パリ在住のカメラマン松永学さんが、パリでイケメンをスナップ! 画家に刺繍作家、アーティストとバラエティ豊かなハンサムが大集合! パリのおすすめの場所や好みのタイプなどをお聞きしました。写真・文 松永学マリウス 21歳 コスメ店員ーーボージュ広場近くのコスメのお店で、休憩中のマリウス君。「僕はまだパリにやって来て1週間です。その前はベルリン。そしてその前は生まれたルーマニアにいました。あまりパリのことは知らないのですが、エッフェル塔を見て感動しました。インスタグラムでは会いたい人にコンタクトできるので活用しています。ラテン系の女性に惹かれます。日本は行ったことがないけど、アニメが大好きです。特にNARUTO、BLEACH、DEATH NOTEは面白いです。あとSAKEに興味があります」テオ 21歳 ミュージックアーティストーーサン・ポールの教会前で出会ったテオ君。「両親が大の音楽好きだったので小さい頃からニューウェーブミュージックが大好きです。レコードを譲り受けて今でも80年代の音楽を聴いています。特に好きなのはジョイ・ディヴィジョン、今聴いてもとてもクールでしょ。女性ではパティ・スミスがいいですね。付き合う女性は音楽の趣味が合って自分を理解してくれる人が理想だけどなかなか難しいかも?『NF34』というセーヌ河沿いのクラブによく遊びに行きます。僕が音楽デザインしてるのはエレクロなので主にクラブで活動しています。明日は人気の『LA STATION』でやるので見にきてください。甘い物が大好きで日本の大福が好物です」エリオット 24歳 画家ーーヴィエイユ・デュ・タンプル通りを早歩きで颯爽と歩いていたエリオット君。「僕はスペインからパリにやって来てまだ10か月です。電車は嫌いだからとにかく歩きます。人気テレビ番組『SEX AND THE CITY』に出てくる女性がとにかく好きです。日本に行ったことはないけれど、まだまだパリも知らないところが多いので、どこまでもどこまでも歩いていろいろなモノを発見したいですね」フレデリック 25歳 レストラン給仕ーーロジエ通りで仕事が終わってくつろいでいたフレデリック。「肌の濃い色の女性が好みです。それと無理していない自然な人がいいですね。パリでのお気に入りはシャロンヌ通りにある『Pause Cafe』。テラス席も広いし、集まる人々も親切。ここでの出会いは貴重ですね。日本に行ったら渋谷に行ってみたいです。あとは刺身が好物なのでたくさん食べたいです」セバスチャン 31歳 風力電力エンジニアーーーロジエ通りのスイーツ屋さんで見つけた セバスチャン。「南フランスのモンペリエ出身です。外見よりもとにかく明るい女性が好きで、ジェニファー・ローレンスという女優がタイプです。スポーツが大好きなので新しい出会いもたくさんあります。昨日はペーラシェーズ墓地に行ってきました。とても静かで神聖な場所ですね。オスカー・ワイルドやエディット・ピアフの墓に感動しました。日本のお墓にもとても興味があります」ニキタ 22歳 歯医者ーーこちらもロジエ通りで散歩中の ニキタ君。「僕のパパはロシア人、ママはスウェーデン人、でもパリで生まれたので僕はフランス人です。パリの好きな場所は左岸のサン・シュルピスです。特に大きな噴水が壮大でいいですよ。日本には3歳の頃に両親と旅行で3週間滞在したことがあります。日本食はみんなで食べられるすき焼きやしゃぶしゃぶが大好きです。あ、それからパパとママはモデルだったので1歳の時にパリコレでヨウジヤマモトのショーに僕も一緒に出たことがあるんですよ」ロバン 28歳 刺繍作家ーーロジエ通りの洋服屋を自電車で見にきたロバン。「僕はスイスの国境近くの山で生まれました。小さい頃からスポーツは何でも大好きです。特に自転車やテニスは欠かせませんね好きな歌手はラナ・デル・レイ。付き合う女性はスポーツを一緒にしてくれる人がいいな。パリで好きなのははビュット・ショーモン公園、ギリシャ風の造りも面白いです。庭が大好きなので日本に行ったら日本庭園にも行きたいです」
2019年07月27日パリ在住のカメラマン松永学さんが、パリでイケメンをスナップ! 日本びいきだったり、日本に興味がある人も多数。パリに行きたくなります!写真・文 松永学ニコラ 30歳 広告代理店南仏のモンペリエ出身です。毎年、夏休みは帰省するので今から楽しみです。いつも海岸を散歩できるし、近くには山もあります。とにかく歩くのが好きです。好きなタイプの女性はペネロペ・クルス! 日焼けも似合うしとても健康的! 僕の故郷もスペインに近かったので気がついたらスペイン女性の魅力に取り憑かれていました。日本には昔からの大親友が東京に住んでいるのでいつかは訪ねて行きたいです。ナスが大好きで日本で焼きナスを食べてみたいです。こっちにあるナスとは形や大きさも違うと友達が言っていました。ユーゴ 22歳 演劇学生今日は劇場の衣装係からスカーフを借りてきました。カフェでデートするのでちょっとオシャレをしてきました。まだ彼女は来ないですが、あまりに暑い日なのでもう大きなビールを飲み干してしまいました。パリの好きな場所は劇場のようなヴォージュ広場、噴水もいくつもあってとてもきれいです。フランスの女優のイザベル・ユペールは特に好きなタイプです。ちょっとミステリアスで笑顔が魅力的。いつか共演してみたいですね。僕はまだ俳優としては卵ですが、パリの劇場でシェイスクスピアの劇にも出たことがあるんですよ。日本に行ったら能を観劇するのが夢です。パトリック 37歳 グラフィックデザイナー今、恋人を待っているところ、本屋さんからなかなか出てこなくてね。休みの日の僕は、自分のバイクで彼女の好きな場所にどこでも行く運転手なんです。パリは道路工事も多いし車の渋滞もひどいので持っていた車を手放してもっぱら移動はバイクです。クリスチャン・スチュワートが大好きです。とても自由な生き方で恋多き女性に魅力を感じます。日本に行ったことはありませんが、自分のバイクを持って行ってツーリングしてみたいです。パリでは19区がいいですよ。いろんな人種がいていつも活気があるんです。デルマス 26歳 レストラン料理人フランスのトゥールーズ出身なのでラグビーが大好きです。10歳から始めてパリに出てくるまでチームに所属していました。パリではサポーターが集まるカフェバーで仲間と一緒にテレビで観戦します。もちろん女性もいますよ。飲みながらワイワイするのがストレスの発散になります。もちろんラグビー好きな女性が一番ですが、理想の女性はマリリン・モンローです。そんな方にはまだ出会っていませんが。もし日本に行けたら日本の自然を体験してみたいです。田舎育ちなのでちょっとパリが窮屈になることもあるんです。サミ 25歳 ブティック勤務好きな女性は歌手のM.I.A.に夢中です。ルックス、声や歌詞ももちろんですが、多彩でいろんな活動をしていて、とてもアクティヴです。テクノミュージックが好きで『la station』というクラブによく遊びに行きます。ここで出会いも多くて友達も増えました。日本食は巻き寿司ぐらいしか知らないんです。日本のクラブもとても興味があって日本人の友達も作ってみたいです。アントワーヌ 27歳 ブティックアシスタントマネージャー2年前にパリに出てきて、今は人気のブティックのアシスタントマネージャーになりました。とにかく仕事が大好きです。いつもマレで働いていますが、旅行客が多いわりには静かで、素朴な地域なので大好きです。好きなタイプは若い時のブリジット・バルドーです。ナチュラルでとてもいいセンスを持った女性だと思います。日本にはサクラの咲く季節に行ってみたいです。友達がからその季節の話をたくさん聞きました。リオネル 48歳 ジャズドラマーこれから『カフェ・ドゥ・マゴ』でセッションやるから観に来ない? 僕は日本びいきで17回ほど日本へ行ったことがあります。というのも、北は北海道から南は九州まで、日本中のジャズクラブで演奏旅行しているから。だから、日本については詳しいですよ。印象的だったのは名古屋のブルーノートで演奏した時。日本人のお客さんが本当にジャズが好きなんだと感心しました。ちなみに、日本の食べ物は、納豆や塩辛が大好きです。あ、手羽先のおいしさにも驚きました。パリはサンジェルマン界隈とムフタール通りが昔と変わらない魅力があって好きです。女性のタイプはグレース・ケリー。美しく、なんといっても声がいいので大好きです。リュカス 24歳 デザイン学生これからBHVというデパートの屋上『Le Perchoir Marais』に恋人と行くので、待ち合わせしています。最近パリではルーフトップでくつろげるところが多くなってきてデートには最適です。パリの街並みを見渡せるのが素晴らしいですよ。日本に行ったらディズニーランドに行きたいです。あと麺類が好きなので、うどん屋や蕎麦屋などに興味があります。好きな女性は、アリアナ・グランデが大好きです。
2019年07月20日パリ在住のカメラマン、松永学さんが、パリのイケメンたちをスナップ。好きな女性や、日本についての感想も聞いてみました!写真・文 松永学ファビオ 31歳 美術館ガードマンーーポンピドゥセンター前で炎天下の中お客さんの入場案内をしていたファビオさん。「いつもは制服があるけど暑すぎて脱いでしまったんです。今、小説を書いていてできあがったらここをやめて小説家になると決めています。理想の女性は、グレースケリー。エレガントでちょっとピリッとしたエッセンスがあり、ガラスのような透明感があるから。パリでは5区にある『LE CASTOR』というバーによく行きます。夜遅くなってもやっていて、ここのカクテル「ネグローニ」は大好物です。出会う人もたくさんいます。小説の元になるアイデアもここから生まれたりします。日本に行ったことはないですが、ポンピドゥセンターで安藤忠雄が来た時の展示を見て、絶対に直島に行ってみたくなりました。魚はあまり得意ではないので、神戸牛をたらふく食べたいです」マルタン 28歳 政府機関コミュニケーション「ぼくはスペインで生まれたフランス人です。ヴァレンシア出身で、そこはパエリアが有名でおいしんですよ。スペイン女性にとても惹かれます。AMAIA ROMEROって知っていますか? 大好きな歌手です。パリでは左岸が好きです。行きつけはないですが、よくカフェのテラスに座って人を眺めていますよ。日本は行ったことはないですが、モダンなものとクラシックの対比がヨーロッパにはないものなので、見てみたいと思っています。それからお蕎麦が大好物です」アルノー 33歳 洋服屋店員ーーシャローヌ通りのお店で働くアルノーさん。店が終わってから話を聞きました。「前はキックボクサーだったのですが怪我をして今のお店に勤めはじめました。好きなタイプの女性? Emilia Clarkeというイギリス人の女優さんです。笑い顔がチャーミングで付き合うならこんな女性がいいですね。働いているバスティーユ界隈は住んでる人たちがみな優しくて好きです。日本に行ったら都会だけではなく田舎に行ってみたいですね。そこで人々がどんな生活をしているのか興味があります」セバスチャン 43歳 フリーランスのマーケターーーパリから少しだけ離れたところに住むセバスチャンさんのお宅は、高台の見晴らしのいいところなのだそう。「家の窓からはエッフェル塔、サクレクールが一望できるんです。緑も多いですよ、そして日曜日には近くの公園でジムのトレーナーがやってきてみんなで運動します。日本でいうラジオ体操みたいなものですよ。日本には10回ほど行きましたが、僕は京都が大好きなんです。特に苔寺が印象に残っています。一番の宝物は京都で買ったおりんです。音色を聞くと心が落ち着きますね。女性はアクティブなラテン系の人に弱いです。Eva Mendesみたいな女性!パリはサンジェルマンが一番です! アートギャラリー巡りやちょっとした中庭が素敵で散歩が楽しいです」アラン 22歳 演劇学生ーーアランさんもシャローヌ通りで見かけました。「僕は演劇学校の学生をしていますが、空いた時に融通のきく洋服屋でアルバイトしています。演劇はハードですので、毎日ランニングで体力をつけています。歴史的の文化人が集まったサンジェルマン界隈がパリの好きな場所ですね。「LE MONTANA」というクラブは常連です。ここで出会って友達になる人も多いです。日本に行ったらやっぱり文化的な体験したいと思っています。演劇、歌舞伎、能といった日本特有なものに興味があります。タイプの女性? 僕の身長が193cmもあるので付き合う女性は最低175cm以上と決めているんです。気品があってカルチャーの趣味が合う人かな。あ、ちょっとスピリチュアルな面を持っている人が理想だけど」ジュリアン 29歳 ブティック店長「好きな女性のタイプは自然に人生を楽しんでいる人、チャーミングでスポーツ好きなのが理想です。僕もスポーツ全般が好きで、よくヴァンセンヌの森をランニングします。一緒に走ってくれる人いないかな?12区のマルシェ・アリーグル近くに住んでいるので遊ぶ場所はその近くのバーばかりです。もし日本に行ったら山歩きがしてみたいです。日本の自然にもとても興味があります」ルイ 22歳 ブティック勤務「僕は15歳からスケートボードを始めたので、遊ぶところはレピュブリック広場が中心です。日本には家族旅行で子どもの頃に6週間も滞在しました。特に京都が印象的で夢のようでした。高野山が一番記憶に残っています。それ以来、日本食が大好きになりました。焼そば、ラーメン、餃子、鳥丼が特に好物です。女性はかわいらしくて笑顔が似合う女性がいいですね」
