英国が誇る名優ヘレン・ミレンとイアン・マッケランが待望の初共演を果たす『グッドライアー 偽りのゲーム』(原題:The Good Liar)が日本でも公開されることが決定。日本版予告編とポスタービジュアルも到着した。『RED』『ワイルド・スピード』シリーズなどに出演し、『クィーン』ではオスカーを受賞したヘレン。そして、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズに出演、2度のオスカーノミネートもされたイアン。大英帝国勲章を授与され、Dameと Sirの称号を持つ名優2人が映画初共演を果たす本作は、『美女と野獣』(’17)の監督ビル・コンドンがメガホンをとる大人のサスペンス。イアン演じる“ベテラン詐欺師”のロイが、出会い系サイトでヘレン演じる夫を亡くしてまもない資産家ベティに狙いを定める。そして、全財産を騙し取ろうとするロイを世間知らずのベティは徐々に信用するように。しかし、単純な詐欺だったはずが、思いがけない事態へと発展し…と、至高のライアーゲームがいま幕を開ける――。早くもアカデミー賞ノミネートの声も高い本作。到着した予告編では、名優2人によるスリリングな駆け引きが繰り広げられる。また、ホームで争うようなシーンや、時折見せる鋭い表情など、怪しげな場面も。さらに、2人にとって重要な人物となるロイの相棒ヴィンセント役で「ダウントン・アビー」のジム・カーターが、ベティの孫スティーブン役で「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」のラッセル・トヴェイが出演。予告編でもその姿を確認することができる。『グッドライアー 偽りのゲーム』は2020年2月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月15日映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』が、2020年1月31日(金)に公開される。ライアン・ジョンソン監督&オリジナル脚本映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンが監督と脚本を手掛けた、オリジナルのエンターテイメント・ミステリー。ミステリーの女王とも称された『オリエント急行殺人事件』で名高いアガサ・クリスティーに捧ぐ最新作だ。10代の頃から根っからのアガサ・クリスティーファンだったライアン・ジョンソンは、今作品に、アガサ・クリスティーの推理小説の要素を存分に詰め込んだ。アガサの世界観の中に覗く、ライアン・ジョンソン独自のユーモアと現代社会への鋭い視点に注目だ。NYの大豪邸で起きた密室殺人事件映画の舞台は現代のアメリカ。NYの豪邸で世界的ミステリー作家の85歳の誕生日パーティーが開かれた翌朝、彼が遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることに。第一容疑者となるのは、パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員だ。調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく―。ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンズほか豪華キャスト事件の謎を解く主人公の名探偵ブノワ・ブランを演じるのは、「007」シリーズの最新作公開も控えるダニエル・クレイグ。そして、周囲を罵倒する一家の放蕩息子役で強烈なインパクトを残すのは、『アベンジャーズ』でキャプテン・アメリカ役が記憶に新しいクリス・エヴァンス、85歳の誕生日パーティーの翌朝に謎の死を遂げた世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビーを、オスカー俳優クリストファー・プラマーが演じる。さらに、名探偵を支えるエリオット警部補役には『ゲット・アウト』のキース・スタンフィールドが登場。そのほか、『IT/イット”それ”が見えたら終わり』のジェイデン・マーテルや、2018年に公開されたホラー映画『へレディタリー/継承』のトニ・コレット、『シェイプ・オブ・ウォーター』のマイケル・シャノンなど、豪華俳優陣が揃う。事件のヒントが隠された意味深なポスター一癖あるキャラクターの面々が揃うポスターには、事件解決となるヒントが…?!彼らの背後に映るのは、それぞれ全く異なるカラフルなインテリア。そして彼らは、杖やノートパソコン、バッグ、ワインなど、それぞれの個性を映し出すアイテムを手にしていたりする。事件の捜査を進めていくうちに見えてきたのは、ハーランの遺産を巡る家族たち秘密―。いったい真犯人はだれなのか?そして遺産はだれの手に?ロッテントマトで満足度100%&賞レースにも参加なお、ワールドプレミアとなった9月のトロント国際映画祭では、数ある作品の中で高評価を獲得し、その評価が注目された有名レビューサイト、ロッテントマトでは一時驚異の100%を記録した。さらに第77回ゴールデングローブ賞においては、受賞こそ逃したものの、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞(ダニエル・クレイグ)、主演女優賞(アナ・デ・アルマス)の主要3部門にノミネート。日本時間2月10日(月)に発表される第92回アカデミー賞においては、脚本賞にノミネートされている。【詳細】映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』公開日:2020年1月31日(金)監督・脚本:ライアン・ジョンソン出演:ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレット、ドン・ジョンソン、マイケル・シャノン、キース・スタンフィールド、キャサリン・ラングフォード、ジェイデン・マーテル、クリストファー・プラマー主題歌:フランク・シナトラ「I’m Gonna Live Till I Die」配給:ロングライド
