映画『シャザム!』、TVシリーズ「ブラックライトニング」「クリプトン<シーズン1>」と続々DCの映像化作品が実現する中、今年大ヒットとなった映画『アクアマン』。デジタル先行配信中、さらに7月3日(水)よりブルーレイ&DVDリリースされる本作から、ブルーレイに収録の特典映像の一部がシネマカフェに到着。アクアマン役のジェイソン・モモアとメラ役を演じるアンバー・ハードの息ぴったりの様子が明らかにされた。今回、ブルーレイに収録されている特典映像「シーン解説(二人の関係)」から到着した映像は、アクアマンとして大人気となったモモアとヒロイン・メラを好演したアンバーの息ぴったりな掛け合いをとらえた撮影風景と、二人の関係に対するキャスト・スタッフのインタビュー映像。監督を務めるジェームズ・ワンは「アンバーとジェイソンは相性が最高だと思った」と語り、アクアマンの弟であるオーム王役のパトリック・ウィルソンも「彼らはいい関係だよ。遠慮がない」と二人の相性の良さを称賛する。そしてモモア自身は、二人の関係について「すばらしい関係だ。性別が違うだけで同じだね」「ハン・ソロとレイアの感じで、ユーモラスで軽妙だ」と語っており、アンバーも二人で過ごすときの自身に関して「ほとんどが素の自分よ」「冗談を言い合って関係を深めていった」と自然体でいられることを楽しげに語っている。ワイルドな最強のヒーロー・アクアマンと最強なヒロイン・メラ。モモアが“ハン・ソロとレイア”の関係に例えるように、まるで海版の『スター・ウォーズ』ともいえる本作での息の合った二人の魅力は、演技だけに留まらず実際の二人の信頼関係から生まれるものなのかもしれない。『アクアマン』はデジタル先行配信中。ブルーレイ&DVDは7月3日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アクアマン 2019年2月8日より全国にて公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年06月12日パントマイムで笑いと感動を届ける「サイレントコメディー・デュオ」として国内外で活躍を続けてきた「が~まるちょば」が、ソロになって初の舞台「MIME CRAZY」を上演した(6月7日~9日、東京・中野 テアトルBONBON)。開幕直前に行われた公開ゲネプロおよび囲み取材の模様をレポートする。【チケット情報はこちら】今年春、約20年にわたってコンビを組んできたケッチ!が脱退、「が~まるちょば」の看板をひとりで担うことになったHIRO-PONによる、これは最初の舞台。が~まるちょばはいったい何処へ?といぶかしむ間もなく、ステージは彼らの代名詞ともいえる「が~まるSHOW」で幕を開け、「太陽にほえろ!」「初めての手術」や「ドラゴン─怒りのラーメン─」──と、新旧の小品が次々と演じられる。冒頭でこそ、「あれ、もうひとりは?」とおどけた身振りでソロの舞台を印象付けたが、おなじみのジュラルミンのスーツケースが登場し、観客をしつこく巻き込んだり、おかしな人物を演じたりと、ワクワク感にあふれた舞台は紛れもない「が~まるちょば」のステージだ。最後は人情味たっぷりの長編「指輪」で感動を誘う。或る男の不遇の人生と、出会い、別れ、幸せをセリフなしでドラマティックに見せていく、まさに彼らのパントマイムの真骨頂だ。「ソロは約10年ぶり──。しばらくふたりでやっていたものを、ひとりで表現する作り方に頭を切り替えるのが少し難儀で、産みの苦労が付いてまわった」と話すHIRO-PON。大人も子供も一緒に楽しめる作品を数多く発信してきたが、今回は15歳未満入場不可の「R指定」公演としたことについて、「パントマイムという表現に2時間、集中してくださるお客さんに伝えたかった。R15といってもエロいわけではなく(笑)、サスペンスのような、子供向きでないものも見ていただきたくて」と思いを明かした。ひとりになったことも「再出発」とはせず、すべて「通過点」という。「僕にとってはパントマイムを始めた時こそが“出発”だった。今後も、パントマイムというものをどう世の中に発信していったらいいか、考えながら取り組みたい」と、覚悟のほどを示した。今後の予定としては、7月7日(火)から9月16日(月・祝)まで、大阪COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで開催される世界初の超新感覚ライブエンターテインメント「NO BORDER」にメインMCとして出演することが決まっている。最新デジタルテクノロジーが用いられるこのステージ、「パントマイムはアナログだと思うけれど、デジタルに負けてはいられない!」と、新たな挑戦にも意欲的だ。取材・文:加藤智子
2019年06月10日EXILE兼EXILE THE SECONDのボーカル&パフォーマーとして活動する傍ら、ソロアーティストとしても多彩な才能を発揮しているSHOKICHIさん。1stソロアルバム『THE FUTURE』の発売から1114日。待望の2ndソロアルバム『1114(イレブンフォーティーン)』がリリースされる。――『1114』では、全曲の作詞、作曲を手掛けられたそうですね。そうなんです。1年半かけて、渾身の一枚が出来上がりました!――昔から曲を作っていたんですか?中学生の時にロックバンドを組んでいたので、その頃からギターで曲作りはしていました。当時は詞の重要性がまったく理解できなくて、メロディさえかっこよければいいと思っていたんですけど。でもこの世界に入ってから、ファンの方に「この歌詞に救われました」みたいなことを言っていただけるようになって、メロディよりも詞に重点を置くようになってきました。――作詞におけるこだわりは?ノールールです。ただ素敵な詞になれば最高だなと。いいなと思った言葉やフレーズを携帯にメモしておいて、さぁ書くぞってなった時に、それを引っ張り出してくることもありますし。ただ、高いキーが出しやすい母音、逆に苦手な母音とかもあるので、ここは“ア”の音じゃないとだめだとか、ここは“イ”の音のほうがいいなとか、意外とロジカルな作り方をしています。――作曲はどうですか?最近はアドリブが多いですね。トラックを先に作っていただいて、それにその場で思いついたメロディをそのまま乗せて歌っちゃう、みたいな。今回のアルバムに入っている「Ooo!」という曲は、始まりから終わりまでアドリブ一発。15分でできた曲です。――15分!?そんなに早くできてしまうと、時間をかければもっといいものができるかも…と思ったりしません?確かに昔はそういうこともありました。でも今は決断力が上がりましたし、“これは絶対こっち”みたいな感覚は研ぎ澄まされてきたと思います。それが経験、ということなのかなと。――“1114日”の間で、変わったこと、逆に変わらないことは?この間に、EXILE THE SECONDでアルバムを2枚リリースして、ツアーを2回。EXILEでもアルバムを1枚と、ツアーを1回やらせていただき、毎日のように音楽と向き合っていたことで、曲作りは確実にレベルアップしたなと思います。でも、音楽に対してもっとこういうものがやりたい!みたいな好奇心はずっと変わらず持ち続けていますね。――SHOKICHIさんはグループでも活動されていますが、モチベーションや役割の違いなどはありますか?それが、そこまで変わらないんですよね。EXILE THE SECONDでも曲を書いて、EXILEでもそんなに数は多くないですけど、曲を作って、ライブの時はアレンジもさせていただけるようになって。グループで培ったものをソロで生かし、ソロで培ったものをまたグループに還元して…というふうに全部が繋がっているんです。ただグループだと、喜びをみんなで分かち合って何倍にもできたり、悔しいこともみんなで分け合って半分にできるんですけど、ソロだとネガティブなことも全部一人で背負うことになるので、めちゃくちゃ体力使います。でもそのぶん、自分の音楽を具現化しやすい部分はあるんですけど。ソロとグループの両方をやることで、いいバランスを保てているような気がします。エグザイル ショウキチ1985年10月3日生まれ、北海道出身。EXILE兼EXILE THE SECONDボーカル&パフォーマー。5月15日に2ndソロアルバム『1114』をリリース。ジャケット¥320,000スラックス¥102,000(共にVERSACE/VERSACE JAPAN TEL:03・3569・1611)※『anan』2019年5月15日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・JUMBO(SPEEDWHEELS)ヘア&メイク・大木利保取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年05月11日伝説のアイドルグループ、キャンディーズの伊藤蘭がソロ歌手としてデビュー。6月に東京と大阪でソロコンサートを開催することが決定した。【チケット情報はこちら】キャンディーズの解散から41年を経てのソロデビューについて伊藤は「すべてのタイミングが合ったという感じで、思いがけず弾みがついてしまったというか(笑)」とコメント。くわえて「昨年春に事務所からそろそろ歌をやりませんかと言われたとき“やったほうがいいのかな”って直感で思ったんです。もちろん歌うということに自信なんてないですし、でも年齢的な事も考えると、そうそうこんなチャンスがあると思えないですし、まだエネルギーがあるうちに、歌ともう1度向き合うのもいいのではないか思いました。間違いなくラストチャンスだと思ったから。別に歌が嫌いになったわけではないですし、お芝居に夢中になりすぎて、ちょっと疎遠になった友達に久しぶりに会う感じでしょうか(笑)。また、一緒にやりましょうと言ってくれたプロジェクトチームひとりひとりにぬくもりと信頼を感じたことも大きかったです」と語っている。5月29日(水)にはソロデビューアルバム『My Bouquet』をリリース。同作には井上陽水、阿木燿子×宇崎竜童、トータス松本、森雪之丞ら豪華作家陣による珠玉の楽曲が収録。同作を携えて行われるコンサートについて「コンサートやお芝居でも、観に来てくださっているお客さんの目線に助けられる部分がとても大きいと思います。“与えられた場所”だと思っていますので、その期待に応えられるよう、来てくださった方々と楽しい時間を共有できるよう努めたいと思います」と意気込みを語っている。公演は6月11日(火)・12日(水)に東京・TOKYO DOME CITY HALL、14日(金)に大阪・NHK大阪ホールにて。チケットの一般発売に先駆けて、チケットぴあではオフィシャル最速先行を実施中。受付は3月24日(日)午後11時59分まで。
