東京マリオットホテルは、バレンタインに向けたチョコレートギフトを1階「ペストリー&ベーカリー ジージーコー(GGCo.)」にて2020年2月1日(土)から2月14日(金)までの期間発売する。コンパクトの中にチョコレートが入っている「マンディアン」とボンボンショコラのセット「コンパクト マンディアン」は、コスメのようにスタイリッシュなルックスが魅力。自分へのご褒美チョコや、友達への贈り物にぴったりな1品だ。コンパクトの中のチョコレートは、ピンクのルビーチョコレートにフランボワーズなどのベリーを合わせた「マンディアン ルビー」と、ビターなショコラノワールにナッツとオレンジピール、クランベリーを合わせた「マンディアン ノワール」の2種類から選ぶことができる。また、ボンボンショコラを詰め合わせたチョコレートのボックス「ブリリアント ショコラ」も販売。ゆず、ベルガモット、フランボワーズ、パッション、キャラメル・マンダリン、マロン・ノワゼットといった多彩なフレーバーの、宝石のようにきらめくボンボンショコラが箱の中に並んでいる。12個入りボックスには、「ヴァローナ」社のキャレもアソート。ブラック・チョコレートやミルクチョコレートなど、昔ながらの製法と職人的な技術で作られた香り豊かなショコラを楽しめる。【詳細】東京マリオットホテル バレンタイン「Marriott Valentine Selection 2020」予約期間:2019年12月27日(金)~2020年2月13日(木)店頭販売期間:2020年2月1日(土)~2月14日(金)販売場所:東京マリオットホテル ペストリー&ベーカリー ジージーコー住所:東京都品川区北品川4-7-36■コンパクト マンディアン・マンディアン1種・ボンボン4種4個セット 2,500円■ブリリアント ショコラ・ボンボン6種12個・キャレ3種15枚セット 5,500円・ボンボン4種4個 1,500円※価格はすべて税込。※画像はすべてイメージ。【予約・問い合わせ先】ペストリー&ベーカリー ジージーコー(10:00~20:00)TEL:03-5488-3929
2019年12月30日旬のいちごをたっぷりと使用したピンクカラーのデザートブッフェ「プリンセスデザートブッフェ~マリーアントワネットのストロベリー宮殿~」が、大阪アートグレイス ウエディングコーストにて2020年1月18日(土)から4月18日(土)までの特定日に開催される。デザートブッフェには、まるでマリーアントワネットが愛した宝石のようにきれいなピンクや赤のいちごスイーツがずらり。宮殿のようにデコレーションされた会場にて、プリンセス気分でスイーツを楽しめる。ブッフェ台には、パステルカラーに彩った「マリーアントワネットが愛したベリーマカロン」や「マリーアントワネット大好物!ストロベリークグロフ」など、王妃をイメージしたスイーツが登場。ボーダーのスポンジ生地で仕上げた「ベリーロールケーキ」や「ベリーたっぷりタルトレット」など、甘酸っぱいベリーの味わいを楽しめるメニューも必見だ。スイーツだけでなく、「カラフル野菜の小さなキッシュ」や「チーズベーグルのピンチョスサンド」などのフードや、スイーツと一緒に楽しむドリンクも用意する。3月21日(土)と4月18日(土)の2日間は、夜の時間帯にも開催。チャペルやガーデンをピンクにライトアップし、ロマンチックな雰囲気の中でブッフェを楽しめる。メニューには、昼のデザート・フードブッフェに加え、小さな前菜4種を盛り合わせた「アミューズブーシュ」や「低温ローストビーフ ソースジュドブッフ ポテトのクリスティアン」といったディナープレートがセットとなる。【詳細】プリンセスデザートブッフェ~マリーアントワネットのストロベリー宮殿~場所:大阪アートグレイス ウエディングコースト住所:大阪府大阪市住之江区南港北2丁目8-1■1部・2部日時:2020年1月18日(土)、2月9日(日)・15日(土)・24日(月・祝)、3月21日(土)、4月5日(日)・18日(土)時間:第1部 11:30〜13:00(受付11:00〜)、第2部 13:45〜15:15(受付13:15〜)料金:大人4,500円(税込)、小学生1,500円(税込)、未就学児無料メニュー例:・フードブッフェヘルシーチキンと五豆と五穀のカップサラダ お好みのフレーバーで/カラフル野菜の小さなキッシュ/本日のスープ2種/ミニハンバーガー/チーズベーグルのピンチョスサンド/チェッカーサンドウィッチ/スナックチキンフリット・デザートブッフェマリーアントワネットが愛したベリーマカロン/マリーアントワネット大好物!ストロベリークグロフ/真っ赤なハートのベリームース/花嫁の帽子 ルリジューズ/ホワイトチョコレートのムース ア・ラ・ヴェルサイユ/イチゴのシフォンケーキ/薔薇とベリーのジュレ/ベリーたっぷりタルトレット/イチゴのショートケーキ/ベリーロールケーキ/プティフレーズ(タイムサービス/数量限定)/アイシングクッキー/カラフルロリポップ/ミルクアイスクリーム/イチゴのチョコレートファウンテン・ドリンクコーヒー(ホット・アイス)/紅茶(ホット・アイス)/オレンジジュース/ウーロン茶/ハーブティー2種■3部日時:3月21日(土)、4月18日(土)時間:18:00~20:00(受付17:30〜)料金:大人6,000円(税込)、小学生1,500円(税込)、未就学児無料メニュー例:・ディナープレートアミューズブーシュ(小さな前菜4種)/低温ローストビーフ ソースジュドブッフ ポテトのクリスティアン・フードブッフェヘルシーチキンと五豆と五穀のカップサラダ お好みのフレーバーで/カラフル野菜の小さなキッシュ/本日のスープ2種/ミニハンバーガー/チーズベーグルのピンチョスサンド/チェッカーサンドウィッチ/スナックチキンフリット・デザートブッフェマリーアントワネットが愛したベリーマカロン/マリーアントワネット大好物!ストロベリークグロフ/真っ赤なハートのベリームース/花嫁の帽子 ルリジューズ/ホワイトチョコレートのムース ア・ラ・ヴェルサイユ/イチゴのシフォンケーキ/薔薇とベリーのジュレ/ベリーたっぷりタルトレット/イチゴのショートケーキ/ベリーロールケーキ/プティフレーズ(タイムサービス/数量限定)/アイシングクッキー/カラフルロリポップ/ミルクアイスクリーム/イチゴのチョコレートファウンテン・ドリンクスパークリングワイン(1杯)/赤ワイン/白ワイン/カクテル2種/マリーアントワネットオリジナルカクテル(ノンアルコール・アルコール)/コーヒー(ホット・アイス)/紅茶(ホット・アイス)/オレンジジュース/ウーロン茶/ハーブティー2種※価格はサービス料込み。※前払い現金のみの取扱い。※席は相席。※メニューは変更となる場合あり。【予約・問い合わせ先】TEL:06-6569-5537(祝日を除く月・火曜日及び指定日を除く)
2019年12月23日本日12月2日に初日を迎える東京・歌舞伎座の十二月大歌舞伎。昼の部ではトリプルキャストの『阿古屋』が話題だ。『壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)』のハイライト「阿古屋」は遊君阿古屋が恋人・景清の居所を知っていて隠しているかを確かめるため、尋問の場で琴・三味線・胡弓の3曲を弾かされるという場面。阿古屋を演じるということは、おのずと舞台の上で実際に3つの楽器を自在に操れなければならない。そのため「女方屈指の大役」と言われ、20年以上、坂東玉三郎だけがこの役を担ってきた。昨年玉三郎が若手の中村梅枝と中村児太郎に稽古をつけ、舞台にも上げてから一年。今回もBプロは梅枝と児太郎が8日ずつ阿古屋を勤める。Aプロは初日と千穐楽を含む9日間で、阿古屋は玉三郎。Aプロでは梅枝と児太郎は『村松風二人汐汲(むらのまつかぜににんしおくみ)』、Bプロでは玉三郎が『保名』を踊る。玉三郎が『保名』に出演するのは1993年の歌舞伎座以来、26年ぶりとなる。A・B共通の『たぬき』は市川中車主演。死んだと思ったが焼き場で息を吹き返した商家の婿養子・金兵衛は、家に帰らず妾と第二の人生を送ろうとするが、待っていたのは描いた青写真と違う未来。可笑しくもほろ苦い人情喜劇だ。夜の部の『本朝白雪姫譚話(ほんちょうしらゆきひめものがたり)』は、グリム童話『白雪姫』を翻案したもの。玉三郎が白雪姫で、鏡の精が梅枝、野分の前(継母)が児太郎という配役だ。2007年5月に歌舞伎座で行われた俳優祭でも『白雪姫』を上演しており、その時も玉三郎は白雪姫役で出演したことがあるが、今回は本格的な歌舞伎として作り直すという。夜の部もう1作品は、『神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)』。江戸時代に多分野で活躍した才人、平賀源内が「福内鬼外」のペンネームで描いた浄瑠璃の傑作で、渡し守頓兵衛の娘お舟の悲恋を描く。お舟を梅枝、お舟が一目惚れする義岑に坂東亀蔵、義岑の命を狙うお舟の父親・頓兵衛を尾上松緑が勤める。12月26日(木)まで。文:仲野マリ
