大ヒットインド映画『RRR』の絶叫上映が緊急決定。監督のS.S.ラージャマウリが登壇し、舞台挨拶付きで実施される。前回の監督の来日では、感染対策として監督が希望していた発声ありの応援上映ができなかったが、今回は監督の願いに応えることが可能に。新宿バルト9と新宿ピカデリーにて実施される今回の企画。チケットは、各劇場の公式サイトにて3月13日(水)24時(※14日0時)より販売される。今回の緊急決定に、ファンからは「夢じゃないですよね!?!?まだ信じられない!!」、「ありがとうありがとうありがとう」、「仕事後這ってでも行く」といった喜びの声と並び、「ライブビューイングか配信のチケットはありますか!?」、「西にも来てほしい」、「東京ぉぉぉぉぉ!!!!!」などと遠方のファンからの声も多く見られる。▼『RRR』舞台挨拶付き絶叫上映・日時新宿ピカデリー(スクリーン1)3/18(月)19:55の回上映前19:55より舞台挨拶開始新宿バルト9(スクリーン9)3/18(月)19:00の回19:00より舞台挨拶開始・登壇者S.S.ラージャマウリ監督・販売料金2,200円均一(シネマカフェ編集部)■関連作品:RRR 2022年10月21日より全国にて公開警官の血 2022年10月28日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEEYANG FILM. All Rights Reserved.
2024年03月12日『RRR』のS.S.ラージャマウリ監督と主演のNTR Jr.がタッグを組んだ2007年の作品『ヤマドンガ』より本編シーンが解禁。なお本作のJAIHOでの配信は7月31日(月)までとなっている。ケチな泥棒ラジャは、貸金業を営む若い女性ダナラクシュミから借金をしながら、相棒のサクティとともに窃盗で生活する日々。ある日、富豪から高報酬の仕事を引き受けたラジャは、任務の途中で悪漢に追われる女性マヒを助ける。ラジャは気づいていないが、実はマヒは12年前にラジャが命を救った少女だった。マヒは幼いころに両親を亡くし、財産を狙う親族から虐げられていた。一方、ラジャの依頼主が報酬を支払う直前に死んでしまい、ラジャは閻魔大王(ヤマ・ダルマラージャ)を恨み悪態をつく。それを聞いた閻魔は怒り、ラジャを死なせて地獄に呼び寄せてしまう。だが、ラジャは持ち前の話術と死んだ祖父の助力で地獄の民の人気を得て、閻魔から地獄の王の座を奪った揚げ句、地上に戻る。マヒと再会したラジャは彼女を愛し、親族から救うことを決意する。しかし、復讐に燃える閻魔が地上に降り立ち、ダナラクシュミに扮装してラジャを誘惑し、2人の仲を裂こうとするのだが…。ドラマティックな展開と、想像を超えたアクションで、S.S.ラージャマウリ監督節が全開の本作は、<愛の力>が全編にみなぎるエンタメ大作。この度解禁されたのは、地獄の王の座をかけて選挙対決することになったラジャ(NTR Jr.)が、「みんな俺に投票してくれよ!」と魅力をアピールするダンスシーンの本編映像。閻魔大王の怒りを買い、地獄に落ちた泥棒のラジャは、地獄でも持ち前の話術で民たちを惹きつけ人気者に。挙句の果てには閻魔とラジャとどちらが地獄の王に相応しいか、選挙で対決することに。票集めのため、ラジャは得意のダンスで民衆へアピール。美しい三人娘も「私たちの票で王座を手に入れて」と参戦し、ノリノリな4人に地獄の民たちも盛り上がっていくのだった。NTR Jr.の陽気なダンスに注目の本編シーンとなっている。『ヤマドンガ』はJAIHOにて配信中(7月31日(月)配信終了)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月21日現在絶賛公開中の映画『RRR』の舞台挨拶のため、S・S・ラージャマウリ監督とビーム役のNTR Jr.さん、ラーマ役のラーム・チャランさんが来日。忙しい舞台挨拶の合間を縫ってインタビューさせていただきました!監督と主演2名の貴重なインタビューが実現!左から、NTR Jr.、ラージャマウリ監督、ラーム・チャラン。−−舞台挨拶で日本のファンのみなさんとお会いしていかがでしたか?ラージャマウリ監督以前に『バーフバリ』シリーズで来日した時も感じたことなのですが、みなさんの驚くほどの愛と熱量には毎回圧倒されます。本編をご覧になった後のみなさんのリアクションを見ていると、私の映画をよく理解してくださって、とても気に入ってくださったんだろうなというのが感じられてうれしいです。NTR Jr.