シャネル(CHANEL)の新作サングラスを紹介。2016年7月上旬に発売される。レンズにレーザー加工でキルティング柄がほどこされた、フューチャリスティックなミラーサングラス。フレームを一切付けず、とことんミニマルなデザインが特徴。カラーはパープルやイエロー、シルバーと夏が待ち遠しくなるものが揃う。単色ではなく、外枠にいくにつれ徐々にグラデーションがかった凝った色合いに注目したい。形はスクウェア型とラウンド型の2種類だ。なお、2016年春夏コレクションのランウェイでは、同デザインでオーバル型のアイテムがフィーチャーされた。これからの季節、アウトドアも街でも活躍しそうな一味違ったミラーサングラス。ぜひチェックしてみて。【商品詳細】シャネル 新作アイウェア発売時期:2016年7月上旬価格:55,000円+税アイテム:ラウンド「CH4216」、スクエア「CH4215」取り扱い:全国の百貨店、およびシャネル アイウエアの取扱い店舗【問い合わせ先】シャネル アイウエア事業部TEL:03-3780-5201
2016年05月27日●春の肌荒れの処方箋は、韓国人女性もハマる"1回12万円"の施術だった韓国をはじめアジア最大級のクリニック数を誇る「オラクル美容皮膚科」。このほど日本1号店となる「東京新宿院」が東京都・西新宿にオープンした。早速、話題のレーザー治療を受けに行ってきた。○オラクル美容皮膚科とはオラクル美容皮膚科は、2004年に韓国で誕生した美容皮膚科。今では韓国を拠点として、中国、台湾、フィリピン、タイ、ベトナムといったアジア各国でクリニックを展開している(2016年4月現在)。そして今回、日本初上陸に至った。同院のイメージキャラクターを務めるのは歌手のGACKTさん。GACKTさんが「おでんを食べながら女性をバッグハグする」という衝撃のWEB CMを見て気になった女性もいるのではないだろうか。場所は、東京メトロ丸ノ内線・西新宿駅に直結する新宿アイランドタワーの3階。グリーンとホワイト、ブラウンを基調にした明るい入り口が目印だ。中に入ると、木目調のインテリアが配置され、クリニックの待合室というよりも、おしゃれなカフェテリアのよう。初めて訪れるクリニックは緊張感が伴うものだが、ここはリラックスできる雰囲気だ。○筆者を襲った「春の肌荒れ」も治りますか?まずは、カウンセリングシートの記入から。これまでの病歴や現在の体調のほか、気になる症状についても記入していく。筆者は、にきび・にきび跡・毛穴・クマ・たるみにチェックを入れた。実は施術前に風邪をひいた。さらに花粉症とのダブルパンチで、鼻まわりは皮がめくれるほど乾燥しているわ、おでこと顎はにきびが多発しているわで、肌コンディションは最悪……。最近は、風邪じゃなくても顔を隠すためにマスクをする女性が多いと聞くが、その気持ちがわかりすぎてつらい。カウンセリングでは、高橋栄里院長がカウンセリングシートに目を通していく。「当院は、弱めのものから強めのものまで、たくさんのメニューがあります。その方のお悩みに合わせて、オーダーメイドのように組み合わせて行うことが可能です」と、心強い一言。風邪と花粉症で肌荒れしていることを伝えると、「春は肌が荒れやすいシーズンですよね。実はこの時期、肌の調子が悪くなって来院される方が多いんです」と高橋院長。続けて、「肌の新陳代謝が悪くなることで、皮脂の分泌も乱れて毛穴が詰まります。そして、空気に触れて酸化すると、毛穴が黒ずんだり、にきび菌が繁殖したりと、悪循環を起こしてしまいます」と、春の肌荒れのメカニズムを解説してくれた。そして「毛穴をすっきりさせて新陳代謝を整える治療がいいと思いますね」と勧めてくれたのが、同院オリジナルのレーザー治療「シークレット」だ。シークレットは、微細な針(フラクショナルマイクロニードル)を肌の表皮を破壊することなく細かく打っていき、針の先端から出される高周波を肌の深部(真皮層)まで届けるという治療法。「真皮層のコラーゲンを生成する細胞に働きかけることで、ダメージを修復しようという作用が起こり、肌にハリや弾力をもたらし、毛穴の引き締めにも効果的です。にきび跡の治りも早くなります」。まだ治療前なのに、丁寧にカウンセリングしてもらったことで希望の光が……。治療への期待は膨らむばかりだ。○シワや毛穴に効く「シークレット」を初体験麻酔クリームを塗って準備が整ったところで、施術室へと向かう。いよいよシークレットに挑戦だ。ベッドにあお向けになると、高橋院長が機器を手にし、レーザーを照射していく。ショットごとに針が刺さるような感覚はあるのだが、麻酔がきいているおかげで痛みは感じない。ただ、おでこなどお肉がない箇所は若干の刺激が走る。高橋院長に痛みの個人差を聞くと、「シークレットに関しては、痛みが我慢できなくて施術を断念する方はいませんね」とのこと。高橋院長は手を休めず、頬やおでこなどの顔の広い部分から、鼻下、あご、目元といった狭い部分まで、スピーディーに打っていく。目元ギリギリまで打てることにも驚いた。だからこそ、小ジワが気になる目元や口元にも効果が期待できるのだろう。それにしても、この速さで打つ場所がわかるのはすごい……!そうして15分ほど経過した。●鏡をみてびっくり! アンチエイジングの扉を開けてしまったのかもしれない「初回はこれぐらいにしておきましょうか」と高橋院長。ちなみに、肌状態やその時の反応などによって、ショット数は異なるという。美容施術には「ダウンタイム」といって、施術後から回復まで時間がかかる場合がある。シークレットはどの程度なのだろうか……。恐る恐る鏡をのぞき込むと、衝撃的だった。全体的に赤いというよりも、赤いハンコのような跡が何個も! よく見ると針の跡が点々になっている。今まで目にしたことのない赤みを前に、「えー! すごいですね!? 」と連呼してしまった。ショックというより好奇心。これは効くはず……!○韓国人女性もリピートする「鎮静管理」がすごいレーザー治療のあとは、同院ならではのメディカルエステだ。治療だけで終わってしまう美容クリニックも多いというが、同院では「鎮静管理」と呼ばれる施術後のケアを行い、レーザー治療の負担を軽減する。韓国では、同施術だけを定期的に受ける人も多いという。鎮静管理では、「クライオセル」(冷却式イオン導入器)を用いて、鎮静・保水効果が期待できるデコンゲルを肌に浸透させることで、レーザー後の刺激を受けた肌を鎮静化させる。皮膚に接触する面はマイナス10度! 冷却しながらイオン導入を行うことによって、浸透率もアップするそう。最初は冷たさに驚くが、あたたかいベッドに入りながらの施術のため、徐々に慣れて心地よくなっていく。イオン導入のあとは「LEDライト」だ。ライトによって効果が異なり、それぞれ宇宙空間のような新感覚を味わえる。筆者が受けたのは黄色のLEDで、美白効果が期待できるとのこと。そして、最後の仕上げとして行う「モデリングマスク」。ゴムのような感触のパックで、鼻以外の顔全体を覆っていく。ひんやりとした感覚がとても気持ちいい! パックには肌の再生を促す美容成分が含まれ、肌の吸収力が高まっている状態に施すことで効率を高めるという。15分ほど放置したあと、パックを取り外して終了。すべての工程を終えると、筆者は赤みが落ち着くのが早かったようで、ハンコのような跡もほとんど消えてしまった。もし治まらない場合でも、マスクを用意してくれるので安心してほしい。○リピートしたくなった理由気になる施術後の効果だが、終わった直後に頬がふっくらとしているのがわかった。また、一番実感したのは、眉間とおでこの表情ジワ。いつもは伸ばした状態でも指で触るとシワがわかるのだが、それが薄まった気がした。高橋院長は、「1カ月おきに5~10回の施術が理想的」と語る。というのも、美容施術全般に言えることとして、1回でも肌コンディションの底上げにはなるが、続けないと効果は戻ってしまうからだという。鎮静管理だけでも定期的に行うのがおすすめとのこと。施術前にシークレットはリピーターも多い治療だと聞いていたが、受けてみて納得した。施術直後より、2~3日後の「なんか肌の調子がいい。あっ、もしかして……? 」という、あとからくる実感が再びクリニックに足を運ばせるはずだ。筆者も治療後1週間ぐらいで、肌のごわつきやにきび、乾燥が徐々に気にならなくなり、悩んでいた肌荒れがだいぶ回復した。顔全体・1回の料金は、シークレットが12万円、鎮静管理まで含めると12万8,000円(いずれも税込)。これを高いと思うかアリだと思うか……。筆者も今まで「美容皮膚科は敷居が高い」と思っていたが、実際に試してみると意外と気軽にできることがわかった。どんな女性でも、年齢を重ねていくうちにセルフケアだけではもの足りなくなる日がきっとやってくる。気になる肌悩みを抱えている人は、個人個人の悩みに合った治療を提案してくれる同院で、まずはカウンセリングから受けてみてはいかがだろうか。
