黒羽麻璃央(右)、小池徹平(左)撮影/佐藤靖彦黒羽麻璃央(以下、黒羽)「ジュノンボーイになったころ、徹平くんは大先輩で神的存在だったけど、今はいい意味でそれがなくなって。先輩ではあるけど、部活だったらOBじゃなくて1つ上くらい、一緒に試合に出ているような」小池徹平(以下、小池)「麻璃央くんとは年の差を感じずに、自然に話が通じる」8歳差でジュノンボーイの先輩後輩という関係だが、そんな差を感じさせない仲のよさが伝わってくる2人。5月17日から始まるミュージカル『るろうに剣心京都編』で、主人公の緋村剣心役(小池)と敵の志々雄真実役(黒羽)で共演する。’20年に予定されていたがコロナ禍で一度中止になった作品が、2年越しの公演実現だ。キラキラ王子が豹変!?小池は『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)連載時から、黒羽は単行本で読んでからの、ともに原作の大ファン。黒羽は稽古期間中、自分が出演しない小池のシーンを見学しながら“ああ、剣心だ!頑張れ〜!”と心の中で叫んでいたという。黒羽「もう“るろ剣”が大好きなんです。徹平くんの柔らかい部分や人柄のよさが剣心にすごく投影されているし、しかもビジュアル面でも剣心のまんま。本当にすごいんです!」小池「ありがとう。でも照れるね。親に感謝しないと(笑)」写真だけ見ても、まるで漫画からそのまま出てきたような、生き写しか!? というくらいハマってる小池の剣心。この姿が舞台上で熱闘を繰り広げることを想像するだけで胸が熱くなる。対する黒羽と志々雄との共通点を小池に尋ねると。小池「志々雄は、方向性は違えど自分の正義というか心がしっかりある。その真っすぐさや情熱は、麻璃央くんと共通するんじゃないかと思います。悪役だから、ほかの共通点を探すのは難しいなあ(笑)。でも麻璃央くんってキラキラした役が多かった印象だけど、今回は包帯で顔を全部隠して、凶悪な敵役を演じる。それをすごく楽しんでいるなあという感じがします」黒羽「モラルに縛られず自分の信念を貫いているだけというキャラクターなので、やっていてめちゃめちゃ楽しいです。お芝居でしかこういうことって経験できないので、新鮮ですね(笑)」優しいキラキラ王子の黒羽が、どんな豹変ぶりを見せるのか。期待せずにはいられない。また、少年時代に夢中になって読んだという原作漫画について、特に魅力を感じた部分を聞いてみると。黒羽「剣の技の数々ですね。現実離れしていなくて、達人だったらできるんじゃないかという気になりました。そして幕末から明治初期という動乱を生きた男たちの中に、こういう人たちがいたんじゃないかと思えるようなリアリティー。実在の人物も出てくるし、そういうところが面白いなと思って読んでました」小池「僕も技や個性的なキャラクターがすごく好きでした。あと今になって、この作品の深さをより感じるようになって。剣心を通して、戦った仲間たちの道が開けていくというか。彼が人を優しく包み込んで、新しい道を示してあげる。そんな姿を非常にカッコいいと思うようになりましたね」食事と運動と楽しく笑うことここで黒羽から、小池の美貌の秘密を知りたいと質問が。小池「何もしてないよ〜(笑)」黒羽「だって36歳にまったく見えないですよ!」小池「大したことはやってないけど、確かに健康ではあるかもね。けっこう気を使ってる」黒羽「ジムに行ったり?」小池「稽古期間中とかは無理だけど、普段はピラティスをやったり。身体を動かすといいよね。あとは食事。最近は稽古に入る前にアレルギーが出るものを細かく調べて、数値が高いものはなるべく食べすぎないようにしてる。完全にやめるのは非常に難しいので、できる範囲で」黒羽「僕もアレルギーの検査をやったら、今までたくさん食べていたものでも合わないものがあって。量を減らして、食生活に気をつけるようにしたら、健康診断の結果がめっちゃよくなったんですよ。お医者さんに驚かれるくらい(笑)。睡眠の質もすごくよくなりました」小池「うん、変わるよね。あと、笑うことも大事かな。なるべく楽しい気持ちでいたいなと」そんな2人にとって、オフの楽しみは何なのだろう?黒羽「サウナかなあ」小池「一緒だ!行きたいねえ」黒羽「時間が空いたときに行くと、リセットできるんですよね。出てくる汗も、運動したときの汗と違って」小池「そうなんだよね。でも時間がなくて、なかなか行けないんだよなあ。あと、いい季節になってきたから、友達家族と集まってのんびりバーベキューとかしたいな。楽しそう」脚本/演出の小池修一郎が、今作の製作発表会見で、「徹平さんで『るろうに剣心』をやると決まったとき、演劇界の知り合いの方が“彼は本当にいい座長になるでしょうね”と話していて。謙虚ですれていなくて、剣心の持つ純粋さを体現できる方だと思います」と語っていた。黒羽も、「ほんと、そのとおりだと思います」と強くうなずく。黒羽「優しさや、まとう空気感、自然と人が集まってくる感じが、剣心と徹平くんは同じだなと思います。とにかく優しいんです、棘がないというか」小池「うれしいな。別に何もやってないんですけどね、僕は。麻璃央くんもとても優しくて、そこは志々雄と真逆だね」間もなく開幕。意気込みは?黒羽「出演が決まったとき、志々雄を任せてもらえるんだという喜びがすごく大きくて。難しいキャラクターですし、みなさんの求めるハードルもきっと高いところにあると思いますが、またひとつ新たな壁を与えてもらえてうれしい。すてきなものを届けるという一心で頑張ります!」小池「殺陣も激しくてカッコいいですし、楽曲も素敵なものばかり。IHIステージアラウンド東京という、360度客席が回転する特殊な劇場にぴったりな、壮大な作品です。劇場でないと体感できない興奮がたくさん詰まっているので、ぜひ遊びに来てほしいなと思っています」Q もし“るろうに剣心”の時代(明治初期)にタイムスリップしたら?「僕は農民がいいなあ。畑を耕して、お米を収穫して、というのを頑張りたい。剣心たちのように戦うのは、絶対にムリです(笑)。実際にその時代に行ってみたら考え方が変わるのかもしれないけど、今の状態で考えると、戦いには関わらずに生きていきたいですね」(黒羽)「勉強をして、船で外国に行きたいです。時代が大きく変わるときって、新しい考え方をいかに取り入れられるかが大事だと思うので。当時は今みたいに気軽に海外に行ける時代ではない分、ワクワクする感じもすごく強かっただろうから、それも味わってみたいです」(小池)ミュージカル『るろうに剣心京都編』日程/5月17日〜6月24日会場/IHIステージアラウンド東京出演/小池徹平黒羽麻璃央加藤和樹ほか公式サイト/(C)和月伸宏/集英社スタイリスト/【小池徹平】松下洋介、【黒羽麻璃央】ホカリキュウヘアメイク【小池徹平】【黒羽麻璃央】ともに宮内宏明(M’s factory)
2022年05月17日俳優の黒羽麻璃央が29日、都内で行われたミュージカル『るろうに剣心 京都編』の製作発表に出席した。原作は漫画家・和月伸宏氏による人気コミック。これまでに、アニメ、小説、そして、実写映画など様々なメディアで展開されてきたが、今回は原作の中でも特に人気の高い“京都編”を、ミュージカル界のトップランナー・小池修一郎氏が新作として脚本を書き下ろし、日本で唯一の客席が回転する劇場・IHIステージアラウンド東京で上演する。2020年11月より開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況により全公演中止となり、新たに2022年5月17日~6月24日、同会場にて上演されることになった。主人公・緋村剣心の宿敵・志々雄真実を演じる黒羽は、包帯衣装で登場。「前回の公演が幕を開けることができなくなり、そのときから志々雄真実を演じる心の中の火は消えずに、いつかやりたいと思って過ごしてきたので、製作発表の日まで来られたことを本当にうれしく思っています」と喜びを語った。続けて、「僕自身も原作のファンなので、こうして志々雄真実を演じられるというのは感慨深いですし、少しでも早く包帯の暑さに慣れないといけないなと。この下、びしょびしょです」と明かし、「本番までに汗腺とかどうにかしたい。終わった頃には2キロくらい落ちていると思います」と話した。製作発表には、主人公・緋村剣心役の小池徹平、志々雄一派の十本刀の一人・瀬田宗次郎役の加藤清史郎、剣心の仲間・相楽左之助役の岐洲匠、剣心を支える・神谷薫役の井頭愛海、くノ一の少女・巻町操役の鈴木梨央、志々雄を慕う駒形由美役の伶美うらら、元・新撰組三番隊組長・斎藤一役の山口馬木也、剣心の師匠であり育ての親でもある十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎役の加藤和樹、そして小池修一郎氏も出席した。
2022年03月29日『ACTORS☆LEAGUE 2022』の記者会見が16日に都内で行われ、高野洸、黒羽麻璃央、岡宮来夢が登場した。『ACTORS☆LEAGUE 2022』は、2021年7月20日に東京ドームで開催した黒羽麻璃央プロデュースの野球大会『ACTORS☆LEAGUE 2021』に続くプロジェクトとして今回発表された。高野プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Games』が5月2日に幕張イベントホール(幕張メッセ)、黒羽プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Baseball』が8月22日に東京ドーム、岡宮プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Basketball』が10月11日に東京体育館メインアリーナで行われる。昨年は黒羽プロデュースによる『ACTORS☆LEAGUE 2021』が開催されたが、黒羽は参加メンバー選抜について「『なんでお声がけされなかったんだ』みたいな声があって、このままじゃ、嫌われると思ったもんね。このままでは人間関係が崩れてしまう。プロデューサーって人間関係大事だよね」としみじみ。高野は「普段、舞台やっても声が枯れないのに枯れました。猫(染谷俊之)もつかまえて、筋肉痛でした」と振り返る。質疑応答では「自分が他のリーグに出るとしたら、どのポジションで活躍できるかアピールを」という質問に、黒羽は「基本的にはゲームは『プロ野球スピリッツ』しかできません」、岡宮は「最近『ゼルダの伝説』というゲームにはまってまして、オンライン対戦ができません。それでも出れますか?」と尋ねるが、高野は「残念!」「一人用ゲームなのでダメです」というバッサリ断る。バスケについては、岡宮が「ヤング」というテーマを掲げ次世代役者を集めるとプレゼンしていたために、黒羽が「僕、ヤングじゃないんで……汗もキラキラしたものが出てこない」と及び腰に。「マスコットに入る体力はあります」という黒羽に、岡宮は「後でしっかりお話しさせてください。オファーさせてください」と乗り気の様子を見せた。高野は「バスケは体育の授業でしかやったことないですけど、ドリブルを3回以内でちゃんと止めるというのと、たまに片手でボールを持つことができる」とアピールし、岡宮は「ポテンシャルすごいですね! 多分2日ぐらいの練習でもすぐできるから、オファーさせていただきます」とこちらも乗り気だったが、高野は「ボールが怖いんで。(ゲームの)ボタンしか信じられないです」と苦笑していた。また新たにプロデューサーとなったことについて、高野は「去年の夏、『ACTORS☆LEAGUE』に出させてもらった時ぐらいにプロデューサーさんと控え室とかで企画の話をして、『洸、何が得意だっけ?』『ゲーム大会とか面白いんじゃない』みたいな話からどんどん膨らんでいって。『まさか』『幕張メッセ!?』みたいなことがつながってここに立っています。怒涛の流れでした」と回顧。「プロデューサーをさせていただけるなんて、今でもすごく恐縮ですけど、だからこそ頑張りたい」と意気込んだ。岡宮は「野球に参加させてもらった時に『絶対バスケ面白いな』と思ってた部分があったので、『来夢はどうだ』ということで『バスケはどうですか』と話を展開してもらって、今、気づいたらこの綺麗なホテルで会見させてもらって光栄です」としみじみ。そんな2人について黒羽は「普段から見ている2人ですので、やってくれると信じてます。ありがたいことに僕らは表に立つ仕事をやっておりますので、プロデュースする側の立場になり、実は裏側ではこれだけ大変な動きがあって、たくさんの方のご協力があって、今こうしてここの空間が出来上がっているんだと経験することで色々と変わってくる。この瞬間にまた頼もしい2人が生まれるという感じはしております」と期待した。最後に高野は「ゲームの内容としては、熱いバトルものというよりは、けっこうみんなができるようなパーティーゲームを集めていて、見てるお客さんにもすごくわかりやすく楽しめるものになると思っております。キャスト、スタッフさん、そして来てくださった方々、本当に盛り上がって楽しかったなと思っていただけるようなイベントになるよう、精一杯、これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と頭を下げる。黒羽は「本当に何気なく……恵比寿の喫茶店ぐらいで『野球をしたい』と言ったところから始まって、最初は地方球場ぐらいの感覚だったのに、どうせやるなら大きいところで夢を持ってやろうということになって、東京ドームで実現することができました」と昨年の企画を振り返る。「去年、ありがたいことにたくさんの方に喜んでいただけたことが結果としてあって『ACTORS☆LEAGUE』の可能性がどんどん広がって、今後も増えていけば見に来てくださる皆様の『今がすべてだ』と言える瞬間も増えると思うんです。この『ACTORS☆LEAGUE』が1年間の中ですごい 楽しみな要素、楽しみな行事の1つになってくれれば嬉しいなと思っております」とさらなる展開に期待も。岡宮は「僕は最後の10月に控えているバスケを担当させていただくので、しっかりと『ACTORS☆LEAGUE』の3日間が幸せだったなと思ってもらえるように、最後を締めくれるように、と。何より参加してもらう役者の皆さんに楽しんでもらえる1日をプロデューサーとして作れたら。そして会場が一体となって、『明日からも頑張ろう』と活力をもらえるような1日を作り上げられるように精一杯頑張りますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」と思いを表した。
2022年02月16日『ACTORS☆LEAGUE 2022』の記者会見が16日に都内で行われ、高野洸、黒羽麻璃央、岡宮来夢が登場した。『ACTORS☆LEAGUE 2022』は、2021年7月20日に東京ドームで開催した黒羽麻璃央プロデュースの野球大会『ACTORS☆LEAGUE 2021』に続くプロジェクトとして今回発表された。高野プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Games』が5月2日に幕張イベントホール(幕張メッセ)、黒羽プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Baseball』が8月22日に東京ドーム、岡宮プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Basketball』が10月11日に東京体育館メインアリーナで行われる。会見では、それぞれがポイントを説明。高野は「『ゲーム愛』僕は子供の頃からすごくゲームが好きで、大きな会場で好きな俳優さん達と一緒にやれるなんて、夢のような空間。集まる俳優がみんな一緒にゲームをやってきた仲間ですし、ゲームをこよなく愛するメンツがそろいます」「『学校』各高校があって、その学校のチームが大会に出るという設定を組みます。皆、制服です。チームカラーや、金持ちチームなどの設定もあります」「『サイバー』ネオンとかのイメージをステージ上で再現して、その中で僕らが戦っていく。演出も植木豪さんにかっこいいやつをお願いします」「『ダンス』ゲーム大会とはいえ、エンタメとして輝きたいので、歌詞でゲームの説明をしながらダンスと融合しつつ説明していけたら」「『DJ KOO』ゲームの大会の支配人をしていただきます。中学生くらいからずっと共演させてもらってたので、感慨深いです」と語る。黒羽は「『野球愛』野球に飢えてる人たちを呼んでますので、どこにも負けない」「『リベンジ』前回(自分のチームの)BLACK WINGSが惜しくも負けてしまいましたので、負けたまんまではいられない。特に有澤樟太郎はリベンジに燃えてますので、そのうち沖縄キャンプとかに行くのかな」「『スター性』2.5次元ミュージカル、グランドミュージカルで活躍されてる皆さんに参加してもらったので、舞台俳優の皆さんが持ってる輝きとか人を惹きつける能力が十二分にあります。役者をやる前の野球少年のキラキラもプラスして、臨んでいただけるんじゃないかなと思っております」とそれぞれの項目について説明する。さらに黒羽は「『新メンバー』もちろん新しい風を吹かせるべく新しいメンバーの方にも加入してもらって。『なんで呼んでくれないんだ』みたいな俳優さんのクレームも僕の所に多々ありましたので、クレーム処理を1年間やりましたので、去年のメンバーと新しいメンバーと融合してできたら」「『ファインプレー』してほしいんですが、ケガには注意してほしいので、無理しない程度のファインプレー。多方面から怒られますので」と述べながら、「書いてないんですけど、サプライズ的なこともちょっとあるかもという匂わせはしておきます。前回よりもさらに面白く」と期待を煽った。岡宮は「『バスケ愛』高校3年間バスケ部でした。『SLAM DUNK』でいうと木暮くんのポジションで地味な方だったんですけど、勉強そっちのけでバスケが大好き。去年野球に参加させていただいたときに『これをバスケでやったら楽しいんじゃないか』と思って提案させていただいた」「『汗』バスケって体育館で距離が近くて、間近で汗がほとばしっている。本当にキラキラしてて汗が輝いている」「『ヤング』次世代をになう、これからがんばっていくぞという若手の子達が集まってフレッシュな感じを出して、ベテランの方の力も借りながらやっていけたら」「『スピード』バスケってすごく展開の速いスポーツなので、こんなに速く動く俳優達を見たことないというくらいのスピード感でやっていきたいのと、監督として戦略を立てて挑みたい」「『オリジナルマスコット』次世代、バスケ、俳優ということを融合してiPadで絵を描きました。何色にでもなれるということで七色を使っています」とアピールした。さらに『ACTORS☆LEAGUE 2021』のBlu-ray発売(2月)、『ACTORS☆LEAGUE 展 in よみうりランド』(2月23日〜3月21日)の開催、『ACTORS☆LEAGUE 2021』ゲスト解説の荒牧慶彦、佐藤流司に密着したドキュメンタリーの配信(2月17日19:00〜 シアターコンプレックス)が決定した。
