ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)がバレンタインに向けて、ハートのモチーフを使ったカプセルコレクションを発売した。ウィメンズでは、シフォンスリーブのAラインドレスや、ヴェルベットやブロケードのフレアドレスなどのフェミニンなアイテムをはじめ、手書き風のイラストをプリントしたTシャツやネックレス、ブレスレットなどのアクセサリーを展開。アイテムにはそれぞれ、プリントや刺繍で描かれたハートモチーフ、ビジューなどのデコレーションが施された。ウエアの胸元には「San Valentino」の文字があしらわれている。このほか、ウォレット(9万5,000円)やチェーンバッグ(14万9,000円)、フォンバッグ(18万5,000円)、iPhone6ケース(4万6,000円)などの小物類も展開される。一方、メンズからは、同コレクションのために特別にデザインされたハートとドット柄を組み合わせたTシャツ(4万3,000円)、iPhone6ケース(1万7,000円)、ドキュメントケース(8万3,000円)が登場する。取り扱いは、ドルチェ&ガッバーナ 銀座、ドルチェ&ガッバーナ 御堂筋、伊勢丹新宿 Woman&Manにて。
2016年02月03日映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(公開中)で、ピーターパンの名前に隠された意味が明かされる本編映像がこのほど、公開された。本作は、孤児院で暮らしていた少年ピーターが、ピーターパンになるまでを描いた物語。母と再会するためネバーランドへと旅立ったピーターが、若き日のフック船長やタイガー・リリーとの出会い、ネバーランドを牛耳る海賊・黒ひげとの戦いを通して成長していく。公開された映像では、黒ひげの元から逃げ出したピーターとフックたちは、タイガー・リリーら先住民たちに、海賊と間違えて捕らえられてしまう。そのピンチを救ったのが、ピーターが母と分かれた時から肌身離さず身につけていたパンパイプのネックレス。ピーターがこのネックレスを持っていることを知った先住民の族長が「その少年はパンの印をつけていた」と2人を釈放する。また、フックの「"パン"って何だ?」という問いに、タイガー・リリーは「"最も勇敢な戦士"よ」と答える。本作では、少年ピーターが試練を乗り越え、ネバーランドを救う勇敢な戦士"パン"になれるのか、その冒険を描く。同映像では、若き日のフック船長とタイガー・リリーの淡い恋模様も描かれている。戦いの最中に、フックに「2人きりでお会いしたかった」と言われ、うれしそうにほほ笑むタイガー・リリー。芯の通った強い女性である彼女が一瞬見せる笑顔を捉えている。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年11月14日だれもが知るピーター・パンのだれも知らない過去を描いた物語『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(10月31日公開)が誕生した。母と再会するためにネバーランドへと旅立った少年ピーターが、若き日のフック船長やタイガー・リリーとの出会い、宿敵・黒ひげとの戦いを通して成長していく。一般的に知られているピーター・パンの敵はフック船長だが、同作では、若き日のフックはピーターの仲間であり、敵は、強烈な存在感を放つヒュー・ジャックマン演じる黒ひげだ。驚きと感動のストーリーはもちろん、その舞台となるネバーランドのカラフルな世界もこの作品の大きな魅力。光り輝く妖精や美しい人魚、原色が鮮やかな先住民の村、そして、冒険心をくすぐる海賊船……大人も童心に戻れる世界が広がっている。そんな新しいピーター・パンの世界を作り出したジョー・ライト監督に、個性際立つキャラクターや夢の国ネバーランドを、どのような思いでどのように作り出したのかインタビューした。――少年ピーター、戦うプリンセスのタイガー・リリー、若き日のフック船長、そして、強烈なビジュアルのヒュー・ジャックマン演じる海賊・黒ひげと、キャラクターたちがとても豊かで魅せられました。監督にとって、キャラクターを仕上げていくという作業はどういうものなのでしょうか?キャラクター作りが大好き! それを考えていくと、だんだん可能性が無限だと思って、その作品が自分の傑作だと思ってくるんです(笑)。そして、現実にぶつかり、妥協しなければならない部分が出てくるんだけれども。――この作品のキャラクター作りで、一番ワクワクしたところはどこですか?だれって人を挙げてしまうと、自分の子供の中でだれが一番好きって言っているようなもので、それぞれ違うからすばらしく、それぞれ特別なんです。でも、そうはいっても今回、黒ひげというキャラクターはものすごいワイルドな悪役だったので、ヒュー・ジャックマンという偉大な俳優と一緒に作り上げたことは楽しかった。――ヒュー・ジャックマンさんとのやりとりで印象に残っていることは?最初に彼が全部の衣装を着て、メイクをして現れた時の印象はすごく強い。でも、髪の毛を本当にそるとは思わなかったです。彼が丸刈りにしたのは、メイクの時間を1時間短縮できるから、つまり、1時間ベッドに長くいられるという理由でした(笑)――そういう理由だったんですね(笑)。ピーター役のリーヴァイ・ミラー君の演技にも感動しました。オーディションの時に「彼は輝いていた」とおっしゃっていましたが、実際に一緒に仕事をしていかがでしたか?彼はとにかく、ものすごい仕事に熱心。そして、ものすごく人の話を聞く。それって俳優にはすごく重要なことなんです。彼の初めての映画作品で一緒になれて、彼の驚きや現場のすばらしさを一緒に楽しむことができてよかったと感じています。――今回、海賊船、先住民たちの村、採石場など、できる限り実際にセットを作られたそうですが、CGに頼るのではなくセットにこだわる理由を教えてください。CGの映画が初めてだったので、怖いと思ったんです。そして、リーヴァイの初映画ということで、彼が没入できる、セットがあってそこにいると感じられるような環境にしてあげたいと思いました。確かにCGはすばらしいですが、俳優にとってはやりにくいと思います。何もない空間で演技をするというのは。特に彼のような新人には大変なことだと思います。――今回のセットの中で特にこだわったものは?一番こだわったのは、先住民の村もある森を作ること。実際のジャングルのようなところで撮影しようと思っても、明かりが足りないので、セットを作りました。イギリスで室内で作られた一番大きなセットになりました。私は、あそこの村に住んでもいいっていうくらい好きで、キャンプをしようかなと思っています(笑)。そうはいっても、クリスタルの洞窟の空間はCGで、あのシーンは非常に気に入ってますし、CGが好きになりましたね。――音楽や踊りも印象的でした。世界中の要素を取り入れたとのことですが、"世界"というのは意識したところなのでしょうか。意識しました。私はとにかく、この地球上のいろんな文化が好きだし、相違点や共通点を見るのも好きなんです。妻がインド人なのでよくインドにも行きますし、いろいろな世界の音楽も大好きなので、そういうものを全部映画の中で子供たちに見せたいと思いました。――キャストの方やスタッフの方のコメントを読ませてもらい、みなさんジョー・ライト監督との仕事が「楽しい」とおっしゃっていました。ヒュー・ジャックマンさんも「真の意味でビジョンをもつ監督。これは一番楽しい映画撮影体験の一つになった」と。みんなが「楽しい」と振り返るその現場を作られた監督は、何を意識して指揮をとられているのでしょうか。私が心がけているのは、できるだけハッピーな環境を作ること。リラックスしている時が一番創造性が豊かになると思うので、恐怖や緊張感を取り除くようにしています。