女優の二階堂ふみとアーティストのGACKTが、映画『翔んで埼玉』(2019年公開)でW主演を務めることが9日、わかった。同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。埼玉県民が東京都民からひどい迫害を受けている世界で、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。魔夜が作品発表当時に埼玉県所沢市に住んでいたことから、“埼玉”を題材に。「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!」「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉狩りだー!」など“埼玉県ディス"なセリフが大きな話題を呼んだ。見た目も名前も女性に見える男子・壇ノ浦百美役は当初、原作の設定を変更し女性にしても良いのではないか、という意見が出たため、二階堂にオファー。しかし本を読んだ二階堂本人が「これ、私が男性の役をそのまま演じたほうが面白くないですか?」と提案したことで、実は男性というキャラクターのままで進められることになった。また、麻実麗のキャスティングには様々なアイディアが出たが、原作者も交え満場一致で「なるほど!」となったのが、GACKT。「原作の魔夜さんのご指名なら……」と引き受けたGACKTも、自らが高校生役を演じて良いかと悩みながら、衣装合わせなどに挑んだ。3月21日にクランクインし、埼玉を始め、関東各地で撮影が進められている。劇中には、埼玉ゆかりの企業や、名産品、登場人物も出演する予定だ。若松プロデューサーは、原作が平積みになっている様子を見て、これが受けるのは「ディスられても笑いに変えられる程、地方が成長しているからではないか……」という仮説から、地方をもっと応援できて、都会に住んでいる人も楽しめる作品を目指しているという。未完の作品だが、続きを考えるために武内英樹監督、脚本家も交えてオリジナルの展開を模索した。○二階堂ふみコメント埼玉のプライドをかけた戦い、そしてそこから生まれる純愛ボーイズラブ。どのような作品になるのかは全く想像できませんが、精一杯真面目にふざけられたらと思います!○GACKTコメントこのオファーがあった時は、「設定に無理があるんじゃないかな?」とは思ったんですけれども、ずっと以前から魔夜先生の作品のファンだったっていうことから、先生からの指名ということであればやるしかない、、、という想いで、今回の作品は受けてしまいました(笑)。正直なところ、「ボクの歳で高校生ってどうなのか?」という気持ちは未だに払拭できてはいないんですが、この漫画自体がかなり無理のある設定の漫画ですので、無理がもう一つぐらい増えても問題ないかなとは思っています。(二階堂)ふみちゃんとは、こういう形で一緒に共演できるのは嬉しいと思ってます。番組以来の久しぶりの再会なので楽しみです。ふみちゃんにとって最高の相手役、最高のキャラクターで撮影に入れるように作り込んでいきたいと思います。○魔夜峰央コメント30年前の作品です。当時私は埼玉県所沢市に在住しておりまして、抜けるような青い空と一面緑のネギ畑に囲まれて、牧歌的ながら、本当は東京へ行くはずだったのになぁ……と思いながらなんとなく悶々としていました。良いところなんです所沢は。しかし、これから一旗揚げようかと野心満々の当時の私にとっては、のんびりしすぎていて、なんとなく物足りなかったのは事実です。とくに誰と話したわけではありませんが、周りで暮らしている所沢、埼玉の人たちも同じような気持ちでいるのではないかなぁと肌で感じることがよくありました。今の生活に不満は無い、でももうひとつグレードアップしたい、というような、かすかな心の通奏低音が皆さんからも感じられたような気がしたのです。その頃、自虐的にそういった埼玉県民の心の声をある意味痛切に描いたのが、この「翔んで埼玉」です。おもしろいとかおもしろくないとかではなく、日々の鬱憤が爆発した心の声とでも言いましょうか。今見るととんでもない作品ですが、当時は素直な気持ちをそのままぶつけたのだと思います。それが、今になって、なぜ?まったくもって私自身が一番驚いているような状況なのです。今回はそれが、さらに映画化されるということで、ありがたいやら恐ろしいやら。「本当にいいんですか?」と、最後に言わせていただきます。 二階堂さんへ最近テレビでお顔は拝見しておりました。なんだか面白いキャラの人だなぁと、いい意味で、思っておりましたので今回の役はぴったりかもしれません。映画の中で思い切り遊んでいただけたらと思います。 GACKTさんへまさかオファーを受けていただけるとは思いませんでした。最初GACKTさんのお名前が上がった時、そこにいた一同全員がのけぞり次の瞬間、ありか、と頷いたものです。願ってもないキャスティングですが、この役がGACKTさんの人生の汚点にならないことを祈っております。(C)魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』/宝島社
2018年04月09日《えっ宇多田ヒカル離婚?》《宇多田ヒカル、私もビックリ!》《宇多田ヒカルまた離婚かー》 4月7日に日刊スポーツが報じた宇多田ヒカル(35)の離婚。突然の報道に、Twitterでは驚きの声があがっている。 14年2月に8歳年下イタリア人男性との結婚を発表し、翌年7月には長男を出産していた宇多田。記事では《離婚時期は不明》としつつも、「数カ月前に別れている」との知人の証言を掲載。結婚から5年目の別れとなった。 実は宇多田、過去にも“同じ壁”にぶち当たっていた。前夫の紀里谷和明氏(49)と結婚したのは02年9月で、離婚したのは07年3月。同じく5年目にして別れているのだ。 また紀里谷氏と離婚後に交際していた8歳年上画家も、やはり5年目で破局している。最初に本誌が交際をスクープしたのは09年9月。破局が明らかになったのは、今回のイタリア人夫との電撃結婚が報じられた14年2月だった。 3月21日、宇多田はTwitterでこんな言葉をつぶやいている。 《どの国の知人にも「お別れを言った後立ち去るのが早い」とか「電話の最後の一言の後に切るのが異常に早い」と言われるんだけど、そう思われないには何秒くらい待てばいいの…?》 そんな宇多田が3度越えられなかった“5年目のジンクス”。彼女はいま、何を思うのだろうか――。
2018年04月07日今年デビュー20周年を迎える宇多田ヒカルが、杉咲花主演TBS新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」のイメージソングを担当することがこのほど分かった。宇多田さんの楽曲がドラマとタイアップするのは、昨年放送された「ごめん、愛してる」以来となり、そして「花より男子」シリーズでタイアップするのは、2007年放送の「花より男子2(リターンズ)」のイメージソング「Flavor Of Life -Ballad Version-」以来2度目。「Flavor Of Life」は発表当時800万以上のダウンロードを記録し、当時の世界記録を樹立した。なお、気になる本ドラマのために書き下ろされた新イメージソングは、4月17日(火)のドラマ初回放送内にて初公開される。本作は、漫画家・神尾葉子の大ヒットコミック「花より男子」の新章となる、「少年ジャンプ+」にて連載中の「花のち晴れ~花男 Next Season~」が原作。ドラマでは、“F4”が卒業してから10年後、落ち目になった英徳学園を舞台に、人に言えない“ヒミツ”を抱えた新世代のキャラクターたちが巻き起こす、「自分らしく生きる」ことがテーマの痛快青春ラブストーリーとなっている。杉咲さんがコンビニでバイトをしながら超金持ち名門校の英徳学園に通う“隠れ庶民”の主人公を演じるほか、平野紫耀(「King&Prince」)、中川大志、濱田龍臣、飯豊まりえらいま注目の若手キャストが出演する。火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」は4月17日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月06日映画『いぬやしき』の舞台となっている新宿歌舞伎町にて3月11日(日)、プレミアムイベントが開催。主演の木梨憲武をはじめ、佐藤健、二階堂ふみ、本郷奏多、三吉彩花、佐藤信介監督が来場した。『GANTZ』シリーズの原作・奥浩哉×佐藤監督の再タッグによる本作。ある日突然、ロボットの肉体と超人的な能力を手に入れたサエない初老の男・犬屋敷壱郎が、彼と同様に超人的能力を手に入れ、それによって破壊的な殺戮を繰り返す高校生・獅子神と世界を守るために戦いを繰り広げる。■木梨憲武、空を飛んで歌舞伎町に到着!?映画の中で、獅子神が西武新宿駅前の大型ビジョンを通じて人々に“戦争”を宣言するシーンがあり、さらに新宿上空で犬屋敷と獅子神が激しいバトルを繰り広げることから、この日のイベントが開催!木梨さんは、犬屋敷のように空を飛んで会場に現れるという演出で、スモークが焚かれる中、ステージ上のビジョンの上にピョンと登場したが、木梨さんは「(ステージの裏で)2~3人に押してもらいました!」といきなり、演出を無視して仕掛けを暴露し、若い女性で埋まった客席に「もうすぐ健くん、出ますんで」と語り笑いを誘う。16年ぶりの映画主演となった木梨さんだが、人気漫画原作の主人公ということで「僕は漫画を読んでなかったんですが、子どもたちが『うそでしょ?パパがやるの?』と言われました。そこから読んで引き込まれたんですが、犬屋敷も50代後半なので、その年代でよかったです。全国のジジイ選抜で、同じ世代の中から選手に選ばれた気持ちで取り組みました。中井貴一さんが同い年なんですけど、『いぬやしき』に出るという話をしたら、犬の映画だと思ってるらしく、昨日も会ったら『犬の映画できた?』と言われました(笑)。