2019年12月02日東京・国立劇場の12月歌舞伎公演が12月4日(水)に開幕する。演目は松本白鸚主演で骨太の義太夫狂言『近江源氏先陣館』より『盛綱陣屋』と、松本幸四郎主演の『蝙蝠の安さん』だ。『蝙蝠の安さん』は劇作家の木村錦花がチャップリンの代表作『街の灯』の主人公のキャラクターに、「お富さん」で有名な歌舞伎『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』に出てくるごろつき・蝙蝠の安五郎を当てはめて翻案した異色作。今年がチャップリン生誕130年で、12月25日がチャップリンの命日に当たることに因み、1931(昭和6)年の初演以来88年ぶりの上演が決まった。実は日本では、映画『街の灯』の公開より、そのパロディである本作の上演の方が先だったというから、歌舞伎ならではの進取の気性が窺われる。ボクシングは相撲に置き換わるが、トレードマークの山高帽とステッキは残り、遊び心も満載。今回の上演に際し、歌舞伎の台本を一度英語に翻訳してチャップリン家に読んでもらい許諾を得たとういう。毎週金曜日と12月24日(火)・25日(水)の夜は"Chaplin KABUKI NIGHT"と銘打ち、19時より『蝙蝠の安さん』のみを単独で上演。24日と25日の終演後には、チャップリンの命日に因み、記念イベントも開催する。もうひとつの演目『盛綱陣屋』の主人公は、NHK大河ドラマ『真田丸』でも話題になった真田信之・幸村兄弟とその家族たち。大坂の陣で豊臣方・徳川方に分かれて戦うことになった史実を題材にしている。時代背景を鎌倉時代に移し、真田兄弟を、源平合戦で活躍した佐々木盛綱・高綱(たかつな)兄弟に置き換えての物語だ。兄・盛綱の陣屋には、弟・高綱の一子・小四郎が人質として捕えられている。幼い小四郎を案じて高綱の戦意を挫くのが目的だが、盛綱は敵方ながら高綱の思うままに戦わせたいと考えていた。そこに高綱の死の知らせが入り、時政が高綱の首級を持って陣屋に到着。それは確かに弟の首なのか?首実検に臨む盛綱の前で、小四郎が思いもよらぬ行動に出る。敵味方に分かれた一族の悲劇を綴った骨太の義太夫狂言。クライマックスはセリフもなく義太夫の太棹の音と、盛綱らの表情だけで心情の揺らぎが描写される。白鸚が28年ぶりに盛綱を勤める。12月26日(木)まで。文:仲野マリ
2019年12月02日マリオジェラテリアより新作ジェラートが登場。2019年12月1日(日)より、マリオジェラテリアおよびプレミアム マリオジェラテリア全店で販売を開始する。今回登場するのは、“ラム酒”をメインフレーバーに据えた5種。香りや風味が異なる、ホワイトラム、ゴールドラム、ダークラムをそれぞれ活かした、バリエーション豊かなジェラートを、マリオジェラテリアとプレミアム マリオジェラテリアそれぞれで用意する。マリオジェラテリアに登場する新作2種ラムレーズンショコラ「ラムレーズンショコラ」では、樽で長期熟成したダークラムと軽い口当たりのチョコレートジェラート、ラム酒に漬けたレーズンをコンビネーション。甘いチョコレートの風味とダークラムの芳醇な香りが溶け合い、濃厚ながらもしつこくない味わいに仕上げた。ラム酒香るキャラメルナッツ「ラム酒香るキャラメルナッツ」は、ダークラムにコクのあるミルクジェラートに塩を効かせたアーモンドと胡桃のキャラメリゼをトッピング。ミルクジェラートが溶けた後に香る華やかなラム酒の香り、ナッツの香ばしさ、絶妙な塩気を見事にマッチさせている。プレミアム マリオジェラテリアに登場する新作3種ダークラムのレーズンサンドレーズンバターサンドクッキーをイメージし、香ばしいバタークッキーをダークラムに漬け込んだレーズンのジェラートにトッピングした「ダークラムのレーズンサンド」。クッキーのザクザクとした食感が楽しい、お菓子のようなジェラートになっている。ゴールドラムのシュトーレンドイツのクリスマス定番のパン菓子「シュトーレン」がジェラートに。卵の風味豊かなクリーミーなジェラートに、2~3年熟成したゴールドラムに漬け込んだドライフルーツとナッツのキャラメリゼを合わせた。ホワイトラムのマスカットレーズンクセの少ないホワイトラムに漬けたフルーティーなマスカットラムレーズンを、ミルクジェラートに混ぜ込んだ「ホワイトラムのマスカットレーズン」。ミルクジェラートに溶け込んだ、粒の大きいマスカットレーズンのジューシーな果肉感が堪らない一品だ。【詳細】マリオジェラテリア 新作ラム酒フレーバー発売日:2019年12月1日(日)■ラムレーズンショコラ、ラム酒香るキャラメルナッツ販売店舗:マリオジェラテリア銀座店/渋谷ヒカリエShinQs店価格:各Sサイズ 430円、Mサイズ 730円、Lサイズ 1,240円■ダークラムのレーズンサンド、ゴールドラムのシュトーレン、ホワイトラムのマスカットレーズン販売店舗:プレミアム マリオジェラテリア新宿伊勢丹店/立川伊勢丹店価格:各SSサイズ 350円、Sサイズ 430円、Mサイズ 590円、Lサイズ 1,290円、Lサイズ 2,100円、ラムフレーバー盛り 550円※SSサイズは立川店、LLサイズは新宿店、テイクアウトのみの取り扱い。※価格はイートイン利用時の税込表記。<店舗情報>・マリオジェラテリア銀座店営業時間:12:00~17:00住所:東京都中央区銀座1-13-10OPPEN GINZA BLDG.1FTEL:03-3562-2381・マリオジェラテリア渋谷ヒカリエShinQs店営業時間:10:00~21:00住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ ShinQs B2FTEL:03-6434-1692・プレミアム マリオジェラテリア新宿伊勢丹店営業時間:10:00~20:00住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 B1FTEL:03-3351-2881・プレミアム マリオジェラテリア立川伊勢丹店営業時間:10:00~19:30住所:東京都立川市曙町2-5-1 伊勢丹立川店 B1FTEL:042-595-7767
2019年12月01日京都の冬を彩る年中行事『吉例顔見世興行』が、本日11月30日に開幕。南座新開場一周年記念にふさわしい豪華な顔ぶれが出演する。昼の部は『信州川中島合戦』から『輝虎配膳(てるとらはいぜん)』、『戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)』、『祇園祭礼信仰記』から『金閣寺』、『仮名手本忠臣蔵』から『祇園一力茶屋の場』、夜の部は『堀川波の鼓』、『釣女』、『魚屋宗五郎』、『越後獅子』。昼夜いずれも4演目で名作揃い、義太夫狂言から舞踊まで、さまざまなジャンルの作品が楽しめる。昼の部の『輝虎配膳』は近松門左衛門作の時代物で、長尾輝虎(後の上杉謙信)に片岡愛之助、敵方武田に恩のある軍師・山本勘助の母・越路に愛之助の養父である片岡秀太郎。秀太郎は7月に“歌舞伎脇役”として重要無形文化財(人間国宝)の認定を受けた。顔見世出演は通算70回を迎える。『戻駕色相肩』は、常磐津の名作舞踊。今回は、中村梅玉の養子となった中村梅丸改め中村莟玉の披露を兼ねる。梅玉が浪花の次郎作(実は石川五右衛門)、中村時蔵が吾妻の与四郎(実は真柴久吉)、梅丸改め莟玉は禿(かむろ)に。『金閣寺』は松永大膳が中村鴈治郎、此下東吉(後に真柴久吉)は中村扇雀、雪姫を中村壱太郎、慶寿院尼に坂田藤十郎という配役。鴈治郎・扇雀は藤十郎の息子、壱太郎は鴈治郎の息子であり、親子孫三代総出演だ。初役となる壱太郎の雪姫に期待したい。『仮名手本忠臣蔵』七段目となる『祇園一力茶屋の場』。年の瀬に忠臣蔵、それも京都祇園の場面を南座で見るのは格別だ。片岡仁左衛門の大星由良之助、片岡孝太郎のお軽、片岡千之助の大星力弥で、こちらも親子孫三世代共演となる。夜の部最初の作品は、三大人妻不義物のひとつとされる近松門左衛門の『堀川波の鼓』。最愛の妻の一夜の過ちに、夫はどう始末をつけるのか。彦九郎を仁左衛門、妻お種を時蔵、宮地源右衛門を梅玉が演じる。続く『釣女』は狂言を基にした松羽目物で、ユーモアあふれる舞踊劇。愛之助の太郎冠者、鴈治郎の醜女、中村隼人の大名某、梅丸改め莟玉の上臈。『魚屋宗五郎』は河竹黙阿弥作で、江戸の下町風情漂う世話物だ。魚屋宗五郎を中村芝翫、女房おはまを中村雀右衛門が勤める。宗五郎が酔っ払う様子や周囲の慌てぶりが見どころ。最後は『越後獅子』。角兵衛獅子を隼人、橋之助、千之助、梅丸改め莟玉の若手4人で、年の瀬を賑やかに打ち出す。『當る子歳 吉例顔見世興行』〈東西合同大歌舞伎 南座新開場一周年記念〉は、南座で12月26日(木)まで。文:仲野マリ
2019年11月30日東京マリオットホテルで「トウキョウ レッド アフタヌーンティー」が、2019年12月1日(日)から2020年2月29(土)まで開催される。「トウキョウ レッド アフタヌーンティー」では、マリオットホテルのブランドカラーで、歌舞伎や東京タワーなど東京カルチャーを象徴する“赤”をモチーフにしたスイーツやセイボリーを展開する。スタンドの上段は、ジューシーな赤桃を使った「赤桃のタルトレット」や、「赤スグリとピスタチオのフィナンシェ」など、鮮やかなレッドカラーに彩ったスイーツがラインナップ。「レッドサワーチェリーのムース」は、爽やかなチェリーの酸味と濃厚ムースの組み合わせが相性抜群の1品だ。また、下段には、スパイシーなチップを添えた「金時人参のムース」や濃厚な味わいの「フォアグラブリオッシュ」、「パッケリとスカルモッツァのラザニア風」など、ホテルならではの厳選食材を使用したこだわりのセイボリーも登場する。【詳細】トウキョウ レッド アフタヌーンティー期間:2019年12月1日(日)~2020年2月29日(土)時間:13:00~17:00(2部制 13:00~/15:30~)場所:東京マリオットホテル 1階レストラン「ラウンジ&ダイニング G」住所:東京都品川区北品川4-7-36料金:1人 4,500円+税 ※別途サービス料加算・スイーツレッドサワーチェリーのムース、フランボワーズショコラ、赤桃のタルトレット、赤スグリとピスタチオのフィナンシェ、苺のティラミス ・クランベリースコーン、ローズヒップティーのジュレ・セイボリーパッケリとスカルモッツァのラザニア風、フォアグラブオッシュ、金時人参のムース、カブの赤ワインコンポート、白菜のポタージュ 甘酒風味・紅茶、 中国茶またはコーヒー ※銘柄変更・おかわり自由。・「TWG tea」ティーセレクション8種・中国茶4種・コーヒーバリエーション5種 ※記載のメニュー内容は、 変更になる場合あり。【予約・問い合わせ先】ラウンジ&ダイニング GTEL:03-5488-3929
