私は娘が生後2カ月半のときに仕事復帰しました。当時はまだ娘の保育園の預け先が見つかっておらず、娘の育児と仕事の両立ができるかとても不安でしたが、在宅勤務ということもあり、私は「どうにかなるだろう」と思いながら仕事を再開しました。育児をしながらの作業は思うように進まずところがいざ仕事を開始してみると、まったく思うようにいきませんでした。娘はまだ生後2カ月で日中は寝ていることが多かったので、寝ている隙を狙って仕事をしていました。 しかし、「さあ寝たぞ! やるぞ!」と仕事を始めても、ノッてきたタイミングで娘が「ふにゃあ」と泣き出します。娘が起きたら授乳や寝かしつけに1~2時間はかかるため、仕事はまったく進みません。1日が一瞬で終わり、娘が寝ている間は仕事か家事をしているので、私は息をつく暇もありませんでした。 産後の思考力低下に悩む日々…もう1つ私の頭を悩ませていたのが、産後のマミーブレインという症状でした。産後、一時的に脳が委縮し思考力が低下する状態で、産後によく起こる症状の1つだそう。仕事を再開したものの、常に頭にもやがかかったような状態で、何をするにもとにかく時間がかかりました。 娘を産む前はなんてことなかった簡単な作業でさえも、頭が働かず「どうやるんだっけ?」状態。とはいえ仕事をしないわけにはいかないため、ものすごくスローペースになりながらも、私はなんとか目の前の作業を必死にこなしました。 保育園入園で仕事と娘に向き合えるように私は「もうこれはしんどい。無理かもしれない」と心が折れそうになりながら毎日を過ごしていましたが、娘が生後3カ月になったときにようやく保育園入園が決まり、翌月から通園できることに。 育児の合間に仕事をしていたときは、娘のお世話をしながらも頭の中は仕事のことでいっぱいになっており、「きちんと娘に集中できていないな」という罪悪感を抱いていました。しかし、保育園に入園し、日中仕事に集中できるようになったことで、保育園以外の時間は娘とたっぷりと向き合えるように……。 育児との両立とマミーブレインに悩まされた仕事復帰でしたが、とにかく目の前のことに必死で目まぐるしい毎日だったなと感じます。生後3カ月で保育園に預けたときは、娘に対して申し訳ない気持ちがありましたが、保育士さんと周りのお友だちの愛情をたっぷり受けて、娘はのびのびと育ってくれました。今さらですが、あのとき必死だった自分を褒めてあげたい気持ちでいっぱいです。 監修/助産師 松田玲子著者:南星 花3歳と0歳の姉妹と、発達障害の夫、13歳の猫と暮らす。妊娠中に夫の失業、切迫早産、胎児発育不全など、さまざまなトラブルを体験。IT業界で働くワーキングマザー。
2023年02月02日私が復職したあとも夫や実家の手を借りることが難しく、家事・育児と仕事の両立は精神的にも肉体的にも大変でした。そこでいつも頑張る自分と子どもを労うため、手を抜きながら徹底的に楽しむことに! 今回は私のリフレッシュ方法として定期的にしている、休日前夜のおやつパーティーをご紹介します。 頑張り続けた結果、ついにパンク!私は娘が1歳を迎える月に復職したのですが、当初は保育園の送りや家事の一部を夫にやってもらえていたので、どうにか家事・育児と仕事の両立もできていました。しかし、今年の4月に夫がシフト制かつ夜間の仕事に転職。 それ以降は保育園の送迎もすべて私になり、私の家事の負担も重くなりました。私も最初のうちこそ頑張っていたのですが、ついに自分のキャパシティを超えてしまい、ささいなことで夫や娘に当たり散らすようになってしまったのです。 リフレッシュ方法を見つけたきっかけ生活リズムも異なる夫が家事・育児に協力できることにも限界があります。このままではよくないと思った私は、家事をしっかりおこなうための方法ではなく、夫がいなくても自分と娘が楽しむ方法を考えることにしました。 ある休日前夜、何気なく娘と一緒にお菓子を食べながら映画を見ていたところ、これが意外と楽しい。家事は次の日にやればいいし、お菓子を食べながら一緒に映画を見ている私を見て娘が喜んでくれていることに気づいたのです。 いいことづくしの「おやつパーティー」それ以来、私の疲れやストレスが溜まってきたな、と感じたら休日前夜に娘と2人でおやつパーティーをすることに。好きな物を食べて好きなアニメを見て、家事は一切せず、寝る時間がいつもより遅くても気にしない。このくらい思いっきり私が手を抜くことで娘に当たり散らすことも減りました。 気休めかもしれませんが、おやつを野菜入りの物にしたり、野菜ジュースを一緒に飲ませたりするなど栄養の偏りを少しでもなくすよう工夫しています。私に怒られることが少なくなったからか、娘は以前に比べ笑顔で過ごす時間が増え、私も気持ちにメリハリがつき、結果的に以前に比べ家事も効率良くこなせるようになったと思います。 休日前夜のおやつパーティーで気分転換することで、結果的に家事・育児と仕事の両立のモチベーションをあげることができました。わが家のワンオペは当分解消されないとは思いますが、うまく気分転換しながら乗り切って行こうと思います。 イラストレーター/ライコミ 著者:金岡莉緒1女の母。独身時代から住宅関連企業に勤務し、産休育休を経て時短勤務中。妊娠・出産・子育てに関する自らの経験を中心に執筆している。
2023年01月26日恋愛でときめいて、仕事でもイキイキとされている女性はとても魅力的。公私のバランスが良いと、人生がより一層輝くことでしょう。今回は、星座×血液型を掛け合わせた「恋愛と仕事を両立できる女性」の1位~3位をお送りします。■第3位:おうし座×B型恋も仕事も安定感を求めるおうし座×B型さん。周りの人たちと穏やかに交流ができ、1人で抱え込むことが少ないのです。自然と周囲からの協力が得られやすく、無理なく恋愛と仕事がこなせるでしょう。■第2位:てんびん座×AB型皆から愛されるキャラの、てんびん座×AB型さん。やさしい雰囲気で、恋人とも仕事仲間とも双方の関係性を大切にしようとするでしょう。恋も仕事も、穏便に同時に進められるといえるのです。■第1位は...第1位は、いて座×B型。エネルギーに満ち溢れているいて座×B型さん。あれこれと思い悩む時間よりも、恋も仕事もチャレンジすることを優先するでしょう。あなたの行動力で、恋も仕事もバランスよくこなしていけるのです。(Mika/占い師)(ハウコレ編集部)
2023年01月23日恋愛でときめいて、仕事でもイキイキとされている女性はとても魅力的。公私のバランスが良いと、人生がより一層輝くことでしょう。今回は、星座×血液型を掛け合わせた「恋愛と仕事を両立できる女性」の4~6位をお送りします。■第6位:やぎ座×0型物事をきちんとやり遂げようとするやぎ座×O型さん。恋も仕事もいい加減ではなく、丁寧に向き合おうとするでしょう。恋も仕事もちょうどいいバランスが取りやすく、両立できるといえるのです。■第5位:みずがめ座×A型のびのびと仕事がしたいみずがめ座×A型さん、恋に関しても自由さを求めるでしょう。自分の姿勢として、無理のない頑張り過ぎない姿勢を貫くため、あなたにとって心地いい両立ができやすいのです。■第4位は...第4位は、さそり座×AB型。あまり表立って感情を出さず、淡々と仕事をこなすでしょう。恋に関しては逆に情熱を追い求めます。オン・オフのバランスがさそり座×AB型さんにとって心地よく、あなたらしさを見失うことなく両立ができるでしょう。(Mika/占い師)(ハウコレ編集部)
2023年01月23日妻の気持ちを思いやることができず、身勝手な行動をとる最低な夫っていますよね…。 ときには反撃に出ることが必要かも!?今回は実際に募集した、「ダメ夫に制裁を下したエピソード」をお届けします。共働きなのに…私たち夫婦は共働きをしながら、未就学児二人の子育てに奮闘しています。ところが共働きにも関わらず、家事は私が担当し、旦那は仕事の疲れを言い訳に帰宅するなりソファーにごろんと横たわります。出典:lamire私も旦那と同じ時間働いているので、あまりの不公平さに我慢ができなくなり、ついに実母へ相談しました。家族で実家に遊びにいったときにそれとなく母が旦那に「もう少し家事も協力してあげたら?」とやんわり言ってくれたので、さすがに今まで家事をしなかったことを反省したらしく、それ以来旦那も少しづつ家事に参加してくれるようになりました。実母から話してもらうなんて卑怯な嫁かもしれませんが、言われないと気づかない旦那を改心させることができたので良かったと思います。(女性/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?自分勝手な行動をとる夫とは、一緒に暮らしていけませんよね。夫婦は一生をともに過ごす間柄ですから、確かな信頼関係を築いていきたいものですね。以上、ダメ夫に制裁を下したエピソードでした。次回の「ダメ夫エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2023年01月18日できれば夫とは良好な関係を保ちたいところですが、相手が身勝手な人だとなかなかうまくいかないことも…!?そこで今回は、身勝手な夫を描いたお話<共働きなのに家事を押し付けてくる身勝手夫の末路>を紹介します!『共働きなのに家事を押し付けてくる身勝手夫の末路』主人公の女性・ジュンは共働きなのに、家事を一切しないモラハラ夫にウンザリしていました。この日も、残業のため会社に残っていると…。先に仕事を終えて帰宅した夫から「俺の飯はどうなるんだよ!」と怒りの連絡が…。作り置きの手料理が冷蔵庫にあったため、レンジで温めて食べてほしいと伝えると…?俺が!?出典:Youtube「Lineドラマ」俺は家事はしないんだ!と衝撃の一言…。レンジでチンすることさえも協力してくれないのです…。夫は「家事は女がすることだ!」と時代錯誤な意見を押し付け、共働きのジュンはかなりの負担を強いられるはめに。その後、夫のさらなる「最低な愚行」も発覚ししびれを切らしたジュンは反撃に…。夫は自業自得な末路を送ることになるのでした。妻の逆鱗に触れた夫共働きの妻に家事のすべてを任せ、暴言を吐いていた夫。妻の逆鱗に触れ、最後は後悔するはめになったようです。(lamire編集部)(イラスト/Lineドラマ)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらのお話はフィクションです。"
