PQIは7月31日、Apple MFI認証取得済みのLightningコネクタと、USB 3.0 Type-Aコネクタの両方を装備したフラッシュドライブ「PQI iConnect」を発表した。8月17日発売予定。容量は16/32/64/128GBを揃え、価格はオープン。店頭予想価格はそれぞれ税込で4,990円、9,800円、14,800円、24,800円。カラーバリエーションはシルバー、グレー、ゴールドを揃える。iPhone、iPad、iPod touch用の音楽・動画プレイヤー機能を持つ無料アプリ「PQI iConnect+」により、PQI iConnect内の動画のストリーミング再生も可能。同アプリは写真やMicrosoft Officeファイルの閲覧、ファイル管理なども行える。本体サイズはW54.2×D31.3×H8.3mmで重量は21g。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8、iOS、OS X 10.1以降。
2015年08月03日ギラギラ照りつける真夏の太陽を浴びると、身体の奥底からプリミティブなリズムが湧きあがってきて、本能のままに踊ってみたくなりませんか? えっ、紫外線は気になるし、ただでさえ夏は弱いのにとんでもない? いえいえ、エアコンの効いた涼しいお部屋でお楽しみください。人間が本来、持っている“踊りたい!”という欲求を、余すところなく満たしてくれるダンスシーンが見事な映画たち。特に、狂おしいほど魅力的なラテンのステップが、これでもか!これでもか! と楽しめるマンボ、フラメンコ、タンゴは、ダンスに興味がなくてもその肉体美に目がクギ付けに! お薦めの傑作映画を3本をご紹介します。セクシー&官能的なダンスで、マンボの魅力に開眼▼「マンボ・キングス わが心のマリア」監督:アーネ・グリムシャー出演:アーマンド・アサンテ, アントニオ・バンデラス, キャシー・モリアーティキューバからニューヨークへ、アメリカンドリームを夢見てやってきた歌手のセサール(アーマンド・アサンテ)と、作曲家でトランペッターのネスター(アントニオ・バンデラス)兄弟。彼らが、アメリカのショウビズ界でスターダムに上りつめる様子が、情熱的なラテンのリズムに乗って、スタイリッシュに描かれます。1950年代、マンボ全盛期のニューヨークを背景に、アメリカの伝説的なコメディ番組「ルーシー・ショー」に二人が出演するシーンも。1992年製作で、これが英語圏の映画初出演となるアントニオ・バンデラスが、恋に悩む初々しくも激しい青年を好演。“最高にセクシーで、狂おしいほど官能的”という謳い文句通り、圧巻なダンスシーンが見物です。音楽好きにはたまらない、ラテンミュージックのトップスターたち、セリア・クルーズ、ティト・プエンテ、リンダ・ロンシュタット、ロス・ロボスらが、なんと実際に登場! ノリノリで歌い踊るシーンからは、本場の熱気がムンムン伝わり、一緒にステージを囲んでいるような気持ちになることでしょう。思わず腰が動いちゃう1本です。一流アーティストたちが華麗なる共演を果たした鳥肌もののドキュメンタリー▼「フラメンコ・フラメンコ」監督:カルロス・サウラ出演:パコ・デ・ルシア, サラ・バラス, マノロ・サンルーカル, ホセ・メルセー, ミゲル・ポペダ「血の婚礼」「カルメン」「恋は魔術師」のフラメンコ3部作が有名なスペインの巨匠カルロス・サウラ監督と、アカデミー賞撮影賞に輝く“光の魔術師”ヴィットリオ・ストローラが、スペインを代表する一流アーティストたちをドキュメンタリーで描いた傑作。フラメンコはともかく、ダンスシーンを延々見せられるのはちょっと…という方、ご心配なく! 1曲ずつ独立した21幕で構成され、ダンサーと歌手とバンド、ダンサーとギタリスト、ピアニスト2人、群舞など、それぞれが個性豊かに登場するオムニバス的な演出。美術館で個々の展示室を巡るように優雅に鑑賞でき、決して暑苦しくありません。フラメンコ界の“神”と称される、ギターのパコ・デ・ルシアを始めとするマエストロたちと、新世代の豪華なダンサーたちの華麗な競演は鳥肌もの。ダイナミックなダンスを最高に美しく見せる美術や衣装も秀逸で、本国スペインで“最高の芸術作品”と讃えられた本作。スペインに次ぐフラメンコ人口を誇る日本でも、きっとロングセラーになるはず。見事なダンスシーンと望郷のせつなさ…踊ることは生きること▼「タンゴ ガルデルの亡命」監督:フェルナンド・E・ソラナス出演:マリー・ラフォレ, フィリップ・レオタール1976年の軍事クーデターで、誘拐、拷問、虐殺が日常化したアルゼンチンから、パリに亡命した女優のマリアナ(マリー・ラフォレ)は、同じく亡命してきたバンドネオン奏者や仲間たちと、音楽劇「ガルデルの亡命」を上演しようと腐心中。ところが、官憲の眼を盗んで祖国から送られてくるはずの台本の結末が、いつまでたっても届かなくて…。ガルデルとは、不世出のタンゴ歌手、カルロス・ガルデルのこと。人気の絶頂期にあった1935年、アメリカから故郷ブエノスアイレスへ帰る途中、飛行機事故で早逝。この映画では、彼の録音した2曲の音源が使われ、アルゼンチン人の漂白の悲しみが伝わります。本作で新しい音楽を担当したタンゴの革命児、アストル・ピアソラは、試写でガルデルの歌を聴いて泣き出してしまったとか。音楽劇のリハーサルが進行していくストーリーで、見事なダンスシーンが続き、まるでミュージカルのような展開にワクワクしっぱなし。とはいえ、電話線だけでかろうじて祖国と繋がっている人たちのせつない思いも胸に迫って…。同じく亡命を体験しているフェルナンド・E・ソラナス監督が、望郷の念、愛、明日への希望をユーモアと詩情を散りばめて描き、数々の映画賞を総なめにした1985年の傑作。ぜひご堪能ください。美しいだけでなく、生きることと踊ることが一体化した“命のダンス”は、人生を浄化してくれる清流のように、私たちを癒し昂揚させてくれるでしょう。人間ってすごいな! そんな人間賛歌を感じるダンスで、心身を思う存分リフレッシュさせてください。・ 「マンボ・キングス」 ・ 「フラメンコ・フラメンコ」 ・ 「タンゴ ガルデルの亡命」
2015年07月31日LINEは7月22日、LINEアプリにて展開するフラッシュセールサービス「LINE フラッシュセール」内に、海外ブランドのファッション・雑貨などのアイテムを現地価格で購入できる「LINE トリップバザール」を開設した。LINEフラッシュセールは、ファッションアイテムやコスメ、食品など曜日ごとのテーマに合わせ、毎日1万点以上の商品を追加し、1週間限定で販売するフラッシュセールサービス。LINEトリップバザールでは、海外ファッションブランド・雑貨メーカーの商品を現地価格で購入することが可能となる。海外の販売元に一定期間 商品をキープしてもらい、売れた分だけ発注する独自の受発注システムのほか、販売元から商品をユーザーに直接発送する独自のビジネススキームを構築し、国際便の送料も含め、商品の現地価格(同じ商品が日本で販売されている場合の1/3~1/4程度の価格)で提供するという。ユーザーは、英語での購入情報の入力や、国際便・税金などの輸入に関する手続きなどをせずに利用できる。また、日本での流通網を持たず、知名度がまだ高くない海外ブランドも、同仕組みの活用により日本国内での展開を拡大することが可能だ。なお、同サービスは、バッグを扱うブランドとなる「MelieBianco」やジュエリーブランド「Marida」などアメリカの約15ブランドの取り扱いからスタート。今後、ヨーロッパやアジアのブランドを追加し、年内に100ブランドの取り扱いを目指す。
