ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが娘さんを寝かしたときのエピソードになります。 スヤスヤと眠る娘。かわいすぎて、思わず…!? 赤ちゃんの寝かしつけは本当に大変。 寝たと思ったら、降ろした瞬間起きてしまい、また抱っこしてユラユラ……その繰り返し。 そのため、降ろすときはいつも、ゆっくり、そーっとを心がけていましたが……。 至近距離であまりにもかわいい寝顔を見ているうちに、むっちりとしたほっぺたにキスしたい衝動に駆られ…… 「ここまで頑張ったんだからダメだ!そんなことをしたら起こしてしまう!!」そう頭ではわかっているのに、毎回我慢できなくなって、思わずほっぺにちゅー。 そんなことの繰り返しで、何度も起こしてしまっていました。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年06月07日男性育休推進支援サービスを提供しているセントワークス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大西 徳雪)は、男性育休を取得しやすい雇用環境整備などを進めるeラーニング研修『ワーク・ライフバランスeまなび』のサービスを開始いたします。(2022年6月1日より申し込み開始)『ワーク・ライフバランスeまなび』URL: 【男性育休eラーニング研修サービスを提供する背景(1)】昨年、企業人事担当者へアンケート調査を行ったところ、下記の結果となりました。■法改正対応の課題1位は「男性育休を取得しやすい雰囲気づくり」■「男性育休を取得しやすい雰囲気づくり」への対策は・管理職への研修…5割以上・一般従業員への研修…4割以上・取得対象者への研修…3割弱対象者別に研修を実施したい意向が見えてきました。(図1)図1■「男性育休を推進する目的」について「男女問わず仕事も家庭も両立できる職場作り」と「人材定着」が同率1位となり企業は男性育休推進を法改正対応だけでなく人材戦略として考えており、重要テーマであることがわかりました。■「育児・介護休業法の改正に向けた、企業の課題と取り組みに関するアンケート調査」実施 :2021年7月対象者 :企業の人事担当者回答数 :534回答者属性:男性 394(73.8%) 女性 140(26.2%)企業規模 :従業員 50~300名未満 171(32.0%)300~1,000名未満 114(21.3%)1,000名以上 249(46.6%)*少数第二位以下を四捨五入により合計は99.9%となっています*ここでは男性の育児休業を男性育休としていますアンケート調査結果の詳細はこちら: 【男性育休eラーニング研修サービスを提供する背景(2)】セントワークスでは、2022年4月の育児・介護休業法の改正に向け、昨年6月より毎月「男性育休 法改正対応セミナー」(対象:人事担当者)を開催し、情報提供及び人事担当者と意見交換をしてきました。参加者アンケート(回答数134)を実施したところ、“男性育休推進の課題”は1位「管理職の意識・理解」(73.1%)2位「男性育休取得者が出た時の業務のやりくり」(56.7%)3位「男性育休推進の周知方法」(53%)管理職に対して男性育休の理解促進と、取得者が出た時のやりくりについて苦慮していることが見えてきました。また、意見交換タイムでは「取得率は高いが取得期間が短く、形式的なものになっているので本質理解を進めたい」という声も多数ありました。2017年から自治体の働き方改革アドバイザーとして企業の男性育休に関する相談を受けてきた経験と、自身も男性育休を2回取得した講師が、セミナーにて育休体験談や職場の取得事例を交えて男性育休についてご案内したところ「男性育休の必要性が腑に落ちた」「同じ内容を研修で伝えてほしい」「知らないことが問題であり、知る機会をつくっていきたい」と研修のご依頼、動画制作のご依頼を頂くようになりました。また、eラーニング研修サービスがあると嬉しい、との声から本サービスを提供することにしました。【男性育休を取得しやすい雇用環境整備に向けて】男性育休を取得しやすい雇用環境の整備には、下記の各対象者別にアプローチが有効と考えます。・管理職の理解…職場の雰囲気に大きな影響がある管理職の理解は非常に重要です。・取得対象者の理解…取るだけ育休にならない有意義な育休にすることが大切です。・周囲の理解…本人が取りたい、上司が取らせてあげたいと考えても、周囲へ業務負荷がかかる可能性もあり、周囲の理解を得ることも大切です。各対象者へ男性育休の理解を進めると共に、育休取得者が出た時の業務引継ぎも含めて、研修プログラムを組んでいます。【eラーニング研修なら、必要なすべての人に、少ない労力、低コストで研修を受講して頂くことができます】男性育休を取得しやすい職場作りに向け、管理職、取得対象者、周囲(一般従業員)の全てに研修を多数実施するのは、人事担当者の労力とコストの負担が大きくなります。そこで、少ない労力、低コストで、必要なすべての従業員が受講できるeラーニング研修サービス『ワーク・ライフバランスeまなび』を提供していきます。【ワーク・ライフバランスeまなびは、こんな企業・組織にお勧めです】・法改正対応として研修を実施したい・男性育休を取得しやすい職場作りを進めたい・男性育休取得率を上げたい・男性育休取得期間を伸ばしたい・コストパフォーマンスよく男性育休研修を実施したいこれから男性育休推進を進める職場も、既に推進してきた職場のどちらにもご活用頂けます。【ワーク・ライフバランスeまなび 講師紹介】一之瀬 幸生 2児の父 育休2回取得(2015年、2020年)育休体験談は厚生労働省イクメンプロジェクト ハンドブック「父親の仕事と育児両立読本」(令和3年度版)でも紹介されました。株式会社ワーク・ライフバランス認定上級コンサルタントNPO法人ファザーリング・ジャパン 講師講師:一之瀬 幸生【『ワーク・ライフバランスeまなび』の特徴】■特徴(1) 対象者別に4コースをご用意管理職向け、一般従業員向け、取得対象者(プレパパ)向け、両親講座の4コースをご用意。企業・組織は、対象者毎に重要なポイントを伝えることが出来、受講者はそれぞれに必要な情報を、最適なタイミングで得ることが出来ます。~『ワーク・ライフバランスeまなび』で実現できること~●管理職へ法改正対応の理解、ハラスメント防止、男性育休の理解、取得者が出た時のマネジメントなど手厚い研修が可能。●一般従業員へ男性育休の基本的な理解を進めることで管理職と取得対象者が孤立せず、職場全体の意識向上を実現。●取得対象者(プレパパ)へ、男性育休の理解を進めることで取るだけ育休を防止。男性育休が有意義なものとして職場に広がっていきます。●両親講座の準備により従業員の家族のエンゲージメントアップに繋がる。~ここが嬉しい対象者別研修プログラム~「管理職向け講座」・男性育休について本質的な理解が進む・男性育休取得対象者が出たときのチームマネジメントのヒントを得られる・介護と仕事の両立など、今後はお互い様の職場作りの必要性も含まれている「一般従業員向け講座」・なぜ男性育休?について、その背景から理解できる・男性育休について理解が深まり、お互い様の気持ちで応援できるようになる・男性育休をきっかけに時間自律性向上、属人化の廃止など働き方改革が進む「取得対象者向け(プレパパ)講座」・産後の生活の実態を知り、男性育休の必要性と有意義な過ごし方がわかる・男性育休取得に向けて準備の進め方がわかる(育休は権利として取得出来るが周囲への感謝も重要)・家族が笑顔で過ごすための育児、家事の関わり方がわかる「両親講座」・夫婦で受講することができ、育休について夫婦が同じ認識を持つことができる・家族が笑顔で育休中の過ごし方を一緒に具体的に考えることができる・育休終了後の育児と仕事の両立についても考えることができる□各講座は90~120分です。講座は10~20分のチャプターで構成されていますのでまとまった時間が取れない方も、業務の隙間時間に受講することができます。■特徴(2) 男性育休の本質的な理解促進男性育休の理解が進まない背景には、産後の女性の身心の変化、産後生活の実態など「4つの知らない」があると考えます。男性育休を2回取得した講師が、体験談とデータを交えながらお伝えすることで、育児に関わってこなかった管理職やベテラン社員の理解も深まります。ある企業様では男性育休研修を実施した結果、男性育休の必要性を理解していない管理職がゼロに(46%→0%)。また男性育休を部下に勧めたい管理職が20%→73%に増加しました。(ワーク・ライフバランスeまなびの中でも同様の研修内容を受講頂けます)(図3、図4)図3図4■特徴(3) お求めやすい料金設定ワーク・ライフバランスeまなびは、ユーザーID数に応じて以下のプランからお選び頂けます。ユーザーIDの登録内容(受講者)は、毎月1回変更できます。受講対象者が多い場合も、毎月対象者を変更していくことで多くの従業員が受講可能です。例えば管理職が一通り受講終了した後、育休取得対象者や希望する一般従業員が通年でご受講頂くことが出来ます。(図5)図5本サービスは年間契約となります。200以上のユーザーID数もお申し込み可能です。(1ユーザーID…550円、50ID単位で受け付けます)男性育休を取得しやすい雇用環境の整備として男性育休研修をお考えの企業様はお問合せください。【会社概要】商号 : セントワークス株式会社(英文名 SAINT-WORKS CORPORATION)代表者 : 代表取締役社長 大西 徳雪所在地 : <本社>〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-9-1 RBM東八重洲ビル7F設立 : 2006年11月1日事業内容: ・介護経営サポートシステム「SuisuiRemon」の販売・介護記録システム「コネクトケア」の販売・訪問看護アセスメントシステム「看護のアイちゃん」の販売・一般労働者派遣事業、有料職業紹介事業・企業向けワーク・ライフバランスコンサルティングサービス・企業向け介護と仕事の両立支援サービス・業務支援サービスURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月06日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガをご紹介! 今回は、赤ちゃんの声に関するお話です。 娘の声が、突然変わってしまって…!? 娘が生後7カ月になったころのこと。 それまで「マンマァ〜」「あうあうあう」とかわいい声を出しては、私たち夫婦を和ませてくれていた娘。ある日突然、低音のダミ声を出すようになりました。 見た目は変わらないのに、重低音のデスボイスで叫び続ける娘……。 まるで何かに取り憑かれているかのよう……。 それまでとは全然違う声に、夫もびっくり。 「喉を痛めてるのかも!?」と、夫婦で心配しました。 しかし調べたところ、このくらいの月齢の赤ちゃんにはよくあることらしく、声を出す練習の一環なのだとか。 赤ちゃんっていろんなことをするのだなぁ、としみじみ思わされた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年06月05日育休が終わって職場復帰…期待や不安でドキドキしている人が多いのではないでしょうか。今回の主人公、和久井若菜(仮名)さんのエピソードは職場復帰後にパワハラ上司と同僚に厳しくあたられてしまう体験談です。読者からは主人公に共感する声が多数でしたが、上司や同僚に共感する声もありました。■「突然休むならいない方がマシ」育休明けたら会社が地獄だった…若菜が勤めていたのはアットホームな居心地のいい職場。育休後の復職の不安はありませんでした。新しい上司はワーママをあまりよく思っていない様子。先行きに不安を感じつつも、時短勤務の限られた時間の中で久しぶりの仕事を必死にこなす、慌ただしい毎日を過ごしていました。そんな中、保育園からの呼び出しが来てしまいました…!迷惑そうな吉井の声に、私だってもっと仕事がしたい…と焦る若菜。しかし、さらに追い打ちがかかります。休みの間、大事な会議をオンラインにしてもらい看病しながら参加するものの、子どもがぐずり離席している間に会議は終了。昔からいる同僚は「無理しないで」と気遣ってくれましたが若菜の焦りはますますつのります。やっと休みが終わり出社すると…厳しい吉木の言葉に、なんとか仕事で挽回するしかない!と、残った仕事を家に持ち帰り毎日夜中まで働きました。みんなに迷惑かけた分を取り戻したい。時短であっても一人前に仕事したい。そんな思いから、自分を追い詰めてしまう若菜。■「やめれば?」同僚の言葉に心も体もボロボロに…昼間は会社、夜は自宅で仕事をする日々が続いていました。なんとか以前のような仕事量をこなせても、家事と育児ものしかかり、疲れは溜まります。そんな時、無理がたたって体調を崩してしまいまった若菜。それでも仕事を休まず仕事に行きますが…吉木のきつい一言に、心がボロボロになってしまいます。このまま頑張り続けるべきなのか、仕事をあきらめるべきなのか。未来が見えなくなってしまいました。自分は会社のみんなにとって迷惑な存在なのだと結論付けた若菜は会社をやめることを決意しました。しかし…上司の発言から、自分の問題だけではないと悟った若菜の心に、この会社の一人目のママとして、会社を変えてやる! と、闘志が再燃します。退職願を撤回した若菜は、そして会社は…どのように変わっていくのでしょうか?こちらは投稿されたエピソードを元に5月1日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■読者の関心が高いワーママ問題! 主人公に共感…だけではない様々なコメントが今回のワーママの働き方に関するストーリーには、想像以上にたくさんのコメントが寄せられました。その内容は実に賛否両論。主人公の若菜に共感する人はもちろん、同僚の吉木の気持ちもわかる、という意見も。この問題が、広く読者の関心を集めていることがわかりました。まずは、主人公の頑張りに励まされたという共感のコメントをご紹介します。・嫌みな人に負けずに、気持ちを強く貫いたこと、結果を出したことを尊敬するばかりです。私も頑張ろうと刺激をもらいました。・一度はやめようとしたのに、これから育休復帰する人のために、辞めずに結果を出したのがすごいです。 私だったらそのまま辞めてしまうかも。まだまだ子育てしながらの仕事は弊害が多いなと感じますが、私もこれからの人のために頑張ろうと思いました。・本当にすごくわかります。でも、私も独身の頃、子供の体調不良で休んでばかりいる先輩をみていて、正直あまりいい気分しませんでした。しかし、いざ子をもつとびっくりするくらい熱がでたり、体調不良になることを知り、独身時代に先輩に対して嫌な感情を持っていた自分を思い出したくもないし、あの頃の自分に喝!を入れてやりたいと思います。・まだまだ日本の女性にはキャリア形成が厳しいと思える環境だと思います。 こんな上司本当にたくさんいるし、残業して仕事を片付けることを当たり前と思ってる無期限時間の男性社員には到底理解いただけないと思う。