あと1年である。『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』フランス大会は2023年9月8日(金)にフランス代表×ニュージーランド代表という極上のカードで開幕する。日本代表を指揮するジェイミー・ジョセフHCは1年後に迫った大会でのターゲットを語った。「しっかり決勝トーナメントへ進出することが重要。そこまでいけば、あとは1試合1試合を戦うだけ。世界トップクラスのイングランド、NZを破ったアルゼンチンに勝たないといけないので、簡単なチャレンジではない。だが、いい準備をしてチームを成長させていけば、達成できる目標だと思っている。新型コロナウイルスのパンデミックで1年間活動が遅れ、『スーパーラグビー』のような環境もないため、今回50名を超える選手を呼んで合宿をしている。HCとしてチャレンジだが、ポジティブに捉えている」『RWC 2019』の時と比べて準備の状況を問われると、指揮官はこう答えた。「まだ後れを取っていると思う。パンデミックがあり、引退した選手やケガ人もいる。ただプロフェッショナルとして『RWC』へ向けて、しっかり選手を成長させていかないといけない。今回6試合テストマッチがあるので、チームとして成長していきたい」本大会へ向けての課題として、選手層の厚さとともにディフェンスを挙げた。「自分たちのベストのやり方はポジティブに戦い勝つこと。『ザ・ラグビーチャンピオンシップ』を見ても、ディフェンスが強いチームが勝っている。『RWC 2023』もディフェンスが強いチームが勝ち上がっていくと思う。自分たちの強化でマジックはない。しっかりいいラグビーをして、しっかり勝っていくことが大事。まだスターティングポイント」9月7日には選手たちがオンライン取材に登場。HO坂手淳史主将をはじめ、首のケガから1年ぶりの代表復帰を目指すPR具智元、30歳となった小瀧尚弘とハタチのワーナー・ディアンズのLO勢、別府合宿2日目の9月5日に22歳の誕生日を迎えたばかりのFBメイン平が出席、メディアの質問に返答した。坂手淳史「モチベーションとしてはどの立ち位置でも自分の仕事をするということで変わりない。キャプテンを任してもらえるということで、自分らしくやっていきたい。チームがテストマッチで勝つということを浸透させられるよう、同じページを見られるようやっていきたい。ブラウニー(トニー・ブラウンAC)のアタック、ジョン・ミッチェル(AC)のディフェンスをかみ砕いてチームに浸透させていきたい。(『RWC 2023』の目標について)前回の『RWC』を超えたいと僕自身思っている。前回は選手層が厚くなく、グループステージ4試合フルで出ていた選手がいた。選手層を厚くしたいと僕も思っているし、ジェイミーも層を厚くすると言っていた。2019年は憧れ。そこに選ばれることを目標に戦っていた。現実だがふわふわした感覚があった。2023年は僕も中心選手としてチームをどうドライブするか。2019年からフィジカル、ラグビーへの理解度も成長していていると思う。成長した僕自身駒となって戦いたい。(強豪国に勝つために)ひとつの判断ミス、ディティールが勝敗に関わっていくと感じている。『キックを選べばよかった』『スクラムにすればよかった』という判断ミスがある。さらに準備して試合に臨めればと思っている。(首相としての役割について)リーダーはしんどい時に出ていくべきだと思う。練習もそうだが、試合もそう。相手はどこも強いので、そういう時こそ瞬時の判断で出ていきたい。きつい時しんどい時が僕の出番。コミュニケーションを取ってチームがどう動いてどう戦うべきか判断していきたい。チームがいい時はそんなにやることはない。チームがしんどい時に体を張ります」具「あと1年なのでそんなに時間ないと思う、ケガ明けでもっともっと早くチームに慣れて戻ってこられるようがんばっていきたい。今回の合宿では最初からスキルを学びながらがんばっている。3グループに別れて今みんな頑張っているが、自分も選ばれて試合に出たい気持ちがある。今はとにかく練習に参加できて楽しい。(強豪に勝つために)自分はセットプレーを安定させたい。オールブラックスもフランスもスクラムでペナルティを取りにきているので、自分がスクラムで貢献できればと思っている。フランスはスクラムが強いチームという印象。(7月のフランス戦は)しっかり見ていた。練習もできなかったので焦ったりもしたが、見て勉強した。ケガが直ったら秋は出られると思っていたので、どういうスクラムを組むか集中して見た」小瀧「日本人選手も外国人選手もいい選手ばかりなので、僕はただひたむきに自分のできることをしたい。6・7月は代表から外れてネガティブな感情もあった。もっとがんばらないとという思いだったが、今回呼んでもらい成長の場をいただいたので、精いっぱいがんばりたい。プロになって1年目、神戸でやってきたことを出せる場をもらった。(昨秋の代表活動は)ただただ自分の実力不足を痛感した。僕は派手なことができないので、ひたむきにやり続けようと思う。(神戸で培ったものについて)東芝でがむしゃらにやっていたことを神戸では逐一指摘してもらっている。ハンドリングやラックでの寝方、セットプレー、逐一教えもらっている。東芝の時はあまり自分から聞きにいっていなかった。ラグビーへの思いも『RWC 2019』を見るまでは何となくでやっていたところがあると思う。『RWC 2019』を見て自分自身変わろうとプロになって神戸に行ったので。(FWコーチのアンドリース・)ベッカーさんという身近に一番すごい人がいるので、毎回教えてもらっている」ディアンズ「すごいきつい練習が始まったので、フランス戦でやっていたプレーをもう一度みんなで学んでいるところ。自分の身長を生かして、ラインアウトとかキックオフで勝つ。フィジカルバトルで勝つことにフォーカスしている。(出身地のNZとの試合について)まだ対戦相手として考えていない。オーストラリアAとの試合に出られるようがんばっているところ。最初の3試合に集中している。(7月のフランス戦について)合宿で準備してきたことをやるだけにフォーカスしていたので、緊張感やプレッシャーはそんなになかった。キャリーやタックルが何回かあったが、回数を上げるためのワークレートや回数を増やすためのオフ・ザ・ボールの動きをしないといけないなと感じた。(今後の課題について)まだ経験が少なく若いので、いいパフォーマンスを出す準備にフォーカスしている。前回の合宿もずっとワークレートのところにフォーカスしてきた。ワークレートを上げるのはメンタルだと思う。きつい中パフォーマンスを上げる練習をしている」メイン「今は1日1日精いっぱい。今まで感じたことがない疲労度がある。先のことを考える余裕はない。リコーでは強度高い練習が午前にあったら、午後は軽めで、翌日は休みだが、代表では午前と午後もすごく強度が高く、休みは今のところないので、疲労を感じている。めちゃくちゃきつい。今までないくらいのレベル。毎回高いレベルで要求されるので『これが代表か』と思っている。まずケガをしないこと。ケガしない体を作ってケアすることが一番大事。(NZ戦について)父親がニュージーランド人なので、小さい時からずっとオールブラックスを見ていて、最初はそっちになりたいとずっと思っていたが、対戦するとなるともっとワクワクする。オールブラックスが負けているところは見たくないし、オールブラックスらしくない。でも対戦したら勝ちたい」男子日本代表候補別府合宿参加メンバーは以下の通り。【PR】淺岡俊亮(トヨタヴェルブリッツ)1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)42垣永真之介(東京サントリーサンゴリア)11海士広大(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1木津悠輔(トヨタヴェルブリッツ)5クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)6具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)18三浦昌悟(トヨタヴェルブリッツ)9【HO】坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)30橋本大吾(東芝ブレイブルーパス東京)3日野剛志(静岡ブルーレヴズ)5堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)5【LO】秋山大地(トヨタヴェルブリッツ)1飯野晃司(東京サントリーサンゴリアス)1ヴィンピー・ファンデルヴァルト(浦安D-Rocks)20大戸裕矢(静岡ブルーレヴズ)5小瀧尚弘(コベルコ神戸スティーラーズ)11サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ)2ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)9ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)4下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)0【FL】布巻峻介(埼玉パナソニックワイルドナイツ)9ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)13古川聖人(トヨタヴェルブリッツ)4ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)5リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)75【No.8】姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)22ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)4【SH】茂野海人(トヨタヴェルブリッツ)16小山大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ)0齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)8高橋敏也(リコーブラックラムズ東京)0流大(東京サントリーサンゴリアス)27【SO】田村優(横浜キヤノンイーグルス)70中尾隼太(東芝ブレイブルーパス東京)0山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)4李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)3【CTB】梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)2シェーン・ゲイツ(浦安D-Rocks)4中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)2中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)30ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)7ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)28【WTB】髙橋汰地(トヨタヴェルブリッツ)1ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)0ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)3シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)9根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)44【FB】野口竜司(埼玉パナソニックワイルドナイツ)14メイン平(リコーブラックラムズ東京)1山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)24※所属チームの後の数字は日本代表キャップ数。日本代表候補は9月18日(日)まで別府合宿、9月18日(日)より宮崎合宿を実施。『アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)×オーストラリアA代表第1戦は10月1日(土)・秩父宮ラグビー場(東京)、第2戦は10月8日(土)・ベスト電器スタジアム(福岡)、第3戦は10月14日(金)・ヨドコウ桜スタジアム(大阪)にてキックオフ。『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×ニュージーランド代表は10月29日(土)・国立競技場(東京)、『リポビタンD TOUR2022』イングランド代表×日本代表は11月12日(土)・トゥイッケナムスタジアム(イングランド・ロンドン)、フランス代表×日本代表は11月20日(日)・スタジアム・ド・トゥールーズ(フランス・トゥールーズ)にて開催。『アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』のチケットは9月10日(土)午前10時~11日(日)午後11時59分・先行抽選プレリザーブ、9月17日(土)午前10時一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022のチケット情報
2022年09月08日『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』フランス大会まで1年。ラグビー日本代表が秋シーズンへ臨む。夏シーズンは日本代表と将来日本代表に選出される可能性のある高いポテンシャルを持ったナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)の2チーム体制で強化を進めたが、今回は1チーム体制で臨むとのこと。FW28名・BK24名計52名の大所帯で合宿を敢行。オーストラリアA代表とのノンキャップ試合3連戦を経て、オールブラックスとの国立決戦、そしてイングランド、フランスとの欧州遠征を戦うのだ。9月2日の日本代表メンバー発表会見でジェイミー・ジョセフHCはこのように抱負を語った。「日本と欧州での試合を楽しみにしている。夏シーズンでは多くの新しい選手がスタートを切ってくれた。学んだことはたくさんの選手を使い準備をできた。これまでは選手層が薄かったが、このパンデミックでもし選手がいなくなっても次の選手が出てくることが非常に重要。自分たちは経験のある選手と若い選手のバランスが重要だと思っている。未来へ向けて若い選手を使っていかないといけない。これまでのように『スーパーラグビー(SR)』がなくなったことも受け、そういう観点での強化も必要になっている。今回は52人とたくさんのメンバーを選出した。何人かのキープレーヤーがケガでいないのは残念だが、その分新しい選手をしっかり使うことができる。我々はコントロールできることをコントロールし、強化を進めていきたい。今回の合宿は新しいやり方でやることになる。選手も多い人数の中でしっかり競争していかないといけない。合宿に参加する選手たちもこれだけのメンバーの中でしっかり競い合っていかないといけない。それは日本ラグビーにとって素晴らしいこと。6・7月の試合から学んだことはウルグアイとの2試合ではティア2にしっかり勝てるということを示せた。そしてティア1のフランス相手にも我々はしっかり勝てるチャンスを作れた。とくに2試合目のフランス戦は勝てる寸前までいったが、後半に失速してしまった。この試合をキーポイントにしっかり勝ち切れるよう修正していかないといけない」ジョセフHCが選出した2022年秋シーズン男子日本代表候補別府合宿参加メンバーは以下の通り。【PR】淺岡俊亮(トヨタヴェルブリッツ)1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)42ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)23海士広大(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1木津悠輔(トヨタヴェルブリッツ)5クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)6具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)18三浦昌悟(トヨタヴェルブリッツ)9【HO】坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)30橋本大吾(東芝ブレイブルーパス東京)3日野剛志(静岡ブルーレヴズ)5堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)5【LO】秋山大地(トヨタヴェルブリッツ)1飯野晃司(東京サントリーサンゴリアス)1ヴィンピー・ファンデルヴァルト(浦安D-Rocks)20大戸裕矢(静岡ブルーレヴズ)5小瀧尚弘(コベルコ神戸スティーラーズ)11サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ)2ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)9ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)4下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)0【FL】布巻峻介(埼玉パナソニックワイルドナイツ)9ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)13古川聖人(トヨタヴェルブリッツ)4ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)5リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)75【No.8】姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)22ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)4【SH】茂野海人(トヨタヴェルブリッツ)16小山大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ)0齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)8高橋敏也(リコーブラックラムズ東京)0流大(東京サントリーサンゴリアス)27【SO】田村優(横浜キヤノンイーグルス)70中尾隼太(東芝ブレイブルーパス東京)0山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)4李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)3【CTB】梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)2シェーン・ゲイツ(浦安D-Rocks)4中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)2中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)30ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)7ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)28【WTB】髙橋汰地(トヨタヴェルブリッツ)1ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)0ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)3シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)9根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)44【FB】野口竜司(埼玉パナソニックワイルドナイツ)14メイン平(リコーブラックラムズ東京)1山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)24※所属チームの後の数字は日本代表キャップ数。メンバーの入替について質問されると、ジョセフHCはこのように答えた。「今回52名選手を選考し、豪州戦の1週間前から人数を絞っていく予定。ケガ人が出てきたりするだろうし、100%のコンディションが仕上がっていない選手たちもいるだろうからしっかりモニタリングしていきたい。ただこのメンバー以外から選手を連れてくることは考えていない。リーチ、田村、姫野、中村などキープレイヤーはたくさんいることはうれしいが、LOはケガ人が多い。ワクァやヴィンピーはケガしていて3~4週間かかって復帰することになるだろう」指揮官は夏シーズンで不在だった姫野、中村、松島の復帰を歓迎した。「経験がある選手たちが戻ってきてうれしい。彼らはたくさんのテストマッチを経験している。ただ中村は首、姫野はハムストリングと決して軽いケガではなかった。しっかりモニタリングしていきたい。ただ試合は10月までないので、合宿でしっかり状況を見ながら仕上げていければと思っている」HO堀江翔太の不選出を問われると、こう返答した。「コンディション的に問題ない。今回のセレクションには入っていないということ」豪州Aとの試合は若手が経験を積むためだけの試合ではないとHCは言う。「どの選手もメンテタリティ的に出られる準備をしっかりしてもらうことが大事。自分たちの目的は勝つこと、同時に選手の成長も促さないといけない。今後3週間の選手たちのパフォーマンスを見てメンバーを決めていきたい。その後にはニュージーランド、イングランド、フランスと世界のトップとの対戦が待っている。オーストラリアとの試合は結果を出さなくていいというわけではない」ジョセフHCは夏シーズンの手応えを口にした。「坂手はキャプテンとして素晴らしい活躍をしてくれた。リーダーシップグループに3~4年入っていたが、主将として素晴らしいリーダーシップを発揮してくれた。今後も彼を主将として指名したい。彼は賢く、選手たちがどう思っているか理解している。齋藤も(東京)サントリー(サンゴリアス)では流のバックアップとして、あまりプレータイムがない中しっかり成長した姿を見せてくれている。李は21歳ながらフランスとの第1戦で急遽先発となった中、いいパフォーマンスを見せてくれた。ワーナーも若く体も大きく頭角を現している。ベン・ガンターも19歳の時に日本に来て大きく成長している。『RWC』へ向けて若い選手たちにどんどん出できてほしい」 日本代表候補は9月4日(日)~9日(金)、9月12日(月)~18日(日)に別府合宿、9月18日(日)~24日(土)、9月25日(日)~10月15日(土)、10月22日(土)~27日(木)に宮崎合宿を実施。『アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)×オーストラリアA代表第1戦は10月1日(土)・秩父宮ラグビー場(東京)、第2戦は10月8日(土)・ベスト電器スタジアム(福岡)、第3戦は10月14日(金)・ヨドコウ桜スタジアム(大阪)にてキックオフ。『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×ニュージーランド代表は10月29日(土)・国立競技場(東京)、『リポビタンD TOUR2022』イングランド代表×日本代表は11月12日(土)・トゥイッケナムスタジアム(イングランド・ロンドン)、フランス代表×日本代表は11月20日(日)・スタジアム・ド・トゥールーズ(フランス・トゥールーズ)にて開催。『アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』のチケットは9月17日(土)一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年09月03日北村匠海がボーカルを務めるDISH//(ディッシュ)が、楽曲「DAWN (in 2022)」を2022年9月1日(木)に配信リリース。サッカー日本代表の応援プロジェクト「SAMURAI BLUE 新しい景色を2022」公式テーマソングとなる。DISH//の楽曲「DAWN (in 2022)」サッカー日本代表応援ソングにバンド結成10周年を記念したリテイクプロジェクト「再青」で注目を集めているDISH//。「再青」とは、この10年間で生み出してきた楽曲の数々を“現在”の彼らの演奏と声でリテイクするプロジェクトだ。9月には、リテイク楽曲を収録した最新アルバム『青』がリリースされる。そんなDISH//の楽曲「DAWN (in 2022)」が、サッカー日本代表の応援プロジェクト「SAMURAI BLUE 新しい景色を2022」公式テーマソングに決定。「DAWN (in 2022)」は、2019年にリリースされた楽曲「DAWN」をリテイクしたもので、メンバーの泉大智は「この曲はでかいステージが似合う曲。(リテイク版は)よりバンドサウンドになっているかなと思います。」とコメントしている。<北村匠海コメント>僕ら自身にも新しい景色を沢山見せてくれた曲でもあるのが、この「DAWN」という曲です。音楽で、日本を背負って立つSAMURAI BLUEの力になれる。新しい景色と感動を、未来を。 そして我々一人一人の真っ直ぐな想いが、歌に乗り、汗に乗り、笑顔に乗り、涙に乗り、空に乗り、選手や監督の皆様の元へ届いていくと信じています。【詳細】DISH// 楽曲「DAWN (in 2022)」配信日:2022年9月1日(木)※サッカー日本代表の応援プロジェクト「SAMURAI BLUE 新しい景色を2022」公式テーマソング
