眺めているだけで優しい気持ちになれる、渡邉さんが描く世界。渡邉良重さんの手から生み出される絵やデザインが好き。作品のどこかに懐かしい気持ちになるスイッチのようなものが潜んでいて、そのスイッチがオンになると私はたちまちかつて大人に憧れていた少女に戻ってしまう。網中いづるさんの絵に出逢った時も同じような気持ちになったけれど、渡邉良重さんの作品は絵画だけではなく、カレンダーや洋服、お菓子の箱などなど、日々の生活で使えるものばかりなのが嬉しい。仕事ややらなければいけないことが山積みでストレスを感じている時に、渡邉良重さんの絵を眺めると、トゲトゲしていたものが丸く、ほわんと柔らかくなっていく。「Audery」や「Tartine」など最近では焼き菓子のパッケージを手がけていて大人気だが、行列に並んででもその可愛い箱たちを手に入れたくなってしまうのはきっと私だけではないはず。男女の双子を出産し、今年の3月には初節句を迎えたのもあって、渡邉良重さんのKIGIの雛人形を我が家にも迎えました。北欧の伝統工芸のような木製人形、和を感じさせながらもどこかテキスタイルを彷彿とさせる着物、バックグラウンドに描かれたグラフィックや木箱も含めとても魅力的な作品でした。子供のものは可愛いすぎるデザインが多いので、あまり甘すぎない雛人形はインテリアにもしっかりと馴染んでくれて嬉しかったです。 Processed with VSCO with c1 preset TartineのNicole(ニコル)。チョコレートが大好物な熊という設定も可愛くてお気に入り。発色の良いピンクカラーの箱はテディベアを制作するアイテムをしまっています。 Processed with VSCO with c1 presetProcessed with VSCO with c1 preset こちらもTartineのオリジナル缶。ふたりの女の子の後ろ姿の愛らしさに心がギュッとなります。横の「Tartine」はイギリスのお茶を入れる缶を彷彿とさせてくれる字体なのも嬉しい。 Processed with VSCO with c1 preset センチメンタルな気持ちになりたい時にこのポストカードを眺めています Processed with VSCO with c1 presetProcessed with VSCO with c1 preset フラットな箱がとてもスマートな飾り雛。何年経っても古くならないデザインで娘からその娘へと引き継いでいって欲しいなと思います。日常をより楽しくしてくれるデザインに囲まれた生活ってとっても贅沢ですよね。渡邉良重さんのイマジネーションから生まれるガーリーでスマートな作品たちに囲まれた生活を私はこれからも続けていきたいと思います
2019年05月07日ニューヨーク出身のクリエイター、マノン・マカサエットさんProcessed with VSCO with au1 preset 「It Girl(イット・ガール)」時代を象徴するそんな女の子たちへの興味は大人になった今も尽きることはありません。Rookie Year Bookの編集長タヴィ・ゲヴィンソンを始め女優、ディレクターのレナ・ダナム、モデルのアレクサ・チャン、ペトラ・コリンズやヴァーナ・ヤングスタインなど、彼女たちのバックグラウンドやプロジェクトに好奇心が刺激され、モチベーションを得てきました。そしてそんな私が今最も注目しているイット・ガール、それがニューヨーク出身のクリエイター、マノン・マカサエットです。90年代のストリート・カルチャーに影響された彼女のスタイルは90年代にティーンエイジャーだった私にとってノスタルジックでありながらとてもフレッシュに感じるます。モデルだけでなく、自ら写真を撮り、ニューヨーク・ストリートカルチャーの最先端に立つマノンちゃん、彼女の日本初のエキシビジョン"Dream House Exhibition"が原宿キャットストリートのX-girlストアにて開催されるのを記念してマノンちゃん自身に彼女のバックグラウンドについて話を聞かせてもらいました。 Processed with VSCO with fp2 preset -写真を撮るきっかけは?誰かに影響を受けたりしたのかな?「誰かに影響を受けたわけではなくて、純粋な写真への好奇心からスタートしたの。そして14歳の時に使い捨てカメラを手にしてからは写真を撮る機会がグンと増えたし、写真を撮っていると、自分がとても充実した気持ちになっていることに気付いたの。ちゃんとしたフィルムカメラを手にするまでに数え切れないほどの使い捨てカメラで写真を撮ったわ。初めて仕事として写真を撮ったのはストリートブランドの代表するブランド、FUCT(ファクト)のためだったけど、シャッターを切るのもとても緊張したのを覚えてる。それからもコンスタントに仕事が来るようになって今の私がいるの。-ファッションはどんなスタイルが好き?特別な時にはどんな洋服を着るの?「最近、自分のスタイルにも変化があったけど、基本的にはスーパーファンキーなスタイルが好き。冬のニューヨークは極寒だから小さなベアのキーチェーンをつけたティンバーランドとレスポートサックとグウェン・ステファニーのL.A.M.B.がコラボしたラスタカラーのバッグもお気に入りでよく使ってるわ。それに貝のアクセサリーやヒステリックグラマー、X-girlなどがお気に入りよ。特別な時にはママが着てた古いドレスから選ぶの。80年代のフィオルッチは本当に最高!」 -影響を受けた女性を選ぶとしたら?「刺激を受けた素晴らしい女性が沢山いるから、選ぶのが難しいわね!もしそれでも今誰かを選ぶとしたら今回一緒に来日するサブリナ・フエンテスね。親友でもあり、真の意味で私に多大なる影響を与えてくれたから。私の知らない時代の音楽の全てを彼女は体現してるの。みんなただ真似をしたり、不自然な動機でそう言った音楽を作り出そうとするけど、サブリナが生み出すものはホンモノだと感じることができるわ。」-東京で撮影するとしたら、どんなところで撮りたい?「ヴィジュアル的に好きなところがありすぎる出し、どんな場所でもすごく魅力的に思える。都会や公園みたいな場所で撮影するのが好きだけど、東京以外の場所に行ったことがないから、東京を飛び出して色々発見して、撮影してみたい!」 X-girlで期間限定で開催された"Dream House Exhibition"はNYのヴィンテージストア “PROCELL”で2018年夏に開催され、 話題となったマノンちゃんが主催のイベント。 彼女の理想の部屋をミニチュアで再現した ドールハウスをメインに、マノンちゃん、そしてその友人アーティストたちのアートワークが展示され、とびきりキュートな空間に! X-girlとマノンちゃんのコラボレーションTシャツは現在も販売中!カルチャー好きのみんなにとってもオススメなので要チェックです。今後の活躍が期待されるマノンちゃんに、みなさんもぜひ注目してみてくださいね。
2019年03月25日日本の文化と融合した和製アイビースタイル50年代にアメリカで生まれたアイビー・ルック。ナチュラル・ショルダーのブレザー、ボタンダウンシャツ、ペニーローファー……シンプルで飽きのこないアイテムを基本としたアイビー・ルックは学生じゃなくても楽しみたいスタイルのひとつです。その時代背景も含め憧れを抱かずにはいられない私は『トゥルー・プレップオフィシャル・プレッピー・ハンドブック』で現代版のルールを学びつつ、80年代に出版された穂積和夫さんの『絵本アイビーギャル図鑑』を実践編として参考にしています。冬ならば、英国海軍御用達の厚手のメルトン製のブルーのダッフル・コート。その裏地に合わせたタータン・パンツ、足元はベージュのバックスキンのデザート・ブーツを合わせる。そんなスタイルで冬もお洒落を楽しめたら素敵ですよね。本の中ではアイビーから派生した日本独自のハマトラのスタイルも紹介されています。今回注目したいのは日本の文化と融合した和製アイビースタイル。1954年に石津謙介によって生み出された『VAN』ブランドはその中心となり、日本の若者たちに支持されました。ディテールなどにこだわった『VAN』のアイテムは半世紀以上が経った今でも、クラシックとして愛用し続けたいものばかりです。 Processed with VSCO with c1 preset 『絵本アイビーギャル図鑑』春夏秋冬、そのシーズンならではのスタイル、そしてそれを構成するアイテムが可愛いイラストと気の利いた文章で紹介されています。メイク、小物からインテリアまで、これを読めばアイビー・ルックの基礎が身につきます。 Processed with VSCO with c1 presetProcessed with VSCO with c1 preset『VAN』キャメルカラーのダッフルコート。裏地にタータンチェック、フロントのボタンはトグル(浮き型)のクラシック・タイプ。 Processed with VSCO with c1 presetProcessed with VSCO with c1 presetこだわりが詰まったボタンダウン・シャツ。背にはロッカーのフックに手軽に引っ掛けることができるようにアイビー・ループが施されています。 一見シンプルなアイテムですが、アメリカやイギリスへの憧れをベースに随所に日本の職人によるこだわりが垣間見れ、着れば着るほどに魅力を増すのが和製アイビーの魅力だと思います。『絵本アイビーギャル図鑑』や『VAN』にまつわる書籍を参考にしながらぜひ自分のスタイルに取り入れてみてくださいね。
2019年01月14日アカペラグループ・RAG FAIRの土屋礼央が、17日に放送されたニッポン放送『土屋礼央 レオなるど』(毎週月曜~木曜 13:00~)で、妻が胃がんの手術を受けていたことを告白した。土屋は自身が10月に番組を急きょ欠席した際、「家族の手術に立ち会うため」であったことを番組で語っていたが、今回、妻の胃がん手術だったことを明らかにした。そして自身も人間ドックを受診してきたことを報告した。土屋は夏休みに家族旅行をしていた際、義母との会話で「ピロリ菌がいるかもしれないから検査した」という話があり、妻も受診する流れになったと経緯を説明。検診の結果、妻が「進行がん」であることがわかったという。その後、妻の手術日が決まったが、同番組の生放送日と重なっていた。結果的に、土屋は代演パーソナリティを立てることを決断し、番組を休んで手術に立ち会った。手術の結果は、胃の全摘出であり、医師からは「あと半年遅れていたら、助からなかった」と告げられたことを語った。今回、この一連の出来事を番組で語った理由は、妻から「あなたは、物事を世の中に伝えられる役割をもっているんだから、発信してほしい」と言われたこと。土屋はリスナーにも胃カメラによる検診を受けてほしいという気持ちと、そのためには自分自身が受診すべきだと感じて行動に移したことを明かした。