2019年11月25日マリオジェラテリア&プレミアム マリオジェラテリア全店は、シナモンジェラートを2019年11月30日(土)までの期間限定で発売する。芳醇な香りのシナモンジェラートマリオジェラテリア&プレミアム マリオジェラテリアは、シナモンの芳醇な香りを活かしたバリエーション豊かなジェラートを作成。シナモンと相性のよいフルーツをピックアップして、シナモン好きにはたまらないフレーバーを完成させた。マリオジェラテリアマリオジェラテリアの新作「シナモン香る焼きリンゴ」は、シナモン、発酵バターと一緒にオーブンで丸ごと焼き上げたリンゴをイメージ。クリーミーな食感のジェラートに焼きリンゴを粗く砕いて混ぜ込むことで、りんごの豊かな香りを加えた。口に入れると、発酵バターの香りに加えて、シナモンのスパイシーな香りがふわりと広がる。焼き上げることで甘みがぐっと増したリンゴは、一度食べるとクセになるおいしさだ。また、「ペルシャ岩塩のシナモンキャラメルナッツ」は、卵の風味が豊かなジェラートにシナモンキャラメルソースをコンビネーションさせた。トッピングとして、キャラメリゼしたアーモンドとくるみをプラス。ナッツは、ペルシャ岩塩でほのかに塩みをきかせることで、すっきりとした後味に仕上げている。プレミアム マリオジェラテリア一方、プレミアム マリオジェラテリアには、新フレーバーとして「シナモン洋梨コンポート」が仲間入り。シナモンスティック、白ワインでじっくり漬け込んだ洋ナシのコンポートは、甘く華やかに香る。マダガスカルバニラジェラートに自家製洋梨コンポートソースを贅沢にあしらって大人のスイーツを完成させた。同時に発売となる、新作「シナモン香るチェリータルト」も必見。シナモンのクリーミーなジェラートに、甘くシロップに漬けたブラックチェリー果肉を組み合わせた。さらに、発酵バターと卵を使って焼き上げた香ばしいクランブルクッキーをプラスすることで、チェリータルトの味わいを表現している。【詳細】マリオジェラテリア&プレミアム マリオジェラテリア「シナモンジェラート」発売日:2019年11月1日(金)~2019年11月30日(土)<マリオジェラテリア>「シナモン香る焼きリンゴ」「ペルシャ岩塩のシナモンキャラメルナッツ」価格:Sサイズ 430円、Mサイズ 730円、Lサイズ 1,240円取り扱い店舗・マリオジェラテリア銀座店住所:東京都中央区銀座1-13-10 OPPEN GINZA BLDG.1F・マリオジェラテリア渋谷ヒカリエShinQs店住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ ShinQsB2F<プレミアム マリオジェラテリア>「シナモン洋梨コンポート」「シナモン香るチェリータルト」SSサイズ 350円(立川店のみの取り扱い)、Sサイズ 430円、Mサイズ 590円、Lサイズ 1,290円、LLサイズ 2,100円(テイクアウトのみ、新宿店のみの取り扱い)取り扱い店舗・プレミアム マリオジェラテリア新宿伊勢丹住所:東京都新宿区新宿3-14-1伊勢丹新宿店B1F・プレミアム マリオジェラテリア立川伊勢丹店住所:東京都立川市曙町2-5-1伊勢丹立川店B1F■シナモン盛り※イートインのみ・マリオジェラテリア530円・プレミアム マリオジェラテリア550円
2019年11月08日大阪・国立文楽劇場の11月文楽公演は、本日11月2日から24日(日)までで、第一部(11時開演)で『心中天網島』、第二部(16時開演)では『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』(八段目から十一段目まで)を上演する。11月13日は休演。国立文楽劇場は本年、開場35周年を記念して『仮名手本忠臣蔵』を3回に分けて全段通しで公演するという企画に臨み、4月は序段から四段まで、夏休み特別公演では五段から七段までを上演、この11月の八段から十一段までで、ついに完結する形だ。『忠臣蔵』の終盤というと、ドラマなどでは討入の場面が大きく取り上げられるが、文楽での大きな見どころ・聴きどころは九段目の『山科閑居の段』。大星由良之助と加古川本蔵は塩冶家・桃井家の家老で互いの息子と娘が許嫁であったのに、塩冶判官が松の廊下で高師直に斬りかかり、本蔵がそれを止めたことから大きく運命が分かれてしまう。この段はそれぞれの、家族に対する愛情が悲しい形で実を結ぶ切ない場面だ。人形を遣うのは由良助が吉田玉男、本蔵が桐竹勘十郎。語りは前半が竹本千歳太夫(三味線=豊澤富助)、後半が豊竹藤太夫(三味線=鶴澤藤蔵)。また、第一部は、9月の東京公演に続いて近松門左衛門の最高傑作と評される『心中天網島』で、舞台を牽引する紙屋治兵衛の勘十郎、『河庄の段』後半の小春・吉田簑助、『大和屋の段』切場を語る豊竹咲太夫には特に注目だ。北新地、天満、曽根崎、網島など大阪の地名が出てくる実話を元にした物語だけに、ご当地ならではの感慨が湧いてくるに違いない。文:仲野マリ
2019年11月02日歌舞伎座の11月公演『吉例顔見世大歌舞伎』が、本日11月1日から25日(月)まで開催される。昼の部は『研辰の討たれ(とぎたつのうたれ)』『関三奴(せきさんやっこ)』『梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)』の3本。『研辰の討たれ』の舞台設定は江戸時代だが、作られたのは大正時代。江戸時代には最高の美徳とされていた敵討ちを、20世紀の感覚で問い直す異色作となっている。主人公・守山辰次(松本幸四郎)は仲間のことを告げ口したり「死にたくない」と逃げ回るような卑怯で鼻持ちならない男なのだが、人間的でどこか憎めない。コミカルな場面も多く、敵仇討ちロードムービーのようにしても楽しめる。『関三奴』は纏を操るふたりの奴(中村芝翫、尾上松緑)のダイナミックな舞踊。通称『髪結新三(かみゆいしんざ)』として知られる『梅雨小袖昔八丈』は河竹黙阿弥の名作で、小悪党・新三(尾上菊五郎)の切れ味鋭い啖呵がみどころだが、そんな威勢のよい新三なのに、一方で長屋の家主(市川左團次)の老獪さには丸め込まれてしまう市井の力関係も面白い。夜の部は『鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)』から『菊畑』『連獅子』『市松小僧の女(いちまつこぞうのおんな)』。『菊畑』は、一般家庭出身の中村梅丸が中村梅玉の芸養子となり初代中村莟玉(かんぎょく)を襲名する披露狂言となっている。源氏再興を目論む吉岡鬼三太(梅玉)が智恵内と名乗って奴に身をやつし、鬼一法眼(芝翫)の屋敷に潜入。同じく奴虎蔵となった牛若丸(梅丸改め莟玉)と共に、鬼一が秘蔵する兵法書「六韜三略」を手に入れようと画策する。主要な人物がそれぞれ「実は」「実は」の二重構造を持ち合わせる設定の中、美しく菊が咲き揃う中で互いの本心を探り合う緊迫の一幕。敵の虎蔵を愛してしまった鬼一法眼の娘・皆鶴姫(中村魁春)の嘆きが痛々しい。『連獅子』は勇壮な毛振りで有名。親獅子を松本幸四郎、仔獅子を市川染五郎と、実際の父子で演じる。中村時蔵、中村鴈治郎らによる『市松小僧の女』は時代小説の大家・池波正太郎の作で、42年ぶりの上演となる。文:仲野マリ
2019年11月01日琵琶湖マリオットホテルが「アフタヌーンティー ショコラ×フルーツ(Afternoon Tea ~Chocolat×Fruits~)」を、2019年12月1日(日)から2020年2月29日(土)まで、ホテル12階のレストラン「グリル & ダイニング ジー(Grill & Dining G)」にて開催する。今回のアフタヌーンティーは、冬をイメージした白や赤を基調としたスイーツ8種類と、セイボリー4種、ドリンクメニューを提供する。注目は「ドーム ショコラブロン オレンジ風味」。雪のように白く、つるんと丸い形のケーキの上には、冬の雪景色を想像させる雪の結晶をモチーフにしたチョコレートを飾った。また、「フイユタージュオーポンヌ」は、カスタードクリーム入りのパイに、アップルコンポートとチョコレートを重ね、仕上げに真っ赤な冬りんごを丸ごとのせたアップルパイ。ふんだんに使用したりんごの優しい甘みを、存分に味うことができる。セイボリーは「近江鶏と林檎のパイ包み焼き赤ワイン風味」や、ほっこりした甘味で体を温める「牛蒡ブルーテ」など。ドリンクメニューには、オーガニックアッサムで作る「ロイヤルミルクティー」や、マイティー リーフの「バニラビーン」や「ココチャイルイボス」が加わった全9種類のティーメニューもラインナップする。【詳細】琵琶湖マリオットホテル開催期間:2019年12月1日(日)~2020年2月29日(土)場所:琵琶湖前マリオットホテル 12階「グリル & ダイニング ジー」住所:滋賀県守山市今浜町時間:13:00~16:30料金:3,200円+税※表示料金には、別途消費税・サービス料(10%)を加算メニュー:■スイーツ 8種類ショコラショー エピス、ドーム ショコラブロン オレンジ風味、ラシック ガトーショコラ、ショコラブランとプラリェネのパルフレモンとホワイトチョコレートのケーキ、フイユタージュオーポンム、守山産イチゴのマリネとシャンパンジュレ、マリオットスコーン ■セイボリー(軽食)4種類近江鶏と林檎のパイ包み焼き赤ワイン風味、牛蒡ブルーテ、イベリコ豚ハーブパネとオレンジ グリビッシュ、クロックムッシュ■ドリンク(銘柄変更自由)スペシャリティ「ロイヤルミルクティー」、マイティー リーフ ティーセレクション9種、中国茶3種、コーヒー5種
