つのパーツからなる「ツインパルセーター」が、「循環ビックシャワー」生み出す。TWIN WASHは、これらによって、高い節水性と洗浄力を両立させたシリーズ。新製品ではツインパルセーターが生み出す効果を最大限に発揮できるよう、設計を最適化した。標準使用水量は洗濯容量10kgタイプで約99L、8kgタイプで約84L。他社の同等クラスの製品と比較してもトップクラスといえる節水性能を実現している。TWIN WASHシリーズでは、脱水時の回転数を3段階で設定できる点も特徴。標準設定では1分間に800回転だが、1分間に400回転の「やわらか」、1分間に850回転の「しっかり」に変更でき、デリケートな衣類や厚手の衣類などタイプに合わせて、回転数によって脱水を切り替えられる。新モデルでは、上記のような機能を踏襲しながら、天板部分が透明で洗濯中も槽内が見えるよう、デザインが変更された。さらに、パルセータ―や洗濯槽内のパーツの一部が抗菌仕様となり、衛生面でも改良が図られている。SLASHとTWIN WASHシリーズ共通の特筆すべき点として、「衣類おそうじ」機能が挙げられる。水流に合わせて左右に動く「スイングキャッチフィルター」を採用し、水中に漂う糸くずやゴミなどを効果的にとらえる。○SLASHは個性重視派向け商品説明とデモンストレーションを行った萩生田氏は、新シリーズとなるSLASHについて「ちょうどいいサイズで、きれいに仕上げたい、個性重視派向け」と、位置付けを説明。「仕事も家事も子育ても積極的な"イケダン(※)"のいる家庭や、活動的でチャレンジ精神旺盛な"プラチナ世代"と呼ばれる中高年層」と、想定するユーザー層についても言及した。 ※「イケてる旦那」の略。そのほか、ドラム式と縦型洗濯機の"良いとこ取り"をした新カテゴリーの製品として、布の傷みを気にしてドラム式しか選べなかったユーザーにも訴求していきたいという意向が語られた。
2015年07月25日マイボイスコムは7月24日、洗濯機に関するアンケート調査結果を公表した。過去の調査と比較して「縦型洗濯乾燥機」を所有する家庭が増加傾向にあることがわかった。同社では定期的に、自宅の洗濯機のタイプについてアンケート調査を行っている。今回は2013年に行った前回の調査以来、2年ぶり5回目の調査となる。調査ではまず、自宅の洗濯機のタイプを聞いた。結果は「ドラム式洗濯乾燥機」が16.9%、「縦型洗濯乾燥機」が26.4%、乾燥機能のない「全自動洗濯機」が50.4%。全自動洗濯機の所有者が半数を占めるものの、過去の調査と比べると、縦型洗濯乾燥機の伸び率が高く、2.6ポイント増加していた。洗濯機の利用頻度について「ほぼ毎日」と回答したのが全体の39.6%。30代以上の女性に絞ると5~6割が、さらに、ドラム式洗濯乾燥機、縦型洗濯乾燥機のユーザーに絞ると5割弱がほぼ毎日洗濯すると回答した。20代は「週2~3日程度」洗濯すると回答した人が3割を占めており、男性は「自分では使わない」と回答した人が2割強だった。洗濯機を使用する時間帯は、「8時から11時台(午前中)」が48.3%と最も多い。次いで「朝4時から7時台(早朝)」と「19時から22時台(夜)」がそれぞれ全体の2割台。また、毎日洗濯をする層は「朝4時から7時台(早朝)」に洗濯する比率が高くなっている。今後の洗濯機の購入予定について聞いたところ、購入・買い替え予定者は4割強。「将来的には予定しているが、まだ具体的でない」と答えた人は33.3%いた。購入・買い替え予定者に、洗濯機購入時に重視する点を聞くと、66.5%の人が「省エネ」と回答した。各5割前後で「洗浄力」「大きさ・容量」「運転音の静かさ」が続く。「大きさ・容量」「使い勝手」については、女性のほうが男性より重視する傾向にあり、15ポイント以上上回る結果となった。本調査は、全国の男女12,025名を対象に、洗濯機に関する調査を実施したもの。調査方法は、同社が提供するアンケートサービス「MyVoice」によるインターネット調査。調査期間は2015年6月1日から6日まで。
