周りの人とジェンダーについての意見が合わず、悩んでいる方もいるのではないでしょうか?モヤモヤとした気持ちがあるときに、映画で気持ちが救われることもあるようです。今回MOREDOORでは、投稿者から寄せられた『ジェンダーについて悩んでいる人にオススメしたい映画』を紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。Gさんがオススメしたい映画映画『リトル・ダンサー』▼あらすじ1984年。イングランド北部の炭鉱町エヴァリントンに住むビリー・エリオットは、炭鉱夫である父と兄のトニー、そして軽度の認知症を患う祖母と一緒に暮らしている。父はボクシングの熱烈なファンであり、近所のジムにビリーを通わせている。そんなある日、ボクシング・ジムの隅でバレエ教室が開かれることになった。もともと音楽が好きであったビリーは、音楽に合わせて優雅に踊るバレエに魅せられ、密かに教室に参加しコーチであるウィルキンソン夫人の指導を仰ぐ。ウィルキンソン夫人はビリーにバレエの才能を見いだし、ビリーも上達していく。(amazon.co.jpより一部引用)Gさん「話が合わなくて……」当時高校生だったのですが、まだ「女だから」「男だから」という言葉が多くの場面で使用されていました。そういった社会の一般論が私には耐え難く、友人たちとも話が合わなくて、ずっと悩んでいました。この映画と出会ったことでイギリスの炭鉱町の少年が、「男がバレエなんて?」という周囲の考え方にも屈せず、バレエダンサーを目指すところや、友人がゲイであることを打ち明けたとき、主人公が理解してあげる様子など、当時のモヤモヤをなくしてくれました。性別で区別されることに対して、自分の感じていたことは間違っていなかったのだと思えるようになりました。同じように悩んでいる人へジェンダーだけではなく、さまざまな社会問題について描かれていると思います。実際の悩みも多様な要素が複雑に絡み合ってできていると思うので、ぜひ見ていただきたいです。(38歳/フリーランス)自分らしい答えを……今回は、『ジェンダーについて悩んでいる人にオススメしたい映画』をご紹介しました。考え方や価値観は人それぞれ違うので、映画を観ることで自分らしい答えが見つかるのかもしれませんね。皆さんも、ジェンダーについて悩みをもつ人にオススメしたい映画はありませんか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年04月01日フランスで実際に起きたテロ事件の被害者家族が、発生から2週間の出来事を綴った世界的ベストセラー小説を映画化。今回ご紹介するのは、一晩で20万人以上がシェアし、新聞の一面を飾った「憎しみを贈らない」という宣言をしたある男性の真実に迫った話題作です。『ぼくは君たちを憎まないことにした』【映画、ときどき私】 vol. 6142015年11月13日金曜日の朝。ジャーナリストのアントワーヌ・レリスは、生後17か月の息子と一緒に、仕事へと向かう妻のエレーヌを送り出した。しかし、最高の母で最愛の妻だったエレーヌは、「バタクラン」という劇場でテロに巻き込まれてしまう。誰とも悲しみを共有できない苦しみと、これから続くワンオペ育児への不安をはねのけるように、アントワーヌはSNSにある手紙を投稿する。妻の命を奪ったテロリストへの手紙には、息子と2人でも「いままで通りの生活を続ける」という決意表明と亡き妻へのメッセージが書かれていた。その言葉は動揺するパリの人々をクールダウンさせ、テロに屈しない団結力を芽生えさせていくことに…。『スペンサー ダイアナの決意』や『ナチュラルウーマン』を生み出したアカデミー賞プロデューサーが手掛けていることでも注目の本作。今回は、制作秘話などについてこちらの方にお話をうかがってきました。キリアン・リートホーフ監督母国ドイツでテレビシリーズや映画『陽だまりハウスでマラソンを』などのヒット作を生み出しているリートホーフ監督。世界中から映画化のオファーが押し寄せていたなか、原作者であるアントワーヌさんからの指名を受けて実写化を実現させています。そこで、本作を制作するうえで心がけていたことや演出時の苦労、そしていまだからこそ伝えたい思いについて語っていただきました。―事前にアントワーヌさんと会われたときのことを「映画監督のキャリアのなかでも、最も感慨深い時間だった」と表現されていますが、その思いはどのように作品に生かされましたか?監督僕にとってはアントワーヌと会えたことだけでも特別なことでしたが、彼は自分の悲劇的な経験を本にするという勇気のある一面を持ちつつ、いまにも壊れそうなもろさもある人物だと感じました。それだけに、自分たちの情熱を伝えたいけれど、「これ以上この人を苦しめたくない」という気持ちが強くなったのを覚えています。土足で踏み込まないように心がけていたのもありますが、事件が起きたフランスから少し距離があるドイツ人であったことも、たくさんのオファーがあるなかから僕たちが選ばれた理由かなと。彼は客観的に描いてくれることを期待しているように見えたので、彼に寄り添う友達のような視点でこの映画を撮ろうと決めました。いまでも忘れられないトラウマになっている―そのほかにも制作過程で印象に残っていることがあれば、教えてください。監督これは準備段階でいろいろとリサーチをしていたときのことですが、パリの中心に住んでいる方々からたくさんの話を聞くことができました。そこで気が付いたのは、彼らにとってはいまでも忘れることができないトラウマになっているということ。なぜなら、「実は自分もあの日バタクランに行こうとしていた」とか「親戚が行っていた」というような感じで、誰もがあの事件に何らかの繋がりを持っていたからです。実際、キャスティングの段階であるフランス人俳優から「現場近くのアパートに住んでいて、あのときのショックがいまでも消えないので自分は出演できません」と言われることもありました。それくらいパリの人たちにとっては、骨の髄まで染みついているようなトラウマになっているということです。そういった話を聞いて心を動かされると同時に、彼らのためにもしっかりとこの話を伝えなければいけないという責任を強く感じました。―その思いを体現されていた俳優陣はみなさん素晴らしかったですが、なかでも息子役のゾーエ・イオリオちゃんの3歳とは思えない演技には衝撃を受けました。セリフやタイミング、動きまで完璧でしたが、どういった訓練をされたのでしょうか。監督まず、キャスティングの早い段階から「なんて才能があるんだろう」と驚かされ、すぐに決まりました。相手と対峙したときに意思疎通が取れることはもちろん、いろんなことに想像力を膨らませて対応することができる子だったので、そこがすごく印象的でしたね。決まってからは、子役のコーチと3か月間の訓練を行って、実際の撮影に入りました。みんなの協力のおかげで撮ることができた―撮影に関しては、何か特別な方法で行われましたか?監督今回は、シーンの状況を説明するのではなく、おとぎ話とすり替える方法を取りました。たとえば、父親に怒られてタンスに隠れるシーンでは、「お父さんが怒っているよ」と伝えるのではなく、「外に怖いオオカミがいて、あなたは隠れているヒツジだよ」と。そうすることで、怯えている表情を撮ることができました。もちろん、普通に「右を向いて」とか「にっこり笑って」といった指示に対してもしっかり応えることはできますが、そうは言っても3歳児なので30日以上ある撮影期間でずっと言った通りに動いてくれるわけではありません。なので、ゾーエにとっても大変だったと思いますが、コーチと両親が協力してくれたおかげでできました。―とはいえ、苦労したシーンもあったのでは?監督父親が絵本を読んであげたあとに走って逃げるという場面があるんですが、そこは大事なシーンだったので、1回で決めたいというのがありました。ただ、どっちに走り出すのかがわからなかったこともあり、ゾーエ抜きの状態で2時間リハーサルをすることに。何度も練習して、どこに走っても対応できるようにしたので、そのための準備が少し大変でしたね。でも、父親役のピエール・ドゥラドンシャンは何が起きても演技をしながら対応してくれたので、難しかったとは思いますが、とてもいい仕事をしてくれました。いい言葉は、人が生きるうえでの道しるべにもなる―本作では“言葉の持つ力”についても改めて考えさせられましたが、なぜこれほどまでに彼の言葉は広まったと思いますか?監督今回のアントワーヌは、亡くなった妻に会ったあと、自分のなかにある憎しみやネガティブな気持ちを抑えるために、どうしようもなく湧き上がってくる言葉を止めることができずに綴りました。おそらくそれは自分に言い聞かせるため、そして生き残るために書いた言葉だったのではないでしょうか。それが独り歩きして有名になったわけですが、僕は彼が意図せずに行ったことに意味があると感じました。おそらく多くの人が恐ろしい状況を目の当たりにしているなかで、その気持ちを浄化してくれる“何か”を求めていて、そこに彼の言葉がぴったりとハマったんだと思います。―そのいっぽうで、インターネットが発達している現代では言葉は良いほうだけでなく、悪いほうにも大きな影響力を発揮してしまいます。監督まさにその通りで、最近はSNSによってひどい言葉もすごい速さで拡散されてしまうので、本当に気をつけなければいけないですよね。使い方を間違ってしまうと悪影響もありますが、本来言葉にはポジティブな力があるので、我々には必要なもの。人が生きるうえでの道しるべにもなると思うので、いいと思う言葉はしっかりと発信していくべきだと考えています。周りにいる人にもっと愛情を注いで大事にしてほしい―また、日本に対する印象や日本の観客に伝えたいことがあれば、お聞かせください。監督以前から行ってみたいとずっと思っていますが、実はまだ日本を訪れたことがありません。いま、友人が東京に住んでいるというのもあって、日本には繋がりを感じています。今回の作品に関して言うと、日本のみなさんがどういうふうに受け止めるのかについてはとても興味を持っているところです。ヨーロッパとは違う文化であることはわかっていますが、この作品には普遍的な部分があるので、そういった感覚にはあまり違いはないのではないかなと。特に、コロナ禍を一緒に経験したことで世界中の人たちの距離は近くなった思うので。まずは、日本に行って違う視点で物事を見る機会を得て、日本についてもっと知りたいです。―残念ながらいまも世界各地でテロが起きていますが、そんななかでこの作品が公開されることをどう思っていますか?監督最近もイスラエルで同じようなテロ事件があり、僕もショックを受けていますが、まだまだ終わりが見えていません。だからこそアントワーヌの話を知ってもらうことには、意味があると考えています。なかでも彼が書いた手紙の最後に「自分と息子は2人きりだが、世界中の軍隊よりも強い」という言葉がありますが、愛情の大切さに気が付いたからこそ、彼らは憎しみに飲み込まれることなく乗り越えられたのです。もちろん、それをするのは簡単なことではありません。でも、日々のなかで愛する人たちとの絆を強固なものにしていればきっとできるはずです。なので、スマホばかりに気を取られることなく、周りにいる人たちを大事にしてしっかりと愛情を注いでください。目の前に“宝物”があるのは当たり前ではありません。お互いに愛し合い、我々が強くなることこそ、憎しみに対する最大の武器になると僕は信じています。憎しみと向き合ううえで、希望の光となる言葉が持つ力の大きさと愛の強さに、心を揺さぶられる本作。他人事とは思えない彼らの姿に、さまざまな憎しみが飛び交う時代のなかでどう生きていくべきかを誰もが考えさせられるはずです。取材、文・志村昌美胸が締め付けられる予告編はこちら!作品情報『ぼくは君たちを憎まないことにした』11月10日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国公開配給:アルバトロス・フィルム(C) Thomas Leidig.(C)2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion
