新しい地図の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が25日、千葉・幕張メッセで行われたスマートフォン用ゲーム『星のドラゴンクエスト』(『星ドラ』)のイベント「ドラクエの日 プロデューサー“ギガ”ミーティング」に登場した。5月27日の“ドラゴンクエストの日”を祝う同イベントに、今年1月より星ドラのプロデューサーに就任した3人が登場。CM衣装のカラーと同様に、稲垣は青、草なぎは黄色、香取は緑のスーツを着用した。稲垣は「今年一番の真夏日。外に負けないような盛り上がったイベントにしたい」と意気込み、草なぎは「基本的にノープランなのでみなさん助けてください」と呼びかけ。香取は「みなさんこんにちはー!」と大きな声であいさつし、「今日はみなさんに負けないくらいの盛り上がりを稲垣吾郎が見せてくれると思います」とむちゃぶりすると、稲垣は「ギガストラッシュ!」と盛り上げた。プロデューサー就任時のビジュアルがスクリーンに登場すると、稲垣は「僕だけかっこいい顔してますね」と満足そうな表情。以前から『ドラゴンクエスト』シリーズと関係があったにも関わらず、稲垣がドラクエをやったことがなかったことについて、香取は「本当にやったことない。すごいですよね」と笑い、MCの池田美優が「仕事したらやろうとなりませんか!?」と突っ込むと、香取は「稲垣吾郎はなりません!」と返した。その後、稲垣、草なぎ、香取の3チームに分かれ、それぞれ来場者3人と一緒にプレイするマルチプレイを実施。香取チームの参加者の1人のプレイヤーネームが、SMAPメンバーだった木村拓哉と同じ名前“たくや”であることがわかると、香取は「名前たくやですよ! たくや!」と興奮し、会場を沸かせた。最後に、星ドラ応援ソング「星のファンファーレ」のフルバージョンを初披露。草なぎは振り付けを忘れていたようで、香取が「衝撃的に振り付けを草なぎがほぼやらない! やっているこっちの方が間違えているみたいな」と指摘すると、草なぎは「踊って歌うって難しいんだよね。僕は徐々に覚えていこうと…」とマイペースぶりを発揮し、会場から笑いが起こった。イベントには、“ドラゴンクエストの生みの親”であるゲームデザイナーの堀井雄二氏、『星ドラ』プロデューサーの市村龍太郎氏も登場。MCは田中大貴アナウンサーと池田美優が務めた。
2019年05月25日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が“プロデューサー”を務めるスマホゲーム「星のドラゴンクエスト」(以下、星ドラ)。この度、3人による「新しい地図」が歌う「星ドラ応援ソング」の制作が開始、作詞作曲はドラゴンクエストの大ファンという「SEKAI NO OWARI」Nakajinが手掛ける。「星のドラゴンクエスト」は累計2,000万ダウンロードを突破した「ドラゴンクエスト」シリーズのスマートフォン用ゲーム。装備や見た目を自由にカスタマイズできる主人公たちを成長させながら、惑星全体を舞台にして冒険し、迫りくる星の危機に立ち向かう“宇宙丸ごと探索型RPG”。稲垣さん、草なぎさん、香取さんは今年1月より同プロデューサーを務めているが、4月7日(日)に公開されたインターネットテレビ局「AbemaTV」のレギュラー番組「7.2 新しい別の窓」の放送中に、「星ドラ応援ソング」制作を発表。トーク中、稲垣さんが「ここでビックニュースがあります」と切り出し、プロデューサーとして、そしてアーティストとして、「星ドラ応援ソングプロジェクト」を進めていることを明かした。稲垣さんは「星ドラをプレイしている人にも、これから星ドラを始める人にも、ぜひ聴いてほしい、みんなを応援するような曲です」と話し、香取さんは「ひとつひとつの歌詞のワードが勇気をもらえる。明日に向かっての一歩を踏み出す勇気をくれる曲です。ドラゴンクエストのキャラクターがいっぱい登場して踊っています。ダンスにも注目してください」とコメント。さらに、草なぎさんは「星ドラにどハマりしていまして、皆さんと一緒にいろんな冒険がしたいと思っています。ぜひこの歌とともにお楽しみください」と語るなど、星ドラと応援ソングに関する話題で盛り上がった。「星ドラ応援ソングプロジェクト」はすでに進行中で、Nakajin(SEKAI NO OWARI)さんが作詞作曲で参画、「星ドラ」の世界観や「新しい地図」の3人(稲垣さん、草なぎさん、香取さん)をイメージし、大地、勇気、星、宝物、地図、ストーリー、冒険などのワードが散りばめられているという。彼らが歌う応援ソングは、5月中旬からTVCMなどで一部公開を予定。フルバージョンは5月27日「ドラゴンクエストの日」のプレイベントとして5月25日(土)午前に幕張メッセで開催される「ドラクエの日プロデューサー“ギガ”ミーティング」にて初お披露目される予定。なお、同日午後の部は「星ドラ」のゲームを楽しめるリアルイベント「ドラクエの日みんなでギガ前夜祭2019」が開催。イベントの詳細は4月25日(木)、「星ドラ」公式ウェブサイトにて発表される。(text:cinemacafe.net)
2019年04月08日昨年、ガソリン切れで困っていた女性に全所持金の20ドルをはたいてガソリンを買い与えたホームレス男性が話題となった。この男性はドラッグ依存症が原因で路上生活を余儀なくされていたジョニー・ボビットという元軍人。ボビットに助けられたケイト・マックルーはボーイフレンドのマーク・ダミーコと共に、彼の再起の資金としてクラウドファンディングサイトで寄付を募り、40万ドルという善意が寄せられた。この“美談”に、残念な後日談が加わってしまったようだ。マックルーとダミーコが、集まった40万ドル(約4,460万円)を私的に使い込んだとして、ボビットが2人を訴えたというのだ。2人は寄付金の半分をボビットの家を買うために使い、残りは彼がドラッグ依存症を克服するまで預かっていると主張しているという。NJ.comによると、訴状には「被告人は、ボビットのために集まった金額の半分以上を既に使い込み、この寄付金は今も不当に浪費され続けている」とある。ボビットの代理人を務める弁護士のクリストファー・C・ファロンはダミーコに対し、複数回に渡り寄付金の入った口座を譲渡するよう要求したが聞き入れられなかったため、訴訟に踏み切ったという。「彼らはボビットの金を、余裕のなかった自分たちの暮らしを潤すために利用しようと企んだのです。被告は、ボビットの寄付金を自分たちの個人的な口座に入れ、ボビットが預金にアクセスできないようにしました」という原告側の主張に対し、マックルーとダミーコはこれを否定。寄付金を渡さないのは、あくまでもボビットがクスリを買うことを防ぐ策だとし、ボビット本人と寄付者の利益を守るためだと言い張っているという。「ボビットは以前、2週間で2万5千ドルを使い切ったんです。全額渡したら、また同じことになる。そんなことになるくらいなら、彼のために金なんか燃やしてしまいますよ」とダミーコは地元紙Phillly.comの取材に語っている。また、ダミーコとマックルーは、ボビットから殺害予告ともとれる脅迫を受けているともコメントしている。
2018年08月30日佐野史郎(63)がドラマ「オトナの土ドラ 限界団地」(フジテレビ系)で“連ドラ初主演”を務めることが4月11日、わかった。同ドラマは、6月2日からスタートするという。 佐野は、台本を読む段階では「限界団地」で自身が主演を務めるということを知らなかった。同ドラマのホームページ上で、その驚きの気持ちを明かした。 「気がついたら最初に名前が書いてあったのでビックリ!!還暦を過ぎて連続ドラマの初主演をいただくなど考えたこともなかったので、とてもありがたく思っています」 「限界団地」は団地を舞台にした心理サスペンス。主人公である狂気に満ちた謎の老人・寺内誠司を演じる佐野は「視聴者の皆様には『また、佐野が変なことをやっているな』と喜んでいただければとてもうれしいです」と怪演を約束している。 26年前「ずっとあなたが好きだった」(TBS系)で演じた“冬彦さん”がお馴染みの佐野。当時を回想し、「現場ではみんな大真面目で取り組んでいて、けれど一生懸命やればやるほど強烈なキャラクターが話題になり奇妙な感覚でした」と“冬彦さん”について明かした。 いっぽうで、今回の“寺内誠司”については「寺内という人間の行動の奥底にある無意識は何か?ということを強く考えさせられています」と苦悩を明かした。 佐野は「本人の自覚がないところで、何の衝動でそこまでの行動を起こすのか?単なる私怨ではおさまらない何かを探っていきたいと思っています」と意気込んでいる。 還暦過ぎての“初主演”というだけでなく「オトナの土ドラ」枠での“最年長主演”でもある。Twitterでは、そんな佐野に期待を寄せる声が上がっている。 《佐野史郎さん主演で団地の再生ほのぼのストーリーかと思ったら安定のホラーだったよ、さすが怪優》《このドラマの設定を読んだだけでも陰鬱なのに、この人が演じるとなったら相当だろう》《佐野さんの狂気な役柄は本当にすごい》 佐野は「プレッシャーですよ!!」と“初主演”に緊張しているようだが――。その怪優ぶりに期待したい!
