生物×アートで創る自然の水槽世界を紹介する「グリーンアクアリウム展」が、2017年9月13日(水)から10月9日(月)まで、神奈川・グランツリー武蔵小杉で開催される。通常アクアリウムといえば、熱帯魚や淡水魚・水草・サンゴ・岩などが連想されるが、本展ではグリーン(水草・木・海苔および魚などの生物)にフィーチャー。まるで大自然の森のような世界を水槽内で表現したアート作品を展示する、今までにないアクアリウムイベントとなっている。「グリーンアクアリウム展」には、水草職人としてアクアリウム業界を牽引している早坂 誠ら6名のアクアリストが参加。8つの異なる風景からインスパイアされた<日本八景の滝>、2m×2mの大きな平型水槽の中に水と緑の楽園を表現した<緑彩の池>など、普段の生活で何気なく目にしている草木・水・生き物を、美しいアートとして表現した“生態系アート"が楽しめる。また、イベント期間中は、ガラスの容器に流木や石をレイアウトして小さなアクアリウムが製作できるワークショップも実施予定。イベントの鑑賞と合わせて、是非水槽作りにもチャレンジしてみてはいかがだろう。【開催概要】グリーンアクアリウム展開催期間:2017年9月13日(水)〜2017年10月9日(月・祝)営業時間:10:00〜21:00 (最終入場 20:30)観覧料:一般(中学生以上) 500円/小学生 300円/幼児(小学生未満) 無料チケット販売:・8月21日(月)〜 セブンチケットにて販売・9月13日(水)〜 グランツリー武蔵小杉内チケットカウンターにて販売参加アクアリスト:早坂 誠/奥田 英将/助川 裕之/轟 元気/西名 柳二/森 翔太■ワークショップ開催日:2017年9月17日(日)、9月18日(月・祝)、9月24日(日)、10月1日(日)、10月8日(日)、10月9日(月・祝)の6日間時間:10:00〜/11:00〜/13:00〜/14:30〜/16:00〜/17:30〜(所要時間 約1時間)定員:各回12名 ※混雑時には予約制参加料:3,000〜5,000円+税 ※グラス水槽・材料込み支払い方法:参加時にワークショップ会場にて現金での支払い
2017年09月02日六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト 2017」が9月30日(土)~10月1日(日)の2日間開催される。六本木アートナイトとは?生活の中でアートを楽しむ新しいライフスタイルを提案する「六本木アートナイト」は六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館をはじめとする六本木の街の様々な場所に、アート作品のみならず、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどを含む多様な作品を点在させ、街中で非日常的な体験を作り出していく。本イベントは2009年より始まり今回で8回目。昨年の延べ鑑賞者数は63万人にのぼった。今回のテーマは「未来ノマツリ」今回のテーマは「未来ノマツリ」。六本木アートナイト実行委員長・南條史生氏は(森美術館 館長)、「美術館の中ではなく六本木の街で行うアートイベントとして、大勢の人が楽しむことができる“祭”のようなイベントにしたいという意味が込められています。」と話す。ここ数年、各地で開かれる音楽フェスティバルやアートフェアも広く“祭”と位置付けられ、ひとつのコミュニケーション・プラットフォームとなっている。蜷川実花の世界観が六本木に展開!今回、メインプログラム・アーティストには写真家・映画監督として幅広く活躍する蜷川実花氏を迎え、この瞬間にしか見ることのできない美しく妖艶な世界が披露される。また、今回初の試みとなる「東南アジア・プロジェクト」では、東南アジアのアーティストが“祭”をテーマに地域のコミュニティメンバーと共同した作品を発表するなど、国内外で活躍する気鋭のアーティストが集結する点も注目だ。人々が集い非日常的な体験を共有することができるスペシャルな2日間、ぜひ六本木の街へ繰り出してみたい。■「六本木アートナイト 2017」概要日時:9月30日(土)10:00~10月1日(日)18:00<コアタイム>9月30日(土)17:27(日没)~10月1日(日)5:36(日の出)※コアタイムはメインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、そのほか六本木地区の協力施設や公共スペース入場料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画展は有料)南條史生×蜷川実花トークイベント:9月30日(土)21時~、参加無料(text:cinemacafe.net)
2017年08月31日「アートフェア東京2018」が、2018年3月9日(金)から11日(日)まで、東京国際フォーラムにて開催される。日本最大級の国際的アートフェア「アートフェア東京」は、日本のアート市場とアートシーンを国内外に発信する日本最大級の国際的なアートフェア。昨年は57,800人の来場者を誇る大規模なイベントとなっており、今回で13回目の開催となる。会場には、数々のギャラリーが作品を出展し、気に入った作品は購入可能だ。古美術、工芸から日本画、現代アートまで作家の層も幅広く作品が集結する。歴史に紐づいた日本のアートの発信だけでなく、“今”の日本のアート状況を伝える企画展示や関連イベントも開催する。古美術から気鋭のアーティスト作品まで、過去最多の出展者数アートフェア東京の特徴である、古美術、工芸、日本画、近代美術、現代アートまで様々なジャンルの作品が集まる「ギャラリーズ」と、気鋭の作家の個展で展開する「プロジェクツ」を合わせ、全164軒の出展が決定。前年より拡大したブース展示の「ギャラリーズ」では各ジャンルの作品が国内外から集結し、これまで以上に見応えのある展示になっている。「ギャラリーズ」「ギャラリーズ」の過去最多となる153軒の出展では、中国の繭山龍泉堂による南宋の青磁や、宝満堂の薩摩焼などの古美術から、日動画廊が出品する藤島武二の洋画などの近代美術まで、年代を超えた名作が勢揃い。また、現代アートを代表する海外アーティスト、ロナルド・ヴェンチェラ(Ronald Ventura)、インヴェイダー(Invader)らの個展も行われる。「プロジェクツ」「プロジェクツ」は入場無料のロビーギャラリーで展開。1ギャラリーにつき、1アーティストの個展形式で、ペインティングから写真、現代根付、インスタレーションまで、若手アーティストを中心とした11名の作品を展示販売する。初開催「World Art Tokyo-パンゲア・テクトニクス-」「アートフェア東京 2018」では国際的な文化交流の場を目指し、9ヶ国の駐日大使が推薦する、グローバルな活躍が期待される次世代のアーティストの国際展「World Art Tokyo-パンゲア・テクトニクス-」を初開催する。テーマは「パンゲア・テクトニクス-地殻変動するアート⇄ものがたりの分岐点-」。東京藝術大学大学院の学生がキュレーターを担い、9ヶ国のアーティストが生み出す新しい「ものがたり」によって、地球上の広大な地域の際や共通点を浮かび上がらせる。学生作品を展示「Future Artists Tokyo -スイッチルーム-」「Future Artists Tokyo -スイッチルーム-」は、日本を代表する芸術系大学の学生キュレーター6名がチームとなって12名の学生作品を選定、展示制作を行う展覧会。学生ならではの新しいアイデアから生み出される、多様で独創的な作品が展示される。ホテルでのアートフェアも「アートフェア東京」に連動して、汐留のパークホテル東京にて同期間、「ART in PARK HOTEL TOKYO 2018」が開催される。大阪で15年続く現代美術のアートフェア「ART OSAKA」が企画する本イベントでは、東京16軒、東京以外24軒、台湾1軒、韓国1軒の総勢42ギャラリーが出展し、ホテルの客室をギャラリーに仕立てて作品を展示・販売する。絵画・彫刻・版画・写真から、空間全体を使ったインスタレーションまで幅広いジャンルを展示。東京では見る機会が少ない作家や作品を見ることができる。ホテルの客室を利用することで、自宅でのアートコレクションをイメージしやすく、親近感を持って作品を見ることができるのも魅力の一つだ。また、フェア会場であるホテル26階、27階からは、東側に浜離宮恩賜公園、西側に東京タワーを臨むことができる。東京ガールズコレクションとのコラボレーションを実施イベントでは、「東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」とのコラボレーションが決定。東京アート&ライフメディア『アートマーケット トウキョウ(Art Market Tokyo)』が、「アートフェア東京」や「東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」の会場内、都内のギャラリー、美術館で配布される。『アートマーケット トウキョウ』内では、人気ファッションモデルを代表してラブリが東京の街の中にあるアートを巡り、アートとファッションの領域を超えて多様化するライフスタイルや価値観を発信する。【詳細】アートフェア東京2018開催日程:2018年3月9日(金)~3月11日(日)※3月8日(木)は招待制 ※最終入場は各日終了30分前会場:東京国際フォーラム・ホールE及びロビーギャラリー住所:東京都千代田区丸の内3-5-1入場料:前売券/1DAYパスポート引換券 3,000円(税込)当日券/1DAYパスポート 3,500円(税込)出展数:164軒(国内146軒、海外18軒)参加都市:国内15都市、海外14都市※3月8日(木)は招待制。※チケットの価格は予定価格。※小学生以下は、大人同伴の場合に限り入場無料。■ART in PARK HOTEL TOKYO 2018詳細日時:2018年3月9日(金)~3月11日(日) 11:00~20:00※3月8日(木)は招待制。※最終日のみ17:00まで ※入場はフェア終了1時間前まで場所:パークホテル東京 26階、27階(2フロア貸切)住所:東京都港区東新橋1丁目7番1号 汐留メディアタワーTEL:06-7506-9338(事務局)入場料:1,500円※チケットは25階フェア受付にて販売【アートフェア東京 2018 問い合わせ先】一般社団法人 アート東京東京都港区麻布台 1-9-12 飯倉台ビル4階TEL:03-5797-7912【ART in PARK HOTEL TOKYO 2018 問い合わせ先】ART OSAKA 事務局大阪市中央区上本町西4-1-68TEL:06-7506-9338
