2023年12月からぴあがスタートした落語の動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」の月間視聴回数ランキングで、「2023年12月」と「2024年2月」に1位を獲得した落語家、三遊亭歌奴。2000演目以上の演目がアップされているサブスクリプションサービスにおいて、会員の皆さまから高い人気を獲得している歌奴師匠のインタビューをお届けします。──新宿末廣亭「2023年3月中席」から収録の許諾をいただいて、取材時(2024年3月)には実に41演目もの高座を動画配信させていただいております。ぴあが動画配信という事業を立ち上げたことをご提案した際に、どんな印象をお持ちになりましたか。普通の寄席を録画してそれを流すというのは、案外あるようでなくて。僕も地方出身者なので、離れたところの人間でも寄席の雰囲気を楽しめるというのはすごく良いなと思った。コロナのときに鈴本さん(鈴本演芸場)とか浅草さん(浅草演芸ホール)が配信をやっていた時期もあって、視聴者の方に集まっていただいた。「ぴあ落語ざんまい」は手軽に観ることができるので、面白いコンテンツだなと思いました。──歌奴師匠は、例えばトリの長い尺のものから、バージョンの違う演目まで多彩なネタを挙げていらっしゃるので「ぴあ落語ざんまい」をご覧いただいている皆さまから人気が高いのではと推測しております。ご自身が視聴回数ランキングで高い人気を獲得されていることをどのように受け止めていらっしゃいますか。いやぁ、なぜランキング1位なんだろう。僕もわからない(笑)。12月は『掛取り』という噺だったので、年末らしいということで。でも演目が詳しくない方は『掛取り』が師走の噺ということも知らない訳で。どうしてなのかがわからないですよね。まあ『掛取り』も『掛取り・トリver.』とか、いろいろなバージョンの題名をつけたので、興味を持っていただいたのかな。──2月の「今週のランキング」では『阿武松』がトップを獲られております。トリのときのネタがランキング1位をいただいているのをみると、長尺、たっぷり時間をかけた噺もお客様は観たいのだなというのはありますね。15分のものじゃなくて、30分くらいあるもの。あとは『阿武松』にしても『御神酒徳利』にしても、皆があまり演らない噺、寄席の高座でも収まり切れない、30分以内では難しいような噺を、僕はよく時間を縮めて演るので、珍しい噺を出しているのもひとつ興味を持ってもらえている理由かもしれませんね。──大分県ご出身の師匠が落語家になられるまでの生い立ち、経緯など教えていただけますでしょうか。中学校に「落語クラブ」があって、2年生のときに初めて文化祭で落語を演ったんです。それがウケて。初めて落語を演って、“これはいいなぁ”と。人前に出て落語を喋るのがすごく快感で。中学生を卒業したら演る処もないんで、中学時代の同級生とふたりで素人の落語会を作って老人ホームの慰問をやったりしていた。そのうち地元のテレビや新聞に取り上げてもらって。“高校生が落語を演っている”というドキュメンタリーの番組があって。ほんとにこの子がなれるか密着取材で着くことになって。“誰に弟子入りしたい?”と問われて、“じゃあ(三代目の三遊亭)圓歌師匠に”と言ったらテレビ局が師匠に連絡してくれたり。それがきっかけで弟子入りしたんです。周りの人がどんどん落語家になるための御膳立てをしてくれたようなもので。気が付いたら高校を卒業してすぐ落語家になってました。──若いうちからいろんな経験をされて落語家になられたのですね。アマチュアで落語をやっていたというのは、ある意味プラスにもなるし、マイナスにもなる。稽古をつけてもらった訳じゃないので、変な癖がついちゃってる。師匠には素人のときに演っていた噺は前座の頃はやるなって釘刺されていました。うちの師匠は江戸っ子だったので、九州・大分出身の僕は言葉をすごく教えてもらいましたね。住み込みの弟子だったので、生の江戸弁を毎日聞かせてもらっていたので、すごく財産になっています。歌奴師匠が思う落語家のいい形とは?──歌奴師匠はどんな落語家になろうと思い描かれたのですか。ご自分の個性をどのように自覚し表現されていったのでしょうか。自覚は結構あとになってからですね。声の調子がいいとか、明るい、体が大きい、みたいなことが良い方に作用するようには演っていたのですけれど。じゃあ“お前の個性は何なんだ”と訊かれたときに自分で答えられない。ようやく真打になってから、例えばお客様に“声がいい”と褒められる。じゃあそれをもっと前に出してみようと思いました。僕は相撲の噺が好きなので、呼び出しさんの声をやったら拍手がくるようになった。じゃあこれを武器にしようかとお客様の意見を聞くようになって。説得力があるらしいと。江戸時代の古典落語に現代的なカタカナ文字を入れてギャグにしたりとか。説得力があるとすぐに元の噺に戻れるんですね。説得力が無いとそれがずるずると悪いほうに下がっていってしまう。僕はそれを戻せる力があるって人から言われて。例えば寄席の流れで、さっき前に出ていた人の落語をちょこっと入れたり。寄席ってそういうのも面白くて。我々もトリに向かってどんどんお客さんを盛り上げて、自分もウケて、そのバトンをあとの演者に譲っていくっていうのが寄席の流れですからね。その流れも壊さないようにやっていきたいなと思っているんです。一見同じ噺をしているようでも、日によってお客様も違いますし、繋いできたバトンによって雰囲気も全然違うので、毎日そのグルーヴの変化は寄席の醍醐味だなぁと感じますね。──ド素人な質問で恐縮ですが、寄席って同じ番組で演目が重複しないじゃないですか。演者さん皆さんですり合わせるんじゃなくて、先に出た方との調整をされるのですか。そうですね。ネタ帳っていう帳面があって、自分の出番の30分くらい前に寄席に行って、前の人がなにをしているのかわからないので。例えば与太郎が出てくる噺だったら与太郎の噺はやらない、とか、自分の持ちネタと今日の気分とお客さんの雰囲気を見て、じゃあこの噺にしよう、と。だいたいふたつくらい候補があって、マクラ喋ってる頃に、ウケ方で、こっちのウケ方だったらこっちやろうとか、どっちやろうか迷いながらあがるときがありますね。──当日、まさに前の方のネタをみて決める、ということは本当に日々の演者さんのチームプレーなのですね。早く来て「このネタ、俺やりたいから」なんて人はいませんからね(笑)。できるだけギリギリに来て、みんな怠け者だから(笑)。だから夜の部のトリが一番たいへんです。ネタがその日ばーっとたくさん出ている中で、自分の自信のある噺をやらなきゃいけない。そりゃ「夜トリ」はたいへんですよ。──新宿末廣亭という会場に関しては思うことはございますか。僕は一番最初に行ったのが中学生のときに末廣亭だった。初高座も末廣亭なので想い出があります。寄席文字が好きで。大師匠のことを大看板っていうんですけど、まさに末廣亭のトリ取ると大きな看板があって、それが大看板っていう語源になっている。こないだ亡くなった寄席文字の橘左近師匠が書いて下さっていて、もうずいぶん前ですけど僕が「看板どうするんですか」って訊いたら、「剥がして捨てる」というからもらいました。落語会をやったときにでも皆様にお見せしたいなと思ってるんです。──歴史を積み上げてきて今に至る「落語」ですが、弟子の育成なども踏まえて、今後の落語の将来について思っていらっしゃることはございますか。だんだん時代が変わってくるので、やりづらくはなると思うんですよね。『妾馬』っていう噺があるんですけど、自分の妹が殿様の愛人になる、妾になるという噺で。これをやったときに女性のお客さんから「なんであんな落語をやるんだ」と言われたことがありました。じゃあ過去にあった悪いことも全部無くしちゃっていいんですかね、と。その時分そういうことがあったけど、そのおかげで今はそういうことはなくなって、嫌な目にあった人はいるけれども、それを伝えていくことによって、今はそういう時代じゃなくて良かったねって、昔のこととしてわかってくれる。そういう心の余裕がだんだん今の世の中なくなってきているんじゃないかと思う。それが自分の弟子世代の心配のひとつで。あと、落語をちょっと壊してやる人がずいぶんと多くなっちゃった。もっと落語というものを信用して欲しい。僕もアドリブでつまんないギャグを入れたりするんですけど、それもウケて、かつ脈々と語り継がれている落語のギャグ、くすぐりもウケなきゃ意味がない。小手先だけで笑わしたって噺の本筋の幹の部分が描かれていないんじゃあ落語はつまらないものになってしまう。だから雰囲気を壊さないように、ちゃんとした幹を残したまんま落語をやって欲しいっていうのは、今でも言いますね。──今は、善悪を匿名という形で正義を振りかざす世の中になってしまい、落語に登場される主人公たちは、“今の正義”で判断したらよくないのかも知れないけれど、それが愛おしくて、自分も頑張って、“評価されるだけが全てじゃない”っていうところで笑える瞬間もあると思うんですよね。与太郎の噺でもそうですけど、ちょっと馬鹿だからってみんなで馬鹿にするんじゃなくて、実は周りでなんとか良いようにしてあげようっていうのが元々の眼目なんですよ。馬鹿にする、だから面白い、じゃなくて。結局なにかしてやろうと思ったら案外与太郎のほうが利口で返り討ちに遭ったみたいな。お客様にはそこだけじゃなくて全体をみていただきたいなと思いますね。入船亭扇遊師匠っていうかたがいらっしゃって、僕ら商売人だから“誰に習った噺だ”っていうのは台詞を聞けばわかるんです。扇遊師匠はほぼ一言半句教わった通りにやる師匠なんですけど、だけど“扇遊師匠の落語”なんですよ。これが一番、落語家のいい形だなって思いますね。ちゃんと先人から教わったものを今度後輩に残していくっていう、それでちゃんと自分の味が出ているという芸人は素晴らしいなと。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己<プロフィール>三遊亭歌奴(さんゆうてい・うたやっこ)1977年3月19日生まれ、大分県出身。1995年3月、三代目三遊亭圓歌に入門。前座名「歌きち」。1999年5月、二ツ目昇進「歌彦」と改名。2008年9月、真打昇進、四代目「三遊亭歌奴」を襲名。<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい三遊亭歌奴 動画一覧()ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2023年12月)()※三遊亭歌奴「掛取り・トリver.」が月間1位!ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2024年2月)()※三遊亭歌奴「阿武松」が月間1位!