2019年10月28日3人のゲストが、それぞれの立場から自由気ままに語り合うトークドキュメンタリー「ボクらの時代」。その10月27日(日)放送回に俳優の落合モトキ、賀来賢人、仲野太賀の3人が出演。同世代で親交も深い彼らが仕事や家族について語り合う。『桐島、部活やめるってよ』や『アズミ・ハルコは行方不明』『全員死刑』など数多くの映画をはじめ、ドラマから舞台まで幅広いフィールドで活動。様々な表情を見せる俳優、落合さん。『斉木楠雄のΨ難』や大ブームを巻き起こした「今日から俺は!!」でみせる圧倒的コミカルさから、放送中の「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」でのバイオレントな雰囲気までマルチな俳優として活躍する賀来さん。「仰げば尊し」や「レンタルの恋」をはじめ、賀来さんとも共演した「今日から俺は!!」などのドラマはもちろん、今年は『町田くんの世界』『タロウのバカ』が公開と立て続けに出演作が世に送り出されている仲野さん。それぞれ役者として、映画やドラマ、舞台などでその個性を発揮。存在感を放っている3人は世代も近くプライベートでも親交が深いのだとか。そんな彼らが今回は俳優という仕事や家族のことについて語り合う。落合さんが出演する映画『HiGH&LOW THE WORST』は現在大好評公開中。「HiGH&LOW」の鬼邪高校と不良コミックの金字塔「クローズ」「WORST」の鳳仙学園が登場し、両校がぶつかり合う世紀の頂上決戦が描かれる同作で、落合さんは凶悪な新チーム「牙斗螺」(キドラ)の金平秀斗役で出演。賀来さんは吉永小百合、天海祐希が共演、絶賛公開中の映画『最高の人生の見つけ方』に出演。余命宣告を受けた2人が同じ病院に入院する12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行するという物語が展開。仲野さんが菅田将暉やモデルのYOSHIらと共演、無戸籍で学校にも通ったことがない若者とその仲間の高校生たちが過酷な現実と向き合っていく様を描く『タロウのバカ』も現在全国公開中。「ボクらの時代」は10月27日(日)7時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年10月26日梅原猛と市川猿翁が平成3年(1991年)につくり上げ、演劇界に新風を巻き起こした伝説のスーパー歌舞伎『オグリ』。令和元年の今年、スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)『新版 オグリ』として装いも新たに上演される。注目は、市川猿之助・中村隼人の二役交互出演だ。芸の引き出しが豊富な猿之助が、猿翁の築いた『オグリ』の世界観を熟知した上で自らの構想をどのように展開するのか、その猿之助により主演に指名された若手・隼人が、旬の勢いでどこまで猿之助に肉薄できるのか?競演によってそれぞれの魅力が浮き彫りになるだろう。前作のスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』は動員40万人を超える大ヒットとなった。今回も各ジャンルから精鋭のクリエイティブスタッフが集結している。脚本は『八犬伝』や『カグヤー新竹取物語ー』などのスーパー歌舞伎を手がけた横内謙介、演出は「木ノ下歌舞伎」で多くの古典歌舞伎を新解釈で換骨奪胎させている杉原邦生。客席左右同時の両宙乗りのスペクタルな演出も楽しみの一つだ。キャストも歌舞伎俳優以外から多数起用。『ワンピース』で活躍した浅野和之や下村青のほか、蜷川演劇でおなじみの高橋洋やベテラン俳優・石橋正次の初参加も注目を集めている。物語は、武芸学問に通じた美貌の若者・藤原正清(後に小栗判官=オグリ、市川猿之助・中村隼人のWキャスト)が、「なんでも手に入る」勘違いから地獄に落とされ、逆に「持たざる者」として現世に送り返され生き直すという構成。輿入れ行列から奪取した照手姫(坂東新悟)と強く惹かれ合い夫婦となることを誓ったものの、姫の父に拒否されてオグリは殺されてしまうのだった。顔も手足も重い病に侵された姿で生き返ったオグリは、遊行上人(市川猿之助・中村隼人のWキャスト)の導きで善意の人が曳く土車に乗り、熊野を目指す。道中偶然にも照手姫と再会するが、姫はオグリに気づかない……。一見奇想天外なオグリと姫の人生に、恵まれ過ぎる現代の若者たちの、本当の自由や幸せを探し続ける満たされない思いを重ねていくという。衣裳などにもストリートファッションを取り入れるとか。江戸時代の庶民なら誰もが知っていたという説経節「小栗判官ストーリー」が、現代の若者の物語としてどのように展開していくのか楽しみだ。公演は10月6日から11月25日まで東京・新橋演舞場、来年2月に福岡・博多座、3月に京都・南座で上演される。文:仲野マリ
2019年10月06日「マリエン薬局」の新製品”メディカルハーブ薬”を専門に取り扱う、ドイツ発の「マリエン薬局」より、100%天然由来成分のエナジーサポートドロップ「バイタリティ用メディカルハーブドロップ」が、2019年10月1日(火)に発売されました。ハーブの力で心身をリラックス「バイタリティ用メディカルハーブドロップ」は、メディカルハーブの働きで心身をリラックスさせ、集中力や活力を高めるドロップです。ハイビスカスフラワー、マージョラム、ラベンダーフラワー、レモンアロマなど、高ぶる神経を静めストレスを緩和する効果のあるハーブを濃縮したエキスが、ドロップに閉じ込められています。リラックスしたい時に1日数回、ゆっくりなめ溶かすだけで、手軽にエナジーサポート効果を得ることができます。砂糖不使用、天然由来成分のみのドロップドロップは天然由来成分100%。人工甘味料や添加物、砂糖は使用せず、自然な甘みを感じられます。仕事や家事、育児など、日々を忙しく過ごす女性のエナジーサポートに、「メディカルハーブドロップ」を取り入れてみてはいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※マリエン薬局のプレスリリース※マリエン薬局公式サイト
2019年10月04日昨年4月に新しく建てかわった名古屋・御園座で本日10月2日から始まる吉例顔見世は、節目となる第五十回記念。片岡仁左衛門、中村梅玉、片岡秀太郎ら重鎮が顔を揃え、初音ミクとの競演が話題を呼んだ『超歌舞伎』に出演した中村獅童や澤村国矢も参加している。昼の部は『狐と笛吹き(きつねとふえふき)』と『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』。相撲好きの人にぜひ観てもらいたいのが『双蝶々曲輪日記』だ。八百長を巡る力士の苦悩が描かれる〈角力場(すもうば)〉、罪を犯し捕らえられる直前の親子の別れを描いた〈引窓(ひきまど)〉に加え、今回は上演機会の少ない〈難波裏(なんばうら)〉も観ることができる。『狐と笛吹き』も久しぶりの上演。今昔物語を題材にした北條秀司の作品で、愛妻を失った楽師(梅玉)と狐の化身(中村雀右衛門)との魂の交流を描いている。夜の部は『碁太平記白石噺(ごたいへいきしらいしばなし)』『身替座禅(みがわりざぜん)』に『瞼の母』の3本。『身替座禅』は恐妻家の山蔭右京(仁左衛門)が奥方(中村鴈治郎)を騙して浮気相手に会いに行くも、ウソがばれてやりこめられる一幕で、右京の憎めない艶っぽさと、悋気ながらも夫一途な奥方のかわいらしさに思わず顔がほころぶ。『碁太平記白石噺』は、田舎から出てきた妹・信夫(片岡孝太郎)が吉原で傾城・宮城野となった姉おきの(雀右衛門)と巡り合い、ふたりで父の仇を討とうとする〈新吉原揚屋の場〉が上演される。『瞼の母』は股旅もので長谷川伸の名作。幼い頃に生き別れた母親を探し出して親子の名乗りがしたい忠太郎(獅童)の純情に対し、おはま(秀太郎)は極道となった息子を警戒し、素直に「母だ」と言えない。獅童は忠太郎を2011年に初役で務めて以来当たり役としており、今回が4度目。公演は26日(土)まで。文:仲野マリ
2019年10月02日本日10月2日に東京・歌舞伎座で初日を迎える『芸術祭十月大歌舞伎』は、昼の部が『廓三番叟(くるわさんばそう)』『御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)』『蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』『江戸育お祭佐七(えどそだちおまつりさしち)』の4本立て。夜の部は、通し狂言『三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)』に加え、歌舞伎舞踊『二人静』が上演される。歌舞伎座の十月公演は毎年文化庁芸術祭に参加しているが、令和最初となる今回の昼の部で注目したいのは、久しぶりの上演となる『江戸育お祭佐七』だ。神田祭の祭礼を背景に、いなせな鳶・佐七(尾上菊五郎)と小粋な芸者・小糸(中村時蔵)が織りなす恋模様。キップのよい江戸っ子をやらせたら右に出る者のいない菊五郎と、その一門のアンサンブルを楽しめる。『蜘蛛絲梓弦』は、ひとりの俳優の早替りが楽しめる変化舞踊。今回は片岡愛之助が小姓・太鼓持・座頭・傾城・蜘蛛の精の5役を演じ分ける。クライマックスでは千筋の糸を繰り出しての迫力ある立廻りが豪快かつ美しい。『廓三番叟』は、天下泰平や五穀豊穣を祈念する厳かな『三番叟』の変形バージョンのひとつで、遊郭の吉原の座敷を舞台に傾城、新造、太鼓持が踊る趣向だ。一方『御摂勧進帳』は別名“芋洗い勧進帳”とも言われる大らかな荒事。弁慶が番卒の首を豪快に斬りまくって天水桶に投げ込み、金剛杖で芋を洗うような動きを見せる。ひとつひとつは短いがさまざまなジャンルの4作品が見られるので、昼の部は歌舞伎初観劇の人にもうってつけだ。対する夜の部は、通し狂言『三人吉三巴白浪』。3人の泥棒が出会う〈大川端庚申塚の場〉から、大詰〈本郷火の見櫓の場〉まで長編の物語をじっくり堪能できる。和尚吉三が尾上松緑、お坊吉三が片岡愛之助、お嬢吉三は尾上松也と中村梅枝のWキャストという若い顔合わせ。偶数日出演の松也と奇数日出演の梅枝がそれぞれどんなお嬢吉三を演じるか、比べてみたくなる。『二人静』は同名の能を題材とした舞踊で、吉野の神社で神事に仕える若い娘(中村児太郎)に静御前の霊(坂東玉三郎)が乗り移り、現し世と常世が交わってふたりの静御前が寄り添って舞を舞う作品。能に造詣が深く、これまでも能を題材の舞台をいくつも手がけてきた玉三郎が繰り広げる幻想的な世界を楽しみたい。文:仲野マリ
