さらさら理想美肌をかなえる夏ファンデ高品質なコスメアイテムを多数輩出している、ヘレナルビンスタイン。とくに、理想の肌色を複製する(=クロンする)という究極のファンデーションとして、ブランドが自信をもって展開する「カラー クロン×3 フルイド」は有名なところ。各種コスメ専門誌やサイト、美容家らの評価も高いアイテムだ。このファンデーションの夏限定バージョンとして、2年前に限定発売され、大好評のうちに完売してしまった幻のアイテム「カラー クロン サブリ マット」が今年の夏、再発売されることが決定した。登場を待っていた人も、新たに試してみたいという人も、ぜひチェックしておきたい。新色にも注目!発売開始は7月1日で、カラーは限定2色。前回の「ベージュナチュラル」に加え、新色として「ゴールドキャラメル」が登場する。幅広く活用できるベージュナチュラルに対し、ほんのり日焼け感のある、美しい夏のブロンズ肌が演出できるのが、このゴールドキャラメルだ。夏限定ならではとして、メイクを楽しみたい方にお勧めのものとなっている。夏バージョンのファンデーションということで、毛穴をカバーしながら、余分な皮脂を吸収。テカリをおさえ、さらさらの美しい仕上がりな肌をキープしてくれる力に優れている。中に配合されている、パープルとグリーンの2色のパールが、気になる赤みをおさえ、透明感のある輝きをもった理想的な肌へ導いてくれるところも優秀なポイントだ。今回も即完売必至。ぜひはやめにチェックしておこう。元の記事を読む
2012年06月17日「FAME」をTwitterにて公開日本にも数多くのファンをもつ、米アーティストのレディー・ガガが14日、公式Twitterアカウントで、自らがプロデュースした香水を初公開。おおいに注目を集めている。彼女が香水をプロデュースするのは初めてのこと。名称は「FAME」で外装パッケージに「LADY GAGA FAME」の印字がうかがえる。ボトルはブラックとゴールドでデザインされたもので、シンプルながら立体感のある強さをもったデザイン。彼女のヘアや衣装のイメージと親和性のあるオーラを纏っている。(Lady Gaga Twitter投稿より参考画像)今夏発売予定か液体のカラーが真っ黒というところも目を引くポイントで、とても個性的&印象的。ガガの香水プロデュースに関しては、以前から様々なうわさが飛び交っていたが、こうしてようやく実際にかたちになったようだ。香りはパッケージの説明によると、ベラドンナ、タイガーオーキッド、アプリコット、サフラン、はちみつなどとなっている。報じられているところでは、今夏にも発売予定ともいわれている。具体的に発売決定、発表となれば、世界中から注目を集める香水となりそうだ。元の記事を読む
2012年06月15日6月13日(水)夜、都内・六本木ヒルズアリーナにて『アメイジング・スパイダーマン』のワールドプレミアが開催された。同日に行われた記者会見に続き、来日中の主演アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーンを始めキャスト・スタッフが集結!“本物”のスパイダーマンも登場し、映画さながらのスウィングアクションで会場に駆けつけたファンを大いに沸かせた。1,000人もの観客が押し寄せ、会場がスパイダーマン一色となり大盛り上がりを見せる中、日本版のテーマソング「ラブ・ゲーム」を歌っている「SPYAIR」のメンバー一同、さらに人気アイドルグループ「乃木坂46」が艶やかなスパイダーマンカラーに蜘蛛のプリントがなされた浴衣姿でゲストとして登場した。会場と一体になってスタートコールを告げると、“本物”のスパイダーマンが登場。六本木の空を旋回し、壁の上でバッチリとポーズも決めた。すると突然姿をくらましたのと同時に、アンドリューたちがレッドカーペットに姿を現し、会場の熱気は最高潮に!観客の盛り上がりを前にして、アンドリューは「ニホンガダイスキデス!」と挨拶。「みなさんに心を込めてありがとうと言いたい。今日は本当に素晴らしい一日です」と感激しきりだった。誰もが知るヒーローであるスパイダーマンを演じるにあたり、4か月のトレーニングで肉体改造を行ったというアンドリュー。「すごくきつかったけれど、その甲斐があったと思っています。監督からも、痩せっぽちがやっつけるところに意味があるとの話があったので、あまり大きくなってはダメで。僕は子供の頃から痩せてて、痩せたまま筋肉をつけることを心がけました」と並々ならぬ苦労を明かした。アンドリューとのラブラブぶりを会見でも見せていたエマは、鮮やかなオレンジのドレスから衣裳替えし、プレミアイベントではブラウンのバルーンスタイルワンピというシックな装いで登場。「スパイダーマンのようなヒーローをボーイフレンドに持った気分は?」との質問には「スパイダーマンが彼氏だと、いろんなところに素早く移動できるのが魅力」とチャーミングに答え、「少女時代に読んでいなかったコミックを読んで、前の作品も観て、マーベルそのものを勉強しました。トカゲの研究所に行ったりもしたんですよ」と役作りについて明かした。今回の新生『スパイダーマン』では、アクションだけでなく、ピーターとグウェンの青春ストーリーも見どころとなるが、マーク・ウェブ監督は「ピーターは非常に面白いキャラクター。グウェンとの恋、そのほかいろんなことを初めて経験していきます。空を飛んだりする素晴らしいスペクタクル以外にも、そこに息づいているイノセントなハート。それを守ることがこの映画にとってとても大切だと思いました。無垢な心、それがスパイダーマンであり、ピーター・パーカーなのです」とファンを代表して、スパイダーマンの魅力を熱く語った。その後のフォトセッション中も大歓声が送られ、大興奮のうちにワールド・プレミアは幕を閉じた。『アメイジング・スパイダーマン』は6月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.
2012年06月13日映画『アメイジング・スパイダーマン』のワールドプレミアが13日に、東京・六本木ヒルズで開催され、主演のアンドリュー・ガーフィールドをはじめ、エマ・ストーン、リース・イーヴァンズ、マーク・ウェブ監督らが出席した。会場には約1000人のファンが駆けつけ、世界最速でのプレミア開催に大興奮し、感極まったガーフィールドは「ニホンガ、ダイスキデス」と日本語であいさつした。その他の写真本作は、スタッフとキャストを一新し、新たな“スパイダーマン/ピーター・パーカー”の成長と戦いを描くシリーズ第1弾。そのワールドプレミアの地に選ばれたのが、日本だった。客席エリアには、スパイダーマンのマスクをつけた小さな男の子の姿もあり「君、カッコいいね。本当にありがとう」とガーフィールドが呼びかける場面も。ピーターの恋人を演じるストーンも「最高のファンがいる日本こそが、ワールドプレミアにふさわしい場所ね」と興奮を隠しきれない様子だった。また、スパイダーマンの宿敵となる巨大トカゲ・リザードに変身する天才科学者を演じたイーヴァンズは「僕らは、この作品をとても楽しみながら撮影したんだ。だから、日本のみんなにも同じくらい映画を楽しんでほしい」とアピール。長編2作目にして、ハリウッド屈指の超大作を任されたウェブ監督も「スパイダーマンという国をこえたシンボルを、ここ日本で皆さんと分かち合えるのは本当にうれしい」と感激しきり。「スペクタクル大作であることに間違いないが、一番大切にしたのはピーターの“ピュア”なハートなんだ」と見どころを語っていた。幼い頃に両親と離れ離れになった高校生のピーター・パーカーが、科学者だった父親の極秘研究を知り、その秘密を探ろうと、父親の共同研究者だったコナーズ博士(イーヴァンズ)に接触。ときを同じくして、奇妙なクモにかまれたピーターは、驚異的なパワーに目覚め、正義のために戦う決意をする。世界に先駆け、日本での最速上映が決定した本作。新たなステージに立ったスパイダーマンの“苦悩”と“成長”をいち早く味わうチャンスがもうすぐ到来する。『アメイジング・スパイダーマン』6月23日(土)、24日(日)世界最速3D先行上映(一部劇場除く)6月30日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年06月13日その人気を世界的なものにした『シザーハンズ』の公開から20余年、黄金のタッグと言われるティム・バートン監督作然り、作家性の強い作品に数多く出演しその存在感を確立、さらに『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの爆発的ヒットで一層幅広いファンを獲得してきた、ジョニー・デップ。ハリウッドで随一の人気を誇る彼が自身の企画で映画化した『ラム・ダイアリー』が6月30日(土)より公開となる。この日本公開に先駆けて、6月9日(土)、ジョニーの49歳の誕生日を記念して、彼をこよなく愛する日本の女性ファンたちによるバースデイ・イベントが都内にて行われた。長きにわたり衰えることないジョニーの人気の秘密とは?ファンの声からその秘密を探ってみた。ジョニーが敬愛してやまない伝説のジャーナリスト、故ハンター・S・トンプソンの原作を基に、灼熱のプエルトリコを舞台にしたスリリングなラブロマンスを描いた、ジョニーの素顔が存分に楽しめる本作。バースデイ・イベントには都内近郊に住む女性を中心に、はるばる名古屋から足を運ぶ人も。先日のジョニーの来日時にゲットした直筆サイン入りグッズを始め、各々のお宝グッズを持ち寄って披露したり誕生日を祝して手作りのジョニー・グッズが配られたりと、熱心なファンぶりがうかがえた。また、店内にジョニーの映像が流れると悲鳴に似た歓声が沸いた。ジョニー・デップ49歳を記念して「JDB49」と称されたこのイベント、昨年「AKB48」とかけて「JDB48」なるパーティを開催したのをきっかけに、ファンコミュニティの間でスタートしたという。お宝グッズはもちろん、ファンにとって一番語りたいのはハリウッドスターの中でも1、2位を争うファンサービス精神を誇るジョニーとの“接触”体験。来日時に空港に駆けつけるのは当然、中には「大変なときは朝から晩まで空港で待ち、3食空港で食べた」、「プライベートジェットで来たときのために、トム・クルーズが来たときにシチュエーションを練習した」といった涙ぐましい(?)逸話も。ジョニーが20代の若かりし作品から50代を目前に迎えた現在まで、長きにわたり彼を追いかけてきたそんなファンたちにとっての彼の最大の魅力を聞いたところ、口々に出てきたのは「セクシー」、「エロカッコイイ」というキーワード。そのポイントは、声や目、タバコを吸う仕草などそれぞれ異なるが、それは年齢を重ねても変わらないよう。また昨年、シネマカフェでジョニー・デップ出演映画の中での人気投票を行った際には『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズが圧倒的な人気を見せていたが、一番好きな作品を尋ねたところ、『シザーハンズ』(’90)が第1位に。次に『ナインスゲート』(’99)や『スリーピー・ホロウ』(’99)、『デッドマン』(’95)と、『パイレーツ』以前の90年代の彼の代表作が並んだ。中でもティム・バートン監督とのタッグ作はやはり不動の人気を得ており、「コスプレで白塗りの方が振り切ってる感があって、その下から彼の内面が見える気がする。それはティム・バートンだから見せられるものなのかも」という興味深い見解も。どこかミステリアスな雰囲気の中で、役柄を通して彼が見せる内面的な魅力もファンにとっては愛してやまない理由の一つのようだ。そんなジョニーが年齢を重ねた色気を放つ『ラム・ダイアリー』は、6月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。久しぶりに素顔をさらしている作品とあって、ファンにどう受け止められるのか、期待したいところ。■関連作品:ラム・ダイアリー 2012年6月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 GK Films, LLC. All Rights Reserved.
