J.K.ローリングが、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』続編の脚本とみられる書類の写真を、自身のツイッターで公開した。ローリングは、「J.K.ローリング著作」「機密」「ワーナー・ブラザース」という文字が見える書類が写った写真を投稿。「今日はビースティーな日だったわ」とコメントを添え、ファンたちを歓喜させた。昨年公開されたワーナー・ブラザース製作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』第1弾は、ローリングの同名タイトルの書籍を基に自身が脚本を担当し、「ハリー・ポッター」シリーズの最終4作品のメガホンをとったデヴィッド・イェーツが監督を務めた。魔法生物学者ニュート・スキャマンダー役でエディ・レッドメイン、魔女ティナ役でキャサリン・ウォーターストン、魔法使いグレイブス役でコリン・ファレルらが出演していた同作品は、26日に行われたアカデミー賞の授賞式でコリーン・アトウッドが衣装賞を獲得し、「ハリー・ポッター」関連の映画で初のアカデミー賞を勝ち取った。2018年11月公開予定の第2弾に関する詳細はあまり明らかになっていないが、ジョニー・デップがゲラート・グリンデルバルド役で出演することは発表されている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編は、ワーナー・ブラザースとローリングによってすでに4作品製作されることが計画されている。(C)BANG Media International
2017年03月01日『ファンタスティック・フォー』のケイト・マーラとジェイミー・ベル婚約した。2014年に『ファンタスティック・フォー』の撮影現場で知り合い、交際が始まった2人は、2015年5月にMETガラに一緒に出席し、ニューヨークやロサンゼルスなどでデートもしばしば目撃され、順調な関係を続けてきた。今月、ニューヨークでケイトが左手薬指に大きなダイヤモンドの指輪をつけていたことから、婚約のうわさが立ち、2人の代理人が事実だと認めた。2人からコメントなどは出ていないが、33歳のケイトは8日(現地時間)に自身のツイッターに婚約指輪がはっきりと映った写真をアップしている。30歳のジェイミーは、エヴァン・レイチェル・ウッドと結婚して一児をもうけたが、2014年に離婚している。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月16日大ヒット作『ハリーポッター』の新シリーズとして公開されている『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。この度、本作が興行収入68億6,592万8,300円、動員490万5,942人を記録し、公開49日となる1月10日、ついに『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』の68.6億の記録を超えたことが分かった。おっちょこちょいで人見知りの魔法使いニュート・スキャマンダーは、動物といる方が気が楽な魔法動物学者。ある日、彼の不思議なトランクから、魔法動物たちが逃げ出した!街中が前代未聞のパニックに。ニュートは人間界と魔法界、2つの世界の危機を救えるのか?世界に新たな魔法がかかる――。新たな仲間、新たな敵。世紀の大事件が動き出す!本作は、「ハリポタ」シリーズの原作者J.K.ローリングが、映画の脚本を書くために特別にペンを取った渾身の一作。シリーズ4作の監督、デイビッド・イェーツとのタッグとあって、これまでの「ハリポタ」の世界観を正当に受け継いだ新シリーズとなっている。全国966スクリーンで公開して以来、年が明けても人気を維持し続けている本作は、鑑賞した観客から「ファンタビいま観たけど、すぐにもう1回観たい!一日中ループで観れるかも」「ファンタビ見納めしたいけど、止まらない」などとリピート鑑賞への声も多く、さらに次回作の舞台はパリで、新しいビーストが登場することも明かされており、「ファンタビは全シリーズ絶対に映画館に観に行く」「シリーズ化してくれるの嬉しすぎる」という次回作への期待の声もSNSや映画サイトのレビューページなどを騒がせている。今回の興行収入68億6,593万は、昨年の公開作品で第4位にランクインしていた『ファインディング・ドリー』の成績を塗り替え、第3位『ズートピア』を超えるペースで記録を更新。いよいよベスト3が射程圏内となってきた。そして、英国アカデミー賞でも「英国作品賞」「美術デザイン賞」「衣装デザイン賞」「音響賞」「視覚効果賞」の5部門にノミネートされており、今後もまだまだ新たなファンやリピーターを生み出すこと間違いなしだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2017年01月11日『ハリー・ポッター』シリーズと同じ魔法世界を舞台に、原作者J.K.ローリングが自ら脚本を書き下ろした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。2016年11月23日に全国966スクリーンで公開して以来、同年公開の実写作品としてはNo.1の超ハイペースで記録を塗りかえている中、公開44日となる1月5日に興行収入65億を突破!『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の68.5億超えも見えてきた。アカデミー賞俳優のエディ・レッドメインを新たな主人公に迎えた本作。初日から満席となる劇場が続出していたが、公開から40日以上経ってもなお、家族連れや友人同士、カップルなど年齢・性別問わず、幅広い客層が来場。SNSや映画サイトのレビューページには「これからファンタスティックビースト 同じ映画2回観るなんて初めて」「今日は6、7年ぶりに映画館で映画見てきた。ファンタスティックビーストおもしろかった!」といった声が挙がり、映画ファンのみならず、『ハリポタ』の世界に初めて触れる人たちにも支持されていることがヒットの一因のようだ。一方で、「ファンタビ今日で10回目」という強者もおり、根強いファンをも魅了し続けている。そんな本作は、2016年公開の実写映画最速記録を『シン・ゴジラ』を上回るペースで更新し、1月5日には興収65億4,752万7,900円、動員466万6,725人を記録。また、全世界の累計興行収入は、1月4日時点で早くも900億円を突破し(902億7,716万1,820円※BOXOFFICEMOJO調べ7億7,825万1,395を1ドル=116円で換算)、『ファンタビ』の快進撃は全世界で止まらない。『ハリー・ポッター』全作と本作のプロデューサーで、いわばシリーズ“育ての親”ともいうべきデイビッド・ヘイマンは、「本作の主人公のニュート・スキャマンダーは、ニューヨークというコミュニティに新たにやってきた新参者であり、アウトサイダー。誰でもある意味アウトサイダーで、私だってそうだ。だからこそ、この映画には“誰でも”共感できる要素がある。心動かされるできごとは人種や国によって異なるわけじゃない」と明かしており、世界中を魅了するストーリーに言及している。日本をはじめ世界的なヒットにより、この新シリーズ第1弾が『ハリー・ポッター』を上回ることになる可能性も出てきている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の“応援上映”が12月21日(水)、東京・新宿バルト9で行われ、上映後に日本語吹き替え版声優で主人公ニュート・スキャマンダーを演じた宮野真守、ヒロインのティナを演じた伊藤静が舞台挨拶に登壇した。応援上映といえば上映中のコスプレ、声援、フラッグ、サイリウムなどがOKな劇場イベントとして人気が定着しているが、ハリウッド映画としては異例の実施。上映直後の熱気に、ニュートの衣装を身にまとった宮野さん、そして伊藤さんも圧倒された様子で「こういう風に映画を楽しむ時代になったんですね。非常にびっくりしましたし、すごいなと思います」(宮野さん)、「この盛り上がりは、貴重な体験」(伊藤さん)と驚きの声をあげていた。舞台挨拶では宮野さんが、魔法動物の一種である“オカミー”をあやすシーンを再現。「はいはい、いま行くよ。ホラ、いい子だね。ママが来たよ!」と甘くささやくと、客席の女性ファンからは歓喜の悲鳴が。その大きさに、宮野さんは「レスポンス、いいですねえ~」とご満悦。また、特に難しかった呪文は「石になれ」を意味する“ペトリフィカス・トタルス”だったそうで、「何度も録りなおしました」とアフレコの苦労を明かした。ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者でもある魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが、滞在先のニューヨークで、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法動物たちをうっかり逃がしてしまい、大騒動を巻き起こす。配給のワーナー・ブラザース映画によると、すでに国内興収50億円を突破しているといい、今後も正月映画シーズンをリードする構えだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月22日「ハリー・ポッター」の原作者J.K.ローリングが初めて映画のために脚本を書き下ろした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。今年公開の実写映画で最速40億円突破の大ヒットを更新中だが、新シリーズを牽引する主人公、魔法使いで“魔法動物学者”のニュートを演じたエディ・レッドメインが、驚愕の秘密を明かしてくれた。『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門、英国アカデミー賞など、数々の主演男優賞を総なめにしたエディ。彼が演じたホーキング博士は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という徐々に筋肉が衰え、自由に動かなくなっていく病気であることが知られている。エディは、博士の動画を観て、その生活を研究し、ALSの患者30人と面会をするなど、役作りに半年を費やしたという。また、その翌年には『リリーのすべて』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたが、この作品でも世界で初めて性別適合手術を受けたデンマークの画家を演じるため、およそ2年間、多くのトランスジェンダーの女性たちに話を聞いたという。エディの実力は、こうした彼自身の努力によって裏付けられているといってもいいだろう。そんなストイックな役作りで知られるエディが本作で演じたのは、人見知りの魔法動物学者。「ハリー・ポッター」のように原作もなく、ましてや、ホーキング博士やリリーのように実際の人物ではない役をどうやって演じたのだろうか?「撮影が始まる3、4か月前くらいから準備を開始して、デイビッド・イェーツ監督に『僕は想像力が乏しいんです。だから魔法動物たちとのシーンをどうやって撮影すれば良いか分かりません』って言ったんだ」と明かすが、自身でも「動物を扱っている多くの人に会いに行った」と言う。「ロンドンの郊外にあるワイルドライフ パークを管理している男性にも会った。小さなライオンの子どもが生まれたとき、そのライオンの子どもは彼と一緒にベッドで寝ていたんだ。動物とのそういうとても親密な関係や、彼らが動物たちとどのようにやり取りして、どのように話しかけ、動物たちがどんな音を立てるのかとかを観察した。かなりリサーチしたんだ」と、やはり本作でも例外なく、ストイックに役作りをしたという。