2017年08月25日見どころ満載! 大自然と融合した全14作品のデジタルアート佐賀県武雄市にある「御船山楽園」は、江戸時代後期に創られた庭園です。その広さは約50万平米。森と庭園の境界線は曖昧で、武雄神社の神木でもある樹齢3000年以上の大楠や、巨石に囲まれた稲荷大明神が祀られています。この御船山楽園で、2017年10月9日まで「資生堂 presents チームラボ かみさまがすまう森のアート展」が開催中です。全14作品のデジタルアートが庭園内に散りばめられており、庭園内を自由に散策しながら作品を楽しむことができます。また、長年に渡って独自の美意識を築いてきた資生堂が協賛しており、新スキンケアラインである「WASO」をイメージしたコラボレーション作品も。連続する生命の形を表現したチームラボの展覧会中でも注目は「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」。この作品は、稲荷大明神にある巨石の形に合わせて水の動きをシミュレーションし、まるで目の前に滝が流れているかのようにプロジェクションマッピングしたもの。高さ約3mの滝が流れ落ちていく様は圧巻です。「増殖する生命の巨石」は、花々が咲いて散っていくまでの「連続する生命の形」をコンピュータプログラミングによってリアルタイムに描いています。1秒たりとも同じ瞬間がないので、思わずじっと見入ってしまう作品です。自然が自然のままアートになる・森に広がる幻想的な世界どの作品も、私たちが庭園内を歩いているその瞬間にも常に変化し続けており、チームラボが考える「連続する生命の形」を表現しています。チームラボはこれまでにも「Digitized Nature, Digitized City」というアートプロジェクトを行なっており、今回の「自然が自然のままアートになる」というメッセージが本展覧会のコンセプトにもなっています。御船山楽園を成形する森や木々、巨大な洞窟や石そのものが「生命の連続」を表現しています。デジタルアートとの融合によって、より幻想的で不思議な世界観を演出できたアート展です。この夏は、御船山楽園で大自然とチームラボのデジタルアートが融合した美しい世界を体感してみませんか?会期は10月9日(月)までですのでお早めに。また、庭園内はとても広いので歩きやすい靴で行くことをおすすめします。取材・文/小松里紗イベント情報イベント名:資生堂 presents チームラボ かみさまがすまう森のアート展催行期間:2017年07月14日 〜 2017年10月09日住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100御船山楽園電話番号:092-791-9496
2017年07月27日六本木の街を舞台にしたアートイベント「六本木アートナイト 2017」が、2017年9月30日(土)~10月1日(日)の2日間にわたって開催されます。今回は、「未来ノマツリ」をテーマに、メインプログラム・アーティストには写真家の蜷川実花を起用。さらに「東南アジア・プロジェクト」もスタート。国内外で活躍する気鋭のアーティストが集結する一夜限りのアートの饗宴を、体感してみてはいかがでしょうか。一夜限りのアートの祭典!「六本木アートナイト」が今年も開催「六本木アートナイト」は、六本木の街を舞台とした一夜限りのアートの祭典です。生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に、2009年からスタート。例年、六本木の様々な商業施設や文化施設に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどの多様な作品が登場し、コアタイムとなる日没から夜明けまでの時間帯にも、街を回遊する人の波が絶えることがないほどの人気ぶり。初開催以来発展を続ける、東京を代表するアートイベントに、今年も期待が高まっています。今年のテーマは「未来ノマツリ」!夜通しアートに包まれる「六本木アートナイト」の今回のテーマは「未来ノマツリ」。メインプログラム・アーティストには、写真家・映画監督として幅広く活躍する蜷川実花を起用し、美しく妖艶な世界観を創出します。また、今回は初の試みとして、東南アジアにゆかりのある日本人アーティストや、現代アートに沸く東南アジアより注目アーティストを招き、様々な人々と協働しながら作品を制作・発表するプロジェクト「東南アジア・プロジェクト」も開催されます!さらに、東南アジアのアーティストが“祭”をテーマに地域のコミュニティメンバーと協働して作品を制作、「六本木アートナイト」本番で作品を発表する予定です。アジアを中心に世界中から彩り豊かなアートやパフォーマンスが集まり、新しくクリエイティブな「未来ノマツリ」が展開されます。●メインプログラム・アーティストは、写真家・映画監督の蜷川実花「六本木アートナイト」では、今回のテーマである「未来ノマツリ」に共鳴した複数のインスタレーションを計画中。メインプログラムには、蜷川実花氏の真骨頂である強烈かつ独特の色彩感と、モチーフが存分に展開される予定です。縦横無尽の活動で圧倒的な人気を誇る蜷川実花氏。いまやその人気は海外にも拡大し、特にアジアの国々では多くのファンを獲得しています。写真集や、雑誌などのメディアでの露出はもちろんですが、台湾、香港、マレーシアなどでは、展覧会も開催され多数の観客を集めています。そんな蜷川実花氏が手掛ける作品が、今回の六本木アートナイトにおける蜷川作品以外のもうひとつの軸である「アジア」をテーマとする作品群と相まって、六本木の街の風景が劇的に変わります。●「東南アジア・プロジェクト」が初稼働!「六本木アートナイト 2017」の注目プログラムの1つ「東南アジア・プロジェクト」。東南アジアのアーティストや東南アジアにゆかりのある日本人アーティストを招聘し、様々な人々と協働しながら作品を制作・発表するプロジェクトが、今年初稼働します。東南アジアで活躍するアーティストが、六本木の街や人々と関わりながら、アート作品作りを通して六本木の街を盛り上げます。「未来ノマツリ」をテーマに、地域のコミュニティメンバーとアーティストが、協力し創り出すアート作品に注目してください。●「東南アジア・プロジェクト」の参加アーティスト、作品ナウィン・ラワンチャイクン《六本木物語》タイのアーティストのナウィン・ラワンチャイクンが六本木を舞台にした映画や絵画、ダンスなどを制作。六本木の人達が登場しながら、この街の様々な表情と魅力が映し出されます。ネオ・アンゴノ・アーティスト・コレクティブ 《巨人と歩く:彼らは私たちと同じ(六本木ヒガンテスプロジェクト)》巨人祭で有名なフィリピン・アンゴノのアーティスト集団が、六本木を舞台に、アートナイトでしか見ることができない巨人祭手掛けます。国立奥多摩美術館《国立奥多摩美術館 24時間人間時計 〜アジア編〜》2012年に東京都青梅市に発足したアーティスト・コレクティブ「国立奥多摩美術館」が登場。メンバーの多くは、東南アジアで作品発表の経験があります。今回は、アジアをテーマに人が時計の針となる「24時間人間時計」に挑戦します。イベント詳細名称:六本木アートナイト 2017開催日:2017年9月30日(土)、10月1日(日)<コアタイム>9月30日(土)17:27【日没】〜10月1日(日)【日の出】05:36開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース入場料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画は有料)公式サイト:
2017年07月22日ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルのアトリウムロビーの壁面一体に、海の世界を表現した「インタラクティブ デジタルアート作品」が登場!期間は2017年5月14日から9月17日です。ロビー改修工事の仮囲いの壁面全体を利用したアート作品が、美しくロビーに彩りを添えます。吹き抜けに広がるアート作品は、まるで海中を散歩しているかのよう。幻想的な異次元の世界を堪能しましょう。展示作品のビジュアルをチェック!ロビーエリアには、“海庭・海中・海面・海原”を表現した4つのテーマからなるアート作品が展示されます。人の動きに反応して、魚たちが泳ぎまわる「インタラクティブ デジタルアート」や、大海原をセーリングしているヨットの風景を投影した映像作品が登場。1階の海庭から2階の海原までが一体となったストーリー仕立てで、雄大な海の世界が表現されます。●(1) 海中の壁- 昂揚(こうよう) -クジラが小魚の群れに変化して泳ぎまわるインタラクティブアートです。エスカレーターに乗った人の動きに反応して、海を悠々と泳いでいるクジラが小魚の群れに変化して泳ぎ回ります。●(2) 海庭の壁- 共鳴(きょうめい) -人の動きにセンサーが反応して、サンゴ礁の中の魚たちが小魚の群れとなり泳ぎ回るインタラクティブアート作品です。●(3) 海原の壁- 静穏(せいおん) -海面と空の映像が、ゆるやかに移り変わります。大海原をゆっくりと進むヨット。海上を飛び交うカモメ。水平線をただよう雲。プログラムによって生成される映像は、優雅な風景を描き続けます。●(4) 海面の壁- 安息(あんそく) -空の光を反射した明るい海上を背景に、ヨットとホテル専用クルーズ船「ルグランブルー」をモチーフにしたオリジナルの壁画が展示されます。工事中の壁を使った、期間限定のデジタルアート。ぜひとっておきの空間を体感してみたいですね!■「インタラクティブ デジタルアート」概要開催期間:2017年5月14日(日)~同年9月17日(日)開催時間:6:00〜23:00開催場所:ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル1階アトリウムロビー/2階ロビー