2022年09月01日8月29日、サクラフィフティーン(ラグビー女子日本代表)の『太陽生命 JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』総括記者会見が実施された。記者会見には浅見敬子ナショナルチームディレクター、レスリー・マッケンジーヘッドコーチとともに40名の女子日本代表選手が一堂に会し、国内シリーズ4 試合の振り返りや10月8日(土)に開幕する『ラグビーワールドカップ(RWC)2021』 ニュージーランド大会へ向けて意気込みを語った。5月の豪州遠征ではオーストラリア代表に初勝利、7月の南アフリカ戦は初戦15-6で制すと、翌週10-20でタイに戻された。そして8月のアイルランド戦は第1戦で22-57と完敗を喫するも、翌週には修正し7度目のチャレンジで29-10の歴史的初勝利。マッケンジーHCは選手を試しながら、結果も残してきた。浅見ディレクター「ニュージーランドのイーデンパークでラグビーの聖地で我々サクラフィフティーンがブラックファーンズ(ニュージーランド代表)と戦えることを光栄に思う。だが、胸を借りるのではなく、『RWC』へ向けての前哨戦としてしっかり結果を残したい」マッケンジーHC「就任して3年半、アイルランドを倒すことができるほどのチームを指揮することができて非常に光栄に思う。ブラックファーンズと戦えることを楽しみにしている。このチームはまだまだ成長できると思っている。ニュージーランドに向かうのは32名だが、ここにアイルランド戦で素晴らしい結果を残した40名がいる。これまで80名ほど呼んだが、サクラフィフティーンが成長できたのはこれまで呼んだ選手全員のおかげ。(2019年の1月の)就任会見でブラックファーンズのように戦えるか質問され、そうは思わないと答えたが、今もブラックファーンズのように戦いたいと思わない。ジャパンらしく戦っていきたいと思っている。本日ここまで成長できたことをうれしく思うとともに、みなさんのサポートに感謝したい」PR南早紀主将(横河武蔵野アルテミ・スターズ)「国内テストマッチ4試合を経て、敗戦と勝利を繰り返し、また成長することができた。(2戦目の)アイルランド戦は自分たちにベクトルに向け、自分たちに集中し、全員で勝ち取った勝利。ブラックファーンズ戦、そして『RWC2021』ではこれまで積み重ねてきた努力で大きなウェーブを起こしたい」マッケンジーHCは今季の強化の手応えを口にした。「豪州遠征の成功を南アフリカ戦の勝利につなげられたのは良かった。南アとの第2戦の敗戦も学びとなった。アイルランド戦も最初の試合で負けて、思うようにいかない中、軌道修正すること、早く学んで次に生かすことを経験できたのは良かった」指揮官は改めてここまでの強化の道のりを振り返った。「まずはサイズを大きくすることが課題だった。ケガがなく強靭でコンタクトできるサイズアップを必要とした。またプレッシャーのもとで狙うプレーをどれだけできるか。背が高くなくても、低くタックルにいくプレーを求めた。そもそも女子ラグビーはサイズやパワーに頼りがちなところがあるが、日本のスピードとスキルあるプレーを見てもらえればと思っている。今女子チームの注目が大きくなっている中、この仕事をできるのは幸せなこと。この40人の選手の目標は、ラグビーをやりたいと思う女の子を増やすこと。この国の女子ラグビーチームのロールモデルになること。日本でもっと15人制ラグビーが活性化していければと思っている」マッケンジーHCは『RWC2021』への手応えをこう語った。「スコッド全体が勇敢に立ち向かえることになった。いかに大きなタスクでも、そのチャレンジに立ち向かうことができるようになった。自分たち自身へのチャレンジが続けることができればできるほど、さらなる成長につながってく。『RWC』は結果が重要だが、その重要な戦いへ向けてチャレンジ姿勢もすることも重要。『RWC』にチャレンジできるスコッドを連れていきたい」『RWC2021』前のブラックファーンズ戦の意義を問われた南主将はこう答えた。「イーデンパークでなおかつNZ×豪州の前の試合。(『RWC』初戦の)カナダ戦よりも大きなプレッシャーがかかると思うが、『RWC』前に大きなプレッシャーのある舞台に立つことができるのは大きな成長につながると思う。ブラックファーンズがどういうチームかではなく、自分たちがどう戦いどう強みを出していきたいかにフォーカスしていきたい」南主将は『RWC』初戦の相手に運命を感じていた。「レスリーHCの母国のカナダと初戦で戦えるのは運命的なものを感じる。レスリーHCにも運命的だが、私たちにとっても重要なゲーム、しっかり準備をしていきたい。自分たちのここまで重ねてきた努力への自信もあるし、結果も付いてくると思う」会見後、選手たちは個別でメディア対応を行った。サクラフィフティーンの面々は自信と覚悟を明かした。HO/FL/NO8齊藤聖奈(MIE PEARLS)「(アイルランド2戦目について)チームとして敗戦から1週間、『RWC』と同じ1週間というサイクルでチームの修正能力が試される1週間だと考え試合に臨んだ。チームの修正力を感じることができた。『RWC』でも1戦1戦泥臭く戦っていきたい。(FLのポジション争いについて)激戦区で6~7人いてお互いに刺激し合って、教え合いながら練習している。(『RWC』について)カナダ、アメリカとはやったことはないが、フィジカルが強く、スピードは世界トップレベル、イタリアは何度か戦いジャパンに似ている印象がある。どことやっても気を抜けたい試合になる。相手がどこでも自分たちのラグビーに集中したい。サクラフィフティーンのラグビーをしていきたい」HO/FL/NO8鈴木実沙紀(東京山九フェニックス)「(合宿について)合宿のたびに一人ひとりにタスクがあり、やることが明確にテーマに取り組んでいる。合宿の回数自体増えたし、密度も上がっている。チームとしても個人としても手応えを感じているので、次に生かしていきたい。(HOとFLの役割について)役割は異なるが、チームから求められる役割を100%やるだけ。自分はどの立場になっても、スタートだろうがベンチだろうが、フィールドに立とうが立たまいが、チームの大きなウェーブのひとつになりたい。ジャッカルを得意としていて本当は教えたくない気持ちもあるが、このチームが本当に大好きだし、このチームで勝ちたいので、出し惜しみすることは違うと感じるようになって、ジャッカルのコツとかも話すようになった。フィールドの中でも外でもチームを支えたいと思っている」CTB古田真菜(東京山九フェニックス)「(『RWC』について)『RWC』へ向けて個人的に危機感を持ってここに立っている。レベルアップしていかないと世界とは戦えないと思っている。自分はインパクトプレーヤーではないので、一つひとつの精度を上げていくしかない。(ブラックファーンズ戦について)ワクワクする試合。『RWC』前にこういうプレッシャーのかかる試合ができるのはありがたい。(国内4試合について)南ア、アイルランドにどういうアタックができて、チームとしてどう強みを出すか、みんなで考え試合に臨むことができた。タックル、ジャッカルを得意としてきたが、この夏、ジャッカルはひとつも決められていないので、そこは悔しい。『RWC』で対戦するチームはどこもフィジカルが強く、うまさがある。自分としてはディフェンスからチームのリズムを作られるようにしたい」CTB/WTB/FB松田凜日(日本体育大学ラグビー部女子)「(ブラックファーンズ戦)特別な試合という意識ではなく、『RWC』へ向けて弾みになると思うので、しっかり結果を出したい。(15人制への転向について)自分としては(セブンスで)『五輪』に出たいと思っている。昨年の『東京五輪』は出られなかったが、15人制で違うことを経験した方がいいと思った。15人制を経験した後からでも次の『パリ五輪』はまだ間に合うと思う。15人戦は考えないといけない。セブンスでは持ったら行くという形だが、キックやパスでスペースへ運んで行くこともしないといけない。自分で仕掛けるのは得意だが、パスやキックもあると思われるように、今は取り組んでいる」サクラフィフティーンは9月10日(土)からの国内最終調整となる菅平合宿を経て、15日(木)・ニュージーランドへ旅立つ。24日(土)・イーデンパークでは『リポビタンDラグビーチャンピオンシップ 2022/ブレディスローカップ』ニュージーランド代表(オールブラックス)×オーストラリア代表(ワラビーズ)の試合前に女子ニュージーランド代表(ブラックファーンズ)と対戦。『RWC2021』NZ大会では9日(日)・カナダ代表、15日(土)・アメリカ代表、23(日)・イタリア代表と対峙する。
2022年08月30日「2022ミス・ユニバース ジャパンファイナル」が25日、都内で行われ、東京都出身で会社員の坂本麻里ベレンさん(23歳)が日本代表に選ばれた。ミス・ワールド、ミス・インターナショナルと並んで世界3大ミス・コンテストの一つに数えられるミス・ユニバース。1952年のスタートから今年で71回目を迎え、世界大会(開催場所&日程は未定)への出場権を賭けた日本代表の座を賭けた戦いが繰り広げられた。この日はセミファイナリスト34人が登場し、ステートメントスピーチ、水着審査、イブニングドレス審査を実施してベスト5が決定。そしてファイナリスト5人によるQ&A審査を経て、東京都出身の坂本麻里ベレンさんが日本代表に選出された。自分の名前を呼ばれて涙が溢れた坂本さん。「クラウンを付けてもらう時は本当に信じられなくて、夢を見ているようでした。花束を持ってランウエイを歩く時も信じられなくて、フラフラしちゃいました(笑)」と苦笑いも、「昨年の代表でもある渡邉珠里さんが素晴らしい成績(世界大会でベスト16入り)を残されたので、渡邉さんを越えるぐらい私も素晴らしい賞を獲りたいと思います」と視界は早くも世界大会に向いていた。坂本さんは、ペルー人の父と日本人の母の間で生まれたハーフ。「ペルーに行ったことはありませんが、父がよくペルー料理を作ってくれて、ペルーの文化を感じさせてくれました。家ではスペイン語が飛び交う中で育ちましたね」と幼い頃から国際的な感覚を養ったといい、「母は純日本人です(笑)。私のダメなところをきちんと伝えてくれます。母のような強い女性になりたいですね」と自身の母が憧れの女性だという。会社員でもある坂本さんは「料理教室で先生をやっています。料理やパンケーキなど全部教えてます」と職業柄、料理は得意だといい、「知花くららさんのようにWFP(国際連合世界食糧計画)で活動していきたいです。食べ物を配るだけでなく、現地の人と同じ食べ物を食べて交流している知花さんにすごく感動しました。私も知花さんのように交流しながら食べ物を渡しつつ、料理の先生だからこそ出来る食育も一緒にやっていきたいです」と将来の抱負を。ミス・ユニバースの先輩である知花はミス・ユニバースの日本代表になってから芸能界入りしたが、「正直言ってあまりないです(笑)」と芸能界入りには否定的だった。なお、日本代表の坂本さん以外は2位に岩手県出身で歯科医の及川紗利亜(27歳)、3位に東京都出身で学生のウィルソン恵みさん(26歳)、4位に茨城県出身でモデルの神崎梢さん(23歳)、5位に沖縄県出身で学生の平良あすかさん(22歳)がそれぞれ選ばれた。
2022年08月26日ホラーイベント「花園怪奇スタジアム」が、2022年10月1日(土)、10月2日(日)の2日間、大阪・東大阪市花園ラグビー場にて開催される。“ラグビー×ホラー”の異色のホラーイベント東大阪市花園ラグビー場を舞台に、“ラグビー×ホラー”の異色のホラーイベントが実現。花園ラグビー場全体を使用した“スタジアム周遊型”のお化け屋敷となっており、参加者は、パンフレットを片手にスタジアム内を自由に巡ることができる。選手が実際に使用しているロッカールームやバックヤードなど、普段は入れない場所に足を踏み入れられるのも魅力だ。ストーリーは、花園ラグビー場にちなんで、ラグビーをもとにした作成。スタジアムに現れる謎の黒い影と目撃される謎の女、そして、スタジアム内で行方不明になった一人の清掃員をキーパーソンに進行していく。参加者は約80分間の体験時間内で、スポットを自由に巡り、怪奇現象を体験。スポットによってはミッションや謎解きも用意されている。なお、このホラーイベント「花園怪奇スタジアム」を手掛けるのは、方南町お化け屋敷オバケンだ。ホラーイベント「花園怪奇スタジアム」ストーリー2022年10月1日(土)、10月2日(日)にかけて東大阪市花園ラグビー場でのイベント開催が決定した。その名も「花園わくわくラグビースタジアム」。あなたは偶然知ったそのイベントに興味を惹かれ、当日、花園ラグビー場へと向かう。イベントは「バックヤードツアー」や「ラグビーミュージアムツアー」など好きな体験をいくつか選んで、決まった時間の中で体験していく、という内容。開場と共にあなたはワクワクしながら一つ目のツアーへと足を進めた。しかし、現場のスタッフたちは顔をこわばらせており何か様子がおかしい。実はこのイベントには別の目的があった。スタジアムに現れる謎の黒い影と目撃される謎の女。そしてスタジアム内で行方不明になった一人の清掃員。 一体この花園ラグビー場で何が起きているのか、その時のあなたはまだ知る由もなかった……。【詳細】ホラーイベント「花園怪奇スタジアム」開催期間:2022年10月1日(土)、10月2日(日) 14:00/16:00/18:00※各80分、3公演会場:東大阪市花園ラグビー場住所:大阪府東大阪市松原南1丁目1-1定員:各公演300名まで料金:[一般大人] 前売券 3,500円(手数料別)/ 当日券 3,880円[一般小人] 前売券 2,500円(手数料別)/ 当日券 2,880円[当日リベンジ券] 大人 2,000円 / 小人 1,000円※中学生以下は小人料金。※3歳以下の入場は不可。※[当日リベンジ券]は同日に再度公演参加をする際、窓口にて購入可能。ただし、各公演定員数に達し次第販売終了。※チケットは、プレイガイド「チケットペイ」にて8月16日(火)18:00~販売開始。「花園怪奇スタジアム」特設サイトを参照。※内容は変更になる場合あり。
2022年08月19日アイデア商品の企画・製造・販売を行うベンチャー企業、株式会社AH Products(本社:東京都目黒区、代表取締役:原田 暁)は、アテネ競泳日本代表の森隆弘さんとともに「LaLaCoチェア」を使用して、自宅で、気軽に、ケガをしにくい体づくりを目指す運動動画「LaLaCoフィットネス」を制作し、2022年8月17日(水)より当社ホームページ上にて公開することをお知らせいたします。【LaLaCoフィットネス:下半身のトレーニング】■背景運動などで適度に体を動かすことは、健康維持、フレイル予防、未病改善などに効果があると言われています。2022年2月25日にスポーツ庁から発表された資料※によると、年々、成人のスポーツ実施率は増加傾向となっており、運動・スポーツを実施した理由は「健康のため」が最も多く、「体力増進・維持のため」「運動不足を感じるから」が続いています。その一方で、当資料では、運動不足を感じる方の割合は77.9%となっており、スポーツ実施率の56.4%を上回っています。このことから、「運動不足を感じるものの、運動することができていない」という方が一定数存在していることがわかります。また、運動・スポーツの阻害要因としては、「仕事や家事が忙しいから」「面倒くさいから」「年をとったから」というものが多くなっています。そこで、当社は、「運動をするために多くの時間を割くことができない」「運動を習慣的に継続することができない」「けがをしにくい体づくりをしたい」という方に向けて、水泳教室やトレーニングプログラム・筋力トレーニングなどの配信を実施しているアテネ競泳日本代表の森隆弘さんとともに、自宅で、気軽に、ケガをしにくい体づくりを目指す運動動画「LaLaCoフィットネス」を制作しました。※出典:「令和3年度『スポーツの実施状況等に関する世論調査』について(速報値)」(スポーツ庁:2022年2月25日報道発表資料) ■「LaLaCoフィットネス」とは??「LaLaCoフィットネス」は、自宅で、気軽に、ケガをしにくい体づくりを目指す運動動画です。「LaLaCoチェアを使用する時の姿勢チェック」「LaLaCoチェアを使用した体幹トレーニング、下半身のトレーニング、上半身のトレーニング」などについて、視聴者の方は、森隆弘さんの説明とともに効果的に体を動かすことができます。また、LaLaCoチェアは、ただ座って上下に弾むだけで、筋肉使用量がスクワット運動時の約30%となることなどが、拓殖大学森岡研究室との共同研究で証明されていますので、「急にハードなトレーニングをすることはできないが、少しずつ運動を始めてみたい」「ケガをしないように、体を動かしていきたい」といった方の要望にもお応えすることができます。なお、LaLaCoチェアの座面は垂直に押し込まないとスムーズに動かないという特徴がありますので、「LaLaCoフィットネス」を実施することで、フィットネスによる「健康促進」はもちろんのこと、「姿勢改善」を促進することもできます。■森隆弘さんのプロフィール1980年3月2日生まれ。生後4カ月よりプールへ。1998年 アジア競技大会優勝1999年 ユニバーシアード競技大会優勝2001年 水泳世界選手権5位2002年 アジア競技大会優勝2003年 ユニバーシアード競技大会優勝 世界選手権5位2004年 アテネオリンピック6位2007年 世界水泳選手権3位2008年 北京オリンピック代表選考会優勝※派遣標準記録に0.48秒及ばす引退慶應義塾大学水泳部ヘッドコーチ就任(2008年~2010年)■今後の展開「LaLaCoフィットネス」の動画は、当社ホームページ上で公開いたします。また、LaLaCoチェア購入者向けサービスとして、「LaLaCoフィットネス」動画の無料配信(不定期)も実施する予定です。株式会社AH Productsは、今後もLaLaCoチェアを通じて人々の健康促進に貢献していきます。■「LaLaCoチェア」の特徴・座面の中心を垂直に押し込んだ時のみ軽い反動が返ってくるスプリング内蔵の多用途椅子です。・少しでもずれると動きが悪くなり、押し込んだ感覚で自身の姿勢が分かります。・姿勢が崩れると座面が動かなくなる構造で転倒のリスクが低く、足腰の弱い人も安心して使用できます。・デザインに拘ったインテリアチェア。リビングなど、どこに置いてもインテリアに溶け込みます。・片付け不要で、いつでも気軽に使用できます。・老若男女、様々な用途(赤ちゃんをあやし寝かしつける椅子・子供の姿勢育成・大人の姿勢矯正・高齢者のフィットネス・レクリエーションなど)で長期間ずっと活躍します。・自動車のサスペンションと同等性能のスプリングを実装している為、長く使用しても反動力が衰えません。外部機関で一般家具より厳しい品質試験をクリアしています。・平成30年度の東京都トライアル発注認定商品に選出され、東京都の施設に設置されています。【「LaLaCoチェア」の概要】名称 : LaLaCoチェア発売開始日: 2017年1月31日販売料金 : 59,400円(税込)サイズ : 幅330mm×奥行330mm×高さ485mmカラー : ホワイト販売店 : WebURL : ■会社概要商号 : 株式会社AH Products代表者 : 代表取締役 原田 暁所在地 : 〒153-0063 東京都目黒区目黒1-4-16 目黒Gビル7F設立 : 2013年9月事業内容: LaLaCoチェア・企画・製造・販売等資本金 : 500万円URL : 【本サービスに関するお客さまからのお問い合わせ先】株式会社AH ProductsTel:03-5778-4906 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月17日日頃は花園近鉄ライナーズへご声援を賜り誠にありがとうございます。9月3日(土)、吉本新喜劇セカンドシアターにて開催される「ラグビー新喜劇 inセカンドシアター」に、花園近鉄ライナーズからタウファ統悦普及担当、野中翔平選手、横井隼選手、人羅奎太郎選手が出演しますのでお知らせいたします。チケットは好評発売中です。ぜひご観覧ください。日時:9月3日(土)19:00開演開催場所:吉本新喜劇セカンドシアター(イエスシアター)料金:大人3000円/高校生以下2000円(全席指定)出演:吉本興業タックルながい。、木尾モデル、なにわスワンキーズ小島ラテほか花園近鉄ライナーズタウファ統悦、野中翔平、横井隼、人羅奎太郎NTTドコモレッドハリケーンズ藤田達成、杉下暢、光井勇人、小泉将PEARLS(女子ラグビー)出演者未定 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月12日今季も世界のスーパースターがやって来る。