さらに「動物の飼育係の人にも会った。生まれたばかりの小さなアリクイの赤ちゃんについて学んだ。そのアリクイの赤ちゃんは、いつも小さなボールの中に潜り込んでしまうんだ。でもお腹をくすぐると出てきてくれる。キラキラ好きな二フラーがコインをたくさんお腹にしまい込んだシーンでは、そこからアイディアをひねり出した。あのシーンは遊び心があって楽しかったよ」とふり返る。しかし、そんなエディが秘密を教えてくれた。「実は僕は動物アレルギーなんだ。すごく皮肉なことなんだけど。すごく猫が好きなのに近くにいられないんだ。それから、馬もくしゃみが止まらなくなってしまう。『レ・ミゼラブル』の撮影で馬に乗るときは、くしゃみ止めを飲んで撮影したんだ」。ヒロインのティナを演じたキャサリン・ウォーターストンが、「ニュートと魔法動物との共演は、本作の最高の見どころよ」と絶賛するエディの演技は、彼のアレルギーにも負けない!役作りがあったからこそ。初対面の“人間”に対しては挙動不審になってしまうニュートが、魔法動物とのふれあいで見せる別人のような姿を、劇場でも確かめてみて。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日先日公開19日間で興行収入40億円超えを記録し、大躍進となっている『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。この度、本作の応援上映の開催が決定し、日本語吹き替え版声優を務めた宮野真守と伊藤静が登壇することが決定した。「ハリー・ポッター」の新シリーズで、原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろした本作。日本では11月23日(水・祝)に全国966スクリーンで公開して以来、異例ともいえる超ハイペースで興行収入40億円を突破。全世界の累計興行収入は、早くも12月12日時点で800億円の到達目前に迫る勢いとなっている。今回の応援上映は、コスプレや声援、そしてフラッグ・サイリウムの持ち込みが可能。舞台挨拶には、エディ・レッドメイン演じる主人公のおっちょこちょいで人見知りの魔法使いニュートを担当した宮野さん、キャサリン・ウォーターストン演じる新ヒロインの賢く意志の強い魔女ティナ担当の伊藤さんが登壇する。そんな応援上映は12月21日(水)に新宿バルト9にて2回行われ、舞台挨拶は上映後と上映前にそれぞれ行わる予定だ。なお、チケットは今月14日(水)24時よりオンライン予約KINEZO EXPRESSにて発売が開始(劇場窓口は15日劇場オープン時より販売)。宮野さんが「大迫力の映像に終始圧倒されて、観終わったときには放心状態でした(笑)。この映画は、凄すぎる。子どもも大人も夢中になれる、まさにファンタジーの最高峰!」と熱いコメントを寄せる本作。すでに観た人も、まだ観ていない人も、今回の特別な上映会で魔法の世界に足を踏み入れてみては?『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年12月14日現在公開中の「ハリー・ポッター」の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。この度、11月23日(水・祝)の公開から19日間で興行収入は41億9038万900円、動員289万2812人を記録。公開3週目となった12月10日(土)と11日(日)の興行収入も他作品の追撃を許さず見事1位をキープ、『シン・ゴジラ』を超えて今年公開した映画でNo.1となる最速で累計興行収入40億円を突破したこととなる。原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろした本作は、11月23日(水・祝)に全国966スクリーンで公開して以来、待望の新シリーズとあって、12月に入ってもその大躍進はとどまるところを知らない。初日から満席となる劇場が続出し、家族連れや友人同士、カップルなど幅広い客層が来場。異例ともいえる超ハイペースで、40億円を突破。また全世界の累計興行収入は、早くも12月12日時点で800億円の到達目前に迫る勢いだ(782億125万3845円※BOXOFFICEMOJO調べ)。3週目に突入した日本では、2D字幕版だけでなく、人気声優・宮野真守がニュートの声を担当する吹き替え版も好評となっているほか、IMAX版や、4DX版も話題となっており、すでに5回以上観たというファンの書き込みも見受けられる。またエディ・レッドメインが演じる主人公・ニュートだけでなく、ヒロインの魔法使いティナの最後のシーンがかわいい、ティナの妹で心が読める魔法使いのクイニ―について「お洋服がとってもお洒落でかわいい!」など周りの登場人物も人気急上昇中だ。さらに、妖艶な魅力で日本の女性からの人気の高い俳優エズラ・ミラーが演じる、謎の青年クリーデンスにも注目を集めており、ファンの間ではマンガによるファンアートなどがSNS上で拡散し話題になっている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年12月12日『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(公開中)が、2016年に公開された実写映画でNo.1となる最速で累計興行収入40億円を突破したことが12日、明らかになった。11月23日に全国966スクリーンで公開し、初日から満席となる劇場が続出している本作。公開3週目となった12月10日・11日の興行収入も他作品の追撃を許さず1位をキープし、19日間で興行収入41億9,038万900円、動員289万2,812人を記録した。19日での40億円突破は、2016年に公開された実写映画で最速。大ヒット映画『シン・ゴジラ』も超える記録となった。原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろした本作は、魔法動物の調査で世界中を巡っていた魔法使いニュート・スキャマンダーと、魔法のトランクから逃げ出した魔法動物(ビースト)たちとの冒険を描く物語。エディ・レッドメインが主人公ニュートを演じている。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年12月12日ハリー・ポッターと同じ魔法世界の出来事を描く”ハリー・ポッター新シリーズ”である「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」。その魔法世界の舞台を誰でも体験できるコンテンツが登場しました。グーグルマップを使った映画公開期間中の限定企画が気になります!魔法の世界がグーグルマップに出現!映画オフィシャルサイトの「Googleマップ」の地図上に、作中で描かれる魔法の世界が出現します。操作方法も、普段私たちが使う「Googleマップ」そのもので、まるで作品の登場人物になったかのような気分になれます。魔法使いの世界をのぞいてみましょう。主人公のニュートと人間のジェイコブが出会うSTEEN NATIONAL銀行や、ニュートの仲間になるティナとクイニーが住むアパート、魔法と魅惑の館、ウールワース・ビルディングに置かれた、MACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)の秘密の本部など、ストリートビューで360度見渡せることはもちろん、建物の中も探訪できます。アパートでは、魔法でアイロンがかけられていたり、食事の支度も行われていたりとワクワクする仕掛けが満載です。舞台はニューヨークなので、見覚えのある場所もたくさん出現するはず。ニューヨーク好きな方には、たまらない企画です。ファンタスティック・ビーストの世界にトリップしましょう!オフィシャルサイトはこちら!→fantasticbeasts.jp「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」って?ハリー・ポッターと同じ魔法世界の、新しい物語がつづられた作品「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」。ハリーと同じホグワーツ魔法魔術学校で学んだ先輩である新主人公ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、おっちょこちょいで人見知りの魔法使い。動物といる方が気が楽な魔法動物(ビースト)学者です。魔法界にとっても謎の多い魔法動物たちを調べ、保護するために、ニュートは不思議なトランクの中を魔法動物でイッパイにしてニューヨークを訪れます。ある日ひょんなことがきっかけで、大切にしている魔法のトランクを人間(マグル=米国ではノー・マジ)のものと取り違えられてしまいます。魔法界の魔法動物たちが一斉に人間の世界へ逃げ出し、街中が前代未聞のパニックに。仲間になったティナ(キャサリン・ウォーターストン)とクイニー(アリソン・スドル)、そして人間であるジェイコブ(ダン・フォグラー)とともに魔法動物を追跡します。やがて彼らは人間界と魔法界をまたにかけた、ある大事件に巻き込まれて…大冒険と壮大なドラマが魅力の「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」。新しく始まった冒険から目が離せません!【開催概要】「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の世界がGoogleマップで登場開催期間:未定(映画の公開期間に準ずる)▼公開情報『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』配給:ワーナー・ブラザース映画(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED公式サイト:fantasticbeasts.jp公式Facebook:www.facebook.com/fantasticbeastsjp/ハッシュタグ:#ファンタビ