2017年05月11日今日も世界中を夢中にさせるディズニー・アニメーション。そんな夢と魔法の世界が、今年お台場にやってきます!約450枚にもなる原画は、ほぼ日本初上陸。ミッキー誕生の瞬間から、最新作「モアナと伝説の海」まで、ディズニー・アニメーションの高度な技術の結集と豊かな想像力に満ち溢れた裏側が今ここに。ウォルト・ディズニーの夢へようこそ。秘密の鍵をにぎる 圧倒的な原画の数々円筒の中を覗き込めば、先ほどまで止まっていた絵が動き出す…そんな、魔法のような体験で幕を開ける本展覧会。手書きの鉛筆の線が、いのちを得たかのように生き生きと躍動を始めます。ミッキーのデビュー作「蒸気船ウィリー」からミッキーの仲間たちの初期の姿、世界初の長編カラーアニメーション「白雪姫」。現在のディズニー・アニメーションの礎を築いた初期作品群には、最高峰の技術と研究がなされていました。そんなディズニー作品の秘密を、約500点にもなる珠玉の原画の数々とともに紐解きましょう。アナ雪 ズートピア、そしてモアナ 魔法の世界はこれからも2013年に公開され、全世界中で異例の大ヒットとなった3DCGアニメーション「アナと雪の女王」や心温まる兄弟愛と激しいロボットアクションが人気を博した「ベイマックス」、そして動物たちが多様性の社会を生きる話題作「ズートピア」など、ディズニー・アニメーションは時代や変化する価値観を反映し、進化を続けてきました。初期のコンセプトアートといった、貴重なバックグラウンドを垣間見ることができるのも魅力のひとつ。知られることのなかった舞台裏は、スタッフの熱い情熱と温かい愛情で満ち溢れています。ぜひその目で確かめて。取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法催行期間:2017年04月08日 〜 2017年09月24日住所:東京都江東区青海2丁目3番6号電話番号:03-5777-8600
2017年05月10日2016年4月から新潟駅と越後湯沢駅区間の運行をスタートした「現美新幹線」は、新進気鋭アーティスト8名の作品が展示され、移動中に芸術鑑賞ができるこれまでになかったスタイルの新幹線です。新潟を感じる! “世界最速”のアート空間上越新幹線の臨時列車として、土日祝日に運行する「現美新幹線」。車体の外装は写真家・映画監督の蜷川実花氏が新潟・長岡の花火を撮影した作品をもとにデザインしています。6両編成の車両ごとに、アーティストの作品を展示。指定席の11号車は、壁紙や絨毯を用いたインスタレーションを手掛ける松本尚氏が「五穀豊穣」「祝祭」「光」をコンセプトイメージしてデザイン。動物たちが隠れているグラフィックはインパクト大です!ステンレスの鏡からプラレールアートまで! ここにしかないアートに浸る12号車から16号車までの自由席は、窓側にソファが置かれ、ゆったり座りながらアートを観賞しながら過ごすことができます。新潟の雪景色や緑を映すステンレスの鏡で壁一面が埋め尽くされた立体作品、造花の花びらをつなげて空中をゆらゆらと揺れるオブジェ、新潟の里山の風景や暮らしを切り取った写真作品、新潟の風景をポップな映像で表現したアニメーションなど、新潟の魅力が伝わる作品が飾られています。カフェスペースでは、燕三条の人気店「ツバメコーヒー」が焙煎したコーヒーを提供。また、オリジナルスイーツは、菓子研究家・いがらしろみさん監修のもと、魚沼産コシヒカリの米粉を使ったバニラケーキなど、“新潟らしさ”を散りばめたスイーツを販売しています。移動しながらアートを鑑賞できる「現美新幹線」、非日常体験を満喫してみてくださいね♪取材・文/末吉陽子スポット情報スポット名:現美新幹線住所:上越新幹線「新潟駅」-「越後湯沢駅」電話番号:0570-04-8928 平日9:00~21:00 土曜・休日10:00~18:00
2017年04月07日タカラモノ製作企業、IT製作所から、話題のインスタグラマー・アーティストのアートと、iPhoneやインスタグラムの写真とを組み合わせて、世界に一つの写真グッズが作れるiPhoneアプリ”POJEE(ポージー)”が、2年のプロダクト開発期間を経て、3月16日に正式リリースされました。インスタをカタチに第一弾参加アーティストは、若槻千夏がプロデュースする話題のキャラクター「KUMATAN(クマタン)」や、インスタグラムで人気のクッキーアーティスト「COOKIEBOY(クッキーボーイ)」、ロンハーマンやハワイのギャラリーでも精力的に個展を開催しつつアパレルブランドも展開しているアーティスト「ShoWatanabe(渡部将)」他、話題のアーティストがアートを提供しています。アプリダウンロードリンク作成できる写真グッズは、フォトブック、キャンバスアートパネル、フォトステッカーで、4月以降、インテリアグッズ、生活雑貨といった商品ラインナップが増えていきます。ユーザーは写真を選ぶだけで、簡単にデザインが完成するため、デザインをする手間を大幅に削減することが可能です。また、毎月、SNS上で話題のアーティストやブランドが参加し、今までにないオンリーワンプロダクト作成をサポートします。アプリ上では、ユーザーの写真にアーティストのスタンプを貼り付けることができ、写真をカスタマイズすることもできます。カスタマイズした写真は、そのまま無料でSNS配信することも可能なので、普段の写真をカスタマイズするのにも最適です。第一弾参加アーティストCOOKIEBOY(クッキーボーイ)yanagidamasami(ヤナギダマサミ)KUMATAN(クマタン)UAMOU(ウアモウ)MIDORI(小松みどり)YUMIYAMADA(ヤマダユミ)ShoWatanabe(渡部将)majico(マジコ)ALLRAIDInc.(オールレイド)ユーザーのメリット1.ユーザーを、面倒で複雑なデザイン作業から、解放2.インスタとiPhoneの写真から、シームレスに写真を選ぶ事で面倒な写真選択の時間を、大幅に圧縮3.子育て層に人気のアーティストにデザイン提供してもらう事で、ユーザーが安心して一生の思い出を作成できる4.なかなか販売されないような希少性の高いデジタルスタンプを、”無料”で利用可能5.一つのアプリの中で、様々な写真グッズをつくることができる卒業、入学、新生活シーズンに写真を撮る機会も増えるこの季節、せっかくの写真/インスタをカタチにするのに、単なる写真プリントだけでは面白くありません。アートと写真を組み合わせた、世界に一つの写真グッズは、大切な人へのプレゼントにも最適です。アプリの使い方1.Appstoreでダウンロード”POJEE”もしくは"ポージー"と検索2.作りたい写真グッズを選ぶ3.デザインを選ぶ4.写真/インスタグラムを選ぶ→写真はiPhone上の写真と、インスタグラム上の写真の中からシームレスに選ぶことが可能5.写真をカスタマイズする→アーティストの限定スタンプを配置することが可能です(無料)。配置した後で、SNS配信することも可能6.購入
2017年03月27日横浜中華街内の商業施設「横浜大世界」のアートリックミュージアムにて、漫画『ベルサイユのばら』とコラボレーションした展示「ベルばらの部屋リターンズ」が、2017年12月16日(土)より期間限定にて開催される。2017年9月まで行われ、約20,000人を動員した展示「ベルばらの部屋」の反響を受けて復活した展覧会だ。アートリックミュージアムでは、錯視錯覚アートの世界を楽しめる体験型の作品を展示している。企画展「ベルばらの部屋」では、まるで大きなオスカルの手のひらに乗ったように見える作品や、アンドレに壁ドンされているかのように見えるトリックアートの作品が登場。オスカルにお姫様抱っこされているように見える錯視錯覚アートも、人気作品の一つだ。写真を撮ることで、コミックにもアニメにも登場しないオリジナルシチュエーションをリアルに楽しむことができる。「ベルばらの部屋リターンズ」のためだけに制作した完全オリジナルの新作も今後、登場予定となっている。また、オスカルやマリーアントワネットの衣装を着て記念写真を撮ることができる「ベルばら撮影プラン」が実施されたり、3階ミュージアムショップでは、ベルばらのオフィシャルグッズを販売したりと、ファン必見のコンテンツが目白押しとなっている。【詳細】「ベルばらの部屋リターンズ」期間:2017年12月16日(土)~期間限定場所:横浜大世界 アートリックミュージアム 5Fフロア住所:横浜市中区山下町97 横浜中華街 天長門正面営業時間:10:00~20:00(土日祝 10:00~20:30)※2017年12月29日(金)~2018年1月3日(水)は平日・土日祝ともに9:30~20:30※チケット販売は閉館45分前まで料金:大人 1,300円、中高生 1,000円、子供 600円(3歳以下無料)※アートリックミュージアムの入場料金【問い合わせ先】横浜大世界TEL:045-681-5588