2023年01月15日できれば夫とは良好な関係を保ちたいところですが、相手が身勝手な人だとなかなかうまくいかないことも…!?そこで今回は、身勝手な夫を描いたお話<共働きなのに家事を押し付けてくる身勝手夫の末路>を紹介します!『共働きなのに家事を押し付けてくる身勝手夫の末路』主人公のジュンは共働きをしていますが、家事を一切しないモラハラ夫にウンザリしていました。この日も、先に仕事を終えて帰宅した夫から「なんで俺の飯ができてないんだよ!」と怒りのLINEが…。ジュンが「まだ会社にいる」と伝えても、夫は「俺の飯はどうなるんだよ!」と言い、自分で何かしようとはしません。時代錯誤な夫の意見出典:Youtube「Lineドラマ」夫は「家事は女がすることだ!」と時代錯誤な意見を押し付け、共働きのジュンはかなりの負担を強いられるはめに。さらに夫は隠れてジュンの友人と浮気までしていたのです…!浮気を知ったジュンは証拠を集め、夫に離婚を突きつけて慰謝料を請求。夫はそんなジュンに対して逆ギレしますが、結局どうすることもできず…慰謝料の支払いでお金がなくなった挙句、両親にも浮気の事実がバレて絶縁されてしまうのでした。妻の逆鱗に触れた夫共働きの妻に家事のすべてを任せ、外で浮気をしていた夫。妻の逆鱗に触れ、最後は後悔するはめになったようです。(lamire編集部)(イラスト/Lineドラマ)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらのお話はフィクションです。"
2023年01月14日夫は仕事が忙しく家事や育児の時間をとるのが難しいため、1人目の出産を機に私が仕事を辞めることになったわが家。しかし経済的な理由から、産後も仕事を継続してほしいという思いが夫にはあったのです。そして夫から度々投げかけられた言葉にモヤモヤしてしまい、ある日怒りが爆発してしまいました。夫の口から出た信じられない言葉「働くこと」に関する夫の言葉で強烈に印象に残っているのは、まず現在8歳の第1子が生後5カ月になるころに言われた言葉です。毎日、家事と慣れない育児を必死でワンオペでこなしている私に、「仕事っていつまでやらないつもりなの?」と言う夫。その後に続いたのは、「うちの経済状況的にいつまでも休まれては厳しい」。そして飛び出した耳を疑うような言葉は「働かざるもの食うべからず」でした。 産後5カ月といえば育休中の人でもまだ仕事復帰しない人も多く、仕事をしていなくて当たり前と私は思っていました。「なぜこの時期にそれを言う!?」と、衝撃しかありませんでした。子どもが生まれた当初、育児と家事にほとんどノータッチだった夫は、その大変さをまったく理解しておらず、毎日私のことを家でのんびりしている人のように思っていたようです。 働き始めると今度は夫は……その後、モヤモヤしながらも私は働いてほしいという夫の希望を背負い、1人目が1歳半になるころから一時保育を利用して少しずつ家でできる仕事を始めました。しかし、まず一時保育の空きが少なく、まとまった時間をとって思うように仕事をすることはできません。一方で受けた仕事は締め切りまでに完成させなければいけないため、仕事とワンオペ家事や育児でヒーヒーしていました。 ちょうどそのころは、周囲で新車を買ったりマイホームを買ったりといった話題が続いた時期。そういう話題が出るたびに夫の口から発せられていたのが、「あの家は共働きだから(そういうことができる)」というフレーズでした。 フルタイム以外は働いているに入らない!?夫の指す「共働き」とは、奥さんも正社員でフルタイム勤務で稼いでいるということ。「うちは共働きじゃないから家や新車を買うのは無理だよ」という意味合いが込められています。 その言葉を聞くたびに私は「こんなに日々いっぱいいっぱいで働いているのに、働いている人とはみなされていないのはおかしい」という怒りを覚えました。 そして、もっと稼いでほしいという願望を匂わせてくる夫と、夫の度重なる発言についにその怒りが爆発しました。 夫の変化私は夫に、「育児と家事でいっぱいいっぱいで、とても仕事を増やすことはできない。私に仕事をしてほしいなら、あなたが家事と育児をする時間を少しでも増やして。あなたにその覚悟がないなら現状を変えるのは難しい」と伝えました。夫は私の状況をまるで理解していなかったことに初めて気づいた様子。 その後は頻繁に言っていた、ほかの家の経済状況を羨むようなフレーズを言わなくなりました。そして今では、以前より家事や育児も手伝ってくれるように。とはいえ夫は仕事が忙しく、下の子が3歳になった今もなお、私の仕事の比率を劇的に増やすことはできていません。 夫婦で家事と育児の役割分担がきちんとできなければ、とてもフルタイムで働いて仕事、家事、育児のすべてを回していくことはできないと感じています。しかし、家事と育児の役割分担をするのは、夫の仕事時間が減らない限り難しいのが現状です。「夫の働き方が改善されれば、もっと子育てと仕事の両立がしやすくなるのに」と夫の会社や、ひいては日本社会の抱える課題を感じたりもしています。もっと夫婦で子育てしやすい社会になっていくといいなと思います。 著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。
2023年01月09日夫や義家族とはなるべく仲良く過ごしたいものですが、相手が非常識な人だと、良好な関係を維持するのはなかなか難しいですよね…。そこで今回は、夫や義家族とのトラブルを描いた漫画、「モラハラ夫&非常識な義母からの攻撃」を紹介します。「モラハラ夫&非常識な義母からの攻撃」主人公のソラは、夫と義両親とともに暮らす専業主婦。毎日家事をしながら、義父の介護もこなしていました。しかし夫のテツはかなりのモラハラ気質で、少しでも気に入らないことがあると怒鳴る始末。ソラは精神的に苦痛な日々を送っていました。問題は夫だけではない…出典:Youtubeしかし、ソラを苦しめるのは夫だけではありません。同居している義母も常に夫に同調し、「満足に家事もできない嫁が悪い!」とひどい言葉を投げかけてきます。夫と義母のせいでどんどん疲弊していくソラでしたが、その後、夫の浮気が判明し、ソラは離婚を決意。夫は慰謝料を請求された挙句、浮気相手にも見捨てられ、悲惨な末路を辿るのでした。夫にも義母にも唖然…家事と介護を両立しながら頑張っている妻に対して、暴言を吐いた挙句、浮気までしていたなんて、救いようのない夫ですね。そんな夫の味方をする義母にも呆れてしまいました。読者の感想モラハラ夫って本当に居るんだと、ゾ〜ッとしました。義母もタッグになって嫁をこき使うなんて最低です。お嫁さん、お疲れ様でした。(35歳/主婦)義父の介護もして、義母と夫の世話もして、大変な状況でこんなモラハラ夫と非常識な義母がいるのは精神的にも体力的にもヤバいだろうなと感じた。そんな状況で夫の浮気が発覚して離婚できたのはもはや良かったのではと思いました。(38歳/在宅ワーカー)(lamire編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2023年01月04日仕事も家族のサポートも忙しいアラフィフ女子です。そんな毎日を劇的に変えてくれたのが、家事をタスク管理するというもの。頭の中で家事を並べることで、より合理的に日常生活を送ることができるようになりました。その方法を紹介します。★関連記事:「週3回鍋を焦がしたことも…」要領が悪い家事を効率アップできた理由は40歳を過ぎてから時々電池切れ私は周りの友だちから「鉄の女」と呼ばれています。負けず嫌いでポジティブ。あまり人に相談はせず、基本自分で判断していく性格です。そんな私も、40歳ごろから突然の電池切れに襲われるように。会社勤めをしていたころは、仕事の日はものすごい勢いで動き回り、休みの日はダラダラと布団の中で過ごすなんてこともしばしば。年齢と共に体力が気持ちに追いつかなくなってきて、電池切れを起こしていると自己分析しています。「あーあ、またやっちゃった」。一応自己嫌悪で反省するものの、次の仕事の日にはスイッチが入ります。だから「子どもたちが帰ってくるまでに気持ちがリセットできればそれで良し」としていました。長女が高校進学、母親業がますます多忙に母親になる以前の子育てのイメージは「赤ちゃんが一番大変、高校生になるころにはすっかりラクになる」というものでした。たしかに育児という意味ではそうかもしれません。でも娘が高校生になって、親の物理的負担の大きさに驚きました。毎朝のお弁当作り、最寄り駅や塾への送迎、部活動のサポート……。さらに年齢を重ね、疲れやすくなった私は、家族に頼まれたことを忘れるという「ミス」が多くなったのです。「この前頼んでおいたよね?」「明日締め切りなのに……」。そんなことをよく言われるようになってしまいました。しなければいけないことを頭の中で整理していたつもりだったのが、いよいよ追いつかなくなったのです。「何か良い解決方法はないのか?」とスマホ片手に検索する毎日。そんなとき、ネットで見かけたのが「家事をタスク管理する」というものでした。