2015年07月23日ピュア・ストレージ・ジャパンは6月9日、同社のオールフラッシュ・ストレージ・アレイ「FlashArray」の第4世代である「FlashArray//m」を発表した。「FlashArray//m」は、同社が2年をかけて開発した新しいハードウェアで、アップグレード可能なモジュラー型アーキテクチャを採用しており、従来のFlashArray製品と比較してパフォーマンスは50%、密度は2.6倍、1TB当たりの電力効率は2.4倍、それぞれ向上したという。同社はこれまで他社からハードウェアを調達し、自社開発のソフトウェアを搭載して製品を提供してきたが、「FlashArray//m」は自社開発のハードウェアだ。米Pure Storageの創設者でチーフアーキテクトのジョン・ヘイズ氏は、自社でハードウェアを開発した理由を「抜本的に効率的なものを作りたかった。また、新しいハードウェアを使えることも考慮した。これにより、効率、パフォーマンス、シンプルさが解決できる」と説明した。米Pure Storage 製品担当副社長のマット・キックスモーラー氏は、「ピュアストレージはソフトウェアの面では成功を収めてきたが、さらに、コスト、シンプルさを追求するためにハードの上でもイノベーションを起こしたいと思った。今回の製品で初めて、ソフトウェアからハードウェアまで、エンド・ツー・エンドでイノベーションを起こせるベンダーになった」と述べた。「FlashArray//m」は、「Purity Operating Environment 4.5」を実行する2つの高性能なインテルのHaswellコントローラと、新しいNV-RAMキャッシュモジュール、3つのラックユニット(RU)シャーシ内の新しいデュアルドライブ・フラッシュ・モジュールを統合する。「FlashArray//m」では、さまざまなパフォーマンスと容量のニーズに応えるため、「//m20コントローラ」(最大120TBの有効容量(5~40TBの非圧縮容量)、150,000 32K IOPS(1秒当たりのI/O処理))、「//m50コントローラ」(最大250TBの有効容量(30~88TBの非圧縮容量)、220,000 32K IOPS)、「//m70コントローラ」(最大400TBの有効容量(44~136TBの非圧縮容量)、300,000 32K IOPS)の3つのコントローラオプションを提供する。「FlashArray//m」は新しいハードウェアにより、3Uラックに15~120TBの有効容量をサポートし、消費電力は従来製品の半分以下の1kWに抑えている。パフォーマンスは、1ミリ秒未満の平均レイテンシー(遅延)を実現する。そして、高可用性やスナップショット、レプリケーション、暗号化、管理ソフトウェアなどのソフトウェアは基本料金に含まれている。なお、同社では、毎月一定額を支払うことで、3年ごとに新しいコントローラにアップグレードできる「Forever Flash」プログラムを提供しているが、今回はさらに、2015年2月以降にFlashArray 400シリーズを購入した顧客は、次の容量拡大の際に、「FlashArray//m」シャーシとコントローラを無償でアップグレードできる「Pure Storage Upgrade Assurance Program」が2016年1月31日まで自動的に適用される。また同社は同日、クラウド(SaaS)ベースのストレージ管理とサポートのためのプラットフォームである「Pure1」も発表した。「Pure1」は、IT担当者がモバイルデバイスから世界中のストレージを監視できるようにしたプラットフォーム。これまで断片化されていた管理とサポートのプロセスをクラウド上に集約する。既存のCloudAssistテクノロジーの拡張版である「Pure1」は、Pure1 Cloudを基盤としており、「Manage」、「Support」、「Connect」、「Collaborate」の4つの要素で構成されている。「Pure1 Manage」では、担当者はWebブラウザで、世界中に分散しているFlashArray製品をどこからでも単一の画面で監視できるほか、ファイアウォールを通じた接続によって管理できる。「Pure1 Support」は、スキルの高いエンジニアと組み合わせた、プロアクティブなサポートで、導入環境を監視するためにオートメーションを活用することにより、潜在的な問題を事前に検出して警告する。「Pure1 Connect」には、顧客のクラウド環境のFlashArray製品管理を自動化する権限を与える最新式のREST APIが含まれ、スターター・スクリプトとPowerShellコマンドレットをはじめとする自動化ツールキットで、カスタマイズされたワークフローの開発を促進する。「Pure1 Collaborate Community Site」は、導入企業、テクノロジー・チャネルパートナー、ピュア・ストレージ社員のつながりを築くためのディスカッション・フォーラムや各種リソースを提供するためのコミュニティだ。Pure1 Manage、Connect、Collaborateは6月9日から販売を開始し、FlashArray製品の購入ユーザーは、現在有効な保守サポート契約があれば、追加費用なしで提供される。
2015年06月10日セクシーな衣装でセクシーな動き…まさに魅惑のダンスといえるのが『ポールダンス』。「いえ、私には無縁です。」そう思っている人も多いのでは? でも世間では今、ポールダンスを始める、いわゆる『ポール女子』が激増しているの、知っていましたか? 近年は日本にもポールスポーツ協会ができ、競技としての注目も集まり、その魅力にとりつかれる人が続出しているのです。とはいえ、逆さになったり、ぐるんぐるん回ったり…あんな動きが素人にできるのでしょうか。今回は千葉県千葉市にあるポールスポーツスクール、『スターナイト』で、セクシーな先生・歌恋(かれん)さんにポールダンスのいろはを教えてもらいました! スタジオ内はこんな感じ。一面ガラス張りでポールがドーンと立っています。本当に、全くの素人でも本当にポールダンスができるようになるんですか!?「もちろんです!ほとんどの方がポールダンス未経験からのスタートです。習っていくうちに必要な筋肉や柔軟性もついてきますよ」と歌恋さんに励まされ、まずは一安心。スクールに通う方も、OLや主婦、管理栄養士や看護婦さんまで様々で、年齢も10代~40代までと幅広く楽しめるのだとか。なんだか、一気に親近感がわいてきました! まずはこんなポーズから。そして、まさに全身運動となるポールダンスはエクササイズとしても効果絶大! 歌恋さんいわく、「どこに効くかと聞かれると困るくらい、とにかく全身に効きます(笑)」とのこと! 期待が高まります。難しい技ができなくても、ポーズを決めるだけで、普段使わない背中に力が入ったり、全身を使った動きなのでそれだけで代謝UPが期待できるのだとか。さらに、「ポールダンスは女性らしさを全開に解放できるのが魅力なので、普段の動作や仕草が女性らしくなる方もいますよ」と、嬉しい答えも。そんな効果もあったなんて!ちなみに薄着で行うのは、服を着ていると滑ってしまうからだとか。肌の密着でピタッと止まってポーズできるそうです。いきなり始めるのは不安という方は、体験レッスンも受けられるそう。体験レッスンでは十分にアップをしたあとで、ポールを使ってウォーキングの練習、基本のスピン、最後には曲に合わせて振り付けもでき、ボリューム満点! きっとしっかり動いたスッキリ感と、新たな自分に出会えたワクワク感でいっぱいになりますよ。ポールダンスで女性らしさをアップしましょう!・スターナイトダンススタジオ 公式サイト
