映画『美しい星』(5月26日公開)の完成披露試写会が24日に行われ、リリー・フランキー、亀梨和也(KAT-TUN)、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介、吉田大八監督が登場した。同作は三島由紀夫の同名小説を原作に、舞台を現代に移し大胆に脚色して映画化。ある日突然「宇宙人」に覚醒した家族と、世界の関わり合いを描く。父親役のリリーが火星人、息子役の亀梨が水星人、娘役の橋本が金星人、母親役の中嶋が地球人となる。リリーが演じた重一郎は、自身を火星人と称し地球の危機を訴える。リリーは重一郎について「真っ当に近々起きること言ってるんだけど」と前置きしつつ、「正しいことを言ってる人が変な人に見えるというのが物の見方じゃないですか」と語った。そして「『これから大変なことになりますよ地球が!』って、駅前で言ってる人を見たら危ない人として処理するのに、本当はそうなんですよ」と続け、「真面目なことを声高に言うというのは、これくらい人に宇宙人だと思われるのか」と疑問を提示した。さらにリリーは「なるべく人は問題を先送りにしたい」と持論を展開し、「今日言われたくないことを声高に言うことを、変な人として処理するというのが、この映画を見るとよくわかる」と触れる。作中で佐々木が言った「本当に美しい自然に人間は存在しない」というセリフを挙げ、「今俺が言ったら羽毛布団を売りつけそうな空気になってるけど、この映画の脈絡であのセリフにたどり着いていくと確かになあって。自分たちがいることで起きたことが改めてわかったりとか」と作品から得た認識を明かした。亀梨も「はっとさせられましたね」と同意し、同作を「地球人として新たな角度をもらえた作品」と表現。リリーは「(話を)すればするほどネズミ講のセミナーみたいになる」と苦笑しつつも、「(映画を)観ていただければわかる」と改めて作品をアピールした。
2017年04月24日映画『美しい星』(5月26日公開)の完成披露試写会が24日に行われ、リリー・フランキー、亀梨和也(KAT-TUN)、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介、吉田大八監督が登場した。同作は三島由紀夫の同名小説を原作に、舞台を現代に移し大胆に脚色して映画化。ある日突然「宇宙人」に覚醒した家族と、世界の関わり合いを描く。父親役のリリーが火星人、息子役の亀梨が水星人、娘役の橋本が金星人、母親役の中嶋が地球人となる。リラックスしたシルエットの衣装に、リリーから「パジャマか」と突っ込まれた亀梨は「今日のテーマはパジャマということで、ラフに来させていただきました」と冗談交じりに答えつつ照れ笑い。スタイリストとシャツを出すかどうか議論していたことをバラされた亀梨だが、実際にシャツインした姿を見せ「お腹冷えてるバージョンにしました」と茶目っ気たっぷりに答えると、客席からは「かわいい!」と大歓声が上がり、リリーは「キャーのポイントがわからない!」と驚いていた。また4人家族の役となったが、なかなか家のシーンがなかった亀梨は「プレイボーイ(役)なもんで」とクールに決めてみせた。リリーが「一雄(亀梨)が野球の練習してる間、俺らはずっと家族でね」と語ると、「これちょっと、亀梨の方入っててきちゃうんで」と苦笑。亀梨は「実際にリリーさんがお父さんだったら、すごい楽しい息子生活が送れるんだろうなって」と想像し、現場でも「リリーさんが役名で呼んでくれて、ナチュラルな空気感を出してくれた」と感謝した。最後のフォトセッションでは、作中でリリーが何度も行う「火星人ポーズ」を全員で披露。トコトコと小走りに現れた亀梨は、屈伸をしたり、シャドーボクシングをしたりと入念に準備を行い、キレのある動きを見せていた。
2017年04月24日笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建との結婚を発表した女優・佐々木希が、4月19日にアキバシアターで開催された映画『光をくれた人』のトークイベントに登壇。記者から指輪について尋ねられた佐々木は「まだもらっていないんです。お互いに忙しくて」と笑顔で答えた。結婚式の日程についても「本当に全く決まっておらずでございます。年内にはしたいですけど」とのこと。子どもについては「全くなく。それは神様に。私は何人でも欲しいです。どちらも3人兄弟ですので」と前向きに語った。さらに「今朝、行ってきますのキスはありましたか?」と質問されると「今日はしておりません(笑)。時間がバラバラでしたので、起こさないようにと」と新妻らしい心遣いを見せた。イベントで佐々木は「自分に光をくれた人」について、渡部建ではなく「愛犬ですかね」と即答し「予想と違う言葉でごめんなさい」とはにかんだ。「デビューして間もない頃、犬を飼いまして、そこから良い時も悪い時も過ごして9年間一緒にいるので、大変な時にも支えてくれました」と愛犬との絆を口にした。理想の夫婦像については「どんなことがあっても味方というのが理想です。また、きちんとコミュニケーションを毎日図るというのは大事なこと。良いことも悪いことも乗り越えていけるような強い夫婦になれたら」と希望を語った。『光をくれた人』は、M・L・ステッドマンのベストセラー小説「海を照らす光」の映画化作品。孤島の灯台守となった男と、美しく快活な妻の夫婦愛を描く。『スティーブ・ジョブズ』(16)のマイケル・ファスベンダーと『リリーのすべて』(15)でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルが共演し、実際に恋仲になったことでも話題となった。文/山崎伸子
2017年04月21日神木隆之介が主人公の17歳プロ棋士を演じるほか、有村架純、清原果耶、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ら豪華俳優陣が出演することで話題の『3月のライオン』。この度、本作を観賞した映像制作会社のディレクターたちが特別映像を制作。その中から、「恋?」編がシネマカフェに到着した。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町に一人で暮らしている。幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった…。ところが、ある事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う要求を突き付ける。一方、幸田家も親子の対立から崩壊へと向かっていく。大切な人たちを守るため、強くなるしかない。新たな決意のもと、最高峰を決める獅子王戦トーナメントに挑む零。トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けていた――。現在、「闘いの前編」が公開中の本作。来週末4月22日(土)からはついに「愛の後編」も公開となるが、その公開前に行われていたマスコミ・関係者向け試写では、常に満席&絶賛の嵐。そんな中、映像制作会社のディレクターたちが映画を観て想像力を刺激され、Web用動画を制作。オリジナルな視点での特別動画を今回作りだした。このほど到着した動画「恋?」編は、家も家族も居場所も何もなかったプロ棋士の高校生・零が、ある日出会った川本家の3姉妹とのにぎやかな食卓に居場所を見出していく中、清原果耶演じる次女・ひなたに恋心(?)を抱く…。そしていきなり、「ひなたさんとの結婚を考えています」と零は川本家の前で公開プロポーズ!まさかの展開に長女・あかり(倉科カナ)も驚きを隠せず。そんな2人の恋(?)の行方にも注目だ。動画を制作したディレクターは、「零くんとひなちゃん、いまどきなラブストーリーものとは全然違う、2人の初々しいやり取りにむしろ悶絶!そして零くん先走り過ぎて笑いました!」と制作意図をコメントしている。『3月のライオン』前編は全国にて公開中、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会3月のライオン後編 2017年4月22日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月14日主演の神木隆之介をはじめ豪華キャストが共演を果たす大友啓史監督作『3月のライオン』。その【前編】が公開され、熱い共感と感動を呼んでいる中、本作を観た観客からは佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明といった大人の男たちの着物姿が「反則過ぎる」と話題を呼んでいる。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町でひとり暮らしをしている。幼いころに交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出た。ある日、近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会った零は、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、さまざまな人生を背負った棋士たちが頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける、壮絶な闘いへと飛び込む零。ところが、ある事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う要求を突き付ける。一方、幸田家も親子の対立から崩壊へと向かっていく。大切な人たちを守るため、強くなるしかない。新たな決意のもと、将棋界の最高峰を決める獅子王戦トーナメントに挑む零。トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けていた――。本作は、17歳の将棋のプロ棋士・桐山零(神木さん)と、彼をめぐる人々の終わりなき冒険の物語。近隣の街に住む川本家の3姉妹と出会い、居場所を見出していく零が、島田開 八段(佐々木蔵之介)、宗谷冬司 名人(加瀬亮)、後藤正宗 九段(伊藤英明)など、人生を背負った個性豊かなプロ棋士たちとの壮絶な闘いを繰り広げ、成長する姿が描かれていく。すでに本作【前編】を見た観客から、「着物要員が反則過ぎて!!」「着物姿の色気が爆発」「着物姿が素敵すぎてもうずっと和装して欲しいレベル」…と、着物姿の男性キャスト陣に悶絶する声があがっている。将棋の世界では、基本的に棋士たちはスーツで対局することが多いが、タイトル戦では和服を着用するのが慣例となっている。本作でも、タイトル戦では、プロ棋士を演じた佐々木さん、加瀬さん、伊藤さんが和装で真剣勝負に挑んでおり、そのほかの役柄ではあまり目にすることがない、凛々しく、大人の色気があふれる着物姿を堪能することができる!劇中に登場する着物の多くは、衣装デザインの澤田石和寛によるオーダーメイド。その独特の風合いは主に洋服生地で作られているという。特に、加瀬さんが演じる“将棋の神の子”との異名を持つ宗谷名人の着物には、光を吸い込むような質感を目指した起毛の生地等が使用されており、ベーシックなデザインの中にも、それぞれのキャラクターの魅力を潜ませるというアプローチがなされている。