2019年10月02日“マリーアントワネット”をテーマにしたアフタヌーンティー「プリンセスアフタヌーンティー~マリーアントワネットのわがままな休日~」がストリングスホテル 八事 NAGOYAにて2019年11月11日(月)から2020年1月13日(月祝)まで開催される。また、ハイティー「プリンセスハイティー~マリーアントワネットのわがままな休日~」も同時開催される。“マリーアントワネットが過ごすわがままな休日”がテーマの「プリンセスアフタヌーンティー」「プリンセスハイティー」では、フランス王妃マリーアントワネットの好きなものに囲まれたプライベートルームをイメージ。マリーアントワネットが愛した色彩「ブルーグレー」をキーカラーにしたスイーツや、鮮やかなセイボリーを揃える。「プリンセスアフタヌーンティー」では、ティアラを飾ったシャンパンヴェリーヌや、フロマージュブランのムース、マイクロショートケーキブルーベリーなど、白やブルーを基調としたデザートが勢揃いする。また、ギモーブやカヌレなどの小菓子、セイボリー、スコーンも用意し、ドリンクは「マリアージュフレール」の紅茶など20種類をラインナップ。マリーアントワネットさながらの優雅なティータイムを楽しめる。「プリンセスハイティー」では、ファーストドリンクとしてグラスシャンパンを提供。また、茸と豆をふんだんに使用したファーストディッシュのパイ包みスープで、胃を温めてからスイーツを楽しむことができる。さらに、フォアグラやキャビアといった三大珍味を使ったセイボリーや、色鮮やかなデザート、小菓子、スコーン、セイボリーも揃え、ラグジュアリーな雰囲気とともにゆったりとした時間を過ごせそうだ。【詳細】ストリングスホテル 八事 NAGOYA 限定アフタヌーンティー&ハイティー販売期間:2019年11月11日(月)~2020年1月13日(月祝)住所:愛知県名古屋市昭和区八事本町100-36■プリンセスアフタヌーンティー~マリーアントワネットのわがままな休日~場所:1F ストリングス ラウンジ提供時間:11:00~18:00(LO.17:30)料金:3,300円+税 ※サービス料12%別メニュー例:〈デザートスタンド〉シャンパンヴェリーヌ/アールグレイマカロン/フロマージュブランのムース/マイクロショートケーキブルーベリー/ホワイトオペラ/ルリジューズ/カメオにみたてたショコラクッキー〈小菓子〉ギモーブ/カヌレ/フィナンシェ&パートドフリュイ&ヌガー&アーモンドショコラ&ボンボンショコラ(5種の中から2種類を選択)〈別皿〉スコーン/クグロフ(付け合せ:クロテッドクリーム/薔薇のジャム/メープルシロップ)〈ドリンク〉コーヒー、紅茶(マリアージュフレール)など20種類の中からおかわり自由■プリンセスハイティー~マリーアントワネットのわがままな休日~場所:1F/ストリングス ラウンジ提供時間:11:00~18:00(LO.17:30)料金:3,700円+税 ※サービス料12%別メニュー例:〈ファーストドリンク〉グラスシャンパン〈ファーストディッシュ〉パイ包みスープ(茸と豆のビーフシチュー)〈三大珍味セイボリー〉フォアグラブリオッシュ/スモークサーモン 聖夜のツリー仕立て/ビーツとポテト 蒸し鶏のサラダ トリュフドレッシング/安納芋のブリュレ サワークリームとキャビアの塩味〈デザートスタンド〉シャンパンヴェリーヌ/アールグレイマカロン/フロマージュブランのムース/マイクロショートケーキブルーベリー/ホワイトオペラ/ルリジューズ/カメオにみたてたショコラクッキー【問い合わせ先】オールデイ・ラウンジ 「ストリングス ラウンジ」TEL:052-861-7874(7:00~21:00)
2019年09月28日「プリンセスアフタヌーンティー~マリーアントワネットの舞踏会~」が、ストリングスホテル 名古屋にて、2019年11月11日(月)から2020年3月31日(火)まで開催される。「プリンセスアフタヌーンティー~マリーアントワネットの舞踏会~」では、“舞踏会に参加するマリーアントワネット”をテーマに、ファッションリーダーだったと言われているマリーアントワネットの世界観をスイーツで表現。リップのチョコレートや、ティアラを飾ったいちごとアーモンドのブランマンジェ、パーティーシューズのデコレーションを施したヨーグルトとラズベリーのオペラなど、“おしゃれ”で華やかなスイーツが勢揃いする。その他にも、いちごのタルトレットやストロベリーコーンなどいちごをふんだんに使用したスイーツや、特製セイボリー、スコーンなど、味にも見た目にも贅沢な気分を味わえるメニューを用意。ドリンクは、フランスの老舗紅茶ブランド「マリアージュフレール」や日本茶フレーバーティー「おちゃらか」、挽きたてコーヒーなど、約30種類の中から自由に飲むことができる。【詳細】プリンセスアフタヌーンティー~マリーアントワネットの舞踏会~販売期間:2019年11月11日(月)~2020年3月31日(火)場所:ストリングスホテル 名古屋 オールデイ・アフタヌーンティーラウンジ&バー「ニューヨークラウンジ」住所:愛知県名古屋市中村区平池町4-60-7営業時間:10:00~22:00(L.O. 20:30)TEL:052-589-0787料金:平日 3,000円+税、土日祝日 3,450円+税 ※サービス料12%別■メニューファーストディッシュ:季節のビューティースープセイボリー:シェフ特選本日のセイボリー3種特製スコーン :スコーン/ワッフル(マスカルポーネクリーム・コンフィチュール2種)スタンド :(上段)いちごとアーモンドのブランマンジェ/ストロベリーコーン(中段)ヨーグルトとラズベリーのオペラ/ラズベリーのパンナコッタ 赤桃のジュレ(下段)チョコレートリップ/ラズベリーマフィン/いちごのタルトレット/ハートのボンボンショコラドリンク:約30種類の中からおかわり自由
2019年09月28日恒例の秋のリサイタル「夜会」を、今年も開催する熊本マリ(10月8日・東京文化会館小ホール)。今回は「ちょっと早いバースデーパーティ」というテーマが掲げられた。じつはこの「夜会」、毎年彼女の誕生日(10月15日)前後に行なわれるので、つねにバースデーパーティではあるのだけれど、今回あえてそう銘打った理由は、ふたりのゲストの存在。カウンターテナーの米良美一と、ギターの荘村清志という、やや異色の顔合わせでバースデーを祝う。【チケット情報はこちら】「このふたりと同時に共演できるなんて、今までにないぐらい、弾くのが自分自身でも楽しみなコンサートです」。ともに長い付き合いの音楽仲間だが、じつは米良との共演は今度が初めてなのだそう。「レコード会社の担当ディレクターが同じだったのでデビュー前から知っていて、ずっと仲がよかったんですけど、なかなか一緒に演奏する機会はなくて」つまりこの初共演が、特別なバースデー・プレゼントだ。もちろんおなじみの《もののけ姫》も聴かせてくれるが、音楽通にはモンポウの歌曲《君の上には、ただ花ばかり》も大きな注目ポイントだろう。熊本マリといえば、日本にモンポウを紹介した伝道師的存在でもある。「以前、モンポウの歌曲を彼と録音しないかという話があったのですが、結局実現しなかったんです。今回は1曲ですが、彼の声でそれを披露できるのがなによりもうれしいです。彼の繊細でやさしい声はモンポウにぴったりなんです」一方、荘村清志とはもう20年以上の共演歴がある。「何度も伴奏していますから、荘村さんの息づかいがわかります。一緒に弾いていて安心できますね。東京文化会館の小ホールは、ギターにもとても適した広さだと思います。ホールが大きすぎると、ギターの生の音の良さをちゃんと受け取ることができませんから。米良さんのモンポウも、サロンのような、小ホールの親密な空間で歌ってほしい。ふたりの音色をじっくり味わうには絶好のシチュエーションだと思います。おふたりにも、ぜひ自由に楽しくやっていただきたいです」プログラム全体は、叙情的なしっとりとした音楽を軸に、最後はお得意のスペインものも交えて賑やかに盛り上がる。リラックスした気分で楽しめる、まさに夜会、まさにパーティ。でも、慣れ親しんだ有名小品の数々のなかに、たとえばドビュッシーの《バラード》など、比較的聴く機会の少ない佳曲もさりげなく滑り込ませる。「美しい曲を楽しく聴いていただくなかにも、本物を味わってもらいたい。いつもそう意識して選曲しています」その絶妙なバランス感覚が、クラシック初心者からベテランまで、すべての聴き手の気持ちをつかむ熊本マリ流だ。もちろん二次会(=アンコール)にもじっくりと趣向を凝らしている模様。例年どおり、ヒロココシノのあでやかなドレスもパーティを花を添える。秋の夜長の華やいだ夜会。ピアニストのおもてなしに、あたたかい拍手で応えたい。取材・文:宮本明
2019年09月27日南紀白浜マリオットホテルとアドベンチャーワールドがコラボレーションした「マリオット パンダ バーガー」が、2019年9月14日(土)から11月30日(土)までの期間、南紀白浜マリオットホテルにて販売される。「マリオット パンダ バーガー」は、アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ「彩浜」の1歳の誕生日を記念したもの。マリオットホテルのシグネチャーフードであるマリオットバーガーをベースに、かわいらしい「彩浜」を表現した。アドベンチャーワールドが監修を手掛けたバンズは、マリオットロゴ付きのボールで遊ぶ元気な「彩浜」を模った本コラボレーションのためだけのオリジナル仕様。間に、100%ビーフのパテとチェダーチーズ、クリスピーベーコンを挟み、可愛い見た目だけでなく食べ応えのある一品に仕上げた。バーガーには、「彩浜」の1歳を祝したオリジナルのコラボレーションピックを添えている。【詳細】マリオット パンダ バーガー販売期間:2019年9月14日(土)~11月30日(土)場所:南紀白浜マリオットホテル ホテルラウンジ(1階)住所:和歌山県西牟婁郡白浜町2428時間:11:00~23:00(L.O 22:00)料金:2,700円+税 ※別途サービス料10%加算【問い合わせ先】南紀白浜マリオットホテルTEL:0739-43-2600※記載のメニュー内容は変更になる場合あり。