2016年12月12日「ハリー・ポッター」新シリーズの幕開けを飾る『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の大ヒット御礼イベントが12月11日(日)、東京・新宿ピカデリーで行われ、タレントのSHELLYと岡田結実が、主人公ニュート・スキャマンダー風の衣装で登場した。先月23日に全国966スクリーンで封切られた本作。配給のワーナー・ブラザース映画によると、12月10日(土)時点で国内興収は38億8,459万5,200円を記録しており、興収40億円突破は時間の問題。動員も268万7,790人と快進撃を続けている。以前から「ハリポタ」の大ファンだというSHELLYさんは、「本当に面白い!観終わった後、すぐにもう1回観たくなった」とファン目線で太鼓判。同時に「ハリー・ポッターとはまったく別のストーリーなので、新鮮な気持ちで楽しめるし、原作を知らないからといって、心配している人にもオススメできる」と猛アピールしていた。今年1月には第1子となる女の子のママとなり、「今後シリーズが続いていくので、娘と映画館で(新たな続編を)観るのが、いまから楽しみ」と目を細めていた。一方、今年大ブレイクした岡田さんは「魔法動物が可愛すぎる。たとえ逃げ出してしまっても、憎めなくて許しちゃう」とキラキラ好きなニフラー、主人公の相棒ボウトラックルなど、映画を彩る魔法動物たちにメロメロ。また、「ハリポタとは違って、(魔法使いではない)普通の人間も一緒に冒険するから、親近感がある」と魅力を語った。イベントではSHELLYさんと岡田さん、そして駆けつけた約500人の観客が、海外のSNSで大流行中している「マネキンチャレンジ」(マネキンのように静止した状態を動画で撮影する)に挑戦。SHELLYさんが「ペトリフィカス・トタルス!(石になれ!)」との魔法を唱えると、一斉に会場全体が静止した。ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者でもある魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが、滞在先のニューヨークで、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法動物たちをうっかり逃がしてしまい、大騒動を巻き起こす。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月11日『ハリー・ポッター』新シリーズとして、本年度実写映画で最速30億円突破の大ヒットとなっている『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、主人公ニュート・スキャマンダーを演じたエディ・レッドメインもお気に入りだと語る、誰もがうっとりすること間違いなしの“魔法のディナーシーン”がシネマカフェに到着した。新たなシリーズの主人公となる魔法使い、ニュート(エディ)は、魔法動物(ビースト)を調査するため世界中を旅している魔法動物学者。魔法のトランクの中を魔法動物でイッパイにしてニューヨークを訪れたニュートだったが、ひょんなことからトランクを人間(マグル=米国ではノー・マジ)のジェイコブ(ダン・フォグラー)のものと取り違えられてしまう!そんなジェイコブが取り違えたことを知らずにトランクを開けてしまったことから、人間界に大量の魔法動物たちが逃げ出し、街は大混乱に。今回到着した映像は、そんな騒動の末、ニュートとジェイコブが魔法使いの姉妹ティナ(キャサリン・ウォーターストン)と、クイニ―(アリソン・スドル)のアパートを訪れ、飛び交う魔法に目を奪われる摩訶不思議なディナーを共にするシーン。映像の冒頭では、ティナとクイニ―が杖をひと振りするや否や、食器棚からは次々とお皿が飛び出し、ナプキンは鳥のように羽ばたきながら画面を横切っていく。さらに、意思を持ったように動き回る食材たちが、次第に美味しそうなディナーになっていく様は、まさにファンタジックでファンタスティック。“これぞ魔法の世界”ともいえるこのシーンは、ニュートを演じるエディもお気に入りだと明かしており、「この映画の好きなことの1つは、それぞれのキャラクターが違った魔法を見せてくれることなんだ。クイニ―が料理をして、ティナがテーブルの上をアレンジメントする。パワフルな魔法と日常が混じっているところも楽しかったんだ」と、エディ自身も魅了されたと語っている。続けて、「僕にとって難しかったのは、“ニュートにはそれがごく普通”だということ。彼は珍しく観察したりせず、普通にしているんだ」と語り、撮影現場では目の前に広がる “魔法の世界”へのワクワクを抑えるのに必死だったという秘話も明かしてくれた。また、この映像でさらに注目なのが、観ている人も、劇中のジェイコブも、思わずうっとりしてしまう素敵な雰囲気の一方で、何やらこそこそとドアに向かっていくニュートの姿。実はニュート、魔法動物たちといるほうが気が楽なほどの人見知り。ティナやクイニーに呼び止められてしまったニュートが見せる、「異国の地で、見ず知らずの人と食事をするなんて…」という心の声が聞こえてきそうな苦笑いは、可愛らしい不思議な魅力を放っている。これほどまでに人見知りなニュートが、どのようにしてティナ、クイニー、そしてジェイコブと信頼関係を築いていくのかも、本作の見逃せないポイントになりそうだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月10日公開から満席の劇場が続出し、本年度実写映画のうち最速で30億円を突破した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、本作で主人公のニュートとヒロインのティナを演じたエディ・レッドメインとキャサリン・ウォーターストンの2ショットインタビュー映像が到着。まるで劇中で演じたキャラクターそのままのような絶妙な掛け合いを見せたかと思えば、エディは脚本も手がけたJ.K.ローリングに、不満をぶちまけている(?)ことが分かった。『ハリポタ』シリーズの原作者J.K.ローリングが、初めて映画のために脚本を書き下ろした本作。映画サイトやレビューサイト、SNS上では、作品の高評価とともに「ニュートのオタクっぽい絶妙な不器用さと純真さや、ティナの愚直なほどの正義感と優しさがすごくイイ」「だんだんティナと打ち解けて目を見て話すニュートくんが可愛くて」「ニュート×ティナ、むずきゅんする」など、ニュートとティナのキャラクターや似た者同士のじれったい関係性についての投稿も数多い。エディ演じるニュートは、人間といるよりも魔法動物といるほうが気が楽な魔法動物学者。ある日、彼のトランクから魔法動物たちがニューヨークの街に逃げ出してしまったことから物語は始まる。一方、キャサリン演じるティナは、かつては闇祓いだったが、感情に流されて無断で魔法を使い、職務を逸脱したことで、デスクワーカーに降格されてしまった。彼女は捜査官としての地位に復帰したいと望み、ニュートの行く先々に現れるようになる。今回のインタビュー映像では、「ハリー・ポッターファミリーの一員になった感想は?」との質問に「家族という言葉はぴったり」「素晴らしい一家にお嫁に来たような気がする」と語るキャサリンに、エディも満面の笑みで同意する場面からスタート。しかし、エディが一生懸命、本作と「ハリー・ポッター」シリーズとのつながりを説明すると、キャサリンが「要点を手短にまとめてちょうだい」とツッコミを入れるひと幕も。そんな2人は、まるで映画の中のニュートとティナそのものだ。さらに劇中で、ゾウやサイにも似た巨大な魔法動物エルンペントを、トランクにおびき寄せるためにニュートが行った“求愛ダンス”について、エディは「書くのは簡単だけど、やる方は大変なんだよ」と、脚本を書いたJ.K.ローリングに対して不満をぶちまけることに!?続けて「撮影ではものすごく恥ずかしいダンスを披露した。あの映像が流出したら俳優生命は終わりだ。というか社会的にも終わるだろうな」と、顔を赤らめながらコメント。恥ずかしすぎる“求愛ダンス”の役作りについて語る、このエディには要注目。また、キャサリンは杖を使っていて “テニス肘”のようになったことも語っており、見どころたっぷりの本作の裏側を明かしている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月07日新シリーズの始まりとなる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開を記念した「金曜ロードSHOW!」2週連続ハリー・ポッター祭り。第2夜となる12月2日(金)今夜はシリーズ第2作『ハリー・ポッターと秘密の部屋』が放送される。ダニエル・ラドクリフが初々しい姿でハリー・ポッターを、ホグワーツ魔法魔術学校の友人、ロン・ウィーズリーをルパート・グリントが、ハーマイオニー・グレンジャーをエマ・ワトソンがそれぞれ演じ、ハリーを敵視する同級生のドラコ・マルフォイにトム・フェルトン、スネイプ先生にアラン・リックマン、ダンブルドア校長にリチャード・ハリスとおなじみのキャストが第1作『賢者の石』から引き続き出演。夏休みのある日、ハリーの前に“屋敷しもべ妖精”ドビーが現れ、ホグワーツ魔法魔術学校に帰ってはいけないと忠告、新学期になりハリーがホグワーツに向かおうとすると、ホグワーツ行きの電車が発着するホームに入れなくなってしまい、仕方なくロンと一緒に空飛ぶ車で学校に向かうも着地に失敗、学校に古くから植えられていた“暴れ柳”の中へ落ちてしまう。さらに飛んでいるところをマグル(=人間)に目撃されたため、スネイプ先生は2人に退学を命じる。ダンブルドア校長のお陰で学校に残れることになったが、そんなある日、学校の壁に「秘密の部屋は開かれた…」という謎のメッセージが出現し、同時にマグル出身の生徒が石にされる事件が次々に発生。秘密の部屋はヘビ語を操る者でないと開くことができないため、ヘビ語を話せるハリーが犯人とウワサされてしまう。ハーマイオニーは、ハリーの無実を証明しようとする…というのが『秘密の部屋』のストーリー。今回も番組放送中に特設サイトにアクセスするか、リモコン「dボタン」を押すことでユニバーサル・スタジオ・ジャパンのスタジオ・パスや、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』劇場鑑賞券などが当たる特別企画に参加可能。先週に引き続き今週もチェックしたい。金曜ロードSHOW!『ハリー・ポッターと秘密の部屋』は12月2日(金)21時~日本テレビ系で放送。また最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』も11月23日に全国966スクリーンで日本公開、公開からわずか5日間で早くも動員100万人を突破する人気ぶり。世界累計興行収入500億円突破の『ファンタビ』もお見逃しなく。(笠緒)
2016年12月02日大ヒットスタートを切り、まさに日本中を魔法にかけた『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、“筋金入りの「ハリポタ」マニア”を公言してやまない謎の青年クリーデンスを演じるエズラ・ミラーが、『ハリポタ』と『ファンタビ』の関わりをアツく語る特別映像がシネマカフェだけに到着。魔法史を分かりやすくも、やや興奮気味に語るエズラの姿に、思わず心を鷲づかみにされてしまう映像となっている。新・主人公の人見知りの魔法使いニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、ハリー・ポッターが在籍したホグワーツ魔法魔術学校の先輩で、動物といる方が気が楽な魔法動物学者。ある日、ニューヨークにやってきたニュートの魔法動物でイッパイのトランクが、人間(マグル=米国ではノー・マジ)のものと取り違えられてしまった!魔法動物たちは人間の世界へ逃げ出し、街中が前代未聞のパニックに。そのころ、ニューヨークの街では地割れや建物の倒壊など危険な現象が相次ぎ、「魔女のせいだ」と騒ぎ立てるノー・マジの集団が出現、アメリカの魔法界はピリピリした空気に包まれていた――。そんなノー・マジの集団の激しい活動に没頭しているメアリー・ルー(サマンサ・モートン)の養子クリーデンスを演じたエズラ。「僕は7歳のころから、J.K.ローリングが描く魔法の世界に夢中だ。だから、あの魔法を大人の物語に持ち込むと聞いたときは、ものすごく興奮したよ」と語る。「ハリー・ポッター」のオーディオブックをテープが擦り切れるまで聞くほど、人生のほとんどすべてを「ハリポタ」に捧げてきた彼は、スケールアップした魔法の世界に興奮を隠しきれない。さらに、起用が決まった際には、「ホグワーツから入学の手紙が届いたみたいだったよ!」と“「ハリポタ」マニア”らしく、その喜びを表現していた。今回到着した映像では、「この物語はグリンデルバルドの台頭と関係があるかも」と語り、魔法界の歴史上、最凶最悪の闇の魔法使いであるヴォルデモートと並ぶ魔力を持つグリンデルバルドと本作の関係を推測する。かつて、あのダンブルドアとも関わりがあったグリンデルバルド。彼に関わるストーリーはもちろん気になるところだが、日本ではその美形の容姿から “アメリカ版松潤”と紹介されることもあるエズラが、「もし、みんなが僕と同じくらい興奮しているのなら、仲間がいてうれしいよ」と語る“ガチ”のファンぶりには思わず心を鷲づかみにされてしまう。