どれだけ気を付けていても、完璧にヒューマンエラーを回避するのは不可能といえます。寝不足やストレス、身体に溜まった疲労などが原因で、いつもよりも気がゆるんでしまった際は、よりミスが起こりやすいものです。海原こうめ(@koume_umihara)さんが漫画で描いたのは、他者のミスによって起こった『怖い話』でした。『古いビジネスホテルでの怖かった話』所用があり、1人で少し古めのビジネスホテルに泊まる機会があったという、海原さん。念のため、宿泊する部屋番号をしっかりと覚え、ホテルを出て目的地に向かったのですが…。きっと、疲労や睡眠不足によって、注意散漫になっていたのでしょう。ホテルマンは、海原さんに別の部屋の鍵を手渡してきたのです!幸い、海原さんが『ナオミ』のごろ合わせで部屋番号を覚えていたため、大事にはなりませんでした。しかし、もしこのまま他人の部屋に入っていたら、大きなトラブルに発展していた可能性もあります。なんとか事なきを得たものの、酔いが一気にさめるほどゾッとしたという、海原さん。きっと自分の大きなミスに気付いたホテルマンも、同じ気持ちだったことでしょう…!漫画を読んだ人からは、「自分もホテルで同じケースを経験した!」という声もありました。万が一の時に備えて、宿泊時は部屋番号を覚えておいたほうがよさそうです![文・構成/grape編集部]
2023年09月07日「ねえ、千葉に新しいホテルがオープンするらしいよ!」ある日、同僚のぶーちゃんに言われ、送られてきたURLをクリックしてみると出てきたのは、ラグジュアリーなプールが広がるリゾートホテル「BOTANICAL POOL CLUB(ボタニカル・プール・クラブ)」。「せっかくだから2人で行ってみようよ」。そんな誘いを受けて、10年ぶりに水着を引っ張り出して向かったホテルが、あまりに非日常すぎたので、その様子をお届けしたいと思います。■300種類を超える植物が迎えるボタニカルホテル東京から車で約1時間半、千葉の内房エリアにオープンしたばかりの「BOTANICAL POOL CLUB」は、1日中水着で過ごせる “プールクラブ” をテーマに、ユニークなボタニカルに囲まれたプールをオールシーズン楽しめるホテルです。到着すると、南国を彷彿とさせる野生感あふれる植物がお出迎え。なんと施設内には、300種類を超える植物が植えられているそう。季節によって、異なる植物を楽しめるので、プール好きだけでなく、植物好きにもたまらないスポットとなっています。■プール好き必見!非日常が楽しめる2つのプールこのホテルを語る上で欠かせないのがプール!思わず「ここは日本?」とこぼれてしまうようなラグジュアリー感あふれるメインプールを2つ完備しています。プールサイドのパームツリーが反射する「BLACK POOL」は、その名の通り“漆黒のプール”で、内房の海とひとつなぎのような景色を楽しむことができます。しかも、プールに浸かりながら、海に沈むサンセットを眺めることもできるというのだから、特別な時間を過ごせること間違いなし。奥に進むほど水深が増していき、一番奥は169cmあるぶーちゃんでもつま先立ち状態。泳ぎに自信のない人は浮き輪を使って楽しんだ方が安心かも。もう一つの「SIGNATURE POOL」は、浮き輪に揺られながらプールを楽しんでも良し、ドリンク片手にプールサイドでのんびり過ごすのも良し。大人の楽しみ方を満喫できるプールとなっています。大人であれば足がつく深さなので、安心して誰でも入ることができるはず。ビーチボールも用意されているので、プールの中でビーチバレーをしても楽しそう。冬場はプールサイドのパラソルがパラソルヒーターに、プールは温水に変わるのだとか。年間通してこの雰囲気を楽しむことができるのは、プール好きにはたまりませんよね!さらにプールサイドには、24時まで営業の「POOLSIDE BAR」を完備。シャンパンやカクテル、ビールなどのアルコールが楽しめる他、フィッシュ&チップスやフレンチフライ、サーロインステーキバーガーなどのプールスナックも用意。大人ならではのプールの楽しみ方が可能です。泳ぎ疲れて、ゆっくり休みたいという方には、「POOL HOUSE」もおすすめ。冷暖房完備のプライベートなスペースで、プールや植物を眺めながら、贅沢なひとときを過ごすことができますよ。■水着のまま1日過ごせる防水仕様の客室プールがここまでよかったら、お部屋も……と期待してしまいますよね!もちろん、お部屋も期待通り。今回、私たちが宿泊したプールヴィラ(全4部屋)は、メゾネットタイプのお部屋で、なんとヴィラ宿泊者専用のプールも完備されていました。大人4名、子ども2名まで宿泊可能なので、ファミリーでの利用はもちろん、女子旅にもぴったりのお部屋です。しかも、どの部屋も床や家具が防水仕様になっているので、水着のままでも気にせずソファに座れるのもうれしい!さらに各部屋には、オリジナルアメニティを用意。ボタニカルなホテルならではの自然由来のアメニティなので、子どもから大人まで安心して使うことができますよ。■プールから直行できる本格サウナプールに特化したホテルということは伝わったかと思うのですが、なんとプール以外にもおすすめポイントが……!なんとプール上がりの体を温めてくれるサウナがあるのです!水着のまま入ることができるので、プールから直行……なんてことも可能。さらには、水風呂の他に、南国感漂う木々を眺めながら整うことができる外気浴スペースも完備しているので、サウナ好きも満足できること間違いなし。■プールで冷えた体を温めてくれる料理気になるディナーは、「BPC BBQ」と「HOT POT3種類(薬膳火鍋、千葉産白姫豚のオーガニックハーブしゃぶしゃぶ、チーズフォンデュ)」を用意。今回はプールで冷えた体を温めてくれる火鍋をチョイス。ピリ辛の黒胡麻麻辣スープと、濃厚な緑白湯スープで、千葉県産のハーブや、ラム肉・鶏肉を堪能することができます。朝食は、ボックスに入ったサンドイッチとスープ・コーヒーを用意。サンドイッチはオリジナルのボックスに、スープとコーヒーはタンブラーに入って提供されるので、プールサイドやお部屋、ラウンジなど、お好きな場所で優雅なモーニングを過ごせます。■10年間プールに入っていない人でも解放される非日常感10年間プールには行っていなかった筆者。行くまでは、1日中水着で過ごす、ってどんな感じなのだろう?と思っていたのですが、なんと筆者たちもほぼ1日中プールで過ごしました(笑)。ホテル到着後、プールに直行し、シャンパン片手にのんびり時間を過ごし、夕食後もおしゃれにライトアップされたプールで、ガチ泳ぎ。ちなみに、日暮れ後のプールは割と暗めなので、「水着姿を見られるのが恥ずかしい……」なんてシャイな方も、安心して楽しむことができますよ!さらに、次の日も朝食後にプールに直行……。普段プールに行かない人でも、思わずプール欲を刺激される空間となっていました。プールが好きな方はもちろん、久しくプールには行ってないけど、友達と非日常空間を楽しみたいという方にもおすすめな施設です。まだまだ夏を楽しみたい!という方は、ぜひ次の旅行先の候補にいかがでしょうか?■施設概要BOTANICAL POOL CLUB千葉県安房郡鋸南町下佐久間1510-2(取材・文:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)
2023年08月30日-2023年9月8日(金)~12月10日(日)の期間限定-株式会社 ホテル京阪(本社:大阪市中央区社長:山田 有希生)が運営する、ホテル京阪 京都 グランデ(京都市南区)では、2階レストラン「オクターヴァ」にて『京阪電車×響け!ユーフォニアム2023』と連携し、キャラクターをイメージした料理やドリンクを提供する“コラボカフェ”を2023年9月8日(金)より期間限定で開催いたします。昨年、本作品と初めてコラボカフェを実施したところ、大変ご好評をいただき再開催となりました。本企画は、9月1日(金)から実施する『京阪電車×響け!ユーフォニアム2023』と連携し、作品の舞台となった沿線のスポット巡りをお楽しみいただくと同時に、キャラクターをイメージした、ここでしか味わえない料理やドリンクをお召し上がりいただきながら、『響け!ユーフォニアム』の世界観に浸っていただくものです。レストラン「オクターヴァ」では作品に登場するキャラクターをイメージした料理、ドリンクメニューを提供いたします。デミグラスソースがたっぷりかかった「卵大好き♡久美子のオムライス」やキャラクターをかたどった「コンバスくんのカレー」、ボリューム満点の「アンサンブルローストビーフ丼」など料理を5種類と「久美子のぴんくユーフォニアム」や「麗奈のぱーぷるトランペット」、「葉月のぶるーチューバ」などドリンク5種類をご用意いたしました。ご利用のお客さまには、オリジナル描き下ろしイラストを使用した“コラボカフェ”限定のランチョンマットやコースターなど、他では手に入らない特別グッズをお持ち帰りいただけます。また、レストラン入り口にはキャラクターパネルや今夏劇場上映された特別編のプロモーションムービーをご覧いただけるようモニターを設置するほか、店内では実際の作品の中で演奏された楽曲を流すなどここでしかできない体験をお楽しみください。なお、席数に限りがあるためご利用にあたっては事前にご予約が必要です。詳細は以下の通りです。■コラボメニュー 【料理メニュー】・卵大好き♡久美子のオムライス(ミニサラダ付)1,450円 ※今回はデミグラスソースにリニューアル!【ドリンクメニュー】各880円※ドリンクメニューには、イメージしたキャラクターデザインのストロータグがついています。※ドリンクメニューは、テイクアウトも可能です。【特典】①レストラン店内利用特典描き下ろしイラストデザインのランチョンマットをお一人様1枚進呈(B4サイズ)②メニューオーダー特典コラボメニューご注文時、1メニューにつき1枚進呈(封入したものを進呈いたします。デザインは選べません)描き下ろしイラストデザインのコースター全10種(内1種はシークレット)をご用意※上記特典①、②には数量に限りがあるため、なくなり次第終了となります。【装飾(等身大パネル)】レストラン入り口には、等身大パネルを設置いたします。■開催概要【開催期間】2023年9月8日(金)~12月10日(日)(※月曜日は定休日)ランチタイム11時30分~14時30分(L.O.14時)ディナータイム17時30分~20時30分(L.O.20時00分)【予約開始日】2023年8月28日(月)15時~【予約サイト】 【実施施設】ホテル京阪 京都 グランデ2階レストラン「オクターヴァ」 京都市南区東九条西山王町31JR「京都駅」八条東口より徒歩約1分075-671-8909230828_hotel-keihan.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月28日とろける卵がたまらない、おしゃれな「エッグベネディクト」。カフェでしか食べられないと思っていたあのメニューをおうちで手軽に作るコツをお教えします。「エッグベネディクト」は「ポーチドエッグ」の作り方さえマスターすればあとは簡単。まず「ポーチドエッグ」の基本の作り方をご紹介します。ポーチドエッグができれば、エッグベネディクトを始め、今回ご紹介する他のアレンジレシピも手軽に楽しめます!■「エッグベネディクト」と「ポーチドエッグ」ってどんな料理? 「ポーチドエッグ」とは、ほどよくかたまった白身が半熟の黄身をやさしく包んだ状態の半熟卵。温泉卵に似ていますが、白身がゆるい温泉卵とは違って白身にほどよく火が通っています。「エッグベネディクト」はそんな「ポーチドエッグ」を使ったニューヨーク生まれの朝食メニュー。半分に切ったイングリッシュマフィンにカリカリに焼いたベーコンやハム、サーモンなどと一緒に「ポーチドエッグ」を乗せ、バターと卵黄で作るオランデーズソースをかけたものです。初めて注文した人の名前であるルグランド・ベネディクトが由来になっているといわれています。今ではアボカドやアスパラガスを入れたアレンジなどがある世界で人気のメニューになりました。■簡単!「ポーチドエッグ」の作り方 まず、鍋に水を入れて煮たたせ、塩と酢を入れます。ゆるい沸騰状態で円を描くようにかき混ぜて渦をつくり、常温にもどした卵を1個ずつ中央に割り入れてそのまま静かにゆで、お好みの半熟加減で取り出します。卵は予め容器に割り入れておくとスムーズです。【材料】 卵…2個 塩…大さじ2 酢…大さじ2【作り方】1、鍋に熱湯1000~1500mlを沸かし、塩と酢を入れる。ゆるい沸騰状態で円を描くように菜ばしでかき混ぜる。2、渦を作り、卵を中央にそっと入れる。そのまま静かにゆで、お好みの半熟加減で取り出す。■「エッグベネディクト」を作ってみようポーチドエッグをマスターすれば意外と簡単に作れるエッグベネディクト。おうちで簡単に作れますよ。アレンジして簡単朝食メニューに。■ポーチドエッグのアレンジ4選・ポーチドエッグのせサラダいつものサラダにポーチドエッグを乗せて、卵を絡めながら食べましょう。高級感が味わえるサラダです。・ポークソテーのネギゴマダレがけゴマ油が香るネギソースととろける卵がクセになる一品です。チキンソテーにも合いそうですね。・卵がとろーり!簡単ポーチドエッグのスープ優しい味わいのスープには半熟のポーチドエッグを入れて。半熟加減はお好みで調節してください。・ポーチドエッグのまろやか七草粥ポーチドエッグを崩しながら味の変化を楽しみながら食べて下さい。栄養価の高いお粥です。ホテルライクな朝食「エッグベネディクト」がポーチドエッグをマスターすれば簡単にできちゃいます。アレンジも色々。ポーチドエッグが乗っているだけでちょっぴり豊かな気持ちになりますね。是非お試しを♪
2023年08月24日ファーム・ドリヴンということ「ENOWA YUFUIN」がユニークなのは、とくに食事に関してファーム・トゥ・テーブルをより進化させた“ファーム・ドリヴン(Farm-Driven)”を謳っているところでしょうか。シェフはファーム・トゥ・テーブルの先駆けとなったニューヨークの【ブルーヒル・アット・ストーン・バーンズ】でスーシェフを務めたチベット出身のタシ・ジャムツォさん。3年前からこのプロジェクトのために来日し、この地で畑をつくるところから始めています。由布岳が見える田んぼのなかにある畑では、シェフみずからスタッフとともに野菜を育て、毎日そこから採れる野菜をベースにメニューをつくっていきます。宿泊施設は全部で19室、タイプ別になっていますが、それぞれ森に囲まれながらゆっくりとお湯につかれるようになっています。高台にあるサウナもすでに稼働しており、これからは他の施設も徐々にオープンしていく予定だとか。お湯につかり、ゆったりとした時間を過ごした後、ディナーはメインダイニングの【JIMGU】でいただきます。「そのまえにアミューズをこちらで」と案内されたのはレストラン脇のインドアガーデン。ここではハーブも育てています。ウエルカムドリンクに合わせ、アミューズを立ったままいただきます。キュウリとソラマメの爽やかなサラダにブロッコリーのディップ。菜園の入口からスタートし、メインダイニングへと誘われるような導線になっています。席に着くとアミューズの最後として、野菜のタルト、自家製チョリソ、オクラの花の天ぷらなどのお皿が出てきました。シャンパーニュとともにいただきます。それからキュウリとメロンの皿と、5種類のチェリートマトのバジルシード乗せ。シンプルですっきりした夏を感じさせてくれます。「朝、僕やスタッフが自家菜園から採ってきたものです」とシェフが説明してくれます。「旬の香りや勢いを大事にしています。なるべくシンプルに飾り付け食材そのもののおいしさを味わってほしいんです」。3年かけて築いた生産者とともに実をくりぬいたズッキーニは中でジェノベーゼのパスタになって登場です。蓋をあけると香りをまとった煙につつまれていて、あたかも朝靄の田園風景を髣髴とさせます。ビーツのソースをうまく使ったトマトのタルタルは、フレッシュトマトとドライトマトの酸味と甘みのバランスがよくて、後を引きます。次に、春キャベツと温泉卵のチェダーチーズかけと、イタリア風なメニューが続き、ワインは白のバリエーションが続きます。5種類のジャガイモをつかった皿が出てきます。バジルとベーコンのソース。それぞれが畑のなかで育っているような構成です。ここで発酵バターと自家製パンが出てきて、ソースをパンに吸わせて綺麗にいただきます。パスタ料理はラビオリです。中はリコッタチーズですが、ラビオリに練り込まれたハーブの香りが素晴らしく、コーンの甘いソースとの相性もとてもいい。スパイシーなスイカのガスパチョで少し舌を整え、魚料理は宇佐で上がったイシダイです。間引いたメロンが添えられていますが、こういった食材も処分することなく積極的につかうとシェフは言います。「我々の畑で採れないものは別の生産者からいただきます。これも3年かけて築いていった成果なんです」。出されたワインはニュージーランド、クレイターリムの若いピノノワール、これまた爽やかなものです。メインは豚の肩ロース。焼きナスが添えられ、枝豆とブルーベリーのソースにルバーブのジャム。まだお腹には余裕があるくらいのボリューム感と思っていたら、このあとまたしっかりとしたサラダが出てきました。やはり畑の野菜で気持ちよくしめてほしいということなのだとか。デザートはアイスクリーム。ヤマモモとパルメザンチーズ、ヤングコーンが使われていて甘みが優しく、下に敷かれた梅酢の酸っぱさとバランスがおいしい。もうひとつはスイカと発酵ズッキーニを使ったアイスでした。お茶をいただき、部屋でふたたびお湯につかります。木々の向こうに星空が広がる静かで優しい夜の時間です。リトリートという贅沢ぐっすり眠った朝は鳥の囀りとともに迎えます。周りを散策し、また朝湯。それから朝食です。朝食もディナーをいただいた【JIMGU】と同じ場所でいただくのですが、朝は光がしっかり差し込み、昨日とはまた違った表情を見せます。3種類のジュースはオレンジ、ニンジン+生姜、ほうれん草+リンゴ。焼きたてのパンと卵料理をいただきます。朝、畑で採れたばかりの野菜がまたおいしいし、パンケーキを出してくれるところがニューヨーク出身のシェフを感じます。自然に囲まれているだけで十分癒された気分になるものですが、そこに自家菜園の取れたて野菜を使ってシェフが料理を振舞ってくれるとなると、これは本当に贅沢な過ごし方、まさにリトリートですね。わずか1泊2日の滞在でしたが、穏やかな気持ちになっている自分を感じました。ENOWA YUFUIN【エリア】湯布院(由布)【ジャンル】オーベルジュ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2023年08月22日夏の夜に友達やパートナーと贅沢なひとときを過ごすのに魅力的な場所といえば、そう、ナイトプール!星空やライトアップされた景色の下、プールサイドで涼やかに過ごしたり、カクテルを飲んでロマンチックな雰囲気を味わってみたり……。蒸し暑い今の時期だからこそ、昼間とは異なる非日常を体験してみませんか?今回は、東京ディズニーリゾート®・オフィシャルホテル「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」でオープンしているナイトプールで、南国リゾート気分を満喫!大人の夏を格上げしてくれるイベントも盛りだくさんなので、ぜひチェックしてください。■都心からほど近いシェラトン ホテルでリゾートステイを浦安市・舞浜にある「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」では、2023年7月8日からガーデンプール、同月22日からはナイトプールをオープンしています。期間中は、お日にち限定で夏の夜にぴったりのDJパフォーマンスを楽しめるDJ Nightや、ハワイの文化を感じられるフラダンスのパフォーマンスも実施。都心からほど近いシェラトン ホテルで、とびきりラグジュアリーなリゾート体験を味わえちゃいます。■どこもかしこもハワイ一色!ホテル館内に入った途端、一気に南国の雰囲気に!入口やチェックインの受付など至る所に“リボンレイ”が飾られていて、アロハシャツに身を包んだスタッフの皆さんが笑顔でお出迎えしてくれます。国内にいながら海外旅行気分を味わえるなんて、テンション上がる……!シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルでは、2023年7月1日(土)〜8月31日(木)の期間限定でハワイアンフェア「ALOHA! シェラトン」を開催。まるでハワイにいるかのような気分を味わえる雰囲気を演出しています。館内には、ボタニカルガーデンをイメージしたフォトウォールや、デスティネーションボードなど、さまざまなフォトスポットも用意されていました!