2023年11月09日俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が主演を務める映画『キングダム 運命の炎』(公開中)が、公開から1カ月で観客動員320万人、興行収入45.9億円を突破したことが28日、わかった。同作は原泰久氏による、人気コミックスの実写化作。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍となる戦争孤児・信(山崎)と、後の始皇帝となるエイ政(吉沢亮)が、ともに中華統一を目指す。2019年、2022年に公開され大ヒットを記録、今回が第3弾となる。7月28日に公開された同作は、シリーズ史上初の4週連続1位という快挙を成し遂げ、きょう28日までの31日間で観客動員320万人、興行収入45.9億円を突破した。また、今年に公開された邦画実写映画興行収入No.1も獲得。『キングダム』(19)、『キングダム2 遥かなる大地へ』(22)に続いて、シリーズ3作品全てにおいて、その年に公開された邦画実写映画No.1の偉業達成に向けて順調に記録を伸ばしている。
2023年08月28日中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第30回が、9月1日(金) にWOWOWで放送・配信される。それに先駆けて、予告映像と前回の未公開映像が公開された。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画製作現場の取材などを通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ毎月1回のレギュラー情報番組。第30回は「最新技術でハリウッド映画を支える~大注目スタジオ『ザ・サードフロア』に潜入!」と題し、映画化行程のあらゆる段階の視覚化を行う、ビジュアライゼーション・スタジオ「ザ・サードフロア」に潜入。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『アベンジャーズ』シリーズなど、数々の大作の制作に携わった注目の会社で、中島がハリウッドの映画製作の常識を大きく変えた最新技術「プリビズ(Pre Visualization)」を初体験する。さらに、本年度のアカデミー賞で作品賞を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のロケ地であるコインランドリーへの訪問の様子もオンエアされる。第30回の予告映像では、中島がハリウッドの最新技術「プリビズ」を体験する様子が。また前回の未公開映像では、アニマルスタディでチーターを実践する中島の姿が収められている。■中島健人 コメント日本で作品作りする際は、ここで学んだことを活用したいと思いました!ビジュアライゼーション・スタジオ「ザ・サードフロア」の代表クリス・エドワーズさんは、ただ作品を愛するのではなく、それをクリエイティブにつなげているところが印象的でした。正直、プリビズだけで一本の作品を見てみたいです!ハイクオリティがハリウッドにはある。それを体感してください!『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第30回 予告映像(ショートVer)<番組情報>中島健人の今、映画について知りたいコト。第30回:9月1日(金) 午後10:00~放送・配信[WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]関連リンク番組オフィシャルサイト:映画公式X:オンデマンド番組ページ:番組公式Instagram:
2023年08月25日『ラ・ラ・ランド』『バビロン』のデイミアン・チャゼル監督が、今年のヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門で国際審査員長の一人に決定したことが発表された。フランスのアリス・ディオップ監督、イタリアのジョナス・カルピニャーノ監督と共に務めるという。チャゼル監督の作品は、2016年に『ラ・ラ・ランド』、2018年に『ファースト・マン』が同映画祭のオープニング作品として選出、上映された。今年、審査員長に起用されたことに対し、「毎年10日間、ティントレット、ティツィアーノ、ヴェロネーゼを輩出した芸術の町が、映画の町となります。今年は審査員長として招かれ、身の引き締まる思いですし大変うれしいです。第80回ヴェネチア国際映画祭で素晴らしい作品を見つけることを楽しみにしています」とコメントしている。ディオップ監督は長編フィクションデビュー作『サントメール ある被告』が2022年の同国際映画祭で、銀獅子賞(審査員大賞)と新人監督賞をW受賞した。カルピニャーノ監督は2015年、『Mediterranea(原題)』で長編監督デビュー。同作がカンヌ国際映画祭国際批評家週間で上映され、インディペンデント・スピリット賞で3部門にノミネート、ゴッサム賞でブレイクスルー監督賞を受賞した。長編監督作第2弾『チャンブラにて』、第3弾『キアラへ』はどちらもカンヌ国際映画祭でヨーロッパ・シネマ・レーベル賞を受賞。第80回ヴェネチア国際映画祭は8月30日から9月9日まで開催される。(賀来比呂美)
2023年05月08日「客席に自分しかいない」映画鑑賞が好きで、映画館によく足を運ぶという人の中で、こんな経験をしたことがある人はいませんか。映画館を貸切にし、スクリーンを独り占めできるような感覚がして、ちょっぴり嬉しく思うかもしれません。Twitterでは、そんな貸切状態の映画館を体験した人による投稿が、反響を呼んでいます。客席には自分1人だけ…突然スタッフが来て?京都府京都市にある映画館『出町座』を訪れた投稿者さん。周りを見渡すと、客席に自分しかいないことに気が付き、貸切状態で映画を見ることになりました。そこで、思わぬ『サプライズ』を受けたのだそうです。突然、客席に1人でいた投稿者さんのもとに、やって来たスタッフ。投稿者さんに、あるものを手渡してきました。それは…。『貸切王』と書かれた缶バッジ!スタッフから「ただ今、貸切になった場合、バッジを差し上げています」と、缶バッジを渡されたそうです。見事『貸切王』に輝いた投稿者さんは、思いがけないサービスに驚き、嬉しい気持ちになったといいます。このエピソードにネットでは「めっちゃ欲しい」「粋なサービス」「一度でいいから貸切で見てみたい」などのコメントが上がっていました。なお出町座のスタッフに話を聞いたところ、この缶バッジは、同館で常に行っているサービスというわけではなく、告知もおこなっていない、ささやかな取り組みなのだとか。「ほんの少しでも楽しんでもらえたら」というちょっとした特典として、バッジの在庫状況やタイミングが合えば、渡しているのだそうです。貸切状態になっても、もらえない場合があるため「もらえたらラッキーくらいに思ってもらえたら」とのことでした。キラキラとしたホログラムの背景に、手書きの王冠と文字がかわいらしい『貸切王』の缶バッジ。もしもらえた際には「今日はなんだかいい日だな」といった気持ちになって、気分よく1日を過ごすことができそうですね!※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様のご意向で匿名にしております。[文・構成/grape編集部]
2023年04月14日国立映画アーカイブでは、日本における女性映画人の歩みを歴史的にふり返る「日本の女性映画人(1)――無声映画期から1960年代まで」が2月7日(火)より開催される。監督・製作・脚本・美術・衣装デザイン・編集・結髪・スクリプターなど、様々な分野で女性が活躍した作品を取り上げる今回の上映企画。『お父さんの歌時計』[無声短縮版](1937年、原作・脚本:鈴木紀子)Part1となる今回は、無声映画期から1960年代以前にキャリアを開始した、女性映画人80名以上が参加した作品を対象に、劇映画からドキュメンタリーまで計81作品(44プログラム)を上映。近年、再評価が進んでいる女性監督第1号の坂根田鶴子、女優から監督に進んだ田中絹代や望月優子、脚本の水木洋子や田中澄江、編集の杉原よ志、衣装デザインの森英恵のみならず、多様な領域で手腕を発揮した女性映画人たちにスポットライトを当てる。また、戦前の日本映画の黄金期に大手映画会社で健筆をふるった鈴木紀子を中心として、戦前の女性脚本家の小特集も実施する。『キクとイサム』(1959年、脚本:水木洋子)橋田壽賀子脚本の『姉妹』、和田夏十脚本の『黒い十人の女』、水木洋子脚本の『キクとイサム』ほか上映作品は、国立映画アーカイブの公式サイトにて掲載中。なおチケットは、1月31日(火)以降、毎週火曜日10時より、翌週(火~日)上映回の電子チケットを各回の開映15分前までオンライン販売。窓口販売ほか購入方法詳細は公式サイトに記載されている。「日本の女性映画人(1)――無声映画期から1960年代まで」は2月7日(火)~3月26日(日)国立映画アーカイブにて開催。(cinemacafe.net)
