『エイリアン:コヴェナント』のガイ・ピアースと、ユアン・マクレガー初監督作『アメリカン・バーニング』でも熱演を見せるダコタ・ファニングが主演を務める『ブリムストーン』。このほど、「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントンや注目の新星美少女エミリア・ジョーンズらを含めた場面写真が、一挙に解禁となった。愛と暴力と信仰心を巡る壮絶な年代記(クロニクル)を、ガイ・ピアースやダコタ・ファニングら実力派俳優たちの競演で描く本作。オランダの名匠マルティン・コールホーヴェンがメガホンをとった。今回到着した13点もの場面写真は、忠実に再現された19世紀アメリカの西部開拓時代の壮大な世界観が収められている。緊迫した表情を見せるのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」ジョン・スノウ役で世界的に知られ、グザヴィエ・ドラン監督による初の英語作品『The Death and Life of John F. Donovan』(原題)の主演に抜擢された注目の若手俳優キット演じるサミュエル。また、入浴中に何者かを目撃したようなエミリア演じるジョアンナの姿も。目隠しをされたダコタ演じるリズや、金属の拘束具を頭部にはめられたカリス・ファン・ハウテン演じるアンナの写真からは、本作の不気味さと不穏さを伺い知ることができる。『ブリムストーン』は2018年1月6日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月12日女優・宮沢りえが、絵本、コミックス、アニメーションと、世界中の人々から愛されているムーミンの映画最新作となるパペットアニメ『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』で“ムーミン役”として、12年ぶりに劇場版アニメ主演を務めることが決定した。これまで、岸田今日子(テレビアニメ「ムーミン」1969年、1972年)や高山みなみ(テレビアニメ「楽しいムーミン一家」1990年ほか)、松たか子(「ムーミン パペット・アニメーション」2012年)らによって演じられてきた主人公ムーミントロール。映画シリーズ初となる“冬のムーミン谷”が舞台となる今作では、主人公ムーミントロールを、『紙の月』『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞ほか各映画賞を総なめにした、日本を代表する実力派女優・宮沢りえが担当!宮沢さんは女優だけでなく、フランス映画『オーシャンズ』のナレーションや、実写版『ジャングル・ブック』の吹き替えも担当しており、劇場版アニメの吹き替えは、人形アニメ監督・川本喜八郎の『死者の書』以来実に12年ぶりとなった。宮沢さんは「ムーミンは子どもの頃、絵本やアニメで楽しませていただいてました。芸術的な絵の色彩やムーミン谷の世界観にドキドキしましたし、キャラクターそれぞれが本当に生き生きしていて、ムーミンの正義感、勇気、おおらかさ、自由さに、心踊っていましたから、今回声という表現で、参加させていただくことをとても嬉しく思っています」とコメント。また「子どもの頃人見知りだった私に母が『ねぇムーミン、こっち向いて…』というフレーズを借りて、私の名前でこの歌を口ずさむことがありました。それがとても好きだったし、大切な思い出です」と自身の幼少期をふり返り、「夢や希望だけでなく現実的なテーマにユーモアをちりばめたムーミンの世界観の魅力をお子さんは勿論、歳を重ねた方々にも、お届けできるように、私自身も楽しみながらムーミンを演じたいと思います」と意気込みを語った。さらに宮沢さんのほかにも、キアヌ・リーブスやトム・クルーズ、ユアン・マクレガーの吹き替えでお馴染みの森川智之と、「鋼の錬金術師」エドワード・エルリック役やルーシー・リューの吹き替えを多く担当する朴ロ美という実力・人気を兼ね備えた声優がそのほかの役を見事な声色で演じ分けるほか、歌手であり『アナと雪の女王』のアナ役の好演で一躍注目を浴びた神田沙也加がナレーションを担当することも明らかになった。『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』は12月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月30日エマ・ワトソンを主演にダン・スティーヴンス、ユアン・マクレガーらを迎え、また、日本語吹き替え版にも昆夏美や山崎育三郎など豪華なキャストが顔を揃えた『美女と野獣』が、ついに本日9月13日(水)よりデジタル先行配信がスタート。これを記念して、多くの観客たちを魅了したボールルームシーンの本編映像と、その日本語シング・アロング版(日本語歌詞付き)映像が初公開!ポット夫人役の岩崎宏美から、歌唱アドバイスも到着した。日本国内でも興行収入120億円を突破、邦画洋画を合わせた2017年公開作品でNo.1の大ヒットを記録し、いまなお記録を伸ばし続けている本作。今回解禁されたのは、本作を代表する名場面の1つで、アニメーション版ではアカデミー賞歌曲賞も受賞した楽曲「美女と野獣」が流れるボールルームでのダンスシーンの一部。さらに、本作のMovieNEXに収録されている同楽曲の日本語シング・アロング版の本編映像。このボールルームのシーンは、ベルと野獣が、お城の住人たちの力も借りながら初めて2人でダンスをする場面で、ベルと野獣がお互いに心を通わせる様子が描かれる本作の中でも特に重要なシーン。映画公開時には、解禁されていなかった貴重な映像だ。その場面で、お城のキッチンを取り仕切る料理人ポット夫人が披露するのが「美女と野獣」。実写版ではオスカー女優エマ・トンプソンが素晴らしい歌声を披露、豪華絢爛なボールルームの煌びやかな映像と重なり、感動的なシーンとなった。また、演技力・歌唱力に定評のある実力派俳優が勢ぞろいした日本語吹き替え版でポット夫人を演じていたのが、歌手・岩崎宏美。プロモーションでは主役ベルと野獣役を務めた昆さんと山崎さんがデュエットソングとしても披露していた本楽曲だが、劇中では岩崎さんがソロで、情緒豊かに歌い上げている。日本語シング・アロング版では、画面で新たに訳された歌詞を見ながら、一緒に歌うことができる。ポット夫人役の岩崎さんからは、「テーマ曲『美女と野獣』は、きっと皆様のお耳には馴染んでいるかと思いますが、実はオーケストラにタイミングを合わせることが意外に難しいんです。何度も聴いて演奏の流れをつかみ、ベルと野獣の気持ちになって気持ちよく歌えるように頑張って下さい」とのアドバイスも。ぜひ一緒にシング・アロング版で歌ってみては?『美女と野獣』はデジタル先行配信中、MovieNEXは10月4日(水)より発売(※同日ブルーレイ・DVDレンタル開始)(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年09月13日1996年にイギリスで製作された映画『トレインスポッティング』。ドラック中毒の主人公たちの日常を描き、ポップカルチャーの代名詞となった同作が、20年の時を経て、ダニー・ボイル監督の手により続編『T2 トレインスポッティング』を完成させた。そのBlu-ray&DVDが9月6日に発売。リリースの記念にお笑い芸人の劇団ひとりとコラボした"なりきりポスター"がお披露目された。続編の舞台は前作から20年後。大人になりきれないダメな男たちの新たな旅立ちをユーモラスを込めて映し出す。キャストは主人公のを演じたユアン・マクレガーをはじめ、ジョニー・リー・ミラー、ユエン・ブレムナー、ロバート・カーライル、ケリー・マクドナルドとオリジナルキャストが再集結している。実は20年前、ひとりは雑誌『犬田号』(太田出版)の企画にて、『トレインスポッティング』の登場人物になりきってのビジュアル撮影を行っており、今回は作品同様、20年越しにキャラクターに扮している。当時のことを「すかっり忘れていた」と笑うひとりだが、「あそこまでドラックをスタイリッシュに描いていた映画はなかった。サブカルっぽいけど、ちゃんとエンターテイメント。この撮影のときはちょうと見た後くらい。感化されていましたね」と振り返る。現在40歳のひとりがハタチとなる20年前。当時は、ネタ見せ番組『ボキャブラ天国』が一世を風靡するなどお笑いブームの真っ只中で、若手がアイドルのように人気を馳せていた時代だった。「芸能界で天下をとってやる」。そう意気込んでお笑いの道を歩んでいたひとりだったが、のちに転機だったと言う出来事が起こる。お笑いコンビ「スープレックス」の解散だ。「『トレインスポッティング』の撮影から3、4年後にピン芸人になったのが芸能人生でいうとターニングポイントだった。当時は相方に逃げられてショッキングで路頭に迷いました」。コンビ活動を考えていたひとりにとって解散は予想外の事だった。しばらく相方を探しつつ、芸人を休もうと考えていたが事務所の先輩であるデンジャラスの安田和博から、ある言葉をかけられたという。「解散したその日に太田プロ(ひとりの所属事務所)の先輩たちが集まってくれた。僕は相方を探すまで休もうかなと思っていたら、安田さんが『ちょっと休むって言って辞めていった芸人は何人も知っている。何かやれよ』と言ってくれた。その言葉が自分の中でえらくしっくりきた。それで、次の日からピンで活動をする。やれるまでやろうと思った。解散の直前にもお笑いライブで、遊びでピンもやっていたのでネタはあったんです。だから、ちょっとしばらくピンでやろうかなと。いいタイミングでしたね」。再出発後、『笑わず嫌い王決定戦』などに出演し、ブレイク。その後も活躍はめざましく、『陰日向に咲く』で小説デビューをし、続く2作目の『青天の霹靂』は大泉洋、柴咲コウらで実写化され、自身が監督を務めた。ハタチの頃には予想もしなかった濃い20年。では20年後はどうなっていたいのか、聞いてみた。「あの頃はなにがなんでも(ビート)たけしさんになってやる! という気持ちでやっていた。40歳になって、自分の技量も分ってくると、追いつけないとわかった。芸能界に風穴をあけてやろうと思ったけど、今は細く長くっていう気持ちで生きています。60歳…。うーん、そうですね。20年後は渡辺正行さんみたいなポジションにいたら僕は大満足です(笑)」。
