トレンドマイクロは12月10日、「社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)」に対応したセキュリティ製品「Trend Micro マイナンバー向けサンドボックス」を、2015年第2四半期より地方公共団体などに向けて提供すると発表した。マイナンバー制度は、2015年10月より番号が通知され、翌2016年から行政手続き上の利用が開始される。運用においては、所轄官庁から中間サーバ接続時におけるセキュリティ対策が示されており、中間サーバへアクセスする端末を設置するセグメントに「サンドボックス装置の導入」が推奨されている。同製品は、ネットワーク上の不審な通信を検知し、ふるまい検知で見つかった不審ファイルをサンドボックスで解析させることにより、標的型サイバー攻撃からのリスク低減を実現する。具体的には、ネットワーク上の不審な通信を検知し、振る舞い検知で見つかった不審ファイルをサンドボックスで解析する。日本語を含むマルチランゲージOSに対応したサンドボックスを搭載しており、日本語アプリケーションである一太郎などもサポートしている。また、ファイル実行の結果発生する通信のふるまいや、ドロップするファイルの分析を行うエンジンを複数搭載しており、パターンファイルによる対策に依存せず、高い分析能力を備えたサンドボックスによって脅威検出ができるという。なお、トレンドマイクロでは、マイナンバー制度の運用に対応したセキュリティ製品として、「ウイルスバスター コーポレートエディション11」「Trend Micro Deep Security」「Trend Micro Safe Lock」なども提供する。
2014年12月11日本田技研工業は1日、新型ハイブリッドセダン「グレイス(GRACE)」を発売した。グレイスは、5ナンバーサイズのコンパクトなボディーながら、アッパーミドルセダンに迫る広い室内空間を実現したハイブリッドセダン。ロングホイールベースに加えてリアシートの位置を最大限後方に配置することで、「アコード ハイブリッド」にも匹敵するリア席足元のスペースを確保し、430L(FF車)の容量を持つ広いトランクルームはトランクスルーも可能となっている。1.5LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジンに高出力モーターを内蔵した7速DCTと、リチウムイオンバッテリー内蔵のIPUを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」を採用し、ハイブリッドセダントップクラスの低燃費34.4km/Lを実現。ビスカスカップリング式を採用した4WD車も設定されている。エクステリアは、伝統的なセダンスタイルの中にクーペのような流麗なフォルムを融合し、プラチナメッキ仕上げのフロントグリルと先進感やワイド感を強調した「ソリッド・ウイング・フェイス」を採用。LEDリアコンビネーションランプとリアライセンスガーニッシュを繋げることで、堂々とした車格感のあるデザインとした。そのほか、細部にわたり上質感を感じさせるインテリアデザイン、上級セダン同等の作りとしたリアシート、入力分離式ダンパーマウントを採用して上質な乗り心地を実現したサスペンションなどが特徴。安心・安全性能では、「コンパティビリティー対応ボディー」と「歩行者傷害軽減ボディー」を採用し、「VSA(車両挙動安定化制御システム)」「ヒルスタートアシスト機能」「エマージェンシーストップシグナル」といったアクティブセーフティー技術を全タイプに標準装備。「シティブレーキアクティブシステム」「サイドカーテンエアバッグシステム」「前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)」をセットにした「あんしんパッケージ」をタイプ別にオプション設定している。グレイスの価格は、195万円~240万9,800円(いずれも税込)。
2014年12月01日野村総合研究所(以下、NRI)は11月20日、「マイナンバー登録・管理サービス」の提供を開始した。2016年1月に予定されている「マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)」の施行に備え、金融機関や事業会社に対して、顧客や従業員等のマイナンバーを安全かつ効率的に管理・利用するためのソリューションである。マイナンバー制度は、「個人番号関係事務実施者」となる企業などに対して、厳格な手続きや安全管理を要求している。2016年1月に迫った制度の施行を控え、対象となる企業では、短期間で全組織を対象とした事務作業の確認や見直しが必要となる。マイナンバーの記載が必要となる書類は多岐にわたり、企業の事務負荷は大きい。加えて、特定個人情報(マイナンバーを含む個人情報)を扱うため、安全管理に係る負担も増大することが予測される。