クラウド請求管理サービス「Misoca」を開発・運営するMisocaは7月28日、同社の技術フェローに日本Rubyの会理事の角谷信太郎氏が就任したことを発表した。同社によると、MisocaはRuby on Railsで開発されており、その開発手法としてアジャイルソフトウェア開発を取り入れ、顧客からの声を日々製品に反映する取り組みを続けているという。角谷氏は、アジャイルソフトウェア開発の分野において国内第一人者であり、また、日本Rubyの会理事、Rubykaigiの運営などRubyコミュニティにおいても精力的に活動を行っている。同社は、角谷氏の技術フェロー就任により、開発プロセスの一層の改善を図り、社会ニーズへの柔軟な対応を可能にし、より顧客に寄り添った製品開発体制を構築していくとしている。また角谷氏は、「たのしいRuby、いきいきとしたアジャイル開発のスタイル、価値横断的なコミュニティ。プログラマーの新たな社会構造の相似性をビジネス取引一般の規模で実現させることに挑むMisocaチームに、貸せるだけの力を貸したいと思います」とコメントしている。
2015年07月29日累計発行部数5,000万部を突破している人気漫画『進撃の巨人』の作者・諫山創氏が、7月28日に発売される女性向けファッション誌『25ans(ヴァンサンカン)』9月号(ハースト婦人画報社)の誌面で、インタビューに答えている。インタビューは、本作を実写化した映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)に出演する女優の水原希子との質問交換という構成。その中で諫山氏は、20歳の若さで経験した大ヒットについて「基本的に自宅で仕事をしているから、外で何が起こっているんだろうと、あまり実感はありませんでしたね」と振り返りながらも、「実は、一回調子に乗った時期があって、やっぱり違うってすぐに思い直し反省しました」と語っている。さらに、諫山氏は早くも次回作のプランについても言及。「フリースタイルでラップの技を競うMCバトルに興味があります。もともとラップが好きで、日本語ラップはダサイと思われがちですが、ばかにされるからこその反骨精神とか、いろいろ面白いなと」と構想を明かした。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』には監修として参加している諫山氏は、実写版について「原作の漫画自体、リアリティ水準を低く設定しているのですが、水原さんの現実離れした容姿が、その世界観にぴったりとはまっています」と水原の演技を絶賛。さらに、主人公エレンを演じる三浦春馬についても「エレンの正面からぶつかっていく感じは、三浦さんのパーソナリティとシンクロしている気がします。原作とは別に、映画のキャラクターとして生きていて、それも見ものです」と評価している。また、諫山氏は「この世に悪と正義は存在するのでしょうか?」という質問を投げかけると、水原は「絶対にあると思う! 残念ながら人間には欲があるから悪の方が強いのだろうけど…。私自身はなるべく正義でありたいと思っています」と回答。同誌のインタビューでは、そのほかにも「諫山さんにとって一番美しいものは?」や「人生とはなんでしょうか?」など、お互いの人生観にかかわる内容にも答えているという。二人のやりとりが掲載されている同誌では、水原と三浦が表紙に登場し、モードファッションを着こなしたフォトセッションや、映画撮影の思い出トークなども掲載されている。
2015年07月27日パナソニックセンター東京およびパナソニックセンター大阪にて7月17日~9月16日、ハービー・山口氏の写真が展示される。「LUMIX GX8」を持って、長崎とマレーシアのマラッカを旅した際の作品を見ることができる。入場料は無料。来場者には先着順でハービー・山口氏の写真カードがプレゼントされる(なくなり次第、配布終了)。ハービー・山口氏は7月16日に開催されたLUMIX GX8の発表会にゲストとして招かれていた。発表会でハービー氏は、その撮影スタイルからカメラに求めることとして、「取り回しが良いこと、いかにフォーカスが早いかが大事。それに応えてくれたのがGX8」とコメント。ふだんはライカを愛用するハービー氏だが、「ライカと(GX8を)一緒にかばんに入れておくと、これまでライカでは撮れなかった写真が撮れるのかな」と期待を寄せていた。今回の写真展では、F1.2の明るさを持つ単焦点レンズ「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2 ASPH. / POWER O.I.S.」をLUMIX GX8に組み合わせ、手持ちで夜の街を撮った作品も展示されている。
2015年07月17日「私にとって描くことは、絵を見てくれる人とのコミュニケーションでもあるんです」1993年生まれの若手イラストレーター、おはぎ氏。インタビュー会場に現れたのは、カンカン帽に紺のワンピース、ショートカットが似合うまさに「かわいい」という言葉がぴったりの女性だった。10代の頃からWebでの活動を始め、「絵師」としてpixivやニコニコ動画で作品を発表。最近では小林幸子さんのCD「吉原ラメント」のイラストなどを手がけているほか、作曲家・ORYO氏とのユニット「FAULHEIT」ではイラスト、グラフィックデザイン、動画制作を担当している。今回は、おはぎ氏がこれまでに生み出してきた「かわいい」イラストの数々やその制作手法、それを支えるツールとの関係性について、お話を伺った。――最初に、絵を描き始めたきっかけを教えてください。小さいころは、絵を描くということに特別な執着があったわけではなかったんですが、小学校4年生のころ、友達の中にお母さんがイラストレーターとして働いている子がいたんです。その友達のお家に遊びに行ったときに、お母さんがペンタブレットで絵を描いているのを見たのがきっかけになりました。その時見た光景が衝撃的で、両親にねだってペンタブレットを買ってもらいました。確か、当時のワコムのエントリー機で、「FAVO」というペンタブレットでした。本気で絵を描き始めたのは、そこからですね。お絵かき掲示板に作品を投稿すると、見た人からのコメントが付くのが嬉しくて、本格的にインターネットで絵を公開し始めました。それから中学生になって、自分でホームページを作って、作品を公開するようになりました。同時に、Pixivやニコニコ動画にも投稿するようになって。いろんな人に自分の絵を見てもらって、コメントをもらうことは、もうコミュニケーションのひとつでしたね。「ここがこの絵の見どころ」と自分が思っているところに反応があると、すごく嬉しい。気がついたらネットを通じてお仕事の依頼もいただけるようになりました。――最近手がけた仕事は?スマートフォン用アプリ『DRAGON SKY(ドラゴンスカイ)(スクウェア・エニックス)のキャラクターデザインをさせていただいています。大枠の設定をいただいて、その中で自由にキャラクターを作り上げていきました。なかでも、ニコニコ動画とのコラボキャンペーンで「おはぎオリジナルデザインの限定キャラ」を作らせていただいたのは貴重な経験でした。この企画のキャラクターは「好きなように描いていい」と言っていただいたのですが、そのキャラクターが前面にでる広告バナーを作ることになりました。この作品のほかにも、いろんなソーシャルゲームのバナーが並ぶ予定だったため、目に付く方がいいなと思ったので、強そうで派手で、かわいいラスボスっぽいキャラを意識して作りました。――今回、ワコムのキャンペーン用に描き下ろされた少女のイラストについて、解説していただけますか?リボン、宝石、花、そして大きな瞳がポイントです。自分の好きなものをぎゅーっと詰め込んだ作品にしようと思って描きました。――描くのにかかった時間はどれくらいですか?1枚の絵を描き上げるのに、8~10時間くらいかかりますね。といっても、一気に描くのではなく、ラフを描いたら一晩寝かせたり、完成に近づいてからも一度時間を置いたりします。描いた瞬間は、テンションが上がってしまっていて客観的に見られなかったりするんですよね。時間を置いて見直すことで、ここちょっと違うな、とかバランスに違和感がある部分に気付けたりするので細切れに進めていくことが多いです。――かわいらしいイラストを多く生み出されているおはぎさんにとって、「かわいい」とは何ですか?そうですね、自分が「かわいい」と思った人や物、表情から作画へのインスピレーションを感じることが多いです。作品の中の女の子のようなフリフリした格好は、好きですけれど、自分には似合わないので、実際着ることはないです(笑)。なので、これはすっごくかわいいな、こんな服を着てみたいなだとか、そんな憧れを絵として表現することが、わたしの「かわいい」の楽しみ方のような気がしています。――具体的に「かわいい」と感じるモノゴトについて、どんなものがありますか?今回描き下ろさせていただいたイラストにも含まれている、花とか宝石とかリボンとか、そういったキラキラした「かわいい」ものが、子どもの頃から大好きで、新聞の宝石の広告なんかを切り抜いて集めて持っていたりもしました。また、アイドルが大好きで、コンサートにもよく行きます。アイドルの写真をただじっと見ているだけでも楽しくて(笑)。ああ、まつ毛が長いな、とか、目力がすごくてかわいいな、とか。――ペンタブレットとの関わりについて、詳しくお聞きしていきたいです。現在、どの機種をお使いですか?今はIntuos Proを使っています。それまでは、Intuos 4のsmallサイズを、表面がツルツルになるまで使い込んでいました。長らくひとつの機種を使い続けてきたせいか、今のIntuos Proに新調したときは、描き心地がとても紙と近い感じがして感動しました。――ファンクションキーにはどんなコマンドを割り当てていますか?特別凝った使いかたをしているわけではありませんが、透明色の切り替え、そしてundo(元に戻す)とredo(やり直し)を設定して頻繁に使っています。髪の毛を描く際は一筆でさっと引くのですが、気に入った線が描けるまで何度もやり直して作画するのでundoは必須ですね。あと、ワイヤレスで使えるのはやはり便利ですね。