2019年10月04日ケガで『007』新作の撮影を休止していたダニエル・クレイグが、今週にも現場に復帰しそうだ。クレイグは5月下旬に足首をケガして手術を受け、その間、撮影はクレイグ抜きで行われていた。クレイグの休養期間はおよそ2週間で、来年4月の北米公開予定日に変更はない。今回の監督は『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のキャリー・ジョージ・フクナガ。悪役を『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが演じる。タイトルは決まっていない。文=猿渡由紀
2019年06月17日『007』最新作『Bond 25』(原題)の撮影現場で再びアクシデントが起きたようだ。先月は、主演のダニエル・クレイグがジャマイカで撮影中に足首を痛め、手術を受けてしばらく療養することが発表されたが、今回はスタッフのひとりが負傷したという。ジェームズ・ボンドの公式ツイッターが「本日、パインウッド・スタジオの『Bond 25』のセットで制御爆破の撮影を行っていたところ、『007』ステージの外側が損傷しました。セットにダメージはありませんが、ステージの外にいたスタッフ1人が軽傷を負いました」と発表している。(『007』スタジオとは、パインウッド・スタジオ内にある巨大な防音スタジオ)。「The Sun」紙は、同セットで3回の爆発があり、屋根の一部や壁板の数枚が吹き飛んだと報じている。ダニエルの療養中は、ダニエルがいなくても撮れるシーンを撮影していたため、公開日に遅れは生じないもようだったが、今回の事故が撮影や公開日にどう影響するかは明らかになっていない。『Bond 25』はダニエルがジェームズ・ボンド役を演じる最後の作品であり、『ボヘミアン・ラプソディ』でオスカーを獲得したラミ・マレックが悪役として登場することも話題に。キャリー・フクナガ監督がメガホンをとっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年06月05日ジャマイカで『007』最新作『Bond 25』(原題)を撮影中のダニエル・クレイグが、足首を負傷し、手術を受けるという。ジェームズ・ボンドのツイッターアカウントが発表した。「ダニエル・クレイグが、ジャマイカで撮影中に足首をケガして簡単な手術を受けることになりました。クレイグは手術後に2週間のリハビリを受けますが、その間、製作は続行します。映画の公開日は変わらず2020年4月のままです」。「The Sun」紙によると、ダニエルは今月初め、撮影中に全速力で走っていたところ、すべって転倒。相当な痛みを訴えていたとのこと。ファンたちからは「早く治りますように。お大事に」、「トム・クルーズも『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』でケガしたよね。私たちを楽しませてくれるために、こうして全力を尽くしてくれる彼らに頭が下がる思い」などの激励コメントがクレイグに寄せられた。一方、「回復に2週間しかかからないというのは、ちょっと楽観的な見方じゃない?」と案じるファンも。治療はアメリカで行われると報じられており、手術、移動・滞在時間、リハビリと総合して考えるとやはり公開日に影響が出るのではという指摘もある。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年05月23日モンクレール(MONCLER)の「モンクレール ジーニアス」より、クレイグ・グリーン(Craig Green)が手がけるコレクション「5 モンクレール クレイグ・グリーン(5 Moncler Craig Green)」の2019-20年秋冬コレクションがミラノで発表された。
2019年02月28日モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)より、5 モンクレール クレイグ・グリーン(5 MONCLER CRAIG GREEN)の2019年春夏メンズ・ウィメンズコレクションのアイテムが登場。2019年1月10日(木)に発売される。前シーズンに続き、プロテクションとパフォーマンスの探求を続けるクレイグ・グリーン。テントや凧からインスパイアされた、ウェアラブルな居住空間としての服を展開する。ロープのストリングを配したフーデッドケープは、カラフルで丈夫な素材を使って仕立てられることで、そのダイナミックな造形が際立っている。その他、ブライトグリーンやイエロー、オレンジ、コバルトブルーなど、インパクトのあるソリッドなカラーリングを施したジャケット、ブルゾン、フィッシュテールパーカー、ワークシャツ、トラウザーが登場。春夏シーズンならではの、薄手のダウンアイテムにも注目したい。【詳細】5 モンクレール クレイグ・グリーン発売日:2019年1月10日(木)販売店舗:一部のモンクレールブティック、主要セレクトショップ
2019年01月12日モンクレール(MONCLER)の「モンクレール ジーニアス」プロジェクトより、クレイグ・グリーン(Craig Green)が手がける「5 モンクレール クレイグ・グリーン(5 Moncler Craig Green)」の2シーズン目となるコレクションが発表された。今シーズンは、テントと凧に着想を得て、まるでカイトボート、またはヨットのようなシルエットのフード付きケープやコートなどが登場している。