それぞれの人がこの映画を作った一人なんだと感じ、より頑張って自分を出せるような環境にできたらと思っています。こういったインタビューだと、まるで自分が何でもわかっているように話してますけど、現場に行くとわかっていないことがたくさんあるんですよ(笑)。――最後に、この作品を観客のみなさんにどのように楽しんでもらいたいと思っていますか?子供たちには、冒険として見て楽しんでもらいたい。例えば、自分の息子にも、ピーターのように勇気と想像力、信念を持って恐怖を乗り越えられるんだということを学んでほしいし、大人の方には子供心を取り戻してほしいと思います!■プロフィールジョー・ライト監督1972年、イギリス・ロンドン生まれ。セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アートで美術・映画・ビデオを学んだ後、テレビのミニシリーズなどを監督。2005年に『プライドと偏見』で長編映画監督デビューし、米アカデミー賞4部門にノミネート。その後、『つぐない』、『路上のソリスト』、『ハンナ』、『アンナ・カレーニナ』などで監督を務め、2013年には舞台劇『Trelawny of the Wells』のドンマー・ウェアハウス公演の演出を行い、演劇界デビューも果たした。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年10月31日90歳になった今も精力的に舞台を作り続けている演出家ピーター・ブルック。9月にパリで発表したばかりの『バトルフィールド』が早くも来日公演を行う。舞台『Battlefield』チケット情報「私は30年以上前、古代インドの叙事詩『マハーバーラタ』を演劇にしましたが、今回の『バトルフィールド』はその後の物語です。つまり、主人公ユディシュトラの疑問は『マハーバーラタ』の勇者アルジュナのように、“私は戦争をしない”ということではなくて、“我々は戦争をしてしまった”というところから始まっている。歴史をさかのぼることはできない、戦争は終わってしまった――これって、世界のあらゆる場所での真実でしょう?だとしたら今、我々に何ができるのか。ひとつの方法としては、それが人間の深い本性だと理解して、悔い改める。でも『マハーバーラタ』の『バトルフィールド』は、いや、それでは簡単すぎる、と語っているのです」劇場空間に入った途端、パーッと目に入るのはテラコッタ色というか赤に染まった床だが、物語が語られるうちに、これは大戦争で死んだ人々の血で染まった大地だとわかる。「インドでは昔から語り手はたったひとり。そういうやり方で、現代もそれが続いている。彼はそこに座って、百人の人々が彼を囲んでこれから何が起こるんだろうとワクワクしているんです。彼はたった一本、棒を持って、それを使って語り始める。“ここに王がいます”というように。私たちの演劇もやはり何らかの方法で物語を語るものでしょう。重要なのは、少ない人数の役者たちで――今回は4人ですが――多くの人物を演じる時は、まるでリレーのように次々に違う人物を演じる、ということですね。時には蛇や川までをも」大戦争の後の、哲学的な命題も突きつけられている物語だというのに、『バトルフィールド』は、意外なくらいに笑いに包まれる。「私は、神が人間に与えたもうた最も大きな贈り物は何かと考えた時、それは笑えることだろうと思うんです。笑いはすべてを救います。だからこそ演劇では、何か厳しかったり、困難だったり、悲痛なことがあっても、同時にいつでも笑うことができるのも大切だな、と。日本の方にも笑ってほしいですね」11月25日(水)から29日(日)まで東京・国立劇場 中劇場にて。チケット発売中。
2015年10月15日実写版ピーターパン『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(10月31日公開)で、松田聖子が歌う日本語吹き替え版主題歌「永遠のもっと果てまで」の一部を使用した2分間の特別映像が30日、公開された。松田初の洋画楽曲であり、デビュー35周年記念シングルとなる「永遠のもっと果てまで」。作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂(松任谷由美)、編曲:松任谷正隆という、『Rock’n Rouge』以来、31年ぶりの再コラボレーションによって誕生した。このたび、ストーリーと楽曲の歌詞が結びついた本作の世界観を伝えたいという思いから、「永遠のもっと果てまで」を一部使用した特別映像が完成。映像では、幼い頃に母と離れ離れになった少年ピーターが、母と再会するためにネバーランドへと旅立ち、若き日のフック船長や森の戦うプリンセスであるタイガー・リリーとの出会いや、宿敵の黒ひげとの戦いを通して、"いちばんの魔法は信じるきもち"を学び成長していく姿が映し出される。楽曲にも「離れていても一人ではない。自分を信じよう」というメッセージが込められており、本作のストーリー同様に仲間や家族への絆や愛情が伺える。本作と自身の楽曲の共通点について、松田聖子は「ピーターが仲間や家族を信じて頑張る姿に胸がいっぱいになりました。一番の魔法は信じる気持ちなんだなあという事が、この映画を見て本当に分かりました。このすばらしい映画の日本語吹替版の主題歌に、『永遠のもっと果てまで』を選んでいただきまして、私もこの素晴らしい映画の一部になる事ができて本当に幸せです」と語っている。松田聖子は、10月1日に行われるジャパンプレミアに参加し、黒ひげ役のヒュー・ジャックマンや、ピーター役のリーヴァイ・ミラーと共演を果たす予定だ。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年09月30日歌手の松田聖子が、実写版ピーターパン『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(10月31日公開)の日本語吹替版主題歌を担当することが決定し、楽曲「永遠のもっと果てまで」を使用した予告編が15日、公開された。松田が洋画楽曲を担当するのは、今回が初めて。デビュー35周年記念シングルとなる「永遠のもっと果てまで」(10月28日発売)は、作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂(松任谷由実)、編曲:松任谷正隆という再コラボレーションで誕生した。この作家陣での新曲は、1984年2月1日発売のシングル「Rock’n Rouge」以来、31年ぶりとなる。松田は「物語の素晴らしさ、そして映像の美しさにとても感動しました。ピーターが仲間や家族を信じて頑張る姿に胸がいっぱいになりました。一番の魔法は信じる気持ちなんだなあという事が、この映画を見て本当に分かりました」と本作の感想を語り、「私もこの素晴らしい映画の一部になる事ができて本当に幸せです」と喜んでいる。配給元のワーナー・ブラザースは「原作では永遠の少年であるピーター・パン。松田聖子さんもデビュー当時から変わらない人気と歌声を持ちながら活躍されている姿を見て、本作の主題歌を担当するに最もふさわしいと思い依頼しました」と起用理由を説明。「"あなたへと伝えたいこの涙の重さを"に代表される作品の感動を広げる素晴らしい歌詞、『永遠のもっと果てまで』という主題歌タイトルは作品の世界観にぴったり合っております」と太鼓判を押す。10月1日には、ヒュー・ジャックマン(黒ひげ役)、リーヴァイ・ミラー(ピーター役)、ジョー・ライト監督が来日するジャパンプレミアに松田も参加することが決定。豪華共演を前に、ヒュー・ジャックマンは「日本で大変有名な歌手、松田聖子さんが日本語吹替版に主題歌を提供してくださったと聞いて、とてもうれしく思います! ありがとうございます」と熱いメッセージを送っている。