2022年02月16日2月3日(木)より、ひかりTVで独占配信されるドラマ『湯あがりスケッチ』に伊藤万理華、成海璃子ら、各エピソードごとの物語の鍵となる8人の女性キャストが発表となった。『湯あがりスケッチ』は、「銭湯図解」の著者・塩谷歩波の人生を原案とする物語。8話で構成されており、実際に営業している東京の銭湯と8人の女性が登場する。主演は連続ドラマ初主演となる小川紗良。他に彼女の〝ホーム銭湯“であるタカラ湯に集うメンバーとして森崎ウィン、村上淳、新谷ゆづみの出演が決定していた。今回発表されたのは、それぞれのエピソードの軸となる8人の女性。穂波が銭湯の魅力に浸かるきっかけとなった友人・佐伯朋花役に昨年、TAMA映画賞 最優秀新進女優賞を受賞し、今後の活躍が期待される伊藤万理華が演じ、穂波に書籍の出版を提案する編集者新浪灯子役を、数々の映画やドラマに出演する成海璃子が演じる。さらに安達祐実、臼田あさ美、室井滋、夏子、中田青渚といった、多彩なキャストが続々と出演する。悩みやしがらみを抱えながらも、日々を生きる女性たちと小川との掛け合いにも注目したい。さらに本作の主題歌に羊文学の『あいまいでいいよ』が決定。繊細ながらも、力強さと優しさが詰まったサウンドが、ドラマの世界観を体現している。◆伊藤万理華コメント(1話・5話・8話出演)出演が決定した際の気持ち(主演の)小川さんにはいつか会える気がしていたので、今回親友として参加できたことは運命だなと思いました!顔合わせのときに、ふたり川沿いを散歩したのが思い出深いです。本作で注目してほしいポイント妥協の一切ない銭湯のシーンはもちろん、(主人公の)穂波と夕日の中歩くところが本当に、美しい時間でした。演じた「佐伯朋花」のキャラクター決断が早いけど、その先でゆらゆら揺れながら、自分のベストを探し続ける女の子です。考えるよりもまず行動するところが自分にそっくりだと思いました。ドラマを観る人へのメッセージ湯気と水面の煌めきと、キャストスタッフの皆さんのムードがきっと伝わると思います。心をじんわり温めてほしいです。◆安達祐実コメント(2話出演)出演が決定した際の気持ち中川監督とは約 1 年前『息をひそめて』でご一緒させていただき、今回が 2 度目のお仕事です。是非またご一緒したいと思っておりましたので、とても嬉しかったです。本作で注目してほしいポイントそれぞれの銭湯に物語があり、そこに集う人達にもそれぞれの人生がある。そんな場所や人々を通して「生きていくということ」を感じていただけたらと思います。演じる「長峰静音」のキャラクター私が演じている静音は、なんだか一周まわった感じのする人だなぁと思いました。寂しいとか悲しいとか幸せとか楽しいとか、そういうものをひと通り経験して、今はとてもフラットな状態なんだと思います。そして、それを受け入れてワクワクしている人です。ドラマを観る人へのメッセージ日常の風景の中にドラマがあって、特別じゃない日々も少しキラキラしているものかもしれない。朝露みたいに瑞々しくて、優しい眩しさに触れていただければと思います。◆臼田あさ美コメント(3話出演)出演が決定した際の気持ち中川監督をはじめ、主演の小川さん、共演させて頂いた方々、初めましての方ばかりでしたので、短い撮影期間でどうなるのかな〜とドギマギしていました。本作で注目してほしいポイントここに注目!というよりは、どんな時間も日常の中にあるというのを感じて頂けたらと思います。演じた「吉川里穂」のキャラクター強い個性があるわけではないけれど、自分の感性に正直に向き合って生きている人だと演じながら思いました。ドラマを観る人へのメッセージ肩の力をぬいて、銭湯の湯に浸かるような気持ちで見ていただけたら、と思います。◆室井滋コメント(4話出演)出演が決定した際の気持ち私はほぼ毎日銭湯へ通っています。自宅にはかなり大きなお風呂があるのですが、とにかく大好きなものでして!ひょっとして出演オファーがあったのはそんな私の行動をどなたかに目撃されていたから!?……なんてドキドキしました。本作で注目してほしいポイントどのエピソードも銭湯ならではの人情味あふれるドラマです。日本人のステキな生活様式を再認識していただき、皆様もご一緒に銭湯へ Let’s go!演じる「和泉佐和子」のキャラクターいるいる、こんなオバサンという人物です。いや、もしかしたら私自身もいつの間にかこうなってるかも。今回は自分の銭湯スタイルを再現したような衣装、髪型、持道具になってま〜す。ドラマを観る人へのメッセージ今の殺伐とした世の中では銭湯が心身のオアシスだと思います。そのことを優しく紡いでいる本作が、皆様の心のオアシスになりますように。◆夏子コメント(5話出演)出演が決定した際の気持ち一番に、念願であった中川組に参加できる!という喜びがありました。それから台本を頂き、キャラクターの魅力や本の面白さに心躍ったのを覚えています。本作で注目してほしいポイント今まで経験したことのないアプローチで撮影が進んでいき、役として存在することを試されているような、演者として身が引き締まる撮影でした。一方で、現場の雰囲気はもの凄く和気藹々としていました。そのふたつのギャップが、作品の空気として画面にどう映っているのかに注目して頂けたらと思います。演じる「薫子」のキャラクター穂波、朋花との仲良し3人組の中で薫子は一足先に結婚するなど計画的に自分のキャリアを設計するキャラクターです。他の2人とは違った20代後半、等身大の悩みを抱えた女性です。ドラマを観る人へのメッセージ仕事、恋愛、友情、人生…。主人公が生活して、成長していく過程で沢山の人と出会います。人と人との交流が丁寧に描かれた優しいドラマです。是非、ご覧になってホッと息をついて頂けたらと思います。◆中田青渚コメント(6話出演)出演が決定した際の気持ち銭湯にあまり行ったことがないのですがすごく興味があったので嬉しかったです。リコというキャラクターも、台本を読んでみて勢いがあると感じ、とても好きになりました。本作で注目してほしいポイントワンカットで撮影する、アドリブも多いという現場が初めてだったので、ついていくのに必死でした。でも、必死だったからこそとてもエネルギーの溢れる映像になっていると思うので、特にリコの登場シーンに注目してほしいです。演じる「魚住リコ」のキャラクター急に現れて去っていく、台風や⻯巻のようなキャラクターです。ドラマを観る人へのメッセージとても温もりのある作品になっていると思います。この作品をきっかけに銭湯にも興味を持っていただけると嬉しいです。◆成海璃子コメント(1話・7話・8話出演)演じた「新浪灯子」のキャラクター自分だけの世界をとても大切にしている文学好きの編集者の女性です。彼女のセリフには共感できる部分がとても多く、繊細に表現できればと思いました。ドラマを観る人へのメッセージ撮影現場でディスカッションをして台詞や動きを変えていったり、とても自由度の高い現場でした。脚本に書かれているものから現場でどんどん変化していったので、どんな仕上がりになっているのか私自身も楽しみにしています。『湯あがりスケッチ』原案:塩谷歩波「銭湯図解」監督・脚本:中川龍太郎キャスト:小川紗良 森崎ウィン 新谷ゆづみ / 村上淳伊藤万理華 安達祐実 臼田あさ美 室井滋 夏子 中田青渚 成海璃子配信日時:2月3日(木)より、毎週木曜22:00〜配信話数:全8話■番組公式ホームページ: ■番組公式 Twitter :
2022年01月27日「真犯人フラグ」に出演中の桜井ユキと、ミュージカル「刀剣乱舞」「テニスの王子様」などで知られる黒羽麻璃央が双方のSNSにて、1月11日に結婚したことを報告した。2人は連名で、「昨年、作品の共演をきっかけに出会い、今日に至るまで短い期間ではありましたが、共に過ごす時間の尊さを日々感じております。そして、この先の人生も共に歩んでいきたいと思い、このような運びとなりました」と共通の文面をアップ。作品の共演とは、初共演した2021年4月期のTBS金曜ドラマ「リコカツ」のParaviオリジナルストーリー「リコハイ!!」。主人公夫婦・咲と紘一と同じマンションの1つ上の階で、桜井さん演じる“サレ妻”・希恵と黒羽さんが演じる“サレ彼”の年下男性・健太との奇妙な同居生活と“もう1つの離婚から始まるラブストーリー”を描き、ラブシーンも数多く登場したが、息の合った演技を見せて話題となっていた。桜井さんは報告のインスタグラムで「更に成長していけるように、しっかり地に足をつけ邁進していきたいと思いますので、これからも桜井ユキをよろしくお願い致します。自分がこんな文章をアップする日が来るとは思いませんでした。むずむずするので今日は自転車で爆走します」と独特の表現によるコメントで喜びを表現。「G線上のあなたと私」「だから私は推しました」「イチケイのカラス」といったドラマや数々の映画作品で活躍してきた桜井さんは、現在は日本テレビ系日曜ドラマ「真犯人フラグ」や話題のCMにも数多く出演、デビュー10周年のファースト写真集「Lis blanc」(リス・ブロン)は発売前から重版に。端正な顔立ちに凛とした眼差しでクールビューティーな魅力を放ち、唯一無二の存在感と高い演技力で様々な役柄を演じてきた。黒羽さんといえば、ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンの菊丸英二役や「刀剣乱舞」三日月宗近役、舞台「黒子のバスケ」黄瀬涼太役など多くの代表作を持つ舞台俳優。映像作品にも進出し、ドラマ&映画「広告会社、男子寮のおかずくん」、「LINEの答えあわせ ~男と女の勘違い~」、「恋はつづくよどこまでも」のParaviオリジナルストーリー「まだまだ恋はつづくよどこまでも」などでも注目されてきた。2020年11月には黒羽さんが新型コロナウイルスに感染、回復したこともあり、報告内の「共に過ごす時間の尊さ」といった言葉や最後の「感染拡大が一日も早く収束し、皆様が健康な日々を過ごせるよう、心よりお祈り申し上げます」といったメッセージには2人の思いが込められているようだ。(text:Reiko Uehara)
2022年01月12日俳優の鈴木拡樹が11日、黒羽麻璃央が12日に結婚を発表し、SNSで話題を呼んでいる。鈴木は名立たる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を舞台化した舞台「刀剣乱舞」シリーズ(刀ステ)で三日月宗近を演じ、黒羽は同ゲームをミュージカル化したミュージカル「刀剣乱舞」シリーズ(刀ミュ)で同役を演じている。鈴木は11日に女優の西川可奈子、黒羽は12日に桜井ユキとの結婚をそれぞれ報告したことから、Twitterでは「ダブル三日月」がトレンド入り。同ゲームを生み出したニトロプラス 代表取締役社長 でじたろう(小坂崇氣)氏は自身のTwitterアカウントで「刀ステ刀ミュの両三日月宗近役でいらっしゃるお二人が偶然にも連なるタイミングでの発表に、不思議なご縁を感じざるをえません」と驚き、祝福を送っている。
2022年01月12日俳優の黒羽麻璃央と桜井ユキが結婚したことを12日、それぞれのSNSを通じて発表した。黒羽はTwitterアカウントで「私事ではございますが、この度、桜井ユキさんと結婚しました事をご報告させていただきます。これまで以上に俳優業を、そして人として成長できるよう、より一層精進して参りたいと思っております」と更新し、「令和4年1月11日に結婚いたしましたことをご報告させていただきます」と報告した。4月期に放送されたTBS金曜ドラマ『リコカツ』のParaviオリジナルストーリー『リコハイ!!』で恋人役を演じた2人は「作品の共演をきっかけに出会い、今日に至るまで短い期間ではありましたが、共に過ごす時間の尊さを日々感じております」とコメント。「この先の人生も共に歩んでいきたいと思い、このような運びとなりました。これからは共に支え合い明るい家庭を築いていきたいと思います」と決意を表し、「これからも役者としてより一層精進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます」とメッセージを送った。また、桜井もInstagramのアカウントで同様に報告。「自分がこんな文章をアップする日が来るとは思いませんでした。むずむずするので今日は自転車で爆走します」と茶目っ気たっぷりの言葉を綴った。
2022年01月12日結婚を発表した桜井ユキと黒羽麻璃央女優の桜井ユキ(34)が結婚を発表した。お相手はミュージカル『刀剣乱舞』や『テニスの王子様』などで“2.5次元俳優”として活躍する黒羽麻璃央(28)だ。互いのSNSには幸せいっぱいの思いが綴られている。2021年4月にスタートした『リコカツ』(TBS系)のParaviオリジナルストーリー『リコハイ!!』で初共演を果たしたふたり。それまで面識がなかったこともあり、はじめはどうも“ぎこちない”関係だったようで、「撮影がはじまったころは黒羽さんは桜井さんと目も合わせられなかったそうですよ。理由は“怖かったから”(笑)しかし、撮影が進むと次第に打ち解けるようになったそうです。桜井さんが趣味の観葉植物の話をすると、黒羽さんも興味津々な雰囲気でした。“どんな店がおすすめ”なのか聞いていましたね。ラブシーンも多い作品だったのもあってか、スタッフからは次第に“あのふたりいい雰囲気じゃない?”と噂をされていましたよ」(ドラマスタッフ)■「したいです。結婚」この共演をきっかけに交際をスタートさせると、桜井は周囲にこのように漏らすようになったという。「黒羽さんと付き合っているときから急に“縁があれば子どもを授かりたい”という話を聞くようになりましたね。今年に35歳を迎える彼女ですから、結婚もなるべく早い方が、と考えたのでは?入籍日は運気的にも良かった11日だといいます」(桜井を知る業界関係者)そういった経緯もあるのか、昨年の12月26日に行われた自身初となる写真集のイベントでは、“将来子どもを持つこと”についてこのように話している。《役者として、結婚してお子さんを持たれた方って、まとっている雰囲気がすごく変わるなって。『何だろう、この感じ?』とすごく思うんですね。なので、そこを自分でも体験したいなと……》同イベントに出席した記者はその日の様子をこのように振り返る。「子どもの話があったので、記者のひとりが“具体的な縁があるのか”と聞いたんです。すると照れながら『こういうのなんて言っていいかわからない』と動揺しつも、『したいです、結婚。言っちゃった!』と笑顔になっていました。明らかに浮ついた様子だったので、誰か相手がいるな、とは確信しましたね(笑)」一方の黒羽は2017年に『週刊女性』誌上で同じく舞台で活躍する崎山つばさと対談した際、結婚願望は「ある」としたうえで、《なんか家庭を持ったほうがモチベーションになると思うから》と発言。そして、子どもについてはこのように話している。《俺は、男、女、2人でいいかな。女の子は欲しい》ご結婚おめでとうございます!