2年目となる『ジャパンラグビー リーグワン』でさらなる躍進を目指す横浜キヤノンイーグルスに南アフリカ代表SHファフ・デクラークが加入。7月21日、『ラグビーワールドカップ2019』で世界一に輝いた思い出の地・日産スタジアムで入団記者会見が実施された。登壇した永友洋司GM、沢木敬介監督、デクラークは次のようにコメントした。永友GM「本日の入団会見に50名近いマスコミの方に来ていただき、(この後のトークショーには)800人以上のファンから応募があり、本当にうれしく思う。『RWC2019』準々決勝(・日本戦)で優秀選手(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれたデクラーク選手がイーグルスの仲間になってくれるとは、夢のような気分。数々のトッププレイヤーが『リーグワン』に来ているが、未来のこどもたちに夢を与えるような活躍をしてほしいと願っている」沢木監督「世界のトップレベルのSHが入団してくれて、プレーはもちろん、いろんなところでチームにいい影響を与えてくれると思う。イーグルスはまだトップカテゴリーで所属して10シーズンほど、これからチームカルチャーを育んでいかないといけないチームだと思っている。プレー以外でのラグビーへの取り組み、プロフェッショナルな姿勢はチームのロールモデルとなってくれると思っている」デクラーク「こんにちわ。永友GM、沢木監督、お集まりのマスコミのみなさん、今日はありがとう。イーグルスの一員となり、本当に光栄に思う。『RWC2019』で優勝できたスタジアムにまた戻って来られてうれしく思うし、ワクワクしている。このチームでトロフィーを勝ち取っていきたいし、世界でもベストチームと呼ばれる存在になりたい。イーグルスのコーチ・メンバー全員が一丸となれば可能だと思っている。みなさんが誇れるパフォーマンスを見せたいし、プレーだけではなく、若手、ファンにいい影響を与えていきたいと思っている」GMはデクラーク獲得の狙いをこう説明した。「デクラーク選手は世界一のタイトルを取った選手。勝ち方を知っている選手だし、勝者のメンタリティをチームに植え付けてくれると期待している。横浜キヤノンイーグルスは若いチーム、5・10年後を見据えたチーム作りが必要だと思い獲得に動いた」『リーグワン』の印象、横浜Eを選んだ理由を問われると、デクラークはこのように答えた。「『リーグワン』ではワクワクするようなラグビーが繰り広げられている。ランがあり、スピーディで運動量が豊富。日本のラグビーは年々スタンダードが高まっているし、若手も育っているとも思う。僕がチームを選ぶ時、チームの過去の成績、パフォーマンスを見るが、イーグルスは目を見張るほど成長しているし、友人のジェシー・クリエルからコーチ、スタッフ、住む場所、すべてにおいていい話を聞いていた。『リーグワン』にはたくさんいいチームがあるが、横浜という街も決め手のひとつ。このチームには大きなポテンシャルがあると思ったので、ぜひこのチームでやりたいと思った」今季の目標を質問されると、こう返答した。「まずしっかりチームに馴染まないといけない。チームメイトの顔や特性、特徴を学んで覚えてといけない。イーグルスはエキサイティングでワクワクするラグビーを展開しているので、早くその一員になりたいし、今季トライをたくさん取りたいと思っている。昨年6位、より良い成績を終えられるように積み重ねていきたい。早くチームメイトに会いたくてウズウズしている。早くグラウンドで自分のパフォーマンスを発揮したい」沢木監督は今季のターゲットを明確に示した。「まずトップ4に必ず入る。トップ4に入らないと優勝の可能性はないし、トップ4に入れば優勝の権利が手に入る」デクラークはスプリングボクスの盟友であり、横浜EでチームメイトになるCTBクリエルから監督の評判も聞いたと言う。「すごくタフなコーチ。そしてフェアで、スタンダードを高めることを大事にし、ひとりひとり選手の能力を引き出すのがうまいコーチだと聞いている。自分のパフォーマンスが足りないのならば指摘してほしいし、自分の能力をより引き出してくれることも望んでいる」なぜ多くの南アフリカ代表の選手が日本でプレーするのか聞かれると、以下のように見解を述べた。「なぜみんなが日本に魅了されているかと言うと、ファン・サポーターの応援が温かいという声を聞く。日本ではチーム状況がどうであれ、勝敗にかかわらず、コーチも信頼して使ってくれて、ファン・サポーターも応援してくれる。欧州だと成績が振るわないと、辛辣なことを言われるが、日本ではそういうことがないのも魅力。南アや欧州と比べて試合数が少ないので、いいコンディションで試合ができる。また日本のカルチャーも素晴らしく、多くの南アの選手が魅了されて再契約していると聞いている」『リーグワン』で対戦が楽しみな選手には南アのHOを挙げた。「スプリングボクスの選手が多く日本に来ているので、対戦するのが楽しみ。自分の得意な相手が嫌がるプレーをしたい。仲のいいマルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)にたくさん嫌がらせをして、キレさせたい(笑)」SO田村優とのコンビについてもコメントした。「本当に素晴らしい選手だと思う。日本代表でプレーする彼は怖いもの知らずで果敢にチャレンジする。彼がチームのスタンダードを上げる存在だとジェシーから聞いている。彼とはお互いにプッシュし、切磋琢磨したいと思っている。強いチームにはFWとBKをつなぐいいコンビネーションが必要だとも思うので、そうなれるようにしていきたい」『RWC2023』の前年に生活環境を変える不安はないのか質問されると。「『RWC2019』の際、10週間過ごしてここなら何年もプレーできると感じたし、南アの選手が何年もいて日本の生活を楽しんでいる。(南アの『スーパーラグビー』の)ライオンズ、(イングランドの『プレミアシップ』の)セール・シャークスで数年間戦い新たなチャレンジをしたいと思っていた。居心地のいいところにとどまっていると成長が止まるので、このビッグチャレンジにかけた。日本でいいプレーをすれば、監督も評価して南ア代表に選んでくれる。『リーグワン』は競争力が高いので問題ない。テストマッチではキックが多く、あまりアタックをする機会はないが、日本ではアタックのチャンスがたくさんあると思うので、自分の活力やチャンスを見極める力、集中力を発揮して、チームに貢献したい。すべての局面で自分の持っているスキルを発揮したいし、日本で成長、改善できれば、テストマッチでも十分貢献できると思っている」沢木監督も補足した。「本当の一流選手はチームが変わっても、コーチが変わっても、環境が変わっても、しっかり対応して力を発揮できるもの。彼はそれを持っていると思うし、うちのスタイルにもすぐフィットすると思う。優勝しているチームの一員、ウィニングカルチャーも知っている。彼のプレーを見ていてもアグレッシブだし、自分の仕事に手を抜かないし、スマートでクレバー、勝つために必要なものをみんなに伝えてくれると思う」指揮官の考えにデクラークも同意する。「日本での適応もそこまで難しくないと思っている。セール・シャークスでもそういうスタイルでやっていたし、自分はもともとランが得意。両方のラグビーが体験できるのは大事なこと。さきほど監督が言われたようにチームのスタイルにアダプトすることが大事、キヤノンのスタイルに適応していきたい」見せたいプレーはタックルだと言い切る。「まず自分はタックルが好きだし、得意にしている。アタック面ではゲームのスピードをアップさせること、周りの選手にチャンスを作ってあげたい。周りの選手が活躍できるのは自分のパフォーマンスがいいことなので、周りを生かしていきたい。あとはビッグタックルを披露したい」監督はオン・ザ・ピッチで期待することをこのように挙げた。「見ていてSHらしくない力強さがあるし、キャリーもできるし、プレーの起点にもなってくれる。ディフェンスでもフィジカルな面を出してくれるし、9番からのコンテストボールの精度も高い。コーチからしたら戦術の幅が広がる選手。またSHはサポートプレーも大事。ラインブレイクした際、一番近いところにいてサポートに走るので、必然的にトライも増えていくのでは」オフ・ザ・ピッチで期待することはこうだ。「これでイーグルスの注目度は確実に上がる。ほかの選手も注目されるとがんばると思うし、いいコンペティションが生まれると思う。戦術うんぬんは彼ならすぐに対応してくれると思うし、彼の強みを戦術に取り込んでいかないといけないが、特別期待しているのは注目度が高まり、チームのみんながハングリーな気持ちを持つこと」GMもデクラークの活躍を楽しみにしていた。「私も同じポジションをやっていたので一番ワクワクしている。彼にはこどもたちに一番夢を与えてほしいと願っている。それが日本ラグビーの発展につながればと思っている」デクラークはオフ・ザ・ピッチでの貢献も約束した。「若手に自分の培ってきた経験を伝えていきたい。もちろん若手から学ぶこともあるだろう。行動で示したい。口で言っても行動が伴っていないと説得力がないので、まず自分がしっかり行動で示したい」永友GMは契約年数や今後のスケジュールについて言及した。「詳しい年数は言えないが、複数年契約でイーグルスにしっかり文化を作ってもらいたいと思っている。この後、南アに戻って、『ザ・ラグビーチャンピオンシップ』への準備に入る。その後の秋のテストシリーズもあるので、(チームへの合流は)またこれから調整していくこと形になる」記者会見の後には、700名を超えるファンを前で入団会見イベントが実施された。デクラークはパーソナルに迫った質問に答えた。サラサラヘアーの秘訣は?「シャンプーとコンディショナーをたっぷり使っている」日本で食べたいものは?「焼肉と和牛を食べたい。ラーメンも好き」何と呼ばれたいか?「ファフさん」日本で行きたい場所は?「沖縄へ行ったり、富士山に登ったり、スキーはやったらだめだと言われそうなので、雪の中で遊びたい」最後にファンへメッセージを送った。「今日は足を運んでくれてありがとう。試合会場に家族、友人と来てください。次、『リーグワン』で会えること、横浜の街で会えることを楽しみにしています。みなさんが誇れるプレーをすることを約束します」『NTTジャパンラグビーリーグワン 2022-23』は12月開幕。横浜Eは東京サンゴリアス、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、コベルコ神戸スティーラーズ、グリーンロケッツ東葛、花園近鉄ライナーズとともにカンファレンスBに属す。対戦カード、試合日程の発表は8月下旬~9月上旬頃を予定しているとのこと。正式発表を楽しみに待ちたい。取材・文・撮影:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年07月22日「6月に開催されたブラジル戦でも活躍したサッカー日本代表の田中選手と、歌手の鈴木愛理さんが、ついに結婚を決めたと聞いています」(鈴木の知人)今年11月にサッカーW杯を控え、ドイツのブンデスリーガ2部に所属するサッカークラブ・デュッセルドルフで来る新シーズンにむけて調整を進める田中碧選手(23)。今年3月に5歳年上のアイドル歌手の鈴木愛理(28)との交際報道が出た際には、「僕はいま鈴木愛理さんと交際させていただいております」と語っていた。「鈴木さんは元ハロー!プロジェクトで、アイドルグループ℃-uteでセンターを務めていました。’17年にグループが解散した後もソロ歌手として活動し、昨年10月には日本武道館でのライブを成功させるなど人気を博しています」(スポーツ紙記者)2人の結婚話はどこまで進んでいるのか。鈴木の父でプロゴルファーの鈴木亨(56)に聞いた。――愛理さんが田中選手と結婚されると伺っていますが。「来てもらっても(結婚について)私の口からは話せないですよ。まぁ、記事に出たように交際については聞いています」――お父様としての気持ちは。「今までゴルフ以外だとテレビで見るのは野球ぐらいでしたけど、サッカーも見るようになったという感じですかね。順調に交際しているということではないでしょうか」――一部報道によると2人の仲を取り持ったのは亨さんご本人だそうですが。「私が紹介したわけではないんですよ。共通の知り合いで接骨院の先生がいてね。で、そうなったみたいで。私自身に面識はなかったんですよ。ずっと交際してはいたという話は母親から知らされていました」鈴木の所属事務所に結婚について問い合わせたところ「そのような話は聞いておりません」と語るが、芸能関係者はこう証言する。「お2人とも多忙で、さらに今年はサッカーW杯があるので、はっきりと決めることはできないそうですが、年内にも籍を入れる心づもりだといいます」田中選手にとって’22年は公私ともに特別な年になる!?
2022年07月12日初戦の教訓を第2戦に生かせるか。日本代表がフランス代表に2週連続で挑む。7月2日・豊田スタジアムでの『リポビタンDチャレンジカップ2022』では開始3分でフランスにあっさり先制トライを献上。一体何十点取られるか危ぶまれたが、すぐさま日本は落ち着きを取り戻した。6分、山沢拓也に代わり急遽先発となった10番李承信のPGで3点返すと、14分スピーディなアタックから最後はNo.8テビタ・タタフがダブルタックルを強引に突破。逆転トライを叩き込むと、李がCGを決めて10-7。その後2本ずつPGを獲得。フランスはFBメルヴィン・ジャミネが2本とも決めたのに対して、李は1本失敗。13-13で前半を折り返した。35度近い猛暑の後押しを受けて、後半日本が優位に立つと思われたが、フランスが地力を発揮。45分、モールで前進してからSOマチュー・ジャリベールがディフェンス網を破り、WTBマティス・ルベルへつなぎトライを奪うと、日本とフランスは1本ずつPGを成功させて3点ずつ加点。その後58分から10分間でフランスは3本ものトライを畳み掛けて勝負あり。ラストプレーでWTBシオサイア・フィフィタがダブルタックルの間を走り抜けて日本が1本返すも23-42でノーサイド。前半フランスを少し慌てさせたが、接戦に持ち込むことはできなかった。それでも試合後、ジェイミー・ジョセフHCは穏やかな表情で試合を振り返った。「選手たちを誇りに思う。今週自分たちはディテールを落とし込んでいる中選手がいなくなってしまい、新たな選手たちに落とし込みをしなければいけなかった。新しく入ってきた選手たちがしっかり準備したことを遂行できたのは、ファーストステップとしてはすごくよかったと思う」選手たちも確かな手応えと突き付けられた実力差について口にした。HO坂手淳史主将「率直に悔しいし、まだまだ修正できる点がたくさんあると思う。ミスはあったが、その中でも自分たちのやろうとしているラグビーはできたと思うし、また自分たちの強みを出せるようにがんばりたい。ボールを継続できればスペースもたくさんできるし、スクラムは取れるところもあったので、そこを突き詰めてやっていきたい」PR稲垣啓太「想像していた通りの部分も多かったし、準備してきたことを前半は出せたが、後半はコミュニケーション不足のミスによってできなくなった。こういうレベルになると、ミスからトライまで奪われてしまう、悔しい。スクラムに関しては結構手応えがあった。僕たちが組もうとしたスクラムは組めたし、スクラムは今日またひとつレベルアップを図れたと思う。何が成長したか、一人ひとりのやることが明確になっている。新しく入って来た選手もスクラムの理論を徹底的に頭に詰めてやっている。スクラムの理解度は高まっている。(来週に向けて)コミュニケーションミスと反則を減らすこと、そこだけ。あんまり多く的を広げず、自分たちの時間にはスコアまで持っていけている。細かいミスと反則、そこだけ」李「急遽スタメンになったが、とにかくチームが勝つために自分の役割をしっかり果たして、チームのアタックを特にリードしていく気持ちで挑んだ。今日のプランはアタックファースト。キックを蹴るより、しっかり自分たちでボールを動かしてポゼッションで相手を上回るプランだったので、そこで早いコール、自分が9番とFWにしっかりコミュニケーションを取るということを意識した。緊張しないタイプだが、試合前は地に足がつかなかった。キックオフでボール触った瞬間に吹っ切れた。いい部分も悪い部分もあった。まだまだ10番としてドライブ、ゲームコントロールできていなかったのが課題」フィフィタ「思った通り強かった。前半は勝てる自信があったが、僕らのミスとペナルティが多かったので、後半最初の20分で2~3トライ取られてしまった。いい部分と悪い部分あったが、来週必ず勝ちたい。日本代表の11番は誰にも渡したくないので、日々の練習からハードワークし、いいパフォーマンスできるよう、日々の練習がんばりたい」7月7日、フランスとの第2戦のメンバー発表会見が行われた。ジョセフHCは次のメンバーに勝利を託した。【日本代表】1稲垣啓太(埼玉WK)、2坂手淳史(埼玉WK)、3ヴァル アサエリ愛(埼玉WK)、4ワーナー・ディアンズ(BL東京)、5サナイラ・ワクァ(花園L)、6リーチ マイケル(BL東京)、7ベン・ガンター(埼玉WK)、8ジャック・コーネルセン(埼玉WK)、9齋藤直人(東京SG)、10李承信(神戸S)、11シオサイア・フィフィタ(花園L)、12中野将伍(東京SG)、13ディラン・ライリー(埼玉WK)、14ゲラード・ファンデンヒーファー(S東京ベイ)、15山中亮平(神戸S)、16堀江翔太(埼玉WK)、17森川由起乙(東京SG)、18木津悠輔(トヨタV)、19辻雄康(東京SG)、20テビタ・タタフ(東京SG)、21茂野海人(トヨタV)、22田村優(横浜E)、23シェーン・ゲイツ(SA浦安)ジョセフHCは先週の反省を踏まえ、今週のポイントを語った。「自分たちのゲームができた時はしっかりプレッシャーを掛けることができた。後半は自分たちのプレーに執着しすぎて、ボールを回しすぎてコントロールを失った部分がある。そこのバランス、自分たちのすべきゲームプランは変えず、バランスを考えていかないといけない。しっかりスマートにモーメンタムを持ってラグビーをしていくことが必要。今週の準備では大きな変化は加えてないが、新しい選手たちがフレッシュな気持ちにさせてくれている」ハーフ団は若い齋藤と李が先発、キャリアがある茂野と追加招集の田村がベンチに回った理由を明かした。「李はすごくいい試合をした。彼は若い選手、今後も育成が重要になってくる。彼はまだ経験が少ない。たくさん経験してもらっていい選手になっていってほしい。直人も帰って来たので彼のプレーをもっと見てみたいと思い、チャンスを与えた。若い選手で前半チームをしっかり引っ張っていって、後半に優のような経験があるシニアが入ることによってチームに刺激を与えてほしい」指揮官はHO堀江の再合流を歓迎した。「将太は一貫性を持ったプレーをしてくれるし、リーダーシップも発揮してくれている。しっかり体調を戻し、チームに戻って来てくれた。試合に向けてモチベーションも高く、今回の試合に向かって万全の準備してくれている」20歳のディアンズと2週間前に代表初キャップをマークしたワクァのLOコンビについても言及した。「ワーナーは若く、ワクァもチームに合流して3-4週間。若く経験の浅いふたりにビッグテストマッチの経験を与えたいと思った。またヴィンピー(・ファンデルヴァルト)がケガしたこともあり、このふたりが先発することになった」前戦ではLOを務めたコーネルセンがNo.8の先発、タタフがベンチスタートとなった理由はこうである。「タタフは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。今回は後半に入って、インパクトを与える役割を見たいと思い、ベンチスタートにした。またラインアウトで高さが必要だと思い、このようなラインナップになった」HCはノンキャップのLO辻にも期待を寄せた。「辻はファーストキャップ、将来を考え、育成が必要。どんなプレーを見せくれるか、ワクワクしている。『リーグワン』でもいいパフォーマンスを見せてくれている。彼には期待している」ジョセフHCはキーワードに「バランス」と「コントロール」を挙げた。「今回の代表ツアーでは若い選手を使っていって、選手層を厚くしようとやってきた。キープレーヤーがケガをし、新しい選手を見るチャンスだった。フランスは世界でもベストなチーム。コントロールとバランスが必要。パワフルなランナーがたくさんいる。いかに止めるかが勝利の鍵」鍵となる「バランス」と「コントロール」を担うのが若い10番だ。「先週バランスを取ることができなかった。10番の李は若く今後チームを引っ張っていく選手としてがんばった。今週勝つためにゲームの中でバランスとコントロールしていくことが大事だと思っている。先週は前半と後半にいきなり2本取られていいスタートを切れなかった。いいスタートを切るためにバランスとコントロールが必要。若い10番も先週大きな学びを得た。今週は経験を生かしてチームをリードしていってほしい」対するフランス代表の試合登録メンバーは以下の通り。1ジャン・バティスト・グロ、2ペアト・マウバカ、3デンバ・バンバ、4ティボー・フラメント、5トマ・ジョルムス、6ディラン・クレタン、7シャルル・オリボン、8ヨアン・タンガ、9マキシム・ルク、10マチュー・ジャリベール、11マティス・ルベル、12ヨラム・モエファナ、13ビリミ・バカタワ、14ダミアン・ペノー、15マックス・スプリング、16ピエール・ブルガリ、17ダニー・プリソ、18シピリ・ファラテア、19トマ・ラヴォー、20イブライム・ディアロ、21セコウ・マカルー、22バティスト・クイユー、23アントワーヌ・ハストワ果たして、日本代表が第2ラウンドでアップセットをやってのけるのか、フランス代表が返り討ちするのか。『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×フランス代表は7月9日(土)・国立競技場にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様は日本テレビ系にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)リポビタンDチャレンジカップ2022のチケット情報
