セレクションを受けて入った強豪チーム。幼稚園からサッカーをしていて技術はあるけど高学年になって体格やスピードなど、周りに圧倒され自信がないプレーが目立つ。前はスタメンだったけど今はベンチスタートかどうかの瀬戸際。もともと負けず嫌いだから這い上がってほしいけど、親としてどう接すればいい?というご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの知見をもとに、サッカーをするわが子をどうサポートすればいいのかアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<週2回の練習じゃトップ選手になれない?高みを目指すにはスクールにも通わせるべきか問題<サッカーママからのご相談>はじめまして。5年生になったばかりの息子は3人兄弟の真ん中です。幼稚園からサッカーをやり始め、2年生の時にセレクションを受けて3年生からチーム活動をしています。街クラブの中でも強豪なので、練習試合などでも強い相手と試合したり、公式戦などでも優勝を争うようなチームです。幼い頃からサッカーが好きでボールを触っていたので技術はあると思いますが、高学年になり体格、スピードなど周りに圧倒されているのか、自信がないプレーが目立つようになりました。加えてメンタルも弱くなり親としてどう見守るべきか悩んでいます。スタメンとして起用していただく事ばかりでしたが今ではベンチスタートかどうかの瀬戸際で、それでも本人はここのチームでやっていきたいとの事でした。負けず嫌いだった子なのでここから這い上がってほしいと思うばかりですが、親の在り方として私自身がどう接すればいいか自信がないので助言してほしいです。よろしくお願いします。<島沢さんからの回答>ご相談ありがとうございます。とても強いクラブで先発でプレーしてきた息子さんを誇らしく思う気持ちが、お母さんのメールから伝わってきます。それなのに高学年になって、試合に出られなくなった。この変化に、親子ともども戸惑っているようです。助言してほしいとのことなので、私から2つアドバイスさせてください。■わが子が「這い上がる」ために親ができることはないひとつめ。何もしなくていい。何も考えなくていいのです。この段階で、お母さんのおっしゃるように「這い上がる」ためにやってあげられることは特にありません。ひとつあるとすれば、いつも通り淡々と接することです。万が一、いつも淡々と接することなく、世話を焼いたり、子どもに「うるさいな」と嫌がられるような言動があるのだとしたら、即刻やめたほうがいいでしょう。最新ニュースをLINEで配信中!■親の心配が子どもにとっては重荷になることも小学5年生は「前思春期」と呼ばれ、第二次性徴を迎える思春期の前段階です。自我が芽生え、自分が周りや親からどう思われているのか、どう評価されているのかに注目するようになります。そんな時期に、自分を心配しているお母さんの存在は、息子さんにとって重荷になりかねません。「自信のないプレーが目立つよ」「メンタルも弱くなってるよ」「ママは這い上がって欲しいんだよ」そういった言葉を出さずとも、お母さんのパッションを子どもはそばで痛いほど感じるものです。■試合に出られない、周りに抜かれるという焦燥感を覆せるのは「サッカーへの愛情」小さい時は他の子どもより秀でていたのが、高学年になり周囲が体格やスピードで追いついてきた。サッカーの理解度や視野や判断スピードなど、もうひとつ上のフェーズになってきたということでしょう。そのことを、時間をかけて理解していくのは息子さん自身です。いってしまえば、お子さんのピンチを救うのは親ではありません。彼を救うのは、いま目の前にいるお母さんではなく、これまでの子育てのありようです。試合に出られない、みんなに抜かれていく――そんな焦燥感や劣等感を彼が覆せるとしたら、それはサッカーへの愛情です。小さい時からやってきたサッカーがいかに好きかどうか。サッカーを好きな気持ちがあれば「今は試合に出られないけれど頑張ろう」とか「練習だけでも楽しいし、ま、いっか」と思えるはずです。そう思える子は、親御さんが「楽しくできればいいよ」という少年スポーツで最も大切な価値観を伝えています。■出られない→移籍を繰り返す親子もいるところが、そう思えない子どももいます。試合に出られなくなると、他の強豪チームへ移籍します。そこでも出られないと、また違うチームへ移ります。そのようなジプシー生活をするお子さんはどの地域にもいるようです。その場合、親御さんが試合に出ることでしか評価していなかったり、やらせたいと思うポジションで出場させてくれるクラブを求めて移籍し続けます。レギュラーじゃないとダメ。できれば背番号10。1試合1ゴール等々。さまざまな約束事が、親子の間にあったりします。大会で優勝すること、地域トレセンに選ばれることに軸足を置いている場合もあります。■今こそ、少年スポーツの原点に立ち戻ろうわが子がレギュラーから降ろされた、試合に出られなくなったという相談は多いです。その場合、皆さんがおっしゃるのは「何をすればいいか」「どうすれば子どもが乗り越えられるか?」ということを聞いてこられます。さあ何をやってあげようか?と意欲満々な親御さんたちを「まずは見守りましょう」と説得する第一段階こそが非常に骨が折れます。多くの方が、小さい時からお子さんの自主練習に付き合ったり、一緒にサッカーの試合を見るなどしてきたことで子どもさんが上手くなったと感じておられます。つまり成功体験があるので、今回も救ってあげたい、リードしてあげたいと躍起になるわけです。しかしながら、そんなふうにお母さんは考えていないようです。「親としてどう見守るべきか」と書かれているように、すでに見守りモードになっています。悩みの半分は解決しているではありませんか。今こそ、少年スポーツの原点に立ち戻りましょう。息子さんに「楽しくできればいいよ」と笑顔で言ってあげてください。試合や練習から戻ってきたら「楽しかった?」と聞けばいいのです。試合に出ない姿を見てストレスがたまるくらいなら行かなければいいのです。■子どもの人生を楽しく実りあるものにするために、親はどうするか(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)2つめ。子育てに悩んだときは、大局から物事を考えることです。例えば、「息子が試合に出られないことは、彼の人生においてそこまで重要なことか?」と考えてみてください。たった10歳とか11歳で、彼の道はサッカーしかないのでしょうか?スポーツ、音楽、アート、科学や文学など、さまざまな分野に触れていく。成年となる18歳までが子どもとするなら、彼の「子ども人生」はまだ半分ちょっとです。豊かで楽しく実りあるものにするために、親はどうするか?を考えてください。子どもが、何かを選びとる力を信じ、ひたすら見守ること。お母さんの子育ても次のフェーズに入ったのです。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)。
2022年07月13日「中居さんは、『YouTubeを始める気はないですよ』と仕事仲間との雑談で話していました。中居さんがやれば“儲かる”と思うんですけどねぇ」(テレビ局関係者)テレビからYouTubeに主戦場を移す芸能人も多い昨今。しかし中居正広(49)には、その気はないようだ。「有料ファンサイトのためにオリジナルの動画を数本撮ってアップしたりはしているんです。ですが、YouTubeチャンネルを持って配信していくことには『踏み切れないなぁ』なんて話していました」(前出・テレビ局関係者)中居と関わりの深いタレントたちも、YouTubeで多くの登録者を抱えている。香取慎吾(45)は44万人、草彅剛(47)は106万人。また、長年『うたばん』(TBS系)で共演していた石橋貴明(60)は166万人の登録者。古巣のジャニーズ事務所の二宮和也(39)らがやっているチャンネルは333万人だ。「中居さんだって同じくらいの登録者数を目指せるポテンシャルはあります。厳密ではないですが、YouTubeの収入の目安として、登録者1人あたり月10円ほどといわれています。たとえば石橋貴明さんと同じくらいの登録者数だと、月に1千660万円、年収にすると概算で2億円が見込まれる計算です」(芸能関係者)億超えの高収入を期待できるのに、なぜやらないのか。「理由としては、中居さんが“自分の仕事のメインはテレビ”と考えていることが大きいのではないでしょうか。SMAP時代から今まで、中居さんはテレビのバラエティ育ちです。デビュー後、ブレークし切れていなかったSMAPが国民的スターになったのも、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)などのバラエティ番組で多彩な魅力を世間に広く浸透させることができたからです」そう話す冒頭のテレビ局関係者は「SMAPの火を絶やさないという思いもあるのでは」とも。「SMAPを育ててくれたテレビへの恩返しとして、リーダーだった自分がテレビで頑張るという気持ちもあるのではないでしょうか」現在、MCを務めるレギュラー番組が3本ある中居だが、視聴率の面では好調とはいいがたい。「『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)は数年前まで2桁の視聴率を誇っていましたが、最近では10%にも届いていません」(別のテレビ局関係者)苦境にあるからこそ、YouTubeに手を出していられないというのも本音かもしれない。「いま出演している番組について『仕事をさせてもらえて本当にありがたいと思っている』と感謝の言葉も口にしていました。義理堅い人ですから、これまでお世話になってきた各局のスタッフへの恩義も胸に刻んでいるはず。テレビを見捨てないでいてくれるのはテレビ人としてうれしいことです」(冒頭のテレビ局関係者)2億円を逃してでも選ぶ、テレビ&SMAP愛こそプライスレス♪
2022年07月07日中居正広(49)がMCを務める番組『笑いの正体』(NHK総合)が7月5日に放送された。番組内でナインティナインの岡村隆史(52)と矢部浩之(50)がメインキャストを務めた『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)は“ほぼ台本通りだった”と判明し、ネットで話題となっている。『笑いの正体』は“お笑い”の歴史を振り返りながら、笑いを生み出す人々の想いに迫るドキュメンタリー番組。3月に放送された初回は「漫才」をテーマにし、続く7月5日放送回のテーマは「女芸人という生き方」だった。そこで、VTR出演した大久保佳代子(51)が「『めちゃイケ』がすごいのは、台本がガッツリあるんですよ」とコメント。するとVTR明けに、中居も「全部台本だった」と明かしたのだ。「中居さんは、日本一周企画など『めちゃイケ』に何度も出演している“準レギュラー”ともいえる存在ですが、“台本の裏付け”として『めちゃイケ』の撮影中、矢部さんの笛を吹くタイミングの間が悪いという理由で、『何度も撮り直しをさせられた』というエピソードを披露。台本通りに進めないといけないため、中居さんは思わず『僕は全く面白くなかった!』と冗談まじりに明かしました」(テレビ局関係者)明かされた人気番組の“裏側”に、ネットは騒然。芸人たちのユーモアあふれるやり取りをアドリブ的なものだと考えていた人たちは、ショックを受けているようで……。《めちゃイケ、台本あったの…知らなかった…》《めちゃイケって全編台本だったんだ…なんか知りたくなかった感ある》《めちゃイケが台本だというのは墓場まで持っていってほしかった》いっぽう、「台本を書いた作家がすごい!」と絶賛する声もこう上がっている。《台本あろうがなかろうがおもしれぇもんが見れればそれで、めちゃイケはおもろかったし作家天才だなって思う》《めちゃイケ台本だったんだ。作家さん凄い。ぐだぐだしてるバラエティ苦手だから、台本ありの方が好きかも》《めちゃイケが全部台本だとしたら、ディレクターや構成作家たちは天才やんけ》3月放送のラジオ番組『イマドキッ ドゥフドゥフ90分』(MBSラジオ)で、『めちゃイケ』の出演者・よゐこの濱口優(50)は「めちゃイケはコント。リハの時は台本を見ているから喋れるけれど、本番は飛んでしまう」と告白。さらにセリフを忘れた際、岡村が「お前のセリフ」と小声でいい、助けられていたと話した。そんな演者の苦労があってこそ、お茶の間に“笑い”が溢れていたのだ。
2022年07月06日7月1日、中居正広(49)がMCを務める『金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)にKinKi Kidsが出演。CDデビューから25周年を迎えるKinKi Kidsの歩みを、後輩や楽曲を提供したアーティストの証言、紹介VTRなどを交えて辿っていく構成だった。そんななか、一部では再現VTR内での“再登場”が話題を呼んでいるのだ。それは若手時代のとき。Jr.時代にはSMAPのバックダンサーを務めていたKinKi Kids。故・ジャニー喜多川氏が引き合わせる形でSMAPとの初対面を果たす場面を再現していたのだが、この内容にテレビ局関係者は驚きを見せる。「再現VTR内で初対面を果たしたSMAPのメンバーが6人だったのです。96年に森且行さん(48)がオートレース選手に転身するためグループを脱退してからSMAPとは表立って交流を見せることもなく、6人時代の映像をテレビなどで紹介される機会も少なかったですからね」森の脱退から16年の解散まで5人で活動したSMAPだったが、気持ちは“6人”だったようだ。「森さんはグループを脱退する際、『オートレースの世界で日本一になる』とメンバーと約束。20年に森さんがオートレース日本選手権でSG初優勝した際は、解散はしていましたが5人全員が森さんに祝福のコメントを寄せています。また昨年、中居さんがあるバラエティ番組で『SMAP5人の中では~』と司会の人から言われた際、『(SMAPは)6人です』とはっきり言っていました。このように、違う道を歩もうと5人の中には常に“SMAPは6人”という気持ちがあるのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)それだけに今回、再現ドラマとはいえ6人のSMAPが登場したことに喜ぶファンの声がインターネット上で多くあがった。《「SMAPだよ」って再現VTRに出てきたのが6人っていうだけで泣ける》《ちゃんと6人居る!!!!さすが金スマ!!!》《金スマ、昔の再現映像でSMAPがちゃんと6人なの良いな》《再現ドラマで感動した場面のひとつがメンバーが6人だった事》