『ハリー・ポッター』シリーズのスタジオが贈る本作は、今まで語られることのなかったピーターパンの過去を描いた物語。今回公開された映像では、空飛ぶ海賊船やネバーランドの美しい風景、そして、人間ドラマが描かれ、少年ピーターが仲間との出会いや絆、敵との闘いを通して、"いちばんの魔法は信じるきもち"ということを学び成長していく姿が見られる。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年09月15日英国バレエを代表する振付家、ピーター・ダレルによる『ホフマン物語』。日本での上演機会が少ないこの作品を、新国立劇場バレエ団が今シーズンのオープニング作品に選んだ。昨年から新国立劇場の舞踊芸術監督に就任した大原永子は、ダレルが設立したスコティッシュ・バレエで長くプリンシパルを務め、「ダレルのミューズ」とも呼ばれたダンサー。今作に登場する3人の女性すべてを踊った経験もある。ダレルの薫陶を受けた彼女が、新国立劇場バレエ団にその踊りを直伝する。【チケット情報はこちら】『ホフマン物語』はバレエでは珍しい、男性が主役の物語。タイトルロールのホフマンを演じる男性ダンサーは、ひとりで20代から初老までの年代を演じることとなる。また、1幕では人形オリンピア、2幕では病弱なアントニア、3幕では魔性の女ジュリエッタと、それぞれの幕でホフマンがまったく違うタイプの女性に恋をするため、観客は幕ごとに変わる3人の女性ダンサーによる多彩な踊りを楽しむことができる。「3作のまったく違う演目を観ているような気分になるのが『ホフマン物語』の魅力。悲劇でありながらファンタジックな部分もあり、ビジュアル的な要素にも優れている作品です。今回は衣裳も装置も新制作で、すばらしい世界をお届けできると思います」と自信をのぞかせる大原。今回は大原はもちろん、ダレルの振付を世界中で教えているコレオロジストのジュリー・ヘイドンも参加する。ホフマンを踊る福岡雄大は「一幕ごとに違う女性に恋をしては振られる役。幕ごとに異なった表現ができれば」と意気込む。アントニア役のプリンシパル小野絢子は「先日、ジュリーさんがひとりひとりの役に関して時代背景や性格などを話してくださいました。アントニアはどんな性格か、理解して踊りたい。そして今この時期に、このバレエ団に『ホフマン物語』を持ってきてくださったことに感謝したい」と感慨深げ。同じくアントニアとジュリエッタの二役を踊るプリンシパルの米沢唯は一転、「ジュリエッタは自分の髪で演じることになるのですが、人生初のパーマをかけるのが楽しみです」と会場を笑わせた。「私はバレエに行き詰っていたときにダレルに出会い、“私が踊りたいバレエがここにあった!”と感じました。彼がいなければ今の私はありません。かつての私のように、今回のダンサーたちにも今作を通じて何かを見つけてほしいと思います」と語る大原。新しい「ホフマン物語」の歴史がいまはじまろうとしている。公演は10月30日(金)から11月3日(火・祝)まで東京・新国立劇場 オペラパレスにて上演。チケットは発売中。取材・文:釣木文恵
2015年09月11日毎夏、子どもたちと、かつて子どもだった大人たちを夢いっぱいのネバーランドへ誘っているミュージカル『ピーターパン』が今年35周年を迎える。現在9代目ピーターパンとして空を元気に飛び回っているのは、2012年ホリプロスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞した唯月ふうかだ。6月某日、その唯月をはじめ、初代・榊原郁恵、5代目・笹本玲奈、7代目・宮地真緒、8代目・高畑充希の歴代ピーターパンが顔を揃え、経験者ならではの話に花を咲かせた。チケット情報はこちら「ピーターパンって、体力的にツライんですよ…」という高畑の言葉に全員が大きくうなずき、一気に場は同窓会の雰囲気に。「でも先輩たちが生きて卒業されていったというのを励みにやっていました(笑)」と高畑。確かに歌もダンスもあり、しかもフライングもある。それを若い女優が演じるのは並大抵のことではないだろう。「フライングのための装置を背負って踊るなんて、他の舞台では経験したことがないですね」と笹本も苦労を話す。そんな中、榊原は「私の場合は、もちろん大変だったけれど、初めてのことで比較するものがなかった。でもこの作品がいい舞台だという自負があったから頑張れたの」と初代ならではの重みのある言葉。見どころとなるフライングにもそれぞれの思いがあるようで「私はすごく好き!ずっと飛んでいられればいいのにって思った。お腹に力が入るから、声もしっかり出るんですよ」と明るい声で話したのは宮地。笹本も「飛んでる間ってリラックスできるんですよね」と同意の声を上げる。一方で唯月は「私は実はジェットコースターとかも苦手で、最初は怖くて…。1年目は酔い止めを飲んで飛んでいました」という秘話を明かし、周りを驚かせていた。他にも劇中に登場する銀色の“妖精の粉”が必ず家まで付いてきてしまい、お風呂に入ると浮かんでくる…という話や、空から落ちる夢を見てしまうという話など、同じ役を演じていたもの同士、大いに盛り上がる一同。最後に現役・唯月が「35周年という年にやらせていただくのが光栄ですし、責任感をもって挑みたい。歌もダンスもフライングもすべて、少しでも成長したものを見ていただいて、子どもたちのヒーローになれれば」と意気込みを語ると、4人の先輩は可愛い妹を見つめるかのような優しい視線で「身体にだけは気をつけて」「体力をつけてね」「夏だから余計にね」と口々にエールを贈った。「毎年やっていると、どんどんお客さまの期待も高まっていく。でも次々と(代替わりし)みんながやっていくピーターパンがそこで生きている。どんどん膨らんでいくピーターパンをみていきたい」と榊原。35年間変わらず夢と冒険を客席に届けているこの物語は、彼女らの努力で実は進化し続けている。そんなところが、35年愛され続けている理由なのだろう。公演は7月20日(月・祝)から30日(木)まで東京国際フォーラム ホールC、8月2日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演される。チケットは発売中。
2015年06月17日ピーターパンの新たな物語を実写で描く『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』の日本公開日が、9月12日から10月31日に変更となった。また、リーヴァイ・ミラー演じる主人公ピーターの笑顔輝く場面写真が12日、公開された。同作は、『ハリー・ポッター』シリーズのスタジオが贈る、今まで語られることのなかったピーターパンたちの誕生のストーリー。カラフルな不思議の世界ネバーランド、そして、妖精や海賊といった魅惑のキャラクターたちが描かれ、少年ピーターと仲間たちが感動の物語を繰り広げる。公開日変更の発表とともに、今最も美しい少年と称されるリーヴァイ・ミラー演じるピーターの写真が公開。以前公開された、海賊・黒ひげに追われている緊迫した場面での表情とは真逆の、幸せそうな笑顔を見せている。ネバーランドを牛耳る海賊・黒ひげを演じるのは、スキンヘッドにひげという強烈なインパクトですでに話題となっているヒュー・ジャックマン。そして、若き日のフック船長はギャレット・ヘドランド、美しき女戦士タイガー・リリーはルーニー・マーラが演じる。なお、監督は、『プライドと偏見』や『つぐない』などでアカデミー賞の多数ノミネート経験を持つジョ-・ライトが務める。(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年06月12日奇妙な仮面をかぶった「精霊」によるパレードで有名なお祭り「ピーターコーン・フェスティバル(Phi Ta Khon Festival)」が、2015年6月26日~28日に、タイ北部のルーイ県ダーンサーイ市内で開催される。