2018年12月17日お笑いコンビ・中川家の礼二が、4日に放送されたニッポン放送『中川家のオールナイトニッポンPremium』(毎週火曜 18:00~)に出演し、自身が審査員を務めた『M-1グランプリ2018』について、明石家さんまからダメ出しされたことを明かした。番組冒頭、相方の剛から「君、ボケへんかったな」と振られると、礼二は「ボケたけど、スベってた。トム・ブラウンのボケの方に『自分、目の奥笑ってへんな』って言ってウケるかなと思ったら、シーンってなって大恥かいたわ。ホンマに背中に汗かいたわ」と返答。これに対して、剛が「いや、違う。最初の登場のところ」とツッコむと、礼二は「ホンマにそれ、さんまさんも言うけど。ボケれるような雰囲気ちゃうねん。さすがに出来んわ」と話した。また、「さんまさんも見てたみたいやからね、『M-1』を」と明かした礼二。剛が「君、言われたやん。『何もせえへんかったな。お前』って」と振り返ると、礼二は「言われて。そこでも怒られるから、もう…」と漏らしていた。剛は「ただ、『楽しんで見てたんすね』って言ったら、『いや、俺はちゃうねん。俺とかぶっているヤツおらんか、確認してるだけ』。それでおらんかったから、ホッとしたんやって」と明かし、2人は「もういいやん。どこまでいくねん、あの人は」とさんまのストイックすぎる姿勢をツッコんでいた。
2018年12月06日人気声優の内田真礼が、男女二人の朗読劇『ラヴ・レターズ』に挑む。幼馴染で、人生の長い期間、手紙を交わし続けたアンディーとメリッサ…。作品への思いを内田に聞いた。【チケット情報はこちら】まず、台本の感想を聞くと、内田は次のように語った。「自分のことのように思えました。心の中の痛いところを突かれるな、と。メリッサのほぼ一生を、自分がまだ経験していない年代まで演じますが、歳を重ねた焦り、諦めにも近い思いが胸に刺さります。本を読めば読むほど、ストーリーが自分のことのように思えてきました」また、自らが演じるメリッサについて問うと、「自由奔放で、画家として自由に生きている分、生き急いでいる感じ。じっくり待って何かを成すタイプではなく、瞬間瞬間を切り取って生きる。感情の揺れ幅が大きくとても女性らしい。共感するところもありますね」と、共通点を見出したようだ。相手役アンディーの味方良介の印象については、「真面目で真っ直ぐ。声がストレートに響く方だと思いました。役もあるのでしょうが、イメージとしては真っ直ぐすぎて、ちょっとからかいたくなるような(笑)」と笑顔を見せた。演じていて楽しいシーンについては、「(ふたりが)喧嘩するところ」だと言う。「手紙なのに喋っているような勢いで、心の距離が縮まる感じが楽しいです。表情にも出るし、アンディーの長話を聞いているだけでも嫌になっちゃう。いつまで喋っているんだろう?とため息をつきたくなる瞬間もあって、それすら面白い。やはり感情が露わになるシーンが好きですね」と見どころを語った。「堅物なアンディーは女子から見ると、突っ込みどころが多いのでは?」という問いについては、「ほんと、わかってないなぁって思いますね」と気持ちを込める。「メリッサが結婚して、アンディーからもらう手紙には腹が立つ(笑)。手紙の中に女性の影も感じて、人をなんだと思っているんだ!って。メリッサの気持ちがよくわかります。でも、きっとアンディーの視点で見たら、女子ってこうだよなぁってなるんでしょうね」メリッサが幸せな人生を送ったと思うかについて問われると、「うーん」と考え込みつつも、「ただ少なくとも、一生をかけて彼女らしさを貫いたとは思います。もし二人がもっと近くにいたら…いや、この距離感だから、上手くいっていたような。ある意味、ゲームのキャラクターを介して、一緒に冒険したり会話したりする関係に似ているかも」と、内田ならではの解釈を語った。「約2時間、私ならではのメリッサの存在を伝えて、演じられる喜びを残したいです。ぜひその瞬間を見届けてください!」と語る内田真礼の出演回は11月18日(日)。そのほか、良知真次&中川翔子(14日(水))犬飼貴丈&大野いと(15日(木))、小池徹平&平野綾(16日(金))、寺脇康文&春野寿美礼(17日(土))。東京・サンシャイン劇場にて。チケット好評発売中。取材・文:三浦真紀
2018年11月15日圧倒的なダンステクニックと伸びやかな歌声、明るく周りを照らすオーラで、演劇界でも唯一無二の存在感を放つ柚希礼音。3年前に宝塚歌劇団を退団し、女優として活動を始めてからは、繊細な感性に裏打ちされた演技力でミュージカルシーンを彩ってきた。そんな彼女のコンサート『REON JACK』シリーズも、今回で3作目。前作から続投の大貫勇輔と大村俊介(SHUN)、YOSHIE、クリスティアン・ロペスといった第1級のダンサーたちとの息もぴったりで、もはや“カンパニー”としての勢いすら感じさせるステージを見せている。【チケット情報はこちら】低音のリズムが強く響くオープニングナンバーは、柚希と大貫、大村、YOSHIE、ロペスが1節ずつ、それぞれの個性とテクニックを強烈に印象づけるダンスを披露。再び舞台の階段上に柚希が登場し、ソロから4人のダンスに加わる流れは圧巻で、問答無用に引き込まれる。続いて柚希のセカンド・ミニアルバム『R ing』から、『アラート feat.NAOTO』。本作の音楽プロデューサーを務める本間昭光が作曲を担当、ポルノグラフィティの新藤晴一が作詞したキャッチーな1曲だ。柚希は、大人の女性の揺れ動く気持ちを表しながら、歌い、踊る。オープニングでタフなダンスを見せつけた直後に、エモーショナルなポップスの世界観も表現できるのが、柚希の強み。今ではめっきり少なくなった、“歌とダンスで魅せるショーコンサート”の系譜を、彼女がしっかりと受け継いでいるのが分かる。楽曲はほかにも、洋楽のスタンダードナンバーから1980年代の歌謡曲、オリジナル曲にタンゴまで、変化に富んだラインナップ。その軸となっているのは、やはり柚希とダンサーひとりずつとの競演だ。本作のステージングも手掛けた大村と、ジャネット・ジャクソンの曲に乗せて小粋に踊るナンバー。タンゴダンサーのロペスと共に、超絶技巧の足さばきを見せるタンゴの場面。俳優とダンサーを兼ねる大貫とだから表現できる、コンテンポラリーダンス。なかでも、1990年代のダンスヒットチャートをにぎわせた曲に乗せて、YOSHIEと女ふたりで踊るシーンはここでしか見られないものだろう。国内外で活躍するYOSHIEは、柚希のフルパワーなダンスにも余裕の表情で応える。「ひとりの女性の表と裏を表現した」(柚希のMCより)というダンスは互いにうねり、高まって、会場を熱気で包み込んでゆく。心地よさそうな笑顔の柚希が印象的だ。迫力のダンスシーンが続く一方で、ホッとする口調の柚希のMCも健在。フルレングスのドレス姿でじっくりと聴かせた後、「どうこれ!この引きずり加減!」と発言。前作も登場した『Feeling Good』に乗せ、崩しタキシード姿を披露した後には、「(前作では出ていなかったので)すごく嬉しい!」と無邪気な表情も。このギャップもまた、柚希の魅力。硬軟自在なエンターテインメントを、存分に味わえるステージだ。大阪公演は、11月8日(木)から11日(日)まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。取材・文/佐藤さくら
2018年10月23日個性豊かでチャーミングなデザインが魅力の帽子ブランド『Chapon(シャポン)』イギリス好きにはおなじみの「ロイヤルアスコット」。1700年代から続く、イギリス王室主催の競馬を楽しむために集まるハイクラスな紳士淑女の写真をネットやSNSで見るのが私の密かなの楽しみです。男性はモーニングスーツに山高帽、女性はフォーマルなドレスに帽子またはヘッドピースと厳格なドレスコードがあるこのイベントで私が一番注目しているのは「ミリネリー」や「ファシネーター」と呼ばれるユニークで美しい女性用の帽子です。大ぶりなローズをモチーフにしたものや、フェザーなどを使った華麗な装飾など、派手だけど、気品溢れる帽子たちは目の保養になります。 職人による丁寧な仕事がミリネリーの魅力ですが、日本でそんな装飾もりもりの帽子をかぶるのはちょっと気が引けちゃいます(そんなの気にせずに堂々とかぶるのがお洒落なのかもしれませんが!)。 そんな私のニーズにぴったりはまったのが、ハンドメイドで制作されている一点物の帽子ブランド「Chapon」です。60年代の映画や音楽など、個性豊かでポップなファッション・カルチャーを彷彿とさせるチャーミングなデザインで、どれもこれも「可愛い!」と感嘆の声がつい出てしまうほど魅力的。デザイナーのTommyさんが持つセンス、それを形にする技術にいつも驚かされます。 秋冬のコーディネートのアクセントになる、キャッチーなデザイン! Processed with VSCO with c1 preset レコードをイメージしたこちらのベレー帽。レコードの溝のようにステッチを入れるこだわりが素敵。実際に被ってみると、とってもシンプルなブラックのベレー帽に。そのギャップもまた魅力的。Processed with VSCO with f2 presetこちらは化粧のパフをイメージしたヘッドドレス。ボリュームたっぷりでインパクトがあるので、パーティーなどで活躍してくれそう。Processed with VSCO with c1 presetProcessed with VSCO with c1 presetChaponさんの一番人気はこちらのアップルベレー帽。カラーによって印象がガラリと変わるキュートなデザインです。 こちらは私が所有しているブラックのリボンハット。ベルベットのダブルリボン、黒一色だけで仕上げられたシックなデザインで、かぶるだけでグッとレディーな印象に。この秋冬はシャルロット・オリンピアの靴と合わせて楽しみたいです。 帽子をひとつ加えることでスタイリングがパッと華やかになりますよね。都内では新宿の「豆千代モダン」でのお取り扱いがあります。イベントに参加して出品されることもあるので、ウェブサイトで是非最新情報をチェックしてみてください。 WEB:
2018年10月05日俳優の窪田正孝と柚希礼音が、Bunkamura30周年記念シアターコクーン・オンレパートリー2019『唐版 風の又三郎』で、W主演を務めることが20日、明らかになった。宮沢賢治の『風の又三郎』にギリシャ神話、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』、さらに初演の前年となる1973年に起った自衛隊員による隊機乗り逃げ事件などをつきまぜながら、唐十郎によって1974年に誕生した同作。状況劇場公演として初演を迎え、根津甚八、李礼仙、小林薫といったアングラのレジェンドともいえる俳優たちが出演した。不忍池の水上音楽堂や夢の島に張られたテントなどでの上演では、当日券を求め5時間並ぶことも厭わない観客の熱狂ぶりも話題を呼んだ。東京の下町で出会った、精神病院から逃げてきた青年・織部(窪田)と、宇都宮から流れてきたホステスの・エリカ(柚希)は、恋人同士ですらなく、『風の又三郎』のイメージを介して結びつくもろい関係。汚濁した世間で生きていくことができずに病院に収容され、それでも、自分を連れ去る風の少年に憧れる織部は、その面影をエリカの中に見い出す。またエリカは自衛隊の練習機を乗り逃げした恋人を探す道連れとして、純真な青年を利用する。W主演の2人に加え、北村有起哉、丸山智己、江口のりこ、風間杜夫、山崎銀之丞、石井愃一、六平直政、大鶴美仁音と、演出の金守珍率いる劇団新宿梁山泊の面々など、若手からベテランまで豪華な顔合わせが実現した。○金守珍コメント唐ワールドの魅力は何といっても異次元の世界にワープし、物語の飛躍を楽しめることだ。渦巻き状のパワーを秘めたタイムトンネルをくぐり抜けることで、限りなく自由な想像力を我々に与えてくれる。この渦巻き状のパワーは荒々しい北風にも似て東北から生まれた宮沢賢治の世界とあいまってロマン溢れるファンタジーの世界を醸し出している。この度、素晴らしいキャスト・スタッフと共に『唐版 風の又三郎』をシアターコクーンで上演できることはこの上ない喜びである。ぜひとも劇場に足を運び、唐ワールドのダイナミックで美しい飛翔のイメージとノスタルジックな叙情をたっぷりあじわって頂きたい。○窪田正孝コメント蜷川幸雄氏演出『唐版 滝の白糸』でアリダを演じたのが昨日のことのように感じます。あれから5年も経っているとは。再び唐版に携われることが光栄です。風のようにやわらかく風のように凶暴に風のように自由に風のようにカタチにとらわれず唐版の戯曲を、言葉遊びに酔いしれたい。○柚希礼音コメントこの度『唐版 風の又三郎』に出演させていただくことになり身の引き締まる思いでございます。今まで出演させていただいた作品とは全然違う世界で、そして私ごとですが、来年芸歴20周年を迎え、その幕開けがこの作品になり、新人のつもりで体当たりで全てをかけて学ばせていただきたいと思っております。演出の金さんを始め、ご一緒させていただく窪田正孝さん、素晴らしい共演者の皆様からもたくさんのことを吸収させていただき、おもいっきり挑みたいと思います。このような素晴らしい体験ができることに感謝しながら、今までの自分からもまた一つ殻を破ることができたら……、そして憧れのシアターコクーンで演じることができるのも楽しみです。是非とも楽しみにお待ちください。宜しくおねがいいたします。
2018年09月20日インテリアとしても楽しめる、お洒落なルームフレグランスProcessed with VSCO with 6 preset通勤途中でふといい香りに出会うことがあります。女性の華やかなフレグランスだったり、柔軟剤のふわっとした香りだったり、ずっと包まれていたい、そんな香りに出会った日は足取りも軽くなります。現在双子がお腹にいるので、刺激的なフレグランスは避けて、なるべく自然な香りを心がけていますが、何かとイギリス贔屓な私はJo Maloneを妊娠前には愛用していました。最近は身につけるタイプのものだけではなく、インテリアとして部屋に置いて香りを楽しむルームフレグランスに興味をひかれています。猫がいるのでアロマキャンドルなど火をつけるものはなかなか楽しめないのですが「檸檬はソワレ」のような置いているだけで繊細にアロマが漂うルームサシェは気軽に楽しめますし、何より彫刻作品のように精彩を放つデザインはうっとりする美しさで、ずっと眺めていたいほどです。 Processed with VSCO with hb2 preset 表面だけでなく、裏にも可愛いモチーフやラメなどが施されていて、ついつい裏には何があるのかな?と覗いてしまいます。 他に類を見ないアロマサシェ「檸檬はソワレ」を制作している櫻子さんにサシェに込められた思いなどを教えていただきました。 檸檬はソワレという名前は何から由来してるのでしょうか?「キャンドルやサシェの制作をはじめたのが2015年の5月から、ちょうど私自身の誕生月が5月だったこともあって、5月には昔からとても特別な思いがあります。これから始まる夏に向けて、希望に満ちていながらも、どこか変化に不安を抱く不思議な月です。レモンの花はちょうどその頃、小さな白い花を咲かせます。実は爽やかではつらつとした印象を与えてくれる反面、棘が鋭く、レモンの樹自体が自分の棘で傷ついてしまい、病気にかかることもあります。また、高村光太郎「レモン哀歌」や梶井基次郎「檸檬」などの描写などでもあるように、みずみずしい幸福の象徴とどこか悲哀や焦燥感が香気立つ、とても多面的な印象を与えてくれる植物です。そして陽が暮れてから制作や、物思いに耽ることが多かったこともあって、夜会を指すソワレを足して、『檸檬はソワレ』と名付けました。」 美しく繊細なサシェを作る上で原料のこだわり、デザインのこだわりなどがあれば教えてください。「蝋原料のこだわりは、天然由来の素材をベースに製作しています。具体的にはミルキーな質感とまろやかな空気を放つ、大豆由来のソイワックス。サラサラとした質感で、固まると羽根や氷のような柄が浮き出る椰子由来のパームワックス。そしてミツバチが六角形の巣を作る際に、働きバチが分泌している蝋を、巣から集め、精製されるミツロウ。この3つを基本のベースに、その他の原料もいくつか都度配合して、異なった質感を醸し出すように整えます。また、デザインのこだわりについては、時折どこか異文化情緒を感じさせつつも、特定のルーツやカラーを定めないように気を配ります。モチーフや、枠のなかに収まりつつも、デザインや香りに関しては自由なスタンスで制作をしているため、従来のキャンドルやサシェからほんの少し、道を抜けたプロップスでいられたらとおもいます。」 「自分自身を信じる」という意味が込められた、Trust meシリーズ Processed with VSCO with 5 preset 今までで一番印象に残った作品、香りなどありますか?「Trust meシリーズという、指輪をはめる手がモチーフのシリーズです。このシリーズはぱっと見ではなかなか気付かれないのですが、中指に指輪をはめています。中指に指輪、というのは行動力や直感、協調性を高めるという意味があります。「自分自身を信じる」あるいは「どうかあなた自身を信じてね。」という気持ちを込めて日々制作しています。フレーバーはNight Partyという香りが個人的に思い入れがあります。当初よくあるキャンドルのスタンダードなフレーバーから、もう少しドラマティックな香りを再現したいなと思い始めた頃に配合した、フルーツベースの甘いカクテルをイメージしたこのフレーバーは、ナイトクラブの喧騒の中で、気が滅入りはじめた女の子が口寂しさに手をつけたカクテル...と、物語仕立てに構想をふくらませて出来た、初めてのイメージフレーバーでした。」 手紙で想いとともに香りを届ける、なんて粋な使い方も。 Processed with VSCO with 5 preset どんな風にサシェを日常に取りれて欲しいですか?「インテリアプロップスとしてお使い頂くことが多いですが、サシェの特徴を生かして、薄手の小袋などに入れて頂いて、クローゼットにおいていただくと、お洋服やランジェリーに香りが自分にだけふんわりと気がつく程度にうっすらと伝わるので、試していただけたら嬉しいです。また、個人的にはペーパーウェイトにして少し香りづけをしたり、愛用しているしおりを三日ほどサシェの下に置いておくとちゃんと香りが伝わるので、本を開いた瞬間にふんわり香りが回るので、読書の際にはとってもオススメです。手紙などの便箋に香り付けしておけば、相手が封を開いた時に香りが届くと思うので、そんな使い方も是非。」 普段はバスルームやリビングなどで「檸檬はソワレ」のアロマサシェを楽しんでいますが、手紙などに香りを移す素敵なアイデアは目からウロコでした。大切な人に文章とともに香りを届ける、そんな粋なことを日常でも実践できたら素敵ですね。 檸檬はソワレ / ekot spectrum worksinstagram :