2018年10月13日女優のレイチェル・ワイズ(48)が今月はじめに女児を出産していたと英Daily Mailが報じている。夫のダニエル・クレイグ(50)との間に初めて授かった待望のベビーだ。2人は’11年に結婚。ワイズには映画監督のダレン・アノロフスキーとの間に息子ヘンリーが、クレイグには前妻の女優フィオナ・ロードンが産んだ娘エラがいる。4月、ニューヨーク・タイムズのインタビューの中で妊娠していることを公表。「ダニエルも私もとても幸せよ。赤ちゃんが生まれるの。彼か彼女かはわからないけれど、会えるのが待ちきれません」と喜びを語っていた。Daily Mailは取りはずすとゆりかごにもなるチャイルドシートにおくるみをかけ、颯爽と持ち運ぶクレイグの姿をキャッチしている。
2018年09月27日ダニエル・クレイグ(50)&レイチェル・ワイズ(48)夫妻に、先月女児が誕生していたことが明らかになった。「Daily Mail」紙など複数メディアが伝えた。ダニエルには前妻フィオナ・ロードンとの間に26歳の娘エラ、レイチェルには元パートナーのダーレン・アロノフスキーとの間に12歳の息子ヘンリーがおり、今回生まれた女児はそれぞれにとって第2子にあたる。レイチェルは今年4月に「The New York Times」紙に妊娠を明かし、「ダニエルと私はものすごくハッピーなの。ちっちゃな人間が誕生するのよ。男の子か女の子か分からないけど、会えるのが楽しみだわ!」と語っていた。赤ちゃんの誕生から約1か月が経ち、ニューヨークで夫妻が赤ちゃんを連れて出かける姿がパパラッチされた。赤ちゃんはダニエルが運ぶベビーシートで寝ていると思われるが、花柄のブランケットに覆われ、残念ながらその姿は見えない。すぐそばを歩くレイチェルは、産後1か月とは思えないスリムな体型で、トレンチコートとロングブーツのスタイリッシュなファッションに身を包んでいた。共にイギリス生まれながら、現在はニューヨーク在住の夫妻。そのため、妊娠中に出演したスティーヴン・コルベアのトーク番組で、レイチェルは「赤ちゃんはアメリカ人として育てるの?」と聞かれると、「(アメリカ人とイギリス人の)バイリンガルになるんじゃないかしら。そうね…たとえば私たちは赤ちゃんに対しておむつは(アメリカ式の)ダイアパーじゃなくて、(イギリス式の)ナッピーって言うと思うわ」と語っていた。(Hiromi Kaku)
2018年09月27日モンクレール ジーニアスより、モンクレール(MONCLER)とクレイグ グリーン(CRAIG GREEN)がコラボレーションした「5 モンクレール クレイグ・グリーン」2018-19年秋冬コレクションが、2018年8月22日(水)に発売される。「5 モンクレール クレイグ・グリーン」において、デザイナーのクレイグ・グリーンは、防御的側面や身体が持つ機能性といった人間の本質にフォーカス。マットナイロンとコットンダウンを使用し、機能性を軸とした立体を集めた、彫刻的でオーバーなフォルムのウェアを作り上げた。ダウンを使って仕立てた、ライフジャケットや救命ボートを彷彿させるディテールの1つ1つは、巨大でありながらも空気をが詰まっているかのように軽やかな仕様となっている。まるで居住空間であるかのように身体を丸ごと包み込むコートには柔らかなフードがあしらわれ、フェイスもしっかりとカバー。厳しい環境の中でも生存していけるような、フューチャリスティックなデザインとなっている。カラーパレットは、ブラック、ホワイト、ミッドナイトブルーを展開。ホワイトの生地にブラックのステッチを施して表現したピンストライプは、ウェアにグラフィカルな趣を与える。【詳細】5 モンクレール クレイグ・グリーン発売日:2018年8月22日(水)発売店舗:一部モンクレールブティック、主要セレクトショップ購入方法:先着順【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:03-3486-2110
2018年08月13日アカデミー賞受賞女優ハル・ベリーと『007』シリーズでジェームス・ボンドを演じるダニエル・クレイグが共演する映画『Kings』(原題)の邦題が『マイ・サンシャイン』に決定し、12月5日(土)から公開となる。併せてティザービジュアルと特報も解禁された。■あらすじ1992年、ロサンゼルス・サウスセントラルで、家族と暮らせない子どもたちを育てるミリー(ハル・ベリー)。貧しいけれども、ミリーの愛情は光に溢れ、誰もが居場所を見つけていた。そして、そんな騒々しいミリーたち家族に文句をつけながらも、隣人のオビー(ダニエル・クレイグ)は実は彼らを見守っている。しかし、黒人が犠牲になった事件に対する不当な判決が出たことにより暴動が始まり、ささやかに暮らしていたはずの彼らの生活に変化が訪れる…。■ある家族×ロサンゼルス暴動を描く1992年に起き、世界に衝撃を与えた大事件“ロサンゼルス暴動”を背景に、貧しいながらも愛に溢れる日々をおくる血のつながらない家族をみずみずしい視点で描いた本作。この度解禁された特報では、優しく子どもたちに声をかけるミリーや、涙を浮かべる子どもを前に不慣れながらも必死に励まそうとするオビーのあたたかい家族の姿が映し出される。その姿から一転、鉄バットで標識を破壊する男が現れ、サイレン、銃声が響き渡る。一体、この街で何が起ころうとしているのか。暗雲立ち込める中に「ただ、一緒にいられれば、それだけでよかったのに――」という言葉と何かを必死に追い求めるミリーの姿が映る。■ミリーとオビーの表情が物語るものは…さらにティザービジュアルは、「何よりも大切な家族。私の太陽。」という言葉とともに、子どもたちを抱きしめ、満面の笑顔を見せるミリーの姿が目を引く。対照的に呆然とひとり何かを見つめるオビー、彼の目線の先には、1992年のサウスセントラルの現実があるのかもしれない。