私とチャランさんは日本に来るのは初めてだったので、初めて訪れる国で、それも単に観光で来たのではなく現地のファンの方と会うというのは、正直少し怖いところがありました。けれど、実際にファンの方と対面してみると、監督から話には聞いてはいたのですが、いい意味でショックを受けました。日本のファンのみなさんの反応が、本当に自分が外国にいるとは思えないくらい熱かったんです。インドのファンと比べて勝るとも劣らない、愛情の大きさは勝っていたかもしれませんが、本当にあたたかくて、謙虚さを感じるものでした。この経験は国に大事に持ち帰って、永遠に語り継ぎたいと思います。ラージャマウリ監督−−舞台挨拶で日本のファンが『RRR』に熱狂する様子を直接、目の当たりにされたということですね。ラージャマウリ監督『バーフバリ』シリーズと今回の『RRR』の公開はちょうどコロナ前と後という時期にあたり、作品に求められるものも少し異なっていたのではないかと思います。みなさんが何か大きなアクションを求めていたところ、『RRR』はそういったニーズにまさにぴったりな作品だったんじゃないでしょうか。私がこの作品のテーマとして掲げていたことは2つあって、1つは世界中で共鳴するであろう友情です。これに関してはおそらく言語を越えて人に伝わるものであって、地域や文化といったものを超えて人々がつながれる、共感をもてることだと思います。2つ目は、人々を搾取したり抑圧する権力への抵抗です。インドの場合は植民地であったことで長年苦しめられていました。どの国にもそういった権力の下で苦しんだ時期があると思いますし、だからこそ日本でも多くの方に響くのではないかと思います。ラーム・チャラン−−監督は以前にも日本に来られていますが、NTR Jr.さん、ラーム・チャランさんは今回が初来日です。来日中に面白い出来事はありましたか?ラージャマウリ監督前回の来日では日本のオーディエンスのみなさんの反応に圧倒されました。『バーフバリ』が世界中で愛され、韓国、ヨーロッパ、アフリカを映画祭などでまわり、もちろんどの国でも受け入れていただきましたけれど、日本での受け入れ方は他とはまったく別格だったんです。これに関しては説明しても理解されないと思うので、実際に体験してもらうのが一番だと思って、今回はこの2人を日本に連れてきました。舞台挨拶ではファンのみなさんのことも見つつ、ひそかに2人を観察していたのですが、もうあと1~2分ファンのみなさんと過ごす時間が長かったら、絶対に泣いていたでしょうね(笑)。ラーム・チャランそうですね。特に川崎チネチッタで前列のほうに座っていらっしゃった方は、マスクをしていても目を押さえていらっしゃるのが見えて、感じるものがありました。私も日本に来る前に『バーフバリ』シリーズで監督が来日された時のことをいろいろ聞いていましたが、やはり自分の目で実際にそういったファンの方の姿を見ると本当に心に響くものがあって、もう少しあの場にいたら、私もきっともらい泣きしていたと思います。ラーム・チャラン−−お2人にとって『RRR』はどんな作品ですか?印象深いシーンやポイント、撮影中の出来事があれば教えてください。ラーム・チャランこの映画の中でもっとも美しいと思うのは、ビームとラーマはおたがいの存在なくしては成立しないということです。ラーマはビームがいなければ自分の使命を全うできなかったでしょうし、それはビームにとっても同じことですよね。おたがいに必要不可欠な存在であり、おたがいに補い合うことができるという点が美しいと思います。NTR Jr.私にとって『RRR』は作品そのものが本当に思い出深く、それだけ特別な経験だったので、何かひとつを選ぶというのはとても難しいですね。私とラームは実際にも長年の友人で、ラージャマウリ監督ともそれぞれ一緒に長く仕事しています。俳優という職業はさまざまな調整を必要とするものですが、ラージャマウリ監督はいつも大きな課題を投げかけてくれるので毎回必ず驚かされますし、私としては逆に「次は何が来るのかな?」と楽しみにしているところがあります。試されてるな、という感じですね(笑)。このビームという役柄は、純真な子どものようである一方、傷つきやすい側面ももっています。自分の領域であるジャングルでは堂々としているけれど、一歩町に出るとどうしていいかわからない、というところがありますよね。今のような時代に、ビームみたいにナイーブで純真な人物はなかなかいないと思うんですよ。なので、このビームという役を演じるにあたっては監督の色に染まるというか、期待に応えるということを念頭に置きました。そしてラージャマウリ監督は、いつも私たち俳優が役に近づこうとするのを助けてくれる人です。