2019年03月14日東京・新宿にあるHUNTERS BAR「モンハン酒場」にて、『モンスターハンター』シリーズの生誕15周年を記念した全3弾にわたる大型コラボレーション展開が決定されます。期間限定のメニューやノベルティを、ぜひハントしてみてはいかがですか。HUNTERS BAR「モンハン酒場」伝説の龍 ミラボレアス 出典:PR TIMES(歌舞伎町にお店を構えるHUNTERS BAR「モンハン酒場」は、人気ゲームシリーズ『モンスターハンター』の世界観をモチーフとした飲食店です。『モンスターハンター』の世界を彷彿とさせる木目調のあたたかな雰囲気の店内で、ハンター気分でお酒や食事を楽しんだり、店舗限定のグッズを購入したりできます。モンスターハンター15周年!「モンハン酒場」で大型コラボ『モンスターハンター』シリーズは、2019年3月に15周年を迎えました。HUNTERS BAR「モンハン酒場」では、生誕15周年を記念した大型コラボを開催。3弾にわたって期間限定で登場するメニューや、ノベルティなどが展開されます。いましかいただけないフードやドリンクを味わってみませんか。限定メニュー第1弾2019年3月16日(土)~4月4日(木)の第1弾では、深海に生息する古龍「ナバルデウス」のフライや、伝説の黒龍「ミラボレアス」のローストビーフなどが登場。見た目にもインパクト抜群なドリンクも3種揃います。限定メニュー第2弾2019年4月5日(金)~4月25日(木)までの第2弾の期間では、ガメラを彷彿とさせる“覇竜”「アカムトルム」の辣子丼や、古龍種の超大型モンスター「ゴグマジオス」の黒蜜コーヒーなどがラインナップします。限定メニュー第3弾2019年4月26日(金)~5月15日(水)の第3弾では、熔山龍と呼ばれる古龍「ゾラ・マグダラオス」の指をモチーフにした骨付きのお肉や、立派な角を持つ巨大古龍「ダレン・モーラン」のカルーアバニラなどが登場します。※以下の常時提供メニューについても、コラボ対象メニューとなります。・祝!ラオシャンロン討伐 8,880z・嵐龍アマツマカヅチ 880z※z(ゼニー)は「モンスターハンター」における通貨単位で、1z=1円となります。※記載の価格はいずれも税込みです。モンスターデザインの来店ノベルティも登場!オリジナルハードコースター期間中は、コラボメニューのお会計1,000円ごとにスタンプが押されます。スタンプを4つ集めると、お好きな柄の大型モンスターをモチーフにした「オリジナルハードコースター」をプレゼント。シークレットモンスターにも注目です。オリジナル防水ランチョンマット2019年3月16日(土)~ 5月15日(水)のコラボ期間中、3回来店するごとに1枚、15周年記念イラストを使用した「オリジナル防水ランチョンマット」が貰えます。「モンハン酒場」イベント概要イベント名「モンハン酒場」「モンスターハンター」15周年記念コラボレーション開催期間第1弾:2019年3月16日(土)~4月4日(木)第2弾:2019年4月5日(金)~4月25日(木)第3弾:2019年4月26日(金)~5月15日(水)営業時間・OPEN平日:17:00土・日・祝日:11:00・CLOSE平日・祝日:23:00金・土・祝前日:28:00場所東京都新宿区歌舞伎町1-3-16 パセラリゾーツ新宿本店1F HUNTERS BAR「モンハン酒場」©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.スポット情報スポット名:HUNTERS BAR「モンハン酒場」住所:東京都新宿区歌舞伎町1-3-16 パセラリゾーツ新宿本店1F電話番号:0120-706-732
2019年03月12日辻仁成が10月12日(土)東京・オーチャードホールでソロコンサート「RENAISSANCE ~60th ANNIVERSARY CONCERT~」を開催することが決定した。辻は1985年にECHOESのボーカリストとしてデビュー。ECHOES解散後はソロ活動、10年前には元JUDY AND MARYの恩田快人、五十嵐公太らとZAMZAを結成。アメリカ東海岸や仏独ツアーを開催。その後は歌をしっかりと訊かせるボーカリストを目指して精力的な活動をフランスと日本で続けてきた。今年の10月で還暦を迎えることから開催されるソロコンサート。辻自身の曲はもちろん、彼が暮らすフランスや彼が愛する世界の名曲を彼自身の文学的な世界に翻訳し、歌う。バックアップメンバーとして、近年、フランスのコンサートで辻をサポートするピアニストのエリックなど、日仏のミュージシャンたちが出演する。6月には辻仁成の生誕60年を振り返るドキュメンタリー映像、パリのMCJP大ホールで行われたライブDVDの発売も予定されている。★★以下のリンクより「辻仁成」をお気に入り登録して、情報をゲットしよう!
2019年02月28日今年6月の日本公開時には2週連続で映画ランキング第1位を獲得したアクション超大作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。本作のMovieNEX発売を記念して、ボーナス・コンテンツの中から極寒の雪山での撮影の様子を収めたメイキング映像がシネマカフェに到着した。この度解禁されたボーナス映像は、本作の見どころの1つ、雪山で繰り広げられる手に汗握るアクションシーンの撮影メイキング映像の一部。撮影された雪山は、イタリア北東部に位置する標高2400mの山脈。マイナス15~20度の過酷な状況の中、キャスト&スタッフを含めた250名と“ウーキー”1人が登頂し、道路を造ったり、ヘリで人を送迎したりして撮影が行われたという。プロダクション・マネージャーは「この人数だけでも挑戦だった」と、当時をふり返っている。また、ヴァル役のタンディ・ニュートンは、「雪の中は寒いけど楽しかった。キャンプしているみたいでね」と楽しそうに語る。撮影中、雪をぶつけ合うハン・ソロ役オールデン・エアエンライクとチューバッカ役のヨーナス・スオタモの姿を見て、火が付いたスタッフたちも撮影の合間に雪合戦を開始!見かねたハンの“師匠”的存在ベケット役を演じる名優ウディ・ハレルソンが、「子供たち、遊びは終わり。仕事の時間だよ」とジョークを飛ばす場面も。雪山の過酷な撮影の中、束の間の休憩を楽しんだようだ。終始笑いの絶えない、和やかなムードで行われた撮影現場の様子からは、監督やキャストたちの仲の良さも伝わってくる。さらに、惜しくも本編からはカットされたハンとチューバッカの雪合戦を収めた貴重な未公開シーンも到着!前を歩くハンに、おもむろに雪玉を投げつけるチューバッカ。負けじと連続で投げ返すハンだが、チューバッカに押し倒され、特大の雪玉をぶつけられてしまう。前を歩くベケットに注意されるも、ヒートアップした2人の雪合戦は止まらない!?MovieNEXやデジタル配信で本編と見比べてみても面白いシーンとなっている。今回解禁となった映像のほかにも、MovieNEXやデジタル配信(セル)で楽しめるボーナス・コンテンツには製作の舞台裏や未公開シーンまで盛りだくさん。貴重な映像で、ぜひ本作の世界をとことん楽しんでみて。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』MovieNEXは発売中、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年10月28日現在“放牧中”の3人組J-POPユニット「いきものがかり」のボーカル・吉岡聖恵さんが、ソロカバーアルバムをリリース。ソロとして始動するに至った心境の変化や、“放牧中”の過ごし方などを明かしました。彼女の歌声が名曲とともに、久しぶりに聴けるとは――ご存じのように現在≪放牧中≫につき、メンバーそれぞれが自由な時間を過ごしているいきものがかり。ボーカルの吉岡聖恵さんも「自分自身がやりたいことを自由にやらせてあげようと、食べたいだけ食べ、寝たいだけ寝て(笑)、料理を作ったり、会えなかった友達に会ったり、旅に出たり…という日々を過ごしていました。でも半年ぐらいで、そろそろ声を出したいなと思うようになって」と、10年間歌い続けてきたぶん、再びワクワクする気持ちで歌いたくなるまで、歌うことは封印していた。「ちょうどそんなふうに気持ちが動いていたとき、『夢で逢えたら』と『糸』をカバーするというお話をいただき、直感的に“やりたい!”と思いました。恐れ多いほどの名曲ですが、私が歌ったらどういうふうに聞こえるのか、その興味に勝てなかったんですね(笑)。この2曲が、ソロカバーアルバム『うたいろ』への扉を開いてくれたと思います」収録曲は11曲。100曲ほどの候補曲を歌い、選び抜いたそうだ。「好きな曲を歌えばいい、と思っていましたが、そんな簡単じゃなかった(笑)。私が歌うことで新しい作品にできる曲、という厳しいジャッジがあり、それをクリアするのが難しくて。原曲を超えるのは簡単ではないし、悔しい思いも味わいました」新しい作品、新しい曲にするとは、その曲が持つ≪いい色≫を吉岡さんが表現すること。そこから、タイトルの『うたいろ』が浮かんだそうだ。「その曲が持っている別の≪魅力≫を少しでも出せたらいいな、と思いながら歌いました。例えば、忌野清志郎さんが日本語訳詞を書いた『500マイル』は、故郷を離れる心境を歌った悲しいイメージの曲ですが、私は未来に向かっていくような明るい気持ちで歌い、原曲とは違う色が出せたかな、って」そして、学生時代からリスペクトする、ゆずの作品もカバーした。「路上ライブ時代から歌ってきて好きな歌もいっぱいあるけど、入れるべきか迷いました。私は特に内省的なしっとりした曲が好きなんですが、『少年』はいまの私の気分にぴったりだったので、よし、歌っちゃえって。スカッと心が晴れ渡って、心がオープンになるような歌になりました。この曲だけでなくアルバム全体に、いまの私が歌に対してとても前向きでポジティブ、という心境がそっくりそのまま反映されています」よしおか・きよえ3人組J-POPユニット、いきものがかりのボーカル。確かな歌唱力とあたたかみのある歌声は、世代を超えて愛されている。なお、いきものがかりは、現在、各自が自由な活動を行う放牧期間中。ブラウス¥36,000(ヒュー・デイ・トゥ・イブニング/ハルミ ショールームTEL:03・6433・5395)ワンピース¥24,000(サップTEL:03・6721・6894)その他はスタイリスト私物カバーアルバム『うたいろ』【初回仕様限定盤】¥3,000配信中の「ラグビーワールドカップ2019」公式ソング「World In Union」など、全11曲を収録。(Epic Records Japan)※『anan』2018年10月31日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・小林 新(UM)ヘア&メイク・長谷川亮介インタビュー、文・北條尚子
2018年10月24日ルークやレイアと出会う前の、若きハン・ソロの想像を超えた知られざる冒険を描く『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。この度、本作のMovieNEXリリース直前に、ボーナス・コンテンツに収録されている貴重な未公開シーンがシネマカフェに到着した。今回到着した未公開シーンは、銀河一のパイロットになるため、帝国軍アカデミーに入ったハンが、歩兵隊としてミンバンに派遣されるまでの経緯が分かる。タイ・ブルートを操縦するハンが、ピンチを迎える様子から始まる本映像。ショートする機体を、命令の交信を切ってどうにか自力で戻そうと奮闘するハンだが、機体はどんどん落下してしまう。そんな命令に背き、勝手な行動をしたことを糾弾されるハンだが、「仲間の船が敵にマークされていました」と、実は仲間の船を救うため命令に背いていたのだと告白。しかし、そんな説明もむなしく、歩兵隊に戻されミンバンに派遣されてしまう。本編では、ハンがベケットたちに「自分の意見を言って帝国アカデミーを追放された」と説明しているが、本映像を見ると、どうやら一度はパイロットとして士官候補生になっていた様子。一度はパイロットになる夢を絶たれたハンだが、しかし、このときにミンバンに派遣されていなかったら、生涯の相棒となるチューバッカや、師となるベケット、愛機であるミレニアムファルコンと出会うこともなかったのかも…。もう一度本編を見返したくなる、そんな映像となっている。なお、今回の未公開シーンのほかにも、ボーナス・コンテンツには製作の舞台裏など、ファン必見の盛りだくさんな映像が収録されている。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』MovieNEXは10月17日(水)リリース、先行デジタル配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年10月16日「スター・ウォーズ」シリーズ屈指の人気キャラクター、ハン・ソロの若き日の姿を描く『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。