観る者を引きつける大人の男の着物姿にも、ぜひ注目してみて。『3月のライオン』は【前編】が公開中、【後編】は4月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会3月のライオン後編 2017年4月22日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月10日神木隆之介ほか豪華キャストたちが出演し、先日より前編が公開中の映画『3月のライオン』。この度、本作から凛々しく、美しく、凄まじい、白熱の対局に挑むプロ棋士たちの新画像が一挙公開された。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町に一人で暮らしている。幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった…。ところが、ある事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う要求を突き付ける。一方、幸田家も親子の対立から崩壊へと向かっていく。大切な人たちを守るため、強くなるしかない。新たな決意のもと、最高峰を決める獅子王戦トーナメントに挑む零。トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けていた――。今月18日(土)に公開された前編の中でも特に話題を呼んでいるのが、まるでアクションシーンのような緊迫感が溢れる「将棋の対局シーン」。今回到着した写真では、佐々木蔵之介演じる故郷・山形の期待を一身に背負い、念願のタイトルに努力と鍛錬で挑むA級棋士・島田開 八段や、入院中の妻を気に掛けながら、眼力と存在感で周囲を威圧する重厚な将棋を指すA級棋士・後藤正宗 九段(伊藤英明)、“将棋の神の子”としてほかを寄せ付けない強さを誇るが、実は秘密を抱えている史上初の7タイトル制覇を成し遂げた天才棋士・宗谷冬司 名人(加瀬亮)、難病を抱えながら将棋への情熱は誰にも負けない二海堂晴信 四段(染谷将太)。そのほか、三角龍雪 六段(中村倫也)、松本一砂 五段(尾上寛之)、山崎順慶(奥野瑛太)など、手に汗を握る緊張感がいまにも伝わってきそうな、“闘う男”たちの姿が切り取られている。そんな静かなる決闘に挑むプロ棋士たちの真剣な眼差しと美しい佇まいに、映画を鑑賞した人々は「これ格闘ものじゃないよね?ってくらい手に汗握る」「ガチンコの殴り合いに汗が出るし、喉が渇く」とエキサイトする男子や、「とてつもない色香がもう…もう…」「将棋指してるだけでみんな色気溢れすぎだよ!」という女子の声も挙がっている。さらに、本作を鑑賞した『君の名は。』の新海誠監督は、「どこまでも孤独で、とても優しくて、なのに勝ち続ける力を希求してしまう桐山零。見続けずにはいられないような彼の姿が神木くんにぴったりと重なります」とコメントし、棋士の羽生善治三冠と佐藤天彦名人は、「桐山零君の将棋と人生に賭けるひたむきさが切なく伝わる作品」(羽生さん)、「リアリティのある重厚なドラマ」(佐藤さん)と絶賛。また俳優・江口洋介も「桐山零が、取り巻く人々に揉まれ関わりながら再生して行く様は、駒を進めて行く将棋そのもの。苦悩の先に、勝ち筋という春が見えてくるような映画だ」。東出昌大は「観終わったいま、春の陽光を浴びて心の芯から暖かく、清々しい気持ち」と各界の著名人も感動と驚嘆の声を寄せている。『3月のライオン』前編は全国にて公開中、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年03月29日野村萬斎をはじめ市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市ら狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが共演を果たす『花戦さ』。この度、6月の公開に先立ち、3月27日(月)に“いけばな発祥の地”京都・六角堂にてイベントが開催され、池坊専好役の萬斎さん、天才絵師・れん役の森川葵、千利休役の佐藤さんが登場した。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連ねる花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく命ある花の美しさだった――。本作は、京都・六角堂の花僧、初代・池坊専好が、時の権力者である豊臣秀吉に刃ではなく、花をもって挑んだ痛快エンターテインメント映画。イベント当日は、映画の舞台となった京都・六角堂にて、萬斎さん、森川さん、佐藤さんが「映画完成奉告」及び 「ヒット祈願」として僧侶が読経する中、オクロレウカを献華。また、朝6時から詰めかけた一般観覧約600名に感謝を込めて、“紅白餅”やコスモスや朝顔などの“幸せの花の種”のプレゼントも。萬斎さんは、「六角堂は、人々に愛されているお堂だと改めて今日感じました。身の引き締まる思いです。池坊555年の歴史の重みを感じながらも、この映画が池坊の発展に寄与できたらという思いで演じました」と挨拶し、六角堂を訪れるのは2度目だと言う佐藤さんは、「先日、中に入って色々な花の歴史を興味深く聞かせていただきました。そういったものが全て映画の中にフィードバックされていると思います」と映画をアピール。また森川さんは撮影をふり返り、「時間があったので京都の街を歩いてみました。ドーナツや豆乳ソフトクリームを食べに行ったり、京都を満喫させていただきました」と思い出を語り、「花が実際に生きて、支えてくれているということ。お花を通して、心が優しく、豊かな気持ちになっていくのをこの撮影の中で感じました」と“花”の力についてコメントした。さらに千利休を演じた佐藤さんは、「ちなみに茶をたてるシーンでは、手元しか映っていませんが、私が全部やっていますのでぜひ劇場で確認してください」と呼びかけ、萬斎さんは「皆と一緒に楽しく笑いあうシーンはエンターテインメント。秀吉の悪政が及んでくると悲劇的になり、専好たちがそれをまた跳ね返していく。笑って泣けて、最後は両方一緒になるというような映画になるかと思います」と語った。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年03月28日池坊専好役の野村萬斎をはじめ、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市ら「狂言×歌舞伎×日本映画界」のトップが集結する映画『花戦さ』。この度、本作の本予告とポスタービジュアルが解禁され、前売り鑑賞券も4月1日(土)より販売されることも決定した。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連ねる花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく命ある花の美しさだった――。本作は、信長、秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下統一の茶の湯者・千利休とも親交があった、池坊専好という実在した京都の花僧の物語。花を生けることで戦乱に生きる人々の心を救う花僧・池坊専好役に萬斎さん、専好と対立することになる天下人・秀吉役に猿之助さん、茶人・千利休役を佐藤さん、信長役を中井さん、前田利家役を佐々木さん、吉右衛門役を高橋克実、れん役を森川葵が扮し、戦国時代、時の天下人である秀吉に、専好が単身立ち向かう姿を痛快に描いていく。このほど公開された予告編では、時の権力者・秀吉の離宮を自害へと追いやることになる鬼気迫る怒りの表情や、信長の君主として凛とした佇まい、利家の専好に対する穏やかな表情、そして利休の包容力溢れる人柄が一目で分かる映像に。また、豪華メンバーが一同に会することになる映画冒頭、岐阜城の大広間のシーンで、10人がかりで14日間かけて作り上げた、松を昇り龍に見立てた幅4m55cm巨大な松のいけばなも登場。信長をして「見事なり」と言わしめ、専好の花の名手たる所以を一目で伝える迫力。しかし一転、「利休の話をするな」と怒り、驕り高ぶる秀吉も映し出され、「仏なんか どこにおるんや?」と涙する専好が「花をもって世を正そうぞ」と思いを込め、一世一代の「戦さ」へ突き進む姿が描かれている。さらに同時に解禁されたポスタービジュアルでは、「秀吉ギャフン」というコピーとともに、菖蒲の花を手に一世一代の大勝負に挑む専好をはじめ、生き生きした表情の登場人物たちが集結する、華やかな一枚となっている。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年03月17日「もしも『3月のライオン』が実写化されたら?」。神木隆之介と佐々木蔵之介は、実写映画化が発表される前から、漫画のファンの間で行われてきたそんなアンケートで、主人公・桐山零役、そして島田開八段役で、それぞれ常に1位を獲ってきた。実写化が発表され、神木さん、佐々木さんの出演が発表されると、案の定、原作ファンからは歓喜の声が上がった。近年の人気漫画の実写化のニュースでは珍しいことと言えるが、かといって、演じる側の負担やプレッシャーが減るわけでは決してない。これまでいくつもの人気漫画原作の映画に出演してきた神木さんだが「発表の日は、正直、怖かったです。緊張しましたし、僕も漫画が好きなので(ファンの気持ちが)わかります」と語る。「『合っている』という声をいただけて、とてもありがたかったです。もちろん、まだ不安ですが…」。一方、佐々木さんに関しては、単なる読者アンケートNo.1ではない。原作漫画の島田を見ればわかるが、雰囲気も含めて佐々木さんそっくり…。それもそのはずで原作者の羽海野チカさん自身が「島田開八段のモデルは佐々木蔵之介さんです。漫画を描くときは、蔵之介さんの頭蓋骨を頭の中に思い浮かべて描いています」と明かしている。佐々木さんは島田さながらの落ち着いた口調で語る。「映画化の話が決まる前から、そんな(ファンの)声は何となく聞いていました。『映画化するなら佐々木蔵之介』と。実際にそうなって、ありがたいことこの上ないです。(原作のモデルになったことも)そう描いていただいてありがたいし、裏切らないようにしたいという気持ちでした。まあ、そう仰っていただいたからには、誰にも文句は言わせないぞ!という気持ちですが(笑)。『違う!』って文句言うほうがおかしいですから(笑)」。高校生にしてプロ棋士として活躍し、“未来の名人”と将来を嘱望されるも、幼い頃に事故で家族を失い、さらには引き取られた先の将棋の師匠の家庭を自らの存在のゆえに崩壊させたという心の傷を持つ零。そんな彼が、様々な出会いを通して成長していく姿を描く本作。島田は、零が対局で出会い、原作の表現で言うところの“頭をかち割られ(=なめてかかって惨敗して目を覚まされ)”、その研究会に通うことになるという、零を導く存在である。神木さんは、零と島田の関係性について「零にとって、決して“師匠”ではないんです」と語る。