また、ブッフェ・ダイニング「グランカフェ」では、ハワイのローカルフードが楽しめる「ハワイアンブッフェ」も開催。ケールとアサイーのコブサラダやハワイアンスペアリブ、パインとスパムのピッツァなどの絶品料理を味わいながら、誰よりも夏を満喫しましょう!■18:30、まだ少し明るいうちにナイトプールへナイトプールは、少し明るいうちに行くのがおすすめ。だんだんと景色が暗くなっていく過程だけでなく、ナイトプールならではのライトアップでロマンチックな雰囲気に移り行くさまも楽しむことができます。私が行ったのはちょうど18:30。まだ青空が見え、夏の日の長さを感じたり、夕暮れ時の爽やかな風を感じたりと、この時期だけの解放感を味わえました。だんだんと日が暮れていくにつれ、ロマンチックな雰囲気に。色とりどりのボールランプでやわらかくライトアップされ、ナイトプールらしい幻想的な風情を楽しむことができます。プールにはジャグジーや浅瀬のゾーンもあるので、さまざまな楽しみ方を見つけることができます。■フォトジェニックな滝ショットも!プールに入ってゆらゆら泳ぎながら周りを見渡してみると、2つの滝を発見!もしや滝の裏側になにかあるのでは……!?と探索してみると、フォトジェニックな写真が撮れそうなスポットが!みなさん、ぜひここは撮っておいてください。確実にインスタ映えします。さらに、滝の裏側には「グロットバー」があり、こちらでは食事やドリンクをオーダーすることができちゃいます。フードメニューにはロコモコ丼や野菜と食べるサーモンアボカドごはん、ドリンクメニューにはピニャコラーダやブルーハワイなど、ハワイのローカルフードやドリンクが用意されているので、リゾート気分を満喫したいならこれはぜひ頼むべし!※メニュー内容は季節などによって変更する可能性があります■水着のまま味わう食事とカクテルは格別もちろん、私もオーダーしました。プールサイドでお酒を嗜める機会は少ないのだから、せっかくならばスペシャルに過ごしたい!今回オーダーしたのは、ロコモコ丼と豚しゃぶ かぼすうどん、それからピニャコラーダに、ブルーハワイです(食べすぎ)(飲みすぎ)。水着のまま味わえる食事やカクテルはやっぱり格別……!ゆったりと流れる時間の中、南国のおしゃれカクテルを口にふくむと、都会の喧騒を忘れ、心はいつのまにか海外リゾートへ旅立ってしまいます。■デッキチェアでゆっくりくつろぐのも最高お腹を満たしたら、デッキチェアでゆっくりくつろぐのが大人の過ごし方ではないでしょうか?開放感が心地良い屋外プールで、優雅にくつろぐひとときを楽しんで。シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルのプールサイドにはたくさんのデッキチェアが設置されているので、荷物を置いたり、くつろいだりするのにも困りません。ちなみに、ホテル館内にはレンタル充電器も設置されているので、充電が少なくなっても安心です。■夏限定で楽しめる魅惑のナイトプールを満喫しよう実はナイトプールは初めての体験だったので、到着するまでは「パリピがいるのでは…?」とソワソワしていましたが、落ち着いた雰囲気でした。良かった……(そこじゃない)。とはいえ、シェラトンなんて!とウキウキもしていたので、大満足の一日。館内から南国の雰囲気がたっぷりで、プールに入る前からテンション爆上がりでした。本当に日本?と疑っちゃうくらいリゾート感満載なので、日々忙しいアラサー女子の休日にぴったりです!また、東京ディズニーリゾート®・オフィシャルホテルでもあるので、パークに行く前日や当日に宿泊するのも大いにあり!パークで一日歩き続けたあとは、南国気分で癒されちゃってください。シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルのナイトプールは、2023年9月10日まで。この季節だからこそ楽しめる魅惑のナイトプールへぜひ行ってみて!◇Informationシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル<ガーデンプール>期間:2023年7月8日(土)~9月10日(日)営業時間:9:00~17:30(事前予約および入れ替え制)1部:9:00~12:30 (受付開始 8:30 最終受付 11:30)2部:14 :00~17:30(受付開始 13:30最終受付 16:30)宿泊者料金:13歳以上 4,800円4~12歳 2,400円3歳以下無料ビジター料金:平日13歳以上 6,800円4~12歳 3,400円3歳以下無料土日・祝日・特定日(8月14・15日)13歳以上 7,800円4~12歳 3,900円3歳以下無料<ナイトプール>期間:2023年7月22日(土)~8月31日(木)営業時間:18:00~20:30(受付開始 17:30 最終受付 20:00)(事前予約制)宿泊者料金:4歳以上 4,000円 DJ Night実施日 5,000円 3歳以下入場不可ビジター料金:4歳以上 5,000円 DJ Night実施日 7,000円 3歳以下入場不可くわしくはこちらから(michika)
2023年08月20日大阪・南港の「ハイアットリージェンシー大阪」が、2023年7月1日に「グランドプリンスホテル大阪ベイ」としてリブランドオープンしました。このリブランドオープンに伴う、プレス向け概要説明会および内覧会が7月31日(月)に開催。ホテルの特徴や、おすすめポイントをご紹介します。グランドプリンスホテルブランド大阪初出店の背景グランドプリンスホテルブランドが大阪のベイエリアに初出店した背景には、2025年に大阪・関西万博の開催予定地である夢洲に近く、また海遊館やUSJにもアクセスしやすい便利な場所であることが大きな要素の一つ。大阪市内では味わえない絶景を生かしたサービスや体験を提供できるため、「アーバンリゾート」をコンセプトとして掲げるホテルのブランディング戦略と合致します。ホテルには330台収容可能の大型の駐車場も備えているため、ビジネス・レジャーともに便利な場所としての発展も目指していくそうです。「グランドプリンスホテル大阪ベイ」のおすすめポイント「グランドプリンスホテル大阪ベイ」は、都会の喧騒から離れたベイエリアだからこその広々としたスペースが寛ぎの時間を創出。大阪のハイクラスホテルで唯一海に面した立地で、客室から大阪湾に沈む夕日や大阪中心部の夜景など、時間とともに移りゆく景色が非日常を演出してくれます。ホテルフロアは宴会棟と宿泊棟に分かれているため、騒音も少なく静かな時間を過ごせるところもポイントなのだとか。客室は全室海側に面したオーシャンサンセットビューデラックスルーム、デラックス、スタンダードルームの他、ホテル最上階に位置するクラブラウンジを利用できるスウィートやクラブルームなど、ラグジュアリーな部屋も。さらに、愛犬や愛猫と宿泊できるペットフレンドリールームも備えられています。ウエディングに人気の独立型チャペルやフィットネスクラブ、ガーデンプールも!屋上ガーデンでは9月24日(日)までの金・土・日曜の期間限定でビアガーデンも開催されています。星野リゾート「リゾナーレ大阪」とのコラボレーションホテル「グランドプリンスホテル大阪ベイ」には、上層階および最上階に星野リゾートが運営に携わる「リゾナーレ大阪」があり、一つの建物で複数のブランド体験が可能な、世界的にも珍しい「コラボレーションホテル」という側面も。「星野リゾート リゾナーレ大阪」は、世界で最も先進的な乳幼児教育の一つと言われるイタリア発の「レッジョ・エミリア・アプローチ」を取り入れ、子どもたちの創造力が育まれる滞在を提供。客室は全10タイプあり、そのうち3タイプがコンセプトルーム「アトリエルーム」です。専用の色鉛筆で壁や窓に思いっきり表現ができたり、天井から張り巡らせたネットに登ったりして、子どもたちが全身を使って思いのままに遊ぶことができます。最上階にある日本最大級の「アトリエ」は、「興味」「探索」「表現」の3つのエリアで構成され、それぞれ子どもたちが自由に選択や探索をしていける造りになっています。大人から子ども、カップルからファミリーまで、様々な客層を満足させてくれること間違いなしの「グランドプリンスホテル大阪ベイ」。次のお出かけ場所として、チェックしてみてはいかがでしょうか。
2023年08月11日7月某日。東京の猛暑疲れもあってか、私は「今すぐどこか遠くへ行きたい」という気持ちをこらえ切れず、夏休み前にも関わらず旅に出ることを決意しました。「これから忙しくなるし、できれば今週末に旅行したい!」そんな私が誘ったのは、私よりさらに“フッ軽女子”のあっさん。急な誘いにも関わらず、速攻で「行きます!」と快諾してくれました!ということで今回は、フッ軽なアラサー女子2人が熊本の中心街を思いっきり楽しんだ様子をお届けします!■熊本市街地のどまんなかに宿泊!熊本に行ったらやっぱり見ておきたいのが、熊本城。そこで今回は熊本城へ徒歩圏内で行けるホテルの中から、2023年4月25日にオープンしたばかりの「OMO5熊本(おも) by 星野リゾート」を選びました!星野リゾートが全国で展開している「OMO」というブランドのホテルは、「テンションあがる『街ナカ』ホテル」をコンセプトに、街をこよなく愛するスタッフが地域の方々と仕掛ける、新感覚のホテルです。今回訪れた「OMO5熊本 by 星野リゾート」も、熊本の人たちが“まち”と呼ぶ、熊本城界隈・中心市街地のなかでも中心部にあるメインストリート「下通・上通商店街」に位置しています。熊本の方言で「新しいもの好き」を意味する「わさもん」と、次々と新しいものが生まれる様子を「ラッシュ」という言葉で表現した造語「わさラッシュ!城下マチ」というコンセプトを掲げ、旬なモノ・コトに敏感な「わさもん」が発信する熊本の魅力を体感できるホテルを目指しているんだとか。フロントやカフェのある3Fのフロア全体は、「OMOベース」と呼ばれています。右手のテーブルとイスはカフェとしてはもちろん、フリースペースとして利用することも可能です。左手には、ご近所の情報を収集できる「ご近所マップ」が。このマップを見ながら旅の予定を考えるなど、街の滞在の拠点として活用できるスペースです。同じフロアには、チェックインの前、そしてチェックアウト後にも利用できるコインロッカーを完備。スタッフの方に声をかけることなく荷物が出し入れできるのも、滞在をスマートにしてくれますね!屋外に広がる「凸凹(でこぼこ)テラス」は、小高い山に段々状に築いた熊本城に由来して、テーブルやソファを”でこぼこ”に配置した憩いの空間です。なんとここから熊本城を眺めることができちゃうんです!空港からホテルへ直行して来たあっさんと私は、ここでちょっとひと息。バニラアイスに熊本の銘菓「肥後太鼓」と生スイートポテトをトッピングした「まぜまジェラート(650円)」をいただきました!ピーナッツとあられを水飴でからめたお菓子「肥後太鼓」のザクザク感が、ジェラートにマッチ!しょうゆの塩っ気がスイートポテトの甘みを引き立てていました!「まぜまジェラート」は3種類のフレーバーと9種の具材を用意しているので、ぜひお好みの味を見つけてみてください!思い立ってすぐ熊本に来てしまったため、今回の旅は計画性ゼロの私たち。そこで「ご近所マップ」を見ながら、あっさんと作戦会議をすることに。マップではホテルから徒歩7分圏内のお店を紹介してくれているのですが、さすが熊本の一等地、居酒屋さんやバー、カフェ、雑貨屋さんなど、選び切れないくらい多くのお店があります。結局、悩み過ぎて決められなかった私たちは、スタッフさんがおすすめのお店を紹介してくれる「くまもとGo-KINJO BAR」を利用することに。お酒の好みや酒量に合わせて、ホテル周辺のバーを教えてくれます。また、「OMOベース」では周辺のバーとコラボしたカクテルをいただくことも可能です。夜は外出せずゆっくりしたいという方も、ホテル内でお酒を楽しむことができるのでご安心を。■目的に合わせて選べる!パーソナルスペースを確保した客室チェックインの時間をむかえていたこともあり、ここで一度お部屋へ向かうことに。今回泊まったのは、秘密基地のような見た目が楽しい「やぐらルーム」。4名定員なのでグループでの宿泊も可能で、畳が敷かれているので素足でくつろぐことができます。ヒノキ材を使用した立体的なやぐらは、上段がベッドスペース、下段はリビングスペースになっているため、空間を広々と使えるのもポイントです。やぐらルームの他にも、「OMO5熊本 by 星野リゾート」では8タイプ全160の客室を用意しています。2つのベッドの間に円卓をイメージした余白たっぷりのテーブルを配置し、パーソナルスペースを確保した「えんたくルーム」や、寝室が2か所あり、キッチンもついている「OMOハウス」など、旅の目的や同行者に合わせて選ぶことができます。■徒歩圏内が充実!熊本城下町を夜まで楽しみつくそうホテルでひと息ついて元気になったところで、さっそく熊本観光へ。ホテルの目の前は路面電車が走っており、それだけでもテンションが上がります!遅めのランチを食べるべく、私たちが向かったのは「中国名菜 紅蘭亭」。1934年に創業したこのお店では、熊本名物「太平燕」が食べられるとあって、多くのお客さんでにぎわっていました!ツルツルの春雨をすすると、鶏ガラと豚骨のスープの香りが鼻を抜けていきます。太平燕には必須だという「虎皮蛋(フーヒータン)=揚げ卵」や甘みのある野菜など、具沢山で大満足でした!中国名菜 紅蘭亭 下通本店熊本県熊本市中央区安政町5-26URL:腹ごしらえも終わったところで、いよいよ熊本城へ!日本三名城のひとつといわれる熊本城は2016年の熊本地震で大きな被害を受けましたが、2021年に天守閣の復旧が完了し、全面リニューアルした展示と最上階からの眺めを楽しめるようになりました。熊本城観光でぜひ食べてほしいのが、熊本城のエントランスゾーン「桜の馬場 城彩苑(さくらのばば じょうさいえん)」で販売されている「くまモンの人形焼き(300円)」です!か、かわいすぎる……!「あんこ・ちょこ・ちーず・くりーむ・いも」から選べるので、あっさんはくりーむ、私はいもをチョイス。ふかふかのお腹にはぎっしりと餡が詰まっていました!人形焼きを販売している「MONARIO(モナリオ)」さんは、豆乳フルーツプリンがメインのお店です。お土産にもぴったりですね!MONARIO(モナリオ)熊本県熊本市中央区二の丸1-1-2(桜の馬場 城彩苑内)URL:■お酒は少しでも楽しめればOK。ちょっと大人な熊本の夜すっかり日も暮れたところで、夜ご飯を食べに市街地へと戻ってきました。今回お邪魔したのは、「松に鱗」さん。熊本県産の野菜や天草の海の幸を生かし、旬を味わえる和食店です。お刺身は天草産のものを中心に、新鮮なお魚をいただきました。熊本の日本酒や焼酎と一緒に楽しむお店ということで、普段はあまりお酒を飲まないあっさんと私も思わずお酒を頼んでしまう程のおいしさでした!熊本県産の旬の野菜を取り入れたお料理は、どれも絶品。上に乗っている薬味など細かい部分までこだわりが行き届いているので、食べながらその工夫を発見していくのが楽しかったです……!松に鱗熊本県熊本市中央区南坪井町2-1 1FURL:夜ご飯を終え、いつもの私たちなら帰るところですが……。せっかくの旅行なので、熊本の夜を最後まで楽しみ切るべく、2軒目へ行くことに。ホテルで教えてもらったバー「Bar Ladybird」さんに行ってきました!重厚感のあるドアを入ると、そこには別世界が広がっていました……!丁寧にお迎えしてくれたのは、調理師とソムリエの資格を持つバーテンダーさん。とても物腰の柔らかい方で、バー初心者の私たちをあたたかく迎えてくれました!Bar Ladybirdには、メニューがありません。「一人ひとりに寄り添い、その人のためだけの特別な一杯を創りたい」と考えているバーテンダーさんのお言葉どおり、「今日はどちらからいらしたんですか」という会話から始まっていきます。こちらの話を聞いたうえで、名前や性格、今日のシチュエーションや季節など、さまざまな切り口から最高の一杯を創り出してくれます。カクテルはもちろん、そのまわりの飾りつけもお客さんによって変わるので、ぜひお楽しみに。お酒があまり得意ではない人にもおすすめなのが、「大人の〆パフェ(1,400円)」。フルーツの香りとアイスクリームの甘みに溶け合うのは、上から少したらしたお酒の香り。まさに大人の味でした!また、多くは語れませんが、びっくりするようなサプライズもたくさん散りばめられています。熊本へお越しの際はぜひ、Bar Ladybirdに酔いしれてみてはいかがでしょうか?Bar Ladybird熊本県熊本市南坪井町10-1 Be-9ビル4階URL:■ギリギリまで楽しみたい!欲張り女子におすすめのご近所ツアーすっかり熊本の夜を楽しんだ、あっさんと私。朝食はホテル内の「OMOカフェ」でゆっくりいただくことにしました。朝食のおすすめは、熊本の郷土料理”からし蓮根”に着想を得た「ホワイトシチューのキューブトースト れんこんマスタード」。トーストを切るとあふれ出すマイルドなホワイトシチューに、ピリっとしたからしの辛味と蓮根フライのサクサク感がアクセントになっています!その他にも熊本名物の柑橘に芋のソースを添えたフレンチトーストなど、5種類のメインからその日の気分に合わせて選ぶことができます。「OMOベース」ではOMO5熊本オリジナルグッズも販売しています。オリジナルカップやマスキングテープなど、旅の思い出にいかがでしょうか?チェックアウトまでの残り時間を有効活用したいなら、「城下マチさるく」がおすすめ。街を愛するご近所ガイド「OMOレンジャー」が、熊本のクイズを出しながらホテルのご近所ツアーをしてくれます。お店や観光スポットなどを巡りながら紹介してくれるのですが、なんとこのツアー、途中で抜けてもOK。自分たちでは見つけられなかったスポットや歴史を教えてもらえるので、ぜひ参加してみてください!■まずは行動あるのみ!現地で楽しみ方を考えるお気軽旅ふと思い立って訪れた熊本市街地でしたが、OMO5熊本のおかげで、最後の最後まで楽しみ切ることができました!今回の旅が成功したのは、やはりOMO5熊本の立地の良さと、スタッフさんたちの知識量のおかげです。熊本市街地がこんなに楽しくて見どころ満載の場所だったなんて、ここに来るまで知りませんでした。あっさんと「まだまだ行きたいところ、全然あるよね……!」「もう1泊したい!」と言いながら、熊本を後にしました。あっさんの行動力にも感謝です!みなさんもぜひ、まわりの“フッ軽女子”を誘って熊本観光をしてみてはいかがでしょうか?■施設概要OMO5熊本 by 星野リゾート熊本県熊本市中央区手取本町5-1URL:(取材・文:松岡紘子/マイナビウーマン編集部)