2017年03月21日「東京 アート アンティーク 2017」が2017年4月14日(金)と15日(土)に東京の京橋・日本橋エリアで開催される。「東京 アート アンティーク」とは京橋・日本橋エリアは、終戦直後から約150の多岐にわたる専門店が集積する個性豊かなアート密集地。江戸・東京の歴史が息づくその街で、古美術品、骨董、書画、絵画、工芸など古今の芸術に触れられるアートイベントが「東京 アート アンティーク」だ。2日間の会期中は、各箇所で企画展、ギャラリートークなどが行われる。各箇所で開催されるさまざまな企画展エリア内、各箇所で行われる企画展はあらゆるジャンルが集う。また、期間外でも継続して開催されている展覧会も多い。自分が行きたいものは、事前にチェックをしていくことをお勧めする。丸善 日本橋店では、「新版画の美・没後60年―川瀬巴水木版画展」が開催される。郷愁の日本風景を描いた最後の浮世絵師・川瀬巴水の作品の中から厳選された30点余りの初期摺り版画と、在庫僅少となった平成の後摺り版画を展示即売する。また、京橋の翠波画廊では「ギィ・デサップ絵画展」を開催。“現代の印象派”と呼ばれ世界中で多くのファンを獲得している画家ギィ・デサップの情感あふれる風景画を展示する。「SM という猫」という印象的な名前の展覧会は京橋のGallery Seekで。アンディー・ウォーホールの名作「サムという名の猫」にちなんで、SMサイズの猫に限定した約20名の作家による猫作品展だ。そのほか、陶芸展では「樂歴代名碗展」や「モノクロ-ムの世界」など幅広い作品に出会うことが出来る。気軽に参加できるアートチャリティー入札会美術品のオークションや入札会というと、一般にはなかなか参加できないイメージがあるが、「東京 アート アンティーク」では、より来場者の楽しみ方を増やしたいという思いから気軽に参加できる入札会を企画。3月中旬より、ホームページで入札作品を閲覧、開催期間中にはさらに作品をじっくり吟味できる。ほしいものが決まったら、あとは入札用紙に落札希望金額を記入して入札箱へ投入し、落札結果を待つだけ。なお、落札金額の一部は慈善団体へ寄付される。周辺美術館の展覧会もあわせて行ってみよう小さな専門店や古美術だけでなく、この機会に美術館に合わせていってみてはいかがだろうか。現在、三井記念美術館では特別展創建1250年記念「奈良 西大寺展叡尊と一門の名宝」、三菱一号館美術館では「オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき」などが開催されている。【開催概要】「東京 アート アンティーク 2017」会期:2017年4月14日(金)・15日(土)営業時間:各店舗の営業時間に準ずる※入場・イベント参加費無料公式ホームページ:■オークションについて入札開始:2017年4月14日(金)※店舗により会期以前より入札を受け付ける場合あり。入札締切:2017年4月15日(土)※店舗により16 日(日)まで入札を受け付ける場合あり。・参加方法3月中旬より、ホームページで入札作品の写真を閲覧可能。※全ての作品が掲示されるわけではない。※ホームページからの入札は行っていない。東京アートアンティーク期間中に来店し、希望商品の入札用紙に落札希望金額を記入して入札箱へ投入。落札結果はイベント期間終了後、店舗より直接落札者の連絡先へ発表。寄付先例:社会福祉法人 東京都共同募金会、公益財団法人 日本生態系協会など
2017年03月18日国内外のアーティストによるデザインプロダクツを厳選「on Sundays(オン・サンデーズ)」は、東京都渋谷区に居を構える「ワタリウム美術館」の中にある書店。1階フロアでは、映画や現代アートなど約12,000種類にも及ぶポストカードは、一枚の絵としてユニークでアートなものばかりをセレクト。文房具などのオリジナルグッズが所狭しとディスプレイされており、まるで空間自体がコンテンポラリーアートのよう。一日中いても飽きない品揃えに、スイス人建築家であるマリオ・ボッタの設計による独創的な造りが、より空間の特異性を引き立てます。地下スペースには、幅広いジャンルの本が天井まで!地下フロアでは世界中の美術や写真、建築関連の書籍を扱っています。ほかではなかなか手に入らない書籍やグッズを求めて、アート好きたちが集まるミュージアムショップです。居心地のいいカフェもあるので、買った本を読みながら優雅なひと時を過ごすことができます。ワタリウム美術館とは、独自に企画展などを展開。大きな壁では作品展示をしていたり、イベントやワークショップなども不定期に開催したりしています。小さいながらも新鮮なアートで満ちたスペース。一度中を覗いてみると、新しい驚きをもたらしてくれるはず。取材・文/西尾 宇宙スポット情報スポット名:オン・サンデーズ住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6電話番号:03-3470-1424
2017年03月13日民家でいただくご地元のごちそう「雪見御膳」ツアーで雪国体験「『大地の芸術祭』の里 越後妻有2017 冬 SNOWART」では、豪雪地帯・越後妻有の豊かな土地の魅力を感じるために、アートだけでなく地域集落のお母さんの手料理を楽しむ特別プログラム「SNOWARTと越冬のごちそう『雪見御膳』ツアー」を開催。クラウドファンディングサイト「Makuake」で「大地の芸術祭」がプロデュースした地元の銘酒「天神囃子」の酒蔵を見学し、日本酒の種類や製造工程について説明を受けました。昼食には、「さくら御飯」や「車麩と山菜の含煮」など新潟の食材を使ったできたての郷土料理と一緒に、「天神囃子 大地の芸術祭エディション」の「純米大吟醸原酒」「純米吟醸」「特別純米酒」がふるまわれ、地元の人たちとの交流は大盛況。まるで、ふるさとに帰ってきたかのような手厚いおもてなしに心が温まります。不思議な快適感! 木造の小学校校舎「三省ハウス」に宿泊「大地の芸術祭」の里では、アートと紐付いた様々な宿泊体験も魅力のひとつ。日本三大薬湯のひとつである松之山温泉近くの「三省ハウス」は、1958年に建てられた里山の木造校舎を改装したドミトリータイプの宿泊施設です。“小学校に泊まる”という、特別な高揚感は、大人になった今だからこそ楽しむことができるもの。かつて教室だった空間に並べられた、80床の清潔なベッド(5教室、各16床)は、居心地も良く懐かしい感覚も。集落のお母さんたちがつくる越後松之山の家庭料理が自慢です。雪道を歩いてアートを巡る! 「SNOWART TRAIL」「大地の芸術祭」の魅力は、歩いて巡ってアートを楽しむこと。豪雪の中でもそのスタイルは変わりません。まつだい「農舞台」では、雪道トレッキングでアートを巡るガイド付きツアーを開催。雪の中で対面する作品たちは、この冬のために構想された新作ばかり。雪玉を音符に見立てて参加者に楽譜の完成を促す、本間恵子氏の作品「雪を聴く」など、雪があって初めて意味をなすアート作品たちはこのトレッキングツアーでしか鑑賞できません。イベント情報イベント名:「大地の芸術祭」の里 越後妻有 2017 冬 SNOWART催行期間:2017年01月14日 〜 2017年03月12日住所:新潟県十日町市本町6電話番号:025-761-7767
2017年03月10日世界的な教育・研究機関IAMASの卒業生による展覧会「Calculated Imagination IAMASが発信するメディアアート展」が、3月10日から16日までラフォーレミュージアム原宿にて開催される。新たな才能の発掘・育成やビジネスの開発を目指し、様々な分野の専門学校・大学・研究機関と産学協同の新たな展開を模索しているラフォーレ原宿。今回はその一環として、クワクボリョウタや真鍋大度、長谷川愛、三原聡一郎、菅野創、山城大督などのメディアアーティストも輩出している岐阜県のユニークな教育・研究機関・IAMAS(イアマス/情報科学芸術大学院大学)とともにメディアアートの展覧会を開催する。会場では、今年度で創立20周年を迎えたIAMASの卒業生や現在のIAMASを担う教授陣をフィーチャーし、作品展示やトークイベントなどを実施する。クワクボリョウタは模型列車が“風景”を照らし出す「風景と映像」を、三原聡一郎は作品に内蔵された放射線センサーが感知した瞬間に鳴るガラスベルの音が主題の「 鈴」を出展。菅野創は人工知能によって複数の人が書き記した文字の形状とパターンを学習し、意味をなさないが文字のように見える線を書き連ねていく作品「形骸化する言語」を展示する。また、会期中は関連イベントを開催。3月10日の18時から21時にはクラブイベントが、3月11日と12日にはアーティストを迎えたギャラリートークが行われる。3月11日の18時から21時には、アーティストや音楽家を迎えたライブパフォーマンスも行われる。【展覧会情報】「Calculated Imagination IAMASが発信するメディアアート展」会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1-1-6 ラフォーレ原宿6階会期:3月10日~16日時間:11:00~21:00入場無料
2017年02月27日世界有数のアート都市でもある東京では、2017年も刺激的な展覧会が目白押し!エルメス財団が運営する銀座メゾンエルメス フォーラムや東京都写真美術館、岡本太郎美術館などエッジの効いたアート作品に触れられる場所が至るところにある。その他、横浜、金沢、青森でも魅力的な展示が開催中。アートに触れて、心身をリフレッシュしよう!■オブジェと身体の共犯、銀座メゾンエルメス フォーラムで「曖昧な関係」展世代や国籍、表現方法の異なる3人のアーティストの作品を通して、作品と身体との間に生まれる関係性について考察した「曖昧な関係」展が、2月26日まで銀座エルメス フォーラムで開催される。気鋭の現代アーティストが生み出す珠玉の作品をお見逃しなく。■森山大道、ホンマタカシ、畠山直哉らが様々な視点から“東京”の街を切り取った写真展東京都写真美術館が“東京”をテーマに収蔵品で構成するコレクション展「TOPコレクション 東京・TOKYO」を1月29日まで開催する。「東京を表現、記録した国内外の写真作品を収集する」という収集方針の一つのもと、荒木経惟、森山大道らの作品を展示する。■ターナー賞受賞、15人の建築家集団アセンブルの展覧会が表参道でスタート現代美術界で最も重要な賞の1つといわれるターナー賞を受賞した建築家集団のアセンブル(Assemble)を紹介する「アセンブル_共同体の幻想と未来」展が、2月12日まで東京・表参道のEYE OF GYREにて開催中。建築に留まらず活動する彼らの作品に触れてみよう。■舘鼻則孝が岡本太郎記念館をジャック!「舘鼻則孝 呪力の美学」展開催東京芸術大学の卒業制作「ヒールレスシューズ」がレディー・ガガの目にとまり、一躍アートシーンに躍り出た舘鼻則孝の展覧会「舘鼻則孝 呪力の美学」が、3月5日まで東京・南青山の岡本太郎記念館にて開催中。