「ファンタビのエズラ・ミラー好き」「エズラくんも最高」「エズラ・ミラーお芝居も魅せられます」などとSNSでも盛り上がりを見せており、アメリカ魔法省の長官グレイブス役のコリン・ファレルとの謎の2ショットにも、悶絶するファンが続出中だ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月02日大ヒット上映中の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。もうご覧になりましたか?世界中で空前のブームを巻き起こした『ハリー・ポッター』シリーズの最新作、ということで注目を集めていますが、主演を務めるオスカー俳優エディ・レッドメインのイケメンぶりも話題ですよね。■気弱なイケメンと強気な美女が大活躍エディ・レッドメイン演じる主人公ニュート・スキャマンダーは、優秀なのにおっちょこちょいで人見知りな魔法動物学者。そのちょっと頼りないキャラクターと、魔法を使うときのキリッとしていてかっこいい立ち振る舞いのギャップに、ハートをわしづかみにされる女子が続出しています。そんなニュートの活躍を語る上で絶対に外すことのできない人物が、ヒロインのティナ・ゴールドスタイン。ニュートと一緒に、大都会に逃げ出した魔法動物(ビースト)たちを探す強気な美女です。かつてはアメリカ合衆国魔法議会(MACUSA)の捜査官としてバリバリ働いていたけれど、諸事情あって“魔法の杖 認可局”に飛ばされ、それでも捜査官に戻る希望を捨てずにいるというキャリアウーマンの彼女。そのスタンスには共感を覚える女性も多いはず。それにしても、シャイで頼りなさげなイケメンと知的でちょっと勝気な美女ってステキな組み合わせですよね。ティナとはどんな人物なのでしょうか?そして物語の中で、ニュートとどのような関係を築くのか…。ティナ役を演じたキャサリン・ウォーターストンのコメントを入手したのでご紹介します!■ヒロイン、ティナの魅力って?「私はティナが大好き」と笑顔で話すキャサリンいわく、ティナの最大の魅力は「彼女が持つ葛藤にある」とのこと。キャサリン「彼女の内面にはとても強烈な葛藤があるわ。自分に自信を持ちながらも、私にできることなんて、そんなにたくさんないんじゃないか?と大きな不安を感じているの。それは誰だって同じこと。ほとんどの人は、単純に自信があるわけでも、不安なだけでもないじゃない?だからティナの心の二面性には、みんなが感情移入できると思うわ」確かに人の心にはいろいろな要素が混在しています。それらが作用し合い、独自の人格を形づくっているからこそ、一人として同じ人はいないし、個々に魅力があるのでしょう。そんな中でもティナは特に強烈な葛藤を抱き、悩みながらも自分を鼓舞している女性。キャサリンは役を演じる上で、このティナのキャラクターに強く惹きつけられたそうです。監督のデイビッド・イェーツは、このキャラクターの魅力は原作者J.K.ローリング特有のものだと語っています。監督「J.K.ローリングが描くキャラクターが愛される理由は、彼らが完璧じゃないことだと思う。彼女が描くキャラクターは全員、どこか欠点がある。それは愛すべき個性で、普通なんだと彼女は称えているんだ」物語のヒーローやヒロインでありながら、おっちょこちょいで人見知りだったり、心に不安を抱えていたり。完璧ではないキャラクターたちが自分の足で歩き、成長していく…。そういった物語であるがゆえに、性別や国を越えて普遍的に愛され続けるのでしょう。■ニュートとティナの関係は?ところで気になるのは、キャサリン演じるティナとニュートの関係です。キャサリン「ニュートはティナの可能性に気づくと同時に、彼女の痛みや不安感をわかってくれます。彼は、ティナが自分の殻から出る機会を与えるの。誰かが『あなたは素晴らしい』と言ってくれるのって大事なことでしょ?ニュートはティナにそれをしてくれたんです」どうやら二人の間には、仕事のパートナーとしての信頼感のみならず、淡い恋心に似たものが存在しているようです。そしてニュートも、おっちょこちょいで人見知りなだけでなく、ちゃんと大切な人を見守ることのできる“やるときはやる男”であることが判明!ストーリーや世界観はもちろんですが、二人の関係にも注目しつつ観賞したら、映画を二倍、三倍楽しめるかもしれませんね。この冬は魔法の世界の入口である映画館の暗闇の中で、ニュートとティナの魅力にどっぷり浸ってみてはいかがでしょうか。【STORY】物語は、魔法動物(ビースト)の調査で世界中を巡っていた魔法使いのニュート・スキャマンダーがニューヨークに降り立つところから始まる。動物といたほうが気が楽な、この魔法動物学者はある日ひょんなことがきっかけで、大切にしている不思議なトランクを人間(マグル=米国ではノー・マジ)のものと取り違えられてしまう!魔法界の魔法動物たちが一斉に人間(ノー・マジ)の世界へ逃げ出し、街中が前代未聞のパニックに。仲間になったティナ(キャサリン・ウォーターストン)とクイニー(アリソン・スドル)、そして人間(ノー・マジ)であるジェイコブ(ダン・フォグラー)とともに魔法動物を追跡する。やがて彼らは人間界と魔法界を股にかけたある大事件に巻き込まれていく。ニュートは、2つの世界を危機から救えるのか!?11月23日(水・祝)全国ロードショー監督:デイビッド・イェーツ原作/脚本:J.K.ローリング出演:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、他配給:ワーナー・ブラザース映画(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年12月02日公開初日から満席の劇場が続出し、本年度に公開した洋画実写作品でNO.1となるぶっちりのスタートを切った『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、その大ヒットを記念して、本作での強大な魔法使いの存在を、J.K.ローリングやエディ・レッドメイン、エズラ・ミラー、コリン・ファレルらが明かす特別映像が解禁となった。ハリー・ポッターが在籍したホグワーツ魔法魔術学校の“先輩”で、動物といるほうが気が楽な魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)が主人公となる本作。ニュートは魔法動物たちを調べ、保護するために不思議なトランクの中を魔法動物でイッパイにしてニューヨークを訪れるが、ある日、その魔法動物たちが人間(ノー・マジ)の世界へと逃げ出し、街中が前代未聞のパニックに。しかも、そのころアメリカの魔法界はピリピリとした空気に包まれていた。ニューヨークの街で地割れや建物の倒壊など、不可思議で危険な現象が相次ぎ、これを「魔女のせいだ」と騒ぎ立てるノー・マジの集団が出現していたのだ…。ニュートを演じるエディは、「映画には、J.K.ローリングらしいユーモアと温かさに加えて、恐怖も描かれます。理解できないものに対する恐れや、その恐れに対する極端な反応を描いています。だから、ニューヨークの魔法使いたちは人目を忍ぶようにして暮らしているし、ノー・マジとは全く交流がない。だから魔法動物を抹殺しようとするのも、魔法使いの存在を知られてはいけないという恐怖があるからだと思う」と明かす。アメリカ魔法議会(MACUSA)では「魔法使いの存在は絶対に知られてはならない」のが掟。数々巻き起こる危険な現象の原因は不明だが、ヨーロッパで大惨事を引き起こした闇の魔法使い、グリンデルバルトがいまだ逃走中との背景もあり、MACUSAは強度の警戒態勢を敷いていたのだ。今回の映像で、J.K.ローリングは「『ハリー・ポッター』とは意外な形でつながっている。魔法使いが世界の秩序を初めて脅かすの」と、ファンにはたまらないヒントも明かす。さらに、MACUSAのトップクラスの魔法使いとして名高いパーシバル・グレイブスを演じ、注目を集めているコリン・ファレルも、「グレイブスは魔法界に有害なものを捜査する闇祓いなんだ」と語る。「MACUSAのメンバーでさえ、グレイブスのことはよく知らないので、僕はこのキャラクターがどこまで謎なのかを楽しんで演じたんだ」というコリン。映像からも分かるように、グレイブスにまつわる謎の1つは、エズラ・ミラー扮するクリーデンスへの非常に強い関心だ。そんなクリーデンスが手にするのは、『ハリー・ポッター』シリーズにも登場していた“死の秘宝”のネックレス。このシーンが意味するものとは…?SNSでは「観終わったばかりなのにもう1回観たい」「あと2回は観る!」など、複数回鑑賞を宣言している人も多く、少しでもその謎に近づくためにリピーターも続出しそうだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月01日先週11月23日に全国966スクリーンで日本公開を迎えた『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。この度、公開からわずか5日間で早くも動員100万人を突破し、累計興行収入17億2,432万9,600円、累計動員119万450人を記録したことが分かった。『ハリー・ポッター』の新シリーズで、原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。いまかいまかと公開を待ちわびた全国のポッタリアンとファンタビストだけでなく、シリーズのファン層をも超えて、20~30代の女性客を中心に、男女のカップルがデートムービーとして来場する姿も多数みられたほか、中高生男女やシニア層など、老若男女幅広い層が劇場に来場。結果、本年度に公開した洋画実写作品でNo.1となる、ぶっちりの絶好スタート。さらに洋邦あわせても、『暗殺教室-卒業編-』と並んで、本年度実写映画最速の数字に。中でも、先日の土日の映画興行ランキングでは、11月26日&27日の2日間で54万6,138人、興行収入8億2,286万2,100円となり、2位以降に大きな差をつけての初登場第1位(※興行通信社調べ)を記録している。現在本作は、全世界で約65か国で公開されており、早くも11月28日時点で、世界累計興行収入は500億円を突破(525億8,382万1,653円)し、“ファンタビ”現象が世界中に巻き起こっている。映画サイトやツイッターでは、さっそく映画を観た感想が多数書き込まれており、「ニュートがとてもチャーミングで素敵」「今年ナンバーワンの面白さ!」「魔法動物、かわいかった」「泣いてしまった…。」「あと2回は観る!」など、様々な絶賛の声が多数書き込まれ、週末のツイッターのランキングにも“ファンタビ”や“ファンタスティック・ビースト”のワードがランクイン。各映画レビューサイトでも軒並み高い評価得ている。さらに先日、本作の主人公ニュートと、『ハリポタ』の主人公ハリーが、すれ違い様にタッチするファンアートがアップされると、それが本シリーズの原作者J.K.ローリングの目に留まり、「I love this so much.」とコメントとともにリツイートされ、たちまち世界中のファンの目に触れ話題に。今後も興行収入だけでなく、各所で話題を集めそうだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年11月28日『ハリー・ポッター』の新シリーズで、原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろした映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が11月23日に全国966スクリーンで公開され、5日間で動員100万人を突破したことが28日、わかった。本年度の洋画実写映画で最速の記録となる。熱烈なポッタリアンとファンタビストだけでなく、20~30代の女性客を中心に、中高生男女やシニア層など、老若男女幅広い層が来場。