2019年07月15日パリ在住のカメラマン、松永学さんが、パリのバスティーユ&レプブリック界隈でで見つけたエプロンイケメンをシューティング。男前10人に女性の好みや日本のことを聞きました。写真・文 松永学ダナ 23歳 GRENAILLE勤務「女性のタイプはかわいい人がもちろんいいけど、それって個人的な好みだよね。やっぱりフィーリングが大切、にこやかな女性がいいですね。好きな場所はノートルダム近くのセーヌ川沿いで仲間と集まってアペロ(アペリティフとともに軽くお酒を呑むこと)をよくしています。開放的な空間だし、違うグループとの交流もできて、新しい出会いもあるので、特にこの季節は毎日のように通っています。今の恋人は高校からの付き合いだけどまだ結婚を考えていません。付き合いが長いのでので恋人より友達的なのかな? 日本のことはあまり知らないですが、すごいモダーンなイメージがあるのでこの目で見たいと思います」ピエール・リュック 30歳 Neighboursバリスタ「この店に来て6か月です。おしゃれな通りにあるお店なので働くのがとても楽しいです。好きなタイプの女性はヒラリー・スワンク。生い立ちもおもしろいと思うんです。パリでよく行くところは『Piscine de la Butte-aux-Cailles』。このプールでデートが一番リラックスできます。日本ではバリスタブームらしいから僕も日本で働いてみたいな」ジュリアン 29歳 BONTON店員「この店は3年前から働いています。かわいいものがたくさんあふれていて居心地もいいんですよ。日本人のお客さんも多いです。女性はクールで男前の女性が大好きです。僕の周りはそんな女性ばかりです。パリでは18区がいいと思います。マレで働いているとちょっと気取ってしまいますが18区は安心できる地区でもあるんですよ」アルフレッド 27歳 レストランAMMAZZA店主「一年前から友達のイタリア人と共同経営でお店を始めました。好きなタイプはナタリー・ポートマン。スマートで美しい眼、明るい髪の毛の女性に惹かれます。あ、フランス人ではマリオン・コティヤールもいいですね。パリのお気に入りは17区のBatignollesかな。なかなか雰囲気のある地区ですよ。休みの日にはもっぱら気になっているレストランやバーに友達と行って自分の店の参考にしています。もしも日本に行けたらやっぱりレストラン巡りがしたいです」パスカル 51歳 L’aterier GUSTO店長ーー今パリで人気のデジタルアートセンター『アトリエ・デ・ルミエール』の斜め向かいにある感じのいいお店で働くパスカルおじさん。ちょっとシャイでぶっきらぼうだけど話すと止まりません。「基本的に優しい女性が好きです。出会いは偶然のほうが絶対にいい! だから感じのいい店を目指しているのです。開放感があっても隣の席が近い造りになっているのが好ましい。ボトルでワイン頼んだら相席になった人にちょっと飲んで見る? 的な。だからパリの下町メニルモンタンはまだそんなカフェも残っているので大好きな地区です。日本に行ったことはないですが、相席になってすぐに友達になれる居酒屋にとても興味があります」アントワーヌ 30歳 移動ゲーム管理人 LUDOMOUVE「僕はパリ中に笑いを届ける仕事をしています。言うなれば移動ゲームセンター! と言っても野外で昔ながらのフランスのドミノとか積み木とかチームを組んでできる素朴なゲームの数々です。それをトラックに積み込みパリを移動しています。人々から笑いがあふれるのを見るのが一番幸せを感じる時です。この週末はボボ(おしゃれな人)たちが集まる11区に来ました。女性の魅力は、なんて言っても優しさかな。そして信頼! それがあれば容姿は関係ありません。好きなパリの場所はビュット・オ・カイユです。パリの北にあるこの界隈が好きです。日本にいったら僕みたいなことしている人に会って交流してみたいです」セドリック 28歳 ストリートフードTONTON BILLY勤務「若者向けなこの店では笑顔で対応するのを心得ています。そうすればお客さんも気持ちがいいでしょ。タイプの女性は小柄で面白い人がいいですね。僕がよく行くところはレプブリック広場にあるスケートパーク。スケートボード歴は長いんですよ。もうすぐ夏休みシーズンですがこの時期は休めないので、遅れて休みを取るつもりです。行きたいところはいっぱいあるのですがヨーロッパから遠いところに行きたいです。タイランドやオーストラリア、もちろん日本へも。でも、できればスケートボードができる場所に行きたいです」ユリス 28歳 ピザ職人/アクセル 21歳 給仕 レストランRIVOLUZIONE勤務「僕たちはペタンクというスポーツが好きでよく一緒に行動しています。職場では仲良し、仕事が終わってからもけっこう一緒にいるんですよ。ペタンクって今では女性にも人気で試合で好みの人に出会うこともあります」ーー2人は好みの女性も似ていて、エジプト人のような人に惹かれるとか。「ラテンの明るさを持った女性が好きです。パリの地区で言えばベルヴィルがコスモポリタンな感じがして落ち着きますね」「エレクトロミュージックが大好き、日本に行ったらクラブやレコード屋を回りたいです。日本人のDJ にも興味があります」(ユリス)「大のラグビー好き、9月には日本でW杯があるので、フランスチームのサポーターとして初めて日本に行くのでとても楽しみです」(アクセル)ローラン 36歳 フォークシンガーソングライター「仕事はトラノイという展示会が年に何度か開かれているのでそこで働いていますが、本当はミュージシャンなんです。DEERというプロジェクト名でやっています。今日は決まりでスッタッフ用の服を着ていますが似合いませんか?好きな女性はフォークソングライターのオリビア・チェイニーやアグネス・オベルです。オープンでハートがあってそしてユーモアセンスのある女性が好みです。日本に行ったら乗り放題の電車のチケットを買ってギターを一本背負って日本中を旅するのが夢です」
2019年06月28日パリ在住のカメラマン松永学さんが、パリのおしゃれエリア、マレ地区でイケメンさんたちをスナップ。かわいい学生から大人セレブまで、パリのおしゃれイケメンを紹介します。写真・文 松永学パリのマレ地区は、おしゃれでかわいいお店がたくさんある地域。観光客だけでなく、地元の女子たちやファミリーが集まる場所なので、目を引くイケメンも見つけやすいのです。そこで、マレ界隈の公園、カフェなどでイケメンスナップを敢行! 好きな女性のタイプや日本の印象も聞きました。ロマン 21歳 カイロプラクティック資格勉強中いつもはアロマの香りがする治療室にいるから、外の空気を吸いたくてお昼休みに公園に来ました。恋人は今はいるけれど、出会いはいつもパーティ。特にエレガントで自然体の女性に惹かれます。パリではバスチーユとそこから東に伸びるフォーブル・サンタントワーヌ通りが好き。カジュアルな洋服の店や食べ物屋が並んでいるので、よく恋人と散歩しています。日本には行ったことがないけれど、働きだしてお金を貯めて行ってみたいな。新婚旅行で行けたらと思っています。パスカル 21歳 学生学校が休みになったのでドイツから初めて恋人とパリ観光に来ました。マレ地区は昔ながらのパリが残っていると聞いて、今日はこの界隈を探索しています。ドイツと違って面白い場所がいっぱいありますね。パリはどこを歩いても楽しいと感じます。まだ今回のメインのエッフェル塔には行けてないけれど、明日は最終日なので行く予定です。写真もいっぱい撮るために、リュックの中はパソコンやらカメラが入ってるのでちょっと重いよ。グレゴワール 18歳 学生いつもはドイツに住んでいるけど、おばあちゃんがフランス人なのでパリに遊びにきました。ヴォージュ広場が大好きでいつも来るたびにここにきてしまいます。このベンチで、ひとり寛ぐのが大好き。僕は痩せているからふくよかな女性に魅力を感じますね。包み込んでくれそうな女性がタイプかな。いつも夕方はオデオンの行きつけのカフェに行きます。そうすると友達の輪が広がってパリに来た甲斐があるんですよ。日本に行ったことはないけれど、行ったら本場の寿司屋さんに行きたいな。そしてやっぱり富士山をこの目で見たいと思っています。フェルディナン 24歳 学生好きな女性は背が高くてブロンドヘアが好み。よく行く場所は右岸ではヴォージュ広場、左岸ではサンシュルピス界隈。女性も地区も気品があるところが好きなんです。テニスが大好きなのでいつもはスポーツウェアばっかり着ています。出会いはアプリのTinderを使っています。好みの女性がすぐに見つけられるのでデートには最高です。あとはサンジェルマンのバーだったり友達のパーティによく行きますね。日本にはまだ行ったことがないけれど、新幹線に乗って東京から京都まで行くときに富士山が見えるらしいので、それを体験したいな。ニコラ 25歳 学生僕はガタイが大きいから付き合う女性は背が高い人で、明るい髪の毛の子がいいです。サッカーが大好きなので一緒に行ける人が理想だけど、もちろんスポーツ観戦はなんでも好きなので、テニスもいい。好きな場所は何と言っても凱旋門! スポーツのゴールに見えるからね。そしてここから近いバー『L’Arc』には頻繁に行っています。知っている仲間も多いし、新しい出会いにも最適な場所だと思います。日本に行ったら三島由紀夫の小説『金閣寺』が大好きなので一度は本物を見てみたいな。ポール 22歳 インテリアデザイナーこれからアートの展覧会に行くのであんまり時間がなくて。付き合う女性? アートやクリエーション好きな人がいいです。パリはそんな人たちが集まるパーティもいっぱいあるから、魅力的な人に出会う機会があって毎日が楽しいですよ。インスタグラムのお陰で、気に入った展覧会や好みの人が見つけられるので、いつも携帯を片手に持って移動しています。気に入っている場所は、家がカナルサンマルタンにあるので、運河散歩が一番落ち着けるかな。パリにも日本食はあってよく行くけれど、日本に行ったら本場の和食を食べたいです。レミ 20歳 映画関係何と言ってもカリスマ性のある女性が好きで、強い女性を見ると痺れます。だから、映画女優は好きですね。パリの5区にある植物園はドラマチックなので良く行きます。出会いはもっぱらインスタグラムで、興味ある人とコンタクトをとって会ったりしています。日本食は大好きだし、日本映画にもとっても興味があります。ケニー 40歳 映画、劇場のセットデザイナー僕はイギリス人でいつもはロンドンのノッティングヒルに住んでいるけど、今回パリにアパートを買ったので契約にやって来ました。パリで一番美しい広場のヴォージュに面したアパートを手に入れられたのはラッキーでしょう。実は南仏にも家があり、僕の仕事は3つの家を行ったり来たりする生活が必要なんですよ。そして今日は近くのカフェで人の往来を眺めながら、大好きな赤ワインを楽しんでいるところです。昼にテラスで飲むのは最高ですね。こんな時間も、出会いがあるので僕には必要です。エレガントで、優しくて、ソフィスティケートされた女性に弱いですね。オレリアン 24歳 インテリアデザイナー大好きなパリの場所はポワン・エフェメール。ここはカナルサンマルタン沿いにあってコンサートをやっていたり、アート作品があったり、食堂もあったりして一日中寛げます。好きな女性は素直でいつも笑ってる人。スケートボードをやっていますが、ちょっと孤独なスポーツでもあるので、彼女と一緒には行かないんです。でも、彼女は僕のことを心配してよく見に来てくれるんです。なのに、僕はいつも待たしてしまって、デートの時間が短くなって謝っています。そんな時も彼女はいつも笑顔で迎えてくれるので感謝していますね。