2019年09月16日ニューヨークのチョコレートショップ「マリベル(MARIEBELLE)」が、新ブランド「マリベル・ザ・ラウンジ」を2019年9月20日(土)、大阪・大丸心斎橋店にオープンする。物語を纏う「マリベル」のチョコレート「マリベル」は、創業者のマリベル・リーバマンが、女性ならではの感性で、厳選した上質な素材と丁寧に時間をかけるこだわりの製法で作るチョコレートで人気を博す専門店。日本では京都に店舗を構える。チョコレートの味はさることながら、もうひとつの魅力は繊細な手作業でつくられた“アートな”ビジュアル。自慢のガナッシュには、幾何学的な模様やNYの街を想わせる風景が描かれ、一粒一粒が物語を纏って店頭へと並ぶ。カフェで過ごすくつろぎのひと時新たにオープンする「マリベル・ザ・ラウンジ」は、カフェを併設し、贅沢なくつろぎの空間を提供する新業態となる。カフェではマリベルのチョコレートを堪能できるオリジナルスイーツをはじめ、厳選シャンパンやワインなどのドリンクとチョコレートのペアリングも。 さらに、カカオの果肉やカカオのお酢、カカオのシロップなどを使用したドリンクや、 創業者マリベルお気に入りのフードメニューも用意する。鳥かごで運ばれるファンタジックなアフタヌーンティー店内では、鳥かごの中にスイーツと軽食をおさめた「マリベルズアフタヌーンティー」も提供。スイーツには、一口サイズのチョコレートケーキやタルト、そしてフルーツを、軽食は、キッシュなどこだわりの素材を使用した手作りのフードを用意している。また、別皿でスコーンとガナッシュも運ばれ、紅茶とともにくつろぎのひとときを彩る。大阪限定チョコレート販売「マリベル・ザ・ラウンジ」オープンを記念して、"Osaka"をモチーフにした限定のガナッシュも販売。大阪城をあしらったほうじ茶フレーバーのガナッシュや、道頓堀を描いたシャンパンフレーバーのガナッシュを展開する。バカラシャンデリアが迎える上質な空間店内は、ニューヨークと京都本店の雰囲気を受け継ぎ、アンティークと新しさが融合したインテリアで飾られる。ゴージャスなバカラ(Baccarat)シャンデリアが来店者を迎え、その奥に並べられたポーターズチェアが贅沢なひと時に寄り添う。異国情緒あふれる空間の中、チョコレートとコーヒーを嗜むことができる。【詳細】マリベル・ザ・ラウンジオープン日:2019年9月20日(土)営業時間:10:00〜20:30※9月20日(土)グランドオープン当日のみ13:00〜20:30の営業。休業日:元旦、不定休(大丸心斎橋店に準ずる)住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 大丸心斎橋店本館2F
2019年09月07日1体の人形を3人の人形遣いが動かす人形浄瑠璃文楽は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されており、日本が誇る伝統芸能だ。その東京公演が本日9月7日から23日(月)まで、東京・国立劇場 小劇場で開催される。11時開演の第一部は『心中天網島(しんじゅう・てんのあみじま)』。16時開演の第二部では『嬢景清八嶋日記(むすめかげきよ・やしまにっき)』と『艶容女舞衣(はですがた・おんなまいぎぬ)』の2作を上演する。『心中天網島』は日本のシェイクスピアとも称される近松門左衛門の傑作のひとつで、大坂の商人・紙屋治兵衛(じへえ)が曽根崎の遊女・小春と心中する話。上之巻にあたる〈河庄の段〉はよく上演されるが、全編を通しで観られる機会は少なく、今回は治兵衛や小春の行く末を最後まで見届けられる。最終段〈道行(みちゆき)名残の橋づくし〉では音楽の美しさが際立つ一方、死にゆく恐怖や無残さが浮き彫りに。とても人形とは思えないリアルな動きから目が離せない。曽根崎から網島目指して進むふたりの足取りの中には、桜橋や天満橋など大坂の中心地に今も残る橋の名前や地名が多く読み込まれている。『艶容女舞衣』も心中ものだが、〈酒屋の段〉では子供を残して死なねばならぬ三勝(さんかつ)の苦しみや、正妻ながら一度も本当の妻になれなかったお園の胸中が切ない。半七と三勝が心中へと向かう〈道行霜夜の千日〉は、東京では44年ぶり。文楽ファンにとってもなかなか観ることができないレアな公演だ。『嬢景清八嶋日記』は、源平合戦での活躍で名を馳せ、平家物語などさまざまに語り継がれている藤原景清を主人公とした物語。平家滅亡後、頼朝暗殺に失敗して捕らえられた景清は、源氏の世など観たくないと自らの目をえぐってしまう。零落し日向の国(宮崎県)で暮らす盲目の景清を案じ、娘がやってくるが景清は親子関係すら否定。長い間会っていなかった父を助けたい娘の一念と、男の生き様を孤高に貫こうとする景清の強いプライドがぶつかり合う場面には、ギリシャ悲劇にも似た壮絶さが感じられる。この『嬢景清八嶋日記』の元になったエピソードは、11月に同じ国立劇場の大劇場で、『孤高勇士嬢景清(ここうのゆうしむすめかげきよ)―日向嶋―』と題し、中村吉右衛門主演の歌舞伎としても上演されるので、歌舞伎と文楽を見比べるのも面白いだろう。文:仲野マリ
2019年09月07日高校時代からの大親友、菅田将暉さん&仲野太賀さんが、映画『タロウのバカ』で共演。演じた役のように、焦燥感に駆り立てられた10代の頃や、二人だから知る素顔を伺いました。――大親友で知られる二人です。菅田:昨日も邦画を一緒に観に行きましたよ。仲野:その後は、将暉の家でガールズトーク(笑)。菅田:お茶会ね(笑)。――共演した映画『タロウのバカ』は、主演のYOSHIさんが16歳の新人ということで、二人はどう接しましたか?菅田:二人で決めたわけではないですけど、現場で相手をするのが太賀で、プライベートは僕って感じでしたね。仲野:僕は何もしてないです。2日目からYOSHIにNG出したんで(笑)。いや、彼はめちゃくちゃ人懐っこくて、こっちの領域にぐいぐい入ってくるんですよ。僕も自分のことでいっぱいいっぱいだったんで、「将暉、任せた!」と(笑)。もちろん、四六時中NGなわけじゃないですよ。僕が疲れてる時は将暉が、将暉が疲れてる時は僕が彼と遊んでました。菅田:一緒に走るとか。仲野:叫ぶとか。菅田:大森(立嗣)監督の作品を観たことないって言うから『光』を3人で観たり。YOSHIと同じくらいの子が出ているから、自分がスクリーンに出るってこういうことなんだって認識してくれたいい時間だった。仲野:2時間後には「日本映画楽しい!」って興奮してた。菅田:僕と太賀が、本番前にかかる「よーい!」の声で、スイッチ入れてギア上げるために、咳払いしたり軽くジャンプしたりするでしょ。ある日、YOSHIが肩回しながら「ゴホゴホッ」って始めたのが面白かった。仲野:YOSHIの中で“作為”が始まったよね。菅田:演じようという“作為”。仲野:YOSHIが入ったことによって、僕ら二人の結束も強まった気がする。菅田:次世代への責任感で結束したよね。あえて広げた話をすると、まともな大人にははみ出して見えるけど、自分の生き様を持ったYOSHIをどう受け入れるかが、日本エンタメ界の未来に直結している気がした。仲野:はみ出してる部分をまとめちゃうのが大人のやるべきことなのか、もっと行っちゃえと背中を押すべきなのか。いっぱい話したよね。菅田:そう。作品で描かれてる、何に対して焦ってるかもわからない感覚って、今でも少なからず残ってるんだけど、YOSHIを見てたら、僕は慣れちゃったとこがあるって痛烈に感じた。仲野:確かに、視界に映るものすべてに対して「ウ~ッ…」ってなるあの感じはどんどん薄まってる。でも、今思えば、あの頃に抱えていたやり場のない気持ちだったり、将暉への嫉妬なりが、自分の表現に繋がってるのかなとは思う。満たされていたら、役者として何かを体現したいとはならなかっただろうし。――仲野さんから見て、菅田さん演ずる柔道の道で挫折し自暴自棄になるエージと菅田さんご本人に共通点を感じましたか?仲野:基本的には別人だと思いますが、エージの“狂気”は温厚な将暉から出てきた、確かな感情だと思います。そういう一面を隠し持っているのかも(笑)。菅田:めちゃくちゃトンガってるヤツじゃん!恥ずかしい!――援助交際中の女の子への想いに苦しむスギオと、演じた仲野さんの共通点は?菅田:悩むと深いところまで潜っていくところ。太賀は、ぐるぐる試行錯誤するとこがある。仲野:さすが。よく見てる。菅田:なんか上からだな(笑)。僕は何も考えないから、太賀とはちょうどいいバランス。仲野:僕と将暉には、半径1メートルの世界があって、周りが思っている以上の友達関係。将暉の変遷を10年見てきたけど、外に向かって多くの人に将暉の歌が届いて、みんなと共有できることが喜びなんだよね。手放しに嬉しくて、気づいたら、「さよならエレジー」や「まちがいさがし」を鼻歌で歌ってる。菅田:音楽を教えてくれたのも太賀だし、ずっと一番近くで見てきてくれたからね。仲野:この気持ち、読者の方々に上手く伝わるかなあ…。『タロウのバカ』戸籍のない主人公タロウと仲間の高校生、エージとスギオ。それぞれに悩みを抱える3人は、偶然ピストルを手に入れたことから、過酷な現実に向き合うことになる。大森立嗣監督作。9/6よりテアトル新宿ほか全国公開。すだ・まさき(1枚目写真上)1993年2月21日生まれ、大阪府出身。11月、舞台『カリギュラ』に主演。アルバム『LOVE』の初回限定短編DVDで初監督、主演に仲野太賀を起用。ブルゾン¥58,000(オールド パーク/HEMT PR TEL:03・6721・0882)パンツ¥29,000(ダイリク/シック TEL:03・5464・9321)その他はスタイリスト私物なかの・たいが(1枚目写真下)1993年2月7日生まれ、東京都出身。雑誌『CUT』で菅田将暉との連載を継続中。来年の公開待機作に『静かな雨』『僕の好きな女の子』など。ジャケット¥42,000パンツ¥32,000(共にフィグベル/プロッド TEL:03・6427・8345)ベスト¥93,000(ナマチェコ/エムエイティティINFO@THE‐MATT.COM)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年8月28日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・伊藤省吾(菅田さん)石井 大(仲野さん)ヘア&メイク・AZUMA(M‐rep by MONDO‐artist/菅田さん)高橋将氣(仲野さん)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年08月24日東京マリオットホテルでは、高級機械式時計ブランド「フランク ミュラー(FRANCK MULLER)」とのコラボレーションによるアフタヌーンティーを、2019年9月1日(日)から11月30日(土)までの期間限定で提供する。“時を刻む”スイーツ&セイボリーを楽しめるアフタヌーンティー東京マリオットホテルとフランク ミュラーが“時の世界”へと誘うアフタヌーンティーで楽しめるのは、時計の針やネジをモチーフにしたスイーツ&セイボリー。