2012年06月11日萌えキャラで埋め尽くし!ユニークでセクシー、現代東京のデザインを多様に提案していくユニークなファッションブランド「NEON OPERA TOKYO」のランジェリーが話題を呼んでいる。「AKIBA MANGA GIRLS」と名付けられたシリーズで、ベビードール、ブラジャー、ショーツの各種がそろう。いずれも、キュートな萌えキャラのランジェリー姿が漫画で描かれ、埋め尽くされたプリントとなっており、manga girlsテキスタイルを贅沢に楽しめるランジェリーだ。他にはないレア感が喜ばれるかも??ベースはオフホワイトカラーの生地で、そこにブルーで線画によりキャラが描き込まれている。ポップすぎず、ギークすぎず、セクシーキュートでちょっと危うい魅力がポイントの個性的なランジェリーシリーズといえるだろう。ベビードールは前開きをリボンで止めるもの。オレンジのフリルが特徴だ。ブラジャーにはブランドロゴ入りのメタルタグが施されたシルク仕様。ショーツもシルクサテンを用いたリボンタイプとなっている。シルクランジェリーということで、お値段もやや高めとなっているが、他にはないレア感、不思議な可愛らしさが、ギフトにも喜ばれるかも。見せる下着の楽しみとして、自分買いもありだ。ちょっとアートな現代のランジェリーたち。一度チェックしてみては。元の記事を読む
2012年06月11日原作ファンも納得のキャスティング人気のドラマがマンガ原作ということが多い昨今。原作ファンだった人もそうでない人も楽しめたドラマがたくさんありました。そこで女性544名に「マンガのドラマ版(2000年~2009年)で面白かったもの」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.マンガのドラマ版(2000年~2009年)で面白かったものは?(複数回答)1位『花より男子』シリーズ39.5%2位『のだめカンタービレ』25.9%3位『JIN―仁―』21.9%4位『ごくせん』シリーズ20.8%5位『ライアーゲーム』シリーズ16.4%■番外編:このドラマは面白かった!!・『デカワンコ』:「原作とは異なっていたが、ドラマ版も魅力的なキャラクターが多く、ストーリーもコメディーとシリアスのバランスが絶妙でとても楽しく見ていた」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・『特命係長・只野仁』シリーズ:「只野仁がすごいハマり役だと思いました。実写でもシュールなことをすごくまじめにやったのもよかった」(30歳/情報・IT/技術職)・『まるまるちびまる子ちゃん』:「子役が演じていただけあって、マンガっぽい展開もすんなり受け入れられた」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・『桜蘭高校ホスト部』:「実写化が怖かったけど、しっくりきていた。あの環先輩をあそこまで演じた山本裕典さんの演技力はすごい」(29歳/電機/秘書・アシスタント職)・『荒川アンダー ザ ブリッジ』:「個性的な登場人物が現実にいるような感じで演じられていたと思うので」(23歳/ソフトウェア/事務系専門職)・『金田一少年の事件簿』シリーズ:「ゆるい雰囲気が原作とは違った味が出ていてよかった」(26歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■『花より男子』シリーズは面白かった!!・「イケメンがいっぱい出てきて、さらに井上真央さんの演技もうまくて物語にのめり込めました。すごく面白い脚本だったのも大きいと思います」(25歳/情報・IT/技術職)・「日本、韓国、台湾、中国で作られたドラマを全部見た。それぞれの国の人気俳優が演じていて、内容にもお国柄が出ていて面白い」(24歳/情報・IT/営業職)・「マンガを少し知っていて、ドラマを見たが、主人公はドラマのほうが断然いい!!」(30歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「井上真央さんと松本潤さんというキャスティングがよかった」(26歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「マンガのイメージを壊さないキャスティングがよかった」(25歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)(評)アジア各国で実写化されている大人気作品。原作とは異なるストーリーもあったので原作ファンも楽しめたのでは!?■『のだめカンタービレ』は面白かった!!・「音楽マンガなので、ドラマで実際に音が聞けるのはいい。ストーリーもわりと原作に忠実だし、上野樹里さんと玉木宏さんがかなりハマり役」(24歳/生保・損保/事務系専門職)・「マンガをちゃんと再現しているのに、ドラマとして成り立っていたし面白かったから。上野樹里さんが役にぴったり!」(29歳/電機/技術職)・「原作に結構忠実だった。ドラマとしても面白く、DVDを借りてもう1回見た」(23歳/情報・IT/販売職・サービス系)・「音があるとマンガよりイメージがわきやすくていい」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/クリエイティブ職)・「のだめと千秋さまの雰囲気がそのままばっちり当てはまっていたから」(25歳/食品・飲料/営業職)(評)変人のだめを演じきった上野樹里さんの高い演技力も話題になりました。■『JIN―仁―』は面白かった!!・「マンガを映像化すると批判されることがあるけど『JIN―仁―』は別!配役とストーリーがよかったし、繊細な感情もよく表現されていたと思う」(24歳/学校・教育関連/その他)・「面白かったし、感動した。もっとしっかり生きなければと思わされた。終わってしまったときは空虚感に襲われた」(30歳/ソフトウェア/技術職)・「時代背景がきちんと描かれていて、見ていて引き込まれるようなドラマだったから」(29歳/学校・教育関連/専門職)・「展開が面白く、毎週楽しみにしていた」(26歳/その他/販売職・サービス系)・「手術シーンがうまく映像化されていた」(25歳/情報・IT/技術職)(評)完結編の最終回の平均視聴率は26.1%(ビデオリサーチ調べ)を記録しました。続編もやってほしいですね。■『ごくせん』シリーズは面白かった!!・「キャラクターが原作の世界観を失わずにうまくできていた。原作を知っていても違和感がありませんでした」(28歳/医療・福祉/販売職・サービス系)・「原作をいい意味で裏切っていたので好き」(28歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「仲間由紀恵さんが演じるキャラが濃くて面白かった。毎週欠かさず見ていた」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)(評)イケメン俳優を多く輩出してきたドラマ。松山ケンイチさんや水嶋ヒロさんも出演していました。■『ライアーゲーム』シリーズは面白かった!!・「原作も読んだが、ドラマも好きだった」(22歳/農林・水産/秘書・アシスタント職)・「音楽もよく、いい雰囲気になっていたと思う」(24歳/電力・ガス・石油/販売職・サービス系)(評)2010年、2012年には映画も公開され、実写化されてからの人気も高い作品です。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年3月30日~4月4日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性544名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由【ランキング女性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング女性編】過激すぎて家族で見にくかったドラマ(2000年代)完全版(画像などあり)を見る
2012年06月07日エマ・ストーンが人気コメディドラマ「iCarly」に出演するようだ。アメリカで最終シーズンを迎えるミランダ・コスグローヴ主演の同ドラマの1エピソードで、エマは劇中番組の元気いっぱいのファンの役でカメオ出演するという。年内に放送されるこのエピソードでは、ミランダ演じるカーリーとその仲間たちがジェリー・トレイナー扮するスペンサーに友達を探そうとする姿が描かれることになっており、その道中でエマのキャラクターが登場するようだ。5シーズンを経て今年11月に放送終了を迎える同番組。その最終エピソードは今月にも撮影される。これまでもミシェル・オバマ大統領夫人やジム・パーソンズなどを始めとした著名人がゲスト出演を果たしており、今後もエマのほか、コメディアンで俳優のジミー・ファロンらの登場が予定されている。エマは今月30日(土)から日本公開される『アメイジング・スパイダーマン』にヒロイン役で出演を果たしており、これに先駆けて来日することも決定している。■関連作品:アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.