2022年07月03日スポーツ版チームビルディング理論株式会社カンゼンは、スポーツにおけるチームビルディングの第1人者である福富信也氏が、様々なスポーツチームのアドバイザーとして活動するなかで見てきた実例を交えながら、チームスポーツの指導者の在り方やチームワークを強化するためのメソッドを学べるためにまとめあげた『スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング』を7月5日に発売いたします。『スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング』書影チームスポーツの指導者必読!本書は、チームスポーツにおいて組織力を強化するための教科書です。スポーツにおけるチームビルディングの第1人者である著者が、様々なスポーツチームのアドバイザーとして活動するなかで見てきた実例を交えながら、チームスポーツの指導者の在り方やチームワークを強化するためのメソッドを学べる1冊になっています。日常に隠れた“成長の種"を見逃さない!一体感は“背後のチーム"が鍵を握っている心の安全を担保し“偽りの平和"から脱却するストーミング(混乱期)はチームの成長痛etc……チームづくりの着眼点を知り状況に応じた解決策を生み出すことができる!スポーツ版チームビルディングの教科書2021年度インターハイ準優勝米子北高校サッカー部での取り組むチームのパフォーマンス曲線ブラインドウォーク初級編目次CONTENTS序章本書における“ チームビルディング" の捉え方“ チーム" の定義“ チームワーク" でシナジーを生み出すチームには“ 役割" が存在する“ いい選手" を構成する要素“ オン"と“ オフ" をつなげて考える活動後の「ふりかえり」“ 気づき" を風化させない習慣化していくためのプロセスふりかえりのポイント第1章 チームのパフォーマンス曲線チームの成長に必要な過程を理解する1. フォーミング2. ストーミング3. ノーミング4. パフォーミング日常に隠れたストーミングを見逃さない第2章 コーチのマインド1チームを統率するうえでペナルティは有効か2怒鳴ることの効果3リーダーとフォロワーの関係性4努力とは5問いかけてやる気を引き出す6言語化の重要性7教育かマネジメントか8扱いづらい選手への教育的な対応第3章 チームづくりのヒント1チームワークにも色々な種類がある2ストーミングを超えた先にあるもの3プレシーズンの落とし穴4 J1に定着した北海道コンサドーレ札幌5スター軍団ヴィッセル神戸でさえ苦戦するワケ6勝負の世界だからこそ知っておきたい“ 負け方" の重要性7勝っているチームこそ要注意8キャプテン適任者がいない9ファシリテーションを使ったハーフタイムミーティング第4章 チームワーク強化メニュー集【動画アリ】メニュー集を見る前に考えてほしいことフープリレーペアウォークブラインドウォーク初級編ブラインドウォーク上級編暗号解読長縄2人同時8の字跳び2人組短縄跳び122人組短縄跳び34じゃんけんゲームボールジャグリング普通の人選手権定番クイズコラム12021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組みコラム22021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組みコラム32021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組み書誌情報タイトル:スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング著者:福富信也定価:1,650円(本体1,500円+税)判型:A5判総頁数:160PISBNコード:978-4-86255-639-4発売日:2022年7月5日amazon : Rakutenブックス : 商品情報 : プロフィール福富信也(ふくとみ・しんや)1980年3月生まれ。信州大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。横浜F・マリノスコーチを経て、2011年に東京電機大学理工学部に教員として着任(サッカー部監督兼務)。日本サッカー協会公認指導者S 級ライセンスで講師を務め、Jリーグトップチームから年代別日本代表まで幅広い対象への指導を行う。2021年にはラグビートップリーグでも指導。著書に『「個」を生かすチームビルディング』(小社)や『「勝つ」組織 集団スポーツの理論から学ぶビジネスチームビルディング』(小社)、「脱 トップダウン思考 スポーツから読み解くチームワークの本質」( 東京法令出版)がある。その他、テレビ出演、企業研修など多数。Yahoo! ニュースオーサーとしても活動中。【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン営業部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月29日ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:大賀智也)が運営・マネジメントする日本ハンドボールリーグ(以下JHL)所属のジークスター東京は、2022-23シーズンの全ホーム戦11試合で、将来を担うハンドボーラーたちに日本最高峰のリーグ戦の雰囲気を体験してもらう「ZEEKSTAR TOKYO FUTURE GAMES 22-23(以下FUTURE GAMES)」を開催します。「FUTURE GAMES」は、ジークスター東京のホーム戦の試合前に、公募で選ばれた学生チームが観客の前で音楽やライトの演出つきでハンドボールの試合をするイベントです。参加費は無料で、チームはジークスター東京の選手と集合写真を撮影できるほか、当日の観戦チケットもプレゼントされます。2022年7月2日開幕戦から2023年2月25日最終戦までのホーム戦全11試合を対象とし、参加チームは抽選で決定します。初戦となる7月2日は東京、神奈川の小学1~3年生の男女混合4チームが参加します。二戦目の7月23日は小学4~6年生(男女別、募集中、7月10日締切)で構成されたチームが参加予定です。日本ハンドボール界の最高峰であるJHLの舞台を楽しく体験してもらうことで、ハンドボールをプレーする子どもたちに具体的に目指す目標のひとつとしてJHLを認識してもらい、ハンドボールをさらに好きになるきっかけにしてもらいたいと考えています。今後もジークスター東京はハンドボールの未来を担う子どもたちの活動を応援します。ホーム戦のイメージ(昨シーズンの様子)■「ZEEKSTAR TOKYO FUTURE GAMES 22-23」7月2日開催概要-開催日:2022年7月2日(土)-開催場所:アリーナ立川立飛(東京都立川市泉町500-4)-参加チーム:東京(江戸川、多摩、調布)、神奈川(厚木)の小学校1~3年生で構成されたハンドボールチーム4チーム(男女混合)-イベント内容:①ハンドボールの試合・ジークスター東京の試合の前に、同じコートを使い観客の前で試合をします。・1チーム1試合出場(4チームで2試合)・各試合 前半8分、ハーフタイム3分、後半8分②ジークスター東京の選手と集合写真を撮影③ジークスター東京の試合を観戦・当日のジークスター東京の試合の観戦チケットをプレゼントします。-イベント時間:①試合時間 15時~16時、②写真撮影 17時前(ジークスター東京の試合開始前)、③観戦 17時~18時30分※当日の進行により内容や時間に多少の変更が出る可能性があります。■「ZEEKSTAR TOKYO FUTURE GAMES 22-23」7月23日募集概要小学4~6年生で結成されたハンドボールチーム、4チーム(男女別、各2チーム)を募集ジークスター東京のホームゲームを体験!「ZEEKSTAR TOKYO FUTURE GAMES 22-23」7月23日参加チーム募集(7/10締切) : 参加チームは選手と一緒に集合写真を撮影できますTwitter投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月29日6月27日、「ディノアライブ・プレミアムタイムダイバー 夏休みスペシャル」記者発表イベントが東京・ららぽーと豊洲で行われ、スペシャルサポーターを務めるクイズプレーヤー・伊沢拓司が登場した。「DINO-A-LIVE」は株式会社オン・アートが開発した恐竜型メカニカルスーツと独自の演出手法によって恐竜のダイナミックかつ繊細な動きを自然に再現した最高の〝恐竜エンターテインメント〟。長年全国で公開されてきたディノアライブの上位ブランドである〝ディノアライブ・プレミアム〟が昨年誕生し、ストーリー性、出演頭数、上演時間、そして迫力もバージョンアップされた。大好評だった昨年秋の上演に続き、今年は「夏休みスペシャル」として、さらにスケールアップして帰ってくる。少年〝みらい君〟が中生代にタイムスリップして、様々な生き物たちと出会う旅が描かれ、恐竜の迫力に最初は戸惑いながらも生き物たちの〝親子愛〟や仲間との〝絆〟に触れることで、次第に生命の大切さに気づく。ストーリー性も高く、前作以上の没入感も体感できる。注目してもらいたいバージョンアップポイントはこちら。「ディノアライブ史上最多となる17頭以上が出演予定」「人間(主人公・みらい君)が初めて登場」「ティラノサウルス、トリケラトプスをはじめ、全長13mのブラキオサウルスなどの陸の恐竜に加え、巨大クラゲ、翼竜といった海と空の生き物も登場」「そんな迫力満点の恐竜や生き物たちが客席を練り歩く」。そして、同時開催される〝恐竜パラダイス〟では、夏休みの課題に役立つ「恐竜ワークショップ」「化石発掘」「恐竜謎解き」「巨大迷路」のほか、「恐竜BBQ」「ビアガーデン」などが設置される予定(入場無料 ※会場内のアトラクション及び飲食は有料です)。[人, 立つ, 男, 持つ が含まれている画像 自動的に生成された説明] 伊沢拓司は恐竜の思い出を聞かれると「今、28歳なんですが、僕が小学生の頃、まさに恐竜の図鑑とかが充実し始めて、学べる場が増えた時期でした。最初に出会ったのが上野の科学博物館で見た骨格で、その後、夏休みの恐竜展に行きました。だから、今回来てくれる少年少女と同じように〝夏休み〟というタイミングで恐竜を好きになりました」と、恐竜との出会いを振り返った。恐竜の知識をどこで得ているのかという質問については、「最近は科学誌もウェブに記事を載せてくれたりしているのでそれを読んだり、テレビで放送されている映像のアーカイブも見やすくなっていて、ビデオを借りに行かなくても観られますから、そういうところで得ています」と回答。そして、「クイズ番組で恐竜をドカンとテーマにしたものってあまりないので、これを機に恐竜の問題が多くなると僕が勝ちやすくなるので、ぜひ各局の皆さん、よろしくお願いします」とアピールした。そして、もう1人のスペシャルサポーター、日本の恐竜ファンの間で“ダイナソー小林”として親しまれている小林快次氏(古生物学者、北海道大学 総合博物館教授)も登場。「去年観させていただいて、今回さらに進化していると聞いているので、どれぐらい恐竜の最新研究に追いつけているのかが楽しみです」と期待を口にした。恐竜に興味を持ったきっかけについては「僕は仏像少年だったので、恐竜を本当に好きになったのは19歳でした。留学して、そこで恐竜が面白いと思って」と話し、子供だけでなく、観にきた大人もハマる可能性が大きいと語った。株式会社オン・アート代表取締役社長・金丸賀也氏も登場しトークに参加。「よりリアルに見えるように皮膚をどのようにするのか」など、恐竜型メカニカルスーツの製作におけるこだわりのほか、「今回、初登場する“翼竜”の製作は試行錯誤を繰り返しています。歩く姿がとても特徴的なので、注目していただきたい。また、この翼竜は翼を広げると7メートルほどあり、何度も折れたりしました」と苦労したことを明かした。昨年から〝プレミアム〟にバージョンアップしたことについては、「最初はファミリー向けという感じでしたが、〝自分たちのやりたいようにやろう〟と思い、自己規制していたリミッターを外し、大人も巻き込んでビックリすることがやりたいと思った」と説明した。トークで盛り上がっているところに恐竜の雄叫びが響き、前期白亜紀にアメリカのユタ州に生息していたとされるユタラプトルが登場。「正面で目が合うとすごく怖いんですよね」と警戒する伊沢だが、逃げようとするが頭に噛みつかれてしまった。「本能的に恐怖を感じました」と感想を漏らすのが精一杯の様子。最後は、金丸氏が「今回、初めて舞台上に人間が登場します。主人公の少年・みらい君とタイムセイバーの男。彼らが皆さんと一緒に恐竜たちが生きていた時代への新しい旅に出かけます!より感情移入しやすくなり、きっと旅への没入感も深まることでしょう。恐竜というものが僕たち人間とは全然違っています。その凄さというのを皆さんに感じていただけると思うので、ぜひご家族で〝生き物の世界〟の素晴らしさを感じてもらえれば最高ですね」と。小林氏は「恐竜の面白さは多彩な進化だったりします。それが東京のど真ん中で、まさにタイムスリップして恐竜の時代を体験できるというのは、皆さんに一度は体験してもらいたい」と見どころをアピール。そして伊沢も「『タイムダイバー 夏休みスペシャル』、そしてテーマパークの『恐竜パラダイス』を併せて、知識を超えて五感として、恐竜のこと、当時の生き物のこと、環境のこと、地球のことが学べると思います。ぜひ、大人も子供もお越しいただいて、この夏しかできない体験をしていただきたいと思います!」と熱いメッセージを届けた。【公演概要】公演名:ディノアライブ・プレミアムタイムダイバー 夏休みスペシャル会場:IHIステージアラウンド東京(東京都江東区豊洲6丁目4-25)公演日程:2022年7月23日(土)〜8月28日(日)チケット料金:(全席指定・税込)VIP席大人10,000円、子供5,000円/S席大人6,000円、子供3,000円※子供料金は3歳~小学生。中学生以上は大人料金となります。※3歳未満のお子様はご入場いただけません。公演公式ホームページ お問い合わせ:ステージアラウンド専用ダイヤル0570-084-617(受付時間 11:00〜16:30)(撮影:GEKKO) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月29日「今、僕が人生の……今、体重がMAXになってるんですね。はい、MAXです。63をオーバーしつつあるという」こう告白したのは中居正広(49)。6月11日に放送されたラジオ番組で、体重が増加していることを明かした。「これはよくないなと思って、ちょっと意識して絞り出そうかなと思ってます」とも発言した中居。気になる増量の原因は“禁酒”だ。「中居さんはもともと、毎日欠かさず晩酌していたほどのお酒好き。しかし‘17年に肝炎で入院して以来、定期的な検査に向けてたびたび禁酒していたそうです。最近は本腰を入れて禁酒生活を送っているようで、外で乾杯程度に飲むことはあっても家では一切飲まないようにしているといいます」(芸能関係者)しかしその反動でお菓子に手が伸びるようになってしまったのだという。「以前は中居さんはあまりお菓子を食べなかったそうですが、最近はお酒をやめた口寂しさからか、お菓子をたくさん食べてしまうそう。今ではチョコレートやせんべい、ラムネなどを常備しているとのことです」(テレビ局関係者)健康のために始めたはずの禁酒が思わぬ形で体重に影響してしまったようだ。ラジオでは「洋服のサイズがMからLにあがった」と話していた中居。そろそろ本格的にダイエットに取り組みたいとの意思を明かしている。「もともと野菜嫌いの中居さんですが、少しは野菜も食べなければならないという意識が出てきたようで、最近は毎日プチトマトを食べているそうです。“優糖星(ゆうとうせい)”という品種の、ちょっとお高めのプチトマトがお気に入りだと話していましたよ」(前出・芸能関係者)そのいっぽうでダイエットには苦々しい思いもあるようで……。「でも、『運動はしたくない』と周囲に話していて、運動系のダイエットをするつもりはないみたいです」(前出・テレビ局関係者)さらに、高らかにダイエット宣言をしたものの、その生活は不摂生そのものだという。「カツカレーを一週間食べ続けたり、仕事以外では自宅にこもりきりだったりと、聞きました。コロナの影響で外に出ない日々が続いたからか、食べることが唯一の楽しみになっているとか」(前出・芸能関係者)今年8月には50歳になる中居。有言実行で健康に過ごしてほしい!
