『トップガン マーヴェリック』『恋するプリテンダー』のグレン・パウエルが主演、『ジュラシック・ワールド』の製作陣が贈る映画『ツイスターズ』から場面写真が解禁となった。オクラホマ州で地球が生んだ、最強モンスター巨大竜巻〈ツイスターズ〉が群れをなして発生。気象学の天才、竜巻チェイサーら、知識も性格もバラバラな寄せ集めチームが無謀ともいえる危険な“竜巻破壊計画”で立ち向っていく――。竜巻チェイサー・タイラーを演じるのが、青年期のブラッド・ピットの躍進を彷彿とさせ、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のグレン・パウエルだ。本作『ツイスターズ』でグレンが演じるタイラー・オーウェンズは、竜巻を追いかけ衝撃的な映像を届ける命知らずの竜巻チェイサー兼人気映像クリエイター。解禁となった場面写真では、サングラスをつけカウボーイハットをかぶったタイラーのカリスマ的存在感が溢れ出ている。また、いまにも強風で飛ばされそうな仲間を必死に掴む頼もしい姿が映し出された緊張感あふれる場面も解禁となり、劇中での活躍に期待が高まるばかり。映画『ダークナイト ライジング』『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』、宇宙飛行士を演じた『ドリーム』や、ドラマ「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」といった話題作に出演し、その度に人々の記憶に鮮烈なインパクトを与え続けてきた。そして、トム・クルーズ主演の世界的大ヒット作『トップガン マーヴェリック』の不遜なパイロット“ハングマン”役で大人気に。トム演じるマーヴェリックから飛行の指導と訓練を受け、ド迫力の空中戦で<戦闘機>との戦いに挑んだ。実際にパイロット免許も取得するほどの努力と役者魂を見せたグレンは、同作の続編でトムと再タッグを組むことも発表されている。グレン・パウエル Photo by Vivien Killilea/Getty Images for Paramount Picturesその煌めきはそのままに、ハングマンとは全く異なる役柄で世界中を魅了しているのが、全世界興収300億円超えで令和のラブコメ史上No.1の大ヒットを記録、アメリカで社会現象を巻き起こした映画『恋するプリテンダー』が公開中。あることをきっかけにフェイク・カップルを完璧に装おうとするベン役で、意地とプライドをかけたコミカルな<恋>との戦いに挑んでおり、その人気をさらに強固なものにしている。さらに、脚本も手掛けた主演アクションコメディ映画『Hit Man/ヒットマン』の配信も控えている。そしてこの夏、戦いを挑むのは直径2000m×時速500kmにも及ぶ群れをなして異常発生する史上最大級の最強モンスター巨大竜巻<ツイスターズ>。役の幅広さ、観るものを魅了する圧倒的スター性、演技力、身体能力、そして知性…向かうところ敵なしの活躍を魅せる“グレパ”ことグレン・パウエルから目が離せない。また、本作には彼以外にも、ハリウッドを牽引する新世代俳優たちが勢揃い。グレン演じるタイラーとともに巨大竜巻に挑むチームに気象学の天才ケイトを、『ザリガニの鳴くところ』の繊細な演技で大ブレイクしたデイジー・エドガー=ジョーンズが熱演。ケイトが信頼を寄せる学生時代からの友人ハビ役を『トランスフォーマー/ビースト覚醒』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』などハリウッド超大作のオファーが引きも切らないアンソニー・ラモスが演じるほか、ブライドン・ペレア(『NOPE/ノープ』)、来年、新スーパーマンを演じるデヴィッド・コレンスウェット(『Superman』)などの新世代俳優たちの共演に世界中が注目している。キャストのみならず、『ジュラシック・ワールド』製作陣、『レヴェナント:蘇えりし者』の脚本、映画『ミナリ』でアメリカ・アカデミー賞6部門のノミネートに輝いたリー・アイザック・チョン監督がタッグを組み、“恐竜”をも超える最強モンスター巨大竜巻をかつてない壮大なスケールで描く。『ツイスターズ』は8月1日(木)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.恋するプリテンダー 2024年5月10日より全国にて公開ツイスターズ 2024年8月1日より全国にて公開© 2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.