いつもの姿勢に疲れたら、膝に乗せて使ったりもできるので、自由度も高いです。そうした使い方をすると、必然的にキーボードが遠くなるので、手元のファンクションキーが使いやすいのも気に入っています。――ペンの替え芯にも種類がいろいろありますが、主に何を使っていますか?替え芯は、もともとついている標準芯と、ハードフェルト芯を使い分けています。筆圧は比較的強いほうですね。新作を描き始めるときは、ハードフェルト芯の新品をおろして使ったりしています。気分を上げたいときにはオススメです!――最後に、イラストレーターを目指す人に向けたアドバイスをひとことお願いします。まず、イラストレーターという仕事は、私にとって「これ以外、自分には考えられない」と思えるものです。単に絵がうまくなりたいのであれば、ひたすら練習をすればいいと思うんですが、もし、イラストレーターになって仕事をしたいのであれば、自分自身をプロデュースするということも忘れないでほしいと思います。例えば、自分の絵の方向性とか、世の中の流行など、自分が何を描くべきかをはっきりさせていくことが、すごく大切だなと感じます。やみくもに描いていても「これでいいのかな」ってモヤモヤしてきちゃったり、壁にぶつかったりすることが多いと思うんですが、根底にある「自身のプロデュース」をしっかり見極め、進めていってほしいです。そう語るおはぎ氏も「自分が本当に描きたいものは何なのか」に悩んでいた時期があり、そこでひたすら自分の好きな「かわいい」ものを追求し、好きな構図で楽しく描くことにしたという。「自分が楽しく描ける絵だからこそ見る人を惹きつけ、そこにコミュニケーションが生まれると思うんです」と、はにかみながら語ってくれたのが印象的だった。ワコムキャンペーンサイト「Create more」では、メールアドレスの登録でおはぎ氏の「かわいい」をちりばめたイラストテクニックを体感できるコンテンツ、eBookがダウンロードできる。レイヤー構造を一覧できるPSDファイルを入手できるほか、限りなく実践に近いテクニックも公開しているので、イラストを描いている、あるいはこれから描きたいと思う人は、ぜひ参考にしてほしい。なお、8月1日には、おはぎ氏自身が登壇し、見る人の心を引き寄せるイラストを制作する工程や、作品づくりに役立つテクニックを公開するセミナーも実施。直接クリエイティブに関する質問を投げかけることもできるそうなので、こちらもチェックしてみてほしい。
2015年07月17日BSスカパー!は、新国立競技場の建設問題で、デザイン選考の審査委員長を務めた建築家・安藤忠雄氏がきょう16日に開催する記者会見を、17時から無料放送することを決定した。番組は『NEWS ザップ!緊急編成「安藤忠雄氏記者会見 完全版」』と題して放送。17時から17時55分の枠で放送する。
2015年07月16日クレヴィスは7月25日から、動物写真家・岩合光昭氏の写真展「ふるさとのねこ」を開催する。会場は東京都の渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホール ホールB。開催期間は8月31日まで。入場料は当日券で一般800円、中高生600円。前売券で一般640円、中高生480円。写真展は春、夏、秋、冬の4テーマで構成され、岩合氏が青森県津軽地方で1年をかけて撮影した猫の写真(約160点)を展示する。会期中は岩合氏によるギャラリートーク&サイン会を開催。開催予定日は7月25日、30日、31日、および8月2日、15日、16日、23日、29日、30日、31日で、各日11時と14時から行われる(25日は14時の回のみ)。また、会期中の毎週土曜日と日曜日には、岩合氏が使用しているオリンパス製ミラーレスカメラのタッチ&トライコーナーを設置。会場ではオリンパスの社員からカメラに関する説明を受けられる。
2015年07月13日俳優・大泉洋の出世作でもあるバラエティ番組『水曜どうでしょう』(HTB)のカメラ担当ディレクター・嬉野雅道氏が、初のエッセイ『ひらあやまり』(KADOKAWA)を、7月17日に発売することが10日、明らかになった。この本は、"うれしー"の愛称で知られる嬉野氏が「しあわせ」とは何かを書いたエッセイ。「人類数十万年の幸福の頂点に立つ」「生きものに慕われる部長なんです」「人生は生きていることが醍醐味ですよ」といった全10編とエピローグで構成され、『水曜どうでしょう』のアフリカロケでの舞台裏で起きた、大泉とのエピソードなども書かれている。さらには、『水どう』のスタイリスト・小松江里子氏に仕立てられた嬉野氏のグラビアも収録。表紙には小松氏の「あれ? うれしー、ちょっとだけ似合うね。着せたの……あたしだけど」というコメントが掲載されている。
2015年07月10日Amazon.co.jpは、7月15日に開催する過去最大セール「プライムデー」の一部商品を公開した。キャラクターデザイナーの天野喜孝氏の原画を販売代理店希望価格から6千万円値引きの2億円で販売するなど、一部の目玉商品が公表され始めた。「プライムデー」は、Amazonが今月16日に20周年を迎えることを記念し、日本、米国、英国など9カ国で開催されるセール。15日の深夜0時からスタートし、1日限定のセールとなる。購入できるのは、Amazonプライム会員ほか、Amazonファミリー会員、Amazon Student会員。PCほか、スマートフォンからもセールに参加できる。今回公表されたのは、天野喜孝氏のアクリル原画12枚+DVDセット、グランドピアノ「エストニア グランドピアノ168 クイーン・アン」、ゲーミングPCの「MSI GT80 Titan SLI」の3点。天野喜孝氏の作品は2億円という価格が提示されたが、それ以外の販売価格については、7月15日セール当日に発表される。
2015年07月08日デルは7日、経営体制に関する新人事を発表した。8月1日付けで、代表取締役社長に平手智行氏が就任。現社長である郡信一郎氏は退任後、米デルの日本アジア太平洋地域の要職に就く予定だ。平手氏は、1987年に日本IBMに入社。以後、2000年にアジア太平洋地区経営企画、2002年に米IBM本社の戦略部門を経て、2006年に日本IBM執行役員と米IBMバイスプレジデントに。国内では主に通信、メディア、流通、公益等の業種別事業、並びにサービス事業を統括していた。2011年12月にIBMを離れ、米ベライゾンのエリアバイスプレジデント、ベライゾンジャパン社長を務めていた。
2015年07月08日デルは7月7日、代表取締役社長の郡信一郎氏が8月1日付で退任し、後任として平手智行氏(前ベライゾンジャパン合同会社 執行役員社長)が、同日付けで代表取締役社長に就任することを発表した。なお、郡氏は米デル 日本アジア太平洋地域の要職に就くという。平手氏は1987年に日本IBMに入社後、アジア太平洋地区経営企画、米IBM本社の戦略部門を経て、2006年には執行役員と米国IBMバイスプレジデントに就任。国内では主に通信、メディア、流通、公益等の業種別事業、サービス事業を統括した。2011年12月末日付で同社を退任し、米ベライゾン エリアバイスプレジデント、ベライゾンジャパン社長に就任した。米デル アジア太平洋地域担当プレジデント兼グローバル・エマージング・マーケット会長、アミット・ミダ氏は「平手新社長がデル株式会社へもたらす経験とリーダーシップに期待しています。グローバル市場における彼の豊富な業界経験と今般の就任が、真のエンドツーエンドソリューションプロバイダーとしてのデルの新たな時代を切り開くことでしょう」と述べている。
2015年07月08日東京都豊島区の東武百貨店池袋店8階催事場で7月15日から21日まで、動物写真家・岩合光昭氏の写真展「ねこ」が開催される。○世界中の愛らしい猫たちの写真を多数展示同展では、NHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」でも知られる写真家の岩合光昭氏が、40年以上に及ぶ写真家人生の中で撮り続けてきた猫たちの写真が一堂に集められている。岩合氏は身近な猫の撮影をライフワークとして続けており、猫にまつわる著書も多数出版している。会場では猫をモチーフとした岩合氏のオリジナルグッズも販売する。また、「自慢のねこちゃん写真大募集! 」では、来場者から募集した猫の写真を会場横に展示する。応募写真は通常のL判プリントに限り、応募者には「オリジナルポストカード(1枚)」がプレゼントされる。展示時間は10時から20時まで。ただし最終日は17時閉場で、最終の入場は各日閉場の30分前までとなる。料金は一般・大学生500円、中高校生300円、小学生以下無料(身体障害者手帳の呈示で、本人と同伴者1名まで無料)。チケット購入時に、東武カード・東武友の会会員証・ロイヤルカードを呈示すると100円引きの優待を受けられる。(c)Mitsuaki Iwago