2017年09月01日1996年、世界中で一大旋風を巻き起こした『トレインスポッティング』。21年ぶりとなる待望の続編『T2 トレインスポッティング』のブルーレイ&DVDが9月6日(水)より発売されることにあわせ、映像特典<20年の時を経て:ダニー・ボイル監督とキャストによるトーク・セッション>より監督とユアン・マクレガー、ロバート・カーライル、ジョニー・リー・ミラーも交えて前作について語る貴重なトーク・セッションの映像がいち早くシネマカフェに到着した。舞台は、前作から20年後。大金を持ち逃げした主人公マーク・レントンは故郷に戻り、親友たちと再会するが、それぞれに複雑な思いを抱えていた。いつまでも大人になれないダメな男たちの新たな青春の旅立ちを、ユーモアとペーソスを込めて描き、前作以上に奥行き深いドラマとなって蘇った。オスカー監督ダニー・ボイルの演出は前作以上にパワーアップしており、「失望しないこの続編を選べ!」(ザ・ガーディアン)、「まさに待ち望んだ通りの続編」(ザ・サン)と英国のマスコミも絶賛し、公開3日間で7億円超えというヒットを記録した。映像特典には、ファン必見の<ダニー・ボイル監督とジョン・ホッジ(脚本)による音声解説>や、29にも及ぶ未公開シーンなど貴重な映像を収録。その中から今回公開されたのは、<20年の時を経て:ダニー・ボイル監督とキャストによるトーク・セッション>の一部。スパッド役ユエン・ブレムナー以外のメンバーが顔を揃えた。ボイル監督が、ほかの3人に「続編の脚本が届いてから意識的に前作を見直したかい?」と訪ねると、シック・ボーイ役のジョニーは「もちろん」と即答。一方、ベグビー役のロバートは「見てない」と言う。その理由は、「20年間ずっとベグビーを引きずっているからね。週に1度は彼のことで話しかけられたりするんだ。だから常に彼のことを考えている」と、自身が演じるベグビーに対する強い想い入れを明かした。それに対し、ボイル監督は「1996年に公開されてから1度も見てない?」と驚いた様子。また、ネットの動画サイトにアップロードされていたダース・ベイダーにベグビーの声を吹き替えた動画について「あれは見たかい?」とボイル監督が尋ねると、カーライルは「みんなが携帯で見せてくれるからね。200回は見たと思うよ」と冗談交じりにコメント。そんなロバートが、ユアンに前作を見たのか聞くと、「エディンバラに向かう飛行機で見たいと思って、アメリカの自宅でダウンロードしたんだ。飛行機に乗って、照明が消えたから再生ボタンを押した。ところがアメリカ版(スコットランド訛りのない英語で収録されたもの)だった。オープニングからいきなり吹き替えだったよ」と、恨めしそうに激白!自身が見たかったバージョンではなかったようだが、それでも「それなりに楽しめたよ。本当に久しぶりに見た」と、過去を懐かしみながら感想を語っていた。『T2 トレインスポッティング』は順次デジタル先行配信中、ブルーレイ&DVDは 9月6日(水)発売&レンタル開始。発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(c) 2017 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:T2 トレインスポッティング 2017年4月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2017年08月24日『スター・ウォーズ』からオビ=ワン・ケノービをテーマとした新たなスピンオフ映画が誕生するようだ。「The Hollywood Reporter」によると、監督候補として『リトルダンサー』や『めぐりあう時間たち』のオスカー監督スティーヴン・ダルドリーが「ルーカスフィルム」と交渉に入っているという。ダルドリー監督が契約することになれば脚本にも関わるのだそうだ。しかし、関係者はあくまでも交渉は初期段階で、脚本も存在せず、主演俳優の名前もまだ上がっていないことを強調している。オビ=ワン・ケノービの役は『スター・ウォーズ』のエピソード4から6を故アレック・ギネスが、エピソード1から3までをユアン・マクレガーが演じた。『スター・ウォーズ』のスピンオフ映画といえば、ほかにハン・ソロが主役の映画も控えている。ほとんど撮影を終えた時期に監督がフィル・ロードとクリス・ミラーからロン・ハワードに交代するという事件もあったが、こちらの撮り直しもまもなく終了。「ルーカスフィルム」はハン・ソロ、オビ=ワン・ケノービのほかヨーダやボバ・フェットの単独映画の製作も検討しているという。(Hiromi Kaku)
2017年08月18日部活のノリで街を救う高校生がスパイダーマンとなり、アイアンマンに導かれて真のヒーローになっていく『スパイダーマン:ホームカミング』。いま、本作で新スパイダーマンこと主人公ピーター・パーカーを演じるトム・ホランドの驚異の身体能力が、大きな注目を集めている。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦し、スパイダーマンとアイアンマンとの競演でも話題となっている本作。主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役を演じるのは、英国アカデミー賞でライジングスター賞を受賞した新進気鋭の英国俳優、トム・ホランド。『リトル・ダンサー』のミュージカル版「ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー」で2008年から2010年まで主演を務め、スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』(’11)で神木隆之介が演じた青年・翔の英国版の吹き替え声優として映画デビュー。ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガーと共演した『インポッシブル』で一躍注目を集め、クリス・ヘムズワース主演『白鯨との闘い』などでも確かな演技力を披露した。スパイダーマンの生みの親スタン・リーには、「トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と言わしめるほどの逸材。そんな彼のスパイダーマンばりの身体能力が、いま注目の的だ。先日、出演した米国の超人気番組「リップシンクバトル」では、リアーナの「アンブレラ」を本気の“口パク”&ダンスパフォーマンスで披露!その驚異的なポテンシャルの高さに世界中のファンたちが熱狂し、あの日本を代表する歌姫・宇多田ヒカルも、放送後に公式Twitter上で「The best part of my day so far:discovering Arthur Russell’s album "Another Thought" and Tom Holland’s rendition of "Umbrella"(本日のハイライト:アーサー・ラッセルのアルバム『アナザー・ソート』を発見&トム・ホランドによる『アンブレラ』の演出)」とつぶやくなど、その注目度は日に日に増すばかり。実際の撮影現場でも、ジョン・ワッツ監督がスタントの多くをトム自身にやってもらったと語っており、トムは撮影に向けさまざまなトレーニングを積んだという。「毎日できる限りたくさん腹筋をしたんだ。そのおかげで、ワイヤーからぶら下がっているときもバランスをうまく保つことができたよ。体操選手は信じられないくらい強い体幹を持っているけれど、それは何か失敗をして頭から落下しても、身体がきゅっと締まって怪我をしないためなんだ。だから僕も体幹を鍛えたんだ」と語っている。「でも今回一番役に立ったトレーニングは、ボクシングだった」とトム。「ボクシングのおかげで、朝から晩まで元気でいられる体力をつけることができたんだ。1日15、16時間撮影する日もあったからね。ボクシングが土台になっているんだ」と語る一方で、短期間で贅肉を落とすEMS(電気による筋肉刺激/Electrical Muscle Stimulation)なども取り入れるなど、肉体づくりにはかなり気を使っていた様子だ。6月1日に21歳の誕生日を迎えたトム。彼の公式インスタグラムには、肉体美を作る姿やアクロバティック映像が数多く投稿されており、劇中でもどんなアクションを披露しているのか、いまから気にならずにいられない。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年06月04日ユアン・マクレガー演じる『スター・ウォーズ』シリーズのオビ=ワン・ケノービ役が、実は『恋に落ちたシェークスピア』のジョセフ・ファインズの手に渡る寸前だったことが明らかになった。現在、カナダの作家マーガレット・アトウッドによるベストセラー「侍女の物語」をベースとしたドラマ「The Handmaids Tale」に出演しているジョセフ。同ドラマの第1シーズンが好評で、今月、第2シーズンの更新が発表された。順調なキャリアを築いているジョセフだが、「The Wrap」に「過去のオーディションに関する印象的なエピソード」を尋ねられて切ないエピソードを披露している。「ライトセーバーを振り回す大きな映画のオーディションかな。何回も受けて、僕と、同じ演劇学校出身のもう1人の素晴らしい俳優(ユアン)が残ったんだ」とぽつりぽつりと語り出した。「最後は監督に呼ばれて会いに行ったんだよ。そこには、監督の5歳くらいのかわいらしい娘さんもいてね。監督が『彼はジョー。オビ=ワン・ケノービ役にほぼ決定している人だよ』と紹介してくれたものだから、うれしくてびっくりしちゃった」とふり返る。しかし、直後に痛恨の一撃が待っていた。監督の娘に「この人キライ。だって気持ち悪いもん。ヤダ」と拒否されてしまったという。もちろん監督とはジョージ・ルーカスのことだ。子どもは時に残酷…。こうして、オビ=ワン・ケノービ役はユアンが演じることになったそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年05月25日毎年、映画ファンが気になる新作や日本未公開作を多数上映する新宿のミニシアター、シネマカリテが贈る映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション」、略して「カリコレ」が今年も開催。