タスク管理で家事が効率化会社員時代、私は始業前にその日の「To Doリスト」を作り、するべきことを「見える化」していました。フリーランスになった今でも、同様にタスクを立てて仕事をしています。ですから合理的なタスク管理には、まったく抵抗がありませんでした。調べてみると、家事をタスク管理できるスマホアプリもあることがわかり、すぐにダウンロードしました。私が使っているのは「魔法の家事ノート」です。ポイントは、タスクを立てるタイミングと優先順位。仕事だと緊急でない限り、その日の仕事を始めるときに確認するのですが、家事は昼夜を問いません。そのため、気付いたときにアプリに入力しています。タスクは「しなければいけないこと」「できれば済ませてしまいたいこと」「急がないけれど、できたらいいこと」に分類するため、期限を決めます。そうすることで、ちょっと体がしんどい日も「これだけは済ませよう」「これは明日でいいな」という判断が容易になりました。どうしても難しいときには、夫に助けを求めるのもあり。私自身に気持ちの余裕があることでお願いもスムーズにできるようになり、夫も快諾してくれるようになりました。あとは、どんな小さなことでもタスク化すること。「古着をまとめる」「おすそ分けを届ける」といった小タスクも管理することで、隙間時間をじょうずに使えるようになりました。まとめ私はもともと合理主義なので、タスク管理という方法にはとても満足しています。紙にメモ書きする方法だと、ズボラな私はそのメモを紛失してしまうため、アプリの活用がしっくりきます。先輩ママたちには「忙しいうちが華」とよく言われますが、ドタバタはできるだけ避けたいもの。アプリでのタスク管理は、私にぴったりの方法でした。副産物としては、するべきことをきちんと管理できるようになり、夫にお願いすることも以前よりじょうずになったこと。疲れてしまったときには、最低限のタスクに対応し、できる限り体を休めることでますます頑張ることができるようになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/とろママ(47歳)2女の母。45歳のときに会社勤めを辞め、現在はフリーランスで活動。家族は夫と年ごろの娘2人と愛犬。子どもたちの送迎も大切な業務。加齢という現実に直面し、認めたくない気持ちと認めなければいけない気持ちの間で揺れるお年ごろ。犬にはモテる。
2022年12月29日お互いに仕事をしているのに、相手が全く家事をしないのはつらいですよね…。しかも気遣いの気持ちが感じられない仕打ちを受けると、何もかも嫌になってしまうかもしれません。今回はそんな彼の仕打ちにブチ切れてしまった彼女の体験談をご紹介します…!家事を何もしない同棲中の彼年上の家事を全くしない彼と同棲していました。当時の私は飲食店勤務で7~20時まで働いており、帰宅してから夕食を作る日々。ある日、私は仕事から帰宅後に夕食のおかずを作り、出来た料理をテーブルに運んでいました。彼はその日は休みで夕方からビールを飲んでおり、テーブルにはお菓子の袋。何となく嫌な予感がしていたのですが、案の定「ビールと言えばこのお菓子だよね!一緒に食べよう!」とキッチンの私に向かって声を掛けてきました。もう既におかずも作っており、ご飯と汁物を出して終わりという段階だったため、さすがに冗談だと思ったのですが…。直後に居間からはお菓子の袋をバリバリ開ける音が聞こえてきました。疲れている彼女にお構いなし!自由気ままな彼にブチ切れ彼は普段何もしないうえ、仕事が休みだったのに夕飯を作る手伝いもせず。しかもその日は私の作った夕飯を放置してお菓子まで食べ始めたのです。その瞬間、自分が長時間勤務で疲れていたこともあり、感情が爆発して大喧嘩に。その場は仲直りしましたが、この件から「この人とは合わないな」と感じてその後に彼とお別れしました。今も正直、全く後悔はしていません。(女性/会社員)せめて労わりや感謝の言葉が欲しかった家事が苦手でも、せめて疲れて帰ってきて夕飯を作ってくれる彼女に対して、彼から労わりや感謝の言葉が欲しいですよね。それなのに自由気ままに過ごしてお菓子まで食べてしまう彼には、彼女がブチ切れるのも当然かもしれません。完全に合わないと感じたら、2人の関係性を見直した方が心穏やかに過ごせる可能性もあります…。いかがでしたか?同棲する時は最初に家事の分担などを決めておくのもいいようです。自分勝手な彼氏には見切りをつけて、優しい気持ちを共有できる彼氏を見つけると幸せになれるかもしれませんね!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2022年12月20日■前回のあらすじ身体が弱く、入院することになってしまった娘の看病に追われ、退職を決意した映子。夫の協力は得られぬまま、育児に専念することに。しかし、非協力的な夫に不満がたまる一方だった。 >>1話目を見る 少しずつ子育てが落ち着き、家でできる仕事を初めていた頃、今度は夫が二人目の話をしてきたのです…。次回に続く(全9話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 山口カエ
2022年12月19日夫や義家族とはなるべく仲良く過ごしたいものですが、相手が非常識な人だと、良好な関係を維持するのはなかなか難しいですよね…。そこで今回は、夫や義家族とのトラブルを描いた漫画、「モラハラ夫&非常識な義母からの攻撃」を紹介します。「モラハラ夫&非常識な義母からの攻撃」主人公のソラは、夫と義両親とともに暮らす専業主婦。毎日家事をしながら、義父の介護もこなしていました。しかし夫のテツはかなりのモラハラ気質で、少しでも気に入らないことがあると怒鳴る始末。ソラは精神的に苦痛な日々を送っていました。問題は夫だけではない…出典:Youtubeしかし、ソラを苦しめるのは夫だけではありません。同居している義母も常に夫に同調し、「満足に家事もできない嫁が悪い!」とひどい言葉を投げかけてきます。夫と義母のせいでどんどん疲弊していくソラでしたが、その後、夫の浮気が判明し、ソラは離婚を決意。夫は慰謝料を請求された挙句、浮気相手にも見捨てられ、悲惨な末路を辿るのでした。夫にも義母にも唖然…家事と介護を両立しながら頑張っている妻に対して、暴言を吐いた挙句、浮気までしていたなんて、救いようのない夫ですね。そんな夫の味方をする義母にも呆れてしまいました。(lamire編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年12月15日「母親だから、家事も育児もきちんとやらねば」という見えない圧力に押しつぶされそうになりながら、家事育児に奮闘するなな子さん。一方の夫は、「父親になったのだから、たくさん働いて稼がないといけない」そう思ってがむしゃらに働きます。この思いが、のちに夫婦のすれ違いをうんでしまうとは、2人は知らなかったのです――。想像していた育児とはほど遠い現実に… 子どもが生まれ、家族3人で幸せな新生活を想像していたなな子さん。しかし、実際はそんなに簡単なことではなく……。 引っ越したばかりで、知り合いがいない場所でのひとり育児。 話す相手もいなくて、孤独に苦しまれる毎日。 それに加えて、子どもの命を守る責任感も伸しかかります。 しかし夫に相談しても、仕事が忙しいためまともに話を聞いてくれず、育児の大変さをまったくわかってくれなかったのです。 そんな生活を送っていたなな子さんは、次第に疲れていってしまい……? 著者:マンガ家・イラストレーター みほはは男の子ふたりの母。専業主婦だったが「お母さんでもきっとできることがある!」と一念発起し、フリーランスのイラストレーターとして独立。SNSでは子どもたちとの思い出や夫婦のことをテーマにマンガを公開している。
2022年11月26日夫に突然、離婚を突きつけられたカナコさん。亀裂の始まりは、ある日突然、仕事を辞めると夫が言い出したことがきっかけでした。夫が仕事を辞めて数カ月。家にいる時間で家事を手伝ってくれるわけでもなく、いまだに部屋でゴロゴロとするばかり。貯金はどんどん減っていく一方なのに、夫はまったく仕事を探そうとしません。そんな状況の中で、最悪の事態ばかりがカナコさんの頭をよぎります。不安に押しつぶされそうなカナコさんをよそに、深夜まで動画を見ながら大笑いを続ける夫。とうとう我慢も限界に達してしまったカナコさんは…。夫が仕事を辞めてから早数カ月。毎日、ただ家にいてゴロゴロし続ける夫に、カナコさんの精神は崩壊寸前。「なんでずっと家にいるの…!」誰にも言えない気持ちがとうとう爆発してしまい…!?うるさい…!うるさい…!何もしない夫に爆発寸前…! 仕事を辞めてから、ゴロゴロしてばかりで一向に動き出そうとしない夫。将来のために貯めておいたお金がどんどん減っていく状況に、カナコさんも不安になってしまいました。家族に心配をかけていること、家計が厳しいこと、夫には何もわかっていないのでしょうか。「腰痛があるから…」と、これまではあえて何も言わずにいたカナコさんですが、人の気も知らず深夜まで平気で大笑いをしている夫に、とうとう我慢も限界を迎えてしまいます。どんなに大変な状況でも家族のためと思って1人で家庭を支え続けていたカナコさんにとっては、夫の態度は痛ましすぎるほどの仕打ちだったのではないでしょうか。 カナコさんの必死の叫びが、少しでも夫の心に響いてくれるといいですが⋯。前の話:「夫が家にいるのがつらい…!」家のことすら手伝ってくれない夫についに妻も爆発寸前…! #無職の夫に捨てられました 17 著者:マンガ家・イラストレーター 黒田カナコWEBブログやInstagramで、元夫との壮絶な離婚エピソードを綴る漫画家。息子と暮らすシングルマザー。好きなことは、毎晩の晩酌と~?