対応が十分でない場合、本業への影響が危ぶまれるだけでなく、重大な法律違反となる可能性もあり、マイナンバーの取り扱いや管理事務に係る負荷を軽減できるソリューションが求められている現状だ。今回NRIが提供を開始した「マイナンバー登録・管理サービス」で対象とするのは、証券会社や銀行、保険会社など、金融機関が抱える顧客のマイナンバーと、事業会社における従業員のマイナンバーの登録や管理。マイナンバー自体を企業内の情報システムに置かず、NRIのデータセンターで一括して管理するため、本サービスの利用企業においては、既存業務への影響を考慮する必要がほとんどなくない。また、特定個人情報を企業内で保有することを極力排除できるため、情報漏洩リスクを極小化できるという。利用企業で新たに発生する業務設計とシステム構築は、本サービスとの接続部分に限定されるため、対応コストの負担もわずかで済むとしている。本サービスでは、制度対応に必要な現行業務の分析に始まり、安全管理措置対策の構築、職員等の教育・研修、マイナンバーの登録・管理にいたるまで、一連のメニューを用意している。企業は、(1)特定個人情報保護を考慮した社内態勢整備の支援、(2)マイナンバーの登録、(3)マイナンバーの管理・利用、という主に3つのサービスから必要なものを選択できる。
2014年11月20日「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)」が2015年1月、パリで15-16AWコレクションをエキシビション形式で発表する予定だ。デザイナーの宮下貴裕が「ナンバーナイン(NUMBER(N)INE)」のデザインから離れ、2010年に同ブランドを立ち上げて以来、初の海外でのコレクション発表となる。来秋冬シーズンに向けてのプレシーズンとなった15SSコレクション(#0011)はテーマを「チューニング(tuNINg.)」として、チェスターコートやフライトジャケット、シャツなどのアイテムの袖がカットされるなど、細部が“チューニング”されている。シルクコットンのロングポンチョや、シルクデニムなどピンストライプのパジャマジャケットやパジャマパンツもシルク素材を中心に構成され、念入りにラフに加工されたディテールをラグジュアリーなコレクションにまとめている。「ショーを行わないので見せる要素が減り、どんどん自分自身が着る服へと絞りこまれている。ルーツに戻っている気がする」と宮下デザイナー。シーズンごとに“固執”するテーマやアイテムで、海外のメンズモードに影響を与えてきた東京を代表するデザイナーが、今一度チューニングを終え、再びパリで奏でるイントロが楽しみだ。
2014年10月23日NECは、社会保障・税に関わる番号制度(以下、マイナンバー制度)において、地方公共団体がマイナンバー制度に対応するために、通信ネットワークのセキュリティ対策を行う「マイナンバー対応ネットワーク・セキュリティソリューション」を体系化し、10月3日より販売を開始すると発表した。マイナンバー制度は、2013年5月に公布された「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」に基づいて施行されるもので、日本に居住する全ての人に、重複しない12桁の番号、いわゆる「マイナンバー」が付番され、これまで複数の行政機関で個別に管理されていた個人情報が紐付けられる。マイナンバーは、2015年10月から全ての対象者に通知され、2016年1月から社会保障・税・災害対策に関する行政手続きで利用開始。2017年1月から(地方公共団体は7月から)行政機関の間で情報連携が開始される。ソリューションは地方公共団体向けに、マイナンバー制度の特定個人情報を格納する「中間サーバ」へのネットワーク接続、地方公共団体内に複数あるネットワークの統合、特定個人情報へのアクセス管理、などにおけるセキュリティ対策を行う。また、マイナンバー制度への対応に向けたセキュリティ対策の簡易アセスメントを最初に実施し、先進のSDN(Software-Defined Networking)等を利用してきめ細かなアクセス制御を行うことで、高度なセキュリティ対策を実現する。NECが提供するソリューションメニュー一覧は次のとおり。各メニューにおいて、NECが地方公共団体のネットワーク環境に対して簡易アセスメントを実施。ネットワークのコンサルティングから、設計、構築、保守までトータルに提供。これらにより、地方公共団体がマイナンバー制度に対応するネットワークのセキュリティ対策を効率的に実現し、導入期間の短縮が可能となる。