そのラインナップが決定した。2014年の第1回開催から今年4周年を迎えた魅惑の映画祭「カリコレ」。今年のラインナップも、ジャンルや国境を超えた選りすぐりの新作、旧作、未公開作がズラリ。昨年に引き続き、映画祭のメインビジュアルにはイラストレーター・田中梓氏がこの映画祭のために描き下ろした新ビジュアルが起用されている。映画祭のオープニングを飾るのは、安藤サクラ主演『百円の恋』で映画賞を総ナメした武正晴監督が、瑛太&佐藤江梨子との強力なタッグで贈る最新作『リングサイド・ストーリー』。役者として売れず苦悩するヒデオと、格闘技団体で働きながら彼を支えるカナコを通して、華やかなエンターテイメントの裏側で奮闘する人々の姿を快活に描いた人情喜劇。K-1世界チャンピオンをはじめ現役K-1ファイター、伝説のプロレスラー武藤敬司など名だたる格闘家たちも多数出演する。クロージング作品には、8年の歳月をかけ完成された伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」にせまるジム・ジャームッシュ監督による最新作『ギミー・デンジャー』が決定。また、先行プレミア作品として、太賀、中村蒼、矢本悠馬、染谷将太という豪華共演で贈る青春ロードムービー『ポンチョに夜明けの風はらませて』が登場。高校生活最後の旅に出た男子高校生たちが旅先での体験を通して自分たちの生き方を見つけていく早見和真による小説の実写化を、いち早く鑑賞できる。さらには、『フランシス・ハ』のノア・バームバックと『マッド・ガンズ』のジェイク・パルトロー両監督が、ハリウッドの巨匠ブライアン・デ・パルマ監督の波乱万丈な映画人生に迫るドキュメンタリー『デ・パルマ』。ユアン・マクレガーが初監督で挑む、作家フィリップ・ロスのピューリッツァー賞受賞小説を映画化した主演作『アメリカン・テロリスト』ほか、さまざまな映画祭で受賞を重ねるカナダの新しい才能ステファン・ダンが描く青春ファンタジー『さよなら、ぼくのモンスター』、各映画祭で熱狂的に支持されたトリッキー・ホラームービー『フィアー・インク』、近所に住む苦労人のレズビアンと裕福な主婦の長く壮絶な戦いを描いた女同士のガチバトル『キャットファイト』、“氷上の『マッドマックス』”といわれる本格SFアクション『ウィンター・ドリーム-氷の黙示録-』。スラム街で育ち偉大なファイターとなったプロボクサーのロベルト・デュランの半生を、エドガー・ラミレス、アッシャー、ロバート・デ・ニーロ、さらに2017年最注目女優の1人アナ・デ・アルマスの競演で贈る『ハンズ・オブ・ストーン』、ブロードウェイで公演された戯曲をベースに、ルーニー・マーラ、ベン・メンデルソーンなど豪華キャストで贈る禁断の恋の物語『ウーナ』など、気になる作品が続々。本映画祭の名物オリジナル企画“大井武蔵野館MEMORIAL”では毎年恒例『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』のほか、ベスト・アクション復活祭’17と題してベスト・アクション・シリーズ最高傑作との呼び声高い伝説のカルト・ムービー『吐きだめの悪魔(HDバージョン)』がスクリーンに復活する。5週間にわたり上映される、バラエティに富みすぎた(!?)作品の数々。“あなたの1本”を見つけてみては。「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」は7月15日(土)~8月18日(金)まで新宿シネマカリテにて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年05月18日主演のエマ・ワトソンがベル役、ダン・スティーヴンスが野獣役を務める映画『美女と野獣』。4月21日より日本公開された本作だが、公開4週目を迎えた今週末も動員・興行収入を伸ばし続け、4週連続No.1を達成したことがこのほど分かった。不朽のディズニー・アニメーション「美女と野獣」を、ディズニー自身が実写映画化に挑んだ本作は、“人と違う”ことを自分だけの輝きに変えるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分を受け入れられない野獣。ベルはなぜ野獣を愛したのか?知られざる真実が明かされる…。キャストには、エマとダンのほかにも、野獣の宿敵・ガストン役をルーク・エヴァンス、ルミエール役をユアン・マクレガー、ポット夫人役をエマ・トンプソンが演じるほか、豪華俳優陣が演じている。公開から5月14日までに、動員564万9,320人、興行収入79億3,794万3,000円という数字を叩き出し、順調に記録を伸ばしている本作だが、そんな勢いは映画だけにとどまらず、主題歌「美女と野獣/アリアナ・グランデ&ジョン・レジェンド」の勢いも加速。J-WAVE各番組でのOA回数、リスナーからの投票、都内主要CDショップの売り上げを元に集計されるJ-WAVEの「TOKIOHOT100」では、4月30日から3週連続でチャートNo.1を獲得するなど、日本中に旋風を巻き起こしている。さらに、本作はプレミアム吹き替え版も同時に公開中で、ベルを演じる昆夏美、野獣役の山崎育三郎の美声にも絶賛の声が寄せられている。先日、国内興収70億円を突破したことが発表されたばかりの本作。洋画の実写作品が4週連続週末動員ランキングNo.1を達成するのは、2015年4月公開の『シンデレラ』以来2年ぶりの快挙。夏休み興行に向け、まだまだ本作の人気は続きそうだ。『美女と野獣』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月15日現在大ヒット公開中の映画『美女と野獣』。この度、本作のヒットを記念して、人気声優の緑川光、諏訪部順一、森川智之、豊永利行が出演する番組「緑川光と諏訪部順一のディズニーっコらぢお~今夜は野獣ナイト~」が、動画サービス「niconico」の「ニコニコ生放送」にて配信されることが決定した。エマ・ワトソンを主演に迎え実写映画化した『美女と野獣』。4月21日(金)に日本公開を迎えた本作は、週末3日間で興行収入13.7億円、動員95万人を突破し、『アナと雪の女王』を超える大ヒットスタート。さらに、公開2週目もその勢いは衰えず、30日(日)までには興行収入36.5億円、動員248万人を突破し、2週連続動員ランキング1位を獲得。また本作は字幕版だけでなく、昆夏美(ベル役)×山崎育三郎(野獣役)が務める「プレミアム吹き替え版」も人気を博し、字幕・吹き替えの両方を観賞するリピーターも増えている。そんな中、今回この大ヒットを記念して、人気声優の4人が集まった特番の配信が決定。この特番は、「SLAM DUNK」(流川楓役)や「うたの☆プリンスさまっ♪」(鳳瑛一役)の緑川さんと、「ユーリ!!! on ICE」(ヴィクトル・ニキフォロフ役)や11月公開予定のアニメーション映画『GODZILLA -怪獣惑星-』への出演も決定している諏訪部さんが出演していた、「ニコニコ生放送」の大人気番組「ディズニーっコらぢお」が一夜限りの復活!本作の歌や演技の魅力に迫る今回の特番は、ファンを魅了する美声で「美女と野獣」のあらすじを語る朗読コーナーや、「美女と野獣」の音楽に合わせて、本番組オリジナルの“美女と野獣ダンス“を披露する貴重なショットも!真面目に、面白おかしく『美女と野獣』の魅力を解説していく。また、MCの緑川さんと諏訪部さんに加え、今回ゲストにはトム・クルーズやブラッド・ピット、『美女と野獣』では燭台のルミエール役で出演しているユアン・マクレガーなど、数々の大物俳優の吹き替えを務める森川さん。「ユーリ!!! on ICE」の勝生勇利役や「デュラララ!!」の竜ヶ峰帝人役でお馴染み、そして過去には劇団四季の「美女と野獣」でチップ役を演じていたことがある豊永さんが登場!この2人がさらに番組を盛り上げる。「緑川光と諏訪部順一のディズニーっコらぢお~今夜は野獣ナイト~」は5月5日(金)22時30分~ニコニコ生放送にて配信。『美女と野獣』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月02日「劇場に2回、足を運んでもらう」――そんなディズニーの強い自信が感じられる。『美女と野獣』の日本語吹替版声優陣の顔ぶれのことだ。興行収入200億円、いや、社会現象となったあの『アナと雪の女王』超えのために、彼らの声が必要!そんな思いがひしひしと伝わってくる。そもそも、1月末の吹替キャストの発表の時点で、ディズニーの本気度が感じられた。会見なしのリリースのみによる発表でも、単なる記者会見でもなく、発表の場で、いきなり吹替キャスト11名による生歌を披露!収録はまだ始まってもいないにもかかわらず、圧巻のハーモニーで集まった報道陣を魅了した。正直、一般のファンの方々がいないことが申し訳ないくらいの凄まじいパフォーマンスだった。エマ・ワトソン演じるヒロイン、ベル役の昆夏美、野獣役の山崎育三郎をはじめ、岩崎宏美(ポット夫人)、村井國夫(ベルの父親・モーリス)、吉原光夫(ガストン)、藤井隆(ル・フウ)、成河(ルミエール)、小倉久寛(コグスワース)、濱田めぐみ(マダム・ド・ガルドローブ)、島田歌穂(プリュメット)、池田優斗(チップ)。間違いなく、洋画の日本語吹替キャストとして“史上最強”のメンバーである。普段、あまり舞台やミュージカルを観ない映画ファンは「え?誰?この人たち…」と思うかもしれない。「藤井隆って歌えるの?」と疑問を感じた人もいるかもしれない…。いやいやいや、いずれも演劇、ミュージカルの世界で知らぬ者のいない実力派の面々である。ひとりひとり、どれだけすごいか説明したいところだが、とてもスペースが足りない。なので、脇役の中でひとり、ぜひこの人の声に注目を!という人を挙げるなら、ルミエール役の成河(そんは)さん。ここ数年で「ショーシャンクの空に」、「100万回生きたねこ」、「グランドホテル」、「わたしは真悟」など次々と話題の舞台に出演。現在、上演中の劇団☆新感線の『髑髏城の七人』Season花でも凄まじい存在感を放っているが、演技力の高さに加え、声が美しい!