俳優の佐野史郎が15日、自身のブログを更新し、13日に死去した女優の野際陽子さんを追悼した。2人はTBS系ドラマ『すっとあなたが好きだった』(1992年)で共演し、マザコンの息子・冬彦(佐野)と過保護な母親(野際さん)という強烈な親子を演じていた。佐野は「野際さん…ていうか、野際ママ。第二のお母さん」と表現。「四半世紀前…いや、もうちょっと前にドラマで共演させていただいてから、何本もの思い出いっぱいの作品でご一緒させていただいた」と振り返った。そして、「プライベートでも、かつてのドラマの共演者たちとたまには食事した。こないだ会ったばかりな気がするのに」と吐露。「インテリジェンスあふれる会話から、下ネタまで、楽しかったなあ。辛いそぶりなんかカケラも見せず…。なんだか実感がない」と心境をつづった。さらに、「さっき坂井真紀ちゃんと電話で話しして、事実を受け止めた」と明かし、「野際ママ…身体はなくなっても、作品の中ではまだ生きてるよ」とメッセージ。「そういや、ドラマの中とはいえ、人生で最後にキスしたのが僕でゴメンなさい」と謝り、「野際陽子さん、本当にありがとうございました。安らかにお眠りください」と結んだ。
2017年06月15日女優の野際陽子さんが13日に亡くなったと報じられたことを受け、芸能界から追悼コメントが相次いでいる。俳優の伊原剛志はツイッターで「18歳の時に、最初にオーディションで俺の演技を見てくれた。それからJAC(ジャパンアクションクラブ)に入っても気にかけてくれてた。JACを辞めて共演した時も、頑張ってるわね!と讃えてくれた」と野際さんとのエピソードを明かし、「具合が悪いと聞いていたが、とてもショックです!心よりご冥福をお祈りします!」と追悼。俳優の升毅はブログで「色々なドラマで共演させて頂きました。TBSの笑顔の法則というドラマで1番多くお芝居させて頂きました。どんどんチャーミングになっていく野際さんに釘付けでした」と共演を振り返り、「ご冥福をお祈りします悲しい」とつづった。また、女優の西田尚美はツイッターで「野際さんの訃報にただただ驚いています…心よりお悔やみ申し上げます」と追悼。タレントの野呂佳代もツイッターで「野際陽子さん好きだった、、ショックですね、、、。特に スイートホームが大好きだった」と偲んだ。
2017年06月15日女優の佐々木希(29)らが、窪田正孝の主演映画『東京喰種 トーキョーグール』(7月29日公開)に出演することが9日、発表された。佐々木が演じるのは、金木研(窪田)が行きつけの喫茶店「あんていく」の店員・入見カヤ。「数年前から東京喰種の大ファンで漫画を読んでいたので、今回映画への出演が決まった時はとてもうれしく、光栄でした」と作品との縁を喜び、「喰種vs人間、そして2つの顔を持つ金木研。それぞれの複雑な思いが詰まっているとても考えさせられる作品だと思いますので、映画の完成が待ち遠しいです!」とコメントを寄せている。佐々木のほか、追加キャストとして村井國夫(72)、桜田ひより(14)、相田翔子(47)、浜野謙太(35)、栁俊太郎(25)の出演が発表。それぞれ同店に集うメンバーで、村井はマスター・芳村功善、浜野は古間円児、栁は四方蓮示(共に店員)、桜田は笛口雛実、相田は笛口リョーコ(共に喰種)を演じる。原作は、漫画家・石田スイ氏による同名コミック。食人の怪人"喰種"が潜む東京を舞台に、ある喰種に襲われたことで半喰種と化してしまった金木研が、他の喰種に翻弄されながらも、自分自身と向き合っていく姿を描く。これまでヒロイン・霧嶋董香役の清水富美加のほか、鈴木伸之、蒼井優、大泉洋らの出演が発表されていた。○追加キャストのコメント■村井國夫喰種(グール)は、人肉を食う事でしか生きられぬ種族。不快感を持つ人もいるだろう。しかし、底に流れるのは、愛なのです。自分の正義の為、種族への愛のために闘うのです。その愛の深さに感動する事は、間違いありません。■浜野謙太こんなイカした作品に参加できてすごく嬉しいです。キャストのみんな、和気あいあいとして現場が楽しかったんですが、やるところまでやるアクション然り、エグい部分然り、出来上がりがマジで楽しみです。みなさん、ぜひこの衝撃を映画館で目撃して、たまに僕のコーヒーで癒されてください。