2015年07月08日ESや面接の自己PRが上手くいかないなど、悩みを抱える就活生も多い。そんな学生のために、『ドラゴン桜』の漫画家三田紀房氏と、三田氏著書『エンゼルバンク』のモデルとなった海老原嗣生氏による「就活のススメ講義」が開催されると聞きつけ、行ってきた。イベントは三部構成となっており、第一部では、三田氏と海老原氏による「企業分析討論」。ファシリーテーターに、光文社で『さおだけ屋はなぜつぶれないのか?』などを担当、星海社の初代編集長となった後、コルクにて三田氏のエージェントを務める柿内芳文氏を迎え、3人のトークセッション形式で行われた。○企業が欲しいのは、"はみでてる学生"海老原氏「企業側は、ある意味『なんかこの人周りとは違うな』という目線で学生をみている。つまり、どこかしら"はみでてる学生"から、企業は欲しがるんです。だから、自分の中の変な部分を再確認し、末端を肥大化させて、どう相手に食いつかせるかを考えるといいんじゃないかと思います」柿内氏「"末端を肥大化"とのことですが、どのように肥大化させるのでしょうか?」海老原氏「自分の好きなことやこだわりって、自分ではそれが普通のことだと思いがちですが、人に聞いてみると意外とそうでもないことが多い。先月、新人の漫画家が『漫画家になりたいけどなかなかデビューできない』と言っていたので、何が好きなのかを聞くと、彼はダチョウが好きで。『あのフォルムが凄く好きで、動物自然公園に3日に1回くらい会いに行くのが楽しい』みたいなことを言うんですよ(笑)。彼からすれば、個性のあることだと自覚してない。だから、自分の心の日常生活のほんの些細なことで良い。自分なりのアピールを身につけて、就活の時だけでもあざとく使っていくと良いんじゃないかな」三田氏「同じ人ばっかりだったら、採用する必要がない。例えば、グループディスカッションでは学生15人を人事2人ぐらいで見ていると、選ぶ時には覚えてない状況。逆算で考えてみてください。なんでこれで受かるんだろうって。それこそ、個性があればウチに欲しいと思いますよ」○企業がなぜ面接をするのかを理解する第二部では、就活生が悩みがちな「自己PR」の再設計講座というテーマで、海老原嗣生氏が登壇した。海老原氏「企業が見ていることの一つは、『わが社の仕事を上手くやれる』かどうか。仕事というのは、会社によって全然違う。銀行のように、少しずつ積み上げてようやく10年経って出世できる会社であれば、コツコツ地道な努力をできる人が欲しい。でも、2年目からトップ営業になれるような会社だったら、体力と気力がある人が欲しい。つまり、企業は『ウチに向いてるのか』どうかが知りたい。向いてなかったら、企業が落としてくれます。もう一つは、『わが社の仲間と上手くやっていけるか』。喧嘩ばかりでは困りますから。採用には3億円ほど払います。入社してから仕事もできない人に来られても困る。だから面接では、この二点で"相性"をみているんです」○面接で伝えるのは、着飾らない"あなたらしさ"さらに、海老原氏は面接で自己アピールとして、学生時代のどんな体験や取り組みを話せばいいのかを語った。海老原氏「面接で一番伝えてほしいのは『あなたらしさ』です。ある女の子が、内定をもらった子の話を例にします。その子は、みんながよく話すような『飲食業のアルバイト』の話をしていた。なぜ受かったのかと思いますが、彼女の話が凄くいいんです。『私はどんぶり屋で働いていました。どんぶり屋というのは、結構ご飯の量が多く、残している人もいます。そこで、ずっとお客様の様子を見ていました。カツ丼・天丼などの高カロリーのものを残すかと思えば、それは逆で、まぐろ丼のようなヘルシーな物こそごはんを残していた。疑問に思い、もう少し見ていると、残していたのは、大抵高齢者か女子高生。つまり、胃袋が小さいから残していたんです。そこで、カロリーの低いどんぶりこそ、小どんぶりをした方が良いと思い店側に提案したら、ますます売れてお客さんが増えました』そんな話をしてくれたんです。このアピールだと、『顧客に喜んでもらうために、いつもずっとお客様を観察して、提案してくれる人なんだな』という彼女の良さがみえてくると思うんです。これなら、提案の仕方も良いし、よく気がつく子だとわかり、周りと差別化されるでしょう。そして、内定した会社の社訓をみせてもらったら、残り物を見逃すな、みたいなことを書いてあるんです。つまり、ぴったりなんですよ(笑)。会社がどういう人を選ぶかよくわかったでしょう。このように、良い自己PRは、5W1Hがしっかりしていて、あなたのウリ・特徴が、差別化できる言葉で、納得できる話の構成に組み立てられています」第三部では、エビハラ式面接ワークショップが行われ、学生達が実践し、より学びを深めるイベントとなった。「7月中に何十社も面接を是非受けてみて下さい。やればやるだけでうまくなりますから」と海老原氏。8月に向け、もしくは来年の就職活動に向けて、今一度、自分らしさを見直してみるのもいいのかもしれない。
2015年07月06日ワコムは、人気クリエイターによる作品のPSDファイルやブラシなどをダウンロード可能な「Create more」キャンペーンにて、新たにイラストレーター・おはぎ氏のPSDファイルやカスタムブラシの無償ダウンロード配布を開始した。同キャンペーンは、同社のペンタブレット「Intuos Pro」で創作活動をしている、あるいはこれから行う人に向けて展開されるもの。国内外から参加する人気クリエイターが制作したオリジナル作品のPSDデータのダウンロード提供に加えて、その作品の制作ポイントが学べるチュートリアルebookや、作品で使用したブラシや素材なども入手可能となっている。今回、新たにダウンロードによる無償配布が開始されたのは、「10代の人気絵師」としてNHK Eテレの番組に出演して注目を集めた若手イラストレーター、おはぎ氏のレイヤー入り作品データ(.psd形式)と、その中で使われているオリジナル素材ファイル(.psd形式)、イラスト・マンガ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」専用のブラシデータ(.sut形式)のセット。5月に先行配布されていた「チュートリアル付きebook」に続いての配布開始となった。これらのコンテンツは、同キャンペーンサイトでメールアドレスを登録すると、ダウンロードURLがメールで届く。
2015年07月03日●ビル・ゲイツが創業時に考えたこと7月1日付けで日本マイクロソフトの社長に就任した平野拓也氏が、2日、都内で会見を行った。「徹底した変革の推進」を基本方針に掲げるとともに、「革新的で親しみやすく、安心でき、喜んで使っていただけるクラウドとデバイスを提供することを目指す」と語る。平野社長はまた、「ビル・ゲイツも、創業時にはこれと同じことを考えていたと思う。だが、スケールが大きくなったことで、壁が作られ、マイクロソフトを守ったり、Windowsワールドを守る形になってきた。しかし昨年、サティア・ナデラにCEOが交代してから、チャレンジャーの立場で、製品やサービスを提供するようになった。前社長の樋口が日本で確立した会社の信頼性や存在感、そして、顔が見えるマイクロソフトという立場をさらに推進し、革新的で新たな日本マイクロソフトを作ることがミッションである」と述べる。マイクロソフトはグローバルの方針として、「地球上のすべての個人と、すべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」ことを目指しており、日本においても、この方針を推進することを示した。平野社長「私は10年前にマイクロソフトへ入社し、4年前に東欧を担当したが、そのときと比べても、IT環境は大きく変わっている。クラウドは4年前にはまだ試行錯誤の状況であり、10年前にはPCが中心に利用されており、スマホもなかった。日本の経済環境は、アベノミクスにより回復の道をたどり、ここにきて生産性というキーワードが重視されるようになってきた。社長就任までの間、多くの顧客、パートナーと話をする機会があったが、日本マイクロソフトに対して、変革への期待と関心をひしひしと感じた。どのように変革をしていくのかがテーマだと感じている。また、これまでの日本マイクロソフトに足りなかったものはなにもないとも感じている。物ごとを正しく行い、正しいものを正しく進めるという、過去のやり方を踏襲する。3月に社長就任の発表をしてから、この4カ月は大変忙しい日々を送った。パートナーや顧客を訪問し、社長の仕事を開始するのに向けた助走をしてきた。安定感を持った形で新たな経営体制へ変更したという点で評価をもらったが、その一方で、社長業の重さを感じた。そして、新たな視点と新たな気づきも持つことができた。インパクトをどこに求めるのかということを明確に考え、それをもとにプロセスにつなげていく。そうしたオペレーションが必要になる。日本が求める品質や安心、安全の実現、日本に最適化したライセンスの仕組みなど、日本にあった形で製品やサービスを、日本に持ってきたい。日本ならではの攻めの領域においても、米Microsoft本社の理解を深めるような努力をしたい」○日本マイクロソフト、2016年度の戦略7月1日からスタートした同社新年度の取り組みとしては、「PCを核とした考え方から、人を核とした考え方へ」、「販売重視から、利用価値重視へ」、「変革を進めるパートナーとの協力関係へ」、「Windowsにとどまらない、新しいエコシステムへ」、「過去にとらわれず、変革と挑戦を進める社内文化へ」の5つを変革のポイントに挙げる。一方、ワークスタイル変革のリーディングカンパニーを目指す「プロダクティビティとビジネスプロセス」、コネクテッドワールドのデファクトプラットフォームを実現する「インテリジェントクラウド」、革新的なパーソナルコンピューティング体験による「Windows 10+デバイス」という3つを重点分野に掲げた。平野社長「利用体験、利用価値、ユーセージをどう満足してもらうかが鍵になる。人は一日に4種類のデバイスを使用するというが、大きな画面から小さな画面までのWindowsデバイス活用のほか、Windowsプラットフォーム以外でも安心して利用してもらえる環境を提供する。(Windowsデバイスの普及については)タブレット需要は一巡したが、タブレットでできるところとできないところを、顧客が理解してきた。そのなかで、2in1デバイスであるSurface Pro 3は、コンシューマ向けでは、Surface Pro 2の25倍の出足、コマーシャル向けでは7倍の出足となり、すでに2500社が導入した。大きなデマンドがあると感じている。また、先ごろ発売したSurface 3は、キャリア連携を行った世界初のLTEモデル。想定を超える初動があった」7月29日から提供を開始するWindows 10についても触れた。平野社長「Windows 10は、製品をローンチするのではなく、継続的にアップデートし、『エクスペリエンス』(体験)を提供するもの。『製品』という言い方はちょっと違って、Windows as a Serviceを実現することになる。ユーザーには、そこから理解をしてもらうことが大切であると考えている。Windows 10が持つ価値をしっかりと訴求したい。革新的なパーソナルコンピューティングをぜひ体験してほしい。Windows 10は7月29日から提供を開始するが、今年の夏から年末にかけて順次、エキサイティングなWindows 10デバイスがOEMベンダーから登場することになる。