2022年01月12日齋藤璃佑(撮影/矢島泰輔ヘアメイク/MAIMI)第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリに輝いた、秋田県在住の高校2年生・齋藤璃佑。身長179cmで小顔&脚長、素顔は素朴系キャラという、将来が楽しみな大型ルーキーだ。周りの反応はどうだったのだろう?■トロフィーを受け取ったら、お腹がすいていることに気づきました(笑)「グランプリをとれるとは想像もしていなかったので、名前を呼ばれても夢だと思っていて。トロフィーを受け取ったらずっしり重くて、“あ、現実なんだな”と。それと同時にお腹がすいていることに気づきました(笑)」第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリに輝いた、秋田県在住の高校2年生・齋藤璃佑(りゅう)。身長179cmで小顔&脚長、素顔は素朴系キャラという、将来が楽しみな大型ルーキーだ。周りの反応はどうだったのだろう?「最終選考会の翌日が移動日、その翌日は祝日だったので3日後に学校に行ったんですけど、朝からテストで。教室に入っていったら、みんな“あ、おはよ”くらいで、すぐテスト勉強に戻ってました。それどころじゃなかったみたい(笑)」先生に「やってくれ」と言われてクラス委員長を務めるなど、しっかり者の17歳。自分の性格を単語3つで表すと「頑固、明るい、まじめ」との答えが。「やりたいと決めたらやらないと気がすまなくて頑固なんです。明るいというのは、家でも学校でもすごくしゃべるので。あと、小学校のころから委員長系をいろいろやってきたので、まじめだねってよく言われます」■好きな教科は数学「難しい問題が解けると達成感を感じて楽しい。ただ成績にはつながらなくて(笑)。成績がいいのは理系なのになぜか国語」筋トレにハマっていて最終選考会では見事な腹筋も披露した。「学校帰りに制服のままジムに行ってます。ムキムキではなく、“脱いだらすごい”身体になりたくて。目指しているのは白濱亜嵐さんのような体形です」マンガやアニメ、ゲームも好きで、今のお気に入りは『怪獣8号』というマンガ。もし実写化されたら、主人公の相棒「レノ」を演じてみたいという。「クールめなキャラで、年齢が18歳なので自分に近いかなと。でも演技はまったくやったことがないので、これからしっかり勉強して少しずつ進んでいけたらと思ってます。コミカルな役もまじめな役も、いろいろ演じられる俳優になりたいです!」■“璃佑”という名前の由来は?「璃が宝石、佑が助けるという意味で、強くて優しい、人を助けられる人間になるように、という意味だそうです。“りゅう”と読むので、覚えてもらえたらうれしいです!」第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストは応募受付中! JUNONTVで検索
2022年01月07日女優の波瑠、成海璃子、山本舞香が出演する、Sparty「MEDULLA(メデュラ)」の新CM「MEDULLA シティポップビューティーズ編」が12日より、「HOTARU ホタルの光編」が17日より放送される。「MEDULLA シティポップビューティーズ編」では、風に吹かれながらプール沿いを歩く波瑠、黄色い電話ボックスで楽しそうに電話している成海、真っ赤なオープンカーに腰掛ける山本が登場。一方の「HOTARU ホタルの光編」では、3人が“ホタルの精”に扮し、ホタルのように明滅する様子を幻想的に表現している。なお新CMは、Sparty公式YouTubeチャンネルにて先行公開中。○■出演者インタビュー――CM撮影の感想は?波瑠:色彩がパキッと鮮やかなシティポップのイメージで撮影してるんですけど、本当に旅行に行きたくなるようなロケーションを作っていただいて、すごくワクワクする気持ちで撮影できました。成海:元気が出るようなライトがバシッと当たってて、こういう色(黄色)の洋服を着ていて、自由に動きながらの撮影だったので、なんだか開放的な気持ちで楽しんでやれました。山本:監督と現場でお話しした時にすごい面白い作りだなっていう風に思いましたね。個々で個性的と言うか面白そうな出来上がりだなって思いました。――「MEDULLA」は髪や肌の変化に合わせて変えることができるパーソナライズ製品ですが、今年変わりたいことや、新たにチャレンジしたいことをお聞かせください。波瑠:歳を重ねていくうちに自分に合うものと合わないものがはっきり分かるようになってきたなという感覚があります。なので、それを見極めながら自分の身の回りの生活を心地の良いもので満たしていきたいです。自分と向き合ったり、自分は何が好きなのかとか、改めてきちんと向き合いたいなと思います。成海:なんでも一人で出来るようになりたいですね。一人で食事とか、一人でぶらぶら散歩したりとか。そういう自分のバリアがどんどんなくなって、自由に動き回れるといいなと思います。一人寿司とか、一人天ぷらとかいなあと思います。山本:断捨離ができるようになりたいです。ウェットティッシュとか50個ぐらいあって。ストックしてないと気が済まないっていう性格なので。なくなりそうってなったら買うでいいし、そこを変えたいです。
2022年01月07日「お金は、人生のパートナーです。株式投資をしたからこそ叶った夢や目標がたくさんあります」そう力強く話してくれたのはタレントの杉原杏璃さん(39)。グラビアアイドルとして知られてきた杉原さんだが、投資家の一面を持ち、23歳から始めた株式投資で得た利益はなんと1億円以上!経験から得た知識を生かし、最近では著書『マンガでよくわかる株1年生 億り人 杉原杏璃と一緒に』(かんき出版)を上梓したばかり。また株で捻出した資金を元手に、補正下着ブランドを立ち上げた実業家でもある。タレント、投資家、実業家の顔を持つ彼女は、経営者や実業家たちとの交流も多い。そんな杉原さんに自身の株式投資の経験や周囲のお金持ちを見てきたこれまでの経験から、“お金持ちの共通点”を聞いてみた。すると挙げてくれたのは3つのこと。「チャレンジャーであること」「堅実であること」「お金が好きであること」だ。■お金持ちの共通点《1》「チャレンジャーであること」「お金持ちの人たちは、やりたいと思ったことを行動に移している人が多いと思います。そういう方たちに相談すると、『なんでやってみないの?』『失敗してもそれが人生なんだからチャレンジしなさい』という答えが返ってきますね」そう話す杉原さん自身からもチャレンジ精神の強さを感じる。人によっては尻込みをしてしまう株式投資を23歳で始めた、というのもそうだ。「19歳で広島から200万円の貯金を持って上京したんですが、芸能の仕事が入らず貯金が底をつき始めてしまったのがきっかけでした。オーディションは日にちや時間がバラバラでアルバイトもなかなかできないなか、“どうにかお金を生み出すことを考えないと”と思っているときに、仕事の関係者や知人から『株をやってる』という話を聞いて、“私もやろう!”と。生活の足しになればいいという気持ちで、最初は30万円程度の金額から始めました」その後、失敗もあったというが、経験と勉強を重ねながら、投資による資産を増やしていったという。しかしながら、人とは違うことをする“チャレンジャー”には横槍が入るのが世の常。30代に入って株式投資をやっていることを公表すると思わぬ言葉を受けることに。「『なんでそんなことするの』『危ないからやめなよ』って、よく言われました。そもそもグラビアの仕事を始めたときも、『水着で出るなんて恥ずかしくないの』とか、売れる前には『もう諦めたら?』なんて言われることもありましたから。それでも私は突き進みましたけど(笑)」そういった横槍への対策は「『気にしない』と切り替えること」。「『変だ』と思われるのは、他の人たちと違うことをやっているからですよね。経営者やお金を持っている人たちからは『うまくいく人はだいたい否定的なことを言われるから大丈夫だよ』『変な人になりなさい』とも聞いたので、むしろ変な人だと思われよう、と思っていました(笑)」■お金持ちの共通点《2》「堅実であること」「いっぽうで堅実であることも大切だと思います。お金がたくさん入ってきても、好きに使っていたら残りませんから。お金持ちと言われる人たちは、締めるところは締めて、使うべきところではしっかり使っている。お金の使い方が上手だと感じます」杉原さんも「もともと物欲がない」ほう。16歳から芸能の仕事をしてきたというが、その出演料や、幼少期からのお年玉、お小遣いを貯めていて、上京した19歳の時点で200万円の貯金があったという堅実さ。お金に対する価値観は昔からしっかりしていたのだろうか。「倹約については母から自然に学びました。『お菓子ならコンビニじゃなくて、スーパーで買いなさい』と言われたり。『本当にそれは必要なの?』とも常々聞かれました。その代わり、本当に欲しいものだったら、いくつでも買ってくれたので、何が必要かしっかり判断できるようになった気がします」ちなみに、株で失敗する人には“堅実”でない傾向があると感じているようで……。「ギャンブルのように、一か八かで100万円とか1,000万円とか、ひとつの銘柄に掛けてしまう人は失敗することが多い気がします。もちろん大成功することもあります。でも大損にもつながるので、失敗した場合はそのまま投資をやめてしまう方も……。何事もバランスが大事だと思います」■お金持ちの共通点《3》「お金が好きであること」杉原さんいわく、お金持ちの共通点の大前提として「お金を好きであること」があるという。「お金に興味がないとお金に関する話も入ってこないし、投資や事業でお金を生み出すこともできないと思います」とはいえ、“お金や投資は怖いもの”と思ってしまう人も一定数いるだろう。「家庭環境や周囲の言葉によってそういう固定観念がついている可能性もありますよね。でも、怖がらずお金と向き合うことが大切だと思います。そういう私も投資を始めたころは、株価の動きに一喜一憂して楽屋で悲鳴を上げたり、少し損するとネチネチたらればを話していた時期もあったんですよ(笑)。でも何年もやっていると慣れていくもので、だいぶ冷静になりました。自分に合っているか合っていないか、できるかできないかは、一度やってみないとわからない。株価に一喜一憂するのも楽しめたらいいですよね。それでも『やっぱり怖いし嫌だ』と思ったらやめればいいですし。『投資は怖いものだからやらない』と決めつけてしまうのは、少しもったいないと思ってしまいます」ただし、お金にまつわる話はやはり厄介ごともあるようで……。「株式投資をやっていることを公表してから、投資の話が持ち込まれることが格段に増えました。『動物の抗体のなんとかに投資しませんか』とか(笑)。たとえばそれが知り合いからのお話だったら、うまくいかなかったときに疑ったり、嫌いになりたくないので手を出さないようにしています。お金が絡むと人間関係が複雑になりがちなのは仕方がないことだと思っています。投資によって精神的にもかなり鍛えられましたね(笑)」
2021年12月17日向井理が元敏腕刑事で現在は依頼人の問題を解決する探偵を演じるドラマ「婚活探偵」。この度、主人公を取り巻くレギュラーキャスト4名が発表された。本作は、恋愛経験ほぼゼロを隠し、全力で事件解決&婚活に奔走する男の姿を描いた、大人に刺さる人情ラブコメミステリー。主人公の婚活を支える結婚相談所のアドバイザー・城戸まどかを成海璃子。主人公・黒崎に憧れる探偵事務所の後輩・八神旬を前田旺志郎。黒崎行きつけのバーで、黒崎に意味深なアドバイスをするバーテンダー・倉野梓紗を橋本マナミ。黒崎の能力を誰よりも良く知る探偵事務所の所長・風見正芳をマキタスポーツが演じることが決定。女性に不慣れで不器用な黒崎の婚活を親身に支える役どころの成海さんは「城戸まどかは、明るく面倒見の良いキャラクターだと感じています。遠慮せずハッキリと物を言うので、不器用だけど素直な黒崎とのやり取りが面白いものになればと思っています」と説明。これまで、中々役の中で職業につくことがなかったという前田さんは、今回の探偵役に「すごく嬉しかったです(笑)」と喜び、「婚活探偵は楽しく見やすい作品になっていると思います。また、黒崎のハードボイルドさが半端じゃないので八神と同じ気持ちで見ていただけたらいいなと思います!」とメッセージ。橋本さんは「黒崎のハードボイルドなのにクスッと笑えるところが愛すべきキャラクターで一つの見どころだと思います。ラブコメミステリーなので、それぞれのキャラクターの個性がとても強く、コメディ要素もふんだんに散りばめられて土曜日の夜にぴったりな楽しいドラマだと思います。皆さんもぜひ一緒に推理しながら見ていただけたら嬉しいです」とコメント。マキタスポーツさんも「黒崎はハードボイルドですが、寂しいと思っているところや、一生懸命婚活をしているというギャップを楽しめると思います。ちゃんと仕事をしていればいるほど面白い構造ですので、是非ご覧ください」と話している。土曜ドラマ9「婚活探偵」は2022年1月8日より毎週土曜日21時~BSテレ東/BSテレ東4Kにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月09日月刊誌『JUNON』(主婦と生活社)が主催している「第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」が21日、都内で行われ、秋田県出身で高校2年生の齋藤璃佑(さいとう りゅう)さん(17歳)がグランプリに輝いた。若手俳優の登竜門的なコンテストとして1988年にスタートした「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」。過去には武田真治や菅田将暉など数々のスターを世に送り出し、ファンはもちろん芸能関係者からも高い注目を集めている。34回目となる今年は、16,622人が応募。段階的に審査を行い、勝ち残った15人のファイナリストがこの日の最終選考に臨み、グランプリに齋藤璃佑さんが選ばれた。齋藤さんは「名前を呼ばれた時は夢なんじゃないかと思いましたが、トロフィーをもらってその重さに現実だと思いました」と素直な心境を明かしつつ、「リハーサルの時はすごく緊張しましたが、今日の本番は楽しむだけだったのでそんなに緊張しませんでした」と早くも大物ぶりな一面も。憧れは「コミカルな演技からシリアスなお芝居もできるムロツヨシさんと賀来賢人さん」といい、「僕の座右の銘が『実るほど頭を垂れる稲穂かな』。グランプリを獲って満足せず、これから先努力をして全国の皆さんに応援してもらえる俳優やバラエティに出られるタレントさんになりたいと思います」と決意を新たにした。そんな齋藤さんについて審査員を務めた原田龍二は「彼の持っている輝きや将来性は嘘がないと思います。成功する失敗するとかじゃなくて、持っているモノをプロの方たちが彼の中に見出した結果じゃないかな」とスターの素質を感じたといい、朝日奈央も「本当に堂々とされていました。毎日メディアに出させていただいている私でもステージに上がって話すと緊張するのに堂々とされていて度胸があると感じました」と絶賛。この日MCを務めた平成ノブシコブシの吉村崇は「レベルが高かったし、僕らの世代に比べて圧倒的にカメラ慣れというか表現慣れをしていて、発表の場が色々あるんだなと思い、僕らの時よりもスタートが違うんだなと思いました」と総評を述べつつ、「(齋藤くんが)今後どういう作品に出るのか、どういう人生を切り開いていくのか気になりますが、それよりも吉村のMCは今日ウケましたね。特大ホームランかと思いました」と自身のMCぶりを自画自賛して笑いを誘っていた。なお、準グランプリには千葉県出身の西優行さん(13歳)、審査員特別賞には東京都出身の松谷太虹さん(14歳)、フォトジェニック賞には東京都出身の大塚大雅さん(13歳)、明色美顔ボーイ賞には大分県出身の西原大湖さん(20歳)がそれぞれ選ばれた。