2019年06月19日秋になると、旬の“栗”をふんだんに使用した「モンブラン」を食べたくなりますよね。東京・銀座にある、モンブランで有名な「サロン・ド・テ アンジェリーナ」のストーリーやおすすめメニューをご紹介します。「マロニエゲート銀座2」にあるスイーツ店東京・銀座にある「銀座マロニエ通り」の入り口に位置する「マロニエゲート銀座」は、ファッションやレストランなどのショップが入った3館体制の商業施設です。「マロニエゲート銀座2」の2Fに、パリ老舗サロン「サロン・ド・テ アンジェリーナ」はあります。白を基調とした落ち着いた店内で銀座の街並みを一望しながら、本格的なフレンチ料理や喫茶を楽しめるサロンです。「ココ・シャネル」も愛したパリの味「サロン・ド・テ アンジェリーナ」は、1903年にオーストリア人の菓子屋の息子「ルネ・ランペルマイエ」氏がパリの「リボリ通り」に開いたサロン・ド・テから始まりました。以来100余年、フランスのファッションデザイナー「ココ・シャネル」などの著名人や、パリジェンヌたちに愛され続けてきました。パリから日本に伝わる新しい「モンブラン」日本で初めてオープンしたのは、1984年の開業時の「プランタン銀座」。2017年3月に「マロニエゲート銀座」に生まれ変わったあとも人気を受け継いできました。パリ本店と同じレシピで作られる「モンブラン」は、和栗を使った黄色いモンブランが主流の1984年当時の日本に新しい味を紹介し、「モンブランのアンジェリーナ」と呼ばれるまでになりました。おすすめのモンブランメニューを一挙紹介!1903年の創業以来変わらぬレシピで作り続けている「モンブラン」。フランスから直輸入される「マロンクリーム」は栗の渋皮ごと潰して作られ、バニラ風味で独特の甘みをもっています。サクッと焼いたメレンゲとの相性は抜群です。本場パリのモンブランは大きいサイズが主流ですが、日本ではパリで提供されているモンブランの半分のサイズが、「モンブランデミサイズ」として販売されています。モンブラン オリジナル人気No.1の「モンブラン オリジナル」。パリで販売されているものと同じサイズです。ふわふわで濃厚なマロンクリームのなかにクリームがたっぷりと入っており、下のメレンゲのサクサク感がアクセントになった一品です。和栗モンブラン9月~11月の和栗が美味しい季節には、大人向けな味わいの「和栗モンブラン」が登場。和栗のやさしい甘さが口のなかを駆けめぐる、コク深い味わいを堪能してくださいね。モンブラン オ ショコラリッシュ濃厚なチョコレートの旨みが感じられる「モンブラン オ ショコラリッシュ」は、チョコレート好きにはたまらない一品です。甘いだけでなくあっさりとした後味が印象的で、どこか奥ゆきのある味わいです。モンブラン クレームブリュレ豊かな風味の卵を使ったブリュレを、濃厚なモンブランで包み込んだ「モンブラン クレームブリュレ」。クリーミーな舌触りと、ブリュレとモンブランの抜群の相性を楽しめます。1Fには「ケーキショップ」も1Fはケーキショップ、2Fはサロンとなっている「サロン・ド・テ アンジェリーナ」。2Fのサロンでは、スイーツやドリンクのほかに、ランチやディナーなども楽しめます。2Fのサロンで優雅なカフェタイムを楽しんだ後は、1Fのケーキショップでお気に入りのケーキをテイクアウトしませんか。おみやげやプレゼントにも、きっと喜ばれますよ。パリ気分でモンブランを味わってみて「ココ・シャネル」をはじめ、パリの貴族階級の人々から愛され続けてきた「サロン・ド・テ アンジェリーナ」。パリ生まれの銘菓を銀座のサロンで楽しむ、リッチなカフェタイムを、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。スポット情報スポット名:【閉店】サロン・ド・テ アンジェリーナ住所:東京都中央区銀座3-2-1マロニエゲート銀座2F電話番号:03-3567-7871
2019年05月07日はじめてパリを訪れたのは24歳くらいだった。 歴史の香り漂う街はわたしを惹きつけて止まず、ついにそこに住む決意をさせてくれた。 パリの寒さに凍えながら訪れたノートルダムは大きくて圧倒的に美しくて。そんなノートルダム大聖堂の大火災。ショッキングな出来事だった。火の粉を撒き散らすノートルダムを前に、心をひとつにして祈り歌うパリの人々を日本のニュースを通してみた時、同時に何か美しいものを感じた。 街に対する深い愛情。歴史に対する尊敬。 そんなものが一瞬にして奪われたこの日、わたしも強く願う。1日も早くあの圧倒的な美しさを取り戻してくれる事を。ERI RISTORI
2019年04月19日歴史的建造物であり、世界遺産でもあるパリ・ノートルダム大聖堂で発生した大規模な火災に、ハリウッドスターたちも心を痛めている。名女優グレン・クローズは、「ノートルダムが燃え上がるのを見て深い悲しみを感じています。いまのいままで、気づいていなかったのです。私にとってあの建物がどれだけ大切であるか。だっていつもそこにあり、不滅だと思っていたのですから」とSNSに火災前の大聖堂の画像を掲載し、心境をコメントした。さらに、ノーメイクで部屋着というラフな姿でノートルダム大聖堂への思いを動画で語った。アン・ハサウェイは大聖堂内バラ窓のステンドグラスの画像を掲載し、「ここは、一層の神々しさが表現されている場所。神秘的で、不可知で、言い表すことのできないものを解釈し、人の手によって体現した神聖な場所。彼女(ノートルダム=聖母マリア)が燃えているのを見て涙が出ました。炎さえも、彼女の神聖さを奪うことはできないとわかってはいるのですが」と悲しみを綴った。「みなさんと同じように、美しいノートルダムが煙に包まれるのを目の当たりにし、とてつもない衝撃と悲しみに暮れています。パリ、愛しています」と英語とフランス語でコメントしたのはサルマ・ハエック。サルマの夫で大富豪のフランソワ・アンリ・ピノーは大聖堂再建のために「父とともに1億ユーロ(約126億円)以上を寄付する」と表明している。(Hiromi Kaku)
2019年04月17日2017年に京都で2か月間の期間限定公演として関西初演を果たした劇団四季のミュージカル『ノートルダムの鐘』が、大反響を受けて再び京都劇場に登場する。初演から主人公カジモド役を務めるひとり、飯田達郎に作品の魅力を聞いた。劇団四季「ノートルダムの鐘」チケット情報原作は「レ・ミゼラブル」でも知られる世界的文豪ヴィクトル・ユゴーの代表作のひとつで、15世紀末のパリを舞台に繰り広げられる愛の物語。ノートルダム大聖堂の鐘楼に住むカジモド、大聖堂大助祭フロロー、警備隊長フィーバス、そしてこの3人が同時に愛してしまうジプシーの娘エスメラルダを中心に展開し、人間誰しもが抱える“明と暗”を繊細に描き出している。カジモドは醜い容貌からノートルダム大聖堂に閉じ込められ、いつも自由になることを夢見ながら鐘突きとして日々暮らす青年。初演から200回以上カジモドを演じている飯田は自分とカジモドがどんどん重なっていくと語る。「最初に台本を読んだときにカジモドと僕の間にあった曇りガラスみたいなものが、次第にスーッと消えていき、ピタッと重なることがあった。カジモドは身体的にも障害があって、その表現も難しかったのですが、今となっては顎を曲げて歌ったほうが高い声が出たり、普段の生活でもカジモドの気持ちで考えたりと、役が染み付いています(笑)。初演から一緒に作品に携わってきた尊敬する先輩の芝清道さんからは、“一生に一役はピタッとハマる役がくる。それがカジモドなのかもしれないね”と言っていただき、すごくうれしかったですし、それを信じてもっといいものを作っていきたいと思います」。現在は名古屋で上演中だが、その開幕前には海外のクリエイティブスタッフが来日し、ブラッシュアップ稽古を行った。特に、フロローとカジモドの関係性がよりリアリティを持ったものになったという。「父親代わりでもあるフロローの暴力性がより際立っています。最初はそんなフロローに従順だったカジモドが、エスメラルダと出会い、自分の意思で愛する人を守ろうと行動する。最初に絶対的な力の差を見せることで、物語が進んだときのカジモドの成長や、フロローの幼稚さがより浮き立つようになったんじゃないかなと思います」。宿命とどう向き合うのか、他者を認めることができるか。美と醜、愛と欲、善と悪など、相反する特徴を持ったキャラクターたちが織りなす人間ドラマに、さまざまなメッセージが込められている。「何をもって“人間”とするか、淘汰される人たちは何をもって“怪物”とされるか。エンディングを迎えるまでは、登場人物それぞれが自分の正義を貫き、歪みを生み出してしまうこともありますが、最後には、他者同士が理解し合って、分かり合える温かい未来がくると願おうという曲があり、救い、希望、祈りなどの思いが込められている。領土、宗教、肌の色など、さまざまなものの違いで争いが起きる世界。そういうものを超越した普遍的なテーマを感じていただけると思います」。公演は7月28日(日)から11月30日(土)まで、京都劇場にて。4月13日(土)一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2019年04月12日フランス産スパークリングワイン「カフェ・ド・パリ」と福砂屋が再びコラボレーション。「カフェ・ド・パリ」×カステラの老舗「福砂屋」ポップアップ・バーが、2019年3月30日(土)、31日(日)の2日間、東京・代々木公園にオープンする。「カフェ・ド・パリ」×カステラの老舗「福砂屋」ポップアップ・バーでは、桜をテーマにスパークリングワインとカステラを楽しめるメニューを展開。チェリーフレーバーのスパークリングワイン「カフェ・ド・パリ カラフルパーティー スウィート・チェリー」と、桜パッケージの限定品カステラ「フクサヤキューブ」をセットに。桜チョコフレークを添えて提供する。また「カフェ・ド・パリ」人気のグリーンアップル、ピーチ、マスカットの風味が楽しめるスパークリングワイン1杯とカステラ「フクサヤキューブ」1個を一つにしたセットメニューも展開予定だ。青空の下、ピクニック気分で味わうスパークリングワイン&カステラは、幸せな時間を提供してくれるはずだ。【詳細】「カフェ・ド・パリ」×カステラの老舗「福砂屋」ポップアップ・バー開催期間:2019年3月30日(土) 11:00~20:00、31日(日) 10:00~20:00場所:代々木公園 野外ステージ周辺「SPRING LOVE 春風 2019」イベント内・スウィート・チェリーセット 500円(税込)・レギュラーセット 400円(税込)・レギュラーフレーバー単品 300円(税込)【問い合わせ先】ペルノ・リカール・ジャパン株式会社/カフェ・ド・パリTEL:03-5802-2671