2018年04月11日夜桜と神戸の夜景を堪能。「SAKURAナイトプール」開催中兵庫・三宮にある「神戸みなと温泉 蓮」では、2018年3月1日(木)~4月30日(月)までの期間限定で、桜の演出を施した「SAKURAナイトプール」を開催中です。夜桜満開のプールからは、1000万ドルの夜景とも言われる煌めく神戸の夜景を眺めながら、とっておきのお花見を楽しむことができます。ここでしか味わえない非日常体験を屋外温水プールはまるで露天風呂のよう。全天候型なので寒い日でも安心して楽しめます。泡が噴き出すマッサージベッドや、半身浴をしながら神戸の絶景と光のイルミネーションを楽しむ非日常的な体験と、ここでしか味わえないリラックスしたひとときを。贅沢な時間をひとりじめ。待望の貸し切りプランも登場!「SAKURAナイトプール」の貸し切りプランも販売中。屋外温水プールでの特別な時間を、仲間たちとちょっと贅沢に楽しみませんか?他にも、婚活パーティ、結婚式の二次会や、交流会などの大人の遊び場としても最適。ナイトプールに欠かせないDJパフォーマンスも可能です。〈※別途有料〉2.5mの桜のオブジェ。和の情緒溢れるフォトスポットもお花見気分を楽しめる2.5mの大きな桜のオブジェや和傘で飾られた、タイムトラベルしたかのような情緒溢れるフォトスポットにも注目。「SAKURAナイトプール」が開催中の「神戸みなと温泉 蓮」は、JR神戸線・阪神本線「元町駅」から徒歩15分のところにあります。各線「三宮駅」からは無料のシャトルバスが利用できますよ。非日常空間の屋外温水プールで、忘れられない夜桜体験はいかがですか?イベント情報イベント名:SAKURAナイトプール催行期間:2018年03月01日 〜 2018年04月30日住所:〒650-0041神戸市中央区新港町1-1「神戸みなと温泉 蓮」電話番号:078-381-7000
2018年03月11日■10ドル寄付で「ゲーム・オブ・スローンズ」のブロンとセットを回れるチャンス!大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(「GoT」)の撮影地をブロン役を演じているジェローム・フリンと訪れるチャンスだ。鯨とイルカの保護団体「Whale and Dolphin Conservation」が寄付キャンペーンを展開中で、10ドル以上寄付した1組2名に「GoT」のアイスランドのロケ地をめぐる権利をプレゼントする。「GoT」の“壁の向こう”のシーンはほぼすべてアイスランドで撮影されており、ジェロームが専属のツアーガイドとなってロケ地を案内してくれるという。さらに、ジェロームとボートで世界有数の鯨スポットに行き、ホエール・ウォッチングもできるとのこと。往復の航空券と宿泊費用も負担してくれるという至れり尽くせりな内容のプレゼントとなっている。寄付の締め切りまではあと56日。ジェロームは「アイスランドに行くってのは俺の夢だったんだよ。ひそかに『ブロンが壁を越えて北に行けばいいのにな』って思ってたんだ。そんなことは実際には起こってないけどね。だからこの旅は俺にとってもすごく楽しみ。特に、とんでもなく素晴らしい自然環境の中で鯨を見られることに期待してるんだ」と語っている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2018年02月26日作詞家の秋元康氏がプロデュースする劇団4ドル50セントが16日、千葉・幕張メッセにて「Rakuten GirlsAward 2017 AUTUMN/WINTER」のオープニングアクトを務めた。今年8月に女性21人、男性10人の劇団員31人による新劇団としてお披露目された劇団4ドル50セント。このオープニングアクトでは、全員でパフォーマンスする「少年よ空を見よ!」、女性8人で結成された派生ユニットによる「愛があったら」の2曲を披露し、「11月にプレ公演を行います。ぜひみなさん来てください!」とアピールした。「GirlsAward」は、2010年から年2回、東京・代々木第一体育館を拠点とし、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催してきた日本最大級のファッション&音楽イベント。16回目となる今回は、同イベント初となる新天地の幕張メッセに場所を移してパワーアップ。人気モデルによるファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開する。撮影:蔦野裕
2017年09月16日ジョージ・クルーニーが、友人と共同経営するテキーラのブランドを約10億ドルで売却するに合意した。ジョージは親友でシンディ・クロフォードの夫でもあるランディ・ガーバー、もう1人の友人と3人で2013年、テキーラのブランド「カーサミーゴス」を創業したが、今回イギリスの大手酒造メーカーの「ディアジオ」が同ブランドを買収すると発表した。ディアジオはまず7億ドルを支払い、今後10年間の業績次第で最大3億ドルを支払う形で買収は行われるという。ランディによると、もともとは「一番美味しく飲めるテキーラを自分たちのブランドとして作ろう」という仲間内のアイディアからスタートしたビジネスは、ジョージのネームバリューも手伝って現在20か国で販売されている。ジョージは「もし4年前に、私たちが10億ドルの会社を持っているかと聞かれたら、私たちは『はい』とは言わなかったでしょう。これは当社に対するディアジオ社の信頼、私たちのディアジオ社への信頼を反映しています。でも私たちはどこへも行きません。今後もカーサミーゴスに深く関わっていきます」と声明を発表した。(text:Yuki Tominaga)
2017年06月23日再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第7回】正統派韓国政治ドラマ『プレジデント』の二転三転の見ごたえ 今回の大統領選は予想通り、文在寅の圧倒的な勝利で終わった。9年ぶりの革新政権の誕生といることで国内外の関心も高く、当選に至るまでの選挙運動は、日本でもかなり詳細に報道されていたが、実際にはもっと生臭い戦いがあったであろうことは容易に想像がつく。大統領選挙はドラマとしてみるなら、「戦争」と同様に、これほど人生を凝縮してあらわす舞台と背景はないからだ。 だが、民主化以降の「大統領選挙」そのものを題材にした韓国ドラマは意外と少なく、大統領候補が主人公で大統領選がストーリー展開そのものになっている作品は、最近では、極論すると『レディ・プレジデント』と『プレジデント』だけと思われる(偶然なのか、2作とも’01年制作で、『レディ〜』はタイトル通り、女性大統領誕生の話で、恋愛ドラマ仕立てでありながら善戦した内容だったが、朴槿恵の退陣という現実があっただけに、今この作品に言及する意味は全くない)。 この大統領選を機に再見する意味があると思うのは、実はこの『プレジデント』である。日本の漫画『イーグル』(かわぐちかいじ作、’98〜’01年)を元にしたものだが、そんな点を全く感じさせないくらい、正統派な韓国政治ドラマの佳作に仕上がっている。アメリカ映画的といってもいい充実度だ。 ドラマは現実とは大きく違い、所属政党から、ある議員が大統領選を目指してそれを勝ち取るまでの道のりが、選挙運動の古典的なイロハを踏襲しながら、個人的な人物が脇を固める設定で描かれる。ナンパの達人でもある色男の作戦参謀、民主化運動で友人である主人公の兄を亡くした実直な選挙本部長(カン・シニルの名演が光る)、使命感に燃える“お局さま”のメディア担当とそれにまつわる微笑ましい恋愛など見所満載。また、特筆すべきは、主役であるチェ・スジョンが実生活でも夫婦であるハ・ヒラとドラマ内で夫婦役を演じたことだ。 さらに、この大統領選の展開に、主人公の隠し子と養女の存在が絡み、複雑なストーリー展開になっていくが、最後まで二転三転する選挙活動の盛衰、そして、意外な結末はちょっと予想できないだろう。筆者は原作漫画を読んでいたにも拘わらず、巧妙な作劇の中で、原作自体のエンディングの意外さを失念していたくらいだが、違う解釈の結末ながら、このドラマの方が主人公の非情さを示すためにも説得力があったのではないか。女性目線で見ても、満足度が高いドラマの一つとして、この作品を推薦しておきたい。