本作に登場するハンの幼なじみキーラや、将来、恋に落ちるレイアのように、本シリーズの魅力の1つとして挙げられるのが、強くて賢くて美しい女性キャラの存在。今回は、シリーズには欠かせない彼女たちの活躍とその魅力に迫った。シリーズに登場する女性たちの原点は、やはり旧三部作『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』、『スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲』、『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』のレイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)だ。反乱軍のリーダーとして銀河帝国の独裁支配に立ち向かい、ダース・ベイダーと対峙しても凜とした姿勢を貫く勇敢なレイア姫は、まだまだ女性キャラがヒーローの恋人役に甘んじることの多かった‘70年代半ばの映画界において、文字通り全く新しいヒロイン像となった。その意味でも、「スター・ウォーズ」は画期的な作品だったのだ。続く新三部作『スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス』、『スター・ウォーズエピソード2/クローンの攻撃』、『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』に登場したのが、アミダラ女王ことパドメ(ナタリー・ポートマン)。惑星ナブーの女王として強い信念のもと大勢の民衆を率い、銀河元老院議員となってからも数々の危険を潜り抜けながら宇宙平和のために尽力した彼女は、SF映画のヒロインという枠には収まらない偉大な女性指導者といえる。さらに、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』において、シリーズ史上初の女性主人公となったのがレイ(デイジー・リドリー)。若くて未熟な孤独な少女だったレイがフォースの能力に目覚め、反乱軍の一員として逞しく成長してく姿は、かつてのルーク・スカイウォーカーを彷彿とさせるものがあり、多くの「スター・ウォーズ」ファンから共感を集めている。また、シリーズの原点となる『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主人公として颯爽と現れたのが、ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)。銀河帝国軍の最終兵器デス・スターの設計図を手に入れるため、自身と同じ信念を持つ仲間たちと決死のミッションに挑む彼女の勇気と覚悟に、強く胸を打たれた観客も多かったはず。そして、最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するのが、若き日のハン・ソロが初めて愛した女性キーラ(エミリア・クラーク)。同じ天涯孤独の孤児としてハンと一緒に育ち、お互いに愛し合いながらも運命に引き裂かれたキーラだが、それから3年後、巨大犯罪組織の大物ドライデン・ヴォスの右腕としてハンと再会することになる。愛するハンのために力を貸しつつも、その一方で組織に忠誠を誓っているキーラ。スマートでチャーミングな女性だが、計算高い策士の一面も覗かせる。果たして彼女は善なのか、それとも悪なのか。そのミステリアスな存在感は、これまでの「スター・ウォーズ」シリーズのヒロインたちとは一線を画している。そんな謎多き美女キーラに加えて、ハンの恩人ベケットのパートナーでタフな犯罪者ヴァル(タンディ・ニュートン)、自由と正義を愛する異色のドロイドL3-37(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)など、ユニークで魅力的な女性キャラが大活躍する本作。危険な香りの漂うハンとキーラの波乱に満ちたロマンスにも、ぜひ注目してみて。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』MovieNEXは10月17日(水)よりリリース、デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開© 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rightsスター・ウォーズ/最後のジェダイ 2017年12月15日より全国にて公開ⓒ 2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年10月04日話題のスポットに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は公開中の、サモ・ハン・キンポーがアクション監督を務めた映画『SPL』シリーズ第3弾『SPL狼たちの処刑台』を見に行ってきました!■『SPL狼たちの処刑台』監督/ウィルソン・イップ。アクション監督/サモ・ハン・キンポー。出演/ルイス・クー、トニー・ジャー、ラム・カートンほか「サモ・ハン、ユン・ピョウ、ジャッキー・チェン。俺たち3人三銃士、スパルタンX」とは、お笑い芸人・みやぞんが『世界の果てまでイッテQ』でよく言っているギャグ。最初に出てくる「サモ・ハン」は、あのブルース・リーの武術指導もしていた、とにかくすごい人なんです。本作の舞台はタイ・パタヤ。タイ政府の積極的な誘致もあって、近年、多くの作品がタイで撮影されています。物語は家族を奪われた主人公の復讐劇で、香港ノワールとアクションが融合した王道ともいえる内容。そして、前作に引き続き、タイのアクションスター、トニー・ジャーが登場。パタヤのローカルアパートや市場は香港の街並みを思わせ、縦横無尽に動き回るトニー・ジャーは香港にいるジャッキー・チェンを彷彿とさせます。サモ・ハンも絶対にそれを狙っていたとしか思えない内容です。近年、ハリウッドにも進出しているトニー・ジャーですが、過小評価されている気がしてならない記者。と、トニー・ジャーについて熱く語りましたが、実は登場は多くありません。しかしそれだけ印象が強いのです。サモ・ハン節がさく裂するアクションシーンと、究極の選択を迫る切なすぎる展開。ハラハラしっぱなしの刺激的な作品です!
2018年09月10日誰もが楽しめる『スター・ウォーズ』シリーズの最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のMovieNEXリリースに先立ち、本作で若き日のハン・ソロ役を務めたオールデン・エアエンライクのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。シリーズ屈指の人気を誇るハン・ソロ。本作では、ルークやレイアと出会う前の、若きハン・ソロの想像を超えた知られざる冒険が描かれる。今回到着した映像では、そんな若きハン・ソロに抜擢された新星、オールデン・エアエンライクが、ハン・ソロの役作りについて明かしている。「本作で描かれる若きハン・ソロは、理想や夢を追うタイプ」と説明するオールデンは、「当時の彼の考え方や性格を重視した」と言い、リアルな人物像を目指したとコメント。とはいえ、我々が知るあのハン・ソロに近づけることも重要だと考えた彼は、エピソード1から7まで全て見直して詳しく研究し、隅々までチェックしたと語っている。一方で、「すごく楽しい雰囲気だった」と言う撮影現場については、「何よりもいい仕事仲間に恵まれた」と話し、キーラ役のエミリア・クラークの家に招待された際には、「みんなでカラオケ大会もやったよ」と共演者たちとのエピソードも明かしている。なお、今回のMovieNEXには、キャストたちによる撮影秘話などを映した、2時間に迫るボーナス映像が収録されており、まさにファン必携だ。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』MovieNEXは10月17日(水)リリース、3日(水)先行デジタル配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年08月27日『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のMovieNEXが、10月17日(水)にリリース。この度、MovieNEX予告編とインタビュー映像が公開された。■MovieNEXは3形態で発売今年5月に全米公開され、週末ランキング初登場第1位を獲得。6月の日本公開時にも2週連続で第1位を獲得した本作は、シリーズ屈指の人気キャラクター、ハン・ソロがルークやレイアと出会う前の若き日の姿を描いた物語。そんな本作が早くもMovieNEXで登場!今回はMovieNEX(4,200円+税)、4K UHD MovieNEX(8,000円+税)、そして数量限定の4K UHD MovieNEXスチールブック(9,000円+税)と3形態で展開される。また、監督やキャストたちによる撮影秘話、ミレニアム・ファルコンやチューバッカなどの舞台裏の様子など、貴重な映像の数々を収めた、約2時間に迫るボーナス映像を収録。さらに、初回版はSWブラック・パッケージ仕様で、「ハン・ソロ&チューバッカ」のアウターケース付きとなっている。■日本のファンに向けたメッセージが到着!そして今回、このリリースを記念して、若き日のハン・ソロ役を務めたオールデン・エアエンライクとロン・ハワード監督のインタビュー映像が到着!まず、オールデンは「『スター・ウォーズ』シリーズと切り離して考えても、十分に楽しめるアドベンチャー作品になってるよ。最高のスリルが味わえる」と、これまでSW作品に触れてこなかった人でも楽しめるとコメント。本作は「“絆”がテーマ」だと話すハワード監督は、「単にハンとチューイの絆や、ハンとキーラの恋愛だけじゃない。さまざまな友情の物語でもある。いろんな人間関係から危機、ドラマ、そしてコメディが生まれ、感情を揺さぶるのだ」と熱弁し、監督もまた「『スター・ウォーズ』をまったく知らなくても楽しめる」とアピールしている。『スター・ウォーズ』ファンの人はもちろん、知らない人もこの機会に作品に触れてみてはいかが?『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』MovieNEXは10月17日(水)リリース、3日(水)先行デジタル配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年08月24日人気キャラクターのひとり、ハン・ソロの知られざる若き日を描いた「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』がついに先日より日本公開スタート。土日2日間で観客動員数37万5,293人、興行収入4億9,938万円を記録し、初登場No.1と好スタートを切ったことが分かった。6月29日より公開が始まった本作は、初日含めた3日間では、観客動員数48万6,380人、興行収入は6億5,825万円を記録!週末にはこれまでのシリーズファンはもちろん、親子連れやカップル、小中学生の男子グループなどなど、老若男女、年代問わず幅広い層が劇場へと足を運んでいた。早速本作を鑑賞した人たちからは、「すごく『スター・ウォーズ』愛に満ちた作品だった!」「冒頭からもうハラハラドキドキ、そしてワクワクの展開で、それが最後まで持続♪アクションも非常に見応えがあり、ストーリーには驚くことばかり。続編に期待したいです!制作して欲しい!」「めっちゃ面白かった!とにかくドラマが良かったよ。