2022年11月18日仕事や育児に追われて疲れていると「できれば最小限の家事だけにしたい」「細かくて面倒な家事はやりたくない」と感じることも多いですよね。料理や洗濯などわかりやすい家事以外にも、ストレスのかかるちょっとした家事は少なくありません。そんな面倒な”名もなき家事”において、整理収納アドバイザーである筆者が改善してきた4つのポイントをご紹介します。1.部屋中のゴミ集めが大変リビング、寝室、子ども部屋など、各所のゴミ集めは、地味に毎回手間がかかって大変ですよね。筆者宅では、メインのゴミ箱がキッチンに一つだけ。リビング、寝室、洗面所にはゴミ箱を置いていません。メインのゴミ箱は、プラスチックごみと燃やせるゴミ、ビン、缶類の4つに分けており、10リットルの小さめのゴミ袋に溜まったら、こまめに捨てるようにしています。子ども部屋には小さいゴミ箱をそれぞれ置き、子ども自身がゴミをまとめてメインのゴミ箱に捨てに来るようにして、ビニールの交換まで任せています。ゴミ箱の数を減らすことは、不要なものを長期間溜めずに早めに手放す習慣にも繋がります。地味な家事時間は、こうした暮らしの仕組みで少しずつ改善できるはずですよ。2.ペーパー類の補充が面倒トイレットペーパーやティッシュなどのペーパー類の補充を、なぜか毎回自分ばかりやっている…そう感じることはありませんか?使うタイミングで中身が空っぽだと、自分も家族もイライラしてしまいますよね。筆者宅では、トイレットペーパーは1.5倍巻き、ティッシュは200枚入りを選び、できるだけ内容量が多いものを使用して交換頻度を下げています。また消耗品を購入したときは、交換しやすくするためのひと工夫しておくこともおすすめ。購入時のビニール包装などを先に外しておくなど、交換の小さな手間を減らしています。消耗品の補充は、アクション数がひとつでも多くなると、家族もやりたがらない傾向が。交換が少しでも楽になる小さな工夫しておくことで、次に使う人への思いやりをもって交換できる余裕が生まれると感じています。3.ヌメヌメするシンク回りの掃除が嫌いシンクの排水口やスポンジ置き場など、キッチンの水回りは手間がかかる掃除のひとつ。ヌメヌメした汚れやカビなど、触るのも苦手だと感じる方も多いかもしれません。しかし、水回りの掃除をサボってしまうと、嫌なにおいがしたり雑菌が繁殖したり、ますます掃除が面倒になってしまいます。筆者宅では、カビの温床になりがちなスポンジラックは撤去し、スポンジはシンクの隅に斜めに立てかけておくだけ。シンクや排水口掃除は、新しい排水口ネットへ取り替える前に、そのネットに台所用洗剤を少しつけてスポンジ代わりにサッと洗ってしまいます。蛇口周りの水滴は、洗濯前のマイクロファイバーの食器布巾で拭き取って水垢やヌメリを予防!週末にはキッチン泡ハイターでしっかり除菌します。平日は2分ほどでできるカンタン掃除だけで、無理に頑張らないのがポイント。平日と週末にできることを分けて、メリハリのある家事時間の使い方を意識してみましょう。4.洗面所がすぐ汚れてストレス寒い時期は、感染症対策のためにも今までより入念に手洗い・うがいする方も多いと思います。しかし、そのたびに洗面所周りは水が飛び散り、鏡に水垢ができて白く曇った印象になってしまいがちです。洗面所周りを清潔に保つポイントは、周りにものを置かず、石鹸の泡や水滴をすぐに拭き取れる環境にしておくこと。筆者は朝洗顔に使用したタオルにアルコールスプレーを吹きかけて、まず鏡を拭き、次に洗面台や洗面ボウルを拭き上げてしまいます。特別なスポンジや洗剤は使いません。キッチンの水回りの掃除と同じで、洗濯前のタオル交換のついでに掃除する仕組みを日々ルーティン化してみてください。そうすることで掃除道具を揃えたり、掃除の時間を取ったりする面倒さをなくし、少しの労力で掃除を終わらせられますよ。おわりに上に挙げた「しかたなくやるけど、本当は面倒くさくて苦手なこと」は、ついつい後回しにしたくなることも多いかもしれません。筆者自身も、すぐにやれば10分でできたことが、後回しにすると1.5~2倍の時間と労力がかかってしまう体験を何度もしてきました。家事とは何度も微調整を行い、そのときの自分の暮らしに合った方法へ常に変更していくものです。まずは本やネット上で学んだ時短家事を参考にしてみて、自分に合うこと、合わないことを知るのも大切でしょう。わざわざやるのがストレスな家事は取り組み方を見直して、「ついでならできる!」「ほんの数分頑張ろう」と思えるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakaniのぞみ
2022年11月18日長男を出産して仕事復帰するにあたり、1歳で保育園に預けました。ようやく仕事ができると張り切っていましたが、度重なる長男の発熱。病児保育に預けていたのに、まさかの呼び出しに仕事を休むしかありません。夫は仕事を休めず、親も仕事をしていたため、夫にも親にも頼れない状況でした。初めての育児と仕事、自分なりに一生懸命やっていると思っていたのに、同僚からの心無い言葉に涙した私の体験談をお話しします。 1歳で仕事復帰! 保育園からの電話が…長男を出産して、1歳の誕生日から仕事復帰しました。保育園に預け始めるといろいろな病気にかかることはわかっていましたが、1週間ごとに保育園から「熱があります!」と職場に電話が……。 子どもが病気にかかったとき、夫にも頼れず、実家にも預けることができない状況でした。そのため、早退したり、病児保育に預けるため遅刻して行ったり、休まなければならなくなったりと、職場に迷惑をかけていることに申し訳なく思っていました。 同僚からの心無い言葉が…電話がかかってくるたびに上司に報告し、仕事を同僚にお願いして帰ることになるので、私自身も何度もこうなることに落ち込んでいました。そんなとき同僚の1人が、「育児も仕事も甘く考えてるんじゃないの?」と……。 私もできることならきちんと仕事をしたかったのですが、度重なる早退や休まなければならない状況にどうしようもなく、申し訳ない思いと悲しさで涙が溢れてきました。 理解ある上司に救われ、長男も元気にそのときの上司はお孫さんが生まれたばかりで、育児の大変さをわかってくれる方でした。「仕方ないよ!」と仕事内容も考えていただけたおかげで、なんとか仕事を続けることができたと思います。もし、病児保育がなかったら仕事を辞めていたかもしれません。 私は、2人目出産を機にまた迷惑をかけるかもしれないと、今までと同じ会社の中で勤務形態を変えることにし、正社員を辞め、パートへ切り替えました。すると、「子どもが小さいうちは病気にかかって、体が強くなっていく時期だからしかたない!」と、育児にも気持ち的に余裕が持てるようになりました。その後、長男はいろいろな病気にかかりつつも、3歳になるころにはあまり病気にかからなくなりました。 仕事復帰をしてからは想像以上に保育園からの呼び出しが多く、悔しい思いもしましたが、私にとっては育児と仕事を割りきることができたきっかけになったと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2022年11月14日初めての育児と家事の両立に悩んでいたママ。そんなある日、パパに言われたのは「息子をサボる言い訳にしたらダメだよ」という心ない言葉でした。そのときの気持ちやその後の夫婦関係の変化など、体験談をご紹介します。息子が生後6カ月のころのお話です。当時、私は育休中。息子の育児、家事をすべてひとりでおこなっていました。夫の帰りが遅いため、入浴も私ひとりで。「夜中に目が覚めると翌日の仕事がきつい」と言う夫と寝室を分けていたので、夜泣きの対応も私がしていました。 当時息子は私が視界からいなくなると泣き出すので、トイレも落ち着いて入れない状態で、今振り返ると許容量を超えたストレスを抱えていたように思います。 思わず悔し涙が……私が涙ながらに話したことを、夫は黙って聞いていました。そして、しばらく沈黙のあと「知らなかった、ごめん」と頭を下げてくれたのです。 夫は私が日中のことを何も伝えてこないことで、何も問題はないと判断していたのだと言いました。そして、何も問題がないのに家事が片づいていないのはサボっているからと思い込んでいたのだとも。なのであえて、傷つく物言いで指摘したのだそうです。 たしかに私はこれまでのことを伝えてきていませんでしたが、状況の確認もせず、息子を言い訳にして家事をサボっていると一方的に言われたことが、私は悲しくて悔しくて仕方ありませんでした。 「知らなかったからではなく、知ろうとしなかったからでは?」……私は夫に尋ねました。夫は何も返事をしませんでした。結局、この日はそのまま会話がなくなってしまい、約1週間、私と夫は最低限の会話しか交わしませんでした。 金曜日の夜。夫が1枚の紙を私に渡してきました。「土日に家のことや息子の面倒をみるから、流れを書き出してほしい」とのこと。そして「1週間考えてみた。お前の言うとおり、知ろうとしてなかったんだと思う。ごめん」と、再び頭を下げてくれたのです。 私としては夫のその姿勢がうれしいと感じた反面、本当にやれるのかな? と不安でもありましたが、まずは流れを書き出し、実際はこの通りには進まないことがあると説明をしました。そして夫は、実際に私の書き出した流れを参考に育児と家事に挑戦した結果、私のこれまでの状況を身をもって理解したのでした。 「息子をサボる言い訳にする」という言葉は今でも忘れられません。それほど私にとっては悔しかったのです。しかし、それを言わせたのは自分でもあります。きちんと夫と普段の状況を話して、無理に我慢せず手伝ってほしいと言えていたら、夫もこの言葉を言うことはなかったと思います。 この一件以来、私はこまめに状況を伝えるようになり、夫も私に「手伝えることはある?」と聞いてくれるようになりました。おかげで、今はストレスを溜めすぎることもなく、穏やかに日々を過ごせています。 著者:山田甜子夫と1歳の息子と3人暮らし。元アロマセラピスト。介護福祉士として福祉関連職でフルタイム勤務をしている。自身の経験や知識、体験を元にした記事を執筆している。