NTR Jr.−−長年の友人であるお2人だけが知っているおたがいのいいところ、ウィークポイントがあれば教えてください。NTR Jr.チャランさんは共演者としては相手役をサポートしてくれる、本当に素晴らしい俳優だと思いますが、私が演技をしている時はしょっちゅうからかってきて、集中を妨げてきます(笑)。それで監督に文句を言っても、監督は何もしてくれないんですよ!ラーム・チャランタラク(NTR Jr.さんの愛称)のいいところは、一緒にインタビューを受けていると僕が答える必要がないところ(笑)。僕と監督への質問も彼が一人で答えてくれるからすごく楽ですね。NTR Jr.いや、それはだって君が…。ラーム・チャランそして先ほど僕に対して言っていた、撮影中に邪魔をするというのは彼こそが僕にやっていることなんですよ。NTR Jr.これに関しては、どっちが正しいかはラージャマウリ監督に聞いてみたらわかると思いますよ。ラーム・チャランほらね、見たでしょう?僕への質問なのに、彼が答えようとしていますよね(笑)。NTR Jr.と、監督!−−監督、正しいのはどちらですか?ラージャマウリ監督2人とも私の撮影の邪魔をしてました(笑)。舞台挨拶の合間に行われたせわしないインタビューにも関わらず、お三方ともにこやかに答えてくれました。実際にも長年の友人なだけあって、最後にはおたがいのインタビューの答えに茶々を入れ合い、そんな2人をラージャマウリ監督があたたかく見守る、という構図が印象的。その後も和気あいあいとした雰囲気で撮影が行われ、ananweb恒例のスペシャルショットもバッチリいただきました!Information映画『RRR』1920年、イギリスの植民地下にあったインドで2人の男が出会う。英国軍にさらわれた少女を救おうとジャングルからやってきたビーム、そして英国政府の警察となり周囲に自分を偽りながら密かに自らの大義を果たそうとするラーマ。2人の男の友情と戦いを、『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』の二部作で世界に旋風を巻き起こしたS・S・ラージャマウリ監督が熱く描く。監督・脚本:S.S.ラージャマウリ原案:V.ヴィジャエーンドラ・プラサード音楽:M.M.キーラヴァ―二出演:NTR Jr./ラーム・チャラン原題:RRR/2021年/インド/テルグ語、英語ほか/シネスコ/5.1ch日本語字幕:藤井美佳/字幕監修:山田桂子応援:インド大使館配給:ツイン©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.※予告編URL次ページ>>ラージャマウリ監督とNTR Jr.さん、ラーム・チャランさんの画像特設ページはコチラ写真・泉山美代子 文・尹 秀姫
2022年10月31日日本で『バーフバリ』旋風を巻き起こしたS・S・ラージャマウリ監督の最新作『RRR』がいよいよ日本に上陸する。イギリスの支配下にあるインドで、民衆のために立ち上がった2人のヒーローを描いた本作で監督が描きたかったものとは?インドにいるラージャマウリ監督にオンラインでインタビューを行った。故郷の対立を憂い、パンデミックも乗り越えて作られた偉大なる大作!−−『バーフバリ』の世界的なヒットがあり、次作としてインドの歴史を描いたこの作品を世に放つということで、監督にもいろんな想いがあったと思います。『RRR』の構想はいつ頃から考えてらっしゃいましたか?構想自体はある意味、少年時代からあったと言えばありました。ですが、実在する独立運動の闘士を題材にしようという具体的なアイデアは『バーフバリ 王の凱旋』の公開からおそらく6、7か月くらい後に思いついたものです。私は子どもの頃から2人のヒーローが出会うというストーリーが非常に好きで、まったく異なる背景を持つ2人が出会い、彼らにいろいろなことが起こるという物語はとてもエキサイティングだなと考えていました。そしてこの映画の題材の元となる歴史上の人物はインド独立運動に身を投じた闘士なのですが、本当に偶然ではありますが、この2人は同じ頃に生まれています。さらにこの2人が20代の頃、2人とも3年ぐらい行動が不明な時期があるんですね。それから2人はまたそれぞれの場所に戻っていき、抑圧を受けている民衆に対して「武器を持って戦いに身を投じよ」と言って独立運動をリードしていくのですが、この2人は戦術というか、非常に似た部分があるんですよ。なので、もしこの2人が20代のその時期にどこかで会っていたとしたら?という物語をフィクションとして考えてみました。