2024年04月22日落語家の三遊亭若圓歌(本名・公文治)さんが7日、膵臓がんのため死去した。12日、落語協会が公式ホームページで発表した。同協会は発表で「葬儀は近親者のみで執り行われました」と報告。最後の寄席出演は2023年1月の東京・浅草演芸ホール公演で、「謹んでご冥福をお祈りいたします」とつづった。東京都文京区出身、7月3日生まれ。69年に三代目三遊亭圓歌に師事し、87年に二ツ目昇進。91年には「国立演芸場花形落語会銀賞」を受賞。93年に真打昇進し現在の名前・三遊亭若圓歌となった。また、寄席だけでなく、企業や寺院、地方銀行、商店などで落語講演活動を行ってきた。
2024年04月12日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。高級寿司を奢らせるために20人も友人を引き連れてきた女ある日、主人公のもとへ飲み屋で知り合った女子大生から連絡がきました。女子大生は主人公に突然「おじさんお寿司おごって♡」と要求。仕事のために大学生の事情を聞きたいと思っていた主人公は承諾します。さらに女子大生から友人も一緒に連れていきたいとお願いされ…。1人も2人も変わらないと快諾し、高級寿司店を貸切で予約しました。すると、約束の日、女子大生は20人もの友人を連れて現れ、好き勝手に食べて高いお酒も飲みます。その日の会計は1000万円になりました。あまりの金額に驚く主人公出典:Youtube「Lineドラマ」あまりの金額に驚いた主人公は「1000万円はさすがに…」と言い、女子大生の行動を非難します。すると、女子大生は「黙って払いなさい」と態度を一変。半額の500万円を女子大生に請求すると言う主人公に対し…。LINEのアドレスしか知らないのに、お金を請求するのは無理だとバカにします。問題さあ、ここで問題です。あまりの金額に驚いた主人公がとった行動とは?ヒント女子大生の予想は外れました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「女子大生の家に高級寿司店の請求書を送った」でした。その後、女子大生の実家に高級寿司店の請求書が送られてきて…。「なんで私の実家の住所知ってるのよ!」とゾッとし顔面蒼白になる女子大生なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年04月12日お笑いコンビ「蛙亭」イワクラ(33)が4月9日に放送された『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日)に出演し、交際中のお笑いコンビ「オズワルド」伊藤俊介(34)と一時破局していたことを明かした。男友達というテーマで、イワクラは親友に「めちゃくちゃ話を聞いてもらってて」と切り出すと「最近、伊藤君とバチもめしたんですけど」と告白。「めっちゃぎゅっと話すと、伊藤君が一緒に飲んでいる時に、ちょっと店長に失礼だなと思うようなことをやって、”ちょっとないな”みたいな感じで言ったら、“俺は水商売で関係性とか心得てるから”って感じで、お互いの飲み方についてもめて、私が”もう別れる”ってその勢いで言ってしまいまして」と明かした。すると伊藤は「わかった。お互い、お笑い頑張ろうな」とあっさり別れを受け入れたという。イワクラは次の日、”ごめん、やっぱり別れたくない”と復縁を求めたが、伊藤は“いや、それはないな”と拒否し、そこからもめにもめたのだという。泣いたかと出演者から問われると、「好きなので戻りたいです」とイワクラが伊藤に伝えた際、「ごめんだけど気持ちが切り替わったから」と伊藤に拒否され、「今までありがとうございました」と号泣したと明かした。伊藤も泣きそうになりながら「これから何かあったらすぐ頼ってきてな。嫌いになったとかではないから」と男気を見せたが、気持ちが切り替わったイワクラは「いや連絡しないです。今後も共演NGで」と告げ、家を出たと話した。しかし、結果的には「揉めたんですけど、最終的に仲直りして。友達たちにも電話して”戻ることになりました”って」と復縁を報告した。実は、伊藤も3月20日に放送された『ほら!ここがオズワルドさんち!』(TBSラジオ)で、イワクラとの破局について告白し、ある”超大物女優”がイワクラとの関係をつないでくれたと明かしていた。破局の翌日に、復縁の申し出を伊藤に断わられたイワクラは「泣きながらキャリーケースに荷物を詰め込んで“一生1人で生きていってやる”って飛び出して行った」という。伊藤は小籔千豊(50)にイワクラとの破局について相談したところ、後日2人で神社に行ってお祓いをすることに。お祓い後に2人で食事していると、女優の泉ピン子(76)から小籔に突然電話があったという。小籔によれば、メール以外で泉からの電話は初とのことだった。さらに、伊藤と食事していることを伝えると「私、あの方(伊藤)好きよ。あの子の彼女のイワクラちゃんも好き。だから、伊藤くんには、あの子だけは手放しちゃダメよって伝えといて」と告げられたという。小籔からは「お祓い行った途端にピン子さんに(破局を)止められた。これは神様が”別れるな”って言うてんねん」と言われたといい、伊藤は「結果的に俺とイワクラの”かすがい”になってくれたのは泉ピン子さん。お礼言わないと」と、泉への感謝を述べていた。別れによって、二人の絆はより強くなったかもしれない。
2024年04月10日抹茶体験を通して気軽に日本の茶文化を楽しめるカフェ「京都 茶の湯 明保野亭」がグランドオープン。“詫び寂び”を感じる抹茶カフェ「京都 茶の湯 明保野亭」京都 茶の湯 明保野亭は、京都屈指の観光地・清水の産寧坂にある幕末ゆかりの建造物「明保野亭」内に位置し、日本らしい“侘び寂び”の心を感じられるような空間が魅力のカフェだ。店内では、1階と2階で構成され、2023年12月に1階のカフェスペースが開業し、続いて4月に2階の茶室がオープンする。<1階・カフェ>目の前で点てられた抹茶を堪能1階のカフェはカウンター席を中心としたカフェ空間。スタッフが目の前で丁寧に抹茶を点てて、本格的な「茶」の文化に浸れるメニューを提供する。宇治抹茶を使用した上質な「抹茶ラテ」などのドリンク、スイーツメニューを手に、京都の風情を感じながら観光中にホッと一息つくことができる。<2階・茶室>抹茶の体験会を実施産寧坂の街並みを望む2階には、和の雰囲気に包まれた茶室を3部屋用意。事前予約制で実施する抹茶の体験会を新たに開催し、抹茶を石臼で挽く・点てる・飲むという抹茶体験や茶菓子などを気軽に楽しむことができる。詳細京都 茶の湯 明保野亭グランドオープン日:2024年4月1日(月)住所:京都府京都市東山区清水2-222営業時間:11:00~18:00席数:30席TEL:075-334-6757■メニュー例・抹茶ラテ(S / R) 660円 / 770円・アイス抹茶ラテ(S / R) 660円 / 770円・濃厚抹茶ラテ(S / R) 770円 / 880円・アイス濃厚抹茶ラテ(S / R) 770円 / 880円■抹茶体験会・電話での事前予約(開催日は電話で確認)料金:30分 ひとり3,500円※1回6名まで※専任スタッフが在籍の場合のみ当日の参加が可能な場合あり・当日の参加料金:20~30分 ひとり2,500円
2024年04月05日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】年4回開催している私が席亭役の落語会。今回の出演は、出番順に瀧川鯉昇『長屋の花見』、柳家花緑『愛宕山』、柳家喬太郎『ぺたりこん』、三遊亭兼好『庖丁』。鯉昇と花緑は季節に因んだそれぞれお得意の演目で、存分に楽しめる。貧乏長屋の連中を演じさせたら打ってつけの鯉昇と、花緑の幇間一八の奮闘ぶりが見ものである。『ぺたりこん』は三遊亭円丈の作品で、サラリーマンの悲哀を描いた短編、円丈をリスペクトする喬太郎がこれをどう演じるか。新作落語は、後に続くものが継承してこそ、噺が揉まれ、磨かれ、その中のいくつかがいずれ名作落語になってゆく。トリは兼好の『庖丁』。かつて、立川談志がこの噺を自分の独演会にかけるつもりでいながら、結局断念してしまい、その独演会に、ゲストとして『庖丁』を十八番としていた三遊亭圓生をゲストに招いて、高座で一席かけていただいたという、いわくつきの噺。これを、今回、圓生の孫弟子にあたる兼好が高座にかける。<公演情報>第37回『COREDO落語会』4月13日(土) 東京・日本橋三井ホール開場 13:00 / 開演 13:30■出演瀧川鯉昇『長屋の花見』柳家花緑『愛宕山』柳家喬太郎『ぺたりこん』三遊亭兼好『庖丁』■チケット料金全席指定:5,500円チケットはこちら:()