それは、島田が名人に君臨する宗谷(加瀬亮)と対戦するシーンに立ち会う中で、芽生えた感情だという。「島田さんが宗谷と対局していて、それに対する零の感情として、そう思いました。指針を与えてくれる存在ではありますが、自分も、彼らがいる場所(=タイトル戦)へ歩いていかねばならない覚悟、この先、島田とも再び敵同士で戦わなくてはいけないという想い。感謝をしつつも、棋士としての覚悟を教えてくれる存在なんだと思います」。そもそも、原作でも高い人気を誇る島田の魅力はどこにあるのか?神木さんは、佐々木さんと島田を重ね合わせつつ「強さ」と「謙虚さ」を挙げる。「謙虚さゆえの強さ――強いからこその謙虚さ。それは、佐々木さんご本人から対局中も零として感じていました。圧倒的な強さだなと。柔らかい雰囲気で、みんなから慕われていて、でもそこに確固たる強さがある。しかもそれは、積み上げてきた絶対的な、崩れない強さなんです。その大きさを感じました」。佐々木さんは「謙虚さは強さじゃなくて自信のなさや(笑)」と照れくさそうに笑い、さらに「敗者の横顔」こそ島田の人気の秘密ではないかと分析する。「負けた者の横顔って、やはり美しい。『どう負けるか』だと思うんですよね。真正面から向き合って思い切り負ける――下手に負けるんじゃない。そこが美しく、カッコよく、みなが気持ちを寄せるんじゃないかと思います」。そう、将棋の世界は自ら「負けました」と敗戦を認める競技である(しかも、その後には通常、“感想戦”と呼ばれる、勝者と敗者が終わったばかりの戦いを分析し合う時間まである!)。勝ち負けを競う競技の中でも特殊な世界に見えるが、俳優として作品を作り上げていくという仕事に従事する2人の目には、どのように映ったのか?神木さんは、将棋盤を挟んで相対する棋士たちの間にも“盤上のコミュニケーション”があり、それは「心と心の繋がりなんだ」と感じたという。「言葉はなくとも会話をしている、人と人、気持ちと気持ちがきちんとぶつかっている。そこは(演技の世界と)通ずるところがあるのかも、と思いました。演技は、勝ち負けはハッキリしないので、どうにも言えないところもあって、たまに自分で『悔しい』と思う瞬間はあっても、それは自分のなかのもの。一方で勝ち負けの世界に生きる棋士は孤独だなというのは、演じていても感じました。勝ちたいと思っている者同士が戦い、どれだけのものを背負っているかに関係なく、敗者と勝者が生まれるということは冷酷です。芝居はその点、チームプレイではあるのですが、ただ、どこかで自分と向き合わなければいけない。みんなで頑張りつつ、自分ひとりで、という部分もあり…もちろん、棋士たちの勝負の世界ほどではないですが、そこは少なからず共通点と言えるかもしれません」。佐々木さんも、神木さんの言葉に頷きつつ「対局しているときは、相手とぶつかっているだけでなく、自分とも向き合ってるんだと思います。その指し方、いまの自分の生き方が棋譜に出てくるんでしょうね」と語り、演技の世界との共通点について、こう語る。「役者には勝ち負けはないけど、『自分がどう思うか?』ということなんですよね。『この対局、雰囲気に呑まれた』とか『芝居で雰囲気に呑まれた』ということ――思い通りにできなかったというところは、将棋でも芝居でも、自分の積み重ねが足りなかったというところなんだと思います」。佐々木さんに、撮影現場での神木さん、共演しての印象について尋ねると「ずっと将棋を打って、没入していたよね? そうやって自分を(棋士・桐山零に)持っていってたんやろうな…」と語った。まさに島田と零そのまま、年齢差を超えて、共に過酷な世界で生きる者に対する敬意、シンパシー、そして対峙する覚悟――そんなものを感じさせる口調だった。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年03月17日野村萬斎に市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市という、狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが競演する痛快エンターテインメント『花戦さ』。このほど、この豪華な面々が、実在の花僧・池坊専好や、千利休、戦国武将などに扮する場面写真が一挙に解禁となった。花僧・池坊専好は、天下統一を目指す織田信長の前で花をいけ、居合わせた千利休らの心をつかむが、思わぬ失態が信長の怒りを買い、あわや打ち首に…。そのとき、軽妙な機転で彼を救ったのは、豊臣秀吉だった。そんな出会いから十数年。秀吉の治世のもと戦乱は収まり、専好と利休は無二の友として互いの道を高め合った。だが天下人となった秀吉の驕りは嵩じ、利休を自害に追い込み、専好を慕う町衆の命までもが次々と奪われていく。ついに、専好は立ち上がった。手にしたのは、「刃(やいば)」ではなく「花」。池坊専好が太閤秀吉に仕掛けた一世一代の「戦さ」とは――?本作は、織田信長、豊臣秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下一の茶の湯者・千利休とも親交があった実在の京都の花僧・池坊専好を主人公にした物語。戦国時代、時の天下人である秀吉に、専好が単身立ち向かう姿を痛快に描き出す。あの秀吉を「ギャフン!」と言わせた“けったいな”男・池坊専好に扮するのは、唯一無二の狂言師・萬斎さん。専好の親友となる千利休には、先日、第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した佐藤さん。今回到着した場面写真では、萬斎さん演じる専好が真剣な表情で花を生けるシーンや、豊臣秀吉(市川猿之助)にひれ伏す千利休の姿、利休と穏やかにほほえむ専好の友情が感じられる姿が…。そして、織田信長(中井貴一)、前田利家(佐々木蔵之介)、さらに、専好と幼馴染の町衆・吉右衛門(高橋克実)が並ぶコミカルな姿や、何やら楽しげに手ぶりをしている専好と対照的に困り顔の弟弟子・専武(和田正人)も見られ、それぞれの表情から彼らの人間関係が読み取れるものとなっている。戦国の世に、刃ではなく「花」を手にした摩訶不思議な男・専好。その奇想天外な戦いに、期待は膨らむばかりだ。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年03月07日リリー・フランキーが主演を務め、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介ら豪華俳優陣で三島由紀夫の異色SF小説を映画化する『美しい星』。本作の劇中曲として、『千年女優』『パプリカ』や「ベルセルク」シリーズの音楽で知られるアーティスト・平沢進の名曲「金星」が提供されていることが判明。橋本さんが惹かれるミュージシャン役の注目俳優・若葉竜也とデュオの相方役の樋井明日香が歌声を披露していることが分かった。大杉重一郎(リリー・フランキー)は予報が“当たらない”ことで有名なテレビ気象予報士。悪くない仕事、悪くない暮らし、悪くない家族関係(妻・息子・娘)、悪くないはずの人生。そんなある日、重一郎はあるものと遭遇する。それは空飛ぶ円盤!?「自分は火星人。世界を救うためにこのホシに遣わされたのだ」。重一郎のなかに“火星人”が覚醒する。そして、息子の一雄(亀梨和也)が水星人、娘の暁子(橋本愛)が金星人として次々目覚める。それぞれの母星から使命を受け取った家族は、それぞれのやり方で世界を救おうと奮闘しだすが、やがて様々な騒動に巻き込まれ、傷ついていくーー。三島文学の中でも異色のSF小説を現代設定に大胆脚色し、『紙の月』『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督がメガホンをとった本作。自分たちは宇宙人であると覚醒した平凡な家族が、「美しい星・地球」を救う使命があると信じ、それぞれに奮闘しはじめる物語。今回、その独創的世界を紡ぐ劇中曲が平沢進の「金星」に決定。平沢さんは80年代を席巻したテクノポップバンド「P-MODEL」にて活動後、2000年以降は『千年女優』(’02)『パプリカ』(’06)といった今敏監督のアニメーション作品や「ベルセルク」シリーズ、ゲーム音楽などで独自の音楽世界を提供し、熱狂的なファンを獲得。近年では「P-MODEL」がアニメ「けいおん!」の元ネタでは?という話題がネットを賑わせている。撮影中、主演のリリーさんは「リアルタイムで聴いていた」と話しており、吉田監督もまた「ぼくのものの考え方の半分くらいを作った人」と尊敬してやまないアーティストだ。そんな平沢さんの「金星」は、1989年のソロ転向時に発表した曲。その繊細でイマジナブルな歌詞と異国情緒あふれるメロディーは、劇中で大杉家の長女・暁子(橋本さん)がストリート・ミュージシャンの竹宮薫(若葉さん)に出会い、一瞬で彼に激しく惹かれるという設定に劇的な説得力を与えている。「金星」は竹宮とその相方・イズミ(樋井さん)のデュオの持ち歌という設定になっており、2人は美しい歌声と演奏を披露している。<以下、コメント>■平沢進自分が演奏し、歌った楽曲がスクリーンから流れてくるのを聞くのは慣れていますが、今回のような経験は初めてです。奇妙で得体の知れない現実感を味わいました。まるで知らない国で迷子になり、自分の庭に埋めたはずの種が知らない民家の窓辺で花咲いているのを目撃したような感じです。■吉田大八(脚本・監督)平沢進さんは、僕が高校生のころからずっと聴いてきて、ものすごく影響を受けたミュージシャンです。だから金星人の暁子が竹宮と出会うきっかけを歌と決めた瞬間、その歌は平沢さんの名曲「金星」以外にありえない!と興奮しました。大好きな曲がズバリのタイトルなんだから、それは当然そうなりますよね(笑)。そして歌詞まで勝手にシナリオに書き込んで、なんとかお許しが出るように祈ってました。ホントにそういうミーハーな理由です。(談)■橋本愛(大杉暁子役)最初にシナリオを読ませていただいた時に「金星」は監督がオリジナルで書いた曲だと思って、よくこんな絶妙な歌詞を書けるなあと思っていたら既存の楽曲で、それから平沢さんのオリジナルを聴いて、すごくはまりました。映画の冒頭でライブを観に行くシーンで、若葉さんが「金星」を歌っていて、好きな歌を生で聴けて、やっぱり音楽っていいなあって思ったのが印象に残っています。■若葉竜也(竹宮薫役)平沢進さんの「金星」という名曲を歌うというのは、相当なプレッシャーでした。平沢さんの唄う金星を何度も何度も聴き込んで、歌詞とメロディーはもちろん、ブレスのタイミング、歌詞の強弱も頭に叩き込んだ上で、竹宮として平然と、そしてサラッと歌いきりました。吉田大八監督からのチクチクとさりげないプレッシャーを感じながら、必死に食らいついた『美しい星』です。『美しい星』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月28日映画『3月のライオン前編』完成披露試写会が22日に都内で行われ、神木隆之介、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、前田吟、中村倫也、奥野瑛太、新津ちせ、豊川悦司、大友啓史監督が出席した。