2022年11月14日国内外の素晴らしい商品をより多くの方へお届けするTrisia(所在地:大阪府大阪市)は、長袖のシーズンでも家事や仕事がスムーズにできる「GEEULUSスリーブホルダー」を、2022年10月12日(水)~11月22日(火)の期間、応援購入サービス「Makuake」で販売開始いたしました。Makuakeのプロジェクトページ: 「GEEULUSスリーブホルダー」■開発背景■長袖をまくって作業をしている時に、袖口が下がってきて困ることがあります。料理や掃除など、手が汚れている場面では尚更です。また、リング式のアームバンドでは、特に厚手の服の着用時は腕が強く締め付けられ、作業がしにくくなる事があります。そのような不快感や装着のしにくさを解消し、家事や仕事をスムーズに行うことをコンセプトに商品開発されました。袖が固定できるので、家事や仕事がスムーズに■商品の特徴■[1]マグネット式なので、パパっと袖をまくり上げて簡単に固定可能片面に板状の芯が入っているので、片手でも衣類の中に入れやすく、留めやすい形状となっています。薄手のゆったりした袖であれば当製品で直接押し上げられます。それ以外なら、手でまくった後に差し入れることで簡単に固定できます。簡単に固定可能[2]腕の不快感や衣類へのダメージが少ないGEEULUSスリーブホルダーなら、服を内外から1カ所挟んで固定するだけ。腕を締めつけすぎず、不快感なく作業に集中していただけます。また、衣類のダメージも起きにくく、デリケートな素材にもお気軽にお使いになれます。厚手の服でも快適に作業可能[3]様々なシーンで役立つ使い道は家事や仕事だけではありません。例えば公園で砂遊びをする、お子様の上着やズボンの裾を留めてあげたり、ワイドパンツ着用時は、トイレでさっと上げて裾の汚染防止をしたり、バッグに留めておけばお出掛け時にも直ぐに役立ちます。様々なシーンで役立つ[4]プレゼントにも最適いつも仕事や家事を頑張っている家族、友人、同僚、知人。感謝や労わりの気持ちを込めて、気の利いた贈り物としても最適です。デザインはもちろん、包みをほどいていく過程も楽しんでいただけるような、素敵なパッケージに仕上げています。そのままプレゼントもできるパッケージ■商品概要■商品名: GEEULUSスリーブホルダー発売日: 2022年10月12日(水)サイズ: 約 縦170mm×横35mm素材 : <表地>ヴィーガンレザー <裏地>ノンスリップポリエステルカラー: ネイビー/ブラウングレー/ペールピンク(1セットに同色2本入り)価格 : 最大20%OFF/2,620円~(税込、送料込)詳細は下記URLをご覧ください。URL : ■企業概要■<日本正規代理店>屋号 : Trisia代表者 : 日野 智恵所在地 : 大阪府大阪市福島区鷺洲3-10-5-610設立 : 2017年1月1日事業内容: 海外製品の輸入販売事業、卸売事業、小売事業HP : Mail : info@trisia-jp.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月13日ニックネーム:ちゃぽ、ちゃぽち、ちゃぽちゃん、ぽち生年月日:1997年9月10日ライバー歴:約2年趣味:息子たちとお出かけTwitter:@3100307khInstagram:@chapochi910TikTok:@chapochi0910ミクチャ:ちゃぽち自分の強みをリスナーさんが引き出してくれた――ちゃぽちさんが、ライブ配信をはじめたきっかけを教えてください。ミクチャでライバーをしている友人から、「イベントに参加しているから、ライブ配信を見て応援をしてほしい」と頼まれて、ミクチャのアプリをダウンロードしました。その当時、私は別のライブ配信アプリを使っていたのですが、友人のライブ配信を見ているうちに「私もミクチャでライブ配信がしたい」と思ったのではじめました。――ミクチャでライブ配信をしたいと思った理由を教えてください。リスナーとしてミクチャをはじめましたが、自分も応援される側になったら人生が変わるような気がしたんです。実際、ミクチャでライバーをはじめたことで自分でも気づいていなかった強みをリスナーさんに引き出してもらえました。こうしてインタビューを受けるようなライバーになれたのもミクチャだったからだと思います。そして、ミクチャはとにかくイベント数が豊富!私はシングルマザーとして2人の子どもを育てています。ミクチャのイベントには、特典でお菓子やおもちゃがもらえるものや、中には柔軟剤や生活用品がもらえるものがあります。子どもがいると、なかなか大きなものの買い出しにいけなかったりするのですごく助かっています。――以前は、別の配信アプリを使っていたということですが、ミクチャでの初めてのライブ配信はどんな内容になりましたか?見にきてくれる人はいるかな?という不安はありましたが、リスナーとして見ていたライバーさんたちがたくさん見にきてくれました。ライバーになってからも、応援したいライバーさんのライブ配信に参加して、アイテムを投げたりしているので、その枠で知り合った方たちがファンポチをしてくれたり、配信の度にきてくれたり、すごくありがたいです。――ミクチャにリスナーとして参加したちゃぽちさんだからこその、ライブ配信内容があったりするのでしょうか。普段は、雑談配信や歌配信が多いです。企画系のライブ配信では、アイテムビンゴや、リスナーの誕生日を聞く「誕生日集め」、出身地ビンゴなどをします。お題を達成したら、子どもたちといっしょにコスプレをしたり、歌を歌ったり。普通に子どもたちの遊んでいる様子を配信していることもあります。リスナーとしてはじめた私だからという部分で言うと、私の枠にライバーさんが来てくれたら、リスナーさんたちに紹介したり、私が応援しているライバーさんの宣伝をして、応援しに行ってもらったりすることでしょうか。応援したい、勝ってほしいという思いが強いんです。“シンママだから”と、夢を諦めてほしくない――ライバーを支えるライバーさんですね。ちゃぽちさんがライブ配信をはじめたことで変化したと感じていることはありますか?生活リズムですね。子育てをしながら、家事も仕事も……という生活の中でライブ配信をする時間を作るとなると、睡眠時間を調整する必要が出てきて生活リズムが変わりました。子どもと遊ぶ時間まで減りそうになったのですが、そこはうまくコントロールして確保しています。――子育て、家事、育児とライブ配信の両立は大変ですよね。どのようにコントロールされているのでしょうか。ライブ配信をする時間をしっかりスケジュールに組み込み、時間を決めることです。ダラダラとやってしまうとキリがないので。あとは、「お迎え中です!」「今ごはんを食べています」というスケジュールをSNSでリスナーさんたちに共有しています。スケジュールを把握してもらうことで、配信時間に合わせて見にきてもらえるんです。――ちゃぽちさんのライブ配信には、同じようにシングルマザーのリスナーさんやライバーさんが見に来ると思うのですが、その方たちはどのような存在ですか?はい。みんなそれぞれがんばっている子ばかりです。子育てをしながら、夢を叶えるためにライブ配信をしているのは偉いしかっこいいことです!シンママだからって夢を諦めてほしくないから、ミクチャでのライブ配信の場が、シンママをもっともっと輝かせてくれるステージになれば良いなと思います。1歩踏み出さないと世界は変わらない――ライバーとして活動したことで感じる“ミクチャの魅力”はどんなところですか?夢に向かってがんばっている子を応援することができるところです。そして、その応援している子と直接会話ができるところもすごく魅力だと思います。ライバーとして活動をする中で、より強く感じた魅力です。夢を持っている人は輝いて見えます。だから応援したくなるんですよね。私もこれから夢に向かってがんばっていきたいなと刺激を受けています。――ちゃぽちさんの今の夢はなんですか?昔の夢は看護師だったけど、今は調理師と管理栄養士の資格を取ることです。そのためにがんばっているけど、なかなか思うように進んでいなかったりもします。だからこそ、私のようなシングルマザーでも夢を追いかける姿を見せたいんです。同じような立場で諦めている人が、私のことを知って、「私もできるかも」と希望を持ってくれたらうれしいです。――ちゃぽちさんにとって「ライブ配信」とはなんですか?夢を叶えるための最初の1歩(スタート)を踏み出せる場所です。――これからライバーを目指す人たちへのメッセージを送るとしたら?夢を叶えるために踏み出す1歩は勇気が必要かもしれないけど、その1歩を踏み出さないと世界は変わりません。