・この部長も同僚もワーママに嫌がらせをすることで、自分たちの将来に呪いをかけていることが分かっていないのでしょうね。人生何が起こるかわかりません。育児だけでなく、親や配偶者の介護、自分自身の怪我病気だってあります。そういう時、柔軟な働き方が出来なかったら、どうするつもりなのでしょうか。一方、仕事のフォローをしないといけない同僚側への共感のコメントも非常に多かったです。・和久井さん、頑張っているかもしれないけど、上司や吉木さんに迷惑をかけていたのも事実。ママだからって仕事を押し付けて帰ったり急に休んだり、フォローって本当に大変なんです。2人のあからさまな態度は、よくないと思うけど、ワーママが勝ちとった!みたいな終わりに、私はモヤっとします。・フォローした側がボーナス貰えるとかが無く、しわ寄せだけ行くから、吉木さんのような不満が出るのは当然だと思う。 ・独身の人はいつもしわ寄せばかりでかわいそう。迷惑なのは事実。給料に差をつけてもらわないと割にあわないだろうなと。変わるべきなのは、しわ寄せが母親側の会社に偏ってしまう仕組み自体という指摘も。・シングルマザーの話ならわかるけど、夫はどこで何をしているのだろう。 共働きなのに、女性側の会社だけが不利益を被って夫側がノーダメージなら、会社は男を雇った方がいいとなるよね。・そもそもなんで男性は育休も時短も取らないでのんびり仕事してるんだろうと、逆に思います。男性も義務付けたら大変さもわかるし、ワークシェアにもなってよいと思うのですが…。・最近はママを擁護する風潮が大半で確かにそれは間違いではないし、この上司の態度は許されない。でも両側の立場から見ると真に必要なのはどちらが善か悪かということよりも日本がもっとシッターとかナニーとか、ママが働きやすい方向に変化していくことなんだろうなと思う。・正直、急な欠勤や早退で周りの人がその仕事をフォローしなければならないのであれば、迷惑なのは本当だと思います。ただし、それは会社側がフォローしている人に手当を出すかその部署の人員を手厚くするなどして解決すべき問題であって、社員側が気に病むことではないとも思います。「子育て中の女性社員 vs 子どもがいない社員」という対立を煽りたい話ではないこと。男性も含め、育児、介護、病気療養などそれぞれの状況に応じて柔軟に働きやすい仕組みが必要であること。…頭ではわかっていても、実際の現場ではそう綺麗に割り切れず、不公平感が出てくるのも当然ですよね。だからこそ、誰もが“その人”にとってのベストな成果を出せる仕組みや、不公平感が出にくい評価制度の整備などを少しずつでも進めるために今回の若菜さんのような先陣を切って踏ん張る人が希望になるんだと思います。▼漫画「育休明けたら地獄だった」
2022年05月31日子供が生まれる時に取得できる、育児休暇。厚生労働省によると、男性の育児休暇取得率は、年々伸びつつあるものの、2020年時点では1割程度にとどまっています。ネットでは、育児休暇を取得した男性から「育児休暇中も、仕事の連絡がきた」「会社の人員が足りず、結局仕事をしていた」などの声も。男性が育児休暇を取得するには、まだまだ周囲の理解や環境整備が必要なようです。育休を取得した男性、上司の対応が「すごかった」2019年に、男の子を出産した母親である、かなか(@KanakaTsubaki)さんのエピソードをご紹介します。かなかさんの夫は、育児休暇を取得。取得した際、上司の対応がすごかったのだそうです。上司に、別室に呼び出され…?かなかさんが出産する前、夫はその会社に転職したばかりでした。入社したばかりの会社で、いきなり、長期の休暇を取得するのは、ためらわれるものでしょう。それでも、2週間の育児休暇を取得することを決めた夫。夫が会社に、そのことを伝えると上司に別室に呼び出されます。※写真はイメージ2人きりの部屋で、険しい顔をした上司がいった内容は…。「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で、君は何をするつもりなの?」息子が生まれる時、夫が育休を2週間取りたいと伝えたら上司から別室に呼び出された。当時転職したばかりで入社から1年1ヶ月で育休を取ることになる。恐る恐る会議室に入ると眉間に皺を寄せた上司が待っていてひと言「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で君は何をするつもりなの?」と。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 上司は、「2週間も休暇を取るの?」といいたかったのではなく、「そんなに短くていいの?」と気遣ってくれたのです!男性の育児休暇取得について、理解が進んでいない中、こんな風に気遣ってくれるのは嬉しいですよね。かなかさんと夫は、2人で改めて話し合い、結局2週間の育児休暇を取得することにしました。夫の育児休暇に関する上司のエピソードは、ここからさらに『神展開』を迎えます。上司の対応、ここからがすごかった!2週間の育児休暇取得が決まり、休暇開始まで、しばらく働く期間があった夫。上司は「妊娠、出産は何が起こるか分からないから」といい、夫の仕事に関するすべてのメールの宛先に、自分も入れるように指示。夫が担当している仕事について、内容を把握することで、いつでも上司が引き継げる環境を整えたのです!※写真はイメージこのおかげで、かなかさんの身に緊急事態が発生した場合でも、夫はすぐに妻の元へ駆けつけることができるようになりました。緊急事態に備えた仕事環境は、かなかさんと夫にとって、精神的に安心できるものだったでしょう。出産予定日の10日前に陣痛がきて…?かなかさんは、出産予定日の10日前に陣痛が始まったといいます。そのことを夫が会社に連絡すると、上司からこのような返事がきました。「承知しました。これ以降、仕事の携帯の電源は落としてください。グッドラック!」※写真はイメージ上司は、夫が担当していた仕事をすべて引き継ぎ、部内で分担して処理したそうです。その後、かなかさんは、息子さんを無事に出産することができました。夫が上司に「安産でした!」と連絡すると…。「安産とは、幸い死ぬような状態ではないというだけ。奥さんを労ってください。育児休暇中は連絡不要」※写真はイメージ無事出産できたことだけでなく、産後のかなかさんの身を案じてくれたのです。また、夫が育児休暇中は、上司のいう通り、仕事の連絡は一切なかったといいます。出産祝いも、社内で準備してくれて?かなかさん夫婦への配慮だけでなく、出産祝いについても準備していた上司。上司は、社内に、1人上限500円の募金箱を設置し、集まったお金をギフト券にして渡してくれたといいます。なんでも、社内にいる子持ちの親に「出産祝いは何がいいか?」と聞き回り、社員にとっても、かなかさん夫婦にとっても負担のない方法を検討してくれたのだとか。さまざまな方向に配慮できる上司に、称賛の声が上がっています。・なんて素敵な上司なんだろう。すべての企業に、このエピソードを知ってもらいたい。・涙が出てきました。まさに『神対応』。上司だけでなく、協力してくれた同僚も素晴らしい。・こんな上司になりたいなと強く思いました。人望が厚い、素敵な人なんだろうな。どこまでもついて行きたくなるよ。・上司の対応に感動した。出産祝いについて、募金箱を設置するアイディア、すごくいいですね。真似します。ちなみに、「過去に、上司本人が半年間の育児休暇を取っていたらしい」と聞いた、かなかさん。その後、上司は異動となり、夫と同じ部署ではなくなってしまったそうですが、今でも心から感謝しているそうです。かなかさんのエピソードに登場した上司のように、育児休暇について理解し、配慮してくれる人が増えてくれるといいですね。投稿の全文はこちら息子が生まれる時、夫が育休を2週間取りたいと伝えたら上司から別室に呼び出された。当時転職したばかりで入社から1年1ヶ月で育休を取ることになる。恐る恐る会議室に入ると眉間に皺を寄せた上司が待っていてひと言「そんなに少なくていいの?たかが2週間の育休で君は何をするつもりなの?」と。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 結局夫婦で話し合って育休は2週間にしたんだけどありがたい申し出だった。が、この上司さんのすごいのはここからだった。お伝えした時点から「妊娠出産は何が起こるか分からないから」と夫に関わるメールの全てにccで自分を入れるように指示。夫の仕事をいつでも引き継げるように準備。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 予定日10日前に「陣痛がきた」と連絡したら「承知しました。これ以後仕事の携帯の電源を落としてください。グッドラック!」と夫からの引き継ぎなしで全業務を引き継ぎ、部内で分担(事前に担当者に共有済みで無理のない采配)— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 生まれた後に「安産でした!」と連絡する夫に「安産とは幸い死ぬような状態ではないというだけ。奥さんを労ってください。育休中は連絡不要」連絡をくれ、本当に一切仕事の問い合わせも来ない。(基本土日も何かしら連絡が来るような会社)— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 出産祝いは募金箱を設置して出したい人だけ上限500円という決まりを作る。誰がいくら出したかはもちろん知らされず内祝いもなし。集まった金額をAmazonギフト券に入れて渡してくれた。会社のママさんたちに聞いて回って負担がない方法を検討してくれたらしい。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 後から聞いたら、ご本人は奥様の出産時に半年育休を取ったそう。今は異動されて夫の上司ではなくなってしまったけど、本当に彼が夫の上司の時に出産できてよかったなと心から感謝してる。— かなか*2y (@KanakaTsubaki) May 18, 2022 [文・構成/grape編集部]
2022年05月20日パパSNAP 01name:種部 裕大さんピュアインディゴで染めた生地や、シルバーのタックボタンがシックな印象のデニム。セットアップでキメてもどこかこなれて見えるのは、オーバーサイズのジャケットのおかげ。カジュアルななかに品が備わった〈クラークス〉のワラビーも絶妙にマッチ。Item ▼アウター、ボトムス/ともにグラフペーパー、シューズ/クラークスパパSNAP 02name:上條 圭太郎さん冴えわたるブルーのTシャツにミントグリーンを合わせてとことん爽やかに。目立つ色合わせにはクリーンなホワイトパンツがよく似合う。仕上げは革靴とレザーのバッグで品よく締めて。Item ▼アウター/マーティーアンドサンズ、トップス/プリファードネットワークス、ボトムス/ナイスネス、バッグ/オデム、シューズ/クレマン家族SNAPはこちらパパSNAP 03name:敏史さんインディゴブルーやコンパクトなシルエットから、洗練ムードが漂うデニムジャケット。合わせはホワイトパンツを選び、春夏らしいコントラストを演出。淡いピンクを挿すとやわらかいムードが備わり、心地のいいバランスに。カラーレンズのメガネはハズしアイテムに採用!Item ▼アウター/フォロー、インナー/デサント、ボトムス/古着、シューズ/アディダス家族SNAPはこちらパパSNAP 04name:きむさんポップな配色のアノラックに色落ちデニムと〈ニューバランス〉のスニーカーをオン。カジュアルな合わせも金ボタンのブレザーを羽織れば、スマートに即キマる。アノラックのインナーにチェックシャツを忍ばせたレイヤードテクもお見事!Item ▼アウター、ボトムス/ともにビームスプラス、トップス/チューブ×ビームスプラス、インナー/マウンテンリサーチ、ハット/ローイングブレザーズ、シューズ/ニューバランス家族SNAPはこちらパパSNAP 05name:渡辺 隆則さん洗いざらした風合いの生地に、大ポケットが付いたトップスは、シャツの既成概念を覆す個性的なデザイン。難易度が高いスウェットを合わせても、センスよくキマる。仕上げは知的なメガネやシックなスニーカーを加えて、タウンに馴染むルックに着地。Item ▼アウター/フレッシュサービス、ボトムス/キャンバー、メガネ/モスコット、スニーカー/ニューバランス家族SNAPはこちらパパSNAP 06name:jonさんほどよくゆとりのあるスウェット×デニムでつくるストリートスタイル。どこか品が漂うのは、色落ちのないデニムやプレーンなスウェットなど、小綺麗なアイテムをチョイスしているから。さらに裾から見えるシャツが抜け感を生み、絶妙なバランスをキープ。仕上げは小物で遊び心も添えて。Item ▼トップス/オー、ボトムス/ヘルレイザー、ハット/ユニクロ、メガネ/ゾフ、ピアス/オールモストブラック、カードケース/オー、シューズ/ニューバランス家族SNAPはこちらパパSNAP 07name:ゆうたさんくたっとした表情が味のあるアノラックに、シックなボトムスをオン。ダークな色合わせも、アウターから覗く白Tがすべてのバランスを整える。さらに60年代後半に登場した〈アディダス〉のスニーカー、“ガゼル”でヴィンテージムードをもうひと押し。細渕メガネで知的なエッセンスもプラスして。Item ▼アウター/ ギャップ(古着)、インナー/ カラーアットアゲインスト、ボトムス/ プロップスストア、シューズ/ アディダス家族SNAPはこちら