2018年08月31日今回ご紹介するのは、大正十二年創業、神戸元町の老舗洋食屋『伊藤グリル』から『伊藤グリル 欧風ビーフカレー 中辛』。伊藤グリルとは?船のコックとしてヨーロッパを駆け回っていた初代オーナーシェフ・伊藤寛氏が船を下り、テーブル3つから始めたお店が伊藤グリルです。欧州仕込みの経験を活かし、高級洋食屋としてヨーロッパスタイルを踏襲したその店は、颯爽たる洒落た店として神戸では当時のステータスシンボルとなり、常連客のちょっとした社交場となっていたそう。しかし、時は第2次世界大戦の最中。人気を博した伊藤グリルも悪化する戦況に伴い、ビジネスは不振に陥ったといいます。 終戦後、昭和23年(1948年)に復活!入手困難となった牛肉の代わりに馬肉のステーキや、カエル料理なども出していたそうです。一代で神戸指折りの洋食店を築いた寛氏が引退すると、二代目は三男の禄夫氏が継ぎ、禄夫氏の急死後は寛氏の次男・忠が三代目を継承。現在の伊藤グリルを支える2つの伝統メニューの1つ・炭火焼きステーキは、三代目の忠氏の代に誕生。その頃の常連客の間では、うまいステーキができあがるのを煙に包まれながら待ったというエピソードが、今でもよく語られているそうです。 現在の4代目シェフが再現する、初代の隠しメニューのカレー!三代にわたって作り上げてきた伊藤グリルの伝統に根差し、自分らしさを加えていきたい――そんな思いから、完成したビーフシチューも、伊藤グリルの看板メニューの1つです。現在では、炭火焼ステーキ・ビーフシチューを二本柱に、「洋食を食べるならば伊藤グリル」との呼び声高い伊藤グリル。しかし今回ご紹介するのは、初代がイギリスより持ち帰ったレシピを元に、日本人の口に合うようにアレンジしたカレー。レストランメニューにはのせていない秘蔵のカレーが、この味わい深い欧風ビーフカレーです。店舗の味、とかじゃないんです。初代の秘蔵メニューなのです!色は明るい褐色で、お肉は燻した感じのしっかりしたブロック!さすが!のちょっとスモーキーな味わいです。3ブロックも入っていて、満足です。まろやかで、オニオンペーストやチャツネの風味もしっかり効いていて、さすがに伝統のある洋食屋さんの高級感。燻した気配、フルーティな各種ピューレの味が効いた、本格派です。しかも化学調味料不使用なのも嬉しい。 ■総評カレーの味★★★★★辛さ★★☆☆☆本格度★★★★☆またお店の方で二大看板メニューも食べてみたいと思うお味でした。満足です!【筆者略歴】Makolovesyou♡
2018年08月27日梅雨も明け、30度を超える暑い日々が続いていますね。夏になると、体を締めつけないシルエットがふわっとしたワンピースばかり着てしまう傾向にあり、ついついお洒落からは遠のいてしまうのですが、プールやお祭りなど楽しい行事が盛り沢山な夏をお洒落抜きに楽しむなんて、勿体ないという気持ちもあり、最近では「浴衣」を日常に取り入れて楽しむようになりました。結婚を機に夫の趣味だった和装に興味を持ったことで、この春には着物を着て週末にお出かけする機会もありました。着物は着付けを自分でするのも難しいですし、ルールなども多く、着崩れなどの心配などもあり、初心者の私にはハードルが高かったのですが、浴衣は不器用な私でも10分もあればさっと着ることができて気軽なので、特別な日じゃなくても普段着として楽しむことができそうです。花柄や金魚などの柄が浴衣の定番ではありますが、個人的には今の年齢に不相応な感じがするので、敢えてそういった定番柄は外しています。最近では北欧テキスタイルのようなモダンな柄の浴衣も多、無地やストライプの浴衣に帯や帯紐、小物などで色味を加え、その色の取り合わせやニュアンスを楽しむのがオススメです。シンプルな浴衣にインパクト大な籠バッグを取り合わせてみたり、下駄ではなく、敢えてレースアップシューズを選んだり、既存のルールから外れて、自由気ままに浴衣を嗜んでみてはいかがでしょうか?ディレクションをつとめる大森伃佑子さん、そしてイラストレーター塩川いづみさんの作品の大ファンな私としては、何着でも欲しくなってしまう『Double Maison』。水色や黒のギンガムチェック、リップスティックやヘアコーム、猫など乙女心を鷲掴みにするデザインの浴衣たちが揃っています。カフェオレボウルやレトロな薔薇など、他にはない個性的なデザインの帯も、他のブランドにはない可愛らしさでついついあれもこれもと欲しくなってしまいます。シックなモノクロームな浴衣にパールを合わせたり、襟元からレースをちらりとのぞかせたり、trippenの木底サンダルでハズしを楽しんだり、上品に可愛らしく浴衣を着たい人にはぴったりなブランドです。この夏には神楽坂にリアルショップもオープンするので、実際に浴衣を着てみて、自分の好みを追求するのも楽しそうですね。よりシンプルな浴衣を求めて行き着いたのはメンズの浴衣。ネイビーのストライプの浴衣にカンカン帽を合わせると、とっても粋でお気に入りのコーディネートです。街歩きを楽しみたいアクティブ派の私は下駄ではなく歩きやすいシンプルなレースアップシューズを浴衣に合わせています。こちらはイギリスのバレーシューズ・メーカー「FREED」のジャズシューズを。 東南アジアで作られた籠バッグ。モダンなインテリアのようなデザインに一目惚れし、代々木上原のセレクトショップで購入。幼い頃、夏になると祖母が浴衣を仕立てるために、寸法を測ってくれるのですが、「あらまあ、びっくりするくらい大きくなって!」というが祖母の口癖でした。浴衣の季節になるとそのフレーズと丁寧に手縫いされた浴衣を着て、下駄を鳴らしながら駆け足で近くの神社のお祭りや花火大会に出かけたことが思い出されて胸が熱くなります。この夏、さらに心ときめく思い出が浴衣とともに作れたら嬉しいです。
2018年07月20日現代美術家・内藤礼による、自然光での展覧会『内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える』が7月28日から10月8日まで、水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される。《無題》2009年(2008年−)神奈川県立近代美術館 鎌倉、神奈川 撮影:畠山直哉「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに制作する内藤は、光・空気・風・水・重力など無尽蔵な自然と、それらがもたらす色彩や音を受け取る地上の生を、ひそやかでありながら確かな希望を放つ形に昇華させた空間作品で国内外より高い評価を得ている。内藤はこれまで、きんざ《このことを》(直島、2001年)、《母型》(豊島美術館、2010年)のような自然や建築空間と呼応するパーマネント作品を手がけた他、フランクフルトのカルメル会修道院や東京都庭園美術館など、歴史的な場所で展示を開催してきた。国内において2014年以来の個展、かつ過去最大規模となる本展では、光を自身の作品における根源の一つとしてきた内藤が、初めて自然光のみによる光と生命と芸術が決して分別されることのない「地上の生の光景」を見つめる空間を生み出す。《無題(母型)》2008年 三渓園 横笛庵、神奈川[横浜トリエンナーレ2008] 撮影:畠山直哉内藤はある時、「地上の生の内にいる者(私)が生の外に出て他者の眼差しを持ち、生の内を眼差す無意識の働き」に気づき、「私たちは遠くから眼差され、慈悲を受け取っているのではないか」と感じるようになったという。本展は、一日を通して移り変わる豊かな自然光のもと、地上に生きる私たちと死者、生まれ来る者、動植物、精霊との交歓の場として、また永続する自然の動きと私たちとを貫く連続性を可感化する空間として立ち現れる。タイトルの「明るい地上には あなたの姿が見える」をもとに、内藤が水戸芸術館現代美術の空間と向き合う本展。新作を中心として、ギャラリー全8室が絵画や彫刻といった様々なメディアで構成され、一つの作品として立ち上がる。鑑賞者は全室を巡ることで、新たな内藤の作品世界と出会うことができる。《タマ/アニマ(わたしに息を吹きかけてください)》2005年 アサヒビール大山崎山荘美術館、京都 撮影:森川昇内藤は、日中の太陽の光が自室に注ぎ込む間のみ制作を行う。今回は、内藤が制作する光の環境に近い条件での作品鑑賞となる。とりわけ、絵画作品《color beginning》においては、人工照明では見ることのできない繊細で神秘的な色彩が立ち現れ、移りかわる光景を目にすることになる。関連プログラムとして、企画担当学芸員が展示について話すキュレータートークも開催される。【イベント情報】内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える会期:7月28日〜10月8日会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8 時間:9:30〜18:00(7月28日〜8月31日、入場時間は17:30まで)、9:30〜17:00(9月1日〜10月8日、入場時間は16:30まで)休館日:月曜日、9月18日、25日(9月17日、9月24日は開館)入場料:一般900円、前売・団体(20 名以上)700円、高校生以下・70 歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名 無料キュレータートーク会期:8月25日、9月15日会場:現代美術ギャラリー時間:14:00〜15:00 料金:無料(展覧会入場料に含まれる)
