映画『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』の公開記念イベント、「『るろうに剣心最終章 The Beginning』 剣心、始まりの地へ~おかえり剣心京都凱旋舞台挨拶~」が7月3日に京都で開催された。舞台上に七夕の短冊が飾られた会場で、上映後に観客からの熱い拍手で迎え入れられ、主演の佐藤健が夏らしく浴衣姿で、またシリーズ全作品で監督を務めた大友啓史が登壇した。まずは剣心の始まりの地である京都での凱旋舞台挨拶ということで、久しぶりに会った京都のファンとライブビューイングでつながっている全国のファンに向け、佐藤が「ずっと全国を回って舞台挨拶をしたいとは思っていたのですが、なかなか叶わずでした。僕たちの第二のふるさとと言っても過言ではないくらいお世話になった場所で、なんとしてでも舞台挨拶をしたいという想いもあったので、本日来ることができてとても幸せに思っています」と、笑顔で挨拶。浴衣についてコメントを求められると、「しっくりきますね。昔は和服を着ると怖気づくような感覚があったのですが、『るろうに剣心』を通じて逆に落ち着く感じがするようになりましたと答えた。監督も「次はこれで撮りたいね」と佐藤の姿を見ながら、「京都は、始まりの地なんですよ。地に足のついた実写作品にすると考えたときに、最初に決断したのが京都で撮影するということでした。僕らの撮影のはじまり、作品のベースのはじまりでもあったので、京都にくることは悲願でした」と語った。本シリーズは、関西エリアでのロケも数多く、シリーズ全5作を通じて、関西では全34か所、半年の撮影が行われた。佐藤は「滋賀県などの撮影のときも、京都を拠点にしていました。パート1の時は家に帰らず京都のホテルにずっと泊まって、そこから色々なところに行き撮影をしていました」とシリーズのハードな撮影を振り返ると、監督も「全国を巡業するサーカス団ですよ」と笑顔で返した。1作目から今作までを振り返りながら佐藤は、「当時は、青木崇高さんや蒼井優さん、香川照之さんと京都の街をぶらついてご飯を食べたりしていましたが、何不自由なかったですね。でも2作目3作目、そして最終章の時はほとんどご飯に行ったりはしていないですね。パート1のとき毎日のように行っていたのかが不思議です」と、シリーズ10年間のエピソードを明かした。さらにこの日は、佐藤の希望で事前にTwitterにてファンからの質問を募集。舞台上で佐藤と監督が様々な質問に答えた。「七夕といえば、健さんにとっての”織姫”はいますか?」という質問に、佐藤は驚きつつも「一年に一度とはないけど、本当は会いたいけどなかなか会えない、たまに会える存在はやっぱり、剣心かな」と、10年間剣心を演じてきた佐藤ならではの回答が飛び出す。また「マイベスト剣心(演技)を選ぶならどのシーンですか?」との質問について佐藤は、『The Beginning』の終盤、「行ってくるよ、巴」と言い残し、ともに暮らした家を去るシーンを挙げた。このシーンには監督も大きく頷く。佐藤は「感情を表して涙を流すなど、いろんな演技プランがある中で、あのシーンは全く気負いがなかったんですよね。今まで演じてきた剣心という役に対するに信頼と自信があったので、絶対に大丈夫だと思っていました。こういう芝居をしたいとう欲のようなものを一切排除できていたのを覚えていて、その時思ったように演じられました」と撮影当時を振り返ると、会場からは大きな拍手が起こった。続いて、檀上の短冊について、この日のためにInstagramで募集したファンからの願いが書かれているとMCから説明があると、その一部の願い事を佐藤と監督がそれぞれ紹介。“内定いただけますように”や“真剣佑の上腕二頭筋になれますように”、“娘の成績があがりますように”、“期末テストがなくなりますように”など、ファンの個人的な願いから、シリーズに対する想いのこもった願いごとも読み上げ、ファンの想いの詰まった短冊に感慨深げだった。最後に監督は、「10年間応援していただきありがとうございます。1作目の当時は震災があったり、今回もいろんなことがあった中で、作品を映画館で上映できることがすごい幸せだってことを感じましたし、皆さんに支持していただいて最後まで作れたということにものすごい幸せを感じております」とコメント。佐藤からは、「本当にあっという間ですね。我々にとって、とても大切な京都に来れたことを非常にうれしく思っております。こういった辛い状況ではありますが、希望を見出して、前向きに、幸せに皆さん過ごしていってほしいなと願っております」と述べ、京都凱旋舞台挨拶は幕を閉じた。また、本イベントの模様はライブビューイングで全国の映画館に生配信された。『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』公開中
2021年07月05日比嘉愛未主演ドラマ「推しの王子様」のスピンオフドラマ、瀬戸利樹主演「ぼくの推しは王子様」が「FOD」にて配信されることが決定した。本作は、比嘉さん演じる日高泉美が社長を務める、乙女ゲームを手がけるベンチャー企業「ペガサス・インク」のプランナーで、歴史好きの有栖川遼が主人公の物語。実は、叶わぬ恋だと諦めながら、ある人にずっと片想いをしている有栖川。エンジニアの織野洋一郎(谷恭輔)は、そんな有栖川の切ない胸の内を知り、有栖川が誰かと幸せになれるよう、有栖川専用の恋愛アプリを作り上げる。有栖川にとって運命の人である可能性が高い人物が現れると、このアプリが知らせてくれるとのことだが、2.5次元俳優が推しのデザイナー・渡辺芽衣(徳永えり)と、同じくデザイナーで「26時のマスカレイド」が推しの小原マリ(佐野ひなこ)は、うさんくささしか感じない。そんな中、恋愛アプリを入れた有栖川のスマホから、早速アラームが鳴り始める――。本作では、有栖川が様々な“運命の人っぽい”人に出会い、そこから巻き起こる波乱の展開をユーモアたっぷりに描いていく、また新たなラブストーリーとなっている。有栖川役の瀬戸さんは「“きたな!スピンオフ!”って思いました(笑)!お話を聞いた時はすごく嬉(うれ)しかったです。有栖川にフォーカスを当ててお話が展開されていくのですが、出演者のみなさんとの掛け合いも面白いので、注目してご覧いただきたいです」とアピールし、「スピンオフを見ると『推しの王子様』をさらに楽しめる要素が満載です」とコメントしている。FODオリジナルドラマ「ぼくの推しは王子様」は7月15月(木)23時9分~FODにて配信開始。「推しの王子様」は7月15日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2021年07月01日佐藤健主演、大友啓史監督による10年にわたるシリーズが幕を閉じる『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』。6月28日(月)時点で『The Final』の累計動員数は284万人、興行収入は40億円超えを記録。さらに『The Beginning』累計動員数は127万人、興行収入は18億円を突破し、ついに2部作合計で観客動員数は411万人を超え、興行収入も58億円を突破した。『るろうに剣心 最終章 The Final』は、緊急事態宣言の影響で、一部地域では映画館で映画を楽しむことができない状況が公開3日目の4月25日(日)から2か月間続いてきたにも関わらず、6月20日(日)時点で興行収入38億円を記録した『花束みたいな恋をした』を超え、2021年の興行収入No.1の実写映画に。6月26日(土)には大阪の映画館も土日の営業を約2か月ぶりに再開されると、大阪のファンからも歓喜の声が上がる中、6月26日(土)・27日(日)の週末から28日(月)までで『The Final』の興行収入は遂に40億円を突破した。また、7月3日(土)からは3週連続入場者プレゼント第3弾が決定。雪代家の姉弟・雪代巴と雪代縁のビジュアルが両面に掲載された<『The Final』&『The Beginning』フォトカード>が『The Final』および『The Beginning』両方の上映で配布される。2作品を繋ぐこの姉弟のビジュアルが同時に手に入るのは貴重な機会となっている(※特典はなくなり次第配布終了※一部劇場除く)。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年06月29日『るろうに剣心 最終章 The Final』に続いて、シリーズの“はじまり”を描く『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の公開がスタートした。本作は幕末を舞台に、“人斬り抜刀斎”と呼ばれ、恐れられた男・緋村剣心(佐藤健)の知られざるドラマを描いているが、大友啓史監督は「剣心の真実はここにある」と語る。のちに新時代を迎えて剣心は“不殺(ころさず)の誓い”を立て戦うことになるが、その根底にある感情や、彼を徹底的に変えてしまった物語についてはこれまで多くは描かれなかった。本シリーズは圧倒的なアクション描写と、次々に敵をなぎ倒す剣心の姿が人気を得てきたが、この映画を観ることで観客は痛快なアクションの裏側にある深い悲しみを知ることになるだろう。これまでのすべての映画『るろうに剣心』シリーズの見え方が変わってしまうかもしれない最終章について、大友監督に話を聞いた。(以下、一部、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の内容に触れている箇所があります)幕末の時期、新しい時代を迎えるために命がけで戦った者たちがいた。そのひとりが“人斬り抜刀斎”だ。彼は人を斬ることで、誰もが平等で穏やかに暮らせる時代が来ると自分に言い聞かせ、周囲に血の雨を降らせている。そこに結婚を約束した相手を剣心に殺された女性・巴(有村架純)が復讐のために剣心に近づく。しかし、彼女は剣心と行動を共にするうちに彼の内面を知り、心に変化が訪れる。人を斬ることだけを考えて心を閉ざしていた剣心と、復讐だけを心の支えにしていた巴の距離は次第に縮まっていく。剣心と巴のエピソードは先に公開された『The Final』でも触れられているが、大友監督は『The Beginning』について「ストーリーの展開の妙や意外性ではなく、俳優がその役をどう演じたか、剣心と巴の間にどのような感情があったのか、その感情や存在がどのように変化していくのかを味わってもらいたい映画」だと語る。「巴には、幕末という時代の中で翻弄されながら悲劇を背負い、剣心に未来を託す役割をこの映画の中で担ってもらいたいという想いがありました。当時は今よりも女性に自由がなかったわけですし、結婚はお家の事情や身分が大きく影響していたことを考えると、巴は封建時代に生きた不自由な女性の象徴でも解釈できると思います。巴は幼なじみと祝言をあげることを楽しみにしていたと思うんですけど、たぶん、愛という感情を覚える前に結婚することになったと思うんです。そして、その婚姻前夜に彼女は愛するべき人を失い、魂を彷徨させる中で仇的である剣心に出会う。おそらく、その頃の彼女の生きていく支えは、愛すべき人を奪った憎むべき相手にどうやって仇を討つか、つまり憎しみ自体が彼女の生きる力になっていた。“誰かを憎んでいないと気が狂ってしまいそうで”と、彼女は日記にも書いていますね。それがどのようにして愛に転じていくのか? 劇中のセリフにも出てきますけど、まさに"憎しみと愛は表裏一体”なんですね、きっと。あの時代の女性は武家社会の中で様々な感情を押し殺して生きてきた。そして親の決められたレールに乗って結婚するはずだった。しかしレールを失い、そこではじめて巴の自我が憎しみと共に芽生える。つまり本作は、「愛」という、人生において最も大切な感情を見つける機会を失ってしまった巴が、ぼろぼろに傷つきながら愛の本質を発見していく物語でもあると思います」剣心と巴は“同じ孤独”を抱えた者映画の前半は剣心と巴が出会い、宿場で同じ屋根の下で暮らしながら少しずつお互いを認識し、理解していく過程が描かれるが、単に双方が好意を抱くような展開ではなく、自身が背負った使命、倫理観、相手に対する説明のつかない感情の間でふたりが揺れ動く瞬間が描かれる。「巴にとって剣心は“自分の夫を斬った男”ですが、毎晩どこかに出かけて戻ってきては、血で汚れた手を陰鬱な表情で洗い流している。その寂しげな背中を見ているうちに、巴は“本当にこの人は夫を斬った男なのだろうか?”と思ったかもしれない。つまり、自分の夫を奪った人間に対する復讐心と、もしかしたらそうではないかもしれないという思いが巴の中で拮抗し始め、次第に“そうではない”という気持ちが大きくなっていった。でも、自分は仇を討つために剣心に近づいたわけですから、“二夫にまみえず”という当時の倫理観でいうと、当然罪悪感も芽生えはじめる」一方の剣心も、自身の本心を押し殺して新時代のために“人斬り”を引き受けたことと、目の前にいる巴と過ごす時間に感じる安らぎの間で激しく揺れ動く。