2022年05月20日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが育児をしていて「努力の賜物」だと感じたことについてのお話です。 産後、自分で育児をしてみて思ったこと 私は妊娠中、胎動のせいか、細切れ睡眠になっていました。 そのことを産婦人科で話すと、「産後の授乳に向けて、身体が準備してるんだよ」と言われ、「女性の身体ってすごい!」と感動したのを覚えています。 ですが、いざ子どもが生まれ、夫に育児を任せて睡眠を取ると、途中で目覚めることなく、8時間以上ぐっすり眠れて驚きました。 そのことから、「身体が自然とそうなった」訳ではなく、皆必死で育児をしているからこそ、起きれているだけなのかもしれないと思うようになりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年05月05日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、夫婦の会話についてのお話です。初めての育児ということで、日々赤ちゃんのお世話に追われていたこむぎさん夫婦。そんなある日、(あれ?そういえば最近……)とあることに気付き……? 夫婦の会話は、赤ちゃんのことばかりで…? 夫婦揃って育休を取っているわが家。 子どもが生まれてすぐのころから、交代で睡眠を取るようにしていました。 それが習慣化し、「片方が子どもを見ているときは、片方が睡眠を取る」を繰り返していた結果…… 交代時の引き継ぎ以外で会話が減っていることに気付きました。 それからは、たまにはみんなでお出かけしたりして、会話をするよう心がけました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年05月02日「楽しすぎて8種類もつくってしまった」Twitterでたびたび端正なクッキーが話題になるカワサキリョウ(@KAWASAKIRYOUDAI)さん。パトカーや電車、新幹線、ロケットなどをかたどった乗り物クッキーは、一瞬、積み木かと目を疑うほど整ったデザインで、クオリティの高さに驚くばかりです!車窓やタイヤ、車体のマークなど、細かなところまで表現したクッキーは、焼き上がりもとってもきれい。これまでも数々の美しいクッキーでバズッてきたカワサキさんですが、お菓子作りを始めたきっかけは第一子の育休なんだそう。カワサキさんのお菓子ヒストリーを聞きました。――乗り物クッキーのこだわりポイントを教えてください。カワサキリョウさんプレーン生地と濃淡をつけたココア生地の3色の生地を使い、なるべく多くの種類の乗り物を表現したところです。カラフルではないので、一見地味ですが、素朴な可愛さを目指しました。――とっても可愛いです!息子さんの反応はどうでしたか?カワサキリョウさん息子は電車が大好きなので喜んでくれましたが、食べるのがかわいそう~と言ってました(笑)。ー-クッキー以外にもいろいろなお菓子を作ってTwitterに写真を投稿されていますが、どんなきっかけでお菓子作りを始めたのですか?カワサキリョウさん約5年前、息子の育休中(1年間)にお菓子作りを始めたのがきっかけです。その後、約2年前に娘が生まれて再度育休を取ってからは、より本格的に独学でお菓子作りをやり始めました。通算するとお菓子作り歴は3年くらいになります。――えっ、3年でこれほどのレベルに……!?才能を磨かれたんですね……!これまでで製作が特に困難だったお菓子はなんですか?カワサキリョウさんチョコレートで作ったSLです。キリンビールさんのホームページに載っているペーパークラフトの展開図を参考に、チョコレートでも作りやすい形に変えて作ってみました。曲線がかなり難しかったです。(カワサキリョウさん提供写真)カワサキリョウさん3色のクッキー生地を組み合わせて作った、抹茶ティラミスのケーキも大変でした。マスに入っている抹茶のティラミスのような見た目を意識して、クッキーボックスを作り、その中にティラミスケーキを入れています。イメージは日本の伝統工芸品である寄木細工です。(カワサキリョウさん提供写真)(カワサキリョウさん提供写真)カワサキリョウさんパティスリーのようなキラキラしたケーキが好きなので、旦那の誕生日に一気にいろんな種類を作っておうちでケーキバイキングしたこともあります。冷凍できるものは冷凍して、工程を考えながら、毎日少しずつ作っていきました。こちらもなかなか大変でした(汗)。事前練習で作った試作品(カワサキリョウさん提供写真)こちらがバースデー当日のケーキたち。おいしそう~♡(カワサキリョウさん提供写真)まるで高級ホテルのスイーツブッフェのよう!お菓子作りを始めてたった3年でここまで本格的なケーキが作れるようになるなんて……天賦の才のみならず、並々ならぬ情熱と努力があるのでしょうね。カワサキリョウさん、ありがとうございました。============================投稿主カワサキリョウさんTwitter@KAWASAKIRYOUDAI(マイナビ子育て編集部)<関連記事>・なんという奇跡! 使い込んだ愛用毛布を紛失、もうダメかと諦めかけていたら……感動のエピソードが大反響・この方法すごい!ずっと思い出に残るベビー服の残し方【センスが素敵すぎる】・アイロンビーズのATMが本格的! おもちゃのお札で無限に遊べる
2022年05月02日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。娘さんの離乳食に関するお話です。あるとき「離乳食作りが大変」ということを人に話すと、アドバイスをもらいます。しかし、そのアドバイスが、料理が苦手なこむぎさんにとってはそもそもハードルが高すぎて……!? 日々悩む離乳食。あるとき相談をしてみると…? 離乳食を作ってみよう!とレシピを検索してみるも、料理が苦手な私には難しそうなものばかり……。 そんななか、「離乳食を作るのが大変」と人に話すと、「わざわざ離乳食を作るのではなく、大人の食事の材料を取り分けるだけで良い」というアドバイスを何度かもらいました。 ですが、私はそもそも大人のご飯も毎日作っているわけではなく……。 どちらにしても、料理が苦手な私にはハードルが高く感じられた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年05月01日次回に続く(全8話)毎日11時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・きのこの子
2022年05月01日違う違う、そうじゃない4月に第2子を出産したばかりのTaka(@Taka30810779)さん。6月まで育児休業中のパパさんと協力しながら子育てをしている真っ最中ですが、赤ちゃんの夜間のミルクをお願いした際にパパが書いた育児ダイアリーを見て、思わず心の中で突っ込んでしまったといいます。「2:30父」???最初は“自分がやったアピール”かと思ったというTakaさんですが、その後すぐに、自身が母乳かミルクかという意味で「母」とメモしていたのを、パパが「母か父か」の「母」だと勘違いし、「父」と記入したと気付いたよう。まじめに「父」とメモするパパさん、本当に微笑ましい勘違いです!Takaさんにお話を聞いてみました。産後の恨みは一生というけど、産後の感謝も一生!!――育児ダイアリーのメモを見たとき、すぐ真意が分かりましたか?Takaさん育児を2人でするなかで、夫はよく「~するよ!」「~してあるよ!」と報告(半分アピール笑)をしてくれるので、この表記もその中のひとつかと最初は思いました!でもすぐに夫が勘違いしていることに気がつき、息子のために真面目に書いている姿を想像して面白さと微笑ましさで笑ってしまい、育児の慌ただしさの中にほっこりとした幸せをみつけたような気持ちになりました。――本当に「可愛いかよ!」ですね。勘違いは指摘したのですか?Takaさんまだ伝えていません。パパ=ミルクとわかりますし(笑)。また、相手を思いやりながらパートナーと2人で協力しあってする子育ての大切さを、いつかこのノートも見ながら子どもたちに話してあげたいなと思っているので……あえてこのまま伝えず、父と書き続けてもらおうと思っています。――お子さんにとっても、パパとママが2人で一生懸命自分を育ててくれたことが伝わるすてきなノートですね!旦那さまは現在育休中とのことですが、どのように子育てや家事を分担されていますか?Takaさんいまは私が出産直後ということもあり、かなり育児と家事も負担してくれています!上の子のご飯、お風呂、公園などに遊びに連れていく、下の子の沐浴、夜中にミルクを交代であげるなど……母乳をあげること以外はほぼできるので、なるべくお任せしています。育休以前もお風呂や娘を連れての外出など子どもと触れ合う時間は大切にしていましたが、お世話の時間が育休で圧倒的に増えました。――まさにそうであってほしい理想的な育休の過ごし方をしていて素晴らしいと思います。旦那さんに伝えたいことはありますか?Takaさん産後の恨みは一生というけど、産後の感謝も一生!! これから先、喧嘩もたくさんすると思うけど、貴方と結婚して家族をもてて幸せです♪これからも二人三脚でがんばっていこうね。「産後の感謝も一生!!」くぅ〜〜〜奥さんも「可愛いかよ!」です! Takaさん、すてきなお話をありがとうございました。========================投稿主TakaさんTwitter @Taka30810779(マイナビ子育て編集部)<関連記事>・夫が書いたキレッキレの育児日記が面白すぎると話題「センスの塊」「育児の大変さ吹き飛ぶ」・「シェフをよんでくれ!」6歳児がシェフに伝えた言葉が大反響!!「センスある」「何の影響?」・急逝した父が遺した45年前の育児日記が愛情にあふれている「涙なしでは読めないやつ」「僕も書きます」
2022年05月01日この4月から法改正に伴いパパの育児休暇が大きく変わりました。父親育児支援専門家であり、3回の育休取得経験者である大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に、育休の取り方や育休中のポイントを解説していただきました。 パパの産休、育休とは「パパの産休」という新しい言葉を知っていますか。パパのための産後育休のことです。これまで産休というと出産したママだけのものでしたが、この春、育児・介護休業法が大きく改正され、パパも産後に育休が取れるようになりました(今年10月から)。この新しい制度は、ママの産後うつの抑止にもなり、パパ自身の成長の機会にもなるとして期待が寄せられています。 そのほか、育休制度も変わります。企業から育休取得を打診する、育休取得のレパートリーを柔軟化できるなど、大幅改正されました。 今回の改正の特徴は、「フレキシブルに取れる」ということ。例えばパパの産後育休では、産後8週間以内に4週間まで2回に分割して取得することが可能です。しかも休業の2週間前からの申し出でOKとされています。そして、労使協定が結ばれていれば、一定の条件のもと、休業中に仕事をすることも可能です。育休制度改正のポイント育休改正は2022年4月から段階的にスタートします。 2022年4月から企業は育休を取得しやすい環境を整備し、対象の従業員に制度を個別周知して取得の意向を確認することが義務化 2022年10月から・育休を分割して2回取得可能に・育休開始日を柔軟化・特別な事情がある場合は再取得可能に・「産後パパ育休」の新設 2023年4月から大企業の育休取得状況の公表が義務化 「産後パパ育休」って?育休改正のひとつとして、2022年10月からはじまる「産後パパ育休」の特徴は次のとおりです。・パパも「産休」がもらえる・産後8週間以内に4週間まで取得可能・休業の2週間前までの申し出でOK・2回に分割して取得することが可能・労使協定を結んでいれば、休業中に働いてもOK「パパの産休は『ママや赤ちゃんのために』と言われることが多いですが、パパのための育休だということを忘れないでいただきたい。パパが自分の人生を豊かにするための休暇なんです」と小崎先生は話します。 出典:「育児・介護休業法 改正ポイントのご案内 P2「育児休業の分割取得」(厚生労働省)産休育休の取り方のポイントとてもフレキシブルな「パパの産休」ですが、自由の幅が大きいだけに「どのタイミングで取ればいいかな」と迷ってしまう家庭もあるかもしれません。 厚生労働省は次のような例を挙げています。 小崎先生は次のような取り方もおすすめしています。 【パパの産後育休】・第2子以降の場合は出産後すぐ上の子がいる場合は上の子どものお世話があるので、入院中も含め、パパが子育てを担当します。退院後のママが心身の回復に集中できるメリットも。 ・退院後/里帰りから戻ってきてすぐ新しい生活が始まるタイミングは、何かと忙しくなります。いろいろなことに配慮が必要な新生児育児を産後のママと一緒に過ごします。ママの食事作り、買い物、掃除などのサポートも。 【パパの育休】・保育所に入る前後保育所に入る準備期間と慣らし保育期間中はより大人の手が必要です。慣らし保育はできるだけ子どもに負担がかからないよう、ていねいにゆっくり進めたいので、育休をとってゆとりを持ちます。 ・ママの育休のタイミングに合わせて2人で交代して育休を取ることもいいですが、あえて一緒に取って「家族の時間」を過ごすのもおすすめです。 いつ申請すればいい?パパの産後育休の申し出期限については「2週間前まで」、育児休暇の申し出期限は「1カ月前まで」となっています。でも実際に職場で2週間前に申し出てもいいものなのでしょうか。小崎先生に尋ねました。 「例えば今日申請したら2週間後には休んでいいということになります。これは与えられた権利なのですが、企業側からするとやっぱり人の手配や業務の担当の問題もあって大変になることもあるでしょう。産後育休から職場に戻ってきた時、お互いが気持ちよく戻れるような手はずを整えておいた方がいいのではないでしょうか。社会人としてのマナーです。いつ頃生まれるかは予め分かっていますから、分かっている段階で上司や同僚と話し合ったらいいのではないでしょうか。無論、緊急時もありますから仕方のない時もありますが」と小崎先生。 また、労使協定が結ばれていれば、休業中に仕事できるという制度を「うまく活用して」とアドバイスします。 「この制度を使って、『週1回、木曜日は仕事します』『在宅で火曜日の午前中はミーティングに参加します』といったように、お互い無理のない形での関係性や連絡を取ることができるといいかなと思います」 育休を取る=他者と共に生きる覚悟を持つこと新しくなった育休制度。これからは社会の空気も変わってくるかもしれません。でも「育休を取ると出世に響くから」と二の足を踏んでいる人もいるようです。そんなパパについて、小崎先生はこう言います。「ちょっと厳しいことを言うようですが、ひと月くらいの育休を“出世できない理由”にするのだとしたら、その先も出世できる人材じゃないって思うんです」 その上で、育児休暇は人生の学びの期間でもあると言います。 「育休というと休みだと思って昼間からビール飲もうとするパパもいます(笑)。資格を取ろうと勉強しようとする人もいる。どれも自由ですし否定はしませんが、子どもをよく見てほしいと思います。育休を取ることは、他者と共に生きる覚悟を持つこと。豊かに生きることです。人生の学びの期間でもある。子どもを育てることを存分に味わってほしい。それが僕の想いです」 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年04月29日男性育休が当たり前の世の中へメインビジュアル厚生労働省は2022年4月1日から、男女とも仕事と育児を両立できるように、育児休業法の改正を行います(※1)。今回コドモンでは、実際に1年間育休を取得したコドモンユーザーへのインタビューを通して、育休制度の実態や、取得することでどんな変化があったのかなど、男性育休の現状と今後について紐解きます。また、子育てしやすい会社を体現するコドモンのカルチャーを、育休を取得した社員の事例をもとに紹介していきます。※1 厚生労働省「育児・介護休業法の改正について」 育児休業法改正男性の育児休業取得を促進女性の社会的活躍によって、育児休業取得率の男女差(※2)や、家事育児負担の差(※3)等、ジェンダーギャップの問題が浮き彫りになりました。約5割の女性が出産・育児により退職していますが、男性の家事・育児時間が長いほど女性の継続就業割合が高く、また第2子以降の出生割合も高い傾向にあります(※4)。