2017年05月29日原作・萩原天晴(漫画・アビディ井上)による人気コミック「さぼリーマン 飴谷甘太朗」が、4月からテレビ東京に新設された木曜深夜ドラマ枠「木ドラ25」にて7月よりドラマ化されることが決定。「さぼリーマン甘太朗」と題し、主演には歌舞伎俳優・尾上松也を迎え、従来のグルメドラマとは一線を画す、異次元スイーツドラマを繰り広げる。甘味なるサボりの世界へようこそ。吉朝出版で営業マンとして勤務する飴谷甘太朗(尾上松也)は、独身のメガネイケメン。仕事をテキパキこなし周囲の信頼も厚いが、ひた隠しにする秘密があった。それは、スイーツ…!甘味なるサボりの世界を堪能するべく、飴谷甘太朗は今日も仕事を手早く終わらせ、外回りに出向くのであった…。原作は、「中間管理録トネガワ」で話題の原作・萩原氏(漫画・アビディ井上)による人気コミック「さぼリーマン 飴谷甘太朗」。今回ドラマ化にあたり、脚本は俳優としても活動する村上大樹、劇団「ヨーロッパ企画」に所属する酒井善史、トリンドル玲奈主演ドラマ「いつかティファニーで朝食を」の足立紳らが担当し、アーティストのPVなど手掛ける守屋健太郎や石田雄介、高島夏来らが監督を務める。立役(男役)から女方まで、様々な役をこなす注目の若手歌舞伎俳優の松也さんが演じるのは、吉朝出版で営業マンとして勤務する独身のメガネイケメン・飴谷甘太朗。仕事を完璧にこなし周囲の信頼も厚いが、実は彼には「仕事をサボってスイーツを食べる」というひた隠しにしている秘密があった。老舗の甘味処から知られざる名店まで、甘太朗がスイーツを堪能するのはすべて実在する店。またハイスピードカメラを多用した映像の数々や、VFXで表現される「スイーツに酔いしれる甘太朗の脳内イメージ」は本作の見どころの一つだ。今回が連続ドラマ初主演となる尾上さんは、「オファーを頂いたとき素直に嬉しかったです」と喜び、また、ドラマのテーマが甘味ということで、自身では「“スイーツ男子”という言葉が生まれる前からの、根っからのスイーツ男子!」と語っており、「世の中のスイーツ男子を代表して、今回のドラマに出させていただくことは、まさに野望の一つが叶ったような気持ちでいます」と気合十分。さらに、「スイーツ好きにはぜひ見ていただきたいドラマですし、実際にお店にも足を運んで、甘太朗のトリップをみなさんにも体験していただきたいです。このドラマを通してスイーツ好きがより増えて、私のようなスイーツ男子が生活しやすい環境ができたらいいなと思います!」とコメントした。本作は、Netflixにて先行配信し、テレビ東京やBSジャパン放送にて放送予定。今後、Netflixオリジナル・ドラマシリーズとして世界配信を視野に入れ、革新的なドラマにしていくという。木ドラ25「さぼリーマン甘太朗」は7月より毎週木曜日深夜1時~テレビ東京にて放送予定。BSジャパン放送にて7月より毎週火曜日23時~放送。Netflixにて7月より配信開始予定。(cinemacafe.net)
2017年05月17日再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第4回】『紳士の品格』の実は侮れないネオ韓国ドラマ感覚 『紳士の品格』は’12年の作品だが、この種のドラマがあまり作られることがないだろう点でも貴重な作品だ。今まで上流階級を舞台にしていたドラマであっても、その設定の背景には登場人物の生い立ちと上昇志向が必ず隠されていたし、その人物相関図の中に「貧困」は少なからず内包されていて、韓国ドラマでは不可欠な要素の一つだったが、この作品ではそうした背景は完全に排除されている。 定番ともいえる、街中の食堂や屋台等の庶民(?)の描写がまったく出てこないだけでも画期的だが、今までのセオリーからすると、その要素を抜きにした世界でドラマを構築することが逆にいかに難しいか、これは従来の韓国ドラマの逆説の発想ともいえる。一般的な庶民の、現実の生活環境、及びその感覚は全く違うからだ。 その点だけでもこの作品がいかに異色な手触りのものかがわかるだろう。背景のヒントの一つが米ドラマ『Sex and the City』(’98~’04年)だとしても、まず、登場人物すべてにある程度の生活水準が構築されていて、それなりの職業があり、しかもセレブに近い階級にいる。生活の不安がなく、家族のしがらみもないという、ドラマが一番発生しにくい設定でストーリーを作るとなると、当然、テーマは恋愛に終始することになる。 さらに主人公の男たちが41歳という年齢設定を考えると、これは韓国でも同様だと思うが、’10年代現在の40歳前後の恋愛を描くのは、映像はもちろん小説でも、実際かなり難しい。決して若くないとは言っても、年齢的にこの時期の恋愛は大体そのまま不倫等に直結する。「不倫」と「復讐」は韓国ドラマ世界では同義語だが、その要素抜きで、この年代の恋愛ドラマが果たして成立するのか。 ドラマは登場人物たちの恋愛がゆるやかに描かれていくが、それだけで全20話を保たせるシナリオを描くにはそれなりの才能が要求される。実はこういう話がなかなか書けない。出色なのは、4人の同級生たちが40歳過ぎても毎日つるんでいるところで、友情に近い腐れ縁のコンビネーションがうまくからんで、起承転結があるようでない恋愛話がなんとなく進んでいく。 主役のチャン・ドンゴン、キム・ハヌルもワン・オブ・ゼムにすぎず、恋愛さえ二の次と思わせるほどで、これは主役俳優目当てで見た視聴者も途中で気付いたのではないだろうか。こういう意外な見所があるから韓国ドラマは侮れない。
2017年05月07日ドン・チードルが監督、主演、脚本、製作の4役を務めた『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』。このほど、彼が熱演で見せた“マイルス・デイヴィス”のもと、錚々たるミュージシャンが集結したライヴシーンをとらえた、セッション予告映像が解禁となった。本作は、ジャズ・ミュージックの歴史を語るうえで欠かすことのできない巨人、マイルス・デイヴィスを没後25年にして初の映画化。アカデミー賞ノミネート経験を持つ名優ドン・チードルが監督デビューを飾った本作は、クラウド・ファンディングで製作資金を募ってまで実現にこぎつけた、念願のプロジェクトだ。輝かしいマイルスのキャリアの中でも、1970年代後半、5年間の空白期にスポットをあて、愛すべきカリスマの破天荒な人生に迫っていく。しかし、ありがちな伝記映画とは一線を画し、クライムアクションのようなテイストあり、ラブストーリーありとエンターテインメント性に富み、過去と現実が入り交じり、時系列を飛び越えてマイルスの音楽と共に躍動する本作。まさに映画自体で「マイルス・デイヴィスを体現する」ことに重きを置いた作品といえる。その中でも見どころの1つとなるのが、クライマックスのライヴシーン。チードル扮するマイルスを中心に、マイルスの弟子ともいえるハービー・ハンコックやウェイン・ショーターといったベテラン勢から、マイルスの遺伝子を受け継いだロバート・グラスパー、天才女性ベーシストと名高いエスペランサ・スポルティング、『バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡』のサントラを手掛けたアントニオ・サンチェス、ニュー・ギター・ヒーローといわれるゲイリー・クラーク・Jr.といった次世代を牽引する若きミュージシャンも豪華競演。チードルは、「もしもマイルスがいまも生きていたら、集めただろうなというグループになっているよ。コンサート自体も公開リハーサルのようなすごく自由なスタイルだった。彼の曲は、それぞれが作られた時代を反映していたけれど、時代の先をゆくものも多かった。彼はジャズという言葉も嫌っていて、“ソーシャル・ミュージック”という言葉を好んで使っていたよ」と、熱を込めて語っている。気まぐれで破天荒、ギャングスタ―のようでありながらも、認めた才能を育て、可能性を切り拓くリーダーでもあったマイルス・デイヴィス。常に進化を求め、前に進み続けた彼の魅力のすべてを凝縮した本作を鮮やかに締めくくるライヴを、まずはこちらから確かめてみて。『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』は12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月08日●リアルタイム視聴率へのテコ入れ策この秋、連続ドラマ間でのコラボレーションが続出している。フジテレビが『カインとアベル』の倉科カナ、『Chef~三ツ星の給食~』の川口春奈、『キャリア~掟破りの警察署長~』の瀧本美織をリレー形式でゲスト出演させたほか、日本テレビも『THE LAST COOP/ラストコップ』の唐沢寿明と窪田正孝、『レンタル救世主』の沢村一樹と福原遥が互いの作品に出演。さらに、TBSも『IQ246~華麗なる事件簿~』の劇中に、『逃げるは恥だが役に立つ』の新垣結衣を思わせる「マッキーならぬ"ガッキー"」という油性マーカーを登場させるなど、ドラマを盛り上げるべく仕掛けが用意されている。連ドラ間のコラボは今にはじまったことではないが、民放3局が同時期に展開するのは異例。その背景と視聴者の反応、今後の課題と展望を解説していく。○ドラマ中盤に欲しくなる"トピックス"コラボ最大の目的は、言うまでもなく視聴率のアップ。この秋から録画視聴を数値化したタイムシフト視聴率も発表されているが、やはりCM収入に直結するリアルタイム視聴率がほしいことは変わらない。