本作は、闘うことでしか生きられなかった孤独なプロ棋士・桐山零が、下町に住む三姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会うことで愛を知り、新たな決意を胸に棋士として、人として成長する姿を描いた感動エンターテインメント。桐山零役の神木さんは、昨年3月から6月にかけて行われた撮影をふり返り、「こんなに長期で作品を撮ることがいままでなかったので、その分プレッシャーもありましたが、棋士として対局しているときも三姉妹と家族でいるときも、雰囲気は違うけれど楽しい現場でした」と笑顔で報告。そして、「スタッフ・キャスト一丸となって魂を削って作った作品なので、楽しんで、何か感じるものを持ち帰ってほしいですし、何より皆さんの中でこの映画が名作の一つになってくれたらうれしいです」と熱い思いを告白した。零に勝てないためにプロ棋士を断念した気性の激しい幸田香子役の有村さんは、「原作ファンの方はわたしが香子を演じることにすごく驚かれたと思いますが、わたし自身も皆さんの元に届くまでは不安でいっぱいです」と素直な思いを吐露しつつも、「とても素晴らしい作品なので、早く観ていただきたい思いでいっぱいです」と目を輝かせた。この日は、集まってくれた約4,000人のファンを喜ばせようと、中村さんから「こんなにしゃべる主演っているんですね!?」と驚かれるほどの勢いで、神木さんが共演者から撮影エピソードを聞き出そうと、慣れないMC役を買って出て奮闘。その中で有村さんは、撮影の合間に神木さんが(劇中セットの)枕の下にチョコレートを忍ばせていたことを暴露。神木さんは「みんなで食べたいな~」と思って置いたそうで、有村さんが「お茶目な一面も見ていました」といたずらっぽく笑われると、神木さんは思わず照れ笑い。ファンからの「カワイイ~」の声も聞こえないふりで、早々に本業(?)のMCに戻って次のトークを展開させていた。『3月のライオン』【前編】は3月18日(土)より、【後編】は4月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年02月22日神木隆之介をはじめ、佐々木蔵之介、高橋一生など、出演者とビジュアル写真が発表されるたびに、大きな注目を集めている『3月のライオン』。中でも異色の存在感を放っているのが、特殊メイクを施し、人気キャラの二海堂晴信を演じている染谷将太である。今年も人気漫画の実写化作品が目白押しの邦画界。漫画原作となると、常に原作ファンを中心に賛否の声が上がるのが常識だが、その中にあって『3月のライオン』は新たなニュースが報じられるたびに、ファンの期待を高めている稀有な作品と言える。「ハチミツとクローバー」でも知られる羽海野チカの大人気漫画を『るろうに剣心』の実写映画を大ヒットに導いた大友啓史監督の手で前後編の二部作で映画化する本作。高校生にしてプロ棋士として戦う桐山零が、周囲の人々との出会いや対局を通じ、成長していくさまを激しくも優しく描き出す。本作の実写化に対し、ポジティブな反応が多いことの大きな要因と言えるのがキャスティングの妙である。悩める若き主人公・桐山零役の神木隆之介、零の心を優しく解きほぐしていく川本家の3姉妹の長女・あかり役の倉科カナ、零が対戦するA級棋士・島田役の佐々木蔵之介らは、映画化が発表される前からネット上などでの「もし実写化するなら?」という人気投票でも上位(というか1位)にいた面々であり、「漫画そのまま」「ぴったり」といった声を集めている。そのほか、零の義理の姉・香子を有村架純、零の担任教師・林田を人気絶頂の高橋一生、ある因縁から零が打倒を誓う棋士・後藤を伊藤英明が演じるなど、意外性を持たせつつも「なるほど」「そうきたか!」と思わせる配役が、映画への期待と信頼に繋がっていると言える。そんな中、大きな話題を呼んでいるのが、零の“心友”を自称する人気キャラ・二海堂を染谷将太が特殊メイクを施して演じているということ。零に何かと干渉し、ウザがられつつも、同世代の棋士として零が心を許している数少ない存在であり、その熱さ(ウザさ?)が持ち味の人気キャラ。実は、難病と闘いながら将棋に向き合っており、そのためにややぽっちゃりとした体形だが、ビジュアルも含めこの二海堂を体現できる俳優は誰か?大友監督、プロデューサー陣はかなり、頭を悩ませたそう。撮影時の現場で取材した大友監督の言葉を借りるなら、「同じ漫画原作でも本作の登場人物たちは「『るろうに剣心』のように“キャラクター化”できない」。もちろん、『るろうに剣心』の人物造形が簡単だったわけではない!が、本作は零たちが暮らすのが東京の下町であることからもわかるように、あくまでも現代の日常の中に生きる人々として、かつ原作の造形を踏まえて成り立たせなくてはならないのだ。大友監督は「最初は、二海堂役をやる俳優さんには、本当に太ってもらわないと無理かなと思ったんです。でも、既に撮影開始の時期は差し迫っていましたからね、俳優にとっては太ったりする時間が既にない段階でのオファーだったんですよ(苦笑)」と当時の苦悩を明かす。ではどうすべきか?決断が迫る中で、特殊造形(メイク)の専門スタッフとの出会いを経て、普通の体型の俳優の顔(主に頬)と体を特殊メイクによって太らせることを決めた。特殊メイクで頬周りの肉をつけるということは、場合によっては表情を出しにくくなるというリスクもあった。「だから、目の表情の勝負だなと思ったんです。そう考えたとき、染谷くんは面白いなと。目も大きいですし。彼は一件、クールな芝居をする印象があるけど、『るろ剣』のときの志々雄(藤原竜也/目以外の部分は包帯が巻かれ、ほとんど顔の見えない状態で演技している)と同じで、こういう形でやることで、逆にのびのびと芝居ができるんじゃないか?と。彼のいままでの演技を見て、家でまじまじと彼の写真を見て『イケる!』と思いました」と染谷将太による二海堂の“勝算”を口にした。近年、数々の話題作に出演している染谷。情熱的で明るい役柄がないわけではないが(『海賊とよばれた男』)、“死んだ魚の目”と冗談交じりで評されるような、どこか闇や翳りを抱えた役柄の印象が強いのは事実。そんな彼が、本作では、その“目”の力で、イメージとは正反対の暑苦しさ(?)を体現している。ビジュアルを見ると、最初は驚きが勝るかもしれないが、動き、話す姿を見ると、しっかりと物語に溶け込んで、見事にウザ暑苦しくも憎めない二海堂がそこにおり、“特殊メイク”“染谷将太”という言葉が頭から消えていく。特殊造形はもちろん、衣装やメイク、そして風景の力をも借りて、登場人物たちになりきっている俳優陣たちの演技にぜひご期待あれ!『3月のライオン』【前編】は3月18日(土)より、【後編】は4月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月13日日本映画界を代表する2人、中井貴一と佐々木蔵之介がW主演で、来年公開予定の映画『嘘八百』に出演することが決定した。舞台は大阪・堺。骨董の世界に身を置きながらも、冴えない仕事をしている古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)。偶然出会ったふたりの前に現れたのは、“幻の利休の茶器”だった!?一発逆転を狙って、家族や大御所鑑定士、文化庁をも巻き込み、壮大な狐と狸の化かし合いが始まる――。本作は、『百円の恋』で日本映画界に新風を吹かせた監督・武正晴と脚本・足立紳のタッグに、連続テレビ小説「つばさ」「てっぱん」などの脚本でも知られる今井雅子が加わり、オリジナル脚本で大人に向けた極上のコメディを描く。今回、主演の2人が演じるのは、中井さんが古物商の則夫役、佐々木さんが陶芸家の佐輔役。いまや日本映画界を牽引する存在として欠かせない2人は、6月に公開となる『花戦さ』でも共演しているものの、今回のような本格的な共演は今回が初めて。また、2人とも武監督作品への出演も初となる。本作で中井さんは古物商役を演じるということで、役作りに関しては「古美術関連の書籍を読んだりしています」と話し、「良い意味でも悪い意味でもロマンに包まれた商売だと感じているので、演じるのがとても楽しみです」と期待を語る。また佐々木さんは「大阪人の『おまえ、ホンマ!?嘘つけぇ!』は完全に褒め言葉です。『浪華の八百八橋』と言いますが、200橋くらいです。大阪では大きく盛った方が勝ちです。結果、オモロかったら良いんです。大阪の堺を舞台に、武監督と中井さんと利休さんと嘘っぱち×100倍の映画、お楽しみに!」とメッセージを寄せた。オファーについて武監督は、「作るにあたって、バカバカしいところもありながらホロッとくるような非常に難しいジャンルの“喜劇”に挑戦したいと考えていたので、そこには素晴らしい俳優さんが必要でした。ストーリーを考えていく中で、関東から来る男と関西の男の話にしようとイメージが固まった頃には、中井さんと佐々木さんしかいないと感じ、オファーさせていただきました」と2人しか考えられないと語る。また「昨今“嘘”という言葉がネガティブで殺伐としたイメージに受け取られる世の中になってしまっていますが、先人たちの作ってくれたこの『嘘八百』という言葉は、嘘の中にも楽しさやおおらかさがあるものだったと思っています。僕は映画作りも『嘘八百』だと思っていますし、その『嘘八百』は楽しいものであって、自分の映画作りの根本はそこにあると考えています」と独自の理論を述べ、「『嘘八百だったけど、なんて楽しい世の中なんだ!』と感じてくれる作品にできたらいいなと思います」と意気みを語った。『嘘八百』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月07日俳優・佐々木蔵之介が、第二次大戦直後のドイツで疾病対策に力を尽くし、若くしてこの世を去った医師・肥沼信次の軌跡を辿る「ドイツが愛した日本人~佐々木蔵之介が巡る、ある医師の物語~」が2月5日(日)放送となる。第二次世界大戦前夜の1937年、アインシュタインに憧れ放射線医学の研究者を志しドイツへ渡り、29歳で名門・フンボルト大学への留学を果たした肥沼氏。ナチスドイツの独裁が進むドイツで懸命に学んだ肥沼氏は、功績を認められアジア人初の教授資格を得るところまでになるが、第二次世界大戦の戦況が悪化して“アジア人初の教授資格獲得”という栄誉も戦争の混乱の中に消える。大使館から帰国指示が出るなかでドイツに残った肥沼氏は、ベルリンを離れドイツ北東部、ポーランドとの国境に近い古都・ヴリーツェンへ。当時のヴリーツェンではチフスが猛威を振るっており、十分な薬もないなかで肥沼はチフスに苦しむ人々の治療にあたり続けた。そんな肥沼氏のドイツでの軌跡を追うため、佐々木さんはドイツの首都・ベルリンに降り立つ。佐々木さんはブランデンブルク門や東西ドイツ分断の象徴だったベルリンの壁を巡り、第二次世界大戦の爪痕と東西ドイツの統一前後の変化を知る。そして肥沼氏が留学した頃のドイツを知るため、当時の面影を残す大聖堂や世界遺産の博物館島へも赴く。さらにナチスによるユダヤ人迫害の歴史を知るためホロコースト記念碑や、ザクセンハウゼン強制収容所などを経て肥沼氏がチフスから人々を救うため尽力したヴリーツェンへ。中世から栄えたこの街で佐々木さんが見つけた肥沼氏の足跡と、ヴリーツェンの人々の肥沼氏への感謝を知る。ヴリーツェンの学校を尋ねた佐々木さんは肥沼氏に祖父の命を救って貰ったという少年、ルイスに出会う。