この1月末の会見場で、普段は演劇・ミュージカルの専門誌で取材をしている知り合いの記者と顔を合わせたが、彼女の興奮した面持ちが忘れられない。会見には、映画を専門とする記者、エンタメを扱う新聞社の記者などに加え、普段、映画の取材にはあまり来ることがない、演劇・ミュージカル専門の報道陣も足を運んでいたのだが、吹替キャストのメンバーが書かれたリリースを手にしたその女性記者は「ちょっと!映画専門の人たちはみんな『ふーん』って感じの反応ですけど、このメンバー、ヤバいですよ!凄まじいですよ」と熱かった。ちなみに彼女は、ミュージカルを見たことがない知り合いに、山崎育三郎について説明するとき「元モー娘。のなっち(安倍なつみ)のダンナさんで、最近では『下町ロケット』とか月9の『突然ですが、明日結婚します』にも出てて…」と言わないとわかってもらえないことを嘆いていた。『アナと雪の女王』の神田沙也加と松たか子、『シンデレラ』の高畑充希&城田優に比べて、一般の知名度という点では確かに劣るかもしれない(といって、この2作の吹替キャストが知名度で選ばれたわけでは決してなく、彼らもまた素晴らしい歌唱力の持ち主である)。知名度が多少、低く、その点でプロモーション活動は苦労はあるかもしれないが、実力は折り紙付きのメンバーをキッチリと11名揃えて、口コミの評判の高さで映画館に何度も足を運んでもらう。その覚悟が表れたキャスト発表、そしてメンバーだった。日本人は世界でも有数の“字幕版好き”の国民。オリジナルの言語、俳優の発する声、言葉を尊重し、楽しみたいという思いが強いとも言われる。実際、本作に関しても、エマ・ワトソン、ダン・スティーブンス、ユアン・マクレガーらによるオリジナル版の評価もかなり高い。だが一方で、「普段は字幕で観る」という映画関係者から「本作に関しては、吹替版が本当に素晴らしい」という声が聞こえてくる。歌唱付きの本作の舞台挨拶の場で、吹替キャストの幾人かからも「普段は自分も字幕で観るのが多いけど、この映画は吹替版で観てほしい」という言葉が飛び出したが、絶対的な自信の表れだろう。本作は歌唱シーンばかりがフィーチャーされがちだが、各シーンの映像表現の豊かさも見どころ!それを逃さないためにも、映像に集中できる吹替版をおススメする声は多い。吹替版も観たい。とはいえオリジナルの歌唱も聴きたい…じゃあ、せっかくなので、両方…とディズニーの“策略”にまんまと乗せられて、興行収入は積み上がっていく。このメンバーの歌唱を映画館の音響で聴くことができるなら1,800円は安いもの。それだけの面々が揃っている。すでに先日より公開が始まり、金土日の3日間で13億7800万円超、95万人動員という『アナ雪』を超えるペースという、“予想通り”のロケットスタート。2017年の映画界最大の社会現象が始まった。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月02日ドーナル・グリーソンとマーゴット・ロビーが出演する『Goodbye Christopher Robin』(原題)とは異なる、新たに「くまのプーさん」に登場するクリストファー・ロビンにテーマを置いた映画『Christopher Robin』(原題)がディズニーにより製作されるようだ。前者はドーナル演じる「くまのプーさん」の作者A・A・ミルンとマーゴット演じる妻ダフネ、その息子クリストファー・ロビンの一家の物語だが、後者は少年時代の豊かな想像力を失い、大人になったクリストファー・ロビンがビジネスでの成功に奮闘する姿を描き出すという。「The Hollywood Reporter」などのメディアが、ユアン・マクレガーがクリストファー役に出演を交渉中だと報じている。監督は『ワールド・ウォーZ』のマーク・フォスター、脚本は『Hidden Figures』(原題)でオスカーノミネートを受けたアリソン・シュローダーが担当。プロデューサーは『ジャングル・ブック』のブリガム・テイラーが務める。ユアンは以前から『スター・ウォーズ』で演じたオビ=ワン・ケノービの単独映画が製作されるなら「ぜひ主演したい」とアピールしていた。ファンにとってオビ=ワンとは無関係の新作に主演というニュースは、オビ=ワン単独映画から遠ざかったように感じ、少し残念に感じるようだ。(Hiromi Kaku)
2017年04月27日ハーイ、みなさん!今年も桜のシーズンを楽しめましたか。実は私も東京に滞在していたのですが、まだ桜で咲く前だったので、残念ながら満開の桜を見ることができませんでした(涙)。皆さんはもうご存じかしら。ディズニーの名作アニメを実写化した『美女と野獣』が、世界中ですごく大ヒットしていますね!いまの時点では、2017年最大の興行成績を記録していて、なんと世界興行成績は10億ドル超え!それにまだまだ数字を伸ばしています。主人公ベル役には、『ハリー・ポッター』シリーズの、イギリス人女優エマ・ワトソン。野獣役は「ダウントン・アビー」の、イギリス人俳優ダン・スティーヴンス。そしてエマ・トンプソン、ジョシュ・ギャッド、ユアン・マクレガー、ケヴィン・クラインなどの大スターも、カメオ出演しています。当初、ディズニーがアニメの傑作を実写化すると聞いたとき、私は好きになれるのかなと不安でした。でも完成した映画を観たいまは、大好きだと胸を張って言えるわ!それにね、私たちが生きているこのクレイジーな時代に合った、とても大切なメッセージも込められているの。エマ・ワトソンは、以前から女性の権利のために声をあげ、メディアの前でも堂々と発言していますよね。そのエマ・ワトソンが、新しく生まれ変わったこの『美女と野獣』のベルを通じて、たくさんの“ガールズパワー”を表現していたのは、とてもうれしかったわ。いま、世界中で、女性は平等の権利を得るために闘っているでしょ。映画やテレビ番組で、彼女たちをサポートする意思を示すことは、とても大事だと思っています。小さな女の子たちには、ただかわいいだけのお姫様ではなく、尊敬できる強いロールモデルが必要なの。物語自体は大きく変わっていませんが、ディズニーストアで売っている『美女と野獣』グッズに変化が見られました。たとえばTシャツに“本当の美しさは、あなたの内側にある”と書かれていたりね。エマ・ワトソンのような若い女優が、世界中の女性をリードしていってくれるといいなと思っています。どんな女性でもお姫様にもなれるし、平等な権利を得ることができると伝えてほしい。最近の世の中では、おかしなこともたくさん起きるけど、前向きで堂々とした女性を見るのはとても気持ちがいいですね。これからもっと、こういう映画が増えることを願っています!(text:Lisle Wilkerson)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月21日この世にはわずかだが「優れた続編映画」が存在する。『ダークナイト』『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』といった名作をはじめ、『トイストーリー』や『スパイダーマン』の続編も成功例だ。そしてこの春、『T2 トレインスポッティング』がその仲間入りを果たした。同作は1996年に公開された青春映画『トレインスポッティング』の約20年ぶりとなる続編。ダニー・ボイル監督を筆頭に、脚本を手がけるジョン・ホッジ、主演のユアン・マクレガーらが再集結し、前作から20年後の新たなる群像劇を繰り広げる。その時点で、続編映画として他に類を見ない“奇跡”であり、リアルタイムで前作に触れたファンなら誰もが興奮と郷愁を同時に噛みしめ、「こんな完ぺきな続編ある?」とうなってしまうはずだ。主人公のレントンが、スパッド、サイモン(=シック・ボーイ)、ベグビーを出し抜き、麻薬取引で得た大金を持ち逃げしてから20年。彼らが故郷スコットランドのエディンバラで再会すれば、きな臭いトラブルが巻き起こるのは時間の問題だ。若かった20年前に比べて、見た目は老けても、中身がまったく成長していないという男の悲しい性(さが)。一方、奔放な女子高生だったダイアンが、いまや敏腕弁護士なのだから、女性は聡明でたくましい。前作で描かれたエピソードや登場人物、さらに実際のシーンが絶妙なポジションに配置され、ノスタルジーを刺激しながら(イギー・ポップの“Lust for Life”が流れる瞬間がシビれる!)、後悔してもしきれない過去/結局は閉塞したまま現在/いまだにお先真っ暗な未来という、中年だからこそ感じてしまう容赦ない時間の残酷さを突きつける本作。20年後を描いた20年ぶりの続編、という重みがあるからこそ成立するドラマ性が最大の武器だ。歳月の経過に思いをはせれば、前作が30週以上にわたりロングラン上映された渋谷のシネマライズが閉館し、“Lust for Life”をプロデュースしたデヴィッド・ボウイ、薬物を注射したレントンが奈落に沈むシーンで流れる“Perfect Day”のルー・リードもこの世を去った。かたや、ボイル監督は『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞を制覇し、ユアンはジェダイ騎士としてライトセーバーを振り回したのだから、人生はわからないものである。(text:Ryo Uchida)■関連作品:T2 トレインスポッティング 2017年4月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2017年04月08日現在公開中の『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』で悲運のファーストレディを演じるナタリー・ポートマンが、プロデュース・主演を務めた映画『ジェーン』のBlu-ray&DVDが発売日を迎え、これを受けてポートマンとユアン・マクレガーのコメントが到着した。本作は愛する家族を守るため、過酷な運命に立ち向かう一人の女性ジェーンの戦いを描いた本格アクションドラマ。『ザ・コンサルタント』のギャヴィン・オコナーが監督を務め、主演のナタリーに加え、『ブラック・スキャンダル』のジョエル・エドガートン、『T2 トレインスポッティング』『美女と野獣』など、2017年度は公開作が目白押しとなっているユアン・マクレガーというハリウッドのトップスターが豪華競演を果たしたことでも話題に。ジェーン・ハモンド役のナタリーは、「ギャヴィンは本当に力強いリーダーね。自分の描くビジョンに対して非常に具体的で、すぐにみんなの尊敬を集めて指揮を執る。さらに彼は、自分がどのようにストーリーを語りたいのか、そして歴史的に何を意味するのかを明確に理解しているの」とオコナー監督との共同作業についてコメント。ジョン・ビショップ役のユアンは、「悪い奴だからこう、良い奴だからこう演じるというような取り組み方はできない。演じなければいけないのは、人間なんだ。だからほかの役を演じるのと何の違いもなく取り組んだよ」と、演じがいのあるキャラクターについて回想した。特典映像として、「撮影の舞台裏&ジョエル・エドガートンほかインタビュー」「海外版TV SPOT集」「海外版予告編」「日本版予告編」などを収録。また初回限定特典も実装する予定。『ジェーン』Blu-ray&DVDは4月5日(水)より発売中。※同日レンタル(text:cinemacafe.net)