本編との繋がりとか忘れて、単体の映画として楽しめた!」などといった絶賛の声が寄せられている。また個性的なキャラクターたちも本作の魅力の一つ。「オールデン・エアエンライクが完全に『ハン・ソロ』だった!似せてるとかじゃなくハン・ソロ!」「ハン・ソロが最高だったしランドとのやりとりにニヤニヤが止まらない。チューイ最高だよ、キーラ愛してる、L3-37 もいい!!」「ハンとチューイ、ランドがいい味出して感動する!あとミレニアム・ファルコンはいつまでもカッコいい!」「ハンとチューイの初々しい相棒感を観られただけで満足」など、オールデン・エアエンライクが演じた若きハン・ソロをはじめ、ハンの生涯の相棒チューバッカや謎の美女キーラたちの活躍が、日本のファンに受け入れられているようだ。また公開前日の28日には前夜祭上映会が行われ、平日にも関わらず熱狂的なファンたちが集結。日本公開を祝福するために、ハンの生涯の相棒チューバッカとともに日本最速上映となる21時に向けて盛大にカウントダウンが行われ、大熱狂に包まれたという。どうやらこの夏、ハン・ソロが日本中を席巻することは間違いないようだ。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年07月02日「スター・ウォーズ」最新作にしてシリーズ屈指の人気を誇るハン・ソロのアナザー・ストーリー『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(公開中)でメガホンを握った名匠、ロン・ハワード監督が来日! 誰もが知っているSWのアイコン的存在のキャラクターの描写の仕方をはじめ、盟友ジョージ・ルーカス監督の友情関係、本作の監督交代劇への真意や、来年開業する米ディズニーランドSWエリアにまつわる話などについて聞いた。――あのハン・ソロが、誰もが知るハン・ソロになるまでの物語ということで、映画の途中で確かに見覚えがある佇まいになっていく感じがありました。演出で「ハン・ソロになって」と言うわけではないと思いますが、どのように段階的にハン・ソロに見せていったのでしょうか?僕にとっては、自己中心的な男だと打ち出しているあの彼が、実は高貴なものがチラッと見え始めた瞬間だと思うんです。今まで隠していたけれど、無視できない何かに気付いた瞬間でもあり、変化や進化、ヒーローとして成熟していく道のりのことですね。まずそれは、ミレニアム・ファルコンを自分で操縦するタイミングで生まれ始めた。なぜなら彼とマシーンの関係、ハン・ソロとチューバッカがひとつになり、最高のヒーロ像がそこで立ち現れる。これは、人生とちょっと似ていますね。誰でもそうだけれど、たくさんの試練を経験します。気持ちの上でも肉体的な面でもいいけれど、何か危険なストレスを感じる。そういう状況に直面すれば、人は変わります。神話的なところに、1970年代のロック的なバイブスも持たせたかった。古典的なある種、大人への成長の物語であると僕はとらえました。――ハン・ソロが愛するキーラのキャラクターもポイントでした。彼女は、現代的な女性像にも通じる存在でした。すごく話し合いました。現代のパワフルな女性たちが生きるジレンマにすごく近いものを感じるし、それを彼女はすごく体現していると思う。彼女は引き裂かれていますよね。自分の心が求めているものとキャリア、パワーを得ようとする気持ちと、愛のために犠牲を払うのか、の間でね。僕自身は彼女はハンへの愛をずっと持っていると思います。でも、女性はある意味実用的な側面があり、特にサバイバルや愛と、生存ということを天秤にかけた時、実用的な選択をすることが多い。だからキーラは、すべての要素を考慮していると思います。ハンの将来的な身の安全を含めて。――ところで2019年にオープンする予定の米ディズニーランドのSWランドには、ミレニアム・ファルコンに乗るアトラクションもありますが、パークに連動するコンテンツが登場する場合、質問が来るそうですね。先日来日したアンソニー・ルッソ監督やリー・アンクリッチ監督は、質問攻めだったそうですよ。特に来てはいないですね。僕はルーカス・フィルムの人間ではなく、この企画だけにコミットしているからね。ただ、パークス&リゾーツの人間は、映画の中に登場する列車にすごく興味を示していたよ。だからといって、それができるかどうかはわからないけれど、そうとう惹かれていたことは間違いないよ。(C)2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.――そもそも、まず映画を撮ることになった時、ジョージ・ルーカスとの友情関係も含めて、どういう心境になりましたか?もともと僕は「ウィロー」のテレビシリーズを撮りたくてキャスリーン・ケネディと何度か会っていて、僕は「ウィロー」のキャラクターが大好きだから、またテレビ用にぜひ作りたいとずっと思っていました。でも実は「こういう話があるの」とキャスリーンに今回の話をされ、監督を変える判断をしたと。そしてほかの候補を探しているとね。実は最初、僕を候補に入れないでと言ったんです。――それはなぜですか?ただ、脚本は拝見すると言いました。絶対に監督を変えるという決断を本当にしたのかと、まず確認したわけです。というのも、どういう作品であれ、監督を途中で変えるということは絶対に作品にとってよいことではないからね。フィル・ロードとクリス・ミラーの2人の前の監督たちにも僕はリスペクトをしているからね。でも、最終的に変える決断をしたということを確認したよ。僕も脚本を気に入ってね。――確かに監督を途中で変えて、ベターになった例はすぐ思い浮かばないですね。そこで運命的と思ったことは、スケジュールがたまたま空いていたことと、もともとキャスリーンとも仕事をしてみたいと思っていたことなどだね。SWシリーズの監督にも興味はあったけれど、2~3年コミットすることは、やや重いかなとも思っていた。もちろん、そこにはルーカスとの長い友情もあり、究極的には今回のチャンスを逃せば、自分は後悔するだろうと考え、そしてこれをクリエイティヴなチャレンジと受け止め、「イエス」と言いました。――結果、大成功でしたね。個人的には最高の映画だと思っています。どうもありがとう。クリエイティブな意味でもすごく刺激的で、目からウロコというか、こういうタイプの娯楽作品を作ることは、なんてわくわくするのだろうと改めて感じたし、イマジネーションを刺激してくれる。神話的な物語であるところも面白いし、それからキャストやスタッフとのコラボレーションも楽しみました。誇らしく思っていることは、それぞれがプレッシャーのなかで成し遂げたことだよ。――今日はありがとうございました。SWを知らないような方々へは、どうアピールいたしますか?この『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は、ほかのSWを観たことがない、一切知識がなくても楽しめる初めてのSWになりうるよ。だから、いまいちSWって何? という人にも最高の1本目になりうる。もちろん、知識がある人には、よりボーナスになる楽しみがあるけれどね。誰もが楽しめるアクション、アドベンチャーものなので、楽しんでください。■プロフィールロン・ハワード監督1954年生まれ。アメリカ、オクラホマ州出身。キャリアスタートは子役で、若手俳優として映画『アメリカン・グラフティ』(73)などに出演。以後、監督業に興味を持ち、『スプラッシュ』(84)、『ウィロー』(88)、『バックドラフト』(91)、『アポロ13』(95)など話題作を軒並みリリース、ハリウッド屈指のヒットメーカーとなる。『ビューティフル・マインド』(01)では、アカデミー賞監督賞・作品賞を受賞。話題となった『ダ・ヴィンチ・コード』(06)に始まるシリーズでもメガヒットを収めている。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo
2018年07月02日ファン待望「スター・ウォーズ」最新作にしてシリーズ屈指の人気を誇る“愛すべき悪党”ハン・ソロが、誰もが知っているハン・ソロになるまでを描くアナザー・ストーリー、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』がいよいよ日本でも公開に。生涯の相棒チューバッカや愛機ミレニアム・ファルコンとの出会いと絆、そしてこれまで語られたことがなかったロマンスなど、ルークとレイアに出会う前の若き日のハン・ソロの知られざる過去が満載だ。そのハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクが、映画公開前に来日! 撮影現場秘話やジョージ・ルーカスと初めて会話した際のエピソード、来年オープンする米ディズニーランドのSWエリアへの期待感など、SWファンなら読み逃し厳禁の話を聞いた。――来日記者会では、あのジョージ・ルーカスが撮影現場に来ていたことがわかりましたが、SWファンであればテンション上がりますよね!もちろんだよ。高ぶったねえ。彼が長年培ってきた世界に関われて、生みの親のジョージには感謝している。40年も語り続けている物語で、いまだに新鮮に残っているわけだからね。この作品が完成した後にスカイウォーカーランチ(ルーカスフィルム本社が入るスタジオがある場所)で彼と会って話をしたけれど、すごい体験だった。映画をすごく気に入ってくれて、温かい歓迎を受けたよ。――もともとハン・ソロのファンだったそうですね?子どもの頃、本当にハン・ソロのファンだったよ。でも大人になってからはヨーダだね(笑)。子どもの自分にはハンはとてもクールでカッコよくて、カウボーイみたいだった。彼のようになりたいと、あこがれたものだよ。歳を重ね大人になって、彼を演じた上でわかったことは、もっとも人間的な気質を持っているキャラクターだったということだったね。――若い時代のハン・ソロが登場したことで、キャラクターが立体的になりましたよね。もうひとつ気づいたことがあるよ。もともと彼はクールでカウボーイ的な存在だったけれど、レイアとともにいるシーンでは、どこか恐怖や不安を感じていたキャラクターだということ。ただ、今回のハンは異なる時代設定で、理想主義で夢を追っていて、ロマンを追っている異なる要素がある。それだけに、徐々に皆が知っているハン・ソロを形成していく必要があったわけだけれどね。――中盤、ミレニアム・ファルコン号に撃ちながら後ずさりしていくシーンを観ていて、あのハン・ソロ感に近づいている気がしました。おもしろいよね。実際にオリジナルでも似たシーンがあるからね。今回の撮影に入る前、オリジナルの作品を全部観直しているので、実際に各場面を演じている際には特に何も意識はせず、無意識に近いレベルで演じていたけれどね。――それと驚いたことは、ファルコン号の窓に宇宙の映像を本当に映して撮影していたそうで、「まるでディズニーランドみたいだ」と会見で言われていましたが、そのほかにも何か同レベルのサプライズはありましたか?この作品では極力CGを使わないことになっていて、撮影現場には本当に多くのクリーチャーやエイリアンがいたよ。爆発も実際に行っていて、物理的に存在していた。パインウッド・スタジオにはクリーチャー工房が本当にあって、おそらくそこでは最高の職人たちが技を競い合っていて、匠の仕事を拝めたよ(笑)。それらは発明で、あまりにもリアルで生きているのではないかと思ったほど。自分にとっては驚きと喜びでもあったね。――ディズニーランドといえば、来年カリフォルニアとフロリダのディズニーランドに、「Star Wars: Galaxy’s Edge/スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」がオープンしますが、そこでのアトラクションのコアになるものがミレニアム・ファルコン号ですよね。まだ建設中とはいえ、すでに乗ったり体験したりしていますか?