まだこの映画の存在を知らないようなので、早く見せたいです!」と語った。■初の悪役で魅せる! 佐藤健の獅子神役に共演陣からも大絶賛!佐藤さんは、原作を読んで、悪役の獅子神に魅力を感じていたそうだが「(獅子神は)高校生なので、実写化となっても自分じゃないだろうと思ってたところで話をいただき『僕でいいんですか?』と聞きました。実際、28歳ですので『高校生は厳しいんじゃね?』と言われたらぐうの音も出ないんですが(苦笑)、獅子神はロボットになっていろいろ悟って、10歳老けたって解釈で見ていただけたら…(笑)」と呼びかけた。だが、共演陣は佐藤さんの獅子神役を絶賛!本郷さんは「まさに獅子神って感じで漫画から飛び出してきたような低い体温で、内側に冷たい情熱を持っている感じ。高校生でした。日本で『いぬやしき』をやるなら、健さんしかいない!」と熱く語り、二階堂さんも「高校生に見えましたよ。見えない瞬間もあったけど(笑)、でもやっぱり見えました」と太鼓判。佐藤さんはそんな二階堂さんに「ありがとうございます。二階堂さんも(役柄上は)同級生ですからね。制服がお似合いでしたよ」と返し、二階堂さんは「健先輩よりヤンガーなので、まだイケるかなって(笑)」と語り、会場は笑いに包まれていた。■木梨憲武はモーガン・フリーマン!?佐藤さんは、木梨さんとの共演について「ものすごくナチュラルでびっくりしました。ちょっとお笑いの要素を出してこられるかと思ったら、一切なくて、何十年も俳優として生きてますって方の佇まいでした」と俳優・木梨憲武の佇まいに驚いた様子で「このへん(近い距離)から見ると、モーガン・フリーマンかと思いました」と手放しで大絶賛!木梨さんは佐藤さんからの称賛に「あとで5千円上げるから」とニンマリ。お返しとばかり、初めて悪役を演じた佐藤さんについて「まあカッコいい!!映画を見ると悪役に見えないですから」とそのカッコよさを称えた。■演じた木梨さんもCGと自身の区別がつかない? 圧倒的な映像クオリティ!『GANTZ』シリーズに『アイアムアヒーロー』など、映像化不可能と言われる原作で次々と新たな映像表現に挑戦してきた佐藤監督は「日本映画としてマックスの映像を作れたと思います。世界にはいろんなヒーローものがありますけど、どこの国でも作られなかった魅力的な作品ができたと思います」と自信をうかがわせる。特に本作ならではのチャレンジについて「ロボットを映像化するということで、人間がロボットになってます。要は、CGで人間を作るということをやってます。日本映画でここまでは初めてのこと」と胸を張る。木梨さんは「自分で見ても僕がやったのかCGなのか境目がわからないくらい」と語り、佐藤さんも「日本映画のVFXここまで来たかと思ってもらえる圧倒的なクオリティ」と力強く語っていた。『いぬやしき』は4月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いぬやしき 2018年4月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018「いぬやしき」製作委員会
2018年03月11日宇多田ヒカルがその歌声に惚れ込み、彼女の最新アルバム『Fantôme』に客演参加(“ともだち with 小袋成彬”)を果たした若きSSW/プロデューサー・小袋成彬(おぶくろなりあき)。元々は「TOKYO RECORDINGS」というレーベル/プロダクションを主宰し、これまでに水曜日のカンパネラやiriなどの楽曲を手がけたり、松本潤&有村架純主演映画『ナラタージュ』の主題歌を野田洋次郎(RADWIMPS)と共作するなど、裏方として暗躍してきた彼だが、この度4月に宇多田ヒカル全面プロデュースの元、初のソロアルバム『分離派の夏』をリリースすることに。そして、本作をもってソニー・ミュージックレーベルズ EPICレコードジャパンからメジャーデビューを果たす。そんな彼のプレミアム・ライブが、先日2月5日にSpotify Japanのオフィス内にて行われた。「小袋成彬 Spotify LIVE」と題された本イベントは、アルバムからの先行トラック“Lonely One feat.宇多田ヒカル”が、男性新人ソロアーティストとして国内史上初となるSpotifyバイラルランキング(※)1月25日付のウィークリーランキング(日本)初登場1位を記念してのもの。集まったのはメディア関係者と、抽選で選ばれた幸運なオーディエンス数10名。さらに、その応募数があまりにも多かったため、当日はSpotify Japanの各種SNSで生配信も行われた。予定されていた時刻を少し過ぎた頃、小袋成彬とバックの演奏を務める2人が物々しい機材に囲まれたステージへ現れた。そして、すでにネット上にUPされている『小袋成彬 1stアルバム「分離派の夏」ティザー映像』が上映されると、たちまち空気がピンと張り詰める。彼がソロアルバムを作ることになった理由、そして「芸術とは何か」を問い質すかのような映像は、これから始まるライブパフォーマンスに対して、そして彼の作り上げる作品の世界観へと我々を没入させるかのような演出だ。宇多田ヒカルとの共演曲“Lonely One feat. 宇多田ヒカル”を含む7曲を披露しながらも、MCはなし。後の取材時には、「ライブは自身の作品を再解釈する行為」と語っていた通り、オーディエンスを前にしながらも、あくまでも内省的に自己と向き合い続ける様は、どこか鬼気迫るような迫力すらも感じさせた。もちろん、宇多田ヒカルに「この人の声を世に送り出す手助けをしなきゃいけない」という使命感を感じさせたという圧倒的な歌唱力や、海外の最新鋭の音楽ともリンクする音楽性にも注目がいくだろうが、あくまでもそれは装飾に過ぎないのだろう。自身に内面とひたすらに向き合い続けた結果、生まれた楽曲の数々は、まさしく「芸術」と呼ぶに相応しいもの。そしてそれは我々オーディエンスの心を大きく揺さぶった。未だ26歳という若さながら、音楽業界で広く暗躍し、さらには宇多田ヒカルにその才能を認められるという稀有な逸材=小袋成彬。すでに5月に開催予定の初ワンマンにも予約が殺到。大坂BIG CATでのイベントライブ「HOPE!」や、埼玉史上最大のロックフェス「VIVA LA ROCK 2018」、長野県で開催される野外フェス「TAICOCLUB’18」への出演も決定するなど、音楽リスナーから大きな注目を浴びている。しかし、そんな状況とは裏腹に、「『作品を作ること』と『作品を届けること/売ること』は切り離している」と語っている通り、あくまでも芸術家としてのスタンスをみせている。今後、彼が国内音楽シーンにどのような波紋を広げるのか。期待しながら見届けたい。(※)バイラルランキングとは、いまソーシャル上にシェアされ、再生されている話題の楽曲をSpotifyが独自にチャート化したもの。
2018年03月02日歌手・宇多田ヒカルがプロデュースする男性新人アーティスト・小袋成彬(おぶくろ・なりあき)が24日、初めてファンを前にしたライブを都内で行い、終了後には報道陣の囲み取材に応じた。4月25日リリースの1stアルバム『分離派の夏』でメジャーデビューする小袋。先行配信中の「Lonely One feat.宇多田ヒカル」が音楽配信サービス・Spotifyのバイラルランキングで初登場1位になったことを受け、抽選で選ばれた18組36人のファンに向けて記念ライブを実施した。小袋は「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」をはじめ、「Game」「Selfish」「Summer Reminds Me」「Daydreaming in Guam」「E. Primavesi」「愛の漸進」の全7曲を生歌で披露。約25分間にわたる濃密な一時を過ごしたファンは、「想像以上に凄く良かった。生で聴くと本当に綺麗な歌声で、アルバムが楽しみです」と感動のコメントを寄せた。○歌手・プロデューサーとしての宇多田ヒカルライブ終了後の囲み取材では、時折笑顔を見せてリラックスムード。「(ファンとの)距離や人数や規模は僕にとっては全く関係なくて。『緊張しない』のではなく、ライブそのものが『作ったものを自分の中で再解釈する作業』なので、何かメッセージがあるわけでもなくて、ただひたすら内省的なもの。あまり距離は感じなかったです」と振り返る。「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」は小袋一人での歌唱となったが、「いつか一緒にできればいいですね」と今後の共演に期待も。宇多田の歌手・プロデューサーとしての相違点については、「あまり変わらないと思います。テレビをあまり観てなかったんですが、初めて会った時もテレビと同じ印象」と語る一方、共通点を「彼女が歌詞で大事にしていることはもともと音楽として大事にしていること」「それは歌手としての彼女とプロデューサーとしての彼女は全く変わらないことなんだと。つまりは自分が関わる音楽に対してすごくこだわりがあって、譲れないものがある。そういう中でも自由にやらせてもらいました」と説明する。さらに、自身の譲れないものを「阻害する人は避ける」と正直に打ち明けて笑いを誘い、「自分のやりたい環境を自分で作り上げることは、レーベルを立ち上げてからずっとやってきたのでそれはめちゃくちゃ大事にしています」「組織に所属している人間ではないので、そういうのは自由に、責任をもってやらせてもらっています」と補足した。音楽ストリーミングサービスに期待することを聞かれると、「アーティストとしては、実はちょっと思い当たらない。「届けたい」という気持ちはもちろんあるんですけど、それ以上に音楽家として『作る』ことの方が重要で届けることが二の次になってしまうので。そこに関してはなかなか思いを馳せることはないんですよね」と返答。ユーザーとしては積極的に使っているそうで、「今回アルバムを出すにあたって『分離派の冬』というプレイリストを作りました。合法的なコンピを作ることはなかったので、すごく楽しい音楽体験ができているんじゃないかなと思います」と楽しげに語った。○歌唱力と美声の源この日は応募者多数につき、SpotifyのTwitterアカウント(Periscope)、SpotifyのInstagramアカウント、SpotifyのFacebookアカウント、小袋のYouTubeチャンネルから同時多元生放送も行われ、総視聴数はすべてのプラットフォーム延べ1万人を突破。SNS上では「素晴らしかった」「鳥肌立った」「キレイな声」といった絶賛の声が多数書き込まれている。記者からは歌唱力についての質問も飛び、「技術的にこれをずっとやっていたこともなくて、そういう意味ではすごく自然にできていったんですけど……もともとできていたんだと思います。むしろ前より全然出なくなっちゃって。お酒とかで(笑)」と場を和ませながら、「音楽経験としては本当に人の歌をただ楽しく歌っていただけなので、その積み重ねでした。自分で曲を作るようになってからは、僕の歌は身体性を伴っているものなので、声と自分の表現したいものが近づいてきたのはこのアルバムからだと思います。そういう意味ではそこでたどりついたのかなと」と分析していた。