2016年04月28日歯が溶ける「う蝕」「酸蝕歯」に歯肉の一部が急に腫れる「妊娠性エプーリス」、口腔衛生の悪化で生じる「歯肉炎」など、妊娠時にはさまざまな歯のトラブルが起こりうる。特に、歯周病菌が原因で起こる「歯周病」を抱えていると、早産のリスクが約7倍にもなるとされている。「妊娠前にちゃんと治療しておきたかった……」という人もいるだろうが、実際、妊娠中でも歯の治療は可能だ。そこで今回、歯科医師の倉治ななえ先生に妊婦が受けられる歯の治療はどんなものなのかうかがった。○レントゲンも麻酔もOKまず、どんな治療が受けられるのか聞いたところ、「大概の治療は全部できます」とのこと。ただし、歯科治療は安定期(妊娠5~9カ月頃)に実施することを推奨しているため、妊娠が分かった段階で歯科検診を受け、治療が必要となれば安定期に入ってからということになる。歯の治療に関して、妊婦からは「レントゲンを撮ると胎児に影響があるのでは? 」「麻酔注射をしても大丈夫? 」「鎮痛剤や抗生物質は服用できる? 」などの質問があるという。倉治先生によると、これらは全て妊娠中もOKとされている治療であり、抜歯も問題ないとのこと。レントゲン撮影に関していうと、実際に放射線(X線)を照射するのはおなかから離れた歯だけであり、放射線の保護用に鉛のエプロンを着用するため、おなかの胎児が被爆する量は限りなくゼロに近い。麻酔に関しても、全身麻酔ではなく局所麻酔であるため、麻酔薬は歯の周辺に停滞するのみ。抗生物質の投与は、原則として治療の効果が危険性よりも高いと判断された場合に限り、産婦人科医も推奨している抗生物質に限定し、最小限の投与量で処方・治療される。○妊娠中に子どもの歯は形成される妊娠中も歯科治療ができることが分かっていても、実際に身重の身体で治療を受けることに不安を感じる人もいるだろう。そんなニーズに応えるべく、全国には妊婦も安心して治療を受けられる歯科医院が多数ある。2010年4月にマタニティ歯科外来を日本で初めて開設した日本歯科大学附属病院では、歯科医師も含め全スタッフが女性であり、リラックスして治療ができるように個室を設けている。なお、妊娠中の治療で歯科疾患が見つかった場合は保険対象の診療になるが、歯科疾患が見つからなかったもののクリーニングを希望する場合は自費となる。また、乳歯の形成は胎生期7週目から始まる。そのため、子どもの歯を守るためには、妊娠中から母親自身も口腔管理をし、生活習慣を整える必要がある。「お子さんの歯を診ていると、妊娠中にお母さんがどんな状態だったのか分かるんですよ。妊娠7週目くらいからお子さんに歯の芽ができ始め、その後、成長が歯に"刻印"されます。お子さんの歯にエナメル形成不全があれば、その時にお母さんが体調を崩していたということです。永久歯の石灰化は出生後に始まりますが、乳歯はお母さんのおなかの中で形成されます。そう考えると、妊娠中もお子さんの歯を守る対策が必要です」(倉治先生)。○行政を活用するのも手とは言え、自分の周囲でマタニティ期の治療を扱う歯科医院がどこにあるか分からないという人もいるだろう。そんな時には相談してみよう。例えば東京都大田区では、妊娠届を提出すると「母子健康手帳」と「母と子の保健バック」が手渡される。このバッグの中には妊婦歯科健康診査受診票も入っており、同受診票を区が指定する医療機関に持って行くと、無料で歯科検診が1回受けられるようになっている。ここまでのサポートではなくとも、行政では妊婦向けの歯科衛生指導や歯の健康相談にものってくれるところもある。一度、自分の市町村ではどのようなサービスが受けられるか調べてみると、いざという時にも安心できるだろう。※写真はイメージで本文とは関係ありません○記事監修: 倉治ななえ歯学博士。日本歯科大学附属病院臨床教授、日本フィンランドむし歯予防研究会副会長、日本アンチエイジング歯科学会理事(認定医)、東京都大田区学校保健会副会長。「クラジ歯科」(現在院長)と「テクノポートデンタルクリニック」を開設。著書として『魔法の口もと美人スティック』(学研パブリッシング)、『むし歯・歯周病の最新知識と予防法』(日東書院)など。また、「Drななえの予防歯科」を通じて、はじめての歯磨きから予防歯科まで、歯のケア情報を発信している。
2016年03月11日三菱電機は3月7日、板金加工向けレーザー加工機の稼働状況などを遠隔地からリアルタイムで確認・診断する新サービス「iQ Care Remote4U」の提供を4月1日に開始すると発表した。同サービスはNECのIoT技術を活用し、レーザー加工機の生産性向上・ランニングコスト低減に貢献するとともに、遠隔診断による保守サービスの向上を実現する。具体的には、市販のPC、スマートフォン、タブレットで専用ソフトなしでレーザー加工機の稼働情報・加工予測時間などをリアルタイムで確認することが可能となる。また、加工・稼働実績や電力・ガス消費量などをNECのIoTプラットフォームで収集・蓄積し、複数の情報をまとめて表示すると同時に汎用の表計算ソフトに出力することで、生産プロセスの改善およびランニングコスト低減に貢献するとしている。さらに、NECのソフトウェアVPNサービスを活用し、三菱電機のサービスセンターに設置した端末から直接顧客のレーザー加工機の状況を遠隔診断することで予防保全情報を提供し、故障時の迅速な対応を実現する。サービスセンターからはソフトウェアのバージョンアップや加工条件変更なども実施可能となる。
2016年03月07日アラフォー世代になると、足の爪がすべてキレイに整っている人はほとんどいません。特に「巻き爪」で苦しんでいる人は10人に1人とも言われます。その痛さは経験した人にしかわからないほど! しかも、いったん痛みが出るとなかなか治りにくく、矯正などをしても再発してしまうことが少なくありません。巻き爪を治すのってやはり難しいのでしょうか?「多くの方は、巻き爪の原因は “爪そのもの” にあると思っています。でも、実は原因のほとんどは爪ではなく “足” にあるんですよ! それを無視して爪への対処療法をするだけでは再発するのも当然なんです」と教えてくださるのは、「足のクリニック 表参道」の院長、桑原靖先生。今回は、正しい巻き爪の知識と、再発しにくい治療法を伺いました。「なぜ巻き爪になったの?」本当の原因とは・・・?そもそも巻き爪(陥入爪) とは、爪が内側へ弯曲し、巻き込んでいる状態のこと。周囲の皮膚に爪が食い込み、痛みや炎症・膿みなどを伴うこともあります。その結果、靴が履けない、上手く歩けない、爪が切れない、何もしなくても痛い…などの悩みを抱えることに。放っておくと傷口から菌が進入し、感染を起こすこともあるほどです。「巻き爪になる原因はいろいろありますが、第一には爪が受ける圧力が弱すぎる場合。爪は元々内側に巻きやすい性質があるのですが、立ったり歩いている時に圧がかかることで地面と平行の形を維持しています。ですから、体重をかけないでいると曲がっていくのはあたりまえ。長期間寝たきりになった途端、巻き爪になるなんていうのもよくある話です。また、爪にかかる圧力が均等でない場合によく起こります。つまり、足が変形している外反母趾や、足のアーチが落ちて扁平足になっている方は、痛い、痛くないは別としてほとんどと言っていいほど巻き爪になっていますね」(桑原先生)外反母趾などのトラブルがある人で、今はまだ痛みがなくても、爪の端を押すと痛む、先が細い靴を履いた時だけ痛いなどの場合、見えない部分に爪が食い込んでいることがあります。これはもちろん、放っておくと徐々に巻き爪が悪化する可能性大! また、足の指の先端の骨(末節骨)の形態異常や爪下外骨腫という良性腫瘍により、骨の形が変形してしまうなど、爪が原因ではない場合が本当に多いのだそう。巻き爪は遺伝だとか、そもそもなりやすい爪の形があると思っている人も多いものですが、違いましたね! ちょっとビックリです。巻き爪はれっきとした病気。原因にあった治療法を!ただ、先天的に巻き爪になりやすい人も確かにいるようです。それは、爪の幅が広い人、爪が大きい人など。オーバーサイズネイルと呼ばれる爪で、そもそも皮膚に爪が食い込みやすい形です。「巻き爪の原因は一概には言えないため、まずは原因を見極めることが大切です。爪の医療に詳しいドクターなら、その方の爪の形、歩き方・立ち方の癖などを総合的に見て、原因を特定することができるはずです。巻き爪はれっきとした病気です。原因を特定できないまま、やみくもに矯正などの対処療法をしても完治は望めないと思いましょう」(桑原先生)もちろん、単純に爪が原因だった場合、桑原先生のクリニックでは巻き爪専用のワイヤー矯正治療を行います。「VHO巻き爪矯正ワイヤー」と呼ばれるもので、従来のワイヤー治療に比べ、爪が短くても装着することができ、付けていても邪魔にならないのが特徴。