さらに、ユニバーサルプラットフォームにより、Windowsだけでなく、iOSやAndroidのアプリも活用できるようになる。Windows 10の魅力を伝えられるように、情報提供を積極的に行っていきたい。また、Windows Phoneは、マウスコンピューター様などが国内市場に投入を開始し、これは私の立場としてもうれしいことである。今後の展開も楽しみにしている。ユニバーサルプラットフォームになったことで、これまであまり会話がなかったデバイスメーカーからも問い合わせがある。様々なデバイスにおいても楽しい展開ができる。顧客からの期待も強く感じている。マイクロソフトの製品は、米本社でプログラミングされ、デザインされているが、CortanaやSkypeトランスレーターなどの日本語対応では、密に連携している。できるだけ早い時期に日本に持ってきたいと考えている。マイクロソフトバンドや、ホロレンズも、米本社では発表しているが、これもできるだけ早く日本に持ってきたい」さらに、研究開発部門が入居する調布のオフィスを品川本社に統合することを公表。品川本社内にSurface Hubを25台設置するなど、継続的にオフィス環境の改革にも取り組むほか、「テレワークの実践を通じて、日本のテレワークの推進にも貢献していきたい」という。「8月24日から実施するテレワーク週間には、昨年の10倍規模となる300社の参加を目指したい。すでに200社以上が賛同している。日本において、テレワークをメインストリーム化していきたい。またこれをきっかけに、地方が持つ課題を学んで、地方創生にも取り組みたい」(平野氏)と語った。また、Office 365の販売拡大に加えて、Dynamics CRMの販売強化を進める方針を示す。平野社長「強い競合会社がいる領域だが、Office 365を組み合わせることで、他社にはない有効なソリューションを提供する。BYODが広がるなかで、コンシューマとコマーシャルのデュアルユーセージ・シナリオによって、価値を提案したい。現在、店頭で販売されているPCの92%にOffice Premiumが搭載されている。Windows 10の登場にあわせて、OneDriveやSkypeも普及させたい。Office Premiumのフリーミアムモデルにより、Windowsプラットフォーム以外にも、Officeを利用できる環境が整っている。この分野でもOfficeによって実現する生産性の高さを訴求していく」クラウドビジネスにおいては、次のようなビジョンを語った。平野社長「インテリジェントクラウドの実現に向けた取り組みを強化。マイクロソフトのデータセンターに対するサイバー攻撃は、ペンタゴン(米国防総省)に次ぐ多さとなっているが、これまでに事故を起こしていない。このノウハウを生かす。マイクロソフト サイバークライムセンター日本サテライトを核にして、価値を提案していく。Azureの技術を活用して、モバイル管理、ビッグデータ分析、マシンラーニングといったソリューションを提供。10以上の業種別シナリオを用意して具体的な提案をしていきたい。さらに、クラウドパートナー戦略にも力を注ぎ、2014年度には1500社であったクラウドパートナーを、2015年度には2500社に拡大。これを2016年度には、さらに3500社にまで拡大する。同時に、クラウドソリューションパートナーを対象にクラウドビジネスを活性化したいと考えており、パートナー各社が持つサービスやアプリケーションと、日本マイクロソフトのクラウドを組み合わせて提供するといった、新たなビジネスモデルを導入する。これにより、クラウドの導入余地が大きい中小企業での導入が促進されることになると期待している。ISVとの連携も強化する。ISVビジネス推進本部を20人体制で新設。クラウド対応パートナーのリクルートや共同マーケティング活動も行い、クラウド対応アプリを拡充する取り組みも加速する。ここでは、Office 365 APIの活用も加速することになる」Xboxに関しては、「日本において、Xboxの撤退はない。しっかりと進めていく。Windows 10によって、これまでとは違うシナリオが出てくることになり、ゲーマーも新たな体験ができるようになる。ワクワク感をどう提供できるのかが大切であり、これまで以上に、ゲームタイトルのラインアップを出す予定がある。ぜひ楽しんでもらいたい」(平野氏)と述べる。同社では、ゲームタイトルを充実させ、Xbox史上最高のラインアップをそろえることを明らかにしており、「マイクロソフトのゲーム事業はゲームコンソールだけでなく、Windows全体に拡大させる戦略をとっている。ゲーマーのための機能を、Windows 10に盛り込んでおり、OneMicrosoftで取り組む」(平野氏)とした。●Microsoft創業40周年、日本法人設立30周年の節目に○Microsoft創業40周年、日本法人設立30周年の節目に平野社長は、2015年6月末に終了した同社2015年度の取り組みにも言及。平野社長「一昨年は、Windows XPのサポート終了や消費増税前の駆け込み需要があった。だが、昨年は際立ったものがない中で力強い進展があったのは、クラウドビジネスの加速や、ワークスタイル変革、サイバーセキュリティ対策など。クラウドビジネスは、3倍近い売り上げを達成し、期初目標も達成した。Office 365などのクラウドプロダクトが浸透し、日本へのデータセンターの設置とともに、ここからOffice 365、Azure、Dynamicsという3つのクラウドサービスを提供した。ワークスタイルの変革においては、品川本社にはこれまでに60万人が来場し、オフィスそのものや、我々がテレワークを実践している様子を見ていただいた。さらに、マイクロソフト サイバークライムセンター日本サテライトを開設し、ここにも100社の企業、団体にきていただいた。脅威に対する情報提供や対策などに関して、30社以上から引き合いがきている」平野社長「インパクトをベースにして、どんなアウトプットを提供できるか。また、喜んでもらえるか、変革を感じてもらえるか、ということに力を注ぎたい。ビル・ゲイツがMicrosoftを創業してから40周年。そして、日本法人設立から30周年、日本マイクロソフトに社名変更して5周年という節目に当たる。変革を通じて、日本のお客様、社会に貢献したい」○代表執行役会長に就任した前社長の樋口氏は……一方、代表執行役会長に就任した前社長の樋口泰行氏は、会長の役割と重点活動分野として、「お客様との会社対会社の関係強化」、「新たな戦略的パートナーシップの構築」、「ナショナルアジェンダへの貢献」、「人材育成の強化」を挙げるとともに、「平野新社長による経営・事業展開を全面サポート」を掲げた。樋口会長は、「外資系の日本法人には会長職はあまりない。また、会長の役割について述べるという例はあまりない」と語りながら(報道陣から笑いが)、「透明性を高めるという点と、平野としっかりと連携するという点を説明したい」と切り出した。樋口会長「日本は、リレーションシップが大切な国である。お互いのWin-Winを考えないと一流の会社とはいえない。マイクロソフトの製品を使っていない会社はほとんどない。多くの会社とのリレーションシップが大切である。社長時代に内部の仕事とともに、外部とのリレーションを行うのが大変であった。会社と会社の関係を構築する役割を果たし、平野を補完したい。また、戦略的に重要なパートナーシップの構築、推進を担当したい。これまで手薄だった国が推進する優先順位が高い項目についても、関係する政府や中央官庁、自治体、業界団体と連携し、そうした場に顔を出すことが重要だと考えている。ナショナルアジェンダと結びついた形での取り組みが必要である。テレワーク、地方創生、そして2020年の取り組みもある。国が優先している取り組みに対して、貢献できる会社になっていく。人材育成においては、これまで私が3つの会社で務めてきた社長としての知見を伝授したい、さらに、ダイバーシティも強力に推進したい。いま、5人の女性役員がおり、全体の25%を占める。役員だけでなく、従業員レベルでもこの比率を高めたい。一方で、新社長の1年目はなかなか人事まで手を出せないが、それを防ぐために、3月からの4カ月間をかけて、平野に移行した。今回の人事は、平野が推進した人事である」○平野拓也氏プロフィール1970年北海道出身。95年に米ブリガムヤング大卒後、同年にKanematsu USAに入社。98年にArbor Softwareに入社。2001年には、ハイペリオンの社長に就任。2005年8月にマイクロソフト(現日本マイクロソフト)に入社し、ビジネス&マーケティング部門シニアディレクターに就任。2006年2月には、執行役エンタープライズサービス担当、2007年7月に執行役常務エンタープライズサービス担当、2007年10月に執行役常務エンタープライズビジネス担当兼エンタープライズサービス担当、2008年3月に執行役常務エンタープライズビジネス担当を経て、2011年7月には、Microsoft Central and Eastern Europe(CEE)のMulti-Countryのゼネラルマネージャーに就任した。このとき、東欧の新興国25カ国を統括。2014年7月、日本マイクロソフトに復帰。執行役専務マーケティング&オペレーションズ担当に就任。2015年3月2日付けで代表執行役副社長に就任、7月1日付けで代表執行役社長に就任した。