厚生労働省はこのような状況下で、男性の育児休業取得を促進することで、すべての人がワークライフバランスのとれた働き方を実現することを目指しています。今回の法改正は、2回にわたって施行されます。まずは2022年4月より、育児休業を取得しやすい社内環境の整備や、そのための周知・意向確認をすることが義務化されます。また、取得の条件も「引き続き雇用された期間が1年以上である」という項目が撤廃され、「子どもが1歳6か月までの間に契約満了することが明らかになっていない」のみとなります。すべての事業者が対象であるのもポイントです。2022年10月からは、分割して2回取得可能になるなど、より取得しやすくなるような新制度が追加されます。厚生労働省「育児・介護休業法 改正ポイントのご案内」P.2より引用※ 厚生労働省「育児・介護休業法 改正ポイントのご案内」 ※2厚生労働省「『令和2年度雇用均等基本調査』結果を公表します」 ※36歳未満の子供を持つ夫婦の家事・育児関連時間(週全体平均)(1日当たり,国際比較) ※4厚生労働省「育児・介護休業法の改正について」 4歳双子の父親/フリーランス(動画編集)ゆういちさん インタビュー「男性育休、『取ってよかった』子ども中心の人生への転換点」4歳双子の父親/フリーランス(動画編集) ゆういちさんTwitter: @ikukyu_1yearStandfm: YouTube: ■1人でも多くの男性が育休を取る社会に。子どものいる人生、フルコミットしないともったいない━━ 現在男性の育休取得率は12.6%(※2)と低水準ですが、この現状の社会についてどのようにお考えですか?しょうがない部分もあると思います。高度経済成長期は「男が外、女が中」というのが時代に合っていたのですが、核家族化してもそれが残っているのが過渡期である現在の状況と考えています。このことにはみんな気がつき始めていて、人の手を増やしてみんなで子育てしていくのがいいんじゃないのかなと思っています。そのためにもまずはジェンダーギャップを改善するのが大事だと思っているんですよ。━━ それはどうしてですか?会社というのは女性がどれだけ優秀でも、妊娠出産で一旦休暇を取る存在だと認識しているのが現状だと思います。しかし、子どもが産まれて男性も育休を取れば、それが女性だけの問題ではなくなり平等になっていくし、「子どもが生まれたら男女関係なく育休を取る」という流れができます。それがこの社会を変えていく一番手っ取り早い手段だと思います。私は育休を取るまで、「育休が取れる」ということをそもそも認知していませんでした。双子が生まれて、最初はパートナーに任せていましたが、はじめての育児が想像していたよりも大変で、これでは倒れてしまうかもと気付き、会社に相談しました。そこで初めて育児休業制度を知り、取得したのがきっかけです。同じようにそもそも育児休業が取れるということを認知していない人は多くいるのではないかと思います。━━ この現状をどうしたら変えられると思いますか?また、ゆういちさん自身は変えていくために何をしていますか?育休を取得した人が「取ってよかった」体験を伝えていくことだと思います。あとは、男性のほうが稼ぎやすい社会構造は簡単には変わらないので、お金の不安を取り除いてあげることもすごく大事。収入が減るなら育休を取らないほうがいいと考えられる方は多くいると思います。しかし、育児休業給付金としてもらえる具体的な金額や(手取りの約8割)、給付金は会社からではなく雇用保険から出ていることなど、制度の中身を知ることで取得へのハードルが下がると思います。ちなみに育児休業給付金は非課税のため所得税がかからず、翌年度の住民税算定額にも含まれません。 育児休業中の社会保険料は労使ともに免除され、 給与所得が無いので雇用保険料も生じません。ということは自動的に育休をとった次の年は保育料もすごく安くなる可能性があるんですよ。こういうこと全然知られてませんよね。個人としては、まずは身近な人たちに伝えていくようにしています。妊娠報告を受けた際には友だちにアドバイスするなど。あとは、SNSで発信するようにしています。一人ひとりの発信が繋がって大きくなっていくことが重要だと思うからです。━━ 育児にコミットしようと思った転換点は何ですか?実際に育休を取得してよかったこと、変わったことはありますか?やはり子どもが生まれたことがきっかけです。どれだけ想像しても育児の大変さってやってみないとわからないですし、せっかく子どもを持つ人生を選択したからにはちゃんと楽しくフルコミットしたいと思いました。実際、変わったことしかないです。徹夜で仕事が当たり前の人生から、子ども中心の生活になり、子どもを優先するようになったのはよかったと思います。育児書を読むようになったり、YouTubeで学んだり、保育士さんから学ぶこともありました。特に保育士さんは子どもへのリアクションの取り方が勉強になるし、トイレトレーニングを保育園で子どもが学んできてくれたのは本当にすごいなと思いました!━━ ゆういちさんの考える理想の子育てしやすい社会とはどんな社会ですか?それを実現するために必要なことは何ですか?究極のことを言うと、子どもや子どものいる人たちのことを攻撃しない社会だと思います。一人の子どもが育つことの経済価値を社会全体が理解して、子どもたちのためになる投資や、政策が増えればいいのになと思っています。ファミサポなどをもっと気軽に使えるようになったり、何かトラブルがあったときとか、どうしても誰かに預けたいときの頼れる先が増えるといいなと思います。━━ コドモンは子育てしやすい社会の実現に寄与できていると思いますか?第一歩という印象です。実際に保護者アプリを利用していて、連絡帳や出欠連絡などの機能はありがたいと感じています。外出先で給食の内容を確認したり、病院で子どもの体重をパッと出せたり、スマホがあればいつでもどこでも使えて便利です。育児のめんどくさい部分が軽減されて、「プチありがとう」はたくさんあります。ただ、もっと広い意味での「子育てしやすい社会」へ貢献するため、社会の制度を動かしてほしいという期待をしています。コドモン社員男性育休取得の事例「子育てしやすいカルチャー」コドモンは子ども中心の社会の実現を目指す会社です。そのためにもまずは子育てするメンバーが働きやすく、子育てしやすいカルチャーがあると実感できる会社であることが必要です。その点について男性育休の取得事例を通して紹介します。カスタマーサクセス玉泉 雄志カスタマーサクセス玉泉 雄志━━育休取得のきっかけと、取得してよかったと思うことは?第一子出産時に、1カ月半の育児休暇を取得しました。もともと取得する予定はなかったのですが、社内からの後押しがあったことをきっかけに検討しました。社内メンバーに相談しやすい環境で、パパ・ママ育休プラス(※5)などの制度も教えてもらいました。家庭でも相談した結果、1ヶ月半フルで育休を取ることにしました。育休中は主に夜に面倒をみることができたので、パートナーがゆっくりする時間ができたことはよかったと思います。━━コドモンは子育てしやすい働き方ができていると思いますか?できていると思います。勤務中にトラブルがあった際も途中で抜ける旨を伝えると、みんな「がんばれ!」と応援してくれて、仕事中でも柔軟に子育てすることができ、温かい気持ちになりました。子どもの対応で一時離席する旨をSlack上で報告※5厚生労働省「改正育児・介護休業法のあらまし」P11 開発関口 洋平開発関口 洋平━━育休取得のきっかけと、取得してよかったと思うことは?第一子が誕生したとき、前職での仕事が忙しかったこともあり育児にコミットできない経験がありました。その後コドモンに転職し、生まれたての時期を間近で見守りたいという思いから、第二子出産時には一部業務を稼働しながら約1年間の育休を取得しました。子どもと長く一緒にいることができたのがとてもよかったです。パートナーも休まる時間が多かったと思います。━━コドモンは子育てしやすい働き方ができていると思いますか?子育てしやすく働きやすいカルチャーがすごくあります。フルリモートをできることもその一つです。コドモンのように育休を取りやすい環境の会社が増えて、社会の流れとして男性も一緒に育児をしていくんだというのがごく普通の感覚になっていくといいなと思います。■子ども中心の社会の実現に向けてICTシステム「コドモン」を導入する保育園等の施設では、保護者との連絡手段としてアプリを利用しています。施設から保護者への連絡において、文章だけでなく写真付きで日々の保育の様子を配信できるなど、デジタルのよさを最大限活かすことができます。その結果、施設と保護者のコミュニケーションを円滑に進めることが可能です。アプリには、母親・父親・祖父母・おじおば・姉・兄・ベビーシッター等と、子育てに関わる大人を幅広く招待することができ、父母だけでない家族・コミュニティ間での育児コミュニケーションを円滑にし、子育てのしやすい環境構築を支援しています。今後は、保護者向けサービスの更なる拡充や、「保育・子育て」と「社会」を繋ぐプラットフォームとしての役割も担っていくことで、子どもを取り巻く環境をよりよくし、子ども中心の社会の実現を目指していきます。保護者アプリユーザーの声複数人で保護者アプリを上手に使い、情報共有しながら育児をしている家庭からのコメントを紹介します。40代コドモン利用者の叔母Aさん両親以外の家族が育児を手伝っている世帯です。それができるのも保護者アプリのおかげなので本当に助かってます。何より、登録できる家族に「祖父母」や「おじおば」が含まれているのに勇気づけられております。送り迎えを近所に住む祖父母や姉(私・妹世帯と同居)が行うことも多いです。 降園してそのまま祖父母が家で預かるということもよくあります。付き添う家族の変更がアプリ上でできるのはとても便利です。30代会社員女性Bさんパートナーと一緒に利用しています。家族で使えて便利です。コドモンを利用する前は施設とのやり取りも電話で、連絡帳も手書きのものを使っていました。以前は、欠席連絡など電話だと繋がらないこともあり時間がかかってしまったり、連絡帳を忘れて家に取りに戻ったり、そういった手間が一切なくなりました。個人的に一番助かっている機能は「成長記録」です。病院で体重記入する際にわざわざ計測しなくていいことにメリットを感じています。【株式会社コドモン会社概要】◆所在地:東京都港区三田3丁目13−16 三田43MTビル 3F◆資本金:68,250,000円◆代表者:代表取締役 小池義則◆WEB: ◆事業内容:子どもを取り巻く環境をより良くするための事業を手掛け、働く人にとっても働きやすい組織づくりを体現。子育てに優しい社会に変わるよう多角的に環境整備を行い、社会に貢献する。◎こども施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える子育てインフラとしての保育ICTシステム「コドモン」の開発・提供。2022年3月時点で、全国約11,000施設、保育士約20万人が利用。全国220の自治体で導入および実証実験の導入が決定。導入施設数・自治体導入施設数・契約自治体数でシェア1位(※)◎保育士採用を支援するウェブサービス「ホイシル( 」の提供。こども施設が簡単に施設の魅力を発信でき、保育学生や再就職希望者が採用情報にアクセスしやすいような情報提供を行う。その他、保育園向け写真ネット販売「コドモンプリント( 」こども施設を対象とした専門のECサイト「コドモンストア( 」、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的としたオンライン研修サービス「コドモンカレッジ( 」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム」などを展開。※(2022年1月株式会社東京商工リサーチ調べ)【こども施設向けICTシステム「CoDMON」概要】 コドモンは、保育園や幼稚園で働く先生と保護者に対して、こどもたちと向き合うゆとりを持っていただくための各種支援ツールを提供するSaaS※1です。園児情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園管理や、保護者とのコミュニケーション支援機能など、先生の業務負担を大幅に省力化しながら、保育の質を高める環境づくりの支援をしています。また同時にベビーセンサーなどのIoTデバイスとAPI連携するなど、園内のICT/IoT環境を統合管理できるソリューションを提供しています。保護者アプリでは施設との連絡機能のほか、こどもの成長管理や写真アルバム、保育料の支払い機能といったサービスを展開しています。※1SaaSとは、ネットワークを通じて顧客にアプリケーションソフトの機能を必要に応じて提供する仕組みのこと<<お問い合わせ・ご質問等>>株式会社コドモン広報 press@codmon.co.jp 080-7303-6026/080-4466-6738TEL: 03-6459-4318FAX: 050-3737-7471 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月07日4月からいよいよ変わる育児休暇制度。体制を整える企業側も準備に追われています。企業と利用側に求められることについて、専門家に解説していただきました。パパたちは、今度こそ本当に育休を取りやすくなるのでしょうか―。 世界1位の育休制度でも男性取得率は最低ランク!その背景は?2021年6月に育児・介護休業法が大きく改正されたことによって、2022年4月から段階的に施行されます。1番のポイントは、パパが育休を取りやすくなること。今回の改正では、男性の育休にとって大きな節目になると期待が高まっています。 「この改正は国の本気度が出ています。国は男性をもっと育児に参加させたい。男性に強いメッセージを送っているんです」 と解説するのは父親の育児事情に詳しい大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生です。 「OECD(経済協力開発機構)も言っていますが、日本の育児休業制度は世界で一番優れているんです。給付額が高く、長く休める。企業にもよりますが、最長3年も休むこともできるんです。こんな充実した制度は世界に類を見ない。アメリカは基本的に育休はありません。こんな素晴らしい制度をなんで利用しないの? というのが世界の日本に対する眼差しです」 充実した制度がありながら、男性の育休取得率は低迷しています。昨年、厚生労働省が公表した2020年度の調査結果によると、男性の取得率は12.65%(前年比5.17%増)と過去最高の数字を打ち出しましたが、女性の取得率81.6%(同1.4%減)と比べると、その差は歴然です。 世界経済フォーラムが公表している男女格差を測る「ジェンダーギャップ指数」においても、日本は世界156カ国中120位で、G7の中では最下位という不名誉な結果に。日本の男性の参加問題は、社会的な背景があると小崎先生は指摘します。 「やっぱり日本は、固定的性別役割分業の考えが根強い。男性は仕事を中心として、女性は家事育児という文化があります。