2024年03月31日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴回数ランキング(2024年2月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと1,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年2月の1位に輝いたのは、三遊亭 歌奴『阿武松』。2位は古今亭 菊之丞『二番煎じ』、3位は三遊亭 歌武蔵『支度部屋外伝』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年2月)01位 三遊亭 歌奴『阿武松』()02位 古今亭 菊之丞『二番煎じ』()03位 三遊亭 歌武蔵『支度部屋外伝』()04位 五明樓 玉の輔『紙入れ』()05位 蜃気楼 龍玉『鹿政談』()06位 三遊亭 天どん『ひろっちゃった!!』()07位 入船亭 扇辰『麻のれん』()08位 古今亭 雛菊『黄金の大黒』()09位 柳家 さん喬『時そば』()10位 金原亭 馬生『佃祭』()11位 三遊亭 歌奴『御神酒徳利』()12位 古今亭 駒治『楽しい山手線』()13位 古今亭 文菊『つる』()14位 三遊亭 歌奴『都々逸親子』()15位 柳家 花緑『芝浜』()16位 古今亭 菊丸『片棒』()17位 柳家 わさび『紋三郎稲荷』()18位 古今亭 文菊『浮世床 ―本―』()19位 入船亭 扇遊『権助芝居』()20位 古今亭 志ん輔『唐茄子屋政談』()21位 五街道 雲助『お直し』()22位 古今亭 佑輔『権助提灯』()23位 古今亭 菊之丞『法事の茶』()24位 五街道 雲助『堀の内』()25位 古今亭 菊龍『生徒の作文』()26位 吉原 朝馬『蜘蛛駕籠』()27位 柳家 さん喬『長短』()28位 柳亭 左龍『のめる』()29位 春風亭 勢朝『彦六話』()30位 古今亭 佑輔『桃太郎』()【集計期間】※2024年2月1日~2024年2月29日※会員の皆さまの視聴回数を集計したランキングとなります(視聴回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年03月14日三幸日本語教師養成カレッジ(株式会社日本教育クリエイト:東京都新宿区西新宿、代表取締役:鳥居 敏)は、2024年4月生・5月生を対象に受講料が最大20万円免除される「特待生制度」を開始しました。日本語教師イメージ2023年9月に文化庁が発表した「日本語教育機関認定法について」によると、国内の日本語学習者は令和1年に約28万人で過去最高となっている一方で、日本語教師数は平成22年に約3.3万人だったのに対し、令和1年でも4.6万人とそれほど増えておらず、需要の高まりに対して教師数が不足していることが課題となっています。日本語教師という仕事を検討している方を後押しするため、本制度を制定しました。■特待生制度概要2024年4月・5月生の申込みをされた方で、将来性、人物像、意欲などにおいて修了後日本語教師としての活躍が期待される方に対して、授業料を一部免除し、学業を奨励する制度です。(1)選考資格下記のすべての条件を満たす方・2024年4月生・5月生として当校の日本語教師養成講座を受講する方・特待生申込み受付期間に、所定の特待生申込みフォームにて申込みを行った方・面接選考への参加が可能な方(2) 申込み受付期間2024年3月8日(金)~3月25日(月) 12時 迄(3)選考方法募集定員:若干名面接選考:対面面接期間:2024年3月26日(火)~3月30日(土)迄(日時の詳細は、お申込み後に決定しお伝えいたします)面接会場:三幸日本語教師養成カレッジ新宿教室(4) 特典特待生として合格すると、受講料20万円が免除されます。(特待生受講料:411,050円)※不合格となった場合でも、現在行っている国家資格化応援キャンペーン価格(10%割引)でご受講いただけます。※その他の割引と併用はできません。※教育訓練給付制度は利用可能です。(学習期間:半年修了・1年修了の方対象)(5) 制度利用の流れSTEP1 日本語教師養成講座の2024年4月生・5月生の申込みSTEP2 特待生制度申請フォームから申込みSTEP3 面接選考の日時決定連絡(メール)STEP4 面接選考(対面での面接)STEP5 合否発表(メール)STEP6 受講開始■特待生制度についての説明会特待生制度をご検討されている方に向けて以下日時にて説明会を実施いたします。【オンライン】 3月13日(水)19時~20時 ※Zoomでの開催となります。【対面/新宿教室】3月18日(月)11時~12時※説明会に参加できなくても、特待生へのお申込みは可能です。詳細はこちら ◆会社概要株式会社日本教育クリエイト代表者 : 代表取締役 鳥居 敏所在地 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト7階設立 : 1975年10月事業内容: <生涯学習事業>医療事務・介護職員初任者研修・介護福祉士実務者研修・登録販売者受験対策講座・日本語教師養成講座・カラーコーディネーター等の生涯学習事業<人材紹介・派遣>医療・福祉・ITに特化した人材紹介・人材派遣・委託事業の運営<法人向け研修事業>医療・福祉・保育に特化した法人向け研修事業資本金 : 5,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月13日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。高級寿司をおごらせる女子大生ある日、連絡先を交換していた女子大生から寿司屋に連れていってほしいと言われた主人公。若い人の話を聞くいい機会だと思い、快く了承したのですが…。その女子大生は主人公が店に行く前に勝手に友人を20人も呼び「会計はどうせオジサンだから待つ必要ないでしょ?」と先に飲み食いしていたのです。高級な寿司屋で高いお酒なども頼み、会計は1000万円にのぼりました。主人公はあまりの金額に「20人なんて想定してないよ」と女子大生に言いますが、女子大生は「オジサンなんだから黙ってお金ぐらい払いなさいよ」と言ってきたのです。女子大生の態度に、主人公はある手段に出ることにしました。焦っている様子出典:Youtube「Lineドラマ」後日、焦った様子の女子大生から主人公に連絡がきました。主人公がとった手段によって、女子大生は想定外のピンチに直面することになったのです。問題さあ、ここで問題です。女子大生は何に対して焦っているのでしょうか?ヒント主人公は寿司屋の代金を払う気はありませんでした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「家に1000万円の請求書が届いたこと」でした。主人公は女子大生の家に先日の寿司屋の代金の請求書を送ったのです。それを見て動揺している女子大生。なぜ家の住所を知っているのか問いつめてくるのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月05日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。高級寿司をおごらせる女ある日、主人公のもとに飲み屋で出会った女子大生から連絡がきました。女子大生は「寿司食べたい」と言い出し、主人公に連れていってほしいと頼みます。主人公はその頼みを快諾し、高級寿司店を予約することを伝えました。ついでに部下の女性も連れていくと伝えると、女子大生も友達を呼びたいと言い…。1人も2人も変わらないと思った主人公は了承しました。高級寿司店でのこと…出典:Youtube「Lineドラマ」約束の当日、女子大生は大量の友達を連れて高級寿司店にきたのです。その日の会計は1000万円にもなりました。後日、主人公がそのことを女子大生に伝えると…。問題さあ、ここで問題です。会計が1000万円になったことを伝えた主人公。女子大生の反応はどのようなものだったでしょうか?ヒントあまり興味がないようです。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「他人事のような態度」でした。今回の会計はすべて主人公のポケットマネーから支払ったことを伝えると…。女子大生は「黙って払いなさいよ」と態度を一変させるのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月03日皆さんは、外食でトラブルになった経験はありますか? 今回は「高級寿司を奢らせてくる女子大生」にまつわる物語とその感想を紹介します。女子大生と高級寿司へ会社を経営している主人公は、飲み屋で女子大生と知り合いました。ある日、女子大生から連絡が来て、高級寿司が食べたいと言われます。主人公は女子大生と高級寿司を食べに行くことにしますが…。女子大生と2人で行くわけにはいかないと考えた主人公は、部下の女性を連れていくと伝えます。すると女子大生も、友人を連れてくると言い出しました。そして当日、女子大生はなんと大量の友人を連れて来たのです。その結果1000万円分もの飲食代を奢ることになってしまった主人公。主人公は納得がいかず、女子大生に対して怒りました。意見を聞かない出典:Youtube「Lineドラマ」しかし女子大生は「それぐらい払えるえるでしょ?」と言い、主人公の意見をまったく聞こうとしません。さらに、お金は持っている人が払うのが正しいと主張するのです。主人公が経費で扱うことができないと困り果てていると、女子大生は逆上。そのまま連絡が途絶えた1週間後、事態が急変します。女子大生は自宅に請求書が届いたことに驚き、主人公に「何で実家の住所知ってるの?」と尋ねました。主人公は「調べたら出てきた」と言います。女子大生は状況が理解できず「へ?」と言って混乱するのでした。読者の感想女子大生は礼儀をわかっておらず、主人公に払ってもらって当然と思っているように感じました。主人公が困っているのもまったく気にせず、身勝手な主張をしているのもどうなのかなと思います。(30代/女性)高級寿司を食べたいと主人公を誘い、自分は友達を連れてくるとは呆れました。女子大生の非常識な振る舞いには納得がいかないため、しっかり請求されてよかったと思います。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月24日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 広瀬和生のおススメ】三遊亭白鳥が創作した全十話の長編『流れの豚次伝』は新作落語の歴史に燦然と輝く金字塔だが、白鳥はその偉業に飽き足らず、サイドストーリーを創作し始めた。第四話『雨のベルサイユ』で初登場して第十話まで重要な役割を果たす悪役メス猫“マリー”を主役とするピカレスク外伝『金瞳のマリー』シリーズである。クローズドな勉強会「白鳥の巣」でネタおろしされたこの新シリーズが、「落語の神が舞い降りる」名演を連発している無観客の代官山で進化していくのを、ぜひ目撃してほしい。<公演情報>代官山落語夜咄 三遊亭白鳥 無観客高座『豚次外伝〜金眼のマリー1&2話』2月26日(月) 19:00配信※アーカイブは3月10日(日) まで視聴可能チケットはこちら:
2024年02月10日なめらかな口当たりが魅力のお菓子・生チョコ。少し高級であることから、贈り物としても人気があります。そんな生チョコの「生」とは、いったい何を表しているのでしょうか。そこで今回は、生チョコの「生」の意味についてご紹介します。生チョコの「生」とは※写真はイメージ生チョコを看板商品に掲げるロイズ公式ホームページには、生チョコの「生」について以下のように記載があります。生チョコレートは、チョコレート生地に生クリームや洋酒を加え、やわらかになめらかに仕上げたチョコレートのことを言います。生チョコレートの「生」はふんだんに使っている生クリームを指すのはもちろん、フレッシュなおいしさ、やわらかさなども表現しています。ロイズーより引用生チョコの「生」には、生クリームの「生」とやわらかくフレッシュな「生」の両方の意味があるようです。「生チョコレート」と表記できるのは規格をクリアしたものだけ生クリームを使用しやわらかく仕上げたチョコレートが、すべて「生チョコレート」と表記できるわけではありません。全国チョコレート業公正取引協議会が定める「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」では、以下の基準すべてを満たしたものが「生チョコレート」と表記できるとされています。・チョコレート生地が全重量の60%以上である・生クリームが全重量の10%以上である・水分が全重量の10%以上こんなに細かい基準があるとはびっくり。ちなみに板チョコに代表される一般的なチョコレートの水分は3%以下ですから、いかに生チョコがやわらかいかが分かります。生チョコは世界でも大人気!※写真はイメージ日本で大人気の生チョコですが、実は世界でも愛されているのをご存じでしょうか。ロイズ公式ホームページには、海外から寄せられたお客さまの声とともに、以下のように記載されています。ロイズのショップは海外にも展開し、シンガポール・香港などアジア諸国をはじめ、ニューヨーク、ドバイなど世界各地にありますが、どの国のショップでも一番人気はやはり生チョコレートです。「信じられないやわらかさ!」「こんなチョコレートに出会ったことがない!」という嬉しい言葉を各国でもいただいています。ロイズーより引用ロイズの海外店舗では、メジャーなクッキーや焼き菓子などを押さえて、生チョコが1番人気とのこと。ちなみに生チョコを英訳せず、あえて“NAMA CHOCOLATE”という名称で販売しているそうです。生チョコの保存方法&おいしく食べるためのワンポイントアドバイスそんな生チョコ、「どうやって保存するとおいしく食べられるのだろう」と悩んだことはありませんか。そこでロイズ広報担当に生チョコをおいしく食べるための保存方法を聞いてみました。「ロイズの生チョコレートについてのご案内になりますが、保存は要冷蔵(10℃以下)保存でお願いしております。お好みですが、食べる少し前に冷蔵庫から出して、室温になじませてから召し上がっていただくとよりなめらかな口どけを感じられると思います」生チョコの賞味期限は2週間~1か月程度と、メーカーや商品によってばらつきがあります。保存は要冷蔵で、なるべく早めに食べるようにしましょう。食べる少し前に冷蔵庫から出すとよりおいしく食べられるそうなので、ロイズの生チョコ以外でも試してみたいところです。[文・構成/grape編集部]
2024年02月02日皆さんは、お金にまつわるトラブル経験はありますか? 今回は「女子大生との食事」にまつわる物語とその感想を紹介します。バーで知り合った女子大生バーで女子大生と知り合った主人公。後日、その女子大生から高級寿司店に行きたいと連絡が来ました。そこでいきつけの高級寿司店を貸し切りで予約した主人公。ところが当日、女子大生は寿司店に20人もの友達を連れてきたのです。女子大生たちは好きなだけ飲み食いをし、会計前に全員帰ってしまいました。また誘ってきた出典:Youtube「LINEドラマ」その後「今度は焼肉かフレンチがいい」と連絡をしてきた女子大生。さすがに腹を立てた主人公は「会計1000万円だった」と伝えます。しかし女子大生は「結構したんだね」と他人事で、主人公は思わず「僕にも家庭があるからさすがにきつい」と声を荒げました。すると女子大生は本性を露わにして「おじさんなんだから黙って払いなさいよ」と吐き捨てたのです。女子大生の豹変っぷりに、主人公は驚愕したのでした。読者の感想事前に連絡もなしに20人も友達を連れてくるなんて非常識すぎます。好きなだけ食べてお礼も言わずに去った友人たちもどうかと思いました。(20代/女性)主人公に高額な支払いをさせておいて、他人事な女子大生にびっくりしました。女子大生の言動といい、二度目は絶対にないですね。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年01月21日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 広瀬和生のおススメ】「高嶺の花」の花魁に恋をした職人が、想いを遂げて夫婦になるという男のロマンを描いた『紺屋高尾』。大正から昭和にかけて活躍した浪曲師・篠田実のレコードが大ヒットしてポピュラーになった物語で、落語では六代目三遊亭圓生が得意とした他、立川談志が講釈師の五代目一龍斎貞丈から教わり、浪曲のテイストを盛り込みながら独自の『紺屋高尾』を作り上げた。今の落語界では『紺屋高尾』というと志の輔や談春といった談志系が目立つが、兼好は圓生系の『紺屋高尾』を独自に磨き上げて見事に自分のものにしている。この機会にぜひ兼好の『紺屋高尾』を聴いていただきたい。<公演情報>代官山落語夜咄 三遊亭兼好『紺屋高尾』1月24日(水) 東京・晴れたら空に豆まいて配信あり■出演三遊亭兼好広瀬和生(MC / トーク)■チケット料金観覧:3300円(別途1ドリンク代700円)配信:2200円(ご祝儀システムあり)※配信はアーカイブで2月7日(水) 夜まで何度でも視聴可能チケットはこちら:
2024年01月19日今、もっとも勢いのある落語家のひとりと言っても過言ではないだろう。三遊亭わん丈、落語協会所属の二ツ目。今年3月下席より、落語界の最高位である真打へ、先輩16人抜きの大抜擢で昇進する。落語協会では“抜擢昇進”自体が12年ぶり。過去、抜擢で昇進した噺家は、林家たい平、柳家喬太郎、春風亭一之輔ら、第一線で活躍する人気者ばかり。期待の高さが伺えるというものだ。2023年に務めた高座は脅威の1509席2023年は、1509席の高座に上がった。これもまた、わん丈の売れっ子っぷりを補強する数字だ。「コロナ禍で減っていた仕事が戻ってきたところに、さらに真打昇進が決まり、『真打になる前にもう一回出てよ』と呼んでくださる方が増えた。あと私は“学校寄席”という学生さんの前で噺をするお仕事も多く、そうなると休日や平日夜だけでなく、朝・昼・夕もお仕事をさせていただけるんですよ。ありがとうございます、とどんどんお受けしていたら……こんなことになっていました」と笑う。落語家を目指す以前は、バンドのボーカリストだったという経歴を持つ。「滋賀県出身ですが、大学が北九州なので、そのまま北九州で活動していました。いわゆるミクスチャーロックバンドで、私たちのちょっと上に175Rさんがいて。私のいた音楽シーンは、頂点がマキシマム ザ ホルモンさんや10-FEETさん、ROTTENGRAFFTYさんといった方たちで、そういったバンドが北九州に来た時に、地元でツアーサポートをしたりしていた。7年くらい続け、地元ではワンマンをやればお客さんが入るし音楽だけで食えるようにはなったのですが、30歳手前にして、このままやり続けても食い続けることができるほどの才能は自分にはないなと思ったんです」もともと音楽をやっていたのも「人前でパフォーマンスをしたいというところからの逆算だった」と振り返る。「ライブでは30分の持ち時間中15分はMCというくらい、喋るタイプ(笑)。だからラジオの仕事とか喋る仕事ができないかなと、東京のとある芸能事務所にデモテープを送ったところ、面接をしてくれることになり、東京に出てきました。でも結局、ダメだったんです。その時に言われたのが『君には芸の入り口がない』。