2015年07月02日●依田氏がCDジャケットのデザインに行き着くまでワコムは27日、DIR EN GREYやthe GazettE、湘南乃風、BABYMETALなど数多くのミュージシャンのCDジャケットデザインを手がけるアートディレクター、コラージュアーティストの依田耕治(よだこうじ)氏が、そのコラージュテクニックを伝授するセミナー「Wacom Creative Seminar Vol.19 ~for Photo Collage~」を東京都・新宿にて開催した。ここでは、同セミナーの模様をレポートする。○好きなものをデザインするためにセミナーの前半は、依田氏が自身のプロフィールや仕事内容などについての話となった。依田氏はデザインの専門学校を出たあと、SP(セールスプロモーション)ツールなどを製作する会社で4年間ほど、商品パッケージやポスター、カタログなどを制作していたという。その頃はデザイン業界の制作環境がアナログからデジタルへの過渡期で、依田氏もそこで初めてMacに触れたということだ。やがて、「自分の好きなものをデザインしたい」という情熱から同社を退社し、アートディレクターのフリーアシスタントとして従事する。しかし、当初はこれまでの会社でしていたデザインとは明らかに異なるものであったことから「自分の力のなさを痛感した」と明かした。その後、数多くのCDジャケットデザイン制作を手がけるグラフィックデザイナー・サカグチケン氏の率いる「サカグチケンファクトリー」に入り、本格的にCDジャケットのデザインやディレクションを始めることとなった。依田氏はこうした経歴について「最初の会社では0から作って印刷までを行う実務的なことを学び、次の職場では"イメージを形にする方法"を教えてもらい、そしてサカグチさんのところではアーティストとの付き合い方やCDジャケット制作のやり方を教えてもらいました」と自身の成長過程について語った。そして2011年、あらゆるアートワークを担う職人集団「陸識」(ROKUSHIKI)を起ち上げ、数多くのアーティストのCDやDVDジャケットなどを世に送り出しているという。○コラージュ作りのきっかけは「苦肉の策」依田氏がこれまでに手がけたCDジャケットは、DIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)やthe GazettE(ガゼット)、湘南乃風といった日本のトップクラスのミュージシャンをはじめ、現在世界中でブームを巻き起こしているBABYMETAL、仙台のご当地アイドル・ドロシーリトルハッピーなど幅広い。依田氏の作品の特徴は、自身で「コラージュアーティスト」と名乗っているとおり、さまざまな素材を組み合わせて一枚の絵を完成させるコラージュで独特な世界観を生み出していること。依田氏は、コラージュ作りを始めたきっかけとして「僕は絵(ラフ)が描けないので、クライアントにデザインを提案するときに写真を組み合わせて説明したり、予算がなくて思うような写真を撮影できなかったりしたため」と、苦肉の策によるものだったことを明かした。それが今では「表現したいものを形にする手段」になっているという。別々の素材を組み合わせるコラージュには、いかにも「切り貼り」した印象を受けるものもあるが、依田氏はそれを嫌い、「一枚の絵に見せる」ことを心がけているという。制作過程としては、先にイメージを思い描き、そのあとでイメージに近い素材を集めることもあれば、使いたい素材を先に見つけてそのイメージを膨らませていくこともあるという。先にイメージが浮かんだ場合の素材の集め方については「思い描いたイメージと完全に一致するものは皆無なので、テーマに合ったストックフォトを探したり、自分で撮影したりしている」と述べた。普段からストックフォトを集め、特に"変な形に見える裸体"の写真は好きで集めているということだ。○具体的なCDジャケット制作のプロセス&裏話ここからは、実際のCDジャケット制作についての話へと移った。the GazettEのアルバム「Beautiful Deformity」のCDジャケットの例に、制作段階において使われた絵コンテと3Dモデルを紹介。まずは思い描いたイメージを絵コンテで起こし、それをもとに3D造形物を制作した上で、最終的にアーティストが抱いているイメージのパッケージにどのように落とし込んでいくかを考えたという。また、DIR EN GREYのアルバム「ARCHE」("根源"という意味)のジャケットデザインでは、先にアルバムタイトルだけが伝えられ、そこからイメージしたビジュアルをいくつも提案したそうだ。その後、バンドメンバーの意見を取り入れつつテーマを絞り、制作した3Dの造形物をひとつのストーリーに沿ってさまざまなパターンで撮影したそうだ。実際に採用されたのはパッと見ではわかりづらいものであったが、「DIR EN GREYのメンバーは出落ち感(出た瞬間にすぐに理解できてしまう)ことを嫌うので、温度であったり匂いであったり、何か伝わるものに落とし込んでいくケースが多い」と、わかりづらい作品が選ばれたことにも理解を示していた。ちなみに、DIR EN GREYはメンバーのこだわりが強く、まとまるまでにとても時間が掛かり、ツアーで地方に出掛けているときには現地に出向くこともあるという。このほか、依田氏が関わるアーティストの特徴として、the GazettEはボーカルのルキ氏が明確なイメージを持っているため、ちょっとした補正案やブラッシュアップを行うと共に制作スタッフ達とさらにイメージを膨らませていく。一方、湘南乃風の「バブル」と言う作品は「基本的におまかせ」という形で自由にデザインさせてくれるなど、各アーティストのファンには興味深い裏話を明かしてくれた。●the GazettE 最新アーティスト写真でデザインワークを実演○依田氏の世界観を表現するコラージュテクニック講座セミナーの後半は、ワコムのペンタブレット「Intuos Pro small」とAdobe Photoshopを使って、コラージュ作りの過程や手法を紹介していく実践形式での講義となった。ちなみに依田氏は普段の作業では大きめのペンタブレットを使用しているが、アーティストがコンサートなどで地方にいるときは、smallサイズのペンタブレットを持って「出張デザイン」を行っているという。なお、この実践コーナーで使用するコラージュは、the GazettEのボーカル・RUKI氏の写真をベースに、8月26日発売の同バンドのニューアルバム「DOGMA」("教義"の意味)のイメージを、依田氏ならではの世界観で「異宗教」をテーマに表現した作品だ。ルキ氏の身体の中に「宇宙」や「祈る人」、「石像」などの宗教的なアイテムを埋め込むように表現したコラージュに仕上がっている。○クイック選択ツール+レイヤーマスクで髪の毛を切り抜く今回のコラージュ制作で最初の作業は「髪の毛を切り抜く」こと。いくつかの方法がある中、依田氏は「クイック選択ツール」を使って大雑把に選択したのち、上部の「境界線を調整」ボタンを押し、出力先では「新規レイヤー(レイヤーマスクあり)」を選んで新しいレイヤーとして保存するというやり方を選んだ。今回の素材は、背景と髪の毛の境界がはっきりせず切り抜きづらいものであったが、こうした場合はこの方法を用いることが多いという。次に身体の部分を使って表現するために身体全体や首の肌色部分を抜いて別の素材を挿入していく。手の部分も同様にレイヤーマスクに別素材(ここでは宗教画)を乗せ、ほかの部分に合わせて色味を変えて馴染ませる。その際、もとの素材(ここでは手)の立体感に欠けてしてしまうので、覆い焼きツールなどで陰影を強めて立体感を維持するように心がけているとのことだ。さらに身体の部分のレイヤーマスクに石像やクレーターの画像を重ねていくのだが、ここではより美しく仕上げるために、境目を葉っぱで隠すことで滑らかな表現を実現しているということだ。○素材の陰影に合わせて色を付けるテクニックある程度出来上がったら、全体のトーンを合わせるために石像に色をつけたり別の素材を重ねて合成していく。ここでもやはり石像が平面的にベッタリとなってしまいがちだが、今度は前述したような覆い焼きツールではなく、チャンネルの「演算」を使って、陰影に合わせて色を付けるテクニックを見せてくれた。「イメージ」メニューから「演算」を選択すると開くウインドウで、第1元画像と第2元画像、チャンネル(ここでは「レッド」)を指定する。これにより画像の「濃淡」だけをチャンネルとして抽出でき、それを石像の画像に重ね合わせれば、色付きの素材が明るい部分には濃く、暗い部分には薄くなることで立体感を演出できるという。さらにトーンカーブを使って好きなように調整すれば、より自分のイメージに近い仕上がりになるということだ。なお、このチャンネルの「演算」を使ったテクニックについては、現在ワコムが展開している「Create more」キャンペーンの依田氏のページからダウンロードできる「依田耕治 ダウンロードコンテンツ」に含まれる「チュートリアルe-Book」(eブック形式)の中で詳しく解説されている(メールアドレスの登録が必要)。ちなみに依田氏は、Photoshopの操作方法はすべて独学で覚え、この「演算」を使うテクニックは昔「気球に国旗を入れる」という作業を行った時に見つけたという。依田氏は「丸いものや凹凸のある素材にシンプルなものを重ねて練習すると覚えやすいでしょう」と聴講者にアドバイスした。最後に、ルキ氏の頭に角を生やしたり、顔に色々な素材を重ねたりして"人間っぽさ"をなくす作業となった。重ねる素材はガイコツやヘビ、柄など多彩だが、依田氏は「何を加えて良いのかわからなくなったら、とりあえずあらゆる素材を重ね、あとから不要なものを取り除いていく」という「引き算」方式で作り上げる方法を推奨していた。角の部分にも「演算」で色を付けたり、粒子感やノイズを乗せたりして境界線を馴染ませ、一枚の絵に見えるように仕上げていく。そしてすべてのレイヤーを結合し、「覆い焼き」や「焼き込み」といったツールで細かい調整を行い、作品の完成となった。最後に依田氏は「今、僕がやったことは何ひとつ難しいことはなく、根気さえあれば誰でもできます」とした上で、「時間短縮という意味でも、ペンタブレットを使うのもお勧めです」と語ったのち、「ただ、僕よりも良い物は作らないで下さい」というジョークでセミナーを締めた。
2015年07月01日Alteraの日本法人である日本アルテラは7月1日、同日付けで、代表取締役社長にナショナルセミコンダクター(NS)やインターシルの日本法人社長を務めた和島正幸氏が就任したと発表した。和島氏は日立製作所、Conexant Systems、NS、インターシルといった半導体関連企業の米国本社ならびに日本法人において30年以上にわたって要職を歴任してきており、特に車載機器、産業機器、民生機器、電源、航空宇宙といった分野の新規市場開拓において実績を築いてきた。今回の就任に際し、同氏は、「テクノロジー先進国である日本は、Alteraにとって重要な市場。今まで培ってきた経験をもとに、日本アルテラのさらなる成長を目指す」とコメントを述べており、先端の14nmトライゲート・プロセス製造デバイスを含むGeneration 10 FPGA & SoCならびにEnpirion電源ソリューションといったデバイスを、カスタマにマッチする形で提供し、製品設計を支援していきたいとしている。