2022年07月08日どこまで食らい付くかがテーマではない。ターゲットは勝利のみ。日本代表がフランス代表に本気で勝ちにいく。ラグビー欧州6か国対抗戦『シックスネーションズ2022』全勝優勝を果たし、ワールドラグビーランキング2位に付けるフランスはホストとして迎える『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』の有力な優勝候補に挙げられる。ただし、付け入る隙はある。今回の来日メンバーはSHアントワンヌ・デュポンやSOロマン・ンタマックら主力は不在。今季2000分以上プレーした選手は選外となったのだ。一方、ノンキャップメンバーは10人を数える。そして何より、この時期異例とも言える猛暑がジャパンを後押しする。日本代表のパフォーマンスも期待を膨らませる。主力組による夏シーズンの初戦となった6月25日『リポビタンDチャレンジカップ2022』ウルグアイ戦では隙のない戦いぶりを披露した。キックオフとともにWTBシオサイア・フィフィタがあいさつ代わりの強烈タックル。FB野口竜司も自ら蹴ったハイパントに競ってマイボールを確保し、主導権を握る。1週間前、ナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)で構成した日本代表は序盤ウルグアイに手こずったが、4分敵陣深くのラインアウトからモールを押し込み、HO坂手淳史主将が早々にトライ。その後、ウルグアイがペナルティをおかせば、SO山沢拓也のPGで次々加点していった。前半終了間際には相手のパスミスにCTB梶村祐介が反応、こぼれ球をキックすると、続いてWTBゲラード・ファンデンヒーファーがキック、最後はCTBディラン・ライリーが抑えて19-0で前半を折り返した。後半に入っても日本はペースを渡さない。50分モールからのトライに55分初キャップのファンデンヒーファーが初トライをマーク、61分の認定トライ、63分NO8ファウルア・マキシのビッグゲインから梶村のトライと畳み掛ける。試合終盤にはPR稲垣啓太のシンビン(10分間の一時退場)があり、一本返されたが、終わってみれば43-7。ジェイミー・ジョセフHCも「後半残り20分はハンドリングエラーも多く、イエローカードも出たが、ティア1にああいうゲームしてはいけない学びになった」と課題を挙げつつ、「新しいリーダー陣のもと、新しい選手たちが入った中いい試合ができたと思う。(ハーフ団は)大きな可能性のある選手たち。9番(齋藤直人)はうまくコントロールしてくれた。ラインアウトが定まらない中、うまくボールをさばいてくれた。山沢はどんどん経験していってほしい。経験することによって代表としてパフォーマンスが高まっていくことだろう。最初の試合にしては良かった」と評価した。選手たちも手応えを口にした。坂手主将「ディフェンスは良くなってきているのでは。しっかりセットできていたし、前へ出てプレッシャーをかけることもできていた。ただ、まだ修正すべき点もたくさんあるので、しっかり映像を見て修正して来週に向かっていきたい」稲垣「前半は我々の時間帯が多かったが、いくつかペナルティからエリアを取られたので反則は気をつけないといけない。自分自身シンビンを取られたので、相手にも申し訳ないし、チームにも迷惑かけてしまったので、修正していきたい。(堀江翔太について))影響力しかない。堀江さんはやるべきことをやっているから、堀江さんのひと言をみんなが聞く。チームに頼もしい人が帰って来たという印象」HO堀江「ヨーロッパ相手に7点しか許していないのは記憶にない。ディフェンスはすごく成長していると思う。(ジョン・)ミッチェル(AC)が来て、彼の落とし込みに対して、僕らがすぐ具現化ができているのは、個人のラグビー脳や能力、スキルが成長しているからだと思う」FLリーチ マイケル「新チームとしていいスタートを切れた。ハードな宮崎キャンプを経て、この結果を出せたのは良かった。やろうとしたことが見えたのが良かった。山沢、李(承信)がいいゲームコントロールを見せて、坂手主将もいいリーダーシップを見せてくれたので良かった」齊藤「プランを遂行すること。9番としてやり続けることにフォーカスした。相手の強みを出させない。そして自分たちの強みを出すこと。(山沢とは)3週間コミュニケーションをたくさん取り、ミスもあったがこういう結果に終わった良かった。トランジションでしっかりボールを動かすこと、攻めるところを攻められたのは良かった」山沢「自分のやるべき仕事はそれなりでできたと思う。1試合を通してエリアマネージメントとして、敵陣で戦うというのは基本的にできた。ペナルティで自陣に釘付けにされる場面があったが、スコアされずに良かった」ライリー「(BKの連係について)いい方向に向かっている。いいステップで進んでいる。いいコネクションで、いいステップへ向かっている」6月30日、『リポビタンDチャレンジカップ2022』フランス戦のメンバー発表会見が行われた。気になる試合登録メンバーは以下の通り。【日本代表】1稲垣啓太(埼玉WK)、2坂手淳史(埼玉WK)、3ヴァル アサエリ愛(埼玉WK)、4ヴィンピー・ファンデルヴァルト(RH大阪)、5ジャック・コーネルセン(埼玉WK)、6リーチ マイケル(BL東京)、7ベン・ガンター(埼玉WK)、8テビタ・タタフ(東京SG)、9茂野海人(トヨタV)、10山沢拓也(埼玉WK)、11シオサイア・フィフィタ(花園L)、12中野将伍(東京SG)、13ディラン・ライリー(埼玉WK)、14ゲラード・ファンデンヒーファー(S東京ベイ)、15山中亮平(神戸S)、16橋本大吾(BL東京)、17森川由起乙(東京SG)、18垣永真之介(東京SG)、19ワーナー・ディアンズ(BL東京)、20ファウルア・マキシ(S東京ベイ)、21中嶋大希(神戸S)、22李承信(神戸S)、23髙橋汰地(トヨタV)ジョセフHCはフランス戦の勝負のポイントを次のように語った。「ひとつ目はしっかりセットピースを安定させないといけない。フランスはセットピースが非常に強い。スクラム、ラインアウトでパワーラグビーを仕掛けてくると思うので、まずそこでしっかり対応していくこと。自分たちはボールインプレ―を多くしたいし、ボールを素早く動かしてアタックしていきたい。でもバランスも大事。非常に暑く、ボールも滑るだろうから、バランスを考えてプレーしていきたい」フランス戦でテストしたい点を問われると、指揮官はこう答えた。「選手一人ひとりがしっかり自分の仕事をすることを期待している。フランス相手にゲームプランを遂行できるのか見てみたい。フランスは言うまでもなく世界有数のチーム、大きなチャレンジ。我々のキープレーヤーの何人かがケガをしているが、タフなトレーニングを積んできた。自分としても今週の試合を楽しみにしている」ジョセフHCは猛暑も味方に付けるつもりだ。「この暑さは自分たちにとってチャレンジだが、相手にとってもチャレンジ。我々は素早くボールを動かしていきたい。フランスはあらゆる面でスローダウンしてきたいと思う。この暑さは自分たちにとって、いい方向に転ぶと思う」前戦から選手を変更したLO、No.8、CTBについても説明した。「ヴィンピーがチームに戻ってきてうれしい。彼は経験があり、LOとしてフィジカルが強く、タフさもある。前回の合宿でケガをし、パフォーマンスが上がるのを待っていた。ワーナーはまだ20歳。未来がある、可能性がある選手。今回はベンチから違う役割を与え、彼がどんなパフォーマンスを見せるか見てみたい。タタフはボールキャリーとして期待している。彼がしっかりボールを、前へ運んでくれることを期待している。中野、このポジションでどれだけやれるか見てみたいと思っている。CTBは中村亮土がケガをしたが、選手層は厚くなってきている。彼は12番の可能性もあると思うので、このポジションでチャンスを与えた」2戦連続スタメンの山沢についても言及した。「彼はそこまで試合を経験していないので、彼にはジャージーを着て継続して成長できるようにしていきたい。今回ティア2からティア1へ相手のレベルが上がってくるが、プレッシャーが変わってくる中、しっかりパフォーマンスすることができるか見ていきたい」PR森川とWTB高橋のノンキャップのふたりに対してもコメントした。「両選手は1年以上チームにいながらまだ試合に出られていないのは不運な一面がある。パンデミックの中、6試合しかできず、なかなか機会が与えられなかった。森川は『リーグワン』でもスクラムやスキルが成長している。彼のパフォーマンスに期待している。高橋は2回のツアーに参加し、未来がある選手だと実感している。ここで彼のパフォーマンスを見られるのを楽しみにしている」ジョセフHCはここが『RWC2023』へ向けてのスタートだと強調した。「スターティングポイントだと思っている。この2年半、強化は遅れていると感じている。この遅れをしっかり受け止めて、遅れを取り戻していくほかないと思っている。競争はすべてのポジションで重要。競争することによって選手層が厚くなり、経験へつながっていく。NDSを作ったのもその一環。今後も選手たちが競争し、ポジションを勝ち取っていくことが大事」また、同日ウルグアイ戦で出色のパフォーマンスを見せた堀江、齋藤、野口が離脱、SH高橋敏也(BL東京)、FL布巻峻介(埼玉WK)の追加招集が発表された。藤井雄一郎ナショナルチームディレクターは「フィジオがひとり発熱した。彼に近かった選手に抗原検査をし、陽性判定が出たのが3人。この3選手は無症状なので、このまま無症状なら次のフランス戦は出られる。協会のプロトコルを遵守して、絶対ゲームをしたい」と説明した。一方、フランス代表は主力が不在とは言え、長期離脱から戦線復帰したFLシャルル・オリボンをはじめ、ビリミ・バカタワとダミアン・ペノーのCTBコンビなどビッグネームも日本にやって来た。来日前には今回のメンバーが大半を占めたバーバリアンズとして、イングランド代表を52-21で圧倒した。昨夏のツアーでもフランスは若いメンバーでオーストラリア遠征を敢行。1勝2敗と負け越したが、フルメンバーのワラビーズと互角の攻防を見せた。果たして、日本代表がホームの追い風を受けて三度世界を驚かせるのか、フランス代表が世界トップの実力を見せ付けるのか。『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×フランス代表は7月2日(土)・豊田スタジアム、9日(土)・国立競技場にてキックオフ。チケット発売中。7月2日(土)はNHK総合、9日(土)は日本テレビ系にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)リポビタンDチャレンジカップ2022のチケット情報
2022年07月01日オリンピックやワールドカップ、世界選手権などでよく見る国旗。知っているつもりでも、いきなり聞かれたら???となりますよね。脳トレ感覚で楽しんでみてください。ヒント国技のスポーツとえば、ラグビー。試合前に先住民であるマオリの伝統舞踊「ハカ」を踊ることでも有名です。勇ましいこの舞踊、東京オリンピックでも注目を浴びていました。そのほかに、キウイフルーツ、羊、最近ではワインの重要も高まってきています。正解は…ニュージーランド南西太平洋に位置する国で、火山や氷河を有する 2 つの主な島があります。 首都はウェリントン。国旗の意味1902年に商船旗をもとにして作られています。 左上のユニオンジャック(イギリスの国旗のこと)は、イギリスとの歴史的な結び付きを、4つの星は南十字星を表しています。主要産業は大自然を生かした「酪農」。全粉乳やバターなどの乳製品は輸出の主要品目、国の経済を支えています。出典元:世界の国旗 あわせて読みたい🌈【ライオンの町】の意味をもつアジアの国はどこ?
2022年07月01日6月21日、『FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選』Window 3 予備登録メンバーが発表された。バスケットボール男子日本代表は今夏2チーム体制で強化を進める。ひとつが7月1日(金)~3日(日)『W杯 アジア予選』Window 3と7月12日(火)~24日(日)『FIBA アジアカップ 2022』を戦うチームと、もうひとつが8月13日(土)・14日(日)『国際強化試合2022(仮称)』と8月22日(月)~30日(火)『W杯 アジア予選』Window 4を戦うチームである。同日には直前合宿参加メンバーによるオンライン取材が行われた。トム・ホーバスHCは改めて2チーム体制での強化方針を語った。「今40人のラージグループでやっている。全部の試合で勝ちたいから40人の中でA・Bチームと順番をつけるではなく、どういう組み合わせにすればいいバランスで勝ちにいけるか考えた。全員が全員ではないが、Bリーグでセミファイナルまで残った宇都宮と琉球、川崎、島根の選手はWindow 4の方がいいとか考えた。ケガ人もあり、スケジュールの問題もあり、本当に選ぶのは難しかった」さらにPGを例に出して、チーム編成について説明した。「PGは4人(藤井祐眞、齋藤拓実、テーブス海、河村勇輝)呼んだが、河村、テーブス海は若いので、経験があるPGを呼びたかった。齋藤と河村は身長が小さいので、フィジカルがあるPGがいればいいかなと考えた。安藤誓也はセミファイナルまで戦い、いろいろあったのでWindow 4に呼んだ方がいいかなと思った。選ぶのはとても難しかった、でもいいチームができた」指揮官は6月15日から始まったWindow 3直前合宿の手応えを口にした。「この合宿は思ったよりいい感じになった。Bリーグが終わって休んでいたので、コンディション的にどうかなと思ったが、みんなよく準備して来てくれた。(6月6日~12日に実施した)ディベロップメントキャンプに参加していた若手もスムーズに入って来ている」今回の強化ポイントをこのように挙げた「このWindowで改善できるかわからないが40%くらい3P(の成功率は)が必要だと思う。女子のように40%近い数字を残すようになれば、相手に関係なく勝てるチャンスが出てくる。これまでの4試合は29%と全然足りない。シューターを探している。オフェンスとディフェンスのアジャストメントもやっている。前回のオーストラリア戦の課題をトレーニングしている。オフェンスではペイントシュート、ディフェンスではハーフコートゲームになるとよくないので、スティールを狙えるよう改善している。今回のメンバーはWindow 2よりもアグレッシブなディフェンスができる選手が揃っているので、そういうディフェンスができるかなと思っている」ホーバスHCは『東京五輪』銅メダルメンバーのマシュー・デラベドバが入ったオーストラリア代表を警戒する。「Window 2よりWindow 3の方が強い。経験があるメンバーとなったので難しい。だが、前回の試合よりももっと上手にできると思う。今スカウティングしているところだが、ディフェンスで相手のリズムを崩したい。もっとスティールをしたい」アグレッシブなディフェンスを期待する選手について、具体名を挙げてコメントした。「張本(天傑)はフルコートのトラップを仕掛けるタイミングがよく、オンボールのフィジカルなディフェンスもできる。ディプロップメントキャンプから参加している吉井(裕鷹)もフィジカルが強くて面白い選手。テーブス海も身長があって、力のあるPG。合宿でもいい仕事をやってくれている」また『W杯 アジア予選』Window 3予備登録メンバーに名前が入っている渡邉雄太についても言及した。「今このチームに彼はいない。この合宿前に一度会ったが、彼はすごく強い気持ちを持っていて、スケジュールが合えば一緒にやりたい。それを楽しみにしている。Window 3には来ないが、それは予定通り。『アジアカップ』に来る可能性はある」同日には選手たちもオンラインで記者たちの質問に答えた。主な選手たちの意気込みは次の通り。古川孝敏「今回も呼んでいただき感謝している。またチャンスもらえたので持てるものすべてを出していきたい。みんなとコミュニケーションを取って、このチームでどう戦うべきかこの数日で作っているところ。それぞれの良さをこのバスケの中で出せれば、間違いなく自信を持って戦っていけると思うが、まずみんながしっかり頭で理解しないとこのバスケは難しい。それぞれの役割、ロールを考えて、お互いにコミュニケーションを取りながらやっていきたい」藤井祐眞「トムさんも選考で『いろんな選手を試したい』と言っていたので、Window 1で入った時はできる限り試合の中でアピールできればとプレーした。Window 2に選ばれなかったが、その時に『こういう選手を見たい、こういうメンバーでやりたい』というのがあると思うので、しっかり理解し特に悔しさはなかった。選ばれたらしっかり自分のパフォーマンスをして日本の役に立ちたいという思いはあるが、『絶対に何が何でも俺が入って絶対に活躍するんだ』という思いはない。代表でも川崎でやっているくらいガンガンやってほしいと思われていると思うが、初めてやるメンバーもいて、探り探りでまだ自分を出せていない。ハングリーにやりたいが、まだチームとしての共通理解が薄いと思うので、チームで何がしたいか、しっかりコミュニケーションを取って、固まったらどんどん自分を出していきたい」佐藤卓磨「前回の経験を踏まえて、さらにトムさんのバスケを理解しようと、充実の日々を過ごしている。新たなメンバーとどんどん連係を増やしていければと思っている。ポゼッションを取るためにディフェンスを強くしよう、リバウンドを取る、思い切りシュートを打とうと、その3つを自分の役割としてやっていきたい。どんどんBリーグや日本代表が盛り上がるようプレーしていきたい」須田侑太郎「今季は3Pの成功率を大きく下げてしまった。これまでキャッチ&シュートが多かったが、今季は動きながらのシュートやチェックされたシチュエーションでのシュートが増えてしまった。どんな状態で打っても40%に乗せられるように準備をしていきたい。日本代表を背負って戦えるチャンスをもらえたので、自分にでき得る最大限をやっていければと思っている。結果を考えずにまず自分のできるところに集中している」齋藤拓実「(中国戦では)トムさんが『レイアップをしたい』と言うのは、3Pの比率が多すぎた反省点から。ペイントアタックがそもそもできなかった。僕はフローターも得意なので、相手の嫌がるペイントアタックができれば、トムさんの言う3Pも増えてくるのかなと思う。トムさんはポゼッションを増やしたいと思うので、オフェンスリバウンドも大事だが、アグレッシブディフェンスでスティールを狙うとか、自分たちのディフェンスで焦らせてシュートを打たせて、トランジションにつなげるのが大事だと思う」テーブス海「シュート力を求められていると思うので、どんどんリングにアタックしたい。サイズで負けない、アグレッシブなディフェンスをするのは自分の持ち味だし、3Pも求められると思うので、どんどん積極的に打っていきたい。(Bリーグファイナルまで戦い)疲れているが、体力はめちゃめちゃあるので、『CS』に出ていない選手はオフが1か月あり体がなまっているかもしれないが、自分は疲れはあるが、若いので大丈夫」西田優大「合宿自体やることは変わっていない。メインでやることをチームとして共通理解してやっていければと思っている。(前回のオーストラリア戦は)チャイニーズ・タイペイ戦ではペイントアタックもうまくいっていたが、サイズも違うので同じようにできるわけがないので、そこでうまく対応できればチームとして結果も違っていたと思う。ジャンプストップだったり、より良い選択ができるよう今は意識している」富永啓生「毎日毎日高いレベルで練習できて、毎日毎日成長できている実感はある。こうやって日本代表に選ばれてうれしいし、レベルアップできればうれしい。(3Pは)個人的には半分くらい、50%決めていくのが目標。自分の強みの3Pはアピールしていきたいし、それ以外のディフェンスやほかの部分でも平均的にやって貢献していきたい。(オーストラリア戦について)やってみないとわかないが、普段からアメリカでやっているので、高さに対する慣れはあるので、自信はある。高い選手につかれたらスピードで抜くのもあるし、一歩下がって3Pを狙うのもある。3人制でフィジカルを鍛えられたので、5人制でも引き続きやっていきたい。オーストラリアは能力も高さもあり、バスケもうまいチーム。強豪と戦えるのは楽しみだし、やってやるという気持ちももちろんある」河村勇輝「Bリーグの中でリスペクトしているPGと一緒に練習やマッチアップしていると、自分に何が足りなくて何が勝っているか経験できている。自分の特徴のドライブはトムさんのバスケにフィットすると思うので、ぶらさずにやっていきたいし、そこでの判断を大事にしている。フィニッシュやキックアウトはまだまだだと思うので、しっかりレベルアップしていきたい。『パリ五輪』に選ばれるために積み重ねが大事だと思うし、代表での慣れも大事だと思うので、Window 3のメンバーに選ばれるようにしたい。ステップは踏んでいると思うが、まだここがスタートライン」【バスケットボール男子日本代表『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』アジア地区予選Window 3 予備登録メンバー】古川孝敏(SF/秋田ノーザンハピネッツ)谷口大智(PF/茨城ロボッツ)ルーク・エヴァンス(C/ファイティングイーグルス名古屋)永吉佑也(PF/京都ハンナリーズ)藤井祐眞(PG/川崎ブレイブサンダース)須田侑太郎(SG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)張本天傑(PF/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)野本建吾(PF/群馬クレインサンダーズ)富樫勇樹(PG/千葉ジェッツ)渡邉雄太(SF/トロントラプターズ)佐藤卓磨(SF/千葉ジェッツ)齋藤拓実(PG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)馬場雄大(SG/-)コー・フリッピン(SG/琉球ゴールデンキングス)小島エリエット海(PF/大阪エヴェッサ)ラシード・ファラーズ(C/千葉ジェッツ)吉井裕鷹(SF/アルバルク東京)川真田紘也(C/滋賀レイクスターズ)小酒部泰暉(SG/アルバルク東京)テーブス海(PG/宇都宮ブレックス)西田優大(SG/シーホース三河)井上宗一郎(PF/サンロッカーズ渋谷)富永啓生(SG/ネブラスカ大学)河村勇輝(PG/横浜ビー・コルセアーズ)※所属は6月30日現在のもの。※富樫、渡邉、馬場はWindow 3直前合宿は不参加。『FIBA バスケットボールワールドカップ 2023』アジア地区予選Window 3・オーストラリア戦は7月1日(金)、チャイニーズ・タイペイ戦は3日(日)・オーストラリア・ジョン・ケイン・アリーナにてティップオフ。 オーストラリア戦の模様はBS朝日、DAZN、チャイニーズ・タイペイ戦は日本テレビ、DAZNにて生中継。