2024年05月10日グレン・パウエルとアンソニー・マッキーが実話にもとづく映画『Monsanto』で共演することになった。ローラ・ダーンも出演する。タイトルのモンサントは、化学製品の会社。同社が製造する除草剤を使用して健康被害を受けた男性(マッキー)が訴訟をするという物語。パウエルは男性の弁護士を、ダーンはモンサントに勤務する科学者を演じる。監督は『アラモ』『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコック。パウエルの最近作は、来週日本公開の『恋するプリテンダー』。今月は、リチャード・リンクレイター監督の主演作『Hit Man』もアメリカで配信開始になる(日本は後に劇場公開予定)。マッキーの次回作は、来年公開予定のマーベル映画『Captain America:Brave New World』。文=猿渡由紀
2024年05月09日『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で知られるグレン・パウエルが、リブート版『バトルランナー』に主演すると発表された。監督はエドガー・ライト。原作はスティーブン・キングがリチャード・バックマンの名前で書いたSF小説。重病の娘を救う金を得るために、生死を賭ける残酷なリアリティ番組に出演する男性を描く。1987年の映画には、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演した。パウエルの最近作は、シドニー・スウィーニーと共演した恋愛コメディ『恋するプリテンダー』。日本公開は5月10日。また6月にはパウエルが主演とプロデューサーを兼任するリチャード・リンクレーター監督作『Hitman』がNetflixで配信開始される。文=猿渡由紀
2024年04月12日『トップガン マーヴェリック』でハングマン役を演じたグレン・パウエルが、同シリーズ第3弾について言及した。今月中旬、パラマウントで『トップガン』第3弾を企画中だと報じられて以来、グレンのもとにたくさんの人たちからメールが届いているという。グレンは「みんな私のことを、『何が起きているか知っているんじゃないか?』というように見てくるんです。まもなくものすごく楽しいことが発表されますよ…でも私には内緒にされていたんですけど」と近々正式発表があることをほのめかした。また、グレンは監督のジョセフ・コシンスキー、製作・主演のトム・クルーズ、製作のジェリー・ブラッカイマーと「よく話している」と語っており、「あることが起きつつあり、とてもおもしろそうなんだ。私はいつ戻れるのかわからないけれど、いつかきっとジェット機は待っていてくれると思います」とコメント。第2弾でルースター役を演じたマイルズ・テラーの続投も報じられている。前作から36年後の2022年に製作・公開された『トップガン マーヴェリック』。興行的に大成功しただけではなく、アカデミー賞で作品賞、脚色賞など計6部門の候補に挙がり、作品としても高い評価を得た。(賀来比呂美)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年01月23日『トップガン マーヴェリック』でハングマンを演じたグレン・パウエルが、スリラー映画に主演することになった。タイトルは『Huntington』。監督、脚本はジョン・パットン・フォード。1949年のイギリス映画『カインド・ハート』(日本劇場未公開)にインスピレーションを受けたストーリーで、パウエル演じる主人公は富豪の息子。自分が受け取れるはずの遺産を手にするためにどこまでもやる姿を描く、オリジナルよりもダークなトーンの映画になるらしい。製作はスタジオカナルとブループリント。A24が北米公開を手がける。パウエルが主演するロマンチックコメディ『Anybody But You』は、先月北米公開され、静かにヒットして、現在までに世界興収1億ドルを達成した。パウエルは今年、リチャード・リンクレーター監督の『Hit Man』と、ディザスター映画『ツイスター』の公開が控えている。文=猿渡由紀