岡本太郎記念館をジャックした最大規模の展覧会となる。■「篠山紀信展 写真力」が横浜美術館で開幕、ゆずや草笛光子など新出展作を含む約120点を公開全国25会場を巡回し75万人を超える人々を魅了してきた「篠山紀信展 写真力THE PEOPLE by KISHIN」が2月28日まで横浜美術館にて開催される。ジョン・レノン(John Lennon)、三島由紀夫、勝新太郎など著名人の写真の他、東日本大震災を映した作品も公開。■金沢21世紀美術館で「工芸とデザインに境目はあるか」を探る展覧会開催。監修は深澤直人「工芸」と「デザイン」の曖昧さに注目した「工芸とデザインの境目」展が、3月20日まで金沢21世紀美術館で開催される。プロダクトデザイナー深澤直人が監修を務め、「プロセスと素材」「手と機械」などのテーマから、工芸とデザインの境界を浮き彫りにしてゆく。■写真家トーマス・ルフが東京に続き金沢へ。東京展でも未発表の新作を含む約160点を公開現代の写真表現をリードしてきた写真家のトーマス・ルフによる日本初の回顧展となる「トーマス・ルフ展」が東京に続き、12月10日から17年3月12日まで石川県の金沢21世紀美術館にて開催される。初期作品から代表作「Portrats」などを含む大規模な展示となる。■ヨーガン レールが最後に残したメッセージ。海辺のゴミで制作した光のオブジェなど約140点を十和田市現代美術館で公開衣服、インテリア用品、家具、キッチンウェアなど、ライフスタイル全般のデザイナーとして知られるヨーガンレール(Jurgen Lehl)。没後初の回顧展となる「On the Beach ヨーガン レール 海からのメッセージ」が、2月5日まで青森の十和田市現代美術館で開催される。
2017年01月07日池袋にユニークなホステル「SAMURAIS HOSTEL ikebukuro」がオープンしました。“サムライ・ニンジャ×アート”をコンセプトに、壁画アートやコンセプト付き個室、甲冑を着用しての記念撮影、共有スペースを使った様々なイベントなど、宿泊だけではないエンターテイメント型の宿泊施設となっています。コンセプトは「サムライ・ニンジャ × アート」「SAMURAIS HOSTEL ikebukuro」は、全22ベッドを要するコンセプトホステルです。料金は部屋によっては分かれており、一人一泊¥3,000〜¥6,000ほど。時季により異なるので、詳しくは公式サイトをチェックしましょう。4Fは、ファミリーやグループ向けの完全個室。コンセプトは、戦国時代の「城」がテーマです。現在は改装中で、12月中にオープン予定となっています。3Fはドミトリールーム。ベッドはボックス型になっており、周りを気にせず安心して過ごすことができます。2Fはコンセプト別の個室(2名まで)になっており、それぞれ「ニンジャ」、「富士」、「松」とコンセプトが異なり、すべてオリジナルのデザインとなっています。1Fのフロントには、本物の甲冑が備え付けてあり、希望者は着用が可能(有料)。ホステル内で記念撮影をし、写真の持ち帰りができます。戦国武将のフィギュアも販売もされているので、お土産にもぴったりです。地下には共有スペースがあり、旅人同士のコミュニケーションスペースにもなっています。壁のアートはすべて美大生の作品。部屋のひとつひとつにコンセプトが設けられているので、ひとつの作品としても楽しめます。日本の魅力を表現したアートを堪能しましょう。オープニングキャンペーンでお得に泊まれる「SAMURAIS HOSTEL ikebukuro」は、現在オープンを記念して、12月21日(水)までお得に泊まれるキャンペーンが実施中されています。詳しくは公式サイトをチェックしましょう。booking.com: 【オープン情報】SAMURAIS HOSTEL ikebukuro住所:東京都豊島区池袋 3-52-12電話番号:03-5904-8384URL:(準備中)Facebook :
2016年12月11日日本最古の温泉という地域資源にアートを取り入れることで、日本のみならず世界に向けて新たな魅力の発信に取り組んできた道後温泉の3年目となる16年アートフェスティバル「道後アート2016」が17年8月31日まで開催されている。今回のアートフェスティバルではメインアーティストに画家の山口晃を迎え、“よそもの”視点で道後が描かれているのが特徴。時空を越えて過去、現在、未来を行き来することでどことなく懐かしく、なんだかおかしな世界に迷い込んでしまいそうになる。同アートフェスティバルでは絵画のみならず、立体、建築的手法を取り入れた作品、インスタレーションといった自由な発想から見慣れた街の風景がそれぞれの記憶と混ざり、不思議な姿として浮上するような作品たちが街に出現している。4月29日から展示されているこれらの作品は現在、第1弾から第3弾までオープンしており、第一弾では道後温泉本館に足を運ぶことで楽しめる「飛行機百珍圖」、「電柱シリーズ 掛軸三幅対」やロビーにて展開されている「階段遊楽圖」、「花圖」が、第二弾ではアーケードを中心として「鈴生り門」、「要電柱」、「見晴らし小屋」が、第三弾ではホテル椿館にて「HOTEL HORIZONTAL『今様物の具吹寄せ』」(18年1月14日まで)や道後温泉2階レストランの茶瑠璃 茶寮 花小路にて「レストランギャラリー』連子風洞』」(18年1月14日まで)などが展開されている。今後も会期中に展開作品が徐々に増えていく予定となっている。【イベント情報】「街歩き旅ノ介 道後温泉の巻」山口晃 道後アート2016会場:道後温泉(愛媛県松山市道後湯之町6-8)およびその周辺エリア展示期間:16年4月29日~17年8月31日
2016年12月06日世界的に知られる作品や文化財が収蔵されているミュージアムは、ヨーロッパに訪れた際に行きたい場所の一つ。ベルリンにも、訪れるべきミュージアムは有名どころに限らず数多くありますが、ここではその中からおすすめをピックアップして紹介。朝一番で行きかったミュージアムを巡った後は、ローカルグルメで腹ごしらえしつつショッピングへ。地元ブランドもチェックできる、セレクトショップに足を伸ばしてみましょう。■Saturday9:30am:ミュージアム巡り世界遺産に登録されている「博物館島」にはじまり、旧駅舎を利用した「ハンブルグ駅美術館(Hamburger Bahnhof)」や、その歴史をデザインに昇華した建築で有名な「ベルリン・ユダヤ博物館(Judisches Museum Berlin)」など、訪れるべきミュージアムを挙げたらキリがありません。ここでは、有名どころに限らず、ベルリンに来たら行きたい個人的なおすすめをいくつか紹介します。「写真美術館(Museum fur Fotografie)」は、ファッションフォトグラファーとして活躍したドイツ人の写真家、ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)の作品を展示する常設展と、さまざまな企画展が行われる美術館です。19世紀にプロイセン王国の将校達のためのカジノとして建設された、ネオクラシックの建築も一見の価値あり。写真美術館に訪れた際には、その近くにある「シー/オー ベルリン(C/O Berlin)」にも立ち寄ってみてください。写真やヴィジュアルメディアを取り扱うエキシビションセンターです。現代写真家の個展や、国内外の若手アーティスト達によるグループ展などが随時開催されています。「同性愛博物館(Schwule Museum)」は、LGBTIQカルチャーにまつわる様々なメディアを通したアート作品を展示するエキシビションを開催しています。展示されている作品はポップなスタイルなものも多く、LGBTIQに馴染みがないという人も、感覚的に楽しみながら理解を深めることができる博物館だと思います。ベルリンの中心地・ミッテ地区にあるアウグスト通り(Auguststrase)にはギャラリーが集中しているので、現代アート好きはこちらにも足を伸ばしてみてください。「クンストヴェルケ現代美術センター(KW Institute for Contemporary Art)」は、現代アートのエキシビションやイベントが開催するアートセンターその隣にある「ミー コレクターズ ルーム ベルリン(me Collectors Room Berlin)」は、現代アートを集めた大型ギャラリー。中に広々としたカフェもあります13pm:フムス屋でランチカリーブルストやバーガーショップも悪くないですが、まだ日本では珍しい中東のファストフード的な存在の料理、フムスを試してみてはいかがでしょうか。茹でひよこ豆にごまペースト、にんにく、レモン汁などを合わせてペースト状にしたフムスは、ヘルシーな上に腹持ちも良く、ベルリンでは広く親しまれています。旧西ベルリンに位置する移民が住む街、ノイケルン地区には本格的なフムスを手軽に味わえる食堂が集まります。激安、激ウマな店も多いですが、基本的にメニューや注文はドイツ語です。おしゃれな飲食店やショップが点在する住宅街、プレンツラウアーベルグ地区に、カフェのようなモダンなフムスレストラン「カナーン(Kanaan)」が昨年オープンし、ローカル達から人気を博しています。こちらは英語メニューも用意されているので、誰でも利用しやすいはず。甘酸っぱいフルーツソースと、タヒニ(ごまペースト)が効いた濃厚なカナーンのイラク風フムス。他にもイスラエル風、レバノン風などさまざまなフムスが楽しめますよ広いテラス席スペースがあるので、天気の良い日はカフェのようにゆったりと過ごせますこちらはノイケルン地区にある中東料理レストラン、「アッザーム(AZZAM)」のフムス。パン、付け合わせの野菜、頼むともらえるソースはすべてサービス!500円ほどでお腹いっぱい食べられます15pm:セレクトショップ巡り服に留まらず、ライフスタイルのアイテムを充実させ展開している店が多い、ベルリンのセレクトショップ。