変化はしつつあるのですが、社会の重要な決定場面に女性が極めて少ないというのが現実です。例えば政治です。海外では女性の首相が誕生していますが、日本はまだですよね。カナダやニュージーランドでは閣僚の半分近くが女性です。今の日本で男性が『育休1年取ります』と言うと、『え?1年?』となる人が多いと思います。ところが女性が『育休1年取ります』と言うと、『がんばってね』となる。それはそれぞれの中に男女意識の差があるからなんです。そういう社会の集合体として、男性が育休を取りにくい環境が根付いているのではないかと思います」(小崎先生) 日本の育休が変わる!企業が変わる!4月から段階的に導入育児・介護休業法が改正されたことにより、2022年4月より段階的にスタートします。ポイントは次のとおり。 育休制度改正のポイント1.企業は育休を取得しやすい環境を整備&対象の従業員に制度を個別周知して取得の意向を確認することが義務化(2022年4月から)2. 育休を分割して2回取得可能に(2022年10月から)3. 育休開始日を柔軟化(同)4. 特別な事情がある場合は再取得可能に(同)5. 「産後パパ育休」の新設(同)6. 大企業の育休取得状況の公表が義務化(2023年4月から) なお、2022年10月からはじまる「産後パパ育休」は次のような制度です。・パパも「産休」がもらえる・産後8週間以内に4週間まで取得可能・休業の2週間前までの申し出でOK・2回に分割して取得することが可能・労使協定を結んでいれば、休業中に働いてもOK 出典:「育児・介護休業法改正ポイントのご案内P2「育児休業の分割取得」(厚生労働省) 男性の育休が企業のイメージアップにつながる時代へ2023年4月から、大企業は育休取得状況の公表も義務化されます。新しい制度を円滑に活用するためには、企業側の意識変化が不可欠です。 「配偶者の妊娠や出産を申し出た従業員に、企業側から育休・産休制度などを個別に周知して、かつ取得意向の確認をすることが義務づけられました。これは、パパの育休産休取得の後押しになるでしょう。さらに、従業員が1,000人を超える企業は、2023年4月から育児休業の取得状況を年1回公表する必要があります。公表する内容は、『育児休業(産後パパ育休含む)の取得率』と『育児休業(産後パパ育休含む)などと育児を目的とした休暇制度(※)の取得率』。一般の人が閲覧できるよう、自社のホームぺージや厚生労働省の『両立支援のひろば』などでの公表が義務づけられているんです」 厚生労働省は事業主向けのガイドラインでは、企業側に求めることがほかにも事細かに記されています。 (事業主向け)説明資料「育児・介護休業法の改正について~男性の育児休業取得促進等~」(厚生労働省) 「これを見ると国の気合いが伝わると思います。例えば個別周知や取得意向確認の方法に関しては、基本的にはメールやFAXはだめ(労働者が希望した場合のみOK)、面談か書面交付でしっかり伝える、というところまで細かく書かれています。ほかにも細いことがたくさん。だから今、企業の担当部署は大騒ぎです。私のところへも大手企業から研修動画の作成依頼が来ています。それだけ企業も本気で向き合っているということではないでしょうか」 企業側にメリットはあるのでしょうか。 「くるみんマーク(※)もそうですが、企業が変わっていくことが、社会に求められているんです。それが結果的に企業のイメージアップになっていくし、働きやすい環境は人材育成にもつながります。また、就職活動をする際の、会社選びの指標にする人も増えるでしょう。そこを企業側がメリットとして意識していくことが大事になっていくのではないでしょうか」 ※くるみんマーク……子育てサポート企業として、厚生労働大臣の認定を受けた企業の証。 今度こそパパたちの育休取得は増える? 企業&パパママにも求められる意識改革今回の育休制度改正のキーワードは「フレキシブル」だと小崎先生は言います。 「かなりフレキシブルに個人がオリジナリティのある育休を取れるようになります。つまり、制度やシステムが多様化するということは、決して同じ生き方、同じ働き方はあり得ないということなんです」 より選択肢が増え、自由度が高まった育休制度。うまく活用するためには、パパママ自身が生き方や家族の在り方をこれまで以上に意識し、制度の知識を深めることが求められそうです。その上で、「パパの育休は取りやすくなるのでは」と小崎先生は言います。 「今までは従業員が『育休をください』と申し出ていたのが、今度は企業から『どうですか』と言う。これまでとは180度育休取得の流れは変わりますから、取りやすい雰囲気になっていく大きなきっかけにはなるとは思います。ただ、利用者側の意識変化も必要です。保育所問題や夫婦のキャリアについて考え、2人で産休育休をどう取るかを考えていく必要があります。より戦略的に自分たちの子育てに向き合う必要がある。そして社会全体がダイバーシティを意識することです」 生き方や働き方が多様化する中、産休育休制度も多様化する時代に突入しました。世界がうらやむほど手厚くフレキシブルな制度をうまく活用できるか。育ボスに代表される企業の意識改革が、社会の変化のカギとなるかもしれません。 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年04月01日一般社団法人ワーク・ライフ・インテグレーション協会(本社:広島県広島市、理事長:村重 サチコ)は、男性の育休推進のための「トモダテ育休活用研修」を2022年2月25日(金)より開始いたします。育休活用研修を受けることで、男性の家事力をアップさせ、今後の家族形成をより良くするためのスキルを学びます。また仕事復帰後に活かせるスキルとなるよう、意識づけを行います。男性育休活用研修「トモダテ」【トモダテ育休活用研修URL】 ●研修詳細対象者 :育休を推進する企業・今から育休を取得される社員の皆様受講目的:男性育休が社会的に進む中、「取るだけ育休」にならないために、スキルを持って育休復帰が出来る研修内容となっているため、会社にとっても社員にとっても、社会にとってもWin&Win&Winの研修となります。●カリキュラム(1)これからの男性育児参加に必要なモノ(2)現状を知ろう(3)「トモダテ」が必要な理由(4)産後のママの心と体(5)ママとの意識のズレって?(6)「トモダテ」連想ゲーム(7)我が家の家事タスク(8)「トモダテ」5ケ条●一般社団法人ワーク・ライフ・インテグレーション協会について会社名 : 一般社団法人ワーク・ライフ・インテグレーション協会所在地 : 広島県広島市中区大手町2-5-11 6F代表者 : 理事長 村重 サチコ設立 : 2018年3月20日URL : 事業内容: ワーク・ライフバランスコンサルティング事業時短家事コーディネーターに資する人材の育成事業働き方改革・男女共同参画社会の推進を図る事業仕事・家事・育児の両立のための情報提供、商品開発講演・研修事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月25日育児に家事にお仕事に、パパやママはいつも大忙し!@tomatomama2021さんの『【漫画】「パパどうしてこんなに休みが少ないの?」仕事ばかりのパパに、娘はサプライズを思いついて…』を紹介します。仕事が忙しすぎてなかなか会えないパパへの不満が積もるゆずちゃん…そこでパパにあるサプライズを仕掛けることに…!パパへの不満お手紙を書くことに!自宅ポストに投函!パパ大喜び!ポスト作戦大成功でしたね!毎日忙しい大好きなパパに可愛すぎるお手紙のサプライズ…!@tomatomama2021さんへのコメントにも、「可愛すぎる」「ポストに入れたの天才!」と反響の声が届いていました。今回は『【漫画】「パパどうしてこんなに休みが少ないの?」仕事ばかりのパパに、娘はサプライズを思いついて…』をご紹介いたしました!(恋愛jp編集部)(イラスト/@tomatomama2021)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2022年02月19日パパ目線でおくる、長女・次女ちゃんの成長記が漫画になりました!@umeda_umejiroさんの『【漫画】「パパ~見て!」娘の書いた絵を見て褒めるパパ、しかし娘は…?!』を紹介します。賑やかなうめじろうさんファミリーは、笑って泣いて今日も大忙し!今回は、長女ちゃんが描いた絵を褒めるパパへのするどい指摘とは…?絵を描いた長女ちゃんパパに見せると…大絶賛のパパですが…なんと的確な指摘!?長女ちゃんの描いた絵を褒めるうめじろうさんでしたが、長女ちゃんからのするどい指摘が!「気持ちがこもってない」という的確な指摘に思わずうなるママでした!今回は『【漫画】「パパ~見て!」娘の書いた絵を見て褒めるパパ、しかし娘は…?!』をご紹介いたしました!(恋愛jp編集部)(イラスト/@umeda_umejiro)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2022年02月13日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる連載育児マンガ、「夫婦で育休1年とってみた」第3話。今回は、パパが娘さんと出かけたときに感じた授乳室についてのお話です。出先で「赤ちゃんのおむつを替えたい。あ、ミルクもだった」と辺りを見回すパパ。すると、すぐに授乳室を見つけるのですが……? 「授乳室」についてパパが思ったこと 子どもが産まれ、本格的に育児を始めたころのこと。 夫が一人で娘と出かけた際、「授乳室」という存在に驚いたそう。 男の人が入っていいのかわからなくて、悩んだそうです。 また、おむつ交換台が女性用トイレにしかない店なども多く、おむつ替えの場所に困ったそうです。 男女兼用で使える育児スペースが、もっと公共の場で増えればいいなぁと切に思います! ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年02月08日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる連載育児マンガ、「夫婦で育休1年とってみた」第2話。今回は育児の参考書を読んだときのパパのお話です。普通の育児についての参考書をパパ視点で読んでみると、そこには悲しい発見があって……!? 育児書に「パパ」という文字は見当たらず ようやく「パパ」という文字を発見! しかし…?1年間の育休を取得し、育児にやる気満々の夫。 「早速勉強するぞ! 」と育児書を開いたものの、目に飛び込んでくるのは、「ママ」の文字ばかり。 やっと「パパ」の文字を見つけても、あくまでサポートとしての説明ばかり。 自分が育児するつもりで読み始めたにも関わらず、”育児の主体はママ”という書きぶりに、ちょっと切なくなってしまったようです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年02月06日年子の場合は第一子の育休中に、第二子の妊娠がわかるケースがあります。いわゆる年子である場合の育休制度は、どのような仕組みになっているのでしょう。年子の育休をテーマに、手当金の取得や保育園の入園の条件など、年子育児にまつわる疑問にお答えします。年子の場合、各制度は受けられる?上の子の育休中などに、下の子の妊娠がわかった場合、気になるのが「そのまま育休をとることはできるのか?」という点でしょう。ここでは、年子でも育休・産休が2人分取得できるのか、また出産手当金などは受け取れるのか解説していきます。育休・産休どちらも取得可能結論から言うと、年子であっても通常通り、産休・育休どちらも取得することができます。育休を取得する場合、1人目と2人目との間で一時的に職場に復帰するパターンと、そうでないケースがあるでしょう。どちらのケースでも、産休・育休は取得できます。出産手当金・育児休業給付金は?子どもが生まれると、出産育児給付金や出産手当金、育児休業給付金などの手当金が受け取れます。年子の場合はどうなのでしょうか。一時的に職場へ復帰した場合は、いずれの手当金も受け取ることができます。復帰していない場合は、1人目の育児休暇のまま2人目を出産する場合、全ての手当金を取得可能です。1人目と2人目を分けて育休を取る場合は、1人目に支給されている「育児休業給付金」は終了となります。年子を保育園へ入園させるには?職場へ復帰する場合は、子どもを保育園などに入園させなければなりません。年子の場合でも、保育園に入園させることができるのでしょうか。保育園に入園できる基本の条件は?保育園への入園が認められるためには、いくつかの条件を満たさなければなりません。「保育を必要とする事由」のうち、該当するものが多いほど、ポイントが高くなります。年子の場合は「就労する」「妊娠・出産」の2項目は、確実に該当するでしょう。職場に一時復帰した場合1人目の子どもを出産から一度職場に復帰している場合、つまり、すでに1人目が保育を受けている場合は、そのまま継続できることが一般的なのだそうです。復帰せず、第2子を出産する場合逆に、復帰せずそのまま育休を取っている場合であっても「妊娠・出産」といった条件に当てはまるため、入園できる可能性はあります。しかし、自治体によっては待機児童が多いこともあるため確実ではありません。年子に関する心配事は?年子の場合、短期間に2人分の育休・産休を取得することになります。職場に伝えにくいなど、不安を抱えているお母さんも多いはずです。妊娠がわかってから、まずやることは?2人目の妊娠がわかった段階で、まず以下のことをしておきましょう。職場へ報告育休復帰するまたは、延長するなどを相談1人目の保育園へ報告職場への伝え方は?短期間で育休をとるのは伝えにくいかもしれませんが、遠慮せずに報告しましょう。会社に出向き、以下のようなことを伝えるとスムーズに話が進められるそうです。今後も働きたい旨具体的なスケジュール遠慮せずしっかりと育休をもらおう!育休・産休は、国が認めた制度であり、年子であっても導入している以上、企業は受け入れなければなりません。育児は、就労以上にハードな仕事です。遠慮せず、しっかりと休みをもらいましょう。