興味深いのは、映画の前半の剣心と巴は独立したふたりのキャラクターに見える瞬間もあれば、ふたりで“ひとりのキャラクター”に見える瞬間もあることだ。剣心の本心を巴が代弁し、剣心の存在が巴の内面を明らかにする。さらに大友監督は剣心と巴を単なる男女ではなく“どちらも時代の犠牲者”として描いてもいる。「ふたりはある意味で“似た者同士”だと思います。同じ孤独を抱えた者の魂が寄り添うようにして一瞬の時間を共有する。どのようにして孤独を解消していいのかまだわからない若いふたりが共に行き場を失い、孤独な魂をなぐさめあっていくうちに近づき、結ばれていく。しかし、本当の愛が芽生えていく入り口の段階でこの物語は、ふたりの関係は終わってしまうことになります」“剣心の真実はここにある”という映画をつくりたかった主演の佐藤健は、これまでの作品で新時代に自らを適応させようとする剣心を巧みに演じてきた。しかし、本作では巴の感情、周囲の状況を瞬時に受け止め、そこで生まれる感情だけを精緻に表現していく。自ら何かを仕掛けない、しかし、起こった出来事、投げかけられた感情は何も逃さない。その姿勢を大友監督は「それこそが俳優が役と向き合っていることだと思う」と力強く語る。「佐藤健は良い意味で“何もしないこと”を目指していると思うんですね。彼は『龍馬伝』で岡田以蔵を演じて“以蔵が降りてきた”と言っていました。おそらく以蔵という役が憑依していたんだと思います。でも『るろうに剣心』が始まった時には、剣心は“魅せる”キャラクターという意識があった。実在する人物ではないし、彼の好きなキャラクターでもあったから、自分の大好きなヒーローを、ファンである自分に対しても“魅せきる”ことができるのか?という演じ方、つまり観客の目を意識したアプローチだったと思います。でも作品を重ねてきて、今回思ったことは、彼の目指すものはもう“魅せる”ことではなくて、自分の中に剣心が潜んでいて、自分の中の剣心に対して嘘がつけなくなっている。だからサービスするような演技は一切してない。でも、心の小さな変化は確実にあって、演技をして誰かに提示するとかではなくて、本当の意味での“芝居”を目指そうとしている。それはつまり“芝の上に居る“ということであって。余計なことはせず、“本当のことだけを撮ってください”ということだと思います。それは巴と関わるシーンについても逐一感じますね。明治の剣心は、ある意味では“演じて”いて新しい時代に適応しようとしているわけですけど、巴のことになると演じる余裕もない状態になる。そのような時の佐藤健は本当に“何もしない”。でも僕はそれこそが俳優が役と向き合っていることだと思う。俳優の仕事は“他人の人生を生きること”なわけですから、よく考えたらすごく大変なことだと思うんです。でも、カメラが回ってしまえば、どういう芝居をするかは俳優に委ねられる。つまり、俳優のパフォーマンスには、期せずともその俳優の全人格が出てしまうものだと思っています。だから僕は、こういった作品においては俳優に対して手とり足とり演出して指示するのではなく、俳優が自分で動きながら演じる役の人生と向き合う環境をつくることが大切な仕事だと思ってきました。このやり方で俳優と真正面から向き合うことは、僕にとって監督業をしていく上での大きなモチベーションのひとつになっている。だから、佐藤健と10年間、共に仕事をする中で、彼がその境地に達したことは、俳優演出という点では、僕にとってもひとつの大きな成果だと思っています」拒絶、警戒、迷い、苦悩、安らぎ、そして愛と呼べるのかもしれない感情……佐藤健が演じる剣心と、有村架純が演じる巴は様々な想いを投げ合い、時に共鳴するようにして表現していく。しかし、物語の結末に待っているのは、剣心のその後の人生を決定的に変えてしまうほどの“悲しみ”だ。「結果として巴は剣心の中で“永遠性”を帯びた存在になったと思います。どこまでいっても実態がなく、記憶の中にいて手が届かないけれど、いつもそばにいる存在。剣心の中で巴を斬ったときの感触はきっと残り続けているわけで、それはとてつもない悲しみだと思うんです」私たちがこれまでに観てきた剣心は、めっぽう強く、穏やかで、時にコミカルな部分のある人物だった。しかし、その心の奥底には消えない傷がある。想像できないほどの悲しみがある。『The Beginning』を観た観客は、これまでのシリーズ全作の見え方が大きく変わってしまうかもしれない。「剣心は深い傷や情念を背負っていながら、それを心の奥底に沈めて、明治という新しい時代に自分を適応させようと生きてきた。そして僕も、そういった情念描きたいという思いを都度押し殺しながら、現代の観客に向けて『るろうに剣心』シリーズというアクションエンタテインメントをつくってきた想いがありました。でも最後の最後には“剣心の真実はここにある”という映画をつくりたかったんですね。もちろん、残酷さや残虐性をそのまま提示するのではなく、憎しみが愛に転じるように、その残酷さが美しさに転じていくようなものでなければならないとも思っていました。だからこの映画は、観客が剣心の悲しみの深さを思い知る映画だと思っています。でも、その悲しみの深さを知り、その非業の運命を燃やし尽くすかのように、修羅となって人を斬りまくっていた彼の人生の道のりを知ることで、やっと剣心というキャラクターを理解してもらえるのではないかと思っています」『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』公開中(C)和月伸宏/集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年06月23日ヘンリー王子とメーガン夫人の長男アーチーには、現行のルールに則ると、祖父チャールズ皇太子が国王に即位すれば「Prince(王子)」の称号が与えられる。しかし、これを望む国民はごく少数に限られているようだ。Express.co.ukが2万人の読者を対象にアンケートを行った結果、「アーチーを王子にするべきではない」との回答が95%(19,090人)と、圧倒的多数に上ったという。「王子にするべき」は4%強の807人にとどまり、残りの136人は「わからない」を選択した。メーガン夫人は、3月にオプラ・ウィンフリーから受けたインタビューで、「アーチーが王子になることは望んでいません」と言いながらも、アーチーが儀礼称号として使用することになっている「ダンバートン伯爵」の爵位は夫婦そろって「使いたくない」とも明言している。「ハリーのお父さんが国王になったら、自動的にアーチーと今度生まれてくる赤ちゃんが王子か王女になるのでしょうけど、私たちにそれを奪う権利はありません」というどっちつかずな態度から、「内心では王子の称号が欲しいのでは」との憶測が飛び交う結果となったと、Mail on Sundayは報じている。Mail on Sundayによれば、チャールズ皇太子は以前から、経費節減のために王室のスリム化を計画しているということを公言しているという。王子、王女が増えれば警備費用がかさむことからアーチーを王子にはしないと、チャールズ皇太子はヘンリー王子夫妻に通告したとも報じた。しかし、歴史家で作家のロバート・レイシーは、「アーチーが18歳になったときに、王子の称号を受けるかどうかを選ばせるのではないか」とTHE TIMESの連載に綴っている。ヘンリー王子が次回帰国するのは、7月1日に予定されている故ダイアナ妃の生誕60周年を記念した銅像の除幕式だと見られている。父や兄との関係修復は叶うのだろうかーー。
2021年06月21日現在公開中のシリーズ完結作『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が、2部作合わせて興行収入50億円を突破したことが分かった。合わせて、チーム“るろ剣”のオフショットも公開された。6月4日より『The Beginning』が公開スタートした本シリーズ。SNS上では、「『るろうに剣心最終章 The Beginning』を観ると『るろうに剣心 最終章 The Final』が観たくなる。両方観ると心に沁みる」、「The Beginning見てからのThe Finalは縁と剣心の闘いが違ってみえました。そしてまた、The Beginningが見たくなる…」などと、両方観ることでまた違って見えるという声が多く上がっている。主演の佐藤健は「『るろうに剣心 最終章』は2つで1つ」、大友啓史監督も「コインの裏表のような作品」と語る通り、縁との壮絶な死闘を描く『The Final』、剣心の頬の十字傷の謎が明かされる『The Beginning』、両方を観ることで、シリーズは完結し、そして完成することが分かる。先日公開がスタートした『The Beginning』は、週末動員ランキングで初登場No.1を獲得し、『The Final』も同ランキングで2位となり、日本映画史上初となる1位・2位独占の快挙を達成。6月17日時点で『The Final』の累計動員数は266万人、興行収入は37.5億円を突破、『The Beginning』の累計動員数は89万人、興行収入は12.7億円を突破し、2部作合計で観客動員数は356万人を超え、興行収入も50億円を達成した。そして、これを記念して到着したオフショットは、6月4日開催のグランドフィナーレイベントの舞台裏で、シリーズの撮影に帯同し現場でスチールを撮り続けてきた菊池修が撮影したもの。佐藤さん、武井咲、青木崇高ら神谷道場メンバーに加え、土屋太鳳、江口洋介、大友監督が写る『The Final』のオフショット、和服に装いを変えた佐藤さん、シリーズ初登場となった有村架純、村上虹郎、北村一輝、そして江口さんと大友監督が揃った『The Beginning』のオフショット2枚だ。なお、『The Final』、『The Beginning』それぞれこのグランドフィナーレイベントの模様を、48時間限定でYouTubeで緊急配信することも決定した。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年06月18日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』が、2部作合わせて興行収入50億円を突破したことが18日、明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。17日『The Final』の累計動員数は266万人、興行収入は37.5億円を突破。『The Beginning』の累計動員数は89万人、興行収入は12.7億円を突破し、2部作合計で観客動員数は356万人を超え、興行収入も50億円を突破した。SNS上では両作を鑑賞したファンから、「『るろうに剣心 最終章 The Beginning』を観ると『るろうに剣心 最終章 The Final』が観たくなる。両方観ると心に沁みる」「『The Beginning』見てからの『The Final』は縁と剣心の闘いが違ってみえました。そしてまた、『The Beginning』が見たくなる…」「『The Beginning』観てから『The Final』観るとまた全然見方変わるし気付きもあってまた違って楽しめたから、両方観た方で再度The Final観るか迷っている方には全力でオススメしたい」など、2部作を両方観ることで、両作の感じかたがまた違って見えるという声が多く上がっている。主演の佐藤健は「『るろうに剣心 最終章』は2つで1つ」、そして大友啓史監督が「コインの裏表のような作品」と語っている。また興行収入50億円突破を記念して、キャスト・スタッフのオフショットも公開。4日に開催された、『るろうに剣心 最終章The Final/The Beginning』グランドフィナーレイベントの舞台裏で撮影されたもので、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』より、撮影に帯同し現場でスチールを撮り続けてきた菊池修が撮った。『最終章』の現場でも計50万枚以上のスチールを撮影し、チーム『るろうに剣心』のメンバーの様々な表情を捉え続けてきた菊池が、キャスト、スタッフ陣の自然な表情をフレームに収めている。『The Final』のオフショットには佐藤健、武井咲、青木崇高のお馴染みの神谷道場メンバーに加え、『るろうに剣心 京都大火編』からシリーズに参加した土屋太鳳、シリーズ全作品に出演する江口洋介、そしてシリーズ全作品のメガホンをとった大友啓史監督が、『The Beginning』のオフショットは和服に装いを変えた佐藤健に加え、『The Beginning』で初出演となった和服姿の有村架純、村上虹郎、北村一輝、そして新選組時代を演じた江口洋介、大友啓史監督が、それぞれ写されている。このグランドフィナーレイベントは、リクエストに応え18日22時より『The Final』、19日22時より『The Beginning』を48時間限定で緊急配信することが決定した。配信は佐藤健公式YouTubeチャンネルと、ワーナー・ブラザース映画公式YouTubeチャンネルにて行われる予定だ。(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心最終章 The Beginning」製作委員会