2022年06月24日5人の子供を育てている、母親の、ゆか(yukaaa.o31)さん。子供たちの日常はもちろん、宿題プリントやドリルに書き込んだ『珍解答』に愛あるツッコミを入れ、Instagramに投稿しています。2022年6月17日、ゆかさんが投稿したのは、小学3年生の次女の珍解答です。国語で習う『こそあど』言葉を勉強していた次女ですが…。『黒いバッグ』と解答すればよい問題に、あえて中身を想像して書いた次女。『ダンボールの荷物』の問題に対しては、北海道のお土産として有名なお菓子『白い恋人』や、漁獲量トップであるカニを書いているあたり、次女が熟考したことが見て取れます!次女の解答と、ゆかさんのキレのあるツッコミは、多くの人の笑いを誘ったようです。・娘さんの解答、面白すぎます!解答が哲学的!・『死ぬまでその繰り返し』…人生を悟っている。・この半年で一番笑った。娘さんも、ゆかさんも最高!次女の解答を見たゆかさんが、「いろんな気持ちをよく考えられたね!」と褒めると、次女はニヤリと笑ったといいます。ユーモアあふれる解答で、ゆかさんや見た人たちを笑顔にしてくれた次女。今後もさまざまなことを学び、大人への階段を登っていくのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月18日前回、前々回のコラムで、サッカー大国ドイツ・ブンデスリーガクラブのマインツでは育成アカデミーでの取り組みとして、プレー面だけではなく、子どもたちの学校生活、そして彼らの人間性の成長とどのように向き合い、サポートすべきかが丁寧に考えられているというお話をしました。ではこうした人間性へのアプローチはどんな子どもに対してもうまくいくものなのでしょうか。マインツ育成アカデミーで教育担当スタッフチーフを務めるヨナス・シュースターさんに伺いました(取材・文・写真:中野吉之伴)マインツのクラブハウスにて、お話を聞かせてくれたヨナス・シュースターさん<<:至れり尽くせりじゃないからこそ子どもが成長、ブンデスリーガ・マインツが取り組む保護者に歓迎される取り組みとは■家庭環境が選手の成長に大きな影響を及ぼすシュースター「私がマインツでこの仕事を始めて5年、その前の育成指導者時代を含めると11年このクラブにいることになります。いろんな子どもたちを見てきましたが、本当に家庭環境というのが彼らの歩みに非常に大きな影響を及ぼしていると思います。この年齢までにそれぞれがご家庭で親のもとでどのような教育を受けてきて、どのような習慣が当たり前になっているのかがとても重要になります。ただ私たちが重要視する価値観とは全く違う環境で育ってきた子どもたちがいます。これはあくまでも一例ですが、ベルリンからとある外国籍選手の獲得を考えていた際、全くうまくいかなかったんです。彼がどのような影響下で育ったかというと、『女性は男性よりも価値が低い』という教えのもとだったんですね。大人の男性から何かを言われたらリスペクトを持って聞こうとしますが、大人の女性から言われたら何も聞こうとはしない。学校でもです。女性の先生からは何を言われても何もしない。でも同じ事を男性の先生に言われたらするんです。彼はそのようにしつけられてきた。でもそれを私たちは受け入れることはできない。何度も何度も彼と話をしました。『男性と女性とを比較してはいけない。男性でも女性でも同じようにリスペクトの心を持たなければならない』1、2週間は効果がありました。でもすぐにまた元に戻ってしまったんです。しみついている習慣を根本から変えるのはあまりにも大きな労力が必要になります。それこそそのための専門家の助けが必要なほどに。最終的に私たちはその選手の受け入れをあきらめ、ベルリンへと送り返すことにしました」■選手を知るとき、両親もチェック家庭でどのような価値観を大切として育ってきたのか。それが選手それぞれの基盤として備わっている以上、クラブとしてもそれが自分達の価値観とあうかどうかをとても注意深くチェックするといいます。シュースター「興味深い選手がいるとその子と個人的に知り合う機会をまず持つわけですが、その時には両親も一緒に来てもらいます。学校やスタジアム、練習場や寮施設などを紹介しながら周りますが、その際に両親についての詳細を知るためにたくさんの話をするようにしています。例えば学校に行くと学校にはマインツとコンタクトを取ってくれる先生がいます。学校生活における話をして、それも含めた生活が彼に合っているのかどうかを話したりします。それからクラブでは普段の生活についての話をします。スポーツ面でもそうですね。スカウトや監督、コーチとも話をしてもらいます。選手の長所と改善点を話したうえで、マインツのクラブ哲学とコンセプトを理解してもらわなければなりませんから。『どの話の時にどんな反応をするのか』『どんな質問をしてくるのか』私たちは子どもや両親が示す反応をつぶさに観察しておきます」■技術レベルが高くても内面が未熟な選手は獲得しない新選手獲得に関しては誰かの決断に依存しないようにするのが大切だとシュースターさんは強調していました。学校関連の担当者、教育担当チーフであるシュースターさん、そしてスポーツ面を精査する育成ダイレクターと3者がそろって「この選手はマインツに合う」と認めて初めて、獲得が決断されるといいます。それぞれの専門分野から選手を観察し、チェックし、それをもとに協議して決める。そうすることで獲得してから「こんなはずじゃなかった」と互いに嘆くことは相当少なくなったそうです。シュースター「それこそピッチ上でのプレーだけを見るとものすごいスピードがあって、技術レベルも相当に高い14、15歳の選手だったとしても、スタッフとのやり取りでこちらの目を見ない、何を聞いても『はい、はい』としか答えない。頭の中は10~11歳くらい。とても自分のことを自分でやれるように成熟しているとは言えない。そうなると獲得には動きません。プレーレベルが高いから即獲得とはできないんです。選手が私たちのクラブで居心地よく感じてくれて、自分のパフォーマンスを発揮できる空気感があってというのがかみ合わないと、どちらにとってもプラスにはならないではないですか。仲間との生活、学校での生活、クラブでの生活。それらが機能しないことには始まらないんです」このように選手としての才能だけではダメだという背景には、人間性の成長とプレーヤーとしての成長とには確かな相互関係があるからだとシュースターさんは主張します。どんな人間でも気分というのがあります。機嫌に左右されることがあります。サッカー少年少女の親の心得「サカイク10か条」■サッカーと日常生活はすべてつながっている。謙虚さ、周りへのリスペクトを忘れずにサッカーがうまくいっているときは学校でもうまくいくし、人間関係的にも問題がないというのはよくある話。そうした時でも謙虚さを失わずに、周りへのリスペクトを忘れずに、日々の生活を大切にしているかは長期的に見たらとても重要なポイントになります。あるいはケガがあったり、調子を落としたり、あるいは監督やコーチとの関係がうまくいかなくなってしまい、スタメンで起用される頻度が少なくなったり、思い通りのプレーがなかなかできなくなってしまいます。そうなると学校でのやる気が減少して成績も下がったり、誰かと話をしていてもちょっとしたことでイライラしてしまったりすることもあるでしょう。そんな時でも落ち着いて自分を見つめ直して、何をするべきかを整理して、周りのアドバイスに耳を傾けて取り組んでいく姿勢を持っているかでその後は大きく変わってくるはず。サッカーと日常、全てはつながっているのです。マインツで重要視されている「リスペクト、寛容さ、謙虚さ」について、皆さんもご家庭でお子さんとお話してみませ。サッカー少年少女の親の心得「サカイク10か条」
2022年06月15日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの新曲「サンダーソニア」が、読売テレビ・日本テレビ系アニメ『ラブオールプレー』(毎週土曜17:30~※一部地域除く)第2クールのオープニング主題歌(7月~)に決定した。「世界最速のスポーツ」ともいわれているバドミントンを通じ、仲間や家族と過ごす中で成長していく高校生たちの青春を描いた同作。Hey! Say! JUMPが歌う第1クールの主題歌「春玄鳥(はるつばめ)」で作詞を担当したsumikaの片岡健太が、今回は作詞・作曲の両方を担当。Hey! Say! JUMPとsumikaのコラボレーション第2弾となる。■Hey! Say! JUMP コメント前作「春玄鳥」に続き、『ラブオールプレー』第2クールの主題歌を担当させて頂き、大変光栄です!今作「サンダーソニア」も、sumika片岡さんに書いて頂きました。sumika片岡さんならではの心地いいメロディと、意味深い歌詞が映える夏の青空にぴったりなロックナンバーになっています! バドミントンのスピード感や、横浜湊高校バドミントン部みんなの熱い思いともきっとリンクすると思うので、ぜひアニメの世界と照らし合わせながら、聴いてもらいたいです。
2022年06月14日きょう10日放送のTBS系バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(毎週金曜20:57~)では、「ゆず×中居正広 初のサシ飲みSP」を届ける。デビュー25周年を迎えたゆずと中居が、3人だけの飲み会を開催。お酒が進むと・・・酔った勢いで本音をぶっちゃけまくり!? これまで語られなかった貴重な初出しトーク満載で届ける。デビュー25周年を迎えた今もなお、日本の音楽シーンを牽引するゆず。そんな2人が、酒を片手に中居と、これまで語ることのなかった様々な思い出を振り返る。注目は、「ボッコボコにされた」という超大物アーティストとの衝撃の出会い。当時放送された音楽番組『クリスマスの約束』の貴重映像も織り交ぜながら紹介する。さらに、デビュー25周年の今だから語れる衝撃発言も。北川が「ホント嫌だった」と語る、大ヒットメジャーデビュー曲「夏色」の制作秘話が明らかに。中居も驚きの初出しトークが次々飛び出す。また、小学校からの幼馴染だというゆずの2人が共に歩んできた軌跡を振り返りながら、互いを語り合う場面も。そこから飛び出す弱音、葛藤、本音・・・そして、まさかのカミングアウトまで・・・。中居も交えて繰り広げる、熱いアーティスト談義にも注目だ。VTRでは、ゆずをよく知るいきものがかりの水野良樹とシソンヌの長谷川忍も登場。“飲み会”だからこそ語れる真剣トークから爆笑シーンまで、超貴重なエピソードが盛りだくさんの「ゆず×中居正広 初のサシ飲みSP」となる。さらに今回は特別企画として、都内某所に中居とゆずのほろ酔い巨大写真広告が出現中。ファンの間では聖地として知られるあの街にも!?(C)TBS
2022年06月10日ブンデスリーガの育成アカデミーではプレー面を担当する監督・コーチのほか「教育担当」スタッフがいます。前回のコラムではブンデスリーガクラブのマインツで教育担当スタッフチーフとして子どもたちと密接に関わっているヨナス・シュースターさんに、育成アカデミーでプレーする子どもたちに対して学校で学ぶことの大切さをまず大事にすることを伝えているというお話を伺いました。今回は人間性へのアプローチについてお聞きしたいと思います。(取材・文・写真:中野吉之伴)マインツのクラブハウスにて<<前編:ブンデスリーガの育成組織がサッカー指導スタッフだけでなく「教育担当」雇用が義務付けられている理由■「リスペクト、寛容さ、謙虚さ」を身につけなければならないシュースター「子供たちが学校やサッカーだけにならないようにするというのはとても大事なポイントです。人間性の成熟、発展はもちろん欠かせません。その中で正しい価値観を持てるようになるというのはとても大事なポイントになります。そのためには私だけではなくマインツの育成アカデミーに関わる全スタッフが、子どもたちと密でフレンドリーなコミュニケーションを取れる環境を作ることが必要になります。『リスペクト、寛容さ、謙虚さ』これらは世間一般においてももちろんそうですが、マインツというクラブの一員として身につけなければならない大切な基盤です。うぬぼれることなく常に地に足をつけて、自分を見つめて歩いていく。これはクラブ哲学の根幹をなすものです」■「当たり前」ができない子たちがいるブンデスリーガの育成アカデミーというとどこも非常に優れた最先端の施設を抱え、サポート体制もプロ選手並みみたいなイメージを私たちは持ちます。実際にドイツにもヨーロッパにも世界を見ても、モダンなクラブハウスや寮を備えていたり、ジャグジーがあったり、プールがあったり、豪華なサロンバスがあったり、ユニフォームや私物の選択や部屋の掃除もすべてしてくれるところもたくさんあると聞きます。ただそうした「至れり尽くせり」の環境は子どもたちの成長にはふさわしくないとシュースターさんは警鐘を鳴らします。シュースター「私たちはまさにその逆を進みたいと思っています。プロクラブだからと言って子どもたちにそこまで贅沢な思いはさせないという点は大事にしています。クラブとして選手に必要なものはこちらで準備します。ただし身の程をわきまえてという線引きはしっかりと引きます。不必要に手助けはしない。バスで迎えに行ったり、家まで届けたりはしません。マインツを中心とした地域で使える公共交通機関の定期は支給してあるので、選手は自分で学校が終わるのは何時で、練習に間に合うためには何時のバスに乗ってというのをしてもらっています。子どもたちに手伝いをしてもらうこともよくあります。食器洗いとか、台所掃除とか、ゴミ出しとか。これらは当たり前のことなんですけど、この当たり前ができない子どもたちがいるんです」■自主性の欠如した子が増えている例えば15-17歳の選手が「俺はもう半分プロのような選手だ」とうぬぼれて、机をふいたり、片付けたりしないとなったら、クラブとしては受け入れられません。クラブにとって大切なのは「いつでも地に足をつけた人間」だからです。ただ自主性の欠如というか、自分でやるべきことを理解して、見つけて、考えて、取り組めない子が増えてきています。時代的なこともあり、これは世界的な大きな問題になって来ています。例えプロ選手になったとしてもセカンドキャリアは必ずきます。そうした時に自分で何をどのようにするのかを知らないと困るのは選手自身になってしまいます。シュースター「その通りなんです。例えばマインツでもスカウティングに上がってきた外国籍選手をチェックしていると、そんなことを考えてしまうことがあります。13歳、あるいはもっと小さいころから何から何まで全てを他の人にやってもらう生活が始まっている選手がいるんです。自分で何もする必要がない、そうした中で育ってくると暦の上では20歳だとしても全く大人になっていない。小さな子どものままです。信じられないかもしれませんが、『どこどこへ行きたいからタクシーを呼んでくれませんか?』とか、『おなかがすいたからピザを注文してくれませんか?』みたいなことを誰かに頼もうとするんです。自分でそうしたことさえしたこともない。そんな大人になってほしくない。なのでマインツでは自分のことは自分でするという人間として当たり前のことをとても大切にとらえています」サッカー少年少女の親の心得「サカイク10か条」■子どもたちの人間的な成長への取り組みが保護者に評価されているこうしたコンセプトは多くの保護者の方から歓迎されているとシュースターさんは話していました。クラブとしての規模がマインツよりも大きいクラブからオファーをもらっている選手でも、マインツを選ぶ例もたくさんいるそうです。子どもたちの人間的な成長への実直な取り組みが確かに評価されています。シュースター「クラブのコンセプトとして、学校の優先順位を高くしすぎないというのもあります。『学校が一番大事でサッカーはその次』という話をしましたが、それは学校で常に最高レベルの成績を残せ!ということではありません。あくまでも選手がまじめに無理のない範囲で、過不足のない取り組みをしてくれれば大丈夫というニュアンスで考えてもらえれば。リスペクト、寛容さ、謙虚さを大事に育ってほしいですね。ここのスタジアムの前にも駐車場があったと思いますけど、プロ選手になるとお金も入ってきますよね。中にはそれこそフェラーリだとか、ランボルギーニという車を購入する選手だっているわけです。そうした車の間でフォルクスワーゲンやオペルの一般車を購入する育成アカデミー出身の選手を見たら、私はうれしくなりますね。地に足をつけて謙虚に自分に合ったものを購入する。そうした私たちの育成アカデミーで学んだことをちゃんと自分の価値観として身につけて、育って、それを体現してくれると彼らの人間性は確かに成長したんだなと感じることができます」サッカー少年少女の親の心得「サカイク10か条」