『マイ・サンシャイン』は12月5日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月13日モンクレール(MONCLER)の新プロジェクト「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」より、第3弾としてメンズウエアデザイナーのクレイグ・グリーン(Craig Green)によるコレクション「5 モンクレール クレイグ・グリーン」が、8月22日から販売開始。「5 モンクレール クレイグ・グリーン」防御的側面や身体が持つ機能性など、人間の本質に焦点を当て、創り上げられた同コレクション。合理主義者であるクレイグはマットナイロンとコットンダウンを使用し、機能性を軸とした立体要素の集合体で構成され、彫刻的かつ肥大化を遂げたシェイプを考案。ダウンを使用して創り上げたライフジャケットや救命ボートを彷彿させる革新的なディテールは、衣服と身体との対話を完璧なまでに書き換えた。それぞれのピースは巨大でありながらも空気が詰まっているかのように軽量で、パディングを究極の次元へと昇華している。プロテクションへの探求はさらに高みを目指し、コンテンポラリーな柔らかいフードがフェイスをカバー。厳しい環境下でも自足を可能にするガーメントはまるで居住空間のようでもあり、独自の機能的な要素を象徴し拡大している。「5 モンクレール クレイグ・グリーン」人間を中心に据えたフューチャリスティックなビジョンを創造する先駆者でもあるクレイグは、妥協のないホワイトやブラック、ミッドナイトブルーのカラーパレットで革命的なコレクションを展開する。ブラックのステッチでデザインしたピンストライプは、機能的なコレクションにグラフィカルな要素を加える。「私は洋服作りを通じて防御的側面や機能性を探求しています。これはモンクレールが持つヘリテージの中心となるものと同じです。モンクレールが歩んできた歴史と培ってきた知識や技術を解釈することで、革新的で全く新しいデザインができると感じました」と、クレイグ氏は語る。「5 モンクレール クレイグ・グリーン」同コレクションは、一部のモンクレールブティックと主要セレクトショップにて発売される。
2018年08月10日クレイグ・グリーン(Craig Green) が ピッティ・イマージネ・ウオモ94(PITTI IMMAGINE UOMO94)の公式イベントとしてボーボリ公園で2019年春夏コレクションを発表した。犯罪現場で見かける人型のチョークライン。枠組みの立体を背負ったモデルは医療用ウェアに血を垂らしたかのようにも見えるラインをドローストリングで描く。言葉にするとおどろおどろしいが、それはポップなコントラストで描かれる。すべてのアイテムがデジタルとヒューマンの境界を模索するかのように、実験的なコレクション。モンクレールとのコラボでもその独自の洋服の解釈を見せる独自のスタイルを提案し続ける姿勢はロンドンのデザイナーならではだ。ショーン・オリバー(Shayne Oliver)、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)、J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)、タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)と、カッティングエッジなデザイナーのショーをいち早く紹介してきたピッティ・ウオモならではのキュレーション。Text: Tatsuya Noda
2018年07月20日モンクレール(MONCLER)の新プロジェクト「モンクレール ジーニアス」より、クレイグ・グリーン(Craig Green)が手がけるコレクション「5 モンクレール クレイグ・グリーン(5 Moncler Craig Green)」が、8月下旬に発売される。クレイグ・グリーンは、2012年に自身の名前を冠したブランドを設立。2014年のブリティッシュ・ファッション・アワードを始めとする様々なアワードを受賞し、注目を集めている。
2018年05月25日俳優ダニエル・クレイグの「007」シリーズ次回作の出演料が2,500万ドル(約27億円)になるという。ダニエルは同シリーズ第25弾で再びジェームズ・ボンド役を務める予定で、最後のボンド出演に破格のギャラを受け取ることになるだろうとヴァラエティ誌が報じている。ダニエル・クレイグ(C)BANG Media Internationalそのダニエルの報酬額は、2020年公開予定の『レッド・ノーティス』に出演するドウェイン・ジョンソンの2,200万ドル(約24億円)や、昨年公開された『ワイルド・スピード ICE BREAK』に出演したヴィン・ディーゼルの2,000万ドル(約21億円)を超えるものとなっている。2015年『007 スペクター』公開当時のインタビューでは、ダニエルは次回作の出演に乗り気ではなく、再度ボンド役を演じる自分をイメージできるかと聞かれ、こう答えていた。「今? 手首を切った方がマシだよ。今は全くもって考えられない。もう結構。今終わったんだから。次に進みたいんだ」「どうなるのかわからないんだ。隠しているわけじゃなくね」「誰がわかるっていうんだ。さっき終わったばかりだというのに。誰とも話し合いなんかしちゃいないよ。もしボンド映画にまた出演するとしたなら、理由は金だけだ」(C)BANG Media International