2024年01月23日フランス系アメリカ人作家ゾーイ・パウエル(Zoë Powell)の日本初個展「Ethereal」が、2022年10月8日(土)より順次、東京のI’M OK 代官山・千駄ヶ谷・二子玉川にて開催される。ゾーイ・パウエルが日本初個展を開催ゾーイ・パウエルは、1994年シカゴに生まれた作家だ。陶芸と並行して生物学を学び、発生学や寄生虫学、植物学、形態学にも造詣が深いパウエルは、自ら採集した粘土や鉱物を素材に、有機的な造形の器を手がけている。作品のモチーフとなるのは、子宮や繭、種子のさやなど。脆弱な生命を包み込んで保護するための構造が有する象徴性や造形性に着目し、これらのモチーフを掛けあわせ、抽象化することで、彫刻のような器を生みだしている。日本では初となる単独展「Ethereal」では、洗練されつつも生命力が宿る、パウエルの作品の数々を紹介する。展覧会概要ゾーイ・パウエル「Ethereal」■I’M OK 代官山会期:2022年10月8日(土)〜10月16日(日)住所:東京都渋谷区猿楽町10-8 1F時間:11:00〜19:00■I’M OK 千駄ヶ谷会期:2022年10月22日(土)〜10月30日(日)住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-11-1時間:11:00〜19:30■I’M OK 二子玉川会期:2022年11月3日(木)〜11月13日(日)住所:東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川髙島屋S・C 南館 1F時間:11:00〜20:00※観覧料無料
2022年10月01日『キャロル』のプロデューサーが豪華英国俳優陣を迎えて贈る『帰らない日曜日』。その衣装を手掛けたのはアカデミー賞常連スタッフのサンディ・パウエル。その時代を反映した豪華絢爛な衣装を、以前組んだことのあるコリン・ファースとオリヴィア・コールマンが絶賛するインタビュー映像とメイキングカットが解禁となった。衣装を担当したサンディ・パウエルといえば、アカデミー賞を3度受賞し、『キャロル』や『シンデレラ』など数々の話題作の衣装デザインを手掛け、アカデミー賞史上最多の15回ノミネートという記録をもつ。本作のプロデューサーであるエリザベス・カールセンとスティーヴン・ウーリーとは長年の友人関係にあり、キャストからの信頼も厚い超一流スタッフである。その仕事ぶりは『女王陛下のお気に入り』でパウエルとコラボしたオリヴィアも「本当に天才」と絶賛するほど。「衣装のうち少なくとも2着は彼女の家にあった生地を使っています。私にはカーテンみたいに見えたのですが、彼女がアレンジしてピンで止めると、驚き!1920年代の衣装が出来上がったのです!」と、機転を利かせた職人技に驚きを隠せなかったという。また、コリンは昼食会のシーンで着用した緑色のウェストコートがお気に入りだそうで、「衣装は役を理解するのに非常に役に立ちます。プロジェクトの始めからサンディとよく話し合い、ニヴン氏というキャラクターの理解を深めました。彼女との会話のなかで、ニヴン氏は出版業者だというアイデアがでて、想像を膨らませました。彼女のように洞察力のある人と一緒に組むと、物事がよりクリアに見えてきます」と明かし、役作りの上で衣装が大きな役割をもたらしたと語っている。本作では、1920年代~1980年代に渡り、オデッサ・ヤング演じるメイドだったジェーンが小説家となって成功するまでの生涯を描いているが、どの年代のジェーンも赤を基調とした衣装を着用しているため、大ベテランであるグレンダ・ジャクソンが演じる後年の姿でも、ひと目で昔の彼女と同一人物だと観客に認識させることができる。豪華キャストと一流スタッフの才能が集結した愛の傑作には、観る者を魅了する煌びやかな衣装も必見だ。『帰らない日曜日』は新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帰らない日曜日 2022年5月27日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND NUMBER 9 FILMS SUNDAY LIMITED 2021 All rights reserved.