2023年01月11日映画『ヒトラーのための虐殺会議』が、2023年1月20日(金)より公開される。ユダヤ人絶滅政策を決定した“史上最悪”の会議映画『ヒトラーのための虐殺会議』は、絶滅収容所へのユダヤ人強制送還の始まりとなった“ヴァンゼー会議”の全貌に迫る映画。実際にヴァンゼー会議に出席していたアドルフ・アイヒマンによって記録された会議の議事録に基づいて作られた作品だ。ヴァンゼー会議は、1942年1月20日正午、ドイツ・ベルリンのヴァンゼー湖畔にある大邸宅にて、ナチス親衛隊と各事務次官が国家保安本部長官のラインハルト・ハイドリヒに招かれ、高官15名と秘書1名によって開催された。議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」について。「最終的解決」はヨーロッパにおける1,100万人ものユダヤ人を計画的に駆除する、つまり抹殺することを意味するコード名。移送、強制収容と労働、計画的殺害など様々な方策を誰一人として異論を唱えることなく議決された。ユダヤ人絶滅政策を決定した、史上最悪の会議にかかった時間は、たったの90分だった……。劇中に映し出される会議では、書類を指でなぞって確認するまじめな者もいれば、発言者をじっと見つめる者も。まるでビジネス会議のような風景の中、国家元帥であるゲーリングの言葉を朗々と引用して会議の目的や力関係を明確にするラインハルト・ハイドリヒの、そこはかとない怖さに独特の緊張感が漂う。80年の時を経て明かされる、驚愕の真実に注目だ。フィリップ・ホフマイヤーらが出演国家保安本部長官であった、ラインハルト・ハイドリヒを演じるのは、フィリップ・ホフマイヤー。その他、ヨハネス・アルマイヤー、マキシミリアン・ブリュックナーらが出演する。監督はマッティ・ゲショネック監督は、ドイツ・ポツダム出身で、俳優エルヴィン・ゲショネックの息子である、マッティ・ゲショネックが務める。マッティ・ゲショネックは、日本での『ヒトラーのための虐殺会議』公開に向け、以下のようにコメントを寄せた。「今この映画が日本で上映されることは非常に重要なことだと思います。ご存知の通り、1940年にドイツと日本、イタリアの間で日独伊三国同盟も結ばれています。この映画では、産業的な大量殺戮の経緯を冷静かつ客観的に描いています。これがジェノサイドの事実なのです!かつてあった現在であり、少し前に起きた出来事であり、それがかつての今日だったことを私たちは知るべきなのです!」【詳細】映画『ヒトラーのための虐殺会議』原題:Die Wannseekonferenz英題:THE CONFERENCE公開日:2023年1月20日(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、恵比寿ガーデンシネマ ほか監督:マッティ・ゲショネック出演:フィリップ・ホフマイヤー、ヨハネス・アルマイヤー、マキシミリアン・ブリュックナー配給:クロックワークス/G
2023年01月08日2022年1月より2年目に突入した中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』。8月5日(金)放送・配信の第20回は世界を熱狂させてきたアメコミ映画の転換点と今を『スパイダーマン』シリーズを軸に深堀りする。それに先駆けてWOWOW公式YouTubeチャンネル、番組公式サイトにて、第19回に入らなかった模様が公開された。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。第20回は「『スパイダーマン』シリーズを徹底解剖!~名場面&アメコミから紐解くヒットの背景」と題し、映画評論家の松崎健夫さん、実は無類のアメコミ好きである宮下草薙の宮下兼史鷹、スペシャルゲスト・アメコミライターの杉山すぴ豊を迎えて徹底解剖する。スパイダーマンマニアの中島健人を中心に、これまで8作もの実写映画が生み出され、愛されてきたスパイダーマンの魅力を大特集。さらに一同大興奮の激レアグッズとは。この模様をぜひ放送・配信でチェックしてほしい。また中島自ら世界の名監督3名、ミシェル・アザナヴィシウス監督(『アーティスト』『キャメラを止めるな!』ほか)、マーティン・キャンベル監督(『007/カジノ・ロワイヤル』 『マーベラス』ほか)、ヨアキム・トリアー監督(『母の残像』『わたしは最悪。』ほか)にインタビューした舞台裏、そして第20回の予告を含むプロモーション動画も公開中だ。<中島健人・コメント>『スパイダーマン』が日本人で実写化される可能性がある!?という事を本日の座談会で知り、勝手に胸がドキドキしていました。本日、映画評論家の松崎さん、宮下草薙の宮下さん、そしてすぴさんとのスパイダーマン座談会、どうなるかと思いましたが楽しく、テンションが上がる時間になりました。ヒーローとはスーパースターのような存在だと思いますが、スパイダーマンは親しみやすい、親友のようなヒーローです。皆様も是非今回の放送・配信を観て、スパイダーマンの世界に飛び込んで来て下さい!!■番組情報『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第20回:「『スパイダーマン』シリーズを徹底解剖!~名場面&アメコミから紐解くヒットの背景」8/5(金)午後10:00 [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]毎月第1金曜 午後10:00MC:中島健人(Sexy Zone)ゲスト:松崎健夫、宮下兼史鷹(宮下草薙)、杉山すぴ豊ナレーション:津田健次郎最新情報は番組オフィシャルサイト及び番組公式インスタグラム、WOWOW映画公式ツイッターにて。番組公式サイト: 番組公式インスタグラムアカウント: @wowow_nkeiga_official()WOWOW映画公式ツイッター: @wowow_movie()
2022年07月28日2022年1月より2年目に突入した中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』。7月1日(金)放送・配信の第19回ではアカデミー賞で話題の監督たちにインタビューを敢行しているが、その放送・配信に先駆けWOWOW公式YouTubeチャンネル、番組公式サイトで第18回に入らなかった模様が公開された。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。公開された映像で中島は、樋口真嗣監督の特撮に苦悩した青年時代のエピソードを聞き、人生の転換期について語る。また特撮監督の尾上克郎のもとでは特撮の技術体験未公開シーン、そして第19回の予告を含むプロモーション動画も公開中だ。第19回のサブタイトルは「世界の名監督3人に聞き尽くす!~今、映画について考えているコト」。ミシェル・アザナヴィシウス監督(『アーティスト』、『キャメラを止めるな!』他)、マーティン・キャンベル監督(『007/カジノ・ロワイヤル(2006)』、 『マーベラス』ほか)、ヨアキム・トリアー監督(『母の残像』、『わたしは最悪。』ほか)に、中島がオンラインでインタビューを試みる。中島がそれぞれの監督に英語で迫る姿は必見だ。<中島健人・コメント>今回、マーティン・キャンベル監督から「リアル」の重要性を聞くことができました。映画を作る上で大切なのは「リアル」さ。監督のCGや映像技巧に頼らない“職人の精神”を感じることができました。『マーベラス』最高の映画です。ミシェル・アザナヴィシウス監督は日本で大ヒットした『カメラを止めるな!』をリメイクしたオスカー受賞経験のある名監督で、最初は緊張しましたが、本番はリラックスした雰囲気で臨むことができました。ヨアキム・トリアー監督はとても優しい方でした。映画のテーマとしても“人生の選択”を考えさせられる中、自分は自分という、自己をしっかりと肯定していく考えを持たれている方でした。かなりの日本好きだったことにも驚きました。世界のエンターテインメントを作る名監督達の中には、日本のエンターテインメントに大きく影響を受けている方もいるんだなと感じます!!今回、『ドライブ・マイ・カー』と同じ賞にノミネーションされた監督ですが、濱口竜介監督と、とても仲の良い感じが微笑ましかったです!久々に大物監督たちに英語でインタビューしたので、グローバルな中島健人が楽しめると思います。■番組情報『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第19回「世界の名監督3人に聞き尽くす!~今、映画について考えているコト」7月1日(金)午後10時放送 [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]毎月第1金曜、午後10時放送MC:中島健人(Sexy Zone)ゲスト:ミシェル・アザナヴィシウス、マーティン・キャンベル、ヨアキム・トリアーナレーション:津田健次郎最新情報は番組オフィシャルサイト及び番組公式インスタグラム、WOWOW映画公式ツイッターにて。番組公式サイト: 番組公式インスタグラムアカウント: @wowow_nkeiga_official()WOWOW映画公式ツイッター: @wowow_movie()
2022年06月24日JO1のドキュメンタリー映画「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」完成披露プレミア試写会に、メンバーが勢揃いした。久しぶりに金城碧海が登壇し、最後には“See you”ポーズも。感動の中にも、終始笑いの絶えなかったプレミア試写会・舞台挨拶の様子をレポートします。大事な節目に、JO1メンバー全員が揃った!©LAPONE ENTERTAINMENT後列左から、金城碧海、與那城奨、白岩瑠璃、鶴房汐恩、大平祥生、佐藤景瑚。前列左から、木全翔也、川尻蓮、豆原一成、川西拓海、河野純喜。2022年3月4日(金)、JO1初のドキュメンタリー映画「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」完成披露プレミア試写会が開催された。この日は活動再開を予告していた金城碧海も登壇。休養明けで初めて公の場に登場した金城碧海の姿を見て、静かに涙を流すJAM(ファンの総称)も。川尻蓮から「JO1が完成に近づくためには、JAMのみなさんのためにも、碧海は必要不可欠な存在。おかえり!」と迎えられ、「ただいま」とはにかみながら答えていた。3月4日はJO1にとってデビュー2周年を迎える大事な節目。スタッフから大きなケーキが届けられると、メンバーも目を輝かせてうれしそう。この2年間について尋ねられると、河野純喜が「この2年間、けっして順風満帆とは言えない2年間でしたし、JAMのみなさんと会える機会も少なかったと感じています。だからこそ、こうやって少しでも会えたらめちゃめちゃうれしいし、ライブもホンマに楽しかったし、お互いがお互いを大切にしてこれた2年間だったと思います。これからも大切な時間を過ごしていきたいなと思います」と目の前にいるJAMをまっすぐに見ながら答えてくれた。この2年を振り返って白岩瑠姫は「デビューして2年が経ったんですけど、こうして多くの人の前に立つということがあまりなくて。11月に(JO1初の有観客ライブ「2021 JO1 “OPEN THE DOOR”」の)扉が開いた時に、待たせてしまったなという想いと感謝の気持ちといろいろこみ上げてきました。こうやって人前に立つことにまだ慣れなくて、これからもっともっとそういう場を増やしていきたいなと思います。(ライブで観た景色について)僕ってこのためにやってるんだなと。一人でも多くの人を勇気づけることを目指していたので、夢の景色でした」と語った。一方、佐藤景瑚は「やりたいことがあまりできなかった」と率直な気持ちを表現。「だから“来年”はやりたいことは全部やろうかなって」と言ってしまい、豆原一成に「今年でしょ」とツッコまれていた。「未完成なJO1が完成に近づくためにやりたいこと」という質問に対して河野純喜が「今年はピザNGで!」と告げると、メンバーからは「純喜くんだけ?」「なんで?」と次々とブーイングが。その後も鶴房汐恩からは「純喜くんを黙らせます」、白岩瑠姫は「汐恩を褒めます(笑)」とJO1らしいユーモアある問答が続くなか、リーダー・與那城奨が「今年は11人揃ってライブをしたり、さらなる高みを目指して頑張っていきます」と宣言。最後は金城碧海が「笑顔になりたいので、11人でコント番組をしたい!」と夢を語った。ラストに與那城奨が「まだまだ未完成ではありますが、これから完成に向けてまた11人で歩んでいきます」と挨拶して舞台挨拶は終了。金城碧海は去り際に、この日のトークの途中で佐藤景瑚が「僕、(金城お決まりの)『See you!