2023年08月10日まだ25歳だった頃の私は、夏場に温泉に行きたいなんて思ったこともなかった。夏といえば、海に川にプール。とにかく涼しい場所に行きたかったものだ。しかし30歳になった今。春夏秋冬、温泉に行きたい。汗をたっぷりかいた後のシャワーが気持ちいいように、大人の火照った体には温泉が一番気持ちいい。癒やされる。さらに湯上りにビールなんて飲めたら最高だ。そんな「夏の温泉」という贅沢が分かる大人になった私は、一足早めの夏休みを取って、ある場所でリトリートすることにした。■大人になったからこそ分かる「夏の露天風呂の醍醐味」リトリート先に選んだのは「界 雲仙」。星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」の一つだ。館内は、長崎ならではの和(日本)、華(中国)、蘭(オランダ)の要素を取り入れ、異国情緒あふれる空間になっている。せっかく日常から離れて心をデトックスするならば、物理的に遠い方が良い。だから雲仙を選んだ。雲仙といえば、有名なのが「雲仙地獄」。宿の目の前に現れる地獄は、ごうごうと音を立てながら、辺り一面に白い煙を噴き上げて、地球のエネルギーを「これでもか」と感じさせてくれる。そんな約30もの地獄が広がる一帯の中の「婆石地獄」から引かれた「界 雲仙」の温泉は、独特な濁りのある強い酸性の泉質が特徴。鉄分の硫化水素を多く含むため、長湯するよりは、源泉かけ流しの「あつ湯」でさっと温まり、「ぬる湯」でゆっくり過ごすのがおすすめの入り方。疲労回復や冷え性改善、健康増進などの効能が見込まれる。なるほど。たしかにあつ湯に長く浸からなくても、さっと入るだけで体がぽかぽかと温まる。内風呂で温まったら、地獄の湯けむりを展望できる露天風呂で一息。冬特有の外気の冷たさと温泉の温かさの寒暖差こそが、“露天風呂の醍醐味”だと思っている人も多いのではないだろうか。たしかにそれも一理ある。しかし、夏場の露天風呂は、凍えずに温泉まで行けて、寒暖差が少ないからこそ、体への負担も少ない。これは大人になったからこそ分かる“夏の露天風呂の醍醐味”だ。■客室付き露天風呂でいつでも温泉に入れる贅沢夏の温泉で欠かせないのが“湯上りのビール”。フロントにお願いすると、夏季限定で提供される「界」オリジナルの湯上り専用のエールビールと、ご当地のおつまみ「ハトシ」を客室で楽しむことができる。レモンの爽やかさを感じるまろやかなビールが、火照った体に沁みること沁みること。雲仙地獄を眺めながら、飲むビールは格別だ。そして今回泊まったのが、露天風呂付き客室ならぬ“客室付き露天風呂”「和華蘭の間」。露天風呂スペースが客室の半分以上を占め、湯上りにゆっくりできる防水の「湯上り処」を完備。温泉好きにはなんともたまらん部屋なのだ。大浴場で癒やされた後、部屋でビールを楽しみ、さらに部屋風呂でのんびり温まる……なんと筆舌に尽くしがたい時間なのだろう。この贅沢さが25歳の私に理解できただろうか。いや、理解できるはずがない。30歳になったからこそできる楽しみ方を噛み締めるのだった。■目にも舌にも楽しめる会席料理そして、温泉旅行で忘れてはいけないのが、会席料理。ここを一番重視して宿を選ぶ人もいるだろう。「界 雲仙」では、半個室のお食事処で、ご当地の食材や文化になぞらえた料理を楽しむことができる。おいしい料理を堪能できるのはもちろん、和華蘭から着想を得た美しい器も堪能することができ、目にも舌にも贅沢な料理をいただけるのだ。■日頃のストレスを浄化する地球のパワー正直、ここまでで十分癒やされているように感じただろう。実際に私も十分に癒されていた。しかし、「界 雲仙」には欠かせない癒やし?のアクティビティがあるのだ。それは、「雲仙地獄パワーウォーク」。名前だけ聞くとおっかない響きだが、パワーウォークとは、通常のウォーキングよりも早く、ランニングよりも遅いスピードで歩く有酸素運動のこと。なんと早朝の雲仙地獄を楽しみながら、軽い運動ができるらしい。最近ジムのトレーナーに、「朝食前の有酸素運動がダイエットに有効」と聞いたばかりだったので、嬉々として参加。作務衣に地下足袋、首にタオルを纏い、高低差のある遊歩道を杖を頼りに速足で歩く。散歩が趣味な私にはここまではどうってことなかった。しかし少し上ると、地獄ならではのエクササイズが……。大股で一歩踏み出すと同時に、両手で持った杖を前に突き出し、「やーーっ!!!」の掛け声。一列に並び、まるで鬼退治をするかのように杖を突き出す光景は圧巻だ。朝から体も脳も目覚めて、恥ずかしくも気持ちのいい体験だった。雲仙地獄を一周した後は、「旧八万地獄」の広場で、地面に寝転がりストレッチ。30歳、何も考えず地面に寝転がることなんて、もうしばらくしていなかった。目を瞑って地熱を感じながら体を伸ばせば、日頃の疲れやストレスがスーッと消えていく。ああ、これぞリトリート。■お土産にもなる長崎発祥の「活版印刷体験」十分に、いや十二分に満喫できた夏の温泉旅行。だが、私は欲張りなので、せっかく来たのだから、なにか記念が欲しい。そんな時に体験したいのが、ご当地楽の「活版印刷」。日本にはじめて活版印刷の技術が持ち込まれた地・長崎ならではの体験がかなうのだ。好きな活字や版を選び、配置していく。そして、活版印刷機を使い、カードにプリント。すると自分だけのオリジナル活版カードが完成する。かっこつけて、「地獄、ここにあり」なんてプリントしてみたが、ここは地獄じゃなく、天国だ。長崎ならではの体験をでき、さらには旅のお土産を自分の手でつくることができるなんて、やらない手はない。■30歳だからこそ楽しめる大人の温泉旅行温泉、ビール、料理、アクティビティ。あまりにも贅を尽くした時間に、「わたし大人になったのね」と思わずつぶやいてしまった帰り道。大人になるって悪くない。25歳の私では理解できなかったことが、心から楽しいと思えるようになった。30歳の私の体には「夏の温泉」は十分すぎるくらいに染み渡ったのだ。■施設概要界 雲仙長崎県雲仙市小浜町雲仙321(取材・文:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)
2023年08月09日アラサーにもなると、京都や沖縄など定番人気の旅行先は経験済みという人も多いはず。今まで行ったことのないようなエリアで新しい発見を楽しむ、新鮮味のある旅も良いですよね。鹿児島県の大隅半島にある「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」は旅の拠点に便利な海沿いに立つホテル! 鹿児島市内、垂水、桜島、霧島など鹿児島の魅力を探す旅にぴったりのホテルです。道の駅に隣接しているので、鹿児島グルメを満喫できることも特徴。鹿児島空港からレンタカーを借りて、女子旅を楽しんできたのでその様子をお届けします!■海から見ると大迫力! 車のまま、フェリーに乗って「桜島」へ北海道から九州まで全国各地の道の駅に近接する、「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」。日本で25番目、そして九州初のフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルとして4月にオープンしたばかりのホテルが「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」です。ホテルへのアクセスは車でまっすぐ行くと鹿児島空港から約1時間ですが、「桜島」の観光をしてから向かうのがおすすめ。鹿児島ー桜島間はフェリーで繋がっていて、車のまま乗船できます。市民の足として頻繁に運航しており、予約無しでスーッと乗れるので楽々!鹿児島からわずか15分〜20分の船旅ですが、潮風を感じながら進んで行くだけでもテンションが上がります。近づいていくほど大きく見える桜島は大迫力! 桜島は標高1,117mの北岳、1,060mの中岳、1,040mの南岳からなる活火山で、そのうち南岳が現在も噴煙を上げています。もくもくと立ち昇る噴煙もすごい……!桜島の岩肌をじっくりと眺められるおすすめの観光スポットが「湯之平展望所」。山の反対側では錦江湾を高い目線から見ることもでき、鹿児島の絶景を両方面で楽しめました!■海の目の前! 「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」桜島を出発し、錦江湾の美しい海沿いを走りながら大隅半島に上陸。桜島と大隅半島は1914年の大噴火で陸続きになっています。湯之平展望所からは約30分で、「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」に到着。ホテルは海沿いに建っていると知っていましたが、着いてみると海が近すぎてびっくり!エントランスから入るとすぐにフロントがあり、スタッフが温かくお出迎えしてくれます。フロントは両サイドからスタッフが簡単に出入りできる設えになっているためゲストとの距離が近く、観光や食事に迷ったら気軽に相談できますよ。私は宿から車で約3分で着く日帰り温泉「財宝健康保養センター 薩摩明治村」をおすすめしてもらいました!2階~6階にある客室は25平米とコンパクトな広さながら、滞在に必要なものがすべてそろった快適な空間。洗面所に仕切りが無いため、とても広く感じる作りとなっています。一方で、洗面台とベッドスペースの間に開閉できる間仕切りもあるので、プライベートな空間を確保することもできます!全95室の客室のうちオーシャンビューのお部屋もあり、海沿いに立つフェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島ならではの海を堪能できます。キング・ツインがあり、人数や旅のスタイルに合わせて選択可能。ホテルは西向きのため、夕日を望む絶好のロケーション。180度の大パノラマで見る鹿児島の夕日は、旅の思い出に残る美しさです。この日は雲が多かったのですが、雲の切れ間から夕日を見ることができました!■桜島も開聞岳も見える! オーシャンビューの絶景テラス25施設あるフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルの中で、この施設にだけ備わっているのが「上層階のテラス」です。4階にあるテラスは桜島と開聞岳が望める、ホテル自慢の絶景スポット! ちなみに開聞岳とは、薩摩半島の南端に位置する「薩摩富士」と呼ばれる活火山です。イスとテーブルが置かれているので、コーヒー片手に桜島を望むのも最高……。■カルディのコーヒーを無料で好きなだけ。24時間利用できるロビーラウンジのんびりくつろぎたい時には、鹿児島の伝統工芸品や写真で彩られた1階のロビーラウンジへ。火山やシラス大地をイメージしたランプシェードも印象的で、宿泊者は誰でも自由に利用できます。キッチンスペースには電子レンジ、オーブントースター、コーヒーマシンが備わっており、24時間無料で利用可能。コーヒーは渡り鳥の休息地を確保しながら生産される、有機栽培の「バードフレンドリーコーヒー」の豆を使用しています。カルディーコーヒーファームのコーヒー豆となっており、質の高いコーヒーが無料で飲めるのは嬉しい!さらに味噌汁、緑茶、ほうじ茶も無料。そのほかフロントで紙皿と先割れスプーンをもらうことができるので、道の駅で購入した惣菜で食事をする時に便利です!■美容好き注目の「温泉水」が特産品! 「道の駅たるみずはまびら」チェックイン前、滞在中、チェックアウト後に隣接する「道の駅たるみずはまびら」でショッピングや食事を楽しめるのが、フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島の大きな魅力! レストラン、カフェ、マルシェ、惣菜店などさまざまなお店が集まっている観光スポットです。物産館(マルシェ)は垂水産や大隅半島産の新鮮な野菜・フルーツ・肉・魚・加工品などが購入できる道の駅の中心的なお店。錦江湾産のぶり、垂水産鶏肉、ブランド豚「桜島美湯豚」の餃子やハンバーグ、ヒメアマエビのスープ……など、垂水周辺の名産品が惜しげもなく並んでいます。垂水の名産品である「温泉水」は、美容好き女子におすすめのお土産。「財寶温泉」や「温泉水99」など、垂水の地中深くから汲み上げた天然アルカリ温泉水を購入できます。垂水の温泉水は水にこだわる全国の人から注文を受けるほど有名で、芸能人にも人気! 飲んでみるとほんのり甘さを感じ、普通のお水との違いを実感できます。見逃せないグルメが創業約70年の藤川が作る「ピーナッツ豆腐」。朝10時前後に並ぶ出来たての豆腐はトロットロで、甘じょっぱいタレと相性抜群です! 午後には売り切れるほど人気なので、早めの購入が吉。垂水名産のさやいんげんを使ったスープ、垂水産野菜のドレッシング、さつまいもの芋かりんとうなど、お土産にぴったりの商品もゲットしました。「海鮮よかもん市場」は錦江湾産の新鮮な魚の惣菜がテイクアウトで気軽に購入できるお店。店内で作っているお寿司や海鮮丼は値段以上のおいしさです! ホテルで味噌汁と一緒に食べるのもいいですね。■海鮮&桜島美湯豚がおいしい! 道の駅のレストランランチはオーシャンビューレストラン「Farm to Table TARUMIZU」へ。錦江湾の絶景を眺めながら、垂水周辺の食材を使った丼ものや御膳を味わえます。中でも人気は「垂水極みスペシャル海鮮丼(1,700円)」。別名サツマアカエビと呼ばれる「ナミクダヒゲエビ」・垂水産カンパチ・垂水ブランド「ぶり大将」のお刺身、そして錦江湾のみに生息するヒメアマエビの唐揚げなど、海の幸が一気に食べられる海鮮丼です。新鮮なお刺身はまったく臭みがなく、たっぷりと味わえるのは産地ならではの贅沢!お肉派の人には「桜島美湯豚とんかつ御膳(1,550円)」も一押し。桜島美湯豚は垂水の温泉水を飲んで育った特別なブランド豚で、臭みがなく甘みが強いのが特徴です。ジューシーな脂と柔らかな肉質のとんかつはとてもおいしく、御膳ならちょこっとお刺身も食べられますよ。・道の駅たるみずはまびら住所:鹿児島県垂水市浜平2036-6HP:フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島を11:00にチェックアウトしたあとは鹿児島空港周辺の「霧島神宮」や「霧島アートの森」を観光し、旅は終了。私は鹿児島旅行が3回目でしたが、車を使って足を伸ばすことで、新しい鹿児島の魅力を知ることができました。快適なホテルを拠点に、グルメも観光も満喫できる鹿児島に訪れてみてくださいね。「こんな場所、日本にあったんだ」と、働く女子のみなさんも思うはずです!・フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島住所:鹿児島県垂水市浜平2057−3HP:・フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルHP:(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2023年08月07日取材・文:瑞姫撮影:三浦晃一編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部経営者やマネージャーなどのいわゆる「リーダー」って、どうしても私たちとは違う世界の人……と思ってしまいがち。でもリーダーたちも毎日寝て、起きて、ご飯を食べて、そして仕事をしていて……私たちと同じように生活を送る、ビジネスパーソンの一人でもあります。そんなリーダーたちの素顔や、これまでを探る本企画。今回の「リーダー」は、東京・六本木ヒルズに位置する5つ星ホテル「グランド ハイアット 東京」でチーフコンシェルジュを務める今泉愛子さん。コンシェルジュとは、ホテルにて観光スポットの案内、チケットの手配、旅行のプランニングまで、多くのリクエストに答える、お客さま対応のプロ。中でも今泉さんは、チーフコンシェルジュとしてだけでなく、さまざまな規定をクリアしたホテルのコンシェルジュのみが入会を認められる世界的なコンシェルジュの組織「レ・クレドール」の日本支部「レ・クレドール ジャパン」のプレジデント(会長)を勤めています。そんな華々しいキャリアを持つ今泉さんに話を聞くと、お客さまへ真摯に向き合い続けた姿勢が生んだ評価と、一緒に働く仲間への信頼が生んだ「チームの強さ」を知ることができました。今泉愛子さん2004年グランド ハイアット 東京に入社。フロントデスク、グランド クラブ ラウンジ、ビジネスセンターなど宿泊部門の業務を経て、2008年からコンシェルジュ。2012年にはコンシェルジュの世界的組織『レ・クレドール(Les Clefs d’Or)』国際正会員、2015年にグランド ハイアット 東京 チーフコンシェルジュとなる。その後、『レ・クレドール ジャパン』バイスプレジデント(副会長)を経て、2023年4月に『レ・クレドール ジャパン』のプレジデント(会長)に就任。■家族と海外で過ごした幼少期Q.1 幼少期はどんな性格でしたか?今でもあまり変わらないのですが、人見知りな性格でした。父の仕事関係で海外に行くことがあったので、新しい人間関係を作り直さなければいけなかったこともあり、自らいろんなとこに飛び込むタイプというよりは、人の様子を窺うことが多かったです。仕事の際はお客さまと接することがとても多いので、全然人見知りしないのですが、プライベートでは意外と今でも人見知りです。Q.2 どのようなご家庭で育ちましたか?家族構成としては、両親と4つ上の兄の4人家族です。父が航空業界で働いていたので、私は幼稚園から小学校に入学する直前ぐらいまで数年間アメリカに住んでいました。そういったこともあるのかもしれないですけど、家族の距離感は非常に近い家庭でしたね。Q.3 大学時代はどのように過ごしていましたか?大学時代はサークルばかりやっている生活でした。すごくマイナーなスポーツなのですが、アルティメットという、フリスビーを使った屋外で行うバスケットボールとアメフトを足して2で割ったようなスポーツをやっていました。大学生になってから始めたのですが、マイナースポーツである分、大会で勝ち進めるチャンスがあって…。一緒に始めた仲間と「日本一になろう!」と決め、実際に大学3年生の時に学生の大会で優勝することができました。Q.4 留学は経験されましたか?大学卒業後にイギリスに留学しました。元々すごく行きたかったという訳ではなかったのですが、父親が海外で仕事をすることが多かった人なので、「一度は海外に出たら?」と幼い頃から言ってくれていたのもありますし、ちょうど私が大学を卒業する頃が就職氷河期と言われていて、就職難の時代だったんです。ホテルや観光業界で就職を考えていたものの、その年はもう本当にほとんど採用が無い時代だったので……。一般企業への就職も考えはしましたが、きっと続かないなと思い、だったら良い機会だからということで、今後必要になるであろう英語の勉強をしに留学させてもらいました。元々は英語と観光業界関係の授業を受けられる留学プログラムでイギリスへ行ったので、10カ月で帰ってくる予定だったのですが、せっかく行ったんだったらというのと、いろいろな人との出会いの結果、ホテル専門学校に入り直して合計3年ほどイギリスにいました。最後の1年はインターンシップとして現地のホテルでも働きました。■コンシェルジュとしてのやりがいQ.5 現在の仕事に興味を持ったきっかけは何ですか?この業界で働きたいなと思ったのは、大学生の頃です。父親の仕事の関係で元々旅行に行く機会は多かったのですが、特に高校生から大学生ぐらいのときは毎年のように家族で海外旅行をしていたんです。私の中でさまざまな国へ行くことはもちろんすごく刺激的だったんですけど、帰ってから思い出すのはいつも家族で過ごしたホテルでの時間で……。そこから、旅行の思い出の一つにホテルで過ごした時間が絶対に出てくることに気づき、印象に残る滞在をできるのはすごく幸せなことだなと思ったことがきっかけで、ホテル業界で働きたいなと思いました。Q.6 チーフコンシェルジュに就任当初、大変だったエピソードがあれば教えてください。前任の上司がすごく上手に引き継ぎをしてくれたので、業務としてすごく苦労したということはあまり無いんです。けれど、コンシェルジュの仕事というのは、社内外問わず、人と人との繋がりがすごく重要になってくる仕事。前任の10年以上やってきた大先輩から私に引き継いでいただいたときも、もちろんいろいろな人を紹介してもらったのですが、それを自分のネットワークにするまでの過程が一番大変だったかなと思います。Q.7 チーフコンシェルジュに就任してから一番うれしかったことは何ですか?チーフコンシェルジュという役職に就くことは、コンシェルジュ業界の中ではすごくインパクトがあることなんです。なので、私が就任した時も自分のホテルのコンシェルジュだけではなくて、他のホテルのコンシェルジュの皆さんも「チーフになったんだね」と認知してくださるようになったことが嬉しかったです。コンシェルジュはすごく横の繋がりが強くて、他のホテルのコンシェルジュとも仲が良く、「一緒に日本、東京のおもてなしを良くしましょう」と思って助け合っているので、そういった人たちと「やっとここまで来て、一緒にやっていける土壌に立つことができた」と思えたことが何よりの喜びになりました。Q.8 仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?やはり、戻って来てくださったお客様に「君、前回はありがとうね」などの言葉を言ってくださることが一番うれしいです。つい先日も、隣のスタッフが接客していたお客さまが私の前まで来てくださって、「君はここで長く働いているよね。前回来たときはこれをやってくれてね。その前はこれやってくれて……。20年ぐらい前から知ってるよ」「絶対に君だった」と言ってくださったんです。もちろん覚えていただいたこともそうなのですが、何より”人の記憶に残ることをお手伝いできていた”という、過去の自分との答え合わせみたいなものができる時がうれしくて…。「あのときやったことは間違ってなかったんだな」「いい思い出にしていただけたんだな」ということが分かりますし、その経験を元に、また日本に、東京に、そしてうちのホテルに帰ってきてくれたというのが喜びになります。Q.9 仕事で大切にしていることを教えてください。私達コンシェルジュにとって大切なことのひとつは“誰に聞いたら一番正しい答えが出てくるか”ということを知っているかですので、私自身はチーフコンシェルジュとして、“誰と繋がって、誰と一緒にやることが、一番お客様に喜んでいただける答えが見つかるか”ということを重要視して、周りと積極的に助け合えるような関係性を築くようにしています。チームのみんなに伝えているのは、プロとして仕事をしましょう、人との繋がりを大切にしましょう、自分がグランド ハイアット 東京のコンシェルジュを代表する一人として、お客さまの対応をしているということを意識してやりましょう、ということです。それから、この仕事を好きであってほしいので“必ず楽しんでください”と伝えています。皆が楽しく仕事をしてもらうために、私は基本的にすごく距離感の近いチームを作っているので、日々の雑談を含めたコミュニケーションをすごく大切にしてます。■目標は日本一のコンシェルジュチームQ.10 毎日のタイムスケジュールを教えてください。仕事は10時からの日が一番多いです。朝6時半に起きて、シャワーを浴びて朝食を食べて、家から職場までが大体ドアトゥドアで1時間くらいなので、9時には家を出る。そこから仕事をして終わるのが大体20時半くらい。家に帰宅すると22時ぐらいになっているので、寝る準備をして、大体日付が変わるくらいにはベッドに入るようにしています。プライベートの時間は寝る前に取っているのですが、その時間はだいたいメールのチェックをしています。コンシェルジュのネットワーク組織が国内と海外にあるので、そういったところの人たちとのやりとりや仕事など、ホテルの業務以外のことを寝る前の時間にしているんです。仕事に繋がりはするんですけれども、自分が楽しいと思っていることなので、あまり仕事という意識ではなくやっています。Q.11 毎日のお仕事で何をしている時間が一番長いですか?基本的にほぼお客さまのご対応です。コンシェルジュカウンターに立って対面でのご案内をしたり、到着前後にメールで事前にお問い合わせをいただいた方の対応を、オフィスでしたりしています。どちらにしてもお客さまの対応が多くの時間を占めますね。ご滞在中の方が出先から「今ここにいるんだけど、次はどっちに行ったらいい?」という道案内のような“今どうしても誰かが対応しなければいけない”というような問い合わせをくださるケースも少なくないので、できる限りその最新の情報が見られる場所にいるようにしています。Q.12 お休みの日は何をされていますか?そもそも休みの日はありますか?休みはきちんと取るようにしていて、基本的に外出するようにしています。海外からいらっしゃるお客さまが多いので「観光はどこに行けばいい?」「おいしいレストラン教えて」「今何かおもしろい展覧会とかやってない?」といったお問い合わせにコンシェルジュは答えなければいけないんです。ですから、そういった質問にも答えられるように、できる限り自分たちの目と足で情報収集をするようにしています。Q.13 今後の展望を教えてください。現在グランド ハイアット 東京でチーフコンシェルジュとしてチームを持ってやらせていただいていて、私とチームとしての目標が“日本一のコンシェルジュチームになる”ということなんです。今もそう自負していますが、それを周りからも「やっぱりグランド ハイアット 東京のコンシェルジュは一番だよね」と思ってもらえる、力強いチームでありたいと思っています。あとは私がプレジデントを務めている「レ・クレドール ジャパン」のメンバーとして、東京だけではなく、日本の観光業が正しく成長していくこと、コンシェルジュという仕事を正しく認知していただけるような活動をしていきたいです。