情熱的な想いを大切な人へ届けるフランク ミュラーの腕時計「ハート トゥ ハート」の世界観を真紅のハート型オブジェで表現したグラススイーツや、代名詞といっても過言ではない「ビザン数字」を描いたフィナンシェなど、“時を刻む”メニューがティータイムを華やかに彩ってくれる。注目のメニューは、カットすると中から数字が現れるという、本コラボレーションならではのギミックが詰まった「トンカ豆とフランボワーズのムース」。数字の代わりに現れる「ラッキー ハート」を見事引き当てると、フランク ミュラーのオリジナルグッズをプレゼントするという、嬉しいサプライズも用意されている。イブニングハイティーやオリジナルカクテルもまた、各国の王室に愛されるシャンパン「アンリオ ブリュット・スーヴェラン」やワイン、カクテルなどの充実したフリーフローと、贅沢な食材をふんだんに使用した料理とのマリアージュが楽しめるイブニングハイティーも提供。ビザン数字のオブジェが彩る華やかなラウンジ空間で、アフタヌーンティーとはまた一味違う、優雅なひと時を堪能してみては。そのほか、ルーレットを文字盤に組み込んだモデル「ヴェガス(VEGAS)」をイメージし、カジノでの熱く燃える鼓動を、唐辛子入りのカルーアリキュールでスパイシーに表現したカクテルなど、フランク ミュラーの腕時計をモチーフにしたカクテル3種類も同期間限定で楽しめる。詳細東京マリオットホテル×フランク ミュラー コラボレーションメニュー期間:2019年9月1日(日)〜11月30日(土)場所:東京マリオットホテル 1階 ラウンジ&ダイニング G■アフタヌーンティー時間:13:00~17:00(13:00~/15:30~ ※2部制)料金:1名 5,500円+税 ※2名〜の予約制。■イブニングハイティー時間:17:00~21:00(ドリンクフリーフロー90分)料金:女性1名 8,000円+税/男性1名 9,500円+税■カクテル時間:11:00〜23:30(L.O.)料金:全3種 各1,800円+税※全てサービス料10%別【予約・問い合わせ先】ラウンジ&ダイニング GTEL 03-5488-3929
2019年08月03日ジェラート専門店「マリオジェラテリア」「プレミアム マリオジェラテリア」では、2019年8月1日(木)から9月30日(月)までの期間限定でチョコミントジェラート&パフェを提供する。チョコミントファンに贈る、全8種のチョコミントジェラート&パフェ2018年から計21種類という、豊富なバリエーションのチョコミントフレーバーを展開している「マリオジェラテリア」。第5弾目を迎える今回は、強烈なチョコミントが楽しめるジェラートや、“海”と“山”をイメージしたボリューム満点のパフェなど全8種が展開される。「マリオジェラテリア」「マリオジェラテリア」3店舗に登場するのは、「危険!鬼チョコミント」「カリカリ!チョコミントブリュレ」「ウユニ塩湖の塩チョコミント」の3種類。中でも特にチョコミントファンに注目して欲しいのは、新作の「危険!鬼チョコミント」だ。ミントフレーバーを凝縮したエッセンスを大量投入したミントジェラートに、細かく砕いたカカオ分72%のチョコレートと、鮮やかなグリーンカラーのミントソースをミックス。清涼感もビター感もやさしくない、まさに“鬼”のチョコミントは、普通のチョコミントに飽きてしまったファンにオススメのフレーバーとなっている。「プレミアム マリオジェラテリア」一方、ワンランク上のジェラートを提供する「プレミアム マリオジェラテリア」2店舗からも、新作含む3種類のフレーバーがラインナップ。チョコミントジェラートに細かく砕いたレモン味の炭酸氷を加えた「チョコミントスパークリングレモン」、フランス菓子のオランジェットをチョコミントに合わせた「オランジェットミント」、スペア・アップル・グレープフルーツの3種の生ミントを使用した「トリプルミントチョコ」、いずれも夏にぴったりの爽やかなフレーバーが揃っている。様々な種類のチョコミントジェラートを重ねたパフェまた、「マリオジェラテリア」渋谷ヒカリエ・みなとみらい店と「プレミアム マリオジェラテリア」新宿伊勢丹・立川伊勢丹店限定で、それぞれ“海”と“山”をイメージしたパフェ「チョコミントアイランドパフェ」「チョコミントマウンテンパフェ」が登場。様々な種類のチョコミントジェラートや“鬼ミントゼリー”などを重ね合わせた、チョコミントファンにはたまらない一品だ。商品情報「マリオジェラテリア」「プレミアム マリオジェラテリア」チョコミントジェラート&パフェ販売期間:2019年8月1日(木)~2019年9月30日(月)<マリオジェラテリア>■ジェラート「危険!鬼チョコミント」「カリカリ!チョコミントブリュレ」「ウユニ塩湖の塩チョコミント」価格:Sサイズ 420円、Mサイズ 720円、Lサイズ 1,220円、チョコミント盛り 520円※ココアコーンは渋谷ヒカリエ店、銀座店限定。■渋谷ヒカリエ・みなといらい店限定メニュー「チョコミントアイランドパフェ」 980円「けずりチョコミント」 640円「けずりチョコミントデラックス」 840円「クリームタピオカチョコミントSサイズ」 540円<プレミアム マリオジェラテリア>■ジェラート「チョコミントスパークリングレモン」「オランジェットミント」「トリプルチョコミント」価格:SSサイズ 340円(立川店のみの取り扱い)、Sサイズ 420円、Mサイズ 580円、Lサイズ 1,270円、LLサイズ 2,100円(新宿店のみの取り扱い)、チョコミント盛り 540円、「チョコミントマウンテンパフェ」980円■立川伊勢丹店限定メニュー「けずりチョコミント」640円「けずりチョコミントデラックス」840円「クリームタピオカチョコミント」Sサイズ540円※価格は全て税込。【店舗情報】<マリオジェラテリア>■銀座店住所:東京都中央区銀座1-13-10 OPPEN GINZA BLDG.1FTEL:03-3562-2381営業時間:12:00~17:00定休日:日・祝日※8/11〜14は休業。■渋谷ヒカリエShinQs店住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ ShinQs B2FTEL:03-6434-1692営業時間:10:00~21:00■みなとみらい店住所:神奈川県横浜市中区桜木町1-1-7 コレットマーレ2F デッキ通路側TEL:045-323-9310営業時間:11:00~20:00※8月18日をもって閉店。<プレミアム マリオジェラテリア>■新宿伊勢丹店住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 B1FTEL:03-3351-2881営業時間:10:00~20:00■立川伊勢丹店住所:東京都立川市曙町2-5-1 伊勢丹立川店 B1FTEL:042-595-7767営業時間:10:00~19:30
2019年08月01日「セントレジスホテル大阪」とニューヨーク発のチョコレートショップ「マリベル(MarieBelle)」がコラボした、「マリベルアフタヌーンティー」が2019年8月1日(木)~10月30日(水)に開催されます。セントレジスホテル大阪にて「マリベルアフタヌーンティー」が開催!セントレジスホテル大阪では2019年8月1日(木)~10月30日(水)までの期間限定で、NY発のチョコレートショップ「マリベル(MarieBelle)」とコラボした「マリベルアフタヌーンティー」を開催します。今回の「マリベルアフタヌーンティー」ではマリベルの創業者、マリベル・リーバーマン氏自身が監修しており、ひとつひとつ丁寧に作られたチョコレートを惜しみなく使います。魅力的なチョコレートメニュースイーツはもちろん、セイボリーにもチョコレートを贅沢に使い、ホワイトチョコレートのカプレーゼやヘーゼルナッツクリームのサンドイッチなどといった、ここだけの限定メニューが味わえます。また、セントレジスホテル大阪のロゴ入りのチョコレート。トマトジュースや醤油や柚子、山椒を使用したシグネチャーカクテル、「ショーグン・マリー」から編み出された、「ショーグン・マリーベルチョコ」が入った、チョコレートボックスなどが限定販売されます。限定発売のチョコレートボックス限定の「ショーグン・マリーベルチョコ」や、セントレジスホテル大阪のロゴ入りチョコなど、特別なチョコレートが詰まったこのボックスは必見です!「マリベルアフタヌーンティー」開催概要■「マリベル アフタヌーンティー」提供期間:2019年8月1日(木)〜10月30日(水)時間:12:00〜17:00(L.O.)場所:セント レジス ホテル 大阪 12F「セントレジスバー」料金:通常プラン 1人 5,000円+税、グラスシャンパン付きプラン 1人 6,500円+税 ※サービス料別※いずれもロンネフェルト社の紅茶付き。■「マリベル × セント レジス ホテル 大阪 コラボレーションチョコレート」販売期間:2019年8月1日(木)〜10月30日(水)時間:12:00〜営業終了(バー)/11:00〜18:00(ブランジェリー)販売場所:セント レジス ホテル 大阪 12F「セントレジスバー」、1F「ブランジェリー ル ドール」価格:1箱(4個入り) 2,700円+税■【予約・問い合わせ先】TEL:06-6105-5659(レストラン予約/10:00〜20:00)イベント情報イベント名:マリベルアフタヌーンティー催行期間:2019年08月01日 〜 2019年10月30日住所:〒541-0053大阪市中央区本町3丁目6-12電話番号:06-6105-5659