今回の作品のプロモーションでは、さまざまな撮影をしているけれど、どの撮影で何が使われ、どこまでが何であるかなどは正直、把握してないよ。でも、ぜひ行ってみたいと思うよ。――昨年来日したマーク・ハミルに「ルーク・スカイウォーカーとしての人生は、たまに面倒では?」と聞いたところ、「感謝しかない」と全力で否定されました。あなたもある意味ではハン・ソロとしての人生が始まるわけですが、そのことについて何か思うことは?僕も同じ思いだね。本当に感謝しているよ。これだけ多くの人たちに愛されているシリーズで、そこに関わることができて、これだけの大勢の人たちの反響もいただける作品で、それこそ感謝しかない。僕には超大作ということだけでなく、素晴らしい機会でもあった。演じる上でも楽しいキャラクターだったよ。■プロフィールオールデン・エアエンライク1989年生まれ。アメリカ、ロサンゼルス出身。映画デビューは、フランシス・フォード・コッポラ監督の半自伝的映画『テトロ 過去を殺した男』(09)。続いて同じ監督の『Virginia/ヴァージニア』(11)に出演後、パク・チャヌク監督の『イノセント・ガーデン』(13)、ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』(13)、コーエン兄弟の『ヘイル、シーザー!』(16)などを経て、本作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に主演。惑星コレリアで生まれ育ち、帝国軍が治める厳しい時代のなか、今の人生から成り上がりたいと願っている、若きハン・ソロを好演している。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo
2018年06月30日『スター・ウォーズ』シリーズでも圧倒的な人気を誇るハン・ソロの活躍を描く『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が6月29日(金)ついに公開を迎えた。これに併せて、本作のメイキング映像が解禁され、『スター・ウォーズ』の世界の裏側が明らかになった。■リアルな世界を構成するロケ地と撮影技法は必見!シリーズではこれまでも可能な限りリアルなロケ地やセットを作って撮影が行われており、『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』では伝説のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーの家などがチュニジアで撮影され、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でも惑星クレイトにボリビアのウユニ塩湖、カジノがあるカント・バイトをクロアチアのドブロブニクなどで撮影し、さらにミレニアム・ファルコンなどガジェットも再現して撮影を行っている。本作でもイタリアの雪山ドロミテや美しい海岸線が広がるスペインのフエルテベントゥラ島など、世界各所のロケ地で撮影されており、この度公開された映像には、細部にまでこだわって作られたセットでの撮影風景に加えて、ロケ地での撮影の模様も収録。シリーズを貫く映像表現として「登場人物が自然に見える撮影手法も大切になる」と撮影監督のブラッドフォード・ヤングは語り、「この作品が自然であり、この世界で自然に動き回る登場人物の物語でなければならない。カメラの位置や照明があてられる方向もすべてに根拠があるんだ」とコメントしている。■こだわりぬいたデザインと衣装にも注目!また、『スター・ウォーズ』と言えば個性的なドロイドやクリーチャー、日本の文化を取り入れた衣装など、ほかの作品にはない『スター・ウォーズ』らしいデザインにも注目が集まる。「『スター・ウォーズ』の美しさというのは、極端にやりすぎないところ」と、ヘア・デザイナーのリサ・トムリン・フィッツパトリックは語り、メイクアップ・デザイナーのアマンダ・ナイトは「シンプルで力強い見た目が効果的ね」と、デザインの秘訣を明かしている。とくに本作は“衣装”にこだわり、『スター・ウォーズ』史上最多となる1,000着以上の服が作られた。若きハン・ソロは『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』の服装に近づけるため、「ハンはスティーヴ・マックィーンのような60年代風のジャケットを着ているんだ。『新たなる希望』に登場したハン・ソロを目指し、袖を短くしてジャケットの長さも切り詰めて、銃が見えやすくなっているよ」と、衣装デザインをしたデイヴ・クロスマンがこだわりを語っている。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年06月30日6月29日(金)の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では、『スター・ウォーズ』サーガ最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の劇場公開を記念して、シリーズの原点ともいえる第1作『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』をオンエアする。1977年公開の本作から6月29日(金)本日国内公開された『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に至るまで、本編だけでなくスピンオフにアニメシリーズまで多くの作品を世に送り出してきた『スター・ウォーズ』サーガ。1977年~83年にかけ公開された“オリジナルトリロジー”と呼ばれる最初の3部作の1作目にして劇中の時系列では4番目の物語となり、物語としては2005年公開の『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』のその後、自らの秘密を知らない若者であるルーク・スカイウォーカーとハン・ソロらの出会い、そして冒険と戦いのはじまりを描くものになっている。ダース・ベイダー率いる銀河帝国の本拠地、要塞デス・スターの設計図を盗み出した反乱軍を率いるレイア姫だが、ベイダーに追われて絶体絶命のピンチに陥りドロイドのC-3POとR2-D2に設計図を託す。ドロイドたちは辺境の惑星・タトゥイーンに不時着。そこでルーク・スカイウォーカーと出会いレイアのメッセージを再生。メッセージでレイアが助けを求めていたオビ=ワン・ケノービを探そうと近所に住む老人・ベンの元に向かうと、ベンは自らがオビ=ワンだと明かす。そこに帝国軍が現れ、育ての親である叔父夫婦を殺されてしまったルークはオビ=ワンと共にレイア姫の故郷・オルデランに向かうことを決意。密輸商人のハン・ソロと相棒のチューバッカとともにミレニアム・ファルコン号でオルデランへと向かうのだが、オルデランは破壊されており、ルークらは捕えられてしまう…という物語。ルーク・スカイウォーカー役にはマーク・ハミル、ハン・ソロ役には数々の作品で知られるハリソン・フォード、レイア姫役にはキャリー・フィッシャーと、2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でも活躍したオリジナルキャストの若き日の姿が見られるほか、オビ=ワン役には名優アレック・ギネスが起用され、スペクタクルな冒険活劇に厚みを持たせる演技をみせている。そして脚本・監督はシリーズ産みの親であるジョージ・ルーカス。また公開中の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ではハン・ソロの若き日の姿が描かれており、本作とともに鑑賞することでより“ハン・ソロ”というキャラクターに愛着が持てること間違いなしだ。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は6月29日(金)本日より公開。『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』は6月29日(金)21時~日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でオンエア。(笠緒)■関連作品:スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望 1978年6月30日より公開ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年06月29日「スター・ウォーズ」(SW)シリーズの人気キャラクター、“ハン・ソロ”の知られざる若き日を描く『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が、いよいよ6月29日(金)より公開となる。旧3部作ではレイアの心を射止めた、「SW」史上最強のモテ男といっても過言ではないハン・ソロ。そんな彼を本気にさせた女性には共通点があることを、エミリア・クラークが明かしてくれた。自信家で根っからのモテ男、女たらしともいえるハン・ソロ。悪党として生きてはいるが、本当の彼は、困っている仲間がいたら助けずにはいられない正義感にあふれた男。レイアに対しては冷めた態度を取りながらも、彼女がピンチに陥っている時は命を懸けて守り抜く。特に、『エピソード5 帝国の逆襲』で大ピンチのさなかにレイアに伝える「I love you」(ハン・ソロ)、「I know」(レイア)というやりとりは、映画史に語り継がれる愛の名シーンだ。■エミリア・クラーク、ハン・ソロが愛した女性の共通点は「芯の強さ」一度好きになったら一途なハン・ソロは、レイアと出会う前の若いころは幼馴染の美女キーラに心惹かれている。惑星オルデランで育てられ、若くして女王となったお姫様のレイアに対し、キーラは幼いころから劣悪な環境で育った女の子。生まれも育ちも正反対の2人だが、キーラを演じたエミリア・クラークは「彼女たちの共通点は“芯の強さ”だと思う」と告白する。「キーラは生きるために必死なの。悪党たちがうごめく世界で、強い独立心や意志を持ち、知的で野望を持つ女性よ。だけどレイアも芯が強くてかっこいい女性だわ」と語るエミリアは、「私にはレイアのように偉大で美しく素晴らしい女性を演じることは絶対にできない。彼女の素晴らしさの足元にも及ばないもの」と謙遜しながらも、2人の女性の共通点を明かす。ダース・ベイダー率いる帝国軍に立ち向かい、宇宙の平和のために戦ってきたレイア姫と、生き残るために必死に戦ってきたキーラ。どちらも芯が強く、どんな悪党にも恐れず立ち向かう強い女性であり、ハン・ソロはそんな美女がタイプのよう。エミリアは、ハン・ソロと恋に落ちるキーラを演じたことを「最高だったわ」とふり返っている。「というのも、私のキャラクターがなぜハン・ソロと恋に落ちていくのかは完璧に理解できたから。シリーズで最も愛すべきキャラクターと恋に落ちる役を演じられて本当に光栄だったし、喜びでいっぱいだったの!『スター・ウォーズ』で強い女性を演じられるなんて夢みたい」と笑顔を見せる。そんなエミリアについてロン・ハワード監督も、「エミリアは年齢以上にずっと賢くて、尊敬しているんだ。ハン・ソロの女性との関係性について心で理解できれば、ハン・ソロというキャラクターをもっと押し広げて、何が彼を突き動かしているのかが理解できる。ハン・ソロについてより多くを知るためにも、私たちが多面性のある女性キャラクターを必要としていたことを、彼女はしっかりと理解していたね」と絶賛を贈っている。ハン・ソロの幼なじみであり、ミステリアスな美女キーラは、彼の人生に何をもたらし、いったいどんな活躍を見せるのか?その点にも注目していて。