2019年03月26日段々暖かくなり春めいてきたパリより。最近私が招待状のカリグラフィーを担当したニットデザイナー、Hiromi Tsuyoshiさんの個展に伺いました。 招待状は、デザインされているお洋服のニットに合う書体をお探しということで20書体以上の中から選んでもらいました。 書体によって印象が全然違うから文字って面白いです。 Hiromi Tsuyoshiさんのお名前の部分の書体はゴシックプリミティブ体に決まりました。ゴシック体というと硬いイメージですが、こちらは柔らかい曲線が入る中世の文字です。 Invitationの文字は古典的な文字、ローマンキャピタル体で。ロゴも15個くらい提案させてもらって、その中から選んでいただきました。 何度もメールのやり取りをして細かいところにまでこだわったロゴだけに、この招待状が私の元に届いた時はとても嬉しかったです。 心待ちにしていたこの個展は、ポンピドゥーセンター近くの素敵な場所で展示されていました。一つ一つデザインが違って温かみのある、どれも素敵なお洋服たち! 訪れるお客さんは日本人の方もフランス人の方もいらっしゃり、大事にHiromiさんのニットを着ていらしたのが印象的。 一生使っていけるお洋服たち、私もこれから増やしていきたいな…と、そう思ったのでした。
2019年03月22日「クレ・ド・ポー ボーテ」夏のコレクション資生堂グループが手がけるハイプレステージブランド「クレ・ド・ポーボーテ」より、2019年のサマーコレクションが発表された。2019年4月21日(日)より、リップアイテム「ルージュルミヌ」とクリームアイシャドウ「オンブルクレームソロ」に、それぞれ限定カラーが2色ずつ発売される。光を操る限定アイテム「クレ・ド・ポーボーテ」サマーコレクションは、「Savour the Light -光を満喫しよう-」をテーマに、夏の輝く太陽にぴったりの商品展開になっている。「クレ・ド・ポーボーテルージュルミヌ」(税込5,400円)は、しっとり輝きに満ちた仕上がりを叶えるスマートルージュ。最新技術で光を操り陰影をコントロールすることで、弾むように立体的な唇に仕上げてくれる。限定色として愛らしい”506ポーセリンピンク”と、鮮やかな真紅が目を惹く”507グラッセ”の2色が発売される。ゴールドを利かせたアイシャドウまた「クレ・ド・ポーボーテオンブルクレームソロ」(税込4,104円)は、まぶたにピタッと密着するクリームタイプのアイシャドウ。目元に光を仕込み活き活きとした表情に見せる、”308シャンパンゴールド””309ブロンズゴールド”の2色が登場する。今年の夏は「クレ・ド・ポーボーテ」の限定アイテムで、光を楽しむメイクに挑戦してみては。(画像はプレスリリースより)【参考】※資生堂のプレスリリース
2019年03月02日バリから電車で5時間45分、5日間のバカンスにニースに行ってきました。 着いた日は気温16℃、夏のような太陽の日差しで泳いでいる人もちらほら。 南仏は1年で300日くらい晴れというのを聞いたことがあります。冬のパリの天気とは大違いです。 海辺に行き、波が小石をさらう音を聞きながらお散歩したり、きれいな石を集めたり、デッサンしたり...南仏は魅力的な村が本当に沢山あるので、1日、旦那さんがバイクをレンタルしてエズ、モナコ、サンジャンカップフェラに行くことに急遽決めました。 海沿いの景色が本当に素晴らしいんです。 15年前に一人旅をしたときはナビがなかったので地図を買い、何回も迷子になりながらレンタカーを運転したのはいい思い出。 エズ村は地中海を一望できる眺め、ミシュラン星付きのレストランもいくつかあるのでとても人気の村です。 今回一番行きたかった場所が、サンジャンカップフェラにあるロスチャイルド邸。 今までフランスとイタリアで沢山の庭園を見てきましたが、こちらも負けず劣らず素晴らしかったです。 趣向を凝らした庭園は手入れが行き届いていて楽しめました。大きなサボテンなどのトロピカルガーデン、石庭のある日本庭園もありました。 ローズガーデンは薔薇の咲く季節に来れたら最高だと思います! この近くには最初のベルギー王が住んでいたヴィラもあります。 ロスチャイルドの娘エフルッシとベルギー王2人とも土地が欲しかったため喧嘩になったそうですが、最終的にはエフルッシが広い土地を買い占めたそうです。 でも毎日パーティを開いていたエフルッシは長生きせず、このヴィラにも長く住むことはできなかったようです。 南仏の空の表情は毎日違い、毎日がスペクタクルでした。
2019年01月31日東京23区の東側。東日本橋や清澄白河をはじめ、近頃話題のこの東東京エリアは、新旧の価値観が重なる、多様な表情を持った場所。FASHION HEADLINE読者のOL(おしゃれレディ)へ、今月はそのエリアの町の一つ、浜町で見つけた新たな価値観。東京とパリの交差点をご紹介します。トラマークがアイコンの「パピエ ティグル(PAPIER TIGRE)」は、パリを拠点に、ノートや手帳、包装紙など紙を中心とした文房具等をデザインしているプロダクトブランド。カラフルなグラフィックや手触りの良い紙、使ってみて気がつく遊び心溢れるアイデアに、きっと心掴まれたことがある人も多いはず。2017年9月、その国外初のお店が浜町にオープンし、現在はパリと東京、2店の直営店を営んでいます。東京の店構えは、深い緑色の暖簾が目印。ここの一角には、広いカウンター式の日本茶サロン「サロン・ド・テ パピエ ティグル(salon de thé PAPIER TIGRE)」が併設されています。東京にお店を構える際に、パピエ ティグルの本国パリのデザイナーたちが、日本らしいおもてなしを、という思いを込めて設けられたサロン。ここでは、茶釜で沸かしたお湯から丁寧に煎れた日本茶をいただけます。茶葉へのこだわりもひとしお。PNT(Pepole and Tea)という、日本各地の有機栽培の茶葉農家を訪ね直接契約していった大変希少な日本茶のみを厳選したブランドの4種を毎週セレクト。そのなかから選んで愉しめます。色とりどりの茶筒は、各茶葉の香りや味わいを表していて、苦味や甘み、深みや清涼感、それぞれ全く異なるそう。茶葉を計って、茶釜からお湯を注ぎ、丁寧に抽出されたお茶。静かな空間に、湯気が立ち上る様子と、窓から差し込む陽の光。心地よい暮らしに必要な、少しのゆとりがここにはあるようだ。お店は木造2階建ての建物。かつて印刷屋や飲食店だったという頃からある天井の梁が、当時の面影を残したまま、時代の流れを静かに見つめています。そんな空間で本日は、急須で3煎いただける「本日の3煎茶」と、お茶請けには玉栄堂という、浜町のお隣、人形町にある和菓子屋さんのどら焼きをいただきました。本日の3煎茶(780円)。茶葉はPNTのNo.12宮城農園「花ほうじ」玉栄堂のどら焼き(280円)。四季折々に浜町界隈の人気のお店のお菓子を取り寄せています。少し甘い気分の時には、ほうじ茶ラテや抹茶ラテを味うのも良いでしょう。グラスにたっぷりと入ったミルクと、ほうじ茶シロップが混ざり合うのを楽しみながらお茶の風味を味わう、また違った贅沢を。ほうじ茶ラテ(500円)もちろん、お茶とお菓子を嗜んだ後には、奥のショップでパピエ ティグルの世界観に存分に浸ってほしい。プロダクトは年に二度、新作としてデザインが一新します。再生産はなし。つまり、この柄のこのノートは今シーズンだけの商品なので、お気に入りが見つかったらお早めに。春には今年最初の新作がお店に並ぶそう。立ち並ぶ高層ビルを横目に、向かうお店までの道のりも楽しみの一つです。長い間この場所で営まれてきたであろうお弁当屋や喫茶店もあれば、新しめのコーヒースタンド、パン屋などたくさんの発見をしながら、のんびりとマイペースに散歩するのがこの辺りの町の気分。【店舗情報】PAPIER TIGRE住所:東京都中央区日本橋浜町3-10-4営業時間:11:00〜20:00(4月〜9月)/ 11:00〜19:00(10月〜3月)定休日:月・火曜(祝日の場合は営業)HP::@papiertigram
2019年01月25日カフェ・ド・パリは、チェリー味の桜色のスパークリングワイン「カフェ・ド・パリ カラフルパーティー スウィート・チェリー」を2019年2月4日(月)より発売する。フランス生まれのスパークリングワイン、カフェ・ド・パリの新作は、春の訪れを感じさせる桜色のドリンク。ベースには6種類のぶどうを使用し、チェリーの華やかな味わいと繊細なフローラルの香りが楽しめる「カフェ・ド・パリ カラフルパーティー スウィート・チェリー」を完成させた。パッケージは、ネイルアーティストの大城智之とコラボレーションし、桜と春の花をあしらった。また、キラキラとした宝石やブランドの象徴であるゴールドのラインを配することで、お花見やパーティー、女子会など、華やかな場にぴったりな心躍るデザインに仕上げている。【詳細】カフェ・ド・パリ「カフェ・ド・パリ カラフルパーティー スウィート・チェリー」発売日:2019年2月4日(月)内容量:750ml価格:オープン価格アルコール度数:6.5度【問い合わせ先】ペルノ・リカール・ジャパン株式会社TEL:03-5802-2671
2019年01月25日『アラジン』、『ライオン・キング』、『リトル・マーエイド』など、アニメ映画から実写映画化を進めているディズニーが、そのラインアップに『ノートルダムの鐘』を追加した。「Deadline」などが報じている。脚本は戯曲「エム・バタフライ」でトニー賞を受賞したデヴィッド・ヘンリー・ファン、音楽はアニメ版の音楽を担当したアラン・メンケン&スティーヴン・シュワルツが再び担当する。製作は『アナと雪の女王』のオラフ役の声優で知られるジョシュ・ギャッドと、『美女と野獣』を製作した「マンデヴィル・フィルムズ」。ジョシュは主人公を演じる可能性もあるが、関係者によればキャスティングに関してはまだ具体的になっていないとのこと。アニメ映画『ノートルダムの鐘』(1996)はヴィクトル・ユーゴーの著書「ノートルダムのせむし男」を原作としている。この物語を実写化しようとしているのはディズニーだけではない。昨年5月、Netflixオリジナル映画としてイドリス・エルバも企画していることが明かされた。イドリスは監督、製作、音楽を担当し、さらに主演も務めるという。(Hiromi Kaku)
2019年01月17日おしゃれスポットに出来た隠れ家的、サロン・ド・テ 先日、お洒落な北マレ周辺で1番お気に入りのサロン・ド・テへ行ってきました。パリ3区の人気ストリート、ブルターニュ通り。この通り沿いにある人気のパティスリー『Bontemps Pâtisserie』が、今年の9月にレストラン&サロン・ド・テをお店の真隣にオープンしました。名前は、『JARDIN SECRET(シークレットガーデン)』!名前の通り、通りからちょっと入ったところに位置しているので、落ち着いた雰囲気があります。今は冬なので誰もテラス席に居ないですが、夏や暖かい日に、このお庭でブランチなんて気持ち良さそう…店内は、オレンジ色の照明が温かみのある空間を演出していて、一歩足を踏み入れるだけで、気持ちがホッと和みます。 結構広めの店内。ちょっとレトロで可愛らしいBontempsの世界観そのままを表現しています。それから、大理石を使ったテーブル、どっしりとした優雅なソファー席などもあり、居心地も抜群です!また、それぞれのテーブルの上には常に可憐な生花が飾られていて、それもまた乙女心をくすぐるんですよね。 素材の良さにこだわったケーキは絶品! 今回オーダーしたのは、洋梨のタルト(フレッシュクリーム付き)と、「Un matin au Jardin Secret」という名の紅茶。 紅茶はブラックティーのブレンドで、スッキリとした味わいのものをチョイス。メニューを見たところ、ブランド名が書かれていないので、店舗でオリジナルにブレンドしているかと。Bontempsの代名詞、絶品サブレが付いてきます。 リモージュ焼の食器が本当に可愛くて、いつ訪れてもため息が出ます。前回友人と来た時とはまた違ったデザインのものだったので、いろんなバリエーションを揃えているようです。やっぱり食事は目でもいただくもの! さて、洋梨のタルトですが、 洋梨がとっても柔らかく、素材の良さがそのまま生かされていました!そして、Bontemps、1番の売りであるゲランドのフルール・ド・セルを使った絶品サブレとアーモンドペーストの2層生地が、外はさくさく、でも内側はしっとりの両方を叶えていて、甘い洋梨との相性もバッチリ!とっても美味しいタルトでした。 サロンに寄らずにテイクアウトだけしたい場合は、隣のパティスリーで、是非名物のサブレサンドを!見た目もかわいいし、お土産にも良いサイズ感ですよ。箱は9個用か16個用のどちらかで選べます。 この写真は以前購入した時のものなので、今は、また違った商品が店頭に並んでいるかと。ここのケーキは全て、小麦粉から何から厳選されたクオリティーのものを使用しており、季節もの、新鮮なもの以外はお店に並ばないそう。 ブルターニュ通り沿いには、日本でもお馴染みのジャン=ポール・エヴァンやピエール・エルメ、最近ではラデュレも出店しました。その他にも、この近辺には、有名なブーランジェリーやカフェ、マルシェ、高感度なセレクトショップやヴィンテージショップなどもあり、心も胃袋も満たされるおすすめエリアです。