2015年07月24日漂白・除菌用途としてキッチンなどで利用する酸素系漂白剤。実はほかにもいろいろな使い方ができます。○お湯に入れて洗って一晩放置塩素系に比べると効果が弱いと思われがちな、酸素系漂白剤。しかし、漂白力が穏やかなぶん扱いやすく (色柄物にも使えます) 、ツーンとした臭いがないのも魅力です。今回は、酸素系漂白剤を使って洗濯機を洗浄してみたので、その結果をお伝えします (今回は縦型洗濯機での使い方についての説明です) 。洗濯槽ってけっこう汚れてるんですよ。洗濯槽に40~50℃ (酸素系漂白剤が発砲する温度) のお湯を入れ、酸素系漂白剤を投入します。目安としてはお湯10Lに対して100gを投入してください。この時、ゴミ取りネットは外します。最初に水が濁るのは発泡効果によるもので、すぐに汚れが落ちるわけではありません。「洗い」で運転させたら、そのまま一晩放置します。一晩経ったら、再び「洗い」で運転させます。「洗い」が終わると汚れが浮いてきますので、100円ショップで買えるお風呂のゴミ取りネットですくいましょう。その後は水がキレイになるまで「洗い」を繰り返します。洗濯機を傷付けないように、洗濯機の取り扱い説明書をよく読んでからお試しください。執筆:きゅう趣味はドライブと映画鑑賞。女子力が低めなアラフォー。遊びに全力を傾けるも、時間が足りないのが悩み。現在は人間観察にハマっている。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年07月23日Waldorf Musicは、ドラムサウンドに特化したiPad用シンセサイザーアプリ「Attack Drums」を発売した。価格は2,400円。同アプリは、2001年に発売された同社のVSTプラグインして登場した、「Attack」のサウンドとコンセプトをベースしているドラムシンセサイザーアプリ。24パートのサウンドエンジを搭載し、独立して使用できる4つのエフェクトスロットや、ポリフォニックスタップ対応のパターンシーケンサー(最大999パターン)、トリガーパッド、ミキサー、レコーダーなどの各種機能も装備されている。さらに、Audiobus、Inter App Audio、AudioCopy / AudioPaste、ソングのオーディオファイル書き出しなどもサポートし、その他の音楽アプリやコンピューターとの連携も可能。対応OSは、iOS 7.0以上。iPad 2、 iPad 3(Retina)、iPad 4、 iPad mini(1/2/3)、iPad Air(1/2)のモデルに対応する。
2015年07月16日TANAKAホールディングスは7月15日、田中貴金属グループのめっき事業を展開する日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース(EEJA)が、量産機同様の皮膜を実現する半導体ウェハ用カップ式小型めっき実験装置「RAD-Plater」を開発し、即日販売を開始したと発表した。同装置は、2~8インチの半導体ウェハ製造用の小型めっき実験装置で、一般的な設備の100V電圧、圧縮空気下のみで運用可能。対応めっき液は金、銀、パラジウム、銅、ニッケルなどのほかに、合金、鉛フリータイプなど幅広く、めっき液量はディップ式の約半分である10リットル以下に抑えているため実験コストを低減することが可能となっている。また、カップは同社製スターカップを採用することで、めっき膜厚の均一性や気泡除去性、深いビアへの埋め込み性に優れた、量産レベルのめっき品質を実現したとするほか、イオン供給量を増加させた事に伴う高い電流密度により、めっき時間の短縮も実現したとする。さらに、これまで量産機を購入し自社で実験を行っていた場合に比べて、3分の1から4分の1の価格帯で導入ができるため、コストの抑制も可能とするとしている。なお、同社では、メーカー研究開発試作部門や大学などの教育・研究機関、材料メーカーなどに対し同装置とめっき液を合わせてサンプル提供することで、量産時のめっき装置、およびめっき液の販売向上を図りたいとしており、2017年までに年間5億円の売り上げを目指すとしている。
2015年07月15日シャープは7月14日、ドラム式洗濯乾燥機の新製品発表会を開催した。発表されたのは、プラズマクラスター洗濯乾燥機シリーズの「ES-Z210」と「ES-A210」の2機種。いずれも容量は洗濯が10kg、乾燥が6kgのタイプだ。機能や性能で差別化が図られており、ES-Z210が上位機種にあたる。○業界初の「ハイブリッド」乾燥方式今回、ES-Z210のみの新機能で大きな目玉となるのは、「サポートヒーター」の搭載といえる。現在、洗濯乾燥機の乾燥機能は、ヒーターで熱を発生させて洗濯物を乾かす「ヒーター式」と、ヒートポンプによる除湿効果で乾かす「ヒートポンプ式」に大別される。ES-Z210では、業界で初めてこの両方を採用した。ただし、サポートヒーターという名前のとおり、ヒーター乾燥はあくまでアシスト的な役割で、メインとなるのはヒートポンプ式だ。サポートヒーターは洗いと乾燥、2つの工程で動作する。