2018年02月24日女優の二階堂ふみが2月18日(日)、都内で行われた主演作『リバーズ・エッジ』の公開記念舞台挨拶に出席。主題歌を手がけた小沢健二からメッセージが届くと「感無量です。思いをぶつけた作品を、皆さんにお披露目できてうれしく思います」と喜びをかみしめた。女子高生の若草ハルナ(二階堂さん)は、いじめから救った同級生・山田一郎から、「河原に放置された人間の死体」という秘密を打ち明けられる…。90年代を代表する岡崎京子の傑作漫画を実写映画化した本作。岡崎氏と親交が深い小沢さんが、映画主題歌として初めて書き下ろした「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」も大きな話題を集めている。また、2月15日(現地時間)に開幕した第68回ベルリン国際映画祭にて、本作がパノラマ部門のオープニングを飾り、二階堂さんをはじめ、一郎役の吉沢亮、行定勲監督がレッドカーペットに登場したのは既報の通り。舞台挨拶では、帰国したばかりの3人が、現地での様子を報告した。上映後には観客とのティーチインもあったそうで、二階堂さんは「逆に私たちが気づかされることもあって、たくさんの発見をした。1つの映画がこれほど多面的に捉えられるのも、海外ならではで、刺激的な体験だった」と回想。吉沢さんは海外の映画祭に初参加し「敷居が高いんじゃないかと思っていたが、文字通り“お祭り”で熱気がすごかった。上映中はドキドキしましたが、意外なシーンで笑いが起こったりして…」とふり返った。舞台挨拶には二階堂さん、吉沢さん、行定監督に加えて、共演する森川葵、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨が出席した。(text:cinemacafe.net)
2018年02月18日映画『リバーズ・エッジ』の公開記念舞台挨拶が18日、都内で行われ、二階堂ふみ、吉沢亮、森川葵、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、行定勲監督が出席した。同作は漫画家・岡崎京子の代表作を実写映画化し、行定勲監督がメガホンをとる。若草ハルナ(二階堂)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)がいじめる山田(吉沢)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。ベルリン国際映画祭から帰国したばかりだった二階堂、吉沢、行定監督。吉沢は「すごい楽しかったです。会場の熱気とかもすごくて」と語り、二階堂は「緊張しました。ものすごく」と振り返りつつ「本当に幸せだなと感じながら歩かせていただきました」とレッドカーペットの思い出を明かした。舞台挨拶では、サプライズで主題歌『アルペジオ』を担当した歌手の小沢健二からの手紙が読み上げられた。原作・岡崎と戦友とも言える間柄の小沢の手紙に真剣に聞き入る出演者陣。二階堂は「感無量です。嬉しいです」と言葉少なに心境を表し、「撮影自体も、クランクインするときにみんなで色々『自分はこう感じる』と話したり、監督も含めキャスト全員で話して考えて、それぞれの思いや気持ちをぶつけた作品だと思いますので、皆さんにお披露目できて本当に嬉しく思います」と語った。吉沢も「本当に、感無量です」と続け、「僕はふみちゃんと初めてご一緒した作品のときに『リバーズ・エッジって知ってる?』と言われた時からなので、僕もこの作品を思い始めてからは3年くらい経っているなと思って」とこれまでの日々を振り返る。「公開してるのが、不思議な感じ」と語った。○小沢健二手紙「もうずっと前の冬の夜」もうずっと前の冬の夜、岡崎京子さんの家に行くために東京の路上で二階堂ふみさんを待っていると、真っ暗な中に、ふみさんが一人で現れました。療養中の京子さんに負担をかけないために、一人でいらしたのだと思います。ふみさんとぼくは暗い坂を登って、京子さんの家に入りました。ふみさんが『リバーズ・エッジ』の映画化にかけた熱量は、小宇宙を創れるくらいのものです。それをふみさんは静かにたたえて、京子さんに話をしていました。そこから流れ出した水がこうやって、映画となってみなさんに届きました。ラッシュを見た時は、ふみさんの顔が京子さんそっくりに見える場面があり、驚きました。あれはなんなのだろうと、今も思っています。吉沢亮くんのあの横顔から川を鳥が飛んでいくシーンは、記憶して、再生して、何度も考えて、音にしていきました。ぼくにとってのヒントは、ふみさんの肩でした。そうやってできた主題歌『アルペジオ』に声を入れるスタジオでは、ふみさんは言葉の感情を音楽にして、逆に亮くんはすっきりとリズムに凛々しく、録音していました。ぼくは『アルペジオ』については、「若い人にどう聞こえるか」とか「若い人がどうのこうの」は一切考えませんでした。そういうのは、漫画を描いていた頃の京子さんや、その頃のぼくは嫌いだったし、今も嫌いです。当然。笑世田谷の小さな空間から流れ出した水が、大きな川になって、流れています。本当に大きなものって、実は結構個人的で、小さくて、かっこ悪くて、理屈が合わなくて、それでも自然に体が動いてできるのではないかと思います。自然に体が動く方向へ、思い切って飛んで、がんばって。本当に良かったです、『リバーズ・エッジ』。
2018年02月18日「天才っているんだな」――。二階堂ふみは、吉沢亮と映画『オオカミ少女と黒王子』で初めて共演した際、そう思ったという。「この人が女の子でなくてよかった」とも。それは、この世代の先頭集団を走る実力派女優の偽らざる本音だった。吉沢亮の“二階堂ふみ評”も、この『オオカミ少女――』のときから変わらない。「メチャメチャお芝居がうまい」というのは、もはやデフォルト。その上で「ただうまいだけでなく、気がついたら、相手を役としてその場にいさせてくれるんです」とただ、自分の役になり切るだけでなく、共演者をも作品の世界観に引きずり込んでしまう強烈な“引力”を持っていると語る。そんなふうに互いを尊敬と憧れをもって見つめる2人が、再び相まみえたのが、岡崎京子の代表作であり、彼らが生まれた1994年に刊行された名作漫画を映画化した『リバーズ・エッジ』である。終わりなき日常を生きる高校生たちの心の揺らぎや葛藤を描いた本作に、彼らは文字通り、全てを脱ぎ捨てて挑んだ。いまを生きる若い俳優たちにこの作品は何を残したのか?学校で、自宅で、川べりで、彼らは何を紡いだのか?二階堂さんが、岡崎さんの原作漫画と出会ったのはおよそ6年前、もうすぐ17歳になろうという時期のこと。「自分が日常で感じていた感情が、作品の中にそのままあった」とその衝撃を語る。運命と言うべきか、約半年後に、原作の映像化権を持つプロデューサーから、同作の映画化の企画の存在を知らされる。それから数年を経て、正式に映画化プロジェクトが動き出した。二階堂さんにとっては、単なる主演作を超えた、ただならぬ思いの込められたプロジェクトである。この原作の何がそこまで特別だったのか?当時、自らが抱えていた感情をこうふり返る。二階堂:日常で感じていた“つまらなさ”みたいなものが、そのまま(漫画の中に)あったんです。当時、私は既に仕事をしていて、映画やドラマの現場に行くと、そこは非日常でした。一方で、普通に都立の高校に通っていて、朝から夕方まで学校にいる間が、ものすごくつまんなくて「何か起こんないかな…」と思ったり、どこかで生きることをないがしろにしていたような気がしています。それは、この年齢の若者たち特有としか言いようがない、繊細さと鈍感な部分が共存しているような感覚だった。自身が演じる主人公の女子高生・ハルナをはじめとする登場人物たちと自らを重ね合わせた。二階堂:大人になるにしたがってどんどん傷つくことに慣れて鈍くなったり、かさぶたができて、肌が強化されて傷つかなくなったりすると思うのですが、多感で何かを発見したり、自分の感情に気づく歳でもあるので、傷つきやすくて繊細で…だけど、何も感じないところもあって。そのときは、そこまで“生きる”ということに真剣じゃなかったというか。ハルナが感じる「わからない」という気持ちと近いのかな?といまならわかります。ハルナと奇妙な友情を育んでいくゲイの男子生徒・山田を演じた吉沢さん。オファーを受けて、原作を手にし「絵のインパクト。独特のタッチによる“まがまがしさ”を感じて、これを実写映画でどう映し出すのか?と興味がわいた」と語る。登場人物たちが抱えるいらだちや葛藤に関しては、10代半ばの頃の自身を含め、多くの若者が持っているものとして、理解することができたという。吉沢:彼らが持っているよくわからないエネルギー。それによって彼らは暴力やセックス、ドラッグに走ってしまうんだけど、その元になる彼らが抱えているエネルギーそのものは、世代を問わずみんな、それこそいまの若い子たちも持っているものなんじゃないかなと思います。