2023年08月07日【ブルガリ バー】/ブルガリ ホテル 東京【BAR BELLO GATTI】/三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア【SOAK】/sequence MIYASHITA PARK【ブルガリ バー】/ブルガリ ホテル 東京解放感溢れる、自由な大人の遊び心も満たしてくれるモダン空間2023年4月にオープンして以来、ラグジュアリーホテルとして話題の「ブルガリ ホテル 東京」。その最上階となる45階に誕生したのが【ブルガリ バー】です。ゲストが最初に訪れるのは、アロマの香り漂う黒を基調としたホテルエントランス、そしてシックな内装の40階ロビー。そこから更に専用エレベーターを乗り継ぎバーへと向かいます。この特別な空間へと誘う導線に次第に気持ちが高揚してきたころ、パッと視界が開け、優雅なしつらえとテラスが広がる開放的なバーが登場。この緩急のある演出さえ素晴らしい、様々な角度から楽しませてくれる空間となっています。ジン、アペロール、フレッシュオレンジジュース、パイナップルジュース、レモンジュースを使用した『ブルガリ・カクテル』。滑らかな口当たりに、爽やかかつフルーティーな甘みのある世界中で愛されているカクテルです中でも注目のシグネチャーカクテル『ブルガリ・カクテル』は、世界中のブルガリ バーで親しまれているカクテル。各国で愛されるその味わいを楽しみに訪れる方も多いようです。またお酒によく合う3種のチャームサービスや、17時半~18時の時間限定でフィンガーフードのサービスなど、予想以上の嬉しいサービスも話題。東京の景色を一望できるテラスからの眺めも、大人時間を更に優雅なものにしてくれることでしょう。広々とした店内やゆったり配置された席、そして更に解放感のあるルーフトップテラスが目の前に広がり、自然とリラックスした気持ちになれるところもポイントブルガリ バー【エリア】京橋【ジャンル】バー・カクテル【ランチ平均予算】6,000円 ~ 7,999円【ディナー平均予算】10,000円 ~ 14,999円【BAR BELLO GATTI】/三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア横浜の天空をクルージングしているようなひと時を楽しむ、大人時間をカクテルに使用するフルーツは、桃、スイカ、マスカットなど時期により変わるため、違いを味わいに行くのも楽しみの1つ2023年5月16日に開業した「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」。その20階フロアにオープンしたオーセンティックバーが【BAR BELLO GATTI】です。「天空のクルージング」をコンセプトに掲げ豪華客船をイメージしているホテルの館内では、バーのあるエリアはまさに自由気ままに集う大人たちの溜まり場。窓際の「ベネチア・リアルト橋の欄干をモチーフにした」というアーチ状のデザイン越しに見えるみなとみらいの夜景が、そっと大人時間に寄り添ってくれているお洒落な空間です。カクテルやウイスキーのほか、現在は中々手に入らないと言われるジャパニーズウイスキーもラインナップされているところが嬉しい“自由気まま”な大人の溜まり場希少な国産リキュールなど約300種類ほどを取り揃えているこちらのバーでは、特にフルーツカクテルとウイスキーをオススメにしているそう。「ホテルだからとかしこまりすぎず、でも落ち着いて飲める場所にしたい。ビジネスシーンやデート、女子会など、それぞれの方たちにとっての居心地良い場所をつくっていきます」と気さくに話して下さったのは、バーテンダーのタカギさん。自然体なその人柄が、またこのバーに訪れてみたい、と思える雰囲気づくりにも一役買っているようです。BAR BELLO GATII【エリア】みなとみらい【ジャンル】バー・カクテル【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【SOAK】/sequence MIYASHITA PARKスタイリッシュな空間で、仲間と会話を楽しみたい時に甘酸っぱく華やかなオリジナルのシャンパーニュカクテル『Killer QUEEN』。ピンクの花びらを浮かべたあしらいに、嬉しくなる一杯です渋谷駅より徒歩3分という好アクセス地、商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」の4階から繋がるホテル「sequence MIYASHITA PARK」の最上階に位置するバーです。ネオンの光やミラーボールが印象的な店内には気分の上がるテンポの良い音楽が流れており、仲間とワイワイ会話を楽しむのにも丁度いい「近未来な雰囲気」。またルーフトップテラスからは、夜には渋谷らしいビルの光が瞬く夜景が広がり、店名の通りどっぷりその時間に「SOAK(浸る)」感覚がおもしろいバーとなっています。カウンター席のほか、夜景の見える窓に向かったカップルシート、夜風が気持ちの良いテラスカウンター席、テラスソファー席など、座る場所によって雰囲気が変わるのもおもしろいイタリアンに中華のエッセンスを加えた『天使の海老とスイートチリのアラビアータ』など、「ミックスカルチャー」をコンセプトにした創造性溢れる料理と合うオリジナルカクテルにも注目。ギリシャ神話の女神の名を冠したアフロディーテにカシス、苺、クランベリーを合わせた華やかな『Killer QUEEN』や、山崎ウイスキーと最高級の抹茶を合わせ最後に金箔を散らした日本らしさ溢れる『茶会_CHAKAI』など、夜景に映える色合いも気持ちが高まるものばかり。季節によっては足浴や水遊びも楽しめる、非日常を体感できる仕掛けが多いバーとなっています。SOAK【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】バー・カクテル【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】渋谷駅 徒歩5分
2023年08月01日ANAクラウンプラザホテル大阪は、「ピンクアフタヌーンティー~ハロウィンピンク(Pink Afternoon Tea~Pink Halloween~)」を2023年9月11日(月)から10月31日(火)まで開催する。ピンクに彩られたハロウィンアフタヌーンティーANAクラウンプラザホテル大阪で人気の「ピンクアフタヌーンティー」が、ハロウィン仕様になって登場。ピンクに彩られたフォトジェニックなスイーツやセイボリーが展開される。スイーツやセイボリーは、ハロウィンらしく“おばけ”や“魔女の帽子”といった装飾が施されているのがポイント。たとえば、パンプキン型がキュートな「かぼちゃプリン」、「おばけのカボチャタルト」、コウモリ型チョコレートが乗った「苺チョコレートハロウィン風」など、可愛らしい見た目のスイーツが勢揃いする。また、セイボリーは秋の味覚を用いたメニューが揃う。「かぼちゃとほうれん草のキッシュ」や「紫芋のタルト野菜チップ添え」「グリルチキンと彩り野菜のロールサンド」などを味わうことができる。【詳細】「ピンクアフタヌーンティー~ハロウィンピンク~」開催期間:2023年9月11日(月)~10月31日(火)提供場所:ANAクラウンプラザホテル大阪 1階 ロビーラウンジ住所:大阪府大阪市北区堂島浜1-3-1時間:月~土 13:00〜18:30(2時間制、20:30クローズ)日・祝 13:00〜17:30(2時間制、19:30クローズ)※前日15:00までに要予約料金:1人 6,400円※サービス料込<メニュー例>■スイーツかぼちゃの馬車 / 赤いフルーツとジュレのブランマンジェ / かぼちゃプリン / かぼちゃクッキー / おばけのカボチャタルト / 苺チョコレートハロウィン風 / ピンクの豆乳ドーナツ / 魔女の帽子 / ハロウィンカップケーキ■セイボリーかぼちゃとほうれん草のキッシュ / グリルチキンと彩り野菜のロールサンド / パンデピスとパテドカンパーニュ / 紫芋のタルト野菜チップ添え【予約・問い合わせ先】ANAクラウンプラザホテル大阪TEL:06-6347-1112
2023年07月30日リーガロイヤルホテル(大阪)は、夏限定パフェ「ロイヤルパフェ(Royal Parfait)~贅沢シャインマスカット」を、2023年8月7日(月)から9月10日(日)まで販売する。フレッシュなシャインマスカットたっぷりのパフェ「ロイヤルパフェ~贅沢シャインマスカット~」は、大阪府南河内産葡萄園「たちばなや」の芳醇で新鮮なシャインマスカットをふんだんに使用した夏限定のパフェ。まるで“葡萄の房”のように盛りつけた華やかな見た目がポイントだ。トップには、“葡萄の粒”を表現した丸い形状のアイスクリームやマカロン、“蔦”を表したシガレットクッキーをオン。また、“蝶”が舞っているかのような曲線がポイントのホワイトチョコレートを添えている。さらに最下層には、オリーブオイルに漬けたシャインマスカットを忍ばせ、マンダリンジュレ、ココナッツアイス、グレープフルーツを重ねた。食べ進める度に味わいが変化するパフェに仕上げている。【詳細】「ロイヤルパフェ~贅沢シャインマスカット~」販売期間:2023年8月7日(月)~9月10日(日)提供場所:リーガロイヤルホテル(大阪) メインラウンジ住所:大阪府大阪市北区中之島5-3-68時間:10:30~18:30(L.O.18:00)価格:2,800円※サービス料込み※写真はイメージ※食材の入荷状況により販売できない場合あり【問い合わせ先】「メインラウンジ」TEL:06-6441-0956(直通)
2023年07月28日堺筋本町【THE LIVELY KITCHEN 大阪】十三【鉄板焼逢坂】新大阪【中国料理ベルビュー慶招樓】京橋【ホテル京阪京橋グランデロレーヌ】石切【鉄板焼創作ダイニング極ホテルセイリュウ】堺筋本町【THE LIVELY KITCHEN 大阪】フレンチの技法で和の食材を贅沢に。魅力たっぷりのデリカテッセン各種『コース』の前菜は鮮やかなフレンチデリカテッセンで提供大阪メトロ・堺筋本町駅から徒歩3分の好立地。「THE LIVELY 大阪本町」のロビーダイニング【THE LIVELY KITCHEN 大阪】は、旬の和食材を盛り込んだ本格フレンチがカジュアルに楽しめる一軒です。“一汁二菜”を意識したフレンチデリカテッセンの前菜はその真骨頂。各種『コース』で味わえます。ホテル1Fのロビーに併設。気軽に日常使いできるカジュアルな空間2Fまで吹き抜けの窓側は一面ガラスで開放感いっぱい。テーブル席の居心地は抜群ですが、テラス席も不動の人気を誇ります。ディナー後にお酒をゆったり楽しむなら、最上階のシグネチャーバーへ。ユニークなオリジナルドリンクを片手に、ルーフトップテラスから市内の夜景を楽しんでみては。THE LIVELY KITCHEN 大阪【エリア】本町/堺筋本町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1300円【ディナー平均予算】3300円【アクセス】堺筋本町駅 徒歩3分十三【鉄板焼逢坂】フレンチを織り交ぜた鉄板焼き。こだわり素材とコースの妙を堪能黒毛和牛ステーキのメインに車海老をプラスした『彩雲~Saiun』コース「ホテルプラザオーサカ」最上階というロケーションも自慢の【鉄板焼逢坂】は、阪急十三駅から徒歩5分。シンプルな鉄板料理にフレンチの要素を取り入れた、変化に富むコース料理が話題のお店です。こだわりの新鮮素材は黒門市場や福島市場で厳選。料理長の技が冴えるディナーが楽しめます。大阪・梅田のきらびやかな夜景を中心に市内が一望できる好立地大きな窓に面したカウンター席から望むのは、淀川の向こうに広がる大阪市内のパノラマ。目の前で供される鉄板焼きとともに、ロマンチックなひとときが過ごせます。4~6名向けカウンター席の完全個室も完備、もちろん夜景も望めます。ギリシャのGlassStudio社製の食器など、細部へのこだわりも見逃せません。鉄板焼逢坂【エリア】十三/塚本【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】十三駅 徒歩5分新大阪【中国料理ベルビュー慶招樓】高級食材が際立つ本格派。夜景をエッセンスに味わうコース料理フカヒレ・大海老・アワビの豪華食材含めた7品の本格中華。料理長自慢のコースです各線・新大阪駅から徒歩1分、抜群の好アクセスにあるニューオーサカホテルの最上階。【中国料理ベルビュー慶招樓】では、高級食材を盛り込んだ華やかなコース料理が楽しめます。コースのメインはロブスターに金目鯛などさまざま。料理長が誇る本格派の味わいが堪能できます。ホール席から楽しむのは180度のパノラマビュー。夜景が見事ホテル13階にあるモダンなホール席から見晴らせるのは、新大阪の街並み。円卓を囲む趣の異なる2つの完全個室もあり、2名からの利用が可能です。ランチ・ディナーともに前日17時までの完全予約制。180度展開する優雅な夜景に包まれて、心ゆくまで晩餐が堪能できます。中国料理ベルビュー慶招樓【エリア】新大阪駅【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】新大阪駅 徒歩1分京橋【ホテル京阪京橋グランデロレーヌ】ホテルレストランで気軽にバイキング。旬素材のメニューも充実モーニングからディナーまで、ホテルシェフが趣向を凝らした逸品ぞろい【ホテル京阪京橋グランデロレーヌ】は京阪・京橋駅直結。JRおよび大阪メトロ・京橋駅からも徒歩1分というアクセス抜群のテーブルオーダー制バイキングレストランです。旬の食材を使った月替わりも含め、ズラリと並ぶメニューは約50種以上。新鮮な食材を使った料理は和食・洋食問わない幅広さです。高い天井と降り注ぐ日差しが心地いい。駅直結の利便性&快適性も◎大きな窓と開放的な吹き抜けが印象的。オレンジ×黄緑の椅子やソファが配されたナチュラルカラーが基本の広いフロアは、ぬくもり溢れる空間です。眼下に電車が行き交うホテル7階からの見晴らしは、夜景も抜群。飲み放題をプラスすれば、料理もお酒も思う存分楽しめます。ホテル京阪京橋グランデロレーヌ【エリア】京橋【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】京橋駅 徒歩1分石切【鉄板焼創作ダイニング極ホテルセイリュウ】街の喧騒を離れた隠れ家レストラン。厳選素材を味わう創作鉄板料理毎朝市場より入荷される新鮮な素材を使った『本日の魚のグリル』近鉄・石切駅から徒歩5分。石切温泉のホテル内1階にある【鉄板焼創作ダイニング極ホテルセイリュウ】では、新鮮魚介や厳選和牛などの上質素材が際立つ、アレンジ自在の鉄板料理が味わえます。工夫を凝らした自家製ソースもおいしさの秘密。ベテラン料理長の技がコースやアラカルトで満喫できます。少人数で楽しむなら、ライブ感たっぷりのカウンター席がオススメ目の前で焼き上がった料理が楽しめるカウンター席を中心に、ゆったりとした店内にはカジュアルなテーブル席も配置。洗練されたスタイリッシュな雰囲気は、大切な日の舞台に最適です。イタリア直送の樽生スパークリング・ワインと一緒に食事を楽しみ、しばし日常を忘れて癒しのひとときを過ごしてみては。鉄板焼創作ダイニング極ホテルセイリュウ【エリア】東大阪【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】3800円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】石切駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年07月19日大阪・心斎橋のラグジュアリー・ライフスタイルホテル「W大阪」では、映画『バービー』とのコラボレーションカフェ「バービー・ザ・ムービー・カフェ(Barbie The Movie Café)」を、2023年7月16日(日)から9月15日(金)までオープンする。映画『バービー』×W大阪のコラボカフェマーゴット・ロビー主演で実写化される、ファッションドール・バービーの映画『バービー』の公開に合わせて開催される今回のコラボレーションカフェ。店内では、バービーの世界観をイメージした、夢のように煌めくキュートなスイーツの数々を展開する。中でも「スイーツ・ボックス(Sweets Box)」に注目。マカロンやキャラメルナッツタルト、チーズケーキ、ミニドーナツなど、カラフルな可愛らしいスイーツを詰め合わせたボックスとなっている。ミニBBQチーズバーガーやフライドポテトなどのセイボリー、ウェルカムドリンクのモクテル、コーヒーまたは紅茶のフリーフロー付きなのも嬉しい。また、バービーの可愛らしさをぎゅっと詰め込んだ「パフェ」や、テイクアウトメニューのドーナツ型タルトケーキもラインナップ。ドーナツ型タルトは、ピンクやライトブルーといった鮮やかな見た目もポイントだ。“バービーピンク”に彩られた店内、フォトスポットもバービーピンクに彩られた店内は、まるで“バービーランド”が現実世界のカフェに登場したかのよう。バービーランドの住人たちも登場し、賑やかでハッピーな空間を演出する。バービー気分を味わえるフォトスポットも設置されるため、バービー色に染まった空間で写真撮影をさらに楽しむことができる。【詳細】「バービー・ザ・ムービー・カフェ」期間:2023年7月16日(日)~9月15日(金)場所:W大阪 1階 アート・ペストリー・バー「ミックスアップ(MIXup)」住所:大阪府大阪市中央区南船場4-1-3時間:11:30~ / 14:00~ / 16:30~※各120分制<メニュー>■スイーツ・ボックス ひとり 4,800円、スイーツ・ボックス+パフェ ひとり 7,500円内容:・ウェルカムドリンクサマーランド(モクテル)・スイーツマカロン、キャラメルナッツタルト、カップケーキ、チョコレート、チーズケーキ、マンゴームース、ミニドーナツ・セイボリーミニBBQチーズバーガー、とうもろこし風味のミニアメリカンドッグ、フライドポテト※コーヒー、紅茶のフリーフロー付き■パフェ 2,700円桃のシャーベット / ライムクリーム / レモングラスゼリー■テイクアウトケーキ 各1,000円ライチ&ローズタルト、マンゴー&ピーカンナッツタルト、ラズベリー&ピスタチオタルト※写真はすべてイメージ※メニュー内容や提供時間は予告なく変更となる場合あり※テイクアウトケーキ以外の料金はすべて、サービス料 15%込み【予約・問い合わせ先】TEL:06-6484-5812(レストラン予約)