2015年05月20日LINEは5月14日、LINEアプリにおいて、フラッシュセール事業「LINE FLASH SALE」の提供を開始した。「LINE FLASH SALE」は、曜日ごとにテーマを決め、毎日1万点以上商品を追加し、1週間限定で販売するフラッシュセールサービス。取扱商品を特定のカテゴリーに偏らせず、ファッションアイテムや家電製品、コスメ用品など豊富な商品ラインナップを用意する。また、商品とユーザーをマッチングしやすくするため、「月曜日 : メンズファッション」「火曜日 : 家電」など、曜日ごとに日替わりでレギュラーとなるテーマを設定しており、ユーザーは、事前に商品を予測しやすいほか、取扱いアイテムが1週間ごとにすべて切り替わるため、毎週新たな商品を閲覧・購入することができるという。同サービスは、外部アプリのインストールが不要で、LINEアプリ上からそのまま購入可能。支払いは、クレジットカードやコンビニ払い、LINE Payなどの方法で行うことができる。なお、同サービスでは、リアルタイムな購買体験を実現するためパートナーとの提携を行い、新たな受発注システムを構築しているという。
2015年05月15日4月3日、東京・東急シアターオーブで、アイルランド伝統のダンスをモダンでスタイリッシュに創作した「リバーダンス」の来日公演が開幕した。【チケット情報はこちら】リバーダンスは、上半身を直立の姿勢のまま動かさず、タップとステップとジャンプという下半身の動きだけで魅せる驚異的なダンスと、アイルランドで生まれた民族音楽がミックスされた公演。1995年にダブリンで初演後、ロンドンのアポロ劇場で151公演を記録し、翌96年にはミュージカルの本場NYのラジオシティ・ミュージックホールで初のアメリカ公演を行い、アメリカでも大絶賛。その後、全米、オーストラリア、カナダ、アジアへとツアー、世界の観客を魅了し続けている。日本には1999年に初来日。以来5度の来日公演を行い、のべ65万人の観客を集めている。7年ぶり来日公演の初日という事で、客席は満員。開演時間となり、公演がスタートすると、一糸乱れることのないタップと、ステージを広く使ったフォーメーションですぐに観客を魅了。ステージの後方にいるドラマーとの息もピッタリで、ダンスの決めが披露されるごとに客席からは喝采が飛んでいた。そのほか、フラメンコの要素を取り入れたダンスや、男性が女性を持ち上げたりというような、アクロバティックな要素を取り入れたダンスなど、踊りの種類も多彩で見る者を飽きさせない。ダンスのほかにも、女性シンガーによるソプラノも同公演の見所のひとつ。会場全体を包み込むような歌声に、客席からは感嘆の声が漏れていた。同公演はセリフのないステージだが、映像と音楽による演出で、何の予備知識も無くアイルランドの歴史と伝統を感じる事ができる。劇中にはコミカルなダンスバトルのようなシーンもあり、大人はもちろん小さい子供でも楽しむことができる公演だ。これまでの来日公演を訪れた方にも見ていただきたいのが、今回から加わった新演目「アンナ・リヴィア」。女性ダンサーたちによる力強く優雅なダンスは、この日一番の喝采を浴びていた。ダンサーたちの熱気に呼応され、公演が進むごとにどんどん盛り上がっていく客席。カーテンコールでは自然とスタンディングオベーションが起こり、会場が明るくなってからもアンコールを求める観客の拍手がしばし鳴り止まなかったほど。この日公演を見た観客がリバーダンスの虜になったことは間違いない。東京・東急シアターオーブ公演は4月15日(水)まで開催。その後、富山、名古屋、大阪でも公演が行なわれる。チケットは発売中。
2015年04月07日東芝は26日、48層積層プロセスを用いた128ギガビットの2ビット/セル3次元フラッシュメモリを、世界で初めて開発したと発表した。同日よりサンプル出荷を開始する。48層積層プロセスを用いたフラッシュメモリ。現行製品と比べ、書き込み速度の高速化、書き換え寿命など、信頼性向上を実現している。2016年前半に竣工予定の同社四日市工場新・第2製造棟でも生産を行う予定。SSDを中心に、市場ニーズに合わせて展開するという。
2015年03月26日東芝は3月24日、JEDEC eMMC Version 5.1に準拠した組み込み式NAND型フラッシュメモリ(eMMC)の新製品として、同規格のオプショナル機能である「コマンドキューイング機能」と「セキュアライトプロテクション機能」を備えた製品を開発したことを発表した。同製品は15nmプロセスを採用したNAND型フラッシュメモリチップとコントローラチップを一体化した制御機能付の組み込み式NAND型フラッシュメモリ。コマンドキューイング機能は、ユーザー(ホスト)が複数のコマンドを発行した場合、それらのコマンドにより生じたタスクをいったん待ち行列に入れておき、ユーザーがそれらのタスクを都合のいい順番で処理できるようにした機能で、ランダム読み出し性能の向上に寄与する。そのため、同機能が付いていない従来製品に比べてランダム読み出し速度は最大約30%向上するという。一方のセキュアライトプロテクション機能は、従来のライトプロテクト機能を拡充したもので、ユーザーが指定したエリアに記録した情報が他人から上書き、または消去されるのを防ぐことを可能とする。すでに16GBならびに64GB品のサンプル出荷が開始されているほか、32GBおよび128GBの製品も今後順次サンプル出荷を開始していく予定だという。
2015年03月24日2015年3月28日(土)、29日(日)の2日間、バンコクのMシアターにて「DANCE DANCE ASIA - Crossing the Movements -(ダンス・ダンス・アジア~クロッシング・ザ・ムーヴメンツ~)」の東南アジア公演ツアー第4弾目となる日本のストリートダンスカンパニーによる公演が開催される。アジアから世界へ!文化交流と新たなエンターテイメントの創造アジアの人々の交流活動を様々な形で応援する国際交流基金アジアセンターが主催する同プロジェクトは、アジア全域のストリートダンサーの文化交流と新たな文化の創造を目的に、2015から始動。第一弾として、日本を代表するストリート系ダンスカンパニーが東南アジア4か国(フィリピン、マレーシア、ベトナム、タイ)を訪れ、公演やワークショップを実施。言葉や文化を超えたエネルギッシュな交流を通して新たなエンターテイメントを生み出そうという刺激的なプロジェクトだ。世界でも活躍!日本最先端のダンスカンパニーが集結同公演ツアーには、WRECKING CREW ORCHESTRA、s**t kingz 、タイムマシーンなど日本を代表するダンスカンパニー計10組が参加。バンコク公演では、梅棒、東京ゲゲゲイ、90’sが出演予定で、現地のストリートダンサーとの交流を目的に、ダンスの共同制作を行うワークショップも同日開催される予定だ。先に実施されたクアラルンプール公演では、ダンスパフォーマンスも絶賛され、イベントは大盛況だった模様。エネルギー溢れるバンコクでアクティブなイベントに参加してみてはいかがだろうか。Dance Dance Asia Vol. 01: Tokyo Gegegay in ManilaDANCE DANCE ASIA - Crossing the Movements -(ダンス・ダンス・アジア~クロッシング・ザ・ムーヴメンツ~)バンコク公演日時:2015年3月28日(土)、29日(日)19:00開場、19:30上演 (上演時間:約1時間半)場所:Mシアター (ペッブリー通り)チケット:一般 300バーツ / 学生 150バーツ(※購入はこちらから)詳細:※イベントにより時間や場所、料金が異なるため、サイトにて詳細をご確認ください。