この奇妙なお祭りには、地元民はもちろん、市外や海外からの見物客も集まる。写真提供:タイ国政府観光庁「ピーターコーン」とは?ピーターコーン・フェスティバルは、仏教の説話がもとになっており、厄払いの意味や、ご利益を得る祭りとして毎年行われてきた。また、これからの収穫の時期を迎える前の、雨乞いの祈りも込められている。「ピー」は霊、「ター」は目、「コーン」は仮面劇という意味。このお祭りの目玉は、その言葉の通り、奇妙な仮面を纏った人々によるパレードだ。写真提供:タイ国政府観光庁この派手な仮面は、ココナッツの樹木から作られている。頭の上には、カラフルな色を施した巨大な蒸し籠を乗せ、そこには枝の細工が飾られる。男性たちはこの鮮やかな衣装に身を包み、「精霊」に仮装して町を練り歩いて行く。パレードは、2015年は6月27日に開催予定。写真提供:タイ国政府観光庁パレードの他にもダンスコンテストや、OTOP(一村一製品運動)のマーケットが開催されたりと、見応えのあるものになっている。場所が少々不便なこともあり、日本からの観光客にはあまり知られていないイベントだが、ローカルはもちろん、現地在住日本人の間でも有名なお祭りの一つ。この時期にタイへ旅行を考えている人は、ぜひ足を伸ばしてこの奇祭を目撃してみては?写真提供:タイ国政府観光庁ピーターコーン・フェスティバル2015年のスケジュール◆2015年6月26日(金)4:00:ポーンチャイ寺院で僧侶による特別行事6:00: ポーンチャイ寺院前にて僧侶への托鉢8:30: チャオポークアンハウスにて特別儀式10:00:ポーンチャイ寺院にて、カルチュラル・セレモニー&ケオアーサー通り沿いにてピーターコーン・パレードとコンペティション11:00:ダーンサーイ区役所前にてステージ・パフォーマンス◆2015年6月27日(土)10:00:ダーンサーイ区役所前にて、グランド・オープニング・セレモニー&ダーンサーイ区役所より、ポーンチャイ寺院までパレード13:00:ダーンサーイ区役所前にてステージ・パフォーマンス&ピーターコーン・コンテスト(ファイナル・ラウンド)15:00:チャオポークアンハウスにて特別儀式15:30:バンファイ(ロケット花火)の打ち上げ&ポーンチャイ寺院ワンウーン船着き場にて、ピーターコーン・マスクの厄払い儀式19:00:ポーンチャイ寺院にて読経◆2015年6月28日(日)4:00:ポーンチャイ寺院にて、13人の僧侶による読経&ダーンサ―イ区のすべての村による特別なパレード※現地の事情により、予告なくプログラムが変更なる場合があります。
2015年06月06日長い手足を使ってスピンし、優雅にセクシーに踊りまくる。史上最年少でそんな“踊るフック船長”を、昨年、ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」で魅せた、ダンサーの大貫勇輔。今年は初の連続ドラマにも出演し、注目を集めた彼が、再び、「ピーターパン」で大暴れする。役にかける思いを聞いた。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」チケット情報「昨年一年間、歌と芝居をみっちり勉強して、両方とも進歩したと思います」と、自信をみせる。昨年の取材時には、「歌は課題で特訓中」と話していたが、「前よりは少し自信はつきました。でも、あるオーディションで『もっと聞いていたくなるような歌声を目指して』といわれて。歌を歌うのに精いっぱいでそこまで考えたことがなかった。感動させる歌声というステップに上がろうと奮闘しています」。「ピーターパン」では、一人二役で、ウェンディの父親ダーリング氏も演じる。フック船長としてはワイルドに、一方、ダーリング氏としては、飼い犬を追いかけながらゆるいテンションで踊ったりと、何の苦労もなく二役をこなしていたように見えたが、「実は、これまでの人生で一番キツイ舞台でした(笑)。とくに、フック船長での殺陣のシーンは、重い衣装とカツラを身に着けたまま、歌って踊り、えらそうにセリフを言わなくてはいけない。ゼーハーゼーハーと息をしたいのを我慢して演じているので、舞台裏では倒れ込んでいたんです(笑)」。また、ピーターパンと戦うシーンでは「子どもたちから『やめてー!』と声がかかり戸惑い、セリフが飛んだことも(笑)。今年はもっと余裕を持って自然にセリフを返したいですね。それに、僕は『アンパンマン』を見ていても、バイキンマンを応援するひねくれた子どもだった(笑)。怖いけど子どもたちにマネされるフック船長が目標です」。今年はドラマ「セカンド・ラブ」に出演し映像でも活躍。「今まで歌うポジション、歩き方のポジションなど、ダンサーの立場から演技をしていた。今の演技のままでは、内面の動きが足りないことを実感。心のポジションを確立しないことには、いい演技はできないと感じました」。芝居の面白さにさらにはまり「早く『ピーターパン』で実践したくてたまらない」という。その表情や姿勢は、グングンと伸びていく新芽や木々を思わせる。「アダム・クーパーやヒュー・ジャックマンのような何でもできるエンターテイナーになるのが夢。目の前のことをひとつひとつ大切にこなせば、いつかたどり着けると思うんです」。大きく成長した彼を目撃してほしい。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」は、7月20日(月・祝)から30日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールC、8月2日(日)には大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。東京公演のチケットは発売中。大阪公演は5月30日(土)の一般発売に先駆け、5月17日(日)23:59まで先行先着「プリセール」実施中。取材・文:米満ゆうこ
2015年05月14日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)が彫刻アーティストのピーター・シュレッシンガー(Peter Schlesinger)とコラボレーション。ピーター・シュレッシンガーの名作を紹介するアートブックとパジャマコレクションを発売する。ピーター・シュレッシンガーは、ロサンゼルス出身の陶芸彫刻家。ペインターとしての活動を経て、その後28年間に渡ってオーガニック形状の彫刻作品を手掛けている。彼の作品独特のアブストラクトなシェイプとパターンは、ペインターとしてのバックグラウンドにインスパイアされたもの。93年には「Tiffany Foundation Award」も受賞している。今回のコラボレーションはピーター・シュレッシンガーが、ブランドが展開するファッションマガジン『Acne Paper』でのコラボレーションで、アートディレクターのジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)と親交を深めていたことから実現したもの。今回発売されるアートブックでは、ピーター・シュレッシンガーが80年から現在までに手掛けた150点以上のアートワークを紹介。スウェーデンで制作された同作の表紙には日本製の紙に加え、素材が際立つラスティックな生地が用いられた。また、ピーター・シュレッシンガーの一番好きな衣服が“パジャマ”であることから、極上のシルクを用いたパジャマコレクションも同時展開。ピーター・シュレッシンガーによるプリントパターンをもとに、ジョニー・ヨハンソンがデザインを手掛けた。カラーパレットは、ピーター・シュレッシンガーの作品で見られるセラミックゆう薬からインスピレーションを得ている。今回のコラボレーションについて、ピーター・シュレッシンガーは「彼の自由なスピリットは、 私が見出さなかったであろう可能性と方向を開いてくれました。 それこそが、最も豊富な創造力だと感じます」とコメントを寄せている。一方、ジョニー・ヨハンソンはピーター・シュレッシンガーについて、「ピーターは良き友であると同時に、私は長い間彼の創作に魅了されてきました。彼は自身が生み出す全てに対してとても正直で、トライバル感と上品さ、歴史とモダン、冷酷さともろさなど様々なものが同時に共存するのが彼の作品の特徴です」と語っている。アートブック、及びパジャマコレクションは4月30日にGreene Street in New York、Eastern Columbia Building in Los Angeles、Dover Street in London、Quai Voltaire in Paris、Norrmalmstorg in Stockholmの5店舗及び、東京・青山店で発売される。