そしてその2人をスーパースターに演じてもらったらどんな作品になるだろうというのを、映画の題材としてあたためていました。さらに言うと、映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』で、南米を旅する青年が最後にはチェ・ゲバラになっていくというアイデアがとても好きで、この作品が私の頭のどこかにあったのだと思います。−−『RRR』の主人公、ラーマとビームにはそれぞれモデルとなる実在の人物がいるんですね。ビームの元となっているのはコマラム・ビームという実在した人物で、この方はテランガナにおける戦いをリードする人物でした。一方のラーマはアンドラ・プラデシュ州でイギリスに抵抗して戦っていた人物で、アッルーリ・シータラーム・ラージュと言います。ラーマが森で戦う時のオレンジの布をまとった神のようないでたちは、ラーマーヤナを想起させるという人もいますが、実際にラージュがこういったオレンジの袈裟を着て、弓を持って活動していたそうなんですよ。それがなぜなのかはちょっと不明なのですが、自分に追随する人たちをリードする立場のラージュが森の中からあの格好で出てくることで、人々を鼓舞しようとしていたのかもしれません。その点は謎として残っています。それぞれの故郷を出たこの2人の身に一体何が起きたのか、事実となる点と点を想像の線で結ぶように考えてみると、2人は故郷に戻って独立運動に身を投じるのですが、それより前に、おたがいに影響を受ける出来事があったのではないかと思ったんですね。コマラム・ビームが自身の地域にある水や土地は私たちに所有する権利があるのではないかという意識を持つに至ったのは、もしかしたらアッルーリ・シータラーム・ラージュの影響を受けたからではないかと。2人が独立運動をしていく中でおたがいの影響を感じる部分が多々あって、そういったところをこの映画のストーリーに盛り込みました。−−ラーマ役にラーム・チャラン、ビーム役にN・T・ラーマ・ラオ・ジュニア(NTR Jr.)を起用した理由はなんですか?ラーム・チャランはその瞳に悲しみであったり、心の嘆きだったり、いろんな感情を込めることができる俳優です。そういうさまざまな感情の動きを瞳に投影することのできる俳優だと私は感じています。NTR Jr.に関して言えば、彼にはとても真摯で無垢な印象を持っています。だから彼が演じるビームには、強いけれど、妹のような存在の幼い少女を思うと涙が出てきてしまうというコントラストがあります。強さとあたたかさを併せ持つ人物と言えるでしょう。この2人は炎と水であると考えていて、その要素にぴったり合う人物は、この2人以外には考えられませんでした。−−歴史上のIFを描いたこの『RRR』において、ラーマとビームという異なる背景を持つ2人が出会って、その一瞬の交差によって人生が一変するというところが印象的でした。この2人の男に監督が託したかった想いはありますか?私は本来、自身の視点やメッセージを登場人物や映画に投影するというよりは、キャラクターの説得力を念頭に置くタイプです。ですが、ここ数年の間に起きた出来事が私を非常に悩ませています。それは、私が住む州が2つに分裂してしまったことです。ここ数年はその状況に対する怒りがあります。同じ言語を話す者同士なのに、アンドラ・プラデシュ側か、それともテランガナ側かという対立が生まれてしまったんですね。そのことが本当に悲しくて、頭から離れませんでした。私たちは一つだよ、同じ人間だよということをどういうふうに伝えたらいいだろうかということをずっと考えていました。そして、『RRR』の主人公2人のモデルになった闘士たちはそれぞれアンドラ・プラデシュとテランガナの出身だったけれど、おたがいに尊敬しあう友達になったよということを作品として描くことで、現実に起きている問題を全面に出さずともメッセージとして伝えたいと思いました。−−『RRR』の制作期間は世界的なパンデミックが起きたタイミングと重なっています。コロナ禍で諦めざるを得なかったこともあったと思いますが、逆に、逆転の発想で克服できたことはありますか?このパンデミックはすべての人に影響があったと思います。『RRR』に関しても、約5割を撮り終えた後で一旦すべて中断するということになりました。1年後にまた再開したのですが、またすぐシャットダウンせざるを得なくなったり…。ですが、逆にそれが助けになりました。撮影を中断している間にCGを使う部分をいろいろ調整することができて、ビジュアルエフェクト面ではより完成度を上げることに時間を費やすことができました。