2022年06月07日妊娠中やお子さんが生まれてからの珍事件!?を赤裸々にマンガ化。今回は急に夫の休みがとれ、娘を預かってもらって、2人でフレンチレストランへ行こう!ということになったお話です。2人でゆっくり外食するなんて1年以上ぶり。とても楽しみにしてお気に入りのレストランへ行ったのですが……。 店員さんのひと言 満面の笑みで自分のおなかをさすり、「もしかして……!?」と私に問いかけてきた店員さん。 私はショックすぎて、0.5秒くらいの間に私「いや、妊娠してないんですよ〜」店員さん「え!? す、すみません。私ったら……!」というやりとりを脳内で展開してしまい、「だ、大丈夫です」と意味不明な回答をしてしまいました。 出産から1年経ってもおなかのあたりはプヨっとしたままだった私。そこへきて、ごはんもおやつも遠慮なくもりもり食べていたので、おなかがぽっこりとしていたのは事実です。しかしまさかこんな形で現実を突きつけられるとは……!(涙) 食事はおいしかったけれど、パンのおかわりはやめておいたのは言うまでもありません。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月02日日本アニメーション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石川和子)がアニメーション制作・ライセンス管理を行う「ラブオールプレー」の期間限定ショップ「ラブオールプレー POP UP MINI STORE」を、ロフト5店舗にて開催いたします。各店では新商品を先行販売する他、「ラブオールプレー」の関連商品を多数販売。またアフレコ台本や設定画などの展示も行います。イベント概要イベント名: ラブオールプレー POP UP MINI STORE開催場所及び期間:・梅田ロフト2022年6月2日(木)~6月19日(日)・横浜ロフト2022年6月15日(水)~7月3日(日)・天神ロフト2022年7月6日(水)~7月24日(日)・吉祥寺ロフト2022年8月10日(水)~8月28日(日)・ロフト名古屋2022年8月10日(水)~8月29日(月)お問い合わせ先:有限会社フィルター・インク philter@philter.co.jp ※各店舗最終日の閉場時間は異なります。※営業状況および展開につきましては、情勢により変更となる場合がございます。新商品一覧参考資料作品情報■タイトルラブオールプレー■放送情報読売テレビ・日本テレビ系にて土曜夕方5時30分放送中(※一部地域をのぞく)■原作「ラブオールプレー」小瀬木麻美(ポプラ社)■スタッフ監督:竹内浩志キャラクターデザイン:金田莉子音楽:林ゆうきアニメーション制作:日本アニメーション・OLM ■公式HP ■公式SNSアカウント・公式Twitter: @loveallplay2022・公式Instagram: @loveallplay2022・公式TIKTOK: @loveallplay2022・公式LINE: @loveallplay2022・公式YouTubeチャンネル: ■公式ショップ・日本アニメーションオンラインストア: ■あらすじ主人公の水嶋亮は、中学校に入学し、勢いでバドミントン部に入部する。きちんとした指導者がいない中学校ではあったが、亮は持ち前の体力で県大会に出場するまでに上達。そんな亮に名門・横浜湊高校バドミントン部の名将・海老原先生から声が掛かる。優柔不断で弱気な亮は横浜湊高校に行くことを躊躇するが、横浜湊高校3年で成績トップの姉、里佳が強烈に背中を押すことで進学を決意。横浜湊高校バドミントン部には、ダブルスで無敵の双子・東山ツインズ、クールでイケメンの上海からの帰国子女・松田、パワフルでムードメーカー・榊など個性豊かな同級生がいた。さらに1つ先輩にはあの文武両道イケメンエースの遊佐賢人が!高校で指導者、チームメートに恵まれた亮は、今まで足りなかった経験を積んでいき、インターハイ優勝を目指す! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月26日日本アニメーション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石川和子)がアニメーション制作・ライセンス管理を行う「ラブオールプレー」のPOP UP SHOPを開催することが決定いたしました。2022年4月29日(金)から5月17日(火)の期間、池袋サンシャインシティ内のTLC RECORDSにて、「ラブオールプレー Pop up Shop」を開催いたします。「ラブオールプレー」の物販イベントは今回が初めてです。主人公の水嶋亮をはじめ人気キャラクターたちがショッピングを楽しむ姿を新たに描き下ろしました。同店では、新規描き下ろしイラストを使用した新商品の他、「ラブオールプレー」の関連商品を多数販売いたします。※新規描き下ろしイラストを使用した商品は、2022年4月29日(金)から5月17日(火)の期間、通販サイト「Chugaionline」でも予約販売いたします。Chugaionline: イベント概要イベント名: ラブオールプレー Pop up Shop開催期間: 2022年4月29日(金)~5月17日(火)開催場所: 〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-1-2池袋サンシャインシティ アルパB1F問合せ先: TLC RECORDS 03-5992-9777新商品一覧参考資料作品情報■タイトルラブオールプレー■放送情報読売テレビ・日本テレビ系にて土曜夕方5時30分放送中(※一部地域をのぞく)■原作「ラブオールプレー」小瀬木麻美(ポプラ社)■スタッフ監督:竹内浩志キャラクターデザイン:金田莉子音楽:林ゆうきアニメーション制作:日本アニメーション・OLM ■公式HP ■公式SNSアカウント・公式Twitter: @loveallplay2022・公式Instagram: @loveallplay2022・公式TIKTOK: @loveallplay2022・公式LINE: @loveallplay2022・公式YouTubeチャンネル: ■公式ショップ・日本アニメーションオンラインストア: ■あらすじ主人公の水嶋亮は、中学校に入学し、勢いでバドミントン部に入部する。きちんとした指導者がいない中学校ではあったが、亮は持ち前の体力で県大会に出場するまでに上達。そんな亮に名門・横浜湊高校バドミントン部の名将・海老原先生から声が掛かる。優柔不断で弱気な亮は横浜湊高校に行くことを躊躇するが、横浜湊高校3年で成績トップの姉、里佳が強烈に背中を押すことで進学を決意。横浜湊高校バドミントン部には、ダブルスで無敵の双子・東山ツインズ、クールでイケメンの上海からの帰国子女・松田、パワフルでムードメーカー・榊など個性豊かな同級生がいた。さらに1つ先輩にはあの文武両道イケメンエースの遊佐賢人が!高校で指導者、チームメートに恵まれた亮は、今まで足りなかった経験を積んでいき、インターハイ優勝を目指す! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月15日アルビレックス新潟からドイツに渡り、ハンブルガーSVではキャプテンも務めた、酒井高徳選手。帰国後はヴィッセル神戸の主力としてプレーし、昨シーズンは全試合に出場した。現在、なでしこジャパンのフィジカルコーチとして活躍する大塚慶輔氏は、酒井選手がアルビレックス新潟ユース時代からの付き合いで、パーソナルコーチとして10年以上、サポートを続けている。先頃、大塚氏が代表を務める株式会社ライフパフォーマンスと一般社団法人日本アスリートフード協会が、『スポーツコンディショニング推進委員会』を設立した。両社が長年培ったコンディションサポートの知見を活かし、10代を始めとするジュニア・アスリートのパフォーマンスを高めることを目的とした『ジュニア・アスリートサポーター養成講座』を開講する運びとなった。そこで今回は酒井選手と大塚氏に「サッカーに必要なコンディショニング」について、理論と実際の取り組みを話してもらった。(取材・構成鈴木智之)【PR】アスリートサポーター(ジュニアアスリートサポーター)の詳細はこちら>>■スパイクを履かずに試合に出るようなもの――これまでコンディショニングについて話をうかがってきましたが、改めて、ライフスタイルや日々の生活習慣がプレーに及ぼす影響について、どう感じていますか?酒井:サッカー選手である以上、意識を向けなくてはならない部分だと思っています。大袈裟な言い方をすると、コンディションに目を向けないことは、スパイクを履かずに試合に出るようなことかなと。スパイクを履かなければサッカーができないように、コンディションが整わなければプレーができない。そう思っています。僕の場合、それをアルビレックス新潟ユースの頃に気づくことができたので、本当に良かったですし、いまの自分に繋がっていると思います。大塚:高徳選手とはユース時代からの付き合いですが、クラブチームの練習は開始時間が遅く、遠方から通っている選手は練習後、家に帰ると11時、12時になってしまい、寝るのが遅くなります。移動時間が長い、睡眠時間が少ないと消化機能が低下する選手が出るなどの弊害がありました。そこでどうすればいいのかというのは、過去の経験から導き出した答えがあるので『ジュニア・アスリートサポーター養成講座』の中で話をさせてもらっています。高徳選手が言ったように、コンディショニングはすごく大切で、とくにジュニアアスリートの子達は、サッカー選手としてだけでなく、成長する上でも欠かすことができないことだと思います。酒井:自分自身、ユースのときに初めて、サッカーに対してしっかり向き合うことをしてきました。そこで自分が人間としてどうあるべきか、サッカー選手としてどのような取り組みをするべきかを学びました。トップに上がって、初めてあれもこれも教わるのではなく、プロとして必要な要素をユースの3年間で身につけてきたから、トップに昇格して、すぐに試合に出ることができました。もしそれを小学生の時からしていたら、より良い選手になれていたかもしれませんね。■早寝早起き、朝ごはん――小学生の子どもに向けて、日常生活の過ごし方のアドバイスはありますか?酒井:小学生が一番簡単にできるのは、早寝早起きだと思います。自分の生活リズムを作ることで、日常が変わってきます。早く起きると、勉強やサッカーの自主練をする時間もできますし、早く起きるために、前日は早く寝なければいけませんよね。自己管理にもつながりますし、「今日は21時に寝ないといけないから、宿題を30分で終わらせよう」のように、計画することができます。時間を意識して生活をする習慣をつけるのはいいことだと思うので、ぜひやってほしいです。大塚:追加でアドバイスをすると、早寝早起きにプラスして、朝ごはんをしっかり食べてほしいです。朝寝坊をするとご飯を食べられなくなったり、食事の質が落ちます。食事の質が下がると低体温や基礎代謝の低下が起き、学力に影響するというデータがあります。早寝早起き、朝ご飯のリズムをいかに作るか。それを保護者に言われてやるのではなく、自分でマネジメントしてほしいなと思います。酒井:いまの子どもたちは幸せですよね。僕が20歳の頃に知り得たことを、10歳、11歳で知って体現することができるわけですから。僕よりも10年早く、サッカー選手として向上するための知識を持って取り組むことができるのは、宝物だと思います。それもすべて、いろいろな経験をしてきた先輩たちが、情報をアップデートしてくれているからこそだと思います。僕もその中のひとりとして、子どもたちが自律した人間、自律したサッカー選手になるために、たくさんのことを伝えていけたらと思っています。大塚:コンディションという言葉は、プロスポーツ界で市民権を得てきました。ですが、子どもたちを含む、育成年代の選手たちにまだまだ足りない部分だと感じているので、保護者の方を通じて伝えていきたいです。たとえば睡眠時間にしても、8時間以下の選手は、8時間以上の選手に比べて怪我のリスクが高いというデータがあります。睡眠時間の確保に目を向けて、より良い生活習慣を作ることは、子どもだけでは難しいので、保護者の方にサポートしていただけたらと思っています。【PR】アスリートサポーター(ジュニアアスリートサポーター)の詳細はこちら>>■日本サッカーの明るい未来へ――酒井選手、最後に子どもたちと保護者に向けて、メッセージをお願いします。酒井:僕は子どもの頃、親に送り迎えをしてもらったり、遅い時間に帰ってきてもご飯を作ってくれたり、道具の管理をしてくれたりと、サッカーをするにあたってたくさんのサポートをしてもらいました。それもあって、親に恩返しがしたい、絶対にプロになるんだという気持ちを持つことができました。サッカーができることが当たり前ではないと、小さい頃から感じていたので、両親にはすごく感謝しています。早いうちから自律を目指し、生活習慣に目を向けることは、人としての成長も促してくれると思います。また、小学生の頃からコンディショニングに意識を向けて、保護者の方もサポートするケースが増えることで、日本サッカーの明るい未来に繋がっていくのではないかと思っています。ぜひこの記事を読んだ方は、自分を変える良いきっかけとして、チャレンジしてみてほしいです。僕自身、早いうちからコンディショニングに目を向けて、取り組み続けてきたからこそ、海外でもプレーすることができました。やってきてよかったと感じているので、同じ気持ちの人が増えてほしいし、いろいろな可能性を開いて、活躍してほしいと願っています。最後になりますが、僕としては、できるだけ長くいいパフォーマンスを発揮することが、ここで話したことのリアリティに繋がると思うので、最後まで全力で駆け抜けたいです。自分のプレーを見て、サッカーをやりたい、ああいう選手になりたいと思ってくれる選手もいると思うので、お手本になれるような振る舞いをしていきたいです。【PR】アスリートサポーター(ジュニアアスリートサポーター)の詳細はこちら>>