彼らはそういう(=セックスや暴力)形でそれを出すけど、いまはそれがSNSとかに形が変わっただけなのかなと。とはいえ暴力はいまでもあるし、SNS上にも暴力はある。結局、手段が増えたりしただけで、根本的にみんなが持っているものなんじゃないかなというのが、最初に原作を読んだ時の印象でした。だからこそこの作品は、いまの子たちにも刺さると思う。では、2人はそういった、モヤモヤした感情や葛藤とどのように付き合い、どうやって“大人”になっていったのだろうか?吉沢:やっぱり、あの頃の方が気持ち悪いことを考えてたなって思います(苦笑)。ネガティブなことだったり、性のことだったり…。いろんなことを考えて、想像がいろんなところに膨らんでましたね。でも、仕事をしたり、いろんな経験をするようになって、よくわかんないですが、その頃と比べると、いつのまにか心の高ぶりが減っていったような気がします。二階堂:気がついたら、そうじゃなくなっていた感じですね。15、16、17歳の頃って、正直であることが正義だったりしたけど、それがだんだん、相手のためにうそがつけるようになったり、思ってないことを言えるようになったりして…。そうやって自分を守らないといけない瞬間があって、いつのまにか、そういう感情がなくなっていることに気づきました。だからこそ、(今回、高校生のハルナを演じる際に)22歳でできるのだろうか?という焦りはありました。ほんの数年の間に私も変化したので、そのとき(※6年前に原作と出会った当時)、感じていた「わからない」という感情を表現できるのか不安もありました。出来ることならば、原作と出会ったリアルな16~17歳の時期にハルナを演じたかった?二階堂:と思ってたんですけど、撮影が終わってから「この歳でやってよかったな」って思いました。ちょっと距離を置くことで、(当時を)ふり返ることもできたし、その当時だったら、わからずにやっていたことをある程度、頭で理解して演じることができたので。いまでよかったと思います。吉沢さんも、少し年齢を重ねた上で高校生を演じたことを肯定的に受け止める。吉沢:(彼らの感情は)理解できる部分ではあったので。それをいま、感じられるかと言うと難しいかもしれないけど、いろんなことを客観的に見ることができたので、この歳でやれてよかったと思います。それぞれハルナと山田を演じる上で、特別にキャラクターを作りこむでも、口調や佇まいを過剰に意識するでもなく、その世界に“生きる”ことを大事にした。吉沢:役としてはすごく難しかったです。山田という人間の芯の部分、周りから見える山田と彼が抱えているもののギャップ、彼が周りをどう見ているのか?考えたらキリがないくらいで、ずっと考えていたけど、結局、正解がわからないまま終わった感じですね。ただ、変に声や表情を作ったりということは、一切やらないようにしました。山田は、そうすると安くなる気がしたんです。入る前から、いやクランクインした後も山田像についてずっと考えてはいたんですが、そういう内面を意識した状態で、でも現場ではただ、そこにいて、ただセリフを話したという感じです。持っている何かを外に出すというものでもなく、山田に関して、形として何か作ったというのはないですね。二階堂:行定(勲)監督からも、あまり(具体的な指示は)なかったです。最初の本読みの段階で「僕は彼らの世代から遠く離れてしまって、全くわからないところにいるから、逆に聞かせてほしい」とおっしゃっていて。演出するというよりも聞いてくださる感じで「こうやって」「ああして」というのは一切なかったです。私もあまり「(セリフを)こう言おう」というのは考えなかったですし、みんな、自分がどう映るのか?とかテクニカルな部分ではなく、自分はここでどう生きるのか?『リバーズ・エッジ』という作品がどういうものなのか?というところに重きを置いていた気がします。映画の中で印象的なのが、行定監督らしさともいうべき生々しさを感じさせる、随所に挿入されている、メインキャラクターたちがまるで取材のようにインタビューを受ける映像。登場人物たちの心情、内面が浮き彫りになっていくが、これらのやり取りは半ばアドリブだったそうで、演じる側にも様々な刺激、示唆を与えたようだ。二階堂:ハルナが話しているのか?私が話しているのか?それともハルナを演じているからこういう言葉が出てくるのか?わからなくなる感じがあって…。でもあのシーンがあったから、自分とハルナというキャラクターが共存するというか、ずっと体の中にいるような感覚がありました。あのシーンの撮影はいつやるのかも知らされずに急に決まって、ある程度の台本はありましたが、他は何を聞かれるかわからない状態でした。和気あいあいとした現場だったけど、カメラの前に立った時、最終的に突き放されるような、孤独になるような現場だったし、それはそれぞれのキャラクターに必要なことでもあったのかなって感じます。吉沢:(決められたセリフとアドリブの)両方ありつつ、監督が現場で聞いてくることに答えるという形で。撮る前に監督に言われたのが「山田とそれを演じている吉沢亮の中間のようなものが見たい」ということ。90年代を舞台にした『リバーズ・エッジ』という作品を演じている、いまの若者の声を入れたいと。僕としては、そうは言っても「山田でいないと!」という変なプライドもあって、でも監督が聞いてくることは、深い部分をえぐらないと(答えが)出てこないようなことばかりで、気づいたら吉沢亮になっちゃって(苦笑)。「山田くんは強い人ですか?弱い人ですか?」と聞かれて「弱い人です」と答えたけど、山田が自分で自分を弱いとは思っているはずはなくて、それは山田を俯瞰で見ている吉沢亮の言葉だよな…と後悔したり。二階堂さん、吉沢さんに加え、ハルナの恋人の観音崎を演じた上杉柊平、山田とハルナとある秘密を共有するモデルの吉川こずえ役のSUMIRE、ハルナの親友だが、裏の顔を持つルミ役の土居志央梨、山田への異常な愛を加速させる田島カンナ役の森川葵など、現場は同世代のキャストが揃った。劇中の緊張感のある関係性とは打って変わって、撮影以外では賑やかに、それこそ青春を謳歌するかのようにワイワイと楽しんだという。二階堂:全員近かったですね。しょっちゅう、みんなでごはんに行ったり、飲みに行ったりして。吉沢:(山田を激しくいじめる観音崎役の)上杉くんとか、メッチャ仲良かったし(笑)。二階堂:私と吉沢くんの2人きりだとあんまり話さなかったんですが(笑)、柊平くん、スーちゃん、土居ちゃんが一緒になると一気にワチャワチャしてました。吉沢:「青春だなぁ…」って思ったのが、一度、夜のかなり遅い時間に撮影が終わったときに、みんなで花火をしよう!ってなって…。二階堂:あぁ(笑)。吉沢:でも、バケツとかも用意してないからできなくて。結局、みんなで朝日を見ながらカップラーメンを食べて、帰ったという(笑)。二階堂:みんなで「壊れかけのRadio」を歌いながら帰ったのは覚えてます(笑)。花火は全部、吉沢くんに託して…。吉沢:まだ開けてないですよ(笑)。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2018年02月16日俳優の生田斗真、池松壮亮、二階堂ふみが、2月20日より放送される栄養炭酸飲料「デカビタC」のテレビCM「操られるハンター」編と「試着」編で、人気ゲーム「モンスターハンター」とコラボレーションする。「試着」編では、二階堂が武器屋で試着したキュートな装備を披露するも、プレイヤーが装備をチェンジしてしまったために露出度の装備に変わってしまう。「見えすぎ~!」とお腹を隠した二階堂が「デカビタC」を飲み、生田と池松を「見るな~!」と追いかけ回す展開となっている。生地や素材から、デザイン、質感、重さまで精巧に作られたこだわりの衣装に、出演者陣も「本当によく出来ています」「スゴイこだわり」「カッコイイ」などと驚いた様子。前回はピーチ姫に扮した二階堂は「『デカビタC』のCMは、普段着ないようなコスチュームで撮影するので、なかなかできない経験をさせていただいたなと思いました。すごく楽しかったです」と喜んだ。また二階堂は、撮影では「衣装を着て装備を着けるのに1時間ぐらいかかりました」というが、「完成した瞬間、自分じゃない人になったような気分になりました」と語る。「もうワンランク、『モンスターハンター』の世界を再現できるよう頑張りたいという気持ちが大きかった」と熱意を明かし、デカビタCを「すごく飲みたくなりました」と笑顔を見せた。
2018年02月15日宇多田ヒカルが、新曲「誓い」を発表。ディズニーとスクウェア・エニックスから生まれたゲームソフト「キングダム ハーツ」 シリーズ最新作となる「キングダム ハーツ3」のテーマソングとなる。宇多田ヒカルが本シリーズのために書き下ろした楽曲は、『光』『Passion』に続く3曲目。2017年1月には、PUNPEEによるREMIX「光 -Ray Of Hope MIX-」が国内チャートで1位を席捲、全米のiTunesのランキングで総合2位を獲得するなど、両者に関する話題が大きな注目を集めたばかりだ。なお、年内に発売を予定している7枚目のオリジナルアルバムにも、本作『誓い』が収録予定。アルバム「Fantôme」のリリース、歌詞集の発売、そして新人「小袋成彬」のプロデュースなど、デビュー20周年目を迎え再び精力的な活動をみせている宇多田ヒカル。前述の新アルバムにコンサートツアーと、2018年もその活躍に目が離せない1年となりそう。