公開からわずか5日間で動員100万人を突破し、累計興行収入17億2,432万9,600円、累計動員119万450人を記録した。5日間での100万人突破は洋画実写作品1位で、洋邦あわせても『暗殺教室~卒業編~』と並んで本年度実写映画最速の数字となる。土日の映画興行ランキングでも、11月26、27日の2日間で54万6,138人、興行収入8億2,286万2,100円となり、2位以降に大差をつけての初登場第1位となった。また、全世界で約65カ国で公開されており、早くも11月28日時点で、世界累計興行収入は500億円を突破(525億8,382万1,653円)している。本作は、魔法動物の調査で世界中を巡っていた魔法使いニュート・スキャマンダーと、魔法のトランクから逃げ出した魔法動物(ビースト)たちとの冒険を描く物語。エディ・レッドメインが主人公ニュートを演じている。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月28日「ぴあ」調査による2016年11月23日、25日、26日のぴあ映画初日満足度ランキングは、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が首位を飾った。その他の情報『ハリー・ポッター』の新シリーズとあって、劇場には「シリーズをすべて見ている」「『ハリー・ポッター』が大好き」と話すファンが多く来場。原作者J・K・ローリングが脚本を手がける本作は、ハリーたちが生まれるずっと前、1920年代の物語で、舞台はロンドンからニューヨークへと変わり、キャストも一新しているが、出口調査では作品ファンから高い満足度を集めた。観客からは「舞台がアメリカで、俳優も違いテイストが変わっている」「『ハリー・ポッター』と比べて、人間界で起こっている話で魔法も派手だった」「『ハリー・ポッター』は学校の中の話だったけど、映画は人間界と魔法界の関係が密接で面白かった」の声が上がっており、「主人公がカッコよかった!」「以前よりも魔法動物がたくさん出てきて楽しかった」「ビーストはどれも個性的でカワイイ!」「それぞれのキャラクターに特徴があってワクワクした」「ちょっとおとぼけでドジなエディ・レッドメインと、おどおどしたエズラ・ミラーが新鮮」と、新たなキャラクターたちに魅了されたという声も多い。一方で「最後は感動して終わるので後味がいい」「オープニングからエンディングまでワクワクが止まらない」など、ストーリーに高い満足度をつける観客も多く、「『ハリー・ポッター』っぽいところが時々でてくるのも見どころのひとつ」「『ハリー・ポッター』との繋がりはわかる人にはわかる程度なので、まったく知らなくても楽しめる」など、これまでの世界観を保った上で、新しい物語を展開していることがファンに好評な理由のひとつのようだ。出口調査では「安定の面白さで次回作が待ち遠しい」「主人公の年齢が高いので、今後どうなるのか気になる」と早くも次回作を期待する声もあがっていた。(本ランキングは、11/23(水)、25(金)、26(土)に公開された新作映画16本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』公開中Harry Potter Publishing Rights (C) J.K. Rowling Harry Potter and Fantastic Beasts characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. (C) 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2016年11月28日2016年11月26日、27日の全国映画動員ランキングは、『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(全国351館)が初登場で首位に立った。その他の画像エディ・レッドメインが主演を務める本作は、『ハリー・ポッター』シリーズでホグワーツ魔法学校の教科書として登場する、“幻の動物とその生息地“の編者を主人公にしたファンタジー。公開14週目に入った『君の名は。』(全国350館)と、『ミュージアム』(全国333館)は順位をひとつ下げるも、TOP3をキープ。新作では『疾風ロンド』(全国288館)が初登場4位、『劇場版 艦これ』(全国60館)が初登場5位につけているほか、68館から82館へ公開館数を増やした『この世界の片隅に』(全国82館)が先週10位から6位に順位をあげている。次週は『アズミ・ハルコは行方不明』『黒子のバスケ ウインターカップ総集編 ~扉の向こう~』『古都』『ブレア・ウィッチ』『RANMARU 神の舌を持つ男』『マダム・フローレンス!夢見るふたり』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』2位『君の名は。』3位『ミュージアム』4位『疾風ロンド』5位『劇場版 艦これ』6位『この世界の片隅に』7位『デスノート Light up the NEW world』8位『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』9位『聖の青春』10位『溺れるナイフ』Harry Potter Publishing Rights (C) J.K. Rowling Harry Potter and Fantastic Beasts characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. (C) 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2016年11月28日コーチ(COACH)から、ユニークな「ギブダブルコレクション」が発売。コーチのクリスマスは、自由奔放なダイナソー「コーチ・ビースト」のレキシー(Rexy)と彼女の友達たちにフィーチャー。大胆不敵なレキシーをはじめ、映画好きのウーリー(Woolly)、恥ずかしがり屋のステギー(Steggy)、やんちゃなトリッキー(Tricky)がレザーパズルになって登場する。素材は、使い込んだ野球グローブの革が持つ深い艶やしっとり柔らかな質感を取り入れようと誕生した、コーチのオリジナルレザー「グラブタン・レザー」を使用。部屋にデコレーションすれば、上品な質感と鮮やかな発色を放ち、ホリデーシーズンを特別なものへと昇華させてくれる。一方ギフトには、グラブタン・レザーを使ったコインケースやバッグチャーム、コースターセットがオススメだ。もちろんここにも「コーチ・ビースト」が現れ、ポップなムードを演出。さらに、銀座・表参道・新宿・仙台の旗艦店に常設している「クラフトマンシップ・バー」、一部のコーチ・ストア、全国のイベントスペースで行われる期間限定ストアでは、「コーチ・ビースト」を刻印できるモノグラミングサービスが実施される。イニシャルなどの英字、いちごやスカルなどのマークも刻印できるので、大切な人への贈り物にメッセージを添えてみるのはいかが。【アイテム詳細】コーチホリデーコレクション発売日:2016年11月21日(月)より順次発売取扱い店舗:コーチ・ストア<アイテム例>・レザーパズル 70,000円+税・スケッチブック 35,000円+税・コインケース 16,000円+税・ハングタグ 3,500円+税・コースターセット 35,000円+税【問い合わせ先】コーチ・カスタマーサービス・ジャパンTEL:0120-556-750
2016年11月28日「レベリオ(現れよ)…」現在公開中の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のクライマックス。エディ・レッドメイン演じる主人公ニュート・スキャマンダーが、そう呪文を唱えたとき、姿を現した人物には誰もが驚愕したことだろう。その人物と深く関わることになる、陰うつな雰囲気を放つ青年クリーデンスを演じているのは、エズラ・ミラーだ。日本でも多くの女性ファンを熱狂させた『少年は残酷な弓を射る』『ウォールフラワー』などの危うく、エキセントリックな美少年ぶりとは打って変わって、本作での内向的で、気が弱く、養母から虐待を受けているという役どころに、すぐに彼とは気づかなかった人も多いかもしれない。DCコミックスの実写映画化シリーズ「DCエクステンデット・ユニバース」では、超高速移動が可能な最速ヒーロー、フラッシュ/バリー・アレン役に抜擢され、ザック・スナイダー監督作『Justice League:Part1』(’17年公開/原題)や単独主演作『The Flash』(原題)も決まっているエズラ。スーパーヒーローとなる傍ら、本作への参加を決めたきっかけは何だったのだろうか?「『The Flash』もそうなんだけど、両方とも物語があまりに素晴らしく描かれていて、拒否できないほどだったからなんだ。しかも、両方とも娯楽大作でありながらも、まったくタイプの違う作品だったからね」と、彼は軽やかに言う。「僕は、もともとDCワールドが大好きだし、それに『ハリー・ポッター』も大好きだったんだ。子どものころから『ハリー・ポッター』に夢中で、年齢的にも『ハリー・ポッター』の世界に夢中になる、完璧な世代だったんだよね。頭の中では『ハリー・ポッター』の世界に生きていたと言えるくらいだった。しかも、かなり長い間ね。恥ずかしいかもしれないくらい、僕の人生を形成したというくらいの影響を受けていたんだ(笑)。だから、今回のこのオーディションの話が来たときに、断る理由なんてなかったよ」と明かす。ハリーたちと共に、彼自身も成長してきたわけだ。「面白いのは、ザック・スナイダーが僕の役について言ったのは、『うるさくて元気いっぱい』ということだった。それはそれで最高だよね。それで、(本作監督の)デイビット・イェーツが僕の役について言ったことは、『墓場のように静か』だったんだ(笑)」と話し、「だから、思いきり違いがあって、でも両方とも素晴らしいと思ったんだ」という。とはいえ、今年、日本では人妻エマ(ミア・ワシコウスカ)と不倫をする美青年を演じた『ボヴァリー夫人』も上陸したばかり。長い黒髪が似合う憂い系男子、もしくは繊細なアート系男子といったイメージが強かっただけに、猫背で伏し目がち、散切りおかっぱ頭のクリーデンスのルックスには正直、目を疑ってしまった…。「髪型について、触れてくれてありがとう。今回の場合、あの髪型を決める前、かなり長い髪をしていたんだけど、ヘア・メイクのFayne Hammondに会ったときに、彼女が1920年代の素晴らしい写真を見せてくれたんだ。その中の1枚にクリーデンスの髪型にすごく似た男の子の写真があって。ボウルみたいな髪型だったんだけど、きれいに切り揃えられているわけでもなくてさ。“鋭くないハサミで切ったらこうなるかも”みたいな髪型だったんだよね。それで、キャラクターのリアリティを表現するのに、この髪型が一番良いということになったんだ」と、経緯を説明する。「ただ、僕は本当に本当に、そのとき髪が長かったから、切ってしまうのは悲しかった」とエズラ。「髪型には賛成だったんだけどね。それでばっさりと切ったんだけど、最初は好きじゃなかったんだ。それに僕の運転手も、最初の数週間、毎日その髪型を見て笑っていたしね、僧侶みたいだ、って(笑)」。そうしたこだわりの役作りもあり、エディ演じるニュートが胸躍らせて(?)ニューヨークに降り立つ一方、魔法の根絶を訴える団体“新セーレム救世軍”のビラを配るクリーデンスの初登場シーンは、あまりにも対照的で強烈な印象を残す。これまで、悪魔のような狂気で母親を崩壊させる美少年や、ドラッグまみれの暴走男子など、精神的に複雑なものを抱えた役柄も多かったが、あえてそうした役柄を選んでいるのだろうか?「そうだね。僕は難しいと思える役を演じるのが好きだからね。