2022年04月14日アルビレックス新潟からドイツに渡り、ハンブルガーSVではキャプテンも務めた、酒井高徳選手。帰国後はヴィッセル神戸の主力としてプレーし、昨シーズンは全試合に出場した。現在、なでしこジャパンフィジカルコーチとして活躍する大塚慶輔氏は、酒井選手がアルビレックス新潟ユース時代からの付き合いで、パーソナルコーチとして10年以上、サポートを続けている。先頃、大塚氏が代表を務める株式会社ライフパフォーマンスと一般社団法人日本アスリートフード協会が、『スポーツコンディショニング推進委員会』を設立した。両社が長年培ったコンディションサポートの知見を活かし、10代を始めとするジュニア・アスリートのパフォーマンスを高めることを目的とした『ジュニア・アスリートサポーター養成講座』を開講する運びとなった。そこで今回は酒井高徳選手と大塚氏に「サッカーに必要なコンディショニング」について、理論と実際の取り組みを話してもらった。(取材・構成鈴木智之)【PR】アスリートサポーター(ジュニアアスリートサポーター)の詳細はこちら>>■年代別代表で芽生えた想い――酒井選手は子どもの頃から「絶対にプロになるんだ!」と強い気持ちを秘めていたそうですが、その背景にはどのようなことがあったのでしょうか?酒井:一番は、プロになって親に恩返ししたいという想いです。当時から、プロになる以外の選択肢は自分にはないと思っていました。もうひとつは、年代別の日本代表を経験させてもらって、海外の選手と対峙できたことです。当時から、「早くこっち側(海外)の人たちとサッカーがしたい」と思ったんです。アルビレックス新潟ユースの先輩の中にも、年代別代表を経験した人がいたので、その人たちに近づかなければ同じステージには立てないんだなと思って、日々を過ごしていました。大塚:対談の1回目でも話したけど、当時から、その覚悟はすごいものがあったよね。酒井:年代別代表に選ばれたときに、「どうすれば海外の選手たちに勝てるんだろう」と感じて、日本に戻ってきてトレーニングをして、また海外に行くことを繰り返していました。その過程で、自分の基準が少しずつ上っていきました。高校生のときから危機感を持って、高い目標を持てたのは良かったと思います。大塚:高徳選手の言う通りで、「三つ子の魂、百まで」ではないですが、プロになる前に、自分に何が必要なのか、何が大事なんだということを、選手自身が学ぶ必要がありますし、それがあるからこそ上を目指すことができるんだと思います。【PR】アスリートサポーター(ジュニアアスリートサポーター)の詳細はこちら>>■戦うことの重要性――アルビレックス新潟ユースからトップチームに昇格し、21歳でドイツに行くわけですが、フィジカル面も含めて、最初から通用した手応えはありましたか?酒井:僕以外に、海外でプレーする日本の選手の発言を聞いても、「やっぱりそうだよね」と感じるぐらい、日本人のテクニック、技術面は通用するんです。でも、技術的に上手い選手は世界にゴロゴロいるわけで、ドイツはとくにそうなんですけど「戦う」ことがすごく大切で、インテンシティをどれだけ出せるかが重要視されます。インテンシティを体現することの重要性を、ドイツに行った当初はわからなくて「自分の方がうまいじゃん。全然通用するな」と思っていたのですが、いざ試合に出ると発揮できませんでしたね。大塚:ドイツに行った頃は、よくそういう話をしていたよね。「練習では通用すると思っていたことが、試合では通用しなかった」って。酒井:違いを感じたのがフィジカル面で、Jリーグにいた頃はフィジカルが強い方だと思っていたんです。だからドイツでもやれるだろうと思っていたのですが、いざプレーしてみると、子どものように扱われました。腕一本で体を抑えられて「クソっ」と思いながらボールを奪いに行ってもびくともしない。単純にアスリートとしての能力に雲泥の差があるんだなって、ドイツに行って痛感しましたね。大塚:高徳選手がすごいのは、そこで逃げずに、課題に立ち向かってクリアしたこと。最初は足りなかったけど、しっかり取り組んで体を作っていけば、ブンデスリーガで長い間、主力としてプレーできるんだと証明できたのは、僕の中でもすごく大きな出来事でした。■自己主張や自己判断の力をつける――今回『ジュニア・アスリートサポーター養成講座』を開講しましたが、ジュニアのときから良い習慣をつけて、良い取り組みをすることの大切さはどう感じていますか?大塚:世の中にたくさんの情報がある中で、どれが自分の子どもにとって必要なのか。正しい知識はどれなのかと、精査できない人が大半だと思います。その方々に向けて、高徳選手を始め、長年トップアスリートをサポートしてきた実績から導き出した、正しい情報をお伝えしたいです。情報を得ることで、親子間でコミュニケーションが生まれますよね。僕は子どもたちを指導するときに「習ったことを、自分の口で保護者に伝えよう」と言っています。食事についても、選手から保護者に話をして「こういう理由で、こういうものを食べたいから、こういうものを作ってほしい」と、家族間で積極的にコミュニケーションをとってもらえたらと思っています。酒井:自己主張や自己判断力を、子どもの頃から身につけるのはすごく大事なことですよね。自分のことを管理できる人はステータスの高い人間だと、僕はいまになって思います。それを早くから学ぶことができるのは、素晴らしいことですよね。大塚:自己管理の話でいうと、高徳選手は「自分のコンディションやパフォーマンス向上のために、お金と時間を使う選手がすごく少ない」と言っているよね。それは自己投資の大切さや方法を知らないからであって、子どもの頃から、プロになって、長く活躍するために当たり前のことなんだと理解していれば、コンディションやパフォーマンスに対して、より真摯に向き合う人が増えると思っています。酒井:ドイツにいた頃は、体をケアする器具を買ったり、練習以外の時間でスポーツジムに行ったりと、時間とお金を費やす選手をたくさん見てきました。サッカー選手ができることって、時間とお金を犠牲にして、自分のパフォーマンスを上げることしかないわけです。楽をしようと思えばいくらでもできるのですが、そうせずに自己投資をして、パフォーマンスアップに取り組む選手が多く、その結果、大成した選手をたくさん見てきました。自分の経験を振り返ってもそう感じているので、目標を達成するために、お金や時間をある程度費やすのは、必要なことだと思います。■トップアスリートのコンディショニングをすべての人に――酒井選手も高校時代のベース作りがあったからこそ、プロ入り後、すぐに活躍できたわけですよね。酒井:そのとおりで、高校3年間は自分が選手として大きくなった時期です。その体験がなければ、いまの自分はないと断言できます。大塚:プロ選手の成果は、ピッチでベストのパフォーマンスを発揮することです。子どもたちの成果は、試合に勝つ、大会で優勝する、プロになることではなく「自律すること」だと思ってます。サッカーやスポーツを通して、目標のために自分を律して、目標達成を目指して取り組む過程が大切で、自律を促すきっかけのひとつとして、生活習慣やコンディショニングに目を向けてもらえたらと思っています。酒井:たしかに、そうですね。大塚:僕らのビジョンに『トップアスリートのコンディショニングをすべての人に』があります。今回の『ジュニア・アスリートサポーター養成講座』を通して、高徳選手とともに、長年かけて研ぎ澄ませたエッセンスを伝えられたらと思っています。そうすることで子どもたちも、高徳選手と同じベクトルでプロサッカー選手を目指してるんだ、繋がっているんだと感じることができると思うので、保護者の方々に正しい情報を啓蒙していきたいです。<第3回に続く>【PR】アスリートサポーター(ジュニアアスリートサポーター)の詳細はこちら>>
2022年04月12日アルビレックス新潟からドイツに渡り、ハンブルガーSVではキャプテンも務めた、酒井高徳選手。帰国後はヴィッセル神戸の主力としてプレーし、昨シーズンは全試合に出場した。現在、なでしこジャパンフィジカルコーチとして活躍する大塚慶輔氏は、酒井選手がアルビレックス新潟ユース時代からの付き合いで、パーソナルコーチとして10年以上、サポートを続けている。先頃、大塚氏が代表を務める株式会社ライフパフォーマンスと一般社団法人日本アスリートフード協会が、『スポーツコンディショニング推進委員会』を設立した。両社が長年培ったコンディションサポートの知見を活かし、10代を始めとするジュニア・アスリートのパフォーマンスを高めることを目的とした『ジュニア・アスリートサポーター養成講座』を開講する運びとなった。そこで今回は酒井高徳選手と大塚氏に「サッカーに必要なコンディショニング」について、理論と実際の取り組みを話してもらった。(取材・構成鈴木智之)【PR】アスリートサポーター(ジュニアアスリートサポーター)の詳細はこちら>>■生活習慣を見直すことで、パフォーマンスが向上――まず『ジュニア・アスリートサポーター養成講座』について聞かせてください。大塚:サッカーに限らず、様々なスポーツでプロを目指している子はたくさんいます。子どもたちをサポートをする保護者に向けて、本当に必要な情報を提供するために、この講座を作りました。私はJリーグのフィジカルコーチとして17年間活動し、酒井高徳選手を始め、トップレベルのアスリートのパーソナルサポートをしています。その中で、とくに大切だと感じたのが「生活習慣」です。そこを見直すことで、選手のパフォーマンスが向上していく様子を間近で見てきました。今回は高徳選手と対談することで、世の中の人たちに啓蒙できればと思い、この場を設けさせていただきました。酒井:僕が大塚さんに出会ったのは、アルビレックス新潟ユースの頃なので、10年以上の付き合いになりますね。コンディショニングやパフォーマンスアップの指導をしていただいたおかげで、Jリーグやブンデスリーガでプレーできました。自分のキャリアを振り返ると、大塚さんとの取り組みが結果として現れていて、コンディショニングを含めた生活習慣の重要性はとても大きなものだと感じています。大塚:だいぶ長い付き合いだよね。酒井:コンディショニングに関して、専門的に取り組み始めたのが21歳の頃だったので、もっと早い時期、それこそ小学生ぐらいから目を向けていれば良かったなと思います。なので大塚さんの取り組み(ジュニア・アスリートサポーター養成講座)はすごく良いものだと思いますし、子どもたちの発育発達に通じるところがありますよね。保護者の方や子ども自身が、早い段階で正しい知識を得ることができるのは良いことだと思います。■プロになるとは、独り立ちすること――大塚さんにうかがいますが、酒井選手とともに、どのような取り組みをしてきたのでしょうか?大塚:サッカー選手が1日の中でトレーニングしている時間は2、3時間です。そこはクラブの管轄なので、タッチすることができません。我々としては、トレーニング以外の時間をいかにしてサポートできるかに重点を置いて、栄養士やドクター、トレーナーとチームを組んで、包括的にサポートしてきました。これは決して押し付けではなく、高徳選手自身が「自分はこうなりたい」「このレベルに到達したい」という目標があり、そのために「いまはここが課題だ」「ここを向上させるにはどうすればいいんだろう?」と感じているところに、我々がアプローチしていく形です。睡眠や栄養などのコンディション面だけでなく、フィジカルやモビリティ向上のトレーニングまで、様々な角度からサポートしています。酒井:そもそもの話をすると、アルビレックス新潟ユース時代に、プロを目指す上で体を作らなくてはいけない、プロで戦える体ってなんだろうと考えることからスタートしました。当時から大塚さんには、体のことや生活習慣など、様々な面で指導をしてもらっていました。その経験があって、コンディショニングにより目を向けるようになりました。自分で言うのもなんですが、トップに上がったときに、フィジカル面で引けを取らない形でスタートできたのは、ユース時代のベース作りがあったからだと思います。自分がプロの世界に入ったときに、あらためて「高校3年間、上を見据えて指導してくれていたんだ」と気がつきました。大塚:僕は育成年代を含め、たくさんの選手を見てきましたが、高徳選手の「覚悟の量」はケタ違いだと感じました。高校1年生の頃から「自分は絶対にプロになるんだ。そのためにはどんな努力も惜しまない」という気持ちが強かった。ユースに所属していたので、間近にトップチームの選手がいる環境だったのですが、自分から積極的に話しかけに行ったり、練習で2人組を作るときも、必ず上手な選手と一緒にやったり。プロになるんだという信念と覚悟は、図抜けたものがありましたね。酒井:面と向かって言われると恥ずかしいですね(笑)。大塚:その延長線上に、「ヨーロッパで活躍したい」「世界で通用する選手になりたい」という気持ちがあって、アルビレックスからドイツへとステップアップしていったわけです。21歳でドイツに足を踏み入れて、最初は通用するレベルじゃなかったかもしれないけど、厳しい環境でさらに自分を成長させていった。その道を選ぶ意思、覚悟の強さが、高徳選手が伸びていった要因のひとつだと思います。酒井:プロになることは、独り立ちすることでもあります。そこで解き放たれて、自分の好きなことをするのか。それともプロとして、一流を目指して取り組むのか。その分岐点がある中で、僕は自分を高めることを選んできました。僕が新潟でプロになった頃、大塚さんは別のクラブにいたのですが、個人的に連絡を取って、パーソナルという形で見てもらうようにお願いをしました。大塚さんとスタッフの方々と「世界で通用する選手になるためには、こうならなくちゃいけない」という目標を掲げてやってきましたし、僕自身、「海外で活躍するためにはなんでもやるぞ」というモチベーションで取り組んでいました。■酒井高徳の取扱説明書――ドイツでプレーするにあたり、具体的にどういう取り組みをされたのでしょうか?酒井:生活面では、食事の管理、体重、体脂肪、睡眠の管理です。食事は試合から逆算して、いつ何を食べるかを、試行錯誤しながら作り上げていきました。具体的には、試合の2日前から炭水化物を中心に、体にエネルギーを貯めるような食べ方をして、試合後すぐに、オーツミルクとプロテインと甘酒をミックスしたものを飲みます。それから食事をして、翌日は疲労回復や免疫の回復に効果がある物を食べます。基本的には自分の体と対話をしながら、食べ物を選ぶようにしていました。大塚:食べ物やリカバリーの内容などは、選手によって少しずつ変わります。それが「酒井高徳の取扱説明書」のようなもので。酒井:まさにそうですね。僕の場合、ドイツにいた頃は、試合前におにぎりやフルーツを食べていたのですが、日本に帰ってきてからは、少し空腹の方がパワーが出やすいように感じたので、試合会場でバナナを半分だけ食べています。食事の内容は、年齢とともに変わりましたね。大塚:ドイツの頃は、リカバリーの方法も試行錯誤していたよね。基本的に、試合後はホテルに泊まらず、バスに乗って何時間もかけて家に帰るわけで。試合後の移動でどうやって睡眠をとるかを考えて、クッションをいろいろ試したり、リカバリーウェアを着るのが嫌だったので、ブランケットタイプを使ったり。酒井:ドイツの頃は年間で50試合以上、多いときは60試合近く出ていました。毎日が試合の連続なので、とにかくリカバリーが重要なんですね。それに加えて日本代表の試合もありました。日本で試合をして、深夜の飛行機でドイツに戻って、中2日で試合をして、翌月も同じスケジュールとか。それを8年ぐらいやりました。大塚:リカバリーの方法は、細かいところまで相談したよね。酒井:かなり大変な思い出として残っています(笑)。そのおかげもあって、僕はこれまで、ケガやコンディション不良で欠場したことがほとんどありません。日本に戻ってきてからも、昨シーズンは全試合に出場しました。連戦に耐えられるケアや準備を続けているからこそ、試合に出続けることができているんだと思います。■『チーム酒井高徳』としてサポート――リカバリーに関して、トレーニング面では、どのようなことをしていたのですか?酒井:試合間隔が中2日なのか、3日なのか、夏か冬かによっても変わってくるのですが、基本的に試合の翌日は有酸素運動をして、疲労はあるけど、体が気持ちいいと感じる強度で動かしていました。あとはその時々で、気になる箇所のストレッチやモビリティのトレーニングですね。怪我に繋がらないために、筋力的な刺激を入れる部分と、全く使わないでしっかり休ませる箇所を分けて取り組んでいました。グラウンド外では交代浴をしたり、睡眠の質を上げるアイテム使って、睡眠時間を記録していました。大塚:考え方として、試合直後からリカバリーは始まっています。プレー中以外の、すべての時間をリカバリーに使うぐらいの気持ちです。酒井:本当に、生活のすべてですもんね。食事も睡眠も生活リズムも、メンタル面も含めてのリカバリーなので。そのなかでも生活習慣は大切で、奥さんと一緒に大塚さんの話を聞いて、食生活も実践しましたし、筋トレやモビリティのトレーニングでは、動画を送ってもらい、見ながらトレーニングしていました。『チーム酒井高徳』として、いろんな人にサポートしてもらったからこそ、連戦の中で疲れない体作りができて、ピッチで良いパフォーマンスが発揮できたと思っています。<第2回に続く>【PR】アスリートサポーター(ジュニアアスリートサポーター)の詳細はこちら>>