2019年07月30日セント レジス ホテル 大阪では、ニューヨークのチョコレートショップ「マリベル(MarieBelle)」とのコラボレーションによる「マリベル アフタヌーンティー」を、2019年8月1日(木)から10月30日(水)までの期間限定で提供する。セント レジス ホテルと同じNY生まれの「マリベル」は、厳選された上質な素材と、ひとつひとつ丁寧に時間をかけるこだわりの製法で作るチョコレートが人気の専門店。日本では1号店の京都店のほか、銀座店、自由が丘店、9月20日(金)にオープンを迎える大阪・心斎橋の4店舗がある。ホテルとしては世界で初めてのコラボレーションとなる今回のアフタヌーンティーは、創業者のマリベル・リーバーマン自身が監修。ヘーゼルナッツガナッシュケーキやチョコレートパンナコッタなどのスイーツはもちろん、ホワイトチョコレートのカプレーゼやヘーゼルナッツクリームのサンドウィッチといったセイボリーにもチョコレートを使用した、ここでしか味わえないメニューが楽しめる。そのほか、セント レジス ホテル 大阪のロゴ入りチョコや、トマトジュース・醤油・柚子・山葵を使用したシグネチャーカクテル「ショーグン・マリー」に着想を得た“ショーグン・マリーベルチョコ”の入った限定チョコレートボックスも期間限定で販売される。【開催概要】「マリベル アフタヌーンティー」提供期間:2019年8月1日(木)〜10月30日(水)時間:12:00〜17:00(L.O.)場所:セント レジス ホテル 大阪 12F「セントレジスバー」料金:通常プラン 1人 5,000円+税、グラスシャンパン付きプラン 1人 6,500円+税 ※サービス料別※いずれもロンネフェルト社の紅茶付き。<メニュー例>■セイボリースモークサーモンタルト/ホワイトチョコレートカプレーゼ/フォアグラオペラ/ビーフパストラミ&ヘーゼルナッツクリームサンドウィッチ/ポテト&ホワイトチョコレートムース、キャビア添え■スイーツレモンラミネーションズ/パッションフルーツミニブラウニーサンドウィッチ/ヘーゼルナッツガナッシュケーキ/チョコレートパンナコッタ/ラズベリー&チョコレートケーキ/チョコレート&オレンジスコーン※メニューは仕入れ状況などにより、予告なく変更になる場合がございます。「マリベル × セント レジス ホテル 大阪 コラボレーションチョコレート」販売期間:2019年8月1日(木)〜10月30日(水)時間:12:00〜営業終了(バー)/11:00〜18:00(ブランジェリー)販売場所:セント レジス ホテル 大阪 12F「セントレジスバー」、1F「ブランジェリー ル ドール」価格:1箱(4個入り) 2,700円+税【予約・問い合わせ先】TEL:06-6105-5659(レストラン予約/10:00〜20:00)
2019年07月27日新人のYOSHIと、菅田将暉、仲野太賀が出演する『日日是好日』『セトウツミ』などの大森立嗣監督による最新作『タロウのバカ』。本作のメインビジュアルと本予告が解禁され、社会からはじき出された3人の少年たちの純粋で過激な問題作がお披露目された。この度解禁された本予告は、YOSHIさん、菅田さん、仲野さんがそれぞれ演じる、タロウ、エージ、スギオが10代という一瞬にも永遠にも感じる特殊な時間を、生と死の狭間でもがきながら疾走する姿が映し出されている。生まれてから一度も学校に通ったことがないタロウ(YOSHI)。母親の恵子(豊田エリー)は滅多に自宅マンションに帰らず、いつもひとりぼっちのタロウは都心と郊外の中間にぽっかりと空いたような川沿いの町を、野生動物のようにうろついている。そんなタロウに高校生のエージ(菅田将暉)とスギオ(仲野太賀)という仲間ができて、タロウの人生が動き始める。エージは柔道のスポーツ推薦で高校に進学したが、膝を壊して周囲の期待を裏切り、柔道部の顧問の教師から「社会のすみっこで生きてけ!」と罵られている。将来のことがどうでもよくなり自暴自棄になっていくエージ。ごく普通の中流家庭で育ったスギオは、同級生の洋子(植田紗々)に一方的に想いを寄せている。ただ、彼女から相手にされず、自身のふがいなさにも苛立ち、もがいている。ネットで出会った男たちに体を売っている洋子に対して「売りなんか やめろよ!」と怒声を浴びせるが…。そんな、社会からはじきだされた3人の少年の日常は、偶然にも1丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに激変する。本予告映像の終盤、「生と死の狭間を駆け抜ける純粋で過激な問題作」のテロップとともに、3人が暴走していく衝撃的なカットが連なる。タロウは女性に拳銃を掴ませ「撃てよ!撃てよ!」とわめきちらし、エージは金属棒で何者かを思い切り、殴りつけている。『ディストラクション・ベイビーズ』を思わせる菅田さんの狂気にも目を奪われる。また、本予告中に流れるインドの弦楽器シタールで演奏された音楽家・大友良英による劇伴は、観る者の心をいっそうザワつかせるパワフルで異様な楽曲。そしてメインビジュアルには、第1弾ティザービジュアルの覆面を外した3人の姿が写し出されている。タロウの手にはピストル、エージは金属棒を振り上げ、ただならぬ緊張感と何かが起こりそうな空気感をまとうビジュアル。本予告のラストにも提示された「3人が世界のすべてだった。」がキャッチコピーとなっている。『タロウのバカ』は9月6日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:タロウのバカ 2019年秋、テアトル新宿ほかにて公開予定Ⓒ2019 映画「タロウのバカ」製作委員会
2019年07月12日俳優・仲野太賀と歌舞伎役者の中村七之助が、宮藤官九郎オリジナル脚本による大河ドラマ第58作目「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演することが明らかになった。“知られざるオリンピックの歴史”を描いていく本作。6月30日放送の第25回より、本作は第二部に突入し“激動の昭和史”が進んでいく。今回発表された2人が演じるのは、戦争によってその人生を翻弄される、ドラマのキーパーソンだ。先日改名を発表し話題となった仲野さんは、金栗四三(中村勘九郎)の弟子でマラソン選手の小松勝役で出演。四三の著書に感銘を受け、九州一周の途中に四三を訪ねて池部家に。その後、四三と共に上京し、1940年東京オリンピックでのメダル獲得を夢見て昼夜トレーニングに励む。本作へは第32回から登場となる仲野さん。本作制作発表時から出演を熱望していたそうで、「念願叶い、大変うれしく思ってます。人の意志は受け継がれ、それは時代を繋ぎ、愛に溢れている。宮藤官九郎さんの素晴らしい脚本を読むたび、この壮大な人間賛歌に胸を打たれまくってます」と思いを語る。そして「『いだてん』という長いレースで、これまで沢山の方々が必死で走り、僕の手元にも回ってきた襷を次の人へと繋ぐべく、全力疾走で自分の役目を果たしたいと思います」と熱い気合を述べている。また、七之助さんが演じるのは、“昭和の大名人”と称される落語家・三遊亭圓生。端正かつ洗練された語り口が持ち味で、記憶力抜群、持ち噺の数は300を超え、落語史上最多とも言われる。兵士の慰問興行で古今亭志ん生(森山未來/ビートたけし)と共に満州にわたるが、その間に終戦を迎えて悲惨な目に遭う。「宮藤官九郎さんの脚本、そして兄が主役の作品への出演が決まりうれしいです」と出演を喜んだ七之助さんは、今回の演じる役柄に「これは大変だなと思っています。落語家、それも大名人ですし、すぐにおいそれとできる芸ではないので、圓生さんの落語を聴きこみ、試行錯誤を重ねながら稽古をしています」とコメント。また「自分の出演で壊さないよう、一生懸命やりたいと思っています」と意気込んでいる。なお、七之助さんの登場は第39回から。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は毎週日曜日<総合>20時~、<BSプレミアム>18時~<BS4K>9時~放送中。(全47回)(cinemacafe.net)
2019年06月28日慎ましくも幸せな家族が崩壊していく姿を描いた、個性派俳優ポール・ダノ初監督作品『ワイルドライフ』から、母・ジャネットを演じるキャリー・マリガンのインタビュー映像が解禁となった。本作でキャリー・マリガンは、小切手が不渡りになるなど一家の生活は不安定ながらも、大きな愛情で家族を守ろうとする母・ジャネットを演じている。ジェイク・ギレンホール演じる夫のジェリーが突然職場から解雇されてしまい、彼女は不安を隠して夫を励まそうとするが…。優しかった母から家族がゆっくりと壊れていき、不安と孤独にさいなまれる中年女性を見事に演じている。監督のポール・ダノは、キャスティングはまずジャネット役から始めたという。共同脚本のゾーイ・カザンも何年も前にキャリー・マリガンと一緒に仕事をしたことがあり、素晴らしい女優だと聞いていたことも後押しとなって彼女に即決したそうだ。ダノ監督は、「彼女に演じてもらえて光栄でした。それに彼女がジェイクと知り合いなのを知っていたので、このふたりのコンビネーションはうまくいくと思いました」とコメントを寄せている。そして今回、母・ジャネットを演じるキャリー・マリガンのインタビュー映像が解禁。インタビュー内で、この映画の魅力について聞かれると、彼女は「家族にある愛情が、困難な試練を通じて試されるところだと思う」とコメント。また、“個である自分”から、“妻、母になったときの自分”について、「ある朝起きると、10代20代の若い時期が終わったことに気づく。人生で何かに挑戦できる時間は終わり、母や妻として生きなければならないと気づく。しかしそれが信じられない彼女(ジャネット)は、すべてを燃やしてもう一度やり直そうとする。私はそうしたいとは思わないけど笑」と、独自の言い回しで語っている。最後に、友人でもあるポール・ダノをはじめジェイク・ギレンホール、ビル・キャンプとの仕事は夢のように楽しかったと監督、共演者を絶賛している。慎ましくも幸せな家族が崩壊していく姿を、14歳の息子の心情を通して描いた本作。マリガンが自身とは異なる感覚で生きているジャネットをどう演じるのかにも注目だ。『ワイルドライフ』は7月5日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルドライフ 2019年7月5日よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2018 WILDLIFE 2016,LLC.
2019年06月25日