2015年03月18日Spansionは、最新のシリアルNORフラッシュメモリ「Spansion FS-S」ファミリの新製品として、512Mビットのメモリ容量を持った「S25FS512S」を発表した。FS-Sファミリは、モバイルおよび組込みアプリケーションに不可欠な柔軟性と性能を兼ね備える。動作周波数80MHzのQuad DDR(ダブルデーターレート)の採用により、動作電圧1.8VのSPI(シリアルペリフェラルインタフェース)で80MB/sの読み取り性能を実現する。クロックスピード133MHzのシングル、ダブルおよびQuad IOモードでの読み取り、およびスループット1.08MB/sでの高速プログラミングをサポートする。また、産業用(-40Cから+85C)および産業用プラス(-40℃から+105℃)の動作温度範囲に対応。4から6本の信号ラインですべての制御信号、アドレス、データをシリアルに転送する。これにより、メモリパッケージのコストと信号のスイッチング電力消費を削減させると共に、ホストシステム側のピンカウントにおいて、メモリに接続する信号ラインの数を減らし、他の機能に利用する信号ラインに割り当てる。今回発表したS25FS512Sは、同ファミリの特徴を生かしつつ512Mビットの大容量を実現。16ピンSOIC(300mil)、6mm×8mm 8ピンWSONおよび6mm×8mm 24ピンBGAパッケージを採用している。現在サンプル出荷中で、2015年4月に量産提供が可能となっている。
2015年03月10日2月18日、サンディスクは車載用のフラッシュストレージソリューションを発表した。同製品はカーオーディオやシンプルなアプリ、2D/3Dナビゲーションシステムを備えた従来のベーシックナビ市場はもちろんのこと、4G LTEによるインターネット接続により車内の情報端末化を進め利便性を高める「コネクテッドカー」市場、そして先進運転支援システム(ADAS)や自動運転システムなどによってさらに需要が広がるであろう未来のドライビングシステムを見据えたものだ。2014年にはApple CarPlayやAndroid Autoなど、数多くのカープラットフォームへの参入が発表された。このたびの発表は、こういった車載システムに対応したフラッシュストレージへサンディスクが本格的に参入する決意の表れと言えるだろう。NANDフラッシュメモリの製品マーケティングを担当しているラッセル・ルーベン氏に、サンディスクが車載用フラッシュストレージソリューション向けの製品を発表した経緯についてお話を伺う機会を得られたので、その様子をお伝えしよう。なお実際に出荷される製品は、4GB~64GBのSDカードと、8GB~64GBのiNAND組み込みフラッシュドライブ(EFD)となる。いずれも一次サプライヤーを通じて自動車メーカー各社にすでに供給されており、現在は実際に製品に組み込むための評価テストが行われている最中だという。○コネクテッドカー市場をフラッシュメモリ技術で支えるサンディスク──フラッシュメモリのパイオニアとして市場を牽引してきたサンディスクまずはサンディスクについてお話します。ご存じのとおり弊社はNANDフラッシュメモリを専門としている会社です。8,700人以上の社員が世界中で働いておりまして、25年以上にわたってNANDフラッシュメモリ市場をリードしています。数多くのデジタルカメラやモバイル機器用のフラッシュメモリ、PC用のSSDなどを生産していますので、リテール製品が主力と思われるかもしれません。しかし弊社の売り上げでいうとリテール品は33%でして、残りの67%はビジネス向けに出荷されているOEM製品が占めています。今回発表した車載向けSDカードと車載向けiNANDのNANDフラッシュメモリの製造は四日市の工場で行っておりまして、アセンブリ工程をサンディスクの上海工場で行っております。──車載用フラッシュメモリに求められる高い信頼性とは調査会社のガートナーでは、2020年には世界中で走行する自動車のうち、およそ20%がなんらかの通信接続を利用することになると予想しています。つまり、2億5千万台以上の自動車がインターネットに接続する時代がやってくるのです。そんな自動車の情報端末化に向けて、いま信頼性と応答性、そして容量に優れたフラッシュメモリが求められています。しかし、車載に耐えうるフラッシュメモリを製造するのは簡単ではありません。自動車市場には、大手自動車メーカーおよび電子部品メーカーによって作られた車載用電子部品の信頼性についての規格「AEC-Q100」(Automotive Electronics Council)というものがあり、この規格をクリアした製品でなくては自動車メーカーも製品を採用できないのです。サンディスクの車載用フラッシュストレージはこの「AEC-Q100」に準拠した車載用途に耐えうる製品です。動作温度は-40℃~85℃となり、一般的なモバイル機器向けの製品の-25℃~85℃に比べてより温度の低い環境で動作可能です。読み書き耐性や動作速度なども求められるため、信頼性を重視した設計にしています。また車載向けiNANDはeMMC 4.51(HS200モード)規格に準拠した製品となり、連続書き込み最大30MB//読み出し最大120MB/秒を実現しています。地図読み込みの高速化やタッチスクリーンの応答速度向上などに高い効果を発揮することでしょう。──サンディスクが自動車メーカーの厳しい基準をクリアできる理由サンディスクがこういった車載向けの厳しい基準をクリアできる理由は、垂直統合モデルを採用していることにあります。製品の開発・生産・販売を一社で行うことにより、徹底した品質管理と、迅速な対応を実現しているのです。ファームウェアやコントローラも自社で開発しており、他の会社は介在していません。このような一貫した生産体制により、顧客の要望や不具合にも即座に対応が可能なのです。また自動車に電子機器を組み込むためには、1~2年という非常に長い評価テストが必要となります。そして、一度採用された製品は長い間使用され続けます。つまり、品質を保ったままひとつのプロセスを長期間供給し続けなくてはならないわけです。ですが、サンディスクなら生産ラインを自社でコントロールできるため、このような厳しい要求にも答えられるのです。──サンディスクの車載向け市場への参入の意気込み今回の車載用フラッシュストレージソリューションの発表以前から、サンディスクでは自動車向けにNANDフラッシュメモリの供給を行っていました。過去の評価テストでも他社と比べて信頼性で高い評価を得ています。今後、車載向け市場はより多くの需要が見込まれており、求められる品質も高くなっていくでしょう。サンディスクでは、そんな車載向け市場の動向に合わせて社内組織を改編し、自動車メーカーの要望に答えられる新製品の開発を進めてきました。これから一層、車載向けフラッシュメモリの製造・販売に注力していきます。***ラッセル・ルーベン氏のお話の通り、サンディスクは今後、本格的に車載向けフラッシュメモリの開発・生産・販売を行っていく方針だ。NANDフラッシュメモリに特化したビジネスを行ってきたサンディスクが長い歴史で培ったノウハウが、これから車載向けフラッシュメモリの製造にも活かされることだろう。急速に進んでいる自動車の情報端末化。サンディスクはそんな高度情報処理システムを支える重要な役割を担うことになりそうだ。
