2016年6月23日 18:00
UBSのアート・コレクションからフロイドやルーシェイ、荒木経惟ら12作家の名作群約80点が集結
(c)Nobuyoshi Araki UBS Art Collection
民間企業の現代美術コレクションとして世界で最大規模を誇るUBSのアート・コレクション展が、「12 Rooms 12 Artists UBSアート・コレクションより」と題して、7月2日から9月4日まで、東京・丸の内の東京ステーションギャラリーで開催される。今年日本で設立50周年を迎えたグローバル金融グループUBSは、現代美術を中心に長らく芸術活動をサポートしてきた。その活動はとりわけ、世界最大のアートフェア「アート・バーゼル」に対する支援や、ソロモン・R・グッゲンハイム財団と共同で主宰する異文化間プロジェクト「グッゲンハイムUBS MAP グローバル・アート・イニシアチブ」で知られる。また、常設の展示施設を持たず、56カ国余り837箇所を超える施設に収蔵されているUBSのアート・コレクションは、絵画、版画、写真、ヴィデオアート、彫刻を含む多様な分野をカバー。地域も欧米とアジアを中心に幅広く、3万点以上もの作品を所蔵している。さらに、ロンドンのテート・モダンやニューヨークの近代美術館(MOMA)、六本木の森美術館など数多くの美術館で展覧会を開催してきたUBSは、今年の1月からロンドンを皮切りに、東京を含む世界10都市を巡回する写真家アニー・リーボヴィッツの個展を開催中だ。