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は6月29日(金)より全国にて公開。『スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲』ほか『スター・ウォーズ』6作品はデジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年06月26日『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の主演俳優として、約3,000人のオーディションを勝ち抜き、若きハン・ソロに抜てきされた新星オールデン・エアエンライクが初来日。インタビューに応じ「毎日が挑戦」だった過酷な撮影をふり返った。■「この挑戦を受けて立つって決めたんだ」俳優にとって、まさに銀河一の“賭け”と呼ぶにふさわしい本作への出演。映画史に燦然と輝く「スター・ウォーズ」シリーズにおいて、一、二を争う人気キャラクターであるハン・ソロの若き日を演じることは、偉大なチャンスであり、リスクでもある。オールデン自身も「ファンの期待と不安を考えると、プレッシャーがないわけなかった」と認めるが、一方で「この挑戦を受けて立つって決めたんだ」と胸を張る。「純粋に役柄に向き合うという意味では、これまでと同じだからね。雑念を遠ざけて、役作りに集中したんだ。10代の頃から俳優を続けて、いろんな失敗や挫折も経験した。けれど、それらを打破した先にある解放感も知っているから、自然とリスクを恐れなくなったんだ」。その度胸と勝負強さこそが、ハン・ソロの魅力であり、オールデンが本作の主演にふさわしい資質である。■「ハンは理想主義者で、夢見る男」現在28歳のオールデン。アメリカ西海岸で生まれ育った少年の生活には、当然「スター・ウォーズ」が“文化”として、しっかりと根付いていた。「VHSやDVDがあるから、もうリアルタイムかどうかなんて関係ない。子どもの頃はハン・ソロのアクションフィギュアで遊んだり、ルークになりきってライトセーバーを振り回していた」のだとか。「ハンは理想主義者で、夢見る男なんだ。欠点もあるけど、とてもエモーショナルで、つまりとっても人間的。いまも昔も最も感情移入できるキャラクターだよ。だから、役作りでは“リアルさ”を一番意識した。もちろん、誰もが“その後のハン・ソロ”を知っているから、一貫性も忘れてはいけない。そのバランス感覚が、演じる上での難しさであり、楽しさだった」■「ロン・ハワード監督は、すばらしいリーダー」撮影も終盤に差しかかったタイミングで、フィル・ロード&クリス・ミラーのコンビ監督が降板。オールデンは若きハン・ソロがそうであるように、この緊急事態をあふれるガッツで乗り切った。「フィルとクリスが大好きだったから、彼らが目指した方向性が実現しなかったのは残念でもある。でも、脚本が強固だったから、不安はなかったな。それに新たに指揮をとるのがロン・ハワード監督だと知れば、ワクワクせずにはいられなかった。実際、すばらしいリーダーで、この映画を見事に救ってくれたんだから」ハン・ソロを演じるオールデンにとって、最高の瞬間は「言うまでもなく、ミレニアム・ファルコン号の操縦席に座った瞬間」だといい、「本当に信じられなかった。作品全体を通して、CGよりも実物にこだわる撮影だったから、操縦するシーンでも、実際に目の前のスクリーンに宇宙の映像が映し出されていた。すばらしい環境で、演技を楽しむことができたよ」■ハリソン・フォードが、若きハン・ソロに送った助言とは?過去シリーズ4作品で、ハン・ソロを演じるベテラン俳優のハリソン・フォードは、オールデンについて「本当に頭が良くて素晴らしい。彼がやったハン・ソロの演技を見て、とても賢いと思ったんだ」と絶賛。オールデン本人もハリソンと対面し「信じられない体験だった」と声を弾ませる。「ハン・ソロを演じるうえで、必要なことはすべて教えてもらったし、重要な助言ももらったよ。どんな内容かって?ハリソンから『口外するな』ってクギを刺されているんだ(笑)。ハリソンもこの映画を気に入ってくれたそうで、とても光栄だよ」若きハン・ソロの大冒険は、オールデン自身を俳優として成長させる重要なターニングポイントとなった。「ハンはうぬぼれ屋な一面もあるけど、結果的には自分のポテンシャルを証明した。僕自身にとっても、今回の経験は、想像しがたいくらいの冒険と挑戦だったんだ。超大作ならではの現場で、学ぶことも多かったから、いままでにない達成感を味わっているよ」。そう語るオールデンの視線の先には、希望と可能性に満ちた銀河が無限に広がっているはずだ。(text: Ryo Uchida/photo:You Ishii)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年06月25日いよいよ今月29日に「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が公開初日を迎えるが、これから夏にかけて洋画の大作が続々と公開される。作品の完成度が保証されていると言っても過言ではない人気シリーズぞろい。注目の4作品を紹介する。○■『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)「スター・ウォーズ」シリーズ最新作の中でも、ファンを中心に特に人気の高いキャラクター、ハン・ソロ。彼が銀河最速のパイロットになるまでの知られざる若き日が描かれる。コーエン兄弟の『ヘイル、シーザー!』の出演で人気を博した若手注目株、オールデン・エアエンライクが主人公の若きハン・ソロを熱演。監督は『ダヴィンチ・コード』や『ビューティフル・マインド』などのロン・ハワードが務めた。今月、オールデンとロン・ハワード、そして、ハン・ソロの相棒・チューバッカが来日。ジャパンプレミアには約1000人の観客が駆けつけ、期待の高さをうかがわせた。○■『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)巨匠スティーヴン・スピルバーグが生み出した「ジュラシック・パーク」シリーズが、2015年に『ジュラシック・ワールド』として新たにスクリーンに登場し大ヒットを記録したが、今夏、最新作が公開される。前作に引き続き、クリス・プラットを主演を務め、崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」が再び舞台に。島にある火山に大噴火の予兆が現れ、オーウェン(クリス・プラット)は、危険を承知の上で恐竜たちを救出するのかどうか、究極の選択を迫られる。2015年に世界No.1の興行収入を記録したメガヒット作の続編として大きな注目を集めている。○■『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(8月3日公開)トム・クルーズの代名詞ともいえる人気シリーズの最新作が再びやってくる。トム演じるイーサン・ハントが、お馴染みのメンバーを含む精鋭チームを率いて、3つの都市を標的にしている核爆弾を食い止めるために奮闘することになるという。御年55歳のトムは、本作でも現役バリバリ。ビルからビルへ飛び移ったり、自らヘリコプターを運転してのカーチェイスならぬヘリチェイスまで危険度マックスのシーンに挑んだ。衰えを知らぬトムの姿と大迫力のアクションは、劇場で見なければもったいない。○■『アントマン&ワスプ』(8月31日公開)主人公スコット・ラングが、身長わずか1.5cmになれるスーツを着て最小ヒーロー"アントマン"として活躍するマーベル・スタジオ映画『アントマン』の最新作。元泥棒でバツイチ、愛娘ともなかなか会えず、現在もFBIの監視下に置かれているスコットの前に、新型スーツの力を手に入れた完璧ヒロイン”ワスプ”ことホープ・ヴァン・ダインと、”アントマン”スーツの開発者ピム博士が表れる。そして、1.5cmになれるという“アントマン”の秘密を狙っているという、謎の敵“ゴースト”が登場。この強敵にアントマンたちはどう立ち向かっていくのか。新感覚のサイズ感とスケール感、そしてコメディセンスにも期待だ。
2018年06月22日ウェザーアイテムのスペシャリティストア、ハンウェイ(HANWAY)が、画家・イラストレーターの田中麻記子とコラボレーションした「オールウェザー日傘」を、7月1日に発売する。左からロートレック、プロヴァンス、ジヴェルニー、ルソー、アルザスミニスタイル(各1万2,000円)「オールウェザー日傘」は、晴れの日にも雨の日にも使える晴雨兼用のアイテム。生地素材には、日よけのUVカットと遮光加工、雨よけの撥水と防水加工を施したポリエステル生地を使用している。今回のコラボレーションアイテムは、田中麻記子が特別に描き下ろした、フランスにオマージュを寄せた色彩鮮やかな作品が落とし込まれ、使いやすさとデザイン性を兼ね備えるアイテムとなっている。柄は5種類で、各柄ショートとミニの2スタイルで展開。ジヴェルニー(1万2,000円)作品のテーマは「フランスの画家と地方へのオマージュ」。画家のルソーとロートレック、地方はプロヴァンスとアルザス、両方に通じるモネとジヴェルニーの5種類。今回のコラボレーションについて田中は、傘のデザインは初めてだったが、広げたその絵が万華鏡のようになった瞬間、私の想像を遥かに超えて、雨の日や日差しの強い日が待ち遠しくなるようなプロダクトとなった、と語っている。日常が楽しくなる傘で、これからの季節を心地よく過ごしてみては。
2018年06月22日ハン・ソロの知られざる若き日を描く『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』から、オールデン・エアエンライク、ロン・ハワード監督、チューバッカが来日し、ジャパンプレミアに登場。さらに、本作でカメオ声優を務めた及川光博らも登場し、この豪華キャストと対面を果たした。この日の会場には、ハン・ソロやチューバッカなどのコスプレをしたファン、約1000人と大勢のマスコミが駆けつけていた。そしてついに、若きハン・ソロ役のオールデン、ハワード監督、ハン・ソロの生涯の相棒・チューバッカが登場すると、会場からは割れんばかりの大歓声が起こった。■オールデン初来日! ハン・ソロの魅力は「人間的な所」今回初来日となったオールデンは、「日本に来られて本当に嬉しい。ずっと来たかった国だったから、こんなに温かく歓迎してくれて感激だよ」と挨拶。そして、シリーズの中でも絶大な人気を誇るキャラクターであるハン・ソロの魅力については、「実際に演じてみてとても“人間的”な所が魅力だと思う。自信があるときもあれば、怖がっているときもあり、『スター・ウォーズ』シリーズの中で最も共感できるキャラクターだと思う」と力説した。■本作も日本文化が影響…?日本文化から多大な影響を受けている「スター・ウォーズ」だが、本作においてハワード監督からは「ハン・ソロとベケットの師弟関係に日本の影響があると思う。また、悪役ドライデン・ヴォスのパーティーのシーンに出てくるドレスやスーツは日本文化の影響を受けているよ」といった秘話も飛び出した。■“カメオ声優”大興奮! 「『エピソード5』好きにはたまらない」またこの日は、「スター・ウォーズ」の大ファンで、本作にはなんと、“カメオ声優”として日本語吹き替え版に出演している及川さん、JAXA宇宙飛行士の野口聡一、お笑いコンビ「ミキ」(出演は亜生のみ)も登場。及川さんは、「スター・デストロイヤー型の抱き枕が欲しい及川です。『エピソード5』好きにはたまらないシーンが満載で、もう目が足りないという感じの映画です。脚本はもちろん音楽も素晴らしい。ちなみに、マントが大好きなランド・カルリジアンが大好きです!」と大興奮!今月結婚したばかりの昴生さんは、前日に奥さんと『エピソード1』を観ていたそうで、「『アナキンは誰?』