2018年12月01日日本文化が織り込まれた和菓子が、いま欧米諸国でも注目されている。美食大国であり、お菓子の国であるフランス・パリで、人々に愛される和菓子店や和菓子職人など、パリの和菓子を訪ねてみた。在仏10年の和菓子職人が語る映画と“どら焼き”の関係とは? 和菓子の名店、新店を訪ねた後は、パリで活躍する和菓子職人・村田崇徳さんのもとへ。村田さんは、製菓学校で和菓子を学び、京都の老舗和菓子舗で修業。その後、洋菓子職人の兄が修業するパリへ。ミシュラン一つ星の高級日本料理店「あい田」で和菓子職人として働き、ロマン・ガイヤさんと「パティスリー朋」を立ち上げた。パリの和菓子職人、村田崇徳さん©️KOJIMA銅鍋で餡を練る村田さん。十数年にわたり使い続ける大切な仕事道具。「ちょっとのつもりで来てからもう10年に」と笑う村田さん。パリで和菓子、いや餡に注目が集まったきっかけを「ここ数年、世界的な健康ブームで和菓子が注目されていることもあります。ただ「パティスリー朋 TOMO」のどら焼きに大きく影響したのは、河瀬直美さんの映画『あん』でした。映画のおかげで、餡やどら焼きに興味や関心をもつひとが増えた」と話す。また和菓子が大好きなフランス人のロマンさんが、店を開くことで「フランスのひとたちに、より和菓子を身近に感じてもらえた」と村田さん。「どら焼きはおまかせ」と、ジャポニスム2018の和菓子ライブパフォーマンスもお手伝いフランス人も満足させる、本格的な和菓子を提案したい現在は、来年開店予定である自身の和菓子屋「TAKANORI MURATA PARIS」の出店準備中だ。「パリでは、餡のおいしさがわかるひと、またアレルゲンの少ない米粉でつくる和菓子を好むひとが増えてきました。もちもちした食感の餅菓子は、フランス人も好きな人が多い。長くパリで仕事をしてきて、フランス人の好みもわかってきました。それをふまえ、より本格的な和菓子を提案する店にしたい」。村田さんが手掛けるシャンパーニュの葛まんじゅう、どら焼き、フランス産栗の焼き栗、芥子の実大福など©️KOJIMA『TAKANORI MURATA PARIS』でも提供したいと話す、美しい和菓子「氷菓」©️KOJIMAパリの和菓子屋「TAKANORI MURATA PARIS」が話題となる日は、そう遠くないはずだ。取材・文/森 有貴子<プロフィール>江戸の老舗や職人などの取材が多く、相撲、歌舞伎、落語と江戸文化好き。オンラインマガジン「暮らしとおしゃれの編集室」(主婦と生活社)にて「大人の江戸あるき」というコラムを連載中。2019年から和菓子連載を予定。
2018年11月24日「福砂屋」のカステラとフランス産スパークリングワイン「カフェ・ド・パリ」を無料で楽しめるイベント「マイ スパークリング タイム(My Sparkling Time)」が、2018年12月7日(金)から9日(日)の3日間限定で東京・新宿駅近くのイベントスペース「サナギ 新宿」で開催される。入場は無料だ。フランス産スパークリングワイン「カフェ・ド・パリ」が、カステラの老舗「福砂屋」と初めてコラボレーション。期間限定イベント「マイ スパークリング タイム」を訪れると、「カフェ・ド・パリ」1杯とキューブ型パッケージのカステラが無料で提供される。トッピング体験やワークショップなどの企画も用意され、スイーツとお酒のマリアージュを様々な形で楽しむことができる。ドリンクは、フルーティーな味わいで人気の「カフェ・ド・パリ」スパークリングワインから1杯チョイス。グリーンアップル、ピーチ、マスカット、サクランボの4種類の中から選択可能だ。カステラは、店頭では購入できないパッケージの「フクサヤキューブ」を提供。お菓子研究家marimoが監修したトッピングコーナーへ行けば、10種類のトッピングを使ってアレンジが可能だ。会場には、カラフルなフォトブースも設けられているので、「カフェ・ド・パリ」とデコレーションしたカステラの写真撮影も楽しめる。また、「カフェ・ド・パリ」ブランドアンバサダーを務める、ネイルアーティスト大城智之を講師に迎えたワークショップも実施。ネイルアートで使用しているスワロフスキー・クリスタルと、「カフェ・ド・パリ」のロゴ入りオリジナルフルートグラスを使ったデコレーションを体験できる。【詳細】「マイ スパークリング タイム」開催期間:2018年12月7日(金)~12月9日(日)時間:10:30~21:00場所:サナギ新宿前イベントスペース住所:東京都新宿新宿三丁目35番6号TEL:03-5357-7074入場料:無料※入場時にIDチェックを実施。入場は満20歳以上限定。■大城智之のワークショップ開催日時:12月7日(金)~12月9日(日)12:00~20:00※1時間ごとに1回開催、想定所要時間30分。定員:1回につき10名参加方法:参加希望の方はイベント期間中、会場にて予約受付※参加者の中から抽選でプレゼントを配布。
2018年11月23日パリ発「リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー(LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERIE)」は、クリスマスケーキ2種を2018年12月21日(金)から12月25日(火)の期間限定で発売する。東京本店では11月10日(土)から、京都店では11月15日(木)から予約受付を開始する。「ブッシュ ド ノエル」は、フランス・ヴァローナ社の41%ミルクチョコレートのまろやかなムースに、チョコレートビスキュイ、ピスターシュムース、赤い果実のコンフィチュールを組み合わせ、つややかなグラサージュショコラで包み込んだケーキ。チョコレートとメレンゲのデコレーションがエレガントな雰囲気を演出する。ムースの上品な甘さと、果実の細やかな酸味、クランチのサクサク食感がマッチした、風味豊かな味わいを楽しめる。「フレジエ ド ノエル」は、苺とクリームをビスキュイで挟んだ、フランスの代表的なショートケーキ。苺のフレッシュな甘酸っぱさと、まろやかで優しい甘さのクリームを同時に楽しめる。真っ赤な苺の色彩が、見た目にも鮮やかな1品だ。【詳細】リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー クリスマスケーキ予約受付開始日:東京本店 2018年11月10日(土)~、京都店 11月15日(木)~引き渡し日時:12月21日(金)~25日(火) ※各店共通※各日9:00~12:00、12:00~15:00、15:00~18:00の中からいずれか時間選択可。取扱場所:東京本店(東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-3)、京都店(京都市中京区東洞院通六角下る御射山町273 プラウド京都東洞院1F)※予約は、店頭、電話、FAXにて受付。※数量限定のため、完売になり次第受付終了。※12月20日(木)までに、事前支払い。■ケーキ・ブッシュ ド ノエル(25cm) 3,800円(税込) ※各店300個限定・フレジエ ド ノエル 4号 3,600円(税込) / 5号 4,200円(税込) ※各店300個限定【問い合わせ先】・東京本店TEL:0422-27-6593・京都店TEL:075-366-4361
2018年11月16日ジャポニズム2018! 日仏友好160年を記念し、今年の7月からフランスではたくさんの日本文化を大規模かつ総合的に紹介するイベントが開催されています。この記念すべき年に日本人の一人としてパリに居ることがなんだかとても嬉しく、喜びを実感しています。 先日、その公式企画のひとつ、松竹大歌舞伎を鑑賞してきました。日本に居た頃は、観に行きたいなあと思いながらも忙しさを口実に一度も観に行ったことがなかった歌舞伎。パリに来て、大学の授業の一環でオペラやバレエを鑑賞する機会が多々あり、クラシックの魅力を再確認しました。この地で歌舞伎が観れたらいいなあと長年心の片隅で思っていたこと本当に叶ったので、私としては喜びもひとしおでした! 由緒ある劇場で14年ぶりの公演 公演会場に選ばれたのは、Théâtre National de Chaillot(国立シャイヨー劇場)。場所はトロカデロのすぐ近くで、劇場のカフェから見える夜のエッフェル塔は格別なんです! シャイヨー劇場は、ダンス、またはダンスにまつわる公演をメインにプログラムしている国立の劇場で、現在の施設は1937年のパリ万博に合わせて建設されました。そして約10年後には、劇場の大ホールにて世界人権宣言が発表されるなど、歴史にも名を残す劇場なのです。そんな由緒ある地で、日本の歌舞伎が上演されるのは、14年ぶり2度目! 今回松竹大歌舞伎の主演を務めたのは、中村獅童さんと中村七之助さん。上演された演目は「色彩間苅豆 かさね」そして歌舞伎の十八番「鳴神」。 前者の「かさね」は、男女のすれ違いに深い因果関係が絡んだ物語。台詞ではなくて三味線と唄がメインで進行していくもの。非常にゆったりとしたテンポで、間合いの美学と言いますか、多くを語らず、空気で魅せると言った感じでした。日本人の私でも唄のことばが難しかったので、ストーリーを感じながら、主演のお二人の世界に身を委ねながら鑑賞しました。 もう一方の「鳴神」は、台詞で進行していくので、分かりやすく、またちょっと喜劇の要素もあり楽しめました。後半は特にダイナミックな演出と共に見せ場が続いて、初心者の私にも理解しすくとても面白かったです。フランス人には翻訳のオーディオガイドが提供されており、コミカルな場面では皆さん結構笑われていて、この作品はフランス人にも受けが良かったように見えました。 獅童さんのよくとおる声と立ち回りの美しさ、そして力強い演技。それから、七之助さんの女方の所作は、女性の私から見てもうっとりするほど綺麗で品があって奥ゆかしくて、日頃の自分の動作を恥じたくなるような瞬間が幾度とあり、見ていて勉強になりました。ジェンダーレスと言われる現代に生きていて、性別を超えて人間としての魅力を問う良さがありますが、古典を見ながら、男らしさ女らしさというものもあって良いのだなと思いました。芸に身を一心に捧げてきたお二人の姿は舞台の上でとても輝いていて、多くのフランス人の観客を魅了したことと思います。 日本を離れて生活するようになってから、日本の文化、特に伝統芸能に興味を抱くようになりました。ジャポニスムは約8ヶ月間に渡って行われ、期間中はたくさんの日本文化がパリで紹介されるので、思う存分楽しみたいと思います!