2022年04月05日3月23日放送の『中居正広の3番勝負!レジェンドとガチ対決SP』(日本テレビ系)に出演した福原愛(33)。中居とコンビを組み現役男子選手と卓球対決する企画で、この6年間ラケットを全く握らなかったと言いながらも勝利を収め、「久しぶりに卓球してすごく楽しかった」と笑顔を見せた。スポーツ紙記者は言う。「不倫報道により、国内のCM契約は消滅し、テレビ出演も少なくなった福原さんは今後、“小愛(シャオアイ)”の愛称で親しまれている中国での活動を積極的に考えているといいます。“中国版ツイッター”Weibo(ウェイボー)のフォロワー数は560万人以上いますから。しかし、その頼みの綱である中国の“ファン離れ”が急速に起きているのです」その大きな要因は、江宏傑(33)との離婚の引き金となった恋人・A氏の元妻による告発だという。「3月16日付の『文春オンライン』によれば、元妻は福原さん側が流した“A氏の夫婦関係はすでに破綻していた”といった情報は『真っ赤な嘘』だと告発。また、不倫報道後も福原さんからのラブレターなど交際が続いている証拠があったと“略奪愛”の印象を強めるものでした。いまは福原さん、A氏の元妻とも双方、弁護士を立てて話し合い中だといいます」(前出・スポーツ紙記者)今回の告発で、福原への見方が冷ややかに変わってしまった中国ファンが増えているというのだ。《理解できないしショックだ》《不道徳だ》《どう言おうと横恋慕はよくない。ふしだらな人だ》中国のSNS上には、彼女への批判の声が相次ぐ事態に……。「最初の不倫報道後、福原さんは『中国の皆さんはずっと私を応援してくれました。そして、どんな私も受け入れてくれました』と涙ながらに感謝していました。中国のファンの多くは福原さんを最近まで擁護していたのですが……」(中国在住のジャーナリスト)実は福原は3月8日にWeiboで《アイアンウーマンになりたい。陶器のお人形さんは卒業》と中国語で綴っていた。「“陶器のお人形さん”とは、中国人からの『泣き虫愛ちゃん』のイメージのことを指します。中国では、彼女の恋愛に何か進展でもあったのかと話題になったのですが、そこへ“元妻の告発”が……。福原さんが“逆ギレ”して開き直ったと捉えた中国のファンは少なくなかったようです」(前出・中国在住ジャーナリスト)中国ファンへのメッセージが、“ファン離れ”の誤算を生んでしまった福原。彼らの心を再びつなぎとめることはできるのだろうか。
2022年03月30日時に子供は、大人が想像だにしない行動をとって驚かせてくることがあります。我が子の『珍行動』に笑ってしまったり、あっけに取られてしまったりしたことがある親は多いことでしょう。ゆずこしょー(@yuzukosho007)さんもまた、1歳の息子さんの謎の行動を目撃したことがある1人。それは、息子さんを寝かしつけていた時のことでした。眠れなかったのか、息子さんは急に起き上がり、寝室を出て行ったといいます。その後、息子さんが向かった先は…。1歳児、急に起き上がって寝室出ていったと思ったらトランポリンし始めた。 pic.twitter.com/NoMop1UGzE — ゆずこしょー@1y9m♂&3y9m♂&✖美容✖料理 (@yuzukosho007) March 25, 2022 暗がりの中、トランポリンで遊び始めた息子さん…!まだ1歳ということもあり、うまくジャンプすることはできない息子さんですが、「ビヨーン」と効果音を自ら声に出しながら遊び、満足していたといいます。一体なぜ、息子さんは急にトランポリンを始めたのでしょうか。そもそも理由などなく、大人がどんなに想像したところで、答えなど見つからないのかもしれません。ゆずこしょーさんの息子さんの行動に笑ってしまった人は多く、さまざまな声が寄せられています。・爆笑。しかも盛大にコーヒーを吹きました。・寝る前に、余った体力を使い果たしたかったんでしょうか。・しっかり立っていて、「飛ぶぞっ」という意気込みを感じる背中ですね。我が子の行動に驚かされるのは、一度や二度ではない場合がほとんど。成長するまで、親はきっと毎日が驚きの連続かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年03月26日子どもたちのスピードアップ、動きの改善に取り組んでいる『タニラダーキャンプ』。参加したお子さんの中には、20m走のタイムが0.5秒縮まり、コンビネーションの動きでは1秒近く短縮するなど、着実に成果を出しています。今回はタニラダーキャンプに参加し、スピードアップに加えてサッカーのプレーにも大きな変化があったという、小学4年生のよしはる君のケースを紹介します。(取材・文:鈴木智之)タニラダーキャンプでスピードが上がっただけでなく、サッカーにも良い変化があったというよしはる君【春休み東京開催】「2日間でスピードを上げる」タニラダーキャンプ>>■以前は相手の切り返しについていけず、抜かれてしまっていたよしはる君がサッカーを始めたのは、小学2年生のとき。タニラダーを始めたきっかけは「年上の子と対戦するときに、スピードで抜かれてしまう」という悩みがあったからでした。よしはる君は「相手についていくことはできるんだけど、うまく止まれず、相手に切り返しをされると抜かれてしまう」と話します。相手にドリブル突破を仕掛けられたときに、背後から追いかけることはできるのですが、相手の前に入ってボールを奪うまでには、いたりませんでした。■谷コーチに直接見てもらって、改善ポイントがわかったそこでお父さんが色々と調べ、タニラダーに行き着いたそうです。すぐにタニラダーを購入し、自宅で取り組み始めました。その後、家の近所でタニラダーキャンプが開催されることを知り「谷さんに直接見てもらったら、なにかが変わるきっかけになるかもしれない」(よしはる君のお父さん。以下、同)と思い、ゴールデンウィークに開催されたキャンプに参加しました。タニラダーキャンプでは、子どもたちの動きを個別に映像で確認し、チェックポイントを挙げていきます。なかでも注視するのが姿勢です。上体が前に傾きすぎていないか、後ろ重心になっていないかなど、一人ひとりの動きを見ていきます。「よしはるの動きを映像で見ると、ボールを奪いに行きたい気持ちが強いあまり、前傾になっていたり、切り返しについていくときに後傾になり、重心をコントロールできていないことがわかりました」■キャンプで正しい動きを学んだら靴のすり減る位置が変わったタニラダーキャンプは、インストラクターの解説を親子で聞くことができます。そこで得た知識をもとに、日常生活から変えていったそうです。「足の裏の拇指球、小指球、かかとの3点で重心を感じることができるように、なるべくソールが薄くて、足裏に負担のかからない靴を履くようにしました」日々、タニラダーでトレーニングをし、日常生活から重心を意識して歩くことで、中敷きを見ると、すり減る場所が変わってきたそうです。「スパイクも同じで、いままでは後ろ重心だったので、かかとがすり減っていました。それがなくなり、中敷きの拇指球のあたりが薄くなっていたんです。これには驚きました。動きやすい場所に荷重できているんだと、変化が見られました」【春休み東京開催】「2日間でスピードを上げる」タニラダーキャンプ>>■重心をコントロールできるようになり、プレー中顔が上がるようになったタニラダーキャンプでのトレーニングの様子ゴールデンウィークに初めて谷さんの指導を受け、日常生活でも意識して過ごすこと2か月。徐々に動きが変わってきたよしはる君は、再びタニラダーキャンプに参加します。谷さんに見てもらうと「走り方もタイムも変わってきている」と言われたそうで、サッカー経験のないお父さんが見ても「明らかに動きが変わった」と感じる場面が増えたと言います。「重心をコントロールできるようになったので、プレー中に顔が上がるようになりました。ゴール裏からよしはるのプレーを見たときに、シュートの場面で顔が上がって、ゴールを見ている視線を感じました。いままでは感覚でシュートを打っていたと思うのですが、明らかに顔が上がって、ゴールや相手をしっかり見られるようになったのは、大きな変化だと思います」■動き出しが速くなり、体重移動がスムーズになったと子ども自身が変化を実感よしはる君も、自身の動きの変化を感じています。「味方がボールを奪われたときに、『ひざをロックする動き』を使って、速く戻ることができた。動き出しが速くなったし、ドリブルで相手を抜くときも、体重移動がスムーズになったので『相手が右にずれたから、左に行ける』って感じで、ゴールへの糸が見えるようになった」よしはる君もお父さんも、動きの無駄がなくなったことで、「プレーに余裕が生まれた」と口を揃えます。よしはる君が通うスクールの保護者からも「動きがすごくスムーズだけど、特別なことをしているんですか?」と聞かれることがよくあるそうで、お父さんはタニラダーキャンプを紹介し、参加するお子さんも増えているそうです。お父さんは言います。「小学生の子どもを持つ親にとって、動き方は共通した悩みなのではないかと思います。よしはるの場合は谷さんに出会って、足裏の荷重する場所やパワーポジション、相手の切り返しについていくときの『ヒザをロックする動き』などを教えてもらって、プレーが劇的に変わりました。だから、同じ悩みを持つお子さんや保護者仲間にも、タニラダーキャンプを紹介させてもらっています」■動きが向上したらコーチに褒められ、サッカーがもっと楽しくなった普段は、サッカースクールに通うよしはる君。スクールのコーチに「動きが違うね」と褒められることもあるそうで、「サッカーがもっと楽しくなった」と笑顔を見せます。「よしはるは谷さんに出会ったことで、武器を持つことができました。動きに関しては、小学4年生という時期に始めたからこそ、すぐに身についた部分もあると思います。ベースの動きを身につけた上で、サッカーのテクニックを身につけることで、さらに良いプレーができるようになる。いまはそう思っています」その後、よしはる君はタニラダーキャンプ、タニラダー塾に参加した選手が参加出来る「アドバンスコース」に参加し、ベースの動きづくりに加え、ボールを使ったサッカーの動き(突破や守備対応)にもチャレンジ。そこでも躍動していました。動きのベースを身につけ、サッカーのプレーが向上したよしはる君。今後、様々な試合で活躍する場面が見られそうです。【春休み東京開催】「2日間でスピードを上げる」タニラダーキャンプ>>
2022年03月02日5人の子供を育てている、母親の、ゆか(yukaaa.o31)さん。子供たちの日常はもちろん、宿題プリントやドリルに書き込んだ『珍解答』に愛あるツッコミを入れ、Instagramに投稿しています。「涙出るほど笑った」「もはや天才」小2女児の『珍解答』に抱腹絶倒!『文を作りなさい』という宿題に、11歳息子の出した答えが最高すぎた2022年2月25日に、ゆかさんが投稿したのは、小学5年生の長男の珍解答です。長男の斜め上な解答と、ゆかさんのツッコミに、あなたも思わずクスッとしてしまうでしょう…。岐阜県を『ぐは県』と読み、『魚夫県』と書いたり、怪しい組織のお誕生日会係になったりと、珍解答を連発する長男。対するゆかさんの鋭いツッコミが、さらに笑いを誘います!長男の珍解答の数々に、赤ペンを付ける担任も笑ってしまったかもしれません。長男の冬の学習をおさめた投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。・お誕生日係に吹きました。ロシアンルーレットでもするのかな。・最高!1ページ目から、私の涙腺と腹筋が崩壊しました…。・天才としかいえない発想!疲れが吹っ飛びます!このような珍解答が生まれたのは、分からない問題も解こうとした長男の頑張りがあってこそ。勉強だけにとどまらず、たくさんの経験を経て、立派な大人に成長していくのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2022年02月27日緑黄色社会の新曲「陽はまた昇るから」が、2022年4月20日(水)にCDシングルとして発売される。『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』の主題歌として書き下ろした。緑黄色社会の新曲が『映画クレヨンしんちゃん』最新作主題歌に2022年1月に最新アルバム『Actor(アクター)』や新曲「キャラクター」をリリースしたばかりの緑黄色社会。そんな彼らの新曲「陽はまた昇るから」は、『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』の主題歌として書き下ろしたものだ。映画からインスピレーションを得て、“明日”という未来を守る為に奔走する登場人物の背中を後押しするような楽曲に仕上げた。緑黄色社会が映画主題歌を担当するのは、『初恋ロスタイム』、『都会のトム&ソーヤ』に次いで3作目。アニメ映画の主題歌は今回が初となる。CDシングルには新曲「時のいたずら」も収録新曲「陽はまた昇るから」はCDシングルとしても発売。カップリング曲として、新曲「時のいたずら」を収録する。「時のいたずら」は、長屋晴子が”歌を歌うこと”をテーマに制作したミディアムナンバーとなっており、ミュージックビデオも公開された。“クレヨンしんちゃん盤”を含む3形態CDシングルの販売形態は、「初回⽣産限定盤」「初回⽣産限定クレヨンしんちゃん盤」「通常盤」の3タイプ。「初回⽣産限定盤」には、WOWOW×緑⻩⾊社会のスペシャルライブを収めたBlu-rayが付属。