2022年06月22日株式会社ハブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 剛)が運営するHUB名古屋栄錦通り店は、トヨタヴェルブリッツの現役選手とOBによる、ラグビー日本代表戦のリアルタイム解説イベントを開催いたします。■イベント概要・トヨタヴェルブリッツの現役選手とOBによる試合中の内容解説・トヨタヴェルブリッツの現役選手&OBとの交流イベント(プレゼント企画等)・タイアップカクテルの販売2022年6月25日(土)日本代表 対 ウルグアイ代表14:00~受付開始15:00イベント開始(KICK OFF)解説:百地 龍之介 選手、垣本 竜哉 氏(OB選手)2022年7月9日(土)日本代表 対 フランス代表14:00~受付開始14:50イベント開始(KICK OFF)解説:バティリアイ・ツイドラキ 選手、高橋 洋丞 氏(OB選手)HUB名古屋栄錦通り店 : トヨタヴェルブリッツ : ■株式会社ハブについてHUB・82ホームページ : 株式会社ハブホームページ : ■本件に関するお問い合わせ先株式会社ハブ 経営企画部電話:03-3526-8689FAX:03-3526-8691MAIL: ir@pub-hub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月22日株式会社ハブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 剛)が運営するHUB三宮ムーンライトビル店は、コベルコ神戸スティーラーズの現役選手による、ラグビー日本代表戦のリアルタイム解説イベントを開催いたします。■イベント概要・コベルコ神戸スティーラーズの選手による試合中の内容解説・コベルコ神戸スティーラーズの選手との交流イベント(プレゼント企画等)・タイアップカクテルの販売2022年6月25日(土)日本代表 対 ウルグアイ代表13:30~入場開始14:00イベント開始(15:00KICK OFF)解説:山本 幸輝 選手、小畑 健太郎 選手2022年7月2日(土)日本代表 対 フランス代表13:30~入場開始14:00イベント開始(15:00KICK OFF)解説:井関 信介 選手、前田 剛 選手HUB三宮ムーンライトビル店 : コベルコ神戸スティーラーズ : ■株式会社ハブについてHUB・82ホームページ : 株式会社ハブホームページ : ■本件に関するお問い合わせ先株式会社ハブ 経営企画部電話:03-3526-8689FAX:03-3526-8691MAIL: ir@pub-hub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月17日リポビタンシリーズを飲んで当たる!大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)は、“リポビタンポイントチャージステーション”にて、ラグビー日本代表応援賞品が当たる「リポビタンⅮラグビー日本代表応援キャンペーン」を、2022年6月17日(金)~ 2022年7月11日(月)の期間で実施します。「リポビタンⅮラグビー日本代表応援キャンペーン」は、当社が冠スポンサーとして特別協賛する、ラグビー日本代表のテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2022」の開催を記念して実施するもので、「リポビタンD」を始め、対象商品のポイント数に応じて、「リポビタンDチャレンジカップ2022」でも使用されるマッチボール(非売品)やラグビー日本代表レプリカジャージなど、ここでしか手に入らないラグビー日本代表応援賞品が抽選で合計100名様に当たります。「リポビタンD」がラグビー日本代表を応援し続けて、今年で21年目を迎えます。夢に向かって前向きにがんばる人々を応援し、皆さまの疲労回復・栄養補給をサポートする「リポビタンD」は、今後もラグビー日本代表を応援し、日本ラグビー界を盛り上げる様々な取り組みを行ってまいります。◇キャンペーンの詳細は、当社のリポビタンブランドサイト内キャンペーンバナーをクリックまたは、応募サイト“リポビタンポイントチャージステーション”をご覧ください。・リポビタンブランドサイトURL: ・キャンペーン応募サイト「リポビタンポイントチャージステーション」URL: 【キャンペーン概要】対象商品についている応募シールを集めて、応募期間中に「リポビタンポイントチャージステーション」にて、応募シールに記載してあるシリアルナンバーを入力、ポイントをためて応募いただけます。・応募ポイント数に応じて賞品が選べる3つのコースAコース(15ポイント):計5名様景品AコースBコース(10ポイント):計45名様景品BコースCコース(3ポイント):計50名様景品Cコース■キャンペーン応募サイト「リポビタンポイントチャージステーション」応募シールに記載してあるシリアルナンバーを入力、ポイントをためて応募いただけます。URL: ■キャンペーンお問い合わせ先「リポビタンキャンペーン事務局」当キャンペーンに関するお客様のご質問にお答えします。電話番号:03-5610-0671開設期間:2022年6月17日(金)~ 8月31日(水)受付時間:9時30分~17時30分(土・日・祝日を除く)【応募要項】■応募期間2022年6月17日(金)10:00 ~ 2022年7月11日(月)16:59■応募方法「リポビタンポイントチャージステーション」からの応募■応募資格日本国内ご在住の15歳以上の方に限らせていただきます。■対象商品・リポビタンシリーズ15種類※リポビタンD、リポビタンZERO、リポビタンファイン、リポビタンファインプレシャス、リポビタンフィール、リポビタンDスーパー、リポビタンDハイパー、リポビタンDライト、リポビタンノンカフェ、リポビタンD8、リポビタンD11、リポビタンライフ(大正製薬ダイレクト限定発売品)、リポビタンDX、リポビタンDXアミノ、リポビタンDXα(大正製薬ダイレクト限定発売品)※シールの貼っていない商品は対象となりません製品に関するお問い合わせ先お客様119番室TEL:03-3985-1800【リリース】「ラグビー日本代表応援キャンペーン」を実施.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月17日狭き門である。ナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)から日本代表へのサバイバルは熾烈だ。6月11日、EMERGING BLOSSOMSとして『ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022』TONGA SAMURAI XV戦を戦ったメンバーは今週末、日本代表として『リポビタンDチャレンジカップ2022』ウルグアイ戦に臨む。トンガ戦、ウルグアイ戦で出色のパフォーマンスをした数名のみが日本代表の宮崎合宿へ合流。大半はこのまま夏の代表シーズンを終えるのだ。6月16日、ウルグアイ戦のメンバーを選出したジェイミー・ジョセフHCは日本代表への生き残りについて言及した。「選手一人ひとりを見ている。このテストマッチのプレッシャーに耐え得ることができるかしっかり観察したいと思っている。また代表チームとしての準備ができているか見てみたい。2週間しか準備期間がない中、どう調整していくのかは彼らにとって大きなチャレンジだし、自分も楽しみにしている。何人かの選手はこの試合の後に宮崎に来ることになりそうだ。だが、具体的な人数はまだわからない。宮崎には40名近い代表メンバーがいる。そこまでサポートを必要とはしていない」日本代表の試合登録メンバーは以下の通り。1三浦昌悟(トヨタV)、2堀越康介(東京SG)、3淺岡俊亮(トヨタV)※、4ヴィンピー・ファンデルヴァルト(RH大阪)、5大戸裕矢(静岡BR)、6飯野晃司(東京SG)※、7山本浩輝(BL東京)、8テビタ・タタフ(東京SG)、9小川高廣(BL東京)、10田村優(横浜E)、11根塚洸雅(S東京ベイ)※、12ラファエレ ティモシー(神戸S)、13シェーン・ゲイツ(SA浦安)、14竹山晃暉(埼玉WK)※、15尾崎晟也(東京SG)、16日野剛志(BR静岡)、17海士広大(S東京ベイ)※、18竹内柊平(SA浦安)※、19秋山大地(トヨタV)※、20シオネ・ラベマイ(BL東京)※、21茂野海人(トヨタV)、22立川理道(S東京ベイ)、23メイン平(BR東京)※※=ノンキャップメンバー指揮官は日本代表とNDS、ふたつのチームで活動する意図を改めて説明した。「今まで2年半で6試合しかできていない。ここからチームを加速、選手を育成するためにこの取り組みをすることになったが、すごくよかったと思っている。2016年から『スーパーラグビー』に出ていたし、私は日本代表とNDSも見ていた。その準備が『ラグビーワールドカップ(RWC)2019』につながった。パンデミックの中、今回の試みは難しいが、(NDSの)堀川(隆延HC)もいい仕事をしてくれたと思っている」チームを指揮するためではなく、選手をチェックするために試合当日秩父宮ラグビー場を訪れるとジョセフHCは言う。「選手をセレクトした責任として、現地へ行く。選手たちのパフォ―マンスをしっかり観察したい。このチームは基本的に堀川(隆延HC)、(アランド・)ソアカイ(AC)、斉藤(展士AC)が準備をしてきたので、ゲームの部分では彼らに任せたいと思っている。私は現場に行って、選手たちが準備した部分をしっかり遂行することができるかの見極めたいと思っている。いい試合をすることを期待している」若手とベテラン、それぞれに期待した。「若い選手にはテストマッチのプレッシャーの中でもしっかりパフォーマンスできることを証明してほしい。経験がある選手には私が今季ベストのパフォーマンスを見せていないと下した評価が間違っていたと証明してほしい。今回のメンバーには田村、ラファエレ、ヴィンピー、シェーン・ゲイツら経験がある選手がいる。彼らがこの試合でしっかりしたパフォーマンスを見せられるか楽しみにしている」ジョセフHCは田村のリーダーシップも評価した。「田村は(横浜)キヤノン(イーグルス)でもキャプテンをしている。堀川とは彼が主将を務めるのがいいだろうと話した。田村はチームをドライブし、コントロールしている。オンフィールドでは10番としてリードし、オフフィールドでもリーダーとしてチームに素晴らしいプレゼンテーションを見せてくれている。彼には一貫性のあるパフォーマンスを期待している。それが彼の未来につながっていくと思っている」トンガ戦後、ひと足早く日本代表へ合流したLO辻雄康についてもコメントした。「このふたつのチームはひとつのファミリーだと思っている。ウルグアイ戦では選手を育成させることができるし、それと同時にいい経験を積ませるができる。ケガ人があり、辻のトンガ戦のパフォーマンスを見て宮崎合宿に呼んだ。これまで彼とは一度も一緒に仕事をしたことがないが、興味深いパフォーマンスを見せてくれたので呼んだ。(PRの)北川(賢吾)もそう。ケガ人が出たので、彼にチャンスを与えた」SH小川について次のように語った。「過去5年ほど、田中史朗や流大が試合に出ていて小川にはチャンスがなかった。だが、今回、小川にチャンスがきた。日本代表としてしっかり戦ってほしい。土曜の試合をしっかり観察していきたい」ジョセフHCはTONGA SAMURAI XV戦をこのように評価した。「最初の試合として難しさはあったと思う。準備期間は2週間しかなく、トンガはこの試合に向けて気持ちも入っていた。去年の代表にいなかった選手を実際の試合で見ることができ、いい強化になったと思っている」TONGA SAMURAI XV戦はNDSのメンバーにも確かな自信となった。8分にLOファンデルヴァルトのバックフリップパスを受けて先制トライを決めたSO田村は手応えを口にした。「短い準備期間だったが、ゲームプランを遂行できた。僕自身ミスをしたが、ずるずる引きずらずにプレーできた。もう1試合あるので、また戻って練習してしっかり準備したい。みんなチームをよくしたいと思ってしっかり準備している。その過程が結果よりもうれしい」74分、相手守備網を強引に突破し、個の能力でトライを取り切ったNo.8タタフも喜びを表した。「メンバーに入ることができてうれしく思う。しかも、相手がトンガ。トライシーンはチームのサインプレーにあったもの。自分の強みのボールキャリーを生かして取ることができてよかった。今回はいいチャンスだと思うので、しっかりレベルを上げていきたい。課題はフィットネス。80分間もっと走れるように明日から準備したい」PR三浦はスクラムでの手応えと課題を語った。「今週1週間スクラムを組み続けてきたので、今日はいい形で出せたと思う。前半はジャパンのスクラムを組めていたが、後半は僕とHOと淺岡のところでバラバラになったので、僕がコネクトして淺岡を前へ出せればよかった。セットプレーはいいアピールができた手応えがある。宮崎ではなく大分合宿となったのは2試合できるのでポジティブに捉えている。どちらでも役割は変わらない。ハードワークすることにフォーカスしている」若い両WTBはこう試合を振り返った。竹山「桜のエンブレムをつけて秩父宮で試合に出られてうれしく思う。フィジカルの強いトンガに苦しい時間帯もあったが、スペースへしっかりチェイスする役割を果たせた。トンガにとって意味のある試合になっただろうし、僕らにとっても意味のある試合になった。トライチャンスを決め切ることができたのはよかった。でも前半のチャンスを生かせなかったのは反省しないといけない」根塚「次のウルグアイ戦に向けて、今日の80分間がいい経験になった。ボールを持った時のランニングはよかったと思うが、ボールをもらいたい形をもっとチームメイトに言ってもよかった。テストマッチではもっとプレスがきつくなると思うので、もっと早くもらえるようコミュニケーションを取っていきたい。ランニングやスキル、トライを取るところは自信があるので、あとは本当に細かいところ。経験が足りないと思う」EMERGING BLOSSOMSを指揮した堀川HCは以下のように総括した。「1週間で何ができるか、やろうとしたラグビーでディフェンスやセットプレーのところはできていたので、1試合目として非常に満足している。自分たちが何のために戦うのか、自分たちの存在意義は何か。チャリティマッチだが、NDSの先には日本代表があり、『RWC』がある。そういう意味でも選手たちはいいチャレンジをしてくれた」果たして日本代表初戦から何人がサバイブするのか。『リポビタンDチャレンジカップ2022』ウルグアイ戦は6月18日(土)に秩父宮ラグビー場にてキックオフ。翌週からは現在宮崎合宿中の日本代表が登場。ウルグアイとの第2戦は6月25日(土)・ミクニワールドスタジアム北九州、フランス戦は7月2日(土)・豊田スタジアム、9日(土)・国立競技場にて開催。各試合ともチケット発売中。6月18日(土)はNHK Eテレ、7月2日(土)はNHK総合、6月25日(土)と7月9日(土)は日本テレビ系にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)リポビタンDチャレンジカップ2022のチケット情報
2022年06月17日ラグビー日本代表の2022年夏シーズンがスタート。『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』へのサバイバルがいよいよ本格化するのだ。6月9日、『ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022』TONGA SAMURAI XV戦に臨むメンバーが発表。EMERGING BLOSSOMSには将来日本代表に選出される可能性のある高いポテンシャルを持ったナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)から選ばれた。チームを指揮する堀川隆延HCはNDSの考え方を次のように説明した。「まずジェイミー・ジョセフHCとコミュニケーションを取って、今一番日本代表に近い選手を先発に選ばせてもらった。次のレベルにくる選手で25人を発表させてもらった。このNDSの目的・意義はあくまで日本代表のため。今後日本代表になり得るポテンシャルを持った選手が揃っているので、トレーニング・戦術はすべて日本代表と一致させている。1週間しか時間がなかったが、日本代表が目指すラグビーをするためにプランを組んできた」EMERGING BLOSSOMSの試合登録メンバーは以下の通り。1三浦昌悟(トヨタV)、2堀越康介(東京SG)、3淺岡俊亮(トヨタV)、4ヴィンピー・ファンデルヴァルト(RH大阪)、5辻雄康(東京SG)、6シオネ・ラベマイ(BL東京)、7嶋田直人(横浜E)、8セル ホゼ(花園L)、9茂野海人(トヨタV)、10田村優(横浜E)、11根塚洸雅(S東京ベイ)、12立川理道(S東京ベイ)、13ラファエレ ティモシー(神戸S)、14竹山晃暉(埼玉WK)、15尾崎晟也(東京SG)、16中村駿太(東京SG)、17海士広大(S東京ベイ)、18津嘉山廉人(横浜E)、19秋山大地(トヨタV)、20大戸裕矢(静岡BR)、21飯野晃司(東京SG)、22テビタ・タタフ(東京SG)、23小山大輝(埼玉WK)、24メイン平(BR東京)、25テアウパ シオネ(S東京ベイ)今回のNDSのスローガンは「GLIT(グリット=やり切る力)」に定めた。「今回のグリットという言葉をスローガンに掲げているが、日本代表を目指していく、チャレンジしていく、成長していくグロースマインドを持って、一人ひとりが自分の役割をやり切ることに尽きる。日本代表のラグビーをやりながら、しっかり自分の個性を出す、それぞれが持っている能力を最大限に発揮するゲームにしてほしい」指揮官は主将、リーダー陣についてコメントした。「キャプテンは田村優、バイスキャプテンは堀越、リーダーは大戸、ラファエレ、尾崎。NDSの主将を決める際にジェイミーと話し、彼の経験値が若いメンバーに必要、彼のリーダーシップが必要だと考えて彼に託した」堀川HCはトンガに敬意を表した。「トンガと日本は昔から結びつきが強い。1985年に初めてトンガの国籍を持った選手が日本代表となってから過去27人が日本代表として活躍し、合計328キャップを日本代表にもたらしてくれた。TONGA SAMURAI XVに敬意を持って臨みたい。この1週間積み上げてきた日本代表のラグビー、大きな相手に対して我々の強みである、あらゆる局面でスピードを生かしたラグビーを展開していきたい」田村主将は日本代表ではなく、NDSでの活動になった経緯をこのように振り返った。「経緯は普通にミーティングで言われて。ジェイミーから僕に対するフィードバックは厳しいもの。ほぼ直球でフィードバックをくれるので、僕としても助かる。どこからスタートするにせよ、大きなゴールがある。このチームをスペシャルにするチャンスはあると思うので、僕は楽しみ。ストレートなフィードバックをもらって、落ち込むとかはない」まずNDSでの活動にフォーカスすると田村は言う。「2週間だけのチーム、限られた時間の中なので、まず関係性を作り上げるのが大事。新しくやっていく選手が多いので、そこをフォーカスしてやってきた。2週間このチームにフルコミットして、身体がどうなろうとこのチームで全部出し切るだけ。まずこの2試合。ケガも癒えてきて身体も動けている。遠い未来の質問にはなかなか答えられないけど、このチームはすごい速度で成長してきている。トンガに限らず、自分たちがやってきた1週間の準備をしっかり出すこと。堀さんもグリットと言っていたが、まさにその通り。自分たちのやってきたことをやり切るだけ」もちろん68キャップを誇る田村のこと、夏シーズンを2試合で終わらせるつもりはない。「そうですね、それはあります。まず次の試合みんなでがんばりたいし、その次もある。そういう風に段階を踏んでいけたらなと思っている」また、田村は立川との再会を喜んだ。「やっぱり安心感がある。ハルとはだいぶん前から一緒にプレーできていないが、日本でも数少ないいい12番だと思うし、一緒にラグビーやれるのはうれしい。フレッシュだし、楽しい。ハルと一緒にやれて、こういう気持ちになれただけでも、この合宿に参加させてもらっている意味があるかなと思う」6月9日にはケガから代表に復帰したLOファンデルヴァルトとともに、LO辻、FL飯野、No.8ホゼ、WTBメインのノンキャップメンバーがオンライン取材に対応、意気込みを語った。ファンデルヴァルト「選ばれてうれしい。この後のウルグアイ戦、フランス戦もぜひプレーしたい。(日本代表ではなくNDSだが)すごく楽しみでエキサイティングな気持ち。新しい若い選手とプレーすることで新たな学びがあり、新たな自信が植え付けられている」辻「先発に選んでいただきうれしいし、チャンスだと思う。そこでいいパフォーマンスすることだけを考えている。海外のチームを倒すのは自分にとってチャンス。リスクもあるが、まず自分自身との戦いに勝って、相手にも勝ちたい。LOは外国人選手が多く選ばれるのは難しいと考えたが、自分にできることは自分の実力を上げることだけ。自信があるというより、とにかくやってみるという感じ。まずLOで一番になって試合に出る、そこで負けたくないというプライドがある。もちろんフランス大会に出たいし、遠征メンバーに選ばれたいという思いがあるので、目の前の与えられた役割を100%で臨み、チャンスを生かしてきたい」飯野「今回を追加招集でNDSに呼んでもらい、自分としてはチャンスだと思っている。自分の役割を果たして、上の代表に行きたい。サントリーと違う部分があるので、新しい部分を吸収できるのは楽しい。強い選手、速い選手、新しい選手がいる中、コミュニケーションを取ってコネクトしていくのが自分の特徴。今回の試合はみんな勝利することを考えている。役割をしっかり果たし、その中で自分の良さを出していければ」ホゼ「セブンズのプレーを楽しんでいたが、次のステージへ行きたいと考えるようになり、今季から15人制にチャレンジした。15人制は私にとって大きな学び。こんなに早く代表に呼ばれるとは思わなかった。トンガ戦のスタメンに選ばれたことをうれしく思う。まずトンガ戦に集中し、次のウルグアイ戦につなげていきたい。自分らしいプレー、楽しみながらフィジカリティを生かし、ハードワークしボールを前へ運びたい」メイン「昔からテレビで見ていた選手と一緒にやれるのはうれしい。すごくレベルが高くて僕自身毎日チャレンジしている。今週しっかりチャレンジして、そこで課題を見つけられればと思っている。WTBも初めてなので、すごくチャレンジ。主にFBをやってきて、WTBをコントロールしていたので戸惑いはない。どこでも大丈夫。WTBに入っている時、優さんが自分の役割を説明してくれるのでやりやすい。毎回アドバイスをくれる。自分も緊張して頭から離れる時もしっかり伝えてくれる」一方、TONGA SAMURAI XVを率いるラトゥ ウィリアム志南利監督は「チーム編成にあたっては、かなり悩みました。そんな中で、クボタスピアーズのバツベイ・シオネをキャプテンとして、ベテランと若手を組み合わせたチームができました。ほとんどの選手たちは高校、大学から長く日本で暮らして、日本のチームで頑張っている選手です。いわば、日本に育ててもらった選手たちです。将来日本代表にもなれる実力をもった選手たちもたくさんいます。トンガの選手一人ひとりは『トンガ王国の復興のために力になりたい、そしてお世話になった日本に恩返したい』、そういう熱いハートをもってチャリティマッチに出場します。当日の試合はトンガ王国でもテレビ中継されます。トンガ王国には復興に向かう勇気を与え、日本の皆様には恩返しの気持ちをお伝えできるよう、全力でプレーします。どうか最後までお楽しみください」とコメント。TONGA SAMURAI XVの試合登録メンバーは次の通り。1中島イシレリ(S東京)、2アルファネスタ・マヒナ(花園L)、3シラ・プアフィシ(花園L)、4タラウ・ファカタヴァ(BR東京)、5エセイ・ハアンガナ(埼玉WK)、6ヴィリアミ・アフ・カイポウリ(三重H)、7バツベイ シオネ(S東京ベイ)、8ナエアタ ルイ(RH大阪)、9岡新之助タフォキタウ(スクラムヒューマンパワー)、10レメキ ロマノラヴァ(GR東葛)、11トロケ マイケル(宗像B)、12パエア ミフィポセチ(RH大阪)、13タウモエぺアウ・シリベヌシ(S愛知)、14ラトゥ クルーガー(相模原DB)、15ラリー・スルンガ(RH大阪)、16シオネ・ハラシリ(横浜E)、17シオネ・マウ(大阪体育大学)、18ラタ・タンギマナ(花園L)、19アシペリ・モアラ(S東京ベイ)、20ツポウ テビタ(花園L)、21人羅奎太郎(花園L)、22ハヴィリ リッチー(横浜E)、23トニシオ・バイフ(RH大阪)、24マノア・ラトゥ(埼玉WK)、25リエキナ・カウフシ(花園L)『ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022』EMERGING BLOSSOMS×TONGA SAMURAI XVは6月11日(土)・秩父宮ラグビー場でキックオフ。NDSのメンバーは翌週18日(土)には日本代表として秩父宮で『リポビタンDチャレンジカップ2022』ウルグアイ戦に臨む。ウルグアイとの第2ラウンド以降は宮崎合宿に参加している日本代表がテストマッチに参戦する。6月25日(土)・ミクニワールドスタジアム北九州でのウルグアイ戦、7月2日(土)・豊田スタジアム、9日(土)・国立競技場での『リポビタンDチャレンジカップ2022』フランス戦がラインナップ。TONGA SAMURAI XV戦、ウルグアイ戦のチケットは発売中。フランス戦のチケットは6月11日(土)午前10時一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022のチケット情報リポビタンDチャレンジカップ2022のチケット情報