ワイヤー挿入の際、痛みが少ないのもメリットです。 「膿んで痛みがある人は、初回は爪を切っておしまい、ということもありますね。正しく爪を切ってあげるだけで痛くなくなることも多いもの。再発予防のために正しい切り方の指導もします。また、外反母趾が原因でも、軽い巻き爪なら、きちんとした機能性インソールを入れてもらうことで改善されることもあるんです。クリニックの治療用インソールでなくとも、市販のインソールで治る人もいます。もちろん、小さすぎる靴、大きすぎる靴、つま先がきつい靴などは足に負担をかけ、巻き爪を助長してしまいますから、靴そのものにも気をつけてもらいます。こういった指導でも治らない、再発してしまう方には、根本治療の『NaOH』療法をオススメしています。痛みも少なく、歩いて帰っていただけますよ!」(桑原先生)さて、『NaOH』とはどんなものでしょう?再発しにくい、巻き爪の新治療!『NaOH』とは?桑原先生のクリニック「足のクリニック 表参道」で行っている『NaOH』は、日本ではまだあまり行われていませんが、アメリカなどではポピュラーな手術です。「手術と聞くと『え〜、巻き爪で手術までするの?』と思うかもしれませんが、1カ所5〜10分で終わり、手術直後に歩いて帰れる治療方法です。その日の入浴も可能なんですよ。手術は、巻いている爪の端を根元まで切除し、その部位から爪が伸びてこないように薬品を塗るというもの。NaOHとは、爪になる細胞を焼くための薬品の名前です。爪になる前の細胞を取ってしまうため、そこからはもう爪が生えてきません。なので、多少は爪の形が細長くなります」(桑原先生)施術する際には局所麻酔をし、十分に効果が現れてから実施するため、痛みを感じない方がほとんど。術後に痛み止めの処方をすることもあります。手術時間は合計20分程度。完治までの期間が短く、通院日数が少なくて済むのもメリットです。手術は健康保険が適用になり、料金は3割負担で10,000円程度。なお術前に別途血液検査が必要なこともあります。巻き爪で長い間悩んでいた人、さまざまな治療をしたけれど効果がなかったという方は、このNaOH手術を選択肢のひとつにしてみてはいかが? 今年の夏こそ、自信を持ってサンダルが履けるようになりましょう!桑原 靖 先生 プロフィール「足のクリニック 表参道」院長。足病学、足病外科、形成外科など。日本には足(くるぶしから下)を専門的に診療する医療機関がほとんどないことに疑問を持ち、2013年、足の痛みや変形に特化したクリニックをオープン。足に対する専門的な診療を提供することに日々力を注ぐ。「足のクリニック 表参道」
2016年01月21日STマイクロエレクトロニクス(ST)は1月18日、FlightSense技術を採用した第2世代のレーザー測距センサ「VL53L0」を発表した。同製品はToF(Time of Flight)法に基づくモジュールで、940nmVCSEL光源、SPAD光子検出器、高性能マイクロコントローラを集積。発光が肉眼では見えない発光波長940nmの光源を使用すると共に、赤外線フィルタと組み合わせることでクラス最高の周辺光耐性を実現している。また、内蔵マイコンとデジタル・アルゴリズムにより、最終アプリケーションにおけるホスト処理とシステム消費電力を最小限に抑える。「VL53L0」は、2m以上離れた距離で、1つの画像フレームにおける完全な測定動作を通常30ms未満で実行することができ、動画モードとバースト・モードの両方でインスタント・フォーカスが実現する。従来の技術では、低照度や低コントラストの場面のインスタント・フォーカスは困難だったが、FlightSense技術を採用したことで、対応可能となった。また、測距精度にも優れているため、デュアルカメラ・ベースの奥行きマッピングなどのスマートフォン・アプリケーションが強化され、ロボット、ユーザ検出、ドローン、IoT、およびウェアラブルなどのさまざまな分野に応用することができるようになる。同製品の発表によりSTは「測距性能の新たな基準を確立し、ロボット・IoT分野における新たなアプリケーションの可能性を切り開きます。」とコメントしている。
2016年01月18日今や2人に1人ががんになるといわれる時代。がん治療では、信頼できる医師のもと最善の治療法を選択することになる。日本のがん治療では、手術や放射線治療、化学療法といった標準治療が一般的だが、自分の細胞でがんを治療する方法もあることをご存じだろうか。今回は、"がんの最先端治療"といわれる免疫細胞治療について、瀬田クリニックグループ 統括院長の後藤重則医師にお聞きした。○がん細胞は細胞分裂のコピーミスで起こる!人間の体は毎日、新しい細胞が生まれるとともに古くなったものが死滅している。入れ替わる細胞の数は1日に約8,000億個。新しい細胞は生まれつき持っている細胞情報(DNA)をコピーして作られるが、細胞分裂の過程でコピーミスが起こると異常細胞ができてしまう。その異常細胞の1つが「がん細胞」だ。がん細胞は健康な人の体内でも1日に数千個発生しているといわれているが、免疫細胞の働きによって排除されている。「免疫力を高めてがんを防ぐ」などといわれるのは、こういった理由からだ。では、日頃からどんなことに気をつけて生活をすれば、免疫力を高められるのだろうか。「免疫力を高めるためには、栄養バランスの整った食事、運動や睡眠など規則正しい生活を意識することが大切です。喫煙やストレスは免疫力を下げ、がんのリスクを高めるので注意しましょう」と後藤医師。○がんの最先端治療「免疫細胞治療」とはがんの標準治療は、手術、化学療法、放射線治療の3つが代表的だ。患者のがん細胞の性質や進行度、再発リスクなどによって、医師は適切な治療法を提案する。一方、患者の体内にある免疫細胞を体外で強化したうえで再び体に戻し、がん細胞を攻撃するのが「免疫細胞治療」。つまり、"自分の細胞でがんを治す"という治療法だ。自分の細胞を使うため大きな副作用がないことがメリットの1つで、QOL(生活の質)を下げない全身的な治療法として注目されている。後藤医師が統括院長を務める瀬田クリニックグループは、1999年に国内初のがん免疫細胞治療専門医療機関として東京に開院。現在は全国4カ所(東京・神奈川・大阪・福岡)で展開するとともに、同クリニックと同様の免疫細胞治療が受診できる連携医療機関も全国で44カ所存在する(2015年12月時点)。免疫細胞治療は現在のところ、その多くは自由診療として行われている。○免疫細胞治療の種類免疫細胞治療では、一部(HIV抗体陽性の人、臓器・同種骨髄移植を受けた人など)を除くほぼすべてのがん種が治療対象になる。また、早期から再発・転移を伴う状況まで病期にも関わらず治療可能だが、外来通院での治療になるため、無理なく通院できる程度の健康状態が必要としている。瀬田クリニックで行っている免疫細胞治療は次の5つだ(瀬田クリニックホームページより)。■樹状細胞ワクチン療法樹状細胞は、がん細胞を直接攻撃するT細胞にがんの目印(がん抗原)を伝え、攻撃の指示を与える免疫細胞。樹状細胞ワクチン療法では、樹状細胞に体外でがん抗原を取り込ませてから(教育してから)体内へ戻し、T細胞にがんを攻撃するよう指示させる。■アルファ・ベータT細胞療法がんに対する攻撃力が最も強い細胞のひとつであるT細胞を全般的に活性化し、増殖させてから体内へ戻す治療法。T細胞の多くが「アルファ・ベータT細胞」という種類のため、この名前がついている。がん細胞の目印が分からないとき、がん細胞が目印を隠している場合に、早期がんから進行したケースまで幅広く適用。また、免疫の働きにブレーキがかかっている患者のブレーキを外す働きもあり、化学療法や放射線治療の効果が増すことも期待されている。■ガンマ・デルタT細胞療法がん細胞を攻撃する力を持つ免疫細胞(リンパ球)のうち「ガンマ・デルタT細胞」を用いた治療法。ガンマ・デルタT細胞には、細菌やウイルスなどに感染した細胞やがん化をはじめた細胞の変化を素早く感知して攻撃をしかけるといった特徴がある。抗体医薬を使っている場合や、骨腫瘍・骨転移などの治療にゾレドロン酸を使っている場合、併用することで相乗効果を期待できる。■NK細胞療法NK(ナチュラルキラー)細胞は、末梢血中のリンパ球の10~20%を占め、極めて強い細胞殺傷能力を持った細胞の一種。体の中を常時パトロールし、がん細胞やウイルス感染細胞などの異常な細胞をいち早く発見して攻撃する役割を持つ。NK細胞療法では、患者のNK細胞を体外に取り出し、高度に安全管理された環境下で大幅に増殖・活性化して体内に投与する(治療開始前の患者の免疫状態等により、NK細胞の増殖度合いは異なる)。