と言われて、『後のダース・ベイダーになるよ』と言ったら、『こんなかわいい子が…』って驚いてた奥さんが可愛かったです」とノロけてみせ、一方、亜生さんは「僕はカメオ声優で出演させて頂いたのですが、お兄ちゃんと2人で出たいと言ったら、お兄ちゃんはSWの世界観を壊すと言われて僕だけ出ました(笑)」と明かす。そして、ファン歴40年以上だという野口さんは、「実はまた宇宙に行くのですが、宇宙でも信頼できるバディを作ることは大切なんです。本作でチューバッカとハン・ソロがどうやって信頼できるバディになったのかしっかりと映画を見て次のフライトに活かしたいです」とコメントした。■及川からオールデン&ハワード監督へ質問もまた4人を代表して、及川さんがオールデンやハワード監督に質問する場面も。初めてミレニアム・ファルコンに乗ったときの感想を聞かれると、オールデンは「本当に最高の気分だったよ!とにかく素晴らしい船なので、乗った瞬間とてもワクワクしたんだ」と笑顔を見せた。さらに、2人にシリーズでハン・ソロ以外の一番好きなキャラクターを聞くと、オールデンは真っ先に「ヨーダ!!」と答え、ハワード監督は「僕はチューバッカだね」と言うと、登壇したチューバッカも大喜び。そして今回は、『エピソード5』での歴史に残るワンシーン、「I love you」(レイア)、「I know」(ハン・ソロ)と言うシーンを再現するかのように、オールデンが「ニッポン、ダイスキ!!」と叫び、「I know!!」と応える一幕もあり、ファンにとっても特別なイベントとなっていた。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は6月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年06月13日お笑いコンビのミキが12日、東京・六本木ヒルズ アリーナで行われた映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)のジャパン・プレミア レッドカーペット・イベントに登場した。今月1日に9年間交際していた一般女性と結婚した兄・昴生は、会場のファンから「結婚おめでとう」と祝福され、「ありがとうございます。私事で、結婚しまして…」と感謝。弟・亜生が、隣にいたチューバッカを指して「奥さんがそっくり」といじると、昴生は「レイア姫のような奥さん」と訂正して笑いを誘い、奥さんと一緒に「スター・ウォーズ」を見たという幸せな新婚エピソードを明かした。本作では、亜生のみ日本語吹き替え版でカメオ声優に抜てき。亜生は「僕はお兄ちゃんと2人で出たいと言ったところ、スター・ウォーズさん側から『彼の声はスター・ウォーズの世界観を崩す』ということでなくなりました」と明かし、昴生は「次回は出たい」と願望を口にした。同作は、「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロの知られざる若き日を描いた物語。イベントには、来日を果たした若きハン・ソロ役俳優オールデン・エアエンライク、ロン・ハワード監督、ハン・ソロの相棒・チューバッカ、そして、ミキ・亜生と同様に日本語吹替え版でカメオ声優を務めた俳優で歌手の及川光博、宇宙飛行士の野口総一も駆けつけた。
2018年06月12日映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)のジャパン・プレミア レッドカーペットイベントが12日、東京・六本木ヒルズ アリーナで行われ、若きハン・ソロを演じた主演俳優のオールデン・エアエンライク、ロン・ハワード監督、ハン・ソロの相棒・チューバッカが登壇した。3人は、「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロの知られざる若き日を描いた同作を引っさげ来日。チューバッカやストームトルーパーなどコスプレをした熱烈なSWファンなど観客約1,000人が駆けつける中、レッドカーペットに姿を現すと会場は熱気に包まれた。オールデンと監督は、サインや写真撮影に丁寧に対応し、ファンを喜ばせた。ステージでのトークセッションでは、監督は「日本が大好きで、来日した時はいつも最高の経験をさせてもらっている。日本は映画に対しても熱く、『スター・ウォーズ』の最も熱いファンがいる国と言っていいのでは!」と日本への思いを語り、初来日のオールデンも「日本に来ることができてうれしく思っています。温かく歓迎してくださってうれしいです」と感激した様子。そして、チューバッカのあいさつも「ここに来ることができて喜んでいます」と通訳して会場を沸かせた。また、監督は長年ハン・ソロを演じてきたハリソン・フォードから、ハン・ソロの精神を教わったと言い、「1つは、いつも自信があるわけではない。なくてもあるふりをする。もう1つは、自分がハン・ソロを演じる前に、ジョージ・ルーカスが生んだということ。今回はオールデンが自分のハン・ソロを演じられるように背中を押してほしいと言われました」と明かした。オールデンも、ハリソン・フォードについて「撮影前に一緒にランチをする機会があったのですが、ロサンゼルスでインタビューを受けているときに彼が突然現れてびっくりすることがあり、数年ぶりにお会いすることができました」と明かし、「2度もこの作品を見てくださって、とても喜んで気に入ってくれて、温かい言葉をいただき光栄に思っています」とうれしそうに話した。日本の「スター・ウォーズ」ファン代表として日本語吹替え版でカメオ声優に抜てきされた俳優で歌手の及川光博、宇宙飛行士の野口総一、お笑いコンビ・ミキも登壇し、来日ゲストとの交流が実現。イベントの最後は、オールデンの「ニッポン、大スキ!」というメッセージに観客が「I know」と答え、レイア姫とハン・ソロの名ゼリフ「I love you」「I know」のコール&レスポンスで盛り上がった。
2018年06月12日“若きハン・ソロ”の冒険と成長を描いたシリーズ最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の来日会見が6月11日(月)、都内で行われ、主演のオールデン・エアエンライク、ロン・ハワード監督、そしてハン・ソロの相棒チューバッカが登壇した。壇上に登場したチューバッカは、マイクを握るとお馴染みの唸り声をあげて、駆け付けた報道陣に挨拶。隣に立ったオールデンが「日本が大好き。来日できて、ワクワクしている…って言っているよ」と“ウーキー語”を通訳し、息の合ったバディぶりを披露していた。■新星オールデンに、ハリソン・フォードが送ったアドバイスとは?名優ハリソン・フォードから受け継ぎ、若きハン・ソロを演じるのが、3000人以上の中からオーディションで役を勝ち取ったオールデン。「ファンの期待や不安…、いろんなプレッシャーは確かにあったけど、僕自身にとってはハン・ソロを演じること自体が大冒険。誰もが知るハン・ソロという人物を、夢を追い求めるリアルな若者として、物語で伝えたかった」とふり返った。撮影を前に、ハリソンと対面し、なんと彼が所有する飛行機の格納庫で言葉を交わしたといい「必要なことは何でも教えてくれたし、大切なアドバイスもたくさんもらった。ただ、どんな内容かは口外しないって約束なんだ」。完成した本編を見たハリソンは、映画を大いに気に入っているそうで「僕らにとっては、何より大事なこと」と胸を張った。■撮影現場に、ジョージ・ルーカス降臨!「みんな大興奮だった」ハワード監督は、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスが、若き日にメガホンを取った青春映画『アメリカン・グラフィティ』に俳優として出演しており、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の監督をルーカスから直々にオファーされたほど親交の深い間柄。本作においては、監督交代劇を受けて、メガホンを引き継いだ経緯があるが「なんと僕がメガホンをとる初日に、ルーカスが現場に来てくれた」のだとか。「もちろん、現場はみんな大興奮だった。ルーカスはといえば、現場を静かに見守ってくれた。ただ、ハン・ソロのある所作については『ハンはああいう風にはしない』って教えてくれて、オールデンに直接指導してくれた。確かに、ルーカスの意見通りにやると、まさしくハン・ソロって感じだったよ」(ハワード監督)。映画本編については「ルーカスは良かったと言ってくれた」と肯定的に捉えていることを明かした。■カメオ出演の市川海老蔵が登場、麗禾ちゃんと勸玄くんと一緒に「ハン・ソロ見たい」来日会見には日本語吹き替えにてカメオ出演を果たした歌舞伎俳優の市川海老蔵が登場。父・十二代目市川團十郎さんの影響で幼少期から「スター・ウォーズ」の大ファンだといい、「父が私を映画館に初めて連れて行ってくれたのが『スター・ウォーズ』。新宿の映画館だったと思いますが、忘れられないです」としみじみ。いまでは、2人の子ども麗禾ちゃんと勸玄くんと一緒に自宅でDVDを見ているそうで「今回は2人を新宿の映画館に連れて行き、『ハン・ソロ』を見たいですね」と目を細めていた。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は6月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年06月11日「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロの知られざる若き日を描いた映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が6月29日に公開される。若きハン・ソロ役は3,000人以上の中からオーディションで抜てきされた若手実力派俳優オールデン・エアエンライクが演じているが、長年ハン・ソロを演じてきたハリソン・フォードもオールデンの才能に太鼓判を押している。半年におよぶオーディションで若きハン・ソロ役を勝ち取ったオールデンは「オーディションの過程で僕は6回テストがあったよ。そのうちの一つがハン・ソロの愛機ミレニアム・ファルコンにチューバッカと一緒に乗るシーンのテストだったんだ。あれは最高の経験だったよ」と説明。ハン・ソロを演じるためには、チューバッカと、ミレニアム・ファルコンとの相性が必要不可欠。ファルコンの中にいる姿はハン・ソロに見えるのか? チューバッカの隣にいて違和感はないのか? 実際にファルコンに乗って審査された。そんな過酷なオーディションをクリアして見事ハン・ソロ役に決まったオールデンだが、長年ハン・ソロを演じてきたハリソン・フォードも、「彼なら若きハン・ソロを演じられる」と実際に会って確信したという。「私はオールデンのことをものすごくリスペクトしているんだ。彼にどう演じるべきかなんて言いたくはないし、私の真似をする必要はない。彼はものすごく才能豊かな頭の良い男だからね」と太鼓判。チューバッカやファルコン、SWのレジェンドであるハリソン・フォードからも“ハン・ソロ”として認められたオールデンには、ハン・ソロのユーモアセンスや仲間思いなところ、男らしさなど、その魅力が備わっている。また、ロン・ハワード監督も「オールデンはすでに映画業界でとても良い評判だったんだ。人々は彼がとても才能ある俳優だということをすでに知っていた。彼は本当に素晴らしい仕事をしたと思う」と絶賛している。実はオールデンは10代の頃に偶然スティーヴン・スピルバーグに才能を見出され、フランシス・フォード・コッポラ監督作『テトロ 過去を殺した男』で映画デビュー。そしてウディ・アレンやコーエン兄弟(ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン)、パク・チャヌクなど、ハリウッドで活躍する巨匠たちの作品に出演し実力を磨いてきた。