お金は失いましたが、時間を稼ぐことはできたので、ある意味トントンですね。−−例えば動物たちが総督府を襲うシーンが豪華になったりしたのでしょうか?すべてのCGに対して手を加えたわけではありませんが、なかには撮った後で期待していたようにならなかったシーンがいくつかあって、そこは手を加えました。例えば、おっしゃったように総督府を動物たちが襲うシーンで、火のついたたいまつで虎の顔を殴るところがありましたよね。あそこの出来がいまひとつ納得できなかったのですが、撮影が延期になったおかげでCGに手を加えることができて、希望通りのシーンにすることができました。−−いろんなお話をありがとうございました。また日本でお会いできるのを楽しみにしています。こちらこそ楽しみにしています。Information『RRR』10月21日(金)全国公開監督・脚本:S.S.ラージャマウリ『マガディーラ 勇者転生』(09) 『バーフバリ 伝説誕生』(15)『バーフバリ 王の凱旋』(17)原案:V.ヴィジャエーンドラ・プラサード音楽:M.M.キーラヴァ―二出演:NTR Jr./ラーム・チャラン原題:RRR/2021年/インド/テルグ語、英語ほか/シネスコ/5.1ch/日本語字幕:藤井美佳/字幕監修:山田桂子応援:インド大使館配給:ツイン#RRRrrr-movie.jp©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.取材・文 尹 秀姫
2022年10月17日インド映画『RRR(アールアールアール)』が、2022年10月21日(金)に公開される。監督は、『バーフバリ』シリーズのS.S.ラージャマウリ。『バーフバリ』S.S.ラージャマウリが贈る豪快アクションエンタメ『RRR』は、日本でも2年以上にも及ぶロングランを記録した『バーフバリ』シリーズの生みの親S.S.ラージャマウリが監督を務める新作映画。観る者を奮い立たせ、熱狂させる豪快アクションエンターテインメント作品だ。『RRR』は本国インドで公開されるや否や爆発的なヒットを飛ばし、本年度のインド国内興行収入No.1を獲得。また、インドでの初日興行収入は約16億ルピーと、『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』を超えて歴代第1位を記録した。そしてインドだけにとどまらず、北米をはじめ、世界でも話題を呼びハリウッド批評家協会賞ではインド映画初となる最優秀作品賞にもノミネート。そんな『RRR』が満を持して日本に上陸する。激動の時代、敵対する2人の友情と戦いタイトルである『RRR』は、“Rise(蜂起)”、“Roar(咆哮)”、“Revolt(反乱)”の頭文字に由来している。舞台となるのは1920年、英国植民地時代のインド。英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負った“野性を秘めた男”ビームと、英国の警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマの2人による、友情と壮絶な戦いの模様が描かれる。敵対する立場のビームとラーマは互いの素性を知らぬまま唯一無二の親友となっていくが、激動の時代の中で彼らが選ぶのは友情か、使命か?家族、誇り、一国の未来をも背負った2人の運命を、“ラージャマウリ節”全開の豪華絢爛な映像と、比類なきパワフルなアクションの数々、怒涛のストーリー展開で描き出す。観る者全てに間違いなく「その発想はなかった!」と思わせる、想像の斜め上を行くアクション、そして言葉を交わさず阿吽の呼吸を魅せるビームとラーマの最強バディぶりに注目だ。NTR.Jr&ラーム・チャランが主人公にビームを演じるのはN・T・ラーマ・ラオ・Jr.(通称NTR.Jr)。一方、ビームと敵対する男・ラーマは、ラーム・チャランが演じる。■ビーム役…N・T・ラーマ・ラオ・Jr.(NTR Jr.)誇り高きゴーンド族の戦士。イギリスの総督に連れ去られた村の娘の奪還のため、首都デリーへ潜伏する。■ラーマ役…ラーム・チャラン英国政府に忠誠を誓う警察官。ある“大義”を胸に秘めている。ポストカードやポスターの入場者特典映画『RRR』の入場者特典も決定。主人公・ビームとラーマのダイナミックな姿を写し出したオリジナルポストカードを、第1弾入場者特典として全国限定7万枚配付する。また、IMAXの入場者には、オリジナルA3ポスターを限定2万5千枚プレゼント。いずれもなくなり次第終了となるため、気になる人は早めのチェックがおすすめだ。