(ポーズ)』が大好きなんで。アレがないと締まらないのよ」と話していた「See you!」ポーズを披露。扉が閉まるギリギリまで指ハートにキスをして、久しぶりに会えたJAMへの愛を表現していた。©LAPONE ENTERTAINMENT映画「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」は、JO1としてデビューするメンバーが決まった「PRODUCE 101 JAPAN」最終日から昨年11月に開催された初の有観客ライブ「2021 JO1 “OPEN THE DOOR”」までの軌跡を追ったドキュメンタリー。デビュー直後でまだグループとしての絆も育ちきらないなか、新型コロナの世界的感染拡大に見舞われ思うような活動ができずにいた彼らがいかにして不安や葛藤を乗り越えてきたか、メンバーやスタッフのインタビューとJAMからのメッセージをまじえて追体験させてくれる。映画は3月11日より全国で公開される。Information「JO1 THE MOVITE『未完成』-Go to the TOP-」公開⽇:2022年3⽉11⽇(⾦)出演:⼤平祥⽣、川尻蓮、川⻄拓実、⽊全翔也、⾦城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、⽩岩瑠姫、鶴房汐恩、⾖原⼀成、與那城奨監督:稲垣哲朗製作:LAPONEエンタテインメント東宝/制作︓吉本興業制作協⼒:利休/配給:東宝映像事業部吉本興業2022「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」製作委員会次ページ>>JO1 の画像特設ページはコチラ文・尹秀姫
2022年03月08日WOWOWで2021年1月にスタートした中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』。全12回の予定でスタートし、本日の放送で最終回を迎えるはずだった本番組の来年の継続が番組放送中にMCの中島健人から発表された。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。クリストファー・ノーラン監督やクロエ・ジャオ監督といったハリウッドで活躍する名監督へのインタビューをはじめ、照明やメイク、編集やVFX等、映画を制作する上で欠かせない今、中島が知りたい事を各分野のプロフェッショナルへのインタビュー、時には中島自身が実践しながら取り上げてきた。そんな各回で話題を呼んだ本番組の継続が、視聴者やSNSの声などの後押しもあり決定。さらに番組の2年目突入後、最初のゲストには第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』を手掛け、かねてから中島が会いたいと熱望していた是枝裕和監督を迎えることになった。そして番組の継続を発表すると同時に中島が来年1月からリニューアルする番組冒頭の新オープニング映像を自ら編集し、制作することが決定。そのほか番組の2年目突入に際し様々な企画を実施予定なのでそちらもお楽しみに。来年1月7日の放送はもちろん、番組継続が発表された模様はぜひ、見逃し配信でチェックしてほしい。<中島健人・コメント>この番組の初回の収録がクリストファー・ノーラン監督というビックボスだったので、2回目以降はリラックスして臨めるかと思っていたのですが、全12回、全てビックボスと言える映画人の方々で毎回緊張していました。好きだった映画をさらに大好きになったので、来年は僕と同世代の若い方々、そしてティーンの方々にもさらに映画を好きになってもらうために、僕が皆さんとの映画の架け橋になれたらなと思います!来年1月の#13のゲストは僕が番組が始まって以降、お会いしたいと言っていた是枝裕和監督です。是枝監督との対談も、ぜひご覧いただければと思います。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』毎月第1金曜 22:00よりWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(#13は1月7日(金)22:00〜)
2021年12月03日TOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアター(スクリーン1)で開催される「10万分の1秒の音響映画祭」が10月26日に開幕した。オープニング作品として音楽青春映画『ミュジコフィリア』がプレミア上映され、本作が長編映画初主演となる井之脇海、共演する松本穂香と川添野愛、谷口正晃監督が舞台挨拶に登壇。登壇が叶わなかった出演者の山崎育三郎がビデオメッセージを寄せた。漫画家・さそうあきら氏のコミックを実写映画化した『神童』『マエストロ!』に続く音楽映画3部作の完結編。京都の芸術大学に入学した主人公・漆原朔(井之脇)が、個性あふれる仲間たちとの出会いを通して成長し、さらなる才能を開花させる姿を描く。井之脇は「こんな大きなスクリーンだとは思っていなかった」とプレミアムシアターの設備に圧倒された様子。「役者を始めて16年経って、初主演映画になりました。やっとという気持ちもありますし、主演作を見てもらうのが、こんなにうれしいことなんだと感じている」と喜びのコメント。谷口監督は「音楽と音がテーマの作品なので、10万分の1秒の音響映画祭に選んでいただき、うれしいですし、映画を見るのに一番いい環境での上映なので、光栄に思っています」と映画祭の開幕を祝った。天性の音楽の才能を持つという役どころについて、井之脇は「天才なんですけど、自分のことを天才だと思っていない。音楽が大好きで、愛にあふれている」と語り、「僕自身も、この映画で音楽の楽しさを知る瞬間があったので、それをちゃんと感じて演じることが大切だと思った」と回想。ピアノ演奏にも挑み「もちろん、めちゃくちゃ練習しましたが、ピアノを弾く時間がむしろリラックスタイムになり、楽しみながら乗り切ることができた」と話していた。松本は朔に思いを寄せるピアノ科の浪花凪を演じ、劇中では歌唱やギター演奏も披露。「コミックならではの声や音を、実写で表現するのは大変だろうと不安もあった」と明かし、「好きなことを楽しむことの大切さと難しさを感じてもらえるはず。純粋に音楽を楽しんでもらえれば」とアピール。朔にとって憧れの幼なじみであるバイオリニストの谷崎小夜を演じた川添は、「私の母が子どもの頃に使っていたバイオリンを、小夜のバイオリンとして使うことになり、肌身離さず持っていた」と楽器への思い入れを語っていた。映画の世界を肌で感じる真の音響体験を堪能できる「10万分の1秒の音響映画祭」。音響の専門家が10万分の1秒単位まで徹底的に音響調整したプレミアムシアターで厳選された作品を上映。11月4日(木)までTOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアター(スクリーン1)で開催される。『ミュジコフィリア』は11月12日から京都で先行公開。同19日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開される。取材・文・写真=内田涼
2021年10月26日WOWOWで2021年1月にスタートした中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』。11月5日(金)放送の#11では画作りで映画に魔法をかける、撮影監督の技に迫る。その放送に先駆けて、WOWOW番組オフィシャルサイトにて、#10の放送に入らなかった黒澤明を支えたレジェンドが語る“黒澤伝説”を一挙公開することが決定した。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。第11回は「画作りで観客の心を動かす~撮影監督が生み出す映像世界~」と題し、撮影監督について学ぶべく、『マスカレード・ナイト』にて撮影監督を務める江原祥二にインタビュー。そして『Dinner ダイナー』や『いのちの停車場』の撮影監督を務める相馬大輔のもとで、中島が人生初の撮影監督に挑戦する。カメラを手に初のチャレンジに身が入る中島の姿は必見。果たして中島が撮る作品はいかに。この模様をぜひ放送・配信でチェックしてほしい。なお、#11の予告を含むプロモーション動画も公開中。中島よりコメントも到着した。<中島健人・コメント>中島健人、撮影監督デビューしました!!という風に大げさなことを言いましたが、純粋に楽しい回でした。元々、動画編集をかなりやっていたので、本格的な画作りにチャレンジができてとても嬉しかったです。江原さんは『マスカレード・ナイト』の撮影監督なのですが、僕が気になっていた画作りにおけるある“特徴”を今回教えていただけました。大先輩である木村さんの次は是非、僕を撮っていただきたいです!相馬さんは役者の表情を切り取るのが本当に凄く、一瞬で観客を映画の世界に誘うスペシャリストです。そんな相馬さんのもとで撮影監督を体験させていただき、唯一お褒めの言葉をいただいた事があるのでそこにも是非ご注目下さい!「中島健人の今、映画について知りたいコト。』放送日: #11 画作りで観客の心を動かす~撮影監督が生み出す映像世界~11月5日(金)22:00よりWOWOWプライムにて放送
2021年10月26日トロント映画祭で世界プレミアされた『Lakewood』は、ナオミ・ワッツがほぼ一人芝居状態のサスペンススリラーだ。ある1日の朝から午後までの物語。エイミー(ワッツ)いつものように高校生の息子を起こしにいくと、息子は、今日は学校に行きたくないと言った。そんな息子に、学校に行ったほうがいいと言い残して、エイミーはジョギングに出る。走っている途中、何台かのパトカーがすごい勢いで通り過ぎていくのを見たエイミーは、まもなく、息子の通う学校で銃撃事件があったことを知った。息子は今日、学校に行っていないはず。そう信じたいものの不安を拭えないエイミーが知人に連絡を取ると、息子が乗るトラックが学校の駐車場に停まっているという。結局、息子は学校に行ったのだ。急いで駆けつけたいが、彼女がいるのは森の中。携帯でできるかぎりの人々と話ししつつ、エイミーは走り続ける。そんな中で電話を通じて得られる情報は交錯し、エイミーのパニックは極限に達するのだった。脚本を書いたのは、ライアン・レイノルズのほぼ一人芝居だったスリラー『リミット』のクリス・スパーリング。監督は、『今そこにある危機』『ボーン・コレクター』『ソルト』のフィリップ・ノイス。パンデミックのため、トロント入りをしなかったノイスは、上映前のビデオメッセージで、この脚本に惹かれたのは、親になって以来、常に抱える恐怖について語りたかったからだと述べた。また、同じオーストラリア出身のワッツについては「彼女が10代の若手女優だった時から知っている」と語っている。ワッツは今作でプロデューサーも務めている。ノイスがこの脚本を読んだのはちょうど1年前で、撮影はパンデミックの中で行われた。登場人物がとても少なく、ほとんどの舞台がアウトドア、しかも誰もいない森の中という設定のこの映画は、コロナ対策をしながら作るのにもってこいだ。配給はまだ決まっていないが、この映画祭中に動きがあるか注目される。文=猿渡由紀