2018年07月05日「第50回ミス日本コンテスト2018」が15日、東京・新宿の京王プラザホテルで行われ、愛知県出身で会社員の市橋礼衣(いちはし のりえ))さん(23歳)がグランプリに選ばれた。「第50回ミス日本コンテスト2018」のグランプリに選ばれた市橋礼衣さん今年で50回という節目を迎えた同コンテストは、過去に藤原紀香らを輩出した歴史あるミスコンテスト。この日は、2,803人の応募者から選ばれたファイナリスト14名が最終選考に臨み、着物・水着・ドレスの審査が行われた。名前を呼ばれて思わずうれしさを爆発させた市橋さんは「本当にまだ夢の中にいるようで、実感が湧きません。ここに立てていることが本当に幸せで胸がいっぱいです。改めてこれまで支えてくださったすべての皆様に感謝を申し上げたいと思います」と笑顔を見せ、誰に一番喜びを伝えたい? という質問には「会場に駆けつけてくれた母と叔母、大学時代にバイト先でお世話になった上司とお客さんが見に来てくださいました。4人に心から『ありがとう』と言いたいです」と会場にいた4人との再会を待ち焦がれていた。市橋さんは昨年行われた「2017ミス・ユニバース日本大会」にエントリーした経歴も。「(地元の)愛知大会で3位をいただきました。とても光栄なことなんですが、まだまだ自分の可能性があるのではないかと思い、同じ年に石川大会にも挑戦しました。その時は2位(準グランプリ)をいただきましたが、あと一歩届かない思いをして悔しかったです。私にとってのミスコンは雲を掴むような存在。もう諦めてこのまま会社員として真面目に暮らしていこうかと思いました」と当時の複雑な思いを明かしつつ、「どうしても諦められない自分がいて、ミス日本を知って挑戦しました。諦めなければ道は開けるということを発信していきたいですね」と今後の活動に意欲。将来的には「ダンスだけでなく演劇や歌など、自分の可能性すべてに挑戦してきたいです」と芸能界進出にも興味津々で、憧れの著名人を壇蜜とあげて、「すごく知的なトーク、ウィットに富んだ話が魅力的で、彼女のように話しても美しい、佇んでいても美しい、そんな女性になりたいです」と目を輝かせていた。また、この日の同コンテストでは、1992年の第24回大会でグランプリに輝いた藤原紀香も登壇。ミス日本50周年感謝状が授与された。「感謝状をもらえっるとは思ってもいませんでした。この26年間、ミス日本のグランプリを与えてくださったことで、今の私がいます。逆に私が感謝をしなければいけないです」と恐縮しきりだったが、「あの時の心にあった光を、もっと大きな光にしていこうと、この感謝状をいただいてますます思いました」と決意新たに。この日グランプリとなった市橋さんには「本当にチャンスですし、ミス日本を誇りに思って心に灯った灯火を大きなものにしていき、日本の元気を世界に伝えていただきたいと思います」とエールを送った。左から、岡部七子さん(ミス着物)、竹川智世さん(みどりの女神)、市橋礼衣さん(グランプリ)、浦底里沙さん(水の天使)、山田麗美さん(海の日)、霜野莉沙さん(準ミス日本)なお、ミス日本 準ミス日本には大阪府出身の霜野莉沙(しもの りさ)さん(19歳)、ミス日本「海の日」には、東京都出身の山田麗美(やまだ れみ)さん(20歳)、ミス日本「みどりの女神」には、和歌山県出身の竹川智世(たけかわ ちせ)さん(20歳)、ミス日本「水の天使」には、鹿児島県出身の浦底里沙(うらそこ りさ)さん(21歳)、ミス日本「ミス着物」には、埼玉県出身の岡部七子(おかべ ななこ)さん(18歳)をそれぞれ選出。浦底さんは前日に発表された「ブリリアント賞」(過去のミス日本受賞者が選ぶ賞)にも選ばれている。
2018年01月16日渋谷スペイン坂のGALLERY X BY PARCOにて、乃木坂46のメンバー・伊藤万理華の脳内に迫る「伊藤万理華の脳内博覧会」が10月15日まで開催中。本企画は、ファッション、アート、カルチャーにとどまらず鉱物や苔までをも愛し、独自の視点で世界を見つめる伊藤万理華のやりたいことをとことん追求した脳内博覧会。生駒里奈、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、新内眞衣、松村沙友理、若月佑美など乃木坂46メンバーを伊藤万理華が撮影した「犬会」や、フォトグラファー前康輔、間仲宇がが伊藤万理華をファッションシューティングした写真展示を始め、「脳内ROOM」、オリジナルショートフィルムなども公開される。さらに、会場限定グッズの販売も。【展覧会情報】乃木坂46 伊藤万理華「伊藤万理華の脳内博覧会」会期:10月5日~15日会場:GALLERY X BY PARCO住所:東京都渋谷区宇田川町13-17時間:10:00~21:00(最終日のみ18:00閉場)料金:500円(入場特典ポストカード付)
2017年10月08日宝塚歌劇星組『阿弖流為-ATERUI-』東京公演が7月31日に開幕した。この作品は日本青年館ホールのこけら落とし公演。主演は星組の礼真琴が務める。星組の二番手スターとして高い人気を誇る礼は、これまで本拠地・宝塚での主演経験はあるものの、東京の地で主演を務めるのは初。新劇場での東京初主演と“初ものづくし”となった。宝塚歌劇星組公演『阿弖流為-ATERUI-』チケット情報新国立競技場の建設に伴い2015年3月、36年の歴史に幕を下ろした旧・日本青年館。日本青年館ホールはその後継施設で、以前より南に約100メートル場所を移した敷地に立つ。7月にオープンし、記念コンサートなどを行っているものの、一般客を入れた公演は今回が初めてで、この日が本格スタートとなる。宝塚歌劇団は旧・日本青年館も東京の拠点のひとつとし、宝塚ファンの間でもなじみのある劇場だっただけに、そのこけら落とし公演となる本作は大盛況でチケットはすでに完売。特に初日のこの日は、建物の外観やロビーの写真を撮るファンの姿も多く見られた。物語は高橋克彦の小説『火怨』が原作。8世紀、大和朝廷が蝦夷征伐に乗り出す時代を背景に、故郷を守る為に立ち上がった蝦夷の若き指導者・阿弖流為が、大きな歴史の流れの中、仲間たちとともに大和との戦いに挑んでいくさまをスペクタクルに描いていく。巨大な中央政権に挑む地方勢力の悲劇を単なる悲劇ではなく、どこか希望も残るステージに仕立てているのが宝塚らしく爽やか。LEDボードを使った映像や激しい立ち回りも見どころだ。そして何と言っても主演の礼が、力強くも涼やか。もともと歌も芝居もダンスも秀でたスターだが、大きな心を持つ優しく強い阿弖流為に説得力があったのは、この人の持ち前の求心力あってこそだろう。カーテンコールで礼はまず、「日本青年館ホールのこの舞台に一番最初に立たせていただく幸せを感じ、身の引き締まる思いでいっぱいです」と挨拶。「全員が心をひとつに、力をあわせて駆け抜けたい」と公演への意気込みを語ると同時に、「この作品がこけら落とし公演でよかったと思っていただける作品になるよう、全力で頑張ります」と、こけら落とし公演主演という栄誉ある大役への意気込みも。カーテンコールは4度繰り返され、満員の客席は最後にはスタンディングオベーションになるほどの大盛り上がりとなった。星組公演『阿弖流為-ATERUI-』は8月6日(日)まで同劇場で上演。なお、日本青年館ホールではこのあと、9月25日(月)から10月15日(日)まで、元宝塚星組トップスター・北翔海莉主演ミュージカル『パジャマゲーム』の上演などが控えている。
2017年08月02日映画『リトル・ダンサー』を元にミュージカル化した舞台作品『ビリー・エリオット』。海外で絶賛されるこの作品が、ついに日本で上映決定。出演する柚希礼音さんに話を聞きました。不況に喘ぐ炭鉱の町で生まれ育った少年・ビリーが、ふとしたきっかけからバレエに魅せられ、家族の反対や世間の偏見を乗り越えてプロのバレエダンサーの道を歩んでいく。衝動に突き動かされるようにバレエにのめり込んでいくビリーの姿とひたむきさと、そんな彼のピュアな情熱に感化され、次第に変わっていく周りの大人たちの葛藤と愛を描き大ヒットした映画『リトル・ダンサー』。『ビリー・エリオット』は、その映画を元にミュージカル化した舞台。ストーリーが素晴らしいのはもちろんだけど、ミュージカル用にエルトン・ジョンが書き下ろした楽曲は素晴らしく、舞台ならではの演出で披露される少年・ビリーのダンスシーンの楽しさは、映画以上とも。ロンドン、NYをはじめ世界各地で絶賛され数々の演劇賞を受賞した傑作が、ついに日本で上演決定。炭鉱の町で小さなバレエ教室を営み、ビリーの才能を見出すウィルキンソン先生を演じる柚希礼音さん。「舞台版のDVDを観た時に、昔観た映画以上に感動したんです。全キャストがオーディションと聞いて、最初は怯みましたが、それ以上にこのウィルキンソンという役をやってみたいと思ってしまったんです」柚希さんが、この作品に惹かれたのは、「きれいごとで終わらない」人間くさいドラマだったから。「バレエ教師といっても、教室ではコートも脱がず、バレエシューズも履かず、レッスン中にパイを食べたりしているんです。教室を開いた当初は、純粋な情熱を持っていたけれど、時代や土地柄もあって周りから軽んじられ、うんざりしながらやっていたんですよね。そんな時にビリーのような熱心な生徒が現れて、彼を後押しすることで彼女自身も救われる。そこが素敵ですよね」ウィルキンソンがダンスについて語るセリフにも共感ポイントが。「ダンスに大切なもののひとつはテクニックで、もうひとつが自分の表現だって言うシーンがあるんです。宝塚の入団当初の私は、いかに難しいステップが踏めるかというような技術ばかりを注視していたんです。でも、お芝居のなかでダンスを踊るようになったら、すごいジャンプをしても、ダメ出しされるんです。お芝居の中での心の叫びが大きくなってダンスという表現になるんだと気づいたのは、随分経ってから。自分が身をもって実感したことを先生の立場で言えるのがうれしいんです」稽古には、ロンドンのクリエイティブチームが参加し、段取りや感情の流れなど、細かく演出されるそう。「外枠から役を作ることで、内から湧き上がるものだけでない新しい感覚がプラスされていく感じがあって、とても刺激的な現場です」『ビリー・エリオット』TBS 赤坂 ACTシアタープレビュー公演/7月19日(水)~23日(日)S席1万2500円A席8500円7月25日(火)~10月1日(日)S席1万3500円A席9500円*すべて税込みホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949大阪公演あり。ゆずき・れおん宝塚歌劇団星組トップスターを経て’15年に退団。現在、舞台を中心に活躍中。ソロコンサート「REON JACK 2」のDVDが7月26日にリリース。※『anan』2017年7月19日号より。写真・内田紘倫(柚希さん)ヘア&メイク・黒田啓蔵(Three PEACE/柚希さん)文・望月リサ(by anan編集部)