2014年10月06日伊勢丹新宿店本館3階クローバーショップに9月10日、新ブランドがお目見えした。ブランド名は「マンナイン(mannine)」。ヨーロッパで7年間、テキスタイルデザインに携わってきたデザイナーの岸本万里(まんり)が立ち上げたブランドだ。同氏はマンナインについて「プリントが主役のブランド。プリントを楽しむ服」というコンセプトを掲げ、洋服自体のアイテムやパターンはスタンダードながら、テキスタイルで個性や遊び心を打ち出している。ふんわりとしたシルエットのワンピース8型(価格帯は2万7,000円から3万3,000円)の他、オータムコート2型、ダウン2型など、秋冬のスタイリングを楽しめるアイテムがそろう。また、素材やシルエットにこだわった1点ものも展開する。ラインアップは、シルクコート(24万4,800円)、シルクドレス(15万8,000円)、スカート(9万2,500円)、シャツ(5万2,500円)の4点。いずれも感度が高く、上質な仕上がりだ。ブランドデビューを記念して、スタイリストの相澤樹によるファッションコンサルティングが開催される。(9月13・27日。各日11時から18時まで)当日は相澤によるコーディネイト提案とプロカメラマンによる撮影サービスを行う(5,400円)。予約受け付け中。各日定員5名。所要時間は1名につき約1時間。
2014年09月11日埼玉県越谷市は、平成25年8月2日に導入が決定した「ご当地ナンバー」の交付を、11月17日からスタートすることを発表した。国土交通省による「ご当地ナンバー」制度とは、地域振興や観光振興の観点から、自動車のナンバープレートに新たな地域名を表示するもの。これまで、仙台、会津、つくば、那須、高崎、川越、成田、柏、金沢など19の地域に導入されている。平成25年3月には、全国各地からの要望を受け「ご当地ナンバー(第2弾)」の募集を開始。同市を含め11地域が要望書を提出し、越谷、盛岡、平泉、郡山、前橋、川口、杉並、世田谷、春日井、奄美の10地域で導入することが決定した。「越谷ナンバー」の対象車両は、同市域を使用の本拠とする、普通自動車、小型自動車、大型自動車(大型特殊を含む)、軽自動車、総排気量125ccを超える自動二輪。新規登録、移転登録などによりナンバープレートの変更をする自動車に交付されるほか、現在使用中の自動車でも希望によりナンバー変更を受け付けている。なお、ナンバー交付には交付手数料が必要。また、ナンバープレートの数字を希望する番号に変更したい場合は、事前に予約が必要となる。詳細は、同市公式ホームページ(を参照のこと。
2014年05月26日住んでいる地域によって決まってしまうナンバープレートの地名。だからこそ、オシャレでかっこいいナンバープレートに憧れる人も多いのだろう。そこで、どのような地名が人気なのか、マイナビニュース会員の男女500名に聞いてみた。Q.憧れのナンバープレートを教えてください1位 品川 12.4%2位 湘南 8.6%3位 富士山 5.0%4位 横浜 3.4%5位 なにわ 2.0%■品川・「セレブ感があるから」(37歳女性/建設・土木/技術職)・「都会のイメージでかっこいいと思うから」(22歳男性/建設・土木/事務系専門職)・「品川ナンバーは外車が多いし気がするし、高級感たっぷりだから」(48歳女性/不動産/事務系専門職)■湘南・「ハマっ子のイメージがかっこいい」(30歳女性/機械・精密機器/技術職)・「サザンが好き。垢ぬけた爽やかなかっこいい響きだ」(44歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「湘南ナンバーをつけたオープンカーで海沿いを走ってみたい」(28歳女性/マスコミ・広告/クリエーティブ職)■富士山・「日本一の感じがするから」(31歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「レアな感じだから」(24歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「2県にまたがる初のナンバーだし、日本を代表する山だから」(30歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■横浜・「おしゃれだから」(26歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「都会っぽいので」(26歳女性/食品・飲料/技術職)・「ハイソな感じがするので」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)■なにわ・「運転がうまそうに思えるので」(38歳女性/自動車関連/技術職)・「周りがよけていきそうだから」(26歳男性/生保・損保/営業職)・「平仮名のイントネーションと、いかにもな地域色が魅力」(32歳男性/その他/その他)■番外編:ご当地ナンバーの人気も高い!・「鈴鹿:ナンバーだけで速そうに見える」(29歳男性/電機/技術職)・「那須:リゾートっぽい」(31歳女性/医療・福祉/専門職)・「豊田:トヨタ車に乗って豊田はやっぱりかっこいい」(30歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)■総評1位は「品川」で、「都会的」「お金持ちのイメージ」をあげる声が非常に多かった。