2015年07月01日ルネサス エレクトロニクスは7月1日、同日付でCTO(最高技術責任者)を設置し、生え抜きである日高秀人氏が就任したことを発表した。今回の役職は、技術という側面から、5年先、10年先のグローバルな市場動向やカスタマニーズなどを見据え、戦略を立て着実に実行する役割として、横断的に全社の技術戦略の方向性や技術開発を統括することを目的に設置されたもの。執行役員としての役割もあるため、経営的な側面からも自社の技術の強化を図るほか、開発リソースの効率的な運用を図り、コアなテクノロジへの集中、強化を進めていく予定としている。なお日高氏は、1983年に三菱電機のLSI研究所に入所して以降、2003年に日立製作所と三菱電機の半導体部門を合併させたルネサス テクノロジにおいて第一事業本部 マイコン事業部FlashMCU開発部 FlashMCU第五グループマネージャを務め、以降、フラッシュメモリ搭載マイコンの開発責任者としてマイコンの技術開発を担当してきたほか、NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジとの合併によって誕生したルネサス エレクトロニクスにおいても、技師長を務めてきた。また、半導体回路に関する国際学会であるIEEEや電子情報通信学会の委員を歴任してきたほか、国際固体素子回路会議(ISSCC)の議長も務めるなど、先端の半導体技術のけん引役も担ってきており、同社では、今後の成長、特に技術革新にこうした経験が活用されることを期待するとコメントしている。
2015年07月01日ネットアップは6月30日、2016年度の事業戦略発表会を開催した。同社は5月1日から新年度がスタートしたが、同社の業績について同社代表取締役社長 岩上純一氏は、「ドルベースで14.5%伸びており、勢いが強いのが今のネットアップの環境だ。国内の売り上げはこの3年で2.1倍になり、オフィススペースは1.7倍となり順調に伸びている」と好調さをアピールした。同氏は、今後のストレージの市場について「現在は『Cloud Enable』(現在あるシステムをクラウドに移行する)から『Cloud Native』(最初からクラウドで利用することを想定したシステム)へという流れがあるが、クラウドはもはや使うのが前提だ。ただ、クラウドに移行するには、オンプレミス環境を可視化することが前提となるため、大手の製造業も必至になって次世代エンタープライズアーキテクチャーで作っている。それに対してネットがアップが何ができるかといえば、Software Definedですべて製品が作られている会社なので、Software Defined Infrastructure(SDI)やSoftware Defined DataCenter(SDDC)といったSoftware Definedされたインフラの上にネットワーク、サーバ、ストレージを置きたいと思っている。そういったインフラをどうやってオーケストレーションするかが課題で、それに対してストレージベンダーがどうかかわっていくかだ。その答えはまだ見つけていないが、すでに製品はあるので、そういった環境を構築しておくことが重要だ」と、次世代のエンタープライズインフラは、Software Definedで構築すべきで、ネットアップの製品がすでに、Software Definedインフラに対応済みであることを強調した。ただ、今後、同社がストレージ販売に注力することはしないという。その理由を岩上氏は、「米国ではすでに出荷の6割がホワイトボックスで、そこと戦うのはネットアップのコアビジネスではない。これらは価格は安いが管理できない製品だ。われわれはそこに対してインテリジェンスな製品を提供している。すべてをお客様の管理化に置くということが重要だ。そして今後はソフトウェア、ソリューション、アプライアンスをしっかりやっていく」と、今後はストレージの管理に主軸を置くとした。同氏は国内戦略のビジョンを、「これまでと変わりがないが」と前置きした上で、「常に革新的かつ実効性の高い技術をもって、お客様の成功を支えるTrusted Advisorになる」とし、同社が目指す方向性については、「われわれの製品がお客様の業務の中で、どれだけ事業貢献できるかだ。それがわれわれの使命でありミッションだ。ネットアップはTrusted Advisorとして、インフラ構築のオールラウンダーを目指しており、データマネージといえば、ネットアップという環境を作っていきたい」と語った。同氏はそのための戦略を、「もしかすると、われわれは5年後にはディスクを売っていないかもしれない。その分野に特化したソフトやソリューションを提供し、日本からイノベーションを起こすような会社になっているかもしれない。お客様のデータ管理を解決するには、お客様の業務を理解できる人間をどれだけ増やすかで、そのための人員を増強している。そういう意味で、コアベンダーとしてお客様の業務に参加していきたい」語り、具体的に、ハイブリッドクラウド推進部隊として13名、データアーキテクト6名、営業SE20%をぞれぞれ増員、オフィスも1.7倍に増床し、Customer Briefing Centerの開設、検証センターの増設、常設トレーニングセンターの設置を行ったという。では、何を差別化ポイントとして事業を展開するのか?これについて岩上氏は、「われわれの国内のシェアは10%程度で、それを踏まえた上でのわれわれ価値は、ネットアップの単一のアーキテクチャによってお客様にバリュー提供できる点だ。ネットアップのONTAPというデータマネージメントを提供することで、お客様の環境を軽く、早く、安く、高品質にできる。SDS(Software Defined Storage)をすべて兼ね備えているのがONTAPだ」と述べた。
2015年07月01日俳優の松山ケンイチが主演を務めるWOWOW初の連続時代劇『ふたがしら』(毎週土曜22:00~)の放送を記念した、入江悠監督と時代劇研究家・春日太一氏との対談がこのほど、実施された。同作は、オノ・ナツメの漫画が原作で、盗賊たちの策略とだまし合いを描く時代劇。盗賊一味"赤目"として盗みを働く、豪放な性格の弁蔵(松山)とクールな色男の宗次(早乙女)。ある日、敬愛する頭が急逝し、2人は旅立つ決意をする――というストーリーだ。入江監督は、今回が時代劇初挑戦で、事前に春日氏の著書を読んで研究して撮影に臨んだという。一方の春日氏も、入江監督がどのように撮るかに興味を持っていた中での対談。同じ日大芸術学部出身で世代も近いことから、初対面ながら大いに盛り上がり、1時間20分にわたってしゃべり続けた。春日氏は「時代劇や京都をナメた作り方をしていたら容赦なく批判するつもりでした」という思いで『ふたがしら』を視聴。実際に見終わって「過去の時代劇に対するリスペクトを持ちながら、なおかつ京都への闘いも挑んでいて、非常にうれしい作品でした」と絶賛した。一方、入江監督は、春日氏の著書『あかんやつら』と『なぜ時代劇は滅びるのか』を読んだことで、「自分のなかでひとつ武器ができた感じがします」と感謝。また、京都職人特有の仕事の仕方と、東京から来たスタッフや俳優の戸惑いの様子を話すと、春日氏はそれに深く理解しながら、自身の知識や意見を伝えた。話題は同作にとどまらず、これからの時代劇のあり方にも。収録後も「あと30分は話せた」と話は尽きなかったようで、入江監督は「『ふたがしら』に関して辛口批評も聞きたいし、春日さんから昔の時代劇の話をもっと聞きたい!」と熱望し、『ふたがしらナイト』と題したトークイベントを開催しようというアイデアまで飛び出した。『ふたがしら』は、6月27日に第3話を放送。入江監督は「舞台は大阪に移り、登場人物が一気に増えて、ぼくの大好きなマキノ雅弘監督の集団劇のようになっていきますので、そこを楽しんでいただきたいです」と見どころを語っている。なお、対談の模様はWOWOWの特設サイト「W流」にて公開されている。
2015年06月26日ジェニファー・ローレンスと交際中のクリス・マーティンが、ロンドンでカイリー・ミノーグと2人きりで歩いているのを目撃された。クリスとカイリーは21日午前1時30分頃(現地時間)、ロンドンの街を一緒に歩いているところを写真に撮られた。カイリーはその数時間前、市内のハイド・パークで行なわれた音楽フェスに出演していたが、クリスのバンド「コールドプレイ」は出演していない。2人は以前から友人同士で、カイリーは数年前に地元オーストラリアで「コールドプレイ」公演にサプライズ・ゲストとして登場したこともある。だが、深夜に腕を組んで歩く姿は友だち以上の親密さがうかがえた。2人は話し込みながら、国会議事堂からバッキンガム宮殿を通り、セント・ジェームズ・パークに消えたという。47歳のカイリーは恋多き女性としても有名で、「INXS」の元シンガーの故マイケル・ハッチェンスやオリヴィエ・マルティネスなどと交際してきたが、一昨年に10歳下のスペイン人モデルのアンドレス・バレンコソと破局し、現在はシングル。一方、38歳のクリスは2児をもうけたグウィネス・パルトロウと昨年3月に破局を発表。ほどなくして13歳下のジェニファー・ローレンスと交際が始まったが、すぐに一度破局、昨年後半に仲直りしている。クリスとグウィネスの離婚は今年4月に成立したが、その後も2人で一緒に食事に出かけるなど、フレンドリーなつき合いを続けている。そこにさらにカイリーが参戦?ジェニファーは心中穏やかではなさそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月26日7月3日より放送がスタートするTVアニメ『うしおととら』(TOKYO MX 毎週金曜 22:30~ほか)の特別企画として、原作者・藤田和日郎氏と西村聡監督のスペシャル対談映像が公開された。