2023年07月13日フレンチ【松柏園ホテルヴィラルーチェ】鉄板焼&フレンチ【Asagi】フレンチ【サムウェアレストラン&バー】イタリアン【サンミケーレ】中国料理【中国料理大観苑/ホテルニューオータニ博多】フレンチ【松柏園ホテルヴィラルーチェ】リゾート気分に包まれながら、老舗ホテルの愛され続ける味を堪能プール&テラスを眺めながら料理を楽しめる、リゾート感のあるシチュエーションJR小倉駅から車で約5分に位置する、創業70年以上の老舗ホテル。北九州で「料理がおいしいホテル」として評判の【松柏園ホテルヴィラルーチェ】で、エスコフィエの称号を最年少で授与されたグランシェフ・戸川健氏による、絶品フレンチがいただけます。プールとテラスを望む空間で、リゾート感あふれるひと時を。ディナータイムにはプール内の「かがり火」が揺らめき、幻想的な雰囲気に包まれます。和牛をじっくり3日間かけて煮込んだ『特製和牛のビーフシチューセット』は人気No.1カレーやビーフシチューは、ホテル創業時から愛され続ける伝統の味。幅広い年齢層から支持される、まさに「間違いない」メニューです。オープンキッチンで、ダイナミックな調理風景が楽しめるのも魅力の一つ。一番おいしいしいタイミングでテーブルに運ばれ、出来立て熱々がいただけます。ホテルグレードのサービスはそのままで、リーズナブルに味わえるランチメニューもオススメです。松柏園ホテルヴィラルーチェ【エリア】小倉【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】小倉駅 徒歩30分鉄板焼&フレンチ【Asagi】天神の夜景を一望するゴージャスな眺めもご馳走の味付けにきらめく無数の星空と天神の夜景を眺めながら食事が楽しめる空間地下鉄天神駅から徒歩3分、ソラリア西鉄ホテル福岡の最上階にある鉄板焼レストラン。カウンター越しには、福岡・天神のきらめく街並みが見渡せ、極上の料理とお酒に彩りを添えてくれます。木目調で温かみのある個室にも、個室専用の鉄板焼カウンターを設置。自分たちのためだけに、目の前で豪華食材を焼いてもらえるので、特別感がより一層増すはずです。コース仕立てでいただく、オシャレな鉄板焼メニューも伊萬里牛をはじめ、九州各地より厳選した和牛を用意。さらに、シェフ自ら目利きした鮮度抜群の魚介類も豊富で、最高級ランクの食材を絶妙のタイミングで焼き上げた珠玉の味が楽しめます。九州トップクラスのワインセラーも完備されており、ソムリエがお料理に合うワインをご提案。お好みの食材をメインとするコース料理を、自慢のワインとともにお召し上がりください。Asagi【エリア】天神【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】天神駅 徒歩3分フレンチ【サムウェアレストラン&バー】新進気鋭のシェフが織りなす、五感を刺激するイノベーティブな料理天井まで届くガラス張りの空間、夜空を眺められるテラス席も【サムウェアレストラン&バー】は、都ホテル博多13Fに位置する新感覚レストラン。九州各地の食材を斬新な視点で昇華させたイノベーティブなアラカルトや、前菜からデザートまで楽しめる複数のコースメニューが用意されています。夜間は建物全体がライトアップされ、店内も幻想的な雰囲気に。博多駅直結というアクセスの良さも、うれしいポイントです。斬新な視点で昇華させたイノベーティブな料理の数々東京・西麻布のミシュラン一つ星レストラン【Crony】の春田理宏氏が監修し、東京の三つ星レストランでも経験を積んだ辻信太郎氏が仕上げる、イノベーティブなメニューの数々。地元九州の食材をふんだんに使い、メニュー名からは想像もつかないサプライズと遊び心あふれる世界観が、お皿の上で表現されています。大人のデートはもちろん、女子会にも最適な一軒です。サムウェアレストラン&バー【エリア】博多駅周辺【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】博多駅 徒歩1分イタリアン【サンミケーレ】イタリアン激戦区でひときわ気になる、温かみを感じるレストランヨーロッパのブラッスリーを思わせる、かわいく洒落た空間西鉄福岡天神駅から徒歩7分にある、ホテルモントレグループが新たに展開するレストラン【サンミケーレ】。ホテル3Fの大きな窓からは渡辺通りが見下ろせ、開放的で伸びやかな雰囲気が心地よさを運んでくれます。センスあふれるインテリア、ベビーカーでの移動もラクなバリアフリー、12名までの個室など、優しい気遣いが感じられる空間が広がります。華やかな盛り付けが目を引く、本格イタリアンメニューが並ぶ九州・福岡の食材や器を使用した、多種多様なイタリアンメニューがずらり。コース料理はもちろん、アラカルトでピッツァやパスタなど、お一人様でも大歓迎の料理が用意されています。店内には本格的なピザ窯もあり、焼き立てをみんなでシェアしながらいただくのもオススメ。17:30~18:00の入店で、グラスワインやグラススパークリングが1杯500円になる特典も要チェックです。サンミケーレ【エリア】渡辺通り【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1800円【ディナー平均予算】5500円【アクセス】天神駅 徒歩10分中国料理【中国料理大観苑/ホテルニューオータニ博多】イタリアをモチーフとした空間で、彩り豊かな美しい中国料理をさまざまなシーンに似合う、洗練された落ち着いた空間地下鉄渡辺通駅からすぐ、ホテルニューオータニ博多地下1Fにある、イタリアンチャイニーズをコンセプトとした中国料理店【中国料理大観苑/ホテルニューオータニ博多】。イタリアンを基調としたデザイン性の高い店内で出会えるのは、中国料理の定番から創作メニューまで、多種多彩な一皿の数々。洗練された空間で、心もお腹も満たしてくれる料理と、大切な人との会話を心ゆくまでお楽しみください。点心は、本場中国から来日した上級点心師が皮から手づくり上海料理を中心に腕を磨いた料理長が腕を振るう絢爛豪華な中国料理、本場中国から来日した上級点心師が手掛ける飲茶など、魅力あふれるメニューが揃っています。名物料理の一つ『黒酢豚』は、ジューシーな豚肉と彩り野菜のコンビネーション、まろやかさとコクのバランスが絶妙。コース料理は季節で内容が変わるので、次はどんな味に出会えるかも楽しみです。中国料理大観苑/ホテルニューオータニ博多【エリア】渡辺通り【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】渡辺通駅※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年07月10日うだるような暑さの夏の京都には、涼を求めた先人たちの知恵があちこちに。祇園祭とともに訪ねたい祇園。ご利益を求めてお参りしたい神社仏閣の門前には、おいしいものも、涼やかなものもたくさん。涼を取りながら巡りたい、開運の旅を提案します。【祇園】いつも新鮮な発見のある八坂神社のお膝元。夏の京都といって、まず思い浮かぶのは祇園祭。34基もの山鉾が街を巡る山鉾巡行や、神輿が街を練り歩く神輿渡御(みこしとぎょ)をはじめ、7月の1か月にわたり繰り広げられる祇園祭は八坂神社の祭礼。となればまずは祇園へと足を運びたい。花街でもある祇園は、伝統的な風情を残す街並みのなかで、いつだって新しいものを取り入れてきた。100年続く老舗が将来へと思いを馳せて新展開を行ったり、歴史ある建物がリノベーションで生まれ変わったり。早朝の静かな街を散策し、心おだやかに八坂神社へ参拝するホテルのアクティビティもある。舌の肥えた祇園で、評判のスイーツも見逃せない。伝統と新しさと。両方を満喫できるのが祇園町のなによりの魅力。OMO5(オモファイブ)京都祇園 by 星野リゾート限定コラボルームや朝まいりで街に深くコミットするホテル。八坂神社西門からすぐのロケーションが贅沢な祇園ステイ。提灯や簾に彩られた畳張りの客室や、門前の茶屋をイメージしたパブリックスペースが、気持ちを盛り上げてくれる。さらに外せないのが無料で参加できる「祇園うるわし朝まいり」のアクティビティ。賑わう京都もまだ静かな早朝、ガイドに案内されながら散策し、神社仏閣へお参りするひとときは、すっと心が癒される時間。あぶらとり紙の老舗『よーじや』との夏限定コラボルームにも注目を。「よーじやべっぴんルームステイ」プランでは夕涼みアイテム、スキンケア用品、チョコミントスイーツを満喫。1室2名1泊朝食付き1人¥16,000~。四条通に面する。OMOレンジャーと呼ばれるスタッフがご近所のガイド役。TEL:050・3134・8095東山区四条通大和大路東入祇園町北側288IN15:00、OUT11:00客室36室K36 The Bar & Rooftop(ケーサーティシックス ザ・バー&ルーフトップ)法観寺・八坂の塔を間近に眺めるルーフトップバー。昭和8年に建てられた元清水小学校の校舎をコンバージョンして登場した「ザ・ホテル青龍 京都清水」。その4階に作られたバーは、京都を代表するバー『K6』の西田稔さんがプロデュースする。窓や梁に教室の趣を残す『The Bar』と、屋上に作られた開放感ある『Rooftop』。高い建物の少ない京都にあって目の前に法観寺・八坂の塔、遠くには京都タワーの姿も見える『Rooftop』からの眺めは希少なもの。暮れゆく京の街並みを心に焼き付けたい。フローズンのモヒート(¥1,430)は、たっぷりのミントをクラッシュしながら味わう。TEL:075・541・3636東山区清水二丁目204‐2ザ・ホテル青龍 京都清水4F15:00~24:00(フード23:00LO、ドリンク23:30LO)不定休museum shop Zplus(ミュージアムショップ ジープラス)誰かに贈りたくなる小さな土産が並ぶミュージアムショップ。くずきりで知られる老舗菓子司『鍵善良房』が、祇園町で育まれてきた文化を次世代へと受け継ぐため開いた美術館「ZENBI‐鍵善良房‐KAGIZEN ART MUSEUM」。そこに併設されたミュージアムショップは“手のひらに乗るギフト”がテーマ。代表菓の干菓子・菊寿糖を小さく仕立てた小菊や、『染司よしおか』で誂えた葉文香や葉しおり、型絵染作家・関美穂子さんのマッチなどが揃う。月替わりで2種類が登場する菓子は、小箱の中から現れる季節が美しい。6月の飴雲、うつろひ各¥900。TEL:075・708・7311東山区祇園町南側570‐10710:00~18:00月曜(祝日の場合は翌平日)休Instagramは@museumshop_zplusかぎ甚京の白味噌の水ようかんに、夏の意匠の干菓子選びも楽しい。大正11年創業の菓舗で夏に手に入れたいのは、京都らしさを感じる白味噌の水ようかん。愛用する料理人も多い『山利商店』の上品な白味噌を、備中白小豆のこしあんに合わせた。ほんのりした塩気が奥行きのある味をもたらし、添えられた柚子の皮や粉山椒で変化する味わいもまた楽しい。共に手に入れたいのは、自由に選んで一つから買うこともできる干菓子。夏なら鮎や貝、波など好みの意匠を組み合わせれば、涼しげな景色が皿の上に現れる。京都の夏の楽しみ方を知るひととき。白味噌水ようかん(¥972)は木箱入り。好みの量を掬って盛り付ける。8月末までの販売。TEL:075・561・4180東山区大和大路通り四条下る小松町1409:00~17:00(火曜~16:00)水曜休、ほか不定休いづ重趣ある新たな空間で夏だけの京寿司を頬張る。京寿司の老舗が空間を一新。「元の建物の梁など木材は余すところなく使って、京寿司が引き立つ空間を考えました。建て替える際に井戸を掘ったら、八坂神社での祈願もあって、とてもいい水が出たんです」と店主の北村典男さんが嬉しそうに教えてくれた。昔ながらの薪の竃・おくどさんも再建し、井戸水を使って作られる京寿司はその場で食べるのも、買って帰るのもいい。迷ったらまずは塩焼き鮎の姿寿司や笹巻き寿司など、夏の味から選びたい。手前から時計回りに、青じその酢で味わう、あゆ姿寿し¥1,210。8月中頃まで。ふき味噌を合わせた、あゆ笹巻きは3個¥1,122 。10月頃まで。シマアジのバッテラは青じそが味のアクセント、アジ寿し¥1,650。TEL:075・561・0019東山区祇園町北側292‐110:30~19:00(イートイン18:30LO)水・木曜休Harmonika(ハーモニカ)路地奥の複合ショップで、レストラン仕込みのデセールを。店主の松本泰さんはフレンチレストランで料理からデセールまでを担当してきた経歴の持ち主。運ばれてきた瞬間、歓声をあげずにいられないデザートは、料理人ならではの感性で繊細に構成されている。たとえばライチを添えるのも、泡状のものとジュレ状のものを両方使うことで、口に広がるタイミングをずらすといった具合。旬の果物を主役に幾重にも味を重ねて完成するデザートは、レシピを残さないというから一期一会。出合いを逃さず味わいたい。マンゴープリン¥1,400。他に焼き菓子も。TEL:050・3551・8625東山区亀井町43‐2GionNaito 123 Market内11:00~18:00火曜休Instagramは@harmonika_kyoto※『anan』2023年7月5日号より。写真・わたなべよしこ取材、文・大和まこ(by anan編集部)
2023年07月02日お気に入りのホテルにステイしながらおいしい食事やスパ、アートなどをのんびり楽しむ。そんなちょっぴり優雅な休日をお得に叶えてくれる人気ホテルの宿泊プランをご紹介します。お楽しみはいろいろ。人気ホテルの宿泊プラン。PARK HOTEL TOKYO(パークホテル東京)【アートホテルステイ〈アフタヌーンティー&朝食付き〉】美術作品とともにゆったりした時間を客室もスイーツもカクテルも!アート三昧な休日を心ゆくまで。“日本の美意識が体感できる時空間”がコンセプトのホテル。館内には常時400点以上のアートが飾られており、まるで美術館のような雰囲気が漂う。こちらでのおすすめは、さまざまなアーティストが壁に絵を直接描き、空間そのものがアート作品となった客室に宿泊するプラン。34室あるアートルームはそれぞれのアーティストの個性が光り、どれもフォトジェニック。さらに季節のアート展示からインスピレーションを受けたアフタヌーンティーセットやカクテルもセットになっており、アートにとことん浸ることができる。美術家の大谷有花さんが制作した“秋田美人”がテーマの客室。花や蝶が舞う華やかなアフタヌーンティー。館内でアート鑑賞を楽しんでも。東京都港区東新橋1‐7‐1汐留メディアタワーTEL:03・6252・1111上記宿泊プラン2名1室利用時の1名分¥23,880~チェックイン15:00チェックアウト11:00アクセス/各線汐留駅より徒歩1分。ラビスタ東京ベイ夕朝食付き 1日10組限定 洋食コース料理を愉しむプラン東京の摩天楼の景色と天然温泉、そして旬の美味を楽しみ尽くす。東京湾に浮かぶウォーターフロントに、昨年誕生したばかりのホテル。こちらの自慢は、最上階の天然温泉の眺望大浴場と露天風呂。眼下に広がる運河の向こうには、東京タワーや東京スカイツリーが見渡せる。爽快感のある昼間の海辺の景色と、美しくきらめく夜景、どちらも素晴らしいのでぜひ両方を楽しみたい。また、このプランでは、1日10組限定の洋食フルコースディナーがセットに。旬の食材などを使った料理を味わいながら、アーバンな絶景を楽しむディナータイムはスペシャル感満載だ。14階にある天然温泉の大浴場。同フロアにはインフィニティプールも。朝食はバイキングスタイルで。スタイリッシュで快適な客室。東京都江東区豊洲6‐4‐40TEL:03・5548・2003上記宿泊プラン2名1室利用時の1名分¥22,500~(ダブル)チェックイン15:00チェックアウト11:00アクセス/ゆりかもめ・市場前駅より徒歩1分。ホテル椿山荘東京東京雲海ビアテラス~大人の夜ピクニック~ステイ庭園に広がる幻想的な雲海とピクニックの開放感に癒されて。四季折々のさまざまな表情を見せる、緑豊かな歴史ある庭園で知られるホテル。2020年からは、庭園に細かい霧を人工的に発生させる演出「東京雲海」がスタート。そんな涼しげな東京雲海を、庭園内のオープンエアのテーブル席で、ビールと相性のいい料理とともに楽しめるのがこのステイプラン。飲み物は120分のフリーフローで、種類豊富なビールのほかワインやウイスキー、ソフトドリンクなども味わえる。夜の庭園にふわりと湧き立つ幻想的な雲海を眺めながら、ピクニックの開放感に浸るひとときはまさに大人の癒し。オアシスのような庭園にテーブルを並べて。サンドウィッチやビーフステーキ、唐揚げ、ポテトなどをお供に。エレガントな雰囲気の客室。東京都文京区関口2‐10‐8TEL:03・3943・0996上記宿泊プラン、夕朝食付き2名1室¥70,900~チェックイン15:00チェックアウト12:00アクセス/有楽町線江戸川橋駅より徒歩10分。土・日・祝日は池袋駅より無料シャトルバス運行。※『anan』2023年7月5日号より。構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2023年07月02日東京には多種多様な個性を持つ街がたくさんあるけれど、住んでいる場所、仕事やお気に入りの買い物エリア以外は、実はよく知らないのでは?そこでおすすめしたいのが、なじみのない街のホテルに泊まり、周辺をじっくりと散策する休日。地元で人気の店やスポットなどに立ち寄りながら、街の空気感を感じる時間は新鮮で心ときめくもの。ここで紹介する3軒は、人情味溢れる下町の雰囲気や、アートやカルチャーのムードが漂うエリアにあり、地域性を大切にしながら、その魅力を発信しているホテル。ほどよいサイズ感のくつろげる客室、肩肘張らないサービス、そして手頃な価格で、街歩きを楽しむ休日の満足度はさらにアップ。気になるあの街のホテルを拠点に、ローカル気分を満喫。OMO5(おもふぁいぶ)東京大塚 by 星野リゾートお目当ては下町風情とローカルグルメ。ディープな街、大塚を満喫する休日。昔は花街もあったという、賑やかな下町風情溢れる大塚。地元で長年愛されている商店街や、街の中を1両編成の都電が走る風景は、初めて訪れてもノスタルジーを掻き立てられる。そんな大塚の街歩きの楽しさを発信しているホテルがここ。代表的なサービス「Go‐KINJO」の一環で、ロビーには近所の立ち寄りスポットやおすすめの飲食店、ショップなどを丁寧に紹介している「ご近所マップ」を設置。そして、「ご近所ガイド OMOレンジャー」と共に、街を巡るお散歩ツアーも毎日開催しているほか、お酒と地元グルメを楽しむ「はしご酒ツアー」も人気だ。ほかにも、ロビーには’80sのシティポップや歌謡曲のレコードジャケットが飾られ、毎晩DJイベントも。やぐらをイメージした客室は、畳敷きの床に広いデイベッド、階段を上がれば屋根裏部屋風の寝室があり、秘密基地のようなワクワク感が。人情味あるローカルなお店が多い大塚の街も、友達の家のようにくつろげるこのホテルも、何度でもリピートしたくなる魅力に溢れている。お散歩ツアーはご近所マップ前に集合。昭和のレコードに彩られたパブリックスペース。朝食で人気のリゾットは全6種。「深川あさり」はこのホテル限定。¥1,250地元のブルワリー『NAMACHAん Brewing』とコラボしたクラフトビールは、11時から楽しめる。ビール+おつまみセット¥1,250『ぼんご』のおにぎりや『TITANS』の焼き餃子、『鳥忠』の焼き鳥とポテサラなど、近所のおいしいものをテイクアウトして、部屋で味わうのもいい。東京都豊島区北大塚2‐26‐1TEL:050・3134・8095(OMO予約センター)2名1室の室料¥20,000~チェックイン15:00チェックアウト11:00アクセス/山手線大塚駅より徒歩1分。NOHGA HOTEL UENO TOKYO(ノーガホテル 上野 東京)アートやものづくりに縁が深い上野らしさを五感で感じて。ミュージアムやものづくりの工房が数多く点在する上野。そんな地域性を生かした、おもてなしやサービスが心地よいホテル。