まずは、やってみる。そうすれば楽しいということがわかります。ミクチャには優しいリスナーさんやライバーさんがたくさんいるので、安心してライブ配信をはじめてみてください。私は、夢を持つことや夢を叶えるために努力をする人を本当にかっこいいと思っています。あと、夢がなくても、自分自身を変えたいと思っているならぜひ挑戦してみてほしいです。勉強のつもりでライブ配信をすることで、自分の良さや特技、これができるというものを見つけられたりします。そして、ライブ配信はそれが披露できるステージだとわかったとき、きっとファンがあなたのことを応援してくれるようになります。――ちゃぽちさんは、今後どのようにライバーとして活動していく予定ですか?来年は、上の子が小学生になります。生活リズムも変わるだろうし、子どもとの時間を大切にしたいという気持ちが強いので、あと何年ライバーとしての活動ができるかな?とは思っています。でも、夢を持つことの大切さ、夢を叶える道のりの中で、自分の良さや足りない部分を見てくれている人や引き出してくれるリスナーさんがたくさんいるライブ配信という場所は、今の私の人生を支えてくれているものなので、できる限りがんばっていきたいと思っています。ライバーでありながら、夢を追いかけるライバーさんを応援したいという気持ちがあふれているちゃぽちさんでした。お子さんとの時間を大切にするために、今後のライバーとしての活動について考えているというお話もありましたが、お子さんたちはライバーとしてキラキラ輝くママの姿をきっとかっこいいと思っていると思います。✨あなたもミクチャ公認ライバーになろう✨ミクチャではママさんライバーを募集中!▼ミクチャに興味がある方はこちら▼あわせて読みたい🌈【ダンサー兼ママライバー】人生を大きく変えたライブ配信の魅力とは!?
2022年10月07日育児や家事でなかなか思うように動いてくれない夫。2人目を保育園に入れ、私の職場復帰をきっかけに、子育てと同じように夫も育ててみたお話をご紹介します。家事・育児はまったくしない夫料理や掃除などの家事は女性の仕事というような夫。子どもが2人生まれ、子どもとよく遊んでくれる良い父親でしたが、その他の育児や家事はまったくしてくれませんでした。産前産後に「掃除機をかけてほしい」と言えば、「掃除機が重い」や「コードレスじゃないし、安い掃除機だからできない」と言い、洗濯物干しを頼めば、「乾燥機付きを買ったらいいのに」などと文句ばかり。 将来子どもにかかるお金などを考えると、それらを最新の物に買い替えていけるほど裕福な家庭ではないにもかかわらず、夫からはそのような発言ばかりで、「できるだけ稼ぐから」と口だけでした。 3年ぶりに仕事復帰するも私は、2人目が1歳半になったときに、子ども2人を保育園に入れ、約3年ぶりに仕事に復帰しました。しかし、久しぶりの仕事復帰で土日や家に帰ってからも仕事。「どれだけ仕事をするのか」と夫に言われ、もめることも多かったです。 とはいえ私が家で仕事をしている間、子どもを公園に連れて行ってくれる夫でしたが、「服が汚れた」「子どもの喉が渇いてる」「昼ごはんは?」など、子どもを見てくれていても逐一声がかかり、結局私が動いている状態でした。自分ひとりで対応しているほうがラクだと思うことも度々あり、実際に夫を家から追い出してひとりですべておこなうことで気が済む日もありました。 娘と一緒に説明してみることに復帰後の仕事も少しずつ落ち着いてきたころ、今までは、家事・育児をしてくれない夫に怒鳴り散らしていたことを少し反省し、してほしいことを細かく伝えるようにしました。子どもに説明するように、子どもと一緒に同じ言葉で伝え、「お父さん苦手だから、〇〇ちゃん覚えておいて、お父さんが忘れてたら教えてあげてね」と一つひとつ説明していきました。 すると、夫は娘と一緒に準備をしたり、子どもの着替えを手伝ったりするようになったのです。また、私は娘を褒めるのと同じように夫も褒めていきました。大人も褒められると悪い気はしないためか、夫は少しずついろいろなことを自分からしてくれようとするようになり、またそのしようとしてくれる気持ちを褒めるようにしました。 「そんなこと、私はいつもしている」と思うとムカついて褒める気にすらならないこともありましたが、怒らないようにだけは気をつけました。 「できたら、褒める」を続けていくと…その後もいろいろ頑張ってくれようとする夫。しかし、やったらやりっぱなし、使った物は違う場所に放置、用途の違う物を違う場所で使うなど、もうぐちゃぐちゃなときもありました。「何もしないでいてくれたほうがラクではないか」と思ってしまうこともありました。 そこでまた娘に伝えるように片付ける場所、片付け方を伝え、「なぜこの場所に片付けるのか」「なぜこのように片付けているのか」を細かく何度も伝えていきました。要領を重視する夫だったので「こういうときに取りやすい」「これするときに流れ作業できる場所にある」など理由を伝えると、理解しやすく記憶に残るようでした。 そして、できたときには褒めていくことで少しずつできるようになり、子どもに関することも家事も徐々に手伝ってくれるようになっていきました。 夫の様子が変わり…しかし、片付けてくれるようになったのはいいのですが、何か忘れて片付けきれていない、食洗機への入れ方が悪く汚れが取れていない、洗剤などがこぼれている、水が飛び散っているなど、夫に任せたあとはまだまだ後処理が大変。そのため、汚い場所を見せて、「これがこうだから、こうしたらもっときれいになる」「ここまでしてくれているので、これができたら完璧だから」と、一つずつ細かく伝えていきました。 そして、気持ちを入れ替えた夫は今までとガラッと変わり、自分が台所を使ったあとは、自分が汚した場所以外のところまで磨いてくれたり、子どものごはんを作ったり、洗濯物を畳んでくれたり、「今まで女の仕事だから」と言ってしなかったこともやってくれるようになりました。 夫も家事・掃除などの方法がわからなかったということもあったと思います。私の方も私のほうも「これくらいのことで」と思ってしまい、褒めるのさえ億劫なことも多かったのですが、子どもに教えるときと同じような気持ちで根気よく伝え続けました。また、娘に「お父さん違うで」「お父さんこうするんやで」と言われることも、やる気になるきっかけになったのかもしれません。夫は今では3歳の娘にいろいろ聞いたり、手伝いを頼んだりして一緒に頑張っています。 監修/助産師REIKO著者:花田ゆずあ2018年生まれの女の子のママ。
2022年09月28日働く女性が増え、産前産後休業や育児休業をとる女性も多くいます。私もその1人でしたが、育児と仕事の両立には家事や育児を手伝ってくれる存在が必要なのだと心底思いました。そんな私の体験談をご紹介します。復職して大変だった時期1人目の妊娠・出産を経て育児休業をとっていた私は、子どもが1歳3カ月のときに保育園へ預けて職場復帰しました。子どもの体調不良で急に休むことを想定して、専任の事務から引き継ぎのいらない現場作業へ部署を替えてもらい、働く時間も短縮しての復帰。当然ながら給料も半人前です。 一番大変だったのは、家事をこなすことでした。仕事で疲れていても大急ぎで子どもをお迎えに行き、家につけば息つく間もなく夕食づくりです。 家事も育児も全部ひとり保育園に行けば、砂場遊びやお絵かきで汚れた洗濯物が毎日何着も出ます。帰り時間や天気を考えて室内に洗濯を干す作業も、乾いた洗濯物をたたむ作業も夜遅くになりました。 私の要領が悪いせいもありますが、お皿洗いや保育園の持ち物の準備、連絡帳の記入なども子どもを寝かしつけたあとにおこなわなければならず、毎日が寝不足で目がまわるような状態。ようやく家事が終わったころにはホッとして、自然と涙が出てくることがよくありました。 私は離職の道を選んだ家の近くに住む両親に頼ることができる、パパの帰りが早くて家事や育児の分担ができるなど無理なく働けるならよかったのですが、わが家はそうでなかったうえに、2人目ができたときを想像すると「こんな生活では無理がありすぎる……」と感じました。そして、復職から2年で離職し、保育園をやめて幼稚園に変更しました。 ただ、保育園での集団生活は子どもの成長にもつながり、何より本人が楽しそうだったので保育園に通わせたこと自体は今も後悔していません。 復職する前は、周りの友人たちがしていることだから自分にもできるものだと漠然と思っていました。家庭の状況によっては働くことが難しい場合もある、それぞれの家庭にあった選択をすることが大切だと感じました。 イラスト/sawawa著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女2児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。監修者・著者:助産師 松田玲子