また「東京を一番イメージできるナンバーだから」というコメントもあった。続いて2位は「湘南」。オシャレでかっこいいに加え、海のイメージに憧れるという声も寄せられた。3位は「富士山」で、「日本らしい」「目立つ」「希少価値がある」といった回答があがり、続く4位の「横浜」では、オシャレかつ都会っぽさをプレートから感じるようだ。5位の「なにわ」は他とは異なり、「なんだか恐そう」「プレッシャーを与えそう」などと、ちょっと威圧的なイメージがポイントになったようだ。都会的でオシャレなイメージの「品川」「湘南」「横浜」が上位を占める中、そこに割って入ったのがご当地ナンバーのひとつ「富士山」。ご当地ナンバーは知名度の向上とともに、人気が高まっているようだ。現在、地域に根ざした新たなご当地ナンバーの追加も検討中だそうで、自分のナンバーが皆の憧れのご当地ナンバーに変わる日が来るかもしれない。調査時期: 2012年12月26日~2013年1月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性283名 女性217名合計500名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月26日当連載も第65回となりました。そこで今回、「65」が付く車両の写真を集めてみました。題して、「ナンバー・ロクゴー・アルバム」。まずはなんといっても「EF65」です。現在でも、おもに貨物列車牽引に活躍するEF65。1965(昭和40)年から製造が開始され、国鉄電気機関車史上最多となる308両が製造された、平坦線区向けの機関車です。このため、当時の首都圏各線で、0番台一般型貨物用、500番台旅客用・貨物用、1000番台客貨両用の全4タイプを見ることができました。2012年現在、定期運用につくEF65は、JR貨物新鶴見機関区に集中配置された約50両の1000番台PF形のみ。最近では、2000番台への改番、1000番台若番機の休車など、その動向から目が離せない状況になっています。「ナンバー・ロクゴー」続きましては「キハ65」。1969(昭和44)年から1972年にかけて、約100両が製造された急行形気動車です。特徴は、走行用500馬力の大出力エンジン1基を搭載したことで、180馬力エンジンを2基搭載したキハ58をはるかに上回るハイパワーを発揮したこと。これを生かし、勾配がきつい山岳路線を中心に活躍しました。また、冷房電源用ディーゼル発電機1基も搭載したので、自車を含む3両へ電源供給を可能とし、気動車急行列車の冷房化に貢献しました。1974年当時、中央本線の急行「アルプス」は165系電車と気動車で運転されていました。「アルプス」が誕生したのは1960年。その頃の中央本線(中央東線)は、まだまだ非電化区間が多く、「アルプス」全列車が気動車で運転されていました。1965年に全線電化されると、大部分が165系電車での運転となりましたが、小海線や大糸線の非電化区間を走行する急行列車を併結するため、気動車による「アルプス」が数本残され、新宿駅に10~12両という長大編成で乗り入れていました。その編成には、キハ58・キハ28のほかに、必ずキハ65が組み込まれていました。最後は1ケタ”増結”して、「165系」を紹介しましょう。165系は、1963(昭和38)年から1970年にかけて、約710両が製造された急行形電車です。平坦線区の代表形式153系をベースに、勾配線区向けの強力形に改良した165系は、その性能を生かして上越線や中央本線などの勾配線区で活躍しました。後に、153系とともに平坦線区でも使用されました。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日これは半分だけJapanglishと言える一例。なぜかというと、この「ナンバープレート」はイギリス英語を元にしていて、イギリスでも車に与えられる番号板や家の住所や番地番号板もこう呼ぶから。でもこれアメリカ英語では「DMV(the Department of Motorvehicles)、日本で言うところの運輸局が、この車は公道を走るのに十分適しているといった許可書としてプレートを発行する」ことから”licence plate”って言うんです。またイギリス英語圏では、”number plate”以外でも”vehicle registration plate”と呼んだりもするようです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月16日毎日目にする、車のナンバープレート。でも、それぞれの数字の意味や成り立ちなど、意外と知らないことが多いのでは?そこで今回は、国土交通省の自動車局のご担当の方に、お話をお聞きしました。■ナンバープレートの地名、数字、ひらがなのそれぞれの意味――まずは、それぞれの地名や数字、ひらがなの意味を教えてください!