2021年06月18日井上芳雄が主演する新作舞台『首切り王子と愚かな女』が2021年6月15日(火)、PARCO劇場で開幕した。井上と、劇作家・演出家の蓬莱竜太とが6年ぶりにタッグを組んだ、ダークファンタジーだ。初日を前に、出演者らの取材会と公開ゲネプロ(総通し舞台稽古)が行われた。物語の舞台は、雪深い暗い王国ルーブ。人格者だった先王バルが早くに没してから20年、女王デン(若村麻由美)が「永久女王」としてルーブを統治していたが、溺愛していた第一王子ナルが病に倒れてからは、国を見なくなり、城に閉じこもってしまっていた。『首切り王子と愚かな女』ゲネプロより撮影:五月女菜穂反乱の機運が高まる中、幼い頃に「呪われた子」とされ、城から遠ざけられていた第二王子トル(井上芳雄)が呼び戻された。使命に燃えたトルは反乱分子を次々に処刑し、「首切り王子」として恐れられるように。そして、トルは、自ら命を断とうとしていた娘ヴィリ(伊藤沙莉)に興味を持ち、彼女に召使いとして自分に仕えるよう、命令してーー。『首切り王子と愚かな女』ゲネプロより撮影:五月女菜穂時代も場所も架空の世界の話ではあるが、そこで描かれる野望や愛憎、孤独や生死は、普遍的なもの。井上は「ファンタジーはファンタジーなんですけど、やっぱり蓬莱さんの作品なので、ただ楽しいものにはなっていない」とした上で、「自分だけが頑張らなきゃいけないということではなくて、僕が上の世代にしてもらったように、下の世代に託したり、つないだりしていかないといけないと思うような結末。きっと見ている人それぞれに刺さる部分がたくさんある作品だと思う」と語った。『首切り王子と愚かな女』取材会より、井上芳雄撮影:五月女菜穂井上は、「首切り王子」として恐れられ、傍若無人で残忍な王子という設定ではあるのだが、その内に秘める深い孤独を丁寧に魅せた。自身、「オファーが最近来ない」という久しぶりの王子役で、「僕の王子役の集大成というぐらいの気持ちでやりたい」と意気込んでいた。『首切り王子と愚かな女』取材会より、伊藤沙里撮影:五月女菜穂4年ぶりの舞台出演で「シンプルに吐きそう」と心境を語った伊藤沙莉だが、小さな身体から発せられるエネルギーとハスキーボイスが魅力的なヴィリを熱演。共演する若村麻由美も「誠実にストレートに生きていく彼女にぴったりのヒロイン」と評するほど。伊藤は、作品について「とても大切で、大好きな作品。このご時世、この時代だからこそ届いて欲しいなと思う」。演出も面白い。舞台上にあるのは、木製のブロックで組み立てられた可動式の簡素な舞台装置と、ビニールシートで囲まれた役者の“楽屋”。まるで、稽古場をそのまま舞台上で再現しているかのよう。開演5分前になると、出演する役者たちが衣装や小道具を“楽屋”に持ち運んで、芝居の準備を始める。台本を開く者、飲料を口にする者、まっすぐ前を向いて集中する者。役者たちのオンとオフの顔が垣間見られる仕掛けとなっている。この演出について、蓬莱は「演劇の想像力の豊かさをそのまま舞台で表現したいと思った。稽古場からスタートして、このシンプルなセットがどういう風にファンタジーの世界に見えていくのか。その過程が見えたら」などと解説していた。『首切り王子と愚かな女』取材会より、蓬莱竜太撮影:五月女菜穂取材会の終わりに、井上は「とても刺激的な作品が生まれている。セットのアイデアも含めて、いろいろなチャレンジングがあって、それがどうお客様に届くのか、どう受け取ってもらえるのか、すごく楽しみ。決して長い公演期間でもないし、『みなさん、来てください!』と大声で言える状況ではないが、普通の声量で『来てください』と言いたい。みなさんと会えるのを楽しみにしています!」と観客へのメッセージを話していた。『首切り王子と愚かな女』取材会より、左から蓬莱竜太伊藤沙里井上芳雄若村麻由美撮影:五月女菜穂上演時間は、1幕約1時間15分、20分の休憩を挟んで、2幕約1時間10分。その他の出演者は、高橋努、入山法子、太田緑ロランス、石田佳央、和田琢磨ら。東京公演は7月4日(日)まで。その後、大阪、広島、福岡で公演が予定されている。取材・文・撮影:五月女菜穂『首切り王子と愚かな女』作・演出:蓬莱竜太出演:井上芳雄伊藤沙莉 /高橋努入山法子太田緑ロランス石田佳央和田琢磨 /若村麻由美 / 他【東京公演】2021年6月15日(火)~2021年7月4日(日)会場:PARCO劇場【大阪公演】2021年7月10日(土)・11日(日)会場:サンケイホールブリーゼ【広島公演】2021年7月13日(火)会場:広島JMSアステールプラザ 大ホール【福岡公演】2021年7月16日(金)・17日(土)会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール※蓬莱竜太の「蓬」は一点しんにょうが正式表記
2021年06月16日舞台『首切り王子と愚かな女』の公開ゲネプロが15日に東京・PARCO劇場で行われ、井上芳雄、伊藤沙莉、若村麻由美、蓬莱竜太(作・演出)が取材に応じた。同作は岸田國士戯曲賞や読売演劇大賞優秀演出家賞ほか受賞の蓬莱竜太氏が作・演出を手掛けるオリジナル作。架空の国・ルーブを舞台に、傍若無人な首切り王子・トル(井上)と、死のうとしていた女・ヴィリ(伊藤)が出会ったことから始まる、王国を取り巻く物語を描く。ほか高橋努、入山法子、太田緑ロランス、石田佳央、和田琢磨らが出演する。井上は「こういう中でとにかく今日までこぎ着けた、一人も欠けることなく公演を迎えられたことが嬉しいです」と喜び、伊藤は「舞台が4年ぶりなのでちょっとシンプルに吐きそうなんですけど、この作品がとっても大切だし、大好きなので、本当にたくさんの方々に観て頂きたいです。この時代だからこそ、たくさんの方に届いてほしいと思うので、精一杯、頑張ります」と意気込んだ。「ミュージカル界のプリンス」と言われる井上だが、久しぶりの王子役について「蓬莱さん的には僕のフィールドに寄ってくれたところがあるらしいんだけど、設定が王子ってことくらいかな」と苦笑。「『これこそ王子なんじゃないかな』と思ってやっているので、僕の王子役の集大成として」と笑いつつ、「まあ別に(王子の)オファーもそんなに来ないんですけども、それくらいの気持ちでやりたい」と語る。そんな井上について、伊藤は「私が取材を受ける時に、わざわざ来て挨拶してくださって、本当に王子様。見た目も中身も王子様だなと思うんですけど、この世界の王子をやるのにも特に違和感のない感じはしていて。別に傍若無人と言ってるわけじゃなくて、すごく切ない顔とかそういうのがすごく似合う人だなあって。笑顔も素敵ですけど、そういうところにも注目してほしい」と語る。若村も「王子は王子です。首切りだろうがなんだろうが王子は王子で、いいやつというのがにじみ出てくる。ある意味、かわいそうな王子というのが出てくる」と表していた。井上は作品に共感する部分として「今の自分の年齢だからこそ重ねられるところがある。自分が引っ張らなきゃというだけじゃなくて、年齢が上がってくると、もっと若い人たちに託したり、繋いで行ってもらうということも。上の世代にしてもらったように、僕もしないといけないんだなというのを思うような結末」と明かす。「癇癪持ちで傍若無人」というキャラクターの性格については「実際のところは全然ないですけど、願望があるんだなという気がします。すごく気持ち良い。舞台上でそれをやってるので、ふだんはより優しくなれると思います」と自己フォローも。また、特徴的なセットについて演出の蓬莱が「演劇の想像力の豊かさということをそのまま舞台にあげたかった。稽古場をそのまま再現して、そこからどうお客さんにファンタジーの世界に見えてくのかという演出をしたいというのはありまして、帝国劇場とかでは絶対にあり得ないセット」と言うと、井上も「まあ、見たことないですね」と同意。蓬莱は「役者が稽古場を見ているという状態で始まり、出たり入ったりするんですけども、そういうオフの役者の姿と、オンになる瞬間を同時に見られる。『こういうことをやりながらファンタジーの世界を生きて作っているんだ』と。見てくれる人もだんだんそういう世界に見えて来るというのができたらいいな」と意図を説明し、「まあ、多分トイレに行きたくなったりしたらしれっといなくなったりする。水を飲んだり台本を読んだりするかもしれない」と行動を予想する。開演前のスタンバイ状態からも見られると言うことで、若村は「5分前から出ているということを伝えてください。ちゃんと間に合うように来たのに、『あの人、遅れてきた』って、ほかのお客さんに思われないようにしてあげてほしいな」と希望していた。東京公演はPARCO劇場にて6月15日~7月4日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて7月10日~11日、広島公演はJMSアステールプラザ 大ホールにて7月13日、福岡公演は久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて7月16日~17日。
2021年06月16日6月5日、6日の全国映画動員ランキングは、シリーズ最終章の後編にあたる『るろうに剣心最終章 The Beginning』が初登場で首位に立った。『…最終章 The Final』』に続き公開された本作は、幕末を舞台に“人斬り抜刀斎”として恐れられている緋村剣心と、彼の人生を大きく変えることになる雪代巴との痛切なドラマが描かれる。シリーズの“序章”ともいうべき内容で、佐藤健が引き続き剣心を、有村架純が巴を演じている。公開7週目の『るろうに剣心最終章 The Final』は2位につけ、公開8週目の『名探偵コナン 緋色の弾丸』は先週4位から3位に順位をあげた。そのほか新作では、浜辺美波が主演を務める、人気シリーズの第2弾『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』は初登場8位に。人気の同名少女コミックをジャニーズ Jr.で“美 少年”のメンバー・浮所飛貴の主演で実写化した『胸が鳴るのは君のせい』は初登場9位に入った。次週は『「宇宙戦艦ヤマト」という時代西暦2202年の選択』『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』『キャラクター』『漁港の肉子ちゃん』『名も無い日』『Mr.ノーバディ』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『るろうに剣心最終章 The Beginning』2位『るろうに剣心最終章 The Final』3位『名探偵コナン 緋色の弾丸』4位『地獄の花園』5位『美しき誘惑−現代の「画皮」−』6位『いのちの停車場』7位『クルエラ』8位『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』9位『胸が鳴るのは君のせい』10位『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編 Paladin; Agateram』
2021年06月07日6月4日午前11時40分(現地時間)、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻に第2子女児が誕生したことが明らかになった。母子ともに健康で、すでにメーガン妃は赤ちゃんとともに退院し、自宅で過ごしているという。「Variety」などが報じた。赤ちゃんはリリベット・“リリ”・ダイアナ・マウントバッテン=ウィンザーと命名された。リリベットはエリザベス女王の愛称で、ダイアナはもちろんヘンリー王子の亡き母ダイアナ妃の名前にちなんだもの。ヘンリー王子とメーガン妃が出した声明では、赤ちゃんを「リリ」と呼んでいる。オプラ・ウィンフリーとのインタビューで王室を非難する様々な暴露話を提供したことで、王室との関係悪化が話題となっている2人だが、赤ちゃんの誕生はやはり王室にとってもうれしいニュースのようだ。ウィリアム王子とキャサリン妃はSNSで「リリちゃんの誕生というハッピーなニュースに、私たちはみんなとても喜んでいます」とコメントし、チャールズ皇太子とカミラ夫人の公邸アカウントも祝福。王室のアカウントも、エリザベス女王をはじめとした王室メンバーが「大変喜んでいる」とつづり、「リリベットはエリザベス女王の11人目のひ孫です」と伝えた。(Hiromi Kaku)