2012年06月04日「ぴあ」調査による6月1日、2日公開の映画満足度ランキングは、東方神起、少女時代らが昨秋に行なったニューヨーク公演の模様を収めた記録映画『I AM. SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN MADISON SQUARE GARDEN』がトップに輝いた。2位にシャーロット・ブロンテの名作を映画化した『ジェーン・エア』が、3位にマーティン・シーン主演の人間ドラマ『星の旅人たち』が入った。その他の写真1位の『I AM…』は、SMエンターテインメントに所属する人気アーティストたちが行なったステージの模様や舞台裏などを記録した音楽ドキュメンタリー。出口調査では「アーティストたちの涙ぐましい努力に感動」「いろんな壁を乗り越えてデビューを果たし、今の彼らがあるのだと思った」「迫力があってライブのような盛り上がりだった。K-POPを聴かない人にもオススメ」など、10代から40代までの女性ファンから圧倒的な支持を集めた。2位の『ジェーン…』は、不朽の名作を若手俳優のミア・ワシコウスカとマイケル・ファスベンダーで映画化したラブ・ストーリー。アンケート調査では、「逆境にめげず一途な愛を見つけていく主人公の生き方に惹かれた。ミア・ワシコウスカは『アリス・イン・ワンダーランド』のときとは変わった姿で驚いた」「当時のイギリスの風景や社会状勢などがよく表現されていて、上流階級の暮らしや衣装などもよかった」「悲劇的だったが見応えたっぷり。マイケル・ファスベンダーの演技は渋くてカッコイイ」「登場人物の感情の動きを感じさせる演出で、ジックリ見入ってしまった」など、特に40代以上の観客から高く評価された。(本ランキングは、2012年6月1日(金)、2日(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年06月04日韓国のマルチエンタテイメントグループ・SUPER JUNIOR(スーパージュニア)が、8月24日(金)に横浜・赤レンガパーク特設野外ステージで、日本では初となるファンミーティングを開催することになった。SUPER JUNIORは、世界各国でのコンサート活動を中心にしているため、メンバー全員が揃って来日することができないにもかかわらず、3rdシングル『Opera』(5月9日発売)は約16万枚を売上げ、2012年の韓国アーティストとして最高の初週売上を記録。また、2011年11月の韓国・ソウルから始まったワールドツアー「SUPER SHOW4」では今年5月東京ドーム公演で2日間を連日ソールドアウトさせ、約11万人を動員した。今回ファンミーティングは、これらの記録を実現させたファンへの恩返しとして用意したという。開放感溢れる野外ステージということもあり、「SUPER SHOW4」とはひと味違った彼らの魅力を感じられそうだ。イベントの詳細は公式サイト(まで。
2012年06月04日日本最大級のアニソンライブ「アニメロサマーライブ」が仕掛ける新しいゲームソングライブイベント「SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-」が、5月26日に開催された。記念すべき第1回となった今回、約4000人ものファンがパシフィコ横浜 国立大ホールに詰めかけ、総勢21組38名の出演アーティストが4時間半にわたりパフォーマンスを繰り広げた。巨大LEDスクリーンに同イベントのために作り起こされたゲーム作品映像が映し出され、ゲーム作品とシンクロさせたその演出がアーティストのパフォーマンスをさらに盛り上げる。アンコールには出演者が揃ってステージに登場し、イベントテーマソング「NEW GAME」を合唱、オーディエンスからは歓声が送られ幕を閉じた。終演後には、スクリーンに「To Be Continued…」の文字が。さらに、ライブの模様はニコニコ生放送:Zeroでも中継された。また、イベントのフィナーレを飾った「NEW GAME」のリリースも決定。6月13日(水)発売。■SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-出演アーティスト:THE IDOLM@STER(今井麻美・長谷川明子・沼倉愛美)、AiRI、アフィリア・サーガ・イースト、彩音、いとうかなこ、今井麻美、CooRie、栗林みな実、榊原ゆい、サクラ大戦 帝国華撃団<真宮寺さくら(横山智佐)、神崎すみれ(富沢美智恵)、マリア・タチバナ(高乃麗)>、佐藤ひろ美、Ceui、Zwei、nao、NanosizeMir、飛蘭、Prico、桃井はるこ、yozuca*、LieN -リアン-、Rita(50音順)■「NEW GAME」作詞/作曲:栗林みな実/志倉千代丸発売日:2012年6月13日(水)発売元/販売元:5pb./クラウン徳間ミュージック販売価格:¥1,050(税込)仕様:12cmマキシシングル品番:YZPB-5008歌唱アーティスト:彩音、いとうかなこ、CooRie、栗林みな実、佐藤ひろ美、nao、飛蘭、yozuca* (50音順)
2012年06月01日今年CDデビュー8周年を迎える関ジャニ∞が、アニバーサリーイヤーのサプライズとして、ファンへの感謝の気持ちを込め、東京、大阪でふたつのビッグイベント開催する。関ジャニ∞は2004年9月22日にシングル『浪花いろは節』で全国デビュー。同作品はオリコンの総合チャート及び演歌チャートで1位を記録。ジャニーズ事務所にとっては珍しい演歌歌謡曲系グループとして異色のデビューを飾る。以来8年、今まさに頂点を目指そうとしている彼らが、アーティスト名の“8”にちなんで、デビュー以来言い続けてきた、「8周年はでかいことをやる!」という夢を実現させる。イベントのひとつ目は、8月8日(水)に京セラドーム大阪で開催するファン感謝CD特典フリーイベント。6月13日(水)発売の8周年第1弾シングルCD「愛でした。」(錦戸亮主演TBS系木曜ドラマ9「パパドル!」主題歌)と次作シングルCD(発売時期・パッケージ詳細未定)のW購入者が対象。応募者の中から抽選で約4万人を無料でイベントへ招待する。ふたつ目は、8月4日(土)・5日(日)に幕張メッセ国際展示場展示ホール、8月10日(金)・11日(土)・12日(日)にインテックス大阪で開催する、エイトによるエイターのためのフェスティバル「∞祭~ボクらも8っちゃい、8っちゃけまつり~」。歌あり、トークあり、エキシビションあり。メンバー自身が企画・立案・構成、ありのままの素顔をさらけ出し、総力を結集する一大イベントだ。チケットの発売方法等詳細は後日発表とのこと。続報にご期待を。
2012年05月31日女性向けの恋愛アドベンチャーゲームとして多くのファンをもつ『遙かなる時空の中で』シリーズ。その舞台化第2弾として昨年6月に上演され、原作ファンからも好評を博した『遙かなる時空の中で2』が待望の再演中だ。原作はマルチエンディング(プレイヤーのやり方によってエンディングが変わる)が楽しめるのも魅力だが、本作でもその方式を踏襲。エンディングにどのキャラクターが出てくるかが毎回のお楽しみとあって、複数回観劇する人も多くなりそうだ。5月30日の初日に先がけ、同日昼に東京・全労済ホール/スペース・ゼロで公開稽古が行われた。舞台「遙かなる時空の中で2」再演チケット情報物語は平凡な高校生・高倉花梨(平田薫)が、「時空はゆがめられた。在るべき姿を取り戻せ」という不思議な声に導かれて異世界“京”に迷い込むところから始まる。そこは帝と実の父・院が争い、怨霊がはびこる“末法の世”。仮面の男アクラム(汐崎アイル)に自分が“龍神の神子”であることを知らされた花梨は、戸惑いながらも京の平和を取り戻す事を決意する。偶然出会った星の一族、藤原紫(中島愛里)や深苑(能登有沙)と共に、“八葉”と称される8人の戦士を集め始める花梨だったが……。和の情緒たっぷりのセットに、作品のモチーフである紅葉が効果的に照らされている本舞台。そこから客席へは花道が垂直に伸び、登場人物が何度も走り抜けるために、観客はオープニングからたちまち作品の世界に引き込まれる(キタムラトシヒロ脚色・演出)。花梨を演じる平田は“迷いながらも戦いに挑む等身大の女子高生”を嫌味なく演じ、ファンタジーの世界にあって観客の共感を誘うことに成功。アクラム役の汐崎も、この世の者ではない妖しい雰囲気を漂わせてハマり役だ。八葉の面々はゲームさながらの美形が揃い、芝居にアクションにと活躍する姿を見ているだけで楽しい。まさにお気に入りのキャラクターを見つけてプレイする、原作と同じ快感が味わえる。中でも戦いに葛藤する源頼忠役の成松慶彦、平和の尊さというメッセージを背負う彰紋役の植田圭輔、気障な海賊・翡翠役のJINの存在感が印象的。花梨と八葉を見守る紫役の中島はいかにもたおやかな姫という風情で、劇中にアクセントを加えていた。上演時間は15分の休憩時間を挟んで2時間30分。その間は花梨と共に、異世界を思い切り堪能できそうだ。公演は6月3日(日)まで、同所にて開催。チケットは発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年05月31日浜崎あゆみと長瀬智也の復縁説の真相は?7年間の交際の末、破局に至った歌手の浜崎あゆみ(33)とTOKIOの長瀬智也(33)の復縁の噂が、ちまたで流れている。27日、読売TV「クギズケ!」に出演した芸能レポーターの井上公造が二人の復縁に関してコメントした。オーストリア人と離婚した浜崎と、女優の相武紗季と破局したと言われる長瀬の二人が、時を同じくしてフリーになったことから二人の復縁説が流れ始めたようだ。長瀬と相武との破局原因の一つが、長瀬があゆと付き合っている時にお互いに入れたタトゥーを消さないでいたからとも言われている。「あゆのファンも長瀬君のファンも、この二人がベストカップル」“井上公造 語録”二人に一緒になって欲しい願望があるから、噂が流れただけ。二人には芸能界でトップに立つプライドがあるから二人の復縁は無いと完全否定した。また、他の例で言えばSmapの稲垣吾郎と菅野美穂、郷ひろみと松田聖子らの2カップルも同じだという。編集部日野静香元の記事を読む