2018年02月13日2月16日(金)より全国公開される『リバーズ・エッジ』で共演している女優の二階堂ふみと俳優の吉沢亮が、2月13日(火)深夜オンエアされる日本テレビ系「ウチのガヤがすみません!」にゲスト出演。ガヤ芸人たちの“裏の顔”に驚愕(!?)する。本番組はヒロミと「フットボールアワー」後藤輝基の2人が司会を務め、総勢50名を超えるガヤ芸人たちがゲストを個性あふれる“おもてなし”で迎える新スタイルトークバラエティ。『オオカミ少女と黒王子』『SCOOP!』などの映画から大河ドラマ「西郷どん」まで、いま最も注目される女優の1人、二階堂さん。昨年『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』など大ヒット作に立て続けに出演、ドラマ「トモダチゲーム」で主演も務めて大ブレイクした吉沢さん。今夜この2人を迎えてお届けするのは新企画「ガヤ芸人副業収入ランキング!」。様々な“副業”で稼いでいるガヤ芸人たちの副業収入に二階堂さんと吉沢さんも思わずあ然。またヤンキーが大好きだという二階堂さんが元ヤン芸人を見破るゲームに挑戦するほか、吉沢さんは氷室京介のモノマネで踊りまくり、謎のポニーテールゲーム対決で大奮闘。そのほか恐怖のアスレチックをVR体験するなど、今夜もスタジオは大盛り上がり。今夜のゲストである二階堂さんと吉沢さんが出演している映画『リバーズ・エッジ』は2月16日(金)より全国東宝系にて公開。「ヘルタースケルター」など数々の作品で知られる岡崎京子の代表作を、『GO』『ピンクとグレー』の行定勲監督が映画化。二階堂さん、吉沢さんのほか、森川葵、上杉柊平、SUMIREら若手キャストが集結し、どうしようもない欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく若者たちの姿を鮮烈に描き出す。ガヤ芸人の裏の顔が丸裸になる今夜の「ウチのガヤがすみません!」は2月13日(火)24時9分~日本テレビにて放送。(笠緒)
2018年02月13日2月16日公開の映画『リバーズ・エッジ』の完成披露試写会が1月31日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演の二階堂ふみをはじめ、吉沢亮、森川葵、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、行定勲監督が出席した。若者たちの心の揺らぎを描いてきた人気漫画家・岡崎京子の代表作とも言える同名漫画を、『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年公開)の行定勲監督が映画化した本作。淀んだ日常が流れる閉ざされた学校を舞台に、欲望と焦燥の中で爆発寸前な若者たちの姿をリアルに描き出す。初めて観客に披露することとなったこの日は、主演の二階堂ふみらキャスト陣と行定勲監督が勢揃いして上映前に舞台あいさつ。行定監督が「二階堂さんの『「リバーズ・エッジ」に興味あります?』という一言から始まりました」と明かし、二階堂は「私が『ヒズミ』(2012年公開)を撮っていた時に、美術スタッフの方から貸してくださり、初めてこの作品に出会いました。その時は映画化にしたいという気持ちよりも衝撃が強く、自分の中に傷跡が残った感覚で、その半年後に企画が立ち上がりました」と映画化への経緯を説明。続けて「若い人が抱えるモノだったり、10代は生きることを疑問に思ったりする頃だと思いますが、それが普遍的なテーマとして描かれています」と解説し、演じた生きる実感が希薄なハルナ役について「私も10代の頃は結構あったんじゃないかな? と演じて思いました。リアルタイムじゃないからこそ、俯瞰して自分のキャラクターと自分を重ねながら現場でいることができたので、そこは多いにあったと思いますね」と役とはリンクしていたようだ。そんな本作は、2月15日から開催される「第68回ベルリン国際映画祭」のパノラマ部門のオープニング作品として上映されることが決定。日本映画としては、2007年の山田洋次監督作品『武士の一分』以来、11年ぶりの快挙となる。二階堂は「本当に行定監督のお陰で行けることが出来ました。ありがとうございます」と感謝しきり。ベルリン国際映画祭に行きたかった理由として「力強い魂のこもった作品になったと思うので、海外の方にも観ていただきたいと思いました。それに岡崎京子さんの原作をもっとたくさんの方々に知っていただきたい気持ちがあります。プレッシャーになってすみません(笑)」と行定監督に詫びていた。映画『リバーズ・エッジ』は、2月16日より全国公開。
2018年02月01日歌手の宇多田ヒカルが男性新人アーティスト・小袋成彬(おぶくろ・なりあき)をプロデュースし、4月25日には1stアルバム『分離派の夏』がリリースされることが17日、発表された。小袋成彬宇多田が「この人の声を世に送り出す手助けをしなきゃいけない―――そんな使命感を感じさせてくれるアーティストをずっと待っていました」とまで絶賛する小袋は、いったいどんな人物なのだろうか。小袋は1991年4月30日生まれの26歳。2013年夏、音楽への思いを捨てきれなかった彼は就職活動を辞め、三日三晩ホテルで書き上げた曲をYouTubeにあげた。この曲が反響を集めたことがきっかけとなり、R&Bユニット”N.O.R.K.”を結成し、小袋はボーカルに。”N.O.R.K.”は91年生まれの現役大学生(当時)2人で結成されたこと、当時全盛だったIndie R&Bの文脈にクラシックの要素を取り入れたことなどもあってか、様々なメディアが取り上げた。2014年には”N.O.R.K.”としてアルバム『ADSR』をリリースしている。翌15年9月には、音楽レーベルTokyo Recordingsを法人化し、小袋は代表取締役に就任。水曜日のカンパネラの楽曲「ナポレオン」の作詞、柴咲コウのカバーアルバム『続こううたう』収録曲でコーラス、映画『ナラタージュ』の主題歌「ナラタージュ」(作詞作曲はRADWIMPSの野田洋次郎)に編曲として参加するなど、幅広く音楽の世界で活躍していた。そんな小袋の知名度を大きく上げたのが、2016年9月に発売された宇多田ヒカルのアルバム『Fantôme』収録曲「ともだち with 小袋成彬」にゲストボーカルとして参加したことだろう。宇多田がその実力を高く評価する小袋であるが、『分離派の夏』完成に寄せて発表したコメントによると、 「もとより私は、この作品を世に発表する心ぐみも、ましてやこの稚拙な歌声を人前で響かせるつもりなど毛頭なかった。」という。しかし2016年の初夏に自らがボーカルとして歌うことを決意し、アルバム完成に至ったとのこと。5月1日には渋谷WWWで初のワンマンライブを行うことも決定している。
2018年01月19日歌手の宇多田ヒカルが26歳の男性新人アーティスト・小袋成彬(おぶくろ・なりあき)をプロデュースし、4月25日には1stアルバム『分離派の夏』がリリースされることが決定した。宇多田ヒカル宇多田が自身のアルバム『Fantôme』(2017年)に収録された「ともだち」にて、小袋をゲストボーカリストに招いたことがきっかけとなり、今回のプロデュースが実現した。小袋はアーティストとしては新人であるが、過去には水曜日のカンパネラや柴咲コウのプロデュースを手掛けるなど、実績十分。16日に開催されたコンベンションライブは、小袋にとって初のソロライブであるにもかかわらず、シンガーとしてのスキルの高さや圧倒的な個性を印象づけるパフォーマンスとなった。そして本日からは、1stアルバム収録曲より『Lonely One feat.宇多田ヒカル』の先行ストリーミング配信(Apple Music/Spotify/LINE MUSICほか)がスタートしており、Youtubeではアルバムのティザー映像も公開中だ。■宇多田ヒカルコメント「この人の声を世に送り出す手助けをしなきゃいけない―――そんな使命感を感じさせてくれるアーティストをずっと待っていました。私と出会うまでレーベルオーナーとして主に裏方作業に徹していた小袋成彬の表現者としての真の目覚めに立ち会えたこと、そしてソロデビューアルバム『分離派の夏』の完成をこうして皆さんに伝えられる幸運に感謝しています。」
2018年01月17日シンガーソングライター・宇多田ヒカル(34)のアルバムとシングルが、1月8日から音楽配信サービス・Spotifyで配信をスタートした。Spotifyの公式プレイリスト「宇多田ヒカルの音楽と、あの頃の私」宇多田は昨年末、Apple Musicほかサブスクリプション配信サービスで配信を開始。1月8日から配信されているSpotifyでも「非常に好調」と広報担当者は語る。オールタイムベストとして選ばれた52曲4時間7分の公式プレイリスト「宇多田ヒカルの音楽と、あの頃の私」からの聴取が最も多く、「アーティストにフォーカスしたプレイリストとしては極めて速いペース」でフォロワー数を伸ばしているという。人気の楽曲は「花束を君に」をはじめ、「Flavor of Life」や「Wait & See ~リスク~」など過去の曲も。Spotifyの国内バイラルチャート(SNSでシェアされた中から再生された数などがベース)のトップ50内に、宇多田ヒカルの曲が8日は19曲、9日は20曲、10日は26曲がランクインしている。
2018年01月13日11月23日放送の「ぐるぐるナインティナイン秋のWゴチ涙の緊急卒業発表SP」(日本テレビ系)で、ゴチメンバーを卒業すると発表した二階堂ふみ(23)。しかし、彼女の卒業が“ある波紋”を呼んでいる。 卒業理由として「さらに役者としていろいろ勉強をしていかなきゃなという気持ちもあり、お芝居の方に集中させていただけたら」と涙ながらに説明した彼女。しかし12月21日に生放送された同番組の「グルメチキンレースゴチになります!18(ゴチバトル)」には参加していたのだ。 これには“ゴチ”ファンから批判が殺到。もともと番組での成績があまり芳しくなかっただけに《私自発的に辞めます感出しててあざとくてこういう感じ嫌いだわ》《最初からゴチの仕事、受けなければ良いのに》《クビになりたくなかっただけって言われても仕方ないよなー》と、シビアなコメントが。 しかし《ベネチア映画祭で表彰された女優さんが、ゴチに出てくれたのは奇跡だったな》《(ゴチに出演することで)ソフトな面も見せてイメチェン。ラブコメも出るように。そして「お芝居に集中したい」と卒業。良い展開》《何にしても本業重視の姿勢は好意的にとれる》と彼女の決断を評価する声も届いている。 二階堂はNHK大河「西郷どん」で鈴木亮平(34)演じる西郷隆盛の妻・愛加那役に大抜擢されている。さらには映画「いぬやしき」や「リバーズ・エッジ」への出演も決定している。 特に主演作となる「リバーズ・エッジ」への意気込みは相当なもので、本作では初めてとなるヌードを披露。かねてより漫画家・岡崎京子による原作を熟読しており、「10代でこの作品に出会えた事が財産だと思っています」と意気込みを語っている。 2018年は女優としてさらに磨きをかけそうだ。