2021年09月14日WOWOWで2021年1月にスタートした中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の#9が9月3日(金)に放送される。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。第9回では、俳優やスタントマンが肉体の極限に挑み進化させてきた、アクションの世界に迫る。「観客を圧倒するシーンを生み出す~アクション監督の演出術~」と題し、アクション監督について学ぶべく、中島が訪ねるのは、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』や『牙狼』シリーズ、『東京喰種』にてアクション監督を務め、『パワーレンジャー』シリーズではスタントマンとして参加したのちに、主にアクション監督として約400話を手掛けるなど、日本を代表するアクション監督・横山誠。そこでは横山監督の元、中島のアクションシーンも撮影する。「この番組で初めて汗かいている」と口にし、中島がほぼ本気で挑んだという迫力満点のアクションシーンは必見だ。この模様をぜひ放送・配信でチェックしてほしい。またその放送に先駆け、WOWOW番組オフィシャルサイトでは#8の放送に入らなかったデジタルハリウッド大学でのVFX制作の裏側や未公開シーン、そして#9の予告を含むプロモーション動画も公開中となっている。<中島健人・コメント>Q1.アクション監督・横山誠さんとお話しし、アクションについて学んでみての率直な感想は?「頭の中で日常的にアクション映画が流れている」そういうお方だと思いました。カット割、カメラワークのこだわり、そのどれもが一流で、かっこよく僕も番組スタッフの皆様もついていくのに必死でした。この番組史上最も「ハードな汗」をかいたと思います。Q2.今回(#9)の特に見てほしいポイントは?特に番組内で制作した、横山さんプロデュースの「アクション動画」です。あまり本気にならずと言われたので、本気は今度横山さんと作品でご一緒したら出そうと思いましたが、結局ほぼ本気でやりました。Q3.視聴者の皆さまへメッセージ横山さんは僕が幼少期の頃から大ファンだったパワーレンジャーを演じられており、アメリカでもスター的立ち位置にいらっしゃる方です。今回の回ではそんな僕の憧れだった「パワレン」の方と共演するという夢が叶い、そして次なるアクション映画に参加したいという大きな夢が広がる回です。ある意味ノーラン監督以来のオーディション回だと思います。「ファブル」でご一緒されていたV6の岡田くんに思わず撮影前にメールしました。岡田くん、そして視聴者の皆様が興奮する回になると思います!『中島健人の今、映画について知りたいコト。』放送日: #9 観客を圧倒するシーンを生み出す~アクション監督の演出術~9月3日(金)22:00よりWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送・配信
2021年08月27日2021年1月にスタートした中島健人(Sexy Zone)がMCを務める、WOWOWの映画情報番組「中島健人の今、映画について知りたいコト。」。この度、9月3日(金)放送の#9では、「観客を圧倒するシーンを生み出す~アクション監督の演出術~」と題し、俳優やスタントマンが肉体の極限に挑み進化させてきた、アクションの世界に迫ることになった。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画製作現場の取材などを通じて、中島さんが知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。第9回は、「観客を圧倒するシーンを生み出す~アクション監督の演出術~」と題し、アクション監督について学ぶべく、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』や『牙狼』シリーズ、『東京喰種』にてアクション監督を務め、アメリカの「パワーレンジャー」シリーズではスタントマンとして参加したのちに、主にアクション監督として約400話を手掛けるなど、日本を代表するアクション監督・横山誠のもとを訪ねる。そこで、横山監督のもと、中島さんのアクションシーンも撮影。「僕の憧れだった『パワレン』の方と共演するという夢が叶い、そして次なるアクション映画に参加したいという大きな夢が広がる回です。ある意味ノーラン監督以来のオーディション回だと思います」とコメント。「『V6』の岡田くんに思わず撮影前にメールしました。岡田くん、そして視聴者の皆様が興奮する回になると思います」と見どころに触れると、「あまり本気にならずと言われたので、本気は今度横山さんと作品でご一緒したら出そうと思いましたが、結局ほぼ本気でやりました」とふり返っている。なお、今回の放送に先駆け、WOWOW番組オフィシャルサイトにて、#8の放送に入らなかったデジタルハリウッド大学でのVFX制作の裏側や未公開シーン、そして#9の予告を含むプロモーション動画も公開中されている。「中島健人の今、映画について知りたいコト。」は毎月第1金曜22時~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全12回)。(text:cinemacafe.net)
2021年08月27日突然ですが、みなさんは一人で外食できますか?カフェやファーストフードならOK?それでは一人で映画館に行くのは?一人飲みは?一人カラオケは?一人旅は?え、無理…と感じたあなたは一定期間以上彼氏がいないと耐えられなくなる、いわゆる恋愛体質なのでしょう。そして、全然問題ない!というあなたは彼氏がいなくても楽しめる。むしろ彼氏がいると、自分の自由な時間が減って困ると思うタイプではないでしょうか。一人が好きだけど孤独はイヤ筆者(アラサー)はまさに後者で、居酒屋も水族館も海外旅行も一人でOK。友達もそういう人が多くて、一人で舞台を観に行ったりするとロビーで誰かとバッタリ、なんてこともよくあります。なんとなくスイーツブッフェや遊園地には一人で行きたくないのですが、それ以外のたいていの所は行けちゃうんですよね。一人だったら、その日ネットで見かけた面白そうなイベントにふらっと行けるし、食べたい時に好きなものを食べられます。つまらない映画を見た後、相手に合わせて無理に「面白かったね」とか言う必要もないし…。何より、約束や待ち合わせをしないで出かけられるのが気楽!でも、だからといって常に一人でいたいというわけではなく、一生おひとりさまでいる覚悟もない。わがままと言われるかもしれませんが、「一人が好き」だけど「孤独はイヤ」なんですよね。基本的に自由にしていたいけれどパートナーは欲しい…同じような気持ちの女性って少なくないのでは?一人好きだと結婚できない?だけど、こんなに一人でいるのが好きだと、誰かと一緒に暮らすなんて絶対に無理なんじゃ?という気がするのも事実。日々の生活が、相手やその親の都合で左右されると思うと結婚は苦痛、家事分担のことを考えると同棲もだるい。定期的に連絡を取り合ってデートをするのも面倒だから、たまに遊んでくれる人=友達でいいや…なんて気分になってくるわけで。みんな、そのあたりのことにどう折り合いをつけて生きているんだろう?と考え込んでしまいます。とはいえ、既婚女性だって全員が、旦那さんとべったりくっついていたいわけではないはず。一人が好きな女性は、いったいどこで男性と出会い、結婚しているのでしょう。そして、どのような結婚生活を送っているのでしょうか。3名の既婚女性に聞いてみました。一人が好きな女性に聞く!出会い&結婚生活■CASE 1友人の紹介⇒超多忙の男性と結婚恋人と一緒にいるのが面倒で、付き合ってもすぐに別れる、ということを繰り返していたMさん(34歳)は、友人の紹介で出会った男性と結婚。彼は仕事が忙しく、お盆と年末年始以外はほぼ休みがないので、Mさんはパートや趣味をしながら、一人暮らしの延長のような感じで悠々自適の生活をしています。朝食はMさんが用意するものの、ご主人が家で夕飯を食べるのは週に一回程度。普段、一人の時間を満喫できているので、たまに一緒にいると新鮮に感じられ、楽しく過ごせるそうです。Mさんが「寂しい」と言って心配させたりしないので、ご主人も仕事を好きなだけ頑張れてありがたい、と言っているのだとか。■CASE 2ネット婚活⇒生活が真逆の夫婦SNSの婚活サイトで知り合った男性と意気投合し、結婚したTさん(29歳)。彼女は昼間働き、ご主人は午後から深夜にかけての仕事をしているため、平日はほぼ一人暮らし。お互いの休みが合う日のみ一緒に過ごすので、中距離~遠距離カップルと同じぐらいの頻度しか会っていないと言っていました。■CASE 3もともと友達⇒ルームシェア状態の関係お互いに一人が好きだけれど、たまに一緒に飲んだりしていた男友達と、ノリで結婚したというYさん(31歳)。二人とも仕事をしていて、平日は朝と夜の数時間しか顔を合わせないし、休日はそれぞれ家にいたり、行きたい所に出かけたりとマイペースに過ごしているので、同じ家に住んでいること以外は友達時代とほとんど変わっていないそうです。一人が好きな女性が、「自分の時間」という絶対に譲れない条件を妥協せずに結婚する相手として、少なくとも、・忙しい人・生活パターンが真逆の人・価値観が似ている人という三つの選択肢があることがわかりました。あとは出張が多い男性や、転勤が多く、単身赴任でもいいと考えている男性を選ぶという手もあります。パイロットや船乗り、報道写真家、遺跡発掘調査員などもよさそうですよね。たぶん。なかなか知り合えないのが難点ですが。結婚相手の選び方として間違っている、と思う人もいるかもしれませんが、お互いの利害が合致していれば、「自分の時間」を必須条件とした結婚もありなのかも。一人の時間を大切にしつつ二人の時間も楽しめる、そんな生活が送れる!とイメージすれば、結婚へのハードルが一気に低くなるような気がしてきませんか?(文=Kawauso)
2021年06月16日WOWOWで2021年1月にスタートした中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』。6月4日(金)放送の#6では光と影で映画を創る、照明技師のテクニックに迫る。その放送に先駆けて、WOWOW番組オフィシャルサイト( )に、#5では披露しきれなかったスタジオジブリでのインタビューの模様、そして#6予告を含むプロモーション動画も公開中だ。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。第6回は、中島が今1番“映画について知りたいコト”と話す「照明」について学ぶべく、『万引き家族』で第42回日本アカデミー賞にて最優秀照明賞を獲得し、是枝裕和監督や俳優たちが厚い信頼を寄せる照明技師・藤井勇の元を訪ねる。照明技師のテクニックを学び、実際に照明作りにも挑戦。さらにに、今回は中島が心に残るシネマの思い出を語る新コーナーも。この模様をぜひ放送・配信でチェックしてほしい。【番組情報】『中島健人の今、映画について知りたいコト。』放送日: 「#6 光と影で映画を創る~照明技師のテクニック~」6月4日(金) 22:00 [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]毎月第1金曜 22:00(全12回)MC: 中島健人(Sexy Zone)ゲスト: 藤井勇最新情報は番組オフィシャルサイト及びWOWOW映画公式ツイッターにてお知らせいたします。番組オフィシャルサイト: 映画公式ツイッター:
2021年05月28日ドラマ「バイプレイヤーズ」が映画化。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』が、2021年4月9日(金)に全国公開される。「バイプレイヤーズ」とは?テレビ東京系列で2017年に放送されたドラマ「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」は、豪華なバイプレイヤー(=名脇役)たちが実名で出演する深夜の“わちゃわちゃ・ゆるシブドラマ”として話題を呼び、ATP賞のドラマ部門優秀賞や、東京ドラマアウォード 2017の作品賞(連続ドラマ部門)で優秀賞を受賞するなど、好評を博したドラマ作品だ。その後、2018年のシーズン2「バイプレイヤーズ 〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」では無人島生活&劇中劇の朝ドラという設定で、“わちゃわちゃ”ぶりもさらにパワーアップ。撮影本番が始まるまで誰か分からない、シークレットゲストも反響を呼んだ。さらに、2021年1月にはドラマ新シリーズとして「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」がスタートした。「バイプレイヤーズ」ドラマシリーズをおさらいシーズン1「バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」放送時期:2017年主演:遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研ストーリー:中国の動画配信サイトから大型ドラマのオファーを受けた6人の名脇役たち。監督からの「役作りで絆を深めるために、シェアハウスで3か月間共同生活を送る」という要望を受けて、おじさんたちの強制的共同生活が始まる。シーズン2「バイプレイヤーズ 〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」放送時期:2018年主演:遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、松重豊、光石研ストーリー:テレビ東京がスタートさせる朝ドラ『しまっこさん』で共演することになった5人。ところが、なぜかロケ地を間違い、無人島に漂流してしまった。南の島でおじさんたちのサバイバル生活がスタートする。一方、業界は5人の失踪劇で、深刻なバイプレイヤー不足になるのではという騒動に。シーズン3「バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜」放送時期:2021年主演:遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研ストーリー:舞台は、都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。民放各局の連続ドラマや映画作品の撮影が、一箇所で行われている。スタジオ同士の視聴率バトルや若手・中堅・大御所間のぶつかりあい、そしてほろっとさせる友情と絆の物語など、“大騒動の100日間”を描く。出演者は、これまでの「バイプレイヤーズ」の規模を大きく越え、若手ベテラン含めた総勢100人以上。待望の映画化には総勢100人以上が集結待望の映画化となる『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』は、2021年3月に放送終了したドラマシーズン3の続編。民放各局のドラマ撮影がおこなわれているのどかな撮影所「バイプレウッド」を舞台に、「バイプレイヤーズ」特有のパロディ、笑い、友情を交えたストーリーが展開される。若手俳優たちが”犬”を主役にした映画を撮影すべく奮闘する中、ベテラン俳優たちをも巻き込んだ様々なトラブルが発生するのだが...ドタバタコメディながらホロリと心にしみる物語が展開され、“100人”だからこそ成し遂げられる未体験の温かな感動が描かれている。「~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」キャスト&ストーリー出演者は、ドラマシーズン3にも出演した若手・ベテラン含む総勢100人以上。全員“本人役”で出演している。舞台は、富士山の麓にあるのどかな撮影所バイプレウッド。民放各局の連ドラや映画など沢山の組が撮影していて100人を越える役者たちで大賑わい。田口トモロヲ・松重豊・光石研・遠藤憲一ら元祖バイプレイヤーズもネット連ドラを撮影中。主演は有村架純だ。楽しく撮影が始まろうとした時、有村が共演している犬の風(ふう)がいないことに気づく。風は行方不明になっていた。心配する有村に、田口、松重、光石は風に何があったのか語り始める。一ヶ月前、濱田岳・柄本時生・菜々緒・高杉真宙・芳根京子ら若手の役者たちが「月のない夜の銀河鉄道」という自主映画の撮影を始めていた。監督は濱田、主人公は小さなチワワだがラストに100人の役者がSLで祝杯をあげるという壮大なストーリー。車掌役で参加してくれた役所広司もそのシーンの撮影を心待ちにしている。だが…実は役者は全く集まっていない。しかも超低予算でスタッフを役者が兼務する有り様。やがて主役のチワワは逃げ出し、SLも撮影目前でロケを断られ路頭に迷う始末。そのくせ濱田は監督風を吹かせるので菜々緒、高杉、芳根も呆れて濱田組を降りてしまう。落ち込む濱田、時生を見かねた田口ら元祖バイプレは自分たちのスタジオのSLセットを貸してあげることに。一方、菜々緒は敬愛する天海祐希と出くわす。天海はバイプレウッドに買収話が上がっていることを憂いていた。そこでバイプレウッドを愛する天海と菜々緒は一念発起、撮影所の存続をかけ署名を集めるためにバイプレウッド中の役者に声をかけはじめる。かたや濱田と時生は再び100 人の役者を集めるべく撮影を再開するが、同じスタジオには勝村政信や渡辺いっけいなど厄介な名脇役おじさんたちが大勢いて、ことあるごとに邪魔されストレスが膨らむ。そんな若い彼らを陰ながら見守る田口、松重、光石は何か秘密を隠しているようで…。主題歌はCreepy Nuts「Who am I」主題歌は、Creepy Nutsの「Who am I」。Creepy Nutsにとって自身初となる映画主題歌として書き下ろされた楽曲には、「バイプレイヤーズ」の仲間たちと、その絆にインスパイアされた前向きな思いが込められている。尚、Creepy Nutsはドラマ「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」第10話にも出演が決定している。作品詳細バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~公開日:2021年4月9日(金)出演:田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一、濱田岳、柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子、有村架純、天海祐希、役所広司、木村多江、岸井ゆきの、北村一輝、でんでん監督:松居大悟脚本:ふじきみつ彦、宮本武史主題歌:Creepy Nuts「Who am I」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
2021年02月07日WOWOWで1月16日にスタートした、中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第2回「独占!巨匠クリストファー・ノーランが語る“映画の力”」が2月5日(金)に放送される。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。第2回となる2月5日(金)の放送では、中島がハリウッドを代表する映画監督クリストファー・ノーランに独占インタビューを行い、最新作『TENET テネット』から過去作品の裏側に迫る。さらに、実写での撮影やIMAXへのこだわりなどノーラン監督が映画に対する情熱を熱く語ってくれる。さらに、『TENET テネット』IMAX(R)のオープニング興行収入が公開初日4日間で全世界のIMAX(R)シアターにおいて世界第1位の成績を収めた、グランドシネマサンシャインにも取材で訪れる予定だ。放送に先駆けて、インタビューや取材の裏側をWOWOW番組オフィシャルサイトにて特別に公開中。映像では、中島が「こんな感情、ひさびさ!」とこぼすほど緊張感にあふれたインタビューの裏側の模様をお届けする。番組をより楽しむために、チェックしてみよう。【番組情報】中島健人の今、映画について知りたいコト。(全12回)毎月第1金曜 22:00よりWOWOWプライム / WOWOWオンデマンドにて放送・配信#2 「独占!巨匠クリストファー・ノーランが語る“映画の力”」放送日: 2月5日(金) 22:00MC: 中島健人(Sexy Zone)オフィシャルサイト:
2021年01月29日中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』が、WOWOWで2021年1月16日(土)よりスタートする。初回放送では中島が映画監督の河瀬直美、白石和彌と対談を行い、第2回には『TENET テネット』のクリストファー・ノーラン監督とのリモートインタビューが決定したことが分かった。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。初回は、“コロナ禍に立ち向かう映画界の今”をテーマにする。そのなかで、10月に公開した最新作『朝が来る』が第93回アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表作品に決定した監督の河瀬、2021年に『孤狼の血II(仮)』が公開を控える監督の白石と、中島がそれぞれ対談を行い、コロナ禍での映画制作現場や、監督らの制作にかける想いに迫る。さらに、2月5日(日)放送予定の第2回では、ノーラン監督へのリモートインタビューの模様をお届けすることも決定している。【番組情報】『中島健人の今、映画について知りたいコト。』#1コロナ禍に立ち向かう映画界の今放送日:2021年1月16日(土) 午後5:30 [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド] ※初回無料放送&配信2月以降、毎月第1金曜 夜10:00(全12回)MC:中島健人(Sexy Zone)