ルイスの祖父は5歳のときに肥沼氏にチフスを治してもらったのだ。ヴリーツェン市長をはじめ肥沼氏を知る人々との出会いのなかで献身的だった彼の人柄や医師としての姿などが浮かび上がってくる。長らく日本に伝わることがなかった肥沼氏の功績。没後43年目にしてその偉業が伝えられることになったきっかけとは?激動の時代のなか、日本から遠く離れたドイツの人々の命を救い続けた日本人医師・肥沼信次の生き様を伝え、現代を生きる日本人に勇気と誇りと感動を届ける。佐々木さんは現在、横山裕とダブル主演を果たした映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』が公開中。本作は黒川博行の第151回直木賞受賞作「破門」を原作に、『毎日かあさん』『マエストロ!』の小林聖太郎監督が映像化。イケイケやくざを佐々木さんが、口だけは達者なぐーたらビンボーのカタギを横山さんが演じ、北川景子、橋爪功、國村隼、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、木下ほうか、キムラ緑子、矢本悠馬らバラエティに富んだ俳優陣が集結した。また今年は『破門 ふたりのヤクビョーガミ』を皮切りに、神木隆之介主演の『3月のライオン』、リリー・フランキー主演の『美しい星』、『花戦さ』では前田利家役での出演と、立て続けに話題作への出演が決定している。「ドイツが愛した日本人~佐々木蔵之介が巡る、ある医師の物語~」は2月5日(日)15時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年02月05日映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』主演の佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)が2月2日(木)に行われたヒット御礼舞台挨拶に登壇。節分の豆まきに加え、横山さんはサプライズで翌々日の佐々木さんの誕生日をケーキで祝福。仲良くケーキを食べさせ合い会場をわかせた。黒川博行による直木賞受賞作「破門」を原作に、キレキレのヤクザとサエない建築コンサルタントの腐れ縁のコンビが騙し取られた大金を取り戻すべく奮闘するも、様々な騒動に巻き込まれていくさまを描く。この日は、佐々木さん、横山さんが自身のお気に入りのシーンを解説。佐々木さんは、大阪・御堂筋で撮影された、自身が演じる桑原が、橋爪功演じる映画プロデューサーを自称する詐欺師・小清水を追い詰めるシーンをあげたが、この地域は、佐々木さんが役者になる前のサラリーマン時代にいつも来ていた思い出の地なのだという。「関ジャニ」がライブを行なったこともある京セラドーム大阪の建築にも関わり、大手ゼネコンに出入りしていたとのことで「久しぶりでした。よう行ってたんですよ」と懐かしそう。一方、横山さんは自身が演じる二宮とキムラ緑子が演じた母親との家の食卓でのシーンに触れ「感慨深いシーンです」としみじみ。横山さんは、本作のプロモーションで出演したトーク番組で、亡き母の思い出を語り、大きな反響を呼んでいたが、このシーンについて「緑子さんが、僕の食べ残したカボチャを(アドリブで)食べたんですよ。『子どもの残したもんを食べたなるやろ?』って。緑子さんは僕を見る目が『息子じゃなく、彼氏を見る目になってる(笑)』と言ってましたけど、お母さんはふとしたときに息子のことを彼氏を見るような視線で見る瞬間があるのかもって蔵之介さんとも話してたんです」と語っていた。舞台挨拶の最後には翌3日が節分ということで、豆まきが行われたが、佐々木さんも横山さんも、舞台上から客席に降りて、豪快に豆の入った袋をばらまき会場をわかせた。これで舞台挨拶が終了…と思いきや、横山さんが「ちょっと待った!」と絶叫し、2月4日が佐々木さんの誕生日であると説明。サプライズで佐々木さん演じる桑原をかたどった特製ケーキが運び込まれた。横山さんは「俺、歌ヘタやなぁ…」と苦笑しつつもバースデーソングを熱唱し、観衆が見守る中、「あーん」と佐々木さんにケーキを食べさせ、お返しに佐々木さんも「あーん」と横山さんにスプーンを差し出すと、客席からは悲鳴のような歓声が上がっていた。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:破門ふたりのヤクビョーガミ 2017年1月28日より全国にて公開(C) 2017『破門 ふたりのヤクビョーガミ』製作委員会
2017年02月03日俳優の佐々木蔵之介、アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕、小林聖太郎監督が2日、映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。公開5日目を迎えたこの日は、ダブル主演の佐々木蔵之介と横山裕、小林監督が登場して大ヒット御礼舞台あいさつ。佐々木は「公開して大ヒットの舞台あいさつをさせていただけるほど、幸せなことはありません」と感謝し、横山も「大ヒット御礼ということで皆さんの前に立たせていただいていることに幸せに思っています」とコメント。すでに公開中ということもあり、「公開後の今だから言える好きなシーン」について佐々木は「御堂筋で橋爪功さんに怒られたシーンを選びました。御堂筋は淀屋橋と本町の間にあって、僕が会社員時代に京セラドームをどうやって作るかということで、竹中工務店さんとお仕事をしてました」と感慨深げ。一方の横山は母役のキムラ緑子とのシーンをあげて「間がすごくリアルでした。小道具の爪楊枝を使ってほじくっていたのを覚えていて、大好きなシーンです」と話した。また、舞台あいさつの翌々日(2月4日)は佐々木蔵之介の49歳となる誕生日ということもあり、舞台あいさつの終わりに横山が「ちょっと待った! 2月4日は蔵之介さんの誕生日ですよね。このままでは帰しません。スタッフさんよろしくお願いします」とスタッフを促してバースデーケーキを佐々木に贈呈。予期せぬサプライズに佐々木は「おおきに!」と笑顔を見せていた。黒川博行による直木賞受賞作『破門』を、佐々木蔵之介、横山裕のダブル主演で映画化した本作。イケイケなヤクザ(佐々木)とヘタレ建設コンサルタント(横山)が詐欺師を追跡する姿を描く。
2017年02月03日有村架純がヒロインを務める連続テレビ小説「ひよっこ」東京編の出演者発表記者会見が行われ、宮本信子、佐々木蔵之介、佐藤仁美、竜星涼、和久井映見ら11名の出演が新たに決定した。連続テレビ小説第96作目となる本作は、 東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語。高度成長期の真っただ中、日本の発展を支えたのは、地方から上京し懸命に働いた名もなき人々。この物語のヒロインも、そんなひとり。集団就職で上京した“金の卵”ヒロインが、 自らの殻を破って成長していく波乱万丈青春記となっている。今回新たに決定した出演者は、有村さん演じるヒロイン・谷田部みね子が、のちに集団就職で上京するときに、みね子を取り巻く人々たちだ。みね子が働く赤坂の洋食屋「すずふり亭」の主人・牧野鈴子役に宮本さん、鈴子の息子で料理長の省吾役に佐々木さん、コック・井川元治役にやついいちろう、ホール担当の朝倉高子役に佐藤さん、見習いコック・前田秀俊役に磯村勇斗、警察官・綿引正義役に竜星さん。同じくみね子が働くトランジスタラジオ工場の仲間、舎監・永井愛子役に和久井さん、工員・青天目澄子と兼平豊子役に松本穂香と藤野涼子、先輩の工員・秋葉幸子と夏井優子役に小島藤子と八木優希が出演。会見で宮本さんは、「連続テレビ小説は5本目になります。いろんな役をさせていただきましたが、今回は『すずふり亭』のオーナーである鈴子、私はとても名前が気に入っておりまして、どんどんそこから想像が膨らんでおります」といまから撮影が楽しみだと語る。また今回が2回目の朝ドラだと言う佐々木さんは、「朝、おいしいあったかい料理で朝のお茶の間の皆さんをおもてなしできたらと思っています」と意気込み。そんなベテラン勢の中、今回も連続テレビ小説初登場となるキャストが集結。竜星さんは「今回NHKというすばらしい場所に自分が訪ねられることを本当に誇りに思いますし、また生前おばあちゃんが毎日唯一ドラマを見ていたのがこの連続テレビ小説だったので、生きているうちに見せることはできなかったですけれども、絶対見てくれていると思いながらこの舞台に立てるというのは本当に背筋がぴっとなって、とてもうれしく思います」とコメントした。また、現在東京編が撮影中だということで、有村さんは「毎日すごく楽しいですし、自分自身の中でみね子を通して、変わってきているんだなっていうこともすごく実感しています。これからまたこれから新しく「すずふり亭」の洋食屋さんとの絡みもあるので、そこでどんな風にまた変化していくのか、本当に楽しみでしかたがないです」と充実した撮影が行われてると話した。連続テレビ小説「ひよっこ」は4月3日(月)8時~NHK総合ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2017年01月30日『シン・ゴジラ』『君の名は。』など、歴史的大ヒットが生まれた昨年の日本映画界。2017年は『3月のライオン』や『銀魂』といった大人気漫画の実写化作品から、『かもめ食堂』などで知られる荻上直子監督による5年ぶりの最新作『彼らが本気で編むときは、』といったオリジナル作品など、気になる話題作が目白押し。今回は、そんな話題作に登場する、イケメン俳優たちが演じる最強”めがね男子”に注目。原作そっくりなあの人から、これまでのイメ―ジを覆す意外なあの人まで、さまざまな“メガネ男子”をご紹介!【こんな桐谷健太が観たかった!?イメージ一変、すべてを優しく包み込む“癒し系”メガネ男子・マキオ】優しさに満ちたトランスジェンダーの女性リンコ(生田斗真)と、彼女の心の美しさに惹かれ、すべてを受け入れる恋人のマキオ(桐谷健太)のカップルと、愛を知らない孤独な少女・トモ(柿原りんか)の3人が、それぞれの幸せを見つけるまでの心温まる物語を描く『彼らが本気で編むときは、』(公開:2月25日)。トランスジェンダーの女性という難役を演じた生田さんもさることながら、リンコの恋人役を演じた桐谷さんもまた、これまでのワイルドでパワフルなイメージや、CMのコミカルな“浦ちゃん”のイメージとは真逆ともいえるキャラクターを演じている。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』では特殊メイクを施し、地獄の“緑鬼”役を、さらに『ターザン:REBORN』 では主人公・ターザンの声優にもチャレンジし、ワイルドかつ紳士的な新生ターザンに扮した桐谷さん。そんな彼が本作で演じたのは、リンコを一途に想う心優しい青年・マキオだ。黒縁メガネで、ちょっぴり地味ではあるものの、ほっこりと柔らかな雰囲気を醸し出しており、これまでの桐谷さんのイメージをガラリと覆す”癒し系”ともいえるキャラクターに!桐谷さんの新たな魅力が開花した、地味系メガネ男子姿を披露している。【佐々木蔵之介の“インテリメガネ”が似合いすぎ!