そこで、「『お互いの視聴者を送り込める』『ネットのクチコミを増やせる』コラボをしよう」というわけである。また、昨今の視聴者はネット動画などの影響もあって、とにかく飽きるのが早い。制作サイドの頭には、「変化やトピックスを入れなければ継続視聴してもらえない」という強迫観念があるため、コラボをテコ入れ策の1つにしている。一方の俳優たちも、視聴率の低迷に悩むスタッフを見ているだけに、「自らコラボを提案する」というケースも。実際、同じ横浜が舞台の『ラストコップ』の唐沢寿明と『レンタル救世主』の沢村一樹が市長を表敬訪問したときに、唐沢がコラボの提案をしたという。しかし、視聴者の反応は賛否両論ではあるものの、明らかに"否"のほうが多く、そもそもSNSのコメントやツイートなどの反応が少ない。メディアも「コラボ発表」の初動ニュースこそ報じるが、放送された内容に関してはスルー状態。つまり、視聴者・メディアともに、「コラボの内容はニュースにならない」とみなされているのだ。○そのコラボは"夢の共演"なのか?現段階のコラボはその大半が「単に同じ役柄で出演させるだけ」のもの。たとえば、今回のフジテレビと日本テレビのコラボは、ストーリーにほとんど関係ないシーンをわざわざ作って、他ドラマのキャラクターを登場させているため、視聴者に違和感を与えていた。制作サイドから見ればそれでも"夢の共演"なのだが、視聴者は必ずしもそう思っていない。10年前なら「唐沢寿明と沢村一樹の大物2人が共演」「玉木宏と倉科カナが『残念な夫』以来の共演」と盛り上がったが、現在の視聴者は制作サイドに「ただ共演させるだけ」ではなく、「もうワンランク上の仕掛け」を求めている。その筆頭は、本筋のストーリーにしっかり組み込んだコラボだろう。「キャラクターを生かした活躍や、必然性のある伏線として、1話のメインゲストにする」くらいの仕掛けを求めているのだ。たとえば、『キャリア』での事件に『カインとアベル』の山田涼介が巻き込まれたり、事件解決のキーマンとなったりなどの「ここまでやるのか!?」という予想を超えるなら、クチコミもニュースも増えたはずだ。制作サイドは、「ハードな撮影スケジュール上、そこまではできない」と言うかもしれないが、それならば「わざわざ連ドラ間のコラボ自体しなくていいのでは?」という話になってしまう。視聴者やメディアに「全然意味ないよね」「この程度ならやらないほうがいいのに」と言われて、最も損をしているのはキャストにほかならない。視聴者は芸能人にかつてのようなカリスマ性を感じにくくなっているため、よほどの大物同士でない限り"夢の共演"という発想は捨て、物語との連動に徹したほうがいいだろう。●反響を呼ぶコラボの成功例は…○かつては視聴率狙いではなかったネットやスマホの発達で目まぐるしく世の中が変わっていく中、連ドラ間のコラボ内容は、テレビ全体の視聴率が高かったころからほとんど変わっていない。しかし、当時の目的は、「コラボで視聴率アップを目指そう」ではなく、「ちょっと面白いことをやってみよう」という遊び心によるものだった。その点、『IQ246』の"ガッキー"というコラボは遊び心そのもの。「気づいてもらえる人は楽しんでほしい」というスタンスであり、「見て視聴率を上げたい」という押しつけがましさはない。現在の視聴者は「見たいものを見たいときに見る」という意識が強く、誘導されるのを嫌うため、制作サイドの計算が見えると敬遠されてしまう。一方、日テレは、11月19日に『ラストコップ』、20日に『レンタル救世主』と、コラボの連日放送を行ったが、大きな反響は得られなかった。その理由は、「珍しい企画をやったから2日間続けて見てね」という制作サイドの意図が見えて、敬遠されたのかもしれない。思えば同局は、今年2月にも『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』『怪盗山猫』『臨床犯罪学者 火村英生の推理』の連ドラ3作によるコラボが同じ週に放送されたが、「ただの話題作り」と厳しい声が挙がっていた。視聴者もメディアも、視聴率の高低に関わらず、面白いネタであれば反応する。しかし、その前提に「視聴率がほしい」という意図が透けて見え、さらに悲壮感が漂っていると、多少面白いものであっても目をそむけたくなってしまう。そのコラボは、視聴者へのサービスなのか。それとも、視聴率を上げるためなのか…。「両方を狙いたい」という気持ちをグッと抑え、視聴者へのサービスに徹することができれば、コラボは見てもらいやすくなり、引いては視聴率につながるかもしれない。○TBSの一丸ムードと『DASH』+『イッテQ』もう1つ、連ドラ間のコラボではないが、注目すべきTBSの仕掛けを挙げておきたい。『逃げるは恥だが役に立つ』に『NEWS23』『情熱大陸』。『砂の塔』に『あさチャン!』『ひるおび!』『Nスタ』。『IQ246』に『ひるおび!』というように、連ドラと情報番組がコラボして、それぞれレギュラー出演者たちが登場していた。その他にも『IQ246』は、『王様のブランチ』MCの新川優愛をキャスティングして何度となく特集し、『オールスター感謝祭』では土屋太鳳の激走がフィーチャーされるなど、局を挙げてのコラボが見られる。これらを視聴者が好意的な目で見ていることから、「無理に連ドラ間のコラボにこだわる必要はない」のかもしれない。最後に、コラボという戦略の前提に立ち戻っておこう。日本テレビで10月16日に『ザ!鉄腕!DASH!!』と『世界の果てまでイッテQ!』のコラボ企画が放送され、大きな反響と称賛の声を集めた。この例から分かるのは、コラボは「認知と人気があってこそ、最大限の効果を発揮する」「放送時間が連続する番組のほうが効果的」ということ。当然と言えばそうなのだが、「多くの視聴者が望むものを見やすい形で放送する」のが、コラボ成功の近道だろう。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などに出演。取材歴2,000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2016年11月29日『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『オーシャンズ』シリーズ、『アイアンマン』シリーズなどでも活躍するドン・チードルが監督・主演・共同脚本・製作の4役を務めた『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』。没後25年、ジャズ界の帝王マイルス・デイヴィスを初めて映画化した本作から、予告編映像が解禁となった。1970年代後半のニューヨーク。長らく音楽活動を休止中のマイルス・デイヴィスの自宅に、彼のカムバック記事を書こうとしている音楽記者デイヴが押しかけてくる。しかし体調不良に苦しみ、ドラッグと酒に溺れるマイルスは、創作上のミューズでもあった元妻フランシスとの苦い思い出にもとらわれ、キャリア終焉の危機に瀕していた。やがて、デイヴと行動を共にするうちに、悪辣な音楽プロデューサーに大切なマスターテープを盗まれたマイルスは、怒りに駆られて危険なチェイスに身を投じていく。その行く手に待ち受けるのは破滅か、それとも再起への希望の光なのか…。ジャズ・ミュージックの歴史を語るうえで欠かすことのできない巨人にして、既存のジャンルやスタイルの枠を軽々と打ち破り、革新的なサウンドを創造したマイルス・デイヴィス。ドン・チードルが満を持して監督デビューを飾った本作は、クラウド・ファンディングで製作資金を募ってまで実現にこぎつけた念願のプロジェクト。70年代後半、5年ものキャリア空白期にスポットをあて、史実とフィクションを織り交ぜながら、まさしく偉大なる“帝王”の音楽と人生の本質に迫っていく。このほど、ジャズトランぺッターの日野皓正、現在ジャズピアニストとして活動する大江千里といったミュージシャンからも絶賛のコメントが寄せられた予告編では、マイルスの名曲「So What」をフィーチャー。トランペットの特訓を積み、マイルスの外見、性格、仕種を完璧なまでに体現したドン・チードル迫真の演技を垣間見ることができる。気まぐれ、かつ傲慢で、ユーモアのセンスや危うい狂気をはらみながら、圧倒的な才能とカリスマ性を放った帝王マイルスは、当時、表舞台から姿を消し、隠遁生活を送っていた。そのマイルスの自宅に、ユアン・マクレガー演じる「ローリング・ストーン誌」の記者デイヴが押しかけてくるところから物語は動き始めるのだが…。常に新たな挑戦を試み、音楽の可能性を切り開いたマイルスの、独創的なジャズ・セッションのような波乱に満ちたその人生の一端を、まずはこちらから覗いてみて。