その代表とも言える、市内で最大級の店舗面積を誇る「ザ ストア(The Store)」は、ハイブランドや若手デザイナーズブランドのアイテムを揃える他、ライフスタイル、子ども服、書籍や雑誌、レコードまでをトータルに扱うコンセプトショップです。店内に併設されるカフェでは、ミーティングを行うグループやラップトップで作業している人の姿も多くカジュアルな雰囲気です。ワンフロアにファッション、ライフスタイル、カルチャーを扱うショップとカフェスペースを併設ラグジュアリーからスポーティまで、スタイルのジャンルも幅広く展開ファッションを中心に、世界各国の雑誌も取り揃えていますエントランス脇にある、ターンテーブルを置くレコードセクション店内のカフェではフードも提供。カフェのみの利用ももちろん可能ですイギリス人オーナ達が手掛ける「ハレッシェス ハウス(Hallesches Haus)」は、リビングやキッチン用品などを取り扱うジェネラルストア。以前はナイトクラブだったという店内に、デザイン性を兼ね備えたグッズを世界中から取り揃えています。こちらも店内にカフェを併設。無骨な佇まいのエントランス店内は天井が高く開放的な雰囲気実用的でデザイン性にも優れたグッズが並ぶ、物欲をそそる空間です電球やコードなど、パーツも販売していますガーデニング用品も揃っていますよ店内のカフェは誰でも利用することが可能。こちらにもラップトップを広げて作業する人の姿が。ベルリンのフリーランス人口の多さを物語っていますハレッシェス ハウスと同じクロイツベルク地区にあるショップ「ヴォー ストア(Voo Store)」も、訪れるべき一軒。国内外の旬なデザイナーズアイテムを取り揃える他、雑誌やユニークな小物も展開。充実したスニーカーセクションも必見です。ビルの中庭にエントランスがある「ヴォー ストア」街の中心、ミッテ地区のトール通り(Torstrase)には、先に紹介したザ ストアをはじめ、ファッションのショップが多く建ち並びます。ベルリンのメンズファッションブランド「アーデー ダーツ(A.D.Deertz)」もこの通りに路面店を構えているので、地元のデザイナーズアイテムを探している人は是非覗いてみてください。クオリティの高いアイテムが、リーズナブルに展開されているのでおすすめです。ドイツ人女性デザイナーによる「アーデー ダーツ」のフルラインナップが揃うオンリーショップショップのカラフルな外観ショップが多く建ち並ぶミッテ地区にあるトール通り19pm:下町の人気ダイニングでディナーソーセージとビールでドイツ料理三昧するのもいいですが、地元の人達が通う人気店でする食事も、旅先でしか味わえないものですよね。現在、ベルリンで最も勢いのあるトレンドエリア、旧西ベルリンの下町、ノイケルン地区にある「インダストリー スタンダード(INDUSTRY STANDARD)」は、いつ訪れても地元客で賑わいを見せるダイニング。オープンキッチンのモダンでカジュアルな店内で、フレンチと地中海料理をベースに、ドイツをはじめとするヨーロッパ料理をフュージョンした料理を出しています。フランスの郷土料理、牛肉のタルタルは店の人気メニューこちらもフランスでよく食べられている牛の脊髄。程よい酸味を与える大粒のマスタードシードと一緒に、スプーンですくって食べますノイケルン地区の大通り、ゾンネン通り(Sonnenallee)にある人気店。訪れる際には予約がベター明日(11月20日)は、ベルリンで過ごす日曜日のプランをお届けします!ベルリンの夜は眠らない!ベルリンで過ごす日曜日【A weekend in Berin】 へヒップとモダンが溢れる街!ベルリンで過ごす金曜日【A weekend in Berlin】 へ
2016年11月19日ディオール(Dior)から、ディオールのクリエイションを“色”という切り口でまとめたアートブック『アート オブ カラー(原題:Dior, The Art of Color)』が発売。同書籍の出版を記念したイベントが10月25日、ニューヨークで開催された。同書籍は、12色のキーシェードからインスピレーションを得て創り上げた著名なアーティストやクリエイター達の作品を華麗な写真を通して表現し、「カラー」への情熱を閉じ込めたアートブック。執筆者はジェリー・スタフォードで、アートディレクターはマーク・アソコリが担当した。ピーター・フィリップスやディオールで最初にアーティスティックイメージディレクターを務めたセルジュ・ルタンスらが、様々なカラーを通してクリエイティブの過程について語り、彼らの作品や言葉でディオール ビューティーの歴史を紐解く一冊となっている。10月25日にはニューヨークで、出版を祝したイベントが開催。会場には、ディオールのメイクアップクリエイティブ&イメージディレクターを務めるピーター・フィリップスや、アメリカのファッションブランドであるヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)の新エンジェルにも選ばれ、ディオールのメイクアップアンバサダーも務めるベラ・ハディッド、フォトグラファーのリチャード・バーブリッジを始めとする300人以上のゲストが集結し、色鮮やかな世界観を堪能した。【書籍情報】『アート オブ カラー』(原題:『Dior, The Art of Color』)出版社:リッツォーリ社発刊:2016年10月価格:アメリカ価格115ドル、日本での価格は書店により異なる動画引用元: (ディオールオフィシャルYoutube: )
2016年11月06日未体験の人はぜひ足を運んでほしい 横浜の名物スポット横浜中華街・天長門正面にそびえる横浜大世界は、観る・体験する・食べる・買う、がまるごと詰まった中華街最大級の総合エンターテインメント施設。そのメインといえば、3階から8階を占めるアートリックミュージアムです。アートリックとは、ヨーロッパで発祥した「トロンプ・ルイユ」とよばれる立体画法(だまし絵)に基づくニューアートのこと。遠近法・陰影法・色・照明の組み合わせに加え、光の屈折・反射を作り出して錯覚をおこすことで、現実ではあり得ない世界をあたかも存在するかのように見せたり、角度によって全く別のものが見えたりします。嵐やAKB48のコンサートを手がけた演出チームとのタッグそんな人間生理学を応用した知的ミステリアスなアートを集めたミュージアムの6階に、今年2016年9月にオープンした話題のスポットが、レーザーアートを日本で初めて常設で上演する「レーザーアートシアター」です。約6分強のレーザーアート作品は、スロバキアのアーティストと、そして「嵐」や「AKB48」などのコンサートを手がける演出チームとが共同製作。「宇宙」をテーマに多彩なレーザー光で複雑なグラフィックをマッピングするなど、光と音楽とで織り成す迫力ある幻想の世界が楽しめます。館内は8階から順に降りて進み、どこでも写真撮影OK。参加体験型ミュージアムなので、デートや友だちと盛り上がること間違いなしです。取材・文/武位教子店舗情報店名:横浜大世界アートリックミュージアムTEL・予約:045-681-5588住所:横浜市中区山下町97(横浜中華街・天長門正面)アクセス:・JR京浜東北線・根岸線石川町駅中華街口より徒歩10分・東急東横線・みなとみらい線元町中華街駅3番出口より徒歩2分営業時間:●3-8Fアートリックミュージアム 平日 10:00~20:00土日祝10:00~20:30●2-3Fコンフォートフロア平日 10:00~20:00土日祝10:00~20:30※店舗により営業時間が異なります●1F横浜大世界マーケット日〜木 9:30~21:30金・土・祝前日9:30~22:00※店舗により営業時間が異なります定休日:年中無休
2016年11月06日世界を舞台に活躍するフォトグラファーや映像クリエイターの作品が集結したフォトフェア「アートフォト東京 -エディション ゼロ-(ART PHOTO TOKYO -edition zero-)」が、東京・茅場町共同ビルディングにて11月18日から20日まで開催される。会期中は、ギャラリーやトップクリエイターなど約60名が、写真をはじめ、写真と映像のコラボレーション作品などジャンルレスなアート作品を多数展示。レディー・ガガや松任谷由実、浜崎あゆみなど、多くのセレブリティを撮影しているフォトグラファーのレスリー・キーや、映画監督としても高い評価を得る蜷川実花、京都・嵐山駅を幻想的な“和の美”で包む京友禅の竹林「キモノ・フォレスト」を手掛けるなど世界中で活躍するデザイナーの森田恭通、映像作家・演出家・写真家として数々のTVCMやミュージックビデオを手掛ける柿本ケンサクなど層々たるメンバーによる作品が展開される。また、子どもたちにもアート作品を身近に楽しく感じてもらえるように、スマホを使用したワークショップやトークイベントも開催。その他、音楽・映像クリエイターたちによるライブイベントや、レクサス(LEXUS)による未発売車の展示、植物店・叢の出店、男性ファッション誌『SENSE』の守谷聡編集長や蜷川実花、レスリー・キーによるスペシャルトークも予定している。【イベント情報】「アートフォト東京 -エディション ゼロ-」会場:茅場町共同ビルディング住所:東京都中央区日本橋1-6-12会期:11月18日~20日時間:12:00~20:00(11月20日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:大人1,500円、学生500円、小学生以下無料