2021年11月22日『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』が2022年1月7日(金)放送・配信スタートとなる。この度、安達祐実や成海璃子、藤原季節、MEGUMI、矢本悠馬、長澤樹、池田鉄洋ら豪華俳優陣が集結する第1話~第4話のタイトルとストーリー、出演キャストが解禁となった。さらにキービジュアルも明らかになっている。ドラマや映画の撮影期間に突然訪れる休日、通称“撮休”を、多忙な毎日を送る俳優はどのように過ごすのか。知られざる“オフの姿”をクリエイターたちが妄想を膨らませ描き、主演となる俳優が自分自身を演じるパラレルストーリーを展開するオムニバスドラマ『撮休』シリーズ。2020年3月~5月に放送されたシリーズ第1弾『有村架純の撮休』は今までにない企画として情報解禁時から話題を呼び、監督・脚本家たちがそれぞれの世界観で創り上げた“有村架純の架空の休日像”が話題と高い評価を獲得した。さらに視聴者からの根強いラブコールを受け、第2弾『竹内涼真の撮休』も2020月11月~1月に放送・配信。こちらも期待を上回る形で、高い人気と評価を得た。そして主人公に実力派俳優・神木隆之介を迎えた『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』がいよいよ放送される。今回解禁となった気になる各話の詳細。まずスタートを飾る第1話「はい、カット!」(監督:三宅唱 / 脚本:竹村武司)に安達祐実が出演。幼き頃から実力派俳優として活躍を魅せる2人が初共演。“子役出身”ならあるのかも...と思わせる架空の“シンドローム”を題材に神木と同じく本人役を好演。第2話「嘘から出た何か」(監督:瀬々敬久 / 脚本:篠原誠)には、NHK『小暮写眞館』以来、神木と約8年ぶりの共演となる成海璃子、第2弾『竹内涼真の撮休』でも好演を魅せた藤原季節ら神木と同世代の実力派がそろい踏み。ノスタルジックな世界観の中、神木の同級生役を演じる。第3話『捨てる神あれば』(監督:森ガキ侑大 / 脚本:山﨑佐保子)には、ドラマや映画を始め幅広いジャンルから多数のラブコールを受け、話題作への出演が続くMEGUMI&矢本悠馬が出演。ハートフルコメディな物語となっており、神木が出会う“どこか少し嚙み合わない”個性豊かな登場人物に注目だ。第4話「夢幻熊猫」(監督:枝優花 / 脚本:山田由梨)では、神木の姪役を若手注目女優・長澤樹が登場する。架空の物語でありながらも、姪の“相談”を通して神木の華々しい役者人生の過去とこれからを想像させる物語となっており、長澤は多感な時期にいる姪の心情の機微を瑞々しく体現。また、神木が、マネージャーから“明日撮休になった”と伝えられる各話オープニングシーンの演出は森ガキ侑大が務め、マネージャー・祝﨑役を池田鉄洋が演じる。共演経験もあり親交の深い神木と池田だからこその息の合った掛け合いにも期待だ。併せて解禁となったキービジュアルは各話のモチーフのイラストをあしらい、カラフルな色合いでデザインされた『撮休』シリーズを象徴しつつ、神木隆之介らしさがプラスされたもの。本人役でしか見ることのできない本作ならではの神木の新たな一面、そして気鋭の監督・脚本家が作り上げた“架空の休日の物語”。第5話~第8話の豪華出演者とストーリー情報については続報を待とう。<各話ストーリー>【第1話】「はい、カット!」(監督:三宅唱 / 脚本:竹村武司)出演:神木隆之介、安達祐実ほか殺人鬼の役作りに集中している神木隆之介。凶器の買い出しにショッピングモールへ行くが店員に不審者扱いされてしまう。誤解を解こうと焦ると「はい、カット!」という声とともに撮影スタッフが現れたではないか。それ以降、何をしていてもなぜかカットがかかる。パニック状態の隆之介。気づくと目の前には安達祐実(安達祐実)が!安達は子役出身の俳優にみられるシンドロームだから楽しめばいいのだと言うのだが…。【第2話】「嘘から出た何か」(監督:瀬々敬久 / 脚本:篠原誠)出演:神木隆之介、成海璃子、藤原季節ほか突然訪れた撮休。神木隆之介はふとピアノを習いたくなり二階堂真実(成海璃子)が営む教室を訪れた。二階堂から演奏を教わるうち、中学時代の転校生の存在を思い出す。どうしてもその転校生の名前が思い出せないという隆之介を見て、二階堂は母校を訪ねようと提案する。同級生・新山英樹(藤原季節)と再会を果たし思い出の音楽室へ行くのだが、そこで不思議な体験をするとは思いもよらなかった。【第3話】「捨てる神あれば」 (監督:森ガキ侑大 / 脚本:山﨑佐保子)出演:神木隆之介、矢本悠馬、MEGUMIほか怠けた撮休を過ごしていた神木隆之介は、思い立って部屋の大掃除をする。部屋から見つかった不用品の数々を、サイトで見つけた貰い手に譲ることに。隆之介は躊躇しながらも正体が分からないよう変装して公園へ向かう。受け取りにやって来きたのは、主婦(MEGUMI)、清原という男性(矢本悠馬)、中学生(柴崎楓雅)。隆之介は境遇や性格も違う彼らとひとときの交流をすることになる。【第4話】「夢幻熊猫」(監督:枝優花 / 脚本:山田由梨)出演:神木隆之介、長澤樹ほか撮休の神木隆之介は、相談があるという姪・村上桃(長澤樹)を連れて中華料理店へ。桃は人並み以上に得意なことがなく、誰にも必要とされないままの人生に不満を感じていた。そんな彼女は、自分と違い輝いている隆之介を「誰の替えも効かない絶対的な存在」だと言う。しかし、褒められたはずの隆之介はなぜか浮かない表情。そして気まずい空気を絶つように、ゆっくりと語りだす。『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』2022年1月7日(金)放送・配信スタート毎週金曜23:00より放送・配信(各話放送終了後、WOWOWオンデマンドにて配信)
2021年11月14日WOWOWが贈る「撮休」シリーズ第3弾、「神木隆之介の撮休」の第1話~第4話に出演するキャストとストーリーが発表。キービジュアルも到着した。ドラマや映画の撮影期間に突然訪れる休日、通称“撮休”を、多忙な毎日を送る俳優はどのように過ごすのか――。本作は、そんな知られざるオフの姿を、クリエイターたちが妄想を膨らませ描き、主演となる俳優が自分自身を演じるパラレルストーリーを展開するオムニバスドラマ。第1話には安達祐実が出演し、神木さんと初共演。子役出身ならあるのかも?と思わせる架空の“シンドローム”を題材に、本人役を好演。また、瀬々敬久監督が手掛ける第2話には、「小暮写眞館」以来、約8年ぶりの共演となる成海璃子、シリーズ第2弾にも登場した藤原季節が登場し、ノスタルジックな世界観の中、神木さんの同級生役を演じる。そして森ガキ侑大監督による第3話には、MEGUMIと矢本悠馬が、神木さんが出会う“どこか少し嚙み合わない”個性豊かな登場人物として登場。ハートフルコメディな物語となっている。第4話では、神木さんの姪役を若手女優・長澤樹が好演。架空の物語でありながら、姪の相談を通して、神木さんの役者人生の過去とこれからを想像させる物語となっている。さらに、神木さんがマネージャーから「明日撮休になった」と伝えられる、各話オープニングシーンの演出は、森ガキ監督が担当。マネージャー・祝崎役は、共演経験もあり親交の深い池田鉄洋が演じる。また、各話のモチーフのイラストをあしらい、“神木隆之介らしさ”がプラスされたキービジュアルが完成。おしゃれなパジャマスタイルの神木さんと、キュートなミニ神木さんが登場し、架空の休日の物語への期待をより一層誘う。▼WOWOWオリジナルドラマ「神木隆之介の撮休」各話ストーリー・第1話「はい、カット!」 監督:三宅唱 脚本:竹村武司殺人鬼の役作りに集中している神木隆之介。凶器の買い出しにショッピングモールへ行くが店員に不審者扱いされてしまう。誤解を解こうと焦ると「はい、カット!」という声とともに撮影スタッフが現れたではないか。それ以降、何をしていてもなぜかカットがかかる。パニック状態の隆之介。気づくと目の前には安達祐実(安達祐実)が!安達は子役出身の俳優にみられるシンドロームだから楽しめばいいのだと言うのだが…。・第2話「嘘から出た何か」 監督:瀬々敬久 脚本:篠原誠突然訪れた撮休。神木隆之介はふとピアノを習いたくなり二階堂真実(成海璃子)が営む教室を訪れた。二階堂から演奏を教わるうち、中学時代の転校生の存在を思い出す。どうしてもその転校生の名前が思い出せないという隆之介を見て、二階堂は母校を訪ねようと提案する。同級生・新山英樹(藤原季節)と再会を果たし思い出の音楽室へ行くのだが、そこで不思議な体験をするとは思いもよらなかった。・第3話「捨てる神あれば」 監督:森ガキ侑大 脚本:山崎佐保子怠けた撮休を過ごしていた神木隆之介は、思い立って部屋の大掃除をする。部屋から見つかった不用品の数々を、サイトで見つけた貰い手に譲ることに。隆之介は躊躇しながらも正体が分からないよう変装して公園へ向かう。受け取りにやって来きたのは、主婦(MEGUMI)、清原という男性(矢本悠馬)、中学生(柴崎楓雅)。隆之介は境遇や性格も違う彼らとひとときの交流をすることになる。・第4話「夢幻熊猫」 監督:枝優花 脚本:山田由梨撮休の神木隆之介は、相談があるという姪・村上桃(長澤樹)を連れて中華料理店へ。桃は人並み以上に得意なことがなく、誰にも必要とされないままの人生に不満を感じていた。そんな彼女は、自分と違い輝いている隆之介を「誰の替えも効かない絶対的な存在」だと言う。しかし、褒められたはずの隆之介はなぜか浮かない表情。そして気まずい空気を絶つように、ゆっくりと語りだす。WOWOWオリジナルドラマ「神木隆之介の撮休」(全8話)は2022年1月7日より毎週金曜日23時~WOWOWにて放送・配信(各話放送終了後、WOWOWオンデマンドにて配信)。(cinemacafe.net)
2021年11月14日競泳の池江璃花子選手が25日、プロ野球の東京ヤクルトスワローズVS中日ドラゴンズ戦(東京・明治神宮野球場)で初の始球式を務めた。神宮球場を訪れるのは2度目という池江選手は、自身の誕生日の7月4日からとった背番号74番のユニフォーム姿で登場。グラウンドに降り立つと、ファンの温かい拍手の中マウンドへ向かった。そして、雑誌の対談から親交があるという村上宗隆選手からボールを受け取り、セットポジションに着き、ひと呼吸おいて投球へ。綺麗なフォームから投じられた一球は、見事ノーバウンドでキャッチャーミットへ収まり、会場は大きな拍手で包まれた。始球式後、池江選手は「凄く緊張しました。投げ終わった後の観客の方々の拍手が自分では聞こえないくらいでした! ノーバウンドで投げられたのが凄く嬉しかったのですが、ストライクを狙っていたので、若干悔しかったなと」と感想をコメント。「始球式前に意気込みを話す時から、顎ががくがくするくらい緊張していました(笑)。投げる時はそこまで緊張していなかったんですけど。凄い集中して投げたつもりです。始球式は楽しみでしたし、とにかくバウンドをせずに投げたいという気持ちが強かったので、それだけを考えて楽しみにきました」と語った。自己採点は、「10点満点中だったら、7.5か8点くらいかなと。ストライクゾーンに入っていれば、10点満点でしたね」とのこと。「また始球式に出て、今度はストライクを狙いたいなという気持ちにはなりました! またお話しが来たらぜひお願いしたいです!!」と再チャレンジに意欲を見せた。
2021年09月25日原田知世さん主演のテレビドラマ『スナック キズツキ』(テレビ東京系)の追加キャストが、2021年9月17日に発表されました。『スナック キズツキ』キャストに個性派俳優が勢ぞろい原作は、漫画『僕の姉ちゃん』で知られる、益田ミリさんの同名漫画。傷付いた人がたどり着く、一風変わった架空の店『スナックキズツキ』を舞台にした、オムニバスストーリーです。今回発表された追加キャストは、俳優の成海璃子さんやお笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅さん、さらにはミュージシャンや俳優としても活躍する浜野謙太さんをはじめとした、個性豊かな5名。第1話で『スナックキズツキ』を訪れるのは成海璃子さん、そして、その周囲の人物として平岩紙さん、塚地武雅さん、小関裕太さんが登場します。どんな関係性なのかも気になるところですが、話が進むと、彼らもまた『スナックキズツキ』に客として訪れるため、見逃せません。成海璃子 コメント:コールセンターのオペレーター・中田優美役特別ドラマティックな展開はないのですが、とても共感できる内容で、想像力を掻き立てられる本だな、と思いました。私が演じた中田という役は気を遣って自分の気持ちをなかなか言えないところがある役で、そういう思いを抱えている方は現代にも多いと思うので、共感していただけるよう、細やかに表現できればなと思いました。トウコさんは必要以上にお客さんを気にかけたりしない、あの距離感がとても素敵です。私自身とても気にしやすい性格なので、日々いろんなことを感じてしまうのですが、言葉にしなくても一緒にモヤモヤを発散できる、あのスナックに行ってみたいですね。特別なことではなく、日々の生活の中 にあるちょっとした心の傷を癒してくれるドラマです。毎話いろんなキャラクターもでてきますので、きっと幅広い世代の方に共感していただけると思います。是非楽しみにしていてください。平岩紙コメント:総菜屋の店員・安達よしみ役最近、ご縁を頂いております益田ミリさんの原作、そして15年ぶりになる筧監督とご一緒させて頂ける事、とっても嬉しかったです。スナック キズツキは夢の中にあるお店かのようです。もう一度行こうとしたら、辿り着けないような、偶然行き着くと、ホッと、あたためてくれるような、心に絆創膏が必要な人が出会えるお店。原田さんが演じられる店主トウコさんに出会える日をドキドキしながら心待ちにしております。私の演じる安達さんは、ごくごく普通の、一生懸命働いて、自立している女性です。 仕事場では頼まれ事も断れない、いい人。だけど悶々と溜まるストレスもあり、見えない相手に、ついついあたって自己嫌悪に陥ってしまう、素直に生きたいものだと何度も反省している人。深呼吸が必要です。脚本自体が、とても面白くて、バトンパスのように毎話毎話、少し心が疲れている登場人物が現れます。キズツキを後にする時は、ぽわんと、たんぽぽが咲いたような、あたたかさがあります。全話カラーが違うので、私も、拝見するのを楽しみにしています。皆様も是非です。塚地武雅コメント:広告代理店社員・佐藤悟志役不思議だけど雰囲気のあるお店ってあるじゃないですか?「スナック キズツキ」は、その究極版だなと。感傷的になることも多い暮らしの中で、家族や友人に支えてもらうこともあるし、誰にも構われなくない時もある。その中間のような雰囲気のお店と店主。トウコは何者なの?とも思える素敵なお話だなと思いました。僕自身も癒されたいなと。本を読ませて頂いて、佐藤悟志=僕。じゃないですか?と。これはもう当て書きですよ。僕が僕のこと書いたっけ?と思うような私生活に近すぎる内容。共感しまくりです。なので佐藤はトウコに僕は原田知世さんに癒やしてもらいます。笑今回は演じずありのままの僕自身をお見せできるかと。なのである意味迫真の演技となることでしょう。笑ただキズツいたことの発散方法がなかなか大変な役ですので、そこにも注目していただければ。 