イケイケヤクザ・桑原保彦】映画の出資金詐欺に巻き込まれたイケイケなやくざ・桑原保彦(佐々木蔵之介)と、弁は立つが、ぐーたら貧乏な建設コンサルタント・二宮啓之(横山裕)の凸凹コンビが詐欺師を追って、関西やマカオを奔走する姿を描く『破門ふたりのヤクビョーガミ』 (公開:1月28日)。“インテリメガネ”桑原は、いまどきのビジネスマンのような雰囲気をかもしながら、一度スイッチが入ると誰も手が付けられないいキャラクター。そんな桑原を演じる佐々木さんが魅せる、“ガチ”アクションシーンも見どころの1つとなっている。【原作そっくり!?神木隆之介演じる若き“プロ棋士”・桐山零】孤独な青年棋士・桐山零(神木隆之介)が、ライバル棋士や川本三姉妹たちと心を通わせながら、切磋琢磨しあうなかで成長する姿を描く『3月のライオン』。その【前編】が3月18日公開される。神木さん演じる桐山零のビジュアルが解禁されるや、「原作そっくり」とその再現度の高さが話題となったが、島田八段を佐々木さんが演じるほか、羽生善治三冠がモデルといわれる宗谷役の加瀬亮(こちらもめがね男子!)、有村架純や倉科カナ、清原果耶、伊藤英明、高橋一生、豊川悦司ら超豪華キャストが集結した世界観は必見だ。【まさかの実写化!隠れ人気キャラ(!?)菅田将暉演じる“ツッコミ”メガネ男子・志村新八】大人気コミックのまさかの実写化となる福田雄一『銀魂』(公開:7月14日)。パラレルワールドの江戸を舞台に、侍魂を持ち続ける男・坂田銀時(小栗旬)と、銀時とひょんなことから出会った仲間の志村新八(菅田将暉)や神楽(橋本環奈)たちの身に起きるさまざまな事件を、笑いあり、涙ありで描く。本作で、隠れた(!?)人気キャラクターともいえる新八を演じるのは、いま破竹の勢いで活躍を続ける超人気イケメン俳優の菅田さん。若きカメレオン俳優としても知られる菅田さんが、“ツッコミ”キャラの新八をどう演じてくれるのか、いまからも楽しみ。話題作が目白押しの今年、何を観るか迷ったら、“メガネ男子”の出演作からチェックしてみては?(text:cinemacafe.net)■関連作品:破門ふたりのヤクビョーガミ 2017年1月28日より全国にて公開(C) 2017『破門 ふたりのヤクビョーガミ』製作委員会
2017年01月29日グラビアアイドルの橋本マナミが28日、都内で行われた映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の初日舞台あいさつに、共演の佐々木蔵之介、横山裕(関ジャニ∞)、北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、矢本悠馬、橋本マナミ、木下ほうか、小林聖太郎監督とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。背中と胸元が大胆に開いた黒のドレスで現れた橋本は「今日は大ヒット祈願ということで、小清水さん(橋爪)がだまし取ったくらいの金額のアクセサリーをつけてきました。レンタルですけどね」と発表。作中では、橋爪演じる映画プロデューサー・小清水が3,000万円の出資金を騙し取るという展開だったため、集まった観客からは驚きの声が上がった。橋爪の愛人役を務めた橋本だが、共演の北川も「(自分は)マナミちゃんの役はできないなと思いまして」と称賛。「あの色気はマナミちゃんにしか出せないので」と語り、「適材適所」と表現した。橋本も「そう言っていただけると嬉しいんですけど、私も愛人は愛人でいいかなという」と自分の役に満足気な様子を見せた。横山演じる二宮を叱咤するしっかり者のいとこを演じた北川に、「北川さんの役だと浮いちゃうと思うので、この役でよかったです」と、互いに適材適所だったことを話した。
2017年01月28日佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)のW主演映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』が1月28日(土)に公開初日を迎え、佐々木さん、横山さんに北川景子、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、矢本悠馬、橋本マナミ、木下ほうか、橋爪功、小林聖太郎監督が舞台挨拶に登壇した。黒川博行の直木賞受賞小説「破門」の実写化。キレキレイケイケのヤクザとヘタレな建設コンサルタントの凸凹コンビが出資詐欺の映画プロデューサーを追いかけるが、その追走劇は他の組をも巻き込んだ大きなトラブルへと発展し…。この日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた舞台挨拶は、朝7時台に上映が始まった正真正銘の初回上映後に行われ、公開初日に朝イチで劇場に駆け付けた観客に登壇陣一同、感激の面持ち。橋本さんは「ヒットを祈願して(橋爪さん演じる詐欺師)小清水さんが騙し取ったくらいの金額のアクセサリーをつけてきました!」と明かし、会場をわかせる。劇中、小清水に出資した額は3,000万円となっているが…橋本さんは「レンタルですよ」とニッコリ。この日のトークでは、○と×の札を使って質問に答えるぶっちゃけの質疑応答が行われたが、「やれるならほかの役を演じたかった?」という質問には、矢本さんを除く全員が「×」を掲げ、自身の役に満足していると回答。何かと二宮の世話を焼く従妹の悠紀を演じた北川さんは「女性の役がそもそも少ないですが、マナミちゃんが演じた愛人の役は私にはできない(笑)!あの色気はマナミちゃんにしか出せないので適材適所だと思います」と語る。橋本さんは「愛人は愛人の役でいいのかなと。逆に私が北川さんの役をやると浮いちゃうと思います。適材適所ですね」と笑顔で頷いた。大阪を舞台にした本作、メインキャストの多くが関西出身だが「東京に魂を売ったと思う?」という問いに、京都出身の佐々木さんが「〇」と回答。「最初に東京着たのは受験のときですが、東京駅から新宿行きたくて聞こうと思ったときに『新宿どこですか?』と標準語が出てへこみました(苦笑)」と初の上京時に既に魂を売っていたと告白し笑いを誘っていた。最後の質問「またこのメンバーで映画を撮りたい」という問いにはもちろん全員が「〇」!…と思いきや、橋爪さんは「×」を掲げ「え?新しいところに行った方がええやない?このメンバーでやったらまたこんな感じになるし」と飄々と語る。原作は「疫病神」シリーズとして人気を博しており、映画の続編製作にも期待が寄せられるが、それを聞いた橋爪さんはあっさり「シリーズ化ならやります!」と翻意!横山さんは「まず、この映画を観ていただいてから。ここからが勝負です!」と力強く語っていた。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:破門ふたりのヤクビョーガミ 2017年1月28日より全国にて公開(C) 2017『破門 ふたりのヤクビョーガミ』製作委員会
2017年01月28日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕と佐々木蔵之介が28日、W主演の映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の初日舞台あいさつに、共演の北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、矢本悠馬、橋本マナミ、木下ほうか、小林聖太郎監督とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。出演する俳優もほぼ関西出身者を揃えたが、「東京に魂を売ったか?」という質問に、佐々木、横山、橋本、木下、小林監督がマルのカードを掲げた。「25で上京しましたけど、早い段階で魂を売りました」という木下は「やっぱりね、ガラ悪いじゃないですか大阪って」と説明。東京は「ちゃんと並ぶし、クラクション鳴らさないし、急にどついてくる人いないから」と良さをうったえた。同意を求められた横山が「この前大阪でロケしてて、普通に大阪のおばちゃん近寄ってきて、僕のポケットにそっと飴ちゃん入れていきましたよ」と大阪の”ぐいぐい”エピソードを披露すると、木下は「ありがとうやん、それは」とツッコミ。横山は「だから、いい街ですよね」と大阪をフォローした。また、バツを掲げた濱田は「大阪で活動させていただいておりまして。ここでイエスってやっても嘘になったので」と意図を表した。濱田が「(東京に魂を売ったと言うのも)面白いかなと思ったんですけど、嘘はいけないと思ったので、こっちにしました」と語ると、会場は微妙な雰囲気となり、横山は「なんかすいません本当いつも、後輩が」と謝罪。2人で「へへへ~」と笑って場を収めた。
2017年01月28日旅とグルメをテーマにしたバラエティ「火曜サプライズ」の1月24日(火)放送回に、今週末より公開される映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』で横山裕とW主演を務める佐々木蔵之介がゲストで登場。大阪を舞台にアポなしグルメ旅を繰り広げる。「火曜サプライズ」といえば出演者自らロケをするお店に撮影交渉する「アポなしグルメ旅」が人気。今回は佐々木さんがサラリーマン時代を過ごした大阪でアポなし旅を展開。前回、京都のロケでは炎天下のなか苦戦を強いられた佐々木さんと番組MCのウエンツ瑛士だが、今回も苦戦、困った挙句助けを求めてある場所へ…すると信じられないミラクルが。オンエアをお見逃しなく。また江原啓之&「オリエンタルラジオ」の「隠れ家で待つ怪しい女」には切実な悩みを持つあの主婦タレントが登場。その切実な悩みとは!?そして江原さんが出した答えとは?今回大阪アポなし旅に登場した佐々木さんが「関ジャニ∞」の横山さんとW主演でコンビを組む映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は1月28日(土)より全国にて公開。黒川博行の第151回直木賞受賞作「破門」を原作に、『毎日かあさん』『マエストロ!』の小林聖太郎監督がメガホンをとった本作。イケイケやくざを佐々木さんが、口だけは達者なぐーたらビンボーのカタギを横山さんが演じ、北川景子、橋爪功、國村隼、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、木下ほうか、キムラ緑子、矢本悠馬らバラエティに富んだ俳優陣が集結。弁は立つが、ぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山さん)は、サバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事が主な稼ぎ。仕事を通じて二蝶会のやくざ、桑原保彦(佐々木さん)と知り合って以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしで、いわば桑原は二宮の“疫病神”。ある日二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪さん)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村さん)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし小清水は金を持ったまま愛人の玲美(橋本さん)とドロン。詐欺師の小清水を追いかけるも、小清水に2人は翻弄され続ける。ついにキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、弟分の木下(濱田さん)、セツオ(矢本さん)らも加わりさらに大きなトラブルへ。2人は生き残りをかけて大勝負に挑むが…という物語。「火曜サプライズ」は毎週火曜日19時より日本テレビ系にて放送。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は1月28日(土)より全国にて公開。(笠緒)■関連作品:破門ふたりのヤクビョーガミ 2017年1月28日より全国にて公開(C) 2017『破門 ふたりのヤクビョーガミ』製作委員会