1つめは今回新たに搭載された「極め洗いコース」。後述するマイクロ高圧洗浄との組み合わせで頑固な泥汚れや皮脂汚れも洗い落とすコースだ。極め洗いコースの運転直後には、サポートヒーターで約40℃の温風をドラム内に吹き付けて衣類を温める。これによって、洗剤を活性化させ、汚れを浮かせる。もう1つの工程が乾燥だ。こちらも新搭載の「ぽかぽか・おひさま乾燥」という乾燥機能では、ヒートポンプで乾燥させながら、サポートヒーターで熱を与えることにより、ふんわりとした天日干しのような仕上がりを実現できるという。ヒートポンプ式はヒーター式よりも低消費電力な点が魅力だが、シャープによると、ヒーターを追加することによる消費電力への影響はないそうだ。○進化したマイクロ高圧洗浄シャープのドラム式洗濯乾燥機は、2014年モデルから「マイクロ高圧洗浄」を搭載している。マイクロ高圧洗浄とは、毎秒100万個の微細な水の高圧シャワーを衣類に噴射して、繊維の奥の汚れをはじき飛ばす機能。少ない水量で叩き洗いを行うドラム式は、一般的に洗浄力に弱点があるとされるが、マイクロ高圧洗浄でこの問題を解消した。ES-Z210では、マイクロ高圧洗浄を強化。洗浄範囲を従来の約1.4倍に拡大した。シャープによると、「高圧洗浄の圧力を高めると衣類が痛んでしまう。そこで、洗浄範囲を広げて、洗いムラを低減し、洗浄力を高めた」とのことだ。前述の極め洗いコースでは、マイクロ高圧洗浄のシャワー量が標準コースに比べて最大約4倍量となる。そのほか、ES-Z210には新機能として「サッと予洗いコース」を追加。こちらもマイクロ高圧洗浄を利用した機能で、泥などがこびりついた、汚れのひどい洗濯物を、約5分で水だけの力で予洗いし、脱水まで行えるというものだ。○農業女子のための洗濯機これらの機能が生まれたのは、農林水産省が主導する「農業女子プロジェクト」に、シャープが家電メーカーとして唯一参画したことが背景にある。同プロジェクトは、農業に携わる女性の知恵を企業のノウハウと結びつけ、新たな商品やサービスの創出につなげるというものだ。シャープでは、新製品の開発にあたって、農業に従事する38人の女性にアンケートを実施、計4回にわたって延べ10人との意見交換を行ったという。さらに、全国から土のサンプルを集めて泥汚れの落ち具合を比較するなど、徹底した実験が繰り返された。発表会には、シャープ 取締役会長の水嶋繁光氏が出席。「シャープ創業者の早川徳次の言葉には『人に真似される商品を作れ』というのがあり、古くからシャープは会社の枠組みを超えた産学官共同の取り組みを行ってきた。今回もその流れのひとつとして、家電メーカーとして唯一プロジェクトに参画し、農業女子の方々の声をもとに、洗浄能力を飛躍的に高めた洗濯機を開発した。今後もこのようなプロジェクトを通して、新たな家電の可能性を追求していきたい」と挨拶した。また、発表会に駆け付けた農林水産副大臣のあべ俊子氏は「農業女子を応援していこう、というこのプロジェクトには、現在300人の女性と20社以上の企業が参加しています」と説明。さらに、「今回のような洗濯機の登場で、農業女子たちがもっともっとオシャレをできるようになり、もっともっとおいしい農作物を作ってもらえるのではないかと期待しています」とコメントした。そのほか、発表会には今回の新製品開発に携わった3人の農業女子も出席。「農作業によるひどい泥汚れが、水だけで落ちるわけないと思っていました。予洗いコースに関しても、どうせ洗濯前に手洗いをしているからいらないとか、1回目の意見交換会ではかなり厳しい意見を言って、ダメ出しをしました」「1回目の意見交換会では、タオルを洗うと逆に泥染めになってしまっていたのに、1カ月後に行われた3回目の意見交換会では、全国から集められた泥汚れがすべてキレイになっていました。たった1カ月でこれだけブラッシュアップさせるシャープの技術に感心しました」「汚れを落とすのは洗剤の仕事だと思っていたが、水だけでこんなにキレイになるのは衝撃でした。農業に携わる女性だけでなく、一般の方でも喜んでもらえるのではないかと思います」など、開発秘話や感想を明かした。このたび発表された新製品2モデルのちがいは、サポートヒーターの有無のほか、搭載するセンサーの数。センサーはES-Z210が7種類、ES-A210が5種類で、センサーが多いES-Z210のほうが、より少ない使用水量、消費電力で運転できる。また、センサーの情報をもとに洗濯機の使い方を音声で案内する「ココロエンジン」はES-Z210にのみ搭載する。
2015年07月15日