2017年07月15日ミュージカル『ビリー・エリオット』の公開レッスンが10日に行われ、吉田鋼太郎、柚希礼音、加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹、山城力が登場した。同作は、日本では『リトル・ダンサー』として知られる映画『BILLY ELLIOT』を2006年にイギリスでミュージカル化し、数々の賞を受賞した。映画で同作の監督を務めたスティーヴン・ダルドリーが演出を務め、エルトン・ジョンが音楽を担当した。イギリス北部の町の少年・ビリーは、炭鉱労働者の父に反対されながらも、バレエダンサーとしての才能を開花させていく。約1,300人から選ばれた子供達に、吉田は「彼らのまっすぐな取り組み方にとても心を打たれます」としみじみ。柚希も「子供達なのにプロ」と称賛し、「毎日のスケジュールもすごいことになってるんですけど、予習も復習も。尊敬しています」と語った。宝塚好きな吉田は、柚希について「かわいくて華があって、性格もオープンで、初めてお会いした時から10年来の友達のような気になりました」と絶賛。「宝塚の方を見たら口説くわけじゃないんですよ!」と言い訳し、周囲を笑わせる。一方柚希は「初めてお芝居を合わせた時は、ものすごく圧倒されて何もできなかったです。とにかく吉田鋼太郎さんにビビらないで、圧倒されないでと言われるくらい、あまりの迫力とあまりのお芝居に、何もできずに終わって反省しました」とその演技の凄さに驚いた様子だった。吉田は同作について、改めて「本当に子供達の情熱、それから周りの子供達に触発されながら、ものすごいものを作っていると実感しながら作っております」とアピール。「観終わった後に、俺も頑張ろうという気に必ずなれる芝居だと思います。ミュージカル嫌いな僕がおすすめする、絶対俺も観るというミュージカルです」と熱弁した。この日の公開レッスンでは、「シャイン(Shine)」「ソリダリティ(Solidarity)」「エクスプレッシング ユアセルフ(Expressing Yourself)」3曲のパフォーマンスを披露。少年たちによるバレエやタップ、吉田・柚希による迫力のやりとりに、拍手が沸き起こっていた。
2017年06月11日4日、「伊藤千晃」がYahoo検索ワード1位となり、話題だ。3月末で7人組ダンス&ボーカルグループAAAを卒業した伊藤千晃(30)が、自身のオフィシャルブログやSNSで、メンバーの日高光啓(30)との2ショットを公開したのがきっかけとなっているようだ。 伊藤は、SKY-HIとしてソロ活動をしている日高の初の日本武道館公演を訪れた、「バンドやダンサーのみなさんと息のあったパフォーマンスは素晴らしく高速ラップには思わず鳥肌が立ちました!!彼の新しい姿をLIVEを通して見る事が出来た気がして私もとても刺激になりました。」と感想をつづり、最後に「#AAA伊藤千晃」とハッシュタグをつけて日高との2ショット写真を公開した。 ネットでファンは「卒業してもこうやってツーショット載せてくれるとか嬉しすぎる」「最高の2ショット」「タグでAAA伊藤千晃ってなってる!嬉しい」と歓喜の声とともに、「うーん。嬉しいけど、卒業決めたのは自分でしょ?」「もうAAAではない」「2ショットはいいけど、タグにAAAを付けるのは違うと思う」と自らAAAを卒業した伊藤に対する冷静な意見もみられ、拡散が広がっている。 伊藤は今年1月、40代実業家男性との結婚と妊娠をファンクラブ向けに発表。あわせて3月末でのグループ卒業を明かし「たくさん悩み考え、メンバーとスタッフに相談をして出した答えです」と直筆メッセージで伝えていた。
2017年05月04日襟足すっきりで上品なイメージのアップスタイル結婚式やパーティーシーンなどにおすすめのヘアアレンジです。襟足もスッキリさせているので着物に合わせてもOKです。振袖なら華やかな髪飾りをつけて、訪問着などはそのままでもいいですし、ワンポイントを付けてもかわいいですよ。パーティーシーンに使えるアップヘアアレンジの作り方① トップを結んでくるりんぱします。② 両サイド、バック、トップ、それぞれの髪を編んでいきます。両サイドの髪はトップからねじり編みで編み込みをしていき、毛先まで編みます。バックの髪は2つに分けてねじり編みにし、くるりんぱしたトップの毛束は三つ編みにします。それぞれ軽くほぐします。③ 両サイドの髪を後ろにもっていき、クロスしてアメピンで留めます。④ バックとトップの髪をまとめて、アメピンやUピンで固定して完成です。サイドのねじり編み込みがアレンジのポイントに横から見たときも編み込みがあると華やかですよね。ねじり編みで編み込んであるので、少し難しいかもしれませんが、普通の編み込みよりも動きがでるのでぜひ挑戦してみてください。美容師/伊藤礼(ピリカ ラプ)
2017年04月03日3月2日、柚希礼音ソロコンサート「REON JACK2」の公開稽古が行われた。「REON JACK 2」チケット情報まず、「Two Snakes~feat.NAOTO」を柚希と大村俊介(SHUN)のデュオで。ダークでビターな歌詞に合う、2匹の蛇が絡みつくような濃厚なダンスナンバー。大村が柚希をリフトしたり、互いに挑発し絡み合うという、なんとも大人のワイルド感。愛があるのかないのか、裏ありな男女の関係なのか、とても妄想が掻き立てられる世界観。柚希のクールな歌声も絶品だ。2曲目は今回の目玉のひとつ、ピアソラの名曲「リベルタンゴ」を柚希と上野水香のパドドゥで。振付は東京バレエ団の高岸直樹と大村俊介(SHUN)。柚希と上野は互いに見つめ合い、時には柚希がリード。ふたりでシンメトリーに踊るシーンは、華麗!のひと言だ。ふたりの顔が激しく近づく振りが度々あり、ムムム?!と、ドキドキさせられた。柚希いわく「こうして組むのも久しぶりで新鮮。相手が上野水香さんで感激しています。男役の血?……うーん、どっちもやるぞ!という感じ(笑)」。確かに2曲で全く違う表情を見せた柚希。コンサートでは、今までとはひと味違う、成長した新たな顔、表現がたくさん観られるだろう。期待大だ。■柚希礼音コメント今回はスペシャルなダンサーの方々に出ていただき、大いに挑戦します。見応えのある、中身の濃いショーにしたいです。もちろん最後にはお客様とのコラボもありますよ。上野水香さんはバレエを知る人なら一緒に踊れるなんて信じられないと思われる特別な存在。ふたりで挑戦する場面を作り、素敵な化学反応を起こしたいですね。持ち歌も披露いたしますが、かつての心情とは違い、今の心持ちで歌うのが不思議。去年出した「Maybe If…」も新鮮だし、在団中の曲に至っては、キーが低くて驚いたり。先ほど歌い踊った「Two Snakes」もかつてならこんな表現にしなかったと思います。この2年弱、ミュージカルなどでの挑戦、経験を経た柚希礼音がそのまま詰まったものになるはず。今は変化を恐れず、勇気を持って挑戦します。カッコいいけどカッコいいだけじゃない、色々な顔をお見せできると思います。またパシフィコ横浜公演限定でリクエストを募りました。その結果を見て、これかな?と予想していた3曲となり、みなさんと心が通じているなぁと。今回選ばれなかった曲の中には「この曲が人気あるんだ!」とか結構前に歌った楽曲だったりとても面白かったです。コメントもいただき、すごく嬉しかったです。このメンバーとご一緒させていただけること、毎日稽古しながら感動しています。ぜひたくさん観ていただけたら。頑張ります!公演は3月23日(木)から26日(日)まで梅田芸術劇場メインホール、30日(木)・31日(金)パシフィコ横浜国立大ホール、4月19日(水)・20日(木)福岡市民会館大ホールにて。取材・文/三浦真紀
2017年03月03日昨年、歌とダンスで展開するコンサート『REON JACK』を大好評のうちに終え、そのショーマンぶりが改めて評価された柚希礼音。日本では数少ないショー要素の強いステージをまた観たいという熱い声に応え、早くも『REON JACK2』の上演が決定! 今回は上野水香や大貫勇輔ら国内外で活躍するトップダンサーが集結し、柚希と競演を繰り広げる。『REON JACK2』チケット情報星組トップスター時代に催された武道館コンサート(2014年)、そして退団後、女優に転身してからの『REON JACK』(2016年)。3度目となる『REON JACK2』では「よりアーティスティックな舞台を目指したい」と柚希は話す。「宝塚を退団したことで自分の心情も変わってきていますし、だからこそ難しいことにも挑戦していければ」と柚希。中でも、モーリス・ベジャールら世界的な振付家のもとで踊ってきた上野水香とは「ずっと一緒に踊ってみたいと思っていた」という。「実は(宝塚入団前に)私がバレエのコンクールに出ていた頃、いつも1位が上野さんだったんです(笑)。ただ、そんなスゴい上野さんでもショーのダンスはほとんど初めてのようなので、お互いにとっての挑戦になればいいなと思っています」と意気込みは充分だ。その分、今回の振付と出演も兼ねる大村俊介(宝塚では柚希の代表作『オーシャンズ11』や『ロミオとジュリエット』も担当)らスタッフたちと、ダンスナンバーについても細かく打ち合わせを重ねていると明かしてくれた。一方、楽曲の面でも大きな変化が。「今までは宝塚や海外アーティストの曲を歌っていたんですが、在団中にリリースした『夜空に眠るまで』や、今度出す5曲入りCDの分も合わせて、ほとんど私の曲で構成出来るようになりました。新曲のうち2曲を森雪之丞さんに作詞していただいたり、『夜空に~』でご好評いただいた本間昭光さんに音楽プロデューサーをお願いしたりしているので、これまでとはまた違った柚希礼音を見てもらえるんじゃないかな」と、柚希は笑顔で話した。さて、ダンスと歌の実力に加えて、主役に圧倒的な華がなければ成り立たないといわれるのが“ショー”(ここではコンサートと表記)。柚希は女優になった今も、その希有な道を気負うことなく進んでいる。「歌とダンスのレッスン、それから構成や演出も打ち合わせするから時間はいつも足りないです。『あぁ、ここは(スタッフに)任せてしまいたい』と思うこともあるんですが、結局は『いやいや!やるぞ!』となるんですよね(笑)。ダンスと歌で表現するコンサートは、“今の私”を表現する大切な場所。これからもずっと続けていきたいです」公演は3月23日(木)から26日(日)まで梅田芸術劇場メインホール、30日(木)・31日(金)パシフィコ横浜国立大ホール、4月19日(水)・20日(木)福岡市民会館大ホールにて。取材・文佐藤さくら