2020年12月25日「Sexy Zone」中島健人がMCを務める映画情報番組「中島健人の今、映画について知りたいコト。」がWOWOWにてスタートすることが分かった。同番組は、ハリウッドを牽引する映画監督やクリエーター、世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画製作現場の取材などを通じて、中島さんが知りたい“映画のいま”について学ぶ、月1のレギュラー情報番組。今年は「第92回アカデミー賞授賞式」において、WOWOWスペシャルゲストとしてレッドカーペットから授賞式前の現地リポートを担当した中島さん。番組スタートについて「めちゃくちゃテンションがあがりました。とても嬉しくてしょうがなかったです。2020年の今から『2021年、すごいことになりそう!』とソワソワしています」と心境を明かし、「僕自身、映画についてたくさん知りたいことがあるので、まさに今映画の最前線で活躍されている方々のお話をたくさん聞いて、視聴者の皆さんと一緒に学んでいきたいです」と意気込む。また「いかにエンターテインメントが自分の力になっていたかを感じた1年でした。今このコロナ禍で劇場への熱が下がりつつあるかと思うのですが、番組を通して、映画・劇場に興味を持っていただけるように頑張っていけたらと思っています」とコメントしている。「中島健人の今、映画について知りたいコト。」は2021年1月16日(土)WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信。※2月以降、毎月第1金曜日22時(全12回予定)(cinemacafe.net)
2020年11月21日長編アニメーション映画『Away』が、2020年12月11日(金)に公開される。ラトビアの新進クリエイターが“たった一人で”制作した話題作『Away』は、ラトビアの新進クリエイター、ギンツ・ジルバロディスが、約3年半の月日を費やして、たった一人で<製作・監督・編集・音楽>を全て作り上げた長編デビュー作品。膨大な作業量によって集団で分担することが主流となっている長編アニメーションの常識を破っただけでなく、映画祭で計9冠を達成するなど、その実力もお墨付きだ。また惜しくも受賞には至らなかったものの、第47回アニー賞においては『アナと雪の女王 2』や『トイ・ストーリー4』と並んで、ベストミュージック部門にもノミネート。世界から熱い視線が注がれているアニメーション作品のひとつとして、注目を集めている。“全編台詞ナシ”美しき映像美で綴るロードムービーそんな話題作『Away』の物語は、飛行機事故で島に不時着した少年が、様々な土地をオートバイで駆け抜けるロードムービースタイルで進行していく。美しい冒険の旅を見事な映像で再現しながら、全編には“一切セリフがなく”、哲学的なメタファーによって観る者の感性を刺激する。また幼い頃から日本のアニメーションが大好きだっというギンツは、「『Away』は私にとって非常に個人的な映画なので、世界中の観客に本作が届けられたことを知って、私はとても恐縮しつつ興奮しています。私に多大な刺激を与えてくれた場所、ここ日本で公開されることを本当にうれしく思っています。」と、喜びのメッセージも寄せている。日本人イラストレーターによる描きおろしアートもなお映画公開を記念して、日本のイラストレーターたちが、本作の幻想的な世界観を落とし込んだ美しいイラストを描きおろし。イラストレーターの木内達朗、みっちぇ、宮下和、hiko、アニメーション作家のWabokuの5名が、劇中の印象的なカットやキャラクターたちを、それぞれの作風で表現している。【詳細】公開日:2020年12月11日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開原題:Awayシネマスコープ/81 分/5.1ch ※本作にはセリフがない。後援:駐日ラトビア共和国大使館配給:キングレコード<スケジュール詳細>【近畿】テアトル梅田 2021年1月公開/出町座 近日公開【中部】名古屋シネマテーク 近日公開■ストーリー飛行機事故でたった一人生きのびた少年は、森で地図を見つけ、オートバイで島を駆け抜ける。黒い影から逃れて、小鳥とともに。
2020年10月22日「ぴあ」調査による2020年1月31日、2月1日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、名優アンソニー・ウォンが主演を務める感動ドラマ『淪落の人』が第1位になった。ベスト10は以下の通り。1位『淪落の人』93.8点2位『前田建設ファンタジー営業部』93.7点3位『ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-』89.7点4位『バッドボーイズフォー・ライフ』89.3点5位『AI崩壊』88.3点6位『嘘八百 京町ロワイヤル』87.6点7位『男と女 人生最良の日々』86.6点8位『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』86.4点9位『母との約束、250通の手紙』84.8点『淪落の人』は、事故で半身不随になり、妻とも離婚し、息子ともはなればなれになり、人生に何の希望を見いだせなくなってしまった中年男と、住み込み家政婦としてやってきたフィリピン人女性との交流を描く感動作。言葉がうまく通じないふたりが少しずつ心を通わせていく過程を、香港を代表する名優アンソニー・ウォンと、新人女優クリセル・コンサンジが見事に演じている。本作は香港電影金像奨など多くの映画祭で高く評価された作品で、出口調査で訪れた劇場ロビーは涙を浮かべながら作品の感想を話す人であふれた。「とても抑制のきいた映画だった」と語る60代の観客は「観ながら心が温かい気持ちになった。これからの日本も外国人労働者が増えてくるだろうけど、そんな状況を楽しさを交えて描き出していた印象深い」とコメント。「香港映画が好き」だという観客は「ふたりのふれあいが作品の見どころだと思う。終始、イヤな気持ちにさせられることなく楽しめた。仕事などで悩んでいる人には、励ましや癒しを与えてくれる映画に感じるかも」と分析でした。またタイトルの通り、本作は“淪落(おちぶれてしまう)の人”が主人公だが、家政婦のエヴリンに共感する観客も多く「自分も夢を追いかけているので、家政婦の女性に共感した。夢を追いかけることの大切さに気づかせてくれる映画でもあるので若い人にぜひ観てほしい」との声もあった。観客層は40~60代が最も多かったが、若い観客の姿も多く、男女比はほぼ同じ。感動のあまり、泣きながら出口調査に応じてくださる方もいるなど、作品に深く感動している人の姿が目立った。また、映画祭の上映で感動し、公開初日に“リピーター”として来場した人もおり、今後も“根強い人気”を誇る作品になりそうだ。(本ランキングは、1/31(金)、2/1(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)■1月24日、25日公開作品のランキング1位『サヨナラまでの30分』92.7点2位『プリズン・サークル』91.8点3位『his』91.2点4位『ロマンスドール』90.0点5位『彼らは生きていた』89.2点6位『イーディ、83歳はじめての山登り』87.9点7位『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』87.3点8位『風の電話』86.1点9位『キャッツ』85.8点10位『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』84.4点■1月17日、18日公開作品のランキング1位『メイドインアビス 深き魂の黎明』92.6点2位『ジョジョ・ラビット』92.5点3位『mellow』92.0点4位『花と雨』91.7点5位『太陽の家』91.1点6位『オルジャスの白い馬』90.8点7位『記憶屋 あなたを忘れない』90.2点8位『劇場版 ハイスクール・フリート』88.8点9位『リチャード・ジュエル』88.3点10位『ラストレター』87.9点■1月10日、11日公開作品のランキング1位『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』94.3点2位『音楽』93.0点3位『ダウントン・アビー』91.0点4位『フォードvsフェラーリ』89.9点5位『パラサイト 半地下の家族』89.6点5位『フィッシャーマンズ・ソングコーンウォールから愛をこめて』89.6点7位『カイジ ファイナルゲーム』88.7点8位『マザーレス・ブルックリン』85.1点9位『劇場版巨蟲列島』83.4点10位『明日、キミのいない世界で』83.1点
2020年02月03日友達と婚活をしていると実はデメリットになる事も多いです。アラサーだからこそ、1人で活動して素敵な相手に巡り会いませんか?友達と一緒の婚活はお互いに遠慮がある婚活パーティーなど友達と一緒の方が心強く感じられるものです。お互いに情報交換をし、何かあれば助け合えるというメリットもあるのですが、もし意中の相手が一緒であれば話は別になります。友達の気持ちを尊重して自分が引き下がる、自分の気持ちを友達に伝えて応援して貰う、または友達とライバル関係になって意中の男性を取り合うなどパターンは分かれますが、いずれのパターンにしても友達に多少の遠慮をする事になります。見ず知らずの相手なら気に留める必要もないですが、友達には「傷つけてはいけない」という思いも出てきてしまうのです。遠慮があると「やり切った」感じもせず、結局後で後悔する事にも成り兼ねません。男性から声をかけられにくい友達と一緒にずっと居る女性に対して、男性は声をかけづらいと感じるものです。特に話で盛り上がっている時には会話の邪魔をしてはいけないと思い、他の女性の所へ流れてしまう可能性もあります。好意を持った相手が自分に興味を持ってくれていても、自ら声をかけにくい状況にしてチャンスを逃してしまうのは非常に勿体ない事です。婚活パーティーに1人で参加するメリット婚活パーティーに1人で参加するメリットは、まず自由に自分のペースで動ける事です。気に入った相手がいれば誰に遠慮する事なく、積極的に話しかけて自分をアプローチ出来ます。もちろん男性からも1人参加の女性の方が印象は良く、声をかけられる機会も増えます。友達と一緒の参加で友達だけがカップルになるケースもよくある事ですが、最初から1人であれば惨めな思いをする事もなく、ストレスなく活動出来るのもメリットの1つです。1人参加限定のパーティーから参加してみる婚活パーティーには色々な種類があり、中には1人参加限定のパーティーもあります。皆が自分と同じ立場なので「パーティーで1人ぼっちになるかも」といった不安を感じる必要もありません。そもそも婚活パーティーは見ず知らずの人の間に入っていく訳ですから、誰でも最初は緊張するものです。ただ何度も参加していくと次第に慣れていき、パーティーは1人で参加するのが当たり前という認識にもなっていきます。