2018年10月20日グッチ(GUCCI)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで発表された。グッチがホームタウンのミラノを飛び出し、パリの歴史あるシアターでランウェイショーを開催。プレフォール、リゾートに続き、フランスへのオマージュを捧げるコレクションがついに完結する。パリの歴史あるシアターでランウェイショー会場がシアターであることから、始まりは一つのムービーから。女性が登場するのはホラームービーさながらのちょっぴり“おぞましい”作品。上映が終わると、1階の客席後ろからモデルが一人また一人と現れ、中央のステージに向かってキャットウォークを披露する。仏文化への敬意はヴィンテージテイストで再現新作コレクションも様々な要素が乱れていて、アレッサンドロ・ミケーレが継続して綴っている「折衷主義」の物語が続いている。フランス文化にオマージュを捧げたという今季は、パリのアンティークショップを覗いたかのような懐かしさとヴィンテージライクであることが特徴。特に、ウィメンズは80年代からの影響を強く受けていて、ビッグショルダーがポイントになっている。色鮮やかラッフルドレスはには丸みのあるパワーショルダーを、カラフルなロングドレスにはたっぷりのフリルをあしらって肩周りに重量感をもたせた。また、デコラティブな要素も共通し、キラキラと輝くラメ入りのフリンジが取り入れられている。空飛ぶピッグが新登場動植物を愛する“グッチファミリー”に新たに加わったのは、フライングピッグ。その名の通り羽をつけた豚さんが、ミケーレならではのアニマルワールドに加わった。ドレスの胸元に刺繍されたり、ブローチ、アクセサリーなどになって登場している。新作シューズは月や貝殻をモチーフにした、ロマンティックな仕上がり。ヴィンテージライクなパンプスの中央にメタルで仕上げたモチーフを飾った。ディズニーコラボ、ミッキーマウスバッグバッグは過去から着想を得て、60年代のアーカイブをベースにしたものを一つ。また、マリナチェーンとロープをミックスして持ち手にした、エンベローブバッグも展開している。さらに、ディズニーとのコラボレーションによりミッキーマウスのフェイスをモチーフにしたハンドバッグも展開された。
2018年09月30日クレ・ド・ポー ボーテ(clé de peau Beauté)の最高級ライン「シナクティフ」より、クリスマコフレ「クレ・ド・ポー ボーテ コフレ シナクティフ」が登場。2018年10月21日(日)より、数量限定で発売される。今年で10周年を迎える「シナクティフ」は、“浄化創生美”というコンセプトのもと、先端の技術を取り入れて最高峰の鮮明な美しさを目指すコスメライン。クリスマスシーズンに発売される「クレ・ド・ポー ボーテ コフレ シナクティフ」は、そんなブランド拘りのスキンケアアイテムを体験できる贅沢なコスメキットとなっている。艶やかなバラが描かれた箱の中には、カシミアのようにきめ細かな泡で洗うメーク落とし「シナクティフ サボン」や、艶やかな肌へと導く日中用&夜用の美容液といったスキンケア用品全5アイテムをはじめ、コンパクトサイズのオードパルファム「クレ・ド・ポー ボーテ シナクティフ ローズシナクティフ」などが詰まっている。これらのアイテムに共通しているのは、これまで数々の賞を受賞してきたバラ「ローズシナクティフ」を基調とした、瑞々しいフローラルの香り。アイテムごとに香りのニュアンスを絶妙に変えているので、スキンケアタイムに華やかな香りのハーモニーを楽しむことが出来る。なお独自の機器を使用して、さらなる肌の美しさを叶える有料トリートメント「ヴィタリテ ド ボーテ」が全国のデパートカウンターや化粧品専門店などで実施。5つのアイテムを使用した日々のスキンケアに加えて施術することで、より効果が期待できそうだ。【詳細】クレ・ド・ポー ボーテ コフレ シナクティフ<数量限定>発売日:2018年10月21日(日)取扱店舗:シナクティフを取り扱う全国の百貨店、化粧品専門店約350店価格:30,000円+税セット内容:・シナクティフ サボン(メーク落とし・洗顔石鹸) 標準重量 27g(枠練)・シナクティフ ローションイドラタント(医薬部外品)保湿液 60mL・シナクティフ イドラタンジュール(医薬部外品)日中用美容液 SPF30・PA++++ 7mL・シナクティフ イドラタンニュイ(医薬部外品)夜用美容液 12mL・シナクティフ クレーム(医薬部外品)クリーム 7g・ローズシナクティフ(オードパルファム) 3mL・ル・コトン 化粧専用(16枚入×2袋)【問い合わせ先】資生堂インターナショナルTEL:0120-81-4710
2018年09月24日フランス産のスパークリングワイン「カフェ・ド・パリ(Café de Paris)」が、パッケージをリニューアル。2018年8月下旬より、新デザインとなって順次出荷される予定だ。カフェ・ド・パリは、1967年にフランスで生まれたスパークリングワイン。6種のブドウをブレンドしたスパークリングワインに、香り豊かなフルーツフレーバーを加えて作られており、ストロベリー・マスカット・グリーンアップル・ピーチなど豊富なフレーバー展開が特徴だ。また、アルコール度数が一般的なスパークリングワインに比べて低いため、お酒が苦手な人も飲みやすい。数量限定品も展開されている。左から)「カフェ・ド・パリ」 200ml サクランボ、グリーンアップル、ピーチ、マスカット、グレープフルーツ、ライチそんな「カフェ・ド・パリ」の新パッケージのポイントとなるのが、高級感溢れるゴールドライン。フロントラベルやネックフォイルに採用されたこのデザインは、優雅で洗練された印象を与えてくれる。またブランドロゴにも「スパークリングワイン」の表記を加えたことで、はっと目の惹く分かりやすいパッケージに仕上がっている。なお展開されるフレーバーは、サクランボやストロベリーなど全8種を用意。大人数で楽しめる750mlに加え、ひとりでも気軽に飲める200mlサイズが発売される。【詳細】「カフェ・ド・パリ」の新パッケージ出荷予定:2018年8月下旬価格:オープン価格フレーバー:750ml:サクランボ、グリーンアップル、ピーチ、マスカット、グレープフルーツ、ライチ、ストロベリー、レモン200ml:サクランボ、グリーンアップル、ピーチ、マスカット、グレープフルーツ、ライチ【問い合わせ先】ペルノ・リカール・ジャパン株式会社TEL:03-5802-2671
2018年08月03日愛して止まないパリのスイーツ。日々懇々と進化し続けているので、パリ在住者であってもスイーツ巡りは欠かせない日課です。 フランスの人気パティシエとも交友関係を持つパティシエの友人 ビスキュイテリエ・グルマンディーズの結子さんと、毎年恒例のパリ パティスリー巡りを敢行。今回はペルルの取材として、3日間「パティシエが巡るパリのスイーツ店」に密着して参りました。 では、早速研究熱心な結子さんの目線でのパリ スイーツ巡りを覗いてみましょう! 3日目。ランチからスタート。色々胃袋に詰め込んでいるので、ランチも軽めに。 今人気のヘルシー系「MARCELLE(マルセル)」でオープンサンドのランチを頂きます。 お供には冷たいハイビスカスティーで。そういえば、今年は冷たいハイビスカスティーが人気なパリです。至るところで出てきます。 パリジェンヌに大人気な可愛いナチュラルなインテリアのお店です。 店内は英語が聞こえて、パリジェンヌだけでがなく観光客にも人気が広がってるお店なのだと驚きました。SNS効果はすごいですね! ランチ後はバスに乗り、18区のモンマルトル裏へ。 「LA GOUTTE D’OR(ラ・グット・ドーロ)」です。 「金の雫」とでも訳しましょうか。高貴なイメージのネーミングですね。 その名に由来している金の雫ショコラがあります。 地元の人に愛されるきちんとしたパティスリーを提供するお店。テレビ番組でパティシエの巨匠クリストフ・ミシャラクに認められた若きパティシエ、Yann Menguy(ヤン・ムンギ)のお店です。 タルト、生のガトー、クリーム系、バリエーションは幅広いです。 私はバニラのタルトを。さっぱりしてて軽~いお味。 お店の女子は緑のお洋服で統一していて、とても可愛い! ランチの後でも構わず二つ三つとどんどんケーキをお味見をしていく結子さん。どんな胃袋かしら! パティシエの結子さんとフランス伝統菓子を愛する私の「パリ最新スイーツ巡り2018」は、パリのパティスリーの進化を発見し、新たな自分試しのきっかけとなりました。 近年では日本に進出するパティシエも多くいますが、パリで出会って食するのと、日本で食するのとでは空気の違いなのか、同じものには思えないのが不思議だと思っています。その土地で生まれたものはその地で消費することが一番美味しいということでしょうかね。 お知らせですが、そんな私たち二人の企画するイベントを、ありがたいことに今年も執り行う運びとなりました。昨年同様に結子さんのお店にて期間限定で「フランス伝統菓子とアンティークの小さなグラス展」と題して企画しました。 写真はケルシー産の高品質くるみのチョコがけのフランス伝統菓子ですが、特に白いものは希少なものとなっています。 「フランス伝統菓子とアンティークグラス展」期間:7月27日(金)〜8月4日(土)※定休日:日曜、月曜場所:Biscuiterie Gourmandise(ビスキュイテリエ・グルマンディーズ)住所:愛知県名古屋市千種区鹿子殿9-2※店舗専用駐車場はございません。予めご了承ください営業時間:10:30~19:00インスタグラム:※フランスのアンティークものは一点ものになります。数に限りがございますので、コンディション、数量など予めご了承ください。 フランス伝統菓子にも多くお取り扱いすることができす、数量限定でのご提供となります。よろしくお願いいたします。 文・福島 明子(パリ在住コーディネーター)インスタグラム