全力で発散しています!人は誰でも傷ついて生きてる気がします。 太ってるなー。おっさんだな。オタクだな。一生独身だよ。とか言われることありませんか?…あっ、全部自分のこと!スナックキズツキを見て皆さんも疲れや傷を癒やして明日の活力にしていただければ。トウコ…魅力的です!小関裕太コメント:佐藤の部下・瀧井潤役この原作を読んだときに、ホッとひと息休まるような温かい物語だったので、一人の読者として自分も肩の力を抜いてもらいました。僕はこの作品に出てくる傷ついた人のひとりを演じます。何気ない日常の中での「少しの我慢」「少しの気遣い」って、小さな針が風船に刺さったように、心をしぼめていきますよね。しかも気づかないうちに。そんな傷を癒してくれるスナックキズツキに、皆様も出逢ってみてはいかがでしょうか。浜野謙太コメント:酒の宅配業者・こぐま屋役原作にはいないキャラクターということなんですが、この豪華キャストの中に、そして!原田知世さんと共演させてもらえる幸せを思うと、本当にねじ込んでもらえてありがとうございますと思います。エンターテイメントさえ合理的にマーケティング的に作られる昨今で、生きづらさ、ぼんやりとしたツラさをしっかりと描くことは本当に大切なことだとおもいます。脚本は、人物たちが少しづつ繋がっているというのも面白くてダーっと読めてしまいました。なるべく日常の風景、なんでもないけど愛おしい、街の一部、あたかも街の活気の一部として原田さんをほっこりさせられればいいなと思います。原田さんのことだけ考えようと思います。出演者が皆さん素敵で実力派の方々なので1話1話が味わい深いものになるんじゃないかなとおもいます。深夜に力を抜いてみんなで原田知世さんに癒されましょう!『スナック キズツキ』主題歌は清 竜人また、同作の主題歌には、地上波連続ドラマ、初タイアップとなる清 竜人さんが務めます。『人はみな、傷つきながら、傷つけながら生きてる』という同作のテーマを重視して書き下ろした曲『コンサートホール』がオープニングテーマに決定しました。清 竜人コメント愛されず愛さずに、傷付けられず傷付けずに、生きていけたらと考える夜には、知らない誰かが作ったあの歌を歌いたい。知らない誰かが作ったギターを奏でたい。知らない誰かが作った酒を飲んでいたい。知らない誰かが作った煙草を吸っていたい。知らない誰かが作った月を眺めていたい。私と世界の関係は、そのくらいが丁度良いのだと、結い上げた髪を解いて、乱れた心を誤魔化すのさ。Good night, Today. See you tomorrow.キャスト、主題歌と個性派がそろったテレビ東京の新ドラマ『スナックキズツキ』は、2021年10月8日の金曜日、深夜0時12分からスタートです。[文・構成/grape編集部]
2021年09月17日『NHK紅白歌合戦』で審査員として登場した池江璃花子(’18年)東京五輪が始まった。24日の競泳で注目された選手のひとりに、池江璃花子(21)がいた。一昨年の2月に白血病を公表。五輪出場は絶望視されたが、治療に励み、コロナ禍で1年延期されたことも幸いして、奇跡的な代表入りを果たした。■芸能・スポーツ界とスピリチュアル療法その闘病中、気になる報道も飛び出した。タレント・なべおさみが行う手かざし療法に頼っている、というものだ。その記事では、池江の友人が「スピリチュアルなこととはまるで無縁で、ゲン担ぎをするタイプでもなかった」と証言。それゆえ、病状がかなり深刻なのではと懸念する見方が浮上した。ただ、手かざし療法はそれほどマイナーなものでもないらしい。最近も、小日向文世(67)が傾倒していると報じられた。「手かざしの母」と呼ばれる女性に、脱臼骨折や肉離れを治してもらったそうで『週刊女性』の取材にも、「だから僕、共演者やスタッフ、みなさんに“興味があったら行ってみて”って紹介していたんです。打ち上げでチラシを配ったこともあったくらい(笑)」と、明かしている。また、そもそもアスリートや芸能人はこういうものに走りがちだ。その問題を考えるうえで2大キーワードといえるのが、“占い”と“整体”である。現在、離婚協議中だという小林麻耶(42)が、ちょっと前まで一心同体だった夫・國光吟(38)は整体師。麻耶本人は大の占い好きで「数秘」によって結婚を決めたという。その後、占い師の資格も取った。10年前に洗脳が騒がれた中島知子(当時オセロ)の場合、相手は女性占い師。ただ、本人は昨年、ブログで「自分の人生は自分で決めるべき、だと思う。私もずっとそうしてきた」として、こう主張した。「若いころは占いが好きというか、何となく面白くていろいろなところに行ってた時もあったけど、その時も質問して答えを求める癖に、結局自分で決めるというのを繰り返してたよね。(略)人の意見に従ってばかりの人、MCに向かんやろ。なのに一時期、私が人のいうこと全部聞いてるみたいな変てこな報道ばかりされて、いま思い出してもはらわたが煮えくりかえるわ!」かと思えば、1998年に洗脳が取り沙汰された貴乃花(48)の場合、相手は整体師。こちらも昨年、週刊誌で当時を振り返った。「洗脳騒動の渦中も、私は自分を保てていた」として、「洗脳という言葉も、よくない使われ方をしますが、誤解を恐れずに言えば、師匠の指導を信じて、自分自身を“洗脳”していかないことには、強くなれないですよ」と、反論した。中島も貴乃花も、人の意見を聞くのはあくまで自分が強く生きていくための手段というわけだ。ともに本業がうまくいかなくなった今となってはやや説得力に欠けるものの、言いたいことはわかる。芸能やスポーツといった、浮き沈みの激しい世界で勝ち続けるには、その資本というべき自分の心と身体を強く保たなくてはいけないからだ。占いや整体はまさに、心身を安定させたい人が頼るもの。そこに目を向けるうち、そういうものに携わる人の意見にハマっていくのも不思議ではない。ロックバンド「X JAPAN」のボーカルToshI(55)が自己啓発セミナーに入会し、毎月の給料や印税収入を全額つぎ込み、12年間で10億円以上の財産を奪われてしまったというのも、同様だろう。それが度を過ぎてしまえば「洗脳」と呼ばれるわけである。そういう意味で、芸能人やアスリートは手かざしのような民間療法にも向かいやすい。激しい世界で成功を収めてきた人は、自身の能力や運を信じたい気持ちも強いからなのかもしれない。自分には特別な何かがある、特別な何かを持つ人とも出会える、といった勝ち組としての自負が、科学的な医療以外の方法にも走らせるのだろう。アスリートとして科学的トレーニングの素晴らしさを知る世代の池江も、五輪出場どころか生命の危機にさらされたとき、科学的とはいえない民間療法にも頼りたくなったのだろうか。いずれにせよ、彼女は自らの力で大病を乗り越え、五輪出場という夢を実現させた。数か月前に起きた五輪反対派からのバッシングへの対応も含め、心身ともにますますたくましくなったことが感じられる。ここでとりあげた人たちに限らず、スポーツや芸能の世界で一流を目指すには、さまざまなかたちで自らの心と体を強くしていく努力が不可欠なのだ。その努力のすべてが、貴乃花のいう「自分自身への洗脳」なのかもしれない。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年07月29日俳優の黒羽麻璃央が企画・プロデュースを行う野球大会『ACTORS☆LEAGUE』が20日、東京ドームにて行われた。同大会では、野球をこよなく愛する俳優37名が揃い、結成された2チームが真剣勝負の野球対決に挑む。「コロナ禍という状況であっても、次の世代を担う若い俳優たちが輝ける場所でライブエンターテイメントの楽しさを、興奮を、観客の皆様と分かち合える場を作りたい」という思いから黒羽が企画・プロデュースし、その想いに城田優、山崎育三郎、尾上松也、和田琢磨、和田雅成らが賛同した。試合開始前からDIAMOND BEARS、BLACK WINGSそれぞれのウォーミングアップが行われ、オープニングセレモニーでは城田によるテーマ曲の歌唱、試合前には山崎と松也による国歌斉唱が行われ、美声が響いた。スターティングメンバーは、BLACK WINGS:1 近藤頌利(サード)、2 岡宮来夢(セカンド)、3 笹森裕貴(ショート)、4 有澤樟太郎(キャッチャー)、5 八木将康(ファースト)、6 井阪郁巳(センター)、7 阿部顕嵐(ライト)、8 橋本祥平(レフト)、9 黒羽麻璃央(ピッチャー)、DIAMOND BEARS:1 和田雅成(ショート)、2 和田琢磨(キャッチャー)、3 北園涼(センター)、4 横山真史(ファースト)、5 上田悠介(ピッチャー)、6 上田堪大(サード)、7 鳥越裕貴(ライト)、8 椎名鯛造(セカンド)、9 石橋弘毅(レフト)で、途中には代打で監督の山崎と松也が登場する一幕も。猫として着ぐるみで乱入し高野洸に追いかけられた染谷俊之、助っ人として登場した野球経験0のspi、SNSを通してアピールした結果ほろよいのPR大使となった高橋健介も盛り上げた。結果は6-1でDIAMOND BEARSの勝利に。黒羽は「悔しいね!」と言いつつも、「悔しい思いができるというのも勝負の良さ。勝ったDIAMOND BEARSさん、本当におめでとうございます。この悔しさを胸にまた次に進んでいきましょう」と全員をねぎらう。和田は「自分のチームは何日も作戦会議をして『打撃のチームだね』と言ってたんですけど、守りからリズムを作ってくれたし、チーム関係なく白球を追いかける姿が全員キラキラしていた」と振り返る。城田は「コミッショナーの部屋、人来なさすぎじゃね? 俺、仕事なさ過ぎじゃね? 全員来いよ、順番に。これ終わったら順番に来いよ」と会場を笑わせた。各賞も発表され、ファインプレー賞には上田堪大、ハッスル賞には鳥越裕貴が輝く。ハーゲンダッツ賞の阿部顕嵐は「めちゃくちゃ嬉しいでーす! 僕、アイス大好きです、以上です」と喜び、城田は「ファインプレーを出したり、"おいしい"当たりだったということで贈られる。顕嵐選手は試合前に『最優秀賞とかいらないんで、ハーゲンダッツほしいです』と言っていて、有言実行の男です」と讃えた。ほろよい 夏の白いサワー賞に輝いたのは、ゲスト解説の荒牧慶彦。「ぼ、僕ですか!?」と驚く荒牧は、「本当に予想してなかったんですけど、野球知識も経験もなくてなぜと思いながらも、皆の素晴らしいプレーを少しでも魅力あるものにしようと必死で考えて解説しました。両チームの死闘、素晴らしかったです。野球が好きになりました」とコメント。MVPに輝いた岩瀬恒輝にはなんとトヨタ カローラが贈られ、岩瀬は「免許を持ってないので、今から免許合宿行ってきます!」と宣言する。しかし、緊張からか「練習でホームラン打ったので、本番でも打とうと思ったんですけど、ちょっとね……ナイスバッティング〜!!」と無理矢理締めていた。最後には全員で公式 テーマソング「L・A・S・T」を歌い、拍手の中で俳優達が退場していった。○コミッショナー、各チームの監督&キャプテン コメント・城田優(コミッショナー)コミッショナーとしては何の緊張もしておりません。ただ、自分が作詞作曲したテーマソング「L・A・S・T」をオープニングセレモニーでひとりで歌うことに関しては、死ぬほど緊張しております。というのは、“東京ドームで歌を歌う”というのが芸能界に入った頃からの自分の夢でした。その夢が叶う瞬間なので非常にドキドキワクワクしております。僕の歌を通して一人でも前向きになっていただけたらいいなと思います。それが僕のコミッショナーとしての一番の役割ですね(笑)。コロナ禍ですが、お客さんが見ていただく中で開催できるということをありがたく思っています。・尾上松也(【DIAMOND BEARS】監督)無事開催できてうれしく思っております。実は、東京ドームはプライベートで借りて、何度か野球の試合をしたことがあります。でも、監督として試合するのは初めてなので、監督としての試合の楽しみ方を新たに見つけたいなと思っています。いつもとは違う視点で見られるで、それはそれで楽しみですね。観ていただく方には、みんなが全力で野球を楽しんでいる姿と、開催を企画した(黒羽)麻璃央と制作スタッフの思いを感じ取っていただければうれしいです。育(山崎育三郎)とは何度か草野球をやっていて、これまで負けているので今日は勝ちたいと思います。・山崎育三郎(【BLACK WINGS】監督)間もなく本番ということで興奮します。コロナ禍ですが、これだけたくさんのお客さんが観に来てくださるということも嬉しいですね。東京ドームでプレイするのは子供の頃からの夢でした。監督なので試合に出られるか分からないんですが、「代打、俺!」ってどこかで出てやろうと思っています(笑)。(尾上)松也とは仲が良いんですけど、勝負事なので負けたくないですね。試合もそうですけど、ずっとベンチに向けてカメラが回っていたりしますし、楽曲を披露する場面があったりしますので、野球に詳しくないという方もエンタメとして楽しんでいただけるんじゃないかなって。舞台上とは違う姿をたっぷりと楽しんでください。・和田琢磨(【DIAMOND BEARS】キャプテン)いよいよということでワクワクしています。キャプテンとしては、勝てるチームを作ったつもりですので、相手チームのキャプテンの(黒羽)麻璃央くんが発起人ではありますが、勝ちにいきたいと思います。僕個人としては、共演しているけどなかなか会えない人たちとも交流できますし、とてもいい場だなって思っています。東京ドームに見に来てくださった方だけでなく、配信で観てくださる方にも楽しんでもらいたいですね。あと、僕の打順は2番なので初回にピッチャーの麻璃央くんと対戦します。ここでキッチリ1本ヒットを打ちたいです(笑)。・黒羽麻璃央(【BLACK WINGS】キャプテン)大人になってから一番気持ちが高揚しています(笑)。企画プロデュースをさせていただいていますが、最初は地方球場で仲良く楽しく出来たらいいなと思っていました。それが東京ドームで開催できることになって嬉しい驚きというか、野球人生において思い残すことはありません(笑)。苦楽を共にした俳優仲間だったり、尊敬する先輩方と短い時間ではありますけどお祭り騒ぎができる今日のイベントは、まだまだ厳しい状況ですが、これまで自粛してきたことへのちょっとしたご褒美と思っています。配信で観られる方も楽しんでいただけたらうれしいです。○出場キャスト・コミッショナー城田優・監督山崎育三郎、尾上松也・ゲスト解説荒牧慶彦、佐藤流司・キャプテン黒羽麻璃央、和田琢磨・選手会長和田雅成・BLACK WINGS チームメンバー(五十音順)阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、岡宮来夢、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、田中涼星、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田凌、八木将康・DIAMOND BEARS チームメンバー(五十音順)石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、北園涼、小南光司、椎名鯛造、高野洸、鳥越裕貴、松井勇歩、結城伽寿也、横山真史撮影:小境勝巳(C)ACTORS☆LEAGUE 2021