僕は子どものころ、自分で『難しい挑戦があればあるほど良い』ってモットーにしていたくらいだから。そのモットーにいまも従っているんだ。それに、俳優として、人間の中に潜む幅広い可能性を探求してみることは面白いことだと思うからね」。では、本作のクリーデンス役に対して、内面的にはどのような探求を行ったのだろう?「今回はなるべくシンプルに、“愛されないで育ってきた”というのはどういうことなのかを考えてみようとしたんだ。それで、参考にしたのは、実際にクリーデンスのような経験をして育ってきた人たちに、会って話を聞くことだった。それによって、そのトラウマがその後の人生にどのように影響したのかを考えようとしたんだ。そして、それを体の動きでも表現しようとしたんだよね」と、エズラは応じる。「今回すごくラッキーだったのは、素晴らしい振り付け師と仕事する機会に恵まれたこと。彼はロイヤルバレエの振り付けもするような人で、彼とのコラボレーションによって、このキャラクターの物語を、体の動きでも表現することができたと思うんだ」。また、クリーデンスのようなキャラクターを演じることは、同じような経験をしてきた子どもたちや、若者たちの共感を呼ぶ場合もある。そのことについてエズラは、「昔は意識していなかったけど、いまは意識するようになった」と言う。そして、「クリーデンスに惹かれた理由は、自分の友達のことを思い出したからなんだ。中には、もう亡くなってしまった友達もいるけど…。中には、乗り越えた人もいる」と明かす。「だけど、誰よりもそういう観客の心に届いているのは、J.K.ローリングの物語なんだよね」と彼は言う。確かに、ハリーは家族を失った孤児であり、伯父伯母の家ではつらい経験もして育ってきた。さらに、まだ明らかにはされていないが、本作のニュートも、過去に人間関係において、つらい出来事があったことがにおわされている。「そういう人たちに向けて、そのトラウマからどのように向き合っていけばいいのかという道標を描いてくれている。それを人間関係を通して、友情を通して、どのように克服すればいいのかを描いてくれていると思うんだ。その不運を、どのように良い方向へ向ければいいのかをね…」。最後に、これまでのキャリアにはなかった娯楽大作への挑戦についても聞いてみると、「この映画に出る前は、大作に関して、ステレオタイプな概念しか持っていなかった。これまで低予算映画にばかり出てきたからだと思うんだけどね。だから、サーカスのような撮影現場なんだろうなといつも想像していたんだ」と言う。「だけど、実際参加してみたら、結局は作っている作品に才能を可能な限り注ぐことは、どんなタイプの作品であっても可能なんだということが分かった。それは嬉しい驚きだったよ(笑)」。さらに、「それから」と言葉をつなぎ、「今回の役柄は自分の限界に挑戦し、自分の能力の限界を知るような経験だった」とも語るエズラ。「それで今回学んだことは、虐待が、どれだけ世界に広がっているのかということかな」。そう真摯な眼差しを向けるエズラは、俳優の傍ら、バンド活動を行っていることでも知られる。観客からの反応をすぐさま感じられる音楽と、キャスティングから公開まで長い期間を要する映画とは、まるで対極にも見えるが、彼は双方の活動に魅力を感じているようだ。「長い間ひとつの役になりきるということ、巨大なコラボレーションをするということでは、映画にも素晴らしい部分がある。映画というのは、僕が知る限りで人間が実際にできる最高の魔法だと思うからね。ものすごいたくさんの人たちが集まって、何かを作り上げるためにそのエネルギーを集中させているわけだから」。そう語る彼が次に見せてくれるのは、いったい、どんな“魔法”となるのだろうか…?(text:cinemacafe.net)
2016年11月27日いよいよクリスマスまでのカウントダウンが始まった。華やかな街で素敵なデートを楽しみたいこのシーズン。今月は、都内各所に灯り始めたクリスマスイルミネーションの中から、デートにおすすめの見ごたえのあるクリスマスツリーをピックアップ。ツリーの前で彼氏彼女とフォトジェニックな記念撮影を楽しんで。今月の映画は、11月23日より全国にて公開中の作品『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。『ハリー・ポッター』の新シリーズとなる本作。主人公は、エディ・レッドメイン扮する魅力いっぱいの魔法使いニュート・スキャマンダー。優秀なのに、おっちょこちょい。魔法動物をこよなく愛する変わり者。魔法動物学者として世界中を旅する彼の手には、いつも愛用のトランクがある。ある日、彼の不思議なトランクから、魔法動物たちが逃げ出し…。この冬、彼が引き起こした前代未聞の事件が、世界中を騒がせる!デートムービーにもぴったりのファンタジックなストーリーだ。クリスマスイルミネーションの名所は数あれど、クリスマスシーズンの映画デートスポットの大本命なのが、周辺エリアを含めて大規模なイルミネーションが展開される六本木ヒルズ。TOHOシネマズも館内にあるので、やっぱりアクセス抜群。今年はウェストウォークには光るバルーンでできたクリスマスツリーが初登場する。点灯時間は11時~24時。(※17時からの毎時30分おきにスペシャル演出)また六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」では、都内随一の夜景も楽しめて、リアルとヴァーチャルの星空が競演する体験型イベント「HUAWEI presents 星空のイルミネーション」などコンテンツも盛りだくさんだ。お洒落なブランドショップが軒を連ねる表参道のけやき並木もイルミネーションの名所としてファンが多い。表参道ヒルズでは今年も、本館 吹抜け大階段に、10角の大きなスターオブジェが輝く、高さ10mの「スターツリー」が登場。ツリーと天井部に約30,000球のLEDを配し、満天の星空を演出する。約20回に1回のみ見られる「ミラクルマジック」では、吹抜け空間全体の星がすべて輝く豪華な演出を体感できる。館内はもちろん、近隣エリアではショッピングやお洒落系レストランでの食事も楽しめて、デートにぴったりの場所。点灯時間は11時~23時。12月25日(日)まで開催。最後にご紹介するのは、東京駅丸の内南口前に位置する、JPタワー商業施設「KITTE」のクリスマスツリー。11月24日(木)~12月25日(日)まで、クリスマスイベント「WHITE KITTE」を開催。約14.5mのクリスマスツリーが1Fアトリウムに登場。情緒あふれる音楽とともに雪が舞い散るように降り注ぐライトアッププログラム「Precious Ver.」と、ヴォーカル・デュオの“CHEMISTRY”で2012年からソロ・アーティストとして活躍する堂珍嘉邦とKITTEがコラボレーションしたオリジナル楽曲による、ライトアッププログラム「堂珍嘉邦さん Ver.」が上映される。ライトアップ時間は、月~土が17時10分~22時40分、日・祝は17時10分~21時40分まで。館内では、クリスマスグルメやアイテムも販売され、二人で一緒にショッピングを楽しみたい。丸の内エリア全体にも壮大なイルミネーションが展開されているので、街を歩くだけでムードも満点だ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:Miwa Ogata)
2016年11月25日シリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開を記念して「金曜ロードSHOW!」では2週連続ハリー・ポッター祭りを開催。11月25日(金)今夜は記念すべきシリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』が放送となる。映画史に残るファンタジーの金字塔となった“ハリポタ”。伝説の始まりとなるシリーズ第1作となった『賢者の石』は2001年公開。公開当時は小説の挿絵から抜け出てきたようなダニエル・ラドクリフ演じるハリーをはじめとしたキャスト陣と、CGを駆使した美しい映像が話題となった。幼い頃に両親を亡くし、叔父のダーズリー一家に育てられた孤独な少年・ハリーのもとに、ホグワーツ魔法魔術学校の入学許可証が届けられる。ハリーの幼少期を知るというホグワーツからの使者・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)に連れられて入学準備を整えるハリーは、魔法の杖やフクロウなど魔法のアイテムを見て胸をときめかせるが、両親が悪の魔法使い“ヴォルデモート”に殺され、その戦いで生き残った自分が魔法界で特別な存在として語り継がれていることを知る。期待と戸惑いのなか、ハリーは同じ寮になった魔法使い一家の息子・ロン(ルパート・グリント)や、マグル(=人間)出身の少女・ハーマイオニー(エマ・ワトソン)らと行動を共にするように。そんななか、ダンブルドア校長(リチャード・ハリス)が立ち入りを禁止した4階の廊下に隠されている“何か”を、魔法薬学のスネイプ先生(アラン・リックマン)が狙っているのではないかと感じたハリーたちは独自に調査を開始する…というのが本作のストーリー。9月に公開された『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』では悪役に挑戦、俳優としてのキャリアを着々と積み上げているダニエル・ラドクリフをはじめ、来年GWに実写版『美女と野獣』の公開を控えるエマ・ワトソンらメインキャスト陣のまだ初々しい姿も見どころだ。金曜ロードSHOW!『ハリー・ポッターと賢者の石』は11月25日(金)21時~日本テレビ系で放送。次週12月2日(金)21時~からはシリーズ第2作となる『ハリー・ポッターと秘密の部屋』が放送される。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(笠緒)
2016年11月25日コーチ(COACH)がブランド創立75周年の締めくくりとして、コーチ・ビーストのレキシーと先史時代を共に過ごした彼女のフレンズにフィーチャーしたホリデーコレクションの販売を開始した。同コレクションではレキシー(Rexy)、ステギー(Steggy)、ウーリー(Woolly)、トリッキー(Tricky)と名付けられた4頭のコーチ・ビーストを象ったレザーパズルをはじめ、コインケース、バッグチャーム、リストレット、コースターセットといった数々のアイテムが展開される。深い艶、しっとりと柔らかな上質な質感を楽しめる純正のグラブタン・レザーはコーチオリジナルのレザーで、同コレクションでは財布などのライニングも薄くなめしたグラブタン・レザーを使うなど、素材へのこだわりは細部に見られる。同コレクションはフラグシップストアをはじめとする全国のコーチ・ストアで発売されており、銀座、表参道、新宿、仙台のフラグシップストアの店頭に常設している「クラフトマンシップ・バー」や一部のコーチ・ストア、期間限定ポップアップではイニシャルなどの英字やコーチ・ビーストなどコレクションの革小物に刻印出来るモノグラミングサービスも実施される。このサービスでは15種類のカラーと2サイズのフォントから選ぶことが出来、職人が目の前で施してくれる。同コレクションの発売を記念したポップアップの出店は札幌大丸が11月23日から29日、神戸大丸が11月30日から12月6日、京都高島屋、うめだ阪急が12月7日から13日、金沢アトリオが12月11日から22日、福岡岩田屋と近鉄あべのハルカスが12月14日から20日まで。全国百貨店のイベントスペースで順次実施される。また、オリジナル動画が作れるモバイルコンテンツ「Holidays with Rexy」を使って自分の顔写真をアップロードすると、レキシーと共にニューヨークの街に繰り出すショートムービーを作成できる。作成した動画はSNSでシェアして楽しめる。