2015年02月27日ルネサス エレクトロニクスは2月25日、フラッシュメモリ内蔵マイコン(フラッシュマイコン)向けに、さらなる高速読み出し・書き換えを実現するフラッシュメモリ技術を開発したと発表した。詳細は、2月22日から米国サンフランシスコで開催されている「国際固体素子回路会議ISSCC 2015(IEEE International Solid-State Circuits Conference 2015)」にて発表された。セルの微細化により、メモリセルの読み出し電流は減少する。ワード線(メモリセル選択用ゲート)電圧のオーバードライブにより必要な読み出し電流を確保することもできるが、周辺トランジスタの高温下での信頼性悪化が懸念されている。今回、メモリセル電流と周辺トランジスタの信頼性の温度依存性が逆依存であることを利用し、ワード線電圧に負の温度依存性を付加することにより、周辺トランジスタの信頼性寿命を、単純なワード線オーバードライブに対して10倍以上改善し、200MHzの高速読み出しと高信頼性を両立させた。さらに、消去速度をモニタし、消去が速い時は消去の最高電圧を抑制するよう制御することで、絶縁膜の信頼性が厳しい高温で消去ストレスを緩和する技術を開発した。これにより、微細化に伴うメモリセル、および高電圧メタル配線間の絶縁膜の薄膜化による消去時の高電圧ストレスへの耐性低下に対しても高い信頼性を実現できる。また、書き込み動作時にメモリセルのウエル電位を負電圧とすることによる書き込みパルス印加時間短縮技術と、複数のフラッシュモジュールの並列書き込みによる高速書き込み技術を開発した。これにより、混載フラッシュとしては最速クラスの書き込みスループットとなる2.0MB/sを達成した。加えて、フラッシュ書き換えのための高電圧を発生する昇圧回路の駆動クロックをSSCG(Spread-Spectrum Clock Generation)化し、フラッシュ書き換え時の電源/EMIノイズを大幅に低減する技術を開発した。これにより、OTA(Over-The-Air)によるプログラム更新など、フラッシュ書き換え時の電源/EMIノイズによるシステム全体動作への影響を最小限に抑えられる。そして、これらの技術を適用した、28nmフラッシュによる4MBプログラム格納用フラッシュメモリと64KBデータ格納用フラッシュメモリを試作し、大容量プログラム格納用フラッシュメモリで業界最速となる200MHz以上、6.4GB/sの高速読み出し動作を実現した。従来の40nm世代プロセス品では160MHzまでの読み出し動作を確認していたが、同技術により25%の特性改善が確認できた。また、大容量化されてくるプログラム格納用フラッシュメモリにおいて要求される書き込み時間の高速化では業界最速となる2.0MB/sの書き込みスループットを確認した。これは、40nm世代プロセス品の約2倍の特性改善であるという。
2015年02月25日日本IBMは2月24日、企業向けのフラッシュ・ストレージ・ソリューションの新製品として「IBM FlashSystem 900」および「IBM FlashSystem V9000」を発表した。最小構成価格はいずれも税別で、FlashSystem 900が1,339万2,000円、同V9000が3,625万1,200円。出荷開始はFlashSystem 900が3月20日、同V9000が4月24日。FlashSystem 900は2Uサイズであり、2.4TBから57TBの使用可能容量と、最速で110万IOPSの速度を確保した。FlashSystem V9000は同900をベースに、同社の「Software Defined Storage機能」を統合。10年以上の実績があるというストレージ仮想化により、高速コピー/遠隔コピー/リアルタイム圧縮などの機能を250種類以上の主要ベンダーのストレージで利用できる。既存ストレージ・システムの非効率性を解消しつつ、複雑で管理方法が異なる複数ストレージの一元的な管理を実現するという。6Uサイズから34Uサイズまでの拡張が可能で、リアルタイム圧縮と組み合わせて圧縮率20%の場合で最大2.2PBのデータを最速252万IOPSでアクセス可能だとする。同社は新製品のためMicron Technologyと共同で、MLCフラッシュ・チップをベースに10倍の信頼性を持つeMLCフラッシュ・チップとほぼ同等の書き込み回数を実現する、高密度MLCフラッシュ・チップを新たに開発した。新チップを搭載する新製品は、最大容量が約40%増加したという。さらに、企業向けストレージとしての信頼性や可用性、運用容易性を高めるため、サイバー犯罪やデータ・セキュリティの脅威からリアルタイムにデータを保護するハードウェアベースの暗号化機能、フラッシュ・モジュール内で発生した障害のリビルドを数秒から数分で完了し多重障害によるデータ消失のリスクを最小化する「Variable Stripe RAID」、システムを止めることなく最新の状態に保つファームウェアのコンカレント・ロードなど、自社独自の技術を採用した。専用回路によるフラッシュ・チップの制御により、24個のSSDを搭載する2Uストレージ装置と比較し、同じく2UのFlashSystem 900では最大67倍の同時並列読み書き処理を実現したとしている。
2015年02月25日4月に7年ぶりの来日公演を行うダンスパフォーマンス「リバーダンス」。その魅力を伝える番組「リバーダンスの奇跡!~魂のアイルランド紀行」が2月22日(日)午後1時からBS-TBSで放送される。「リバーダンス」チケット情報「リバーダンス」はアイルランドの伝統的な音楽に合わせて、アイルランド独特のダンスをモダンでスタイリッシュに演出、創作したパフォーマンス。鍛えられた肉体が魅せる圧倒的なダンスと心に浸みわたる音楽で綴っていく。上半身を直立姿勢のまま動かさず、驚異的なスピードのタップとステップ、ジャンプから生まれる強烈な靴音のリズムで世界中の観客を魅了している。番組では、アイルランド・スピリットを知るために、リバーダンスの生まれた美しい街ダブリンを訪れる。また、ロンドンで公演中のカンパニーを徹底取材、リハーサルの様子やプリンシパルダンサー、プロデューサーへの貴重なインタビューも交え作品の魅力を紹介する。さらに14年ぶりに追加された新演目も公開。リバーダンスの舞台映像満載、見応えたっぷりの1時間番組だ。来日公演「Riverdance 20years “the anniversary tour”」は2015年4月3日(金)から5月2日(土)まで、東京・東急シアターオーブを皮切りに、富山、名古屋、大阪の全4都市で行う。