■栁俊太郎四方蓮示を演じるにあたり、一見寡黙でとても厳しいですが、心の底から愛のある優しさを持っているところを常に持つことを意識していました。生きるということに対してお世辞などは言えない、真っ直ぐな心の大切さを教えてくれました。■桜田ひより原作を読んでいて、実写化されるなら「絶対、私がヒナミをやりたい!」と思っていたので、夢が叶いました。ヒナミは純粋で優しい女の子なので、小さな心の動きもじっくり考えながら大切に演じました。映画に関わってきた皆さんの思いが詰まった喰種の世界を楽しみにしていてください!■相田翔子原作を読んだ時に、ありえないくらいの恐怖感を感じましたが、それが何故だか身近な出来事のようにも感じる錯覚を覚えました。カネキくんの葛藤のように、私が演じさせて頂いた笛口リョーコもまた、悲しみと恐怖の葛藤の中、母としての優しさや強さをもって生き抜く様を、しっかりと表現出来るよう取り組みました。人の優しさと怖さを劇場でぜひ体感して頂けたらと思います。(C)2017「東京喰種」製作委員会(C)石田スイ/集英社
2017年05月09日笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建との結婚を発表した女優・佐々木希が、4月19日にアキバシアターで開催された映画『光をくれた人』のトークイベントに登壇。記者から指輪について尋ねられた佐々木は「まだもらっていないんです。お互いに忙しくて」と笑顔で答えた。結婚式の日程についても「本当に全く決まっておらずでございます。年内にはしたいですけど」とのこと。子どもについては「全くなく。それは神様に。私は何人でも欲しいです。どちらも3人兄弟ですので」と前向きに語った。さらに「今朝、行ってきますのキスはありましたか?」と質問されると「今日はしておりません(笑)。時間がバラバラでしたので、起こさないようにと」と新妻らしい心遣いを見せた。イベントで佐々木は「自分に光をくれた人」について、渡部建ではなく「愛犬ですかね」と即答し「予想と違う言葉でごめんなさい」とはにかんだ。「デビューして間もない頃、犬を飼いまして、そこから良い時も悪い時も過ごして9年間一緒にいるので、大変な時にも支えてくれました」と愛犬との絆を口にした。理想の夫婦像については「どんなことがあっても味方というのが理想です。また、きちんとコミュニケーションを毎日図るというのは大事なこと。良いことも悪いことも乗り越えていけるような強い夫婦になれたら」と希望を語った。『光をくれた人』は、M・L・ステッドマンのベストセラー小説「海を照らす光」の映画化作品。孤島の灯台守となった男と、美しく快活な妻の夫婦愛を描く。『スティーブ・ジョブズ』(16)のマイケル・ファスベンダーと『リリーのすべて』(15)でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルが共演し、実際に恋仲になったことでも話題となった。文/山崎伸子
2017年04月21日女優・野際陽子(81)と俳優・千葉真一(78)の娘で女優の真瀬樹里(42)が、6日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『痛快TVスカッとジャパン』(毎週月曜19:57~20:54)に初出演する。同番組は、視聴者が体験した"スカッとする話"をショートドラマで再現し、木下ほうかの"イヤミ課長"をはじめ、名優たちの怪演が話題になっている。真瀬が出演するのは、"ムカッ"とする身近な人を撃退するコーナー「ムカッとモンスター」。言いがかりをつけて治療費を逃れようとする、非常識マダムを演じる。真瀬はこれまで、女優として映画やドラマなどに出演。殺陣を得意とし、2004年には映画『キル・ビル』でユマ・サーマンとの共演を果たしている。母の野際といえば、TBS系ドラマ『ずっとあなたが好きだった』(92年)で息子の冬彦(佐野史郎)を溺愛する役を演じて以来、強烈な姑役などで人気を博してきた。母親譲りの"ムカッ"とさせる演技に、司会の内村光良も「やっぱ、遺伝がハンパない」と絶賛。一方の真瀬は、自身のツイッターで「こういった仕事は初めてだったのでドキドキでした」と控えめに感想をつづっている。