2016年11月25日『ハリー・ポッター』の新シリーズで、原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろした映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』がきょう23日に全国966スクリーンで公開となり、大ヒットを遂げた『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)の初日の興行収入4.6億円を大きく上回る見込みであることがわかった。公開を待ちきれないポッタリアンとファンタビストたちが全国の劇場に詰めかけたほか、20~30代の女性客を中心に老若男女幅広い層が来場。水曜のレディーズデーに祝日が重なったこともあり、満席・完売となる劇場が続出するなど、絶好のスタートを切った。そして、正式な数字は集計中だが、少なくとも、興行収入95億円を記録した『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の初日の興行収入4.6億円を大きく上回る見込みで、興行収入100億円超えも十分に狙えるスタートダッシュとなった。3日間にわたって実施された来日キャンペーンも大盛況だった。主人公ニュート役のエディ・レッドメインをはじめ、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、そして、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマンプロデューサーが19日に来日し、21日より連日イベントに参加。日本のファンたちの愛を受け取ったエディは、「すごい体験をしました。一生忘れることはありません」と感激していた。なお、ひと足早く18日より公開した『ハリー・ポッター』のお膝元で、J.K.ローリングの母国でもあるイギリスでは、今年公開したすべての映画で1位となる大ヒットスタートとなっているほか、フランス、ポーランド、デンマーク、スロベニア、ハンガリー、チェコ、スロバキアでも今年最高のオープニングを記録。また、ロシア、ブラジル、韓国、インドネシア、UAE、台湾などの国で『ハリー・ポッター』シリーズすべての記録を塗り替えている。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月23日「アロホモラ!(扉よ開け)」先日行われた『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』ジャパン・プレミア。“魔法のトランク”から登場したエディ・レッドメインが、杖を手にこう呪文を唱えると、扉が開いてティナ役のキャサリン・ウォーターストン、クイニー役のアリソン・スドル、ジェイコブ役のダン・フォグラーらが次々登場、会場は大歓声に包まれた。こうして約8か月ぶりに日本のファンの前に立ったエディは、『ハリー・ポッター』新シリーズの初お披露目が、うれしくてたまらないといった様子だった。『ハリー・ポッター』と同じ魔法世界を舞台にした本作で、エディが演じているのは、かつてハリーたちと同じホグワーツ魔法学校で学んだ“先輩”の魔法使いにして、人間よりも動物といるほうが気が楽な魔法動物学者の主人公ニュート・スキャマンダー。エディは、「『リリーのすべて』ではリリー・エルベという、多くの人たちにとって象徴となるような女性を演じることがわかっていた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では、誰もがJ.K.ローリングと『ハリー・ポッター』を愛していることがわかっている」と、当初はこの重責に高揚感だけでなくプレッシャーもあったことを語っている。さらに、『ハリー・ポッター』とは、ちょっとした“縁”もあったらしいのだ。「僕はもちろん『ハリー・ポッター』シリーズは大好きだったよ」とエディ。「もともとは、僕の弟が家族全員を夢中にさせたというのがきっかけだったんだけどね。僕は、実は『ハリー・ポッター』の若きヴォルデモート役のオーディションもしていたんだけど、ページの4分の1も読まないうちに、あっさり落ちてしまったんだ(笑)。だから、思い入れがある…というか演じてみたかったのは、ヴォルデモートなんだよ。最悪のキャラクターって演じてみたいよね」と、まさかの発言が飛び出した。「私は(屋敷しもべ妖精の)ドビーが大好きだったわ」と話すのは、新ヒロインとしてニュートと行動を共にする、アメリカ魔法省に務める魔法使いティナ役のキャサリン。「私はとにかくドビーが好きで仕方なかったの。いまでもドビーのことを思うと泣きそうになるわ」と語り、2人とも、J.K.ローリングが生み出した魔法の世界にとても親しんでいたことが伺える。「僕は大学時代に、『ハリー・ポッター』のオーディションをしたわけだけど、1シーンすら演じる前に落ちてしまった。それから15年たって、今回起用されて本当に嬉しいよ」とエディ。およそ10年にわたりハリーを演じてきたダニエル・ラドクリフとは「撮影の前に何度か会った」そうで、「本当に素晴らしい俳優だと思うよ。彼とエマ(・ワトソン)と、ルパート(・グリント)から、最高の杖の使い方を盗んだよ(笑)」と、おちゃめに語る。「だけど、笑っちゃったのは、ダン(ダニエル・ラドクリフ)が、ニュートの着ているコートが『カッコ良くて、うらやましい』と言ったこと。というのも、ダンはずっと、なんで彼はカッコいいコートが着れないのか、と文句を言っていたらしいんだ(笑)。彼が着ていたのはジーンズとパーカーばかりだったからね。だけど、僕のほうは時代物の映画しかやってないから、僕は『ジーンズとパーカーを着る役を夢を見ている』って言ったんだよね(笑)」。ダニエルたちが演じてきた『ハリー・ポッター』と地続きの世界が描かれる本作だが、「『ファンタビ』で素晴らしいと思ったところは、『ハリー・ポッター』の原作や映画に描かれていた“魔法”がしっかりと描かれていることだ」とエディは言う。「だけど、この作品なりの別の形になって描かれていたところが素晴らしいと思ったよ。セットでものすごく興奮してしまったのは、新聞(日刊予言者新聞)があることで、中を開いてみたら、本当にその日のことが書かれていて、しかもその日にニューヨークで起きたことがあって、しかも6ページ目を見ると!…っていうね。あまり言えないけど」と、『ハリー・ポッター』シリーズとほぼ同じスタッフが手がけた、こだわり抜かれたその世界観に、改めて感銘を受けたことを明かす。「普通、娯楽大作の“フランチャイズ”といわれるような作品の場合、1作目は純粋に物語の始まりを設定するものでしかない場合が多いけど、この作品はJ.K.ローリングが、スリラー的な要素、コメディ的な要素、ロマンスやハートがあって、しかも感動的だと思えるような物語を、この1本の中にすべて織り込んで描いてみせたことが素晴らしいと思ったんだ。しかも、『ハリー・ポッター』シリーズと共有する部分もありつつ、この後も続いていくにも関わらず、この作品だけでもしっかりと完結しているところもね」とエディ。「もちろんイースター・エッグ(映画の中の秘密)も隠れているし、次回作へのティーザー的な部分もある」と続ける。この新しい『ファンタビ』のシリーズは、本作も含め全5部作にも及ぶ。「俳優としては、5本あるかないかに関係なく、脚本を与えられた作品を一生懸命演じるのが一番大事。この映画を可能な限り、最高の作品にすることが大事だったんだ」とエディが言えば、「私もよ。これが私たちにとっての1作目であり、これを最高の作品にすることしか考えていなかったわ。1歩、1歩。それ以外はできないから」と、キャサリンも隣でにこやかに応じる。キャサリンがティナ役に決まったとき、J.K.ローリングは“彼女がティナ役に決まって嬉しい”とツイートしたという。「私はそのツイートから目が離せなかった。彼女が、私がこの世に存在することを知ってくれているなんて信じられない!と思ったの(笑)。しかも、私が演じるのを喜んでくれてるわ、信じられない! ってね」。「自分で自分にハイファイブしたりしてね」(エディ)。「本当ね(笑)。それをツイートで見ただけでも、彼女がサポートしてくれていると分かって、本当に嬉しかったの。しかも、私に伝えるためにツイートしてくれたように思えたのよね。それは実際に彼女に会う1か月以上の前のことだったんだけど、私にとってはすごく意味のあることだったわ」と、キャサリンは感慨深げにふり返った。彼女が演じるティナは、いわばハーマイオニーから引き継いだ本作のヒロイン。以前はアメリカ魔法省(MACUSA:マクーザ)の中のエリート、闇の魔法使いを捕らえる“闇祓い”だったが、ある出来事がきっかけで異動になり、いまでは単調なデスクワークを任されている。だが、アメリカ魔法界では持ち込みも飼育も禁止されている魔法動物がニューヨークの街じゅうに逃げてしまったことを知り、行動を起こすのだ。「私はティナが内面的な葛藤を抱えているところが好きだわ」とキャサリンは言う。「彼女はかなり自信を失っていて、不安な状況にあるの。そこにすごく共感できたわ。常に自信満々で、落ち着いている人ってそんなにいないと思うのよね。もちろん、そんなふうに見せかけている人、というのはいると思うんだけど。でも、絶対にその下に何か隠していると思うから。それが素晴らしい方法で描かれていると思ったの」と、自身のキャラクターに触れる。「しかも、それはティナだけではないのよね。どのキャラクターも非常に豊かに、複雑に描かれていると思ったわ。周りのキャラクターもすごく複雑で、私のキャラクターを驚かせてくれた。それから、どのシーンも深く描かれているし、どのキャラクターも物語が進むにしたがって成長していくと、脚本を読んでいて思ったわ」と語り、「もちろんサプライズも、アクションもたくさんあるんだけど、(キャラクターの)小さな変化もたくさんあると思った。そういう部分も、演技していて楽しかったわ」。一方、「僕は、ニュートが自分の魔法動物たちに、すごく自信を持っているところが大好きだ」とエディは言う。「だけど、彼は人間との関係性においてはまるで役に立たない。つまり、彼は“見た目だけでは判断できない人”であるところが好きだったんだよね。映画の導入部で見たときは、すごくシャイな人に見えると思うけど、それはニュートが慣れてない環境にいるからなんだ。だけど、彼が動物たちと一緒にいるところを見ると、彼の複雑で、素晴らしい部分が見えてくると思うんだ」。確かに、初対面の人とはなかなか目も合わせられず、人見知りのニュートだが、魔法動物たちと接するときは瞳がキラキラ、表情も優しくなり、まるで別人のように生き生きとする。エディはさらに、「ジョー(J.K.ローリング)はこの4人組全員に、そういう要素を描いてくれたと思うんだよね」と続ける。するとキャサリンも、「それが彼女のメッセージの1つだと思うから。見た目以上のものをそれぞれの人たちが抱えている、ということを伝えたかったのだと思うわ。一瞬で人を判断するのは危険だということ。もちろんそれって現代の私たちにとってもすごく大事なメッセージよね」と言葉をつなぐ。ティナのたった1人の妹クイニーも、人の心を読むことができる明るい性格の魔法使いだが、それゆえに“生きづらさ”をも感じている。また、ニュートと出会い、魔法の世界に初めて誘われる人間(ノー・マジ)のジェイコブも、退屈な缶詰工場に見切りをつけ、夢だったパン屋を開こうとしていたところだ。なかでもニュートとティナは、大切なものへの愛情の深さや、正しい行いへの思いなど、それぞれに信念や情熱がありながらも、周りが見えなくなってしまう不器用なところはよく似ているのかも?「全くその通りだと思うわ。だから、2人は惹かれ合ったんだと思うし、この4人も仲間になったのだと思うの。ティナは、もともとは自分に自信があったのに、ここでは、自分の道を切り開かなくてはいけない立場に立たされているもの」とキャサリン。「ニュートは、“過去に人に傷つけられた”せいで、魔法動物といるときだけは自信があって、自分らしくいられる。だけど、人間関係においては、まったくシャイで、役立たずだ。この2人、そして4人の素晴らしいところは、彼らと一緒にいると、それぞれのいい部分が引き出されて、一番いい自分の姿になれるところなんだよね」と、エディもニュートと仲間たちの関係性をそう表現する。「本当にその通りだと思うわ。ティナは、ニュートが魔法動物たちと会話しているところを見て、それに気づくの。『この人、さっきまでのただのシャイなだけの人ではないわ』ってね」。“人は(魔法動物も?)見かけによらない”“目に見えるものだけが真実ではない”のは、実は本作の裏テーマともいえる。今回の波乱万丈の旅をへて、より深く知り合い仲間になったニュートとティナ、そしてクイニーとダンの4人は、これからどこへ向かうのだろうか?ニュートの過去には、いったい何があったのだろうか?そのヒントはもしや若き日のダンブルドアが握っているのだろうか?疑問は尽きないが、彼らの旅は、まだ始まったばかりだ。(text:cinemacafe.net)