2022年06月10日株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ(東京都港区、代表取締役:大竹 健)は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(東京都港区、会長:森 重隆)からラグビー日本代表の商品化権を預かるライセンス事務局との契約に基づき、ラグビー日本代表の商品化の窓口を担っています。この度、ライセンシーである株式会社サイバーネット(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:遠藤 晃司)が、「ラグビー日本代表 アクリルスタンド レガシー2021」「ラグビー日本代表ステンレスクリップ プレイヤーズ2021」「ラグビー日本代表 プレイヤーズ下敷き」を発売致します。2021年内に行われた日本代表戦のプレイシーンから、ラグビーの魅力を表現した商品となっております。ラグビー日本代表 アクリルスタンド レガシー2021(イメージ1)ラグビー日本代表 アクリルスタンド レガシー2021(イメージ2)ラグビー日本代表 アクリルスタンド レガシー2021(イメージ3)<ラグビー日本代表 アクリルスタンド レガシー2021>価格 :1,800円+税 (税込み1,980円)サイズ :組み立て前:H150×W130mm組み立て後:H130×W120mm以内ラグビー日本代表 ステンレスクリップ プレイヤーズ2021(イメージ)<ラグビー日本代表 ステンレスクリップ プレイヤーズ2021>価格 :273円+税 (税込み300円)サイズ:H39×W19mm※集めて楽しいシークレットグッズとなります。※少し大きめで紙以外のトートバックやキャップ等に付けてもお楽しみ頂けます。ご注意:クリップの先端が尖っておりますのでご使用時には十分ご注意下さい。ラグビー日本代表プレイヤーズ下敷き(イメージ)<ラグビー日本代表プレイヤーズ下敷き>価格 :636円+税 (税込み700円)サイズ:H297×W210mm販売予定場所■日本ラグビーフットボール協会 公式オンラインショップ ■渋谷モディ (7階 イベントスペース) ■キャップ・ラガーズ ■nagalabo sport(ナガラボ スポーツ)※株式会社サイバーネット運営ECサイト ※販売開始につきましては、各所準備ができ次第順次開始となります。<関連URL>■日本ラグビーフットボール協会公式サイト ■日本ラグビーフットボール協会 公式オンラインショップ ●ご掲載に関してのお願い掲載の際は下記クレジット表記をお願い致します。掲載原稿の確認をさせて頂けますようお願い致します。(C)JRFU 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月06日2022年6月2日、ラグビーチーム『埼玉ワイルドナイツ』所属の稲垣啓太さんが、Instagramを更新。同年1月に結婚した妻でモデルの新井貴子さんが、32歳の誕生日を祝福してくれたことを写真付きで報告しました。仲むつまじい姿に「素敵」の声も凛々しい表情を崩さないことから『笑わない男』とも呼ばれている稲垣さん。しかし、写真には心なしか優しい表情にも見える稲垣さんが写っていました。 この投稿をInstagramで見る keita inagaki(@gaki.keita)がシェアした投稿 仲むつまじいツーショットに、稲垣さんの知人や友人から祝福の声が寄せられたほか、「素敵な2人」「幸せそう」とうらやむ声も多数寄せられました。・お誕生日おめでとうございます!表情が柔らかくなってきましたね。・美男美女で、目の保養です。・なんて優しい顔。幸せオーラが伝わってくる。2022年度のラグビー日本代表候補選手にも選ばれている稲垣さん。6月3日から始まる代表合宿を前に、パワーをチャージできたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年06月03日これまでとは異なる代表選考と言えよう。5月31日に発表された2022夏シーズン日本代表およびNDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)は、1年3か月後に迫った『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』を睨んだメンバーとなった。5月9日には2022年度日本代表候補選手63名が発表されていた。実績重視、あくまでテストマッチレベルでの実績に重きを置くジェイミー・ジョセフHCのこと、シンプルにキャップホルダーは日本代表、ノンキャップメンバーはNDSに振り分けるものと思われた。それがどうだろう。指揮官は『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022』のパフォーマンスにケガやコンディションを加味するとともに、『RWC2023』までの時間を逆算し、選手たちに競争を促したのだ。顕著な例としてSOを見てみたい。日本代表68キャップの田村優をNDSへ、3キャップの山沢拓也、ノンキャップの中尾隼太と李承信を日本代表へ配したのだ。メンバー発表の前にジョセフHCは、日本代表とNDSの考え方について説明した。 「まずふたつのチームについて話したい。フレッシュな2チームを選出し、ウルグアイ、フランスとのテストマッチに臨みたい。『リーグワン』でケガ人が出たので、新しい選手にチャンスを与え、テストする機会にし、新しいチームを作り上げていきたい。これからテストマッチを重ね、選手層を厚くして『RWC』に臨むことが重要だと考えている。またキャプテンについて話をしたい。リーダーシップはチームの成長において非常に重要だと考えている。キャプテンとコーチが同じ絵をしっかり見ていることが大事だ。坂手(淳史)と流(大)に共同キャプテンに任命した。2016年に私が日本代表監督に就任した際、ハル(立川理道)、(堀江)将太のふたりの主将を任命したが、そこから7人の主将が誕生した。フランス大会へ向けて主将の育成、クオリティを高めていくことも大事だと考えている」日本代表選手34名は以下の通り。【PR】稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)垣永真之介(東京サントリーサンゴリアス)木津悠輔(トヨタヴェルブリッツ)クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)森川由起乙(東京サントリーサンゴリアス)【HO】坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)橋本大吾(東芝ブレイブルーパス東京)堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【LO】サウマキ アマナキ(横浜キヤノンイーグルス)ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ)【FL】ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)古川聖人(トヨタヴェルブリッツ)ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)【No.8】ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)【SH】齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)中嶋大希(コベルコ神戸スティーラーズ)流大(東京サントリーサンゴリアス)【SO】中尾隼太(東芝ブレイブルーパス東京)山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)【CTB】梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【WTB】髙橋汰地(トヨタヴェルブリッツ)ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)山下楽平(コベルコ神戸スティーラーズ)【FB】野口竜司(埼玉パナソニックワイルドナイツ)山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)NDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)選手34名は次の通り。【PR】淺岡俊亮(トヨタヴェルブリッツ)海士広大(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)※北川賢吾(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)竹内柊平(NTTコミュニケーションズシャイニンズアークス東京ベイ浦安)※津嘉山廉人(横浜キヤノンイーグルス)三浦昌悟(トヨタヴェルブリッツ)【HO】中村駿太(東京サントリーサンゴリアス)日野剛志(静岡ブルーレヴズ)※堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)【LO】秋山大地(トヨタヴェルブリッツ)大戸裕矢(静岡ブルーレヴズ)辻雄康(東京サントリーサンゴリアス)ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪)【FL】飯野晃司(東京サントリーサンゴリアス)※嶋田直人(横浜キヤノンイーグルス)德永祥尭(東芝ブレイブルーパス東京)シオネ・ラベマイ(東芝ブレイブルーパス東京)※山本浩輝(東芝ブレイブルーパス東京)【No.8】セル ジョセ(花園近鉄ライナーズ)テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)【SH】小川高廣(東芝ブレイブルーパス東京)茂野海人(トヨタヴェルブリッツ)小山大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ)※【SO】田村優(横浜キヤノンイーグルス)【CTB】シェーン・ゲイツ(NTTコミュニケーションズシャイニンズアークス東京ベイ浦安)立川理道(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)テアウパ シオネ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)【WTB】竹山晃暉(埼玉パナソニックワイルドナイツ)根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)メイン平(リコーブラックラムズ東京)※吉澤太一(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪)※【FB】奥村翔(静岡ブルーレヴズ)※尾崎晟也(東京サントリーサンゴリアス)※=5月9日発表の日本代表候補外からの選出。No.8姫野和樹、SO松田力也、CTB中村亮土、FB松島幸太朗らこれまでの主力はケガやコンディション不良を考慮し、選出を見送ったことが付け加えられた。あくまで1年3か月後を見据えた選択である。坂手と流、共同主将に期待することを問われると、ジョセフHCはこのように答えた。「ふたりともチームで主将を経験している。坂手はパナソニックで素晴らしい責任感を発揮し、チームは素晴らしい団結力を見せてくれた。流もサントリーやサンウルブズでキャプテンを経験している。『RWC』に向けて、新しい選手たちが理解力を上げていくことが大事。若い選手たちに日本代表がどういうチームなのか、彼らの口で伝えることが重要だと考えている」経験があるファンデルヴァルト、田村、徳永、ラファエレをNDSに置いた意図を聞かれると、こう返答した。「経験がある選手たちにはNDSでゲーム感覚を戻してほしいと思う。ケガを抱えている選手が何人かいるし、プレッシャーの少ない中で調子を取り戻してほしい。今後2年を見据えている。2019年にいいパフォーマンスをした選手の中には年齢が高くなっている選手もいる。トップフォームを取り戻しているか見極める必要がある。それが『RWC』に成功する要因になる。ひとつ重要なのは代わりに入った新しい選手もしっかり功績も認めなければならないということ。競争がなければ、チームは成長していかない」指揮官はSOについても言及した。「私の中でクオリティの高いSOは5人いる。すべてのSOはスキルが違う。山沢はこれまで代表に入ったり入らなかったりしたが、常に彼のことは観察してきた。可能性がある選手だし、彼のことを見てみたいと思い今回呼んだ。中尾は10・12番でもプレーできる。東芝でもいいパフォーマンスを見せ、素晴らしいリーダーでもある。中村がケガをした中で彼が入ってくることも考えられる。李は前回の別府合宿で感心した。彼は若い選手だが、ハングリーで未来がある。ジャージを欲する意欲も伝わってきた。ほかにも忘れてはいない選手として田村がいる。彼にしっかりチャンスを与え、彼がいいパフォーマンスをすることを望んでいる。初戦のウルグアイ戦でプレーする予定だ。彼をNDSに配したのは一貫性を持ってプレーしてほしいから。一貫性を持ってプレーすれば素晴らしい選手だと理解している。『RWC』に向けて彼には調子を上げてほしい」ジョセフHCはリーグワンMVPに輝き、『RWC2019』以来となる代表復帰となる堀江について、このように評価した。「彼は本当にクオリティを持った選手だと思っている。ケガがなく、本当に素晴らしいシーズンを送り、一貫性を持ったプレーをした。彼は年齢を感じさせないプレーを見せてくれた。彼が出ることによってインパクトを残し、負けている試合でも彼が出てくると逆転したこともあった。イングランドやアルゼンチンに勝つには彼のような選手がしっかり活躍していくことが大切だし、将太なら活躍できると思っている」指揮官は今回の代表活動、秋のシーズンに向けての青写真を語った。「トンガ戦と最初のウルグアイ戦はNDSのメンバーで臨み、2回目のウルグアイ戦にはNDSから何人か日本代表に入るかもしれない。代表に選ばれなかった選手は次のシリーズへ向けて休息に入る。7月のフランス戦のあと今回の68名、ケガ人を含めて78名のメンバーから秋のシーズンには45~50名くらいに絞っていくことになる。だから試合に出るメンバーはしっかりしたパフォーマンスを見せないといけない」6月3日(金)より日本代表は宮崎合宿、NDSは大分合宿へ突入する。6月11日(土)・秩父宮ラグビー場での『ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022』EMERGING BLOSSOMS×TONGA SAMURAI XV、6月18日(土)・秩父宮ラグビー場、6月25日(土)・ミクニワールドスタジアム北九州での『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×ウルグアイ代表、7月2日(土)・豊田スタジアム、9日(土)・国立競技場での『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×フランス代表へ向けて準備を進めるのだ。TONGA SAMURAI XV戦とウルグアイ戦のチケットは発売中。フランス戦のチケットは本日6月1日~2日(木)午後11時59分まで先行抽選プレリザーブ、6月11日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)リポビタンDチャレンジカップ2022のチケット情報
2022年06月01日核酸(*1)栄養の健康食品および化粧品を販売するフォーデイズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:和田 佳子)は、このたび公益財団法人日本レスリング協会(以下、日本レスリング協会)の公式スポンサーとなりました。日本レスリング協会は、長年築き上げてきたレスリング大国としての伝統を守り、これまでに世界では類を見ないほど数々のメダリスト輩出に貢献してきました。とりわけ昨今の女子レスリング選手の活躍はめざましく、フォーデイズ株式会社は「女性の自立を支援する」という企業ミッション実現の一環として、女子レスリング日本代表を応援してまいります。女子レスリング【公益財団法人日本レスリング協会】日本におけるレスリングの統括団体として、レスリングを発展させることにより、国民の体力向上とスポーツ精神の涵養に資することを目的として1932年に設立された団体。 【フォーデイズ 会社概要】会社名 :フォーデイズ株式会社所在地 :〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町6-7代表者 :和田 佳子創業 :1997年4月資本金 :4,500万円企業情報:主力製品の核酸ドリンク「ナチュラル DNコラーゲン」は、人の細胞の中に存在し健康と若さに役立つといわれる栄養素「核酸」に注目し、1999年12月に販売を開始。以後、現在に至るまで8度の改良を施しました。ネットワークビジネス業界において、国内では第3位(*2)の売上規模となっており、核酸栄養のリーディングカンパニーとして、健康食品と化粧品市場を牽引中。 *1 遺伝情報は細胞の核内に存在するDNAに書き込まれており、その情報をRNAが写し取ってさまざまなたんぱく質を合成しています。DNAとRNAは核内にある酸性の物質ということで「核酸」と呼ばれています。*2 ネットワークビジネス業界 国内ランキング 1位. 日本アムウェイ 2位. 三基商事 3位. フォーデイズ 4位. ニュースキンジャパン出典:「ネットワークビジネス」2022年3月号より抜粋 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月01日故ロバート・ダウニーの代表作である1969年製作の映画『パトニー・スウォープ』が、7月22日(金)より日本初公開となることが決定した。2021年7月7日85歳でこの世を去ったダウニー。息子でありハリウッドを代表するスター俳優ダウニー・Jr.は父の死に際し、ハリウッドに組みせずあくまでインディペンデント映画にこだわった父親について「彼はアメリカ映画界における偉大なる真の異端児だった」と語った。それから約1年となる今年7月、『パトニー・スウォープ』の日本初公開が決定。長らく幻の映画として知られてきた本作だが、全米で新たに注目を浴びるきっかけとなったのは、2016年に ナショナル・フィルム・レジストリーに選出され、その後マーティン・スコセッシが設立したフィルム・ファンデーションとアカデミーフィルムアーカイブによって2019年にデジタル復元がなされたことによる。以後、本作は全米映画ファンの間で「見なければいけない映画」の地位を獲得した。『パトニー・スウォープ』はジム・ジャームッシュやポール・トーマス・アンダーソンなど多くの映画作家に影響を与えた。特にアンダーソンは本作品を最も影響を受けた作品の一つに挙げ、『ブギーナイツ』でドン・チードルが演じるバック・スウォープというキャラクターを創造し本作へのオマージュとしている。また、ダウニーを役者として『ブギーナイツ』『マグノリア』で起用。第94回アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞3部門にノミネートされ7月1日(金)日本公開されるアンダーソン最新作『リコリス・ピザ』は「ロバート・ダウニーに捧ぐ」という献辞で終わり、いま改めてダウニーはその存在感を増している。舞台は1960年代のニューヨーク。マディソン・アヴェニューの名門広告会社の創業者が突然亡くなり、会社の唯一の黒人役員(といっても楽曲担当)であるパトニー・スウォープが予想外の結果によって新社長に選出される。早速、スウォープは会社の名前をTruth &Soulに変更し、ほぼすべての白人役員を解雇。破壊的で奇抜だが、悪趣味ともいえる広告キャンペーンは次々とヒット商品を生み出し、会社は新たな成功へと飛躍する中、何とスウォープは国家安全保障への脅威であるとして、アメリカ大統領ミミオの陰謀に巻き込まれることになる。1969年の全米公開時『パトニー・スウォープ』は、過激なユーモアと奇抜な映像と音楽で世の中のあらゆる欺瞞を風刺する時代の先駆者そのもののであった。ポスターが刺激的すぎるとして、各地の映画館で掲載拒否運動が起こったというエピソードがあり、「最も悪意に満ちた悪徳の映画」(デイリー・ニューズ)と酷評される一方、ジェーン・フォンダがテレビで「『イージー・ライダー』も凄いけどもう一本見るべき映画が『パトニー・スォープ』」と語るなど、評価は真二つ。アメリカン・ニューシネマの到来に沸くアメリカ映画界においてさえも、『パトニー』の時代の先を行き過ぎた映像感覚と内容の過激さは人々を驚嘆させた。それから50年の時を経て、BLM(ブラック・ライブズ・マター)運動などが声高に叫ばれる現代にその先見性をどのように見るか。『パトニー・スウォープ』は2022年の今、まさにタイムリーな作品である。映画は7月22日(金)より渋谷ホワイトシネクイントにて公開。その後、順次全国でも公開される予定だ。【作品情報】『「パトニー・スウォープ」-デジタル・レストア・バージョン-』原題:Putney Swope1969年/ アメリカ映画 / 上映時間 85分 / 白黒・カラー監督:ロバート・ダウニー/主演:アーノルド・ジョンソン提供:RIPPLE V 、3DAP Japan LLC配給:RIPPLE V公式ホームページ:
2022年05月26日『ラグビーワールドカップ(RWC)』2019年大会ホスト国が、2023年大会ホスト国を迎え撃つ。日本代表がウルグアイ代表との2連戦を経て、欧州6か国対抗戦『シックスネーションズ2022』全勝優勝を飾り、本大会へ向けて視界良好なフランス代表との2連戦を実施する。コロナ禍で強化が思うように進まない日本代表がV候補の一角を相手にどれだけ戦えるか。本番まで1年半を切った5月9日、ラグビー日本代表候補が発表された。FW36人・BK2名計63名の2022年度日本代表候補選手は次の通り。【PR】淺岡俊亮(トヨタヴェルブリッツ)稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)岡部崇人(横浜キヤノンイーグルス)垣永真之介(東京サントリーサンゴリアス)北川賢吾(クボタスピア船橋・東京ベイ)木津悠輔(トヨタヴェルブリッツ)津嘉山廉人(横浜キヤノンイーグルス)クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)森川由起乙(東京サントリーサンゴリアス)【HO】坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)中村駿太(東京サントリーサンゴリアス)橋本大吾(東芝ブレイブルーパス東京)堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)【LO】秋山大地(トヨタヴェルブリッツ)大戸裕矢(静岡ブルーレヴズ)ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)サウマキ アマナキ(横浜キヤノンイーグルス)辻雄康(東京サントリーサンゴリアス)ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)長谷川崚太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪)サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ)【FL】ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)嶋田直人(横浜キヤノンイーグルス)下川甲嗣(東芝ブレイブルーパス東京)セル ジョセ(花園近鉄ライナーズ)古川聖人(トヨタヴェルブリッツ)山本浩輝(東芝ブレイブルーパス東京)ピーター・ラブスカフニ(クボタスピア船橋・東京ベイ)リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)【No.8】テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)德永祥尭(東芝ブレイブルーパス東京)姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)ファウルア・マキシ(クボタスピア船橋・東京ベイ)【SH】小川高廣(東芝ブレイブルーパス東京)齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)茂野海人(トヨタヴェルブリッツ)中嶋大希(コベルコ神戸スティーラーズ)流大(東京サントリーサンゴリアス)【SO】田村優(横浜キヤノンイーグルス)中尾隼太(東芝ブレイブルーパス東京)山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)【CTB】梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)シェーン・ゲイツ(NTTコミュニケーションズシャイニンズアークス東京ベイ浦安)立川理道(クボタスピア船橋・東京ベイ)テアウパ シオネ(クボタスピア船橋・東京ベイ)ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【WTB】髙橋汰地(トヨタヴェルブリッツ)竹山晃暉(埼玉パナソニックワイルドナイツ)ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)アタアタ・モエアキオラ(コベルコ神戸スティーラーズ)山下楽平(コベルコ神戸スティーラーズ)【FB】尾崎晟也(東京サントリーサンゴリアス)野口竜司(埼玉パナソニックワイルドナイツ)山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)メンバーを選出したジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチは次のようにコメント。「『RWC2023』フランス大会まであと 1 年余り。新しいシーズンの幕開けを迎え、充実したテストマッチシリーズに向けて、日本代表候補を発表できることをうれしく思う。このたび再び日本のファンの前で、全国のスタジアムにてプレーできることは、とてもエキサイティングなこと。今回のメンバー選考では経験、潜在能力その他の適切なバランスを見極めるとともに、我々のプレースタイルを補完する能力と姿勢を持ち、かつ我々のスタイルを進化させる可能性を持つ選手を探した。シニアプレーヤーは、経験豊富なチームのバックボーンとして重要な役割を担っているが、同時に若いプレーヤーを指導し、導く役割も担っている。新しい選手にはステップアップして自分の力を発揮し、チームに新たな一面をもたらす機会を得ることを期待している。2023 年の『RWC』を見据え、世界の強豪を相手にラグビーにさらに磨きをかけ、どのチームにも挑戦できるような最高のポジションに身を置くことが、私たちのセレクションのすべて。なお今回、庭井祐輔、具智元、小瀧尚弘、ジェームス・ムーア、福井翔大、松田力也、小倉順平、中村亮土、松島幸太朗、セミシ・マシレワはコンディション都合により選考対象外となった」発表会見には藤井雄一郎男子15人制日本代表ナショナルチームディレクター(NTD)がオンラインで出席。「大事なポジションにケガ人も数名出たりして、チャレンジなテストマッチになる。『RWC』でも起こり得る自体。初キャップの選手もいるが、これをいいチャンスだととらえてアピールしてほしい」と期待を寄せた。久しぶりの代表選出となったHO堀江、SO山沢、CTB立川についてはこのように選出理由を明かした。「(堀江について)彼は別格。スーパー特別扱い。ジェイミーも気にしていたし、『リーグワン』のプレーを見ても文句なしで選ばれる活躍をしている。中村がシーズン通してコンディションがよくなくて、次のテストマッチ、『RWC』には間に合ってほしい。立川には経験がある。彼自身にも『RWC』を狙ってほしいし、若い選手に経験を伝えてほしいという両面がある。中村がいないことも含めて彼を選んだ。上からの順番で山沢が一番近いところにいた。今までも決して彼がよくなかったわけではなくて、ほかの選手がよかったということ」藤井NTDはノンキャップのメンバーはプレッシャー下でどれだけのパフォーマンスを継続して見せられるかに注目している。「下川はクレバーな選手、将来性もある。辻もタフ。テストマッチでどれだけやれるか見てみたい。中尾や李、根塚、竹山とかもハイプレッシャーの中でどれだけできるか見てみたい。(根塚、竹山について)日本人らしいスピードがある。あとはハイボールやディフェンス。常に安定して出せるかどうかだと思う」ケガで選出を見送ったFB松島については想定内だと口にした。「ずっとプレーしている時間が長く、休ませようとしていた中でのケガだったので想定内。想定外のケガした選手もいるし、今後も起こり得ること。どけだけの選手が使えるかというテストでもある」とくにテストしたいポジションにHO、SOを挙げた。「SOとHO。堀江以外のHOを見たい。どれぐらいできるか見たい。(田村、松田の次のSOを探しているという問いに)そうですね」藤井NTDは日本代表とナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)のメンバー編成にこう説明した。「NDSという名前だと若手というイメージが持たれると思うが、次の『RWC』を狙うメンバーということもあるが、コンディションを見てみたい選手、(当落上の)ギリギリの選手もいる。トンガ戦はNDS、次のウルグアイ戦が(NDSと代表の)半々、2回目のウルグアイ戦がフル代表と思っている。2回目のウルグアイの前にNDSのメンバーで韓国代表とやれればと今調整しているところ」一部選手を除いた日本代表候補は5月14日(土)・15日(日)に大分県でのテスティングキャンプ、23日(月)~27日(金)にスキルコンディショニングキャンプを実施し、6月3日(金)~30日(木)・宮崎県での日本代表合宿と6月3日~27日(月)・大分県でのNDS合宿に分かれる。日本代表合宿は7月3日(日)~9日(土)・東京都でも実施。6月11日(土)・秩父宮ラグビー場での『ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022』EMERGING BLOSSOMS×TONGA SAMURAI XV、6月18日(土)・秩父宮ラグビー場、6月25日(土)・ミクニワールドスタジアム北九州での『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×ウルグアイ代表、7月2日(土)・豊田スタジアム、9日(土)・国立競技場での『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×フランス代表がラインナップ。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×ウルグアイ代表のチケット情報 『リポビタンDチャレンジカップ2022』チケット情報()
2022年05月10日ラグビーは番狂わせが起きにくいスポーツと言われている。日本代表が世界を驚かせた“ブライトンの奇跡”や“静岡ショック”などジャイアントキリングはもちろんあるが、手でボールを扱い、比較的ターンオーバーが少ないボールゲームは下馬評通りの結果に終わる傾向が強い。『NTTジャパンラグビー リーグワン2022』でも首位は11勝1敗の東京サンゴリアス、2位は10勝2敗の埼玉ワイルドナイツに位置する。『ジャパンラグビー トップリーグ 2021』プレーオフトーナメント決勝を戦った2チームが新リーグでも上位を占めているのだ。ただ番狂わせが少ないからと言って、順当な結果ばかりでもない。指揮官、選手たちが口々に語る「『リーグワン』に簡単なゲームはない」というセリフも決して外交辞令ではない。東京SGは第4節・ブラックラムズ東京戦、第9節・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦、埼玉WKも第4節・コベルコ神戸スティーラーズ戦、第11節・静岡ブルーレヴズ戦と紙一重のゲームを勝ち切ってきた。同一カンファレンス同士による対戦の第2ラウンドともなれば、さらに厳しさは増すだろう。第12節では2位を走っていたS東京ベイが4位横浜キヤノンイーグルスに21-30で屈した。S東京ベイは第5節・横浜Eに50-21と完勝したが、同じ相手に連勝するのは容易ではない。事実、下位に沈む相手を迎え撃った前節だが、東京SGも埼玉WKも苦戦した。東京SGはNTTドコモレッドハリケーンズ大阪を42-3で切って落とし、埼玉WKはシャイニングアークス東京ベイ浦安に31-24で競り勝ったが、30分過ぎまでRH大阪が3-0とリードし、SA浦安も前半を10-0で折り返した。特に後半早々に逆転しながら、73分に同点に追い付かれた埼玉WKはらしくないパフォーマンスとなった。試合後、HO坂手淳史主将、SO松田力也はこのように反省の弁を述べた。坂手「ゲームに関してはいい時間もそうではない時間もあった。ハーフタイムに『自分たちの仕事をやろう』と話した。前半からやろうとしたが、なかなか悪い流れを断ち切ることができなかった。自分たちのミスが多く、ペナルティがあった。後半のスタートから自分のやるべきことができていたので、そこはよく改善ができたと思う」松田「バイウィーク明けでチームとしてリフレッシュしていい形で臨めるかと思ったが、自分たちのミスやシャイニングアークスのプレッシャーもあり、前半は厳しい試合展開になってしまった。後半は自分たちがやらなければいけないことを整理していい入りができたが、その流れをキープできなかったのはまだまだ反省しなければならない。前半40分間の戦い方も含め、ゲームをコントロールする人間として反省が残る試合になった」東京SGはFL箸本龍雅がついに『リーグワン』デビュー。明治大2020年度主将はデビューの喜びと昨季試合に出られなかった悔しさを口にした。「サンゴリアスに入って1年間公式戦に出ることができなかったが、試合に出るために1日1日こつこつと努力して、自分で足りないことを見つけ今日試合に出られた。これからも少しでも多く試合のメンバーに絡めるように日々努力していきたい。同期が先にデビューする中、焦りや悔しさを感じていた。一人ひとりの役割を丁寧に遂行することを意識して取り組んできた」次節はともに難敵と対峙する。東京SGの相手は不戦敗の4敗が響いて4勝8敗の8位・静岡ブルーレヴズ。開幕直前に新型コロナウイルス陽性者が続出し出遅れたが、ここ最近調子を上げてきた。第11節・埼玉WK戦では一進一退の攻防を展開しつつ、試合終盤までリードを保つも、ノーサイド間際にFL庄司拓馬がシンビン(10分間の一時退場)。80分FWに近場を攻められ、最後はNO8ジャック・コーネルセンにインゴールへボールをねじ込まれて25-24、81分松田にCGを成功されて25-26の逆転負けを喫したのだった。第12節はBR東京を相手に45-19の快勝。FWが強さを見せ付け、SOサム・グリーンが見事な司令塔ぶりを発揮し、BKが機動力を披露した。第3節の試合は中止となり、再戦ならではの難しさはないが、登り調子の相手と戦う厳しさはある。4月14日のオンライン取材に登場したSO田村煕も次節へ向けてこのように警戒した。「クラブも新しい形になって、元々セットピースが安定していて、チーム力が高くエネルギーのあるチームだと思っている。コロナがあって、最初なかなか活動できなかったと思うが、間違いなく力があるし、ヤマハ時代もたくさんの接戦を繰り広げてきた相手、ちょっとの流れでゲームは難しくなるので、全員で細かいところにこだわってやっていきたい」昨季までサンゴリアスのアシスタントコーチを務め、今季より静岡BRへ移った有賀剛ACとの再会も楽しみにしている。「剛さんには僕がサントリーに来てからずっとお世話になっている。大久保(直弥HC)さんとともに、サントリーがどういうチームかはわかっている。サントリーのOBがいろんなチームで活躍しているので楽しいと思う反面、剛さんにはしっかり成長したところ見せたい。しっかり勝って恩返しできれば」昨季はボーデン・バレット、今季はダミアン・マッケンジーとニュージーランド代表の司令塔が次々やって来るが、田村には気負いも気後れもない。「嘘ではなく、移籍してきた選手でも大卒ルーキーでもオールブラックスでも、コンペティションとしてフラットに見ている。今日の練習はほかの選手に比べてよかったのか考えているし、いいプレーはしっかり盗むようにしている。キャリアがあるからすべてが正解ではなく、しっかり自分の軸を持った中で、僕にプラスになることはマネをするし、僕にできないことはリスペクトする」『NTTリーグワン2022』も残り4試合。田村はしっかり『NTT リーグワン 2022 プレーオフトーナメント』を見据えていた。「次の静岡戦、チームとしてファイナルへ向けて、どういうプレーが求められるか精度のところを意識してやっていきたい。まだファイナルに勝つという部分では途中だと思う。まだまだ成長できると思うが、去年よりいろんな選手が試合に出て、ここから本当に選手全員のコンペティションが始まる。このブロックをチームとして勝ち切って、セミファイナル、ファイナルへ向けて、トレーニングの強度、メンバー選考でコーチにプレッシャーをかけられれば、最後全員が優勝したいと思えるチームになれると思う。毎週相手に勝つことだけを考えて練習している。それだけに集中しているので、その積み重ねが最後につながればベスト」埼玉WKは5勝7敗の7位・コベルコ神戸スティーラーズと激突する。第4節の第1ラウンドは薄氷を踏む大逆転劇だった。神戸Sが埼玉WKのミスや隙を見逃さずに着実にトライを重ねていくのに対し、埼玉WKは松田のキックが精度を欠き、思うように点差を詰められない。後手を踏み、反則を連発しPGも献上、66分には22-37と2トライ2ゴールでも追い付けない点差となった。しかし、ここからワラビーズ最強トライゲッターが牙を剥いた。68分ラインアウトモールからボールを託されたマリカ・コロインペテがパワフルに守備網を破った。その6分後には左サイドでボールを受けてインゴールへ飛び込む。難しい角度のCGを松田が成功させて34-37。78分、絶好の位置でペナルティを得るも、埼玉WKは同点ではなく勝利を目指し、タッチキックを選択。ラインアウトモールから途中出場のHO堀江翔太がグラウンディングして逆転、松田もCGをきっちり決めて41-37の劇的勝利を手繰り寄せた。対する神戸Sも後半戦からチームを建て直してきた。3月上旬に南アフリカ代表23キャップのCTBルカニョ ・アムを緊急補強、ニュージーランド代表84キャップのUBKベン・スミスも電撃復帰。前節はグリーンロケッツ東葛に8トライを量産し、57-28と大勝した。アムは第11節に日本デビュー、スミスも今節メンバー入り。キックオフ48時間前に発表される試合登録メンバーは以下の通り。【埼玉WK】1稲垣啓太、2坂手淳史、3平野翔平、4ジャック・コーネルセン、5ジョージ・クルーズ、6長谷川崚太、7ラクラン・ボーシェー、9大西樹、9内田啓介、10松田力也、11マリカ・コロインベテ、12ヴィンス・アソ、13ディラン・ライリー、14竹山晃暉、15野口竜司、16堀江翔太、17クレイグ・ミラー、18ヴァル アサエリ愛、19マーク・アボット、20布巻峻介、21小山大輝、22山沢拓也、23セミシ・トゥポウ【神戸S】1中島イシレリ、2有田隆平、3山下裕史、4張碩煥、5ジェラード・カウリートゥイオティ、6橋本皓、7前田剛、8ブロディ・マクカラン、9中嶋大希、10アーロン・クルーデン、11山下楽平、12李承信、13ルカニョ・アム、14アタアタ・モエアキオラ、15山中亮平、16松岡賢太、17山本幸輝、18前田翔、19トコキオ ソシセニ、20前川鐘平、21日和佐篤、22ラファエレ ティモシー、23ベン・スミス果たして2強が勝点を積み重ねるのか。神戸S、静岡BRが番狂わせを演じるのか。『NTTリーグワン2022』第13節・埼玉WK×神戸Sは4月16日(土)・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場、東京SG×静岡BRは4月17日(日)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。熊谷ではTRFのリーダーDJ KOO、20歳の次世代シンガーSennaRinが会場を盛り上げ、秩父宮では来場者先着3000名にサントリードリンク、先着1000名にサンゴリアス応援フラッグをプレゼント。東京SG×静岡BRのチケットは発売中。埼玉WK×神戸Sはテレビ埼玉、東京SG×静岡BRはBS日テレにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)東京サンゴリアス対静岡ブルーレヴズNTTジャパンラグビー リーグワン 2022 DIVISION 1のチケット情報ジャパンラグビー リーグワン 特設ページジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイドジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイドウェブ版
2022年04月15日7大会連続となる7度目の『FIFA ワールドカップ』出場を決めた日本代表にとって、次のゲームは決して消化試合ではない。『W杯』アジア最終予選・ベトナム戦は貴重な実践の場である。本大会のメンバー23名をかけたサバイバルはすでにはじまっているのだ。22回目を数える『W杯』は11月21日(月)にカタールで開幕する。本大会までFIFAインターナショナルウィンドウは5月30日(月)~6月14日(火)と9月19日(月)~27日(火)の2回のみ。7月19日(火)~27日(水)の『EAFF E-1 サッカー日本主権2022』決勝大会は国内組の大事なアピールの場となるだろう。3月26日、『SAMURAI BLUE FIFAワールドカップカタール2022出場権獲得会見』の席上で日本サッカー協会・反町康治技術委員長は「『W杯』出場が決まった今、これからベスト8という目標に向け、次のベトナム戦が最初のスタートだと思う。これから熾烈な争いがチーム内でも起きると思う」と言及した。さらに今後のスケジュールについて、「6月のインターナショナルマッチデーで4試合やりたい。その後、7月中旬に『E1』がある。こちらは海外組の招集が難しいので、基本的にはJリーグの選手で構成して臨みたい。今回は11月の後半に『W杯』がはじまるので、9月の後半のインターナショナルマッチデーが最後の力試し、メンバー選考の上でも大事な試合になるので、強い相手とやりたい」とコメントした。同席した森保一監督はベトナム戦へ向けて、次のように語った。「我々は第一関門を突破したにすぎない。カタールで日本歴代最高の成績のベスト8以上を掴み取るべく、次のベトナム戦から新たに最善の準備をし、一戦一戦全力で戦っていき目標を達成したい。次のベトナム戦に勝って、このアジア最終予選を1位で突破すること、そのあとの『カタールW杯』での目標達成につなげられるように勝利を目指して戦いたい。戦い方に関しては、これから選手のコンディションを見極め、勝つためにベストな選択をしていきたい」選手を固定する傾向の強い森保監督だが、ベトナム戦ではメンバーを変更して臨むことになる。選手をがらりと入れ替えるか、これまでのメンバーをベースに要所となるポジションのみ入れ替えるかはわからないが、顔触れは変わる。もともと今回の代表活動はCF大迫勇也が不在である。アンカーの遠藤航とCB板倉滉はオーストラリア戦後、チームを離れた。期せずして、ベトナム戦は生命線となるセンターラインのテストマッチとなるのだ。CFとともに起用法が物議を醸した左SBはこれまで通り長友佑都か、中山雄太が入るのか。オーストラリア戦で殊勲の2ゴールを決めた三笘薫は先発起用されるのか、引き続きジョーカーの役目を担うのか。アンカーでは守田英正を本来のポジションで試すのか、柴崎岳を配置するのか。CFに入るのは前戦と同様に浅野拓磨か、それとも上田綺世、林大地か。はたまた2トップのオプションを試すのか。『W杯』を見据えた森保監督の選択が注目される。3月26日~28日には選手たちのメディア対応が実施された。喜びや安堵の声とともに選手たちは本大会へのサバイバルに向けて覚悟を口にした。上田綺世「僕以外にもFWはいるが、僕がこういう選手だということを表現できるように、与えられた中で自分の武器や結果にこだわりたい」守田英正「僕自身一番慣れているポジション、やってきたポジションがアンカー。航くんがずっと出ていて、僕もやれるということを見せられるチャンスだと思う。航くんは精神的支柱で、チームを引っ張る力があり、そこに頼ってしまうところは少なからずある。いなくなった分チャンスだと思うし、自分の普段見られない一面を見せられるチャンス。ポジショニングだったり、ビルドアップだったり、色々なところを見てもらいたい」山根視来「あそこ(豪州戦の先制点のアシスト)で貢献できたことはうれしいが、もう1試合あるので、メンバーに選ばれることが大事。次の準備に向かっている。育成年代でも代表のユニフォームを着ていなかったので、(『W杯』を)リアルに想像することは難しかった。数年前までそうだったが、何があるかわからない。チャンスはあるので、自分で掴みたい」三笘薫「僕は招集されて2回目、スペースが空いた後半に生きるタイプだと思う。ただ前半からもやれるところを見せないといけない。そのチャンスがきた時に生かさなければいけない。次の試合でどうなるかが変わってくるので、出場権は決まったが、決まっていない気持ちでなければいけない。スタメンで出て結果を残したい」田中碧「代表の活動で結果を残すのが大事。ゴールやアシスト、またそれとは違うものでアピールしていかないといけない。これから勝利とスコアというものによりこだわってやっていかないといけない。でも僕はボランチなので、ゴールをすればOKではないので、90分の内容も含めて求めていかないといけない」旗手怜央「自チームでインサイドハーフをやらしてもらっているので、インサイドハーフで勝負したい思いがある。でもウイングバック、ウイング、サイドバックでも経験があるので、出られるならどこでもという思いがあるが、インサイドハーフでやれるのはありがたい。(『W杯』は)僕自身テレビで見てきた舞台、豪州戦で出場を決めたのを肌で感じられたのは今後の成長につながると思う。今は少なからずチャンスはあると思うので、憧れの舞台に立てるかどうかは自分次第」原口元気「ポジションを奪うだけ。何を言われようとそこをやるだけ。所属クラブでやっているプレーを代表でもやれればチャンスはあるはず。ボランチのようにプレーするつもりはない。