2022年01月27日子育てに積極的なパパが増える中、ダメパパにうんざり。ダメパパになってしまう理由と、ダメパパをいいパパに変える方法についてご紹介します。ダメパパになってしまう理由とは?子どもが生まれる前は「いいパパになるぞ!」と意気込んでいたはずなのに、いざ子どもが生まれると育児も家事も何もしない。やる気があったはずなのに、なぜダメパパになってしまうのでしょうか?日本の古い価値観子育てと家事は女性がするもの。日本には「男性は仕事、女性は家庭」という性別の役割意識が強くあります。昭和55年頃の日本では、男性は外で働き、女性は家で子育てと家事をする家庭がほとんどでした。共働き世帯は年々増えていますが「子育てと家事は母親がする」ことが当たり前の家庭で育ってきた男性は、自分の子どもが生まれ妻が仕事をしていても「子育てや家事は自分の仕事ではない」と思っていることがあります。父親の子育てをイメージできないそのような価値観の中で育ってきた男性の中には、自分も子育てをしたいけれど、どうやってすればいいのかわからず結果的に何もしないことがあります。自分の父親が子育てや家事を手伝う姿を見たことがないために、自分が父親になってもイメージが持てないのです。あるいは、パパ自身は子育てや家事を手伝っているつもりでも、ママ目線では「何もしないダメパパ」と思えることもあります。ママにはかなわない無力さを感じる赤ちゃんが欲しがるおっぱいは、ママにしかありません。パパは、おっぱいをあげることができない自分には何もできないと思い、ダメパパになることがあります。また、赤ちゃんが泣いてあやしても泣き止まないのに、ママが抱っこをすると一瞬で泣き止む。そんなことが積み重なっていくと、結局ママにはかなわない、パパとしての僕は何もできないと思うことから子育てをママまかせにしてしまうこともあります。日本の長時間労働OECD(経済協力開発機構)が2020年にまとめたデータでは、日本人男性が有償労働(仕事などをしている時間)は世界1位となっています。そのため、子育てをする時間が物理的に取れないという現実もあります。ダメパパをいいパパにする方法は?パパが得意なことだけをお願いするこれまで子育てする男性を見たことがない場合、急に「ミルクをあげて!」「オムツを替えて!」と言っても難しいことがあります。そんなパパには、まず得意なところから子育てに参加してもらいましょう。例えば、高い高いをしてあやしてもらう、抱っこひもやベビーカーでパパが行きたいところへお散歩してもらう、スマホを見てもいいから抱っこしてもらうなどです。してくれたことには「ありがとう」「助かった!」と伝え、できれば「パパが抱っこすると泣き止むね!」「一緒に遊んでくれて子どもがとっても喜んでるね!」など褒めながら、少しずつパパのできることを増やしていきましょう。パパと子どもとの時間を作る子どもは幼いほど、日常生活でいちばん長く一緒にいる人に安心感を覚えます。パパがいても子どもがママばかり頼っていると、パパは自分は子育てできないと思いダメパパになってしまいます。パパが仕事で子どもと一緒にいる時間がなかなか取れないなら、朝は必ず見送る、遅く帰宅しても隣で寝てもらうなど少しでもパパとの関わり時間を増やしてあげましょう。すぐにママ代わりになるパパになってもらうことは難しいですが、子どもがパパに頼るようになればパパ自身がどう子育てをすればよいかを考えるようになり、いいパパになっていくでしょう。パパ仲間を作るママ友と対照的に、パパ友がいるというパパはまだそれほど多くはありません。ママ向けの情報は多いけど、パパ向けの情報というのは極端に少ないのです。パパではなく、ママと子ども向けのイベントのほうが多いのも同様です。パパも、パパ友や子育てをするパパと知り合うことで子育てのやり方や、家事の手伝い方がスムーズにわかることがあります。もし、パパが嫌そうでない場合はほかのパパと知り合える場所へ連れて行ったり、こんなのがあったよ、とパパ意識を高める情報を知らせてみましょう。参考父親向け総合子育てポータルサイト「パパしるべ」パパのいいところに目を向けよう子育てが大変な時は、してほしい、察してほしいことがたくさんありますが、いないよりはいいことや理想には及ばないけれど助かっていることもたくさんあります。自分の負担を減らすためにもパパを褒め、できることを増やすよう育て、ダメパパを卒業させてあげましょう。※参考元
2022年01月17日妊娠前から育休の取得に興味があった夫。「2人で一緒に育休取れたらいいね~」なんて話をしていました。そしていざ私が妊娠すると、夫は「育休、取るよ!!」と宣言。そんなわが家の体験談です。 もとから男性育休が取りやすい環境ニュースやSNSで、「男性が育休を取得したら昇進できない」「周りの人から嫌味を言われた」ということを目にする機会がありました。自分が妊娠しても、里帰り出産か、生後1カ月くらいは実家の母に手伝いにきてもらうんだろうなと思っていた私。 しかし、夫の会社は男性の育休取得の実績が多数ある会社でした。もとから子育てに興味があった夫は、私が妊娠後に半年の育休の取得を申請しました。上司に話をしたときに、「半年? 1年取らなくていいの?」と言われたほど、理解のある職場でした。 出産までもサポート出産予定日が1月中旬だったため、夫は1月はたまっていた有休を使いすべて休み、2月から7月末まで、半年間の育休を取得することに。 妊娠期間はマタニティヨガに通ったり、行きたいお店にランチに行ったりと元気に出歩いていた私も、1月に入ってからの外出は夫に付き添ってもらうことが多くなりました。産後だけでなく、初めての出産で不安も多いなか、産前もサポートしてくれたのは本当に助かりました。 いざ息子が生まれると無事に出産し、5日後に退院。家族3人での生活が始まりました。出産した病院の規則で、入院中に赤ちゃんに直接触れられるのはママのみ。面会者は新生児室のガラス越しで見学しかできませんでした。そのため、夫は退院してから初めて息子のおむつ替えや授乳をおこないました。はじめはおぼつかない手つきでしたが、徐々に慣れて、1週間もすると私と変わらない対応ができるように。 また、産褥期は家事を積極的におこなってもらえるようお願いし、私は息子のお世話が最優先の生活。生後3カ月ごろまで混合栄養だったため夜中の授乳は私が対応しましたが、おむつ替え、ミルク、そして息子と遊ぶことも、夫は率先しておこなってくれました。 育休を終え、夫は⋯夫婦そろっての育休期間は、親子3人で濃密な時間を過ごせたと思います。特に新型コロナウイルスの影響で家で過ごす時間が多くなりましたが、逆にそれが3人でたくさん過ごした良い思い出です。 夫自身は、息子が生まれて間もない時期からずっと一緒に生活をしたことで「大変さも楽しさもよくわかった」と言っています。ちなみに夫は、もし2人目を授かっても育休を取得する気満々です! 夫は育児や家事を「手伝う」ものではなく、「2人の子どもだから2人で育てる」という意識を持ってくれています。当たり前のことだと思う反面、そう考え、実行してくれる夫は心強い存在。夫や、理解のある会社や周りの環境に感謝を忘れず、今後も2人で子育てをしていきたいと思います。 監修/助産師REIKO著者:森まり子男の子のママ。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして活動中。主に子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの美容記事を執筆している。
2022年01月06日「夫にキレる私をとめられない」第16話。夫の理解と協力を得て育休中に副業にチャレンジしたいくたさん。いよいよ育休が終わり、職場に復帰。しかし、いくたさんは次第に人よりも早く帰る時短勤務に引け目を感じたり劣等感を持ったりするように。仕事も育児もうまくまわらない、仕方ないと思いつついくたさんは……。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第16話をご紹介します。「夫にキレる私をとめられない」第16話 充実していた育休を終えて仕事に復帰したいくたさん。 しかし、待っていたのは、時短勤務への引け目、同期の出世、花形の部署から異動、慣れない業務でのミス……。 私なんて会社にとって、いてもいなくても変わらない。仕事も家庭もまわっていない。 「これって理不尽じゃない?なんで私だけ……」 と、いくたさんはモヤモヤし始めて……。 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2022年01月02日家族と一緒に暮らしている、ドラクエふじこ(@nihonnoakitainu)さんには、5歳になる娘さんがいます。普段は父親にそっけないとのことですが、ある日の娘さんは違いました。「パパにあいたい…」父親が恋しくなったのか、とってもかわいい言葉にキュンとしますね。しかし、続く娘さんからの告白に、多くの人が吹き出してしまいました。「パパにアイロンビーズの、きみどりいろをさがしてもらいたい」普段パパにそっけない5歳娘が、夫が仕事でいないとき「パパにあいたい」と言う。よくよく聞くと、5歳「パパにあいたい…パパにアイロンビーズのきみどりいろをさがしてもらいたい」との事だった。夫には「娘ちゃんが会いたがってるよ」とだけ伝えておくことにした。 pic.twitter.com/IZgRcWq1Io — ドラクエふじこ (@nihonnoakitainu) December 9, 2021 娘さんが父親に会いたがっていた理由は、数え切れないほどのアイロンビーズの中から、黄緑色を探してほしかったからだったのです…!ドラクエふじこさんは、父親に真実をいうべきか否か悩みますが、娘さんからの言葉をそのまま伝えます。悩んだ末そのまま伝えましたが、よろこんでました pic.twitter.com/MvmsqZqosQ — ドラクエふじこ (@nihonnoakitainu) December 10, 2021 苦行のようなお願いにも、優しく対応する父親。「かわいすぎる」と喜んでいて、娘さんが大好きなことが、伝わってきますね。思わず笑みがこぼれる家族のやりとりに、多くの人がコメントしました。・ぶはっ!パパの仕事が増えちゃった。・とってもいい子で、とってもかわいい。・小悪魔ちゃんだ!将来大物になりそう。ドラクエふじこさんも娘さんから、「きみどりいろさがして」と頼まれたそうですが、断ったとのこと。頑張って黄緑色のアイロンビーズを集めようとしている、ドラクエふじこさんの娘さんが、何を作ろうとしているのか気になりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月16日■前回のあらすじ自身のSNSに日々の育児日記をアップしている夫。育児の“いいとこどり”なくせに、フォロワーさんからは絶賛されている模様。さらに近所の方からも育休を取得したことを絶賛されていて、モヤモヤする千秋だったが…。 >>1話目を見る 大樹くんに育児について意見したところで産後ガルガル期のせいにされたり、藍ちゃんが泣いても「気にならないよ」と理解ある夫風の態度を取ったりする始末。勘違いだらけの大樹くんにうんざりした日々を過ごしていたある日、出産後初めて自由時間を過ごすことに。大樹くんから3時間だけ外出をしてもいいと許可をもらって私は久しぶりに友だちに会うことになったのですが…。出産後初めての自由時間だったのに、友だちと話しても大樹くんの態度は共感してもらえず、家に帰れば部屋の中はぐちゃぐちゃ。もしかしたら私だけが望みすぎているのか…そう思うとさらにツラくなっていったある日、1本の電話が…!ひとり暮らしの母が入院するため身の回りの世話をお願いされたのですが、藍ちゃんを病院に連れていくことはできず…。その期間の藍ちゃんの世話をどうするのかといった問題が発生しました。先日の自由時間の状況を考えると、大樹くんには頼りづらい…。しかし知らない人に預けるのも不安で、どうしたらいいか途方に暮れていたところ…。次回に続く(全6話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2021年11月29日私の名前は千秋。現在産休中で、初めての出産に備えていました。そして夫の大樹くんは、会社に育休を申請してくれ、これで産後の体制はバッチリだと思っていたのですが…。困ったことに大樹くんは育休を取得した割に自分のことで忙しいらしく、パソコンの前から動こうとしないことが多いのです。これまでは怒る気力もないくらい疲れていましたが、大樹くんのあまりの態度にあきれ果てた私は…!次回に続く(全6話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2021年11月26日「パパが育休取らない選択肢はなかった」林家今回のパパ林 幸平さん/32歳/編集者(webメディア)●ご家族妻:林みなみさん/32歳/臨床心理士(社会福祉法人)長男:幸太くん/2歳(※お名前はすべて仮名です)●林家の育休第一子誕生(2019年6月)妻:2019年4~8月(産休) ⇒ 翌年5月の保育園入園まで(育休)夫:2019年6月~1月あたままで(半年間)林幸平さんのタイムスケジュール「ワンオペ育児というのは非常に負担が大きいようだ」とうっすら知っていたリモート会議中に幸太くんがやってくることもーーご出産も育休取得も、コロナ禍より前のことだったんですね。立ち会い出産でしたか?林さん立ち会い出産でした。妻は陣痛の痛みが三日間続いて壮絶でしたね。当時の日記を見返すと、だいぶ忘れているなあと思いましたが、よく言われますけど、奥さんのあんな顔初めて見たという感じでしたね。つらそうでした。ーー陣痛中、パートナーとしてどんなことをしてあげましたか?林さん定番ですが、体をさすってあげたりとか。とにかく隣にいましたね。あと周期的にやってくる痛みの合間に、一緒にお笑いの動画を見ていました。千鳥の動画を見て笑った瞬間にバチッと破水したんです。ーー千鳥で破水!(笑)林さんなかなか出てこなかったので、促進剤を使ったりしてようやく産まれました。陣痛の時間も長かったですし、妻はかなりのダメージを負っていて、産後3ヶ月くらいは下半身の痛みがつらいようでした。分娩の痛みは男には絶対わからないとよく言いますけど、無事に出産が終わってからもこんなにずっとダメージが続くんだって知りました。また、産後はおっぱいの痛みもあるじゃないですか。これは大変だぞと思いましたね。ーー個人差はあるものの、命の誕生というのは本当に壮絶なものですよね。林さんご自身が出産と同時に育休を取ろうと思ったのは、どういうきっかけがあったのですか?林さんもともと、ワンオペ育児というのは非常に負担が大きいようだ、ということは、すでに子育てしている人の話を聞いたりTwitterやwebの記事で見たりする中で、知っていて。だから旦那が産後も残業したり普通に働いている場合、奥さんは産後のダメージを負っていてつらすぎるから、里帰り出産なんかもするんだと。ただ、僕ら夫婦はそれぞれの両親が共働きで今も現役なので、里帰りという選択肢はまずなかった。それに、僕も参加したいというか……一番大変な時期に、自分もそこにいたいなと思ったんです。どれほど痛みがひどいとか具体的に何をやるとかは全然わかっていなかったけれど、そこに自分はいたほうがいいんだろうなとなんとなく思っていましたね。ーー最初から「半年取ろう」と決めていたんですか?林さんいえ、最初はヒヨっちゃって、職場で育休の相談をするときに「一ヶ月くらいですかね」と言ったんです。そしたら「一ヶ月でいいんですか?半年くらいとるのかと思ってました」「自分も子ども生まれたら絶対育休取りたいと思ってるんで、その先駆けになってくださいよ!」と逆に人事からプッシュされまして(笑)。それで、半年も仕事を休んで家族との時間に専念できるなら、それはそうしたいなあと思って、「じゃ半年にします!」って申請しました。ーー職場の雰囲気も良かったんですね。林さん社員30人くらいのベンチャーで、男女半々くらいの若い会社だというのも大きかったかもしれません。