2017年02月06日俳優・佐々木蔵之介が、第二次大戦直後のドイツで疾病対策に力を尽くし、若くしてこの世を去った医師・肥沼信次の軌跡を辿る「ドイツが愛した日本人~佐々木蔵之介が巡る、ある医師の物語~」が2月5日(日)放送となる。第二次世界大戦前夜の1937年、アインシュタインに憧れ放射線医学の研究者を志しドイツへ渡り、29歳で名門・フンボルト大学への留学を果たした肥沼氏。ナチスドイツの独裁が進むドイツで懸命に学んだ肥沼氏は、功績を認められアジア人初の教授資格を得るところまでになるが、第二次世界大戦の戦況が悪化して“アジア人初の教授資格獲得”という栄誉も戦争の混乱の中に消える。大使館から帰国指示が出るなかでドイツに残った肥沼氏は、ベルリンを離れドイツ北東部、ポーランドとの国境に近い古都・ヴリーツェンへ。当時のヴリーツェンではチフスが猛威を振るっており、十分な薬もないなかで肥沼はチフスに苦しむ人々の治療にあたり続けた。そんな肥沼氏のドイツでの軌跡を追うため、佐々木さんはドイツの首都・ベルリンに降り立つ。佐々木さんはブランデンブルク門や東西ドイツ分断の象徴だったベルリンの壁を巡り、第二次世界大戦の爪痕と東西ドイツの統一前後の変化を知る。そして肥沼氏が留学した頃のドイツを知るため、当時の面影を残す大聖堂や世界遺産の博物館島へも赴く。さらにナチスによるユダヤ人迫害の歴史を知るためホロコースト記念碑や、ザクセンハウゼン強制収容所などを経て肥沼氏がチフスから人々を救うため尽力したヴリーツェンへ。中世から栄えたこの街で佐々木さんが見つけた肥沼氏の足跡と、ヴリーツェンの人々の肥沼氏への感謝を知る。ヴリーツェンの学校を尋ねた佐々木さんは肥沼氏に祖父の命を救って貰ったという少年、ルイスに出会う。ルイスの祖父は5歳のときに肥沼氏にチフスを治してもらったのだ。ヴリーツェン市長をはじめ肥沼氏を知る人々との出会いのなかで献身的だった彼の人柄や医師としての姿などが浮かび上がってくる。長らく日本に伝わることがなかった肥沼氏の功績。没後43年目にしてその偉業が伝えられることになったきっかけとは?激動の時代のなか、日本から遠く離れたドイツの人々の命を救い続けた日本人医師・肥沼信次の生き様を伝え、現代を生きる日本人に勇気と誇りと感動を届ける。佐々木さんは現在、横山裕とダブル主演を果たした映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』が公開中。本作は黒川博行の第151回直木賞受賞作「破門」を原作に、『毎日かあさん』『マエストロ!』の小林聖太郎監督が映像化。イケイケやくざを佐々木さんが、口だけは達者なぐーたらビンボーのカタギを横山さんが演じ、北川景子、橋爪功、國村隼、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、木下ほうか、キムラ緑子、矢本悠馬らバラエティに富んだ俳優陣が集結した。また今年は『破門 ふたりのヤクビョーガミ』を皮切りに、神木隆之介主演の『3月のライオン』、リリー・フランキー主演の『美しい星』、『花戦さ』では前田利家役での出演と、立て続けに話題作への出演が決定している。「ドイツが愛した日本人~佐々木蔵之介が巡る、ある医師の物語~」は2月5日(日)15時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年02月05日佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)がW主演でコンビを組む『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。このほど、本作から“イケイケやくざ”桑原を演じる佐々木さんの、キレキレガチアクションが垣間見れる新場面写真が解禁となった。弁は立つが、ぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山さん)は、サバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のやくざ、桑原保彦(佐々木)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の“疫病神”に。