2017年04月05日キャサリン ハムネット ロンドン(KATHARINE HAMNETT LONDON)から、映画『T2 トレインスポッティング』とのコラボレーションアイテムが登場。映画公開日の2017年4月8日(土)より、渋谷ファイヤー通り店 、ルミネエスト新宿店、公式オンラインショップなど全国34店舗で販売する。90年代ポップカルチャーの代名詞ともいえる、社会現象まで引き起こした映画『トレインスポッティング』。当時、キャサリン ハムネットは物語の冒頭に使用されていた「CHOOSE LIFE」という言葉にシンパシーを感じたという。なぜなら、キャサリン ハムネットが現在に至るまで毎シーズン発表しているスローガンTシャツの初めてのロゴが“CHOOSE LIFE”だったからだ。そして20年の時を経て、ダニー・ボイル監督とユアン・マクレガーなどの主要キャストらが再集結する『T2 トレインスポッティング』でコラボレーションが実現。スローガンTシャツはもちろん、キャップ、タンブラー、トートバッグ、クリアファイルなどが展開される。カラーパレットはブラックとホワイト、そしてお馴染みのオレンジのみ。デザインロゴとして、どのアイテムにも映画タイトルとともに「CHOOSE LIFE」という言葉が大きく配されている。【詳細】KAHARINE HAMNETT LONDON×T2 Trainspotting発売日:2017年4月8日(土)取り扱い店舗:渋谷ファイヤー通り店 、ルミネエスト新宿店、公式オンラインショップなど全国34店舗アイテム詳細:・ロゴTシャツ 2型(白・黒) 3,780円、Tシャツ1型(白・黒) 6,480円・キャップ1型(黒) 3,996円・ボトル 1型(白・黒) 3,240円・タンブラー 1型(白・黒) 3,240円、1型(クリア) 2,160円・トートバック1型(ベージュ・黒) 1,944円・ライター1型(白・黒) 2,160円・フェイスタオル 1型(オレンジ・黒) 864円・クリアファイル 1型2枚セット(オレンジ・黒) 648円・ステッカー1型2枚セット(オレンジ・黒) 540円【問い合わせ先】キャサリン ハムネット 渋谷ファイヤー通り店TEL:03-6416-1621TM & © 2017 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.
2017年03月31日映画界に衝撃を与えた『トレインスポッティング』(’96)から20年、その続編である『T2 トレインスポッティング』がいよいよ4月8日(土)より日本公開される。本作から、“イケメンコンビ”ユアン・マクレガーとジョニー・リー・ミラーが女子中高生に大人気のアプリで遊ぶお茶目な本編シーンが、シネマカフェにて解禁となった。仲間たちから大金を持ち逃げした前作のラストから20年。突如、故郷スコットランド、エディンバラに舞い戻ったマーク・レントン(ユアン・マクレガー)。そんな彼に裏切られたのが、「007」オタクで女たらしのシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)、アルコール中毒でケンカっぱやいベグビー(ロバート・カーライル)、そしてヘロイン中毒者でレントンと最も仲の良かったスパッド(ユエン・ブレムナー)の3人。20年の時を経て再会する4人が、想像した未来と現実の中で葛藤する――。前作同様、ダニー・ボイル監督がメガホンを取った本作。20年後の“現在”では『スター・ウォーズ』シリーズのオビ=ワン・ケノービ役をはじめ、ディズニー作品『美女と野獣』の公開も控えるなど世界的スターとなったユアンと、人気海外ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」での、これまでにないヤサグレ&ツンデレのシャーロック・ホームズ役で知られるジョニー・リーは、劇中でコンビが復活。今回解禁となる本編映像では、故郷に戻ってきたレントンと現在はパブを経営しながらも売春、ゆすりを稼業とする悪友シック・ボーイが、日本の10代にも大人気の顔認識スタンプアプリに興じている。前作を象徴するイギー・ポップの「ラスト フォー ライフ(Lust For Life)」の音楽が鳴り響く中、“トレスポ”のイケメンコンビは、かつて甘いマスクと天才的技術でアイドル的人気を博し“5人目のビートルズ”とまで言われた名サッカー選手を茶化しながら、40代とは思えないはっちゃけた姿を披露!車体に人物を投影させるボイル監督のクールな演出が炸裂し、ちょっぴり皮肉も効いたカッコいい映像となっている。『T2 トレインスポッティング』は4月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:T2 トレインスポッティング 2017年4月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2017年03月31日最新作『キングコング:髑髏島の巨神』などを、作品の持つ“音”の世界や可能性を極限まで探求し、大音量で表現する映画祭「丸の内ピカデリー爆音映画祭」。このたび、4月7日(金)までの期間が2日間延長され、4月8日(土)、9日(日)に『T2 トレインスポッティング』と前作『トレインスポッティング』の追加上映が行われることになった。3月25日(土)から開催中の「丸の内ピカデリー爆音映画祭」は、『キングコング:髑髏島の巨神』をはじめ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『ダークナイト』『パシフィック・リム』『ゼロ・グラビティ』『オアシス フジロックフェスティバル’09』など、選りすぐりの名作9本を“爆音”で上映する映画祭。このたび、ファンからの大盛況を受け、4月8日(土)、9日(日)の2日間、開催期間を延長。さらにクロージング作品として、90年代ポップ・カルチャーの代名詞で社会現象まで巻き起こした『トレインスポッティング』の続編『T2 トレインスポッティング』も上映されることになった。アーヴィン・ウェルシュの同名小説を映画化した『トレインスポッティング』は、ユアン・マクレガーとダニー・ボイル監督の出世作で、本国イギリスをはじめ、アメリカ、日本でも大ヒット。その続編となる『T2 トレインスポッティング』は、主演のユアンをはじめジョニー・リー・ミラー、ユエン・ブレムナー、ロバート・カーライル、ボイル監督に脚本のジョン・ホッジとオリジナルのキャスト&スタッフが再集結し、前作から20年後を描く。また、同作の公開を記念して『トレインスポッティング』の上映も決定(4月8日のみ)。全編を通し、シーンごとに細かな音響・音圧調整を施すことで、疾走感ほとばしる超クールな本作が、より“最高” になってスクリーンに登場!世界を熱狂させた伝説の青春映画、その待望の続編が “爆音”を締めくくる。「丸の内ピカデリー爆音映画祭」は4月9日(日)まで丸の内ピカデリー3にて開催。『T2 トレインスポッティング』は4月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:T2 トレインスポッティング 2017年4月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2017年03月29日米BOX OFFICE MOJOは3月17日~3月19日の全米週末興業成績を発表した。オープニング週末興収1億7,000万ドルを稼ぎ、『美女と野獣 (2017)』が堂々初登場首位にランクイン。1991年に製作され、アニメーション映画史上初のアカデミー作品賞ノミネートをはじめ、作曲賞と歌曲賞を受賞した名作を実写版でリメイク。主人公・ベルを"ハリー・ポッター"シリーズのハーマイオニー役で一躍有名になったエマ・ワトソン、野獣・王子役をテレビドラマ『ダウントン・アビー』でブレイクしたダン・スティーヴンス、野獣の恋敵・ガストン役を『ワイルド・スピード』や『ホビット』の出演で知られるルーク・エヴァンスが演じている。『ドリームガールズ』や『シカゴ』、『トワイライト』シリーズなどで数々の映画賞の受賞歴を持つビル・コンドン監督がメガホンを取り、脇役陣にもユアン・マクレガーやイアン・マッケラン、エマ・トンプソンら豪華俳優が名を連ねる。前週1位の『キングコング: 髑髏島の巨神』は2位。公開2週目で首位陥落となったものの、累計興収1億1,012万5,294ドルと1億ドルを突破した。3位『LOGAN/ローガン』も前週2位からワンランクダウン。以下のラインナップも、4位『Get Out(原題)』、5位『The Shack(原題)』、6位『レゴバットマン ザ・ムービー』とそれぞれ1位ずつ順位を下げた。その他今週初登場は7位の『The Belko Experiment(原題)』。『マンイーター』のグレッグ・マクリーンが監督、ガーディアン・オブ・ギャラクシー』で監督・脚本を務めたジェームズ・ガンが脚本を担当し、コロンビアの首都ボガタにある企業に務める80人のアメリカ人が殺し合いの実験を会社から命じられる様子を描いたバイオレンススリラーだ。