『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』は12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月26日俳優・田辺誠一が、フジテレビ系列連ドラ初主演を務める土ドラ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」が10月8日(土)23時40分より放送決定!共演には西田尚美、木の実ナナ、西村和彦、鹿賀丈史を迎え、小市民な主人公が次から次へと事件に巻き込まれ、不条理に立ち向かう“ストレスフルジェットコースタードラマ”を描く。主人公・倉永晴之は、どこにでもいるイチ小市民。妻と小3の息子と共に穏やかに暮らしてきた。過度な贅沢はせず、もちろん犯罪にも手を染めず。風で倒れた自転車を起こすことはなくても、シルバーシートに座ることを我慢する程度の良識は持っている。市民生活部市民相談室の主査(係長)に異動してからの3年間は、市民からひっきりなしに寄せられる苦情や要望に追われ、胃痛と戦う日々。共に働く主なメンバーは、見栄っ張りで小心者の上司、気持ちの浮き沈みの激しいアラフォー女子、コミュニケーションを一切取ろうとしないミニスカ厚化粧女子…。唯一の楽しみは、飼っている熱帯魚・アロワナに愚痴りながら飲む発泡酒だけ。倉永晴之に市民から寄せられるのは「間違えてゴミとして出した給料を取り戻してくれ」「隣のベランダから匂う洗濯物の洗剤の残り香がキツすぎて気分が悪い」「義務教育なんだからランドセルは市が購入すべきだ」…市民相談室は、まさに“モンスター市民”と市役所の間で板挟みの部署。ある日、怒鳴る男の電話をとる晴之。「運動公園の金網が破れていたせいで子どもが怪我をしたから治療費を払え!」またもや晴之は様々なトラブルに巻き込まれていく…さらに追い打ちをかけるように、週1度のペースで苦情を持ち込む名物おばさん、妻の怪しい行動、息子のいじめ首謀者問題、自宅への嫌がらせなどなど…晴之のイライラは募るばかり、ストレスは爆発寸前!そして倉永晴之は、ついにキレてしまう!「もう、トラブル巻き込まれ人生なんて真っ平だ!」気弱で静かな小市民・倉永晴之が、ついに切れた!日常にためていた心配、不安、恐怖、ストレスという「人生のトゲ」をぶちまける!“ストレスフルジェットコースタードラマ”が観る者の“とげ”を抜きまくる!オトナの土ドラ第4弾となる本作は、山本甲士の「とげ」を原作に、田辺さんら実力派俳優でドラマ化。日常生活の中で誰にでも起こる緊急非常事態をユーモアとペーソスを絡めながら、アイロニーたっぷりに描き、会社・家族・仕事を通して、濃密で共感度の高いアップテンポストーリーが、最後は、胸のすく結末へと導く…トラブルに奮闘する働くオトナの応援歌となっている。田辺さんは原作を読んでおり、今回のドラマ出演を喜び、「原作は関西弁なので、会話のバランスやリズムが本当におもしろくて、あっという間に本を読み終わりました。ドラマでの僕の役は標準語なので、また違った角度から役作りをしていければと思います」と意気込みをコメント。「之とは共感できる部分があり、僕もなるべく波風を立てずに生きてきた方なので、そういうところは似ていると思います(笑)。そんな晴之が反撃して、はっきり物を言っていくところがとても気持ちいい部分なのかなと思いました。僕も見習いたいです」と役への思いを明かした。最後に「晴之にありとあらゆる難題がふりかかってくるなか、どう立ち向かっていくのか!? 数々の不条理を打ち返し、予想もしない展開になる大逆転劇、週末の夜に楽しんでいただけるドラマになれたら嬉しいと思います」と見どころを語った。「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」は、10月8日(土)23時40分より東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送(全8回予定)。(text:cinemacafe.net)
2016年08月29日世界には、資産10億ドル保有者である「ビリオネア」が数多く存在します。しかし、彼らがなぜ成功したのか、その理由については、あまり明かされることがありませんでした。そこで注目したいのが、『10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか』(ジョン・スヴィオクラ、ミッチ・コーエン著、高橋璃子訳、ダイヤモンド社)。ロンドンを拠点とする世界的コンサルティングファームである「PwC」が、16カ月の徹底的な調査を行うことにより、ビリオネアたちについての真実を示してみせた興味深い内容です。■ビリオネア共通点はマインドビリオネアには、人生の早い段階で、なんらかの環境や経験に出会っているというようなイメージがあるのではないでしょうか?たとえばハンディキャップを抱えていたとか、不運な出来事を経験したとか、あるいは逆にとても恵まれた環境にいたのだろうとか。ところが調査の結果、意外なことにビリオネアに共通する結果は特に見られなかったというのです。それどころか、さらに深くデータを精査した結果、おもしろいことが見えてきたのだと著者はいいます。どうやらビリオネアの共通点は外的な要因ではなく、その人の内面、すなわち「マインド」にあるらしいということ。たとえば多くのビリオネアに顕著なのは、普通の人がバラバラに考えるものごとを、ひとつにまとめて考える能力なのだそうです。矛盾する考えや行動を排除することなく、自分のなかでうまく共存させることができるというのです。だから正反対のものを抱えながら、それでも思考が混乱しないということ。そしてビリオネア・マインドには、次の5つの特徴があるといいます。■ビリオネア・マインドの特徴(1)共感力と想像力で未来を描くーアイデアビリオネアは、現実の顧客が抱えているニーズを読み取る共感力を持っているもの。それは実際の体験や出会いを通じて、人々が潜在的に求めているものを感じ取る能力なのだとか。同時に、誰も思いつかないような製品をイメージする想像力も持ち合わせているそう。共感をベースに、「その先」を思い描く能力です。いわば共感力と想像力の融合が、爆発的な大ヒットを生み出すということなのでしょう。(2)最速で動き、ゆっくりと待つー時間ビジネスはタイミングが命ですが、新製品の発売や事業投資の適切なタイミングを正確に予測できる人はいません。だからビリオネアは、複数の時間軸を同時に意識するのだそうです。タイミングが予測不可能であることを知っているので、「短気」と「気長」の両面を同時に持ち合わせているということ。チャンスをつかむために最速で動く一方、気は熟すのを誰よりもゆっくり待つということ。(3)創造的にルーティンワークをこなすー行動クリエイティビティと現実的な能力は相反する物だと考えられているため、クリエイティブ部門とオペレーション部門が分かれている企業も少なくありません。しかしビリオネアは、クリエイティブなアイデアを考えるのと同じくらい熱心に実務をこなしているもの。普通の人ならルーティンワークと捉えるような日々の仕事においても創造性を発揮し、新たな価値を生み出すことができるというのです。(4)現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を恐れるーリスクビリオネアにはリスクを好むかのように思われがちですが、それは誤解だと著者は断言します。むしろ、ビリオネアはリスクをあまり好まないというのです。ただ、普通の人とはリスクの選び方が違っているだけ。投資で損をしたところで、ビリオネアは特に気にしないといいます。なによりも気にするのは、いまあるお金を失うリスクではなく、将来の可能性を逃すリスクだということ。だからこそ、たとえ失敗しても、彼らは未来のために何度でもチャレンジをするのだそうです(実際、ビリオネアの多くは初期の事業であまり結果が出せなかったり、手痛い失敗をしていたりするのだとか)。(5)自分とは正反対の人を仲間にするー仕事相手ビリオネアには、孤高の天才のイメージがつきまといます。しかし現実がそうではなく、決して孤独ではないのだそうです。当然のことながら、並外れた成功を手に入れるためには、あるとあらゆる才能が必要となります。クリエイティブであるだけでなく、ときには退屈な作業をこなすことも必要であるわけです。だからビリオネアは、自分にないものを持った人を仲間に引き入れるのだといいます。正反対の人とコラボレーションすることによって、ビジネスの限界を突破するわけです。*このようにビリオネアの傾向を客観的に取られてみせた本書は、読み物としても十分に楽しめる内容。また当然ながら、ビジネスにおいてのブレイクスルーの手段を模索している人にとっては、大きな参考となるでしょう。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※ジョン・スヴィオクラ&ミッチ・コーエン(2016)『10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか』ダイヤモンド社