2018年05月15日バイエル薬品株式会社は、ヘレン・ケラーのエッセイを題材としたオリジナル動画「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」を2018年3月27日に公開した。同日、動画発表イベントを都内で開催。イベント内のトークショーではプロフィギュアスケーター織田信成氏を始め、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事の志村季世恵氏、眼科医であり医学博士の高橋政代氏の3名が登壇した。「見える」ことの重要性について認識不足の現代人バイエル薬品がこれまでに実施した意識調査(※)では、一般の人々が「目の健康に対する高い意識をもっている」にも関わらず、「目の健康を守る行動が十分に取られていない」という結果が明らかになっている。そこで、目の健康への意識を保つことにより、目の健康を守る行動へとつなげてほしいとの考えから、オリジナル動画「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」が制作された。本動画には、「より多くの人に見えることの大切さを改めて実感してほしい」との思いが込められている。「見たいものが見える」ことの素晴らしさ動画「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」は、今年没後50周年を迎えたヘレン・ケラーのエッセイを題材としたオリジナル動画。盲ろう者であったヘレン・ケラーが、彼女の生きたニューヨークを舞台に「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」という仮定のもと、見てみたいものを挙げていき、それらに対する彼女の想いを綴っていくという内容だ。動画のラストは「あなたは今日何を見ましたか?」という印象的な言葉で締めくくられている。「今までで印象に残っているシーンやずっと大切にしたい景色や光景はどんなものですか?」と司会者に聞かれた織田氏は、「フィギュアスケートの競技人生で最後の演技が終わったときです。お客さんのほうを見渡すと、満面の笑顔で拍手をくださったのを見たのが、僕のこれまでの人生で最も心に刻まれているシーンです」と語った。また、「今日は大阪からここへ来るときに妻と子どもに見送られて来たのですが、そういう光景はいつまでも大切にしたいですね。動画を観て、こういう日常を当たり前だと思わずに、見えることに感謝しながら生きることが大事だと思いました」と、見えることの大切さを再確認したようだった。動画を通して、目の健康について考えるきっかけに動画内でヘレン・ケラーは「最後に、目の見えない私から、目の見えるあなたに伝えたいことがある。明日、視力を失ってしまうかもしれないと想像してみてほしい。するとあなたの目は今まで見過ごしていたことに目を向け、見るものすべてを愛おしく感じるだろう」と視聴者に語りかける。普段、見えることが当たり前でなかなか意識を向けにくい、目の健康。ヘレン・ケラーが描写する美しい世界と示唆に富むメッセージを動画から受け取り、ぜひ目の健康を再確認するきっかけにしてみてはいかがだろうか。【参考】※見えるを見つめる.com※最新の調査結果
2018年04月04日ヘレン・ミレン、ドナルド・サザーランドというアカデミー賞俳優が夫婦役で共演する『ロング,ロングバケーション』(原題:The Leisure Seeker)。イタリアが誇る名匠パオロ・ヴィルズィ監督がメガホンをとる本作の日本公開が、来年1月に決定。併せてビジュアルが解禁された。人生のゴールを見据えた70代夫婦。愛車のキャンピングカーで目指すは、ずっと憧れていたヘミングウェイの家――アメリカ最南端のフロリダ州キーウェスト。老齢の夫婦がボストンからひたすら南へ、ルート1号線を軽快に旅していく中で、半世紀以上をともに過ごしてきた人生への慈愛や、自由を謳歌する姿を、力強く、ときにユーモラスにスクリーンに描き出す、至福のロードムービー。このほど、ヴェネチア国際映画祭に続き、トロント国際映画祭でも熱い称賛を浴びる本作の日本公開が決定。併せて解禁されたビジュアルは、“バケーション”というタイトルにふさわしく、長年連れ添ってきた夫婦が水入らずで“人生という旅”を謳歌する雰囲気が感じられる。本作で妻エラに扮するヘレン・ミレンは、アカデミー賞に4度ノミネートされ、『クィーン』で主演女優賞を獲得した名女優。英国女王からヒッチコックの妻、元CIAのエージェントまで幅広い役柄を演じ分けるヘレンが、末期がんを患いながらもアルツハイマーの夫を愛し抜き、最後まで人生の舵を自分で取ろうと勇敢に立ち向かう女性を演じる。そして、夫のジョンを演じるドナルド・サザーランドも、映画界への長年の功績を称えられ、第90回アカデミー賞名誉賞に輝いている。息子キーファーも俳優として活躍する中、ドナルドは1963年に『生きた屍の城』で映画デビューを果たして以降、『M★A★S★H マッシュ』『バックドラフト』『鑑定士と顔のない依頼人』などで幅広い役柄を演じてきた。主演映画はなんと140本以上にものぼるドナルドが、本作ではアルツハイマーが進行していく中でもチャーミングさを失わない元文学教師のジョンを熱演。夫婦がともに歩んできた人生を振り返る旅路へと誘っていく。ドナルドは、11月11日(現地時間)にロサンゼルスで開催されたアカデミー賞名誉賞授賞式に出席した際、「私や、私の家族にとって非常に重要なことです。私が演じた役柄たちに感謝します。そして40年以上サポートしてくれている妻にも同様の賞を贈りたい」と喜びと共に、長年連れ添った妻(女優 フランシーヌ・ラセット)へのこれまでの感謝を述べ、実生活でも愛妻家の一面も覗かせていた。『人間の値打ち』や『歓びのトスカーナ』で知られ、長年アメリカでの監督デビューを望まれていたイタリアの名匠パオロ・ヴィルズィが、満を持しての海外初監督作品として完成させた本作。「自由とは、失うものが何もないってこと――」という前向きなメッセージに溢れた、観る者の人生観をも覆すような感動のロードムービーを心待ちにしていて。