2015年05月01日ロベルト カヴァリ(Roberto Cavalli )の新クリエーティブディレクターにピーター・デュンダス(Peter Dundas)が就任する。彼はエミリオプッチのクリエーティブディレクターを15-16AWまで7年間務めていた。以前2002年から05年まで同ブランドで働いていたデュンダスは、「まるで帰郷する様な感じ。ロベルトカヴァリの素晴らしい世界観を進化させることはとても光栄なことで非常にエキサイティングしている」とコメント発表している。彼はウィメンズ、メンズ、アクセサリーコレクション、ライセンス部門を担う。加えて、マーケティング、コミュニケーション戦略にもかかわる見込み。デビューコレクションは9月の16SSミラノファッションウィークで発表される。
2015年03月20日オリックス生命保険(以下オリックス生命)とその子会社であるハートフォード生命保険(以下ハートフォード生命)は5日、各取締役会において、関係当局の認可を前提に、オリックス生命を吸収合併存続会社、ハートフォード生命を吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、合併契約を締結したと発表した。なお、同合併により、両社が取り扱う保険商品に加入している顧客の契約内容に影響はない。○同合併の目的これまで両社が培ってきたノウハウを結集することにより、サービス品質の向上、経営の効率化や保有契約の万全な管理、財務の健全性の維持を図り、生命保険事業の持続的な成長を目指すため○同合併の日程合併契約締結日:2月5日同合併の予定日(効力発生日):7月1日○同合併後の状況同合併による、吸収合併存続会社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金、決算期の変更はない
2015年02月09日宮城県仙台市の笹かまぼこの老舗・阿部蒲鉾店は2月1日より、「ピュア・ハート」を期間限定で販売する。同商品は、甘いものが苦手な人に向けた、ふっくらしたハート型のかまぼこ。中には、ナチュラルクリームチーズをふんだんに入れ、優しい味わいが味わえる。口の中に広がる、かまぼことナチュラルクリームチーズのハーモニーが人気となっているという。低温蒸気でじっくりと蒸すことでふっくらとした食感に仕上げたかまぼこに、オーストラリア産のクリームチーズをふんだんに使用。オーストラリアの広大な自然が育んだクリームチーズの、濃厚でまろやかな味わいを凝縮して閉じ込めた。かまぼこのすり身にもこだわり、わずかしか取れない上級グレードのものだけを使用。いとより、たら、ぐちの魚肉をブレンドして、魚の旨みを引き出し、上品な口当たりにした。「ピュア・ハート8個入」は、ピンク・ホワイト各4個入りで、価格は1,250円(税込)。個包装入りで、専用手さげ袋付きとなる。
2015年01月27日バレンタイン限定アイテム1月16日、LUSH(以下、ラッシュ)はバレンタイン単品アイテム9種を店舗および通信販売で限定販売を開始する。カラフルなハート型のアイテムはプレゼントにはもちろん、バレンタインに向けて自分磨きにも最適。女子力全開のかわいいアイテムで恋する気持ちもますますヒートアップ。キューピッドラブバレンタインにキューピッドは欠かせない存在。大きなハートに白い矢が刺さったようなユニークな形のソープはどこをカットしても断面に美しいハートが現れる。フルーティーな中にローズウッドとベルガモットかふわりと香る。フローティングフラワー美しい花のようなバスボム。水面に浮かびながらゆっくりと溶けていく様は見る者の心を落ち着かせる。ジャスミンとイランイランの魅惑的な香りに心を落ち着かせるサイプレスの香りが加わり、情熱的なアプローチの中にちらりと智性をのぞかせる、恋の駆け引きのようなバスタイムを楽しみたい。ラブロケット鍵穴がついた外側のハートのカバーを開けると、小さなハート型のバスボムが。寒天で作られたハートが広がるピンク色のお湯に浸かりながら想うのは大好きな人。ピュアな恋心を感じさせるジャスミンやネロリ、バニラの香りに包まれて幸せなバスタイムを。ユニコーンホーンユニコーンの角をイメージしたバブルバー。ユニコーンの角には不思議なパワーがあると信じられている。恋が叶うようユニコーンの力を借りて魔法のバブルバスで自分磨き。パステルカラーのお湯にラメがきらめき、ラベンダーの香りが広がればまるで夢の世界のよう。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ラッシュジャパンプレスリリース(PR TIMES)
2015年01月09日実写版ピーター・パン『PAN(仮題)』が2015年秋に日本公開されることがこのほど、明らかになり、ヒュー・ジャックマン演じる"黒ひげ海賊"がピーター・パンに迫る場面写真が7日、初公開された。ヒュー・ジャックマンは、『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンのような善人を演じることが多かったが、本作では、冷酷無比の海賊"黒ひげ"役を怪演。髪の毛を剃ってスキンヘッドにし、本物のひげをたくわえるなど、見た目からも徹底的に役作りし、超極悪の"黒ひげ"になりきった。その変貌の様子は、自身のInstagramで紹介され、世界中のファンから「強烈なインパクトだ」などと反響を呼んでいる。そして、"黒ひげ"と対決する運命を背負ったピーター役に大抜擢されたのは、新人リーヴァイ・ミラー。オーディションで見事この役を射止め、早くも注目を集めている。また、装いも新たに登場する海賊フック役にギャレット・ヘドランド、インディアンのタイガー・リリー役にルーニー・マーラが決定。さらに、妖精ティンカー・ベルに加え、だれも出会ったことのない個性豊かなキャラクターたちが登場する。監督は、『プライドと偏見』や『つぐない』などでアカデミー賞の多数ノミネート経験を持つジョー・ライトが務める。(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年01月07日誰もが知る、世界的に有名な冒険物語『ピーター・パン』。ヒュー・ジャックマンやルーニー・マーラなど豪華キャストを配して製作された“実写映画”『PAN(仮題)』が、日本で2015年秋に公開されることが決定!さらに、ヒュー演じる“黒ひげ海賊”の姿を収めた劇中ビジュアルも解禁となった。本作は、『ハリー・ポッター』シリーズのワーナー・ブラザースが再び魔法とファンタジーの世界を描いたもの。物語の多くはベールに包まれているが、これまでの「ピーターパン」のイメージを覆すようなカラフルでゴージャスな世界観で、“前日譚”が描き出されるとのこと。また今回お披露目されたビジュアルは、黒ひげ海賊がピーター・パンに迫る様子を映し出した劇中のワンシーン。ヒューは、その人柄から『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンのような善人を演じることがこれまで多かったが、本作では超極悪キャラクターとなる冷酷無比の黒ひげ海賊を演じることとなる。