「地名は、自動車を使用する本拠の位置を示したもの。管轄する運輸支局、自動車検査登録事務所、軽自動車検査協会の地名によって決まります。ただし平成16年より、こうした行政管轄による地域名表示以外に、『ご当地ナンバ-』を導入し、地域振興や観光振興の観点から、地名を入れられるようになりました。たとえば、『会津』『成田』『倉敷』などがそうです。地名の横にある3ケタの数字は『分類番号』といって、自動車の種別や用途。100番台だと普通貨物自動車(大型トラックなど)、200番台なら乗合自動車(バス)など、何種類かあります。ひらがなは、自家用や事業用などの区別です。レンタカーが『わ』になっているのは皆さんもご存じかと思いますが、事業用が『あいうえかきくけこを』、自家用の一般車が『さすせそたちつてとなにぬねのはひふほまみむめもやゆらりるろ』、レンタカー用が『われ』、駐留軍人の軍属私有車両などが『EHKMTYよ』です。――ひらがなを、全部使っているわけではないのですね。「はい。『お』『し』『へ』『ん』の4つは、使用していません。除外している主な理由としては、視認性などを考慮したものと考えています。『お』…『あ』と似ているため視覚的に誤認される恐れがあるため。『し』…『死』を連想してしまうことを考慮したもの。『へ』…『おなら』を連想してしまうことを考慮したもの。『ん』…呼称する場合、発音しづらいため。そして、一番大きい4ケタの数字は、『一連番号』で、1~9999まで選択が可能です。ただし、希望の多い番号は抽選制です」■ナンバープレートっていつからできたの?色の種類は?――ところで、車が日本に来たばかりのころって、ナンバープレートもなかったんですよね。いつから付けるようになったのでしょう?「ナンバープレートの始まりは、明治40年と考えられます。この年、警視庁が公布した『自動車取締規則』では、車両『番号』を車体に直接描くか、長方形の標板に描いて車体にしっかり付けるかして表示することが義務づけられました。ほとんどの場合、車の所有者が自ら製作したプレートを取り付けていましたので、これがナンバープレートの始まりと言えるでしょう。その後、車の普及にしたがって、取りつける位置や文字、色の様式などが追加され、だんだんと今のような形に近づいていきました」――色の種類も、意外とたくさんありますよね。「ナンバープレートの塗色は、車の種類(普通自動車・小型自動車・軽自動車)、用途(自家用か事業用か)によって区別されています。白地に緑字→普通・小型自動車の自家用、黄地に黒字→軽自動車の自家用。緑地に白字→普通・小型自動車の事業用、黒地に黄字→軽自動車の事業用です。このほかに、各国の大使館関係の自動車は青地に白字、領事関係は白地に青字、自衛隊の自動車は白字に黒字です」■こんなナンバープレートも!――そのほか、ナンバープレートで、意外と知られていないことってあるでしょうか?「ナンバープレートには『ペイント式』と『字光式』がありますが、字光式ナンバープレートの由来は、意外と知られていないかもしれません。現在では、夜間に見やすいとか、ファッション性が高いとして認識されていると思うのですが、実はもともと雪国で始まったものなんです。雪国では雪が付着して文字が見えなくなってしまうので、プレートの内側に照明器具を仕込んで、内部の熱で雪を溶かすために作られたんです。雪対策として北海道で始まったものが、だんだん全国的に普及しました」――ありがとうございました!知れば知るほど奥深いナンバープレートの世界。道行く車を観察してみると、ちょっと面白いかもしれませんね。(取材・文/島田彩子)
2012年07月07日愛眼は8月1日、世界のトップアイウェアブランド「Ray‐Ban(レイバン)」の愛眼限定シリアルナンバー入り、Ray‐Banメガネフレーム2モデル(日本国内向け)を愛眼全店舗で発売する。価格は各2万2,800円(レンズ込)。今回発売する商品は、同ブランドメガネフレームの同店限定モデル。”ウェリントンタイプ”のデザインで、1から999までナンバリングされている。2種類のモデルがあり、各999本のみの限定生産。希少価値の高い商品になっている。また、名古屋市西区の直営店舗「MOZOワンダーシティ店」では、7月13日からの10日間、同ブランドのトランクショーを開催する。トランクショーとは、ブランドのデザイナーやスタッフが、自らショップに商品やサンプルを持ち込み、展示・販売するイベントのこと。限定商品や最新商品を購入できる機会も多い。東海エリアで同ブランドのトランクショーが開催されるのは、今回が初めてだ。今回のトランクショーでは、およそ1,000本の同ブランドのサングラス・メガネフレームが展示・販売される予定。限定生産モデルの同商品は、トランクショー開催中に、先行発売されるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日