2021年07月20日2021年7月3日からテレビ東京で放送開始予定のテレビドラマ『女の戦争~バチェラー殺人事件~』のメインビジュアルが解禁されました。『女の戦争~バチェラー殺人事件~』豪華出演者が集結同作は、お金と権力を持ち合わせた独身男性をめぐり、女性たちがしのぎを削る『バチェラーデート』をテーマにしたテレビドラマ。『女の戦争~バチェラー殺人事件~』では、主演にミュージカル界の貴公子・古川雄大さんを迎え、7人の美しい女性たちが欲望にまみれた愛憎劇を繰り広げます。古川雄大さん演じる主人公・御曹司バチェラーを奪い合う7名の女性たちには、葵わかなさん、トリンドル玲奈さん、寺本莉緒さん、尾碕真花さん、北原里英さん、成海璃子さん、真飛聖さんと、個性豊かな俳優陣が集結。また、ドラマ内の番組MC役に松大航也さん、AD役に喜多乃愛さん、芹沢瞬さん、主人公の父・鳴戸栄一郎役に羽場裕一さんと、新旧を代表する俳優陣がわきを固めます。メインビジュアルに隠された『秘密』とは今回解禁されたメインビジュアルには、まるで絵画のようで魅惑的な主人公を取り囲むように、華やかなドレスに身を包んだ、仮面を持った7名の女性達が写っています。メインビジュアルには、作品の面白さが秘められているといい、気になるのは主人公の写真についた傷。誰が主人公に選ばれ、そして誰が主人公を手にかけるのか…予測しながら、本作の放送を待ちましょう。[文・構成/grape編集部]
2021年06月30日2021年7月からテレビ東京で放送開始予定のドラマ『女の戦争~バチェラー殺人事件~』の追加キャストと主題歌が発表されました。テレ東新ドラマ『女の戦争~バチェラー殺人事件~』追加キャスト主演にミュージカル界の貴公子・古川雄大さんを迎えた同作は、7人の女性たちの欲望にまみれた愛憎サスペンスドラマ。葵わかなさん、トリンドル玲奈さん、寺本莉緒さん、尾碕真花さん、北原里英さん、成海璃子さん、真飛聖さん演じる7人の美女たちが、古川雄大さん演じる御曹司バチェラーを奪い合います。また、脇を固めるのは、次世代の若手スターから大御所俳優、さらにはYouTuberと個性豊かな面々。劇中で展開される恋愛リアリティショー『ゲット・ザ・バチェラー』の番組MC・ケリー豊田役を、朝の連続テレビ小説にも出演した松大航也さんが務めます。さらに、ADの楓役には、次世代スターとして注目されている、喜多乃愛さん。同じくADの斉藤役には、チャンネル登録者数22万人以上の人気YouTuber・芹沢瞬さんがキャスティングされました。そして、主人公の父親・鳴戸英一郎役には、さまざまな作品で活躍する大御所俳優、羽場裕一さんが決定しています。『女の戦争~バチェラー殺人事件~』主題歌はCö shu Nieが担当主題歌は、人気アニメや映画主題歌を手掛け、注目度が急上昇中の2人組ロックバンド『Cö shu Nie(コシュニエ)』が担当することも発表されました。「作品のプロットを読み、登場人物達の欲望に忠実に、猪突猛進するエネルギーに衝撃を受けた」と語る、『コシュニエ』の2人。主題歌の『undress me』は、『ある人物が、どういう理由で愛する人の命を奪うだろう』と、心の機微をしたためた1曲だといい、物語にどのような華を添えるかにも期待が高まります。豪華キャストで送る『女の戦争~バチェラー殺人事件~』は、2021年7月3日、毎週土曜23時25分から放送開始予定です。[文・構成/grape編集部]
2021年06月24日山崎賢人主演、65年愛され続けてきた伝説の小説を初めて映画化した『夏への扉 ーキミのいる未来へー』より、スペシャル映像第2弾“璃子純愛編”が到着した。第1弾「時を超える宗一郎編」に続いて公開された本映像は、山崎さん演じる宗一郎が大切に想う璃子(清原果耶)を中心に描かれている。璃子が後ろから宗一郎を抱きしめて告白するシーンから始まり、彼を想い一緒に過ごしていた璃子が、宗一郎の頬をたたく感情的になる場面、幼き頃の映像と、璃子が宗一郎を一途に強く想う様子が伺える映像となっている。『夏への扉 ーキミのいる未来へー』は6月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:夏への扉 ーキミのいる未来へー 2021年6月25日より全国にて公開©2021「夏への扉」製作委員会
2021年05月31日ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ三日月宗近役で注目を集め、『SUITS/スーツ2』をはじめ数々のドラマに出演するほか、バラエティでも活躍する黒羽麻璃央さん。今後の活躍にますます期待が高まるひとりです。いまはむしろ演劇人と呼ばれたい派です。――じつは最近、ある舞台の宣伝担当さんとヘアメイクさんのおふたりから別々に「黒羽さんのいまの活躍は本人の人柄の良さもあると思う」という話をされたんです。黒羽:もしそうならば親に感謝ですね。表裏がないとは言われますけど…。――確かにそれはよく聞きます。黒羽:単に裏を作りたくても準備する暇がないっていうか…できないだけなんですけどね。不器用だし、面倒くさがり屋なのかもしれない。へんに気を遣うのはやめたんです。もちろん場によっては必要ですけれど、へんに自分を繕うのもって思うし、無理もしたくないし。そうしたら自然と…。――カッコつけたりするのも?黒羽:やめちゃいました。疲れちゃったんです。そういうことをしている自分も嫌だし。それで嫌われたとしても、親友がいるからひとりじゃないしいいやって、開き直りみたいなところもありましたけど。――以前に取材させていただいた時に、上京してきたばかりの頃は東京に心を許していなかったと話していましたが、芸能界には、自ら望んで入られたんですよね。黒羽:望んで…というのは半分くらいで、あと半分はなんとなく。コンテストに参加したのも、めちゃくちゃ俳優の仕事をしたいとかより、ちょっと芸能人に憧れるくらいのもので。いざ東京に出てくるってなってからは、友達とも親とも離れたくなくて急に嫌になって、ずっと実家の仙台に帰りたいと思っていました。自分の気持ち100%でやってないものだから、いろんなワークショップでも怒られてばかり。その頃、友人は大学で人生謳歌していて、一体自分は何しに来てるんだろうって…。――変わってきたのはいつ頃?黒羽:ふとした時なんですけど…仙台に休みで帰った時に、自分の口から「東京に帰る」って言葉が出たんです。その頃になると、東京にも仲のいい人ができていたし、好きな場所もできて、落ち着いて生活できていて。仙台にいても、東京が帰る場所になったんだなって。その辺かなと思います。――いくつくらいの頃ですか?黒羽:20代中盤くらい。じつは刀ミュ(ミュージカル『刀剣乱舞』)をやり始めた頃もまだ、この仕事に向いてないと思っていたし、つねに頭のどこかに、やめて帰るという選択肢がありました。――向いてないと思った理由は?黒羽:自分が思い描いていた芸能の仕事とは違っていたんですよね。もちろん、楽しい瞬間も素敵だなと思う瞬間もありましたけど、圧倒的にキツいことのほうが多くて。一度、決心して親に「帰ろうと思う」って言ったんです。そしたら「帰っておいで」って言われて。「じゃあやろう」ってなりました。――そんなに帰りたかったのに?黒羽:すごい気が楽になったんですよね。「あなたが俳優じゃなくても、私たちは何も困りません」って言われて、自分ひとりがこんなにバタバタしていただけなんだって冷静になったし、本当に追い詰められたら逃げればいいんだって開き直れたというか。最悪のパターンを想像したら、怖いものなんてないやって気持ちになれた。そこから仕事への取り組み方も仕事に対する考え方も変わりましたし、意識を変えた瞬間から、僕を必要としてくれる作品に声をかけていただいたり、バラエティに呼んでいただくことも増えたんですよね。――当初、思い描いていた芸能界ってどんなものだったんですか?黒羽:完全に月9ドラマとかですよね。仮面ライダーをやって、学園モノに出て、主演ドラマやって…みたいな(笑)。田舎だったんで、舞台に出るなんて全然頭になかったです。いまはむしろ演劇人と呼ばれたい派なんですけれど、昔は、舞台って映像に比べて知名度がないし…とか考えていました。賞をいただけるような俳優にならなきゃって。――舞台を面白いと思ったのは、どのあたりのタイミングですか?黒羽:‘16年の、宅間(孝行)さんとやらせていただいた『歌姫』ですね。その時、久々に泥くさ~い人間を演じたんですけど…演じたというより、役になったというほうが近い。稽古場で、毎日のように宅間さんから鬼のようなダメ出しを受けて、追い込んで追い込んで役を自分に浸透させていくうちに、芝居なんだけど芝居じゃないような、本当にその役としてその空間を生きているような感覚になりました。何より、宅間さんが厳しいけれど本当に愛のある方で、役の上で僕は宅間さんを慕う役だったんですが、自然とその関係性が築けたことも大きかったと思います。――その頃から映像作品への出演も増えていきましたよね?黒羽:映像をやりたいとは思っていたけれど、舞台と同時進行ってめちゃめちゃ難しいんですよね。舞台はかなり前にスケジュールを押さえられますし。だから映像に出ると決めて、一度、舞台を控えていた時期もありました。でもそれを経験したことで、どれだけ舞台が自分にとって大事なのか、好きだったのかがわかりました。――舞台のどこが魅力ですか?黒羽:映像は完成の瞬間に演者が立ち会えないじゃないですか。でも舞台は、観客の前で表現して、届け終わった瞬間に反応をいただける、その感じが楽しいんです。あと、幕が上がったら一切ごまかしがきかない。全員がフェアな状態で戦っているところが好きですね。――この先の目標はありますか?黒羽:もちろんそれだけ認めてもらえる俳優にならなきゃってことなんですけど、いつか賞をいただけるような俳優になりたいです。くじけそうになった時に、ちょっと自信を取り戻して頑張れるかなって。黒羽さん出演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、5 月21 日(金)~ 6 月13 日(日)、TBS赤坂ACTシアターにて上演。その後、大阪・愛知公演も予定。2001年にフランスで誕生した作品で、日本では‘10年に宝塚歌劇団によって初演。今回、ロミオ役は黒羽さんと甲斐翔真さんのWキャストに。梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039くろば・まりお1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2012年のミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで俳優デビュー。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ三日月宗近役で注目を集める。ドラマ『恋はつづくよどこまでも』、Paravi配信中『リコハイ!!』など映像作品も多数。7月20日に自身の企画プロデュース『ACTORSLEAGUE 2021』開催。コート¥66,000Tシャツ¥20,900パンツ¥49,500(以上ETHOSENS/ETHOSENS of whitesauce TEL:03・6809・0470)シューズはスタイリスト私物※『anan』2021年5月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・ホカリキュウヘア&メイク・Haruka(Lomalia)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年05月22日ミュージカル『刀剣乱舞』の三日月宗近を演じるなど、以前から2.5次元界で人気を博していた黒羽麻璃央さん。近年はグランドミュージカルにも進出。演技や歌唱のみならず、舞台上での存在感もぐっと増して、今後の活躍にますます期待が高まるひとりです。好意がわかりやすく顔に出ちゃうタイプ。秘めているのが苦手なんです。昨年、大作ミュージカル『エリザベート』で、作品中でもクセが強い難役といわれるルキーニ役に大抜擢。続く、人気漫画の舞台化であるミュージカル『るろうに剣心 京都編』では、主人公の最大の敵で、シリーズを通して高い人気を誇る志々雄真実役に。ミュージカル俳優として大きく羽ばたく一年になる…はずだった。が、時世もあり、公演はどちらも中止に。しかし、それで歩みを止めたわけではない。『SUITS/スーツ2』をはじめ数々のドラマに出演するほか、バラエティでも活躍。そしてこのたび、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』では、タイトルロールであるロミオを演じる。――‘19年に同作に出演した時は、ロミオの友人のマーキューシオ役でしたが、ついにロミオですね。黒羽:作品の真ん中に立たなきゃいけない役ですから、それなりに説得力のあるロミオにしていかなきゃなと思っているところです。まだ勉強中の部分もありますけど、そのための準備はいろいろしてきたつもりですし、今回、フレッシュなキャストの方が多く、生まれ変わったロミジュリじゃないですけど、新しい時代がきたなって思ってもらえたらいいですね。――前回のマーキューシオを拝見したんですが、いきいきと演じられていたのが印象的でした。あの作品以降から何となくですが、舞台上での頼もしさが増したというか…自信がついたのかなと感じていたのですが、何かありました?黒羽:なんでしょうね…(笑)。でも純粋に、ミュージカルがより楽しくなりましたね。劇中の歌と芝居上での感情がリンクする気持ちよさとか、歌で表現することの楽しさを知って、もっと上手くなりたいなって思うようになりました。それまでは、似た経歴をたどってきた同世代の俳優と一緒に作品を作ることが多かったんです。でも、帝国劇場の舞台に出ているような方々とご一緒したことで、自分もこんな表現者になりたいなって具体的な目標として憧れを抱けたことが大きかったかなと思います。――とくに衝撃を受けた方はいらっしゃいますか?黒羽:ロミオを演じていらしたおふたかた(古川雄大、大野拓朗)ですね。袖で見ていても、楽曲がいいのはもちろんなんですけれど…おふたりともちゃんと自分の歌にして届けている。そこにとくに憧れるし尊敬もするし、ひとりの俳優としては嫉妬する部分もあるし。――それが繋がっているのかわかりませんが、今年1月のミュージカル『刀剣乱舞』五周年記念 壽乱舞音曲祭(以下、音曲祭)で、存在感もさることながら、歌の技術も上がっていて驚きました。黒羽:あの公演の最初の頃は、若干コロナの後遺症を引きずっていて声が出づらくて、焦ってたんですよ。公演を重ねるうちに喉の筋力が戻ってきましたけど。――そうなんですね。でも、音程やピッチが以前より安定したように感じて、歌のレッスンをされているのかなと思ったのですが?黒羽:確かに、なるべく時間を作ってボイストレーニングに通ったりはしていました。『エリザベート』の稽古では低い音程が出なくて、日常生活でもなるべく低い声を出すようにしていたら、少し音域が広がったりもしたんです。高い音はもとからそんなに苦じゃなく出てはいたけれど、よりクリアに出せるようにはなったのかな。あと、音曲祭の稽古で久々に刀ミュ(ミュージカル『刀剣乱舞』)の現場に参加したら、みんな歌が上手いし、意識高いし、負けてられないなっていう気持ちになったのもあったと思います。――『ロミオとジュリエット』という題材については、どんなふうに思っていますか?黒羽:悲劇ではありますけれど、みんなこういう愛情に飢えているんじゃないかって気がするんですよ。相手を追いかけて死ぬとか、そこまでの恋愛ってロマンティックだし。ただ現代では、自分の身を挺して相手のためにみたいなことを恥ずかしげもなく言うのって、ともするとカッコ悪いってなっちゃうじゃないですか。僕はそう思ってる人のほうがカッコ悪いって思っちゃいますけどね。