「初回⽣産限定クレヨンしんちゃん盤」にはコラボレーションスリーブケース、通常盤の初回仕様には描き下ろしメンバーイラストステッカーが付いてくる。しんのすけは野原家の子供ではなかった…!?衝撃の真実を描く劇場版最新作なお、『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』は、劇場版第30弾となる記念すべき作品。“しんのすけは野原家の子供ではなかった…!?”という、しんのすけ出生の真実を描く。舞台となるのは、忍者だけが暮らす「忍者の里」。しんのすけの前に現れるのは、“本当のお父さん”だという屁祖隠胡麻衛門(へそがくれごまえもん)。屁祖隠一家は、先祖代々“もののけの術”の使い手として《地球のへそ》を守ってきた忍者一族で、しんのすけはその跡継ぎだというのだ。《地球のへそ》の栓が抜けると、地球は枯れ、明日が来ない…。地球と家族の“明日”を守るため、しんのすけ、野原一家、屁祖隠一家が奮闘する。<緑黄色社会 コメント>主題歌のお話をいただいた時はみんなで手を取り合って喜びました。漫画を読んだり、アニメも何度も観たり、「クレヨンしんちゃん」に育てられてきた私たちが今回、映画の主題歌を手掛けられることは本当に光栄で、とにかく嬉しかったです。ただ、その分緊張しましたし、責任感も感じましたが、自信を持ってこの楽曲を書くことができました。勇敢さや男の子としてのカッコよさ、そしてにユーモアもあって、様々な表情を見せてくれるしんちゃんに凄く憧れを抱いています。ちなみに、劇場版のおシリで歩くシーンが凄く印象的で当時真似していました!歩けなかったんですけど(笑)でも、しんちゃんにもきっと寂しい時だったり、悲しいことがある。そんな気持ちに寄り添える楽曲にしたいと思って書きました。こっそり「クレヨンしんちゃん」にちなんだフレーズも入っているので、是非探しながら聴いてみてください。【詳細】緑黄色社会 新曲「陽はまた昇るから」※2022年4月22日(金)公開『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』主題歌。CD発売日:2022年4月20日(水)価格:・初回⽣産限定盤 [CD+Blu-ray] 3,900円三⽅背BOX・初回⽣産限定クレヨンしんちゃん盤 [CD] 1,200円「クレヨンしんちゃん」コラボスリーブケース・通常盤 [CD] 1,100円[初回仕様] 描き下ろしメンバーイラストステッカー(4種のうち1種ランダム封⼊)<CD収録曲>共通01. 陽はまた昇るから02. 時のいたずら03. 陽はまた昇るから–Instrumental-04. 時のいたずら–Instrumental-<Blu-ray>初回生産限定盤WOWOW×緑⻩⾊社会 Special Live “PRISM”01. merry-go-round02. inori03. LITMUS04. 視線05. ずっとずっとずっと06. あのころ⾒た光07. 幸せ08. Brand New World09. アーユーレディー10. それなりの⽣活11. Mela!12. LADYBUG13. Shout Baby14. これからのこと、それからのこと15. Alice16. sabotage
2022年02月25日広島発のeスポーツ応援番組「eスポーツ道」。2019年から広島エリアで放送し続けている「eスポーツ道」が2022年2月10日(木)からU-NEXTにて配信することが決まりました。番組MC中島尚樹(ローカルタレント・ゲームクリエイター)に、世界で活躍するプロゲーマーやゲーム界のレジェンドなどeスポーツを熟知した講師が、eスポーツの奥深さや魅力・情熱を教えていく教養バラエティ番組です。今まで地上波で放送された10本のコンテンツを始め、今後は継続的に最新コンテンツも展開を行う予定です!「eスポーツ」にまつわる最強の豪華講師陣が「eスポーツ」の道へと導きます!【ラインアップ】#1 世界が熱狂するeスポーツ/羽染 貴秀・平方 彰#2 プロ格闘ゲーマー論/ガチくん#3 臨場感を伝える!eスポーツ実況論/アール#4 1億円プレイヤーが語る!シャドバ論/ふぇぐ#5 元祖eスポーツプレイヤーが語る今昔/高橋名人#6 新型コロナに負けない!eスポーツ界の取り組み論/浜村 弘一・ガチくん#7 e スポーツプレイヤーの結婚論/ふ~ど・倉持 由香・ガチくん#8 局アナからeスポーツアナへの転職論/平岩 康佑・倉持 由香#9 eスポーツチームの経営論/西谷 麗・GreedZz#10 ゲーム配信論/ハセシン・GPU-NEXT eスポーツ道: : Twitter公式アカウント:@esportsdo : お問い合わせ株式会社 広島ホームテレビ・番組プロデューサー:居升悠(ビジネス統括グループ)・コンテンツ事業展開:平岡トーマス史章(コンテンツグループ)☎082(221)4760 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月10日おしゃれなキッズたちの、冬の大本命アウターをお届け! プレーンなデザインから、個性的なものまで大集合。ワザあり着こなしテクも必見!contents01 女の子のアウター 9選02 男の子のアウター 5選女の子のアウター 9選Name:ひまりちゃん・3歳アウター ▶ビーミング by ビームス地色のブラックにレトロな花柄が施された、存在感抜群のジャケット。ちょっぴり大きいサイズを選びワンピース風に。袖をまくると裏地のピンクがお目見え。今季トレンドのビタミンカラー“イエロー”のタイツを覗かせ、アウターとのコントラストを楽しんで。Item ▼タイツ/シリーサイラス全身コーデ詳細はこちらからName:わっかちゃん・2歳アウター ▶ キャラメルロンドンやわらかいアイスブルーがフェミニンなアウターに、インパクトのあるビッグカラーをオン。シンプルなアウターに相反する個性的な柄が、コーデの鮮度をぐっとあげる。先のとがったボンネットで小粋に味付けすれば、大人顔負けの着こなしに。Item ▼付け襟/ウルフアンドリタ、帽子/ティピカリー、タイツ/ザラ、シューズ/アルカ全身コーデ詳細はこちらからName:しゅかちゃん・3歳アウター ▶ キャラメルロンドンどこか品のよさが漂うアウターは、深いテラコッタにブラックの襟がアクセント。Aラインのシルエットはワンピース風に着こなすと、よりお姉さんに見せてくれる。シューズやヘアピン、タイツも、アウターに近い色を選び、極力色数を抑えて。Item ▼ニット/キャラメル ロンドン、スカート・シューズ/ともにミーシャアンドパフName:meriちゃん・2歳アウター ▶ メイドフォーミニ1枚でサマになるチェック柄ジャケットは、胸元のフリンジがポイント。歩くたびに揺れるから、見た目も気分もアップ! 合わせはケーブルニットで、アメカジムードを加速。カジュアルな装いに対し、足元はレザーのブーツで品よく見せると好バランス。Item ▼ニット帽/ミーシャアンドパフ、ニット/トゥデイフル、タイツ/コンドル、ブーツ/ザラName:てんちゃん・3歳アウター ▶ 古着ぱっと目を引くインパクト抜群のアウターは、深いグリーンの地に、エネルギッシュなイエローがポップに味付け。ボトムスもアウターに負けないくらい存在感のあるレッドをチョイス。元気いっぱいなカラー使いが子どもらしくてグッド!Item ▼トップス/パタゴニア、ハイネックカットソー、パンツ/ともにラルフローレン、シューズ/ザ・ノース・フェイスName:ひまりちゃん・5歳アウター ▶ ミナペルホネンナチュラルなカラーがやさしいムードを醸すアウターの上には、白いチョウチョがひらひらと飛んでいる。中のスタイリングは、マスタードカラーと絶妙にマッチする、パープルがキーカラー。ワンピースに施されたネオンのパイピングが、スタイリングを軽やかに見せる。Item ▼ワンピース/こどもビームス、ブーツ/グリーンレーベルリラクシンズ、バッグ/ウィーゴーName:ききちゃん・3歳アウター ▶ バナナジェイ乙女心くすぐるヴィヴィッドピンクのダウンコートは、これ1枚でサマになるほど存在感抜群。ぽつぽつと咲いている赤い花が、フェミニンなエッセンスに。合わせはカジュアルなデニムで、とことんラフに着こなして。Item ▼パンツ/ピッピロッタ、トップス/ベベオーガニック、ブーツ/ティンバーランドName:ほのかちゃん・3歳アウター ▶ ゴートゥーハリウッドフロッグボタンがチャイナ風のミニアウターは、鮮度の高いゴールドがメインカラー。ミニサイズを活かし、トップスのビッグカラーや裾を覗かせると、おしゃれがワンランクアップ。深いネイビーのメリージェーンからは、ピンクの柄ソックスをちら見せ。足元まで抜かりなくファッションを楽しんで。Item ▼ブラウス/ビューラブズ、パンツ/ビーミングバイビームス、シューズ/シエンタName:Hちゃん・2歳アウター ▶ ニコニコクロージング毛足の長いモコモコがゴージャスな雰囲気を醸すファーコート。お腹に携えた野獣が、ピリリと辛口なエッセンスに。よく見るとバッグはネコちゃん、足元はレオパード柄と、随所にアニマルが散りばめられている。首元からはパイピング入りのインナーを覗かせ、フェミニンなエッセンスをプラス。Item ▼トップス/ベルローズ、パンツ・帽子/ともにミーシャアンドパフ、バッグ/(ハンドメイド)、シューズ/ネクスト全身コーデ詳細はこちらから男の子のアウター 5選Name:きはるくん・5歳アウター ▶ ミディアムチェッカー柄やファ二ーな鳥がポップな印象のコーデを、ぐっと大人に見せてくれるディープグリーンのアウター。見た目にもあたたかい、ボア付きのホワイトキャップが、全体を軽やかに見せてくれる。Item ▼トップス・帽子・サスペンダー/以上3点すべてボボショーズ、パンツ/ミディアム、シューズ/コンバース全身コーデ詳細はこちらからName:かなとくん・2歳アウター ▶ ザ・ノース・フェイス『ザ・ノース・フェイス』のカモフラ柄アウターを主役に抜擢! 合わせはトレンドのスウェットパンツでとことんラフに。ビーニーの上からさらにフードを被った、遊びのある着こなしは大人顔負け!Item ▼帽子/ヴァイナル アーカイブ、パンツ・ソックス/ともにザラ、スニーカー/ヴァンズName:善くん・1歳アウター ▶ パタゴニア鮮やかなブルーの『パタゴニア』のフリースは、見た目の可愛さはもちろん、あたたかさも間違いなくお約束。シルエットがキュートな帽子も、アウターと同色に。合わせは旬のスウェットパンツやニューバランス。大人も真似したい、今どきコーデの完成!Item ▼帽子/パタゴニア、パンツ/ロサンゼルスアパレル、シューズ/ニューバランス全身コーデ詳細はこちらからName:蓮くん・6歳アウター ▶ ドレスモンスター冬らしい純白のアウターは、胸元よりも下に垂れている個性的な襟が魅力。こっくりブラウンのプレーンなデザインパンツが、アウターの個性を存分に引き立てる。Item ▼パンツ/ローリーズファーム、シューズ/ナイキ全身コーデ詳細はこちらからName:士貴くん・3歳アウター ▶ パタゴニアオレンジやブルーで描かれたイラストが華やかな『パタゴニア』のフリース。アイスブルーのパイピングが、爽やかなアクセントに。おいしそうなチョコミントカラーのニット帽で、子どもらしい味付けを。Item ▼帽子/(ヴィンテージ)、インナー/カリフォルニアストア、レギンス/ユニクロ、シューズ/アシックス全身コーデ詳細はこちらから▼こちらの記事もチェック!【おしゃれなママの本命アウター大特集】 センスのいい着こなしにも注目!photography/Toshiyuki Tanaka
2022年01月31日新型コロナウイルスの濃厚接触者として自宅待機中のダウンタウンの松本人志(58)。そんな松本に、タレントの中居正広(49)が差し入れた“あるもの”が、注目を集めている。28日、松本は自身のツイッターを更新。中居から宅配便で差し入れを送られたことを明らかにした。《中居君が差し入れしてくれた(勿論、置き配で)沢山の食べ物や映画のDVDそして電球が1つ。ん?電球?メールで確認したところ『電球切れたら大変です』と返信。明るい気持ちになった。。。のか》松本のこのツイートはたちまち拡散され、15.8万件ものいいねを集めるなど大反響を呼ぶ形に。また中居からの意外な角度からの差し入れに対し、ネット上では中居の気遣いとユーモアを賞賛する声が相次いだ。《確かに切れたら大変》《一人暮らしだったら、、、これは盲点…!》《確かに電球、電池、ペーパー類ペーパーロールは必要かも》《電球まで!さすが中居くん。痒いところまで手が届くというか痒くなる前から手が届いてる》《この心遣いは真似したい!中居くんさすがだなぁ》《電球が入ってるところが中居くんですね!明るい気持ちになった!》心遣いに溢れた差し入れで、松本だけでなく多くの人の心を明るくした中居。実は、このような中居の贈り物術は、芸能界でもかねて評判を呼んでいる。「中居さんの贈り物の特長は、相手が置かれた状況を踏まえて選んでいること。嵐が活動を休止する際に、メンバー全員に『お疲れ様』というメッセージとともに名前入りの箸を。またV6が昨年、解散した際は一足30万円ほどの超高級革靴を全員にプレゼントしています」(芸能関係者)嵐のメンバーである松本潤(38)に送られた箸には、1本に「嵐」、もう1本に「松本潤」と彫られていたという。松本は昨年12月にゲスト出演したテレビ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへSP』(TBS系)で、中居からの贈り物に込められた意味を以下のように推測している。《2つ対になっている物っていうことにすごく意味を持ってるんだろうなって。嵐っていうものと自分っていうもの2つの側面があるものが1個になって表現されてるってことと、2つに離れるかもしれないけどいつかそれが一緒になる瞬間みたいなことを連想できる物だと思った》「この発言に対し、同番組の司会を務める中居さん自身は『ごめん。なんの意味もないんだよ。俺、そんな深い人間じゃないんだよ』と否定していました。しかし、このように相手に気を遣わせないようにという姿勢が、中居さんの気遣いそのものを表しているように思えます」(前出・芸能関係者)さらに、地元が一緒で後輩として目をかけていた今井翼(40)がメニエール病で入院したときには、病室に空気清浄機を届けたという。心のこもった直筆の手紙も同梱されていて、今井はとても元気付けられたそうだ。高級革靴でも電球でも、受け取った相手を笑顔にする中居からの贈り物。そこに込められた中居の思いやりこそ、相手にとって一番の贈り物なのかもしれない。