2017年12月26日「昨年夏、“宇多田ヒカルのプロデューサー”を名乗る人物から突然メールが届いたそうです。詐欺メールだと思ったものの書かれていた番号にためしに電話してみると、出たのは本物の宇多田さん担当プロデューサー。『レコ-ディングのため、ロンドンに来てほしい』と言われ、びっくりしたそうです」(音楽関係者) 今年9月、8年ぶりのアルバム『Fantome』を発売した、宇多田ヒカル(34)。このアルバムでコラボした気鋭のアーティスト・小袋成彬(26)を、来春発売予定の彼のアルバムで、宇多田が“単独プロデュース”することが極秘に決まっているという。冒頭のエピソードは、小袋自身もラジオで明かしていたものだ。 「宇多田さんはこれまで他のアーティストと共同でプロデュースをしたことはありますが、1人でやるのは初めてです。それほど、小袋さんの歌唱力と音楽センスに惚れ込んでいるんですよ」(前出・音楽関係者) “世界の歌姫”がそこまで入れ込む小袋とは、いったいどんな音楽家なのか。じつは小袋の経歴には驚くべき点が――。音楽を始めて、まだたった8年だというのだ。 「高校までは野球一筋で、音楽を始めたのは大学に入ってから。大学ではコピーバンドを組み、在学中にR&Bユニットを結成して頭角を現しました。大学では経営学を学び、メディア関係の会社から内定をもらったものの、就職せずに“自分たちのCDを出したい”と、インディーズの音楽レーベルを設立したそうです」(音楽ジャーナリスト) 一般ではほとんど知られてない小袋。だがその才能は宇多田だけでなく、音楽業界ではすでに高く評価されてきた。 「楽曲制作を手掛け、これまで柴咲コウさんやきゃりーぱみゅぱみゅさんなどの楽曲にも携わっています」(前出・音楽ジャーナリスト) 最新アルバムは売り上げ100万枚を突破した宇多田。プロデューサー業でも成功を掴むことはできるのか――。
2017年12月08日「へルタースケルター」などで知られる岡崎京子の漫画を、二階堂ふみ主演で映画化した『リバーズ・エッジ』。この度、本作の主題歌に小沢健二の新曲「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」が起用されることが分かった。今年2月に19年ぶりとなるシングル「流動体について」をリリースし、フジロックフェスティバルへ初出演、「SEKAI NO OWARI」とのコラボレーションなどで話題となっている小沢さんだが、今回は自身初となる映画主題歌を本作のために書き下ろし。映画化決定にあたり、かねてより原作者の岡崎氏と親交があり、その固い絆で知られる小沢さんへ映画製作サイドが依頼し、夢のタッグが実現した。また今回の楽曲には、メインキャストである若草ハルナ役の二階堂さんと、山田一郎役の吉沢亮が参加していることが発表されている。二階堂さんは楽曲について「まるで、問いかけるように、思い出を語らうように、寄り添うように、明日に向かう曲を聴きました。『リバーズ・エッジ』へと導く小沢さんの唄は、懐かしい新しい、現在進行形の作品だと思います」とコメント。吉沢さんは、「映画のラストでこの曲が流れて来たとき、大切な何かが過ぎ去っていくのをただじっと見守っているような、切なさと温かさが入り混じった感覚に自然と涙が流れました」と明かし、「初めてデモを聴いたときから今日まで、毎日気が付くと頭の中で流れています」と楽曲に魅了されていると語っている。また行定勲監督も「僕たちの予想を軽々と裏切ってくる楽曲をとてもすばらしく思いました」と満足のコメントを寄せている。なお、楽曲の歌詞全文が小沢さんのオフィシャルサイト「ひふみよ」にアップされたものの、音源の解禁・発売に関しては未発表となっている。『リバーズ・エッジ』は2018年2月、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月01日二階堂ふみと吉沢亮による映画『リバーズ・エッジ』(2018年2月公開)の特報、及び場面写真が10日、公開された。同作は漫画家・岡崎京子の代表作を実写映画化し、行定勲監督がメガホンをとる。若草ハルナ(二階堂)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)がいじめる山田(吉沢)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。今回公開された特報は、映画の舞台になっている都会の夜の河原のシーンから始まり、ハルナがこずえに抱きしめられながら号泣するシーンや、観音崎が山田を殴るシーン、田島カンナ(森川葵)が「山田君!」と呼びかけるシーンなど、原作の中でも印象的なシーンが凝縮された特報となっている。さらに原作でもキーとなる「ボクの秘密の宝物 教えてあげる」という山田のセリフで締め括られる。場面カットでは、主要キャストが学校の黒板の前に整列。二階堂以外は、それぞれが別の方向を見つめ、映画のテーマになっている"青春の孤独"を感じさせる写真となっている。
2017年11月10日宇多田ヒカルが今年のデビュー記念日にあたる12月9日(土)に発売する、自身初の歌詞集「宇多田ヒカルの言葉」に、糸井重里や小田和正、「桜流し」のMVを手がけた河瀬直美監督、「いきものがかり」水野良樹ら、各界の著名人8人が寄稿していることが分かった。歌詞集「宇多田ヒカルの言葉」は、デビュー曲「Automatic」から最新楽曲となる映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』主題歌にしてソニー「ノイキャン・ワイヤレス」CMソング「あなた」までの歌詞が掲載されるほか、各界を代表する8名がいままでの宇多田さんの作品、特に歌詞にフォーカスをあてた文章を寄稿したという。50音順に紹介すると、昨年アーティスト活動を再始動するにあたり、最初のアーティスト写真を撮影した写真家、石川竜一。活動休止中のソーシャルでの会話がきっかけで、NHK「SONGS」で初対談が実現した糸井さん。デビュー時からのオファー(思い)が、ようやく昨年実現した番組「クリスマスの約束」で共演した小田さん。さらに、人間活動中のリリースとなった『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』主題歌「桜流し」のミュージックビデオを手掛けた河瀬監督。エッセイなどで宇多田さんルへのリスペクトの気持ちを表している詩人、最果タヒ。ヒップホップの文脈から宇多田ヒカルの歌詞を見つめてくれたSKY-HI。昨年、番組「クリスマスの約束」で共演し、いまやEPICレコードジャパンで同じレーベルメイトとなった「いきものがかり」水野さん。そして、文学界からは、以前ブログでも宇多田さんに触れていた吉本ばななという錚々たる8名が寄稿した。なお、この夏「Forevermore」のMVコラボレーションを実現したソニー・ミュージックの音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」では、12月8日(金)に配信される新曲「あなた」のMVコラボレーション・プロジェクトを12月より始動。ミュージックビデオの撮影現場に密着し、宇多田さん本人と周辺スタッフがこだわり抜く映像制作の過程が垣間見られるドキュメンタリー番組を制作。また、本MVをフィーチャーした、放送局(ステーション)のイメージを表す映像「STATION ID」を12月初旬より公開予定。デビュー記念日である12月9日(土)には、「24時間 宇多田ヒカル」と題し、「あなた」MVドキュメンタリー特番をはじめ、計12時間にわたり、5本の歴代ライブ映像や、歴代のミュージックビデオを一気に観られる特集をオンエアする。「宇多田ヒカルの言葉」は12月9日(土)より全国の一般書店/ネット書店にて販売。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日堺雅人と高畑充希が新婚夫婦役を演じ、人間と人間ならざるものたちが暮らす鎌倉の街を舞台に描く『DESTINY 鎌倉ものがたり』。本作の主題歌を宇多田ヒカルが手掛けることが明らかになり、新予告とともに宇多田さん、堺さん、高畑さん、山崎貴監督からコメントが到着した。宇多田さんといえば、その圧倒的な歌唱力、音楽性で常に音楽界を席巻する、世界でもその名を知られたアーティスト。今回、山崎監督作品に初参加となるが、実は今年の春ごろ、山崎監督自らが宇多田さんに主題歌を依頼するため、熱い想いを手紙にしたためていたそう。そして、そのオファーを受けた宇多田さんは、映画公開日の12月9日が自身のデビュー記念日でもあることなどから本作と縁を感じ、これを快諾!運命的なコラボが実現し、主題歌「あなた」のレコーディングが、今年夏、ロンドンにて行われたという。映画主題歌としては、『CASSHERN』『春の雪』『あしたのジョー』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』以来7作目、5年ぶりとなる宇多田さん。今回、書き下ろしとなる「あなた」は、本作のプロット、原作を読み込み、本作をイメージして制作したそうで、「この曲は原作が妖怪みたいな異世界と日常が実は一緒にあるみたいな話だっていうことがわかっていたので、そこから仏教系の言葉を使ったりとか、そういったアイデアも取り込みながら作りました。