2022年09月20日■前回のあらすじついに無理がたたって職場で倒れてしまった英二。ゆっくり休ませてやってほしいと英二の同僚から言われた妻はショックを受けて泣いてしまう。自分も余力がないという妻に、英二も「ふたりともダメになってしまう」と告げ…。 >>1話目を見る 昇進するときに俺の家事育児負担分はそのまま変えず、妻には負担が行かないようにすると宣言した俺。しかし昇進すると、仕事量は増え、これまで通りの時間に帰ろうとすると、かなりの負担が圧し掛かりました。自分たちだけで何とかするのは無理だ…これが俺が倒れてからずっと考えていたことでした。次回に続く(全10話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2022年09月14日■前回のあらすじ育児と家事と仕事を気合で乗り切ろうとする英二は次第に余裕がなくなっていき、夫婦でも会話が少なくなっていく。そして夫婦の連携も取れなくなっていき…。 >>1話目を見る 朝早く出勤し、早く家に帰るために会社では休憩時間を取らずに仕事をしていました…。ケンカしたときの妻の「家事や育児のしわ寄せを私に押し付けないで」という売り言葉を正面から買い、意地になっていたけれど…このままでは夫婦として家族としてもダメになることは明白で…。次回に続く(全10話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2022年09月13日■前回のあらすじつい意見が妻と衝突してしまった英二は売り言葉に買い言葉で「昇進を受ける」「けれど迷惑はかけない」と口走ってしまう。結局、昇進をひとりで決めてしまったことで、妻には頼れなくなり…。 >>1話目を見る お互いに分担を決めながら、以前だったら「今日は俺がやっておく」「時間空いたから料理作っちゃうね」などコミュニケーションでカバーしあってきました。でも「自分の担当分は相手に負担させない」と宣言してしまって以降、お互いに家事の助け合いを会話で補うことができなくなっていき…。ついにある出来事が起こります…!次回に続く(全10話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2022年09月12日酷暑も過ぎ、9月になりましたね。子どもたちの夏休み期間が無事に終わり、新学期の慌ただしさも落ち着き、今ようやくホッとしている方も少なくないのでは。(何を隠そう、私もそのひとり…)日々、仕事をしながら育児にも全力投球な私ですが、毎年これくらいの時期になってくると疲れがたまってきて、精神的にもへばってきてしまうのですが、皆さんはいかがでしょうか?ここ最近よく、「育児と仕事を両立させるコツは?」なんて質問もいただくので、今日はそのテーマで書いてみたいと思います!そもそも両立させようなんて考えない!「両立のコツは?」と聞かれたら、まず答えるのが「そもそも両立させようと思いすぎないこと!」です。よく考えてみると、「両立」なんて甘っちょろい言葉では済まされなくないですか?「家事」「育児」「仕事」の3つのタイヤをほぼ同時にフル回転させながら、それでいて次第に年齢を感じるようになってきた自分の身体のことも大切にしなければならない、という状況はもはや曲芸!と思っています。曲芸はよほどの鍛錬をつまないと、楽にできるものではありません。最初から全部うまくやろうとするから、苦しい。それはここ数年で嫌というほど学びました。「ワークライフバランス」なんておしゃれな言葉もありますが、24時間365日バランスを意識しながら生き続けること自体がとても息苦しいです。もちろん自分の中に理想はありますが、それを追いすぎない諦めも肝心。今は仕事が忙しい時期だから、家事は適当でいいや、とか。子どもが熱を出しているから、仕事は多少こぼしても仕方ないよね、とか、その時々で臨機応変に自分に都合よく解釈していくのが一番ラクです。もちろん、そのためにはある程度のメンタルの強さというか、自分の中の軸を持つことも大切。私は家庭も仕事もどちらも大好きで大切ですが、どちらかを選べと言われたら、家庭、なかでも子どものことが一番大切だ、としっかり自分の中で順位を決めています。子どもを守るためには、何を犠牲にしても、誰に何を言われてもいいんだ、という母としての強い覚悟をベースに、日々メンタルを鍛えながら仕事をしている感じです。子どもは親の背中を見て育つ先日、夫との口喧嘩の果てに、色々と自分の中で決壊して、久しぶりにうわ~んと泣いたことがありました。恥ずかしながら、息子の前でもメソメソと「ママはもうこれ以上頑張れない」と愚痴を言ってしまったのですが、そのときに息子が「そうじきかけたりとか?ごはんつくったりとか?おしごと?」と聞いてきて、あぁよく見ているんだなぁと思わされました。例え理想通りにうまくやれなくて自分としては凹んでいたとしても、それ以上に「一生懸命頑張っている」という事実、その姿を息子はちゃんと見ているということです。毎日毎日手探りで必死で生きていますが、あれやこれやと奮闘する私の背中を見てこの子が育っていくなら、無駄なことなんて一つもないのかもしれません。自分を甘やかすためにうまくお金をつかうこれはもともと私が一番苦手としていることの一つなのですが、自分のために適切にお金を使うことは、実はとても大切なことです。ついつい自分のことは後回しにしてしまいがちですが、やっぱりママとはいえ自分も一人の人間。無償の愛で家族に尽くすだけでは、心も体も疲れてしまいます。どうしたら自分が楽になるか?をよく見極めながら、時には大胆に自分を甘やかす投資をすれば、それはきっと日々の生活の糧となって返ってきます。私は今年、はじめてハウスクリーニングを利用してみました!ずっと見て見ぬふりをしていた水回りの汚れなどがピカピカになるにつれ、自分の心も軽くなっていくのが分かりました。安くはないサービスですが、結果的にはとてもコスパが良かったなと思っています。定期的に利用するのはまだ私にはハードルが高く感じますが、まずは一歩踏み出したことで、今後も何かあれば頼ればいいや、という気持ちになれたのも大きいです。自分にご褒美を買ったり、美容品をグレードアップしてみたり、ちょっとずつ「自分甘やかし上手」になっていきたいです。喉元過ぎれば熱さを忘れる復職を迷っている方や不安を感じている方からもよくメッセージをもらいますが、私からのアドバイスとしてはまず飛び込んでみる!それできつかったり、無理が生じたら、別の道を考えれば良いと思います。幼児を育てながら仕事をする数年は確かに楽ではありませんが、長い人生あとから考えれば、ほんの少しの期間です。喉元過ぎれば熱さを忘れるといいますが、いまの私は2,3年前のきつさをもう忘れていたりもするから不思議です。きっと大丈夫、その時々で一生懸命地に足をつけて歩いていれば、自ずと自分なりの素敵な道ができます。私もますます頑張りますし、皆さんの奮闘も全力で応援しています!あわせて読みたい🌈いざというときに慌てない!子連れの防災対策を考える
2022年09月10日■前回のあらすじ英二は昇進の打診を受けたことを妻の梨歩に告げる。収入が増えるのは嬉しいが、家事育児の分担は今まで通り変えないと梨歩に宣言され…。 >>1話目を見る 自分は家事も育児も妻と一緒に頑張ってきたつもりでした。子どもが初めてハイハイしたり、歩いたり、言葉をしゃべったり…。もちろんできれば見たいと思うけれど、見れないこともある。そう割り切っていたのですが、妻からすると「それは育児を他人事と考えている」と怒られてしまい…。次回に続く(全10話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2022年09月08日洗濯掃除、食器洗いに子どもの世話――。これらは「家事」という言葉で一括りにされがちですが、わたしたちの日常は、雑多な「名もなき家事」であふれています。“妻に任せきり”というケースも多く、夫婦げんかの火種になることも。男性の家事参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に、「名もなき家事」について解説していただきました。 ”ママがやって当然”に異議あり!話題の「名もなき家事」とは!? 食器洗い、トイレ掃除、洗濯などの家事に名前はありますが、このほかにも、名前のない細々した家事が日常にはたくさんあります。これらは負担が女性に偏ることが多いのも特徴のようです。 「当たり前すぎる家事全部、それら全ての存在に気付いて命名したのが“名もなき家事”と呼ばれる家事です」と男性の家事参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生は話します。 例えば「ゴミ出し」。ゴミ出しは「ゴミを収集所に出すこと」だけだと思われがちですが、「ゴミを分別する」「ゴミをまとめる」「新しいゴミ袋を掛ける」「ゴミ箱をきれいにする」「自治体指定のゴミ袋を買う」「ゴミ袋の在庫を把握する」など、名もなき家事がたくさん集まって「ゴミ出し」という家事が成り立ちます。 ほかにも次のような事例があります。・トイレットペーパーを取り換える・洗剤やシャンプー類を詰め替える・日用品の在庫を把握する・風呂回りのカビを取る・毎日の献立を考える・シーツ・カバー類を交換する・植物や動物の世話をする・食卓を片付ける・衣替えをする・洗濯物の裏表をなおす・育児グッズのリサーチ・予防接種スケジュールの確認、予約 など、料理関連、掃除関連、洗濯関連など家事にまつわるものもあれば、育児関連もあるなど、暮らしのすべてに関わります。リストにすると1つの家事だけで100以上あると言われています。こんな思い込みパパ、いませんか?名もなき家事のリストは、各自治体や団体などが作成しており、インターネットでもダウンロードすることができます。