シンプルで温かみのある館内には、地元のアーティストやデザイナーの作品を展示。職人やデザイナーとコラボレーションしたオリジナルプロダクトを作っているほか、彼らと連携したイベントやワークショップも定期的に開催している。また、『ビストロ・ノーガ』では、フレンチベースのコンテンポラリー料理を提供。ここでも地域の店から仕入れる食材を中心に、生産者の顔が見える自然な製法のものをなるべく使用するというこだわりが光る。客室やレストランを彩るインテリアにも、地域の職人やアーティストが手がけた作品をちりばめている。東京都台東区東上野2‐21‐10TEL:03・5816・02112名1室利用時の1名分¥9,800~、1名1室¥19,600~チェックイン15:00チェックアウト11:00アクセス/各線上野駅より徒歩3~5分。ONE@Tokyo新旧が交差する押上に誕生!カルチャーを感じる旅の情報基地。現在進行形で変わりゆく大都会・東京にありながら、古き良き下町情緒を残す押上。東京スカイツリーまですぐのロケーションにあるこのホテルは、世界中から旅人が集まる、東京の新しいストリートカルチャーの拠点をテーマに昨年秋に開業。インダストリアルな素材と自然素材を大胆にミックスした外観やインテリアのデザインは、建築家・隈研吾氏が監修。新たな刺激や発見を求める人が集う、話題のスポットになっている。そして最上階のルーフトップは、東京スカイツリーを間近で見られる特等席。絵画のような東京の風景を眺めながら、ゆるりと過ごしたい。読書家のためのプライベートな書斎をモチーフにしたライブラリースイート。東京スカイツリーを望む大きな窓と、ゆとりの広さで開放感がある。東京都墨田区押上1‐19‐3TEL:03・5630・11932名1室利用時の1名分¥6,000~1名1室¥11,250~チェックイン15:00チェックアウト11:00アクセス/各線押上駅から徒歩3分。※『anan』2023年7月5日号より。写真・坂本美穂子構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2023年07月01日旅を愛する人たちが薦める、出合ってほしい、もの、こと、景色。ここでは、アナウンサー・宇賀なつみさんが、旅の魅力と記憶に残る思い出を語ってくれました。宇賀なつみ「物より思い出が欲しいんです」自身の人生と旅について綴ったエッセイ本を手がけるほど、どこかに出かけることが好きだという宇賀なつみさん。「旅は常にしていたいです。同じ場所でじっとしていることが苦手で、したことのない体験をしたいという欲や好奇心が強く、時間ができたら“この街を歩いてみようかな”と出かけていきます。目覚めたきっかけは、二十歳の時に行ったLA。100%自分で決める旅の楽しさを知りました。旅に出ている時は、普段知らず知らずのうちに演じている役割や年齢を忘れて、自分としてそこにいるという感覚になれる。好奇心のまま、思うがままに過ごせることが心地いいです」幼少期から旅は身近な存在だったそう。「両親が旅行好きで、子どもの頃は毎年、長野にある蓼科高原の白樺湖に行っていました。絵を描いたり、シロツメクサの冠を作ったりと絵に描いたような休日を過ごした思い出深い場所です」心に強く残る貴重な体験も多い。「『ニセコビレッジスキーリゾート』でのスキーは忘れられません。大晦日の朝6時に起きてゴンドラに乗って誰の手も付いていない雪上を滑ったのですが、まるで片栗粉の上を滑っているようで、キュキュッみたいな音さえもせず、今までのスキーとは全く違うものでした。『星のや竹富島』に泊まった時は、プールに浮かびながら星空を見るという初めての経験を。そして、ロケで訪れた秋田では、『駒ケ岳温泉』で日帰り入浴をしました。お湯がとろっとろで、まるで化粧水に浸かっているみたいでした」宿で心惹かれるのは、歴史を感じるクラシックホテル。「タイムスリップしたような気持ちになれる洋館のような世界観が好きです。特に伊豆の『川奈ホテル』は海が眼前にドーンと広がり、東京から程よい近さで、静けさもあっていいんですよね」宇賀さんの「忘れられない思い出」「ニセコビレッジスキーリゾート」の朝いちばんのふわふわの雪。羊蹄山を望むパウダースノーの聖地。様々な雪山のアクティビティが楽しめる。「スキーがすごく上手くなった気になれる雪です(笑)。一番最初の滑走のためには寒く眠い思いをしますが、滑るとまるで時間が止まったようでした」北海道虻田郡ニセコ町東山温泉TEL:0136・44・2211アクセス/新千歳空港から車で約2時間半。定期運行バスやニセコビレッジ・エアポートエクスプレスなどを利用すると便利。シーズンなど詳細はHPで確認。※ゴンドラは現在8:30~運行。タイムスリップをした気持ちがした伊豆の「川奈ホテル」。1936年開業のリゾートホテル。ゴルフや温泉が楽しめ、マリリン・モンローが宿泊したことでも知られている。「ホテルにフレンチレストランが入っているところも好き。たまに、正統派のコースを食べると背筋が伸びます」静岡県伊東市川奈1459TEL:0557・45・11112名1室・1泊2食の1名料金¥30,129~チェックイン15:00チェックアウト11:00アクセス/JR伊東駅から無料のシャトルバスあり。地元の人に教えてもらった秋田の「駒ケ岳温泉」。水沢温泉郷にある隠れ宿で、渓流沿いの貸切露天がある。「うっすら白濁した美肌の湯で気持ちよかったです。地元の人に教えてもらいました」秋田県仙北市田沢湖生保内字下高野80‐68TEL:0187・46・26882名1室・1泊2食の1名料金¥9,800~チェックイン15:00チェックアウト10:00 アクセス/JR田沢湖駅より車で15分、およそ9km。田沢湖駅より羽後交通バスの乳頭温泉行きに乗り、田沢湖畔経由で休養センター前下車。バス停より700mほど。日帰り入浴時間9:00~19:00(水曜16:00~)定休日なし入浴料金¥600子どもの頃の旅の原点、蓼科高原の「白樺湖」。標高約1400mの場所にある、白樺の木に囲まれた湖周3.8kmの湖。夏は鮮やかな緑や花々、冬は白銀の世界が広がる。「私にとって旅の原体験というか聖地のような場所です。白樺を見ると家族旅行のことを思い出します」松本市街から美ヶ原高原を結ぶルート・ビーナスラインの沿線に白樺湖・蓼科高原エリアがある。茅野市ちの旅案内所 TEL:0266・73・8550「星のや竹富島」でプールに浮かびながら見た空。竹富島の伝統的な建築を踏襲した48棟が並ぶラグジュアリーホテル。プールや島ならではの文化体験などが堪能できる。「24時間入れるプールに浮かんでいると、水と空にサンドされた気分に。“地球”を感じる体験ができます」沖縄県八重山郡竹富町竹富TEL:050・3134・8091(予約)1泊素泊まり1室¥112,000(通常は2泊より)アクセス/石垣港離島ターミナルより、竹富港行きのフェリー乗船。詳細は出発前にフェリー会社HPより最新の情報確認を。竹富港到着フェリーに合わせ、星のやの専用車が待機。※『anan』2023年7月5日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年07月01日鹿児島市から南に約380km、飛行機から海を見下ろすと森がぽっかり浮かんでいる…?沖縄とも九州とも異なる独自のシマ文化を楽しむことができる魅惑の島、奄美。美しい砂浜、心地よい潮風、そして島の恵みを味わいに、海を越えて出かけよう。【伝泊】集落の中で暮らすように過ごす。今いちばん心地よい旅の形。喧騒から遠い北部地域で、波音と風に身を委ねる。北部に位置する笠利町は空港からほど近くの集落文化が色濃く残るエリア。そこで地元出身の建築家が、「伝統・伝説的な建築と、集落の文化を次世代に伝えていく」宿として始めたのが〈伝泊〉。原生林や驚くほど澄んだ海といった自然に加え、方言、島唄、そして料理など〈シマ〉に根付いた文化や慣習を、集落の人たちとの交流を通じ、感じ、楽しめるという唯一無二の施設です。伝泊には、元スーパーだった建物を改修した〈まーぐん広場〉を中心に、モダンなヴィラ、古民家を再生した宿、そしてフレキシブルに使えるホテルの3種類の宿が点在。リトリートが目的ならば、ビーチに立つヴィラの〈伝泊 The Beachfront MIJORA〉がおすすめ。大きな窓の向こうに広がる海は、朝、昼、夜それぞれの表情を見せてくれ、リトリート効果抜群。個人的なおすすめは明け方に乗るハンモック。徐々に明るくなる空を見ながら小さな波音に包まれ揺れていると、奄美の自然に溶け込むような感覚が味わえます。ミニキッチンもあるので、地元の食材を買ってくれば海を見ながらの楽しいディナーも可能。こんな贅沢な空間で、暮らすようにステイができるなんて、夢のよう。伝泊 The Beachfront MIJORA海と自然と、ただのんびり向き合う。何もしない時間の贅沢さを味わって。部屋に入るとガラス越しに広がる美しい海が目に入り、それだけですでに心が洗われる海沿いのヴィラ。テラス部分にあるラタンのハンギングチェアやハンモックに座り、潮風に当たりながらまどろむ時間はまさに非日常。自然を感じながらおこもりができる。シアタールーム併設の部屋なども。伝泊 The Beachfront MIJORAの部屋から穏やかな海を望む。天気が良ければ夕日に染まる海も眺められる。部屋からすぐに海に出られるのが嬉しい。面しているのは内海なので比較的穏やか。屋外シャワーもあるため、海遊びも気兼ねなく楽しめる。レセプションを兼ねたレストランで、海を見ながら地元産食材を使った朝食を。パンにつける用にサーブされる自家製の黒糖キャラメルは絶品!奄美市笠利町大字外金久亀崎986‐1TEL:0997・63・1910(「2 waters」レセプション兼レストラン/受付時間8:00~20:00)Cozy suite Villa 1棟貸し切り、定員大人1~2名。朝食付き2名1棟利用時1人¥26,800~チェックイン15:00~19:00チェックアウト8:00~10:00アクセス/奄美空港から車で約10分、名瀬から約40分。伝泊 奄美 古民家シマ文化を感じられる古民家に、一棟借りでごゆるりステイ。奄美の伝統建築といえば、緑の生け垣に囲まれた高床式、束石の上に柱を乗せただけの〈ヒキモン構造〉といった特徴があり、そんな要素を持つ古民家を一棟借りし泊まることができるのがこの施設。奄美大島内に8つあり、写真はそのうちの一つ、宿から海が見える〈水平線と朝陽の宿〉。中央の部屋(オモテ)を外廊下でぐるっと囲い込む構造。窓を開けると通る風が心地よい。台所併設なので料理も楽しめる。広さ97平方メートル。テラスにはソファセットが。水平線から昇る朝陽は見逃せない。水平線と朝陽の宿奄美市笠利町大字用26‐11棟貸し切り、定員1~6名。2名1棟利用時1人¥12,100~チェックイン15:00~19:00チェックアウト8:00~10:00アクセス/奄美空港から車で約20分、名瀬から約1時間。伝泊 奄美 ホテル最近ではワーケーション利用も増加中。アクティブに過ごしたい人はこちらへ。集落の人たちに愛されていたスーパーを改装した複合施設〈まーぐん広場〉の2階にあるホテル。余計なものがないシンプルな部屋は、一人旅やワーケーションにもぴったり。島の日常を感じながら心地よく過ごせる、ミニマムな空間です。1階には奄美の物販コーナーやカフェ、また高齢者施設が併設され、地元住民と観光客が集う〈まーぐん広場〉。広いカウンターテーブルがあるスーペリア・シングルの部屋。奄美市笠利町大字里50‐2TEL:0997・63・1910スーペリア・シングル1室朝食付き1人¥9,150~チェックイン15:00~19:00チェックアウト8:00~10:00アクセス/奄美空港から車で約10分、名瀬から約40分。バスの場合、奄美空港からしまバスで約15分(バス停「赤木名入口」で下車)。伝泊の情報は総合サイトにアクセスを。また各種SNSでも情報を発信中。※『anan』2023年7月5日号より。写真・千倉志野(by anan編集部)
2023年06月30日海の幸はもちろん、野菜や果物も豊富な“食”の島・佐渡。農家民宿やゲストハウスのレストランなど、島の食材の魅力を体感させてくれる宿を目指したい。海、山、里の食材を丸ごと!ごちそうの島・佐渡へ。葡萄農家の宿 Andante【新潟県/佐渡】ワインの旨味と佐渡の旬の味を、ゆっくり、たっぷり味わおう。ゴーゴーと重低音で吹き荒ぶ寒風や、日本海独特の荒波…。佐渡と聞いて、そんな“荒い”イメージしか湧いてこなかった人にぜひとも知ってほしいのが、島の食の豊かさです。佐渡は東京23区よりも約1.5倍大きい、日本最大の離島。海の幸に目を向ければ、重量級のマグロから、ブリ、イカ、タコ、アワビにサザエ、エビやカニ…。ワカメ、ナガモにモズクなど、海藻類も種類豊富に揃います。里山では、同じく新潟の魚沼産に負けず劣らずの風味を誇るコシヒカリ、さらに栄養たっぷりの野菜が育つ土壌が魅力。佐渡牛や地鶏の畜産、酪農も盛んです。イチゴやスイカ、リンゴに西洋梨、黒イチジクなどが季節ごとに実り、フルーツ好きも魅了します。佐渡は、旅行熱が久しぶりに湧いてきた今、オススメしたいデスティネーション。食を満喫でき、五感をフルに刺激してくれる宿を目指して出かけてみましょう。1軒目は、佐渡でワイン造りを目指す夫婦が営む、1日1組限定の農家民宿。数年前雑誌に掲載されていた、佐渡でゼロからナチュラルワイン造りを始めたフランス人醸造家のジャン=マルク・ブリニョさんの記事を読み、導かれるようにやってきた二人。醸造用のブドウを栽培しながら、かつて、夫婦で巡ったポルトガルやスペイン、フランスのワイナリーや農家民宿で出合った味を宿泊客に提供しています。料理の担当は夫の下川淳也さん。飲食業界に勤めていたものの調理担当ではなく、自分たちが食べたいもの、ワインに合うものを作っているだけ、と謙遜しますが、佐渡の食材の滋味深さを余すところなくいただける料理の数々は、シンプルだけど豊か。「なるべく佐渡の食材を使い、基本地元のスーパーで買えるようなもので作っているのですが、逆にレパートリーが広がっていった気がします」と妻の千里さん。この日のメニューは、庭の山椒の葉をアクセントに入れた、ヒラメとアスパラの春巻きなどのアペリティフから始まり、締めのポルトガル風タコ飯まで…。夫婦の狙い通り、グラスをテーブルに置く暇がないほど食もワインも進みます。しこたま飲食を楽しみ、その後眠りにつくのも、すべてゲスト専用のスペースとなる古民家の離れ。下川夫婦の温かなもてなしで、心地よい時間が流れます。ある日の夕食。前菜の炙り稚鰤のツナ サラダ仕立て。手前のスープは水とギー(バターオイル)で作った新玉ねぎのポタージュ。寝室は2部屋。4人まで泊まれる。ワインと愉しむ夕食から一転、朝食は胃腸に優しい和食スタイル。蒸し野菜、旬魚の昆布締め、しいたけの佃煮などが並んだ。下川千里さんと淳也さん。「ワイン造りは自然との付き合いなので、計画通りには行きませんが、いずれ佐渡らしいオリジナルワインが造りたいです」と語る。佐渡市大倉谷672‐31日1組限定(4名まで宿泊可能)水・木・土・日曜(連泊希望の場合は要相談)1泊2食付きの料金1名¥17,600~。朝食のみや素泊まりプランもある。予約は3か月先まで。チェックイン16:00~21:00チェックアウト7:00~10:00SEISUKE next door一皿一皿に丁寧な仕事が施された、ディナー目当てに訪れたい。海岸線に沈む夕景が美しい、海沿いのゲストハウスの1階には、シェフ・尾﨑邦彰さんのレストランがあり、美しい海と美味しい食事を求め、地元客もやってきます。大阪での割烹料理店からスタートした尾﨑さんの料理人人生。フレンチに転向し、東京の名店やフランスの三つ星レストランで修業し、オーストラリアで3店舗も切り盛りした後、心身のリセットに訪れた佐渡で、土地の魅力と島の食材に強く惹かれ移住を決意。「料理人の想像力を掻き立ててくれる場所ですね。佐渡の海は私にとって市場で、山全体が畑のような感覚。鯵を釣って、ちょっと苦味を足そうかと、山に行ってウドを採ってくるような日々です」この日のディナーは、銀鮭、メジマグロ、新潟和牛がメイン。佐渡に来て、ゼロから料理を作りたい思いに火がつき、醤油や味噌、リコッタチーズなどを自ら造り、食材の魅力をさらに引き立てるレシピを考案しています。レストランのテラスには、ハーブにレモン、ブドウの苗木まで栽培中。「ゆくゆくはワインも造りたいなあ、と思っているんですよ」モダンなデザインのヴィラ。2階には客室だけでなく、共有スペースとして、広々したゲストラウンジとキッチンがある。ディナー¥8,000の一例。メジマグロのタルタル、もろみ醤油やハーブを添えて。朝食は地元で評判のパン、『へんじんもっこ』のソーセージ、佐渡産のジュースや牛乳などを自由にいただける。野菜や卵を近所のスーパーで買い、キッチンで料理。テラスで海を眺めながらいただこう。「その日の食材で内容は日々変わります。旬の味を楽しんでください」とオーナーシェフの尾﨑さん。佐渡市河原田諏訪町207-76TEL:0259・58・7077ディナー¥7,000~ランチ11:30~14:00ディナー18:00~20:00(要予約)水曜休ランチ¥3,500~(テイクアウトメニューもあり)。ゲストハウス「Guest Villa on the 美一」1名1室・1泊朝食付きの料金¥6,000~(ツイン2部屋、ダブル3部屋。1棟貸し切りも可能)チェックイン15:00~22:00チェックアウト11:00カールベンクス 古民家民宿 YOSABEI食べ歩きの後は農家民宿に…。野菜たっぷりの朝食で心身を整えて。尾﨑さんのように、肩に力は入れずに強い思いはある、そんな移住者が活躍できるのも佐渡の魅力。3軒目に紹介する古民家民宿のオーナー・仲塚周子さんは、父親の実家の築200年経つ古民家が解体される話を聞き、夫婦で移住を決め、農業と民宿を始めた一人。「解体するのはもったいない、と夫も賛同してくれ、ダメ元でアプローチした古民家再生の第一人者のカール・ベンクスさんに、リフォームを手がけてもらえました」ヨーロッパでは街道筋で農家民宿がよくあるし、この場所でもやってみたら?と勧められて、旅好きでもある仲塚さんが、旅行者の憩いの場になればと宿を開始。「佐渡はとにかく美味しいものが多いから、いろんな場所に食べ歩いてほしいので、我が家での提供は朝食だけ。外食では不足しやすい野菜をたっぷりと、美味しいお米とともに用意しています」数年前、長屋門を地元の大工たちとリフォームした一棟貸しもあり、好みの泊まり方が選べます。佐渡は、人任せではなく、自分で好きなように回りながら“食”を愉しむ旅が叶う場所なのです。オレンジ色の外壁に黒い屋根のコントラストが美しい、カール・ベンクス氏が手がけた母屋。カフェスペースが1階にあり、2名まで泊まれる客室は2階にある。仲塚さん一家4人もここに暮らす。軒下に干したトウモロコシで、ポップコーンを作る。元気な愛犬・黒丸くんと。色鮮やかな野菜中心の朝食。お米も美味しい。近所の農家さんに教えてもらいながら始めた無農薬栽培の畑。「元気に育っていますね」と仲塚さん。佐渡市三瀬川549TEL:0259・67・7284予約の際に確認を。カール・ベンクス氏が手がけた母屋は1日1組限定(2名まで宿泊可能)。1名1泊朝食付き¥16,500(2名だと1名¥12,100)、1棟貸し切りの「青の家」は、1泊室料¥39,600(8人程度まで)チェックイン16:00~チェックアウト10:00『Hiruma Cafe』火・水曜11:00~15:00新潟県にある2つの港、新潟港、直江津港から船に乗って佐渡の両津港または小木港へ。所要時間2時間30~40分のカーフェリー、1時間7分で結ぶジェットフォイル(新潟港発着便のみ)がある。各宿へのアクセスは、路線バス、タクシー、レンタカーで移動。※『anan』2023年7月5日号より。写真・中村香奈子取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年06月30日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部頭の先から指先、つま先まで、丁寧で清楚。まさに大和撫子のような、精錬された魅力を持つ長谷川梨奈さんは、日本各地にリゾートホテル・温泉旅館などを構え、ホテル業界を牽引する星野リゾートの中でも、ラグジュアリーで上質なおもてなしを提供する「星のや東京」のサービスチームメンバーとして働いています。いわば接客の「匠」でもある彼女ですが、星のやで培ったキャリアは、私たちが「旅館 スタッフ」に想像するキャリアとは全く違うものでした。■社内キャリア制度を使って異動。入社4年目で新しい挑戦へヘアアレンジも日本らしく、凛々しいお姿がすてきですね!思わず見惚れてしまいます。ありがとうございます。以前は、身だしなみや所作、言葉遣いなどをスタッフに指導するS-pro (エスプロ) という業務を担当しておりました 。