聴いてくれた人が、どんな風にそれぞれ受け取ってくれるのか楽しみな歌です」とコメントを寄せている。その出来栄えには、山崎監督も「宇多田さんの歌には、当たり前のように送っている日常の日々が、実はかけがえのない宝物なんだと気づかせてくれる、魔法のような力が有ると思います。今回の作品『DESTINY 鎌倉ものがたり』も出来たらそんな力を持った作品にしたいと考えていました。主題歌を宇多田さんにお願いできたことは、強力な魔法使いに力を貸してもらったようなものです。出来上がってきた曲は映画の輪郭をくっきりと鮮明にしてくれました。とてもとても嬉しいことです」と太鼓判を押している。主演を務める堺さんも「だれにでも当てはまる、ひとがひとをおもう気持ちをうたっていて、ききながら、まず家族の顔をおもいうかべました。そして、映画のなかで愛した、高畑充希さん演じる妻に、もう一度あいたくなりました」とコメントし、「この曲をふまえて、もう一度演じたい気持ちです」と絶賛!高畑さんも「いただいた音源の、歌い出しを聴いて、ゾワっと鳥肌が立ちました。映画のラストシーン直後、こんな音が聴こえてきたらなんて素敵なんだろう。心と耳が幸せだな、と嬉しくなりました。撮影中の、旦那様を愛しい愛しいと思っていた気持ちが聴いているうちにガッと蘇ってきて、また亜紀子さんに出逢わせていただいたような気分です」とヒロイン・亜紀子としての日々に思いを馳せ、「個人的には、朝ドラに引き続き宇多田さんに主題歌を担当していただけたこと。このご縁と幸せに胸がいっぱいです」と、「とと姉ちゃん」に続くタッグに感激を語っている。なお、10月7日(土)より全国の劇場にて本作のビジュアルも掲出予定で、主題歌「あなた」は12月8日(金)より配信限定シングルとしてEPICレコードジャパンより発売される。宇多田さんのオフィシャルサイトでは、ポーランド出身の写真家マチュイ・クーチャ氏撮影による新しいジャケット写真、アーティスト写真も公開中だ。古都・鎌倉を舞台としたファンタジー作品でありながら“夫婦の愛”、“家族の絆”を感動とともに描く『DESTINY 鎌倉ものがたり』。宇多田さんの歌声で彩るこちらの新予告映像で、そのあたたかな世界観を味わってみて。『DESTINY 鎌倉ものがたり』は12月9日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月25日女優の二階堂ふみ、アーティストや女優としても輝くコムアイ、そして独自のダンススタイルで国内外から注目される菅原小春ら同世代の3人が、「ボクらの時代」に出演。それぞれの恋愛観、結婚観を語りながら、自ら選択した道をふり返る。「ボクらの時代」は、毎回、様々なジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトーク番組。学者、デザイナー、ビジネスマン、アーティスト、教師、映画監督、タレント、そして政治家まで、一つのジャンルにとらわれることなく、旬で話題の人はもちろん、海外で評価を得ている人、大きな発見・発明を成し遂げた人、日本に感動を与えた人など、多彩な顔ぶれが揃い、司会者を置かず、あくまでゲストの、気負わないトークのみで番組が構成され、人気を博す。7月30日(日)放送回では、“二階堂ふみ×コムアイ×菅原小春”という人気女性陣が出演。異なる分野で活躍する若き3人が、トークに花を咲かせる。12歳で芸能界デビューした、二階堂さん。女優として活躍する中で、焦りや恐怖を感じていた苦悩の時期があったことを告白。「一生勝てない」と語る母親への想いを、出産直前の珍エピソードを交えて披露する。10歳の頃からダンスを始めた海外でも活躍するダンサー・菅原さん。彼女が、「ダンスは、踊れない人のダンスの方がかっこいい」と語る、その理由とは…?そして2人とは対照的に、前向きなコムアイさん。農業に魅了されたという学生時代から、音楽の道へ進んだきっかけとは?さらに、同時に複数人と付き合っていた過去を暴露…!?恋も仕事も自由なスタイルの彼女の生き方に注目だ。それぞれが選んだ道、苦悩、恋愛・結婚観に至るまで、異なる感性を持つ3人が織りなす、赤裸々トークは必見だ。「ボクらの時代」は毎週日曜日7時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年07月29日日曜劇場「ごめん、愛してる」(TBS系)の主題歌として注目を浴びている宇多田ヒカルの新曲「Forevermore」の配信が、本日7月28日(金)より開始。あわせて公開された同楽曲のミュージックビデオでは、宇多田さん自ら全編、コンテンポラリーダンスを披露している。EPICレコードジャパンへのレーベル移籍第1弾楽曲の「サントリー天然水」CMソング「大空で抱きしめて」が、配信されるやいなや国内外の配信チャートで上位を席巻し、話題となっている宇多田さん。早くも移籍第2弾楽曲となる「Forevermore」の配信がスタートし、宇多田さん自身によるコンテンポラリーダンスで全編構成されたMVも公開された。本ビデオは、今年6月にロンドンで撮影されたもの。監督は、ロンドン出身シンガーソングライター・Sampha(サンファ)の「(No One Knows Me) Like The Piano」のMVなどを手掛けてきた新進気鋭のクリエイター、ジェイミー・ジェームス・メディナ(Jamie-James Medina)が担当、全編にわたり宇多田さんによる生命力あふれるコンテンポラリーダンスがフィーチャーされたビデオが制作された。これまでも、「traveling」「Passion」「Keep Tryin’」「Goodbye Happiness」など、一部にダンスを取り入れたMVはあったが、全編、本人によるダンスで構成されたビデオは宇多田さんにとっても初めてのこと。また、振り付けを担当したのは、過去、ダンサーとして「ユニクロ」CMに出演したほか、「アトムズ・フォー・ピース」による「Ingenue」のMVでトム・ヨーク(レディオヘッド)との共演を果たし、世界的な話題となったロンドン在住の振付師Fukiko Takase。宇多田さん本人も、何日間にもわたる綿密なダンスリハーサルをへて撮影に臨んだ。撮影直後のインタビューで、宇多田さんは「昨年アルバム『Fantôme』を発売して、音楽がより肉感的になったという評価もされていたので、私も(いま、作っている音楽は)で肉体や体温を感じる音楽になってきたなーと思っていたので、この『Forevermore』を体で表現するっていうのはいいなと思って、制作に臨みました」とコメント。現在、WEB上でもMVの一部が公開されている。なお、2018年7月1日に開局20周年を迎える音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」では、同じく2018年にデビュー20周年を迎える宇多田さんの「Forevermore」とのミュージックビデオ コラボレーション・プロジェクトを始動し、本MVはその第1弾。続く第2弾では、ロンドンにおける本MVの撮影現場に密着し、宇多田さん本人と周辺スタッフがこだわり抜く映像制作の過程が見られるドキュメンタリー番組を制作し、8月に放送。さらに、第3弾では本MVをフィーチャーした放送局(ステーション)のイメージを表す映像「STATION ID」を8月下旬より公開、第4弾ではスペシャルポスターの展開など、宇多田さんとのコラボが目白押しとなっている。「Forevermore」(TBS系 日曜劇場「ごめん、愛してる」主題歌)はiTunes、mora、レコチョクにて配信中。「M-ON! 20th Anniversary×宇多田ヒカル 【Forevermore】MUSIC VIDEO DOCUMENT」は8月26日(土)22時~ほか放送。(text:cinemacafe.net)
2017年07月28日「TOKIO」長瀬智也主演ドラマ「ごめん、愛してる」に主題歌を書き下ろすことが決定し、話題となっている歌手の宇多田ヒカル。デビュー以来、日本の音楽界で唯一無二のポジションを占めてきた彼女が、この度、6月28日(水)より発売の雑誌「VOGUE JAPAN」に初登場していることが分かった。今号では、秋冬のトレンドファッションや、今シーズンのランウェイでも大ブームとなっているピンクメイクなどを取り上げるなど盛りだくさんの内容。中でも注目なのが、6ページにわたる宇多田さんのロングインタビュー。2010年に“人間活動”を宣言して音楽活動を休止してから、母の死、結婚、長男の誕生を体験した宇多田さん。今回のインタビューでは、去年8年ぶりにリリースされたアルバム「Fantôme」で、改めてその言語感覚の独自性を世の中に認知させた彼女が、“響く言葉”について語っている。自身の人生をふり返り、刺激を受けた言葉や復帰後に変わった言葉との関係性について、言葉との向き合い方を通じて、個人として、またアーティストとしての生きる姿勢も垣間見える内容となっている。また、公式YouTubeチャンネルでは、アレキサンダー・マックイーンを身に纏ったモードな姿を披露する貴重なメイキング動画が公開中(7月28日午後12時まで公開予定)。ぜひこちらも併せて覗いてみて。「VOGUE JAPAN」2017年8月号は6月28日(水)より発売。(cinemacafe.net)
2017年06月28日シンガーソングライターの宇多田ヒカルが、EPICレコードジャパン移籍後の第1弾となる楽曲を初夏に配信リリースすることが13日、分かった。詳細は後日発表されるという。また、移籍に伴ってオフィシャルサイトがリニューアル。スマートフォンユーザーにも操作しやすいデザインになっている。そのほか、新たなアーティスト写真も公開。ショートカット姿でストールを巻き、車の後部席に座る宇多田を捉えている。同サイトでは、壁紙としてダウンロードすることもできる。宇多田は2月9日、オフィシャルサイトで移籍を報告。「昨年、長い休養を経て新しいアルバムを制作、発表し、音楽家としても一人の人間としても転機を迎えたという実感があり、ユニバーサル ミュージックとの契約が満了したこのタイミングで、アーティストとしての初めてのお引っ越しを決めました。東芝EMIでデビューして以来、ユニバーサル ミュージックに至るまでの活動を支えてくださった皆様には感謝の気持ちしかありません。これからも新しいことに挑戦し続けていきたいと思います」とつづっていた。