2016年08月14日『ホテル・ルワンダ』のドン・チードル主演最新作「Miles ahead」(原題)が、『MILES AHEADマイルス・デイヴィス空白の5年間』という邦題で、12月23日(金・祝)より日本公開されることが決定した。帝王マイルス・デイヴィス(ドン・チードル)は、1970年後半の5年間、すべてのミュージックシーンから姿を消した。ひとりきり自宅にこもった彼は、慢性の腰痛に悩まされ、ドラッグや鎮痛剤の影響ですさんだ生活を送っていた。そこへしたたかな音楽レポーター、デイヴ・ブレイデン(ユアン・マクレガー)が強引におしかける。それから2日間、ふたりは盗まれたマイルスの最新曲のテープを取り戻すため思わぬ追跡劇に巻き込まれる。もともと気まぐれなマイルスの言動に拍車をかけるのが、元妻であり彼のミューズでもあったフランシス・テイラー(エマヤツィ・コーリナルディ)との破綻した結婚生活の思い出だ。苦悩と絶望から死をも考えたマイルスだが、音楽から救いを見出し、復活への道を模索していく…。ジャズ界に留まらず、すべてのミュージシャンのカリスマとして、いまでも語り継がれるマイルス・デイヴィス。彼の映画化を熱望し、マイルス本人を描いた初の映画を実現させたのは、『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた実力演技派俳優のドン・チードル。本作で彼は、初監督を務めるほか、共同脚本、制作、そして自ら主演も務める。『アベンジャーズ』シリーズからスティーヴン・ソダーバーグ、ポール・トーマス・アンダーソンといった名だたる監督の作品に出演し、映画以外のテレビシリーズ、舞台俳優としても多様で奥深い役柄を演じ、幅広く活躍しているドン。彼がマイルスに起きた出来事からインスピレーションを得たストーリーは、マイルスの家族からも「最高だ!」と絶賛されているほどだ。ドンは、トランペットの吹き方も限界まで練習し、マイルスのあらゆる時代、あらゆるスタイルの音楽を映画に組み込み、ラストのライブシーンでは実際にマイルスとの共演経験もある、ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターに加え、現在のジャズシーンで活躍中のエスペランサ・スポルディング、ゲイリー・クラークJr、アントニオ・サンチェスらが華を添えてる。音楽担当のロバート・グラスパーもまた、マイルスへの敬意を表するに値するサウンドを作り上げており、マイルスが自分の音楽を表現した言葉“ソーシャル・ミュージック”の精神が映画全般に行きわたり、マイルスに思いを馳せることができる幻想的な一作となっているようだ。『MILES AHEADマイルス・デイヴィス 空白の5年間』は12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月31日レオナルド・ディカプリオが南フランスのリゾート、サントロペで自身の名を冠したオークション・ガラを開催、地球の環境保護を目的に4,000万ドルの資金を集めた。20日(現地時間)、地球の気候変動と自然保護を目的とする団体「レオナルド・ディカプリオ財団」がサントロペのワイナリー「ドメーヌ・ベルトー・ブリユー」でオークションを開催。主催者のレオはもちろん、ボノやブラッドリー・クーパー、ジャレッド・レト、トビー・マグワイアやジョナ・ヒルなど仲良しの俳優仲間ら、多くのセレブが集まった。オークションに出品されたのは、レオが中米のベリーズの島に所有する土地(入札価格1,100万ドル~)、エルトン・ジョンのプライベート・コンサート2回(300万ドル)、ロダンの彫刻「考える人」の数量限定復刻版(約200万ドル)など。レオは所有していたアンディ・ウォーホルやバンクシーの作品も出品した。ナオミ・キャンベルやエルトン・ジョン、オーランド・ブルームにイリーナ・シェイクなども出席し、ケイト・ハドソンは美しいモデルたちやミシェル・ロドリゲスとの集合写真をインスタグラムにアップしている。レオはスピーチで絶滅危惧種について言及し、「絶滅の危機に瀕している種の保護にフォーカスすることは、世界規模の“ノアの方舟”のネットワークを作るようなことです」と熱く語った。(text:Yuki Tominaga)
2016年07月22日アジレント・テクノロジー(アジレント)はこのほど、米Lasergenに対し8000万ドルの投資を行うと発表した。Lasergenは次世代シーケンシング技術を有する新興バイオテクノロジー企業で、テキサス州ヒューストンンに本社を置く。アジレントは今回の投資により、Lasergenの株式のうち48%を取得することになる。また、2018年3月2日までに、追加で1億5000万ドルを投資し、残りの株式を取得するオプションも有している。両社は今後Lasergenのシーケンシングケミストリーである「Lightning Terminators」をベースに、臨床アプリケーション向けの次世代シーケンシングソリューションワークフローを開発していく。Lighting Terminatorsは、現在商用化されているほかの技術と比較して、ゲノムシーケンシングを高速化、高精度化、低価格化できる可能性があると考えられている。
2016年03月14日テイラー・スウィフトが、契約をめぐってプロデューサーとトラブルになっているシンガー、ケシャを支援するために25万ドル(約2,800万)を寄付した。現在28歳のケシャは2014年10月にプロデューサーのドクタールークとの契約解除を求める訴訟を起こした。ケシャは、18歳のときに契約したドクタールークにドラッグやアルコールを強要されて性的虐待を受け、体重についても侮辱されて摂食障害になったと主張している。だが、19日(現地時間)に行われた裁判で契約解除は認められず、今後も活動を続けるならば、ドクタールークのもとでの仕事となることが決まった。判決を聞いた彼女が涙を流す姿が報じられると、レディー・ガガやアリアナ・グランデ、デミ・ロヴァート、イギー・アザレアなど多くの女性アーティストたちがSNSでケシャへのサポートを表明した。そんな中、テイラーは22日に「支援の表明として、テイラー・スウィフトはケシャに25万ドルを寄付しました。この大変な時期に必要な経済支援です」と声明を発表。ケシャの母親はツイッターで「人の財産は、その人が何を持っているかでは計れません。それで誰を助けるのかで分かるのです。テイラー・スウィフトは真にリッチな人物です。ありがとうございます」と感謝を表明した。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月23日米AMDは20日、"Fiji"コアを採用したハイエンドGPU「Radeon R9 Nano」の価格改定を発表した。これまでの希望小売価格649ドルから150ドル値下げし、改定後の価格は449ドルとなる。これに合わせて日本国内でも「適切な価格帯」で提供するという。「Radeon R9 Nano」は、2015年9月に発売したハイエンドGPU。グラフィックスメモリに広帯域メモリ「HBM」(High Bandwidth Memory)を搭載した"Fiji"コアを採用する。水冷クーラーを搭載したハイエンドモデル「Radeon R9 Fury X」と同じ4,096基のStream Processorを備えつつも、Mini-ITXサイズのゲーミングPCにも取り付け可能なコンパクトなカードサイズが特徴となっている。
2016年01月20日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、公開12日目で世界興収10億ドルを達成し、新記録を築いた。これまでの記録は、『ジュラシック・ワールド』の13日だった。現時点で『フォースの覚醒』の北米興収は5億4466万ドル。3日間のクリスマス週末の北米での売り上げは1億5350万ドルで、クリスマスの成績としても、公開2週目の成績としても、史上最高記録となった。その他の情報クリスマス週末にはまた、マーク・ウォルバーグとウィル・フェレルのコメディ『Daddy’s Home』や、ジェニファー・ローレンス主演、デヴィッド・O・ラッセル監督の『JOY』も公開され大健闘。その結果、このクリスマスは『アバター』が公開された2009年を抜いて、北米全体で史上最高の成績をも達成している。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開中文:猿渡由紀