2012年05月29日映画『シグナル~月曜日のルカ~』の女性限定試写会が5月28日(月)に開催され、主演の三根梓を始め、西島隆弘(AAA)、白石隼也、井上順、宇津井健、谷口正晃監督が舞台挨拶に登壇した。映画館でバイトすることになった青年・恵介(西島さん)がそこで出会った不思議な少女・ルカ(三根さん)。彼女に仕事を教わるうちに惹かれていく恵介だったが、やがて彼女の内に秘められた思い、心に負った傷と向き合うことになる。本作で主演どころか演技自体初挑戦となった三根さんは、満員の客席を前に緊張気味に「こんなに大きなスクリーンで上映されるのは照れくさく、恥ずかしくもあるけど嬉しいです」と初々しい挨拶。「初めての撮影に初めてのお芝居、映画祭に取材、TVとたくさんの“初めて”を経験し、自分の気持ちを伝えられるか心配でしたが、たくさんの方の支えがあり、公開に向けて一歩ずつ進めていると思います」と充実した表情を見せた。そんな三根さんを“先輩”西島さんは「僕が初めて舞台挨拶に立ったとき、こんなちゃんと話はできなかったですよ」と称賛。三根さん曰く、西島さんは「一緒にいる時間が一番長かったですが、現場で緊張していると、ヘン顔をして笑わせてくれたり、歌やダンスを見せてくれたりして、いつも現場を引っ張ってくださる先輩でした」とのことで、客席を埋め尽くした西島さんのファンからは嫉妬とも羨望とも取れるようなため息が漏れた。西島さんは役柄と自身の類似点を聞かれ「女性を守るところですかね?」とおどけつつ、「自分の気持ちを伝える前に相手の気持ちを聞き入れるところは見習いたいですね」と語った。この日は、事前に寄せられたファンからのリクエストに応じ、予告編などでも見られる「僕が守りますから!」という恵介のセリフを壇上で再現。客席からはこの日一番の黄色い歓声が沸き上がったが「さすがにこの人数を守る自信はないかも…」と苦笑を浮かべていた。白石さんは西島さんの弟役を演じたが「西島さんと監督に時間を割いていただいてできた、みなさんあっての役でした」と語る。特に印象的なベランダでのシーンは、2人が関係ない会話をしている流れからそのまま撮影がスタートしたそうで「給料の話とかしてましたね。何年やったらいくらもらえるとか(笑)」と西島さんが明かし会場は笑いに包まれた。井上さんと宇津井さんは若い共演陣を絶賛。井上さんは三根さんの「順さんのギャグでリラックスできたし、少しずつ現場に慣れることができた」という言葉に対し、「(三根さんらが)新鮮な息吹を感じさせてくれました。“出来上がった”感じをぶち壊してくれて気持ち良かったです。こっちこそありがとう!」と満面の笑み。宇津井さんは映写機を扱う練習で三根さんと初めて会い、言葉を交わしたそう。三根さんは現在、宇津井さんの母校でもある早稲田大学(政治経済学部)に在学中だが、宇津井さんは吉永小百合や広末涼子といったかつて早稲田大学に在籍した女優の名を例に挙げ「後に続くような女優になる」と太鼓判。これには「恐れ多いです」と三根さんは恐縮していた。『シグナル~月曜日のルカ~』は6月9日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:シグナル~月曜日のルカ~ 2012年6月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「シグナル」製作委員会■関連記事:「バッテリー」あさのあつこも絶賛!『シグナル~月曜日のルカ~』原作本を3名様にプレゼント「AAA」西島隆弘登壇!女性限定『シグナル~月曜日のルカ~』完成披露試写会に50組100名様をご招待西島隆弘&高良健吾のサプライズ花束に新人・三根梓、大感激!
2012年05月28日デヴィッド・クローネンバーグ監督作品『COSMOPOLIS』(原題)に主演したロバート・パティンソンがカンヌに登場し、レッドカーペット前にファンが殺到。その大人気ぶりをカンヌでも証明した。原作はポストモダン作家ドン・デリーロの小説「コズモポリス」。近未来のニューヨークで金融界の寵児となったエリック(ロバート・パティンソン)の危険な1日を通して、資本主義社会の破綻を描き出す。映画の大半は、豪華なリムジンの中での、エリックと訪問者たちの会話やセックスで占められており、役作りに関して聞かれたロバートは「2週間、ホテルにこもりきりになっていたけれど、頭を抱えてしまった。それで監督のところに相談に行ったんだけれど『自分の思うようにやってごらん』としか言ってくれなかったよ」と、難役だったことを明かした。クローネンバーグ監督は「デリーロの文章は美しい。私はグランドキャニオンの広大な風景より、美しい言葉を話す人間の表情を捉えることの方が好きなんだ。人間の表情こそが映画の醍醐味だと思っている」と持論を語った。同席した原作者のデリーロは「私は脚本を書いてはいないよ。だから素晴らしい映画になったんだ」と語り、会場を沸かせた。(photo/text:Ayako Ishizu)特集:第65回カンヌ国際映画祭■関連作品:COSMOPOLIS (原題)第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート】ミヒャエル・ハネケ、2本連続でパルム・ドール受賞!【カンヌレポート】ザック・エフロン、ニコールとの恋に「全く年の差感じなかった」【カンヌレポート】クリステン・スチュワート、15歳の妻を演じた難しさ明かす【カンヌレポート】『愛と誠』の和製“愛”、海を越えスタンディング・オベーション!【カンヌレポート】ブラピ、主演作会見でアンジーとの順調ぶりアピール
2012年05月28日フォルクスワーゲン「ザ・ビートル」の発売が6月1日と目前に迫っている。多くのファンが待ち焦がれた同モデルは、子供から大人へ成長したかのような外観で、新たな伝説の始まりを予感させる。その伝説が始まる前に、歴史的名車である元祖ビートルの伝説について、少し振り返ってみよう。誰もがそのスタイルに見覚えのある元祖ビートル(フォルクスワーゲンType1)は、後にポルシェ社を設立するフェルディナント・ポルシェ氏が生みの親。そして開発を指示したのがアドルフ・ヒトラーであることはあまりにも有名だ。ゆえに、「敵への突撃時、兵士が被弾しようとも車両の重要な機関は被弾せぬように、エンジンをリアに配置した」なる珍説も生まれた。ポルシェ氏がRR(リアエンジン・リアドライブ)レイアウトを採用した本当の理由は、トラクションの確保と室内を最大限に広くするためだ。ポルシェ氏はのちにポルシェ社を設立し、356や911を開発する。生みの親が同じであるだけに、これらのモデルは兄弟といっていいほど共通点が多い。実際、ビートルを前後にぐいっと引き伸ばすと、だいたい911の形になる。RRを出発点とした必然のボディデザイン、「クルマたるもの、4人乗車してなおトランクルームが確保できなければならない」というポルシェ氏の不変の哲学ゆえだ。初代ビートルは世界中で大ヒットを記録し、ドラッグレースやラリーでも大活躍した。その中で生まれた伝説の中には信じがたいものもあり、たとえば「ビートルは水に浮く」。工作精度が高く、隙間なくきっちりとつくられているので、落水しても車内に水が侵入せず、船のように浮くというのだ。これは事実であることが実験で確認されている。数多くの伝説の中でも極めつけは、このビートルが永久に破られることのないであろうロングセラーを記録したことだろう。ビートルの発表は1938年、本格生産開始が1945年、ドイツでの生産終了が1978年。これだけでも大したものだが、ビートルはその後もメキシコで生産が継続され、それは2003年まで続いた。つまり、戦前に開発されたモデルがほとんどそのままの形で、ほんの10年近く前まで製造されていたのだ。メキシコ製ビートルは、開発費がとっくに回収されているゆえの低価格が存在理由で、メキシコとその近隣諸国向け生産だった。