2017年06月13日女優の二階堂ふみが、4月8日より放送される栄養炭酸飲料「デカビタC」のテレビCM「マリオ登場」篇と「マリオスポーツ」篇で、ピーチ姫役を演じている。同CMでは、多くの人にとって元気の源となるドリンクになってほしいという思いを込めて、任天堂のニンテンドー3DSソフト「マリオスポーツ スーパースターズ」とタイアップし、実写化。二階堂演じるピーチのほか、生田斗真が主人公のマリオを、池松壮亮がマリオの双子の弟・ルイージを、そして、キノピオを寺田心が演じる。CMで描かれるのは、ゲームプレイヤーに翻弄されるマリオたちのリアルライフ。4人は、みんなでゴルフを楽しんでいたかと思うと、突然テニスコートに呼ばれて対戦し、さらに野球、サッカー、乗馬レースと、気まぐれなプレイヤーに振り回される。二階堂は、ピンクのミニワンピースに金髪ヘア、頭にはティアラをのせ、ピーチ姫に変身。マリオたちと違って走りにくい衣装や靴の時もあったが、走りながらセリフを言うシーンで男性陣と互角に渡り合い、OKテイクを連発したという。また、テニスのシーンでは「うぉりゃ!」「フン!」と雄たけびを上げながら強烈なスマッシュを放つ。二階堂は「ピーチは女の子が好きなキャラクターかなと思いますし、普段着ることのないようなお洋服を着て、なんだか新しい扉を開いたような気がしました(笑)」とコメント。「ファンタジックな世界観で、個性的なキャラクターが揃って、すごく楽しかったです」と撮影を振り返った。
2017年04月08日1993年~1994年にかけて雑誌「CUTiE」(宝島社)にて連載されていた、岡崎京子の漫画「リバーズ・エッジ」が映画化されることが決定。主演には女優・二階堂ふみ、相手役を吉沢亮が務め、来年公開されることが分かった。河口にほど近く、広く、ゆっくりと澱む河。セイタカアワダチソウが茂るその河原で、いじめられっこの山田(吉沢亮)は、腐りゆく死体を発見する。過食しては吐く行為を繰り返すモデルのこずえもまた、この死体を愛していた。ふたりは、いつも率直で“かわいい”ハルナ(二階堂ふみ)にだけは心を許している。山田を執拗にいじめ抜くハルナの恋人・観音崎、一方通行の好意を山田に寄せるクラスメイト・田島カンナ、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミ。それぞれにリアルな状況を抱えた高校生たちが、感情も愛情も体も絡ませ合いながら、不器用にストレートに物語は進行していく。そして、新たな死体がひとつ生まれる――。原作はバブルが弾け、世紀末を間近に控えた90年代が舞台。それまでの“少女マンガ”とは対照的な、リアルなセックス描写、愛や暴力を描写し、都市に生きる若者たちの欲望や不安、焦燥感といった現実を果敢に描き続け、20年以上の月日が経た現代においても全く色あせず、いまなお新しい読者を獲得し続けている人気作だ。若草ハルナ役を演じる二階堂さんは、10代の頃に原作と出会っていたそうで、「10代でこの作品に出会えたことが財産だと思っています」と語るほど深く惹きつけられた作品だと明かしている。今回彼女が演じるハルナは、母と2人暮らしで同い年の彼氏もおり、イマドキの女子高生で生活に特に不満はないが、どこか生きづらさを感じているという役どころ。そんなハルナの印象について、二階堂さんは「“実感”に程遠い、若さと強さを纏った女の子。彼女の目線の先を、つい想像してしまいます」とコメント。一方、吉沢さん演じる山田一郎は、ゲイであることから学校に馴染めず、いじめにあっているがどこか達観しているミステリアスな男子高校生。「90年代の高校生が、抱える虚無感や何か大きな波にのみこまれて身動きが取れないでいる姿が、現代の若者となんら変わらないと感じました」と原作を読んだ印象を語る吉沢さん。また山田一郎という人物については、「生きている実感が持てず、死体という絶対的な存在にすがることしか出来ない山田くんの感情は、どこか共感してしまうところがありました」と明かした。本作のメガホンをとるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『ピンクとグレー』の行定勲監督、脚本は『アズミ・ハルコは行方不明』の瀬戸山美咲が担当する。本作が初の漫画原作の映画化となる行定監督は、「ずっと漫画の映画化に抵抗してきた。しかし、岡崎京子さんの名作はあまりにも魅力的でついに手を染めてしまった」と原作への思いを吐露。またキャスト2人については「主演の二階堂ふみは、この作品に魅了され映画化に奔走した。その姿は逞しく若草ハルナそのもの。吉沢亮は最もキィになる山田一郎として独自の憂いのある雰囲気で存在してくれています」と話し、「90年代が鮮烈に描かれた傑作を、未来ある若い俳優たちと共にいまの時代を生きる人たちに届く作品にしたいと思っています」と意気込みを語っている。『リバーズ・エッジ』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年03月22日綾野剛が主演する、4月期放送の日本テレビ系ドラマ「フランケンシュタインの恋」。この度、綾野さん演じる“怪物”と恋するヒロイン役を二階堂ふみが演じることが分かった。怪物として生を受けた男。その体は、ある秘密を抱えた、危険な肉体。怪物は、人間とは一緒に生きてはゆけないと、姿を消した。それから約100年後、2017年の日本。怪物は生きていた。森の奥で。永遠の命を持ち、人間とは懸け離れた肉体、パワーを持つ怪物。しかし、その心は、誰よりも人間。無理なこととわかっていながら、「人間」として暮らせる日を夢見ている。ラジオから流れる「人間の世界」に聞き耳を立て、人間が捨てた品々を拾い集めては、「人間の生活」に想いを馳せ、人間に憧れる。怪物は、ユニークで、キュートで、優しくて…その心は、誰よりも人間である。そんなある日、ひとりの若い女性・津軽さんと出会う。怪物は苦悩する。人間と会いたくない、怖い。こんな自分を受け入れてくれるはずがない。 しかし、人間と会いたい、話したい、笑いあいたい。そして、怪物は、人間に恋をした。しかしそれは、かなわぬ思い。なぜなら怪物の体にはある秘密があり、怪物は人間に触れることができないのだ。触れたいけど傷つけたくない、好かれたいけど嫌われたくない。 測りがたく、縮まりがたい距離が露わになっていき、関わることで抱き始めた、人間への“温かい感情”が、やがて怪物を苦しめていくことになる…。人間に憧れ、そして人間に恋をする年齢100歳、永遠の命をもつ怪物役を綾野さんが演じる本作。全世界が知る恐怖とサスペンス、ホラーの原点、フランケンシュタインが、現代の日本を舞台にオリジナルストーリーで笑いと涙と切なさあふれるラブストーリーとして蘇る!二階堂さんが演じるのは、大学で農学部に通い「菌」を研究するリケジョ・津軽継実。子どものころから体が弱く、死が隣にある青春を送ってきたため、どこかで自分の人生に、冷めたところがある人物。ある日、そんな彼女の目の前に現れた不思議な男、怪物だとは気づかぬままに恋をする…。今回の出演決定に二階堂さんは、「非人間とのラブストーリーと聞いて、名作『シザーハンズ』を思い出しました。怪物さんという未知なるお相手にドキドキしています」と心境を語り、また「『人と人』の恋愛物語ではありませんが、私たちが日常でふと感じる愛おしい瞬間が優しい怪物さんから垣間見られると思います」と本作について語っている。さらに、今回綾野さんと二階堂さんは初共演。綾野さんは「繊細さと勇ましさを兼ね備えた二階堂さんの言葉や表情を、ひとつひとつ大切に受け止められる怪物でありたい。現場を一緒になって支えてくれると確信しています。新しいヒロイン像の誕生です」とコメントを寄せている。またプロデューサーの河野英裕氏は、「怪物と恋に落ちる二階堂ふみさん。面白くないわけありません。綾野剛さんと二階堂ふみさん。すごい芝居になるに違いありません。キュートで切なくてヒリヒリする、ラブストーリーにご期待ください」と自信を語っている。「フランケンシュタインの恋」は4月期より毎週日曜、日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月14日宇多田ヒカルが新シングル「光 –Ray Of Hope MIX–」を2017年1月11日(水)にリリース。楽曲は宇多田の人気曲「光」をトラックメイカーのPUNPEEがリミックスしたもので、1月12日(木)発売のゲームソフト「キングダム ハーツ HD2.8 ファイナル チャプター プロローグ」のテーマソングとなっている。オリジナルをハイテンポに、そしてテクノポップサウンドが加えられ、都会的な雰囲気に仕上がっている。2016年末からゲームトレーラーや、宇多田ヒカルのネットイベント「30代はほどほど。」で披露されるやいなや、リリースの要望が殺到し、満を持し全世界で配信販売がスタートされた。たちまち全世界のチャートを席捲、日本をはじめ全9ヶ国で1位を獲得のほか、全米のiTunes総合ページでは日本人アーティスト最高位となる2位にランクインするという快挙を成し遂げている。2016年発売したアルバム「Fantôme」のセールスも好調な宇多田ヒカル、今後も目が離せない。【詳細】「光 –Ray Of Hope MIX–」(REMIXED BY PUNPEE)配信日:2017年1月11日(水)収録内容:1.「光 –Ray Of Hope MIX–」2.「Simple And Clean –Ray Of Hope MIX–」3.「光 -P’s CLUB MIX-」4.「Simple And Clean -P’s CLUB MIX-」
2017年01月14日