2016年11月02日見て食べる体験型デジタルアート「食神さまの不思議なレストラン」展が、東京・日本橋茅場町で開催される。会期は、2017年1月28日(土)から5月21日(日)まで。製作を担当するのは、デジタルアート集団「モーメント・ファクトリー」。マドンナをはじめとする海外一流アーティストの演出やスペインのサグラダ・ファミリアのプロジェクション・マッピングなどを手掛けた、世界屈指のファクトリーだ。日本の展覧会でデジタルアートを手掛けるのは今回が初めてで、四季と自然が育む米や食材をモチーフにしたプロジェクション・マッピングやシノグラフィー(光と音の舞台装置)により、日本人が知らなかったユニークでミステリアスな和食の世界を創り出す。また、展覧会で登場するキツネ役のボイスキャストにはアイドルグループ・乃木坂46の松村沙友理と若月佑美を起用。本展は、ただ見るだけでなく五感で体感する新感覚の展覧会だ。例えば、稲から米へ、米から和食へと変化していく過程を光で表現し、普段目にする事ができないマクロとミクロの世界を視覚、聴覚、嗅覚、触覚で体験。さらに最後に辿り着くレストランでは、ジョエル・ロブションや村田吉弘、中東久人など日本と世界の一流料理人監修による和食を実際に味わえる。展覧会のエッセンスに採用されたのは、古事記。来場者は五穀豊穣の神様の使いであるキツネに化かされて神々の住む森へと迷いこみ、神様のレストランを目指す途中で和食の魅力を体験していくストーリーを楽しむことができる。世界屈指の技術で表現された、和食の魅力を再発見してみては。さらに、京料理・懐石料理「菊乃井」の3代目・村田吉弘の展覧会オリジナルメニューも期間限定で提供。メニューは、卵白や豆乳に香ばしい鶉の団子の団子を合わせた「白い茶碗蒸し」などが並ぶ。また、村田吉弘の考案したメニューも公表された。「神様のおいなりさん」や、もも肉と実山椒を合わせた風味の良い有馬煮を鶏ガラスープで溶いた卵で巻き上げただし巻きなどを提供。見て、味わって、体験して「食」を体験出来る。【概要】見て食べる体験型デジタルアート「食神さまの不思議なレストラン」展日程:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)場所:日本橋茅場町「特設会場」住所:東京都中央区日本橋茅場町1-8-1入場料:・通常チケット(“神様のおいなり”付)前売料金 大人(高校生以上) 1,800円、子ども(3歳以上~中学生以下) 800円(販売期間 2016年10月29日(土)~2017年1月27日(金))当日料金 大人(高校生以上) 2,000円、子ども(3歳以上~中学生以下) 1,000円(販売期間 2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日))・「江戸の秘密展」×「食神さまの不思議なレストラン展」セット券前売料金 2,900円(販売期間:2016年10月29日(土)~2017年1月27日(金))当日料金 3,400円(販売期間 2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日))■スペシャルゲスト、村田吉弘のオリジナルメニュー提供期間:3月21日(火)〜 3週間限定メニュー:白い茶碗蒸し、飛龍頭 木の芽餡掛け※価格は決定次第、公式ウェブサイトにて掲載。■中東久人のオリジナルメニューメニュー:神様のおいなりさん (チケットを購入者全員にひとつ提供)、実山椒をきかせた親子出汁巻 600円、野菜の旨味感じる筑前煮 500円、出汁香る稲庭うどん 1,000円、味噌と出汁の相性を考える3種の味噌汁 500円※全て税込み
2016年10月22日ジュエリーブランド・ショーメ(CHAUMET)のイベント「アートと自然とショーメ」が伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージで開催される。会期は2016年11月30日(水)から12月6日(火)まで。ショーメは、印象派が生まれた同じ19世紀半ば以降にジュエリーの制作を始め、皇帝ナポレオンや皇后ジョゼフィーヌを筆頭に、ヨーロッパ各国王室の御用達ジュエラーとして、自然をテーマに数多くのジュエリーを手がけてきている。「アートと自然とショーメ」では、自然に美を見出す絵画様式である印象派との共通点を象徴する新作ハイジュエリー「パステル・ドゥ・フルール」 を世界初披露。自然とアートに関連の深いショーメアーカイブとジュエリーピースを展示する。また、豊穣の象徴である麦の穂をモチーフにした新作リング「エピ・ドゥ・ブレ」を先行発売。まるで印象派の絵画のように、穂がそよ風になびく瞬間を捉えたリングは、ブランドの今も変わらない自然への賛美を象徴している。【開催概要】アートと自然とショーメ会期:2016年11月30日(水)〜12月6日(火)会場:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ住所:東京都新宿区新宿3-14-1【問い合わせ先】ショーメTEL:03-5635-7057
2016年10月16日アート・ビオトープ那須にある、ガラススタジオ&陶芸スタジオ「アート・ビオトープ那須」には、アート体験から本格的な創作活動までできるガラススタジオと陶芸スタジオを備えていて、初心者でも自分だけの作品にトライすることができます。(いずれも有料)陶芸スタジオでは、手びねりの陶芸作品を作ったり、コップやお茶碗への絵付け、ブローチやペンダントなどのパーツに釉薬をのせて焼く七宝焼の体験ができます。七宝焼の釉薬は、ガラスの粉と水を混ぜたもの。とてもきれいな色合いで、混ぜることもできます。釉薬をつけて、1時間後には焼き上がってきます。手作りグラスが翌日にはオリジナルのお土産にガラス工房には、約1,200℃の溶解炉と、ガラスを温めるのに使う約1,170℃のグローリーホールがあって熱気に包まれる。まずは作りたいガラス作品の形や色を見本の中から選びます。グラスを作ることに決定。しかし出来てみるまでどんな風になって出て来るのは分かりません。溶けたガラスに色付けして、ガラスを吹くこと数回。徐々にグラスの形になっていきます。板で押さえて底を作ったら、ガラスに小さな穴を開けて、吹きざおをトンと叩くとグラスが切り離されるので、後はゆっくり冷えるのを一晩待つばかり。翌朝、袋に入って手渡される作品に、もうワクワクドキドキです。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:アート・ビオトープ那須TEL・予約:0287-78-7833住所:栃木県那須郡那須町高久乙
2016年09月11日緑と清らかなせせらぎ、自然の中でアート体験JR那須塩原駅から無料送迎バスで30分ほど。緑深い那須高原、横沢エリアにある「アート・ビオトープ」は、自然の中でアートが息づく空間です。世界各地から招聘されたアーティストが長期滞在して創造に励むこともある宿泊施設は、余計なものはないシンプルさが快適。アート作品が置かれた中庭には、日陰を作るパラソルとチェア、時にはマルシェも開かれるアーティスティックな白い屋台があって、憩いの場になっています。「アート・ビオトープ」の宿泊は、ヘルシーな朝ごはん付き。煎ったナッツなどをミックスした自家製グラノーラ、地元で評判のベーカリーのパン、新鮮なオーガニックな地野菜など。気持ちよく朝のスタートがきれそう。隣接する二期俱楽部のNIKI CLUB&SPAが利用できるのも大きな魅力「アート・ビオトープ」には、アート体験から本格的な創作活動までできるガラススタジオと陶芸スタジオがあって、吹きガラス体験やとんぼ玉作り、絵付けや七宝焼を体験することができます。広大な二期の森の中を専任の「森のコンシェルジュ」に案内してもらっての散策、サイクリングのほかそば打ちなどのアクティビティも。そして、隣接のブティックリゾート「二期俱楽部」の東館、温泉があるNIKI CLUB&SPAを利用することが出来るのも嬉しい。素敵な高原の休日も楽しめます。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:アート・ビオトープ那須TEL・予約:0287-78-7833住所:栃木県那須郡那須町高久乙
2016年09月09日横浜中華街の横浜大世界アートリックミュージアム内に、日本初の常設「レーザーアートシアター」がオープンします。光が生み出すアートが、見る人を未知の世界にいざないますよ。オープンは2016年9月10日(土)。いち早くレーザーアートを体験しましょう!「レーザーアートシアター」とは?欧米、とりわけヨーロッパではレーザー光を使ったレーザーショーが盛んです。日本でもレーザーショーやプロジェクションマッピングのイベントが増えつつあり、注目が高まっています。このレーザーショーをいつでも楽しめるのが、今回オープンする「レーザーアートシアター」です。「レーザーアートシアター」のテーマは宇宙。レーザー光と音楽が融合した、幻想的な空間が生まれます。複雑なグラフィックをレーザー光でマッピングするなど、本格的な演出ができるのは常設だからできること。これまで見たレーザーショーとは異次元の美しさと驚きに出会えます。●アートリックミュージアムも見どころいっぱい「レーザーアートシアター」は、アートリックミュージアムの6階フロアにオープンします。アートリックミュージアムは、人の目の錯覚を利用した「トリックアート」の美術館です。平面なのに立体的に見えたり、作品の前に立つと絵の中に入り込んでいるように見えたり。眺めるだけでなく、自分も作品の一部として参加できる体験型美術館で遊びませんか?クイズが出題される作品もあって、たっぷり楽しめます。人気作品は『食いつき恐竜』『さかさまの晩餐』です。常設展のほか、期間限定の企画展もおこなわれています。館内は撮影できるので、トリックアートを利用して不思議な写真を撮りましょう。「レーザーアートシアター」とトリックアートで見ごたえ十分のアートリックミュージアム。横浜散策とあわせて楽しむのがおすすめです。東急東横線・みなとみらい線「元町・中華街駅」の3番出口から徒歩で約2分。アクセス良好だから、気軽に立ち寄れますよ。■スポット詳細名称:横浜大世界アートリックミュージアム「レーザーアートシアター」所在地:神奈川県横浜市中区山下町97横浜大世界3~8階※「レーザーアートシアター」は6階営業時間:平日10:00~20:00、土日祝日10:00~20:30 ※チケットの販売は閉館45分前までです。定休日:無休料金:大人1,500円、中高生 1,000円、子ども 600円(3歳以下無料)公式サイト:
2016年09月04日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は愛知・名古屋の支店・ナディッフ愛知(愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター地下2階)です。■『Midori Mitamura Art & Breakfast』「Art & Breakfast」は、美術作家・三田村光土里が近年ライフワークとして行う滞在制作アートプロジェクト。滞在先で人々と朝食を共にする行為から始まる旅のコミュニケーションの中で生まれた気付きを、小さな物語を積み上げるように無数のインスタレーション作品に落とし込んで空間を満たしていくというもの。その土地で見付けた写真、映像、音楽、日用品といった様々な素材と言葉が物語の挿絵のごとく部屋に配置され、知らない土地での日常生活がもたらした、社会、歴史、様々な問題などについての重要な気付きと彼女自身の記憶や追憶が、ユーモアや悲しみを交えて物語のように紡がれ、表現される。本書は、2006年以降、ストックホルム、東京、ベルリン等、世界各地で継続して行われてきた「Art & Breakfast」のダイジェスト版。作品集としても楽しめるが、実際に作品を観た方にとっては、展示空間で見たあの言葉、あの風景をもう一度手の中で味わうことができるかも知れない、嬉しい1冊となるだろう。現在開催されている「あいちトリエンナーレ2016」において、三田村がこれまで世界各地で発表した過去10年間の「Art & Breakfast」の集大成として、さらに愛知で新たに生まれた作品も加え展示している。ナディッフ愛知では、展示空間で流れている音楽「Music for Art & Breakfast」のCDも販売中。また「Art & Breakfast」から派生したアートと人々を朝食でつなぐイベント「Art & Breakfast Day」も、会期中に各所で開催される。【書籍情報】『Midori Mitamura Art & Breakfast』発行元:circle gallery & booksインスタレーション作品・撮影:三田村光土里デザイン:丸山晶崇(circle-d)言語:日本語・英語オールカラー/58ページ/A5判発刊:2016年8月価格:2,000円(初版300部)【展覧会情報】「あいちトリエンナーレ2016」会場:愛知県内の各所(メイン会場は愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、名古屋市内・豊橋市内・岡崎市内の町内等)にて会期:2016年8月11日~10月23日料金:普通チケット 大人1,800円、大学生1,300円、高校生700円/フリーパス 大人3,600円、大学生2,500円、高校生1,200円
2016年08月25日アートディレクター兼グラフィックデザイナー平林奈緒美の出品アイテムを展示販売するポップアップ企画「Treasure-hunting with Art Director NAOMI HIRABAYASHI」が、8月25日から9月8日まで表参道ヒルズのパスザバトン(PASS THE BATON)内にあるPASS THE BATON LITTLE PAVILIONにて開催される。その確かな審美眼やライフスタイルがファンから支持され、パスザバトンでも人気の出品者である平林奈緒美。今回はそんな平林奈緒美が世界中を一緒に旅してきたトランクたちを手放すことを機に、様々な国でそのお眼鏡にかなったアイテムたちをトランクいっぱいに詰めて会場に持ち寄る。【イベント情報】「Treasure-hunting with Art Director NAOMI HIRABAYASHI」会場:PASS THE BATON LITTLE PAVILION(パスザバトン表参道店内)住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F会期:2016年8月25日~9月8日時間:11:00~21:00(日祝は11:00~20:00)
2016年08月21日全世界で1,900万部の発行を誇る大人気小説シリーズ「ソードアート・オンライン」。来春には、シリーズ初の劇場版アニメが世界公開を控えている中、本作を原作とした実写テレビドラマ化がアメリカハリウッドで進行していることが明らかになった。原作は、第15回電撃小説大賞・大賞を受賞した川原礫による小説。謎の次世代オンラインゲーム「ソードアート・オンライン」を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍が描かれ、日本国内での累計発行部数は1,250万部を突破、全世界でも1,900万部を突破する高い人気を誇る。これまでに漫画化やグッズ化、ゲーム化など様々なメディアミックスが展開され、中でもTVアニメは、主人公の松岡禎丞をはじめ、戸松遥、伊藤かな恵、沢城みゆき、高垣彩陽、日高里菜、平田広明、竹達彩奈、安元洋貴、山寺宏一ら人気声優陣を迎えて、2期に渡り放送。そして2017年春には、川原氏の完全書き下ろしによるオリジナルストーリーでファン待望の初劇場映画化が決定。全世界のファンが公開を待ちわびている。この度、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』や『スター・トレック イントゥ・ダークネス』などの話題作に携わるアメリカのスカイダンス社が、株式会社KADOKAWAの協力のもと、「ソードアート・オンライン」の全世界実写映像化権を購入したことを発表。原作に倣ったストーリーを、初の実写化にしてテレビドラマとして放送する。パイロット版エピソードの脚本家には『アバター』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などを手がけたレータ・カログリディスが参加。さらにスカイダンス社は、テレビドラマに続き、スカイダンス・インタラクティブ社より、「ソードアート・オンライン」のバーチャルリアリティ体験の立ち上げも企画するという。今回の実写映像化に対し原作者の川原氏は「『ソードアート・オンライン』がハリウッドで実写ドラマ化、しかもあのスカイダンスによって…という思いがけない展開にとても興奮し、また感動しています。映像を見られる日が楽しみで仕方ありません。今回のドラマ化を実現させて下さった全ての関係者様、そして『ソードアート・オンライン』をいままで応援して下さった全世界のファンの皆様に心から感謝いたします」と心中を明かした。『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』は2017年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月03日民間企業の現代美術コレクションとして世界で最大規模を誇るUBSのアート・コレクション展が、「12 Rooms 12 Artists UBSアート・コレクションより」と題して、7月2日から9月4日まで、東京・丸の内の東京ステーションギャラリーで開催される。今年日本で設立50周年を迎えたグローバル金融グループUBSは、現代美術を中心に長らく芸術活動をサポートしてきた。その活動はとりわけ、世界最大のアートフェア「アート・バーゼル」に対する支援や、ソロモン・R・グッゲンハイム財団と共同で主宰する異文化間プロジェクト「グッゲンハイムUBS MAP グローバル・アート・イニシアチブ」で知られる。また、常設の展示施設を持たず、56カ国余り837箇所を超える施設に収蔵されているUBSのアート・コレクションは、絵画、版画、写真、ヴィデオアート、彫刻を含む多様な分野をカバー。地域も欧米とアジアを中心に幅広く、3万点以上もの作品を所蔵している。さらに、ロンドンのテート・モダンやニューヨークの近代美術館(MOMA)、六本木の森美術館など数多くの美術館で展覧会を開催してきたUBSは、今年の1月からロンドンを皮切りに、東京を含む世界10都市を巡回する写真家アニー・リーボヴィッツの個展を開催中だ。本展では、1914年創建の歴史ある東京駅丸の内駅舎を展示室とする東京ステーションギャラリー独自の空間を12の部屋の集合に見立て、その1部屋ごとにUBSアート・コレクションから厳選した12作家を当てはめる。会場では、精神分析学者ジークムント・フロイトの孫としても知られる20世紀イギリスを代表する画家ルシアン・フロイドの油彩と版画や、文字、広告、アーティスト・ブックなどを通じてコンセプチュアル・アートの領域を切り拓いてきたエド・ルーシェイの作品を軸に、絵画、写真など約80点が展示される。出品作家には、フロイドやルーシェイに加え、荒木経惟、アンソニー・カロ、陳界仁(チェン・ジエレン)、サンドロ・キア、デイヴィッド・ホックニー、アイザック・ジュリアン、リヴァーニ・ノイエンシュヴァンダー、小沢剛、ミンモ・パラディーノ、スーザン・ローゼンバーグが名を連ねる。日本でまとめて見る機会の少ない作家の紹介と共に、同館ならではの趣のある空間を鮮烈な作品で読み替える試みを楽しんではいかがだろうか?なお、会期中には、ワークショップや煉瓦が特徴的な同館の建物解説などをするレンガ・タッチ&トークが開催される予定だ。詳細は、東京ステーションギャラリーの公式サイトで告知中。(c) Ed Ruscha. Courtesy Gagosian Gallery. UBS Art Collectionエド・ルーシェイ《スタンダードのスタンド(赤)》1966年【イベント情報】「12 Rooms 12 Artists UBSアート・コレクションより」会場:東京ステーションギャラリー住所:東京都千代田区丸の内1-9-1会期:7月2日~9月4日時間:10:00~18:00※金曜日は20:00まで※入館は閉館の30分前まで料金:一般1,000円、高校・大学生800円、中学生以下無料休館日:月曜日(7月18日は開館)、7月19日出品作家:荒木経惟アンソニー・カロ陳界仁(チェン・ジエレン)サンドロ・キアルシアン・フロイドデイヴィッド・ホックニーアイザック・ジュリアンリヴァーニ・ノイエンシュヴァンダー小沢剛ミンモ・パラディーノスーザン・ローゼンバーグエド・ルーシェイ
2016年06月23日