ストイックな役作りでも知られているヒューだが、本作では見た目から徹底的に役作りしたそうで、髪の毛を剃りスキンヘッドに、さらに本物のヒゲをたくわえるなど、役者魂を注ぎ込んだ渾身の役となっており、その変貌ぶりを自身のインスタグラムにアップした際には世界中のファンから「強烈なインパクト!」と大反響を呼んだ。その黒ひげと対決する運命を背負ったピーター役に大抜擢されたのは、新人リーヴァイ・ミラー。オーディションで見事この役を射止め、早くも注目を集めている。そして装いも新たに登場するキャラクターたちには、海賊フック役にギャレット・ヘドランド、インディアンのタイガー・リリー役にルーニー・マーラがそれぞれ抜擢。また妖精ティンカー・ベルに加え、まだ誰も出会ったことのない個性豊かなキャラクターたちもまだまだ登場するとのこと。さらなる続報に注目が集まりそうだ。『PAN(仮題)』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月07日今回はカウントダウンイベントにピッタリなペイントメイクのデザインを紹介するのでぜひ取り入れてみてくださいね♪花びらを良くみるとハートになっているとっても可愛らしいメイクです。 みんなでおそろいにして、少しづつ色を変えてもいいですね。GODMake編集部メイク前メイク後メイクのコツ・ポイント顔に描く時はペン先を横に寝かしたり立てたりしながら自由に描いて!小さく描きながらだんだん大きめに描いてね縁取りすると絵が強調されて立体的に見えるよ目尻にそってハートを描いてねグリッターは薄く塗りながら重ねぬりすると更に鮮やかに仕上がりますこのメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2014年12月29日J-POPのカバーで“日本の心”を歌いあげ、2年連続でNHK紅白歌合戦にも出場するクリス・ハートが、初のオーケストラとのコラボレーションによるコンサートを開催する。「クリス・ハート クリスタル・シンフォニック・コンサート 2015」の公演情報「クリスタル・シンフォニック・コンサート」と題して、来年3月から全国6公演を予定するツアーでは、「まもりたい~magic of a touch~」、「home」、「糸」など、クリス・ハートの“代表曲”といえるJ-POPのカバーをはじめ、アルバム未収録曲もオーケストラによる新アレンジで披露する。また、本ツアーの最大の聴きどころのひとつが、クリス・ハートが初挑戦するクラシックの名曲の数々。“クリスタル・ヴォイス”と賞賛される伸びやかで透明感のある歌声と、美しいオーケストラ・サウンドが溶け合い、ハートフルなひとときを届けてくれそうだ。◆クリス・ハート クリスタル・シンフォニック・コンサート 2015【東京公演】3月2日(月)たましんRISURUホール 大ホール演奏:日本フィルハーモニー交響楽団指揮:竹本泰蔵【札幌公演】3月10日(火)二トリ文化ホール演奏:札幌交響楽団指揮:梅田俊明【福岡公演】3月13日(金)アクロス福岡 福岡シンフォニーホール演奏:九州交響楽団指揮:梅田俊明【名古屋公演】3月18日(水)愛知県芸術劇場 コンサートホール演奏:セントラル愛知交響楽団指揮:梅田俊明【大阪公演】3月27日(金)フェスティバルホール演奏:大阪交響楽団指揮:竹本泰蔵【東京公演】4月8日(水)サントリーホール 大ホール演奏:日本フィルハーモニー交響楽団指揮:梅田俊明
2014年12月26日ハート型のかんで食べるチュアブルタイプ1粒に100mg株式会社ファンケルヘルスサイエンスは、チョコレートに代わる健康的なバレンタインギフトとして、ハート型のチュアブルタイプ『ハートのビタミンC』を2015年1月20日(火)より数量限定で発売する。同製品は、疲れがちな毎日や、冬の寒い時期の健康や美肌にも欠かせない栄養素であるビタミンCが1粒に100mg配合されている。100粒入りのチュアブルタイプのレモン味で、水がなくても手軽にこまめに摂取することができる。サプリメント会社提案の健康的なバレンタインギフト同社が当初販売していたハート型の「ビタミンC」をバレンタイン特別仕様で再現した。そのオリジナルパッケージにはメッセージを直接書き込むことができる仕様となっている。「甘いものが苦手な人」、「普段から健康に気遣っている人」、「喫煙習慣のある人」へと、職場や友人など周りの大切な人へ、日頃の感謝の気持ちとともに健康を届ける思いやりあふれるギフトとして最適だ。製品詳細製品名:ハートのビタミンC発売日:2015年1月20日(火)内容量/価格(税込み):1袋(100粒)/500円、徳用5袋/2,300円(プレスリリースより引用)通信販売および直営店舗にて発売されるが、直営店舗では、「ハートのビタミンC」のオリジナルラッピングサービスが用意されている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ファンケルヘルスサイエンスニュースリリース
2014年12月23日大ヒット映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、そして、その60年前を描いた『ホビット』シリーズのすべての作品の監督を務めたピーター・ジャクソン監督が8日(日本時間9日)、ハリウッド殿堂入りを果たし、受賞セレモニーにオーランド・ブルーム、イライジャ・ウッドらキャスト陣が祝福に駆け付けた。受賞セレモニーは、アカデミー賞の授賞式が行われることでも有名なドルビー・シアター前のハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムで開催。レゴラス役のオーランド・ブルームや、フロド・バギンズ役のイライジャ・ウッド、ゴラム役のアンディ・サーキス、タウリエル役のエバンジェリン・リリー、バルド役のルーク・エバンス、トーリン役のリチャード・アーミティッジ、スランドゥイル役のリー・ペイスが見守る中、ピーター・ジャクソン監督が2538番目となるハリウッド殿堂入りを果たした。監督は「最初にここに来たのは、1974年、12歳のときでした。40年前、両親が旅行で連れてきてくれたのです。当時12歳だった僕は、ニュージーランドで8ミリビデオで3、4年間くらい自主映画を作っていて、この道を歩いて、ウォーク・オブ・フェイムの星たちを眺めていました」と振り返り、「でもまさか、今日このように、自分が星を実際受け取るなんて思いもしなかったです。信じられないし、夢のようです」と喜びを語った。また、「このことは、未来のフィルムメイカーたちへのメッセージでもあると思います。勤勉に働き続け、夢を追い続ける限り、私のようにその夢はきっとかなうと思います」と伝え、制作に関わった人々や家族にも感謝。そして、「素晴らしい役者のみなさん、こんなに長い間映画製作を一緒にしてくれてありがとう。仕事を共にして17年になります。一番大事なことはわれわれが友達になったことです。感謝しております。今後も末永くこの友情が続くように願っております」とキャスト陣にメッセージを送った。『ホビット 決戦のゆくえ』(12月13日公開)を最後に完結する『ホビット』シリーズは、映画史上最高額となるシリーズ総製作費800億円を投じたことでも話題に。また、『ロード・オブ・ザ・リング』から連なる前作『ホビット 竜に奪われた王国』までの5本の全世界興行収入は48億ドルを超え、シリーズものとして史上最高の興収を記録している。さらに、過去5本で17のアカデミー賞を含む385の映画賞を受賞。今回のハリウッド殿堂入りは386個目の勲章となる。