■CTL療法T細胞を活性化・増殖させる際に、患者のがん細胞を使ってT細胞を増殖させ、そのがんのみを攻撃する細胞傷害性T細胞(CTL)を増やしてから、体内に戻す治療法。腹水や胸水などから、患者のがん細胞が入手できる場合に治療が可能。○標準治療と併用が可能これらの免疫細胞治療は、標準治療と併用できる点も重要だ。例えば、手術、放射線治療、抗がん剤などはがん細胞を大きく減らしたり、腫瘍を小さくしたりすることが可能だが、再発のもととなる隠れたがん細胞が残る可能性もある。一方、免疫細胞治療は、サイズの大きながんを縮小させる力は弱いものの、こうした隠れたがん細胞を探し出して攻撃する力を持っており、標準治療と併用することで再発リスクを下げたり、他の標準治療の効果を底上げしたりすることが期待できる。新しい治療法であるため、現状では高齢者よりも、インターネットなどで自ら情報を探すことに長(た)けている若い人に認知される傾向があるとのこと。「若い患者さんは、ご自分でいろいろと調べてから来院されます。また、ご高齢の患者さんの場合、お子さんやお孫さんが調べて連れて来られるケースも多いですね」。なお瀬田クリニックでは、次のような場合に免疫細胞治療を提案している。1. 手術などを行ったが再発の心配があり、体に負担をかけずそのリスクを下げたい場合2. 放射線治療や抗がん剤と併用して、プラスαの効果が期待できそうな場合3. いろいろな治療を試したが、標準的な治療方法が他にないと言われた場合「免疫細胞治療は、体への負担が少ないので、例えば仕事や趣味、食事など、これまでどおりの生活をしながらがんの治療が行えます。多くの人がさまざまながんの治療法があることを知って、ご自分のライフスタイルに合った治療法を選べるとよいですね」。以前と比べて「がんは治る病気」といわれることも多くなったが、やはり自分や家族、友人ががんを患った場合、まず感じるのは恐怖だろう。事前に治療法について知っておけば、いざ治療が必要になったときも、信頼できる医師や病院、治療法を見つける手がかりになる。健康に気をつけてがんを防げることが一番だが、もしものときに備えて、がん治療に関する知識を持っておくとよいだろう。※画像と本文は関係ありません○記事監修: 後藤重則(ごとう・しげのり)瀬田クリニックグループ統括院長1981年新潟大学医学部卒業1985年県立がんセンター新潟病院1989年新潟大学医学部助手、同年医学博士号取得1991年帝京大学生物工学研究センター講師、帝京大学医学部講師1995年医療法人社団弘生会霞ヶ関ビル診療所1999年瀬田クリニック(現・瀬田クリニック東京)、2001年より同院長2008年東京医科大学内科学兼任講師2009年より医療法人社団滉志会理事長
2015年12月24日世界初となる二日酔い治療専門病院が、オーストラリアに開業した。シドニーにあるこの病院では、30分から1時間で最悪な二日酔いも治せる治療を受けられるそうで、治療費は140豪ドル(約1万2,000円)からとなっている。一方でこのアイデアをよく思っていない意見も出ており、豪公衆衛生協会は「このことは人々の不適切なアルコールの消費を促すものであり、政府は十分に注意を払うべきだと思います」とコメントしている。(C)BANG Media International
2015年12月16日三菱電機は11月12日、大形レーザー加工機「XLシリーズ」の新製品「ML6030XL-F40」の販売を同日より開始すると発表した。同製品は発振効率に優れた4kWファイバーレーザー発振器、独自の高効率サーボモーター・サーボアンプ、インバーター制御冷却装置などの採用により、同社製炭酸ガスレーザー発振器と比べて消費電力を約60%削減。さらに、加工完了後に発振器・冷却装置などを段階的に停止させる「eco モード」により、待機時の消費電力を炭酸ガス大形レーザー加工機「ML6030XL-45CF-R」との比較で最大70%削減できるとしている。また、板厚25mm までの軟鋼切断に最適化した独自の制御・加工技術により、炭酸ガスレーザー加工機と同等の切断面粗さとテーパーを実現したほか、板厚12mmから25mm までの軟鋼切断において、ハイピークピアス技術の採用により、板厚25mmの軟鋼ピアシング時間を「ML6030XL-45CF-R」と比べて最大50%短縮している。さらに、板厚3mmまでのステンレス加工に独自の高速レーザー切断技術「F-CUT」を適用し、加工時間を「F-CUT」非使用時に比べ最大で50%短縮することに成功した。
2015年11月13日NECディスプレイソリューションズは16日、「ビューライトシリーズ」の新製品として、レーザー光源を使用したDLPプロジェクタ「NP-P502HLJD」を発表した。2016年1月12日より発売する。価格はオープン。レーザー光源を用いた明るさ5,000ルーメンのDLPプロジェクタ。1,920×1,080ドットの投写に対応する。レーザー光源の寿命が約20,000時間と長いことに加え、「循環冷却防塵構造」を採用することでメンテナンスフリーを実現する。上下360度に設置できる「チルトフリー」に対応するほか、本体を90度傾けて縦長画像を投写する「ポートレート投写」も可能。また、レンズシフト機能により、本体を動かすことなく投写画面の位置を調節できる。レンズは光学1.7倍のマニュアルフォーカスで、焦点距離は18.2~31.1mm、F値は2.0。補正機能は「台形歪み」や「幾何学歪み」に対応。水平が最大±25度 / 垂直が最大±30度まで手動調整が可能となっている。PCのブラウザを経由して、投写中の画面を共有したり、データの保存が行える「WEBシェアリング機能」を搭載。「Miracast」にも対応し、ワイヤレスでスマートフォンなどの画面を投写できる。このほか、無線LAN機能にも対応し、最大50台の端末とのワイヤレス接続に加えて、最大16分割のマルチ画面表示が可能で、分割パターンは2×1、2×2、3×3、4×4、1+12の5通りとなっている。主な仕様は、投写方式が1チップDLP方式、最大表示解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、明るさが5,000ルーメン、コントラスト比が15,000:1(ダイナミックコントラスト:オン時)、光源がレーザーダイオード。映像入力インタフェースはHDBaseT×1、HDMI×2、D-sub×1。映像出力インタフェースはD-sub×1。10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LANポートとUSB×1基を搭載。本体サイズはW469×D365×H137mm、重量は約8.7kg。
2015年09月17日パイオニアは9月2日、レーザーディスク(LD)プレーヤーの3機種が、国立科学博物館の「重要科学技術資料(未来技術遺産)」に登録されたと発表した。未来技術遺産は、科学技術の発展を示す技術的な資料や、国民生活や社会、文化に大きな影響を与えた科学技術資料の保存と次世代への継承を目的に、2008年に制定された制度。昨年度までに184件が登録されている。今回、未来技術遺産として登録されたのは、世界初の業務用LDプレーヤー「PR-7820」、家庭用のLDプレーヤー「LD-7000」、そして世界初のコンパチプレーヤー(LDのほかにCDの再生も可能)「CLD-9000」だ。レーザーディスクは、パイオニアが開発した光学式ディスクの規格。アナログで記録されている映像と音声を、レーザーピックアップで読み取る方式を採用している。1979年に業務用プレーヤーの「PR-7820」を発売した後、1981年に民生用の国内向けモデル第1号として「LD-1000」を発売。映像を再生できるディスク媒体として一時代を築いた。その後、DVDやBDなどの普及に伴い、2009年にプレーヤーの製造から撤退しているが、レーザーディスクプレーヤーの開発によって培われたピックアップ技術やサーボ技術などは、現在でもさまざまな製品に生かされている。
2015年09月02日ZMPは8月26日、独Ibeo Automotive Systems(IBEO)と自動運転車の共同開発に合意し、IBEOのレーザースキャナを搭載した自動運転車両RoboCarの販売を同日より開始すると発表した。IBEOのレーザスキャナを前後計2個搭載した市販ハイブリッド車ベースのRoboCar HVの価格は2200万円(税別)で、カスタマイズにより最大5個のIBEOレーザースキャナの搭載・統合が可能となっている。今回の協業についてZMPは「世界でもっとも優れたレーザスキャナメーカーの1つであるIBEOとの協業を発表できることにとても興奮しています。IBEOとZMPの組み合わせにより、高効率かつ高性能な自動運転技術の提供が可能となると考えます」とコメントしている。