2015年12月28日原油価格が暴落している。1バレル100ドル以上だったのが、一年もたたず40ドル台に下降。落ち着いたかと思われたが、ここにきて遂に40ドルも割り込み36ドルまで再び急落。日本国内のガソリン価格も5年ぶりの安値だ。私は、スイス銀行時代に「NYMEX」という原油取引所でトレーダーを体験していたので、さっそく現場の後輩たちと話しをした。結局、今回の原因は、ウイーンで開催されたOPEC(石油生産国の団体)総会で、価格が下がっているのに、減産で合意出来なかったことが引き金になっています。それでも「イスラム国が、原油生産施設を狙う行動に出れば、さすがに生産に支障が生じて上がるかも」という声も聞かれる。ただ、米国はシェールという新たな原油生産が開発。いまや、ロシアと世界一を争うほどの生産国になった。中東の原油に依存する体質が劇的に変わっている。中東、ヴェネズエラ、ナイジェリアなどのOPEC加盟国は、内部分裂でそれぞれの国が勝手に増産に走っている。イラン、イラクが生産再開・増産という見通しも効いており、その結果、需要は景気がさほど良くないので伸び悩む中、生産量は増加の一途。当分、原油価格は高くならないだろう。これは一見、主婦にとっては良いニュースだが、もし旦那さんが石油関連のお仕事だったりすると、お給料・ボーナスが減ったり、はてはリストラにもなりかねない。石油会社の大型合併の話も出始めている。原油の下げも100ドルが70ドルに下がる程度なら、良い影響のほうが優るが、とはいえ程度の問題で、30ドル台まで暴落すると、企業破たん・株価暴落などの悪影響も大きく出るだろう。主婦と言えど、必ずしも、喜べない状況になるのだ。特に、原油輸出が国家財政を支える中東諸国では、原油販売収入が減ると、ただちに社会保障費も削減ということになる。社会不安・失業問題も悪化して、怖いのは、それがテロを生む土壌になってしまうことだ。金の価格も原油が下がると影響を受ける。ただ、金と原油の決定的な違いは、金は産業用素材とおカネと言う二面性があるが、原油にはおカネの側面がないこと。景気が悪いときは原油の需要が減る一方、金は資産として、景気が悪く株が下がりそうな時に逆に買われる傾向がある。更に、生産面では、原油は液体なので、海底油田でも、ドリルで穴をあければ、噴出してくれる。しかし、金鉱石は固体なので、1トンの鉱石を海底に穴を掘り、そこから陸揚げするだけでも、とほうもないコストがかかる。しかも金鉱石1トンから採れる純金量は僅か3グラム! 原油に比べて、金は生産量が容易に増えないのだ。価格も原油は一年で100ドルが40ドルまで暴落するようなことがあるが、金は例えば一年で1000ドルが400ドルまで下がることは考えられない。そんなに下がったら、赤字操業になり、鉱山会社が生産減らすか、閉山してしまうからだ。今回も原油価格急落の過程で、金は上がったり下がったり。それほど変わらず、原油より遥かに安定的に推移している。○読者アンケートにご協力ください「25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座」では、より充実した記事作りのために、内容に関するご意見・ご要望をお聞きする読者アンケートを実施しています!→アンケートに答える←○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年12月11日Raspberry Pi Foundationは11月26日(英国時間)、Raspberry Piをより多くの人に使ってもらうことなどを目的に5ドル/4ポンドの低価格を実現した「Raspberry Pi Zero」を発表した。アプリケーションプロセッサ(SoC)としては、1GHz動作のARM11コアを搭載したBroadcomのBCM2835を採用しているほか、512MBのLPDDR2 SDARMも搭載。インタフェースとしては、Micro-USBポートならびにmicro-SDカードスロットのほか、1080p60出力対応のmini-HDMIポート、RaspberryPi A+/B+/2 Model Bとピン配置互換の40ピンGPIOなどが用意されており、基板サイズは65mm×30mm×5mmとしている。
2015年11月27日FX個人投資家の豪ドル/円相場見通しを示す予想DI(外為どっとコムの顧客に対するアンケート調査結果による指数)は、10月の調査で5カ月ぶりに豪ドル強気を示すプラス圏に浮上した。プラス幅は+6.6と小さかったが、それでも今年最高を記録した格好であり、豪ドルに対するFX投資家の信頼感が戻り始めたように見える。かつて豪ドルは、高金利(高スワップポイント)であると同時に値動きの良さ(高ボラティリティ)も併せ持つ通貨として、FX投資家の人気を集めたが、近年ではやや不人気の状態が続いていた。今回の予想DIプラス転換が、果たして投資マインド復活を告げるサインとなり得るのか考察してみたい。○豪ドル不人気の背景図のように今年の豪ドル/円予想DIは年始からマイナス圏で推移、5月にプラス3.1に持ち直したものの、再びマイナスサイドに沈んでいた。こうした豪ドル不人気は、米国の利上げ(観測)に伴い、新興国・資源国の経済に下方圧力がかかるとの見方によるところが大きかったと見られる。中でも、豪州にとって最大の輸出先である中国の景気減速懸念が強まった事が大きく影響した公算が大きい。そうした中、豪準備銀行(RBA)が2月と5月にそれぞれ0.25%ずつの利下げを行い、政策金利を同国史上最低の2.0%まで低下させた事も豪ドルへの投資意欲を鈍らせたのだろう。○中国に対する過度の懸念は後退このうち中国については、上海総合株価指数が5月以降に値崩れを起こした上に、8月には人民元の切り下げに端を発する「チャイナ・ショック」が発生するなど、一時は中国経済のハードランディング懸念が強まった。しかし10月以降は、中国人民銀行(中央銀行)の利下げなどもあって上海株が反発しており、過度の懸念は和らいでいるように見える。中国共産党が10月に開いた第十八期中央委員会第五回全体会議(5中全会)で成長率目標を6%台後半に設定したと見られる事(実際の目標値は未発表)や、国際通貨基金(IMF)が人民元を特別引き出し権(SDR)の構成通貨に採用する方向で準備を進めている事も安心感に繋がっているようだ。○RBAの姿勢にも変化また、RBAの緩和スタンスに変化が覗えた点もFX投資家の信頼感回復に寄与している公算が大きい。RBAは声明で「資源価格の大幅な下落を踏まえれば、一層の豪ドル下落が起こりうるし、必要でもある」として豪ドル安誘導の姿勢を強くにじませてきたが、8月声明でこの文言を削除し、「豪ドル相場は商品相場の大幅な下落に適応しつつある」に変更した。豪ドルの対米ドル相場は年初から15%も下落しており、インフレ予防の観点から、RBAはこれ以上の通貨安は望ましくないと考え始めたのかもしれない。これは、国際商品の代表的指数であるCRB指数が足元で続落しているにもかかわらず、豪ドルが持ち直している一因のように思われる。○2016年に向けて強気拡大もこのように、中国経済への不安が和らぐとともに、RBAがこれ以上の利下げを行わないとの見方が広がる中では、史上最低とはいえ2.00%という相対的に高水準の政策金利は、ゼロ金利に慣れ親しんだFX投資家にとって魅力的に映るはずだ。足元の資源価格下落にはある程度目を瞑ってでも豪ドルを買いたいというFX投資家が増えても不思議ではないだろう。10月の豪ドル/円予想DIからは、そうした可能性が感じられた。今後、中国景気が緩やかに持ち直すとすれば、資源価格の下落にも歯止めがかかり、FX投資家の豪ドル強気度合いは2016年にかけて拡大していく可能性がありそうだ。○執筆者プロフィール : 神田 卓也(かんだ たくや)株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長。1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信(デイリーレポート『外為トゥデイ』など)を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。Twitterアカウント:@kandaTakuya
2015年11月25日オン・セミコンダクターは11月19日、フェアチャイルドセミコンダクター・インターナショナル(フェアチャイルド)を総額およそ24億ドルで買収することに最終合意したと発表した。両社の製品は互いに補完性が高く、オン・セミコンダクターは高・中・低電圧をカバーする製品ラインアップを持つことなる。また、両社の売上高を合わせると50億ドルになる。同買収についてオン・セミコンダクターは「オン・セミコンダクターとフェアチャイルドの統合は、急速に集約されている半導体業界において、強力な能力を備えたパワー半導体のリーダーとしてのポジションを確立します。弊社の計画は、高・中・低電圧の全範囲をカバーする製品をお客様に提供するために、両社の補完的な製品ラインを集約することです。」とのコメントを発表している。