2017年01月24日佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)がW主演でコンビを組む『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。このほど、本作から“イケイケやくざ”桑原を演じる佐々木さんの、キレキレガチアクションが垣間見れる新場面写真が解禁となった。弁は立つが、ぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山さん)は、サバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のやくざ、桑原保彦(佐々木)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の“疫病神”に。ある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪功)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村隼)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし、小清水は金を持ったまま、愛人の玲美(橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か!?詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水に2人は翻弄され続ける。ついにキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、弟分の木下(濱田崇裕)、セツオ(矢本悠馬)らも加わり、さらに大きなトラブルへと発展!この絶体絶命に、2人は生き残りをかけて大勝負に挑むが――。黒川博行による大人気“疫病神”シリーズにして第151回直木賞受賞作を原作に、佐々木さん、横山さんをはじめ、北川景子ら話題の俳優たちが出演。怒涛のアクションと関西弁の掛け合い満載で贈る大追跡エンターテインメントとなる本作。このたび解禁となったのは、佐々木さん演じる“イケイケやくざ”桑原の体を張った乱闘シーンを捉えた新場面写真。桑原といえば、身だしなみのよさから一見、いまどきのビジネスマンのような雰囲気を持つが、一度スイッチが入ってしまうと手がつけられなくなる“暴れ馬”。クライマックスで繰り広げられる本シーンでは、巨体の男相手に、本来ファッションツールであるストールまで駆使して馬乗りからの首を絞め上げ、相手の肩の高さからの強烈な飛び蹴り…と、佐々木さん自身がかつてないハードなアクションを披露している。撮影前こそ、どのように役を作っていくべきか迷いもあったという佐々木さん。撮影初日と2日目から続けて激しい乱闘シーンだったため、人物像が固まる前に桑原としてハードな撮影をこなしたことで、身体感覚でこの人物像を掴むことができたという。このシーン以外でも、ありとあらゆる手を使ったキレキレのアクションはこの映画の見どころの1つ。文字どおり体を張って挑んだ、佐々木さんの“暴れ馬”っぷりにも注目だ。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は1月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月18日主演のリリー・フランキーを始め、亀梨和也、佐々木蔵之介ら豪華キャストが出演する映画『美しい星』。この度、本作の特報映像が解禁された。ある日突然、自分たちは宇宙人であると覚醒した平凡な家族。彼らはその手に「美しい星・地球」を救う使命があると信じ、それぞれに奮闘しはじめる――。大杉重一郎は予報が“当たらない”ことで有名なテレビ気象予報士。悪くない仕事、悪くない暮らし、悪くない家族関係(妻・息子・娘)、悪くないはずの人生。そんなある日、重一郎はあるものと遭遇する。それは空飛ぶ円盤!?「自分は火星人。世界を救うためにこのホシに遣わされたのだ」重一郎のなかに“火星人”が覚醒する。覚醒は止まらない。息子の一雄が水星人、娘の暁子が金星人として次々目覚める。それぞれの母星から使命を受け取った家族はそれぞれのやり方で世界を救おうと奮闘しだすが、やがて様々な騒動に巻き込まれ、傷ついていく…。三島由紀夫が1962年に発表した異色の同名SF小説を原作に、『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が映画化。前々から映画化したいと思っていたと言う監督は、「映画監督になりたいというより、『美しい星』を監督したいと思っていました」と熱を込めて語ており、本作では、映画の舞台を現代に置き換えるという大胆不敵な脚色に挑んだ。キャストには、主役の“当たらない”ので有名なお天気キャスター・大杉重一郎(火星人)役のリリーさんを始め、その長男でフリーターの一雄(水星人)役に亀梨さん、長女で美貌の女子大学生・暁子(金星人)役に橋本愛、専業主婦の妻・伊余子(地球人)に中嶋朋子、大杉一家に近づく謎の代議士秘書・黒木克己役に佐々木さんが出演する。このほど到着したのは、大杉家の家族がある日突然、宇宙人として覚醒する様が描かれる特報映像。父の重一郎は火星人、長男の一雄は水星人、妹の暁子は金星人に。地球の為に、地球の為にとうるさい3人に苦言を呈するのは重一郎の妻・伊予子。なぜか彼女は地球人のままだ。そして、「地球に救う価値はありますか?」と地球を背景に意味深なナレーションが投げかけられ映像終了。一体今後どのように展開していくのか?またどんな結末を迎えるのだろうか…?『美しい星』は5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年01月13日佐々木蔵之介と横山裕がバディを組むことで話題の『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。この度、初の愛人役として出演する、橋本マナミの何気ない“男性悩殺術”を捉えた新場面写真が到着した。舞台は大阪。弁は立つがぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山裕)は、サバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のイケイケやくざの桑原保彦(佐々木蔵之介)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の「疫病神」である。縁を切りたいのに、いまやコンビとみまごう2人に、何かと二宮を手伝ってくれるいとこの悠紀(北川景子)からは、本当は桑原のことが好きなんじゃないの?と言われる始末。そんなある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪功)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村隼)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし小清水は金を持ったまま、愛人の玲美(橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か!?詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水にふたりは翻弄され続ける。遂にキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、弟分の木下(濱田崇裕)、セツオ(矢本悠馬)らも加わり、さらに大きなトラブルへと発展。追っている筈が何者かに追われてる!?この絶体絶命に、ふたりは生き残りをかけて大勝負に挑むが――。黒川博行の直木賞受賞作「破門」を原作に、佐々木蔵之介、横山裕(関ジャニ∞)をW主演に迎え実写映画化する本作。イケイケやくざを佐々木さん、口だけは達者なぐーたらビンボーのカタギを横山さんが演じ、共演には北川景子、橋爪功、國村隼、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、矢本悠馬、キムラ緑子、木下ほうか、中村ゆり、宇崎竜童ら個性的なキャストたちが集結。今回到着したのは、意外にも本作が初の愛人役となる橋本さんの場面写真。橋本さん演じる玲美は、桑原と二宮が映画製作にまつわる儲け話にまんまと乗せられ、打ち合わせにやってきた映画プロデューサー・小清水の事務所でお手伝いをする、公称“血の繋がらない”娘。実際は小清水の愛人だ。劇中では、小清水の軽妙で調子のいい語り口や、玲美の圧倒的な色気と振る舞いに、二宮はすっかり気をよくしてしまうのだが、観察力に長ける桑原は玲美が小清水の愛人だと一瞬にして気付く。今回の写真は、玲美が桑原にビールを振舞うシーンだが、絶妙にずらして重ねるヒザがなんとも言えない色気を醸し出している。そのほかの場面でも玲美は必ず膝上丈のスカートを履いており、ベタでありながら女性のセクシーアピールにおける基本中の基本をしっかり実践。この打ち合わせで二宮をすっかり骨抜きにしてしまう玲美だが、その後、小清水は2人や各方面から預かった出資金を持ったまま姿をくらまし、彼女も小清水を掌で転がすなかなかの“悪女”だったのだ。そんな玲美の男性悩殺術にも注目しながら、本作を楽しむのも面白いかもしれない。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は2017年1月28日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月28日映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』の完成披露イベントが12月13日(火)、都内にて開催され、W主演の佐々木蔵之介、「関ジャニ∞」の横山裕、共演の北川景子らが出席。横山さんが、北川さんとの撮影エピソードを明かした。同作は、共に関西出身の佐々木さんと横山さんが、ボケとツッコミのような史上最強(?)