2021年06月07日彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールで、ストーリー・コンサート『クララ-愛の物語-』を再演が決定した。この作品は世界的に有名なドイツの2人の天才作曲家ロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームスと彼らを愛し、支えたクララ・シューマンの物語を読売日本交響楽団のチェリスト渡部玄一が生み出した本格的な演奏と朗読で構成したかつてないスタイルの公演だ。本作は昨年12月の東京公演において大きな反響と高い評価を得た。この度、早くも再演が決定。今回の再演ではさらに内容をブラッシュアップし、人気と実力を兼ね備えたキャスト陣2組による上演が決定した。クララ役には初演に引き続き、元宝塚男役トップスターの水夏希。退団後も確かな表現力でミュージカルをはじめ、様々な舞台で活躍している。そして声優としての活躍をはじめ、数々のミュージカル、舞台において瑞々しい存在感を放つ伊波杏樹が演じる。またシューマンとブラームスの2役を演じるのは、ヴォーカルグループ LE VELVETS のメンバーとしての音楽活動をはじめ、ミュージカル等で実力を発揮している佐賀龍彦と数々の舞台、TV、映画において比類なき個性と演技力で幅広い活躍をみせる渡辺大輔という充実のキャストが決定。公演は彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールにて7月14日(水) 15日(木) 。一般発売は2021年6月26日(土)午前10:00予定。
2021年06月04日松田聖子が、2021年第2弾シングルとして「時間の国のアリス」のセルフカバー「時間の国のアリス 〜Alice in the world of time〜」を本日6月2日に配信リリースした。「時間の国のアリス」は、1984年にリリースされた17枚目シングルの表題曲で、作詞を松本隆、作曲を呉田軽穂(松任谷由実)、そして編曲を大村雅朗が担当。印象的なイントロで、ファンタジックな松田聖子ワールドを彩る代表曲のひとつとなっている。「時間の国のアリス 〜Alice in the world of time〜」では、80年代を彷彿とさせる懐かしい音色を散りばめながらも、聴く者をファンタジーの世界に誘うような遊び心あるシンセやコーラスワーク、ギターソロなど随所にオリジナルとの違いを楽しめるアレンジに仕上がっている。松田は今回のセルフカバーについて「アリスは、私にとって青春時代であるキラキラした80年代の楽曲なので、その年代を思い出すことができる、ドキドキワクワクするような仕上がりになったらいいなと思いました。80年代からずっとアリスを聴いてくださっている方にも、初めてお聴きになる方にも、この楽曲の素晴らしさを感じていただけたら嬉しいです。」と語っている。合わせて公開された同曲のMVは、オリジナル楽曲がリリースされた80年代の空気感の中、ファンタジックな歌詞や楽曲世界を楽しめる作品にしたいというコンセプトのもと、松田本人が主演と監督を務め制作。カラフルに彩られた5人の松田聖子が横並びでバンド演奏し、さらにコーラスまで自身のパフォーマンスで演じており、演奏シーンの撮影に向けて歌唱とダンスに加えて、ギター、ベース、キーボード、ドラムス全ての楽器演奏の練習を積み重ねた上で撮影に臨んだとのこと。そしてスタイリングとヘアメイクは、各楽器のキャラクターに合わせたカラーコントラストで彩られており、細部に至るまで松田のこだわりのディレクションが施された作品に仕上がっている。「時間の国のアリス 〜Alice in the world of time〜」MV<リリース情報>松田聖子「時間の国のアリス 〜Alice in the world of time〜」2021年6月2日(水) 配信リリース配信リンク:松田聖子「青い珊瑚礁 〜Blue Lagoon〜」2021年4月1日(木) 配信リリース松田聖子「青い珊瑚礁 〜Blue Lagoon〜」ジャケット松田聖子「青い珊瑚礁 〜Blue Lagoon〜」MV松田聖子「青い珊瑚礁~Blue Lagoon~」ダンスver.配信リンク:<ツアー情報>Happy 40th Anniversary!! Seiko Matsuda Concert Tour 2020~2021 "Singles & Very Best Songs Collection!!"6月5日(土) 埼玉 さいたまスーパーアリーナ開場 15:00 / 開演16:006月25日(金) 大阪 大阪城ホール開場 17:30 / 開演 18:306月26日(土) 大阪 大阪城ホール開場 16:00 / 開演17:006月27日(日) 大阪 大阪城ホール開場 14:00 / 開演 15:007月15日(木) 鹿児島 西原商会アリーナ(鹿児島アリーナ)開場 17:30 / 開演18:307月17日(土) 福岡 マリンメッセ福岡開場 16:00 / 開演 17:008月28日(土) 愛知 日本ガイシホール開場 16:00 / 開演 17:008月29日(日) 愛知 日本ガイシホール開場 14:00 / 開演15:009月19日(日) 神奈川 横浜アリーナ開場 15:00 / 開演 16:0010月22日(金) 東京 日本武道館開場 17:30 / 開演 18:3010月23日(土) 東京 日本武道館開演 16:00 / 開演17:00関連リンク松田聖子 40周年記念スペシャルサイト:松田聖子 オフィシャルHP:松田聖子 ユニバーサル ミュージックHP:
2021年06月02日Aimer新曲「グレースノート」がオリジナルアニメプロジェクト「夜の国」第2夜の主題歌に決定。6月4日(金)23:00よりYouTubeプレミア公開されることも発表された。一度聞いたら忘れられない、深みのあるハスキーボイスが話題の女性シンガーAimer。先月4月14日には通算6枚目のオリジナルフルアルバム『Walpurgis』(読み:ヴァルプルギス)をリリースし、4月21日発表のBillboard Japanの各種アルバムチャートであるHot Albums・Download Albums・Top Albums Salesの全てで初登場1位獲得し、自身初の3冠を記録した。大ヒットとなったその最新アルバム『Walpurgis』に収録の新曲「トリル」は、Aimer公式YouTubeチャンネルにて公開中の短編アニメ「夜の国」第1夜の主題歌となっており、「トリル」のMVとともに反響を集めているが、その「夜の国」第2夜の公開がこの度決定した。短編アニメ「夜の国」は『夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜』『正解するカド』などを手がけた、りょーちも監督とstudio daisyによるオリジナルアニメ作品で、第2夜の主題歌にはAimerの新曲「グレースノート」が起用されている。メインキャストには第1夜より参加の諏訪部順一に加えて、新田恵海が新たに加わった。「夜の国」第2夜は来月6月4日(金)23:00よりAimer公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開となるが、本日より予告編が公開となっている。Aimerの新曲「グレースノート」も聞くことができるのでぜひチェックしてみてほしい。■紬(つむぎ)役:新田 恵海紬の声として、こんなにも素敵な作品の一部になれたことを大変嬉しく思います。深く美しい夜に包まれて、Aimerさんの歌と共に、みなさまそれぞれの想いで「夜の国」を味わっていただけたら幸いです。■短編アニメ「夜の国」第2夜 -26時の探し物-(6月4日23:00プレミア公開)【作品情報】短編アニメ「夜の国」<スタッフ>監督・デザイン原案:りょーちもサブディレクター・絵コンテ:福田裕也シナリオ:高久麗 / カラースクリプト:高原さとキャラクターデザイン:近岡直 / 美術監督:青井孝 / 美術:スマーチル / 色彩設計:渡部夏美撮影監督・編集:清水理央 / 音響制作:Ai Addiction / 音楽:南方裕⾥⾐第2夜 主題歌:Aimer「グレースノート」制作:studio daisy<キャスト>ヨル:諏訪部順一 / 紬:新田恵海陽菜:松井恵理子 / 琴子:丸岡和佳奈作品公式サイト: 【Aimerリリース情報】Aimer 6th album『Walpurgis』2021年4月14日発売<仕様>●完全生産限定盤(CD +3 Blu-ray)価格:9,000円(税別)※DISC4枚組(CD +3 Blu-ray)※スペシャル収納BOX付属(リードシングル「SPARK-AGAIN」(SECL-2605~2609)、「春はゆく」(SECL-2555~2559、「Torches」(SECL-2480~2484)を収納)●初回生産限定盤A(CD + Blu-ray)価格:4,800円(税別)●初回生産限定盤B(CD +DVD)価格:3,600円(税別)●通常版(CD only)価格:3,000円(税別)●アナログ盤(完全生産限定・2枚組)価格:5,000円(税別)<収録内容>M01 Walpurgis -prologue-M02 STAND-ALONE…TVドラマ『あなたの番です』主題歌M03 cold rain…TVアニメ『魔道祖師』羨雲編エンディングテーマM04 トリル…短編アニメ「夜の国」第1夜 主題歌M05 地球儀 with Vaundy…DS Automobiles“DS 3 CROSSBACK INES DE LA FRESSANGE”CMソング・ABEMA 新番組「隣の恋は青く見える」主題歌M06 SPARK-AGAIN…TVアニメ『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』OP主題歌M07 wonderland…DS Automobiles“DS 7 CROSSBACK E-TENSE”CMソングM08 Torches…TVアニメ『ヴィンランド・サガ』エンディングテーマM09 marie…「ハプスブルク展」イメージソングM10 ever after…ドラマ「ホットママ」主題歌M11 hollow-mas…音楽朗読劇『ALCHEMIST RENATUS~Homunculus~』主題歌M12 季路…TVアニメ『魔道祖師』前塵編エンディングテーマM13 春はゆく…劇場版『Fate/stay night[HF]』Ⅲ.spring song主題歌M14 Walpurgis【公演概要】「Aimer 10th Anniversary Live in SAITAMA SUPER ARENA」(仮)公演日時:2021年9月11日(土) 開場15:00 / 開演17:002021年9月12日(日) 開場15:00 / 開演17:00会場:さいたまスーパーアリーナ受付席種・料金:指定席 8,400円(税込)※6歳以上有料 未就学児童入場不可※おひとり様2枚まで/全電子チケット一般発売:2021年7月24日(土) 10:00~公演に関するお問い合わせ先:ディスクガレージTEL:050-5533-0888(平日12:00~15:00)