2014年12月10日「メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)」は、デンマーク人デザイナーのピーター・イェンセン(Peter Jensen)とのコラボレーションによる、ホリデーシーズンに向けたカプセルコレクションを発売する。コレクションは70年代のグラマールックを取り入れ、センシュアルで洗練された印象。メンズはクリームカラーのコーデュロイスーツ(8万円)やパンツ(3万円)、ウィメンズはファーコート(8万6,000円)やラメジャージー素材のボーダードレス(5万6,000から5万8,000円)などがラインアップした。また、ピーター・イェンセンのブランドアイコンであるラビットとメゾンキツネのブランドアイコンであるフォックスのワッペンが施されたギンガムチェックシャツ(3万2,000円)、カーディガン(4万6,000円)、スウェットトップスなど、チャーミングなアイテムも多数登場。ブラックレザーに、ラビットとフォックスが型押しされたウォレット(2万円)とクラッチバッグ(3万2,000円)も見逃せない。本コレクションは、11月27日よりメゾンキツネブティック及びオンラインショップで発売。
2014年11月25日『ロード・オブ・ザ・リング』から続く13年間に及ぶサーガの最終章となる、ピーター・ジャクソン監督作『ホビット 決戦のゆくえ』が、いよいよ12月13日(土)に公開となる。このたび、総製作費約800億円ともいわれる史上最高額を投じてきたシリーズの完結編となる本作の本予告編が完成。今週末11月15日(土)より、全国の劇場にて解禁されることになった。ホビット族のビルボ・バキンズ(マーティン・フリーマン)は、魔法使いのガンダルフ(イアン・マッケラン)と13人のドワーフたちの仲間とともに、危険な冒険の旅に出た。レゴラス(オーランド・ブルーム)らエルフたちとも出会い、衝突を繰り返しながらも進む彼らの目的は、1頭で国を滅ぼす恐ろしい竜“スマウグ”から、奪われた王国を取り戻すこと。しかし、その先には、さらなる試練が待ち受けていた――。今回解禁となる、世界中が涙した『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』を彷彿とさせる2分28秒もの映像には、ホビットとドワーフ、エルフ、そして人間たちの種族を超えたエモーショナルなドラマと、映画史に残る圧倒的スケールで繰り広げられるラストバトルが凝縮。トーリン(リチャード・アーミティッジ)やバルド(ルーク・エヴァンス)など『ホビット』シリーズのお馴染みのキャラクターはもちろん、オーリー演じるエルフの王子レゴラスを始め、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズにも登場したケイト・ブランシェット演じる美しいエルフのガラドリエル、ヒューゴ・ウィーヴィング扮する裂け谷の領主エルロンド、そしてクリストファー・リーが扮する白の魔法使いサルマンの姿も見える。そして、仲間同士の対立が深まり、冥王サウロンが大軍を従えて甦ろうとする中、「始まるぞ…」というレゴラスの決戦の幕開けを知らせる言葉、さらに「共に戦うのだ。命尽きるまで」と呼びかける、イアン・マッケラン演じる灰色の魔法使いガンダルフの姿も捉え、興奮と感動のラストへ向けた期待を高めている。だが、映像の最後には、黄金に輝く“あの指輪”を手にするビルボが。彼の運命は?また、世界を二分する壮大な決戦のゆくえは…!?1995年から企画がスタートしたという本シリーズ。のべ20年間にも渡ってシリーズの世界を創り上げてきたジャクソン監督は、撮影が終わったときは「心を揺さぶられる瞬間だった」とふり返り、特に最も感慨深い瞬間として、マッケランのクランクアップをあげている。「イアン・マッケランとの別れが一番辛かった。彼の最後の日がね。彼とすべてのことを経験した後だからね。ガンダルフとして彼が演じた最後のショットでは、『これで本当に終わりだ』と感じた。『もうその格好をすることはない』とね。『あなたの出番は終わった』って言った。『僕らはまた会うことになるけど、ガンダルフはこれで終わりなんだ』と感じたんだ」と、渾身のシリーズへの深い思いを語る監督。いくつもの出会い、そして数え切れない危機を乗り越え、自分でも気づかない勇気を与えてくれた冒険の旅路。やがて、固い友情で結ばれていた旅の仲間たちとの、心引き裂かれる最後の別れ。長らく読み継がれてきた “物語”のピリオドの瞬間を、こちらから確かめてみて。『ホビット 決戦のゆくえ』は12月13日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて3D/2D/IMAX3D同時公開(一部劇場にてHFR3Dも公開)。(text:cinemacafe.net)
2014年11月12日プロの猫飼いさんにとっては常識なのかもしれないが、まだ猫飼い初心者の筆者は最近発見したことがある。それは、猫の鼻の穴がハートの形をしているということ。我が家にいる2匹の猫のうち、上の子がその形に該当していた。早速近寄って鼻の穴を見せていただきたいと思う。こちらが我が家の兄猫。3歳の男の子で、昼間はよく廊下で日向ぼっこをしている。こちらの可愛いピンクの鼻。下から見ると鼻の穴が見えるのだが、少し失礼して見せていただこうと思う。少しアゴをクイッと上に持ち上げる。親指で喉を撫でてあげていたので、ゴロゴロと音を立てて喜んでくれた。さて、カメラを近づけてみてみると……。見ていただきたい!! ご覧の通り、見事なハートだ。色もピンクで実にマッチしている。この子と暮らし始めて2年以上が経過するが、恥ずかしながら鼻の穴に注目したことがなかった。発見した時の感動は実に大きいものだった。正面から見ても、(少し形は崩れるが)ハートが二つ鼻についているように見える。猫と一緒に暮らしている猫飼いのみなさん、まだチェックしていないというようであれば、是非とも見ていただきたいと強く思う。○鼻の穴が丸い形をしている場合も、当然ある猫ならば全員がハートの鼻なのかと思ったが……。実はそうではないらしい。こちらは我が家にいるもう一人の猫。同じく3歳の男の子だ。こちらの猫の鼻の穴を見ていただきたい。カメラを寄せて見てみると……。!!! こちらはハートではなく、カマボコのような半月の形の鼻の穴だ。猫は本当に個体差の激しい生き物だが、どうやらその特徴は鼻の穴の形にもあらわれるらしい。ハートの形であれ、半月の形であれ……。いずれにせよ、どんな形でも愛猫の鼻の穴は可愛いものである。ハートや半月以外にも、とても楽しい形があるかもしれない。是非ともチェックしてみてはいかがだろうか。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年11月11日『つぐない』(’07)『アンナ・カレーニナ』(’12)などで知られるジョー・ライト監督がメガホンを取る、「ピーター・パン」の前日譚を描く映画『Pan』(原題)で、主役となるピーター・パンを演じる少年が決定した。ピーター・パンを選考する大掛かりなオーディションが行われると、米映画情報サイト「EmpireOnline」などが報じたのが2月のこと。2月23日の英ウェンブリー・アリーナを使った一般オーディションを経て、ついにライト監督は“ピーター・パン”を見つけたようだ。本作は、米ワーナー・ブラザースが手がける3D作品で、脚本は『アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険』(’12)のジェイソン・フックスが執筆することになっている。キャストは、黒ひげ役にヒュー・ジャックマン、フック船長役に『トロン:レガシー』(’10)のギャレット・ヘドランドが決定し、『ドラゴン・タトゥーの女』(’11)のルーニー・マーラがピーター・パンが訪れるネバーランドに住むインディアンの娘・タイガーリリーの役を交渉中だと噂されている。米エンタメ情報サイト「Variety」によると、今回、主人公ピーター・パン役に大抜擢されたのは子役俳優のレヴィ・ミラー。これまでに短編映画『Great Adventure』(原題)、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めたTVシリーズ「Terra Nova ~未来創世記」に出演経験がある。物語は海賊によって誘拐され、ネバーランドに連れられてきた孤児のパンが、悪い海賊に立ち向かいネバーランドを救うさまを描いたものになるという。全米公開は2015年7月17日(現地時間)を予定している。(text:Mieko Nakaarai)