ところが、日本の業者により相当数が日本に輸入され、「あのビートルを新車で買える」ということで大変な人気を集めた。日本人のビートル好きは相当なものなのだ。発売間近の「ザ・ビートル」も、日本で人気モデルとなるのは間違いないだろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月26日オフ・ブロードウェイで上演され、熱狂的なファンを生みだした『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』。日本でもかつて三上博史、山本耕史が演じたこの作品に、森山未來がいま、新たな命を吹き込もうとしている。8~9月の上演に先がけ、森山に現在の心境を訊いた。『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』チケット情報「声をかけていただいてまず思ったのは、この作品は音楽が素晴らしいので、そこをもっと信用してもいいということですね。だからこそ、いわゆるミュージカルという言葉で想像する形とは違ったライブ感あふれるものにできないかと思っています」。映画『モテキ』でタッグを組んだ大根仁が上演台本・演出を手がけることも、ドラァグクイーンであるイツァーク役にミュージシャンの後藤まりこを起用することも、森山の発案だ。「ライブ仕立てにするからには、できるだけ演劇の匂いがしない方がいい。大根さんは音楽の知識が豊富で、ライブやフェスに自ら足を運ぶ、生の音楽をすごく信じている人。特にパンク好きだということも重要でした。過去の作品である『ヘドウィグ』を今の人に観てもらうためにも、ある種の破壊は必要だという思いがあったので。後藤まりこさんは『モテキ的音楽のススメCOVERS FOR MTK LOVERS盤』で広末涼子さんのカバーがとてもよくて。彼女は破壊班になるかもしれません(笑)」。ヘドウィグを壊す。それは原作のジョン・キャメロン・ミッチェルの「どの時代にも、世界中にもヘドウィグという存在はいる」という言葉のとおり、2012年の日本でしかできないものを見せるということ。「いまここで僕がヘドウィグという存在を演じるのに、アメリカ人になる必要はないと思っています。まだどうなるかわかりませんが、大根さんとも『ドメスティックにしていこうか』と話し合っています」。話を聞けば聞くほど、森山未來プロデュースと謳ってもいいほどの関わり方をしている今作。しかし、本人はあくまで役者というポジションを崩そうとしない。「いま、劇作家や演出家の意図に従うように個性を抑えている役者さんが多いような気がしているんです。もちろんそのやり方も否定はしませんが、僕は役として立ちながらも森山未來でしかない、という感じで舞台に立ちたいんです」。抽象画家バーネット・ニューマンの絵との出会いやアインシュタインの相対性理論など、一見関係なさそうな話を重ねながらも「意志を持つ役者」として今作に挑む気持ちを、言葉を尽くし、様々な表現で語ってくれた森山。その思いは並のものではない。「とにかく音楽が好きで舞台に馴染みのない人にも観てほしい。スタンディングでも足腰を疲れさせないようなステージを成立させられるか、かなり悩んでいますが、楽しみです」。公演は8月29日(水)から9月10日(月)まで東京・Shibuya O-EASTにて上演。チケットは5月26日(土)より一般発売開始。その後、大阪、愛知、福岡と各地を回る。取材・文:釣木文恵
2012年05月25日先日開催されたワールド・ツアー「Born This Way Ball」の日本公演も大盛況のうちに終わり、迫力のパフォーマンスと歌声でまたもや日本中の“リトルモンスターズ”ことファンたちを虜にしたレディー・ガガ。そんなガガ様が、自身のソーシャルネットワーキングサイトを立ち上げることが明らかとなった。既にツイッターで2,500万人近くのフォロワーを誇るガガだが、ファンのためにガガ専用のネットワークサイトを作ることを決めたようだ。自身のファンを“リトルモンスターズ”と呼ぶことから名付けられたソーシャルネットワークサイト「ザ・リトル・モンスターズ」は、ファン同士のコミュニケーション、写真、ビデオ、コンテンツなどの共有サイトとして利用することができる。メディアサイト「Mashable.com」によると、同サイトは現在、まだ正式公開前のベータ版テスト段階にあるそうで、ユーザーが自分の好きな場所やものを「ピン(留める)」できる「ピンタレスト社」の携帯アプリに似た機能や、ユーザーがお気に入りのコンテンツの評価や投票をしやすくするソーシャル・ニュースサイト「Reddit.com」と似た機能が盛り込まれているとのこと。同サイトは今年末に一般公開される予定。ガガとマネージャーのトロイ・カーター氏が部分出資する「新興テクノロジー企業ブラックプレイン社」が立ち上げる初めてのプロジェクトであるこのサイト。同社CEOのマット・ミケルセン氏はサイトの設立にあたり「弊社はコミュニティを一つにすることを目的とした会社であり、弊社の機能性を追求するために今回利用することになったのが、たまたま“ガガのコミュニティ”であったというだけです。このサイトで本当に世界を変えることができると信じています」とコメントを寄せている。いま最も世界で影響力のあるアーティストと言っても過言ではないガガは先日、アメリカの国民的アニメ「ザ・シンプソンズ」にもアニメキャラクターとなって出演。これまでも多くの有名セレブたちがゲスト出演を果たしている本作だが、このエピソードでは、ホーマーと娘のリサがガガのコンサートに訪問。そこでリサに会ったガガが彼女の浮かない様子に気づき、彼女のために特別に「リサ・シンプソン・スーパースター」という曲を歌いあげるという。世界中に“リトル・モンスターズ”を擁し、何よりも彼らとの交流を大切にしているガガ。本サイトの立ち上げにより、さらにガガと“リトル・モンスターズ”たちの結びつきが強くなりそうだ。© Rex Features/AFLO
2012年05月23日Youtubeでの予告編再生回数が2200万回を突破するなどホラーファンの話題を呼んでいる映画『グレイヴ・エンカウンターズ』の公開を記念し、モデルの小森純が“恐怖のグレイヴ顔”大使に就任。21日に都内で行われたイベントで“恐怖顔”メイクを披露し映画をPRした。その他の写真ドキュメンタリー番組『グレイヴ・エンカウンターズ(墓地との遭遇)』のクルーたちが、廃墟となった精神病院で体験する恐怖を描いた本作。これまであるタレントが、“どんな美人も恐怖顔になるというスマートフォン用アプリ”を使い、映画のチラシなどで恐怖の顔をさらしていたが、その正体が小森であったことも明かされた。精神病院という映画の設定に合わせて患者の衣裳で登場した小森。最初は“自主規制”と書かれたボードで顔を隠していたが、そこから現れたのは顔全体が青白く、目の周りは濃いクマで覆われた病人そのものの顔!モデルとして数々の現場を経験してきた小森をして「初体験です。失うものはないので」と言わしめた白塗りで、小森自身もかなり怖かったよう。「一人でトイレに行けませんでした。鏡を見るのが怖くて…」。一方で、この顔を夫が見たら?という質問には「普段から顔よりも性格の方が怖いんで(笑)」と語り笑いを誘った。ちなみに小森も映画と同じような廃墟の恐怖を味わった経験があるそうで「以前、『不可思議探偵団』という番組で“廃墟に泊まろう”という企画で、怖いのは苦手なのに『行け』と言われて泡吹いて、泣いて帰りました」と明かす。この日は“恐怖のグレイヴ顔”大使として、観客から投稿してもらった恐怖顔を審査したが、審査の最中にも「ヒドイよ、これ!」「怖くて見れない」と悲鳴を上げていた。ここまで怖がりだと、映画本編を鑑賞するにもさぞや勇気が要ったろうが「一人で観ました。気合いで。仕事は仕事と割り切りました」とプロ根性を発揮。「観たらわかりますが本当に怖いです!」とこれから映画を観る観客の恐怖を煽った。『グレイヴ・エンカウンターズ』6月1日(金)よりTOHOシネマズ六本木、シネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開