2021年05月28日佐藤健主演のシリーズ最新作『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が現在2部作連続で公開中。この度、この『The Final』の撮影の日々を綴ったメイキング映像「Road to Kenshin ~スペシャルエディション~」が完成した。現在、佐藤さんの公式YouTubeチャンネルでは、シリーズの激闘の日々を追い掛けたアクションドキュメンタリー「Road To Kenshin」が配信中(全10回)。今回完成したスペシャルエディションでは、2018年11月、神谷道場メンバーの赤べこでのクランクインから始まる、『The Final』の撮影の日々がまとめられている。アクション満載の本作だが、完結編は和やかなシーンから撮影がスタート。神谷道場メンバーの穏やかな表情が映し出されている。そして今作では、「これまでで一番難しい撮影になる」と語っていた佐藤さんは、撮影の2か月前からトレーニングを開始。最高のアクションシーンを実現するために用意された、邦画史上最大のスケールの舞台も覗くことができ、そこで思わず息を呑むアクションシーンが撮影されていく様子が公開。過去シリーズでも披露された剣心の屋根走りや、代名詞でもあるドリフトシーンはさらにアップグレードされている。一方、全力で挑んでいる撮影中にも、佐藤さんはクライマックスに向けた多数の敵を相手にするシーンのトレーニングを実施。その中で佐藤さんが自ら出したアクションのアイディアは、実際に本編に採用された。また映像では、剣心の前に立ちはだかるシリーズ最恐の敵・雪代縁役の新田真剣佑のクランクインの様子も覗け、数々のアクションシーンをこなしてきた佐藤さんをもってしても、「手数が多すぎる」と話す“剣心vs縁”のラストバトルに期待がかかる。そんな新田さんは、当初、自身の縁が想像できなかったそうだが、佐藤さんは期待を裏切らない存在感を現場で感じていたと語り、圧倒的に作り込まれた縁のクオリティには、鑑賞者たちからも絶賛の声が上がっている。キャスト・スタッフ全員がシリーズの集大成として一丸となって作り上げた本作。その熱量がひしひしと感じられる映像となっている。『るろうに剣心 最終章 The Final』は全国にて公開中、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年05月21日映画『るろうに剣心』“副音声上映"が決定。2021年5月22日(土)より『るろうに剣心 最終章 The Final』、6月19日(土)より『るろうに剣心 最終章 The Beginning』で実施する。副音声として登場するのは、剣心演じる佐藤健、監督の大友啓史、アクション監督の谷垣健治。迫力のアクションが見どころである『るろうに剣心』の裏話を、シリーズを支えてきた3人が余すことなく語ってくれるという。副音声を聞く方法は簡単で、無料のスマートフォン専用アプリ「HELLO! MOVIE」をダウンロードし、データを事前に入手。劇場で本編上映前にアプリを起動&イヤホンを装着。アプリは映画の音声を認識し映像作品に合わせて副音声が再生される。映画館で鑑賞しながら、イヤホンで副音声を楽しめる仕様で、2回目の劇場鑑賞にも打って付けの企画だ大友啓史次のように話す。「るろうに剣心シリーズにはスタッフたちが散りばめた色々なものが、宝探しみたいにたくさんあります。副音声を聞いて5作通して散りばめていた様々なことを知り、新たな発見をしてもらいたいです」映画『るろうに剣心』最終章『るろうに剣心 最終章 The Final』公開:2021年4月23日(金)*副音声開始:5月22日(土)~『るろうに剣心 最終章 The Beginning』公開:2021年6月4日(金)*副音声開始:6月19日(土)~監督・脚本:大友啓史主演:佐藤健配給:ワーナー・ブラザース映画
2021年05月17日2011年にスタートした映画『るろうに剣心』シリーズがついに『るろうに剣心 最終章 The Final』と『るろうに剣心 最終章 The Beginning』で完結する。本作は明治の日本を舞台に、“不殺(ころさず)の誓い”を立てた緋村剣心の物語を壮大なスケールの物語とアクロバティックなアクションの連続で描いてきたが、全作品を手がけた大友啓史監督はシリーズを通じて本作に登場する者たちが実在し、現実の社会の中で生きている人物として描くことにこだわったという。人気漫画を原作にしながら、映画として圧倒的な評価を集めた本シリーズの根幹にあるものは一体、何なのか? 大友監督に話を聞いた。(以下、一部、『るろうに剣心 最終章 The Final』の内容に触れている箇所があります)和月伸宏の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、アニメーション化され、後に舞台にもなるなど様々な分野で描かれている。幕末に“人斬り抜刀斎”と呼ばれた男・緋村剣心は、新時代・明治の訪れと共に“不殺の誓い”を立て、江戸の街にある神谷道場で暮らしながら、様々な戦いに身を投じる。映画第一作を製作するにあたり、大友監督は漫画に描かれているキャラクターを“現実に存在する人間”として捉えるところから創作を始めたという。「漫画というのはすでに視覚化されたものですからね、まずはそのヴィジュアルの中からどの要素を映画にするのか考え、実写映画にするうえで不可欠な部分を集めていくことから準備を始めました。ひとつの基準は、僕自身が、この作品の登場人物たちが“実在する”と思えること、そして彼ら彼女らに共感できることが、何より大切だと思ったんですね。明治維新後、侍たちは廃刀令で刀を奪われ、マゲを切られ、その職業的な技術は不要となり、生きていく術を失ってしまった。そんな中で、剣の心を失った侍たちは新時代をどうやって生きていこうとしたのか? まずは自分がこれまでに蓄えてきた知識や経験を総動員して、原作になった漫画と現実にあった歴史上の背景や事実とを擦り合わせ、その人物たちの感情のリアリティを追求していったんです。幕末の動乱を乗り越えて訪れた明治時代、剣心にできることは何か? 廃刀令の時代ですから、もう刀は持って歩けない。でも、剣心は、一見真剣にしか見えない逆刃刀を持って白昼堂々と歩いている。今の時代で言えば、モデルガンを持って歩いているようなものでしょうか。幕末、散々人を斬ってきた剣心の思いとしては、侍という身分は廃れたけれど、自分が培ってきた剣技をつかって、この“不殺の誓い”を込めた逆刃刀で自分の目にうつる人々を助けていくことはできるだろうと。そんな剣心の感情は、当時の侍たちの置かれた立場に思いを馳せると、とてもリアリティがあるように思えました。剣心だけではなく、他の人物などに対してもそういう過程を経ることで、漫画の中で描かれていたフィクションが自分の中で立体化し始める。ひとつひとつ自分のフィールドに落とし込んでいくことで、様々な情報を自分なりの解釈で紐解けるようになってくる。巨大な人気コミックですから、そういう作業を手掛かりに、映画をつくる上での自由を少しでも得たいなと思ったんですね」ふたりの壮絶な感情のバトルを描くさらに大友監督は、過去に手がけてきた映画と同様に、すべての登場人物を“社会に生きるもの”として描いた。人間は“キャラクター設定”だけで存在しているわけではない。その時々の社会のルールや状況、倫理観、経済状況に大きく影響を受ける。大友監督はすべての作品で、登場人物と社会の関係をしっかりと描き、その上で社会のルールや倫理から逸脱せざるを得ない状況、意図的に逸脱する場面を描いてきた。「どんな人間も時代と切り結びながら生きているんですよね。剣心はあの時代に『新しい時代のためなら人を斬れます』と答えて人斬りになっていくんですけど、理念で引き受けることと、それを現実で実践していくことの間には大きな差があると思うんです。そこで生まれた矛盾を押し殺していける人間は悪に陥ったり、もしくは平然とした顔で新政府の一員になって出世していくんだろうけど、剣心はそうではなかった」大友監督は「人間を動かしているのは、とてもプライベートな体験や感情」だという。「どの人にとってもプライベートな体験というのは、すべてが望んで引き受けたものではないと思うんです。そう考えると、どんな人間であろうと、いかに腹立たしい相手であろうと、同情の余地や、すべてをその人の責めだと言えない部分がある。どの作品であっても、そんな気持ちをすべての登場人物に感じたいという想いはいつもあります。人間はお金や欲望や悪に取り憑かれて、ギリギリの判断を迫られた時に“生(なま)”の感情や顔が見えてくる。言葉にしてしまうと安っぽくなってしまうんですけど、自分がいつも心を動かされるのは、社会的な動物であるはずの人間が、その社会性を剥がされてしまった瞬間に見せる“生の感情”なのかもしれません」最新作でも大友監督は、これまでのシリーズで得た知見を総動員しつつも、いたずらに規模を拡大するのではなく、シリーズの根幹にある“すべての人物が実在していること”と“人間の生の感情が現れる瞬間”にこだわって、物語を拡大ではなく“深める”かたちで脚本を書いていったという。本作は江戸の町に謎の男・雪代縁が出現するところから物語が始まる。やがて剣心が愛する妻・巴を自らの手で斬った過去が明かされ、縁こそが剣心が殺めた巴の弟であることが判明する。姉を殺され復讐を誓う縁と、愛する女性を斬った罪を背負って生きてきた剣心はついに再会し、刃を交える。「今回の話は、剣心という人間を生み出したのは巴で、剣心と巴の関係性が生み出したモンスターが縁である。そして、その剣心と縁が、長い時間を経て運命の対峙を向かえるという物語なわけですよね。そうなると感情の深さがこれまでの作品とは比較にならないわけです。剣心は自身の手で殺してしまった愛する妻の弟と向き合うことになるわけですから。一方の縁は、愛する姉であり、母親代わりでもあった存在を失ったわけですけど、当時の縁はまだ子供だから、巴が剣心に対して復讐心を抱きながら、それだけではない想い=愛情を抱いてしまったことが明確に理解できない。つまり、物理的に姉を奪われただけではなくて、その心までも奪われたと感じたんだと思うんです。そのふたりが戦うわけですから、対立構造にはなっているんだけど、その関係は敵や味方ではなくて“遺族”に近い。死んでしまった巴の夫と弟なわけですから。巴に対しての異なる思いと共通する思い、その両者を抱えたふたりが剣を交えることで、お互いの感情をを確認していく。深度のある複雑な感情を、激しい戦いを通じて、剣を合わせながら確認していく。こんなに強靭な設定って実はなかなかありませんから、それがクライマックスに用意されている以上、構成はすごくシンプルにしたほうが良いのではないかと思うに至りました。だから複雑なことはやめて、剣心と巴、縁の間にかつて何があったのかを剣心の仲間たちが知り、その過程でお客さんも剣心の過去を知る。その後、表向きはアクションに特化しているように“見せかける”んだけど、観客はきっと、底流にあるふたりの壮絶な感情のバトルも感じてくれるに違いない。そういったプランをベースに、「京都大火編/伝説の最期編」に込めた密度を、一本の映画に注ぎ込もうと思ったわけです」「剣心はいたよ、本当に。実在したよ」大友監督が語る通り、剣心と縁は敵ではない。だからどちらかが相手を斬るだけでは解決しない。ふたりの戦いは相手の感情を知る行為であり、その刃はどちらも深い悲しみに満ちている。観客は驚異的なアクションに目を奪われつつも、そこで描かれる生々しい感情のぶつかり合いに心を奪われるはずだ。「かつて『龍馬伝』をつくりながら、吉田松陰や、高杉晋作、坂本龍馬、岡田以蔵はみんな自分の中で“確かに存在した”と確信する瞬間があったんです。まあ、彼らは実際実在した人物たちですからね。かつて生きていた人たちが残していった“念”があると思いますし、剣心もフィクションなんだけど僕は“剣心の念”も実際にあると真面目に思ってるんですよ。1作目の時に佐藤健と綾野剛が戦うシーンで、剣心が「不殺の誓い、逆刃刀だ」といった瞬間、なぜか涙が出そうになって。周囲にさとられないように苦労したんですけど(笑)、思わず佐藤健のもとに駆け寄っていって『剣心はいたよ、本当に。実在したよ』って言ったら、彼はキョトンとしてましたけど(笑)。その頃からすでに、剣心っていうのは僕の中でリアルに実在した人物だと思っているんです。佐藤健は『1作目のときは人気漫画のキャラクターをいかに演じるかに一生懸命だった。2作目になって剣心が自分の中に少しずつ入ってきている気がした。今回の作品はすでに自分の中に剣心が住んでいて、自分の中にいる剣心を引っ張り出すことで演じていく。剣心は実在します』って言っていて。ぐるりと一周廻って、僕が1作目で感じた感情を、俳優のスタンスから体感したんだなと思って、なんだか感動しましたね。撮影の時って、とりあげているのはフィクションの人物なんだけど、本当に生きているな、実在したんだなと思えることがあって、撮りながら僕はいつも、どこかでそんな瞬間を求めている。そこに僕だけじゃなくて主演俳優もたどり着けた。それはこの映画シリーズの大きな成果だと個人的には思っています。剣心だけじゃなくて、縁も薫も左之助も恵も、弥彦も“本当にいた”んだと思うし、それを俳優の身体を通して観る人に感じてほしいし、僕が現場で感じたことを共有してほしい。人物たちの体験や感情を、観ている人たちもハラハラしながら追体験していく、それこそが娯楽エンターテインメントの、シンプルで正しいかたちだと思うんです」大友監督の考える正統なエンターテインメントは、アクションや爆発を積み重ねることではなく、その奥底にある生々しい感情のダイナミックな揺れ動きを、登場人物と観客が共に体験することにある。どんな鋭い刃よりも観る者の心を深く刺す痛みと悲しみの物語、そしてキャリアを通じて“実在する人間が見せる生々しい感情”にこだわり続けてきた大友監督の信念が本作を、最終章にふさわしいものにしているのではないだろうか。『るろうに剣心 最終章 The Final』公開中『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(日)より公開