中に入ってしまえば能力を生かせるところはありそうだけど……と。でもこちらはなけなしのお金をはたいて東京に出てきているので、おめおめと帰れません。“入り口”とはなんぞやと模索し、漫才、お芝居……色々なものを観に行きました。その中で行ったひとつ、池袋演芸場で落語に出合いました」。そこでもう、ビビッときた。「純粋に面白かったんです。出てくる人出てくる人みんな面白くて、しかも老若男女のお客さまが、平日昼から笑っている。ひとつのことで老若男女関係なくみんなが笑うって、難しいことだと思うんですよ。これはすごい芸能だと思った。それが27歳の時です」予備知識もなく見た落語だったが、今でも具体的に思い返せるほど印象に残っている。「すごいフリースタイルで、後から考えたら、それは新作落語の会でした。出演されていたのは、今でも寄席で活躍されてる師匠でしたね。林家彦いち師匠と林家きく麿師匠が特に記憶に残っている。でも『やりたい』でやっていい年齢じゃないなと思って悩んだのですが、高座に上がる師匠方がみんな太っていたから『この人たち食えてる(笑)! この仕事なら今から始めても大丈夫かも』と(笑)。あとは、ひとりでやれるという点も惹かれました」そして、2011年に故・三遊亭円丈に弟子入り。円丈を師匠に選んだのは「一番面白かった。そして、上品」。円丈は後進に多大な影響を与えた、新作派のトップランナーである。新作落語の会で衝撃を受け、円丈に弟子入り。わん丈自身も、印象的な新作落語を数多く持っている。最初の入り口は新作落語だったのだろうか。「そうか、そう思われそうな経歴ですね(笑)。私、新作と古典と分けて考えるのはナンセンスだと思っていて。古典落語だって、生まれた時は新作落語だし。面白い新作は面白いし、面白くない新作は面白くない。面白い古典は面白いし、面白くない古典は面白くない(笑)。面白ければ何でもいいと思っています。円丈も、新作落語のすごい人……という印象がどうしても勝ちますが、僕が最初に聞いたときに感動したのは古典の『金明竹』でした」落語は「究極のエンタメ」では落語という芸の魅力は、と尋ねると「究極の芸」と即答する。「できないことがない。しかも身軽。座布団を用意していただき、着物・扇子・手ぬぐいを自前で持っていけば、どこでもできます。日本人って、想像力に長けている民族らしいんですよ。私たちは何もないところで喋るけど、そこに様々な登場人物がいて、会話して動いているように見えるでしょ? お客さまの頭の中で想像していただけるんですよ。想像力というものはリミットがない。舞台上にセットや小道具を実際に用意するよりも、はるかに大きいものをお客さまは見ることができる。そういう意味で落語は究極のエンタメだと思います」16人抜き大抜擢!……だが「こんな制度、なくなった方がいい(苦笑)」わん丈の抜擢真打昇進は昨年4月に発表され、落語ファンの間でも大きな話題となった。さぞや嬉しかったのでは、と訊くと、少し複雑な表情を見せた。「言われた瞬間は、嬉しかったです。言われた瞬間“だけ”、嬉しかった(苦笑)。落語協会って、会長や理事といった偉い師匠方が、全員面白いんです。組織のトップというものはキャプテンタイプとエースタイプがありますが、全員現役のエース。その方々が私のことを見てくださっていたんだな、ということが嬉しかった」そもそも落語家にとって真打昇進というのはどういう位置づけなのか。「落語家の身分は、前座、二ツ目、真打とあります。ざっくり例えると、前座は義務教育、二ツ目は大学生、真打が社会人。真打昇進がスタートラインですので、そこに到達したというのは喜ばしいことではあります。ただ、こちらとしては二ツ目を(平均的に二ツ目修行期間とされる)10年やると思っていたところ、2・3年早いけど上がれと言われたわけです。大学3・4年と遊ぶぞ! と思っていたのに、大学2年でいきなり社会に出ろと言われているようなものです。正直、お断りしようかなということは頭をよぎったし、そこから先は……嬉しいことはない(苦笑)!」。……どういうことなのだろう。「めっちゃ本人喜んでる、と思われているかもしれないですけど、二ツ目でいた方が楽に決まってます! もちろん、言っていただいた限りは頑張りますけれど……。意外と理事の方からも、お会いした際に『悪かった! みんな俺のせいにしろ!』と言われたりもしました、なので今してみました(笑)」ちなみにずばり、軋轢は?「……ありました。あるに決まってる(笑)。こんな制度、なくなった方がいいですよ、これ書いておいてください(笑)! 芸人の世界って、厳密に序列が決まっているんです。1秒でも先に入ったら“兄さん・姉さん”で、食事に行けばぜんぶ先輩がご馳走してくれて、翌日後輩は御礼の電話をする。そんなガチガチに厳しい序列で回っている世界に、なぜ抜擢なんてものがあるのか! どれだけややこしいかと言うと、例えば私が抜いた先輩Aさんと二人会を開催しているとする。それまでは『A・わん丈 二人会』だったものが、今後ずっと『わん丈・A 二人会』となります。トリも、基本的に香盤が上になる私がとる。でも、楽屋の広い方はA先輩が使うし、ご馳走してくれるのもA先輩。お客さまに見えるところは私が上、でもお客さまに見えないところは今までと何も変わらず、先輩は先輩のままです。こんなの、軋轢が生まれないわけないです」。だが、大抜擢ということで世間からの注目も集まった。良い面もあったのでは、と重ねて訊いてみても「そんな注目いらないです、のらりくらりと落語をしていたい」と本音を漏らす。「私としても、二ツ目の間にこういう古典を勉強しよう、こういう新作を作っていこうと計画していたんですよ。その設計図が崩れた。でも性格上、『できない』じゃなく『3年でやることを1年でやらなあかん!』と思っちゃう人間なんです。それで今、あがいているし、さすがに支障もきたしている。ただ、こんな失敗をするんだ、こんなに自分はダメなんだと気付かされて、それもまたいい経験になっています。おそらくそれも含め『こいつならなんとかするだろう』と言われているのかなと思って、頑張っているところです」昇進準備で感じる、亡き師匠・円丈のありがたみだが想定外だったのは「師匠が亡くなったこと」。最初の師匠、三遊亭円丈は2021年に他界。落語家は真打になって一人前。前座・二ツ目は、師匠がいないと落語家として認められない。そのため現在は、元兄弟子である三遊亭天どんが、わん丈を弟子として預かっている。とはいえ「私が何かしくじった時、一部の人からは『だから師匠がいない人間はダメだ』という評価になってしまう。そうなると今ものすごく面倒をみてくれている天どんにも迷惑をかける、と必要以上に気を遣う場面も多い。それに、私がやらかした時、私が偉い方に謝ってもダメなんです。師匠がその方に謝ってくださって、師匠の顔で弟子のしくじりを許してくださっていた、そして師匠が僕に怒ってくれることで成立していたんだなということを痛感したりもしています」落語の世界は、師匠がどんなことを言っても弟子は従わなければいけない、という厳しい師弟関係が存在することはよく知られるところ。「それを理不尽だと言う人もいます。でも先に理不尽を仕掛けているのは弟子側なんですよ。誰だかわからないと思いますが私を弟子にとってください、食い扶持を与えてください、芸を教えてくださいと押しかける。師匠には何の得もないのに。しかも私は、円丈が67歳の時に弟子入りしています。前座・二ツ目の修業期間は15年と言われています。『私のために83歳まで生きて!』と言ったようなもの。無茶苦茶ですよね(笑)。それを受け入れていただいた。亡くなって2年以上経ちますが、亡くなった時以上にこの1年は師匠のありがたみを感じています」披露興行は"寄席デビュー"にもちょうどいい3月21日(木)からは、いよいよ真打昇進披露興行が始まる。披露興行は都内4つの定席寄席――鈴本演芸場、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場で各10日ずつと、紀尾井小ホール(建て替えを控えている国立演芸場の代替会場として)5日、計45日かけて行われる。「寄席は通常、十数人の芸人が15分程度の持ち時間で次々と高座に上がり、4・5時間かけ様々な芸を見せていきます。落語家でいうと、最初に前座が上がります。2番目に二ツ目が上がる。それ以降上がる落語家は基本的に、すべて真打。そしてトリを人気の師匠が努めます。披露目はその最も重い責任であるトリを、新真打が務めます。真打になった洗礼を浴びるわけです。……でも、そんなん無理でしょ、キツイでしょ、お客さまも不安でしょと、普段寄席でトリを取るような大看板の師匠方が、ボンボンボンボンっと私めの前に登場されます。超有名な師匠がいきなり3番目に出てきたりもする。もう、オールスターですね。……年齢的には“名球会”ですが(笑)」ちょっと毒なギャグを挟みつつ、テンポよく説明してくれる。「さらに途中には、そのオールスターの師匠方が並ぶ中、私がいて、横には私の師匠がついてくださり、『わん丈とはこういう男です』とお客さまに紹介してくださる“口上”もあります。いつもの寄席とはひと味違う、お祭りのような興行です。もう、すごいですよ。今後しばらくこの人の後に上がることはないだろうなという師匠方が、全員私の前に出てくる。びっくりするほど豪華ですし、絶対に全員、面白い。そう考えると、披露興行は、落語初心者や寄席デビューしたい方にもいいかも!」さらに2024年は、落語協会誕生100周年の記念の年でもある。