2014年03月20日「ラコステ(LACOSTE)」は、ブランドが80周年を迎えるのを記念して、アートディレクターのピーター・サヴィル(Peter Saville)デザインの限定ポロシャツを11月末に発売する。ベースのモデルはブランドを代表するポロシャツ「L.12.12.」。8種類から選べる「クレイジーなワニ」のロゴは、サヴィルによりワニだと認識できなくなるほどシンプルに抽象化されたデザイン。メンズとウィメンズを800枚ずつ用意しており、カラーはホワイトのみ。価格は2万4,150円。また、メンズとウィメンズ各80枚限定のリミテッド・エディションも登場。それぞれに付けられたロゴはすべて異なり、サヴィルのサインとシリアルナンバー入り。こちらは日本未展開。英国出身のサヴィルは、1979年から1993年までの間、ファクトリー・レコードの共同創立者として、ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーなど数多くの有名なレコード・ジャケットを制作。その後、山本耀司やマルティーヌ・シットボン(Martine Sitbon)、ジル・サンダー(Jil Sander)、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)、ジバンシィ(Givenchy)ともコラボレーションしてきた。2004年にはイギリス・マンチェスター市のクリエーティブディレクターに任命され、10年にはサッカー・イングランド代表チームの新ユニフォームのデザインを担当。ラコステの80周年ロゴデザインも手掛けている。
2013年11月14日「そこに俳優さえいれば劇空間は生まれる」──“何もない空間”に豊穣な時間を創り出す現代演劇の巨匠、演出家ピーター・ブルックの『ザ・スーツ』が、11月にパルコ劇場にやってくる。昨年の来日公演でも絶賛された『魔笛』のクリエーションチームによる最新作(2012年4月パリで初演)である。ピーター・ブルックの『ザ・スーツ』チケット情報舞台のもととなっている南アフリカ出身の作家キャン・センバの小説は、奇妙な味わいの物語だ。妻の浮気現場に遭遇した主人公は、愛人が残した“スーツ”を、まるでお客でもあるかごとくに遇するよう、妻に命じる。裏切りの記憶をけして忘れないように。数客の椅子とテーブル、スチールの洋服かけだけというミニマムな装置。修練を積んだ俳優たちが、目の前の空間で生き生きと生き始める。椅子や洋服かけがあるときは空を見上げる窓なり、混雑するバス停となって、南アフリカの中流市民の、何気ない生活の断片が浮かび上がっていく。そこで起こる小さな悲劇──。罪のために、食事の時も散歩の時も“スーツ”をもてなし続けねばならない妻は、次第に追い詰められていく。愛したり、怒ったり、傷ついたり、そして孤独でもある人間。それゆえに起こる小さな悲劇を、ブルックは繊細な手つきでクローズアップしてみせる。遠い宇宙の彼方から未知なる生物の営みを観察するような、不思議な感動におそわれるステージだ。間違いをおかしてしまう人間のいとおしさを際立たせるところに、ブルック・マジックの真髄がある。物悲しい中にも時にユーモアを交えて進行する物語を、俳優の歌と3人のミュージシャンの生演奏が彩る。とりわけ生へのパッションを感じさせる、南ア出身の女優ノンランラ・ケズワの歌声が魅力的だ。ピーター・ブルックの『ザ・スーツ』は11月6日(水)から17日(日)まで、東京・PARCO劇場にて。チケット発売中。取材・文:進藤 芳
2013年09月09日新人女優の唯月ふうかが主演するミュージカル『ピーターパン』が7月18日、東京国際フォーラム ホールCで東京公演の幕を開けた。ミュージカル『ピーターパン』チケット情報唯月は2012年ホリプロタレントスカウトキャラバンで歌唱力が高く評価され、審査員特別賞を受賞、9代目ピーターパンに大抜擢された。『ピーターパン』は7月14日からKAAT神奈川芸術劇場で公演をスタート、唯月は「自分にとって初めての主役で初めての舞台、初めてづくしだった」と振り返りながらも「KAATでたくさん拍手をもらえたので、KAATでやってきたことを生かして、素敵な舞台を作り上げられたら」と気負いはない。舞台の見どころのひとつ、フライングについては「ジェットコースターが苦手で、内臓が浮く感覚が嫌い」だったというが、「歴代のピーターパンのDVDを見て飛んでいる姿を研究して」苦手を克服。「バランスを取りながら歌を歌うのは難しいが、フライング中はお腹が締まるので声が出やすく、フライング中の方がむしろ歌いやすい」と余裕のコメント。そんな唯月に対し、共演者は絶賛。ウェンディ役の仁藤萌乃は「本番中も引っ張ってもらってます」。フック船長役の橋本じゅんは「初めてとは思えない堂々たる演技。『ピーターに慣れてきた』と本人はいうが、最初からピーターだった」「ピーター頼むで」と話すと、唯月は「任せて!っていう気持ちです」「『ピーターパン』を大成功させて、来年もこの舞台に立てたらいいなと思っています」と意気込みを語った。公演は7月28日(日)まで東京国際フォーラム ホールC、8月3日(土)・4日(日)に梅田芸術劇場 メインホールにて。チケット発売中。
2013年07月22日『ハート・ロッカー』や『ゼロ・ダーク・サーティ』で知られるオスカー監督キャスリン・ビグローが初期に手がけた傑作アクション『ハートブルー』(’91)のリメイク・プロジェクトが、数年の棚上げ期間を経て再始動したことが、米エンタメ情報サイト「The Playlist」の報道で明らかになった。同サイトが伝えるところによると、監督に『ワイルド・スピード』(’01)、『デアデビル』(’03)などの撮影を手がけたエリクソン・コアの起用が決定したとのこと。コア監督は映画は寡作ながら、多くのTVCMを手がけている。脚本は『ソルト』(’10)、『トータル・リコール』(’12)のカート・ウィマーが担当する。ストーリーは、カリフォルニアのベニス・ビーチで続発する銀行強盗の捜査のため、新人FBI捜査官のジョニー・ユタが、「犯人一味はサーファーではないか?」というベテラン捜査官の推理を裏付ける目的でビーチに潜入し、彼にサーフィンの教えを説くカリスマ的存在のサーファーのボディ(銀行強盗団のボス)と出会い、次第に彼の思想に惹かれていくというもの。オリジナル版では、ジョニー・ユタをキアヌ・リーヴス、ボディを故パトリック・スウェイジが演じていた。2011年に行われたプロデューサーのアンドリュー・コソーヴォ(『P.S.アイラブユー』)へのインタビューでは、「これは『フットルース』のようなオリジナル版に忠実なリメイク作品にはならないよ。サーフィンを始め、若者が夢中になっている危険なスポーツを随所に入れ込もうと考えている。だが、サーフィンがその中でも中心的な存在になることは変わりない」と語っていた。監督、脚本家が決まったとなると、次はキャスティング。オリジナル版から14年たった現代のジョニーやボディは誰になるのか、配役も見逃せない。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月12日