2021年05月17日舞台『魔法使いの約束』(通称:まほステ)の第1章が、14日に東京・天王洲 銀河劇場にて初日を迎えた。『魔法使いの約束』(通称:まほやく)は2019年11月の配信以降、現在500万ダウンロード数を超える人気ゲーム。現代から魔法の世界に召喚された主人公が、「大いなる厄災」と戦う21人の魔法使いの賢者として世界を救うために活躍する物語となる。今回初舞台化が決定し、原作ゲームのメインストーリーを3章に分け、順次上演を予定している。第1章が無事に開幕し、魅力あふれる魔法使いたちが『まほステ』の舞台で個性豊かに生き、賢者と心を通わせていく姿が描かれる。ライブ配信やマルチアングル配信も予定しており、公演は東京・天王洲 銀河劇場にて5月14日〜30日。○【中央の国】オズ役:丘山晴己色々な情勢の中で、まず開幕できることが奇跡であり、僕たち舞台をつくる人間にとって、本当にありがたいことです。こうして無事に初日を迎えられることを嬉しく思います。自由に出かけられない今、この作品を観ていただくことで、別世界に旅した気持ちになっていただけると思います。”魔法”のお話しであり、”魔法”いわゆるイリュージョンを舞台で使っていて、そういう部分が新しいなと感じています。演じる側も観る側もすごくワクワクする作品になっています! 千秋楽まで誰一人欠けることなく迎えられるよう頑張ります!応援よろしくお願いいたします。○【中央の国】アーサー役:北川尚弥 コメント繊細に作り込まれた重厚なストーリーと、個性豊かな魔法使いたちと人間による、儚くてとても美しい世界を、この舞台で皆さまにお届けできることがとても嬉しいです。今までにない新しい舞台になっていると思います。皆さまの心に響くものをお届けできるよう、最後まで精一杯演じさせていただきます。○【東の国】ファウスト役:矢田悠祐 コメント久しぶりの2.5次元作品への出演ということもあり、とてもとても楽しみにしてきた作品です。ビジュアル撮影から稽古を経て、ビジュアルやセットなども含め、キャストスタッフ全員で、世界観を妥協なくつくり込んできました。舞台上では、お客さまを「賢者」と同じように『魔法使いの約束』の世界に引き込んでいけるよう、ファウストとして生きられればと思います。とてもファンタジックで綺麗な世界観ですが、それだけではない深いストーリーとなっておりますので、ぜひお楽しみください。○真木晶(賢者)役:新正俊 コメント賢者 真木晶役の新正俊です。ついに舞台『魔法使いの約束』が開幕しました。原作のファンの皆さまや初めてご覧になる皆さまにも、この『魔法使いの約束』の世界を楽しんでいただけるように、キャスト、スタッフ全員でつくりあげてきました。この作品を、このご時世の中、お客様にお届けできることがすごく嬉しいです。最後まで誰も欠けずに走り抜けますので、ぜひご来場、ご視聴ください!よろしくお願いいたします。○ヴィンセント役:今拓哉 コメントいよいよ舞台『魔法使いの約束』の幕が開きます!独特の世界観を持つ“まほやく”の世界が、劇場と言う夢の空間で、更に美しく熱量を伴って立ち現れるハズです。現実世界でも“大いなる厄災”に見舞われている“緊急事態宣言”発出下で、無事に開幕できることが、すでに“魔法”にかかっているようにも感じます。このような状況下だからこそ、劇場文化も“必要不可欠”であり、健康に必要なココロのビタミンをお届けできると信じます。そんなココロのビタミンが、舞台『魔法使いの約束』にはたっぷり!!キャスト、スタッフ一丸となって創って来た作品。ワクワクドキドキを客席に、そして配信先へもお届けできるように、心を込めて一回入魂の心持ちで臨みます。どうぞお楽しみください♪○演出:ほさかよう コメント舞台『魔法使いの約束』いよいよ開幕です。この日のためにキャスト、スタッフ一丸となって力を尽くしてきました。「魔法」の定義を「およそ人の力で成しえない奇跡」とするのならば、その完成まで後一歩です。何故ならこの魔法は皆様の目を、耳を、心を通し、初めて舞台上に現れるからです。ようこそ壊れかけの世界へ。この作品の上演を信じ、楽しみにしてくださった方々に心からの感謝を申し上げます。どうかこの儚く美しい物語のはじまりを見届けてください。(C)coly/舞台まほやく製作委員会
2021年05月14日先月からついに公開がスタートした『るろうに剣心 最終章』。この度、現在公開中の『るろうに剣心 最終章 The Final』、6月から公開が始まる『るろうに剣心 最終章 The Beginning』との2部作の副音声上映が決定した。チーム「るろ剣」集結! 究極の裏トークを劇場で本シリーズ史上初となる2部作での副音声上映は、剣心役の佐藤健、監督の大友啓史、そしてアクション監督の谷垣健治と、シリーズを10年間支えてきた3名が参加。5月22日(土)より『The Final』、6月19日(土)より『The Beginning』で実施され、本編に合わせて撮影当時の裏話ほか様々な貴重なエピソードを余すことなく語り尽くす!副音声の収録を終えた佐藤さんは「やはり最後の剣心と縁の戦いは、何回観てもどちらにも感情移入して入り込んでしまうので、心が疲れました(笑)」とまずは率直な感想を述べ、「僕が知らない裏話もお二人がしてくださったのでめちゃくちゃ楽しかったです」とコメント。さらに「剣心は自分の胸の内に想いを秘めているキャラクターなので、自分なりに“この時はこういう想いで演じていた”という気持ちを話したりしたので、楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。一方、大友監督は「副音声を聞いて、『るろうに剣心』5作通して散りばめていた様々なことを知り、新たな発見をしてもらいたいです。ぜひこの機会にこの体験自体を楽しんでほしいです」と呼びかけ、谷垣さんも「1回目に見るときはアクションシーンの迫力を堪能していただき、2回目は副音声を聞くことで、アクションをより楽しんでいただける手助けになればと思います」と語っている。なおこの副音声上映は、無料のスマートフォン専用アプリ「HELLO! MOVIE」をダウンロードし、副音声データを事前に入手、本編上映前にアプリを劇場で起動しイヤホンを装着、映画の音声を認識し映像に合わせて音声が再生され、劇場で作品を鑑賞しながら楽しめる仕様となっている。新映像公開! 神木隆之介“宗次郎”現るさらに新たに、神木隆之介が演じる瀬田宗次郎の姿も映し出された映像が到着。片足でリズムを刻むあの独特なステップ“縮地”を見せた後、剣心に斬りかかるシーンが収められている。『るろうに剣心 最終章 The Final』は全国にて公開中、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年05月14日彩の国シェイクスピア・シリーズ第37弾『終わりよければすべてよし』が5月12日、彩の国さいたま芸術劇場にて開幕した。1998年のスタート以来、 芸術監督・蜷川幸雄のもと国内外に次々と話題作を発表してきたシェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指す彩の国シェイクスピア・シリーズ。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、第35弾『ヘンリー八世』終盤4公演、第36弾『ジョン王』全公演が中止となり、シリーズの上演は約1年3カ月ぶり。2016年に2代目彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督として就任した吉田鋼太郎が、 本シリーズを演出するのは『アテネのタイモン』『ヘンリー五世』『ヘンリー八世』に続き4作目。シェイクスピア作品の中でも問題劇と評される本作であるが、バートラムとヘレン、それぞれの成長物語としてフィナーレを飾るにふさわしい大団円となっている。俳優として数々のシェイクスピア戯曲に向き合ってきた吉田だからこそ、長大なシェイクスピアの台詞であっても、一つひとつの言葉を観客に伝わるよう演者に指導し、最終舞台稽古まで細かい修正を重ねた。個性豊かな登場人物は、現代に生きる私たちにも重なる部分が多く共感できる作品に仕上がった。舞台一面に曼珠沙華(彼岸花)を咲かせる幻想的な劇場空間は、まさに“冒頭3分で観客の心を掴む”蜷川演出を彷彿させ、シリーズ最終作への吉田の意気込みを感じる。曼珠沙華の中を縦横無尽に行き来しながら、スピード感ある場面転換で話が展開する。藤原竜也が演じるのは自分の意志に従い自由に生きる、血気盛んな若き伯爵バートラム。物語の軸として、ヘレンや王侯貴族たちに慕われ、存在感ある魅力が必要な役どころだ。藤原は蜷川幸雄に鍛えられた感性をいかんなく発揮し、吉田からは「最後の作品には竜也がいなくては」と信頼と期待が大きい。バートラムに恋する美しい孤児ヘレンを演じるのは、シリーズ初参加の石原さとみ。稽古開始当初はシェイクスピア独特の言い回しに戸惑いながらも、演出の吉田はもちろん、藤原ら共演者に積極的に相談し、身分違いの恋に悩みながらも強い意志で道を切り開くヘレン像を見事に作り上げた。そして溝端淳平、横田栄司、宮本裕子、正名僕蔵、山谷花純、河内大和ら、本シリーズに欠かせない実力派俳優陣がバートラムとヘレンの異色の恋物語に彩りを添える。上演時間は約2時間40分。埼玉公演は彩の国さいたま芸術劇場にて5月29日(土)まで続く。その後、6月には宮城や大阪、豊橋、鳥栖の全国4箇所で上演を予定。埼玉公演は、各公演の開演2時間前までSAFオンラインチケット( )にて販売中。藤原竜也(バートラム役)・コメント23年続いたシェイクスピア・シリーズの最後の作品なので、 ばっちり締めたいと思います!今回演じるバートラム伯爵はかっこよく、 演じるほどに面白い役です。鋼太郎さんたちと台本に向き合い、 丁寧に稽古してきたので、 千穐楽まで精一杯頑張りたいと思います。石原さとみ(ヘレン役)・コメントもちろん舞台への怖さやプレッシャーはありますが、 稽古がとてもとても楽しくて刺激的で学びが本当に多く、 幸せな時間でした。 舞台に立てる感謝と、 そしてなによりも足を運んでくださる皆様に心からの感謝を込めて全力でヘレンを演じさせていただきます。 心から尊敬する演出家の吉田鋼太郎さんを最後まで信じ抜き、 存分に楽しめたらと思います!私演じるヘレンは藤原竜也さん演じるバートラムから嫌われています。 身分の差をわきまえて生きてきた私ですが、 知恵や知識や前向きさ、 そしてなによりもバートラムが好きだから絶対に手に入れたいという力強さがあります。藤原竜也さんの女好きなクズ男ぶり、 横田栄司さんの化けの皮が剥がれる変化など、 魅力的なキャラクターばかりの喜劇作品です。 現実を忘れてシェイクスピアの世界を存分に楽しんで頂けたら幸いです。吉田鋼太郎(演出・フランス王役)コロナ禍の中、 感染症対策を万全に行い、 無事初日が開きました。 これからも気を引き締めて、 埼玉公演、 地方公演を乗り切っていきたいと思います。そして初日は、 蜷川幸雄前芸術監督の命日です。 今回は、 彩の国シェイクスピア・シリーズ最終作ということもあり、 本当に特別な作品になっていると思います。藤原竜也さん、 石原さとみさんはじめキャストは、 渾身の演技で劇場にすごい風を巻き起こしています。 最高の舞台になっておりますので、 最後まで皆さんにお届けできるよう頑張ります!■公演情報『終わりよければすべてよし』<埼玉公演>5月12日(水)~5月29日(土)会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール<宮城公演>6月4日(金)~6日(日)会場:名取市文化会館<大阪公演>6月10日(木)~13日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ<豊橋公演>6月18日(金)~20日(日)会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール<鳥栖公演>6月26日(土)~28日(月)会場:鳥栖市民文化会館 大ホール