でも、その時点で女性も含めてまだ一人も育休取得者がいなかったので、僕が初めてになりました。その後、また育休を取った男性社員がいます。産後の二週間は総力戦で「本当に霧が晴れるのか?」赤ちゃん時代にお気に入りだった歯固めバナナとラッパ。もうすでに懐かしい記憶にーー無事にお子さんが誕生して、夫婦二人での子育てスタート。そのころの記憶はどうですか?林さん最初の頃は大変すぎて、記憶から抹消されているようで(笑)。日記を読み直しました。最初の二週間が特にキツかったですねえ。おっぱいの分泌量も、子どもの寝起きも安定しないしで、「本当にこの霧が晴れるんだろうか?」という会話を夫婦で毎日していたという記録が残っています。ーー霧はいつごろ晴れましたか?林さんそれが二週間~一ヶ月くらいでちゃんと晴れたんですよね。妻は乳房ケア外来へ行って、母乳がちゃんと分泌されていることを確認し、乳房マッサージのやり方も教えてもらったことで、だいぶ気が楽になったみたいでした。子どもの生活リズムも、だんだん作れていきました。最初の一ヶ月は僕もイライラしてることが多くて……やっぱりお互い思うように眠れないし、疲れてますよね。でも僕は、妻の方がきっと大変なのだから自分は弱音というか愚痴を吐いてはいけないと思っていて。そのうえで、妻にもっと頼ってほしいと思っていたんです。でもあとから聞いたところによると、妻は妻で「自分もやらなきゃ、全部夫にやってもらったら申し訳ない」という感じだったらしいです。ーー2人とも、いっぱいいっぱいだったんですね。林さんそのころは夜中一時間半おきぐらいに子どもが泣いて、夫婦どちらも起きて対応していたんですよね。ーー交代とかではなく?林さんそうなんです。おっぱいを赤ちゃんが飲んでいるあいだに、僕は乳房のマッサージをして出をよくする係というか……機械のようにひたすらマッサージをして腱鞘炎にもなったんですけれども。そんなこんなで、最初の一ヶ月は1人じゃ絶対無理だと思いましたね。これ一人でやってる人いるの!?って。ーー本当にそうですよね。となると林さんは、生まれてすぐの時期に夫婦一緒に育休を取るのがおすすめですか?林さんはい、最初の二週間は絶対!できたら一ヶ月、いや三ヶ月くらいは。小分けにしてもいいのかもしれませんが、産後すぐの時期は絶対、奥さんにワンオペさせたらダメですね。僕自身がワンオペで沐浴させていたときに、ヒヤリとしたこともありました。まだ生後数日で、僕も沐浴に慣れていなくてドキドキしながらやっていたんですけど、妻はまだ体のダメージもあるしリビングで休憩してて。そうしたらちょっとお湯の温度が低すぎたのか、急に子どもがぶるぶる震えて肌の色が白くなって……「なんだこれはヤバイヤバイ」とめちゃくちゃ焦りました。妻も同じ家の中にいましたし、このときは事なきを得たから良かったですが、これ本当にたった一人だったらパニックだっただろうなと。それで、もし自分がワンオペ育児ママだったとして、同じことが起きたらどれだけ不安だったかと思ったんですね。しかも仕事を終えて帰宅した夫に伝えても、この不安な気持ちはたぶん深くは理解してもらえないじゃないですか。ーー「大変だったね」で終わってしまう。林さん僕自身も、そこにいなかったら思いまでは共有できないと思いますし、「大変そうだな」とどこか他人事になってしまうかもしれません。ーー子育てしていると、自分の子どもの成長とか健康とかが自分事になりますよね。林さんそうですね。そういえば、タイミング的に保活も夫婦で一緒にできたんです。保育園見学をいっぱい回って、それぞれの園のメリットデメリットを表にしてまとめ、比較しながら「ここを第一志望にすれば受かりやすいかも」等々、戦略を練りました。もし、妻だけ見学して自分が見てなかったら、「僕にはわかんないから決めちゃっていいよ」と任せてしまったかも。だから育休を取ったことで、あらゆる意味で、育児が自分事になりましたね。ごはんをひっくり返されてつらい自家製のカブの糠漬け。これは幸太くんも大好きで、切ったそばからパクリと食べてました!ーー今はお子さんが2歳に。もう「赤ちゃん」ではないですね。林さん語彙も増えてきて、コミュニケーションが取れるようになってきてから、すごい楽しいですね。赤ちゃんの頃は一方通行なので、快不快を泣くことでしか表せませんけど、今は「もうこれ要らない」とか言ってくれるので、そこはラクです(笑)。ただ、イヤイヤ期というかイライラすることはありますけど……最近だとごはんを食べてくれないことが一番しんどいです。ーーありますね、ごはん食べない問題。林さん我が家では基本、自分が食事作りの担当なのですが、せっかく作ったごはんを食べてくれないのは一番ショックですね。作ったごはんを食べてもらえないってこんなにつらいんだ、と。挙句、茶碗をひっくり返したり、床にたたきつけられたりしますしね。そのぶん、食べてくれたらすごいうれしいですけど。なので、世の皆さんが工夫を凝らしているように、苦手な食材は細かく切ってハンバーグに入れてみるとか、試行錯誤しています。ーーお料理はもともとお好きなんですか?林さん得意というわけではないですが、苦にならないんです。気分転換にもなります。スーパーの野菜を見ながら献立を考えるのも結構楽しいんですね。図書館でいろんなレシピ本を借りてきて「今日これ作ろう」と楽しんでやったりもしてます。逆に、妻は料理は好きではなくて苦痛らしいんですが、育児は得意。妻は仕事でも毎日子どもたちを相手にしていますが、育児の方が全然苦にならないと言います。ーー育休中と職場復帰した現在とでは、家事の分担は変わりましたか?林さん育休のあいだは全部の家事を自分がやることにしていましたが、今はそんなに厳密に分けてはいないですね。朝は妻のほうが出社時間が早く、僕のほうがゆっくりできるので、洗濯したりお風呂掃除したりしています。そういえば、掃除ではルンバを買ったのですが、子どもがルンバを怖がっていて、動き出すとこの世の終わりかというぐらい泣いて叫びます(苦笑)。ーールンバ、悪い子じゃないんですけどね。仲良くできるといいですね。ご夫婦とも、残業はほぼないのですか?林さん僕のほうは、そんなに厳密に勤務時間を区切らなければいけない職種でもないので、子どもが寝てから作業したり週末に家でPCを開くこともあります。ただ、めちゃくちゃ多いわけではないですし、リモートワークも可能なので、ゆるい方なのかなと思います。妻は必ず出社しなければならない職種で、毎日8時半から17時半まではきっちり。残業することもありますし、そういうときは僕が寝かしつけまでやりますよ。そう、最近の課題は寝かしつけなんです。ーーなかなか寝てくれないですか?林さんおっぱいさえくわえていれば、寝るんです。でも、おっぱいがないと寝ないんです(苦笑)。ーーああ~……。林さん背中をトントンしたところで寝ないので、奥さんが夜遅くなる日は、子どもも僕も力尽きて寝る、というか。抱っこ紐で抱いた状態で立って揺らし、子守歌をエンドレスで歌って「ああ今日は32回目で寝てくれた」とかですね。ただ、最近は体も大きくなってきましたし、もう抱っこ紐をイヤがるので、部屋を暗くして眠くなるまでサドンデスです。ーー親の体力も削られますね。子どもは保育園でお昼寝もしていますし。林さん保育園のお迎えで「今日はあんまり寝てないんです」と言われると「やったあ!」と思いますね(笑)。「今日は3時間寝ちゃいました~」と言われたら、覚悟しますし。おっぱいがある日はともかく。ーーおっぱいをあげながらママは一緒に寝ちゃいます?林さん大体、疲れ果てて寝落ちしちゃいますね。そのあいだに僕が台所やリビングなどの後片付けをします。そうそう、自分が育休を取って良かったことのひとつに、「お互い全部できるようになった」ことがあげられます。家事も育児も全部できるので、どちらかが体調を崩したり、あるいは週末出かけたりしてワンオペになっても大丈夫なんです。緊急事態にも対応できるという自信が持てました。子育てを2人でやったら、2人ともラクになれるこの日はあいにくの雨。室内でもボールプールを広げて活発に遊んでいましたーー育休期間を経て、夫婦の関係に変化はありましたか?林さんもともと仲は良いものの、とはいえこんなに何ヶ月も一日中一緒にいるってことはなかったので、“阿吽の呼吸レベル”が上がった感じはしますね。先ほどの「気持ちの共有」の話とかぶるんですけど、もし育休がなくて普通に半年間仕事に行ってたら、そのあいだに妻が家で感じていた痛みや苦労がわからなかっただろうなと思うんです。表面上は「大丈夫?」と声をかけていたと思いますけど、実感がないので本当のところはわからなかったんじゃないでしょうか。ーーやっぱり男性の育休って大事だなあと思います。あるとないとで、夫婦関係が違ってきますね。林さんでも、現状で育休をただ義務化するのも大賛成とは言えなくて。今の状況で育休を取る男性はそもそも育児しようという意識がある人たちなので、いい方向にいくと思うんです。これがもし義務化されたら、「ただ家にいるだけ」の人も出てきて、関係が悪化する可能性もありますよね。ただ一律で義務化するのもちょっとなぁ……と。また、自分は幸いにして職場で「育休なんて、ただ休んでるだけでしょ」とか嫌なことを言われたり、降格されたりといった目には遭いませんでしたが、仕事を最優先にしないと嫌がらせされるような会社だったら、男性の育休取得は大変ですよね。まずは、職場の中で育休を取りやすい環境を、上の人からつくってくれることが大切だと思います。ーー職場に戻って居場所がないとか、プロジェクトを外されるとか……出産を経てバリバリ働きたい女性でも、いまだにそういうことがないとは言えません。社会側の課題はまだまだありますね。林さんそれとは別に、男性の育休取得を推進するうえでは、「育児ってこんなに大変だから、ママ一人じゃ無理だよ!」というアプローチだけでなく、「二人でやると負担が軽減されるから、すごく楽しいこともあるよ!」といったポジティブな話もあったほうがいいんじゃないかなと思います。実際、僕らも育休三ヶ月目あたりからだいぶラクになってきたんですよ。もともと大の旅行好き夫婦なので、首が据わった頃からあちこち子連れで旅をしてみました。ーーおお、子連れ旅行ですか!林さんまず僕の実家がある関西に、子どもの顔を見せに行きました。寝返りができるようになった頃で、二泊三日の旅程でしたが、「これは意外とイケるな」と。2019年は新型コロナウイルスの懸念もまだなかったですし、育休が終わるまでに行きたいところに行ってみようと夫婦で意見が一致しました。それで次に行ったのが、九州です。妻が仕事に関係する心理学の学会が福岡であるので行きたいと言って、「じゃあ一緒に行こう」と、四泊五日で出かけました。妻が学会に出ているあいだ、僕は息子と二人で観光をして。最後に、大分の旅館へも行って、満喫しました。旅好きな親のワガママ的な要素が強いので、子どもは覚えてないでしょうけど……だいぶリフレッシュできて良かったですね。ーー繁忙期を避けて、閑散期の平日に行けるのも利点ですよね。林さんはい。仕上げに、一週間の海外旅行も行きました!飛行機に10時間は乗るので、フライトで子どもが泣かないかが一番心配でしたけど、ぐっすり眠ってくれました。旅先の国で驚いたのは、道行く人たちが子どもに本当にフレンドリーに接してくれることです。子連れの旅行者というだけで、電車で席をゆずってくれるし、話しかけてヨシヨシしてくれるし、構ってくれるんですよ。ただ、海外旅行だと子どもの水とか食べ物とかも気を遣うじゃないですか。僕らはギリギリ離乳食を始める前で、完全母乳だったので大丈夫だったのですが、離乳食が始まってからだったらもう行けなかったね、とあとで妻と話しました。ーーコロナ前の時期に大好きな旅を楽しめて良かったですよね。でも旅行って、精神的な余裕もないと楽しめないと思うんです。生後三~四ヶ月ぐらいで、すごくラクになった感じなんですか?林さん本質的には、育児は二人以上でやったほうがいいってことなんだと思います。これがママもしくはパパ一人でやるとなると、余裕なんて全然なかったんじゃないかなと。僕は育休中、夕方にジムへ行ったり読書したりもできましたが、ママさん一人だったらそんな時間作れない。もちろんパパ一人でも作れない。二人でやってるからこそ、互いの息抜きの一人時間も捻出できるんですよ。ーー二人でやるからこそ、二人とも少しずつ余裕を持てるんですね。林さん子どもが生まれる前は、育児ってとにかく大変で、自分の時間など全く取れないイメージでした。確かにおおむねそうなんですが、大変な時間ばかりかと言うと、そうでもない。なにしろ夫婦そろって育休を取っていれば大人の手がふたつあるわけで、一人でやるよりずっと負担は軽減される。しんどいよりはラクになったほうがずっといいに決まっているじゃないですか。仕事を休んで育児している以上は大変じゃないといけないとか、遊んでたり楽しかったりしたら会社に申し訳ないという思考になるかもしれないけれど、男性の育休取得意欲を高めるという意味ではポジティブで楽しいイメージももっと広められたらいいなと思いますね。(取材・文:マイナビ子育て編集部、撮影:尾藤能暢、イラスト:すみれ)
2021年10月30日パパ160名が集う育児コミュニティ「パパ育コミュ」パパ育コミュは、コロナ禍の2020年6月にスタートした、現在パパ達約160名(うち育休取得者50名)が集う無料のオンライン上の育児コミュニティです。【公式サイト:パパ育コミュ】現役パパからプレパパへ「パパ育スクール」開講パパ育コミュに参加する現役パパさんたちの「パパが育児を学ぶ機会が少ない」「育児をスタートする前に、知らないことだらけで苦労した」という声から誕生したのが「パパ育スクール」です。現役パパからプレパパへ「育児をスタートする前に知っておきたかったこと」を伝える場所となる本スクールは、まさに「パパ達によるパパ達のためのパパ講座」です。なお、スクールはすべてオンライン(Zoom)による講義で、参加費は無料です。パパ育スクールの概要説明の動画●講座参加者への3つの特典①育休希望者は育休経験者と個別相談ができる(無料)②パパ仲間と講義以外で日常的に交流することができる(SlackやZoom)③講義に休まずに参加された方には秘密のプレゼントがあるかも!?10月30日に説明会開催「パパ育スクール」スタートに先立ち、10月30日(土)22時から「パパ育スクール」説明会がオンラインで開催されます。講座内容の詳細もこちらで発表されますので、スクール参加希望者はぜひ、事前説明会に参加してください。なお、説明会は第1回の講義を兼ねているので、実際の講義の雰囲気を掴むのにも最適です。※ 現役パパたちが仕事や育児の合間に活動しているため、講義は子供の寝かしつけ後の土曜日22時からのオンライン開催となります。パパ育スクール開催概要講義スケジュール講義はオンライン(ZOOM)にて土曜日の夜22時から1時間程度開催します。※10月30日の説明会は第1回の講義を兼ねています。そのため、前半がパパ育スクールの概要説明、後半が第1回の講義となります。■講師紹介講師は基本的に現役パパやママが務めますが、医学などの専門知識を必要とする内容については各分野の専門家を招く予定です。パパ育スクール申し込み方法■パパ育スクール説明会Peatexで参加申し込みを受け付け中です。■パパ育スクール(全8回)以下のフォームから必要事項を記入して、申し込みます。※パパ育スクール説明会を受講後に「パパ育スクール」への申し込みも可能ですが、原則として先着者が優先となります。(マイナビ子育て編集部)