2015年08月26日キヤノンは25日、A4対応のカラーレーザー複合機「Satera MF726Cdw」「Satera MF722Cdw」「Satera MF628Cw」を発表した。9月10日から発売し、価格はオープン。「キヤノンオンラインショップ」での価格(税別)は、「Satera MF726Cdw」が76,800円、「Satera MF722Cdw」が71,800円、「Satera MF628Cw」が59,800円。○Satera MF726Cdw「Satera MF726Cdw」は、毎分20枚の印刷が可能なA4カラーレーザー複合機。コピー / プリンタ / ファックス / スキャナという4つの機能を内蔵する。3.5型のカラー液晶タッチパネルを備え、フリック操作などによって直感的に操作できるようになっている。ホーム画面には使用頻度の高い定型業務のボタンも作成でき、業務の効率化にも役立つ。IEEE802.11b/g/n対応無線LANを搭載し、シリーズ初となるNFC機能を搭載した。NFC対応のAndroidスマートフォンをかざして印刷が可能。スマートフォンのダイレクト接続もサポートする。PC向けには「MF Scan Utility」ソフトを用意し、スキャンしたデータをEvernoteやDoropboxなどのクラウドストレージにアップロードできる。モバイル機器用アプリ「Canon PRINT Business」も刷新されており、モバイル機器との連携も強化した。スキャン機能の1つ「サーチャブル PDF」では、紙文書をPDFとして保存できる。「Compact PDF」では、画像を文字と写真に分離してそれぞれに適した圧縮をかけることで、サイズの小さいPDFを生成。そのほか主な仕様は、トナー定着方式がオンデマンド定着方式、コピー時解像度が600×600dpi、ウォームアップタイムが23秒以下、リカバリータイムが約8秒、ファーストコピータイムがカラー17秒以下・モノクロ16秒以下。給紙容量は標準カセットに約250枚、手差しトレイに約50枚、オプションの給紙カセットを装着することで最大550枚まで拡張できる。排紙トレイ積載枚数は最大125枚で、両面印刷にも対応。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズは約W430×D484×H479mm、重量は約31kg。○Satera MF722Cdw「Satera MF722Cdw」は、「Satera MF726Cdw」からファックス機能を省略したモデル。そのほかの仕様はほぼ共通。○Satera MF628Cw「Satera MF628Cw」は、毎分14枚の速度で印刷が可能なモデル。基本仕様は「Satera MF726Cdw」とほぼ共通。主な相違点は両面印刷に対応していないことや、ファーストコピータイムがカラー / モノクロとも19秒以下、給紙容量が標準カセットに約150枚、手差しトレイに1枚であることなど。本体サイズは約W430×D484×H429mm、重量は約26kg。
2015年08月26日キヤノンマーケティングジャパンは23日、プレゼンテーション用のレーザーポインター2機種を発表した。発売日は8月20日。希望小売価格は、グリーンレーザーモデル「PR10-GC」が35,000円、レッドレーザーモデル「PR100-RC」が18,000円(いずれも税別)。カラーは、PR100-RC-BKがブラックのみ、PR100-RCがブラックとホワイトの2色を揃える。PR10-GCとPR100-RCは、PowerPointやKeynoteの使用時に、PCから離れた場所でもワイヤレスでスライド操作できるレーザーポインター。ワイヤレス操作ができる範囲は、PR10-GCでは約30m以内、PR100-RCでは約15m以内だ。両機種ともプレゼンテーションの残り時間をバックライト付き液晶で確認できるタイマー機能や、設定時間に近づくと本体が振動して通知する機能を備えている。PR10-GCでは、波長650nmの一般的なレッドレーザーに比べ、人の目が光の明るさを感じる「比視感度」が約8倍高いというグリーンレーザーを採用。PR100-RCでは、一般的なレッドレーザーに比べ約2倍見やすいという波長635nmのレッドレーザーを採用している。PR10-GCの本体サイズはW33×D136×H26mm、重量は71g(電池含む)、電池寿命は約4.5時間。PR100-RCの本体サイズは、W33×D136×H26mm、重量は66g(電池含む)、電池寿命は約16時間。電源は、どちらのモデルも単4形乾電池×2本を使用。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1、およびMac OS X 10.5~10.1
2015年07月24日キヤノンマーケティングジャパンは23日、プレゼンテーション中に役立つバックライト付き液晶タイマーやバイブレーション通知機能を搭載したレーザーポインター2モデルを発表した。8月20日に発売する。価格は、グリーンレーザー採用モデル「PR10-GC」が35,000円、レッドレーザー採用モデル「PR100-RC」が18,000円(いずれも税別)。カラーは、PR100-RC-BKがブラックのみ、PR100-RCがブラックとホワイトの2色を揃える。PR10-GCとPR100-RCは、プレゼンテーションに役立つ機能を複数搭載したレーザーポインター。プレゼンテーションの残り時間をバックライト付き液晶で確認できるタイマー機能や、設定時間に近づくとバイブレーションで知らせる機能を備えている。また、PowerPointやKeynoteに対応し、PCから離れた場所でもワイヤレス操作でスライド送り・戻りなどの操作が行える。ワイヤレス操作できる範囲は、PR10-GCでは約30m、PR100-RCでは約15m。PR10-GCでは、波長650nmの一般的なレッドレーザーに比べ、人の目が光の明るさを感じる「比視感度」が約8倍高いというグリーンレーザーを採用。PR100-RCでは、一般的なレッドレーザーに比べ約2倍見やすいという波長635nmのレッドレーザーを採用している。PR10-GCの本体サイズはW33×D136×H26mm、重量は71g(電池含む)、電池寿命は約4.5時間。PR100-RCの本体サイズは、W33×D136×H26mm、重量は66g(電池含む)、電池寿命は約16時間。電源は、どちらのモデルも単4形乾電池×2本を使用。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1、およびMac OS X 10.5~10.10。
2015年07月24日パイオニアは7月21日、体を傷つけることなく、動きながら血流量の測定が可能なウェアラブルタイプの「研究用レーザ血流計」を発売した。同製品は、小型血流センサー素子を内蔵したプローブを、手・脚などに接触させることで血流量の測定ができる。プローブ先端にはクリップが付いており、測定部位に挟み込むことで、指や耳たぶなど突起した部位での測定を容易に行うことが可能。小型なため、持ち運びができ、Bluetoothでのワイヤレス接続またはUSB接続によりデータをPCなどへ転送することができる。また、ケーブルをファイバレスにすることで、測定結果のデータノイズを低減し、動きながらでも安定した血流量計測が可能となっている。計測には本体と専用プローブが必要となり、いずれもオープン価格となっている。なお、同製品は研究用であるため、医療機器として臨床で使用することはできない。
2015年07月21日サンワサプライは14日、レーザーで測定箇所がわかる非接触温度計「CHE-TN430」を発売した。直販サイト「サンワダイレクト」での価格は税込7,980円。CHE-TN430は、測定対象に触れずに-38度から365度までの温度を測定する放射温度計。放射率は、測定対象の素材や表面状態に合わせて2段階から選択できる。測定時に安全基準クラス2のレーザー光を照射させ、測定箇所を明確に表示する。60分間連続で温度計測できる「連続測定モード」のほか、暗所での使用に役立つバックライト機能、電池残量表示機能、オートパワーオフ機能を用意している。本体サイズはW153×D114.3×47.6mmで、重量は177g(電池含む)。