ある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪功)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村隼)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし、小清水は金を持ったまま、愛人の玲美(橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か!?詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水に2人は翻弄され続ける。ついにキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、弟分の木下(濱田崇裕)、セツオ(矢本悠馬)らも加わり、さらに大きなトラブルへと発展!この絶体絶命に、2人は生き残りをかけて大勝負に挑むが――。黒川博行による大人気“疫病神”シリーズにして第151回直木賞受賞作を原作に、佐々木さん、横山さんをはじめ、北川景子ら話題の俳優たちが出演。怒涛のアクションと関西弁の掛け合い満載で贈る大追跡エンターテインメントとなる本作。このたび解禁となったのは、佐々木さん演じる“イケイケやくざ”桑原の体を張った乱闘シーンを捉えた新場面写真。桑原といえば、身だしなみのよさから一見、いまどきのビジネスマンのような雰囲気を持つが、一度スイッチが入ってしまうと手がつけられなくなる“暴れ馬”。クライマックスで繰り広げられる本シーンでは、巨体の男相手に、本来ファッションツールであるストールまで駆使して馬乗りからの首を絞め上げ、相手の肩の高さからの強烈な飛び蹴り…と、佐々木さん自身がかつてないハードなアクションを披露している。撮影前こそ、どのように役を作っていくべきか迷いもあったという佐々木さん。撮影初日と2日目から続けて激しい乱闘シーンだったため、人物像が固まる前に桑原としてハードな撮影をこなしたことで、身体感覚でこの人物像を掴むことができたという。このシーン以外でも、ありとあらゆる手を使ったキレキレのアクションはこの映画の見どころの1つ。文字どおり体を張って挑んだ、佐々木さんの“暴れ馬”っぷりにも注目だ。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は1月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月18日元参院議員の田嶋陽子氏が21日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)に生出演。20日に最終回を迎えた同局系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』について批判的なコメントをし、『逃げ恥』を愛するファンから怒りの声が上がった。最終回を見たという田嶋氏は、第一声で「退屈だったね」とバッサリ。「ずっと最初の方見てないから、最後の方見たら、何でこんな人工知能みたいな男の人に惚れるのかよくわかんない」と、星野源演じた津崎平匡に惚れるのが理解できないと語り、MCの国分太一が「最後だけ見たからだよ!」とツッコんだ。田嶋氏は「しかも、問題何も解決してない」と不満を述べ、「主婦の家事労働代も30年前に25万円って厚生労働省から出ているのに、その間政府は何にもしてなくて、まだこんなことやってんのって」と意見。これに対し、テリーは「続編あると思う」と予想し、『逃げ恥』ファンの井上貴博アナウンサーは「最後に答えが出ないのもまたよかったんです」と話した。田嶋氏の勢いは止まらず、「ああいう結論にもっていったから、女たちを物欲しげにしちゃった。非常によくない」と批判。真矢ミキは「かつて田嶋さんが絡んでくるドラマがあったでそうかっていうことですよ」とフォローし、テリーも「こういう意見の人もいていい」と笑っていた。ツイッター上では、「知らないなら黙っとけ!」「逃げ恥を汚すな!」「田嶋さんが批判的で何か気分が悪い。」「逃げ恥の余韻に浸らせてー」「最終回しか見てないくせにグダグダいう田嶋陽子、嫌い」と『逃げ恥』ファンから怒りの声が。また、「賛否あるのが良いドラマの条件なんかもな、多分」という意見もあった。
