2015年2月27日 10:00
サンディスクのラッセル・ルーベン氏に聞く、車載用フラッシュストレージへの意気込み
2月18日、サンディスクは車載用のフラッシュストレージソリューションを発表した。同製品はカーオーディオやシンプルなアプリ、2D/3Dナビゲーションシステムを備えた従来のベーシックナビ市場はもちろんのこと、4G LTEによるインターネット接続により車内の情報端末化を進め利便性を高める「コネクテッドカー」市場、そして先進運転支援システム(ADAS)や自動運転システムなどによってさらに需要が広がるであろう未来のドライビングシステムを見据えたものだ。
2014年にはApple CarPlayやAndroid Autoなど、数多くのカープラットフォームへの参入が発表された。このたびの発表は、こういった車載システムに対応したフラッシュストレージへサンディスクが本格的に参入する決意の表れと言えるだろう。
NANDフラッシュメモリの製品マーケティングを担当しているラッセル・ルーベン氏に、サンディスクが車載用フラッシュストレージソリューション向けの製品を発表した経緯についてお話を伺う機会を得られたので、その様子をお伝えしよう。
なお実際に出荷される製品は、4GB~64GBのSDカードと、8GB~64GBのiNAND組み込みフラッシュドライブ(EFD)