――黒羽さんは恥ずかしがらずに熱くなれるタイプ?黒羽:もちろん恥ずかしさはあるけれど…好意がわかりやすく顔に出ちゃうし、伝えちゃうタイプです。伝えずに秘めているのが苦手なんですよね。逆に、苦手なこともすぐに顔に出ちゃうし、吐き出したくなってポンポン言っちゃいます。黒羽さん出演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、5 月21 日(金)~ 6 月13 日(日)、TBS赤坂ACTシアターにて上演。その後、大阪・愛知公演も予定。2001年にフランスで誕生した作品で、日本では‘10年に宝塚歌劇団によって初演。今回、ロミオ役は黒羽さんと甲斐翔真さんのWキャストに。梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039くろば・まりお1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2012年のミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで俳優デビュー。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ三日月宗近役で注目を集める。ドラマ『恋はつづくよどこまでも』、Paravi配信中『リコハイ!!』など映像作品も多数。7月20日に自身の企画プロデュース『ACTORSLEAGUE 2021』開催。コート¥66,000Tシャツ¥20,900パンツ¥49,500(以上ETHOSENS/ETHOSENS of whitesauce TEL:03・6809・0470)シューズはスタイリスト私物※『anan』2021年5月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・ホカリキュウヘア&メイク・Haruka(Lomalia)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年05月21日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が日本初演から10周年を迎え、新たなキャストで上演される。シェイクスピアの名作を2001年にパリでミュージカル化した同作は、全世界でヒットし、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後2011年に日本オリジナルバージョンを上演して人気を博し、今回は2019年以来2年ぶりの上演で、10周年を迎える。『エリザベート』『モーツァルト!』など手掛けた日本初演作は軒並み大ヒットし、近年では『ポーの一族』『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』といった“名作の世界初のミュージカル化”も成功させている小池修一郎氏が潤色・演出を手がけ、過去のロミオ役では城田優、山崎育三郎、古川雄大、柿澤勇人、大野拓朗、ジュリエット役には昆夏美、フランク莉奈、清水くるみ、生田絵梨花、木下晴香、葵わかなとミュージカルスターの登竜門に。2021年の公演では、ロミオ役に黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手たちが、ジュリエット役に伊原六花と天翔愛というフレッシュな2人が抜擢された。今回は、2年前にマーキューシオ役を演じ新たにロミオ役となった黒羽、そしてロミオと敵対するティボルト役となった立石俊樹にインタビュー。同い年で東北出身という共通点のある2人に、同作への思いや互いの印象などについて話を聞いた。○■ジュノンボーイの時から見ていた——お二人の仲の良さが写真や動画撮影の時から伝わってきたのですが、黒羽さんの出演されていたドラマ『パパ、はじめました』に立石さんがゲストに来られたのが初対面でしょうか?黒羽:そうなんです。もちろんその前から知っていましたけど、その時から様子がおかしかった……。立石:その時、特にやばかったんじゃないかなあ。黒羽:“特に”だったの!?(笑) 僕たちが出演していた『テレビ演劇 サクセス荘3』でも共演できる回がなかったので、そのままの印象で止まっていたんだけど、最近はミュージカル『黒執事』にも出られていて「かっこいいな」と思って、久々に会ったら今日もやっぱり変でした(笑)。飲まれちゃいそうになるんです、立石ワールドに! 危ない危ない。立石:印象が変わってない(笑)。逆に麻璃央くんは普段どういう感じなの?黒羽:真面目に、このままの感じ。立石:そうなんだ! 東北出身で同い年なんですよね。僕、麻璃央くんがジュノンボーイ(ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト)に応募していた時から知っていたんです。僕も多分同じ時に申し込んだような……。黒羽:えっ、そうなの!? 第23回! 高2の時!立石:出してる! 高1で最初に申し込んで周りの目が恥ずかしくてやめて、高2でも申し込んで、恥ずかしくてやめて……だから当時から「同じ東北出身としてすごいな」と思ってた。黒羽:東北人にはそういう仲間意識があるんです。平和でのほほんとしてる。立石君を見てるとわかるけど、平和な人が多いから(笑)。だからやっぱり、今回ティボルト役なのは意外でした。みんな驚いたと思うけど、そんなキャスティングをする小池先生の中には、やっぱり何か考えがあるんだと思います。稽古場でどんなティボルトが見られるのか、すごく楽しみです。立石:麻璃央くんは前回の『ロミジュリ』でマーキューシオを演じていて、僕も活躍を見て刺激を受けていましたし、こうして憧れの『ロミジュリ』で新たにロミオとティボルトとしてバチバチできることは、不思議ですし嬉しいです。いい意味で新しい風を吹かせられたら。黒羽:間違いなく、違う風は吹く(笑)。楽しみです。色々な風が吹いた方がいいから。○■自分の色を出すためには——小池先生のお話も出ましたが、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまったミュージカル『エリザベート』のルキーニ役、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』の志々雄真実役に続いて、今回『ロミオ&ジュリエット』で黒羽さんがロミオ役に抜擢されているので、すごく期待がかかっているのかなと思いました。黒羽:ありがたいことに……。『エリザベート』が中止になってしまった時に、『るろ剣』でリベンジしたいと思っていたけれど、『るろ剣』も中止になってしまって。悔しい思いが積み重なってきていて、難しい役ですが、その思いを発散して期待に応えられるように頑張りたいと思っています。——立石さんは、もう小池先生とはお話などされたんですか?立石:オーディションの時に少しお話ししました。ティボルトを演じて歌ってみて……4時間ぐらいスタジオにいたのかな。その時はどういう方なのかまだわからなかったのですが、期待に応えたいというか、自分の持てるもの全てを出し切りたいと思わせてくれる方だなと思いました。黒羽:さらけ出したくなるよね。あとは心の中まで見透かす方だから、本当に全力で挑んでいかないと。——テニミュ(ミュージカル『テニスの王子様』)に出られていた方には、稽古場で「ラケットを振ってみて」と無茶ぶりするという噂も…。黒羽:ちょっと「いいのかな」と思いながら応えるんですが(笑)。今回、立海出身のキャストが多いんです。前回は青学(せいがく)が多かった。立石:確かに!——皆さんが歌う「世界の王」が、色々な背景を持った若い方たちが集まっている『ロミジュリ』自体と重なるような気持ちにもなります。黒羽:今回、R&Jダンサーの方も含めて若い方が多いので、「若気の至り」を全開に出していく、令和版の『ロミジュリ』が作れるんじゃないかなと思っています。大人になればなるほど、冷静になって考えちゃう部分もあるけど、若い時は突っ走るしかない、みたいなところがあるから。立石:名作中の名作ですし、僕自身は、まず本当に素直に嬉しい気持ちが先行しています。ミュージカルをもっとやっていきたいという気持ちがあって、そういう中で抜擢していただいたので、難しいことは考えられなくて、シンプルに「全力でやる」という気持ちです。——ちなみにお二人はどの曲が好きですか?黒羽:僕はロミオの1発目の「いつか」という曲が好きです。いろいろ運命が動き出す曲でもあるし、まだジュリエットとロミオはその時はまだ出会ってないけど、同じ物に手を伸ばしている。結末を知っているからこそジーンと来るものもあるし、色々なことが始まるという意味でもすごく好きです。立石:僕はいっぱいあるんですけど、自分の役で言うとやっぱり「ティボルト」。唯一、「ティボルト」という名前が曲名になっているので。黒羽:すごいよね、曲名が「ティボルト」だもん。立石:曲中でもすごく「ティボルト」と出てくるし、自分の名前を歌うぐらい、誇りとか色々と感じるものがあるのかな。——ティボルトとして、ワイルドさは出して歌われるんでしょうか?立石:難しいですけど、稽古の中で自分が演じる意味を見つけないといけないと思います。まだ僕自身も過去の皆さんが演じられていたティボルトを重ねてしまう時があるし、お客さんも重ねるところもあるだろうし。黒羽:難しいよね。たくさんの偉大な方々が演じてきているから、「こうでなくちゃいけない」というのが作られるのは非常に怖い。演じている側としても、自分の中でちゃんとその感情になるように噛み砕く時間が欲しくて、たくさん稽古をしたいです。今回はもし自分の中で「違う」という気持ちが生まれたら、ちゃんと言おうと思ってるんです。実は「そうしないと、今後苦しくなるよ」というアドバイスもいただいて。前回は初めてカンパニーに入ったし、過去の映像をたくさん見て、前の方がどう動いていたのかに沿いすぎてしまったところがありました。今回は自分の気持ちで動いた通りに演じることも大事にしていかないと、自分の色が出て来ないから。○■「柔軟に」というアドバイス——黒羽さんから立石さんに、小池先生の稽古に挑むにあたってのアドバイスはありますか?黒羽:昨日ついた稽古がころっと変わったりもするけど、そこは柔軟に(笑)。柔軟にしないと、「この感情で動くはずだったのに」と、パニックになっちゃう。立石:なるほど、柔軟に……。黒羽:でも間違いなく良い方向に運んでくださるので! 2年前はWキャスト自体が初めてだったし、「こんなに演出が細かいんだ」と驚いたんです。手の角度や倒れ込んだ時のポーズまで演出がついていてびっくりしたんですけど、いざ劇場で自分が出ていない時の場当たりやゲネプロを観ると、やっぱりすごくきれいで。「こんなに計算して作られてるんだ、すごいな」と気付くことが出来ました。——それはWキャストならではですね。では、最後に改めてメッセージをいただければ。黒羽:僕は『ロミジュリ』という作品に出会って、「もっと上手くなりたい」「これからもミュージカルをやっていける人間になりたい」と思うようになりました。色々な出会いをくれた作品ですので、今回も新たな出会いが楽しみだし、また面白いことが始まっていく予感がするので、ぜひお楽しみに!立石:僕はとにかくワクワクしています。1度、他の作品(MANKAI STAGE『A3!』)の劇中劇でティボルトを演じたことがあって、縁も感じています。そのワクワクや嬉しい気持ちを力にして、全力で向き合って楽しみたいです。ここでしっかり力をつけて、劇場で皆さんにお届けしたいと思います。——そんなお二人のバチバチ具合も楽しみにしています。黒羽:青あざを作ってたらごめんなさい(笑)立石:プライベートは普通で(笑)■黒羽麻璃央1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2010年に第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて準グランプリを受賞し、芸能界入り。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』2ndシリーズ(12年~14年)、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ (15年~)、舞台『黒子のバスケ』(16年~)、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(19年)、映画『いなくなれ、群青』(19年)、ドラマ『寝ないの?小山内三兄弟』シリーズ、『テレビ演劇 サクセス荘』シリーズ(19年~)、『恋はつづくよどこまでも』『SUITS/スーツ2』(20年)など。配信中のParaviオリジナルストーリー「リコハイ!!」に出演中。7月には自身が企画プロデュースする野球イベント「ACTORS LEAGUE 2021」が開催予定。■立石俊樹1993年12月19日生まれ、秋田県出身。男性ダンス&ボーカルグループ「IVVY」のボーカルとして2015年から音楽活動を開始する。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』シリーズ(17年~)、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ(18年~)、ドラマ『チョコレート戦争~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~』『社内マリッジハニー』(20年)、映画『遮那王 お江戸のキャンディー3』、映画『ツナガレラジオ~僕らの雨降Days~』、舞台『チョコレート戦争~a tale of the truth~』、主演ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~など。