2016年12月21日佐々木蔵之介と横山裕がW主演を務める異色の“バディ”ムービー『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。このほど、本作で佐々木さん演じる、おしゃれなやくざ(?)桑原のファッショニスタぶりを捉えた新場面写真が解禁となった。イケイケやくざ・桑原と、ぐーたらビンボー・二宮の凸凹コンビが映画製作をめぐる儲け話にダマされ、失踪した映画プロデューサー・小清水を追って関西、マカオを奔走。キレた桑原によるハチャメチャな追走劇がまさかの大トラブルへと発展し、追っているはずの2人が何者かに追われるハメになってしまう本作。今回届いた場面写真でまず目を引くのは、メガネ姿のイケイケやくざ・桑原(佐々木さん)の首に巻かれた赤や青の大きなストール。別カットでは、スーツから覗くポケットチーフ、襟元からのぞくスカーフと、場面ごとに巧みに小物を使い分けおり、その身なりからも、桑原という男がファッションにかなりのこだわりを持つ人物であることが伝わってくる。小林聖太郎監督によると、まず、黒川博行の原作に立ち返ったといい、「桑原って一見銀行員風なんだけど、実は暴れまくるみたいな二面性の魅力があるんです。そこで、高級男性ファッション誌の表紙みたいなかっこいい、でも近づいたら目が普通の人ではないし、傷はあるし、態度が違うな…という感じを出そうと思いました」と語る。また、状況に応じて機転を利かせられる一面も持つ桑原は、乱闘もやむなしの場面では、本来ファッションツールであるこれらのストールも、“武器”として活用してしまうことも見逃せない。一方、桑原と絶妙なコンビぶりを発揮する二宮(横山さん)のファッションについて、小林監督は、「服について何も考えてないのがテーマみたいな。途中で服が変わってても誰も気づけへんみたいな感じを意識してます(笑)」と語り、ぐーたらならではのこだわり(?)が生かされた衣装となっているというから、こちらも要チェック!?『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は2017年1月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月07日●「イケメンのイェソンです」と自己紹介日本のトップスター・佐々木希と、韓国のトップスター・SUPER JUNIORのイェソンが、沖縄を舞台にハートフルなラブストーリーを繰り広げた、映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』(11月3日公開)。並ぶだけでキュートな2人が、韓国語の勉強を通して心を通じあわせていく。イェソンが演じるのは沖縄出張中に会社がつぶれ、急遽語学講師となったヨンウン。そして佐々木はクビ寸前のシングルマザー・さくらを演じた。通訳を介しながらも、一つの作品をつくりあげた2人は互いにどんな印象を抱いていたのか。○満面の笑みで「オッパと呼んで!」――撮影に入って、初めてお互いが顔を合わせたときの状況で覚えていることはありますか?佐々木:イェソンさんは今までも日本で活躍してきたと思うんですけれど、今回は単独でお芝居をされるということで、これまでとは違うプレッシャーや責任を感じられていたり、通訳を介する必要がある環境で演技をする点についても不安に感じられているのかなと思っていたのですが、初めてお会いしたときに、満面の笑顔で「よろしくねー。オッパ(お兄さん)って呼んで!」と明るく言ってくださって。その後も不安な様子を感じさせずずっと裏でも努力されていたので、いろいろな国で活躍されてきたアーティストの方は流石だなと思いました。イェソン:ありがとうございます。韓国で準備をしていたときは大変だったんですけど、沖縄の撮影に入ってからはとても楽しかったです。僕のほうが佐々木さんより5日くらい先に撮影を初めていて、その後に佐々木さんがいらっしゃったんですが、確か事務所のシーンで初めてお会いしたのを覚えています。その時マスクをつけてトイレにいかれるシーンを撮っていたんですが、まだ挨拶をする前で、佐々木さんはどんな方だろうって、すごく気になってたんですね。