「自分は家事はよくやっているほうだ」と思い込んでいるパパも、100以上ある名もなき家事のリストを見ると腰を抜かすかもしれません。「やっているつもり」で、実際はほんの一部を手伝っているだけのことも。次の事例に心当たりがある人も、いるのではないでしょうか。 ・洗濯はするけど洗剤の詰め替えはしない・買い物はするけど日用品の在庫は把握していない・食事は作るけど献立は考えない・布団は干すけどシーツは取り替えたことがない・ゴミは出すけどゴミ袋をセットしない、ゴミの日を把握していない 『令和元年度大阪市男女共同参画に関する市民意識調査』で家事・育児に費やす時間を男女で比較したところ、家事は1日あたり3時間以上費やす女性が約40%であるのに対し、男性はわずか6%。育児は1日あたり3時間以上費やす女性が約45%であるのに対し、男性は約2%と大きな差が浮き彫りになりました。この差は“名もなき家事”に費やす時間の差ともいえそうです。 参考:家事・育児シェアチェックシート(大阪市市民局ダイバーシテイ推進室雇用女性活躍推進課) 「名もなき家事」がママのストレスの原因に!? 毎日複数の家事・育児を同時進行でこなしているママからすると、パパの不完全な家事がストレスの原因になることもあります。「洗い物だけして生ゴミを片付けない」「洗濯物はしわを伸ばしてから干さない」「浴槽は洗うけど床のカビを見落としている」など、パパたちは不完全な家事をする傾向にあるようです。なぜでしょうか。小崎先生に伺いました。 「細かい家事はママがするのが当たり前、という考えが前提になり過ぎていて、自分には関係ないこと、もっと言うと、名もなき家事なんて、世の中に存在しないことと思っているパパが多いんです。主体的に家事・育児をやらない人や興味のない人は、”わざと知らないふりをする“というより、”本当に気付いていない“という場合が多いんです」と小崎先生は指摘します。 一方、パパだけの責任とはいえない事情もあるようです。 「ママにも一部責任はあるんです。ママ自身も自分の仕事だと思い込んでやっていることが多い。そうすると、いちいちパパに言わないし頼まない。それではパパには大変さは伝わらないものなんです」(小崎先生) ママのストレスを減らす秘策は「家事に名前を付けること」ではママのストレスを少しでも減らすためには、どんな対策があるでしょうか。小崎先生は「名もなき家事を見える化することが大事」とアドバイスします。 「家事に名前を付けることです。『名もなき』ではなく、『名ありの家事』にするんです。それをリストアップして言語化する。そうすることで、相手に伝わりやすくなります。パパも家事育児の経験値を上げて、失敗するチャンスをもらうことで成長するんです。家事・育児のリストを作って情報を共有すると、ママの負担も少し減るのではないでしょうか」 リスト化すると、「あれ?自分は何もできていなかった?」「その場しのぎ的な家事をやっていた?」「ゴミの指定袋を買ったことがない!」などの気付きにつながります。反対にママもパパがやってくれていた「名もなき家事」に気づくことも。 「家の修理、電球の取り替えなんかも立派な家事です。パパが活躍してきたことにも気づくでしょう」(小崎先生) 見える化したあとは家事分担を考える時、「半分ずつやろう」と考えがちですが、小崎先生はそこに待ったをかけます。 「全部半々にすればいい、というわけではありません。お互いの得手不得手はあります。大事なのはお互いが納得して決めることです。『料理は好きだけど片付けは苦手』という人もいるでしょう。『月水金と火木土』と曜日で分けると、仕事との両立がしんどくなってくることもあるでしょう。家事の情報を共有し、自分たちなりスタイルで、家族のカタチを築いていけるといいですね」(小崎先生) 「相手に説明するのが面倒くさいから」「自分でやった方が早く済むから」とママ1人でこなしてきた、たくさんの「名もなき家事」。家事のシェアは、情報のシェアから始めることが大事なのかもしれませんね。 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年08月28日長女を出産したころ、夫は仕事で帰りが遅く、私はいつもひとりで家事や育児をこなす日々を過ごしていました。ワンオペ育児に不満がたまる中、長女が生後10カ月のときに職場復帰。家事や育児にフルタイム勤務が加わり、私はストレスがたまる一方で…… ワンオペ育児に不満がたまる日々ワンオペ育児に不満がたまる中、私は夕飯づくりに時間がかかりイライラ。その横でのんびりしながら「何をそんなにイライラしてるの?」と言う夫の言葉にさらにイライラが増し、「代わりに食事くらい作ってよ! 私は家政婦じゃないし!」と言い残し、家を飛び出してしまいました。 人生最初で最後のプチ家出衝動的にバッグだけ持って家を飛び出し、行くあてもなく車に乗ってドライブ。何となく近所の高台にある公園に行き、自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら夜風にあたって冷静さを取り戻しました。不満がたまっていたとはいえ、当たってしまったことや、いくら夫がいても子どもを置いてきてしまったことなどを反省……。 家を出てから2時間ぐらいたったので家に帰りました。これが私にとって、人生最初で最後になるであろうプチ家出です。家に帰ってみると作りかけの食事はそのままでしたが、夫は長女に離乳食のストックをあげてお風呂に入れてくれていました。 話し合いで家事・育児を分担長女を寝かしつけたあと、きちんと夫婦で話し合いをしました。仕事から帰ってひとりで長女の相手をしながら食事を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけ。食事の片づけに洗濯物にと、ワンオペ育児に疲れていたこと、それが当たり前だと思っている夫にイライラが募っていたことなど伝えました。 夫は、「短時間でもひとりで家事や育児をしてみて大変だった。いつもひとりで全部させて申し訳ない」と言ってくれました。とはいえ、仕事が終わって帰る時間が遅いことは変わらないので、食事の片づけや洗濯物をたたむなど急いでしなくてもいい家事を分担することに。これが夫がイクメンになる1つのきっかけとなった1日でした。 その後は、家事や育児を一緒にしてくれるイクメンになった夫。料理だけは苦手で滅多にしてくれませんが、アイロンがけや掃除機をかけてくれるなど頼もしい存在です。不満をためて爆発してしまうより、夫婦で話し合って協力体制を作ることが大切だと実感しました。 イラストレーター/さくら監修/助産師 松田玲子著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2022年08月12日長女を出産したころ、夫は仕事で帰りが遅く、私はいつもひとりで家事や育児をこなす日々を過ごしていました。ワンオペ育児に不満がたまる中、長女が生後10カ月のときに職場復帰。家事や育児にフルタイム勤務が加わり、私はストレスがたまる一方で…… ワンオペ育児に不満がたまる日々ワンオペ育児に不満がたまる中、私は夕飯づくりに時間がかかりイライラ。その横でのんびりしながら「何をそんなにイライラしてるの?」と言う夫の言葉にさらにイライラが増し、「代わりに食事くらい作ってよ! 私は家政婦じゃないし!」と言い残し、家を飛び出してしまいました。 人生最初で最後のプチ家出衝動的にバッグだけ持って家を飛び出し、行くあてもなく車に乗ってドライブ。何となく近所の高台にある公園に行き、自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら夜風にあたって冷静さを取り戻しました。不満がたまっていたとはいえ、当たってしまったことや、いくら夫がいても子どもを置いてきてしまったことなどを反省……。 家を出てから2時間ぐらいたったので家に帰りました。これが私にとって、人生最初で最後になるであろうプチ家出です。家に帰ってみると作りかけの食事はそのままでしたが、夫は長女に離乳食のストックをあげてお風呂に入れてくれていました。 話し合いで家事・育児を分担長女を寝かしつけたあと、きちんと夫婦で話し合いをしました。仕事から帰ってひとりで長女の相手をしながら食事を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけ。食事の片づけに洗濯物にと、ワンオペ育児に疲れていたこと、それが当たり前だと思っている夫にイライラが募っていたことなど伝えました。 夫は、「短時間でもひとりで家事や育児をしてみて大変だった。いつもひとりで全部させて申し訳ない」と言ってくれました。とはいえ、仕事が終わって帰る時間が遅いことは変わらないので、食事の片づけや洗濯物をたたむなど急いでしなくてもいい家事を分担することに。これが夫がイクメンになる1つのきっかけとなった1日でした。 その後は、家事や育児を一緒にしてくれるイクメンになった夫。料理だけは苦手で滅多にしてくれませんが、アイロンがけや掃除機をかけてくれるなど頼もしい存在です。不満をためて爆発してしまうより、夫婦で話し合って協力体制を作ることが大切だと実感しました。 イラストレーター/さくら監修/助産師 松田玲子著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2022年08月12日