2016年11月23日『ハリー・ポッター』の新シリーズとなる映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の初日舞台挨拶が23日、都内で行われ、来日中のエディ・レッドメイン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマンプロデューサーが登壇。法被姿で鏡開きに挑戦した。21日にジャパンプレミア、22日にファンイベント、そしてこの日は初日舞台挨拶と、3日連続で来日イベントを行ったキャスト・スタッフ陣。来日ゲストによる初日舞台挨拶登壇は異例で、先行前売り券の倍率は10倍、一般発売は即完した。そんな期待を高めたファンたちの熱気あふれる会場に来日ゲストが登場すると、大歓声が沸き起こった。主演のエディは「コンニチハ。本当に日本は特別な国です。今年、2回目の来日ですが、来るたびに好きになります。『ファンタスティック・ビースト』の世界の新しいキャラクターに愛を感じてほしい」と呼びかけ、今年のシネマコンで"日本に行きたい"と言っていたアリソンは「ニホンダイスキ。ワールドツアーの最終日を素敵なみんなと日本で迎えられてうれしいです。こんな魔法のような経験をしたことはありません。夢って叶うんですね」と感極まって涙ぐむ一幕も。さらに、ダン・フォグラーも「ニホンダイスキ」と日本語で挨拶し、「昨日は本当に楽しかった。キャラクターの衣装を着て来てくれたり、日本のファンの愛を感じました」と前日のファンイベントを振り返った。そして、イェーツ監督は8時15分開場と早い時間の実施にも関わらず集まった観客に「朝早くから大勢集まってもらえてうれしい。4週間前に完成したばかりの作品で、何百人ものスタッフが携わりました。きっとみんなが今日ここに来たら興奮したと思います」と感激し、「『ハリー・ポッター』シリーズに続く作品としてふさわしい作品です」と自信。プロデューサーのヘイマンは「今日、みなさんにこの映画を届けられるのがうれしいです。一つ一つの場面にJ.K.ローリングの精神があふれているので、私たちが楽しんで作ったのと同じように楽しんで観てほしい」とアピールした。さらに、記念すべき初日を、日本の伝統衣装を着て、日本の伝統儀式でお祝いすべく、名前入りの"ファンタビ"法被を着ると、エディは「色がかわいい。ロンドンでも着ようかな」と大興奮。そして、日本ならではの鏡開きに挑戦すると、エディは「すごい体験をしました。一生忘れることはありません」と感激し、「日本のみんながこの作品を愛してくれれば、また日本に戻って来られると思います」という言葉で、同イベントおよび3日間に及ぶ日本でのプロモーションを締めくくった。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月23日『ハリー・ポッター』の映画シリーズ全8作をメガヒットさせ、同シリーズの新章『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)も手掛けた名プロデューサー、デイビッド・ヘイマンにインタビュー。『ハリー・ポッター』の原作者J.K.ローリングが初めて手がけた映画の脚本を、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)以降の後半4作を手掛けたデイビッド・イェーツ監督が映画化した『ファンタビ』。主演は『博士と彼女のセオリー』(14)のアカデミー賞俳優エディ・レッドメインだ。まさに鉄板ともいうべきドリームタッグだが、彼らを呼び寄せて1つのチームにしたのがデイビッド・ヘイマンだ。エディ演じる風変わりな魔法動物学者ニュート・スキャマンダーと、魔法動物(ビースト)たちとのひと騒動を描く本作。冒険ファンタジーとしてのテンポも良いし、ニュートをはじめ、愛すべきキャラクターたちの魅力を余すところなくちりばめた丁寧な作りも素晴らしい。これまでの輝ける功績は言うまでもないが、『ファンタビ』もすでに世界中で大ヒットを驀進中だ。一体デイビッド・ヘイマンはどんな信念の下で、世界中の映画ファンが熱狂する作品を生み出してきたのか。また、すでに話題沸騰となっている、あのビッグ・スターのキャスティングについても聞いてみた。――エディ・レッドメインが、冒険ファンタジーで主演を務めると聞いた時、少し意外性を感じましたが、映画を観たら非常にハマっていてとてもチャーミングでした。私は本作をファンタジーとは思ってなくて、むしろ真実であると思えることが大事だと考えています。もちろん俳優さんは素晴らしいイマジネーションをもっていて、実際にいろんなキャラクターを演じますよね。でも、彼らがそのキャラクターになった時、彼らの素の部分もどこかキャラクターに投影されると思っているんです。そういう意味で、ニュートは本当に1920年代に実在している英国人という感じがしました。ニュートは本作の主人公ですが、よくある普通のヒーローらしからぬキャラクターです。人間がちょっと苦手で、どちらかというと動物といる方が心地良いという変わり者です。実際のエディはニュートよりも社交的だとは思いますが、そこの部分を彼は絶妙に演じてくれました。もちろんニュートのような人間を主人公にしたJ.K.ローリングさんもすごいと思っていますが。――J.K.ローリングさんが映画の脚本を手がけるのは初めてでしたが、『ハリー・ポッター』シリーズではどの段階で脚本に目を通されていたんですか?『ハリー・ポッター』の場合は脚本の中盤くらいで見せていました。当時の彼女は小説の執筆で忙しかったので。今回は最初から関わっていますが、『ハリー・ポッター』の時と同じように、プロデューサーの1人という立場からもいろいろとサポートしてくれました。例えば今回は、ニュートがもつ魔法のトランクの内側のデザインについても、彼女の意見がかなり反映されています。ニュートはものすごい魔力をもつ魔法使いではないから、きっとトランクの中身もホームメイドで作れるようなものであるはずだと彼女に言われ、なるほどなあと思いました。――ある重要な役柄で超大物スターが登場しますが、そのキャスティング理由についても聞かせてください。彼をあの役にもってくるのは、素晴らしいアイデアだと思いました。あの役はアイコン的な俳優でないと負けてしまうと思っていたので、本当にベストだったなと。彼はこれまでにもいろんなアイコン的キャラクターを作り出してきた俳優だから、彼ならきっとできるだろうと私たちは確信していました。――すでに『ファンタビ』が大ヒットしていますが、いつも映画を作る上で客層やマーケティングなどはどこまで意識されていますか?僕が映画を作る上でいつも念頭においているのは、人のためではなく自分のために作ることです。まずは自分が観たいものを作ること。私はそうやってしか映画を作れませんし、もしも自分がそう感じられない作品なら絶対にうまくいかないとも思っています。映画は何年もかけて作るもので、作っていく上でいろんな障害が生じます。自分が心から作りたいと思ってやっていかないと、それは単なる"商品"になってしまうんです。また、自分がいいと思ってないものを作ってしまったら、観客にもそういう思いがバレてしまうと思います。私が次から次へと映画を作っていけるのは、ただ単に自分が心から作りたいものを作っているからなんです。――でも、それが超大作であればあるほど、そこにプレッシャーや怖さは生じませんか?もちろん最初に取り掛かる時には怖さを感じますし、どうしようかと考えたりもします。やっていくうちに、もっと良くなる可能性があるとも思ってしまうし、もしかしてこの映画は失敗するんじゃないかと心配したりもします。やっぱり最終的な反応をもらえるまで、不安はつきものです。実際、私がコントロールできる部分は自分にとって楽しいものであり、自分が大事だと思えるものという部分だけで、観客の反応は自分の範疇外ですから。――できあがった作品については、いつもどんなふうに向き合っているのですか?作品に長く関わっていると、思い通りにいかない部分が出てきたり、逆に自分が想像したよりも良くなった部分が出てきたりします。幸い、デイビッド・イェーツ監督や主演のエディたちとはそういう意見交換ができる関係性です。今回1作目を作りましたが、この次もきっといっしょに仕事をすると思います。――完成した映画をきちんと批評した上で、次へ進むということですね。そうです。作った映画においては、自分たちが一番厳しい批評家であるべきなんです。その分析は、作りながらもやっていきます。デイビッド・イェーツ監督と組むのは今回で5作目だけど、お互いにエゴも何もなく、正直にものが言える関係なんです。作品を観た上で、次はここを改良したいとか、もっとより良いものにできるんじゃないかとか、そういう前向きな気持ちをもって次の作品に臨みます。そこが映画作りにおいてとても大事な部分で、そのことにすごくワクワクします。――次の2作目にはもう入っているのですか? 全5作になると言われていますが。はい。もちろん脚本は書き始めていますが、ちゃんと映画になるかどうかは1作目の結果次第ですね。オープニング成績がとても良かったからきっと2作目も作れるんじゃないかとは思っていますが、さらに良い映画を作っていきたいです。今後のストーリーについては、J.K.ローリングさんにしかわからないですよ(笑)。――最後に、プロデューサーの仕事の醍醐味について教えてください。私は毎日頰をつねっています。こういう仕事ができていることが夢じゃないかなと思っているので。しかもタダじゃなくてお金までもらえるんですから。いろんなクリエイティビティを毎日見られること、その瞬間の1つ1つが醍醐味です。私はクリエイティブな人に囲まれて仕事をするのが本当に好きなんです。俳優さんは一生懸命役になりきり、プロダクションデザイナーはセットなどいろんなものを作っていき、コスチュームデザイナーはいろんな色の衣装を考えていく。500人くらいの人々がいろんな仕事をして、監督がすべてをまとめていく。私はそれこそが"魔法" だと思っていますし、その場にいられる私は本当に幸せ者です。■プロフィールデイビッド・ヘイマン1961年7月26日、イギリス生まれの映画プロデューサー。1999年に『ハリー・ポッター』の映画化権を得て、全8作の映画シリーズを製作。その他のプロデュース作品は『アイ・アム・レジェンド』(07)や『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(08)、『ゼロ・グラビティ』(13)など。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月23日