2015年02月19日セイコーエプソンは2月18日、1.2Vで動作する低消費電力16ビットフラッシュメモリ内蔵マイコン「S1C17W00」シリーズに小型パッケージの「S1C17W03/04」2品種を追加したと発表した。同シリーズは消費電力が特徴で、小型・小容量のコイン型電池などで駆動する携帯電子機器への組み込みに最適な製品であり、幅広いセンサへの対応も可能である。また、従来はデジタルウォッチやプライスタグ(電子棚札)などを主要ターゲットとし、その表示用途のために液晶ドライバ回路を内蔵していた。しかし近年では、産業分野や住宅設備に使われるガス警報機、人感センサ、電子鍵などのセンサ端末や、スマートフォンとの連携を前提としたウェアラブル機器向けに、表示機能を持たないシンプルで小型化された低消費電力マイコンのニーズが高まってきている。そこで今回、表示機能を割愛することで、従来品に比べ、表面積を削減した小型パッケージ品を同シリーズに追加した。具体的には、電源電圧1.2V~3.6Vの広範囲駆動で、ボタン型の酸化銀電池からリチウムイオンコイン電池まで、多種多様な電池に対応できるだけでなく、独自の低リークプロセスと電源回路技術により、待機時消費電流を電圧に関わりなく0.15μAに抑えている。さらに、12ビットA/D変換器と温湿度計測に最適化されたR/F変換器やUART、SPI、I2Cの各種シリアルインタフェースを内蔵しており、さまざまなセンサとの接続が可能であるため、センサノードコントローラとして幅広い分野に応用することができる。なお、パッケージは「S1C17W03」が32ピンSQFN5。また、パッケージだけでなくベアチップでの出荷も可能となっている。サンプル価格は「S1C17W03」が160円(税抜き)。両品種とも月産20万個を予定している。
2015年02月19日SanDiskは2月18日、次世代のコネクテッドカーや車載インフォテインメントシステムを対象とする車載向けに堅牢なNANDフラッシュソリューションを発表した。今回発表の車載用ストレージソリューションのポートフォリオには、車載使用に耐えうるSDカードと、iNAND組み込みフラッシュドライブ(EFD)があり、最大容量64GBまでラインアップされている。独自のフラッシュストレージアーキテクチャにより、これらのソリューションはデータインテンシブな車内インフォテインメントやコネクテッドカーアプリケーションの優れた体験を可能にし、地図の読み込みの高速化、タッチスクリーンの応答性の向上、起伏のある道を運転する際の干渉の軽減などが図れる。また、自動車市場の厳しい信頼性、耐久性、品質、温度要件に対応しており、AEC-Q100認証を取得している。動作温度範囲は-40℃~85℃である。さらに、徹底した垂直統合により、フラッシュメモリウェハの製造から製品の組み立て、試験、分析、顧客への提供まで品質管理を強化している。そして、主な車載向けチップセットベンダーと緊密に連携し、新たな車載向けストレージソリューションを最新アプリケーションプロセッサ向けに最適化し、自動車メーカーによる導入プロセスをさらに簡素化している。この他、車載用iNAND EFDのみ、eMMC 4.51 HS200規格に準拠し、最大30MB/秒のシーケンシャル書き込み、最大120MB/秒のシーケンシャル読み込みを実現している。なお、車載用ストレージソリューションは、ティア1サプライヤーを通じて世界中の主な自動車メーカー向けにサンプル出荷を開始している。
2015年02月18日サンディスクは18日、次世代の「コネクテッドカー」や車載インフォテインメントシステムを対象とした、車載用のフラッシュストレージソリューションを発表した。サプライヤー向けのラインナップとしては、車載使用に耐えうるSanDisk SDカード、iNAND組み込みフラッシュドライブ(EFD)を用意。容量は最大64GBとなる。信頼性を重視して開発、製造されており、AEC-Q100認証を取得。今回のソリューションによって、カーナビ地図の読み込みを高速化したり、タッチパネル応答性を向上したりといった効果を実現できるとしている。
2015年02月18日リコーイメージングは10日、PENTAXブランドのデジタル一眼カメラ用コンパクトオートフラッシュ「AF201FG」を発表した。近日発売予定としており、価格はオープン、推定市場価格は1万円台の半ば。防塵・防滴構造のオートフラッシュで、ホットシューを含む18カ所をシーリングしている。小型軽量の本体は、PENTAX「Q」シリーズで使用するのに適したデザインだ。ガイドナンバーは「20」。上下方向への角度調節が可能で、調整角度は-10度 / 0度 / 30度 / 45度 / 60度 / 75度 / 90度 / 105度 / 120度 / 130度となっており、バウンス撮影にも対応する。発光モードはP-TTL調光(先幕シンクロ・後幕シンクロ)、マニュアル発光(FULL・1/4)の4種類。スライド式ワイドパネルを内蔵し、使用時には20mm相当の画角(35mm換算)をカバーする。主な仕様は、照射角度が水平70度/垂直53度、ワイドパネル使用時が水平98度/垂直53度、感度連動範囲がISO25~1600、発光間隔が7秒、発光回数が約80回(単4形乾電池使用時)。電源には単4形乾電池型×2本を用いる。本体サイズはW約65×D31×H72.5mm、重量は約141g(電池のぞく)。
2015年02月10日アイルランド伝統のダンスをモダンでスタイリッシュに創作した<リバーダンス>。その誕生20周年を記念して2015年4月、東京・東急シアターオーブほかで来日公演を行う。Riverdance 20years “the anniversary tour”公演情報上半身を直立の姿勢のまま動かさず、タップとステップとジャンプという下半身の動きだけで、驚異的なダンスを繰り広げる<リバーダンス>。1995年にダブリンで初演後、ロンドンのアポロ劇場で151公演を記録し、翌96年にはミュージカルの本場NYのラジオシティ・ミュージックホールで初のアメリカ公演を行い、アメリカでも大絶賛。その後、全米、オーストラリア、カナダ、アジアへとツアー、世界の観客を魅了し続けている。日本には1999年に初来日。以来5度の来日公演を行い、のべ65万人の観客を集めている。20周年の世界ツアーはすでにスタートしており、今回14年ぶりに加えた新演目「Anna Livia」が話題。その内容は20世紀を代表するアイルランドの作家ジェイムズ・ジョイスの詩を取り入れたもので、ダブリンのシンボルであるリフィー川とタフで優雅なアイルランド女性ダンサーに捧げるナンバーになっている。また、ハリウッドで活躍し、エミー賞を3度獲得、リバーダンスの衣装を初演から担当してきたジョーン・バーガンによる新しい衣装も見どころのひとつで、画家ロバート・バラーが手掛けてきたリバーダンスの舞台デザインに新たな魅力を与えている。6度目の来日公演「Riverdance 20years “the anniversary tour”」は2015年4月3日(金)から5月2日(土)まで、東京・東急シアターオーブを皮切りに、富山、名古屋、大阪の全4都市で行う。チケットぴあでは、インターネット先行先着「プリセール」を12月6日(土)午前10時より実施。