2012年05月22日南仏にて開幕中の第65回カンヌ国際映画祭にて、5月18日(現地時間)、特別招待作品として招待された大人気アニメーションシリーズ3作目『マダガスカル3』のプレミア上映が行われ、ベン・スティラー、クリス・ロックらオリジナルキャストとスタッフが一挙集結!日本からは吹き替え版の声優を務める柳沢慎吾が駆けつけ、オリジナルキャストとのご対面を果たした。プレミアに先駆けて、前日の17日にはカールトンホテルのテラスにて一同が集結し、フォトコールが行われた。テラス前はシマウマのマーティのトレードマークのカラフルなアフロヘアを頭につけた約600人のファンと一般客で埋め尽くされ、大興奮の渦に包まれた。単身日本から参加した柳沢さんは緊張気味の様子で「アウェイって辛いね」と漏らしていたが、「僕が日本のマーティ、慎吾!慎吾!」と果敢にスターたちに挨拶すると、それを受けた同じマーティ役のクリスから大歓迎を受け、ベンらとも意気投合!快晴のカンヌの空の下、日米キャストの夢の競演が実現した。ハリウッドスターの仲間入りを果たし、すっかりハイテンションになった柳沢さんは、翌日の夜に行われたプレミアイベントにも参加。世界中から400人の報道陣が詰め掛ける中、ベンやクリス、さらにデヴィッド・シュワイマーなどオリジナルのキャストに加えて、ロバート・デ・ニーロ、ジェーン・フォンダ、ジェニファー・コネリー、サルマ・ハエック、ナオミ・ワッツなど世界中の豪華スターが登場すると、割れんばかりの歓声が沸き起こり、会場は一時騒然に。このプレミアの席で世界で初めて3Dの本作が披露されたが、上映中は終始笑い声や拍手で満たされ、エンドロール中からスタンディングオベーションが起こるほどの興奮の上映となった。前作から4年、今度はモンテカルロからローマ、さらにオリンピック開催が待たれるロンドンまで、ヨーロッパを舞台に、指名手配になったライオンのアレックス、マーティと仲間たちのワールドワイルドな大冒険が描かれる本作。世界各国からの注目度の高さに驚きを隠せない様子の柳沢さんは「人生で最初で最後のカンヌのレッドカーペットです。一生ものです!」と大興奮で語った。カンヌ国際映画祭は今月27日まで開催。『マダガスカル3』は8月1日(水)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。© Kazuko WAKAYAMA特集:第65回カンヌ国際映画祭■関連作品:第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]マダガスカル3 2012年8月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:【カンヌレポート】ジャッキー、クォン・サンウ初共演作でアクション解禁のワケ明かす【カンヌレポート】ラクダ闊歩に美女との豪奢クルーズ…“将軍様”が大暴れ!【カンヌレポート】B・ウィリス&B・マーレイら、W・アンダーソン組集合で開幕!いよいよ開幕、カンヌ映画祭今年注目すべき華麗なるミューズを一挙チェック!ユアン・マクレガー、A・ペイン監督らが今年のカンヌ国際映画祭コンペ部門審査員に
2012年05月19日1951年と1982年に発表され、映画ファンに衝撃を与えたSF映画の“知られざるエピソード”を描く衝撃作『遊星からの物体X ファーストコンタクト』のポスター画像と予告編がこのほど公開された。予告編本作は、巨匠ハワード・ホークスが製作を務めた『遊星よりの物体X』、ジョン・カーペンター監督が再映画化した『遊星からの物体X』で語られることのなかった“はじまり”を、最新の映像技術を駆使して描き出すSF大作。南極大陸の氷の中から偶然に発見された謎の生命体を調査するべく現地を訪れた考古学者のケイトらが、想像を絶する恐怖に直面する様を描く。本作に登場する謎の生命体。名もなく“それ”と称される生物は、人間の体内に知らぬ間に潜入し、細胞に同化する特殊能力をもつ。“それ”の目的は、自らの生存のために人間を乗っ取り、人間同士を争わせること。その結果、南極基地を訪れた人間たちは、“それ”の恐怖に立ち向かうだけでなく、仲間の誰かが“それ”に乗っ取られているかもしれないという疑心暗鬼とも戦うことになる。このほど公開された予告編映像では、人体に侵入し、自らの姿を変えながら乗っ取りを開始する“それ”の姿の一部が次々に登場。素早いカットの積み重ねで作られた本映像から“それ”の全貌を把握することは難しいが、襲われた人間たちの恐怖と混乱の表情、脅威に震える様子から“それ”が相当に恐ろしい生命体であることが伺える。『遊星からの物体X ファーストコンタクト』8月4日(土)よりTOHOシネマズ日劇で公開
2012年05月18日セクションエイトが全国に展開する「北海道厳選素材 新鮮炙り焼き 居酒屋はなこ」は、居酒屋業界のFacebookファンページで初めて「10,000いいね」を突破したと発表した。「居酒屋はなこ」は、「ビジネスマンのための居食空間」「会社の同僚を誘いたくなる新感覚居酒屋」がコンセプトの新感覚の居酒屋。北海道直送の新鮮な魚介類を使用した料理と「はなこスタッフ」の心のこもったサービスが特長。スタッフは、ただ注文をとるだけではなく、入店時の出迎え、店から出る時の見送り、トイレから戻った時のおしぼり交換など、数々のきめ細かなサービスを行う。同社では、比較的早い時期から各種SNSを導入。また、SNSでのコミュニケーションが実際の店舗でのサービスに活かされることをねらい、全社的に従業員のSNS使用を推奨しているという。現在Facebookページでは、1つの投稿に対しては約200の「いいね」があり、1日に約150~200、1カ月では約5,000~6,000の「いいね」の上昇があるとのこと。このほど、居酒屋業界のFacebookファンページで初めて居酒屋はなこが「10,000いいね」を突破した(同社調べ)。「居酒屋はなこ」のページは、「今日の笑顔」というコンセプトで、各店舗のスタッフの笑顔の写真やプロフィールなどを紹介。2012年2月1日からは、Facebook、Twitter上の「居酒屋」として「居酒屋はなこFacebook店」「居酒屋はなこTwitter店」をオープンし、実際の店舗と連動した取り組みを行っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日近年ではアジア作品を中心に配給を手がけている株式会社エスピーオーと、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社が業務提携を行ない、20世紀フォックス作品の劇場公開を共同で進めることを発表した。その他の写真エスピーオーといえば、洋画からアジア映画まで幅広い作品を配給し、シネマート新宿、シネマート心斎橋などの映画館運営も手がける映画ファンにはおなじみの会社。今回の提携では、20世紀フォックス ホーム エンターテイメントが作品の提供と劇場公開後のパッケージリリースを担当し、エスピーオーは自社劇場で提携対象作品の公開を行う。提携のきっかけとなったのは、昨年から今年にかけて公開された20世紀フォックス作品『ラブ&ドラッグ』と『恋人たちのパレード』で、この両作をシネマート新宿で公開したところいずれも好評を得たことから、両社のコラボをさらに進めることになったのだという。今後の提携対象となるのは、ジャック・ブラック、スティーヴ・マーティン、オーウェン・ウィルソン出演のコメディ作品『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』(6月30日公開)、2011年サンダンス映画祭正式出品作『WIN WIN/ウィン・ウィン ダメ男とダメ少年の最高の日々』(8月公開予定)、アクション・スリラー『ザ・ダーケスト・アワー』(12月公開予定)、また2011年サンダンス映画祭正式出品作『Martha Marcy May Marlene(原題)』の4作品の予定。長らく叫ばれている“洋画不況”のなか、海外で人気を得た作品が日本では劇場公開されないというケースが増えているが、このような取り組みでハリウッド作品に改めて光が当るのは、映画ファンにとっては喜ばしいことではないだろうか。『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』6月公開予定
2012年05月15日ペドロ・アルモドバル。この名前を聞くと、条件反射的にどうしても胸が熱くなります。そんなファンは、決して少なくないことでしょう。映画業界にいて、年間何本もの映画を観て、その多くに期待を裏切られていても、決して期待することをやめないのは、彼のような映画作家が存在しているから。映画が与えてくれる多くの素晴らしい感情を、たっぷりと堪能させてくれるアルモドバル。今回もやってくれました。世界が待望した最新作『私が、生きる肌』で描かれているのは、マッド・サイエンティストよろしく、とある人物に自らの研究成果である人工皮膚を移植し、亡き妻そっくりに改造してしまう天才形成外科医・ロベルと、彼が囚人さながらに幽閉している実験対象であるベラの物語です。映画のキャッチ・コピーに「あなたは、これを愛と呼べるか――」とありますが、ここに描かれているひとつの愛は、自らの作品に恋してしまったマッド・サイエンティストの片思い。交通事故で全身にやけどを負った妻が自ら命を絶って以来、移植可能な人口皮膚の研究を行い、焼いても損なわれない皮膚の開発に歳月を費やしてきたロベルは、ベラを妻に似せるよう手術を行いながらも、妻の代理ではなく一人の女性としてべラに恋してしまうのです。自らが理想として作り出した“創作物”もしくは“怪物”に寄せる感情は愛なのか。それが愛だとしても、他者への愛なのか、はたまた自己愛なのか。