2017年03月21日映画『T2 トレインスポッティング』の世界観を表現した期間限定のバーが、2017年4月6日(木)から11日(火)まで、東京・渋谷のGALLERY XBY PARCOにオープンする。90年代ポップ・カルチャーの代名詞で社会現象まで引き起こした映画『トレインスポッティング』の続編として、監督・ダニーボイル、ユアン・マクレガーをはじめとする主要キャストを迎え20年の時を経て帰ってくる『T2 トレインスポッティング』。そんな本作の公開を記念してオープンするこのバーでは、2作を通じて象徴的なモチーフの一つとして登場する“トイレ”を再現したフォトスポットや、『トレインスポッティング』の本国ポスターをはじめとする貴重な制作物が展示されるほか、『T2 トレインスポッティング』とコラボした会場限定商品も販売。映画の世界観の中で、作品の舞台であるスコットランドのスコッチウイスキーが楽しめる、ファン垂涎の空間となっている。また、映画の公開を翌週に控えた2017年4月1日(土)には、池袋PARCO屋上にて特別先行試写会を実施。パルコのスマートフォンアプリ「POCKET PARCO」を通じて、計200名が招待される。【詳細】■T2 BAR ~T2 Trainspotting Exhibition & BAR~期間:2017年4月6日(木)〜11日(火)会場:GALLERY XBY PARCO(渋谷区宇田川町13-17)営業時間:12:00~22:00入場料:1ドリンク 500円■T2 Trainspotting 池袋PARCO ROOFTOP特別試写会日時:2017年4月1日(土) 開場18:30、開演19:00※雨天時は4/2(日)順延、両日雨天時は中止。会場:池袋PARCO本館屋上(豊島区南池袋1-28-2)参加条件:パルコのスマートフォンアプリ「POCKET PARCO」にて“よくご利用になるパルコ”に池袋PARCOを登録している人を対象に、応募抽選にて200名様を招待応募期間:2017年3月16日(木) 14:00~3月21日(火) 18:00注意事項:・当選者のみ、3/22(水) 18:00頃より随時、当選クーポンを配信。・当選者は、入場時に当選クーポンの提示が必要。提示が無い場合は入場不可。・ペア応募当選者は当日、同行者と一緒に受付が必要。別々の入場は不可。・途中入場不可。・上映会の撮影・録画・録音は禁止。・入場時に年齢確認をする場合あり。
2017年03月20日「爆音映画祭」が2017年3月25日(土)から4月7日(金)まで、丸の内ピカデリー3で開催される。また、大盛況につき4月8日(土)と9日(日)の2日間で追加上映が決定した。「爆音映画祭」では、話題の最新作から名作までを2週間に渡って一挙爆音上映。作品ごとに適した音響調節が実施され、臨場感たっぷりの映画鑑賞が楽しめる。“爆音で楽しみたい選りすぐりの名作”の中には、『キングコング:髑髏島の巨神』、バットマンやジョーカーが登場する『ダークナイト』、未知なる巨大生物と人類の戦いを描いた『パシフィック・リム』、宇宙を舞台にした『ゼロ・グラビティ』など。見慣れた作品もひと味違う迫力で味わえそうだ。さらに、2009年に解散してもなお愛され続ける英国のロックバンド「オアシス(osasis)」によるライブ映像『オアシス フジロックフェスティバル’09』もラインナップに加わる。日本最後の伝説的ライブで演奏された全20曲をノーカット上映。臨場感ある会場は、まさにライブ会場さながらとなるだろう。そして、映画祭の最後を締めくくる作品として4月8日(土)・9日(日)には、同日公開スタート予定の『T2 トレインスポッティング』、8日(土)にはその1作目である『トレインスポッティング』の上映が決定した。主演のユアン・マクレガーや監督ダニー・ボイルらが巻き起こす伝説の青春映画は、ぜひ“爆音”で楽しみたい。【詳細】爆音映画祭期間:2017年3月25日(土)〜4月7日(金)※追加日程:4月8日(土)・9日(日)場所:有楽町マリオン新館 5F「丸の内ピカデリー3」住所:東京都千代田区有楽町2-5-1TEL:03-3201-2881料金:各作品によって異なる。上映作品:T2 トレインスポッティング、トレインスポッティング、キングコング:髑髏島の巨神、マッドマックス 怒りのデス・ロード、ダークナイト、パシフィック・リム、ゼロ・グラビティ、オアシス フジロックフェスティバル’09※チケットやスケジュールに関しては公式HPを確認。■料金(一例)・『キングコング:髑髏島の巨神』価格:一般 2,300円、シニア 1,600円、大学生 2,000円、夫婦50割 3,200円、小人〜高校生 1,500円、障害者手帳の提示 1,500円(同伴者2名まで可)・その他作品 『キングコング:髑髏島の巨神』、「近日発表」以外価格:1,500円均一・『オアシス フジロックフェスティバル’09』価格:入場券 2,800 円(税込) ※入場特典・オリジナルB2ポスターあり (数量限定・なくなり次第終了)・『T2 トレインスポッティング』上映日時:4月8日(土) 13:00~、21:35~、9日(日) 12:50~、19:00~価格:一般 2,300円、大学生 2,000円、3歳~高校生 1,500円、シニア 1,600円、障害者手帳の提示 1,500円・『トレインスポッティング』上映日時:4月8日(土) 19:00~価格:1,500円※価格はすべて税込み。※各種前売券使用不可。※特別興行のため招待券・株主カード等利用不可。
2017年03月18日ダニー・ボイル監督のもと、主演のユアン・マクレガーをはじめオリジナルのメンバーが20年ぶりに顔を揃える続編『T2 トレインスポッティング』。このほど、現在では『スター・ウォーズ』シリーズのオビ=ワン・ケノービとしてお馴染みのユアンと、人気海外ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」のホームズとしても知られるジョニー・リー・ミラーのマッチョボディが堪能できるカットほか、20年たっても“相変わらずな”2人の場面写真がシネマカフェにて解禁となった。90年代ポップ・カルチャーの代名詞として社会現象にもなった映画『トレインスポッティング』の続編となる本作。イギリスで大ヒットスタートを飾り、これから公開を控える日本をはじめ、各国でも再び“トレスポ”旋風を巻き起こしそう!と早くも話題沸騰。マーク・レントン(ユアン・マクレガー)が、大金を持ち逃げした前作のラストから20年。そんな彼が、突如、オランダから故郷スコットランド、エディンバラに舞い戻る。彼に裏切られたのは、007オタクで女たらしのシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)、アルコール中毒でケンカっぱやいベグビー(ロバート・カーライル)、そしてヘロイン中毒者でレントンと最も仲の良かったスパッド(ユエン・ブレムナー)の3人。20年の時を経て再会する4人。想像した未来と現実の中で葛藤する彼らの姿を、前作同様、ボイル監督が独特の疾走感と陶酔感の中で描き出す。そして今回、一挙に解禁となったのは、現在はパブを経営しながらも売春、ゆすりを稼業とするシック・ボーイとレントンの悪友2ショット場面写真、6点。“トレスポ”メンバー屈指のイケメン2人が、40代とは思えない引き締まった上半身を披露!いったいなぜ、そんな格好に?という謎を残しつつも、前作でも登場したレールの上でちょこんと座るレントンと、ズボンに手を突っ込み気だるそうにこちらを見つめるシック・ボーイの姿も。そのほかにも、シック・ボーイのピアノ伴奏に合わせてレントンが歌う姿や、樹海にたたずむ怪しげな様子、さらには何やら会議の席に着くシーンなど、本作での2人の関係性やストーリーが気になるものばかりとなっている。前作『トレインスポッティング』をきっかけに『スター・ウォーズ』シリーズのオビ=ワン・ケノービ役や、最新作では実写版『美女と野獣』など多数のハリウッド作品の出演により世界的大スターとなったユアン。そして、アンジェリーナ・ジョリーの元夫であり、現在は「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」での憎めないシャーロック・ホームズ役で人気を不動のものとしたジョニー・リーのコンビ復活と、彼らが選んだ未来に、さらに期待が高まる。『T2 トレインスポッティング』は4月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:T2 トレインスポッティング 2017年4月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2017年03月14日アニメーション映画として史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされ、いまなお愛され続けている不朽の名作を実写化する『美女と野獣』。このほど、主人公ベルと野獣を支え、2人の愛の行く末を見守るユニークなお城の住人たちのキャラクターポスターが一挙に解禁となった。魔女によって野獣の姿に変えられた美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること――。絶望のなか、彼はベルという女性に出会う。自分らしく生きながらも、心に孤独を抱えるベル。はたして、その王子の運命を変えることができるのか?珠玉の名曲とともに長らく愛されてきたアニメーションを、エマ・ワトソンを主演に迎えディズニーが実写映画化する本作。自分らしく生きながらも、周囲から「変わり者」と呼ばれ心に孤独を抱えていたベルと、外見に囚われ本当の自分を見失っていた野獣との“真実の愛”が描かれていく。『美女と野獣』といえば、野獣に仕えるお城の住人たちの活躍も大きな見どころ。美しい王子を野獣の姿に変えた魔女の魔法は、お城の住人たちをも燭台や置時計などの調度品に変えてしまった。彼らの呪いを解くカギはたった1つ、野獣が“真実の愛”を得ること。自分たちの呪いを解くためにも必死にベルと野獣の仲を取り持とうとする彼らは、時には2人の背中を押し、すれ違う2人に助言を与え、互いが言えない本音を代弁する。今回解禁されたビジュアルは、そんな彼らの呪いにかけられた姿と、元の人間の姿の2バージョン。