2014年12月05日TDKは11月18日、約30mm×50mmと小型サイズのSSDでありながら、128GBまで対応可能なシリアルATA II対応の産業用NAND型フラッシュメモリモジュール「SMG4A」シリーズを発表した。2015年1月より販売を開始する。近年、産業用PCボードでは、mSATAインタフェースを設ける例が増えてきている。そのため、同社も独自のコントローラを搭載した同シリーズをラインナップし、従来品の「SMG3B」シリーズに加えて、mSATAタイプのNAND型モジュールの対応領域を強化した。その中でも、MLC NAND型フラッシュメモリ搭載品のニーズが増えているため、今回標準対応した。一方で、MLC NAND型フラッシュメモリは突然の電源遮断が発生した際に書き込み対象データ以外のデータを破壊するといった影響をおよぼすことがあるため、産業用途で使用するためには、その対策が必須となる。同シリーズでは、独自のコントローラIC「GBDriver RS4」の電源遮断耐性アルゴリズムに加え、内部電源バックアップ回路を合わせて使用することで、突然の電源遮断時の書き込み対象データ以外のデータを破壊するといった影響をおよぼすことを完全に阻止した。また、「GBDriver RS4」を搭載することで、Enhanced ECC機能、リードリトライ機能、オートリカバリ機能、データランダマイズ機能、オートリフレッシュ機能といったデータ信頼性を高めるための機能を有することはもちろんのこと、寿命診断ソフト「TDK SMART」を用いることで定量的な寿命管理も容易であるという。さらに、データセキュリティ機能も充実しており、ATAのセキュリティ機能、AES 128ビット暗号化機能だけでなく、TDK独自のセキュリティ機能も実装している。これらにより、データを暗号化して記録することができるため、データ改ざん、漏洩など万が一の場合においても、強固なセキュリティを提供するとしている。
2014年11月20日Spansionは、車載グレードのシリアルNORフラッシュメモリ「Spansion FL-S」ファミリの新製品として、動作温度範囲を125℃まで拡張した「S25FL128S/256S」2品種を発表した。128MBの「S25FL128S」と256MBの「S25FL256S」は、-40℃~+125℃の幅広い温度範囲での動作が保証されている。同社では、今回の2品種が動作温度を拡張しながら、AEC-Q100に準拠するなど、車載品質と性能基準を満たしており、4MB~1GBの既存のシリアルフラッシュメモリポートフォリオが強化されたとしている。なお、パッケージはSOIC、WSONもしくはBGA。すでにサンプル出荷を開始している。
2014年11月14日Spansionは11月11日、民生/通信/産業機器向けe.MMC NAND型フラッシュメモリ製品ファミリ「S4041-1B1」を発表した。同ファミリは8GBならびに16GBの2種類の容量ならびに153 BGA(0.5mmボールピッチ)および100 BGA(1.0mmボールピッチ)と、-25~+85℃および-45~+85℃の動作温度範囲で分けられた合計8製品がラインアップされている。プロセスは19nmを採用しており、1ダイ当たり8GBのMLC品を採用。今後のロードマップとして4GB品と32GB品も提供する予定だとしている。いずれの製品もJEDEC e.MMC 4.51コマンドセットをサポートしているほか、フィールドファームウェアのアップデート、健全性診断レポート、自動バックグランド処理などのe.MMC 5.0で選定された機能サポートも含んでいる。またe.MMCモジュールにはPHISON Electronicsのコントローラを搭載することで、パフォーマンス管理やバッドブロック管理、ウェアレベリングなども可能となっており、組込機器など長期間での使用時に求められる品質の要件に対応を可能としたとする。さらに同社では、組み込み市場向けにメモリソリューションの検証作業を支援する「Memory Diagnostics Toolkit(メモリ診断ツールキット)」も提供しており、これによりエンジニアリング診断、解析、構成、書き込みを可能とし、メモリの検証・品質認定プロセスを迅速化することを可能にしたとする。なお、同ファミリはすでに量産出荷を開始しており、主に産業機器や医療機器、通信機器などに向けて提供を行っていく予定とするほか、2015年には自動車分野の要求に対応した製品の提供も行っていく計画としている。
2014年11月11日サイオステクノロジーは、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズと共同で、SQL Serverとフラッシュ・ストレージを用いた低コスト・高速・高可用性サーバの構築に関するセミナーを11月14日に開催する。セミナーでは、「フラッシュ・ストレージの動向とioMemory製品」「Haswellプロセッサ搭載のSystem x製品の最新情報と、フラッシュ・ストレージの実機による効果」「フラッシュ・ストレージを使用した高速データベースサーバの可用性を向上する方法」について講演が行われる。具体的には、「IBM System x3650」+「 ioDriveによる高速データベースサーバ」のHAクラスターシステムを、「Windows Server フェールオーバー クラスタリング」+「DataKeeper」によって、非共有ディスク構成の高速HAクラスターシステムとして構築する方法が紹介される。加えて、Windows 2012からサポートされたSQL Server Always On可用性グループ機能を用いたクラスターシステムとの性能比較を行った実測データに関する解説も行われる。概要は以下のとおり。開催日時: 2014年11月14日(金)14:30-17:20(受付開始 14:00)開催場所:レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 秋葉原本社セミナールーム定員:35名受講対象:System xを取り扱っているビジネス・パートナーのエンジニア申し込みはWebサイトから行うことができ、参加者はサイオスの 「LifeKeeper/DataKeeper 有償テクニカルトレーニング」(5万円相当)を無償で受講可能なクーポンがもらえる。
2014年11月06日日本オラクルは10月23日、Oracle DBに特化し、フラッシュ・メモリーを最大912TB搭載可能なフラッシュ・ストレージ「Oracle FS1 Flash Storage System」(以下、「Oracle FS1」)の国内販売開始を発表した。出荷開始は2014年11月を予定している。「Oracle FS1」は、エンタープライズSAN向けフラッシュ・HDDも搭載できる点が特徴だという。「Oracle FS1」はデータ圧縮のHybrid Columnar Compression(HCC)や圧縮データの最適配置を行うAutomatic Deta Optimization(ADO)など、Oracle DBに特化した機能を搭載。また、「QoS Plus」という、優先度に応じた自動階層化機能を搭載する。米Oracle プロダクト・マネジメント担当バイスプレジデント ボブ・マネス氏は、「他社製品は優先順付けなしでFirst In First Outで処理しており、ビジネスの優先度にI/O性能が不一致となるが、Oracle FS1はビジネス優先度に即してI/O管理ができる」とした。