2022年01月29日練習では鳥かごや相手に合わせてパスができるのに、試合になるとドリブルしかしない独りよがりなプレーになってしまう子がいる。しつもん形式で問いかけてみても、拗ねてしまい何も話さなくなる。勝気な性格な子にどう声かけをすればいい?とお悩みのお父さんコーチ。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、子どもたちとの向きあい方、お勧めの声掛けなどをアドバイスします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<個々は上手いのに組織的なプレーができず勝てない。試合に勝つためには圧をかけて教え込むことも必要?<お父さんコーチからのご質問>こんにちは。私はU-9でお父さんコーチをさせてもらっています。相談したいのは、チームのキャプテンでボールも一番強く蹴れる、足も速く少し性格もきつめな子の事です。練習の時には鳥かごやパス練習でも相手に合わせてパスができるのですが いざ試合や試合形式になるとドリブルしか出来なくなり、転がってきたボールもただ前にどかんと蹴ってしまう様になります。本人に「今、周りの味方が見えたかな?適当に蹴っていないかな?」と質問する形で聞いても、すねてしまうのか、頭が真っ白になるのか、何も話さなくなりプレーを続けさせても足が止まってしまいます。普段が勝ち気な性格な為、どう声かけをしてあげたり、どう接してあげたら良いか悩んでいます。色々な性格の子への対応のアドバイス頂ければ幸いです。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。ご相談にあるような「拗ねてしまう子ども」は、大雑把に分けると上手な子どもの中に多いかもしれません。ある程度のことはすぐにマスターしてしまうため、その「ある程度」を超えた自分ができないことに直面すると、そこからが逃げてしまうようです。「やめた」「やりたくない」「面白くない」と言って、へそを曲げてしまいます。■できないことに直面してへそを曲げたときの対応法そうなった場合、指導者が粘り強く話しかける必要があります。例えば、できないことにイライラして何も話さなくなり、足が止まることがあります。そこで「どうしてやめちゃうの?勝ったり負けたりするのがスポーツだよ。次に勝てばいいんじゃない?」と言って、サッカーとの向き合い方を示してはどうでしょうか。例えば、スポーツだからこそ、どんな人とも試合ができる。負けたからと言って何か罰があるわけじゃない。だからチャレンジ精神が育つわけで、いくら失敗してもいい。どうしたらうまくできるのか?どうしたら成功するか?といったアプローチをしてください。そんなことを学ぶのがスポーツです。■どんな話になら食いつくのかを探っていく教えている対象が9歳なので、ギャングエイジの年齢です。グループで集まっていろいろなことをやりたくなって、エネルギッシュに動きたい時期でもありますが、自分の思い通りにならないとぷいっとやめてしまう。そんな子どもが増えているようにも感じます。そんな実情があるからこそ、大人がじっくりと向き合ってあげなくてはいけません。チームはどうしたらいいのか。サッカーはどんなスポーツなのか。さまざまな話をする中で、どんな話に食いつくかを見ながら話してあげると、何か糸口が見つかるかもしれません。どうしたらいいかわからなくてコーチまで黙ってしまわないように、その子のことがわからないからこそ、その子の考えていることを聞き出す必要があります。■嫌そうにしたら、少し方法を変えて個人的に話すなどのアプローチも私が指導している中学生の中にも、そういう子たちがいます。思春期なのもあいまってか、こちらが何か言うと嫌な顔をします。どうして今のプレーしたの?と聞くだけで、嫌そうな顔です。きっと、子どもたちは私に怒られていると思っているのでしょう。どうして蹴っちゃったの?と聞くと「だってどこにもパスを出せなかったから」と他罰的になってしまいます。私が粘ると「もう無理!」と言います。こういうときにそのまま指導を続けてしまうと、子どもは興奮したままなので事態はよくなりません。したがって、ちょっとだけ違うトレーニングに変えます。一度水分補給をするなどして、その時間で個人的に話したりします。さっきのプレーはどうだった?と問いかけてみます。それでもまだ少しばかり嫌な顔ですが、直後にあった一時の興奮は冷めています。そうやって、少しずつ同じようなことを繰り返します。いいプレーをしたときは「お、いいね。いつもそんなふうにまわりを見られるといいよね」と認めます。そこが大事です。スモールステップで認めていくと、子どもたちも達成感を持てます。やったぞと思えて自尊感情が高まれば、自分が聞きたくないアドバイスや、答えたくない問いかけも素直に聞けるようになります。■普段とは違う2割のプレーをほめてあげるこの話の対象は中学生で、相談の方が教える年代とは異なりますが、対応は同じでいいのです。鳥かごでうまくパス回しができない。試合形式になるとドリブルしかできない。そんな彼がズバッと一本のパスを通したときに「いいぞ」と言ってあげるのです。試合の8割ドリブルしたとしていても、それとは違う2割のプレーをほめてあげることが大事です。まだそれだけしかできないの?などと言ってはいけません。小さな上達を認めながら、コーチは毎回見てくれている、といった感覚や安心感をもってもらいます。たとえパスが通らなくても「誰にパスしたの?」と聞いてあげます。子どもは「あいつにパスした」と答えれば、「じゃあ、次はパスするときその子の名前を呼んで読んであげたら?」といったアドバイスができます。池上正さんの指導を動画で見る>>■コーチングの師匠を見つけるのも一つの方法(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)コーチとして学びを深めたいと思ったら、ご自分のお手本にしたいと思えるようなコーチングの師匠を見つけてはどうでしょうか。まずはその人の模倣をし、少しずつ自分のスタイルを作り上げればいいのです。私は40歳になったくらいのとき、ある場所で指導していたら、ジェフやサンガで一緒に仕事をした祖母井秀隆さんをご存知な人が私に話しかけてくださいました。「立ち振る舞いや言葉使いが、祖母井さんとそっくりですね」それを聞いたとき、私は非常にうれしかったです。私自身、ドイツで指導を学ばれた祖母井さんを師と仰ぎ、彼から多くを学んできました。そんなふうに、コーチングの礎になるような人につくことも考えてはいかがでしょうか。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年01月21日一人ひとりの実力は相手チームと負けてないのに、パスやポジショニングなど組織的なプレーが上手くできず、試合に勝てない子どもたち。楽しく、真剣にやることが大事だと思って指導してきたけど、考えさせて導くコーチングだけでなく、勝たせるためにちょっと圧をかけて教え込むことも必要?と悩むお父さんコーチ。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、指導において大事なこと、組織的なプレーができるようになるアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<ドリブルで相手の逆を作る動きが苦手な子どもたち。相手の動きを予想できるようにするお勧めの練習は?<お父さんコーチからのご質問>息子がいるU-9でサポートしてるパパさんコーチ5か月の者です。自分も小中と地域の社会人リーグでサッカーをしていました。自分なりに色々見て調べてサッカーのスキルをあげてきたつもりです。指導者としては初めてだらけのことなので、池上さんを参考にさせて子ども達に色々声を掛けてあげています。しかし試合になり強いチームと戦うと、個々の実力は負けてはないと思うのですがパスやポジショニングや組織的な部分で負けてしまい子ども達のモチベーションが下がってしまいます。僕は「サッカーは楽しくやるスポーツだよ!まずは練習から楽しく真剣にやろう」と言っています。試合に勝つ事は、やる気やモチベーションに繋がると思いますが、多少の圧力をかけてまでもコーチングだけではなく、ティーチングを行うべきなのでしょうか?<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。主たる悩みがはっきりとわからないのですが、最後に「多少の圧力をかけてまでもコーチングだけではなく、ティーチングを行うべきか」と書かれているので、教え込むというか、子どもに何かを「やらせる」イメージをお持ちなのかもそれません。■時としてティーチングは必要サッカーの指導において、時としてティーチングは必要です。小学生の間に知っておいたほうがいいことが9歳でもあります。特にこの年代からは、サッカーはこんなスポーツなんだという理解を深めなくてはなりません。上手な子どもがひとりでドリブルで抜いて行ってゴールするのではなく、みんなで協力し合ってゴールまでつないでいく。守るときも、誰かが抜かれたら責めるのではなく、仲間の失敗をカバーする。それがサッカーだということを伝えることもコーチの役目です。具体的には「味方をサポートするとしたら、どこの場所がいいかな?」とか「どこに動いたらボールがもらえるかな?」といった声掛けです。そういったことは、この連載のほかの回でもずっと伝えています。味方のサポートをしないと、サッカーにならないよということを教えてください。負けていると思われる「組織的な部分」こそ、まさしくサッカーの根本です。まずは、サッカーってこういうものだよと理解させるところからスタートしてください。■全員が賢いプレーをする川崎フロンターレジュニアの試合を参考にしてでは、仲間と協力してゴールするとはどういうことなのか。例えば、今年度の全日本少年サッカー大会は、JFATV(日本サッカー協会のYouTubeチャンネル)でほとんどの試合を観ることができます。そのなかで私がお勧めしたいのは川崎フロンターレのジュニアチームの試合です。彼らは体格が大きいわけではないし、スーパーな選手もいません。ただ、全員が賢いプレーをします。確か中盤の選手たちは5年生だったと思います。ご相談者様が指導なさっている子たちと2歳違いくらいです。2年後にあのような動きを目指すとしたら、今からポジショニングやサポートを認知するトレーニングをしてほしいと思います。やっていけば必ず変化が起きるでしょう。川崎フロンターレの試合も!JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会のフルマッチなど動画はこちら>>※JFAのサイトに飛びます■選手権でも「良い判断」ができなくてフィジカル勝負になるチームが多い今よりずっとコロナが落ち着いていたころ、私が主宰している交流サイトのオフ会を行いました。その際に全国高校選手権を観ておられますか?とコーチの方々に尋ねたら「観ていない」「面白くなかった」という声が多かったです。選手たちがいい判断ができないので、体がぶつかるフィジカル勝負が多かったようです。素早い判断でプレーすれば、相手とコンタクトしなくてもかわせるはずです。コーチの方からも「そこが残念だった」という声が聞かれました。高校生でこうなってしまうのは、小学生からの育成で仲間とプレーする重要性、サポートの意味を教えられていないことも一因でしょう。■オシムさんが語った、組織的なプレーをするために大事なこと前述したように、全少で組織的なプレーをするチームはフロンターレくらいでした。それ以外は、ボールが来たら蹴ってしまったり、スーパーな子どもに頼ってしまうチームが目につきました。オフ会では「日本では、リスペクトとコレクティブが別々に理解されているけれど、これはつながっているんですよ」と話しました。皆さんもご存知のように、リスペクトは「尊重する」、コレクティブは「組織的」という意味です。私がジェフ時代にたくさん勉強させていただいたオシムさんは、こう話していました。「味方が動いているから使ってあげる。動いた味方を尊重するからパスを出す。そうすると、サッカーは組織的なものになる。リスペクトとコレクティブはつながっている。同じものなんだ。選手も、コーチも、そういう感覚を持たないといけない」■大人が何も言わなくても、子どもたちは当然勝ちたいものいかがでしょうか。日本のサッカー指導者たちが、そういう理解をしてくれると、サッカーの見方や育成は変わってくると思います。そして、このようなことが海外でいう「スポーツ教育」なのです。ところが、日本のスポーツ教育は「頑張る・耐える・やり抜く」といった精神論がいまだ主役です。コーチが伝えていくべきことは何か。それをもっと勉強していただく必要があります。最後に私のチームのことを伝えます。先日、今年初めて試合をしました。ほかのチームは人数も多く、そこから選ばれた子が出てきます。練習も試合もたくさんやっています。一方、私のチームは練習を週2回。試合は月に1回か2回です。それでも、4年生、5年生が、ハーフラインからシザースパスを5本通してゴール前まで持ち込みます。私は組織的なサッカーを教えています。もちろん勝敗などまったくこだわっていません。教えている子たちがどんなレベルで、いまどこまで到達しているか。次にどの様な課題を出すべきか。そういったことを観ながら練習を進めます。課題を見つけるために試合をします。結果にもこだわるべきだという指導者は多いですが、大人が黙っていても子どもは当然勝ちたいに決まっています。じゃあ、そのために練習で何をしたらいいかな?と、一緒に考えてあげるのがコーチの役目です。池上正さんの指導を動画で見る>>■たくさん失点をしても子どもたちが「楽しい」と言う理由(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)私のチームの選手は試合が終わると、一人ひとり保護者の前で感想をしゃべります。その日は1分け3敗。いっぱい失点しましたが、子どもたちは「楽しかった」「こんなことができた」「パスがうまくいった」などと非常にうれしそうでした。私は同時に保護者にこんな話をします。「どうでしたか?お父さんやお母さんが見ていると、(たくさん失点したので)そうは感じませんよね?もっと頑張ったらと思いますね?でも、子どもたちは楽しいんですよ」親御さんたちは、もっと頑張ってほしいのにという顔をされています。でも、回を重ねると、出来なかったことよりも、子どもが出来たことに注目し始めます。圧力をかけるとか、やらせなくてはと考えず、「大事なことを子どもに伝える」という姿勢を持ってください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年01月14日みずほっち(mizuhocchi)さんがTikTokに投稿した、家族のやり取りが話題になっています。映っているのは、用水路に落ちたボールを拾おうとする、祖母と孫の姿。どうやら、遊びに使っていたボールをうっかり落としてしまったようです。長い農機具を手にして、2人がかりでボールの救出作戦に励む2人。家族の絆を発揮し、見事な協力プレーでボールを助け出したのですが…。@mizuhocchi 用水路に落ちたボールを農機具で拾おうとするおばあちゃんと孫に衝撃の展開が#おばあちゃん #おばあちゃんと孫 ♬ Pythagora Switch Opening Theme - Masami Kuriharaボールを拾い上げることができて、すっかり油断をしていたのでしょう。少し目を離した瞬間に、せっかく拾い上げたボールは再び用水路に落ちて行ってしまったのです…!その後、めげずに再び挑戦した結果、無事にボールは救助されました。一連の流れには、孫も笑い転げてしまったようです!家族のほほ笑ましいやり取りに、多くの人が孫と同様に笑い声を上げました。・おばあちゃんのアシストが完璧すぎて笑った。・お孫さん、早くも『箸が転んでもおかしい年頃』って感じでかわいい。・なんて癒される光景。2人のやりとりが最高の流れだ。動画の最後では、用水路の逆側にボールを勢いよく飛ばした祖母。その姿からは「もう絶対に同じ失敗はしないッ!」という心の声が聞こえてきます![文・構成/grape編集部]
2022年01月13日