『ロング,ロングバケーション』は2018年1月26日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月30日72歳のヘレン・ミレン、79歳のジェーン・フォンダのベテラン女優たちが「パリ・ファッションウィーク」で開催された「ロレアル(L’Oreal)」のファッションショーでランウェイを闊歩した。ヘレンとジェーンは「ロレアル」のアンバサダーを務めている。ヘレンは163センチとモデルとしては小柄ではあるが、長身のスーパーモデル、アドリアナ・リマやウィニー・ハーローに負けない存在感を発揮。ワイドパンツにトレンチコート、マニッシュなレースアップシューズと黒い杖をアクセサリーに、堂々とキャットウォークを披露した。ランウェイの先端では仁王立ちポーズも!クールにキメたヘレンとは対極に、ジェーンはトラ柄のグラマラスなロングドレスで登場。先日のエミー賞授賞式で、アリアナ・グランデ風のポニーテールに劇的イメチェンした髪型もすっかり元通りで観客を安心させた。エミー賞では「ワースト・ドレッサー」として各メディアに取り上げられ、憂き目を見たジェーンだったが、この日のドレッシーな出で立ちは淑女そのもの。ランウェイからフロントロウに座っていたナオミ・キャンベルを見つけて握手とキスを交わしたり、歩きながらピースサインをするなど、終始ご満悦だった。(Hiromi Kaku)
2017年10月02日モンクレール(MONCLER)は、ロンドンをベースにするデザイナー、クレイグ・グリーン(Craig Green)とコラボレーションしたカプセルコレクション「モンクレール C(Moncler C)」を2017年秋冬シーズンに発表。モンクレール 銀座、青山などの主要直営店と ドーバー ストリート マーケット ギンザを含む一部のセレクトショップにて2017年9月7日(木)より販売予定だ。「モンクレール C」では、ジャケットやコート、さらにはボトムス、バッグにモンクレールのシグニチャーであるダウンを採用し、オーバーボリュームの存在感あるアイテムへと昇華。11型のウェアにバッグ、シューズを加えた全13型を展開する。美しいテーラリングからなるフォルムには、クラシカルなキルティングを施し、同コレクションの一番の特徴となる調節可能なエラスティックバンドを配した。このバンドの締め具合を変えれば、個性的なシルエットが誕生する。また、クレイグ・グリーンのトレードマークであるロープに、モンクレールのシリコンロゴをさり気なくあしらっている。【詳細】「モンクレール C(Moncler C)発売予定日:2017年9月7日(木)取り扱い店舗:モンクレール 銀座、青山などの主要直営店とドーバー ストリート マーケット ギンザを含む一部のセレクトショップ価格例:・カバル(ダウンジャケット) 341,000円+税・アトー(ダウンジャケット) 475,000円+税・バッグ 205,000円+税・シューズ 92,000円+税
2017年09月02日俳優のダニエル・クレイグが、「007」シリーズに5度目の出演を果たすことを明らかにした。第25作目となる同シリーズ最新作でジェームズ・ボンド役を続投する。米トーク番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』に登場したダニエルは、5度目の続投はあるかと聞かれると「あるよ。これ以上ない幸せだね」「これまで慎重に発言するようにしていたんだ。1日中この件に関してインタビューを受けていて、みんな聞いてくるもんだから、なるべく口を開かないようにしてたんだけど、もし真実を伝えるつもりならここで伝えようって思ったのさ」と答えた。さらにダニエルは、ボンド役続投をいつも望んでいたものの、次回作が最後の出演になると続けた。「これが最後だと思うよ。最高のものにしたいんだ。待ちきれないよ」そんなダニエルは以前、ボンド役を続投するとしたら「お金のため」だけで、もう一度ボンドを演じるくらいなら「手首を切った方がマシ」とコメントしたことが話題になっていたが、その発言は「バカだった」と振り返っている。「それについて言い訳する意味なんてないよ。でもそのインタビューを受けた時は前回の撮影を終えた2日後で、『もう1本出演しますか?』って聞いてきたんだ」「だから格好よく気品を持ってコメントする代わりにバカな答えをしてしまっただけさ」ダニエル出演の新作は2019年11月8日に全米公開される予定となっている。(C)BANG Media International
2017年08月16日『007』最新作のジェームズ・ボンドは引き続きダニエル・クレイグが演じることを本人が認めた。ジェームズ・ボンドの公式ツイッターもツイートしている。ダニエルはポッドキャストの「Preston & Steve Show」とボストンのラジオ番組「Morning Magic 106.7」に出演し、ボンド役について聞かれると「オフィシャルにはなにも決まっていないんだ」と歯切れの悪い答えをしていた。しかし、それから数時間後、ダニエルはスティーヴン・コルベアが司会を務める「The Late Show with Stephen Colbert」にてはっきりとボンド再演に「イエス」と宣言。大喜びのスティーヴンとがっちり握手を交わした。ダニエルがボンドを演じるのはこれで5回目になる。「ずっと話し合いを続けていた。理解するべきことが色々とあった。ボンド役はまた演じたいと思ってたんだよ。(でも)休みが必要だった」と涼しい顔で明かしたが、司会のスティーヴンから「え? 『007 スペクター』の後のインタビューで『もう1回ジェームズ・ボンドを演じるなら手首を切った方がマシ』って言ってなかった?」とのツッコミが。会場は爆笑の渦に包まれた。その後もダニエルは「最高に調子がイイってときにやりたかったしね。待ちきれないよ!」とポジティブに語った。また、ダニエルは同日受けたインタビューで嘘を付いてしまったことに「申し訳ない」と謝罪したが、「きみに最初に言いたかったんだよね」とスティーヴンに言い、再び彼を喜ばせた。(Hiromi Kaku)