「おめでたいタイミングで上がらせてもらいます。ただ協会の方に『抜擢昇進は、100周年を盛り上げるために決めたことではないから』と言っていただいた。それもまた嬉しい。とはいえお祭り気分が続く中で披露目ができるというのは、多くの方に見ていただける可能性があるということで、ありがたいです」また、落語協会では5人ずつ真打に昇進する例が多く、一般的に新真打は45(50)日を5人で割った10日前後をトリとして上がるが、今回わん丈は、先輩である林家つる子と二人で昇進するため、45日の半分・22日間のトリをとる。加えてトリとして上がらない23日間も、後半の時間帯に高座に上がることが決まっている。「今まで体験したことのない、寄席連勤が始まります」と気合いを入れる。さらに「なるべく、トリで上がる22日間は、全部違う噺をかけたい。変えりゃいいというものではないですし、寄席というものは“流れ”がありますので絶対とは言えませんが……できる限り、変えたいですね」。こういう貪欲な姿勢が、今現在の評価を引き寄せたのだろう、とチラリと思った。最後に、わん丈の考える“理想の落語家”とは。「今、コンプライアンスの遵守が叫ばれている時代です。当然ながらそれは、お客さまが不快にならないように守っていきたい。でも人って、ちょっとした他人の不幸を笑ってしまったり、尾籠な話で笑ってしまうもの。落語の名人は、それを嫌な思いをさせず、笑いに昇華できる人だと思っています。少しエッチな噺でも『色っぽい噺を聞いたな』、ちょっと不幸な人の噺でも『ついてないときってあるよね』と思ってもらえるような。落語でしか表現できない、下品なものを上品に見せる芸というのはあると思う。師匠・円丈の噺で『うんこ三部作』というものがあるんですが(笑)、ある方が『うんこって何度も言っても、円丈師匠がやるとうんこの匂いがしない』とおっしゃった。これはすごい誉め言葉だと思う。うんこって、存在も語感も面白いんですよ。そこから汚さを取り除いたら、最高ですよね(笑)。今のは究極の例えですが……これは新作に限らず、古典もです。難しい材料でも上品に聞かせられる芸人に私はなりたいです」真打昇進披露興行のチケットは1月21日(日)に一般発売開始。取材・文:平野祥恵撮影:源賀津己<公演情報>真打昇進披露興行2024年3月21日(木)~3月30日(土)会場:東京・鈴本演芸場2024年4月1日(月)~4月10日(水)会場:東京・新宿末広亭2024年4月11日(木) ~4月20日(土)会場:東京・浅草演芸ホール2024年4月21日(日) ~4月30日(火)会場:東京・池袋演芸場チケット情報()公式サイト:落語の動画配信サブスク「ぴあ落語ざんまい」はこちら:
2024年01月19日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 橘蓮二のおススメ】2024年の年始めは大きな飛躍が期待される気鋭の若手落語家・笑福亭茶光さんが三遊亭白鳥作『富Q』を含む渾身の三席に挑む注目の会を大プッシュ!茶光さん自身も「この会を新年の基準にさらなる高い水準に成長してゆく姿を見せたい」と今後の落語家人生の重要なターニングポイントと位置づける。人気漫才師「ヒカリゴケ」としての活動を経て2015年に落語家に転身、2019年二ツ目昇進後も人気ユニット√9のメンバーに名を連ねるなどメキメキ頭角を表す。古典、新作、改作の全てに於いて緻密な構成力とリズミカルな語り口で展開する高座は逸材揃いの若手二ツ目の中でも屈指の表現力を兼ね備えている。1月13日(土) 赤坂RED/THEATER 開場 18:00/開演 19:00 笑福亭茶光独演会『ゴールデンドロップ』。未来の落語界を担うスター候補の新たなる扉が開かれる。<公演情報>笑福亭茶光独演会『ゴールデンドロップ』2024年1月13日(土) 東京・赤坂RED / THEATER笑福亭茶光三遊亭白鳥作『富Q』ほか2席※ゲストありチケット情報:()
2023年12月30日皆さんは、非常識な人の行動に困惑した経験はありますか? 今回は「迷惑女子大生」にまつわる物語とその感想を紹介します。女子大生と寿司屋に…女子大生に「高級寿司屋に行きたい」と言われ、寿司屋に行く約束をした主人公。すると当日、女子大生は20人もの友人を引き連れてやってきました。食事後、主人公は「あり得ない」と激怒。会計はなんと1000万円で、主人公が「さすがにきつい」と告げると…。まさかの発言出典:Youtube「Lineドラマ」女子大生は「黙って払え」と横柄な態度をとります。しかしその後「君の素性がわかった」と告げた主人公。実は女子大生は、主人公が経営している会社の内定者だったのです。そのことから、女子大生の実家の住所が判明。反撃を決意した主人公は、実家に請求書を送ります。それにより、女子大生は大ピンチに陥ったのでした。読者の感想食事に大人数を引き連れてくるなんて、非常識な女子大生ですね。女子大生の素性がわかってよかったなと思いました。(30代/女性)「黙って払え」と横柄な態度をとる女子大生には呆れてしまいます。しっかり反撃をした主人公にスカッとしました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2023年12月20日12月14日(木) 東京・丸ビルホールにて『「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ』が開催された。落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しむことが出来る動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」。本イベントは、そのスタートを記念した落語会だ。司会とともに、柳家花緑師匠、古今亭菊之丞師匠が登壇するとまずはトークコーナーからスタート。まずは、菊之丞師匠が白を基調とした自身の着物を指して「病院からやってきました」と笑いを誘う。そして、同サービスの企画が立ち上がった2020年から両師匠に相談をしていたことが明かされると、花緑師匠は「正直、このサービスは実現しないと思ってました」と、まさかの発言も飛び出し会場は笑いに包まれた。また、花緑師匠はさっそく配信を視聴したようで「落語家は座席でほかの芸人の高座を聴くのはご法度。だから座席視点で高座が見られるのは新鮮」。さらに「1000本近いコンテンツの中には重複したネタもあるが、人によって様々なバリエーションがあるので聴き比べをすることができて楽しい」と満足な様子だった。トークコーナーを終え、出囃子が鳴ると一席目に登場したのは、花緑師匠。師匠であり祖父の五代目・柳家小さんが好きだったそばの話から屋台の話になりそのまま『時そば』へ。そばを勢いよくすする音が実に美味しそうに感じさせる。そして独特のリズムで会場の笑いを誘った。続いて菊之丞師匠が登場すると、マクラでは花緑師匠の噺を受けて『時そば』を十八番としていた五代目・柳家小さんとの思い出話も。そして『二番煎じ』を高座にかける。歌が上手いことで知られる菊之丞師匠らしく、夜回りのシーンでは様々な声色で美声を響かせていた。仲入りを挟んで、ふたたび菊之丞師匠。自分と同じ「菊之丞」という名前が3人いて間違えられることから、そそっかしいお客さんの話につながりそのまま『長短』へ。気の短い「江戸っ子」とゆったりはんなりとした「上方」の対比がことさら強調され、特に煙草を一服する所作では何度も笑いが起きていた。トリを飾る花緑師匠は、冒頭のトークコーナーで司会から「師走らしい噺を」というリクエストを受けて、噺の山場が大晦日なことから年の瀬に演じられることが多い『芝浜』を口演。それまでの滑稽噺から一転、夫婦の愛情を描いた人情噺に会場からは割れんばかりの拍手が起こり、公演は終了した。なお、本公演は「収録ライブ」と銘打っている通り、12月中に「ぴあ落語ざんまい」にて配信されることが決定している。また、12月25日(月) 23時59分までの期間限定で初月無料キャンペーンも実施中だ。<イベント情報>定額見放題配信「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ12月14日(木) 東京・丸ビルホール【演目】柳家花緑『時そば』古今亭菊之丞『二番煎じ』-仲入り-古今亭菊之丞『長短』柳家花緑『芝浜』<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)※初月無料キャンペーン実施中!「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2023年12月19日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 広瀬和生のおススメ】今年7月、三遊亭白鳥は柳家三三との二人会で『船徳』をネタ出しした。『船徳』は初代古今亭志ん生作の長編人情噺『お初徳兵衛浮名桟橋』のごく一部を初代三遊亭圓遊が滑稽噺に仕立てたもの。それとは別に五代目志ん生が発端を一席ものにした『お初徳兵衛』という人情噺もある。だが白鳥が実際に演じたのはどちらでもなく、お初と徳兵衛を主役にした完全オリジナルストーリー。これが圧倒的に面白く、ぜひ「代官山落語夜咄」で再演してほしいと直訴、白鳥が快諾してくれて今回の再演となった。この機会を逃したら勿体ない!<配信情報>第41回代官山落語夜咄 三遊亭白鳥 無観客高座『白鳥版 船徳お初徳兵衛』Produced by 広瀬和生12月14日(木) 配信スタート※アーカイブは12月24日(日) まで視聴可能■出演三遊亭白鳥広瀬和生(MC /トーク)■視聴料金価格:2,200円※ご祝儀システムあり視聴はこちら:
2023年11月30日2022年7月に交際していることが発覚した、お笑いコンビ『オズワルド』の伊藤俊介さんと、お笑いコンビ『蛙亭』のイワクラさん。週刊誌で熱愛が報じられたおよそ1週間後、ポッドキャスト番組『蛙亭のトノサマラジオ』(ニッポン放送)にて、イワクラさんが伊藤さんとの交際を認めたことで話題になりました。オズワルド伊藤&蛙亭イワクラのプライベート写真に反響2023年11月28日、お笑いタレントの石井ブレンドさんがX(Twitter)を更新。自身が運営するコーヒーショップ店に、伊藤さんとイワクラさんが2人で来たことを明かしました。石井さんが「なんというか、すごくほっこりしました」という、ツーショット写真をご覧ください!伊藤くんと岩倉ちゃんが来てくれました。なんというかすごくほっこりしました。伊藤くんの持っているのは、太煙草ではなくアイスのメープルラテです。いや、太煙草の可能性も捨てきれないです。 pic.twitter.com/AQS5W5KOtX — 石井ブレンド (@comandanteishii) November 28, 2023 コーヒーを片手に笑顔で写る、伊藤さんとイワクラさん。職種こそ同じですが、きっと互いに仕事に集中しているからこそ、公の場でたわむれ合う姿は控えているのでしょう。プライベートのため、自然体で距離感も近い2人からは、『幸せオーラ』があふれていますね!伊藤さんとイワクラさんのツーショット写真には、さまざまな声が寄せられました。・2人とも、本当にお似合いなカップル!・大の大人に失礼かもしれませんが、ほほ笑ましいカップルですね。心が和む~!・『推し』のカップルです!素敵な写真をありがとうございます!2021年12月から交際しているという2人。仲睦まじい姿を見せた伊藤さんとイワクラさんに、「幸せになってほしい」と、多くの人が願ったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年11月29日サクサク食感がおいしい、ローソンの「元祖たこやき亭昔ながらのソース味51g」2つのソース味粉末を使用したスナック菓子は、甘辛い味わいが絶妙でおいしいですよ♡3時のおやつにもぴったりです!2つのソース味粉末を使用した甘辛い味わい出典:coordisnap「元祖たこやき亭昔ながらのソース味51g」は、ローソンより10月3日(火)に発売されました。価格は108円(税込)です。開封してみると、ソースの甘辛い香りが広がりました。食欲をそそります♡パクっと手に取って食べやすい出典:coordisnap手に取ってみると、パクっと食べやすい一口サイズです。まん丸な形がまるでたこやきのようで、かわいいですよね!サクサク食感がおいしい出典:coordisnap食べてみると、サクッと軽めの食感。ソースの甘辛い味わいが絶妙で、くせになる味わいです。食べ始めると手が止まらなくなり、気づいたら完食していました!気になるカロリーは?出典:coordisnap1袋当たり271kcalです。たっぷり入っているので、シェアして食べるのもおすすめ。おやつとしてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりですよ。おやつにもおつまみにもぴったり出典:coordisnapローソンの「元祖たこやき亭昔ながらのソース味51g」は、サクサク軽めの食感がおいしいですよ♪ソースの味わいが絶妙で、一度食べ始めると止まらないおいしさです。気になる方はローソンへ足を運んでみてくださいね。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>どめさん(@chouchou.kitchen)食べること料理をすることが好き2児のママInstagram
2023年10月11日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】いま、軽妙洒脱な話芸で高座を楽しませてくれる落語家と言えば、第一に名前を挙げたいのが、三遊亭兼好ではなかろうか?昨日、新聞テレビをにぎわせた話題をすぐさま取り上げ、落語家ならではの諧謔的な切り口で笑いをとって見せる。最も今日的な落語家と言える。それでいて、本題に入れば、骨格のしっかりした、そして、メリハリの利いた噺の運びで、「古典」を今日の出来事のように聴かせてくれる。その兼好が「芸歴二十五周年記念公演」と銘打った独演会を10月25日(水) 品川・きゅりあん大ホールのほか、10月29日(日) には、福島・御蔵入交流館文化ホールで、11月27日(月) には銀座ブロッサム中央会館ホールで開く。25日きゅりあん大ホールは、お得意の『三枚起請』のネタ出し。昨年秋、故安倍首相の武道館での葬儀がおこなわれた直後の三越落語会では、噺の中で喜瀬川花魁が起請文を書いた三人に追いつめられた揚げ句、逆上し、拳を振り上げている江戸っ子に言い返す。「なんだい、その握り拳なんか振り上げて」。すると、一瞬間をおいて、男が声を挙げる「国葬反対!」。この見事なギャグが忘れられない。今度は、どんなギャグが飛び出すだろう。ゲストは柳家喬太郎。福島でのゲストは春風亭昇太、銀座でのゲストは立川志らく。三人これまた一癖も二癖もある噺の巧者である。<公演情報>三遊亭兼好 芸歴25周年記念公演「まるっと兼好」10月25日(水) 東京・きゅりあん大ホールゲスト:柳家喬太郎10月29日(日) 福島・御蔵入交流館 / 文化ホールゲスト:春風亭昇太11月27日(月) 東京・銀座ブロッサム 中央会館・ホールゲスト:立川志らく■チケット料金全席指定:4,000円(税込)当日:4,500円(税込)※未就学児童入場不可チケットはこちら:
2023年09月28日やくもらくご主催、『第一回やくもらくご三遊亭萬橘独演会』が2023年9月22日(金)にめぐろパーシモンホール小ホール(東京都目黒区八雲1-1-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 三遊亭萬橘公式ホームページ 目黒でもっと落語会が開催されたらいいのに、という思いから、第一回のやくもらくごを開催。古典落語を独自の解釈でさらに面白く、エネルギー溢れる落語を演じる三遊亭萬橘師匠をお迎えして開催。三遊亭萬橘プロフィール本名:中村彰伸(なかむら・あきのぶ)生年月日:昭和54年(1979年)1月20日出身地:愛知県豊川市(旧 宝飯(ほい)郡一宮町)出身校:法政大学文学部中退血液型:A型紋:高崎扇芸歴2003年7月 三遊亭圓橘に入門。前座名「橘つき」2006年10月 「きつつき」で二ツ目昇進2013年3月 真打昇進、四代目「萬橘」襲名受賞2007年3月 「さがみはら若手落語家選手権」優勝2009年2月「第6回伝統芸能祭りグランドチャンピオン大会」グランプリ受賞メディア2007年 ぴあMOOK『落語ワンダーランド』“嗚呼、麗しの美形落語家”趣味ボクシング観戦、読書、動物園公演概要『第一回やくもらくご三遊亭萬橘独演会』公演日時:2023年9月22日(金)18:30開場/19:00開演会場:めぐろパーシモンホール小ホール(東京都目黒区八雲1-1-1)■出演者三遊亭萬橘、ほか■チケット料金全席指定:3,300円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月18日「生ホイップは飲み物(R)」の企画・販売を行う、株式会社エム・ジー・ケイ(本社:東京都新宿区、代表取締役:山崎 将史)は、クラウドファンディングの支援額が1億円を突破し、3話の制作が確定したアニメ「邪神ちゃんドロップキックX」に登場する「邪神ちゃん」と「エキュート」をイメージした「生ホイップは飲み物(R)」2商品を、2023年9月1日(金)に発売いたします。※当社オンラインショップは2023年8月10日(木)AM9時から予約開始。※秋葉原ラジオ会館10階自販機・新宿アルタ地下2階自販機は2023年9月2日(土)AM11時から販売開始。【商品の特徴】■「生ホイップは飲み物(R)(邪神ちゃん・ばなな風味)」邪神ちゃんの緑を基調とした生ホイップを爽やかなバナナ風味で仕上げました。当社パティシエが作品と邪神ちゃんのイメージをもとに、「もしも、邪神ちゃんに噛み付いたらこんな味」ということ想像して、何度も試作を繰り返して開発しました。邪神ちゃん邪神ちゃんラベル■「生ホイップは飲み物(R)(エキュート・薔薇風味)」エキュートの黒を基調とした生ホイップを芳醇な薔薇風味で仕上げました。当社パティシエが作品とエキュートのイメージをもとに、「もしも、エキュートが自分の横をすれ違ったらこんな味」ということ想像して、何度も試作を繰り返して開発しました。エキュートエキュートラベル※画像は開発中のものです。実際の商品とは多少異なる場合がございます。予めご了承ください。【販売情報】商品名 : 生ホイップは飲み物(R)(邪神ちゃん・ばなな風味/エキュート・薔薇風味)価格 : ●当社オンラインショップ 1缶1,500円(税込・送料別途:地域別)●自動販売機1缶1,500円(税込)※オンラインショップでは2023年8月10日(木)以降、いつでも予約購入いただけます。