2015年11月19日昼ドラ原作の女王は、先の展開をまったく読ませない!フジテレビ系列の昼ドラが2016年3月で終了するというニュースが流れました。ドロドロ愛憎劇モノ大好きなので大変残念です。その追悼の意を表して、今回は津雲むつみさんを取り上げたいと思います。(c)『空と海と蜃気楼と』(津雲むつみ/集英社 クイーンズコミックスDIGITAL)全7巻津雲むつみさんは、昼ドラ化された『風の輪舞』『花衣夢衣』『聞かせてよ愛の言葉を』の作者で、昼ドラ原作の女王マンガ家です。その他にも、森田健作がわあわあ叫ぶ『おれは男だ!』や、岡本健一と杉浦幸の大映ドラマ『このこ誰の子?』(原作タイトルは『彩りのころ』)などがあります。たいていの少女マンガは、「読み手が嫌がる展開はしない」がセオリーなので、だいたいのとこ話の筋が読めるものです。主人公が雑魚にレイプされることはないし、ヤリ捨てられることもないし、最終的に貧乏になることもありません。主人公と主人公の友人だったら、絶対に主人公の方がいい思いをします。津雲作品に登場する男性は、ものすごくイケメンだとメンヘラで、鼻や唇が丸ければ丸いほど欲求不満の悪い男とだいたい相場が決まっています。しかし、わかるのはそこまでで、あとの展開はまったく読めないんです。主人公の女の子はバリバリレイプされるし、出てくる男はだいたいクソだし、まったく夢がありません。『空と海と蜃気楼と』は、家でいじめられてるイケメン純と、父親を嫌いな一雄と、のんきな家の瞳という、一姫二太郎な幼なじみたちの物語です。三角関係でモヤモヤするんだろうなということは想像がつきますが、あとはまったく想定外の展開でした。瞳はレイプされかかるし(未遂で終わってむしろびっくり!)、純は少年院に行っちゃうし、一雄は大したことしないけどルックスもたいしたことないしで、「いったいこの話はどこへ行くんだ!」って感じです。出てくる男が全員フツー以下!でもそこが異様にリアル(c)kaizen.nguyễn3人のうち、瞳は片方と結婚するんですが、その後の展開がまた斜め上過ぎて「えぇっ!?」と叫んでしまいました。それ絶対少女マンガではあり得ないから!!この作品では、トラウマがあって愛に飢えてるクールなイケメン純がいいかなーと思って読んでましたが、途中から「うわ……それはちょっと……」となりました。彼女の作品には、ホントにカッコイイ男子が登場しません。この作品含め、津雲作品をひと言で言い表すなら、「ドロドロ」です。それ故、どの作品も奪い合うように昼ドラ化されたわけですが、そこで気が付いたことがあります。津雲作品に登場する男性は、みなフツー以下なんですよ。ものすごく現実的なんです。自分に甘いし、約束は破るし、浮気はするし。ホント夢のカケラもありません。だからこそドロドロの展開になるんですよね。男が少女マンガのヒーローみたいに、女に一途で気が利いて頭がよかったら、女同士のゴタゴタとか起こらないんです。ヒーローがその辺うまく処理しちゃいますから。主人公が襲われそうになったって、足首捕まれる前に助けてくれるに決まってます。カッコイイ男子が出てこないのに、なにが津雲作品の魅力かって?そりゃ、男が一般のダメ男なのが、異様にリアルだからです。セクハラやレイプに近い「性に対する嫌悪感を起こす事件」って、女ならたいてい経験しているはずです。いかにも現実にありそう、こういう男いそうっていうヒリヒリした感じが、とても生々しいんです。子ども時代から老いて死ぬまでを描くので、「女の業」をつくづく感じます。「人生楽じゃない」と、しみじみ秋の夜長ってことで。Text/和久井香菜子
2015年11月13日大人気リアリティショー「テラスハウス」のスタッフが集結し、連ドラ史上初の“ガールズラブ”をテーマとしたドラマ「トランジットガールズ」が11月7日(土)より放送されることが決定。メインキャストには、若き鬼才・伊藤沙莉と、「ViVi」専属モデル・佐久間由衣が抜擢されたことが分かった。2012年10月のTV放送以来、ティーンを中心に熱狂的な人気を博し、瞬間最高視聴率12%を記録、映画版も興行成績12.7億円と大ヒットするなど若者のハートを掴んできた「テラスハウス」。その制作陣が、今回は脚本ありの完全なるオリジナルストーリーで、胸キュンが止まらない“ド”直球のラブストーリーを描く。しかも、恋をする主人公の2人はどちらも「女子」!連続ドラマ史上初の“ガールズラブ”がテーマだ。親同士の再婚により、ひとつ屋根の下で義姉妹となった、性格もルックスも好対照の2人が、最悪の出会いから反発しながらも恋を育んでいく…という王道ストーリーに挑戦するのは、数々の映画監督に「いま一番仕事をしたい若手女優」と言わしめている才能の持ち主・伊東さん。主人公である妹・葉山小百合を務め、純粋でかわいい女子高生を真正面から演じる。本作で連続ドラマ初主演を飾ることとなった彼女は「期待と不安で胸いっぱいでしたが、いままでやったことのないピュアな少女漫画の主人公のような女の子を演じさせていただいて、様々な葛藤はありつつもとても楽しい経験をたくさんさせていただきました」と収録をふり返った。そして、もうひとりの主人公で姉の志田ゆいには、現在、「ViVi」の専属モデルとして活躍する佐久間さんが配役。すらっと伸びた長い手足に、ショートカットが奇跡的に似合う佐久間さんは、連ドラ初主演はもちろん、本作がドラマ初出演。「スチールのお仕事が多い私にとって、映像の世界はずっと挑戦したかったことでもありました。“志田ゆい”という役と向き合いながら日々、模索することに幸せを感じています」と初演技の感想を寄せた。誰にも似ていない存在感で、観る者を惹き付ける佐久間さんがどんな演技をみせるのか注目だ。また、小百合を一途に思い続ける幼馴染の同級生・深澤直役には、「昼顔」の生徒役で鮮烈なデビューを飾った俳優でモデルの健太郎。「学校のカイダン」や映画『俺物語!!』など話題作に立て続けに出演している彼は、178cmの筋肉質な身体にベビーフェイス、切れ長の涼しい目元が印象的な“コショウ顔”としてネクストブレイク必至なボーイだ。さらにドラマの音楽を担当するのは、「Dragon Ash」ボーカルの降谷建志。ソロ作品でのドラマタイアップは今回が“初”となる降谷さんは、本作のために新曲「Prom Night」と既に発表されているソロ楽曲群を提供。「ソロとしての作品発表は今年になってから始めたばかりですが、早くもこのような機会をいただけてとてもうれしく思います。新曲、既発表曲ともに、ドラマの世界を彩ることができたら光栄です」と喜びをコメントした。王道の胸キュンラブストーリーを貫きながら、女の子同士のガールズラブを丁寧に描く本作。斬新な布陣となったスタッフ×キャスト×ミュージックが紡ぐ新しいエンタテイメントに期待が高まる。「トランジットガールズ」は11月7日(土)23時40分より(初回は23時50分)、全8話で放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日Western Digitalは10月21日(米国時間)、SanDiskを買収することで両社が合意したと発表した。買収の総額は約190億ドルで、Western Digitalはこれを現金ならびに株式で支払うとしている。Western Digitalでは、この買収について、自社を次のストレージソリューションカンパニーへと導くもの、と述べるほか、コンシューマからデータセンターまでHDDやSSDといったストレージ製品を幅広く提供できるようになると説明している。また、SanDiskと長年パートナーシップを組んでNAND型フラッシュメモリの製造を行ってきた東芝については、引き続き、協業関係を継続していく意向を示している。なお同買収の完了は2016年の第3四半期を予定しているという。
2015年10月21日米Intelはこのほど、2015年第3四半期決算を発表した。売上高は145億ドルで、前年同期と比べてほぼ横ばい、営業利益は8%減の42億ドル、純利益は6%減の31億ドル、1株当たりの利益は3%減の64セントだった。PCやタブレット、スマートフォン向けのプラットフォームを提供するクライアント・コンピューティング事業本部の売上高は85億ドルで、"Skylake"こと第6世代Intel Coreプロセッサの投入により、2015年第2四半期と比較して13%増となった一方、前年同期比7%減で、依然としてPC市場の停滞感を示している。このほか、データセンター事業本部の売上高は前期比8%、前年同期比12%増の41億ドル、IoT(Internet of Things)事業本部は前期比4%、前年同期比10%増の5億8,100万ドル、ソフトウェア&サービス事業部門は前期比4%、前年同期比横ばいの5億5,600万ドルとなった。なお、Intelでは2015年第4四半期の見通しとして、売上高を148億ドル±5億ドルと予測している。
2015年10月15日