2015年07月14日東京大学(東大)は、ナノワイヤ量子ドットレーザの室温(300K)での動作に成功したと発表した。同成果は、同大ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構の荒川泰彦 教授、舘林潤 特任助教らによるもの。詳細は「Nature Photonics」に掲載された。ナノワイヤレーザは、従来の半導体レーザと同様の動作原理ながら、1万~10万分の1の体積でレーザ発振が可能なほか、出力先の方向・形状を制御しやすいため、次世代半導体技術として期待される光電子融合集積回路へオンチップで実装することが可能だ。これまで、さまざまな材料系でのレーザ発振が報告されてきたが、それらのほとんどがバルク材料の光利得を用いてきたが、今回、研究グループでは、量子ドットを活性層に持つナノワイヤレーザ(ナノ量子ドットレーザ)を作製し、共振器構造の最適化を行うことで室温でのレーザ発振を実現したとする。実際にデバイスの評価を実施した結果、光励起による室温発振を確認。性能の指標となる特性温度は133Kと、従来のナノワイヤレーザに比べても高く、これについて研究グループでは、量子ドット導入によるキャリアの効率的な閉じ込めが起きていることが示唆されると説明する。なお研究グループでは今後、ナノレーザ光源の高性能化や多機能化が見込めることから、成長・プロセス・評価技術のさらなる開発による低しきい値動作化や長波長化、実用化に向けた電流駆動によるレーザ発振動作を目指すとしいている。
2015年06月30日三菱電機(三菱電)は6月23日、高精度GPS移動計測装置であるモービルマッピングシステム(MMS)の新技術として、リアルタイムレーザー点群生成技術を開発したと発表した。MMSは車両にGPSアンテナ・レーザースキャナー・カメラなどの機器を搭載し、走行しながら道路周辺の3次元空間位置データ(レーザー点群)を高精度で取得するシステム。道路の維持管理に必要な道路台帳附図作成業務をはじめとした公共測量や路面調査、トンネルの調査点検などに活用されているが、従来法では取得したデータをGPS位置補正情報と組み合わせる事後処理が必要となり、計測結果がすぐに確認できないという課題があった。同社が開発した新技術では、車で走行しながらリアルタイムに3次元空間位置データを作成することができるため、測量現場での確認が可能となり、測量業務の効率化を図ることができる。また、短時間のデータの差分を抽出することができ、イベント会場などでの不審物の早期発見に活用することもできるという。今後、同技術を従来のMMSが活用されてきた測量分野に加え、災害対策、警備・監視、社会インフラ管理、ITSなどの新たな分野に展開し、顧客ニーズに合わせて今年度から順次製品化する予定だ。
2015年06月24日新潟大学は6月18日、糖尿病治療で使われるインスリンなどの血糖降下薬による低血糖脳症に対し、新たな動物モデルを作成し、用いることで低血糖脳症の治療薬を発見したと発表した。同成果は新潟大学脳研究所神経内科の下畑享良 准教授を中心とする研究グループによるもので、6月18日の国際科学誌「PLOS ONE」に掲載された。低血糖脳症は、糖尿病の治療でインスリン注射や内服の血糖降下薬を用い血糖値を下げたときに、薬が効きすぎることで起きる。糖は脳にとってのエネルギー源であるため、低血糖脳症は重度の脳障害や認知症の原因となる。近年、その数が増えていることが問題となっているが、ブドウ糖注射を除くと治療薬がなく、治療薬の開発が望まれているが、良い動物モデルがないという課題があった。従来の動物モデルは低血糖におる脳のダメージによって呼吸が止まるため、人工呼吸器を使用していたが、難易度が高いという問題があった。今回の研究では、脳波をモニターしながら脳の傷害をチェックする方法を用いることで、人工呼吸器を使用しないで済む動物モデルを確立した。また、このモデルを用いることで、低血糖の治療として行うブドウ糖注射のあとに、脳内にアルデヒドのひとつである4HNEという物質が蓄積し、神経細胞を傷害すること、その障害の程度は低血糖の時間が長いほど高度になることを発見。アルデヒドを分解する酵素を刺激する薬剤「ALDH2 アゴニスト」をブドウ糖と一緒に注射したところ、脳内のアルデヒドが減少し、神経細胞の障害も抑制されることを確認した。このアルデヒド分解酵素刺激薬が実用化されれば、低血糖脳症患者の一部の予後を改善する可能性がある。同研究グループは今後、今回開発した動物モデルを用いて、さらに低血糖脳症の治療薬候補の同定を進め、最も効果が期待される治療薬を用いた治療の実用化を目指すとしている。
2015年06月18日浜松ホトニクス(浜ホト)は4月15日、高出力半導体レーザー(LD)スタック2個を、ストライプミラーと単一面型VBG(Volume Bragg Grating)を用いて同時に波長制御することで、2個のLDスタックのスペクトル幅を2.59nmから0.31nm以下(8分の1以下)へと狭くし、高効率で高強度を実現したレーザー共振器を開発したと発表した。同成果の詳細は応用物理学会誌「Applied Physics Express (APEX) Online 5月号」に掲載予定で、4月14日付で電子版に掲載されたほか、4月23日にパシフィコ横浜・会議センターで開催される、レーザーに関する国際会議「OPIC(OPTICS & PHOTONICS International Congress)2015」にて口頭発表される予定だという。同技術を活用すると、全固体レーザーをはじめアルカリ蒸気レーザーなどのガスレーザーの励起用LD光源の高効率化と高性能化による大出力化が期待できるようになると同社では説明している。また今後は、発振波長885nm帯のLDスタックを開発することで個体レーザーの高効率化と高性能化を図り、大出力レーザーの開発を目指すとしている。
2015年04月15日ファナックと古河電気工業(古河電工)は4月14日、産業用光ファイバーレーザーの基幹部品である高出力レーザー・ダイオード・モジュール(LDM)の開発・製造・販売を行う新会社FFレーザを設立すると発表した。2015年度上期中の設立、2016年4月の営業開始を予定しており、両社が50%ずつ出資する。資本金などの詳細は今後協議の上、決定していくという。ファイバーレーザーは切断や溶接用途として金属加工分野で用いられており、炭酸ガスレーザーに比べて吸収率が高く、薄い板金切断で高速に加工ができる、消費電力が低いなどのメリットがある。
2015年04月15日キーサイト・テクノロジーは4月7日、ライトウェーブ・メジャメント・システム「8164B」の新モジュールとして波長可変レーザ光源「81606A」を発表した。同モジュールは新たなキャビティとレーザ・モジュール設計により、信号パワーの増加と自然放射の抑制を可能とし、15dBを超えるダイナミックレンジを実現したほか、新たな波長基準ユニットにより、リアルタイムトラッキング速度と分解能を向上させ、絶対確度を4倍改善した。また、フィードバック制御と駆動方法の最適化により、仕様値のダイナミック確度に影響を与えることなく、掃引速度を40倍高速化したという。それらの新技術の活用により、フルスピード、双方向掃引時においても、1pm以下の波長再現性と最高クラスの波長確度を実現可能となるほか、波長選択デバイスの自動調整にかかる時間も短縮できるため、テストエンジニアがより効率よくデバイスを検証できるようになると同社では説明している。なお、同モジュールはすでに販売を開始しており、価格は約780万円~(税別)となっている。
2015年04月08日結婚、出産の高齢化が進み、不妊治療を望むカップルが増えています。そこでネックになるのが、高額な治療費。子どもを授かるまで治療を続けたくても、治療費が捻出できず諦めるケースも多いようです。ですが、一定の要件に当てはまれば、「特定不妊治療」という国の助成制度を利用することができます。○平成26年度に変更になった「特定不妊治療」不妊治療には、いくつかのステージがあります。まずは排卵日を予測して自然妊娠を目指す「タイミング法」。次にチューブで精子を子宮に送る「人工授精」となり、最後のステップとして、体外で受精させた受精卵を子宮へ戻す「体外受精」「顕微授精」があります。タイミング法は数千円、人工授精で1万円~2万円程度ですが、体外受精になると、1回30万円~50万円程度の負担になり、資金面で治療の継続が難しくなってきます。治療の負担を軽くするために使えるのが、体外受精と顕微授精を対象にした「特定不妊治療」という国の助成制度ですが、助成を受けるにはいくつかの条件があります。対象者は、特定不妊治療以外の方法で妊娠の見込みが無い、または極めて少ないという医師の診断を受けた夫婦で、戸籍上の夫婦に限られます。また、夫婦合算の所得が730万円以内という所得制限が設けられています。助成制度を実施するのは、各都道府県、指定都市、中核市なので、利用の際は、住所地の自治体に申請をします。また、特定不妊治療ができるのは、各自治体が指定した指定医療機関に限られるので、事前に確認をしておきましょう。