※発送は2023年9月1日(金)順次発送。※秋葉原ラジオ会館10階自販機・新宿アルタ地下2階自販機は2023年9月2日(土)AM11時から販売開始。※生ホイップは飲み物(R)(内容量:230ml)について、詳細はオンラインショップ( )またはブランドサイト( )をご参照ください【世界最速試飲レビュー】2023年9月1日(金)21時から、「生ホイップは飲み物(R)」のPR大使であるVTuber「姫生のーむ」さんの公式YouTubeチャンネル( )にて、世界最速試飲レビューが配信されます。最速レビュー【「邪神ちゃんドロップキック」とは】『邪神ちゃんドロップキック』は、漫画家・ユキヲが2012年より「COMICメテオ」で連載している人気コミック(累計100万部超)を原作とする日本のアニメーション。2018年、2020年に2度アニメ化され、2022年7月より3期が放送された。中国でのシリーズ累計視聴数は9400万回超。YouTube「違法より早い」本編切り抜き映像が話題となり1カ月で4000万回以上視聴され、なぜかYouTubeのVTuberチャンネルとして世界一の記録を打ち立てた(2022年7月)。クラウドファンディングで6700万円を集めた他、北海道千歳市と共に全国初のふるさと納税を用いたアニメ製作に挑戦。1.8億円を集めてNHK情報番組で紹介され、帯広市・釧路市・富良野市・南島原市の4市とも同様の取り組みを行っている。既存のアニメビジネスの枠内にとらわれないコラボを積極的に行う異色のIPとして注目されている。■公式サイト・公式Twitter・公式サイト : ・公式Twitter : ・原作漫画(COMICメテオ連載): ・権利表記:(C)ユキヲ・COMICメテオ/邪神ちゃんドロップキックX製作委員会【株式会社エム・ジー・ケイ会社概要】Web戦略を軸とした企画・販促・実務支援の会社です。やらない後悔よりもやった後悔を最優先とし、常に新しいビジネスへチャレンジし続けるExceptional Advanced Companyです。代表者 : 代表取締役 山崎 将史本社所在地: 東京都新宿区下落合3-13-17-3FURL : 主な事業 : 事業コンサルタント、輸入業(コーヒー生豆など)、ライセンシング事業、Webプロディース※「生ホイップは飲み物(R)」は株式会社ターボスイッチの登録商標(第6535719号)です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月10日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 広瀬和生のおススメ】8月の「代官山落語夜咄」は三遊亭兼好が演じる怪談噺。『生きている小平次』は古くからある怪異譚を元に大正期の鈴木泉三郎という戯曲家が歌舞伎の演目としたもので、六世尾上菊五郎らが大正14年に初演。昭和32年と昭和57年には映画にもなっている。落語家では六代目三遊亭圓生と八代目林家正蔵が持ちネタにしていた。兼好の師匠である好楽は正蔵一門から圓生の総領弟子である五代目圓楽の門下に移った噺家で、兼好にとって『生きている小平次』は大いに所縁のある演目だ。普段は明るく楽しい高座で笑わせる兼好が“笑いの無い怪談”をどのように演じるのか。この機会を見逃すのはあまりにも勿体ない!<公演情報>代官山落語夜咄~夏の怪談夜話~ 三遊亭兼好『生きている小平次』8月7日(月) 東京・晴れたら空に豆まいて開場 18:30 / 開演 19:00※8月17日(木) まで配信視聴可能■チケット料金観覧:3,300円(入場時別途1drink 600円)配信:2,200円(ご祝儀システムあり)
2023年07月29日旬な二ツ目が話芸を競う林家たい平、柳家三三、春風亭一之輔らを輩出した落語会(公財)北区文化振興財団主催、『第34回北とぴあ若手落語家競演会』が2023年9月9日 (土)に北とぴあつつじホール(東京都北区王子1-11-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 旬な二ツ目が話芸を競う、熱き戦い!大賞を決めるのは会場のお客様!林家たい平、柳家三三、春風亭一之輔ら人気噺家を輩出してきた若手の登竜門ともいえる落語会。34回目となる今年はゲストに三遊亭小遊三が登場します!公演概要『第34回北とぴあ若手落語家競演会』公演日時:2023年9月9日 (土)13:30開場/14:00開演会場:北とぴあつつじホール(東京都北区王子1-11-1)■出演者春風亭昇吾、雷門音助、三遊亭遊子春風亭朝之助、柳家圭花、三遊亭ふう丈【ゲスト】三遊亭小遊三【司会】サンキュータツオ(米粒写経)■チケット料金全席指定:2,800円(税込)※未就学児の入場はご遠慮ください。主催:(公財)北区文化振興財団共催:東京都北区 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月14日役者の落語会「ごらく亭」第14回『「ごらく亭」の夏休み』が2023年8月6日(日)に角筈区民ホール(東京都新宿区西新宿4丁目33-7 3階)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて7月10日(月)12:00より発売開始です。カンフェティにて7月10日(月)12:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 役者の落語会「ごらく亭」第14回『「ごらく亭」の夏休み』役者達による落語とお座敷芝居や演芸の会小宮孝泰、「狐を斬る」は菊池寛の短編時代劇小説を書き下し落語で。小宮孝泰【予定演目】落語:山口良一「紀州」オリジナル落語:オオタスセリ「OL日記、内蔵会議」漫才:山口良一&大森ヒロシ落語:曽世海司「風呂敷」仲入りお座敷芝居:「四人癖」小宮&オオタ&山口&曽世落語:鬼頭真也「犬の目」音曲漫才:めおと楽団ジキジキ落語:小宮孝泰「狐を斬る」公演概要役者の落語会「ごらく亭」第14回『「ごらく亭」の夏休み』公演日:2023年8月6日(日) 14:30開場/15:00開演会場:角筈区民ホール(東京都新宿区西新宿4丁目33-7 3階)■出演者オオタスセリ鬼頭真也小宮孝泰曽世海司山口良一大森ヒロシめおと楽団ジキジキ■スタッフ照明:五十嵐正夫(シアターブレーン)舞台監督:古屋治男宣伝美術:スズキマサミ制作協力:オフィス・REN協力:(株)オフィスピー・エス・シー■チケット料金前売:3,300円当日:3,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月03日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】先日、三遊亭円楽プロデュースと銘打った「さっぽろ落語まつり」を聴きに出かけた。初日の昼の部、夜の部で計9席の落語を聴いた。なかでも昼の部の立川志の輔、夜の部の桂文珍が圧巻の高座だった。客席の反応も上々、札幌から見ると地方ネタ「池袋演芸場」も受けるし、文珍のこの秋「桂プーチン」に改名するネタ、アップルウォッチにスイカが入っているというネタにも即座に会場は爆笑に包まれた。いまや、落語は完全に全国区になったといってよい。名古屋は東京と関西の中間にあるから、さらに観客の感度が鋭い。年1回開かれている「中日落語会」も柳家喬太郎、桃月庵白酒、春風亭一之輔らのまくらの鋭い現代批評に反応する。今回は「喬太郎・白酒二人会」でどんなまくらが聴けるか楽しみ。喬太郎は名古屋出身の亡き三遊亭円丈作『稲葉さんの大冒険』、白酒はとりで『不動坊火焔』あと一席ずつは「お楽しみ」となっている。<公演情報>中日落語会「喬太郎・白酒二人会」6月18日(日) 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール開演 13:00■出演柳家喬太郎三遊亭円丈 作『稲葉さんの大冒険』桃月庵白酒『不動坊火焔』■チケット料金全席指定:5,500円※未就学児の入場不可
2023年06月03日日芸OBの放送作家・高田文夫を中心に、豪華ゲストを迎えて行われる新感覚寄席『オール日芸寄席』初の地方公演となる山形公演が、7月18日(火) に開催されることが決定した。本イベントはこれまで東京で5回開催され、すべて完売したという人気コンテンツ。今回出演するのは、高田文夫、立川志らく、三遊亭白鳥、春風亭一之輔、そして山形出身のテツandトモ。それぞれの演目を楽しんだ後は、高田文夫を中心としたオールキャストによる門外不出のトークもあるとのこと。■高田文夫 コメント東京の会でもこれだけのメンバーは揃わないのに、よりによって幸せにも山形に集結とはびっくり仰天。一味は私と頼もしくも楽しくおバカで芸達者な日芸スピリッツが満載な連中です。楽しい時間は保証します。ちなみに私が知っている山形県人は、ビートきよしです……。あまり信用していません。<公演情報>山形放送開局70周年事業 『オール日芸寄席 in 山形』7月18日(火) 山形市民会館 大ホール開演 18:30 / 開場 17:30出演:高田文夫、立川志らく、三遊亭白鳥、春風亭一之輔、テツandトモ【チケット料金】前売:6,000円当日:6,500円※全席指定■一般発売5月22日(月) 10:00〜チケットはこちら:詳細はこちら:
2023年05月19日