2021年05月13日佐藤健主演のアクション・エンターテイメントシリーズの完結編となる『るろうに剣心 最終章 The Final』が、シリーズ2作目『るろうに剣心 京都大火編』を超える本年度実写映画No.1のオープニング興収の大ヒットを記録。公開2週目もその勢いは止まらず、緊急事態宣言の影響がありながら、週末(5月1日~2日)2日間で興行収入3.17億円を記録し、2週連続で週末興行ランキング実写映画No.1を獲得したことが分かった。昨年の夏公開からの延期を経て、4月23日(金)より全国362の劇場、480スクリーンの邦画最大規模で公開された本作。緊急事態宣言の影響で、東京都・大阪府・兵庫県・京都府の4都府県が25日(日)より63館が休館(※4月26日より計64館、27日より計67館が休館)という状況にも関わらず、オープニング2日間で興行収入5.35億円、観客動員数37.1万人を記録、3日間では興行収入7.45億円、観客動員数51.5万人を突破。2021年に公開された実写映画として週末オープニング興収No.1であることはもちろん、シリーズ最大の興行収入となった映画『るろうに剣心 京都大火編』(公開初日:2014年8月1日/最終興行収入52.2億円)のオープニング2日間の興行収入5.1億円を超える大ヒットスタートを切った。そしてゴールデンウィーク期間中も客足はよく、5月5日(水)の時点で興行収入20億円超え。SNSには感想コメントが溢れており、すでに2回以上鑑賞したファンから10回観たという人も。また今回、通常の上映形態に加えてシリーズ初であるIMAX(R)/4DX/MX4Dでも上映されており、各種の上映を観たファンからは「スクリーンの大きさ、映像も音響も迫力が凄かった」「それぞれのキャラクターの気持ちを考えながら見たら、2回目もまた泣けました。後は、4DXも体験したい!!!」など、様々な上映形態を楽しんでいる声も寄せられている。4月30日(金)には、日本テレビ「金曜ロードショー」にて、シリーズ1作目の『るろうに剣心』が地上波で放送。地上波4度目の放送にもかかわらず、12%の高視聴率を記録(*ビデオリサーチ・関東地区調べ)また、当日の放送時には、Twitterにて「#るろうに剣心」がトレンド1位、「#がんばれ剣心」がトレンド2位を独占するなど、SNS上でも大きな盛り上がりを見せていた。『るろうに剣心 最終章 The Final』は公開中、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年05月08日映画『るろうに剣心 最終章 The Final』(4月23日公開)の興行収入が7日、明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。4月23日に初日を迎えた本作は、全国362の劇場、480スクリーンの邦画最大規模で公開された。緊急事態宣言の影響で、東京都・大阪府・兵庫県・京都府の4都府県の63館が25日より休館という状況下にも関わらず、オープニング2日間で興行収入5.35億円(観客動員数37.1万人)を記録、3日間では興行収入7.45億円(観客動員数51.5万人)を突破する大ヒットスタートを切った。その勢いは止まらず、公開2週目の週末(5月1日~2日)2日間で、興行収入3.17億円を記録し、2週連続で週末興行ランキング実写映画No.1を獲得。ゴールデンウィーク期間中も多くの観客が劇場に来場し、5月5日の時点で興行収入20億円を突破した。SNSでは絶賛の感想コメントが溢れており、すでに2回以上鑑賞したファンはもちろん、10回観たというファンの声も。また今回、通常の上映形態に加えて、シリーズ初であるIMAX/4DX/MX4Dでも上映されており、各種の上映を観たファンからは「スクリーンの大きさ、映像も音響も迫力が凄かった」「それぞれのキャラクターの気持ちを考えながら見たら、2回目もまた泣けました。後は、4DXも体験したい」など、様々な上映形態で楽しんでいるようだ。映画の盛り上がりに比例するように、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社では、約570種にも及ぶ他に類をみない最大級の関連商品を展開。4月30日には、日本テレビ「金曜ロードショー」にて、シリーズ1作目の『るろうに剣心』が地上波で放送。地上波4度目の放送にもかかわらず、12%の高視聴率を記録した(※ビデオリサーチ「関東地区」調べ)。本日5月7日19時には、先週の金曜ロードショーに引き続き、映画公式Twitterにて『るろうに剣心京都大火編』の同時視聴キャンペーンを実施。19時にDVD、BD、配信サービスの『るろうに剣心京都大火編』の再生を開始し、映画を鑑賞しながらハッシュタグ「#がんばれ剣心」でツイートすることでユーザーが気軽に参加することができ、豪華プレゼントが当たるチャンスも。さらに5月14日の19時には『るろうに剣心伝説の最期編』の同時視聴キャンペーン開催も予定している。
2021年05月07日23日(現地時間)、ウィリアム王子とキャサリン妃の第3子ルイ王子が3歳の誕生日を迎える。これを記念して、ケンジントン宮殿のインスタグラムアカウントから、ルイ王子の最新ショットが公開された。今週初めにキャサリン妃が撮影したという写真で、ルイ王子が赤い自転車(補助輪なし!)にまたがり、はじける笑顔を見せている。服装は、紺色のセーター、ストライプのシャツ、水色の半ズボン、紺色の靴下&スニーカーとブルーで統一した清潔感と品のあるコーディネート。撮影日は「ウィルコックス・ナーサリー・スクール」への初登園の日だったそうで、バックパックを背負ったルイ王子から興奮が隠せない様子が伝わってくる。同園は、姉のシャーロット王女も通ったプリスクール。ジョージ王子は「ウェストエーカー・モンテッソーリ・スクール」にて学んだ。ジョージ王子とシャーロット王女は現在「トーマス・バタシー校」で楽しそうな学校生活を送っている。ルイ王子の写真には「ジョージ王子にそっくり!」「お誕生日おめでとうございます。もう赤ちゃんの面影はないですね」「3年はあっという間でした」「大きくなりましたね」などのコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年04月23日映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が、2021年6月4日(金)に公開される。『るろうに剣心 最終章 The Final』に続く、二部構成となる。“これで終わる。ここから始まる”人気コミック「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚-」を原作に、大友啓史監督が映画作品へと昇華させた『るろうに剣心』シリーズが、約10年の月日を経て遂にグランドフィナーレへ。前作に続き、約5年ぶりの公開となる<最終章>は、明治/幕末という異なる時代を背景に、物語の核心へと迫る『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の二部作の構成となる。シリーズ最恐の敵・縁との因縁の対決を描いた『The Final』に続く『The Beginning』の舞台は、時空を超えて、明治から動乱の幕末へ。かつて“人斬り抜刀斎”と恐れられた剣心の過去と、剣心の最愛の女性・巴との出会い、そして十字傷に秘められた真実が、今明らかになる。剣心の<不殺の誓い>の理由とは?動乱の幕末。緋村剣心は、倒幕派・長州藩のリーダー桂小五郎のもと暗殺者として暗躍し、血も涙もない最強の人斬り・緋村抜刀斎と恐れられていた。ある日、剣心は、人斬りの現場を目撃されたことから、のちの妻となる巴を側に置くことに。穏やかな生活の中で、いつしか巴は唯一剣心が心を許せる存在になっていくのだが、ある“事件”をきっかけに自らの手で斬殺しまう…。一体なぜ剣心は最愛の人を殺めなければならなかったのか?そしてなぜ<人斬り・緋村抜刀斎>は人斬りをやめ、逆刃刀を手にしたのか?これまで明かされることのなかった剣心の<不殺の誓い>の理由が、遂に明らかに—。登場人物緋村剣心(佐藤健)またの名を“人斬り抜刀斎”。これまでのシリーズの“流浪人”である剣心の優しいイメージを根底から覆す、血も涙もない冷酷な剣客。この時代は、斬れない逆刃刀ではなく 真剣 ”を手にしている。頬の傷は、まだ“一本”のみ。雪代巴(有村架純)ある夜、るろうに剣心に助けられるが、人斬りの現場を見てしまう。口封じのため側に置かれることに。幕府の追手から逃れるため巴とともに農村へと身を隠す。剣心は巴の影響で、人斬りの正義に迷い、幸せを見出していく。その素性は謎に包まれているが、剣心にとって唯一心を許せる最愛の女性、最愛の妻であり、その手で斬殺されてしまう人物。演じる有村架純は、“るろ剣”シリーズに初参加し、「最終章 The Beginning」では新ヒロインを演じる。桂小五郎(高橋一生)長州藩志士であり、“人斬り抜刀斎”が誕生するきっかけとなる人物。剣心は桂小五郎のもとで暗殺者として暗躍する。斎藤一(江口洋介)幕府側の浪士隊・新選組の三番隊組長。沖田総司(村上虹郎)新選組一番隊組長。剣心と対峙する相手。高杉晋作( 安藤政信)桂と同じく長州藩の志士。動乱の幕末に命を懸けて戦う。辰巳(北村一輝)剣心に大きな影響を残す幕府直属の隠密組織「闇乃武(やみのぶ)」のリーダー。剣心の過去と現在に大きな影響を残す。大友啓史監督&佐藤健コメントなお作品に関して、大友監督は下記のようにコメント。「十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました。来るべき新時代を肩に背負い、孤独に囚われ、返り血を浴びながら、生涯ただ一度の恋に生命を煌めかせた、ある人斬りの「運命」をめぐる物語。それは僕にとって、「龍馬伝」の岡田以蔵に始まる佐藤健との十年に及び旅のまさに終着点であり、総決算に他なりません。人斬り抜刀斎そのものと化した佐藤健は、蒼白く燃える魂を心の奥底に秘め、巴との邂逅と不殺の誓いに至るプロセスを、美しく、ストイックに演じ切りました。その一瞬一瞬を噛み締め、愛おしみながら、僕たちは彼の姿を瞼に焼き付け続けました。いよいよシリーズ最後の作品、そして我々の集大成をお披露目する時です。「おろ?」っとおどける剣心とは別人格の、京都の夜を震え上がらせた人斬り抜刀斎の全貌が明らかになります。積み重ねてきた十年に渡る私たちの時間の結晶と、剣心と巴との生命の燃焼の物語『The Beginning』を、ぜひ劇場でご覧いただき、楽しんでいただければと思います。」また主演・佐藤健は、「完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。僕自身絶対に演じたいエピソードでしたので、早く皆様に届けたいです。ぜひ、『The Final』と合わせてご覧頂けると嬉しいです。」と、映画完結を迎える喜びの声を寄せている。主題歌はONE OK ROCKが担当主題歌は引き続きONE OK ROCKが担当。ボーカルのTakaは『るろうに剣心最終章 The Beginning』について「僕は圧倒的に『The Beginning』が一番好きです。この大好きな映画に自分たちが作った曲のタイトルを入れていただけたということにも、監督の愛をすごく感じました。」とコメントした。作品情報『るろうに剣心 最終章 The Beginning』公開日:2021年6月4日(金)原作:和月伸宏「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」監督・脚本:大友啓史音楽:佐藤直紀主題歌: ONE OK ROCK出演:佐藤健、有村架純、高橋一生、村上虹郎、安藤政信、北村一輝、江口洋介配給:ワーナー・ブラザース映画
2021年04月23日オリジナル恋愛番組「恋とオオカミには騙されない」の第9話が4月11日に配信され、最終章に向けますます混戦を極める“オオカミ”予想に視聴者も騒然となっていた。デートや共同作業を通して真実の恋を叶えようと奮闘する10人の男女を追っていく本番組。中には好きなフリをする嘘つき“オオカミ”が1人以上潜んでおり、前回1人が脱落、9人の恋模様が展開していく。視聴者投票によって最もオオカミだと疑われたなえなのが脱落した翌日からスタートした今回。前向きにメンバーたちはアトリエでの作業を再開し、一方で別行動を取ったりょうかとみちゅ。中間告白ではちょこと両想いになりながら、ほかにも気になっている人がいる発言をしていたりょうかが、みちゅに「一時の感情だったらあれかなって思ってたんだけど」と、自分の気持ちを相手に伝えるべきか悩んでいることを伝えた。そしてその夜、気になる相手を2人きりのデートに誘える「月LINE」をりょうかが使用。実は送る前、ちょこにいまの気持ちを打ち明けており、ちょこは「俺は、昨日まで(りょうかへの気持ちが)変わらなかった。でも、りょうかちゃんの隣は俺じゃないと気づいた。だから今、俺はりょうかちゃんの事好きじゃない」と伝えた。りょうかの気持ちを尊重するちょこの健気な姿に、「切なすぎる」「ちょこくんの最高にカッコイイ強がり」と視聴者も反応。一方で、「ちょこのこと好きなのに、オカミだから次の恋に行くの?」「揺れ動きすぎるのも、オオカミってバレバレすぎるから違うのかな…」とオオカミを疑う人も。また、番組ラストでは、そらが「月LINE」を使用する場面も。そらに想いを寄せ、中間告白では両想いとなりながらもそらの気持ちに迷いがあることを察していたTakiは、不安のあまり涙。同じくそらに想いを寄せるあおいも、作業中はそらといい感じだったが…。これには、彼らを見守っていたスタジオのゲスト・高杉真宙をはじめMC陣もザワついた。次回、最終章の幕開けとなる第10話。予告編では、想いが通じ合ったみちゅともくだいとのシーンで、もくだいが不穏な表情を浮かべる様子が。さらに、次に進む決心をしたちょこの気になっている相手にスタジオが騒然。