2022年05月27日『Travels with my Aunt(原題)』『ナイル殺人事件(1978年)』『テス』の3作品でアカデミー賞を受賞したアンソニー・パウエルが、先週末に亡くなったことが分かった。85歳だった。衣装デザイナー組合が、Facebookで発表した。同組合はアンソニーを「イギリスの伝説的な衣装デザイナー」と称賛し追悼。新型コロナウイルスの影響で、大規模とはいえないものの小規模なお別れ会が2人の姪によって開かれるという。アンソニーは前述の3作品でアカデミー賞を獲得しただけでなく、『ポランスキーの パイレーツ』『フック』『102』の3作品でノミネートを受けたというオスカーの常連衣装デザイナーだった。ほかの映画作品は、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』『ナインスゲート』など。最後の映画作品は2006年の『ミス・ポター』だった。映画芸術科学アカデミーはツイッターで「アンソニーは、クルエラ・ド・ヴィルからインディ・ジョーンズ、成長したピーター・パンまで、私たちの大好きな映画キャラの象徴的なルックスを作り上げてくれました。本当に寂しくなります」と功績を称えた。舞台の衣装デザイナーとしてキャリアをスタートさせたアンソニーは、1963年には「The School for Scandal」でトニー賞の衣装デザイン賞を受賞。最近ではパリ・シャトレ座で上演された「マイ・フェア・レディ」(2013)、「雨に唄えば」(2015)の豪華な衣装を手掛けた。衣装デザイナー組合は、2000年にアンソニーに功労賞を授与していた。(Hiromi Kaku)
2021年04月21日オトナの土ドラ「リテイク時をかける想い」の制作発表会見が12月1日(木)、都内にて開催され、出演の筒井道隆、成海璃子、浅野温子が出席。浅野さんが、ドヤ顔で爆笑トークを繰り広げた。同作は、未来からやってきたタイムトラベラーを専用の居住区に隔離し、保護観察下に置くことを極秘任務とする法務省民事局の戸籍管理課メンバーたちの奮闘を描く。筒井さんが戸籍管理課の課長・新谷真治を、成海さんが戸籍管理課職員・那須野薫を、浅野さんが戸籍管理課パート職員のパウエルまさ子を演じる。1話完結の構成で、ハラハラドキドキのちょっと泣けるストーリーを撮影しているという同作。浅野さんが演じるまさ子は、主に現場に出掛けて行く新谷と那須野を後方支援する役割。浅野さんは、自身が2人よりも年上で、同作がヒューマンドラマと聞いていたため、「落ち着いた芝居をしようと思った」と述懐。しかし、撮影が始まると、演出家から「ボス感が出過ぎちゃうので軽くやって下さい」と注意されたエピソードを明かした。クランクインしてから当初は、筒井さんと成海さんが外出先で調査を進める場面を撮影し、その後、浅野さんを加えた3人で管理課の部屋の中でのシーンを撮ったそうだ。成海さんは、浅野さんとの共演の感想を「役柄もそうですが、すごくパワフルで、私と筒井さんが衝撃を受けました。廊下で、『私たちって地味なのですね』と話したのです。それをすごく憶えています」とにっこり。会見では、ドラマの内容にちなんで、3人が写真で過去をふり返る企画が行われた。浅野さんの過去の写真は、25年前に連続ドラマ「101回目のプロポーズ」(1991年)でヒロインを演じた際のウエディングドレス姿のもの。ウエディングドレス姿の写真について、筒井さんは「おきれいです」と感想を言葉にした。が、浅野さんから腕をバシッと叩かれるとあわてて、「いまもおきれいです」と付け加えた。成海さんも「おきれいです」と続き、そんな筒井さんと成海さんに向かって、浅野さんは、“ボス感”丸出しのドヤ顔で「あとで私の部屋にいらっしゃい!」と一喝。一連のやり取りが笑いを誘った。オトナの土ドラ「リテイク時をかける想い」は毎週土曜日23時40分~フジテレビ系で12月3日(土)よりスタート(全8回予定)。(竹内みちまろ)