意見は分かれるところでしょう。さらにはロベルがべラに行う、何とも無慈悲、無感情、思いやりのない行為の数々を見て、愛する人にこんなことができるものなのかという疑問もわいてきます。アルモドバルが今回描いた“衝撃の愛”、あなたはどう見るでしょうか。さて、確かにこの“衝撃の愛”にも心を揺さぶられるのですが、今回もう一つ注目したいのは、その愛よりも深いところで静かにうごめく、アルモドバルならではの愛情です。彼が発表してきた多くの作品に共通して描かれている“究極の愛”といったところでしょうか。それは言わば、“ジャッジしない愛”。これまで多くの作品で、個性の強い登場人物たちを描いてきたアルモドバルが、一貫して持っていたのが、彼らをありのままに受け入れている視線です。例えば、『セクシリア』(’82)ではニンフォマニアな女性を、『バチ当たり修道院の最期』(’83)では奇想天外な尼僧たち(麻薬中毒でレズビアンの尼長や官能小説を手掛ける尼僧など)を、『神経衰弱ぎりぎりの女たち』(’87)では復讐に狂った女性を、『アタメ』(’89)では異常な愛で結ばれるポルノ女優と精神病患者を、『ハイヒール』(’91)では女性歌手に憧れるゲイの判事や奇妙な愛情で結ばれた母娘を登場させてきました。『キカ』(’93)、『ライブ・フレッシュ』(’97)など、そのほかの作品を含め、不思議でない人物はいないほどです。そうそう『オール・アバウト・マイ・マザー』(’98)に出てくるゲイの父親や、彼との子供を宿したエイズ患者の尼僧、性転換したアングラードなども印象的です。いずれの作品においても、個性の強い人々を非難するような語り口は出てこないし、彼らのしでかすとんでもない事件にも、批判めいた表現は一切登場しないことは、誰もが同意するところでしょう。彼らのように社会にすんなりと馴染めない人々をも、断罪せず、ありのままを受け入れる。どんなワケありの人にも注がれる優しい視線。アルモドバル作品を観続けていると、その愛をひしひしと感じることができます。世間では「とんでもない奴ら」と一言で片づけられてしまいそうな人々にも、尊厳があるのだと静かに訴えているかのようです。作品の中で貫かれているこの慈悲深いものを愛と呼ばずして何と呼びましょうか?その愛は、まるで母親が子供に向ける愛のようでもあります。彼の作品には、多くの母親たちが登場しますが、『ハイヒール』、『オール・アバウト・マイ・マザー』、『ボルベール<帰郷>』(’06)などが分かりやすい例でしょう。ここに登場する母親たちは、時に命すら捧げ、子供たちを無条件に受け入れ、守ってきました。例え、子が法を犯していても、倫理的に褒められはしないとしても。母親とは、多かれ少なかれ、そういうもの。世界中の全員がわが子の敵になったとしても、自分だけはこの子の味方であるというような覚悟を持つ者、それが母なのでしょう。アルモドバルの作品で、母親的愛情を体現する者は、決して本当の母親である必要はありません。慈悲深いマリアのような存在として描かれているのです。彼女たちの視点は、まるでアルモドバルの視点そのものです。『私が、生きる肌』に出てくる狂気の医師・ロベルにすら、観ている者が憐みに似たものを感じてしまうのは、その視点ゆえかもしれません。アルモドバルは、ロベルを演じるアントニオ・バンデラスには無表情を求めたという話も興味深いもの。「私が見せようとしたのは、ロベル博士の邪悪さではなく、むしろ彼の完璧な感情の欠如だった。精神を病んだ者たちを定義するものは、彼ら自身が“他人”の立場になれないことである。だから、彼らは想像を絶する残虐行為ができるのだ。他人の痛みを感じることも想像することもできない。彼のような人物はサディストではない。彼らは痛みを引き起こすことを楽しんではいない。ただ、彼らは自分の犠牲者の痛みがどんなものかを知らないだけだ」とアルモドバル。母性とは他人の痛みを感じ取ること。そんな母性のような愛情で、こんな男にすら理解を示し、ためらうことなく彼の共犯者となるマリリアという母親的存在を添えるなんて、やはりアルモドバルの懐の深さの表れなのでしょう。母親の愛は、包み込む愛でもあります。この包容力こそが、アルモドバル自身が理想とする愛であり、人生の原風景にして、映画づくりの原動力。映画には、それがキャラクターそのものや、そしてキャラクターを見つめる視点として反映されているにすぎないのかもしれません。どんなに社会からけむたがられ、虐げられ、差別されてきた者にも、愛情深い姿勢を示してきたアルモドバル。彼が示してきた無条件の愛は、「人には、何者にも奪うことのない尊厳というものがある」という理解から生まれているのだと思うのです。実は「人には、何者にも奪うことのない尊厳というものがある」というテーマこそがまさに、『私が、生きる肌』の中核ともなっているテーマなのです。この作品に描かれているアルモドバルの愛、そして人間の尊厳。その先には、彼のファッション哲学も見えてくるのですが、これについてはVol.2で。(text:June Makiguchi)特集「追求!究極の愛と美。」■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseo■関連記事:完璧な“肌”を目指す?『私が、生きる肌』×「アメリカンアパレル」コラボ決定シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第25回)セクシーな“ナイスミドル”俳優は誰?アントニオ・バンデラス、ブダペストの空港でスリ被害に遭うゴルチエ×アルモドバルの完璧な“美”『私が、生きる肌』禁断の予告編解禁!第65回英国アカデミー賞発表、『アーティスト』が作品賞ほか7冠で圧勝!
2012年05月15日フランク・シナトラの命日にあたる5月14日、彼を敬愛してやまないジャズシンガー・綾戸智恵が、都内でミニライブ&トークショーを開催した。『カム・フライ・アウェイ』公演情報「ジャズが何かを知らない2歳の頃から、私にとってのヒーローでした。こうして歌手をしているのは、彼の存在があったからこそ。ジャズへの道を作ってくれた“道路メーカー”なんです。今まで、一曲たりともシナトラを意識せずに歌ったことはありません」と話すほど、その思い入れは深い。ミニライブでは、シナトラのレパートリーの中から、『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』『夜のストレンジャー』『フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ』の3曲が披露された。一方、トークのコーナーでは、今夏来日するブロードウェイ・ミュージカル『カム・フライ・アウェイ』が話題の中心に。綾戸は、シナトラの歌を全面的にフィーチャーしたこの舞台のオフィシャル・サポーターに就任しており、先日、アメリカはオハイオ州のクリーブランドにて実際の公演を観劇したばかり。「すでにこの世にいない人の音楽をどう使うんだろう、と思っていたら、遺っている本人の肉声にあわせて生バンドが演奏して、それにのせてダンサーがバレエを踊るんですね。カレーにアイスクリームを入れて、タバスコをふるような感じ? 一見ミスマッチにも思える組み合わせを、シナトラ・サウンドがひとつにまとめていて驚きました。ダンサーもバンドも自己主張に走ることなく、常にシナトラへのリスペクトを忘れない。それでいて、シナトラの歌がダンスのBGMに徹する場面もある。サラダを出して、スープを出して、メインを出して、とまるでコース料理のように計算された構成で。(演出・振付の)トワイラ・サープは、観客のことが本当によくわかっていますね。“『カム・フライ・アウェイ』の何が良かった?”と訊かれたら“全部”と答えるしかない。まさに、クリスマスより、盆踊りより、楽しいパーティです。皆さん、ぜひ会場に足を運んで、日本のオーディエンスのすごさを見せつけてください!」『カム・フライ・アウェイ』日本公演は、7月24日(火)から8月12日(日)まで東京・オーチャードホール、8月15日(水)から19日(日)まで兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールにて行われる。チケットは発売中。