チームでもボランチに近い位置でプレーしているが、よりアタッカー気質と言うか、得点につながるプレーを見せていければと思う。『W杯』に行くことが決まったので、これからポジションを奪うよう、もちろんチームのためにやるが、自分のためにギラギラしてやっていきたい。次の試合チャンスがあれば、自分が表現したいものを表現する場だと思う。『W杯』まで半年、悔いが残らないようにポジション争いに勝ちたい」林大地「まず自分のできることを最大限引き出してやることと、FWは得点という目に見える結果を出さないと物足りないので、ゴールを取りたい。いくらでも序列はひっくり返るとうことは昨年の『東京五輪』で自分でも経験している。でも中途半端な気持ちや準備では起こることも起こらない。しっかり準備をして、自分の可能性を信じてしっかりやることが大事」吉田麻也「チームももっと構築しないといけないし、個人ももっと成長しないといけない。アジアと世界の戦いは違う。もう競争ははじまっている。ここからのマッチメイキングがすごく大事になってくる。コロナ禍で渡航が制限される中、いいマッチメイクでいい相手と戦うことが大事」南野拓実「チャンスはあったので、それを決め切りたかった。次に向けてああいう場面で決め切れるようにレベルアップしていきたい。時間を重ねるうちに自分もあのポジションをやりやすくなっている」柴崎岳「普段航がやっているポジションだが、自分が入ったら自分らしいプレーをピッチの中でパフォーマンスしたい。『W杯』が決まって、近々相手も決まって、相手によってメンバー構成が決まってくると思うので、そこのメンバーに入っていけるよう努力していきたい」谷口彰悟「まず1位で予選を突破すること。あとは『W杯』に向けての戦い、出場するだけが目標ではない、ベスト8以上という目標を掲げている以上、1試合1試合大事にしたい。試合に飢えている、結果に飢えている選手も多いので、そこで結果を出したい。コンディションはいいと思うが、試合に出て結果で見せないと意味がないので、しっかり集中していい準備したい」中山雄太「もちろんポジションは常日頃から狙っている。僕個人の思いで言えば、『W杯』出場を決められてうれしいが、新たな競争は始まっていると思う。次の試合は最終予選という名前ではあるが、新たな競争がはじまっている印象。チャンスがあれば結果にこだわってやっていきたい」『W杯』アジア最終予選へ臨む日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、シュミット・ダニエル(シントトロイデン/ベルギー)、谷晃生(湘南)【DF】長友佑都(FC東京)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、佐々木翔(広島)、谷口彰悟(川崎F)、山根視来(川崎F)、植田直通(ニーム/フランス)、中谷進之介(名古屋)、中山雄太(ズウォレ/オランダ)【MF/FW】原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、柴崎岳(レガネス/スペイン)、伊東純也(ヘンク/ベルギー)、浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)、南野拓実(リバプール/イングランド)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、林大地(シントトロイデン/ベルギー)、三笘薫(サンジロワーズ/ベルギー)、旗手怜央(セルティック/スコットランド)、上田綺世(鹿島)、田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)、久保建英(マジョルカ/スペイン)3月26日の『W杯出場権獲得会見』でもサポーターへ来場の声掛けを行った吉田主将は3月28日のメディア対応でもファンの来場を促した。「会見で言った通り、選手たちは満員のスタジアムで代表戦をやることに飢えている。ヨーロッパでもオーストラリアでも明らかに日本とは状況が違う。誰かが突破口を開かないといけない。それはサッカー日本代表ではないといけないと思っている。みんなが我慢しているところ、誰かが扉を開かないといけないといけない。僕らにできることはサッカーで一つひとつ実績を積んで変えていくこと。サッカーファミリーで変えていけたらいいなと思っている。みんなで一丸となって扉を開けたらうれしいし、ぜひ6万人集まってほしい」果たして、明日の日本代表はどんなスタメンが並ぶのか。『W杯』アジア最終予選・日本代表×ベトナム代表は3月29日(火)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様はDAZN、テレビ朝日系列にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)アジア最終予選(RoadtoQatar)のチケット情報
2022年03月28日特定非営利活動法人 情報オリンピック日本委員会は、来る2022年8月インドネシアで開催予定の「第34回国際情報オリンピック(IOI 2022)」の日本代表選手4名と、本年10月トルコで開催予定の「第2回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2022)」の日本代表選手4名を発表しました。IOI 2022日本代表選手 左から児玉さん、田中さん、田村さん、渡邉さん「第21回日本情報オリンピック(JOI 2021/2022)」予選に参加した1,429名から本選選考を経た、成績優秀者30名(内1名欠席)による春季トレーニング合宿(3月20日~23日)をNTT DATA駒場研修センターにおいて実施しました。合宿期間中は、感染症予防の対策を講じると共に、4回の競技(各5時間3課題)・解析・解説を中心に実施し、遠方の参加者のみ宿泊しました。その結果に基づき、3月23日「第34回国際情報オリンピック(IOI 2022)」の日本代表選手4名を決定しました。日本代表選手は以下のとおりです。「第34回国際情報オリンピック(IOI 2022)」日本代表選手児玉 大樹(こだま だいき) 灘高等学校 高1田中 優希(たなか ゆうき) 灘高等学校 高1田村 唯(たむら ゆい) 大阪府立大学工業高等専門学校 高専2渡邉 雄斗(わたなべ ゆうと) 渋谷教育学園幕張高等学校 高2(氏名は五十音順、学年は2022年3月現在)この4名は、2022年8月に行われる予定の「第34回国際情報オリンピック(IOI 2022)インドネシア大会」に日本代表選手として参加します。「日本情報オリンピック第2回女性部門(JOIG 2021/2022)」では、予選に参加した217名から、本選を経て成績優秀者10名が、NTT DATA駒場研修センターで行われた「JOIG春季トレーニング合宿」(3月20日~23日)に進みました。合宿では、2日間(各5時間)の講義・演習を挟み、2回の競技(各5時間4課題)の結果から、以下の日本代表選手4名を決定しました。EGOI 2022日本代表選手 左から飯島さん、大野さん、藤居さん、山下さん「第2回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2022)」日本代表選手飯島 亜海(いいじま あみ) 桜蔭高等学校 高1大野 栞(おおの しおり) 筑波大学附属高等学校 高2藤居 星(ふじい あかり) 札幌市立あいの里東中学校 中3山下 結菜(やました ゆうな) 東京都立小石川中等教育学校 中等4(氏名は五十音順、学年は2022年3月現在)この4名は、2022年10月にトルコ・アンタルヤで行われる予定の「第2回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2022)」に日本代表選手として参加します。【国際情報オリンピックとは】国際情報オリンピック(IOI=International Olympiad in Informatics)は、情報科学(informatics)を対象とするものであり、毎年、ホスト国を変えながら1週間にわたり開催されます。世界の約80の国・地域から高等学校3年に相当する、学年以下の生徒達が集まり、数理情報科学の能力を競う智の競技会です。競技では、現実の問題をモデルにした与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計し、さらに、それをプログラムとして適切に実装することが求められます。「第21回日本情報オリンピック(JOI 2021/2022)」実施要領: 【ヨーロッパ女子情報オリンピックとは】ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI=European Girls' Olympiad in Informatics)は、高等学校3年に相当する学年以下の女子生徒を対象としたプログラミングコンテストです。競技では、与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計し、さらにそれをプログラムとして適切に実装することが求められます。EGOIは主にヨーロッパの国・地域を中心に開催されますが、ヨーロッパ以外の国・地域も招待されており、日本は2021年、第1回スイス大会から参加しています。「日本情報オリンピック第2回女性部門(JOIG 2021/2022)」実施要領: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月24日株式会社イーフローラ(本社:東京都港区、代表取締役社長:竹崎 亨)が事務局を担う、『インターフローラ ワールドカップ 2023 日本実行委員会』では、花業界において歴史も古く、世界的に権威のあるフローリストの国際競技会『INTERFLORA WORLD CUP 2023』への日本の代表選手を選出する『インターフローラ ワールドカップ 2023 日本代表選考会』の参加を可能にする、一般出場枠の応募受付をこのほど開始しました。 『インターフローラ ワールドカップ 2023』日本代表選考会一般出場枠応募受付『INTERFLORA WORLD CUP 2023』は、2023年9月にイギリス・マンチェスターで開催される花の技術を競うフローリストの国際競技大会です。日本では、インターフローラと業務提携契約を結ぶ株式会社イーフローラが日本実行委員会を担っています。企業や団体の壁を越え、世界で戦えるフローリストを募集し、選出・養成を行い、代表選手と共に世界において日本の花き文化・産業のアピールを行い、国内の消費者に向けてもメディアやSNSなどを通じて花の魅力を伝え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により大きな影響を受けた日本の花き需要を支える活動行ってまいります。『インターフローラ ワールドカップ 2019』(1)日本の各団体・組織枠に加えて、公募から出場できる「一般出場枠」は、すべての人に日本代表選考会への出場チャンス、そして国際競技大会である『インターフローラ ワールドカップ 2023』へ羽ばたけるチャンスとなっています。▽応募概要はこちら 【日本代表選考会『一般公募枠』応募概要】●応募締め切り 2022年5月16日(月)必着●応募資格・日本に最低5年間居住し、働いていることが証明できること・INTERFLORA/FLEUROP/FTDネットワークに属している者本選出場には(株)イーフローラへの所属関係が必要なため、現在ご加盟頂いていない方で日本代表として出場される際には(株)イーフローラの特別メンバーとしてご登録頂きます。・経験(アマチュア・プロフェッショナル)は問いません。・応募条件・権利規定・及び応募に関する注意事項を遵守すること・各選考を通過した場合、次の選考会、大会に出場すること●スケジュール1.一次選考会(書類審査)2022年5月30日(月)2.二次選考会(実技審査)2022年8月30日(火)<東京都内>3.日本代表選考会2022年11月29・30日(火・水)<東京都内>4.ワールドカップ本戦2023年9月4日(月)~9月9日(土)イギリス・マンチェスター ※準備期間含む●応募方法以下応募登録サイトのフォームに、必要事項及び、課題二つの作品のタイトル・形態・作品説明及び作品写真データ(JPG)を応募規定に則りにご登録ください。 【インターフローラ ワールドカップ 『INTERFLORA WORLD CUP』について】世界最大の生花店組織・インターフローラが主催する、歴史も古く世界的に権威ある国際競技会。花の技術・デザインの更なる向上だけではなく、文化的財産としての花贈りの新しい発想を人々に提供し、花を通した交流を推進することを目的として4~5年に1度開催されています。前回2019年アメリカ・フィラデルフィアにて開催された大会では、日本代表選考会で選出されたフローリストが世界9位となりました。前回 2019年3月のアメリカ・フィラデルフィアで開催された「インターフローラ ワールドカップ 2019」の様子 前回 2018年10月の東京で行われた「日本代表選考会」の様子 【株式会社イーフローラについて】 加盟店1,189店のフラワーショップが加盟し、常時10,000点以上の商品を掲載するECサイトを運営する『お花屋さんネットワーク』です。地域に根ざし、お花に関する知識と経験も豊富なプロが、お花とともに全国へ皆様の“想い”を大切にお届けしています。『INTERFLORA WORLD CUP』を主催するインターフローラに加盟し、日本代表選手派遣団体として認定されています。『インターフローラ ワールドカップ 2019』(2)『インターフローラ ワールドカップ 2019』(3) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月17日日本の迎賓館として開業したホテルが作った「王道と革新」を感じる日本料理店世界中のVIPをもてなしてきた、日本ブランドの最高ホテル「帝国ホテル」。いくつかあるホテル直営のレストランに、今まで日本料理店がなかったと聞いて、以外に思う方も多いのではないでしょうか。その理由を紐解くには、130年のこのホテルを辿ってきた歴史を振り返る必要があります。帝国ホテルの開業は1890年。1867年の大政奉還から23年後のことです。近代国家になるためにも欧米と対等の外交を望んでいた明治政府ですが、諸外国の反応は「日本は文明国家としての体制が整っていない」という冷たいもの。これからは、外国人の賓客を招き、交流を盛んにして欧化政策をしなければいけないと、当時の外務大臣・井上馨が外国との社交場として鹿鳴館を建設します。その鹿鳴館の隣の敷地に世界の賓客をもてなす迎賓館として誕生したのが帝国ホテルです。当時、外交儀礼の公式料理はフランス料理と定められていました。当然、帝国ホテルで提供される料理は最高峰のフランス料理でなければならず、その使命通り、帝国ホテルのフランス料理は名実ともに日本トップのクオリティを誇ったのです。その後第四代料理長、内海藤太郎(1909-1915年)がレストラン・宴会場の料理を正統フランス料理で統一した流れから、今まで館内のレストランはフランス料理中心の構成となっていました。天井も木を使い、数寄屋作りをベースにした静謐なカウンターしかし、「和食」の評価が世界的に高まる中、フランス料理だけで世界各国からの賓客をおもてなしするのではなく、新たな選択肢を持つ必要が出てきました。「創業の精神を継ぐ日本を代表するホテルの役割として、日本の食文化、本物の日本料理を伝えることも不可欠ではないか。そうした考えから、日本料理店を作ることになったのです」と【帝国ホテル 寅黒】の誕生の経緯を、このプロジェクトの担当者は話します。「日本料理店をホテルに作ろうと思うも、人材もノウハウもホテル内にはありませんでした。そこで幅広く検討した中で、タッグを組みたいと相談したのが、ミシュラン三つ星に13年間輝き続ける【神楽坂 石かわ】を中心とした石かわグループを率いる石川秀樹さんでした」。なぜ、石川さんだったのか?曰く、料理の素晴らしさはもちろんのこと、さまざまな日本料理店に食べに行き、記事を読み、体験していく中で触れた石川さんの「海外のお客様に日本に来ていただいて、日本料理を通じて、日本の素晴らしいことを伝え、それを理解していただくお客様の数を増やすことが使命」という思いが自分たちの哲学と重なったことが決め手になったのだそう。調理責任者の鷹見将志さん。2011年に【神楽坂 石かわ】に入社し、配属先は【虎白】へ。以来11年間研鑽を積みながら店を支える。一方、【神楽坂 石かわ】の石川秀樹さんは、最初に話があったときには、全く乗り気ではなく断ろうと思っていたのだそう。ところが、帝国ホテルの「ともに日本の迎賓館にふさわしい日本料理店をつくりたい」という熱意と想いにほだされ、タッグを組むことを決めたのでした。そこから、石川さんは帝国ホテルの歴代料理長の料理本を読み、すべてのレストランへ何度も足を運び、“帝国ホテル”について自分なりに理解し、咀嚼して、帝国ホテルでの日本料理を表現するものはなにか、というの要素を煮詰めていきます。その素案をもとに、ホテルと石川さん両者で辿り着いた答えが「日本の迎賓館で食す、王道と革新の日本料理」というもの。そこからどういう店にしていくか、内装、料理の内容、提供の仕方などを肉付けしていったのです。そして誕生した【帝国ホテル 寅黒】。調理責任者に任命されたのは、【虎白】の当時二番手だった30歳の若き料理人、鷹見将志さんです。『フカヒレなす生姜』。小鍋仕立のプレゼンテーションも楽しい。この大役に任命された鷹見さんですが、プレッシャーなどはみじんも感じさせず、実に楽しそうに仕事をしています。カウンターでにこやかにお客様に話しかけ、厨房のスタッフにもきめ細やかに目を配り、その和やかな雰囲気はカウンターに並ぶお客様に伝わり、リラックスした雰囲気が店全体に流れています。この日は一人で店を訪れましたが、一人でもとても心地良い空気で迎えてくれました。ここで注文できるのは、おまかせコースのみ。最初の一品はなんとフカヒレが登場!戻したフカヒレに、鰹と昆布の出汁で味を含ませたフカヒレは黄金色に輝いて……。一口食べれば、丁寧にクリアにとった出汁の香りが鼻腔をくすぐり、出汁の旨味が広がります。下に忍ばせた生姜を少し効かせて炊いたナスのとろりとした歯触りとフカヒレの食感が抜群に相性がいい。「フカヒレは【虎白】でも人気の料理でした。“王道と革新の日本料理”を考えたときに、あえて伝統的な日本料理の食材ではなく、新しさ、驚き、そして贅沢さでインパクトを持ってくるのも、面白いのではと考えました」と鷹見さん。フカフレという従来の日本料理にはない食材を使いつつ、味付けはこれぞ日本料理の王道。この一品から続くコースに期待感が高まる先付と言えるでしょう。『松葉蟹の真丈』。生の状態の蟹と、茹でた蟹をつかって真丈をつくり、蟹の旨味と甘味を立体的に引き出している。調味料は使わないが、蟹味噌も使い、旨味と塩味を調整。続いて登場したのは、『松葉蟹の真丈』のお椀。昆布と鰹でとった出汁に、つなぎを使わない、たっぷりとした“蟹だけ”の真丈がゴロンと入っています。なんと、真丈には調味料は一切使わず、出汁と蟹本来の塩気のみで調理したとのこと。ちょうどいい、まろやかな塩味と旨味。蟹の甘味と香り、すべてを口に含んだときに感じる素直なおいしさ……。これがすべて食材の塩味と旨味だけでできているとは!海外の方でなくとも驚く方はきっと多いはず。椀ものは日本料理の華。大胆に、潔く、すべて食材の塩気と旨味のみを組み合わせながら、完璧なおいしさのバランスを生み出した一品からは、鷹見さんが食材のポテンシャルを引き出す「これぞ日本料理」という真骨頂を世界に伝える意気込みを感じました。お客様の目の前で、皮目に火を入れる鷹見さんお客様の目の前で調理をし、立ち昇る香りや、視覚でも美味しさや楽しさを演出できるのが“割烹”の醍醐味。鮮度のよい食材を目の前で見せ、調理の過程を披露し客人をもてなす。これこそ、日本独特のスタイルとも言えるでしょう。今回のコースで割烹ならではの楽しさを感じたのは、お造りのとき。鷹見さんが赤く熱した炭を直接金目鯛の皮目に落とし、皮だけを香ばしくパリッとさせる“炭落とし”を目の前で見せてくれると、お客様も盛り上がります。脂ののった金目鯛のジューっと焼ける香ばしい香り。立ち上る煙。見た目も楽しいけれど、この一手間でおいしさも倍増するのがポイント。皮目を焦がしたパリパリ感が生まれ、香ばしい香りがつくのと同時に、ほんのりと温まった皮側の身の脂がとろけて柔らかい舌触りになり、内側のしまった身への食感のグラデーションが生まれるのです。これは、シンプルなお刺身とはまた違うおいしさで、目でも楽しめ、舌でも幸せになれる一品です。金目鯛のお造り。造りはこうした炙りものを含み、旬の魚で3種類ほど登場。そして、煮物椀の前の冷たいお料理で登場した『牛肉のしゃぶしゃぶ蕪胡麻出汁』も印象に残った一品。脂ののった牛肉は冷たくするとその香りや柔らかさが損なわれると思っていたけれど、これはそんな先入観を吹き飛ばしてしまうほどの美味。出汁で炊いた蕪を冷やして、さっとしゃぶしゃぶした京都牛の肩ロースをふわっとかけて、冷たい胡麻出汁をはり、目の前で炒った胡麻を振りかけた料理を冷たく食べるという、意外な組み合わせ。けれど、この温度がしつこくなく、さっぱりといただけるポイントなのでしょう。ほんのり甘味を抱いた冷たい蕪を、これまた甘い脂をほどよく含む薄切りの牛肉が包んで、香り高い胡麻とお出汁を合わせていただけば、コースの中盤でもほどよくお腹におさまります。煮物椀の前に登場する『牛肉のしゃぶしゃぶ蕪胡麻出汁』こうして驚きあふれる料理から、王道のしっかりとした日本料理らしさを感じるもの緩急合わせて登場したコースは全13品。最後は土鍋で炊いた白いご飯。そしてデザートは、アイスクリームなどのちょっと洋を感じるエッセンスがあるものと、わらび餅といった日本的なもの両方味わえます。コースを通して感じるのは、“お客様を楽しませたい”という鷹見さんのシンプルな思い。【帝国ホテル 寅黒】のテーマとして掲げられる“伝統と革新の料理”の、“革新”の部分は従来の日本料理から一手間かけた工夫や、食材の幅広さで表現しつつも、ベースはあくまでも本流。そのバランスが、新時代の日本料理なのだろうと感じた時間でした。帝国ホテルタワー棟の地下1階にある、ひっそりとした店構えこの“王道と革新”は、料理のみならず、サービスでも感じられます。帝国ホテルならではの、格式の高さも感じながら、でも突き放しはしない温かさや、親しみやすさ。料理だけでなく、サービスや空気感も含めたこの心地良さこそが【帝国ホテル 寅黒】の魅力。カウンターには、【虎白】の常連さんだったであろうお客様、帝国ホテルに通い続けられてるだろうご夫婦と実にさまざまな方々で賑わっていたのですが、そのすべての方が笑顔で楽しそうに食事をされていたのが印象的でした。「帝国ホテルの伝統と格式、そして目の配り方の素晴らしさ。そこにお客様を“大好きな人”としてもてなす石川イズムが融合した【帝国ホテル 寅黒】で過ごしていただくひとときは、他のどこにもない最高のものになると思っています。」と鷹見さん。格式と心地よさ。本流と、刺激。そうした絶妙なバランスが保たれている新しい日本料理。その楽しさに触れに、親と、友人と、海外からのお客様と、さまざまな方と一緒に訪れたくなるお店です。撮影/今井 裕治日本料理帝国ホテル 寅黒【エリア】新橋/汐留【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】45000円【アクセス】日比谷駅 徒歩3分
2022年03月07日