本作は、1990年~96年に漫画誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載され、累計3,000万部以上を記録した藤田氏による漫画が原作。主人公の少年「蒼月潮(うしお)」と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪「とら」の"うしとら"コンビが、世界の存亡をかけた妖怪との壮大な戦いに巻き込まれていく姿が描かれる。アニメ化決定について西村監督は「でかいのきたな! と思いました」と大きなプレッシャーを感じたことを吐露。一方の藤田氏は、「終わってからだいぶ時間が経っているので、『うしおととら』のアニメ化についてはあきらめていた」としつつも、「アニメ化になってものすごくうれしい。気分的には洗濯物のジーパンの中から千円札が出てきたみたいな。そしてそれが、千円札よりもとんでもなくすごいものだったみたいな感じ」と喜びを表現した。今回のアニメ化にあたってはシリーズ構成に藤田氏も参加し、すべてのエピソードを自身で選んだことが明らかに。全39話で「潮ととらが、最強の敵"白面の者"に向かっていくまで、ガッツリまっすぐ描いていく」構成になるという。7月の放送開始から12月まで26話を放送した後、2016年1~3月期を空け、4月から6月まで13話を放送する予定。またキャストについて藤田氏は、「みなさんバッチリ。特に潮ととらの主役格の二人には、本当にびっくりすると思いますよ」と絶賛。「(とら役の)小山力也さんなんて、普通聞いてるのとはまた違う小山さんですよね」と藤田氏が語ると、西村監督は「今回は違う角度から声を出してもらっている」と演出に触れ、「それがすごく、とららしいと僕は思うんです」と自信を見せる。さらに「(潮役の)畠中さんの声好きなんですよ」と打ち明ける藤田氏は、「潮はね、男前の声じゃイヤだったんですよ」と自身の思いを暴露。藤田氏の中では潮は「底抜けにいいヤツが、獣の槍を持って戦うときにはものすごく怒る」というイメージで、それが今回の畠中の声とうまくマッチしているようだ。また、オープニング曲の筋肉少女帯「混ぜるな危険」も「すごく好き」だと話す藤田氏は、「もう本当にありがたい。実は、大槻ケンヂさんにもあいさつをしてきたんです」と明かし、「味が濃いアニメに普通の主題歌なんて合わない。何回も何回も同じフレーズをたたきつけてくれて、むしろ厚かましく人の耳に残って、脳みそに入ってくる筋肉少女帯のフレーズは絶対に合う!」と熱いコメントを寄せた。最後に、ファンへのメッセージを求められた藤田氏は、「これ以上ない作品です。最高のスタッフと、俺自身もすごく頭使いました。なんてったって、俺以上に才能がある人たちが『うしおととら』を映像化してくれているんだから。原作者としては、今回のアニメに頭からしっぽまで満足しています」と作品への満足を力強く語った。なお、公式サイトと公式twitterでは、声優キャストの配役が順次発表されており、6月24日時点で、蒼月潮役の畠中祐、とら役の小山力也、中村麻子役の小松未可子、井上真由子役の安野希世乃をはじめ、蒼月紫暮役の藤原啓治、羽生礼子役の牧野由依、ヒョウ役の浪川大輔、間崎賢一役の中村悠一、檜山勇役の豊崎愛生、厚沢役のてらそままさき、かがり役の清水理沙、雷信役の三木眞一郎、十郎役の梶裕貴、鷹取小夜役の南里侑香、オマモリサマ役の茅野愛衣、日崎御角役の折笠富美子、蒼月須磨子役の坂本真綾、関守日輪役の水樹奈々、秋葉流役の細谷佳正、杜綱悟役の逢坂良太、杜綱純役の高垣彩陽までが発表されている。(C) 藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会
2015年06月25日LIXILの浴室事業部 浴室開発部 部長 浜田広一氏と、プロトラブズ合同会社 社長&米Proto Labs, Inc.役員 トーマス・パン氏による対談。後編となる今回は、スパ体験を可能にするシステムバス「SPAGE」が世に出るまでの"こだわり"について話が弾んだ。○ユニットバスの歴史パン氏:私はお風呂の歴史に詳しいわけではないですが、70年代のユニットバスにはマイナスのイメージがあったように思います。そこからどのような変遷を経て、SPAGEのようなハイグレードのものが生まれるに至ったのでしょうか。浜田氏:ユニットバスが作られるようになったのは、前回の東京オリンピックが開催された1964年からです。ちょうど高度経済成長の時代で、タイルを一枚ずつ貼っていく在来工法では時間がかかってしまい、住宅の供給に追いつかなかったので、ユニット化が考案されたんです。この時点では省施工がテーマでしたので、お風呂としてのクオリティは置き去りでした。パン氏:確かに、浴槽が小さくて膝を抱えて体育座りしないと入れなかった記憶があります。浜田氏:そんな状況が変わったのは、ちょうどバブルが弾けたあと、1990年代の半ばぐらいからです。ユニットバスから「システムバス」と呼ばれるようになり、高機能なジェットバスが登場しました。この頃から「自分の好きなものが選べる」ようになってきます。実は、昔のユニットバスはB to Bのビジネスで、お客様には選択肢があまりなかったんです。今は30年40年使われ続けたユニットバスの取り替え時期に来ているので、SPAGEはリフォームの需要にうまく合わせることができたと思っています。○「本当にこれで良いのか」を越えてパン氏:SPAGEの開発には、エンジニアリングやコストなどさまざまな難しさがあったと思いますが、最も困難だったことはなんでしたでしょうか?浜田氏:一番大変だったのは「本当にこれで良いのか」という社内の声でした。「肩にお湯をかけるだけでこんな高い製品が売れるのか?」「お風呂で見られるようにしただけでこんなに高いテレビが売れるのか?」という意見です。今までに無い新しいものを作ろうとすると、こうした声を乗り越えていくことが必要になるのですが、今回は特に苦労しました。パン氏:商品企画の段階で難しさがあったわけですね。浜田氏:こうしたハードルを越えるきっかけとなったのは、実際の「体感」です。発売前、弊社研修施設に実物のSPAGEを設置して、営業マンやショールームの担当者、幹部数名に入らせたんです。結果的には、すぐさま「これは売れる」と断言をもらえました。やはり実体験は説得力が違いますね。○空間をこだわり抜くパン氏:肩湯や打たせ湯などの機能は、いかようにでもバリエーションを作れると思いますが、御社のマーケティング資料で内部の構造を拝見すると、作り手がこうあるべきという具体的なイメージと数値目標を持って、何度もテストを重ねてできた商品であることを強く感じますし、その情熱を資料で伝えようとしていますね。実際の反応が良いのは、当然かもしれません。浜田氏:開発メンバーは何回も何回もお風呂に入って試し続けました。ひょっとしたら、設計している時間より入浴の時間の方が長いかもしれません(笑)。パン氏:入浴も仕事だったわけですね(笑)。しかし、これは自分の製品じゃないと頭を切り換えて、客観的に審査する意識も必要だったのではありませんか?浜田氏:はい。その上で単純に身体を洗うだけでなく、もっとリラックスできる空間にするためにはどうしたらいいか、という所まで突き詰めて考える必要がありました。ディテールのところでさらに一歩踏み込むとき、最後の最後には産みの苦しみがあります。でも、それをやるかやらないかで、でき映えが大きく変わってきますから。パン氏:日本のものづくりは、そうして最後まで突き詰める能力が世界一だと常々感じています。浜田氏:SPAGEのメインターゲットであるアクティブシニアの方々は、趣味の道具へのこだわりをすごくお持ちでしょうし、また、現役時代にはものづくりに携わっていた方も多くいらっしゃると思います。そうした方々にも認めて頂けるものができたと思っています。○お風呂にもっと楽しみをパン氏:販売から半年以上経って、ユーザーからはどのようなフィードバックがあったのでしょうか。浜田氏:おかげさまで従来製品の3倍以上の売り上げがあり、まだまだ伸びています。一方で、もっとコンパクトなものが欲しいという要望も頂きました。首都圏には、駅に近くて立地は良いマンションだけれど、築数十年経っていてお風呂が古く、シャワーを浴びるだけで我慢して暮らしているという方が大勢いらっしゃったんです。パン氏:すると、さらにぎゅっとコンパクトサイズに詰めたSPAGEも必要とされているわけですね。このようなフィードバックをもとに、まだまだ進展の可能性を秘めている。商品の勢いを感じますね。浜田氏:日本は世界でも珍しいお風呂文化を持つ国です。ただ身体を洗うだけでなく、お湯に浸かってとことんリラックスする。そんな楽しみを、より多くの方に届けていきたいと思います。
2015年06月25日球団創設80周年を記念して年4回実施される“LEGENDS DAY(レジェンズデー)”の第3弾が6月26日(金) ~ 28日(日)の対横浜DeNAベイスターズ戦にて開催される。阪神タイガースのチケット情報第3弾は、平成15年、平成17年の2度に渡るリーグ優勝で、日本全国にタイガースフィーバーを引き起こした「平成のV戦士たち」を特集する。全日、数多の名シーンを記念特別映像で紹介するほか、6月28日(日)には平成17年に史上最年長最多勝利投手に輝いた下柳剛氏、二度のVシーズンにおいてベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた矢野燿大氏のゴールデンバッテリーが試合前セレモニーで復活する“ファーストピッチセレモニー”を実施。さらに来場者へのプレゼントとして、6月26日(金) ~ 28日(日)の3日間は広げるとポスターになる“レジェンズデープログラム”が、6月26日(金)限定で“レジェンドピンズ”が配布される。チケットは発売中。《“LEGENDS DAY”第3弾「平成のV戦士たち」実施概要》vs DeNA戦 <会場:阪神甲子園球場>6月26日(金) 16:00開門/18:00試合開始(予定)6月27日(土)・28日(日) 12:00開門/14:00試合開始(予定)※ファーストピッチセレモニー(6月28日(日)のみ開催)は13:35~開始予定。※来場者プレゼントは試合開始1時間後までにご入場の入場券をお持ちの方が対象。※レジェンドピンズは3種類からランダムで1個のプレゼントとなり、選ぶことはできません。