魅力的なサブキャラクターたちを演じるのは、いずれも実力派の超豪華俳優陣。城の給仕長ルミエール役には、『スター・ウォーズ』シリーズに出演し、『ムーラン・ルージュ』で披露した歌声にも定評があるユアン・マクレガー。ポット夫人には、『ハリー・ポッター』シリーズにも出演したアカデミー賞女優エマ・トンプソン。執事コグスワースは、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作を始め、数々の名作に出演するトニー賞受賞俳優イアン・マッケラン。さらに、6度のトニー賞に輝くブロードウェイの歌姫オードラ・マクドナルドも出演する。彼らは、王子の傲慢な態度に憤慨した魔女によって姿を変えられたにもかかわらず、なぜ、野獣に仕え続けたのか?実写版では、アニメーション版では語られなかった理由が野獣の知られざる過去と共に明かされる。◆ルミエール(ユアン・マクレガー):レディファーストな給仕長城の給仕頭。主人である野獣とともに魔女の呪いをかけられ、燭台に変えられた。人をもてなすのが得意。◆コグスワース(イアン・マッケラン):小言が多い生真面目な執事城の執事。置き時計に姿を変えられた。まじめで几帳面な性格で、野獣の機嫌を損ねないよう気を遣っている。◆ポット夫人(エマ・トンプソン):あったかくて世話好きの料理番城のキッチンをとり仕切る料理人。ティーポットに姿を変えられた。囚われの身になったベルを優しく励ます。◆プリュメット(ググ・バサ=ロー):ダンス好きのセクシーなメイド城で働くメイドの1人で、ルミエールの恋人。羽ぼうきに姿を変えられた。◆マダム・ド・ガルドローブ(オードラ・マクドナルド):ゴージャスな歌声の衣装係かつてはヨーロッパでも評判のオペラ歌手で、華やかな生活を送る歌姫だったが、洋服ダンスに変えられた。◆カデンツァ(スタンリー・トゥッチ):ちょっぴり神経質な音楽家オペラ歌手マダム・ド・ガルドローブを妻に持つ、少々神経質なマエストロ。王子の舞踏会で妻とともに音楽を奏でていたときに呪いにかけられ、ハープシコードに変えられた。『美女と野獣』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月10日エマ・ワトソンをヒロイン・ベル役に迎え、野獣役に「ダウントン・アビー」の英国美男ダン・スティーヴンス、さらにユアン・マクレガー、エマ・トンプソン、イアン・マッケランら実力派俳優たちが集結する実写映画『美女と野獣』。このほど、ベルと野獣の前に立ちはだかるガストン(ルーク・エヴァンス)とル・フウ(ジョシュ・ギャッド)のキャラクターポスターが解禁となった。魔女によって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること――。だが、野獣の姿になった彼を愛する者などいるはずがなく、ひとり心を閉ざして暮らしていた。そんな絶望の日々に変化をもたらしたのは、聡明で美しい女性ベル。自分らしく生きながらも、周囲から「変わり者」と呼ばれ心に孤独を抱えていた彼女は、外見に囚われ本当の自分を見失っていた王子を少しずつ変えていくが…。“人とは違う”ことを自分だけの輝きに変えるベルと、“人とは違う”外見に縛られ、本当の自分を受け入れられない野獣。ベルはなぜ、そんな野獣を愛したのか?知られざる真実が明かされることになる本作。今回到着したのは、ベルと野獣の愛に横やりを入れるイケメン、ガストンと、彼につくお調子者のル・フウのキャラクタービジュアル。ガストンは村の英雄として崇められ、見た目はハンサムだが、腕っぷしの強さだけが自慢の男。自分がいつでも頂点におり、ほかの者は自分の下にいると考えるうぬぼれやで、自分には何の欠点もないと思い込む男。そんなガストンは村1番の美女・ベルに求婚するが、失敗の連続。断るベルに対しても、“どうして自分の妻になりたがらないのか、理解できない”という始末。そんな彼を崇拝するのは子分的存在のル・フウ。つねにガストンについて回り、彼のご機嫌をとってばかりいるお調子者だ。ガストンを演じる『ホビット』シリーズで知られるルーク・エヴァンスは、「ガストンとル・フウは映画にユーモアとコメディをもたらすんだけど、最終的には2人がそのまま映画の中の闇も表現するということ。それって演じていてすごく面白かったところだね。ひとつのキャラクターが明るさとユーモアと、最終的には物語を台無しにするような役割まで担っているわけだからね。そこが演じていて1番難しいところであり、面白いところだった」とコメントし、ル・フウ役のジョシュ・ギャッドとの悪役を、大いに楽しみながら演じた様子だ。また、『アナと雪の女王』でオラフの声を務めていたジョシュは、「いまの時代ほど、人を最初の見た目や印象だけで判断してはいけない、ということが大事な時代ってないと思う。人の見た目、前提、偏見などで判断してはいけない時代をね」と真摯にコメント。「みんな、人が何を考えているのか分かっていると思うことが多い。だけど、この映画は、それぞれの人には物語があり、歴史があり、家族がいて、何かしらの背景があるということを語っている。だから人を見た目だけで判断してしまう前に、それぞれに理解すべきことがあるんだということを描いていると思う」と語り、この作品が持ち合わせるメッセージとともに、劇中ではキャラクターたちのバックグラウンドにも迫ることに言及する。ルーク演じるガストンと、ジョシュ演じるル・フウの息の合ったコンビが物語をかき乱すことによって生まれるハラハラドキドキのアクションシーンと、歌やダンスは必見!ベルはなぜ、ハンサムな村の英雄・ガストンではなく、野獣を愛したのか?その理由に注目していて。『美女と野獣』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月01日世界中で愛され続けている名作アニメーションを、ベル役にエマ・ワトソンを迎えて実写化する『美女と野獣』。このほど、エマ演じるベルと、ダン・スティーヴンス演じる野獣のキャラポスターが解禁となった。これまで数多くの愛の物語を描いてきたディズニー。その中でも、ヒロインが王子と出会い恋に落ちるというプリンセス作品は、時代を超えた人気を博している。白雪姫やシンデレラなど初期の作品は、運命の人と出会って恋に落ちるという夢のような物語が多かったが、その歴史を一変させたのが、この『美女と野獣』。「ベルはディズニーヒロインの中で、初めて独立した女性であり、王子様が現れるのをひたすら待っているのではなく、もっと自ら何か学ぶことのほうに興味があるキャラクターだ」と、『シカゴ』や『ドリームガールズ』に続き、本作を手がけるビル・コンドン監督は語る。つまり、自ら運命を切り開いていく女性ベルは、それまでのヒロイン像とは一線を画す存在。彼女を中心として描かれる愛の物語は、ディズニー史上画期的なものとなった。特に、ストーリー展開で最も斬新だったのが、恋に落ちる過程。野獣はかつて美しい王子だったが、魔女によって醜い姿に変えられてしまった。そんな彼の呪いをとくカギは“真実の愛”を知ること。醜い自分には到底愛など得られないと、城に閉じこもっていた野獣に対し、ベルはその恐ろしい姿に怯むことなく、1人の人間として接し、野獣のもつ本当の優しさに気づいていく。見かけではなく、目に見えない大切なものを見通せるベルは、野獣に寄り添い、彼の閉ざされた心の扉を開いていくのだ。単なる相手への恋心ではなく、心と心で繋がりあう“真実の愛”が描かれた物語はいまも多くの人々を魅了し、2人が心を通わせる様は美しいメロディと歌で表現され、ミュージカル作品としても高い評価を得た。ヒロインが王子に手を差し伸べ、心の扉を開いていく点も多くの女性から支持を受け、ベルは数多くのディズニープリンセスの中でも屈指の人気を誇っている。そんな繊細な演技が求められるベルを実写版で演じ切ったのが、エマ・ワトソン。『ハリー・ポッター』のハーマイオニー役で一世を風靡し、その後も女優として挑戦を続け、フェミニストとしても活動する彼女は、心の葛藤に悩みながらも真実の愛を貫くベルを見事に体現している。彼女自身、「ベルを物語に流されてしまうタイプではなく、自分の運命を自分でコントロールできるように描きたかった。先を見越して行動するような女性にしたかったの」と語っており、本作ではエマだからこそ実現できた、地に足のついたリアルなキャラクターを目にすることができそうだ。また、今回はアニメーション版では描き切れなかったベルや野獣のバックグラウンドが初めて語られることとなり、ベルと野獣の心の絆がよりドラマチックに彩られていく。ベルとの出会いによって次第に心を開いていく野獣役には、TVドラマ「ダウントン・アビー」で注目を浴び、『X-MEN』初のTVドラマ「レギオン」にも出演するダン・スティーヴンス。ほかにも、ルーク・エヴァンス(ガストン役)、ユアン・マクレガー(ルミエール役)、エマ・トンプソン(ポット夫人役)、イアン・マッケラン(コグスワース役)など、豪華な実力派スターが結集した本作。彼ら個性豊かなキャラクターたちが織りなす普遍の物語に、引き続き注目していて。『美女と野獣』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年02月21日主演のユアン・マクレガー、ダニー・ボイル監督ら当時のスタッフ&キャストが再結集し、前作の“20年後”を描く『T2 トレインスポッティング』。先日解禁された“期間限定”の日本版予告でも20年ぶりの再会を果たしていた彼らの、前作を彷彿とさせる場面写真が一挙に解禁となった。スコットランド、エディンバラ。大金を持ち逃げして以来、20年ぶりにオランダから舞い戻ってきたマーク・レントン(ユアン・マクレガー)。表向きはパブを経営しながら、売春、ゆすりを稼業とするシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)。家族に愛想を尽かされ、孤独に絶望しているスパッド(ユエン・ブレムナー)。刑務所に服役中のベグビー(ロバート・カーライル)。想像通り?モノ分かりのいい大人になれずに荒んだ人生を疾走する彼らの再会、そして彼らが選ぶ未来とは――?90年代ポップ・カルチャーの代名詞にして、社会現象まで巻き起こした『トレインスポッティング』のファン待望の続編となる本作。