この特定不妊治療、平成26年度から制度が変更され、少々ややこしくなっているので注意が必要です。従来は年齢に関係なく、初年度3回、通算5年度で最大10回まで助成が受けられましたが、平成26年度以降、39歳までの女性は通算最大6回までと回数が減りました。40歳以上の女性は、平成27年度までに申請すれば、従来通り通算10回の助成が受けられるのですが、平成28年度以降の申請では、40歳~42歳が通算3回まで、43歳以上になると、制度の対象外となります。年齢が上がると体外受精や顕微授精の成功率が下がり、妊娠、出産のリスクが高まることから、このような見直しがなされたようです。助成額は、A~Fまでの治療ステージによって変わり、治療1回につき最大7万5,000円~25万円です。特定不妊治療は国の制度のため、どの都道府県でも同様の助成となりますが、自治体ごとに、独自の不妊治療支援を実施している場合もあります。例えば、東京都港区では年30万円・通算5年間の助成制度があります。独自の助成制度の有無で、東京都港区の場合では費用負担が150万円も変わってきます。不妊治療に本格的に取り組みたいという夫婦は、各自治体の助成制度について、調べてみるとよいでしょう。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール武田明日香エフピーウーマン所属ファイナンシャル・プランナー南山大学経済学部卒業後、大手印刷会社に入社。2010年に、法人営業の仕事をしながら自己啓発のためにファイナンシャルプランナーの資格を取得。「女性がライフステージで選択を迫られたときに、諦めではなく自ら選択できるための支援がしたい」という想いから、2013年にファイナンシャルプランナーに転身。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく!トラベル!」、「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「webR25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人生を送るための知識を伝えている。お金の知識が身につく初心者向けマネーセミナー受付中(受講料無料)
2015年03月10日リコーは18日、A3モノクロレーザープリンタの新製品として、「RICOH SP 6400」シリーズ(4機種7モデル)を発表した。2月25日から発売する。価格(税別)は99,800円から。○RICOH SP 6440 / 6440M2009年12月に発売した「IPSiO SP 6300」シリーズの後継となるA3モノクロレーザープリンタ。価格は148,000円(税別)。自動両面印刷機能を搭載しつつも、本体をコンパクトにまとめている。印刷速度は片面38枚/分で、耐久性も120万ページと高い。独自の重合法による「PxP-MCトナー」を採用することによって、定着部の熱量を抑制し、コントローラーの低消費電力化に成功している。「ECOナイトセンサ」を内蔵し、周囲の明るさを検知して自動的に主電源をオンオフする。復帰時間は10秒以下。給紙容量は、標準トレイに275枚、手差しトレイに100枚。オプションを含めると最大2,025枚までを給紙しておける。操作用として4.3型のカラー液晶タッチパネルを装備。そのほか主な仕様は、印刷方式がLEDアレイ+乾式一成分電子写真方式、印刷解像度が最大1,200×1,200dpi、ウォームアップタイムが19秒、ファーストプリントタイムが6.5秒以下。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、USB2.0。本体サイズはW475×D392×H416mmmm、重量は19.6kg。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012R、Mac OS X 10.5以降。「RICOH SP 6440M」は、M-PaC保守契約専用モデル。導入の際にM-PaC保守契約を結び、トナー・定期交換部品の供給、定期保守サービスを実施する。○RICOH SP 6430 / 6430M「RICOH SP 6430」は、給紙容量が550枚に拡張されているモデル。価格は158,000円(税別)。最大給紙容量は2,300枚となっており、内蔵HDDはオプション。液晶は4行LCDに変更されている。本体サイズはW459×D392×H348mm、重量は20.4kg。そのほかの仕様は「RICOH SP 6440」とほぼ共通。「RICOH SP 6430M」は、M-PaC保守契約専用モデル。○RICOH SP 6420 / 6420M「RICOH SP 6420」は、給紙容量が275枚のモデル。価格は118,000円(税別)。最大給紙容量は2,025枚となっており、内蔵HDDはオプション。液晶は4行LCDに変更されている。本体サイズはW459×D392×H286mm、重量は19.1kg。そのほかの仕様は「RICOH SP 6440」とほぼ共通。「RICOH SP 6420M」は、M-PaC保守契約専用モデル。○RICOH SP 6410「RICOH SP 6410」は、印刷速度が32枚/分のエントリモデル。価格は99,800円(税別)。製品寿命が60万ページとなっているほかは、「RICOH SP 6440」とほぼ共通の仕様。
2015年02月18日NECディスプレイソリューションズは19日、レーザー光源を採用したDLPプロジェクタ「NP-PX602UL-WHJD」と「NP-PX602WL-WHJD」を発表した。2月下旬の発売を予定する。価格はオープン。○NP-PX602UL-WHJD「NP-PX602UL-WHJD」は、解像度が1,920×1,200ドットで、明るさが6,000ルーメンのDLPプロジェクタ。4,096x2,160ドット(24/30Hz)入力に対応した独自開発の新規ASICを搭載し、独自の解像度変換技術「アドバンスド・アキュブレンド」と「3rd SweetVision」により、映像の境界部分のコントラスト感を高め、メリハリのある映像を出力する。光源寿命約20,000時間のレーザー光源を採用。光源寿命が長くメンテナンスフリーなことから、コストを低く抑えられる。また光源パワーを調整することで輝度を20%~100%の範囲で設定できるほか、「輝度一定モード」では本体の内部センサーで輝度を検出し、設定しておいた輝度を長期に渡って維持できる。上下360度に設置できる「チルトフリー」に対応し、投写画面を90度傾けた「ポートレート」投写も可能。本体を動かすことなく上下左右の投写位置を調整できる「レンズシフト機構」を採用している。そのほかにも、台形歪み補正(水平 / 垂直ともに最大±40度まで) / 幾何学歪み補正などにも対応する。DisplayPortとHDBaseT端子から入力された映像信号のHDMI出力が可能で、複数台をHDMIケーブルを使ってデジタルデイジーチェーン接続することで、4K映像を投写できる。また、Xpand製3D対応のアクティブシャッター方式の3Dメガネと3Dエミッタを使用することで、3D映像の視聴も可能。主な仕様は、投写方式が単板DLP方式、最大表示解像度が1,920×1,200ドット、明るさが6,000ルーメン、コントラスト比が10,000:1(ダイナミックコントラスト:オン時)、液晶パネルサイズが0.67型、光源がレーザーダイオード、画面サイズが50~300型。映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×1、DisplayPort×1、HDBaseT×1、BNC×5(ビデオ共用)。映像出力インタフェースはHDMI×1。有線LANポート×1、USB Aポート×1を搭載し、本体サイズはW484×D575×H217mm、重量は約18.5kg。○NP-PX602WL-WHJD「NP-PX602WL-WHJD」は、液晶パネルサイズが0.65型の1,280×800ドットモデル。「アドバンスド・アキュブレンド」により、アナログ入力時の最大表示解像度1,920×1,200ドットに対応する。そのほかの仕様は「NP-PX602UL-WHJD」とほぼ共通。
2015年01月20日コニカミノルタは1月13日、TOF(Time Of Flight)方式で垂直方向に最大24レイヤー、水平画角最大180度の広範囲スキャンが可能なレーザーレーダーを開発したと発表した。同製品は、上記の画角とリアルタイムを両立し、高精細な3D情報の取得が可能。測定距離は車両で100m以上、人で50m以上となっており、外乱光に強いなどの特長を持つ。同社は、自動運転/高度運転支援システムの開発や建物・物流搬送機器・移動ロボットなどさまざまな領域での活用を見据えているとのこと。なお、同製品は1月14日~16日に東京ビッグサイトにて開催される「オートモーティブワールド2015/第3回コネクティッド・カーEXPO」のZMPブースに参考出品される。