2016年12月01日俳優・筒井道隆が、12月3日(土)から放送されるオトナの土ドラ「リテイク(仮)」で主演を務めることが決定。筒井さんが連続ドラマで主演するのは、2009年放送のNHKドラマ「再生の町」以来7年ぶりとなる。主人公は運命に翻弄され、輝かしいキャリア、家族、友人、全てを失った男・新谷真治。彼の現在の役職は法務省民事局戸籍監理課課長。戸籍監理課は、同僚から「やってもやらなくてもいい仕事をしている課」と陰口を叩かれているが、彼らの本当の職務は、「未来からやってくるタイムトラベラーを、専用の居住区に隔離し、保護観察下に置く」という、法務大臣政務官からの極秘指令を遂行することだった――。近い将来、タイムマシンが開発され、現代には様々な目的を持ったタイムトラベラーがすでに来ているという。そんなタイムトラベラーが現代に影響をおよぼすのを未然にくい止め、その存在が国民に知られ混乱を招くのを防ぐべく、新設されたのが、戸籍監理課。物語は、そんな新谷たち戸籍監理課の奮闘を、1話完結形で描いていく。主人公・新谷を演じるのは、90年代トレンディドラマの代表「あすなろ白書」で脚光を浴び、その後ドラマ「王様のレストラン」、NHK大河ドラマ「新撰組!」に出演。11月19日(土)には出演映画『聖の青春』の公開を控えている。新谷は東大法学部を卒業し、法務省へ入省。その後、大学教授の娘と結婚し一女を授かり、順調にキャリアを築いていたが、2年前のある日、通勤列車内で痴漢容疑で逮捕。後に嫌疑不十分で不起訴処分とはなったものの、その出来事をきっかけに、家族、キャリア、友人など全てを失ってしまう。そして、現在は法務省の地下で、閑職と言われる戸籍監理課に勤務しているという役どころだ。筒井さんは「この話は、未来から来た人たちと交流する設定ですが、あまり“未来”という設定にとらわれすぎないように、出来るだけ普通にしつつ、少しだけ未来的なものを入れていければ」と語り、「おそらく、もう一度過去に戻ってやり直せればと考える人はけっこう多いのではと思います。この新谷という男も過去に戻れるなら戻りたいと思っていますが、たくさんの未来人や現代人と関わることによって、少しずつ考え方が変化し成長していくので、その辺りを楽しんでもらえればと思います」とコメント。さらに、新谷演じる筒井さんのほかにも、戸籍監理課の職員で新谷と行動を共にする那須野薫役に成海璃子、新谷の元妻・紗栄子の弟で刑事の柳井研二役に敦士、法務大臣政務官秘書・大西史子役におのののか、衆議院議員・法務大臣政務官の国東修三役に木下ほうか、大学時代の同級生である国東に頼まれ、パートの職員として戸籍監理課で働いており、イギリス人の夫を持つパウエルまさ子役に浅野温子がキャスティング。成海さんは「少し不思議な設定のドラマですが、楽しんで演じたい」と意気込み、「筒井さんとのコンビも楽しみ」と期待を語る。最初に台本を読んだときから面白い作品になりそうと思ったという浅野さんは「設定や内容でコミカルな部分もありますが、毎話しっかりとした人間ドラマが描かれています。また、私が演じさせて頂く、戸籍管理課のパウエルまさ子とほかのメンバーの掛け合いも楽しんで頂けると思います」と本作について話し、「楽しめる要素がたくさん詰まった作品ですので、私も視聴者の皆さまと一緒にこのドラマを楽しんでいきたいと思います」とコメントを寄せている。オトナの土ドラ「リテイク(仮)」は12月3日(土)23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送(全8話)。(cinemacafe.net)
2016年11月10日――映画の中でも存在感を放つケイト・ブランシェット演じる継母の衣装について教えてください。彼女は冷酷でいじわるな役どころなので、衣装のどこかに黒を使いました。そして、グリーンを多く使っています。私にとって、グリーンは嫉妬や強さを表す色で、可愛げや親しみのある色ではありません。強くて美しい色。まさに、悪役である継母のイメージですね。――継母の連れ子「ステップシスターズ」も、鮮やかな色彩と装飾で着飾っています。実は、彼女たちの衣装には本当に安い生地を採用しています。そうすることで、チープな輝き、つまり知性や内面からの美とは無縁のガサツな中身を表現しました。デコラティブな80年代的要素も取り入れています。