2021年10月21日「1ヶ月でも育休取って良かった」高木家今回のパパ高木隼人さん/30歳/人事・研修企画(情報サービス系)●ご家族妻:高木優香さん/29歳/マーケティング・商品企画(化粧品)長男:みなとくん/0歳(※お名前はすべて仮名です)●高木家の育休第一子誕生(2021年6月)妻:出産~現在も育休中夫:2021年6月下旬~7月末まで(1ヶ月)高木隼人さんのタイムスケジュール業務の棚卸しと整理 ⇒ 安心して育休にパパに絵本を読んでもらうときはゴキゲンーー育休を終えたばかり、ほやほやですね!初めての育児はどうですか?高木さんうちは妻の実家が電車で30分ほどの近距離なので、産後退院してから1ヶ月は妻は実家で休ませてもらいました。それで、生後1ヶ月のタイミングで僕も育休に入って、家族3人の生活を開始したんですね。これがもし、育休を取らずに普通に働いていたら、赤ちゃんにしてあげるケアを全部奥さんがやることになったのかもしれない。そう思うと、本当に取れて良かったです。赤ちゃんって大体、3時間おきくらいに泣いて起きて、おむつ替えたりミルクをあげたり、夜中でも関係がない。お世話してたら絶対に寝不足になりますよね。ここを夫婦そろって体験できたことは、夫婦の価値観を共有する意味でもすごく良かったです。ーー高木さんの職場では、すでに男性育休の取得実績がありましたか?高木さん会社としては数例ありましたが、僕のいる部署ではまだなかったんです。ただ、直属の上司も未就学児の子育て中で、理解があって。年明けくらいに「6月頃出産予定なんですが、できれば育休を取りたいです」と打ち明けたら、「頑張れ」と応援してくれました。ーー前例がなくても、自分は育休取るぞ!と思っていたのですね。高木さんこれは妻の妊娠発覚以前から思っていたんですけど、自分の人生という長いスパンで考えたときに、子どもと過ごせる時間はすごく貴重なものになるだろうと想像していて。制度的には男性の育休はありなわけですし、会社の風土云々はいったん抜きにして、その貴重な時間を意図的に取れるなら絶対に取りたいと思っていたというのが大きいです。ーーこれはもちろん女性もそうなんですけど、出産と育児による一時的な仕事のセーブがその後のキャリアに影響を及ぼすことには不安もあると思います。そういった不安は持ちませんでしたか?高木さんそうですね。とても恵まれていると思うんですけど、ちょうど休みを取りやすいタイミングでもあったんです。僕は今の部署に配属されて3年めなのですが、今年の4月に後輩がジョインしたので、僕の中でも仕事の棚卸をして、任せられるところは任せるようにしました。チームの仲間も協力してくれて、自分が担当するものも育休前までに進めておいて、「戻ってきたら、ここからやる」と整理して、育休に入れましたね。たった1ヶ月だけですけど仕事を離れることで、それまで抱えていたものを整理できて、後輩に機会も渡せて、良いタイミングだったかなと思います。そういうふうにポジティブに捉えました。ーー定期的な業務の棚卸しと整理って必要ですし、抜群のタイミングでしたね。育休期間は職場で相談して決めたのですか?高木さんそこはどっちかというと僕が気を使ってしまって……「1ヶ月くらいでどうでしょうか」と言ってしまいました(苦笑)。全然、何か言われたわけではないのに、それ以上長いと悪いかなって思ってしまったんです。でも今思えば、もう1~2ヶ月取っても大丈夫だったかなって。それにやっぱり、もうちょっと子どもが夜にまとまって寝るようになってからのほうが、妻の負荷は違っただろうなと感じています。ーー奥様は男性育休についてどういった反応でしたか?高木さんもうそこは「是非是非!」でした。やっぱり初めてですし、不安もあったと思うので。ーーうんうん、そうですよね。家事の面でも、育休中は高木さんが多めに担当していました?高木さん妊娠前、家事の分担は「妻:料理」「夫:皿洗い、ゴミ出し、お風呂洗い、買い物」で、育休中は僕がそれにプラスして、「子どもとお風呂(朝、夜)、子どもと早朝散歩」というタスクをしていました。皿洗いは「ご飯を作っていない方」が必ず担当ーー掃除と洗濯は、分担せずですか?高木さん産まれるまでは、気づいたほうがやっていたんですけど。妻は料理を作るとかクリエイティブな方が得意なので、僕は片付ける係なんです。だから、「作る」と関係のない家事は基本的に僕が担当するようにしています。あと、料理を作ってない方が皿洗いするっていうのは決まりになってます(笑)。ーーそれは作る人の精神衛生上すごくいいですね。自分だけが作って片付けもして、だとイライラしちゃいます(笑)。高木さんでも仕事復帰したら、子どものお風呂に時間が間に合わなくて……それが申し訳ないですね。赤ちゃんはよく汗をかくので、夏は夜だけじゃなく朝もお風呂に入れていたんですけど、これがなかなか重労働なので、それをやってあげられてないのが負担になってるかなと思っています。お風呂ってただお湯で洗うだけじゃなくて、出た後に保湿してあげたり、わりと時間もかかりますしね。背中の痛みと腱鞘炎! 夫婦で満身創痍の初育児就寝前はミルク。調乳セットはキッチンのそばにまとめて。「消毒は電子レンジでチンするケースがすごく便利です」ーー今はコロナ禍なので、立ち会い出産や両親学級も制限されていたところが多いようです。高木さんのところはどうでしたか?高木さんうちは妊婦さんしかクリニックの建物内に入れなくなって、妊婦健診の付き添いもできませんし、立ち会い出産もできなかったです。両親学級や父親学級もなかったですね。前提として付き添いの人も病院には入れない、妊婦しか入れないと厳格なルールが定められまして、出産後にガラス越しの面会もできず……対面できたのは、退院後でした。ーーそれは奥様も心細さがあったでしょうね。高木さんそうですね。毎日、LINE電話してました。退院してそのまま妻は実家で1ヶ月、産褥期を過ごさせてもらって。僕も会いに行きましたが、平日はどうしても21時とか遅い時間になってしまうので、土日だけでした。ーー最初はなかなか会えなかったんですね。そうして1ヶ月健診を終えてから、家族3人の生活に。高木さんちょうど1ヶ月健診でOKが出たら、赤ちゃんの外気浴ができるようになるじゃないですか。でも7月ってめちゃくちゃ暑くて、外に出るのもしんどいですよね。僕はもともと朝型なので、5時に起きて涼しい時間に息子を抱いて近所を散歩していました。息子は抱っこ紐がすごく好きで、家の中でもいいんですけど外のほうがぐっすり寝てくれるかなという感じでしたね。ーー抱っこが好きなんですね。寝かしつけのときも、お布団でトントンするよりも抱っこ派ですか?高木さん寝かしつけは大体、抱っこですね。しかも立って抱かないと泣きます。座るとすぐバレちゃうんですよね。最初は横抱きでも良かったんですけど、最近は縦抱きじゃないと寝ないっていうこだわりが出てきました。あの、これは全員当てはまると思うんですけど、夜泣きってほどひどくはないんですが、夜中でも赤ちゃんは平気で泣いて起こしてくるので、それはすごく大変なことだなと実感しましたね。愛用の抱っこ紐。夏はハンディファンも必須アイテムーー本当、それによる睡眠不足は多くの親のメンタルに影響していると思います。みなとくんは、わりと起きますか?高木さん調子が良ければ4-5時間連続で寝てくれるんですけど、3ヶ月の今も週の半分は3時間ごとに泣きますね。19時に寝たとして、22時くらいに一回起きて、次は1時、4時と。これを全部一人だけで対応するとしたら、大変すぎますよ。ほとんど眠れませんよね。この経験は、パパも絶対にしておいたほうがいいだろうと思いました。どれだけしんどいか、知っておかないといけないです。ーー心から同意です……!寝かしつけはどんなふうにしてますか?高木さん僕はもう、抱っこ紐で寝かせてそ~っとおろすやつです。抱っこ紐を装着して、自分がゆらゆら揺れてます。でもこの動きが、背中にきました(苦笑)。普段使わない筋肉を変なふうに使ってしまったようで、抱っこした直後にじ~んって鈍痛が続いていて。ここ2~3週間は接骨院通いで、だいぶ良くなってきました。そこの接骨院は赤ちゃん歓迎で、寝かせておけるスペースもあるんですよ。ありがたいですね。ーーそれはとってもありがたいですね。奥様は産後、体調はいかがでしたか?高木さん帝王切開だったので、その痛みはつらかったようです。ただ、今は手首の腱鞘炎ですね。あるあるだと思うんですけど、授乳や沐浴や抱っこで手首を痛めてしまって。それもあって、僕がお風呂をやれていないのがすごく申し訳ないんですよ。子どものいる生活はストレス。でもすごく愛おしいお気に入りのオモチャ。手で握って遊べるようになってきましたーーパパの育休で、夫婦そろって子どもに向き合う時間が取れましたよね。1ヶ月という短い期間ではありましたが、どんな変化があったと思いますか。高木さん何より、育児はチームでやるものだなという認識になりましたね。子育てを2人でやっていこうって夫婦の絆ができたと感じています。そう思えた背景として、子育ての方針というか価値観で、最初は小さなことですけど夫婦の相違があったんです。でも、話し合って認識を共有できたなって。ーーどんな相違があったんですか?高木さんたとえばなんですが、赤ちゃんが泣いているときの対応。ある程度泣かせていてもいいのか、すぐにそばへ行ってケアしてあげるのか、みたいなところで、少し揉めたことがあって。僕は「少しくらい泣かせていてもいいんじゃない?」と思っていたけれど、向こうはそうじゃないと。なぜかというと、赤ちゃんは今は泣くことでしか不快を表現できない、そこで歩み寄ってあげたかが、のちのち子どもの安心感や信頼につながると思う、と説明されたんですね。それを聞いて僕も「ああ確かにそうだな」って思えました。僕は多少泣くのも運動になるんじゃないかなと思っていたけれど、妻の考え方に納得したので、今はそうしています。ーー育休中、そういった話し合いを重ねる時間も持てたわけですね。夫婦の価値観のズレや誤解を、放置せずに話し合えた。高木さんそれでチーム感は増しましたね。それに、お互い息子のことが何より大切だという気持ちは同じなので、方向性が違うわけじゃない。その思いをお互いに確認して、夫婦間の信頼を強くする期間でもあったと思います。ずっと忙しく働いていたら、そういうコミュニケーションを取る時間もなく疎かにしていたかもしれないので、家族に専念できる時間があって本当に良かったです。素早いおむつ替えは得意ーーこれから先、お子さんの予防接種スケジュールを組むのが大変だったり、保活したり、保育園で熱を出したり……といったフェーズも来ると思いますが、そういうときに両親ともに同じ当事者として関われることは、大きいですよね。高木さんはい。妻も、「育休を取ってくれたことで、意見が言いやすい関係になった」と言ってくれています。そういえば、「テレビの音量とか部屋の明るさとか、寝る前にそういうのもっと気にしてね」と言われたこともありました。確かに、と気づいて、それから気をつけるようにしています。ーー子どもがいる生活って、家の中でもある程度、自分の自由が制限されたりしますよね。でもその状態に適応することは親として必要で、育休期間はそれを実感できるんじゃないかと思います。出産前と生活リズムが変わらなかったら、たぶん気持ちも変えられないですし。まるっと生活リズムを赤ちゃんに会わせる期間を持てることが、男性育休の大事なところのひとつかなと思います。高木さんそうですよね。それに、他にもいいところはたくさんあって。何よりも僕としては、息子が日々成長するので、そのちょっとした変化が毎日楽しいというか。今日はすごく気持ちよさそうに寝ていたとか、初めてちょっと笑ってるとか、そういう小さなことの積み重ねが育児の楽しさだと僕は思うし、身体的な成長もすごく早いので、毎日見逃さずにいられたのは良かったなあと思います。ーー毎日「可愛いなあ~」って思っちゃいますよね。高木さん子どもへの愛情がどんどん深まりましたね。生活リズムの話じゃないですけど、育児は当然、ストレスがまったくないわけではないし、むしろこれまでにないストレスを感じたりするところもあるんですけど(苦笑)、そのような中でも子どもが可愛い、大事だなと思えるのが愛情かなと。寝る時間とかはすごく削られるわけで、寝るのを邪魔されるみたいな気持ちになることもないわけではないですし、「うわー、いま泣くかー」ってことも正直あります。でもそれは仕方ないと割り切れますもん。第二子も検討中。「次は絶対もっと長く取ります」ママ手作りのメリーが息子くんはお気に入り!顔の近くで揺らすとニコニコになります。「100均の材料で作れちゃう」そうーー奥様の職場復帰はいつの予定ですか?高木さんうーん、保育園次第ですね。住んでいる区は結構、待機児童が多くて激戦区といわれているので、どうしようかと。実は2人目も欲しいので、職場復帰してまたすぐに妊娠して休むよりも、まとめて取っちゃうのもなくはないかも……とか妻と話し合っています。ーーそれもありなんですね。高木さん妻の職場は子育て社員のサポートが手厚いといいますか、基本的に在宅ワークになっているんです。コロナ禍で本格的に在宅の動きが始まって、このまま定着させるようなんですね。出社するとしても週1~2、あとはリモート。働きやすい会社なんだと思います。ですから、2人出産してからの復帰も可能性としてはありなんですよね。ーー働き方に柔軟性があって素晴らしい。第二子を授かったとしたら、次も高木さんは育休を取りますか?高木さん取ります!今回より絶対長く、少なくとも3ヶ月は取りたいです。それに自分だけじゃなくて、育休はもっと男性みんなが取れるようになっていくといいなあと思います。育休を取りたい人が取れることはもちろんなんですけど、育休期間の家計を考えると「取れない」というケースもありますから、社会的にこの期間の金銭的フォローも手厚くしてくれたらいいのにとも思いますね。手取り換算だと多分、最初の6ヶ月はそんなに収入が減らないはずなんですけど、残業代とかはないので家計が厳しくなるケースはやはりあるだろうと。将来の教育費も含め、子どもを育てることの大変さを踏まえると、子育て世代への金銭的なフォローはもっとあってもいいんじゃないかと思いますね。ーー教育といえば、まだ先のことではありますけど、これからパパとして子どもにしてあげたいことって何か考えていますか。高木さん子どもに対しては様々な選択肢を与えてあげたいなと思っていて。そのためにいろんな体験もさせてあげたいし、機会をたくさん作ってあげたいなと思っています。僕、幼少期から学生時代までサッカーしかやってこなかった人間なんですよ。それしか知らなかった。でも今、選択肢をもっと知っていれば違うこともしていたんじゃないかな?っていう思いもあるんです。だから、君の前にはいくつもの選択肢が広がっているんだよと教えてあげたいですね。(取材・文:マイナビ子育て編集部、撮影:尾藤能暢、イラスト:すみれ)
2021年09月30日