2021年05月14日2021年7月23日に開幕予定の東京五輪。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行が収まらない中での開催について、国内外で賛否の声が上がっています。同年5月7日に、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手は、自身のSNSに「辞退して」「開催について反対の声を上げてほしい」といったメッセージが寄せられていることを明かしました。「五輪中止させて」の声に、池江璃花子が持論を展開内容に40万いいね池江選手はそういった声に対し、Twitterを通してアスリートの1人としての持論を展開しています。池江選手の投稿は波紋を呼び、国内にいる複数のアスリートたちが同様のコメントを発表。一連の出来事に対する報道は、海外メディアでも取り上げられています。加藤浩次「選手にいうことじゃない」同月10日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、池江選手が発表したコメントについて特集。番組に出演していた、元競泳選手でスポーツジャーナリストの松田丈志さんは、池江選手の投稿について、こう意見を述べました。本当に素晴らしいコメントを出してくれたなっていう風に思うんですけれども、今回の件でいうとSNSで池江選手にダイレクトメッセージなどで連絡をして、要は「反対の声を上げてほしい」っていってるわけですよ。それって、やはり池江選手は病気から奇跡的な回復をして代表権を獲得して、今回のオリンピックはやはり印象付ける選手の1人だと思うんですね。そういう選手の影響力を使って、ある意味開催してほしくない人たちが、自分たちの声を拡大して伝えてほしいっていうことですから、それ自体は本当によくないことだなと思いますし。逆にいえば、オリンピックを推進、やりたいと思っているひとたちも、個人の影響力を使って自分たちの意見をリードしていきたいっていうやり方はよくないと思いますね。スッキリーより引用「開催に対して賛成派であれ否定派であれ、個人の影響力を使って自分の意見をリードさせるやり方はよくない」という松田さん。番組のMCを務める加藤浩次さんは、松田さんの意見に同調し、次のようなコメントを発しました。そこは本当に、直接池江選手にするっていうのは、池江選手は「なんていえばいいの」と思うし、そりゃ一生懸命頑張って病気を克服した選手に、それを利用するっていうのは、本当に、僕はダイレクトメッセージを送っている人は卑劣だなって思いますよ。やり方としては。選手にいうことじゃないと。それはIOC(国際オリンピック委員会)ないし、そして組織委員会に訴えるべきことであって、選手は別ですもんね。スッキリーより引用加藤さんは「池江選手の影響力を利用しようとする行為は卑劣だと思う。そもそも選手にいうべきことではない」とキッパリ。番組を見た人からは、次のような声が相次いでいます。・本当にその通りだと思う。池江選手の心情を思うと、とても悲しくなる。・「選手じゃなくてIOCにいってほしい」という言葉は、ごもっとも。・いろいろな意見があるのは理解できるけど、それを一個人の選手に求めるのは、違うように感じる。コロナウイルスがまん延する中での開催について、不安を覚えるのは当然です。さらなる感染拡大への不安や、ただでさえひっ迫している医療体制への影響を考えると、反対の意見を述べたくなる気持ちは否定できません。しかし、一個人である選手に「出場を辞退してほしい」などと訴え、状況を変えようとするのは見当違いといえるでしょう。松田さんや加藤さんの意見は、多くの人の共感を呼びました。[文・構成/grape編集部]
2021年05月10日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の世界的な流行によって、1年の開催延期が決定された東京五輪。開催日は2021年7月23日に変更されましたが、同年5月現在、コロナウイルスは終息するどころか、さらに感染を広げています。東京五輪を開催すれば、世界中の選手が来日する上、多くの医療従事者が協力を求められることに。開催に対し、「今はそんな場合ではない。中止にするべきだ」という声が相次いでいます。東京五輪の反対意見ついて、池江璃花子選手が持論を展開白血病の治療で一度は東京五輪の代表の座を逃したものの、開催の延期によって奇跡的に内定をつかんだ競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手。同月7日、池江選手はTwiterで「辞退してほしい」「開催の反対に声を上げてほしい」といった意見が寄せられていることを明かしました。そういった東京五輪の開催反対を求める声に対し、池江選手は丁寧な言葉で持論を展開しています。いつも応援ありがとうございます。Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」などのコメントが寄せられている事を知りました。もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。ですが、↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています。私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています。1年延期されたオリンピックは↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて、良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心を痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです。↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 長くなってしまいましたが、わたしに限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても暖かく見守っていてほしいなと思います。— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 池江選手だけでなく、きっと多くの選手がコロナ禍での開催に不安を感じているでしょう。しかし、五輪開催の決定権は選手にはありません。現在も選手たちは、私たちと同じように感染や重症化のリスクにおびえながら生活を送っています。決定権のない選手にそういった言葉を投げかけるのは、見当違いといえるでしょう。一連の投稿に対し、合計でおよそ40万件もの『いいね』が寄せられました。文章を通して、池江選手のもどかしい気持ちは多くの人に伝わったようです。・選手個人にそんなことをいってもね…。企業の不祥事で社員を叩くようなものでは?・五輪開催反対の気持ちは分からないでもないけど、選手に「辞退しろ」というのは違うでしょ。・すごく言葉を選んで発言してるのが伝わってくる。お門違いの批判だよ…。五輪は多くのアスリートにとって世界の頂点であり、あこがれの場所。だからこそ、今の状況は心苦しいものでしょう。「今やるべきことをまっとうし、応援してくれる人の期待に応えたい一心でいる」という池江さんの言葉は、きっとほかの選手も同じはず。東京五輪がこの先どうなるかは分かりませんが、懸命に練習している選手個人に中止を求める声がなくなることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年05月08日俳優の黒羽麻璃央が企画・プロデュースを行う野球大会『ACTORS☆LEAGUE』の開催が23日、明らかになった。東京ドームにて7月20日の開催を予定している。同大会では、野球をこよなく愛する俳優37名が揃い、結成された2チームが真剣勝負の野球対決に挑む。「コロナ禍という状況であっても、次の世代を担う若い俳優たちが輝ける場所でライブエンターテイメントの楽しさを、興奮を、観客の皆様と分かち合える場を作りたい」という思いから黒羽が企画・プロデュースし、その想いに城田優、山崎育三郎、尾上松也、和田琢磨、和田雅成らが賛同した。俳優陣は黒羽がキャプテンを務める「BLACK WINGS」と、和田琢磨がキャプテンを務める「DIAMOND BEARS」の2チームにわかれ、さらにゲスト解説者として荒牧慶彦、佐藤流司が参戦し、あわせて総勢37名が集結した。歌やダンスなどに長けた俳優たちが、ただ野球の試合をするだけではなく、観客を魅了する様々なパフォーマンスを織り交ぜて、いまの日本を元気にする究極のエンターテイメントショーを開催する。ドリームマッチ第1弾の開催決定にあたり、各チームのキャプテンを務める黒羽と和田からのコメントも到着した。なお、本プロジェクトの収益の一部は「読売光と愛の事業団」を通じて、新型コロナウィルスの感染症対策に最前線で向き合う医療従事者に寄付される。○「BLACKWINGS」キャプテン・黒羽麻璃央 コメント今回、企画プロデュースをさせていただきました、プロデューサー兼任BLACK WINGSキャプテンの黒羽麻璃央です。すてきなキャストの方々にお集まりいただき、僕の大好きな野球ができること本当に嬉しく、感謝しかありません! プロデューサーとしてはファンの皆さんに最高の野球&エンターテイメントを、キャプテンとしてはしっかりとチームを引っ張っていけるように頑張ります! 目標は東京ドームの看板に当たる特大ホームランを打つこと! 歴史的な試合を皆さんの心に刻みたいと思いますので是非、お楽しみに!○「DIAMONDBEARS」キャプテン・和田琢磨 コメントDIAMOND BEARSのキャプテンを務めます和田琢磨です。こんな贅沢な環境で、しかも気心知れた仲間たちと一緒に大好きな野球を出来ることをとても嬉しく思います。そして、声をかけてくれた黒羽麻璃央くんには本当に感謝しています。しかし試合は試合。集え! ダイヤモンドのように固い結束のもと、クマのように勇敢な野球小僧達よ!! 皆様、東京ドームにて一緒に盛り上がりましょう!!○出場キャスト・コミッショナー城田優・監督山崎育三郎、尾上松也・ゲスト解説荒牧慶彦、佐藤流司・キャプテン黒羽麻璃央、和田琢磨・選手会長和田雅成・BLACK WINGS チームメンバー(五十音順)阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、岡宮来夢、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、田中涼星、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田凌、八木将康・DIAMOND BEARS チームメンバー(五十音順)石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、北園涼、小南光司、椎名鯛造、高野洸、鳥越裕貴、松井勇歩、結城伽寿也、横山真史
2021年04月23日祖父母が通うヘアサロン店主と池江璃花子選手暗雲立ち込める東京五輪に吉報が舞い込んだ。競泳選手の池江璃花子が、東京五輪代表選考会を兼ねる日本選手権に出場し、2種目で優勝。400メートルメドレーリレーと400メートルリレーの日本代表に内定した。「4月4日の100メートルバタフライでの優勝後のインタビューで“努力は必ず報われるんだなというふうに思いました”と語っていました。日本選手権に出場するのは3年ぶり。まさに奇跡です」(スポーツ紙記者)10代から日本を代表する選手として活躍した彼女を、病魔が襲ったのは突然だった。「2019年の2月、オーストラリアで合宿を行っていたところ、体調不良で緊急帰国。その後の検査で、急性リンパ性白血病と診断されました。当時は、五輪どころか命に関わる事態といわれていましたね」(同・スポーツ紙記者)抗がん剤や造血幹細胞移植といった治療を受け、2019年12月に退院。その直後のコメントでは「2024年のパリ五輪を目指す」と語るなど、長い闘病生活が始まるのかと思いきや、約1年半後となる今、彼女は東京五輪の代表選手に内定した。■医師も驚く池江選手の復活劇これまで多くの白血病患者を担当してきた江戸川病院腫瘍血液内科部長の明星智洋医師も、驚異的な復活に驚きを隠せない。「急性リンパ性白血病は同種移植をしない場合、通常2年間治療することが多いのですが、池江さんの場合、年齢的に若いことと、いいドナーが見つかったため、早めの同種移植を行ったのかもしれません。ただ、臓器にできたがんのように切除して終わりというものではなく、治療は長丁場になるんです」治療の副作用も重くのしかかる。「通常、同種移植といった他人の造血幹細胞の移植を行うと、移植片対宿主病という免疫反応が出てしまい、内臓の機能が低下します。さらに副作用で筋力や免疫力も落ち、その状態が最短でも半年近く続きます」(明星医師)治療後も油断はできない。「一般的に、成人の急性リンパ性白血病の5年生存率は30~40%。治療を終えても元どおりの生活ができるとは限りません。寛解状態になっても再発する可能性も抱えています。そのため、治療後も最低5年間は経過を見ますので、彼女は今でも定期的に病院に通っていると思われます。そのような中でトレーニングを積んで大会に臨み、復帰を遂げたのですから奇跡の復活といえます」(明星医師)アスリートには、この偉業はどう映ったのか。北京五輪の男子400メートルメドレーリレーの銅メダリストで、現在はスポーツ解説者を務める宮下純一さんはこう語る。「率直に“本当に病気をしていたのかな”と思いました。プロの水泳選手の場合、大きな大会の後、次のシーズンまで1か月くらいオフを取ったりしますが、それでも練習再開時に筋力の低下を覚えます。彼女がプールでの練習を再開したのは、昨年3月。1年近くのブランクは取り返しがつかなくなりかねません」治療に時間を取られながらも、トレーニングを重ねていたようだ。「前評判では“エントリーした種目を全部泳ぎきれるか”という懸念の声もあったほどでした。しかし彼女は懸垂などで肩甲骨まわりを重点的に鍛え、体重も増やして水を押し返すパワーと推進力を得ていました。泳ぎにも迷いや苦しみを感じさせませんね」(宮下氏、以下同)この復活劇は彼女の人柄やメンタルの強さも大きい。「以前、対談したこともありますがとてもまっすぐな子ですよね。結果を出している選手だと天狗になったりするものですが、彼女はいつもきちんと受け答えします。そんな人柄だからこそ、みんな手を差し伸べたり応援したくなるんだと思います」周囲の期待を背負い、それに応える彼女。実際、今回の復帰にも多くの支えがあった。「栄養士をつけて体重と栄養管理をし、コーチたちも白血病の闘病中である彼女にどのような練習をさせるか苦心したようです。担当の西崎勇コーチは“頑張りすぎないように頑張らせるのが大変”と語っていました。周囲の支えが大きかったと思います」■地元・江戸川区から歓喜の声吉報に沸く池江の地元・東京都江戸川区だが、彼女と家族ぐるみの付き合いがある『ヘアーサロン安曇野』の店主の喜びは計り知れない。「最近は会えてないけど、成人式の写真を彼女のおじいさんからいただいたので店内に飾っています。病気を治しただけでもすごいのに五輪なんて夢のようですよ」その写真は成人の日にインスタグラムに投稿された晴れ着姿。これは都内のフォトスタジオで撮られていたようだ。「2020年の年始、つまり退院してまもなく撮影しに行ったそうです。池江さんの仕事先の紹介で知ったそうですが、完全にプライベート撮影のようでした」(池江家の知人)自身の成人式の1年前に撮影した晴れ着姿。それには並々ならぬ気持ちがあった。「1ポーズ約1万円というスタジオだったそうですが、50ポーズくらい撮って、費用は約50万円ほど。一般的な成人式の写真って数万円とかですから規格外ですよね。一緒に祖母、祖父、母親、兄、姉も含めた家族写真も撮影したそうです。当時は、池江さんの容体がこの先どうなるかわからない状況でしたから、万が一のことを考えて早めに、そして多めに成人式と家族の写真を撮ったんでしょうね」(同・池江家の知人)■あの子はよく頑張った深い絆で結ばれた池江の家族。困難を乗り越えた彼女をどう思っているのか。4月上旬、池江家のほど近くに住む祖父母を訪ねると、祖母が対応してくれた。─出場が決まってから、お孫さんとお話ししましたか?「ええ、直接は会えていないですが、今は便利な電話がありますから」─どんなお話を?「ひと言“おめでとう”って言ったら、ありがとうって。喜んでいましたよ」─早くお孫さんに会ってお祝いしたいのでは? 「コロナですからね、お祝いしたいのはやまやまですが……。しばらく本人にも会っていないんですよ。本人も大会中はホテル住まいらしいので。あっ、確か今日もこれから試合じゃないかしら」孫の活躍をうれしそうに語る祖母。─オリンピック内定を決めましたが、なぜここまで頑張れたんでしょうか?「どの家族も一緒だと思いますが、やはり家族の支えでしょうね。ほんと、あの子はよく頑張りましたよ」孫の偉業に、感極まったように声を震わせながら話してくれた。今回の快進撃の秘密、それは支え合う家族の絆だったのかもしれない。
2021年04月13日