2015年06月19日スウォッチ グループ ジャパンのスウォッチ事業本部は6月12日、登山家・フリースキーヤーのサミュエル アンターマッテン氏とのコラボレーション腕時計「SWATCH THE ROUTE」(スウォッチ・ザ・ルート、品番:SUOZ199S)を発表した。6月20日に発売し、銀座、渋谷、大阪のスウォッチストア、およびスウォッチ公式オンラインストアのみで販売する。税別価格は13,000円。サミュエル アンターマッテン氏は、マッターホルンの新しいアルペンルートを確立した登山家。ネパールのJesemba South face初の登頂成功者としても知られている。今回のコラボレーションウォッチは、同氏の偉業を称えて発表されたものだ。また、発売数はマッターホルンの標高4,478mに合わせて全世界で4,478本。日本国内では限定60本となる。ベースモデルは「New Gent」(ニュー・ジェント)で、ダイアルにはマッターホルンのマップをあしらっている。1865年に初めて登頂が成功したルートを赤いラインでデザインし、時針と分針はアイスピックとフックで表現している。ケースはマットダークグレープラスティック、ストラップはグレーナチュラルレザーおよびダークグレープラスティックバックル、防水性能は3気圧、サイズは幅41×厚さ9.85×高さ47.4mm。
2015年06月12日米Twitterは現地11日、7月1日付けでDick Costolo氏がCEOの職を辞任すると発表した。後継として、Twitterの共同創業者で会長のJack Dorsey氏が次期CEO決定までの間、暫定的にCEOを務める。同社はCEO辞任の発表にあたって、理由を明らかにしていないが、引責辞任とする見方が強い。同社は今年4月に通期見通しを下方修正、ユーザー数の伸びが鈍化するなど、成長戦略にかげりが見えていた。なお、Dick Costolo氏はCEO辞任後、同社の取締役としてとどまる。
2015年06月12日人気ゲーム『ラブプラス』や『ときめきメモリアル Girl’s Side』シリーズを手がけたゲームクリエイター・内田明理氏が10日、ゲーム会社・ユークスに10月1日付で入社し、同時に「Uchida lab(ウチダラボ)」の立ち上げを発表した。内田氏は、1993年にコナミデジタルエンタテインメントに入社以降、『ときめきメモリアル Girl’s Side』シリーズ、『ランブルローズ』シリーズ、『ラブプラス』シリーズなどのプロデュースを担当。『ラブプラス』シリーズでは、ユーザーから「お義父さん」と慕われるなど、コナミ一筋のクリエイター人生を送ってきたが、今年3月に同社を退社し、その後の動きが注目されていた。内田氏が入社するユークスは、アメプロを中心としたプロレスゲームに強いゲーム会社で、同氏との一番大きな接点は、2005年にユークスが開発を担当し、コナミが販売した『ランブルローズ』のゼネラルプロデューサーを担当していたことが挙げられる。新たに設立される「Uchida lab」では、さまざまな企画を検討し、手がけるタイトルはプロレスジャンルに限定されず、すぐにマネタイズできるかはわからない実験的な試みも含めてかなり自由な裁量権が与えられるという。内田氏は「(ユークスを選んだのは)ユークスさんと一緒にゲームを作らせていただいたことが非常にいい体験だったのが大きいです。今回は、私に好き勝手やらせていただけるということで、『Uchida lab』を立ち上げました。もしかしたらゲームという枠を飛び越えていくかもしれませんが、何にもとらわれずに考えていきたいです」と、今後の展望を明かした。チームについてはこれから立ち上げ、早ければ年内の企画発表を目指していくという。「Uchida lab」が求める人材については、「無茶なお願いをしても怒らない人。厳しい状況でも、あとひとつ踏ん張ればユーザーさんが笑ったり、喜んだりしてくれる時に頑張ってくれる人と一緒にやりたい。ユーザーさんを見ている人が条件です」としている。内田氏がコナミを退社したことで、注目されるのは『ラブプラス』や『ときめきメモリアル Girl’s Side』といった、根強い人気を誇るタイトルの今後。コナミからの開発協力依頼があった場合は? という問いに対して内田氏は「もちろんウェルカムです」と肯定的に回答。私見と断った上で「映画業界やテレビ業界がそうであるように、ゲーム業界もIP(コンテンツ)とクリエイターのマッチングはメーカーの枠を超えるべきだと考えています」と語った。ユークスが手がけているプロレスゲームと、内田氏のキャラクターコンテンツの融合について同氏は、『ランブルローズ』的な美少女×プロレスのコンテンツの展開にも肯定的な反応。また、『ラブプラス』などのキャラクターデザインを担当した盟友・箕星太朗(旧名・ミノ☆タロー)氏とまた仕事したいかという問いには「それはぜひやりたいです。今でも定期的に連絡は取っています。ですが箕さんは本当に忙しいので、LINEが既読になってもなかなか返事が帰ってこない(笑)。何かあったらいつでも声をかけてくださいとは言われています」と、定期的な連絡をとっていることを明かした。今後の展開について内田氏は「アイデア勝負なのでまだ詳しくは言えませんが、ゲームとして展開しなくてもエンターテインメント的な、ショービジネス的な展開はできると思います」と期待を寄せながら、「色々やりたいことはあるし、可能性は広いと思いますが、まずはこれまで僕の作品を支持して楽しんでくれていた方々に、これからどう楽しんで満足してもらえるかを考えたいと思います。これからは小回りの効く立場で、遊んだら楽しい経験が残るものを作っていきたいと思います」と意欲を語った。会見後、内田氏に話を聞いたところ、コナミ退社後の3カ月間、同氏は自宅で家事と育児に専念しており、娘に「お掃除が得意だからお掃除の仕事をしたら」と心配されたという。昼間は家事をし、夜はさまざまな構想を練る毎日で、10月1日入社までの期間は内田氏側から希望した、いわば充電期間のようだ。コンシューマーゲームやソーシャルゲームなどのプラットフォームの選択については、どんな形でも、まずはユーザーに楽しんでもらうことを大切にして、そのために最適な環境であればプラットフォームは問わないとも語っていた。
2015年06月11日エーアイは6月9日、東京都北区議会議員の斉藤りえ氏が、同社の提供する音声読み上げソフト「AITalk 3 声の職人」を採用したと発表した。斉藤氏は聴覚に障害を持ち、常のコミュニケーションや、議員としての活動、議会発言の際の音声として、同製品を利用。 筆談を生かした接客で「筆談ホステス」として話題を呼び、セミナー講師や執筆活動を行うなか、現在は東京都北区議会議員として、バリアフリー社会の実現を目指す取り組みを行っている。同氏は、6月24日から行われる聴覚障害者向けのITコミュニケーションツールを導入した東京都北区議会の第2回定例会にて、「AITalk 3 声の職人」を利用した一般質問を行う予定となっている。
2015年06月10日ドトールコーヒーはこのほど、パティシエ・吉田守秀(よしだもりひで)氏のブランド「MORI YOSHIDA」とのコラボスイーツ第2弾を「エクセルシオールカフェ」にて発売した。同企画は、「五感で楽しむ」をテーマに、吉田氏がプロデュースしたスイーツを「エクセルシオールカフェ」のみで提供するというもの。吉田氏は2013年4月、フランス・パリにパティスリー「MORI YOSHIDA」を開店。2014年の「サロン・デュ・ショコラ」では、フランス国内部門の「外国人ショコラティエ賞」を受賞している。同企画で販売するスイーツは、全部で3品。「タルト・シトロンベール」(税込530円)は、ライムとレモンが香るタルト。中には、ライム果汁とレモン果汁を使ったレモンクリームを詰め、トップにバーナーで焼き色をつけたイタリアンメレンゲをあしらった。「シブーストパッション」(税込560円)は、パッションフルーツの甘酸っぱさと、ふんわりとしたシブーストの食感が楽しめる商品とのこと。パイタルトの中にはパッションクリームとパッションフルーツのコンフィチュールを詰めている。ビターチョコレートを重ねた「エクレアショコラ」(税込460円)は、豊かな風味が特徴とのこと。中にビターチョコレート、カスタードクリーム、マスカルポーネをホイップしたクリームを入れた。ビターチョコレートのプレートを上に飾っている。なお、「ベージュ」「タルトシトロン」「ガトーショコラ」は販売を終了している。
2015年06月09日VAIO株式会社は6月8日、経営体制をあらため、新たに大田義実氏が代表取締役および執行役員社長に就任したことを発表した。前代表取締役社長の関取高行氏は取締役副会長に就いた。その他の執行役員に変更はない。大田氏は、1952年10月12日生まれ。1976年に一橋大学商学部を卒業し、ニチメンに入社。同社 石炭鉱石部 部長、ブラジル会社社長、経営企画部長などを経て、2003年に同社執行役員 機械・金属カンパニー長に就任。2004年4月に双日(ニチメンと日商岩井の統合会社)の常務執行役員に就いた。2009年に取締役副社長を務めていた双日ロジスティクスを退社した後、サンテレホン 代表取締役社長、ミヤコ科学 代表取締役社長などを歴任。この度のVAIO 代表取締役社長就任に至る。
2015年06月08日セイコーネクステージは6月上旬から、デザイナーであるツモリチサト氏の世界を展開するウオッチシリーズとして、初のソーラー充電モデルとなる「ビッグキャット! マリン」を発売する。全5モデルを用意し、税別価格は各38,000円。ビッグキャット! マリンは、ねこの顔をモチーフにしたコレクションの「ビッグキャット!」をベースとして、ダイバー風デザインを採用。スポーティーな大きめサイズ、20気圧防水、回転ベゼル+カラーリングなどが、マリン気分を盛り上げる。各モデル共通の仕様として、ケースとバンド素材がステンレススチール、ケースサイズが外径38.5×厚さ13.5mm、風防がカーブミネラルガラス、針とインデックスにルミブライト、逆回転ベゼルなど。
2015年06月05日