『ヘイル、シーザー!』ではジョージ・クルーニーやスカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら大スターたちと肩を並べる重要なキャラクターの一人を演じており、大ブレイク間近だった。そしていよいよ本作で主役の座を勝ち取り、世界中から大きな注目を集めることに。一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たしたオールデンに注目だ。(C)2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2018年06月08日歌舞伎俳優の市川海老蔵、俳優で歌手の及川光博、宇宙飛行士の野口総一らが、「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロの若き日を描いた映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)の日本語吹替え版でカメオ声優を務めることが5日、明らかになった。ハン・ソロはいかにして生涯の相棒チューバッカと出会い、愛すべき悪党“ハン・ソロ”となったのか、知られざる若き日が明らかになる同作。このたび、日本語吹替版に各界を代表する「スター・ウォーズ」ファンの著名人5人が、カメオ声優として出演することが決定した。日本文化を担う歌舞伎界からは市川海老蔵、俳優・アーティスト界からは筋金入りの「スター・ウォーズ」ファンである及川光博。自身が宇宙を目指すきっかけとなったのが「スター・ウォーズ」との出会いだったという宇宙飛行士の野口総一。アーティスト界からはOKAMOTO’S のベーシスト、ハマ・オカモト。そして、お笑い界からは「スター・ウォーズ」漫才を作ってしまうほどの熱烈ファン、ミキの亜生が抜てきされた。「スター・ウォーズ」シリーズはこれまで世界を代表する「スター・ウォーズ」ファンがカメオ出演して来た歴史がある。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)では俳優のダニエル・クレイグがストーム・トルーパー役で出演、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17)では、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)のメガホンをとったギャレス・エドワーズ監督や、俳優のジョセフ・ゴードン=レヴィットもカメオ出演していた。更に同作には、イギリス王室のヘンリー王子がカメオ出演していたことでも話題となった。彼らは全員、大の「スター・ウォーズ」ファンで知られ、「スター・ウォーズ」シリーズにおいてカメオ出演は、風物詩としてファンの楽しみの一つとなっており、日本でも日本語吹替版で各界を代表する「スター・ウォーズ」ファンが選ばれることとなった。5人のコメントは以下の通り。■市川海老蔵世界中にファンの多いスター・ウォーズの映画に声優として参加させて頂き大変光栄に思っております。そして何よりもスター・ウォーズ・ファンの皆様に楽しんで頂ければ幸いです。■及川光博SWファン歴40年。日々、ダークサイドに気をつけています。またライブの本番前には、フォースを感じるよう心がけています。その甲斐あってか『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』にカメオ出演することとなりました!! 決まったときは、タイムマシンで過去にさかのぼって8歳の僕に教えてやりたい!と思いました(笑)。ともあれ興奮と喜びで…なんか若返ってます■野口総一子供のころから大ファンだった「スター・ウォーズ」シリーズの劇場最新作の日本語版にカメオ出演させて頂き、たいへんに感激しております。40年以上にわたりSFファン、そして宇宙ファンを魅了してきた「スター・ウォーズ」、今後も全世界、いや全銀河系にその魅力を発信し続けて欲しいです!!!■ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)“感慨無量”この言葉しか出てきません。僕は幸せ者です。■ミキ・亜生このお話をいただいた時は、バラエティーのドッキリ企画だと思いました。「どうせ現場に行って穴に落とされたりするんだろうなぁ」と思ってたのですが、マネージャーから「本当のスター・ウォーズのお仕事です」と言われ、うれしい反面「スター・ウォーズを汚すような芝居はできひん」というすごいプレッシャーに襲われました。本当に一番大好きな作品で、好きすぎてスター・ウォーズ漫才もしてるくらいです! 自分がスター・ウォーズに少しでも携われるのが夢みたいです!! これは一生の思い出です。おじいちゃんになっても自慢したいと思います!!(C)2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2018年06月06日全人類が待ち望んだ、映画を超えた史上空前のエンターテインメント「スター・ウォーズ」のアナザーストーリー『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。この度、日本語吹き替え版に各界を代表する「スター・ウォーズ」ファンの著名人5人が、カメオ声優として出演することが決定した。「スター・ウォーズ」シリーズはこれまで、世界を代表する各界のファンが、カメオ出演して来た歴史がある。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、俳優のダニエル・クレイグがストーム・トルーパー役で出演。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のギャレス・エドワーズ監督や、俳優のジョセフ・ゴードン=レヴィットもカメオ出演していたことがある。更に同作には、イギリス王室のヘンリー王子までも出演していたことで大きな注目を浴びた。それだけカメオ出演は、ファンの間でも風物詩と楽しみの一つとなっているほどである。そしてこの度、日本を代表する「スターウォーズ」ファンとして吹替えにてカメオ出演することが決まったのは5名。日本文化を担う歌舞伎界から、市川海老蔵。俳優界からは、日々ダークサイドに気をつけ、ライブの本番前にはフォースを感じるよう、心がけているという及川光博。子どものころから大ファンで、自身が宇宙を目指すきっかけとなったのが「スター・ウォーズ」との出会いだったという、宇宙飛行士の野口聡一。音楽界からは若者を中心に絶大な人気を誇るバンド「OKAMOTO’S」のベーシスト、ハマ・オカモト。お笑い界からは「スター・ウォーズ」漫才を作ってしまうほど大ファンで、最初はオファー自体がドッキリだと思った、お笑いコンビ「ミキ」の亜生。いずれも各界を代表する「スター・ウォーズ」ファンが集結し、更なる驚きと感動を加えることになりそうだ。現在、各人が演じる役の内容は公表されていないが、作品のストーリーと合わせて、どの人がどの役でカメオ声優として出演をしているのか探すのも、大きな楽しみの一つとなるだろう。日本語吹き替え版で各界を代表する「スター・ウォーズ」ファンが、スクリーンでどんな活躍を見せてくれるのか、是非チェックして。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は6月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年06月06日ジョージ・ルーカスも駆けつけたLAのワールドプレミア、カンヌ国際映画祭でのお披露目に続き、世界各国で公開が始まった『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』。監督交代劇など波乱もあった同作だが、実際にはファンの不安を吹き飛ばす痛快作に仕上がった。■『スター・ウォーズ』史上最高齢監督、ロン・ハワードが見せた“原点回帰”撮影も終盤に差しかかったタイミングで、巻き起こった監督交代劇。新たにメガホンを託されたロン・ハワード監督は、ルーカスからの信頼も厚く『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)を手がける予定もあったヒットメーカーだが、ここ最近は監督作のクオリティにバラつきがあり、正直「大丈夫かな?」と不安に思ったファンも多いはず。ライアン・ジョンソン(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』)をはじめ、40代の俊英監督が腕を振るう傾向から一転、現在64歳という「スター・ウォーズ」史上最高齢監督(*撮影時)である点も、若干気になる…。けれども、実際には、ハワード監督がオリジナル3部作の衝撃と興奮をリアルタイムで体感している世代であることが有利に働いた。奇をてらわず、シンプルで力強い…つまり、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』がもつ王道テイストに“原点回帰”し、誰もが知るハン・ソロの人物像を掘り下げ、魅力をさらに磨き上げることに成功した。■「3000人から選ばれた」オールデン・エアエンライクは、役にハマっている?もう1つ、ファンの不安といえば、主演=若き日のハン・ソロを演じる俳優のオールデン・エアエンライクが、「役にハマっているか?」という点だろう。結論から言えば、観客が十二分に感情移入できる存在感を放っている。確かに、ハリソン・フォードの面影はほとんど感じないが、ハン・ソロの人間性――うぬぼれ屋でシニカル、楽天家でユニーク、そして誰よりも頭がキレる――を見事に体現し、アウトローの精神を体現した。“ハン・ソロ”の意外な名付け親、チューバッカとの出会い、そしてミレニアム・ファルコン号の操縦席につくドラマチックな展開を通して、胸躍る冒険とほろ苦い挫折を経験し、自らの人生に一歩を踏み出す姿を演じるのは、やはり、いまはまだ発展途上なエアエンライクであるべき。強いて難点をいえば、色気が足りない点。今後、ハン・ソロ役で複数タイトルの契約を結んだとの報道もあり、彼がいかにハン・ソロを育て上げるかも注目したい。■『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ってどんな映画?痛快であり「フレッシュだけど、どこか懐かしい」。そんな味わいが楽しめる、アナザー・ストーリーらしい仕上がりだ。「スター・ウォーズ」に関する予備知識が一切いらない、という意味でも、観客を選ばない間口の広さが『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の大きな魅力になっている。各キャラクターの色合いも鮮やかで、それぞれが強いインパクトを残す。彼らが繰り広げる“駆け引き”もスリリングで、クライムサスペンスの要素も。そして、壮大な青春映画でもある。まるでジョージ・ルーカスの初期の大ヒット作にして、当時俳優だったロン・ハワードが出演した『アメリカン・グラフィティ』(1973)が45年の時空を超えて、よみがえった…というのは、ほめ過ぎかもしれないが、恐らくルーカスは本作を気に入っているはずだ。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は6月29日(金)より全国にて公開。(TEXT:Ryo Uchida)(text:Ryo Uchida)■関連作品:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018年6月29日より全国にて公開© 2018 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2018年05月24日