2017年01月20日暮らしまわりのスタイリストとして活躍する伊藤まさこさんは、実は「さりげない気配りの達人」。その絶妙な“気配り”の秘訣、そして周囲の人からの、伊藤さんの「気配りエピソード」を紹介します。***18時からのオフの時間は、「友人たちとの食事を楽しむことが多い」と伊藤さん。アトリエにはよく友人が集まり、その楽しそうな様子は彼女のインスタグラムでも垣間見られる。「人を招いたときに気をつけているのが、ゲストを緊張させないこと。我が家に到着したら、すぐに自由に過ごしてもらえるように工夫をしています」例えば、グラスやカトラリーははじめから用意し、誰でもすぐ手にできる場所にセット。食事が始まれば、伊藤さんも一緒にテーブルについて、おしゃべりに興じる。ゲストがくつろげるように、丹念な準備をしているのだ。また、楽しかった様子はSNSにもアップ。「多くの人が目にするものだから、言葉は選んでいます。アップする写真も、見て楽しい、おいしそうって思ってもらえるものだけと決めていますね」とはいえ、耳に心地よいことばかりを並べて済ませているわけではない。言いにくいこともちゃんと伝えるようにしている。「おかしいと思ったら、すぐその人に伝え、それで終わり。引きずりません。思ったことをいつ伝えるかも大切にします」そんな伊藤さんのことを、料理家の坂田阿希子さんは「温かさのあるカジュアルな気配り名人」だと話します。「とにかくフットワークが軽いんです。SNSで彼女が和菓子をアップしていたので“食べたい”とコメントしたら、すぐに差し入れてくれて(笑)。不思議なことに、彼女の行動からは、これは特別なことじゃないのという雰囲気を感じとれるから、お返ししなきゃと思わず、素直に受け取れるんです」つい最近も料理の差し入れをもらったという坂田阿希子さん。伊藤さんには、男らしさと女らしさが共存しているとも話す。「愛猫が亡くなってしばらく経ったとき、“娘と庭で摘んだから”という簡単な手紙と一緒にブーケを玄関のドアにかけてくれていたことがあって。その心遣いが本当に嬉しかったんです。悲しんでいた私と適度な距離を保つ男前な感じと、花や料理にこめられた女らしさと。そんなバランスがちょうどいい人なんです」◇伊藤まさこさん暮らしまわりのスタイリストとして活躍する傍ら、旅や食にまつわる本も出版。ほぼ日刊イトイ新聞のサイトでは、お弁当の連載も担当する。『ちびちび もぐもぐ お酒とごはん』(PHP研究所)は11月に発売。◇坂田阿希子さん料理家。「studio SPOON」主宰。雑誌や書籍で活躍しながら、料理教室も開催。著書『わたしの作りおき便利帖』が発売されたばかり。※『anan』2016年10月5日号より。写真・馬場わかなスタイリスト・伊藤まさこ取材、文・野村紀沙枝
2016年09月29日スタイリング、そしてそのライフスタイルも支持されるスタイリストの伊藤まさこさん。彼女を知る人々は、「さりげない気配りの達人」と、伊藤さんを評します。ご本人への取材から見えてきた、気配りのコツとは。***大人ならではの気配りができる人を取材するなら?編集部の周辺できいてみると、みんな口を揃えて伊藤まさこさんの名を挙げる。それを本人に伝えると、「自分では普通のことをしているだけなので…。でも、そう言っていただけるのは嬉しいですね」と少し照れ笑い。伊藤さんの言う“普通のこと”とは、とてもシンプル。それは自分がされて嬉しいことを相手にするということ。「されて嫌なことは、絶対にしないようにしています。ただそう考えているだけだから、無理なく自然と動けているのかもしれない。私自身、気を使わせるのが苦手な部分もあるので、やりすぎないようにはしています」そんな絶妙な塩梅の伊藤さんの気配りをいくつか例に挙げてみると…。近所のホームパーティには、シャンパンをワインクーラーに入れて持っていき、相手に氷を用意させないように。あるときは、家の庭で摘んだミントでブーケを作って、お裾分けの惣菜と一緒にプレゼントと、まさに人柄溢れる温かな心遣い。この発想は、心の余裕から生まれるらしい。「いつもどうやったら気持ちよく過ごせるかを考えているんです。自分が機嫌よくいられれば、誰に対しても自然と心配りができると思うから。だから仕事は18時には終わらせて、その後はきっぱりオフの時間に。時間の使い方は潔いタイプかも。あと、悪口や噂話も苦手だから、ネガティブなことは言わない。こうやって、常に自分を健やかにしておくことが、大切だと思うんです」そんな伊藤さんに、誰もがふっと笑顔になれる贈りものアイデアを教えてもらうと、驚き・手間・備え・組み合わせ、この4つのキーワードが浮かんできた。なかでも、伊藤さんが一番大切にしているのが、手間をかけること。「特に目上の方になりますが、みなさんおいしいものや高価なものをよくご存じなんですよね。だからあえて手作りのものを差し上げています。自分の手足を動かして用意したものって、案外喜んでもらえるんですよ」その代表的なものが、手作りのお弁当。詰めるおかずは、作り慣れている和惣菜を4~5種ほど。お弁当箱やお箸は使い捨てを選び、食べた後の返却などで相手をわずらわせないようにしている。この優しいひと手間が、伊藤さんらしい気の配り方。さらに、料理上手ならではのおみやげも。「よく海外に行くんですが、毎回みんなの分のおみやげを買って帰って配るのは正直難しい。だから、持ち帰った現地の食材で料理を作り、おみやげ代わりに友人を招待。旅先での話も自然とはずみます」贈りもの上手の伊藤さんが、ものをいただいたらどうする?「できるだけお礼状を書くようにはしていますが、なかなか手紙を出せないときもありますよね。そういう状況にあるなら、すぐに電話をかけるようにしています。嬉しかったことは、早く伝えたくなっちゃうんです」◇伊藤まさこさん暮らしまわりのスタイリストとして活躍する傍ら、旅や食にまつわる本も出版。ほぼ日刊イトイ新聞のサイトでは、お弁当の連載も担当する。『ちびちび もぐもぐ お酒とごはん』(PHP研究所)は11月に発売。※『anan』2016年10月5日号より。写真・馬場わかなスタイリスト・伊藤まさこ取材、文・野村紀沙枝
2016年09月29日元宝塚星組トップスター・柚希礼音が宝塚退団後、初主演するミュージカル『ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア~』の制作発表会見が7月6日、都内で行われた。『ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア~』チケット情報原作は1996年に誕生し、シリーズ累計6800万本を出荷しているサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』。2002年にはハリウッドで映画化もされた、日本ゲーム界が誇る大ヒット作だ。“人類を滅亡へと向かわせる「ウィルス=奴ら」との壮絶な戦い”という原作のモチーフはそのままに、今回は作・演出家のG2がオリジナルミュージカルとして作り上げる。物語は、アドリア海沿岸のとある城塞都市を舞台に、周りを“奴ら”に取り囲まれた人々が、エーゲ海の小島に噛まれても生きている少女がいるという噂を入手し、少女の抗体から血清を作ろうと危険をおかし小島を目指すが……というもの。ゲームクリエイターであり、今回監修として参加するCAPCOMの小林裕幸氏は「ゲームと設定やキャラクターは違いますが、『バイオハザード』の面白さをより多くの人に知って頂きたいので、皆さんに預けた形となります。G2さんが描きたい『バイオハザード』を思い切りやっていただきたい」と、ミュージカル版ならではの展開に期待を寄せる。その中で、過去の記憶を失くしたヒロイン、リサ・マーチンを演じるのが柚希。2015年に宝塚を退団後、コンサートやショー作品には出演してきたが「すごくお芝居をしたいなと思っているところでしたので、今回、退団後初ミュージカルに出演できてとても嬉しいです」と喜びを語る。ただ、ゲームは子どもの頃から得意ではないと話し「でも、今回はゲームをちゃんと全部やっていないとダメだとまわりの原作ファンに強く言われまして、頑張ってやってみたのですが……どうしても最初のゾンビを倒すことができない。何度やってもいっぱい噛まれて死んでしまうんです。“カッコいい戦う女性”であるリサをできるのか心配になるくらい、敵が来ると逃げたくなる」と可愛らしいエピソードを明かす。とはいえ、「もともとの作品のファンの方々にも満足していただきつつ、それを真似るだけではなく、愛や勇気、オリジナルなハートフルなメッセージ性をお届けしたい」と意気込みを語った。共演者は横田栄司、渡辺大輔、平間壮一、海宝直人、吉野圭吾ら。この日の会見でもズラリとイケメンたちに囲まれ、「(共演者の男優陣の)あまりの豪華さにテンションあがってます」と柚希。公演は9月30日(金)から10月12日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、11月11日(金)から16日(水)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。チケットは7月23日(土)に一般発売を開始する。
