2022年10月17日 18:30
『バーフバリ』のラージャマウリ監督インタビュー! 最新作『RRR』を語る
日本で『バーフバリ』旋風を巻き起こしたS・S・ラージャマウリ監督の最新作『RRR』がいよいよ日本に上陸する。イギリスの支配下にあるインドで、民衆のために立ち上がった2人のヒーローを描いた本作で監督が描きたかったものとは?インドにいるラージャマウリ監督にオンラインでインタビューを行った。
故郷の対立を憂い、パンデミックも乗り越えて作られた偉大なる大作!
−−『バーフバリ』の世界的なヒットがあり、次作としてインドの歴史を描いたこの作品を世に放つということで、監督にもいろんな想いがあったと思います。『RRR』の構想はいつ頃から考えてらっしゃいましたか?
構想自体はある意味、少年時代からあったと言えばありました。ですが、実在する独立運動の闘士を題材にしようという具体的なアイデアは『バーフバリ 王の凱旋』の公開からおそらく6、7か月くらい後に思いついたものです。
私は子どもの頃から2人のヒーローが出会うというストーリーが非常に好きで、まったく異なる背景を持つ2人が出会い、彼らにいろいろなことが起こるという物語はとてもエキサイティングだなと考えていました。
そしてこの映画の題材の元となる歴史上の人物はインド独立運動に身を投じた闘士なのですが、本当に偶然ではありますが、この2人は同じ頃に生まれています。