オオカミ予想もますます白熱しそうだ。そして、「オオカミくんはもう騙さない-さなりる final balloon-」の最終話もついに配信。あいりがさなりを「月LINE」で誘い出し、当時デートした思い出のスポットへ出かけるところからスタート。ボートでは見つめ合う可愛らしい姿にスタジオも大興奮。その後、アトリエに移動した2人は、当時を思い出しながら作品作りを進める。あいりはさなりの脱落後、当時の作品に「会いたい」というメッセージを残しており、さなりはそのメッセージを見ていたと明かし「感動した、涙が出た」と当時を回顧した。2年前の最終回をもう一度やり直すことになった2人に視聴者からは「2人だけの空気感がもう最高」「尊すぎて泣ける…」と反響が寄せられた。「恋とオオカミには騙されない」第10話は4月18日(日)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年04月18日第1作目の撮影開始から10年の時を経て、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の2作で『るろうに剣心』が遂に完結する。4月23日(金)から公開の本作に先駆けて、「ONE OK ROCK」の主題歌「Renegades」が彩るTVスポット映像2本が到着した。まず「告白編」では、剣心が惨殺した元妻・雪代巴の弟であり、剣心に強い恨みを持ち復讐にやってきたシリーズ最恐の敵・雪代縁との死闘が描かれる。己の過去と向き合う剣心の戦う姿は、シリーズの中でも屈指のエモーショナルなアクションだ。そしてもうひとつ、「剣心×薫編」では、第1作から登場している薫との2人にフィーチャー。剣心の過去を知った薫は、改めて剣心を支えようと決め、剣心も帰るべき場所があり、薫が待ってくれているからこそ、最後まで戦い抜くことを決意する。また、剣心の「ありがとう」という言葉に、これまで2人が歩んできた10年間が詰まっているようだ。薫役の武井咲は、今回の役作りを「『るろうに剣心』の世界では、剣心と薫が神谷道場で日常を過ごしている、というのを意識して撮影に臨んでいました」とふり返る。剣心の過去を知ることについては「剣心が巴さんを斬った、という過去を聞いて薫は強烈な衝撃を受けることになります。その中で、この時代の女性がどういう風に考えるのか、ということを大切にしていました」と言い、「剣心の過去を知ったからと言って、今までの剣心と薫の時間が無くなるわけではなくて、それをどう受け入れていくのか、薫が剣心を見て思う気持ちを大事にしながら演じました」と考えていたことを明かしている。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年04月15日第1作目の撮影開始から10年の時を経て、ついにシリーズが完結する『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』。4月8日(木)、主演の佐藤健をはじめ、武井咲、新田真剣佑、大友啓史監督が参加し、一部の制作スタッフとともにシリーズ初のIMAX(R)で『The Final』を鑑賞した。今作『るろうに剣心 最終章』は邦画史上でも最大規模クラスの総勢約2,200名のキャスト&スタッフで作りあげた作品。そして、今回のIMAXの上映はこれまで応援し続けてくれた多くのファンに、最高の環境で『るろうに剣心』の世界を“体験”してもらえるよう、大友監督が脚本段階から精緻に想定して製作したもの。上映が終わり、劇場が暗転すると会場内は立ち上がったキャスト、監督、そして制作スタッフ一同含む客席から様々な想いが込められた温かな拍手のスタンディングオーベーションに包まれた。佐藤健「今日が一番グッときました。今後はIMAX一択!」場所は、『TENET テネット』公開時にも話題となった池袋グランドシネマサンシャインのシアター12。視界全てが映像で埋め尽くされるような6階建てビルに匹敵する巨大なスクリーン(約H18m×W26m)で観終えたばかりの佐藤さんは「今回本編を観るのが3、4回目なんですが、今日が一番グッときました。今後はIMAX一択です!」と大興奮。「大迫力の映像を映す技術も素晴らしかったんですが、それをともに戦い抜いたスタッフの方々と観れたことに感慨深いものを感じました」とコメントし、「スタッフの方々と一緒に観る機会はなかなかないので、こんな“特別な日”を迎えられて役者としても幸せですし、皆さんと一緒にこの作品を作れたのが僕にとっての財産」と感無量の面持ちで語った。武井さんは「以前観た時よりアクションの細かいところまで観れて、臨場感を感じた。監督や大友組の皆さん、佐藤さんへ食らいついていけば、こんな素敵な景色をみれるんだと思いました」と喜びいっぱいに語る。そして新田さんも「改めてこんなに素晴らしい作品に携われて本当に幸せです」と胸いっぱいの様子をみせ、大友監督は「僕らが作ったものが、このIMAXスクリーンだとすべて観客の皆さんへ届けることができる。キャストの芝居も、目の奥にある感情を大画面で観ることができるので、IMAX一択です!(笑)」と佐藤さんと同様、IMAXの魅力とIMAXを通しての感動を語った。新田真剣佑「目の奥の奥にあるものが伝わってくる」佐藤さんが「今日は特にまっけん(新田)のまつ毛ばかり見てました。(笑)まつ毛が2mくらいあったと思う!長いなって観てました」と伝えるなど、新田さんとのやり取りには会場からは笑いが起こるひと幕も。その一方で、「目の奥の奥にあるものが伝わってくるとおっしゃってましたが、本当にその通り」と新田さんが驚きをみせると、監督も「奥にある真逆の感情や、複雑な感情がみえるのが魅力」とIMAXの魅力を力説。一方、武井さんは「弥彦(大西利空)が泣いているところにぐっときました」と明かし、「観終わった後に起こった拍手の長さは、“るろ剣あるある”でした。(笑)私が感じた満足や達成感はスタッフの方も同じ景色を見ていると思いました」とコメントした。また、佐藤さんは「結構細かいことをしているんですが、そこも全て映っている。漏れ落ちてないのが嬉しい」と語り、新田さんは「観ながら自分の体が動いていた、体が覚えているんだと思う。指の先の汚れまで写っているからすごい」と、それぞれIMAXならではの繊細な映像に驚きをみせる。それに対して、佐藤さんも「ちゃんと細かいところまでやらなければと、今後はもう手を抜けない(笑)」と本音も。トーク中には、後ろのスクリーンに剣心、薫、縁の写真が映し出され、約8メートルにも及ぶビジュアルが投影。大友監督は「この大画面だとやってないことが見えてしまうから、どんどんレベルが上がっていくと思う」と、今後の映画業界の行方へ意欲をみせた。また、“IMAX(アイマックス)”にちなんで、「マックス=極限」、“極限”の挑戦や体験について尋ねられた一同。佐藤さんは「食事制限がきつかったです。『The Beginning』では撮影終わりご飯食べたりする機会があまりなく、発散することができなかったので。現場で食べる1粒2粒のチョコレートが嬉しくて…とにかく大変でした」と明かす。新田さんは「縁を“極限状態”で演じていました。アクションシーンを1週間かけて撮影したんですが、スタッフさんも寝てない状態だったと思うので、皆さん“極限状態”だったと思います」と撮影へ全身全霊をかけていた様子が伺えた。「『The Beginning』はIMAXにもっと向いている」と監督そして、その場で発表となった『The Beginning』のIMAX上映決定に、歓喜の声を上げる場面も。2作品あわせてIMAXスクリーンで楽しむことができると知り、佐藤さんは「IMAX一択なので嬉しいです!今日みたいな試写会またやりたい」と熱望。監督は「嬉しいです。『The Beginning」はIMAXにもっと向いていると思う。より奥行きが出るので、また違った良さが見えてくるはず」と自信を見せ、“究極のクライマックス”を“究極の映像”で体感することができる機会にさらなる期待を膨らませた。最後に、監督は「改めてIMAXで観るのがベストコンディションな作品。現場がこだわった細かいところがストレートに伝わる。IMAX一択です!」とコメント。佐藤さんは「この作品は日本が世界に誇れる作品」と自信をみせ、「もっとIMAXが日本中に普及して欲しい」と作品を最高の環境でみれる環境の普及を切望。「過酷の日々でしたが、本気になれる機会を用意してもらえて幸せでした。『るろうに剣心』シリーズの集大成が皆さんの期待に応えられるクオリティで完成することができた」と挨拶し、イベントを締めくくった。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年04月09日アメリカのライフタイム局が、ヘンリー王子&メーガン妃夫妻の新たなテレビ映画を製作することが分かった。「Variety」誌が報じた。同局は2018年に『Harry&Meghan』(原題)、2019年に『Harry&Meghan: Becoming Royal』(原題)と2人をテーマとしたテレビ映画を2本製作しており、今作が3本目となる。タイトルは『Harry&Meghan: Escaping the Palace』(邦訳:『ハリーとメーガン:宮殿からの脱出』)。先日、他局で放送されたオプラ・ウィンフリーと2人の対談番組に世界中から反響が寄せられたことから、ライフタイム局は3本目の映画製作にGOサインを出した。現在キャスティングが進行中で、今春から製作を始め、今秋の放送を目指す。キャスティングについては、前2作とも異なる俳優がヘンリー王子とメーガン妃を演じており、今作も新たな俳優が演じる模様。内容はタイトル通り、2人の王室脱退がテーマとなる。2人が全てを捨て、王室を去ることになった経緯、宮殿の中で実際に起きていたことが明らかに。メディアの攻撃から守ってくれない王室に対してメーガン妃が感じた孤独、悲しみ、失望や、母ダイアナ妃を亡くしたヘンリー王子が、メーガン妃と息子を守れず歴史が繰り返されるのではないかと抱える恐れが事細かく描かれるという。映画の中に“オプラ役”が存在するのかは不明。(Hiromi Kaku)
2021年03月25日千葉県市原市にある『市原ぞうの国』と姉妹園『サユリワールド』が、2つの施設の総合名称を『ANIMAL WONDER REZOURT』として3月23日にリニューアルオープンすることとなった。今回のリニューアルについて、『市原ぞうの国』の園長・坂本小百合氏は相次ぐ災害や新型コロナの感染拡大のさなか「こんな時だからこそ、思いっきりのお客様の笑顔を見たい!楽しいニュースをお届けしたい!」と奮い立ったとコメント。さらに「リニューアルオープン後はコロナ禍で困難な状況にあるタイのゾウやゾウ使いの方への支援も行ってまいります」とも明かしている。リニューアルに伴い、タイ料理を楽しめるフードコートを新設。さらに象のロゴマークでおなじみの『ドムドムハンバーガー』も出店することに。動物園に出店するのは初めてだという『ドムドムハンバーガー』は「『豊かな体験』と『美味しい体験』を共有することに意義があると考えました」と語っている。『ANIMAL WONDER REZOURT』への完全なリニューアルは、秋頃になるとアナウンスされている。89年の開園から、多くの人々に愛されてきた『市原ぞうの国』。31年目での進化に、さらなる注目が集まりそうだ。
2021年03月22日イギリスで15日の母の日の直前、ケンジントン宮殿のインスタグラムアカウントからジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が故・ダイアナ妃に作ったという手作りカードが公開された。ジョージ王子のカードは、クレヨンで描いた風景画に「ダイアナおばあちゃまへ。ハッピー、ハッピー、マザーズデイ。大好きだよ、いつも思っているよ。たくさんの愛を込めて。ジョージより」というメッセージが添えられたもの。シャーロット王女のピンク色のカードは、カラフルに塗られた大きなハートが印象的。「ダイアナおばあちゃま。母の日におばあちゃまのことを思っています。大好き。パパが寂しがっているよ。たくさんの愛を。シャーロットより」とパパ・ウィリアム王子の様子を亡きダイアナ妃に伝えた。コメント欄にはこの「パパが寂しがっているよ」という文章に、「思わず涙した。なんて美しいんだろう」と心打たれた人たちの声が多数寄せられている。4月に3歳になるルイ王子は、自分で色塗りしたとみられるハートのマークと、様々な生き物のシールで緑のカードを彩った。「LOUIS」という手書きらしい署名が立派!「毎年母の日には、ウィリアム王子のためにジョージ、シャーロット、ルイが、祖母のダイアナ妃にカードを手作りしています」という習慣も明かされた。3きょうだいが作ったというゴージャスなケーキの写真も公開されている。(Hiromi Kaku)
2021年03月15日