2017年08月16日「The Late Show」のTwitter(@colbertlateshow)より 「もう死んでもイヤだ」と言っていたジェームズ・ボンド役を再び務めることを、ダニエル・クレイグ自身が明言した。 米国のトーク番組「The Late Show」に出演したクレイグは、ホストのスティーヴン・コルベアから「ジェームズ・ボンド、やるの?」と訊かれ、一言「イエス」と返答。会場から大歓声が上がる中、2人は立ち上がって握手し、コルベアはカメラ目線で「ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドとして戻ってきますよ」と断言してみせた。 2019年11月8日に公開が予定されている『007』最新作は記念すべきシリーズ25作目。クレイグにとっては5作目となる。
2017年08月16日昨年12月のダニエル・クレイグ写真:Splash/アフロ 『007』シリーズで6代目ジェームズ・ボンド役を務めているダニエル・クレイグ(49)。2015年の『007 スペクター』を最後にボンド役を降りる意志を表明していたが、一転翻意し次回作への出演を承諾したと英『Mirror』紙電子版が伝えている。 「いくらギャラを積まれてももうボンドはやらない」「もう一度『007』に出演するくらいなら手首を切る」など、クレイグは少々過激な表現でボンド役と決別することをアピールし続けていた。これに呼応し、次期ボンドに目されている候補としてイドリス・エルバやトム・ハーディ、エイダン・ターナーらの名前が挙がり、ファンの間では議論が白熱していた。 しかし、ここに来てシリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリがクレイグの出演確約を取り付け、さらにアデルを『007 スカイフォール』に続き主題歌を担当するアーティストに指名したという。彼女が歌った「Skyfall」は007シリーズのテーマ曲として初めてグラミー賞、ゴールデングローブ賞、ブリット・アワードを受賞している。 また、『007 スカイフォール』『007 スペクター』を担当した脚本家ジョン・ローガンが続投する可能性も高いという。 新作は来年クランクインし、2019年もしくは2020年の公開を目指す。
2017年07月10日『007 スペクター』を最後に、今後のシリーズには出演しない意向をほのめかしていたダニエル・クレイグだが、ジェームズ・ボンド役を続投するかもしれない。昨年11月から今年1月にかけて、ニューヨークで舞台「オセロ」に出演していたダニエルは、現在『007』シリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリと話し合いを進めているという。関係者は「もう脚本はあります。過去にボンド映画を手がけたニール・パーヴィスとロバート・ウェイド(『007スカイフォール』)が執筆していて、ダニエルの準備が整い次第、製作を始める予定です」と話している。2006年に『007 カジノ・ロワイヤル』で6代目ジェームズ・ボンドとして登場したダニエルは、ロジャー・ムーアの12年間に次いで長期間ボンド役を務めている。もし次回作への出演が決まれば、撮影スケジュール次第では史上最長の任務(?)になるかもしれない。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月05日ロンドンメンズファッションウィーク初日の1月6日、クレイグ・グリーン(Craig Green)が2017-18年コレクションのショーを開催した。セントラル・マーチンズ大学卒業時から彼のユニークで都会的なデザインは注目され、いくつもの賞にノミネートされていた。ついに昨年12月ブリティッシュ・ファッション・アワード(British Fashion Award)でメンズデザイナー賞を受賞したとあって、今回ロンドンで最も話題の人物となった。 ロンドンの若き才能として活躍が期待される中、今季は“恐怖”をコレクションテーマに設けた。クレイグ自身が最も恐怖だと感じるのは広大な海だと語り、海員や潜水艦乗組員のユニフォームにインスパイアされたコレクションを発表。序盤は深い海の底のようなネイビーカラー単色で全身コーディネートされたルックが続く。セイラーの軍服を彷彿とさせるトップスや帽子、そしてほぼ全てのルックにワイドパンツを合わせた。プラスチックチューブを取り入れたバッグは、酸素ボンベのようにも見える。シグネチャーでもある長く垂れ下がったベルトは今季も多くのアイテムに多様され、ユーティリティーを提案。防弾チョッキのような固いベストを纏った戦闘態勢のルックも登場した。モデルたちは恐怖へ立ち向かう時の緊迫した空気さえ漂う。そんな重々しさを振り払うかのように現れたのは、神父が着る祭服のようなシルエットの、キルトで作られたカーペット風のローブ。海の中で鮮やかな熱帯魚に出くわしたような、意表を突かれた美しさに思わず目を奪われた。強くたくましいマスキュリンな雰囲気を感じる一方、繊細でエモーショナルな部分が見え隠れしていた。それは、ファッション業界という荒波に立ち向かっていくクレイグ・グリーンの現在の心情を表しているかのよう。恐怖さえもクリエーションの力に変えて、まだまだ彼は成長を続けていきそうだ。