例えば、2人が舞踏会に着て行くドレスには、ビビッドなカラーのドレスにメタリックなプリントを施し、さらに花のシルエットにカットした生地を重ねています。まさに、謙虚さを持ち合わせず、賢明でない姉妹を象徴するようなデザインですね。誰もが知るシンデレラのストーリーを華やかに彩る衣装は、デザインだけでなく登場人物のキャラクターを洞察することで生み出されている。彼女の手掛けた衣装は4月22日から都内2ヶ所で間近に見ることが可能。日本橋三越本店では、フェアリー・ゴッドマザーの魔法でシンデレラを美しく変身させるシーンを再現。フェアリー・ゴッドマザーの衣装と変身前のシンデレラのピンクのドレス、舞踏会にシンデレラを運ぶ馬車が展示される。また、三越銀座店ではシンデレラ、王子、継母、ステップシスターの衣装が展示される。伊勢丹新宿店<は「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」など、九つのブランドがシンデレラにインスパイアされてデザインしたオリジナルシューズを展示する(一部ブランドは受注販売可)。1/2に戻る。■サンディ・パウエルプロフィール1960年英国生まれ。「アビエイター」「恋に落ちたシェイクスピア」「ヴィクトリア女王 世紀の愛」の衣装デザインで3度のアカデミー賞に輝く衣装デザイナー。11年には映画業界の貢献を讃えられ大英帝国勲章を贈られた。
2015年04月13日4月25日に日本公開されるディズニー映画『シンデレラ』の衣装デザイナー、サンディ・パウエル(Sandy Powell)が来日。幻想的な現代のシンデレラの世界に生きるキャラクターの衣装に込められたメッセージを聞いた。――数々の歴史映画において、その時代の雰囲気を保ちながら、モダンな要素を備えた衣装を製作しています。映画のコスチュームデザインにおいて大切にしていることとは?私が映画の衣装デザインを手掛けるときは「もし私が映画の背景である時代のファッションデザイナーだったら、何をデザインするのか?」というところからイメージを広げていきます。それから、スクリーンの中でキャラクターを表現するのに「色」という要素も大切だと考えています。実際、今回シンデレラに登場するキャラクターたちにも、イメージにあった色の衣装をデザインしました。――『シンデレラ』全体の衣装の雰囲気はどのように構築したのでしょう。まず、シルエットについては、16世紀から19世紀までの様々な時代のファッションを考察しました。結果、今回は1940年代版19世紀ファッションという感じにするのが面白いと思い、それを採用することにしたの。ジョン・ガリアーノやクリスチャン・ディオールのように、普遍的なシルエットを現代の感性で再解釈していく作業でした。――シンデレラが舞踏会で着るブルーのドレスについて教えてください。彼女のドレスカラーは、最初からブルーにしようと考えていました。ブルーよりシンデレラに相応しい色はないと思ったからです。このドレスの深みのあるブルーを出すために、異なる素材や質感の生地を重ねています。一番上の生地はシルク。シルクやポリエステルなど、異なるテキスタイルを重ねることで、シンデレラが動き、ドレスに光が差し込む度に、新しい輝きを見せてくれるドレスに仕上げました。このドレスを製作するにあたり、20人のスタッフで延べ1万時間くらいかけています。――舞踏会でシンデレラが着たドレスには、1万個ほどのスワロフスキーのクリスタルが散りばめられているそうですね。このスワロフスキーや内側のテキスタイルがグリッター素材なのは、シンデレラの内面から溢れる美を表現するためでしょうか?その通り!それから、シンデレラのドレスの表面に使用したシルク生地もそうですが、上質な素材というのは気品のある表情を作り出してくれます。シルク生地から透けて見える輝きで、シンデレラの内から溢れ出る魅力を表現しました。このドレスの華やかな揺れや広がりを生み出すには、素材のセレクトも大切です。シンデレラのドレスの動きをCGによるものだと思う人もいるけれど、これはリアルです(笑)。――舞踏会のシーンには中国、インド、日本、ロシアなど、多くの国のお姫様が登場しますが、そのアイデアはどこから?これは台本にあったアイデアなの。シンデレラの舞台は、世界のどこかにある海辺の港街という設定で描かれています。その街中に異なる国々の人がいることで、ユニバーサルで現代的なシンデレラの世界を描くことを企図し、多様な文化を感じさせる人物を登場させています。2/2に続く。