「QoS Plus」は、5つの優先度を設定することができ、優先度に応じて、パフォーマンス重視のフラッシュストレージ、容量重視のフラッシュストレージ、パフォーマンス重視のHDD、容量重視のHDDという、4つのストレージ層に分けて格納できる。最大16HAリードまでスケールアウトでき、フラッシュは数ペタバイトまで拡張できる(ノードあたりでは最大容量:912TB(フラッシュ構成)/ 2.88PB(ディスク・ドライブ構成))。スループットは、最大200万の読み込み・書き込み性能(IOPS)、毎秒80GBのスループットを実現。ボブ・マネス氏は「Oracle FS1は最大5.8PBまで増設可能なSANストレージだ。他社はWriteとReadの比率を20:80でIOPSを計算しているが、Oracleは50:50で計算しており、パフォーマンスは最大8.7倍良い」とアピールした。日本オラクル 常務執行役員 システム事業統括 飯尾光國氏は、国内の販売戦略に関して「Oracle FS1は、Oracle DBに特化したストレージで、Oracle DBの高速化ニーズへの対応していく。QoS Plusによって独自価値を提供し、フラッシュ・ストレージ市場でリーダーシップを確立したい」と述べた。価格(予価)は、9,379,559円(税別。オールフラッシュによる最小構成)。ボブ・マネス氏は、同等の競合ソフトウェアでいえば、22万5000ドル相当のソフトウェア込みの価格で、コストパフォーマンスは高いとアピールした。
2014年10月24日サンディスクは16日、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットと32GBの内蔵フラッシュメモリを搭載した、Wi-Fi対応のストレージデバイス「サンディスク・コネクト・ワイヤレス・メディアドライブ」を発表した。10月下旬より発売し、店頭予想価格は17,000円前後(税別)。スマートフォンやタブレット、PCからWi-Fi(無線LAN)でワイヤレス接続し、データを保存したり参照したりできるストレージデバイス。iOS用とAndroid用のアクセスアプリも提供しており、iOS 6.0以降とAndroid 2.3以降に対応。アクセスアプリは、スマートフォンの電話帳をバックアップ/リストアする機能も持っている(スマートフォンを機種変更するときに電話帳をスムーズに引き継げる)。Wi-Fiの暗号化はWPA2に対応し、最大で8台のデバイスから接続できる。保存してあるHD映像を再生する場合、同時に再生できるHD映像は最大5つとなる。電源は内蔵バッテリで、駆動時間は約8時間。充電用のACアダプタが付属する。USB 2.0インタフェースを備え、Wi-Fi接続のほか、USB有線接続も可能だ。本体サイズはW65×D65×H13.5mm。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.6以降。
2014年10月16日Indigo Blueは3日、ダンスを使った企業向けチームビルディングプログラム「Team Video」を発表した。同製品は、音楽に合わせて創作ダンスを踊り、PVを作成することで、企業のチームビルディングにつなげるというもの。同プログラムにより、仕事に求められる「ゼロから何かを生み出す」「効率よく高いオペレーションを実現する」といった、ビジネスの場でも必要な力を学ぶことができるという。また、チーム内における業務外でのコミュニケーションを活性化し、内定者の辞退、新入社員の早期退職をはじめとした人材の離反に関する課題を解決する効果も期待できるとのこと。プログラムに必要な、音楽、プロの振り付け師、撮影クルーは同社が手配し、ダンスPV作成などをバックアップする。PV撮影も含めた研修時間は通常のオリエンテーションなどに費やすのとほぼ同じ。また、作成したダンスPVは、研修の振り返りや採用などの企業PRにも使うことができる。価格は「Team Video」一式200万円(税別)。詳細及び申し込みは同社Webサイトより確認できる。(画像は本文と関係ありません)
2014年10月07日東芝は10月2日、スマートフォンやタブレット、ウェアラブル端末向けに、最先端の15nmプロセスを用いたNAND型フラッシュメモリチップを採用した、世界最小クラスの組み込み式NAND型フラッシュメモリ(eMMC)を発表した。同製品は、15nmプロセスを用いたNAND型フラッシュメモリチップとコントローラチップを一体化し、書き込みブロック管理、エラー訂正、ドライバーソフトウェアなどといった制御機能を搭載した組み込み式NAND型フラッシュメモリである。最先端プロセスを採用したNAND型フラッシュメモリチップを使用することにより、従来製品に比べてパッケージサイズ面積を約26%小型化した。また、NAND型フラッシュメモリチップの基本性能の向上やコントローラ処理の最適化などにより、読み出し・書き込み性能の向上を図っており、従来製品に比べて読み出し速度が最大約8%、書き込み速度が最大約20%高速化している。なお、11mm×10mmサイズのFBGAパッケージを8~64GBの製品に採用している。すでに、16GB品のサンプル出荷を開始しており、8/32/64/128GB品も順次開始していく予定。
2014年10月03日東芝は2日、15nmプロセスのNAND型フラッシュメモリチップを採用した、組み込み式NAND型フラッシュメモリを発表。同日より、16GBモデルのサンプル出荷を開始した。8GB / 32GB / 64GB / 128GBモデルについても順次サンプル出荷を始める。15nmプロセスで製造されたNAND型フラッシュメモリチップと、コントローラチップを一体化した組み込み式のNAND型フラッシュメモリ。従来製品に比べてパッケージ面積が約26%小型化しており、スマートフォンやタブレット端末などへの組み込みに最適としている。各容量とも、東芝の製品カテゴリとして、ハイエンドクラスの「Supreme」と、ミドルからローエンドクラスの「Premium」をラインナップ。量産時期は、8GBモデルと128GBモデル(Supreme)が2015年4月~6月、それ以外は2015年1月~3月となっている。基本性能の向上やコントローラ処理の最適化も行われており、リードで最大8%、ライトで最大2%速度が向上している。インタフェースはeMMC Version 5.0規格準拠のHS-MMC、バス幅はx1 / x4 / x8。本体サイズはW11~11.5×D10~13×H0.8~1.4mm。
2014年10月02日東芝は23日、世界初(2014年4月23日現在、東芝調べ)となる15nmプロセスのNANDフラッシュメモリを開発し、量産開始することを発表した。三重県の四日市工場にて4月末から順次、現行の19nm第二世代から切り替えていく。今回のNANDフラッシュメモリは、2bit/セルの128Gbit(16GB)製品となる。現行世代の製品と比較して、書き込み速度はほぼ同等だが、高速インタフェース仕様を採用することによって、データ転送速度が1.3倍に向上したという(533Mbit/秒)。さらに東芝では、15nmプロセスを用いた3bit/セルのNANDフラッシュメモリについても、2014年の第1四半期中の量産開始を計画している。同時に開発している高性能NANDコントローラを組み合わせることで、スマートフォンやタブレットPCなどへの搭載、そしてSSDの開発によるノートPCなどへの搭載を展開する考え。
2014年04月23日