2015年01月14日エレコムは13日、ワイヤレスマウス機能やボリューム調整機能、赤色レーザーポインタ機能が一体となった、レーザープレゼンター「ELP-R02BK」を発表した。1月下旬から発売し、価格は13,176円。プレゼンソフト「PowerPoint」において、スライドの「開始」「進む」「戻る」を操作できる専用ボタンや、ボリューム調整ボタンなどを装備。マウスポインタの操作ボタンも付いており、プレゼン中のマウス操作が可能だ。本体と合わせてUSBレシーバーを用いる。レーザーポインタ機能は、一般の赤色レーザー(650nm)より約2倍見やすいという波長(635nm)のレーザーを採用した。レーザーの到達距離も100mと長い。本体の照射ボタンはトリガータイプで、握りこむ自然な動作で操作できるため、安定性が良く疲れにくいとしている。電源は単4形乾電池×2本で、電池寿命はレーザー連続使用で約18時間、マウス連続使用で約60時間。本体サイズ/重量は、レーザープレゼンター本体が約W38.0×D130.0×H28.0mm/約70g、USBレシーバーが約W16.0×D34.5×H7.0mm/約3g。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1、およびMac OS X 10.6~10.6.8 / 10.7~10.7.5 / 10.8~10.8.3 / 10.9 / 10.10となっている。
2015年01月13日エレコムは6日、最新のレーザーセンサーを採用したBluetooth 4.0対応の5ボタン無線マウス「M-BT13BL」シリーズを発表した。ブラック、ブルー、レッドの3色を用意する。1月中旬から発売し、価格は6,696円。一般的な左右ボタンのほか、チルトホイールと「戻る」「進む」の計5ボタンを搭載する。エレコムのWebサイトから無料でダウンロードできるソフト「エレコム マウスアシスタント」を使うことで、各ボタンの機能割り当てをカスタマイズ可能だ。カウント数は800カウントと1,600カウントを切り替えられる。電源には単4形電池×2本(アルカリ乾電池、マンガン乾電池、ニッケル水素充電池)を用い、想定電池寿命は約1年3カ月。対応プロファイルはHOGP(HID Over GATT Profile)で、対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / RT 8.1となっている。Windows Vista / 7は、エレコム製のBluetoothアダプタ「LBT-UAN05C2」使用時のみサポート。本体サイズはW52.5×D92×H33.2mm、重量は約52g(電池を含まず)。
2015年01月06日今や国民病といえるがんの診断と治療技術は、日進月歩で進歩しています。最近のがん治療は通院(外来)で行われることが増えてきました。そのため、入院治療主体の従来型のがん保険では、治療実態と乖離(かいり)し、十分な保障が得られない可能性があります。そこで、最近のがん治療や最新のがん保険について考えてみました。国民の約2人に1人はがんにかかる!?がんは国民病といっていいほど、身近な病気になりました。一生涯のうちにがんと診断される人の割合は、男性58.0%、女性43.1%。約2人に1人ががんにかかるのです。そして、がんは昭和56年(1981年)から日本人の死因第1位を占めています。平成25年のがんによる死亡者数は36万5,000人で、全死亡者のうち28.6%でした。がんは30年以上にわたって死因の第1位を占めていますが、医療技術の進歩によって徐々に治る病気になりつつあります。ただ、治療は長期にわたることもあり、公的医療保険が適用される治療だけを受けても、毎月の医療費負担は家計の重荷になります。もし、高額な先進医療の技術を受けることになると、経済的なダメージはさらに大きくなります。また、がんにかかると、通院のために職場の配置転換や離職を余儀なくされることもあり、収入減や収入途絶が追い打ちをかけます。こういった経済的ダメージへの備えとしてがん保険があるわけですが、最近、保障内容に変革が起きています。それは、治療方法が変わってきたからです。では、最近のがん治療はどう変わったのでしょうか。がん治療は「集学的治療」が主流以前のがん治療は、「入院して手術」が主流でした。現在でも、手術はがん治療の有効な治療法ですが、最近はこれに、放射線治療や抗がん剤治療を効果的に組み合わせる治療法が主流となっています。これを「集学的治療」といいます。放射線治療や抗がん剤治療は通院だけで行われることもあり、手術も技術の進歩で日帰りや短期間の入院ですむケースがあります。こういった治療法の進歩で、がん治療は入院から通院にシフトしているのです。下表は、がんの受療率の年次推移ですが、平成17年を境に、通院治療の方が増えています。ところが、入院・手術を前提とした従来型のがん保険では、通院だけの治療では受け取れる給付金はがん診断給付金くらいで、通院については十分な保障が得られるとは言い難いのです。そこで、最近のがん治療に合わせた保障内容を盛り込んだ新しいがん保険が登場してきています。このタイプをここでは新型がん保険と呼ぶことにします。大きく、「通院重視型」と「一時金重視型」に分かれる新型がん保険の傾向をみてみると、通院だけでも給付金が支払われる「通院重視型」と、診断給付金・治療給付金などまとまったお金の給付を重視した「一時金重視型」に大別されます。通院重視型は、文字通り、手術・放射線治療・抗がん剤治療などの治療を受けるために通院すれば、日数分の給付金が支払われます。入院の有無にかかわらず、がんの治療のために通院すれば給付されるのが通院重視型の新型がん保険の特長です(経口投与による治療は対象外になる等、保障内容は保険商品により異なります)。もちろん、入院治療でも給付金は支払われます。一時金重視型は、診断給付金や治療給付金としてまとまったお金を受け取って、自由に治療費、あるいは生活費の補填等にあてられるタイプの保険です。どちらのタイプがいいかは、その人の考え方によります。入院・通院のどちらの治療を受けても日数分の給付金を受け取りたい人は通院重視型、まとまったお金をもらって治療費などにかかる費用を賄う方がいいと考える人は一時金重視型がいいでしょう。新型がん保険を検討する際は、がん診断給付金の内容もチェックしてください。診断給付金はがんと診断されると支払われるがん保険がほとんどで、入院を伴わなくても受け取れます。ただ、最初のがん診断時に1回のみしか受け取れないがん保険と、複数回(2年に1回が限度の商品が多い)受け取れるがん保険があります。がんは再発や転移が心配な病気なので、複数回の方が安心でしょう。ただ、保障が手厚い分、保険料は高くなるので、1回のみしか受け取れないがん保険でもいいと割り切ることも必要かもしれません。先進医療の保障は、どちらのタイプのがん保険にもセットされているか、特約でつけられるようになっています。がんに関する先進医療の技術料は高額なものがあるので、今や必須の保障といっていいでしょう。通算限度額は1,000万円、2,000万円などがあり、2,000万円が主流になりつつあります。これは、1,000万円か2,000万円あればよいでしょう。ただし、現在ご加入の医療保険に先進医療の保障がセットされていたら、がん保険にはなくてもいいでしょう。医療保険の先進医療でがんの先進医療もカバーしているので、両方につけると重複してしまうからです。なお、公的医療保険適用、自由診療(海外では治療に使われているが、日本国内では承認がおりていない抗がん剤を使用する治療などのこと。治療費が公的医療保険対象部分も含めて全額自己負担になる)のどちらの治療を受けても、先進医療の治療費を含めてかかった治療費の全額が支払われるがん保険もあります。5年以上前にがん保険に加入した人は、保障内容は従来型のがん保険のケースが多いので、この機会に見直しをしましょう。コラム執筆者プロフィール 小川 千尋(おがわ ちひろ)ファイナンシャルプランナー/子育て・教育資金アドバイザー/終活カウンセラー/整理収納アドバイザー1994年AFP資格取得。独立系ファイナンシャルプランナーとして、主にマネー誌、一般誌、新聞などのマネー記事の編集・執筆・監修、セミナー講師などで活動。オールアバウト「生命保険」ガイドも務めている。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年12月09日