2015年04月13日1980年代から“RUN DMC”や“Beastie Boys”、アンディ―・ウォーホル(Andy Warhol)といった名だたるアーティストの撮影に携わったことで知られる、ニューヨークを拠点に活動中のストリートフォトグラファー・Ricky Powell(リッキー パウエル)の個展が、東京・六本木のメルセデス・ベンツ・コネクションにて開催される。氏の個展が東京で開催されるのは今回が初となり、メルセデス・ベンツ日本株式会社主催のもとメルセデス・ベンツ G-classによってコラボレーションにて実現されたもの。Mercedes-Benz G-class初日にはリッキー本人による写真説明“WORLD FAMOUSRICKY POWELL SLIDE SHOW”も行われる。さらに、個展の開催を記念してファッションブランドとのコラボレーションアイテムをZOZOTOWN内にて販売。レディースブランドからはプランピーナッツ(plumpynuts)ほか、メンズブランドからはフェノメノン(PHENOMENON)、アタッチメント(ATTACHMENT)、ベドウィン&ザ・ハートブレイカーズ(BEDWIN&HEARTBREAKERS)といったいずれも東京を代表するブランドたち。アイテムは6月15日(金)まで受注を受け付け中。是非 特設サイト でチェックしてみよう。【イベント概要】開催日時:2012年6月8日(金)~15日(金) ※2012年6月7日はレセプションのみ会場:Mercedes-BenzConnection住所:東京都港区六本木7-8-1コラボレーションブランド・ATTACHMENT・BEDWIN&HEARTBREAKERS・COREMETALCRAFT・DELUXECLOTHING・FRANK・METAFHOR・MOM AVANTGARDE・PHENOMENON・plumpynuts・SWAGGER BLACK PLATINAM・TwoPoleRhythmkingRicky Powell : Photographerリッキー パウエル : 写真家1980年代後半から、ニューヨークを拠点に活動中のストリートフォトグラファー。写真の世界に魅入られたRicky Powellは、知り合いで当時はまだ新進気鋭のアーティストだったBeastie Boysと単なる遊び仲間として行動を共にし、彼らのプレイに顔を出したりしていた。その後Beastie Boysがフロリダで行われるRaising HellツアーでRun DMCと共演することになったのを聞いた彼は、かき氷の行商人の仕事を辞め、Beastie Boysのツアーバスに乗り込んだ。彼の撮ったツアーの写真は反響を呼び、その後’87年のLicense to Illツアー、Run DMCとのTogether Foreverツアー、そして‘92年のCheck Your Headツアー、‘94年の Lollapaloozaでの大成功へとつながることとになる。Rickyは非公式なDef Jamのクロニクル編集者として認知されており、また周知の通りLicensed to IllとPaul’s Boutiqueの時代の4番目のBeastie Boysメンバーとして知られている。彼の作品はNew York Times、New York Post、Daily News、Village Voice、Time、Newsweek、VIBE、Source、Rolling Stoneその他数多くの媒体で出版されている。最近ではWest Villageを拠点に活動している。これまでにそれら作品を編集した写真集を3冊出版している。そして、プロとしての活動25周年を祝した個展が各地で開催され好評を得ている。 リッキー パウエル公式サイト
2012年05月21日