改めまして、「星のや東京」のサービスチーム所属、長谷川梨奈と申します。さっそくなのですが、長谷川さんのこれまでのキャリアを教えてください。新卒で星野リゾートに就職し、現在7年目になります。入社時は「星のや京都」に在籍していましたが、3年を経て「星のや東京」に異動になり、現在に至ります。就活時はホテル業界に絞っていたのですか?全国転勤ありきで、ライフプランが流動的になるイメージがありました。就活時は、人々の特別な時間に携わる仕事がしたいと考え、ホテルやブライダルの業界を見ていました。どちらも忙しく、大変な仕事だろうと覚悟はしていましたが、実際に星野リゾートに入社してみたら、体力、知力、気力のすべてを使う仕事であるということを実感しました。最初に配属された「星のや京都」は、若いうちに研鑽を積みたいという自分の意思で希望していましたし、出身地である東京で、新たな挑戦に踏み出したいと考えた際も、自身で手を上げました。星野リゾートでは、新規開業に合わせて、全社員に向け公募を募ります。また、 キャリア制度を利用して、異動の希望を出すことができるので、基本的に会社から一方的に異動辞令が出ることがないところもうれしい驚きでした。なるほど!いい意味でホテル業界のイメージを裏切られますね。では、最初の勤務地を京都にしようと思ったのはなぜですか?星野リゾートに入社し観光の仕事に携わると決めてから、2020年の東京オリンピックの時にどこで何をしているかが、一つの分岐点となると考えていました。「星のや京都」には海外からいらっしゃるお客様も多いため、語学力を活かした仕事が経験できると思ったのがきっかけです。現在お勤めの「星のや東京」にはどのような魅力を感じていましたか?京都と同じく、星野リゾートの中でもグローバル展開を見据えた、ある種の挑戦を兼ねたラグジュアリーホテルであるということと、東京オリンピックに合わせて、出身地でもある東京で宿泊運営業務に携わることが自身の目標の一つだったからです。また、「星のや東京」は世界中の良いホテルを知るお客様のご利用も多いので、自身の接客レベル向上のためにもくぐっておきたい、一つの関門と思っておりました。■マルチタスクを経験したからこそ発見できた、自身のスペシャリティでは、長谷川さんのキャリアの中での目標は、すでに一つ達成されたんですね。そのためにどんな努力をされましたか?実は、星野リゾートでのキャリアの積み方は、宿泊業界の中では少し特殊なんです。一般のホテルでは、お客様に接客するサービスチームの中でも「フロントマン」「ドアマン」「ウェイター」など、分業制を取ってスペシャリストを目指していくことがほとんどです。しかし、星野リゾートのサービスチームは、フロント、清掃、レストランサービス、調理業務を一貫して行うマルチタスク制を導入しています。また、フラットな組織文化のため、新卒時から先輩スタッフとも対等に議論できる場があったので、やりたいと思ったことやお客様の満足度アップに繋がると思うことにはどんどん挑戦していきました。京都では特に、季節の催し物の造成やオペレーション構築など、接客以外のプロジェクトにも率先して参加しました。そういったバックオフィス業務は本社の人が担っているものだと思っていました。星野リゾートでは、施設内での総務はサービスチームが行います。ずっと接客をしているわけではなく、商品や食材、アメニティの発注など、運営に関わる中で発生する事務作業も私たち自身で行います。お客様に対して最高の接客をするだけではなく、お客様の期待を超え続ける宿泊施設であり続けるための準備そのものを自分自身の手で行えるんです。社内調整も社外調整も発生するので、社会で通用する幅広いビジネススキルを養うことができました。長谷川さん自身は、そのキャリアを今後どう活かしていきたいですか?マルチタスクを経験したからこそ、自分がどの分野においてスペシャリティを発揮したいかも見えてきました。私の場合は、今はレストラン業務に注力しております。ここでも、接客はもちろんなのですが、季節のメニューに合わせたドリンクのセレクトや発注管理、使用するカトラリーの選定など、レストランの運営に関わる全ての業務を行っています。会社も星のや東京も大好きなので、すぐに転職などは考えていませんが、一般的な社会人として必要なスキルは持つことができたと思うので、ライフステージに合わせて、未経験の業界に行く未来もあるのかなとは思っています。ですが、社内でも産後復帰されるママさんスタッフもたくさんいるので、星野リゾートのスペシャリストとしてキャリアを築いていくのもいいなと考えています。長谷川さんをそこまで魅了する、星野リゾートの魅力はなんですか?本当にたくさんあるのですが、やはり「お客様の幸せの瞬間に立ち会える」ところですね。 宿泊運営での仕事は、“モノ”ではなくそこでの“体験”が商品なので、お客様とサービスを提供する私自身の、双方の感情を大切にしたいと思っています。 その瞬間を自分自身で作っていける環境や、それを是とする文化に感謝しています。■「当たり前」はサービスの限界を作る。感動し続ける人生でありたい長谷川さんの星野リゾートへの愛、伝わりました。星のやブランドは日本屈指の高級ホテルでもありますが、働く上で意識していることはありますか?一番気をつけているのは、自分にとっての当たり前がお客様にとっての当たり前ではないということを、常に意識することです。「星のや」というブランドで働く上で、お客様に決して安くない金額をお支払いいただいているという揺るぎない事実に対して、責任やプライドを感じています。私自身に「当たり前」を作ってしまうと、それ以上のサービスの提供ができなくなってしまうため、限界点を作ってはいけないと心に決めています。自分に限界を決めないというのは、働き続ける上でも大切な考え方ですよね。宿泊されるお客様たちは、私が体験してきたことよりも多くのことを体験してこられた方々です。だからこそプレッシャーはありますが、そういった方々に体験を提供し続けるためには、私自身が新しい学びを得ること、スキルを得ることが必要です。常に新しいものに触れているからこそ、飽きずに向上心を持って仕事に取り組めているとも感じています。転職ありきでキャリアを築く人もいますが、長く働き続けられる会社には成長性を感じられる環境が必須であるようにも感じますね。7年働いてもまだまだ学べることがあると感じているので、そういうことなのかもしれませんね。成長を感じられる理由の一つに、スタッフの多様さもあると思います。異業種から未経験で中途入社するスタッフも多く、金融系・美容関係・マスコミ関係など、自身とは全く違う軸でキャリアを築いてきた方がたくさんいるので、日々刺激を受けることばかりです。ありがとうございます。最後に、星野リゾートで培ったキャリアを通じて、どんな人生を歩んでいきたいですか?これからも、お客様に感動の瞬間を提供しながら、私自身も仕事で心が動く瞬間を大切にしていきたいです。また仕事だけでなく、余暇の時間を使って、自身の感性を養っていきたいと思っています。星野リゾート以外にも、日本にはたくさんの感動する食事やサービス、エンターテイメントがあります。そういった感動体験を経験し続けて、サービスの向上に活かしていきたいです。
2023年06月30日お酒をメインに、爽やか&クリーンに旅を楽しもう!三者三様、どのスタイルもこれからの季節にぴったりです。【BEER】みんなで心ゆくまで飲んで、グループ宿泊にも最高!人気クラフトビールブランドが作った、夢のような直営ホテル。The Villa&Barrel Lounge寝ても覚めてもビール飲み放題。クラフト専門店でも名高い静岡県・用宗漁港のクラフトビール醸造所「West Coast Brewing(WCB)」直営のビアホテル。館内にはできたてのクラフトビールが常時10種ほど揃うタップルームが備えられ、加えてビアタップ付きの客室では、なんとビールが最大10Lまで飲み放題!ビール好きにはたまらない徹底したサービスで、寝ても覚めても美味しいビールが味わえる。お天気の日には缶片手にすぐ目の前の用宗海岸に行くのも手。週末はホテル真向かいのWCBで、ブルワリー見学も。タップルームでは種類豊富なビールと一緒にアメリカンフードも提供。ブルワリー見学は要予約の土日開催。約1.5時間、1人¥3,500。お土産ビール付き。人気のロフト付き部屋「Mosaic」は最大4名までのグループ利用が可能。静岡県静岡市駿河区用宗2‐26‐1TEL:054・270・3083客室タップ飲み放題付き1泊1人あたり¥19,800~(1名1室の場合)※タップルームは宿泊者以外の利用も可能。チェックイン15:00チェックアウト10:00アクセス/JR東海道線用宗駅から徒歩12分。【SAKE】トレンドのグランピングと伝統の酒蔵のハイブリッド。日本酒に目覚めたい人のきっかけに。きのえね SAKE CAMP酒蔵でキャンプができる新体験!千葉県は酒々井の酒蔵・飯沼本家「きのえね」。300年以上の歴史を持つ超本格酒蔵が、今年4月、まさかのキャンプ施設をオープン!常設テントが張られ、火おこしまでスタッフが行ってくれるので、初心者でも気軽に参加可能。敷地内にシャワー設備、近隣に温浴施設もあり安心。蔵元の直売所で日本酒を選んだら、手ぶらで楽しむだけ。定期の朝市や大試飲会、要予約の酒蔵見学もあり。キャンプの営業は土日祝のみ。蔵元直売所『きのえねまがり家』では代表銘柄「甲子」や食品が揃う。日本酒は300mlの小ボトルを選んでさまざまな種類を飲むのも。夜はテント周辺がライトアップ。テントはスノーピーク社製ランドロック。千葉県印旛郡酒々井町馬橋106TEL:043・496・1001手ぶらキャンププラン1泊2食付き2名まで¥34,500~(以降1名追加毎料金加算、最大4名まで)チェックイン15:00~17:00チェックアウト11:00アクセス/JR総武本線南酒々井駅より徒歩約10分。東関東自動車道「酒々井」ICより車で約5分。【BAR】近くて遠い、いつか叶えたかった憧れの“行きつけの隠れ家バー”を、ホテルで。bar hotel 箱根香山(はこねかざん)時間を忘れて、バーに浸る。箱根・小涌谷でしっとり優雅な時間を提供するのは「bar hotel 箱根香山」。アルコールを含むドリンクが原則フリーフローで、チェックイン・アウトともに遅めの時間に設定。心ゆくまで上質なバー体験ができる、まさに大人の空間だ。お酒は数百種類にものぼるウイスキー、季節のオリジナルカクテルなど、選びきれないほど豊富。今年5周年を迎え、7/1~の宿泊を対象に、公式ホームページでの予約限定で5周年ノベルティの配布も。箱根の自然を望む、ゆとりあるクラシカルなバーカウンター。オーダーしたカクテルは、熟練のバーテンダーが目の前で振る舞ってくれる。バーの雰囲気そのままに客室もシックに。写真はスーペリアデラックスダブル。神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷507‐4TEL:0460・82・0111スタンダードハリウッドツインタイプ¥72,100~(2名1室)チェックイン18:00チェックアウト14:00アクセス/箱根登山バスまたは伊豆箱根バスで蓬莱園バス停下車徒歩約5分。箱根登山鉄道「彫刻の森」駅発、箱根登山バス・伊豆箱根バス「ユネッサン前」「小涌園」バス停発の送迎車あり※事前予約制※『anan』2023年7月5日号より。(by anan編集部)
2023年06月29日ぶどう畑が広がるワイナリーホテルをはじめ、時間に追われず開放的な景色や、大人でアーバンな空間にうっとり。この夏は、お酒を片手に旅を楽しんでみませんか?【新潟県/新潟市】ワイナリーステイ トラヴィーニュ1杯のスパークリングワインから始まる、とっておきのワインとの出合い。「カーブドッチ」のぶどう畑にはワイン用ぶどう19種類、約4万本が植えられ、なかには創業当時の30年前から育つものも。奥に見えるのがトラヴィーニュの建物。五感で味わう、開放的なワインリゾートへ。旅の目的はさまざまあるけれど、ときにはお酒を主役に、時間を忘れてみるのも心地よい。青々とした一面のぶどう畑から顔を覗かせるホテルは、新潟の海岸地帯にあるワイナリー「カーブドッチ」が運営する「ワイナリーステイ トラヴィーニュ」。海と山に囲まれた健やかな土地を肌で感じながら、そこで育つぶどうの姿を見て、生産工程を知り、商品を味わう。川上から川下まで、日本の、ひいては新潟で造られたワインを、五感で一気通貫に堪能できるのが魅力だ。醸造家・掛川史人さんは「カーブドッチ」のワインについてこう語る。「ラインナップの幅広さが特徴です。大きくは3種類。一つはワインそのものの歴史や文化に忠実に造る、クラシカルなセパージュシリーズ。もう一つはその時どきの素材に対する僕の解釈を落とし込んだ、やさしい味わいの、どうぶつシリーズ。最後に、FUNとHAPPYを組み合わせた造語で、“楽しくてハッピーですか?”と問いかけてくるような軽やかなFUNPYシリーズがあります」伝統的なワイン好きから、まずは楽しさを知りたいビギナーまで、各々の深さそのままワインに触れたり、新たな種類にも出合うことができる「カーブドッチ」は、今年で30周年。徒歩5分圏内にぎゅっと集まったスパ施設など周辺も併せて、リゾートのように全方向で楽しんでみてほしい。新潟県新潟市西蒲区角田浜1661TEL:0256・77・5460デラックスルーム1人あたり¥42,900~(2名1室の場合)チェックイン15:00~18:00チェックアウト11:00 アクセス/上越新幹線新潟駅下車。新潟駅より無料送迎バスあり(約50分)。または、JR 越後線内野駅下車。タクシー利用(約15分)。新潟ワインがもっと美味しくなる!徒歩5分圏内に充実のワイナリー&アクティビティ。5軒が集結。おさんぽ距離で“新潟ワインコースト”を巡る。近隣のワイナリー全5軒が形成する“新潟ワインコースト”は、日本ワインのニューウェーブな産地。日本海に近い海岸地帯に位置し、水はけの良いサラサラな砂丘の土壌等により、繊細かつ芳醇なこの土地のオリジナリティが誕生した。せっかく宿泊するのなら、それらのワイナリーを訪ねてみるのもおすすめ。基本無料。営業日や見学は各HPをチェック。「カーブドッチワイナリー」。スペイン原産のアルバリーニョを中心にワイン用ぶどうを栽培。「フェルミエ」。この地の個性を持つ“ファインワイン”造りを目指す。「ドメーヌ・ショオ」。“1人1本飲めるワイン”をコンセプトに生産。「カンティーナ・ジーオセット」。赤ワインに特化。国内では珍しいイタリア品種を栽培。訪問は要お問い合わせ。「ルサンクワイナリー」。新潟ワインコースト5番目のワイナリーで、“トラディショナルでエレガント”をモットーに、素材由来の味を活かす。ワインが生まれる場所を訪ねて、触れて、知る。絶対に見逃せないイベント、ワイナリーツアー。ワイナリーのスタッフの案内とともに、いざワインの生まれる場所へ。足を踏み入れるだけで感じられる豊かな香りに酔いしれながら、貴重な景色はもちろん、終わる頃には知識量がぐっと増えること間違いなし。見どころは約70本の樽が並ぶ、少しひんやりとした圧巻の樽庫。水気を飛ばして濃縮したり、内側を炙られた樽からは甘やかな香ばしさが滲み出し、より芳醇な風味へ仕上げたりと、樽はワインを瓶詰めする前段階での熟成を担う。ぶどう畑~醸造棟の機器や樽庫、セラー見学~最後にワインショップでおすすめ3種のテイスティングを楽しんでたっぷり約60分。ツアー後にランチが付くコースも。写真内、作業をしているのは醸造家・掛川史人さん。醸造棟の地下にある樽庫。フレンチオークの樽には、ボトル約300本分のワインが。カーブドッチではこの段階で短くて4~5か月、長くて1年半熟成させる。ワイナリーツアー 毎日11:00~試飲付き(GW・お盆・年末年始を除く)。1人¥2,200ワイナリーツアーランチ 1人¥5,500~(ワイナリーツアーも含む)各要予約 TEL:0256・77・2288味わって、お持ち帰り。お気に入りを見つけて。お土産はカーブドッチ内にあるショップで。『ワインショップ』では、「カーブドッチ」ワイン各種が取り揃うほか、創業30周年を記念して、ヴィンテージセラーを今年4月にオープン。ここでしか出合えない希少なもの、限定生産のワインも手に入るのでお見逃しなく。『コテ ア コテ マルシェ』には新潟ワインコーストのワイン、合わせるおつまみほか、ビール、ソーセージ、ベーコン、ハムなど、レストランで提供される自家製品の購入が可能。それぞれのショップで¥200~試飲も。“新潟ワインコースト”各所のワインが試飲できる。『ワインショップ』10:00~18:00「カーブドッチ」ワイン各種、ワインに合う食品等販売。『コテ ア コテ マルシェ』9:00~17:00新潟ワインコーストのワイン、「カーブドッチ」自家製品等販売。※『anan』2023年7月5日号より。写真・小笠原真紀(by anan編集部)
2023年06月29日シンプルステイで身も心も養生を。1泊から行ける、今どき湯治宿をご紹介します。百年ゆ宿 旅館大沼アーリーチェックイン付きプランは初めての湯治体験にもおすすめ。2つの自家源泉を持ち、5つの貸し切り風呂をはじめ8つの温泉を楽しめる宿。1泊でも歓迎だが、湯治本来の良さを知ってほしいと湯守の大沼伸治さんが力を入れるのが、アーリーチェックインサービスとおむすびランチが付く2泊3日の「アジールプラン」。夕食は薬膳鍋を含む一汁五菜膳というヘルシーな内容だ。「丸1日分の空白時間があるだけで、湯治旅はぐっと豊かになります。お湯で心身の不要物をデトックスし、消化に負担のかからない食事で胃腸を整えて。肌が驚くほどすべすべになったという声もよく聞きます」。評判は上々で、女性のひとり利用も多いそう。予約制の離れの貸し切り露天風呂、「母里の湯」。創業100年以上の重みを感じる外観。本館のBタイプ(トイレなし)客室。他にトイレ付き客室や、リーズナブルな湯治館も。宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯34TEL:0229・83・3052アジールプラン(2泊3日)2名1室・1泊2食、露天入浴付き¥14,630~、スタンダードプラン2名1室・1泊2食、露天入浴付き¥15,180~。チェックイン14:00~チェックアウト10:00アクセス/JR陸羽東線鳴子御殿湯駅から徒歩5分。宝巌堂(ほうがんどう)ほどよい距離感と心づくしの野菜料理。マンスリーで通いたくなる湯治宿。国内有数の天然ラジウム泉で、心地よい「ぬる湯」としても知られる新潟の栃尾又温泉。その共同浴場を囲む3軒の温泉宿のひとつがこちら。“心がほどける 五感を愉しむ”と謳うだけあり、素足に気持ち良い桐床が敷かれた館内は心安らぐ雰囲気。「なるべくお客様の時間を邪魔しないようにしています」という若女将の星智子さんの付かず離れずのサービスと、地場野菜づくしの手作り料理も、リピーターが増えている理由だ。連泊なら食事の量も宿泊料も控えめな湯治プランがおすすめだが、通常プランでも、メイン料理を減らしたらその分値引きするなど柔軟に対応してくれる。3つの共同浴場のうちの「したの湯」。思わず瞑想したくなる湯加減で、「2時間くらい入っている方も」(星さん)。1人泊用の客室も充実。食事はすべて手作り、夏野菜もたっぷり。新潟県魚沼市上折立60番地乙TEL:025・795・2216おまかせプラン2名1室・1泊2食付き¥24,350、湯治プラン2名1室・1泊2食付き¥16,950チェックイン12:50~チェックアウト10:30アクセス/JR上越線小出駅からバスで40分、栃尾又温泉下車。上越新幹線浦佐駅から季節バスあり。ONSEN RYOKAN 山喜湯治宿とホテルのメリットが融合。関東随一の薬湯で、心身を整えて。古くから「下野の薬湯」と呼ばれ、効能豊かな温泉が湧き出る板室温泉。モダンな外観が目を引くこちらは全8室の小さな宿。珪藻土や土佐和紙などを使った客室にはすべて、1段高くなった布団スペースやローベッドが用意され、好きな時に寝転がれる。露天風呂のある大浴場の一角には、立ったまま深めの浴槽に浸かるという伝統的な入浴法を再現した「綱の湯」も。山菜など近郊で採れる食材を丁寧に盛り込んだ食事は、温泉で整った体に染み入るおいしさだ。旅館の温かみとホテルの使い勝手の良さが同居する現代の湯治宿は、首都圏からのアクセスのしやすさも高ポイント。2か所ある大浴場は、20時~24時の間は貸し切り可能に。右奥が「綱の湯」。小さなデスクも付いたツインルーム。朝食は、お腹に優しく滋養のある、地元のおいしいものを少しずつ。栃木県那須塩原市板室844TEL:0287・69・00112名1室・1泊2食付き¥19,800~(1名1室¥22,000~※オフシーズンのみ)チェックイン15:00~チェックアウト11:00アクセス/JR東北本線黒磯駅よりバスで40分、板室温泉下車。または東北新幹線那須塩原駅より送迎(要予約)。※『anan』2023年7月5日号より。取材、文・新田草子(by anan編集部)