仲間内で山分けするはずだったヤバい大金を持ち逃げして以来、20年ぶりに故郷エディンバラに突如として舞い戻ったマーク・レントンを演じるのは、もちろんユアン・マクレガー。そんな彼に裏切られたのが、「007」オタクで女たらしのシック・ボーイことジョニー・リー・ミラー、アルコール依存症でケンカっぱやいベグビーことロバート・カーライル、レントンと最も仲の良かったヘロイン中毒者のスパッドことユエン・ブレムナーの3人。なぜ、レントンは20年ぶりに戻ってきたのか?今回解禁された場面写真は、前作の雰囲気をそのまま受け継ぎつつも、レントンと3人との現在の関係性も伺える内容となっている。その中で最もレントンに恨みを抱いているであろう人物は、本作では服役中のベグビーだ。前作のラストでレントンの裏切りを知り、ホテルの一室を破壊するほどの怒りをあらわにしていた彼が、“トイレ”でレントンと鉢合わせする瞬間をとらえた1枚が。彼のキレキャラは健在のようだ。また、悪友シック・ボーイとレントンが部屋の一室で並ぶ場面は、ドラッグでグッタリする“トレスポ”ならではの幻想的シーンを連想させている。そんな2人に加え、家族に愛想を尽かされ、孤独に絶望しているスパッドを加えた3人でたたずむのは、前作にも登場した雄大な自然の中にある“あの橋”。「こんな国、クソったれだ!」とレントンが絶叫した橋の上に再び戻ってきた3人。スパッドの腕には黄色い花が抱えられ、これがどんな意味を持つのか、いまからも気になる場面写真となっている。彼らの再会は、彼らが選ぶ未来にどんな影響をもたらすのか、ますます公開が待ち遠しくなってきた。『T2 トレインスポッティング』は4月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:T2 トレインスポッティング 2017年4月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2017年02月15日スパイダーマン新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』にて、新スパイダーマンを演じる俳優トム・ホランドが、アカデミー賞の前哨戦とも言われる英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)において、“新人賞”に当たる「ライジングスター賞」を受賞したことがこのほど発表された。ニューヨーク。15歳のピーター・パーカーはスパイダーマン。部活のノリで街を救う、ヒーロー気取りの高校生だ。そんなピーターの能力を見出し、真のヒーローとしての道に導こうとする(?)のが、アイアンマンことトニー・スターク。スタークに新しいスーツまで作ってもらい興奮するピーターは、自分の力を認めてもらおうと街に飛び出す日々。そんなある日、巨大な翼で飛行する怪物が街に突如現れる。ピーターはここぞとばかり、ニューヨークの平和のために怪物退治に乗り出そうとするが、スタークに「アベンジャーズに任せておけ」と止められてしまう。「ガキ扱いは、ゴメンだ!」とピーターはその忠告を聞かずに戦いに挑むが――。若干20歳の新進気鋭の若手俳優トム。今後の活躍が期待される若手俳優・女優に贈られるこの「ライジングスター賞」は、英国アカデミー賞で唯一、一般の観客による投票によって選ばれるもので、全世界で支持されるスパイダーマン同様、トムも多くのファンに支持されたかたちとなった。トムは「嬉しすぎてぶっ飛んじゃうよ!本当に夢みたいだ!クレイジーでアメイジングだよ!一番イケてる色だと思うんだ。BAFTA(英国アカデミー賞の)2色のうちで(笑)こんな賞がもらえるなんてとても光栄だし感謝しきれないよ。本当に僕の夢がかなったんだ!」と大興奮で喜びを語り、「たくさんの子どもたちみたいに、僕も小さいころスパイダーマンになりたかったんだ。スパイダーマンを演じる上で嬉しかったのは、みんなから愛されるキャラクターを新しく違うアプローチで作り上げて、スクリーンに戻してくれたことだね。撮影期間はとても充実したものだったし、とても楽しかった」とコメントを寄せている。またレッドカーペットでは、トムの受賞を祝福するようにたくさんのファンが集結。サインを求められるとトムも笑顔でファンサービスに応える場面も。トムといえば、スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』で神木隆之介が演じた青年・翔の英国版の吹き替えを演じたほか、『インポッシブル』では20年ぶりの続編公開も話題となっている『T2 トレインスポッティング』のユアン・マクレガーとの共演、さらに、『白鯨との闘い』での確かな演技力で注目を集め、スパイダーマンの生みの親スタン・リーに「トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と言わしめるほどの逸材だ。日本でも大ブレイク間違いなしのトム。ますます本作の公開が楽しみだ。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月13日90年代ポップ・カルチャーの代名詞で社会現象まで引き起こした映画『トレインスポッティング』の続編『T2 トレインスポッティング』(4月8日公開)の"期間限定"日本版予告が9日、公開された。続編では、主演のユアン・マクレガーをはじめ、監督のダニー・ボイル、脚本のジョン・ホッジとオリジナルのスタッフ&キャストが再集結。本国イギリスでは全世界に先行し、1,000スクリーンにて公開。週末興行成績(1月27~29日) が7億2,254万円を記録する大ヒットスタートを飾った。今回された予告映像は、前作でレントン(ユアン・マクレガー)がイギー・ポップの「Lust For Life(ラスト・フォー・ライフ)」の楽曲に乗せて全力疾走する物語の代名詞とも言える疾走感あふれる映像で幕を明ける。一変して、「フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、結局みんな中毒者だ。何かに依存して生きている」と、かつてヘロイン中毒であった自身と2017年の社会を重ねながら、エディンバラの地に舞い戻ったレントンはかつての仲間たちの前に姿を現していく。そして、あのムチャクチャな日々から20年が経ち、中年の哀愁をも漂わせるシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)にスパッド(ユエン・ブレムナー)、前作同様に凶暴な雰囲気を漂わせるベグビー(ロバート・カーライル)らの姿が。さらに、バリバリのキャリアウーマンとなったかつての恋人ダイアン(ケリー・マクドナルド)らオリジナルメンバーの登場に合わせてアンダーワールドの名曲「Born Slippy(ボーン・スリッピー)」が鳴り響く。作品の代名詞とも言える楽曲にあわせて、前作を彷彿とさせるような警察から逃げる若者、車の外からボンネット越しに笑いかけるレントンのシーンなど、見覚えのあるシーンが次々に登場するダニー・ボイル監督の作品愛あふれる同映像。ホームにたたずむ4人のキャストと共に「未来を選べ、人生を選べ」と語りかけながら、彼ら4人が歩んだそれぞれの20年に何が起き、どんな未来を手に入れたかが気になる内容となっている。なお、この映像は、2017年4月21日までしか見ることができない期間限定の日本版予告となっている。
2017年02月09日90年代ポップ・カルチャーの代名詞で社会現象まで引き起こした映画『トレインスポッティング』の続編で、20年後を描く『T2 トレインスポッティング』。この度、前作を彷彿とさせる日本版予告編が、4月21日(金)までという“期間限定”で公開された。スコットランド、エディンバラ。大金を持ち逃げし20年ぶりにオランダからこの地に舞い戻ってきたマーク・レントン(ユアン・マクレガー)。表向きはパブを経営しながら、売春、ゆすりを稼業とするシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)。家族に愛想を尽かされ、孤独に絶望しているスパッド(ユエン・ブレムナー)。刑務所に服役中のベグビー(ロバート・カーライル)。想像通り?モノ分かりの良い大人になれずに荒んだ人生を疾走する彼らの再会、そして彼らが選ぶ未来とは――。アーヴィン・ウェルシュの同名小説の映画化した1996年公開の映画『トレインスポッティング』は、ユアン・マクレガーとダニー・ボイル監督の出世作で、本国イギリスを中心とするヨーロッパはもとより、アメリカ、日本でも大ヒットを受けた。そしてこの続編である本作は、主演のユアンをはじめ、ボイル監督、脚本のジョン・ホッジとオリジナルのスタッフ&キャストが再集結し、前作から20年後の世界が描かれている。1月より、イギリスにて全世界に先駆け公開され、週末興行成績は7億2,254万円を記録する大ヒットスタートしている本作。今回期間限定で公開された映像は、前作でユアン演じるレントンが、イギー・ポップの「Lust For Life」の楽曲に乗せて全力疾走する物語の代名詞とも言える疾走感あふれる映像から始まる。一変して、「フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、結局みんな中毒者だ。何かに依存して生きている」と、かつてヘロイン中毒であった自身と2017年の社会を重ねながら、エディンバラの地に舞い戻ったレントンは、かつての仲間たちの前に姿を現していく。また映像には、20年が経ち、すっかり中年の哀愁をも漂わせるシック・ボーイにスパッド、ベグビーらの姿も確認することができる。さらに、作品の代名詞とも言える楽曲に合わせて、前作を彷彿とさせるような警察から逃げる若者、車の外からボンネット越しに笑いかけるレントンのシーンなど、随所に見せる見覚えのあるシーンはまさに“トレスポ”ファン必見の映像となっている。『T2 トレインスポッティング』は4月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:T2 トレインスポッティング 2017年4月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2017年02月09日