の凸凹コンビを演じる大追跡エンタテインメント。映画プロデューサーが金を持ち逃げしたことで、うだつの上がらない建設コンサルタントの二宮啓之(横山さん)と強面ヤクザの桑原保彦(佐々木さん)は資金回収のため、関西、マカオを奔走するも、巨額の資金を巡る争いはやがて組同士のトラブルに発展し、二宮と桑原はいつの間にか追われる側に!?イベントでは、3人のほか、共演の橋爪功、濱田崇裕、橋本マナミ、小林聖太郎監督、原作者の黒川博行が登壇。野外のアーケードにてアライバルセレモニーが行われた後、劇場に場所を移して舞台挨拶が実施された。アライバルセレモニーでは、W主演の2人を除く出席者たちが登壇したのち、佐々木さんと横山さんが、ステージに貼られた幕を破って姿を現す演出が行われた。強面ヤクザを演じた佐々木さんは、幕を足で蹴り破りながら登壇。役柄を、ケンカにめっぽう強く、金勘定ができて、ユーモアもあり、裏社会を生き抜いている「男がほれる男」とふり返った。「なかなかこんな役がないので、ものすごく楽しかったです。関西弁も自在に使わせていただきました」と目を輝かせた。「ヤクザの役で自分の殻を破ったような役でした」とも。一方、佐々木さんと2人で幕を蹴り破って登場した横山さんは、「寒い中こんなにたくさんの方が集まっていただいて感謝です」と口にした。続けた、「たくさんしゃべりたい思いがあるのですが、北川景子ちゃんがあまりにも寒そうなので」と、ノースリーブの衣装で登壇していた北川さんを気遣った。横山さんの粋な言葉に、北川さんは、満面の笑顔を弾けさせた。舞台挨拶では、横山さんにとって、同作が「関ジャニ∞」を離れて単独で出演する作品としては初主演となったことが話題にあがった。ただ、「座長は意識した?」との質問を向けられると、横山さんは、「そこはぜんぜん意識していなかったです。蔵之介さんもいらっしゃいますし、諸先輩方がすごい方ばかりなので、胸を借りるつもりで挑んでいました」と素直な心境を明かした。神戸出身の北川さんは、大阪が舞台となる同作のために、関西弁を勉強してから撮影に臨んだそう。北川さんは「現場では横山さんにすごく聞いた気がします」と横山さんに関西弁を教えてもらったエピソードを回顧。横山さんは、「(北川さんが)ものすごく関西弁をしゃべってきたので、びっくりしました。北川景子ちゃんのイメージが標準語だったので。『すっごい関西弁しゃべる!』と思って」と驚きを語り、トークを盛り上げた。映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は、2017年1月28日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年12月13日グラビアアイドルでタレントの橋本マナミが13日、都内で行われた映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の完成披露イベントに、共演の佐々木蔵之介、横山裕(関ジャニ∞)、北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、小林聖太郎監督、原作者の黒川博行とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。ケンカに強く、金勘定もできて、ユーモアもあるヤクザという役どころで、戦うシーンも多かった佐々木。出演者陣を見回し「だいたい殴りました。だいたい刺したし、橋本さんにも乱暴しました」と明かすと、橋本は「殴られました」と頷いた。また、橋爪演じる映画プロデューサーの愛人役だった橋本は「劇中にハプニングがありまして」とエピソードを披露した。「橋爪さんと縛られるシーンがありまして、なぜか橋爪さんの後頭部が私の胸にあたりまして」と言うと、場内は微妙な空気になった。そのシーンを覚えているかと聞かれた橋爪は「忘れるわけないじゃないか」ときっぱり。橋本は「むしろ私の方が忘れていたくらいです」とフォローしつつ、「本当にすごく佐々木蔵之介さんも怖くて、お芝居じゃなくて本当に驚いているくらいの迫力でした」と撮影を振り返った。
2016年12月13日主演・リリー・フランキー、共演に亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子を迎え贈る映画『美しい星』。この度、新たなキャストとして佐々木蔵之介の出演が明らかになった。大杉重一郎は予報が“当たらない”ことで有名なテレビ気象予報士。悪くない仕事、悪くない暮らし、悪くない家族関係(妻・息子・娘)、悪くないはずの人生。そんなある日、重一郎はあるものと遭遇する。それは空飛ぶ円盤!?「自分は火星人。世界を救うためにこのホシに遣わされたのだ」。重一郎のなかに“火星人”が覚醒する。覚醒は止まらない。息子の一雄が水星人、娘の暁子が金星人として次々目覚める。それぞれの母星から使命を受け取った家族はそれぞれのやり方で世界を救おうと奮闘しだすが、やがて様々な騒動に巻き込まれ、傷ついていく――。原作は、三島由紀夫が1962年に発表した異色の同名SF小説。刊行当時「平凡な家族が、ある日突然“宇宙人”に覚醒する」という前衛的過ぎる設定で世間を大いに戸惑わせるも、熱狂的ファンを獲得していき、現在58刷495,000部のロングセラーとなっている。監督には、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞最優秀監督賞・最優秀作品賞を受賞した吉田大八。「映画を撮り初める前から『美しい星』を映画にしたいと思っていました。映画監督になりたいというより、『美しい星』を監督したいと思っていました」と熱を込めて語る吉田監督は、本作で、映画の舞台を現代に置き換えるという大胆不敵な脚色に挑む。キャストには、“当たらない”ので有名なお天気キャスター・大杉重一郎(火星人)にリリーさん、長男・一雄(水星人)に亀梨さん、長女・暁子(金星人)に橋本さん、専業主婦の妻・伊余子(地球人)に中嶋さんが出演。新キャストとして発表された佐々木さんが演じるのは、大杉一家に近づく謎の代議士秘書・黒木克己役。ある日フリーターの一雄と出会い秘書にスカウトし、やがて大杉家との距離を縮めていく…という役どころだ。果たして黒木は敵か味方か?彼の目的は何なのか?そして彼は人間なのか宇宙人なのか…?映画青年だった吉田監督と同様、演劇青年だった佐々木さんも、大学在学中に原作を読んで夢中になり長らく愛読書としてきた一人。「当時は人間役を演じることの方が少なく、未知の宇宙生物なども多々演じて来ました。劇団名にも『惑星』が付いていました」と当時をふり返り、「奇跡なのか…運命なのか…本作品で吉田大八監督と初めて仕事をします。人間離れした吉田組のスタッフ・キャストにより、至高の三島由紀夫作品となりました。来年5月の全『宇宙』一斉ロードショー、お楽しみに!」とメッセージを寄せた。また吉田監督は、佐々木さんを前々からなんとなく怪しいと思っていたと明かし、「撮影を通じてそれは確信に変わっていき、興奮しました。 小さな頭や長い手足のことを言っているのではありません。眼です。蔵之介さんの眼は、いわゆる『目高』についていながら、はるか宇宙の彼方からこの星を俯瞰で見下ろしているような、眼です。と思ったらWikipediaにも同じようなことが書いてあったので、やっぱり間違いない」とコメント。「映画にとってはたいへん幸運なことでした」と出演を喜んだ。『美しい星』は2017年5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月25日佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)がW主演する映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。この度、本作の予告編が公開された。舞台は大阪。弁は立つがぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山裕)はサバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のイケイケやくざの桑原保彦(佐々木蔵之介)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の「疫病神」である。縁を切りたいのに、いまやコンビとみまごう2人に、何かと二宮を手伝ってくれるいとこの悠紀(北川景子)からは、本当は桑原のことが好きなんじゃないの?と言われる始末。そんなある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪功)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村準)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし小清水は金を持ったまま、愛人の玲美(橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か!?詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水にふたりは翻弄され続ける。遂にキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、更に大きなトラブルへと発展!追っている筈が何者かに追われてる?絶体絶命のふたりは、生き残りをかけて大勝負に挑むが――。黒川博行による第151回直木賞受賞作「破門」を原作に、『毎日かあさん』『マエストロ!』の小林聖太郎が監督を務める本作。イケイケやくざを佐々木さん、口だけは達者なぐーたらビンボーのカタギを横山さんが演じるほか、北川景子、橋爪功、國村隼、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、木下ほうか、キムラ緑子、矢本悠馬らベテランから話題の俳優まで様々なキャストが集結している。今回公開されたのは、そんな豪華キャストたちが登場する最新映像。関西出身の佐々木さんと横山さんならではの息の合った掛け合いはもちろん、佐々木さんが体を張って挑んだアクションシーン、そして2人に追われる映画プロデューサーを演じた橋爪さんの全力疾走シーン、さらに横山さんの泡風呂入浴シーンなど、エンタメ感あふれる予告編となっている。また映像には、本作の主題歌に決定した「関ジャニ∞」の「なぐりガキBEAT」も初お披露目!本作のために書き上げられた本楽曲は、「関ジャニ∞」ならではのパワフルかつグルーヴ感溢れたナンバーとなっており、本作をさらに盛り上げている。そして予告編と併せて、佐々木さん演じる桑原の激しい“ガチアクション”を捉えた新場面写真も到着。本作の見どころのひとつであるアクションシーンへの期待が、ますます高まる一枚となっている。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は2017年1月28日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月21日