2023年06月28日純粋にお湯を楽しみ、体に良いものをほどよく食べて、ひたすら休む――。忙しい現代人にこそ必要な「湯治」をミニマムな形で叶えてくれる、小さな湯宿へ。【神奈川県/箱根湯本】養生館はるのひかり東京から2時間と少しの小旅行。日常を離れ、心身を静かに養う。何もしなくていい時間を心から楽しむ。豪華なグルメや観光体験は追求せず、ただお湯に浸かり、心と体を整えたい――。ストレス過多のいま、温泉旅にもそんな昔ながらの湯治的ステイを求める人が増えている。「養生館はるのひかり」はそうした声に応えるように、2015年のオープン以来“何もしない時間”の提供に重きを置いてきた宿だ。あるのは源泉掛け流しの温泉と、玄米ご飯や地元の無農薬野菜が中心の食事、そして誰にも邪魔されずに過ごせる居心地の良い部屋だけ。連泊を勧めてはいるけれど、1泊でも利用できる。「煩雑な日常から解放されることが何よりの養生。温泉や食は良き脇役です。まずは静かな環境で心身をゆるめていただきたいです」とは、湯守兼支配人の米山雄二郎さん。チェックインの時間や門限、館内では静かに過ごすことなど、宿のウェブサイトに少々多めの制約が並ぶのも、泊まる人すべてに養生の良さを体感してほしいとの思いからだ。東京から箱根登山鉄道の箱根湯本駅まで2時間とちょっと、駅からはバスで5分ほど。もとは茶室だったという茅葺き屋根の母屋で、自家製のしょうが湯をいただきながらチェックインを済ませ、部屋に案内されると、そこから先は自分だけの時間だ。華美さはないけれど清潔に整えられた部屋はトイレと洗面所もあって快適。外には箱根の山の緑が広がり、眺めているだけでほっと安らぐ。大浴場も客室同様、無駄を排したシンプルモダンな造り。特筆すべきなのが、「あつ湯」「適温」「ぬる湯」と、温度ごとに3つに仕切られた浴槽だ。好みの湯温を心ゆくまで楽しむもよし、ぬる湯から適温、あつ湯に入ってまたぬる湯へ…と、無限ループにはまるもよし。極上の「無」の時間を心ゆくまで堪能できる。もしやり残した仕事があるのなら、夕食前に片付けてしまうのもいい。部屋ごとに機器が設置されているおかげで、Wi‐Fi接続が実にスムーズ。もちろんお気に入りの動画だってサクサク見られる。ワーケーションスタイルも、好きなことだけ、のリトリート滞在も。思うままに過ごせる。体が内側から整う、滋味深い野菜料理。夕食の膳に並ぶのは、地元の農家や自家菜園から届く、露地栽培の無農薬野菜の料理。10種類以上の野菜を使うサラダに、旬の野菜の香りをとじ込めた天ぷら…。いずれも野菜のうまみが濃く、特製の微発芽玄米ご飯とともにゆっくりと噛んで味わうと、しみじみと満たされた気持ちになる。実は前出の支配人・米山さんは農学部の出身。発酵学や微生物学、食品加工学など幅広い知識を駆使し、料理長と共に唯一無二のメニューを日々探求している。消化が良く体に負担をかけないものをと、かつお出汁と朝食の焼き魚を除いて食材はすべて植物性。「ベースは、祖母の世代の食事。そこから素材や作り方をさらに吟味、洗練して、ここにしかないものを提供したいと考えています」しっかり食べても胃もたれすることなく、それでいて満足感が高いのは、ひと品ごとにそんな熱意が込められているからなのだ。心地よいお湯と健康的な食事に清潔な部屋。必要最低限、けれど本当に欲しいものだけが揃う養生の宿は、やっぱり連泊が理想的。2泊、できることなら3泊して、癒しの時間を存分に享受したい。【夕食】初夏のメニューの一例。デザートのみかん寒天も含めて、全8品。食べごたえ十分だけれど、総カロリーはなんと500kcal未満。夕食時のみお酒のメニューも用意。【朝食】まず供されるのは、もち麦と古代米入り雑穀ご飯と、野菜のお味噌汁。さらに昆布出汁の湯豆腐、らっきょうのハーブ漬けと青菜のお浸し、野菜の炊き合わせの小鉢類や焼き魚が並ぶ。養生館はるのひかり神奈川県足柄下郡箱根町湯本554TEL:0460・85・56412名1室・1泊2食付き¥16,060~(1名1室¥18,040~)チェックイン15:00~17:00チェックアウト10:30アクセス/箱根登山鉄道箱根湯本駅から乗り合い100円バスBコースで「はるのひかり」下車、または箱根登山バスで曽我堂上下車、徒歩1分。※『anan』2023年7月5日号より。写真・津留崎徹花取材、文・新田草子(by anan編集部)
2023年06月28日自然を眺めて歩いて、そして体で感じて。そんな時間をホテルにいながらにして楽しめたら…。その夢を叶えてくれるのが、青森県の奥入瀬渓流の畔に立つ古き良きリゾートホテル。雑音の多い日常から離れて、水と緑が豊かな北の森へ出かけましょう。Location 青森県/十和田市星野リゾート奥入瀬渓流ホテル景色が美しい〈渓流テラス〉での朝食やディナーのアペロは、自然を感じながら特別な時間を過ごせる。レセプションの先には岡本太郎の手掛けた巨大な暖炉〈森の神話〉のあるロビーが。高い天井、大きな窓の向こうに広がる奥入瀬の緑を眺めていると、これからホテルで過ごす時間への期待が高まります。日本で唯一、渓流の畔に立つホテル。瀬音と緑に抱かれ、心も体ものんびり。青森県、秋田県、岩手県にまたがる山岳地帯に広がる、十和田八幡平国立公園。青森県は公園内の十和田・八甲田地域を有し、そこには神秘的な美しさを誇る十和田湖、清らかに流れる奥入瀬渓流、そして緑が深い八甲田山が。その自然は季節ごとにまったく違う美しさを見せることでも有名です。星野リゾート奥入瀬渓流ホテルは、そんな国立公園内、奥入瀬渓流のすぐ畔に立つリゾートホテル。建物は緑深い山に囲まれていて、窓を開ければすぐに川のせせらぎが聞こえてくる。さらにホテルを出て歩き始めれば、目の前には深い緑と苔むした岩が並ぶ美しい清流が。国立公園内を散策しているときはもちろん、部屋にいるときでも自然を身近に感じられ、心と体がいつの間にか緩んでいく…。ここはそんな極上の環境。温泉や食に加え、奥入瀬の自然に深く触れられるアクティビティも充実。至れり尽くせりのホテルステイをお楽しみあれ!部屋の中でも、外でも。常に自然に包まれる。〈渓流テラス〉でのアペロからディナーがスタート。ディナーの冷前菜〈鮪〉は、宝石のような美しさに嘆息。〈渓流テラス〉での朝食は、かわいいピクニックボックスでサーブされる。1名¥4,050。前日18時までに要予約。昨年末に完成した新しい客室〈渓流スイート〉のベッドルームには、本物の苔を用いた壁画が。渓流を堪能できる客室温泉もあり、とにかくラグジュアリー。各部屋に奥入瀬の自然を綴った書籍と紐付きのルーペを完備。散策のお供に。ディナーはフレンチレストランの『Sonore』にて。1名¥21,780(税・サービス料込み)。要予約。※時期により提供内容や食材の産地が異なることも。眼下に流れる渓流を眺めながら温泉が楽しめる半露天風呂付きの洋室〈渓流ツイン〉。いつでも好きなときに、奥入瀬の緑と八甲田から湧き出る優しい温泉を楽しめる。奥入瀬渓流は、下流域、中流域、そして上流域と、川幅や流れの速度などに変化があり、その違いを眺めるのも楽しい。十和田市内を抜けてホテルに向かう道を車で進むと、徐々に緑が深く、そして川のせせらぎが大きくなってきます。森の中に入ったかな、そう感じてまもなく、ホテルに到着。車を降りると山の香りが漂い、思わず一回深呼吸。ホテルに入りレセプションを抜けた奥には、かの有名な岡本太郎が手掛けた大きな暖炉〈森の神話〉のあるロビーが。暖炉には奥入瀬に棲む動植物や妖精が描かれていて、眺めているだけで神秘的な気持ちに。ちなみにホテルには他にも岡本太郎の作品があるので、興味のある人はぜひチェックを。チェックインまでの時間は、〈渓流オープンバスツアー〉に参加するのがおすすめ。ホテルから十和田湖まで屋根のない2階建てのバスに乗って往復90分のドライブ。奥入瀬渓流の全体像を把握するのに最適な上、風を切って走るのが本当に本当に気持ちいい!座っているだけで森林浴ができてしまう、とってもお得な90分でした。その後いよいよ部屋へ。入ってまず気になったのがソファの向き。一般的には部屋の内側を向いて座れるように置く…と思っていたのですが、渓流側に窓がある部屋は、すべて窓向きにソファが置かれているそうで、「渓流を眺め、音を聞き、リラックスしてほしい」という思いが込められているのだとか。荷物を置き、窓を少し開け、せせらぎの音の中でソファにごろん…。思わず眠りそうになるくらい、心地の良いひとときでした。お待ちかねのディナーは外気が気持ちいい〈渓流テラス〉でのアペロからスタート。徐々に暗くなる景色を眺めながら、食べるのを躊躇するほどかわいい前菜に舌鼓を打ったあと、レストラン『ソノール』の店内に移動し、旬の食材を使ったコースを堪能。取材時は、まぐろ、知る人ぞ知る青森南部の郷土食〈かっけ〉、名産品の長芋などが、目にも舌にも嬉しい料理となって登場。お酒好きならペアリングのコースを選ぶと、さらなる感動が味わえます。ラスト、南部せんべいを焼く鉄器を使ってサーブされるスイーツは、まさにここでしか食べられないスペシャルなので、乞うご期待!山に囲まれたこのホテルは星空の美しさも格別。大浴場には渓流に面した〈渓流露天風呂〉があり、深夜0時まで利用できるので、雲のない夜ならばぜひ温泉に浸かりながら星空を楽しんで。ちなみにお風呂は朝5時から利用可。早朝温泉もぜひどうぞ。翌朝は、朝の日差しに照らされた川を眺めつつ、〈渓流テラス〉で朝ごはん。オープンサンドにキッシュなど品数も豊富、シードルや白ワインなどのフリーフローもあり、朝からまったりしてしまう居心地の良さでした。でも、嬉しいことにチェックアウトは12時というゆっくりスタイル。部屋でのんびりもいいけれど、せっかくなので昨日バスから眺めた奥入瀬を、今度は低い位置からじっくり観察したい。ということで早々にチェックアウトをし、予約済みの〈国立公園プライベートツアー〉へゴー。実は奥入瀬渓流は300種類以上の苔植物が生えており、6月からはその美しさが際立つ季節。樹木や岩に生える苔をルーペで覗くと、森という大きな世界とはまた別の、ミクロな美しさに出合え、奥入瀬の自然の奥深さを改めて実感。散策を終え、後ろ髪を引かれながらホテルをあとに。アクティビティが豊富なこのホテル、渓流沿いのテーブルでフードを楽しめる〈苔アフタヌーンティー〉など、楽しそうな企画がたくさん!あれこれ欲張りになるも良し、部屋でまったり過ごすも良し。どこにいても奥入瀬の自然は、あなたを癒してくれます。音、空気、景色のすべてが心地よい。奥入瀬の自然の中で、深呼吸。三角屋根と窓が連なる山小屋のような外観を見上げると、後ろの萌える緑と相まってちょっぴりメルヘンな気持ちに。ホテル宿泊者だけが楽しめる特別なアクティビティ。季節によってまったく違う顔を見せてくれる、奥入瀬渓流。夏の緑あふれる景色の中を歩いたり、走り抜けたり、さらにはピクニックが楽しめるアクティビティが人気。いずれも人気なので、事前予約がおすすめです。渓流オープンバスツアー緑のトンネルを通りながら、十和田湖まで渓流沿いをドライブ。2階建てオープントップバスに乗り奥入瀬渓流を巡るツアー。森のざわめきと川の水音、鳥のさえずりに包まれながら風を切ってのドライブは、最高に気持ちがいい!普通の車とは違う高い位置から眺める渓流や滝は迫力満点。ガイドさんの見どころ解説も聞き応えがあり、奥入瀬を知る入り口にはもってこいです。DATA実施期間/〜11/12※メンテナンスによる運休日あり。時間/11:15〜12:45、13:30〜15:00の2回。1名¥2,500(8/1〜20、10/7〜11/5は¥3,000)。定員/45名苔づくしの奥入瀬渓流で苔のかわいらしさを堪能する「苔アフタヌーンティー」シチュエーションも料理もかわいい!ここでしか味わえない午後のひととき。奥入瀬渓流の美しさは木々の緑だけではなく、実は苔の力によるところも大きい。そんな自然の中で、ユニークなアフタヌーンティーを楽しめるのがこのプラン。渓流がすぐ目の前という位置にあるテーブルにクロスが敷かれ、ホテルオリジナルの、苔をイメージしたフィンガーフードが楽しめます。DATA1日1組(2名まで)限定。実施期間/〜8/31(除外日:土・日・祝日、8/8〜11、15〜18)時間/13:00〜15:001名¥8,800(ティーセットと送迎を含む)。※時期により、提供内容、食材の産地が異なる場合があります。国立公園プライベートツアー好きな速度で覗き込んだり眺めたり…。渓流コンシェルジュと一緒に、自然観察。もう一歩踏み込んで、奥入瀬の自然に触れてみたい。そんな人におすすめなのが、ホテル所属の渓流コンシェルジュが案内してくれるプライベートツアー。「奥入瀬渓流コース」では、300種類を超えるといわれる奥入瀬の苔植物をルーペを使って観察もできる。森をミクロで覗き込むような不思議な体験が待っています。DATA1日1組限定。1組4名¥22,0005名以上の場合は1名につき¥2,200。定員/8名所要時間3時間30分。DATA星野リゾート奥入瀬渓流ホテル青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231050・3134・8094(星野リゾート予約センター)客室数/187室チェックイン15:00チェックアウト12:00料金/1泊¥24,000〜(2名1室利用時1名あたり、夕朝食付き)渓流スイートルーム(客室温泉付き)¥87,990〜(2名1室利用時1名あたり、夕食ビュッフェ、朝食付き)渓流ツイン(半露天風呂付き)¥32,500〜(2名1室利用時1名あたり、夕朝食付き)アクセス/JR八戸駅・新青森駅から車で約1時間30分(無料送迎バスあり・要予約)星野リゾート奥入瀬渓流ホテル奥入瀬のあとは十和田市内散策へ!奥入瀬からバスに乗って約1時間、十和田市の中心地には、旅の散策にぴったりなスポットが。自然のあとは、食と文化を満喫しよう。TOWADA SPOT 1café SHO・BUON(ショボーン)パティだけでなくバンズも手作り! 地元出身オーナーが腕をふるいます。バイクショップの横に佇むアメリカンな雰囲気のバーガーショップは、十和田産短角牛を使ったジューシーなパティと、オーナー自ら毎日焼き上げるバンズが話題。パティを一番下に重ねているので肉とバンズの噛み合いが良く、一口食べると肉の美味しさとスパイシーさがダイレクトに広がります。リンゴを使った、甘い系のアップルチーズバーガーも人気。三沢基地に勤めるアメリカ人も、車を飛ばして食べに来るのだとか。スタンダードバーガー¥1,150十和田市ひがしの1-1-10176・58・658611:30〜16:00(日曜〜17:00)水・木曜休インスタグラムは@shobuon2016TOWADA SPOT 2つくだ菓子舗青森発祥との噂もあるたぬきケーキ。昔なつかし、バタークリームです。1971年創業、和洋両方の菓子を手掛ける小さなお菓子屋さんで人気なのは、土日のみ20〜30個限定でショーケースに並ぶ〈たぬきケーキ〉。カップケーキの上にのっているのは、バタークリームにチョコレートをコーティングし、アーモンドの耳をあしらったかわいいたぬきの顔。シンプルなスポンジとこってりしたクリームの相性は抜群。編集部スタッフは型崩れせず東京まで持ち帰れたので、ぜひみなさんも!午前中で品切れのことも。たぬきケーキ¥150十和田市西五番町18-190176・22・14918:30〜18:00水曜休、不定休インスタグラムは@tsukuda_kashihoTOWADA SPOT 3遠田酒店良質な青森の地酒をはじめ、いま注目の〈クラフト酒〉も揃います。香りが華やかでフルーティ、きれいな口当たりが魅力といわれる青森の日本酒。こちらでは八戸酒造や鳩正宗、三浦酒造など、県内にある6つの蔵の地酒を扱っている。モダンなラベルの酒も多く、おみやげにぴったり。また、日本酒の造り方をベースにした新しい酒といわれる〈クラフト酒〉は、個性的な銘柄を全国から揃えており、こちらも注目。地元のクラフトビールも多種多様。“角打ちコーナー”があるので、買ったお酒をその場で楽しむことも可能。十和田市東二番町2-380176・23・49888:30〜21:30(日曜10:00〜20:00)第1・3日曜休 SPOT 4十和田市現代美術館チェ・ジョンファ 〈フラワー・ホース〉2008年館内だけでなく、外にも素敵な展示が。アートの街・十和田の中心地はここ。十和田市をアートの街たらしめているのがこの美術館。白い箱を角度を変えて配置したユニークな建物の中には、ロン・ミュエクの4m近くある巨大な女性の彫刻作品をはじめ、現代美術作品が多数並ぶ。またユニークなのが〈まちなか常設展示〉と称した屋外展示作品の数々。草間彌生の作品には中に入って遊べるものもあり、街とアートが一体になっていることを実感できる。十和田市西二番町10-90176・20・11279:00〜17:00(最終入館16:30)月曜休(祝日の場合はその翌日)、年末年始休入館料/大人¥1,800(企画転換期¥1,000)草間彌生〈愛はとこしえ十和田でうたう〉2010年YAYOI KUSAMATOWADA SPOT 5ファーマーズ・マーケット かだぁ〜れ野菜も肉も魚も、地元産大集合。鮮度の良さに、料理心が誘われます。東北最大級の売り場面積を誇るJAの直売所。「ここは体育館?!」と思うほどの広さ&ズラリと並ぶ地元野菜の鮮度&量にもびっくり。生産量の少なさから県外にあまり出荷されていない貴重で珍しい地元の食材も多く並ぶので、食に興味がある料理好きにはたまらないお店。注目は、週末に登場する1kgの重さがあるビッグなおにぎり!数種類の具材が入っていて、地元の人によると、切り分けて家族みんなで食べるのだとか。遭遇できたラッキーな人はぜひ買ってみて。十和田市三本木字里ノ沢410176・51・40209:00〜18:00第2水曜休インスタグラムは@kadaare1009TOWADA SPOT 6道の駅とわだ とわだぴあ地元産の珍しい野菜ならぜひここへ。おにぎりなどの加工品も見逃せません。十和田市内中心地から車で約15分ほど行った場所にある道の駅。十和田市とその近郊である五戸町や上北地域の120軒近くの農家さんが野菜など農産物を出荷しており、特に週末はオープン直後からレジに行列ができるほど大混雑です。6月末から1か月ほど登場する生にんにくは、この時期だけの特別な食材。ハーブやコリンキー、ルバーブなどの西洋野菜も人気。また地元食材を使った加工品も数多く揃い、特におすすめはごろんと大きなおにぎり。お米も美味しく、ドライブのお供に最適です。十和田市伝法寺平窪37-20176・28・37909:00〜19:00(物販エリア)TOWADA SPOT 7司バラ焼き大衆食堂水分が飛んだ瞬間が食べどき! 甘じょっぱい味、クセになります。食の方面から十和田の知名度をグッと上げたのが〈バラ焼き〉。適度に脂の乗った牛のバラ肉と玉ねぎを、しょうゆベースの甘辛いタレで炒めた料理で、十和田のご当地グルメとして全国的に大人気。白いご飯との相性も抜群すぎて、本当に箸が止まりません。ちなみにコチラはバラ焼きだけでなく、地元の人気店のローカルグルメメニューを扱っているので、「とりあえず十和田の地元の食がいろいろ食べたい!」という人は、まずこちらへどうぞ。十和田バラ焼き(牛)¥1,000十和田市稲生町15-41080・6059・801511:00〜14:00、17:30〜22:00(日曜は昼のみ)写真・千倉志野 文・河野友紀
2023年06月28日・これじゃ夜勤の宿直。・そんなことが、本当にあるんですね。・なかなかに貴重な体験。やまとじ(@yamatozi201)さんが、大学生の時に東京のホテルで経験した出来事が反響を呼んでいます。ホテル側の手違いで部屋が用意されていなかった…その後?当時、1人で東京を訪れたやまとじさんは、繁華街の近くにある、バストイレ付きの部屋を旅行サイトを通じて予約していました。部屋の料金は、1室4000円台と安かったものの、予約当日、ホテルを訪れたところ部屋が用意されていないことを知ります。ホテル側の手違いだったため、急遽、1000円ほど宿泊料金を割引したうえで、別室が用意されたといいますが、その部屋は目が点になってしまうものでした…。確かに部屋ですが、どう見ても宿泊を想定したものではありません…!もちろん、風呂もトイレもついていない部屋だったため、従業員用のものを利用する状況だったといいます。「もともと予約していた部屋の値段が安かったので、これで妥協しました」とも語っている、やまとじさん。コメントには、やまとじさん同様、部屋が用意されていなかった人からの報告も寄せられており、その大半が「宴会場で1人で寝た」というものでした。しかし、中には「フロントで寝た」という人も…。人の数だけ、『珍体験』は世の中に存在するもの。なお、やまとじさんは「面白い経験になりました」とも語っており、今となってはポジティブな思い出となっているようです![文・構成/grape編集部]
2023年06月27日