2018年07月30日愛して止まないパリのスイーツ。日々懇々と進化し続けているので、パリ在住者であってもスイーツ巡りは欠かせない日課です。 フランスの人気パティシエとも交友関係を持つパティシエの友人 ビスキュイテリエ・グルマンディーズの結子さんと、毎年恒例のパリ パティスリー巡りを敢行。今回はペルルの取材として、3日間「パティシエが巡るパリのスイーツ店」に密着して参りました。 では、早速研究熱心な結子さんの目線でのパリ スイーツ巡りを覗いてみましょう! 2日目。気合いいっぱいで左岸に行きましょう。 まずは最近パンが気になると言っている結子さん。サクサクの焼きたてパンを目指して朝いちで訪問。「DES GATEAUX ET DU PAIN(デ・ガトー・エ・デュ・パン)」の本店です。 高級感が漂う店内です。シックなインテリアに凛として自信に溢れた表情のケーキとパンたち。 カンパーニュ祭り。なんとも香ばしい香り。朝のパリはこれでなくっちゃ。街を歩けどどこからかパンの香りが。そんな街パリです。 優等生な感じです。クロワッサン生地などサクサク系は他には負けないパン屋さんです。 朝から既にケーキも整列。朝から多くのパティシエが働いてるのですね。 気になるパンと焼き菓子を購入の結子さん。 そこから6区へ移動。 まずはビオのスーパーへ入ります。ここでパティシエは何を買うのかしら?後ろからこっそり追ってみましょう。製菓食材を確認していますね。 それから小麦粉や栗の粉など。なるほどねー、なんて独り言も聞こえてきたり。 ドライフルーツや海藻なんかも見てますね。 …え?海藻??どう使うのかな? 最近パリではアペリティフ用の塩味を効かせたハーブビスケットがブームでおしゃれなパリジャンを虜にしています。チーズやタプナードをのせて、ルックスも綺麗で美味しくヘルシーなテーブルを作ります。 そういう使い方なのかしら? そのあと、ショコラティエ「CHANPON(シャンポン)」にて。 シャンポンと言えば、ムースオショコラです。数種類の生ムースオショコラを食せるショコラティエとしては、ここがお手軽にテイクアウトできてオススメです。クロシェガラスも可愛い演出です。 内装もこだわっており、シェフがショコラの型を壁一面にデコレーションしています。 あれ? そういえばアラン・デュカスのショコラティエもこんな型がたくさん並んでいたような。型を並べるブームでしょうかね。 小腹が空いた私はショコラのマカロンをテイクアウト。買い物途中に一歩店内に入ってサクッと購入して一瞬で口に入れて頬張ります。エナジーチャージ! シャンポンを出てマカロンがまだ口に残っている状態ですが、すぐ目の先には私も大好きなあの老舗「BOISSIERE(ボワジエール)」が。私は大好きなつぶつぶショコラをおもたせ用に。そして果汁たっぷりのゼリーを自分用に購入。 これ、オススメです! 結子さんも吟味中。 シャンデリアが美しいな。いいインテリアですね。 味見をたくさんさせてくれるので口が幸せ状態です。 店内にはアンティークの缶箱やボンボニエールが飾られています。 まるで夢の中のような甘い雰囲気です。 ショッピングバックも格式あるロイヤルブルーカラーで美しいです。 現在改装中のサロンドテは、一体いつオープンするのでしょうか。工事が進まないと定員さんが困っていました。 ここはフランス、焦らず気長に待ちましょう。と言ったら、「待ってられませんよ!」と真顔で怒っていました。 ランチはアイスクリーム専門店のランチメニューをいただきます。 ここのランチは素晴らしいのです。お花やハーブが添えられており、とても上品で綺麗なお皿の演出。すべての料理にはアイスかソルベが付いてきて、お料理と合わせて頂く新スタイルのお店です。 私はゆるいスクランブルエッグの卵料理にオニオンのアイス添え。結子さんは緑野菜のスープにミントのソルベ添えをチョイス。 野菜のアイスクリーム、とても新しい。感動します。アイスクリームの概念を覆されるが如く、こんなにも心地よいストレートパンチを浴びることは滅多にありませんね。 その付け合わせアイスがあるのとないのではお皿の感動が全く違いました。魅力的なアプローチ。この手があったか!とつい思ってしまいますが、素人ではできないアイス職人の技と味のマリアージュ、完璧です。 お持ち帰りでアイスをお買い上げの方も多くいらっしゃいます。さすが左岸な品格です。 左岸から右岸に入ります。どんどん郊外に向かってバスは進みます。結子さんの今回のお目当てのひとつ「BENOIT CASTEL(ブノワ・カステル)」です。 今パリでは週末友人とブランチを共に過ごすのが人気なのですが、まさにその需要のあるお店です。 こちらはブランチのバイキング用カウンターです。さぞ賑やかなのでしょうね。 ランチの後にもかかわらず、結子さん、イートイン狙ってます。 私はティーでほっこり。 全てのケーキにはトレードマークのプチビスケットが付いています。可愛いですね! 自分のケーキに小さなビスケットを付けるというブランド戦略に脱帽です。マーケティング戦略が上手ですね。 店内はインダストリアル系な感じとオープンキッチンと幾つもの長テーブルが配置されています。週末は活気がある様子が伺えます。 幾つかの古い釜が移設してあり、パンや焼き菓子に対する深い思いが見えるお店です。 結子さん、ご満悦。 この日撮り忘れてしまいましたが、ちゃんとロゼの乾杯で締めました。 明日はいよいよ最終日!「Day3」に続きます。 パティシエの結子さんとフランス伝統菓子を愛する私の「パリ最新スイーツ巡り2018」は、パリのパティスリーの進化を発見し、新たな自分試しのきっかけとなりました。近年では日本に進出するパティシエも多くいますが、パリで出会って食するのと、日本で食するのとでは空気の違いなのか、同じものには思えないのが不思議だと思っています。その土地で生まれたものはその地で消費することが一番美味しいということでしょうかね。お知らせですが、そんな私たち二人の企画するイベントを、ありがたいことに今年も執り行う運びとなりました。昨年同様に結子さんのお店にて期間限定で「フランス伝統菓子とアンティークの小さなグラス展」と題して企画しました。写真はケルシー産の高品質くるみのチョコがけのフランス伝統菓子ですが、特に白いものは希少なものとなっています。 「フランス伝統菓子とアンティークグラス展」期間:7月27日(金)〜8月4日(土)※定休日:日曜、月曜場所:Biscuiterie Gourmandise(ビスキュイテリエ・グルマンディーズ)住所:愛知県名古屋市千種区鹿子殿9-2※店舗専用駐車場はございません。予めご了承ください営業時間:10:30~19:00インスタグラム:※フランスのアンティークものは一点ものになります。数に限りがございますので、コンディション、数量など予めご了承ください。 フランス伝統菓子にも多くお取り扱いすることができす、数量限定でのご提供となります。よろしくお願いいたします。文・福島 明子(パリ在住コーディネーター)インスタグラム
2018年07月28日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)から、ザ・リッツ・カールトン京都限定マカロン「ジャルダン ド 京都」が登場。ザ・リッツ・カールトン京都 1階 ピエール・エルメ・パリ ブティックにて販売される。「ジャルダン ド 京都」は、ピエール・エルメが京都に想いを馳せて創作した限定マカロン。古都・京都に息づく庭園文化にインスピレーションを受け、フランス語で“京都の庭園”を意味する名前が付けられた。ピエール・エルメの代名詞でもあるふっくらと美しいマカロンに、京都で古くから親しまれている"煎り番茶"風味のホワイトチョコレートガナッシュをサンド。さくさくとした歯ざわりと共に、"煎り番茶"特有のスモーキーな香りのガナッシュを楽しむことができる。【詳細】ピエール・エルメ・パリ ザ・リッツ・カールトン京都限定「ジャルダン ド 京都」発売中 ※2018年7月現在販売場所:ザ・リッツ・カールトン京都 1階 ピエール・エルメ・パリ ブティック住所:京都市中京区鴨川二条大橋畔価格:1個 280円+税【問い合わせ】レストラン予約直通TEL:075-746-5522(受付時間:9:00~18:00)
2018年07月27日愛して止まないパリのスイーツ。日々懇々と進化し続けているので、パリ在住者であってもスイーツ巡りは欠かせない日課です。 フランスの人気パティシエとも交友関係を持つパティシエの友人 ビスキュイテリエ・グルマンディーズの結子さんと、毎年恒例のパリ パティスリー巡りを敢行。今回はペルルの取材として、3日間「パティシエが巡るパリのスイーツ店」に密着して参りました。 では、早速研究熱心な結子さんの目線でのパリ スイーツ巡りを覗いてみましょう! 1日目。朝からパティシエ結子さんはマレ地区にあるレバノン菓子のお店「ALEPH(アルフ)」へ。私もパリ在住の友人も頻繁に通う最新パティスリーで絶賛オススメ中のところです。 パイ生地を使った『Nis(「ニ」と読みます。仏語訳「鳥の巣」という意味)』を模した形の台にクリームを流し込んだお菓子を2個3個頬張りました。 ハーブやお花を材料にしているなんとも可愛らしく夢のあるコンテンポラリーなレバノン菓子です。 ここから見出す表現の数々は、彼女に大きな財産になっていたように思います。 ランチを終え、その足でスイーツ巡りは続きます。ランチでもしっかりデザートを平らげる姿勢は、食に纏わる職人の根性であり、同時に素晴らしい胃袋を持っているのだなと感心してしまいます。 さて、最近話題の17区 「KL Pattiserie(カー・エル・パティスリー)」にお邪魔します。 私はランチでお腹がいっぱいになりましたが、さすがパティシエ。フランスのプリン「フラン」をご注文。一口味見させて頂くと、なんとも新鮮なバニラの贅沢なふくよかさ、そしてプリンにもほど近い口どけの良い上品なフランがやって参りました。これは久々の感動。 そしてこちらがパティシエ。ケヴィン・ラコトゥさん。とてもフレンドリーな方。彼からこの繊細なお味が生み出されているのですね。 お腹がいっぱいの私はこれらを購入。夜のお供に。 パティシエのお母様が「止まらないから気をつけて!」とおっしゃっていた通り、と、止まらないではないですか。。。危ないお菓子です。ノワゼットのキャラメリゼ(右)、エピスのビスケット(左)。 ランチ後の店内は、地元のマダムで賑わっておりました。 17区からほど近いピガールへ移動。 こちらがかの有名なムーランルージュ。これを横目にスタスタ。目指すは世界からお客さんが集まるこちらのお店「A L’ETOILE D’OR(ア・レトワール・ドーロ)」。 結子さんは「こういうお店をやりたい。」と昔から話しています。全くブレていません。こちらのマダムの可愛いらしいこと。この世界では彼女を知らない人はいないほどの有名人でございます。 マダム アカボ。三つ編みとキルトスカートがトレードマーク。チャーミングなスタイルです。 いつも行くたびにたくさんのお菓子の話、パリの時代の移り変わりなどを語ってくれます。コミュニケーションが取れるお菓子屋さんって、大事な存在ですね。 