『バーフバリ』シリーズのリバイバル上映もまた、『RRR』の公開を記念して、10月14日(金)より日替わりで『バーフバリ伝説誕生<完全版>』『バーフバリ王の凱旋<完全版>』をリバイバル上映。新宿ピカデリー他、全国10館以上にて上映される。詳細は、『RRR』公式ホームページと各劇場サイトにて告知される。<映画『RRR』あらすじ>舞台は1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム。大義のため英国政府の警察となるラーマ。熱い思いを胸に秘めた男たちが運命に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに究極の選択を迫られることに。彼らが選ぶのは、友情か?使命か?【詳細】映画『RRR』公開日:2022年10月21日(金)監督・脚本:S.S.ラージャマウリ原案:V・ビジャエーンドラ・プラサード出演:N・T・ラーマ・ラオ・Jr.、ラーム・チャラン配給:TWIN製作年:2022年製作国:インド
2022年07月24日大ヒット作『バーフバリ』シリーズを生み出したS.S.ラージャマウリ監督が贈る待望の最新作『RRR』が、10月21日(金)に日本公開されることが決定した。本作は、本国インドで公開されるや否や爆発的な大ヒットとなり、本年度のインド国内の興行収入No.1の座を獲得。世界でもオープニング興収(2022年3月25日〜3月27日)5400万ドル(日本円で約74億円)を叩き出し、北米では公開当時、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、『アンチャーテッド』等、ハリウッドのメジャー大作を超える快挙を達成。さらにインド国内の初日興収は約16億ルピー(日本円で約28億円)を記録し、この成績は『バーフバリ伝説誕生』、『バーフバリ 王の凱旋』を超えて初日興収歴代第1位となっている。監督は日本でも2年以上にも及ぶロングランを記録した『バーフバリ』シリーズの生みの親・S.S.ラージャマウリ。タイトルである『RRR』は、Rise(蜂起) Roar(咆哮) Revolt(反乱)の頭文字が由来しており、まさに観客を奮い立たせ、熱狂させ、現在進行形で全世界のエンターテインメント史に革命を起こしている。“ラージャマウリ節”全開の豪華絢爛なスケール感満載の映像と他に類を見ないアクションの数々、そして興奮必至の怒涛のストーリー展開で、ハリウッド批評家協会賞ではインド映画初となる最優秀作品賞にノミネートされる他、米映画批評サイト「ロッテン・トマト」では94%という驚異の満足度を記録し、早くも今年のベストムービーに選出。さらに海外メディアからも「今年最高の1本!最も革命的!」(Rolling Stone)、「壮大で爆発的な映画だ!」(Indie Wire)、「ハリウッドが到達できない壮大なハンマーの様な作品」(EMPIRE)と手放しで絶賛評が贈られており、観るもの全てを熱狂の嵐へといざなう、全人類体感必須のアクションエンタテインメントに期待は高まるばかりだ。インド映画史上最高制作費7200万ドルを掛けて描かれる本作の舞台は、1920年、英国植民地時代のインド。英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負った“野性を秘めた男”ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr. / 通称NTR.Jr)と、英国の警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマ(ラーム・チャラン)。敵対する立場のふたりは互いの素性を知らぬまま唯一無二の親友となっていくのだが――。インド激動の時代で、彼らが選ぶのは友情か?使命か?家族、誇り、そして一国の未来をも背負ったふたりの友情と壮絶な戦いが描かれる。さらに今回、日本での公開決定が決まりラージャマウリ監督本人からコメントが到着。「『RRR』が日本で公開されることが本当に嬉しいです!『バーフバリ』は日本の皆さんから圧倒的な愛情、称賛、支持を頂きました。また『マガディーラ』や『マッキー』も深い愛のお陰で良い成績を収めることができました。他の国と同様に、日本でも皆さんに『RRR』を愛して頂けるよう祈っています。10月にお会いできるのを楽しみにしています。」と日本のファンへの感謝と公開決定への喜びをコメントしている。『RRR』10月21日(金)より公開
2022年07月21日