2016年07月06日柚希礼音が、宝塚歌劇団退団後初のソロコンサート『REON JACK』を開催。3月10日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで公開舞台稽古と囲み取材が行われた。「REON JACK」チケット情報シーンごとにテーマを持たせた場面構成。合間には、星組の下級生時代から共に時間を過ごしてきた陽月華、音花ゆり、鶴美舞夕とのトークやクイズコーナーも展開し、柚希のさまざまな“表情”を見せてくれる。オープニングでは映画のようなストーリー性のある映像とリンクさせる形で柚希が登場。オリジナル楽曲の『DIAMOND IS YOU』ではクールにカッコ良いダンスで魅せ、2月24日にリリースされたCD『R+』の収録ナンバー『REON JACK』ではキャストもペンライトを持ち、ノリノリのダンスを披露。客席を回り、ひとりひとりの顔を見ながらコミュニケーションを楽しむ。ダンスの振付もしてくれるので、一緒に踊ったり、3色に光るペンライトを事前に購入しておけば、より楽しめること間違いナシだ。また、蛍光色のカラフル&ド派手な衣裳をまとったシーンでポップに見せたかと思えば、タンゴではスタイリッシュかつセクシーに。タンゴダンサー、クリスティアン・ロペスと踊るシーンは、柚希自身の中でも「挑戦」と位置付けたもの。黒のスーツ&ハットでタバコをふかして男っぽく見せる曲がある一方で、深いスリットの入ったセクシーなドレスをまとい、しっとりと情熱的に踊る姿にはドキドキさせられる。さらにこの日は“A期間”のプログラムのため、宝塚時代に出演した『太王四神記』『オーシャンズ11』などから雰囲気の異なる楽曲を披露。後半では誰もが耳にしたことあるような楽曲やCD収録曲を使いながら、柚希の“今”を見せる。特に、最後に届けたバラード曲『希望の空』は、宝塚退団後の自身の思いがたっぷりと詰まった1曲。心を込めて歌い上げる声、そして、その心情を表す踊りにグッと心を掴まれた。“男役”という皮を脱ぎ、『プリンス・オブ・ブロードウェイ』出演を経て、アーティストとしての魅力がグンと増した柚希礼音。カッコ良くも美しく、ときにコミカルに自分らしく歌い踊り、イキイキと輝く姿に引き込まれた。囲み取材では、「お客様とコミュニケーションがとれる“REON”コンサートは、現役中からとても大切にしていた公演。場面ごとに全然違う“REON”をお楽しみいただきたいです」とコメント。そして「大阪は生まれ育った場所ですし、梅田芸術劇場は宝塚時代からたくさんの思い出が詰まった場所。宝塚時代の曲を歌っていると、ここでスタートできることが幸せだなと思います。熱い関西のお客様に囲まれて大盛り上がりで終え、東京公演につなげたいです」と意気込みを語った。公演は、3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2016年03月15日柚希礼音が、宝塚歌劇団退団後初のソロコンサート『REON JACK』を開催。3月10日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで公開舞台稽古と囲み取材が行われた。「REON JACK」チケット情報シーンごとにテーマを持たせた場面構成。合間には、星組の下級生時代から共に時間を過ごしてきた陽月華、音花ゆり、鶴美舞夕とのトークやクイズコーナーも展開し、柚希のさまざまな“表情”を見せてくれる。オープニングでは映画のようなストーリー性のある映像とリンクさせる形で柚希が登場。オリジナル楽曲の『DIAMOND IS YOU』ではクールにカッコ良いダンスで魅せ、2月24日にリリースされたCD『R+』の収録ナンバー『REON JACK』ではキャストもペンライトを持ち、ノリノリのダンスを披露。客席を回り、ひとりひとりの顔を見ながらコミュニケーションを楽しむ。ダンスの振付もしてくれるので、一緒に踊ったり、3色に光るペンライトを事前に購入しておけば、より楽しめること間違いナシだ。また、蛍光色のカラフル&ド派手な衣裳をまとったシーンでポップに見せたかと思えば、タンゴではスタイリッシュかつセクシーに。タンゴダンサー、クリスティアン・ロペスと踊るシーンは、柚希自身の中でも「挑戦」と位置付けたもの。黒のスーツ&ハットでタバコをふかして男っぽく見せる曲がある一方で、深いスリットの入ったセクシーなドレスをまとい、しっとりと情熱的に踊る姿にはドキドキさせられる。さらにこの日は“A期間”のプログラムのため、宝塚時代に出演した『太王四神記』『オーシャンズ11』などから雰囲気の異なる楽曲を披露。後半では誰もが耳にしたことあるような楽曲やCD収録曲を使いながら、柚希の“今”を見せる。特に、最後に届けたバラード曲『希望の空』は、宝塚退団後の自身の思いがたっぷりと詰まった1曲。心を込めて歌い上げる声、そして、その心情を表す踊りにグッと心を掴まれた。“男役”という皮を脱ぎ、『プリンス・オブ・ブロードウェイ』出演を経て、アーティストとしての魅力がグンと増した柚希礼音。カッコ良くも美しく、ときにコミカルに自分らしく歌い踊り、イキイキと輝く姿に引き込まれた。囲み取材では、「お客様とコミュニケーションがとれる“REON”コンサートは、現役中からとても大切にしていた公演。場面ごとに全然違う“REON”をお楽しみいただきたいです」とコメント。そして「大阪は生まれ育った場所ですし、梅田芸術劇場は宝塚時代からたくさんの思い出が詰まった場所。宝塚時代の曲を歌っていると、ここでスタートできることが幸せだなと思います。熱い関西のお客様に囲まれて大盛り上がりで終え、東京公演につなげたいです」と意気込みを語った。公演は、3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2016年03月15日声優として数々のアニメに出演し、アーティストとしても活躍する内田真礼が、ファーストライブイベント「Hello, 1st contact!」を、2016年2月28日(日)に、東京・中野サンプラザにて開催した。内田にとって初のソロライブとなった今回。演奏は生バンドによって行われ、Bass/Band Master:黒須克彦、Guitar:山本陽介、Keyboards:今井隼、Drums:村田一弘、Manipulator/Percussion:大串友紀といった豪華なバンドメンバーに支えられながら、全17曲(アンコール含む)を披露した。ライブ本編では、2015年12月2日にリリースされた1stアルバム「PENKI」を収録曲順に熱唱。アンコールでは、5月11日にリリース予定で、TVアニメ『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』のオープニングテーマとなる「Resonant Heart」が初披露された。ステージ上に設置されたジャングルジムを活かした立体的な舞台演出や、突然客席に登場するサプライズ演出など、さまざま趣向で観客を楽しませつつ、最後には感激の涙を流しながら、会場と一体になって「Hello, future contact!」を歌い上げ、およそ2時間のライブイベントを締めくくった。
2016年02月29日2016年4月よりテレビ東京ほかにて放送開始となるTVアニメ『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』。そのオープニングテーマで、声優・内田真礼が歌う「Resonant Heart」(レゾナントハート)の一部が、アニメ映像とともに公開された。TVアニメ『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』は、累計プレイヤー数300万人以上の人気ソーシャルゲーム『聖戦ケルベロス』のアニメ化作品。オープニングテーマは、本作にエリン役としても出演している内田真礼、エンディングテーマは三森すずこがそれぞれ担当することが明らかとなっている。○「聖戦ケルベロス」OPソング「Resonat Heart」内田真礼■内田真礼からのコメントオープニングテーマの「Resonant Heart」は主人公のヒイロの境遇を歌にしているところがあるので、ヒイロがみんなと冒険している様子が曲の中でイメージできたらいいなと思いながら歌わせて頂きました。是非、オープニング映像と合わせて楽しんで頂きたいです!なお、「Resonant Heart」は、2016年5月11日(水)の発売予定となっているので、あわせてチェックしておきたい。TVアニメ『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』は、テレビ東京ほかにて、2016年4月より放送開始予定。詳細についてはアニメ公式サイトをチェックしてほしい。(C)2016 GREE, Inc. /iQIYI.GREE.MEDIALINK.TV TOKYO
2016年02月25日柚希礼音ソロコンサート『REON JACK』の公開稽古が2月17日、都内で行われた。公開稽古で披露されたのは2曲。「DAIAMOND IS YOU」は本公演のために書き下ろされたオリジナル曲。カーキのトレンチコート姿の柚希が階段から颯爽と降りてきて、途中、“JACK”で人差し指の決めポーズ。スタイリッシュな群舞など、マニッシュな柚希を堪能できる。「退団公演の『Dear DIAMOND!!』から約10か月、眠っていたダイヤモンドが蘇り輝き出すという歌詞が気に入っています。久しぶりのREONとしてのコンサート、カッコよく素敵に目覚めたいです」と柚希。柚希礼音ソロコンサート『REON JACK』チケット情報一方、「REON JACK」は元気で明るいポップス曲。ペンライトを持ってノリノリの柚希。手拍子あり、煽りあり、最後はボールを投げるサービスと、客席と一体化して盛り上がるにちがいない。「『REON JACK』は2月24日リリースのCD/DVD『R+』の収録曲。“ヘイヘイヘイ!”“イェイ!”などの合いの手を前もって覚えておいていただくと、より一緒に盛り上がれますよ」囲み会見では、公演への思いを熱く語った。「REONコンサートはお客様と一緒に楽しめることを第一に考え、演出の稲葉太地先生と共に作ってきました。カッコイイところや新しい私、多面体のREON を観ていただけるように。宝塚の楽曲は歌いたい曲がたくさんあり、かなり厳選しました。さよなら公演やディナーショーで歌わなかった曲もあり、日程を分けて歌いますので、どちらもいらしていただけたら。今着ているTシャツは“私はREONにジャックされた”の意。このコンサートでは私が皆様をしっかりジャックするつもりで頑張ります!」自らが作詞した「希望の空」は、ダンス作品としても注目とか。「作詞は宝塚時代にやりきった感があり、書けるかな?と思っていたのですが。退団後ニューヨークで3か月を過ごし、初めての慣れない環境で立ち止まり、苦しんだことも。『希望の空』はその心境を書きつつ、前に向かう思いを込めています。『希望の空』ではKAZUMI-BOY先生の振付により、退団後の心情をダンスで表現、面白くなるのではないでしょうか。またダンスはタンゴも見所。カッコイイとフェミニン、両方の要素があるので、両極端で踊れるようになりたいです」待望の退団後初のソロコンサート。『プリンス・オブ・ブロードウェイ』でのブロードウェイスター達との共演を経て、成長し輝きを増した柚希に出会えるはずだ。公演は、3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京国際フォーラム ホールCにて。取材・文/三浦真紀
2016年02月22日