2012年05月15日何回行っても、全然飽きない!東京ディズニーランドは熱狂的なファンも多いスポットですよね。何度訪れても全く飽きないし、楽しい!という人も多いのでは?アトラクションが目的の人、自分の好きなキャラクターに会いたい人、グッズを買いたい人など、目的はさまざまですよね。今回は好きな東京ディズニーランドのアトラクションを女性マイナビ会員470名に尋ねてみました。>>男性編も見るQ.東京ディズニーランドで好きなアトラクションはなんですか。(複数回答)1位スペース・マウンテン15.4%2位ビッグサンダー・マウンテン15.3%3位スプラッシュ・マウンテン13.7%4位ホーンテッドマンション10.5%5位プーさんのハニーハント10.3%■スペース・マウンテン・「回転しないし、速すぎないのがいい」(30歳/女性/静岡県)・「楽しいし、暗闇が好きだから」(25歳/女性/兵庫県)・「夢が詰まっている」(24歳/女性/福岡県)・「宇宙に行った気になれる」(28歳/女性/愛知県)■ビッグサンダー・マウンテン・「夜に乗ったときのドキドキ感が大好きです」(24歳/女性/東京都)・「閉園間近の人が少ないときに、連続して3回くらい乗って楽しかったから」(31歳/女性/愛知県)・「見た目も内容も好き」(27歳/女性/千葉県)■スプラッシュ・マウンテン・「水しぶきが気持ちいいから」(29歳/女性/愛知県)・「水をかぶってぬれてしまいましたが、盛り上がりました」(29歳/女性/岩手県)・「最後に落ちるとき、顔を伏せずに思いっきりぬれるのが好き」(25歳/女性/東京都)■ホーンテッドマンション・「ホーンテッドマンションは、私が唯一入れるお化け屋敷だから」(23歳/女性/神奈川県)・「毎年、ハロウィンの季節に行きたくなる」(28歳/女性/埼玉県)・「季節ごとに変わるから」(29歳/女性/東京都)■プーさんのハニーハント・「予想できない動きにワクワクするので」(26歳/女性/愛知県)・「怖いものが苦手なので、優しいアトラクションが好きです」(26歳/女性/埼玉県)・「最後のプーさんがはちみつに頭を突っ込んでいるところの部屋がすごくいい香りなので」(25歳/女性/神奈川県)総評1位は「スペース・マウンテン」でした。宇宙に行った気になれる、暗いのが良いという、スペース・マウンテン独自の雰囲気を支持する声が多数。宇宙に夢をはせる女性は多いようですね。2位は「ビッグサンダー・マウンテン」。ゴールドラッシュ時代を意識した、確立された世界観がとにかく好き、スリルもあって楽しい!という声が多かったです。コメントを見てみると、夜に乗るのがおすすめのようですね。3位はあえてぬれにいく!?「スプラッシュ・マウンテン」です。夏に乗りたいアトラクションなら、間違いなく1位だったでしょう。ぬれるのが気持ちいいというコメントが過半数でした。しかし、票はどれも接戦。東京ディズニーランドのアトラクションがどれも魅力的だということがわかりました。いますぐにでも行きたくなってしまいますね。(文・OFFICE-SANGA鈴木彩夏)調査時期:2012年4月12日~2012年4月16日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性470名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】東京ディズニーランドの園内を案内してもらいたいディズニーキャラクターランキング【女性編】ディズニーアニメに出てくる飼ってみたいキャラランキング【女性編】子どもに見せたいディズニーの名作アニメ映画ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年05月14日ジョニー・デップ&ティム・バートンというハリウッドが誇るゴールデンコンビが、8度目のタッグを組んだ最新作『ダーク・シャドウ』を携えて来日!5月12日(土)に都内で開催されたジャパン・プレミアに揃って出席した。最初に会場に姿を現したのはバートン監督。レッドカーペットへ向かうかと思いきや、その脇で待機する残念ながらイベント会場に入ることができなかったファンの元へと赴きサイン、握手、ハイタッチのサービス。その最中にジョニーが登場すると会場はさらにヒートアップ!破れかけたハットと薄いサングラスに羽根飾りのピアス、首には大量のアクセサリーを巻きつけた独特のスタイルのジョニーに悲鳴のような歓声が飛んだ。ジョニーは関係者とガードマンに伴われてTVの取材を受けていたが、ひと区切りついたところですぐにバートン監督同様に会場外で待つファンの元へ。サインを求めるファンの願いに丁寧に応じ、小さな女の子の手を取って優しく語りかける姿も見られた。本作のオリジナル作品は1969年代から70年代にかけて放送された人気ドラマ。魔女の呪いでヴァンパイアとなった男が、200年の時を経て1970年代に復活。落ちぶれた一族の再興に奮闘する。ジョニーにとっては初のヴァンパイア役となったが、実は元々オリジナルとなったドラマのファンだったそうで「子供の頃から(役の)バーナバス・コリンズに憧れてマネしてたよ。今回、夢が叶ったし、一番大切な友人である監督と一緒に実現できて本当に嬉しい」と笑顔で語った。バートン監督は「いつも温かい歓迎をありがとう!」と日本の熱烈なファンへの感謝を口にし、8回目となったジョニーとの仕事については「毎回、全然違う役柄なので全くの別人と仕事しているような気分なんだ」と語った。バーナバスは2世紀もの時を越えて甦るが、もし可能ならジョニーが甦らせてみたい過去の人物は?という問いに、少し考え込んで「(画家の)ヴァン・ゴッホかな。ちょっと会ってみたいね」と意外な人物の名を挙げた。監督は「家族とは奇妙なもの、人生とは奇異なものだけど、だからこそ愛すべきものなんです」と本作で伝えたいメッセージを呼びかけ、揃って劇中のバーナバスの決めポーズでプレミアイベントを締めくくった。この後、2人は屋内の劇場での舞台挨拶に向かったが、時間の関係でサインや握手に応じられなかった屋外に残されたファンのために、舞台挨拶後に再び会場に戻ってくることを約束。一度会場を後にしたハリウッドスターが、ファンサービスのためだけに戻ってくるというのは異例中の異例の出来事。改めて何よりファンを大切にするというハリウッド最強コンビの哲学を見せつけた。『ダーク・シャドウ』は5月19日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ジョニー・デップ、大興奮!『ダーク・シャドウ』L.A.プレミアに女優陣も集結クロエ・グレース・モレッツ、『キャリー』リメイク作で着用のドレスを自らデザインジョニー・デップ×コスプレ=大ヒット?T・バートンが生みの親の法則を検証ジョニー&バートンの新たな魔法炸裂!『ダーク・シャドウ』試写会に50組100名様ご招待ジョニー来日!舞台挨拶付き『ダーク・シャドウ』ジャパン・プレミアに5組10名様ご招待
2012年05月12日いままでの概念を覆すような独創的なデザインが多くのファンを持つ時計ブランド「リシャール・ミル」の披露パーティが4月26日(木)、ニューヨークにて行われ、女優のナタリー・ポートマンがゲストとして参加した。披露パーティーに出席したナタリーが身につけていたのは、「リシャール・ミル」のレディスモデル“RM007 オートマティック”のダイヤモンドセッティング。幼少期よりビーガンを貫く彼女の要望により、天然ラバーとサテンのベルトを採用したモデルだ。この日、リシャール・ミルとナタリー・ポートマンは、限定コラボレーションウォッチを企画していることについて言及。教育を通じて子供たちを支援する国際協力団体「フリー・ザ・チルドレン」をパートナーに迎えての取り組みとなることが明らかにされた。女優、プロデューサー、ときには慈善事業に従事するひとりの女性として様々なことに挑戦し続ける姿が、ブランドが理想とする人物像にぴったり一致することから、新たに「リシャール・ミル」ファミリーに加わったナタリー。彼女のファミリー参加を祝う親密でアットホームな雰囲気の中、パーティーは幕を閉じた。ナタリーは今年、産後初出演となる2作、テレンス・マリック監督の作品『Knight Of Cups』(原題)と『Lawless』(原題)に加え、『マイティ・ソー2』にも出演する。リシャール・ミル公式サイト:フリー・ザ・チルドレン・ジャパン公式サイト:■関連作品:Knight Of Cups (原題)Lawless (原題)
2012年05月08日韓国の俳優のペ・スビンが、7月21日(土)に東京・渋谷公会堂でファンイベント「ペ・スビン LIVE SHOW ~道~」を開催することになった。これまで多くの韓国ドラマや映画、演劇の舞台などに出演し、多彩な演技で魅了してきたペ・スビン。歴史ドラマ『朱蒙(チュモン)』(2006年)では、中性的なキャラクター、サヨン役を好演し、『風の絵師』(2008年)では一転、男性的な頼れる正祖大王で多くのファンを獲得した。そして、日本でも人気となった『華麗なる遺産』(2009年)では、ヒロインを陰で支える足長おじさんのような献身的なキャラクター、ジュンセ役で一気にブレーク。最新作となる日韓共同製作映画『道―白磁の人―』(高橋伴明監督6月9日より全国公開)では、日本統治時代の朝鮮半島を舞台に、朝鮮の山々に緑を戻す、という使命を抱いた実在の日本人林業技師・浅川巧(吉沢悠)と、民族や時代の壁を越えて友情を育む青年、イ・チョンリムを熱演している。イベントは、作品では見られない、ユーモアや人間性溢れる“素顔のペ・スビン”に触れられる内容で、トークや歌、パフォーマンスが披露される予定。チケットは、スペシャルグッズ付で6月16日(土)10時より発売される。
2012年05月07日