2017年01月28日ウィル・スミス、ヘレン・ミレンら豪華共演で贈る『プラダを着た悪魔』監督最新作『素晴らしきかな、人生』。このほど、ロンドンにてヨーロッパプレミアが開催され、その模様が映像とともに到着した。ニューヨークで開催されたワールドプレミアに続き、12月15日(現地時間)にロンドンのレスター・スクエアにて華やかに開催された本プレミア。映画のタイトルとクリスマスのイメージが散りばめられたレッドカーペットには、主演のウィルに、ヘレン、エドワード・ノートン、ナオミ・ハリス、ジェイコブ・ラティモアら豪華キャスト、そしてデヴィッド・フランケル監督が登場。会場に集まった4,000人を越えるファンに温かく迎えられた。特に注目を集めたのは、ウィルが深紅のドレスに身を包んだヘレンをエスコートする場面。大人の女性の魅力あふれる英国の“デイム”ヘレンと、クールなダークスーツで決めたウィルの2ショットは場内を魅了した。また、セルフィやサインなど、気さくなファンサービスにも喝采が贈られた。まず、マイクを向けられたウィルが「素晴らしい気分だよ。みなさん、元気ですか?」と挨拶。続いてフランケル監督が「この映画を見て下さった方々が、大切な人との結びつきを求めて家族のもとに帰って行っていった。まさにそれが映画のテーマなんです」と、人と人との結びつきを描いたことを語った。ウィルの同僚役を演じたエドワードは「映画には愛がぎゅっとつまっている。登場人物は互いに深い友情と愛情で結ばれているのさ。そして、それが伝わってくる作品に仕上がっている」と、友情と愛を強くアピール。ヘレンもまた、「私はいままでこんなストーリーを読んだことがなかったわ。人生において、とりわけ重要で、想像力をかきたてるものが、この映画にはあるのよ」とアカデミー賞受賞女優をもうならせた、本作の脚本の魅力を語った。ギフトを感じさせる白のアクセントが印象的なドレスを着こなし、注目を集めていたナオミは、「主人公が人生の中の“美しさ”を見つけ出すお手伝い。映画はそんなことが描かれている」と笑顔でコメント。最後にウィルが、「『素晴らしきかな、人生』という映画は、どんな状況であったとしても、心を打つものがあるってことだ。特別な何かがすぐそこで起きている。この映画にはそんな人生のミラクルも描かれているんだ」と多くの人々がこの映画で励まされることを祈ったコメントで締めくくった。本作でウィルが演じるのは、最愛の人を失い、深い喪失感で仕事も何も手につかなくなってしまったハワード。そんな“人生ドン底”の彼にヘレンらが関わっていくという、温かな愛に満ちた“ギフト”のような作品となっている。『素晴らしきかな、人生』は2017年2月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月20日『007』シリーズの次回作向けては、過去4作でジェームズ・ボンド役を務めてきたダニエル・クレイグがいまだに最有力視されているようだ。次期ボンド役を巡ってさまざまな説が飛び交っているものの、2006年作『カジノ・ロワイヤル』以来主役を演じたダニエルの5作目への続投をバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンらプロデューサー陣が熱望していることを、シリーズの重役であるカラム・マクドゥーガルがBBCに明かした。次期ボンドに向けてはここ数カ月の間、エイダン・ターナーやイドリス・エルバ、トム・ヒドルストンらの名前が挙がっている。昨年にはダニエル本人が次回作続投について後ろ向きな発言をしていたことで、ボンド交代のうわさに拍車がかかっていた。そしてM役を演じた共演者のジュディ・デンチも「ダニエルは疲れ切っているんじゃないかしら」と発言し、ボンド役からの休みが必要であるという考えを明らかにしていた。また、前2作品を手がけたサム・メンデス監督もすでに新作には参加しない意向を表している。(C)BANG Media International
2016年10月04日ダニエル・クレイグが『Kings』への主演を交渉している。1992年のL.A.暴動を扱う映画で、監督は『裸足の季節』のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。ハル・ベリーも出演する。その他の情報クレイグが演じる主人公は、L.A.のサウスセントラルに住む。黒人の多いこのエリアで、唯一の白人だ。L.A.暴動が起こった時、彼は仲良くなっていた近所の女性(ベリー)を助け、子供たちを探そうとする。L.A.暴動はロドニー・キング事件に関して、白人警官に無罪判決が出たことをきっかけに、1992年4月29日に勃発した。収まったのは6日後で、53人の死者を出している。L.A.暴動についての映画は、別のところでも進んでいる。脚本家ジョン・リドリー(『それでも夜は明ける』)が書き下ろしたもので、一時はジャスティン・リンが監督をする予定だったが、リンが『スター・トレック BEYOND』の監督を受けたため、リドリーが監督も兼任することになった。プロデューサーはブライアン・グレイザー。この2作品のどちらが先に公開されることになるかは明らかでない。文:猿渡由紀
2016年06月30日『ワイルド・スピード8(仮題)』にヘレン・ミレンが出演することがわかった。役柄は明らかになっていない。今作にはシャーリーズ・セロンも新しい役で初登場するが、もうひとりオスカー女優が加わった形だ。その他の情報撮影はすでに開始しており、最近、何枚かの場面写真が公開された。ロケはアトランタ、ニューヨークなどで行われる予定。北米公開は来年4月14日。セロンの最新作は、現在公開中の『スノーホワイト/氷の王国』。先月のカンヌ映画祭では、ショーン・ペンが監督する主演作『The Last Face』がお披露目された。次回作は、プロデューサーも兼任した『American Express』。共演はアマンダ・セイフライド、シャールト・コプリーら。文:猿渡由紀
2016年06月16日