ただお菓子を販売するだけがお菓子屋さんの仕事ではないこと、これを教えてくれた貴重な人生の先輩です。ありがたい成熟した社会が、ここパリにはあります。 フランス菓子のセレクトショップですが、ここでしか買えないものが幾つかありますが、なんといっても「Bernachon(ベルナシオン)」のショコラ!これは購入必須です。 マダム アカボの楽しい話があるゆえに、その三つ編みに後ろ髪引かれる思いのまま、こちらのお店を後にします。マダムまたね! 次なるは10区のグルメ街、マルティル通りへ。 2区モントルグイユに引き続き、新たにここに「FOU DE PATISSERIE(フー・ド・パティスリー)」の2号店が誕生しました。この日はまだ出来たて一週間目です。店内はまだ工事の匂いがほんのり残っていました。 パリにある敏腕パティシエのケーキや焼き菓子などのスイーツが日替わりなどで店頭に並びます。 本も出版しています。サイン会なんかも催しており、イベント好きには要チェックの人気店です。 本日はこれでひとまず閉幕です。 ロゼでおつかれさまの乾杯儀式。また明日!「Day2」に続きます。 パティシエの結子さんとフランス伝統菓子を愛する私の「パリ最新スイーツ巡り2018」は、パリのパティスリーの進化を発見し、新たな自分試しのきっかけとなりました。 近年では日本に進出するパティシエも多くいますが、パリで出会って食するのと、日本で食するのとでは空気の違いなのか、同じものには思えないのが不思議だと思っています。その土地で生まれたものはその地で消費することが一番美味しいということでしょうかね。 お知らせですが、そんな私たち二人の企画するイベントを、ありがたいことに今年も執り行う運びとなりました。昨年同様に結子さんのお店にて期間限定で「フランス伝統菓子とアンティークの小さなグラス展」と題して企画しました。 写真はケルシー産の高品質くるみのチョコがけのフランス伝統菓子ですが、特に白いものは希少なものとなっています。日程はお盆明けを予定しています。詳しくはインスタグラムにて情報をご覧いただけるようにしております。 「フランス伝統菓子とアンティークグラス展」期間:7月27日(金)〜8月4日(土)※定休日:日曜、月曜場所:Biscuiterie Gourmandise(ビスキュイテリエ・グルマンディーズ)住所:愛知県名古屋市千種区鹿子殿9-2※店舗専用駐車場はございません。予めご了承ください営業時間:10:30~19:00インスタグラム:※フランスのアンティークものは一点ものになります。数に限りがございますので、コンディション、数量など予めご了承ください。 フランス伝統菓子にも多くお取り扱いすることができす、数量限定でのご提供となります。よろしくお願いいたします。 文・福島 明子(パリ在住コーディネーター)インスタグラム
2018年07月26日初めて来たフランスで、いきなり住み始めた。 6月で、パリに住んで7年。小学校を終えてしまった程の時間が、あっという間に過ぎていきました。初めての1人海外。言葉も喋れず、知り合いも居ない場所で、いきなり住み始めました。さらには、フランスに一度も来たことがありませんでした。いくつか他に候補の海外都市が自分の中であったのですが、なぜか直感がパリだと言っていたので、それで決めたのです。 もちろん、フランスの文化-映画、ファッション、文学などに元々関心が高かったのですが、それはフランスに限らずで、海外のカルチャー全般に関心が高かったんです。 でも、直感で、パリだった。 とにかく、そんな気軽さから私の海外生活はスタートしたのでした。 “ない”という不便さによって、多くのことを培えた日々。 海外に住み始める時、また、慣れない土地での情報ってとっても貴重ですよね。今は、インターネットが生活のスタンダードになっているから、ネットやスマホがない生活なんて、今の私には考えられない。 でもそんな私も、パリ来た当初から2年近くは、節約の為インターネットを繋がず、携帯もプリペイドでした。だから当時は情報を仕入れるだけでも大変で、外に出ても方向音痴なので場所が分からなくなるし(笑)、友人や知り合いが欲しい、誰かと繋がりたいと思っても、今よりSNSが少なかった。 また住居探しにおいても、住宅難のパリではネットを繋げていないどころか、保証人のいない外国人の私が「家を探す」ということはとても大変でした。 でも“ない”というところから、人は創意工夫をし、本来の感が鍛えられたリ、実際の行動力が培われていくのかもしれません。 だから、今となっては良い機会を与えられた貴重な期間だったと思っています。 生活必需品と数着の服が入ったスーツケース1つでやってきて、着いた翌日から何をしたかというと、とにかく歩いた! 街を覚える為に読めない地図を見ながらパリ中を歩き、参考書で覚えた私のフランス語が通じるのか、見知らぬフランス人に声を掛けながら、とにかく毎日たくさん歩きました。多い時で、1日15人くらいに声を掛けたりも(笑)。内容なんてどうでも良くて、とにかく話して言葉を理解できるようにしていきたかった。あと、パリジャンの方々と交流したかったのです。 特にパリの人たちは、喋るスピードが速いと言われていて、パリジャン独特の発音があります。参考書とは違うんですよね。実際、何を話しているのかさっぱり分からなくて、途方に暮れた日々が続きました(笑)。でもここでも、出来ない喋れないということに臆せず、それでも話す、自分の言いたいことを伝えるという、度胸を養っていくことに繋がっていった気がしています。 パリ生活のスタートした思い出の場所、サンマルタン運河! これは大好きなサンマルタン運河。ここから私のパリ生活がスタートしたので、一番思い入れのある場所です。 初めてシャルル・ド・ゴール空港に着いたとき、タクシーでこの近くのホテルに向かったのですが、あまりに体調が悪く、タクシーの中で半ば気を失っている状態でした(笑)。 目が覚めた時に最初に飛び込んできた光景が、きらきらした初夏の日差しを照り返すサンマルタン運河の木々と、パリジャンたちが日向ぼっこしながら談笑したり踊ったりしている自由でのびやかな光景でした。それは今でも目に焼き付いています。 私は毎年、初めてパリにやって来た日付近は、必ずサンマルタン運河へ行くように決めています。初心に戻るじゃないけど、その時期にここへ来ると、ふっと背筋が伸びる気持ちになれるからです。 7年目を迎えて思うことパリに来た時は正直、大きな目標や夢があったわけではありませんでしたが、自ら進んで行動していくうちに少しずつその時やりたいことが現れてきました。そして、その都度立ててきた一つ一つの目標を達成し、困難があっても乗り越えて来れたのは、応援してくれる家族の存在が一番大きかった。 それから、励まし合った日本に居る大切な友達。そして、ここで出会った全ての人たち。たった一人で居るような気がしても、人は本当の意味で一人ではないのかもしれません。そして、自分の見えている世界がすべてではないということをほんの些細な出来事や触れ合いの中から教わった気がしています。 現在はフリーでお仕事をしていますが、この仕事を通して、人との交流や繋がりの大切さというのもひしひしと実感しています。人は財産というけど、本当にそうなんだなあと。 日本とフランスで仕事をする際、働き方に大きな差はありますが、人としての基本はきっと何処に居てもある部分は一緒だと思うのです。 それから、“コミュニケーション”ということの意味。それを日本に居る時は考えもしなかったけど、ただ人と人の言葉の交わし合いだけではなく、何を話したかよりも、心だったり、雰囲気だったり、思いやエネルギーだったり、笑顔だったりetc…何を相手と交換したか、何を自分からその場で提示できたかが大切なのかなと思っています。 コミュニケーションについては、言葉の不自由な日々がずっと続いたからこそ培えた自分なりの哲学みたいなもので、経験に基づいた軸の様なものが自分の中で出来たことをありがたく思っています。 先のことは分からないけれど、でも今は確実に未来に繋がっている。これは、みんな一緒。今出来ること、やりたいことを大切に、そして、パリの情報や魅力を、多くの人たちに伝えていきたいです。 そして、8年目に向けて、また一つ成長していきたいと思います! 今日は、ここで暮らしながら、いろんな人たちに向けて感謝の意味を込めて記事を書かせていただきました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
2018年07月10日劇団四季のミュージカル『ノートルダムの鐘』は、今までのディズニーミュージカルとは一味も二味も違う作品になっている。ディズニー製作のミュージカル。これだけで、作品の質はある程度保証されていると言っていい。一目で作品の世界観に引き込む舞台装置に、耳に残る楽曲。エンタメ性と同時に深いテーマ性もあり、全方位的に楽しめる作品ばかりだ。ただ、ディズニーミュージカルのすべてが華やかでファンタジックな作品だとは限らない。『ライオンキング』や『アラジン』のような気持ちで『ノートルダムの鐘』に足を運べば、きっとポカーンとしてしまうに違いない。舞台の上に広がるのは、陽の差し込む寺院のセット。静謐さの漂う雰囲気だけで、このミュージカルが、これまでの作品とはカラーが違うことがわかる。そしておもむろに、静かで美しく荘厳なコーラスが流れて物語が始まる。主人公は醜い容姿に生まれた青年で、ヒロインは妖艶で美しいけれど貧しいジプシー。そこで繰り広げられるのは、容姿や生まれ育ちによって迫害される人々と、醜い欲望を抱いた聖職者との対立だ。うっとりするラブロマンスも陽気なダンスも、わかりやすいヒーローもプリンセスも、ここには登場しない。主人公もヒロインも人間の弱さと強さの両方を抱え、その矛盾のなかで悩み惑い、時に間違いを犯しながら、自らの頭で考え、必死に自らの生き方を探していく。そのひたむきなドラマに、気づけばのめり込み、彼らの動向から目が離せなくなっている。ラストに、思い描くようなハッピーエンドではないけれど、清々しいエンディングが待っていて、感動がじわりと染み入る。重厚感のある大人なミュージカルなのだ。『ノートルダムの鐘』上演中~8月28日(火)横浜・KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>S席1万1880円~サイドC 席3240円ほか(すべて税込み)劇団四季予約センターTEL:0120・4894449月22日(土)からは名古屋四季劇場で上演。©Disney撮影:上原タカシ※『anan』2018年6月13日号より。文・望月リサ
2018年06月08日