2019年12月02日ディズニー&ピクサー映画『2分の1の魔法』が2020年8月21日(金)に公開。第78回ゴールデングローブ賞では、アニメーション映画賞にノミネートされた。“魔法”を探し出すエルフの兄弟のアドベンチャーはるか昔、世界は魔法に満ちていた。しかし、時の流れや科学・技術の進歩と共に魔法は忘れられた。映画『2分の1の魔法』の舞台となるのは、“魔法が消えかけた”世界だ。おとぎ話のようなファンタジックな物語かと思いきや、時代の変化と共に彼らの生活も激変。携帯電話を片手に話す人魚、ゴミをあらすユニコーン......など、想像とはかけ離れたコミカルな世界が広がっている。そんな “魔法が消えかけた”世界に暮らす少年イアンは、自分に自信が持てず、何をやっても上手くいかないことばかり。そんな彼の叶わぬ願いは、彼が生まれる前に亡くなった「父に会う」こと。16歳の誕生日プレゼントに、父が母に託した魔法の杖を贈られたイアン。杖と共に贈られた手紙に記されていたのは<父を24時間だけ蘇らせる魔法>──だが魔法に失敗して “半分”の足だけの姿で父を復活させてしまう──。魔法オタクで陽気な兄バーリーの助けを借りて、イアンは父を完全(全部)に蘇らせる魔法を探す旅に出るが、彼らに残された時間は、あと24時間しかなかった…。キャラクター紹介弟イアン:家族想いで優しいが、何をやっても上手くいかず自分に自信がない内気な性格。でも隠れた魔法の才能がある。正反対の性格の兄バーリーと、24時間以内にお父さんを完全に蘇らせる旅に出る。兄バーリー:幼い時に亡くしたお父さんにもう一度会って伝えたいことがあるイアンの兄。自信家で陽気で好奇心旺盛な魔法オタク。空気が読めないように見えて、実はいつもイアンを見守っている。母ローレル:イアンとバーリーの母親。働き者皮肉屋だがユーモアに溢れた性格。夫を亡くした辛い経験を乗り越え、一人で心から愛する兄弟を育てて来た。16歳の誕生日を迎えたイアンに、お父さんが残した古代の杖を渡す。2分の1のお父さん:イアンが生まれる前に亡くなったイアンとバーリーの父親。イアンの16歳の誕生日に、24時間だけ自分を魔法で復活させられる古代の杖と魔法の呪文を残していた。しかし兄弟の魔法は不完全で復活したのは“半分(2分の1)”だけ。イアンとバーリーと一緒に、全身を完全に復活させる旅に出る。■脇を固めるキャラクターマンティコア:兄弟の旅のキーを握る、勇敢な女性。グレックリン:不気味な質屋の店主。ガクストン:亡き父の大学時代の友人。トム・ホランド×クリス・プラットが兄弟役にキャラクターに声を吹き込むのは豪華キャスト勢。エルフの兄弟役を務めるのは、マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズでの共演が記憶に新しいトム・ホランドとクリス・プラット。スパイダーマンとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのスター・ロードとして同作に出演していた彼らの、息のあった掛け合いに注目だ。そのほか『Veep/ヴィープ』のジュリア・ルイス=ドレイファス、『シェイプ・オブ・ウォーター』のオクタヴィア・スペンサーも出演。さらに監督・脚本は、ディズニー&ピクサー映画『モンスターズ・ユニバーシティ』を手掛けたダン・スキャンロンが務める。日本語吹き替え版キャスト日本語版吹き替えキャストにも、豪華メンバーが勢ぞろい。兄弟役に志尊淳&城田優メインキャラクターの兄弟役には、兄のバーリーを、『シンデレラ』以来ディズニー作品2作目となる城田優、弟イアンをピクサー作品の声優初挑戦となる実力派俳優・志尊淳がそれぞれ担当。母親役に近藤春奈また二人の兄弟を優しく見守る母・ローレル役は、ハリセンボンの近藤春菜が抜擢された。近藤は、「『2分の1の魔法』の予告編を観て、誰よりもローレルに似ていると思っていたので、自分がやりたいという気持ちがありました。決まった時はとても嬉しかったです!」とローレル役にかける思いと喜びを爆発させている。そのほか、脇を固めるキャラクターたちには、浦嶋りんこ、新谷真弓、丸山壮史、立木文彦といった顔ぶれが連なる。日本版エンディング曲に、スキマスイッチの「全力少年」日本版エンディングに起用されたのは、スキマスイッチの代表曲「全力少年」。“自分を信じて、自分の足で一歩踏み出す”物語と、歌のメッセージがマッチしたことから、今回のプロジェクトの実現に至った。なおスキマスイッチにとって、海外作品への楽曲提供は初の出来事となる。【作品詳細】ディズニー&ピクサー映画『2分の1の魔法』原題:Onward公開日:2020年8月21日(金)※2020年3月13日(金)より公開予定であったが公開延期。※今後の状況により、興行延期・中止になる場合あり。監督:ダン・スキャンロン<オリジナル版>出演:トム・ホランド、クリス・プラット、ジュリア・ルイス=ドレイファス、オクタヴィア・スペンサー<日本語吹き替え版>出演:志尊淳、城田優配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2019年06月09日映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』が、2019年1月18日(金)より全国で公開される。インド映画興行収入歴代3位を誇る注目作が日本上陸『バジュランギおじさんと、小さな迷子』は、インド国内映画賞で30近くもの賞を獲得し、全世界でも150億円に迫る興行収入を上げる、インド人の男とパキスタン人の迷子の少女の物語を描いた大ヒット作品。2015年の公開から3年経った今現在もインド映画として『ダンガル きっと、つよくなる』『バーフバリ 王の凱旋』に次ぐ世界興行成績歴代3位をキープしている。キャストにはインドの人気俳優が集結主人公のお人好しな男性・パワンを演じるのは、インド映画界で最も影響力のある“3大カーン”のひとり、サルマン・カーン。彼は本作においてプロデューサーも務めるなど、演技から制作まで多方面で重役を担う。また、声を出せない迷子シャヒーダー役で、誰もが心惹かれる豊かな表情を見せてくれるのは、5000人のオーディションから選ばれたインドの超人気子役・ハルシャーリー・マルホートラ。その他、『きっと、うまくいく』のカリーナ・カプール、『LION/ライオン 25年目のただいま』のナワーズッディーン・シッディーキーなど、日本でも馴染みのある豪華な顔ぶれが集結した。なお、監督は『タイガー 伝説のスパイ』でもサルマン・カーンとタッグを組んだ経験のあるカビール・カーンが担当する。ストーリーパキスタンの小さな村に住む女の子シャヒーダー。幼い頃から声が出せない障害を持った彼女を心配したお母さんと一緒に、インドのイスラム寺院に願掛けに行くが、帰り道で一人インドに取り残されてしまう。そんなシャヒーダーが出会ったのは、ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者のパワンだった。バカがつくぐらいの正直者で、お人好しなパワンは、これも、ハヌマーンの思し召しと、母親とはぐれたシャヒーダーを預かることにしたが、ある日、彼女がパキスタンのイスラム教徒と分かって驚愕する。歴史、宗教、経済など様々な部分で激しく対立するインドとパキスタン。それでもパスポートもビザもなしに、国境を越えてシャヒーダーを家に送り届けることを決意したパワンの旅が始まった。果たしてパワンは無事にシャヒーダーを母親の元へ送り届けることができるのか!?【詳細】映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』公開日:2019年1月18日(金)監督:カビール・カーン出演:サルマン・カーン、ハルシャーリー・マルホートラ、カリーナ・カプールほか
2018年10月04日音楽家の坂本龍一氏が、10月4日に開幕する第23回釜山国際映画祭で「今年のアジア映画人賞」を受賞することが明らかになった。昨日、同映画祭の公式ホームページで発表された。「今年のアジア映画人賞」は、アジアの映画産業や文化の発展のために、抜きんでた功績を残してきた映画関係者や団体に与えられる賞だ。坂本氏は『戦場のメリークリスマス』をはじめ、数々の素晴らしい映画音楽を生み出してきた。『ラスト・エンペラー』ではアジア人としては初めてのアカデミー賞作曲賞を獲得。同作と『シェルタリング・スカイ』はゴールデングローブ賞作曲賞も受賞した。そのほかグラミー賞やBAFTA賞の受賞歴もある。2014年に中咽頭がんを公表し、音楽活動を休止するも、2015年には『母と暮らせば』で復帰。同年には『レヴェナント:蘇えりし者』がゴールデングローブ賞とグラミー賞にノミネートされている。釜山国際映画祭は坂本氏のこのような実績に触れ、映画史に残る卓越した音楽家と称えた。さらに今年は坂本氏にとってデビュー40周年であることにも言及。10月4日の映画祭開幕式では、坂本氏が記念公演を行うという。(Hiromi Kaku)
2018年08月23日古内一絵さんの小説『キネマトグラフィカ』には、古内さん自身が見てきた、映画業界の変遷が描かれている。平成元年、老舗映画会社に入社した男女6人。彼らは仕事に対して、あるいは映画に対してさまざまな思いを抱いていた。小説『キネマトグラフィカ』の著者・古内一絵さん自身も平成元年に映画会社に入社、業界の変遷を見てきた方だ。「たぶん、デジタルではなくフィルムの映画を扱った最後の世代なんですよね。それを編集者に話したら“面白い!”と言われて。それまでは自分のやってきたことが小説になるとは思っていませんでしたが、ちょっと書いてみる気になったんです」女性初の営業職の咲子、結婚願望の強い留美、帰国子女の麗羅、映画オタクだけど営業が苦手な栄太郎やお調子者の学、体育会系の和也たち。入社4年目の年、学のブッキングミスのため、彼らは協力しあい、一本のフィルムを全国にリレー形式で順番に届けることに…。「登場人物にモデルはいませんが、私も同期たちと今でも仲がいいです。ひとつの作品を成功させるために協力しあっていたからでしょうね」全国リレーはしなかったがフィルムを地方に届ける業務は実体験で、「今は少なくなった地方の独立系の劇場のことを書いておきたいという気持ちがありました。作中に出てくる、フィルムを違う缶に収めてしまう“缶違い”やスクリーンを切られる事件はほぼ実話です(笑)」また、咲子が体験する女性総合職に対する偏見や嫌みも、現実にあったことなのだとか。「当時の働く女性のなかには“男性社会にお邪魔させてもらっている”という感覚の人がいました。今は女性の働く環境も改善されましたが、根底は変わらないとも感じます」また、女性の先輩はふたつに分かれていたという。「後輩女性を叩いて押しつぶそうとする人か、引っ張ってくれる人か。今思うと、それは余裕があるかないかの違いでしたね。私も岩波ホール総支配人だった高野悦子さんに大変お世話になったんですが、そうした実績のある方は厳しく優しく教えてくれたというか。今気づいたのですが、麗羅には高野さんのような人が投影されているかもしれません」その後、50代となった咲子らそれぞれの人生模様は?人間ドラマとして、さらに映画や人の働き方を振り返る平成史として読ませる一作。ふるうち・かずえ作家。1966年、東京都生まれ。映画会社勤務ののち、「快晴フライング」で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞、’11年に同作でデビュー。著作に『マカン・マラン』など。『キネマトグラフィカ』久々に開かれた映画会社の同期会。集まった6人は、あの頃何を思い、50代の今どんな人生を歩むのか。映画愛も詰まった長編。東京創元社1600円※『anan』2018年6月13日号より。写真・土佐麻理子(古内さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・瀧井朝世
2018年06月10日