その後、挨拶して、第一印象がほんとによくて。僕から「よろしくお願いします。SUPER JUNIORのイケメンのイェソンです」って言ったんですけど……。佐々木:あーーー言ってましたね!イェソン:それを佐々木さんが今みたいな感じで率直に、「イケメンだって!」って言ってすごく喜んでくださって。そんな風に第一印象から楽しくて、その後も気分よく撮影ができました。佐々木:優しくて気配りのできる方でしたね。私も距離を縮められたらいいなと思って、恐れ多いんですけど、それからは、「オッパ」って呼ばせていただきました。●ロケバスの前で歌の練習○心で芝居ができた――演技については、何か印象に残っていますか?イェソン:最初は文化の違いがあるので心配していましたが、始まってみたらまったくそういった壁を感じることはありませんでした。撮影の最初は、韓国人の俳優も僕一人ですし、密かに不安もまだ持っていて、自分に「ファイト!」って言い聞かせる感じで頑張ってたんです。気負って頑張ってる感じがあったんですね。でも、だんだん気負わなくてもいい感じになっていきました。周りの方たちもほんとに気遣ってくれて、現場の雰囲気もよかったので、気楽に撮影できるようになりました。佐々木:そうですね、きちんと完璧にセリフを覚えて、それをベースに演技をしていかないと感情がのらないと思うのですが、イェソンさんも同じ気持ちだったようで、今回は、お互いに韓国語と日本語で演じるということが大きな課題で、撮影に入るまでに、お互いに時間をかけて準備をしてきたことで、お互い、母国語での演技ではなかったけれど、心でお芝居できたなという感じはしました。○「素敵な声だな」って思って聴いた練習――映画見て印象的だったのが、カラオケのシーンでしたが、苦労しましたか?イェソン:そうですね。佐々木:撮影の合間の待ち時間に、ロケバスの前の方に座ったイェソンさんが一生懸命に練習されているのを見ていました。覚えるのも早くてらして、なによりも声が素晴らしく、私は「素敵な声だな」って思って聴いていました。イェソン:もともとほかの歌を歌う予定もあったんですけど、監督と話し合った結果、この歌に決まりました。佐々木さんが言われたようにロケバスの中とかで、覚えたんですが、最初のほうは、やっぱりぎこちなかったんですよね。特に、歌いながらふりをつけるのがこの曲に関してはちょっと難しかったし。でも、無事に終わってよかったです。――実際のシーンを見てみると、ぎこちなさはなくて、ヨンウンが日本に来てからずっと歌ってきたカラオケの十八番に見えました。イェソン:じゃあ、撮影がうまくいったということですね!――最後に、ここのシーンがよかったなというところを教えてください。佐々木:完成した映画を観たのですが、効果音も加えられていたりして、面白いポイントがたくさんありました。イェソンさんのシーンだと、佐藤正宏さん、ふせえりさんと3人で尾行しているところが好きですね。変装がむしろおしゃれに見えるくらい決まっていて、本当に面白くて印象に残っています。イェソン:記憶に残ってるのは沖縄の坂道で自転車に乗ったシーンですね。あとさくらとヨンウンがいい雰囲気になりそうなのに……って感じのシーンも好きです。あのときのヨンウンの残念そうな顔とか、さくらの戸惑っているところとか、そういった小さな表情がよくて、そういうことって日常の中でもありそうだし、実際にあったら、やっぱりヨンウンやさくらみたいになると思うので、そこが印象に残っています。
2016年11月01日モデルで女優の佐々木希が11日、都内で行われた映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』(11月3日公開)の完成披露舞台あいさつに、共演したSUPER JUNIORのイェソン、朝原雄三監督とともに出席した。韓国のアイドルグループ、SUPER JUNIORでリード・ヴォーカルを務めるイェソンが初主演を果たし、その相手役に佐々木希が起用された本作。沖縄出張中に会社が潰れたヨンウン(イェソン)が、韓国語をマスターしなければ会社をクビになってしまうシングルマザー・さくら(佐々木希)の先生となり、様々なアクシデントが起きながらも次第に距離が縮まっていく、というストーリーとなっている。佐々木は、胸元全開のセクシーワンピース姿で登場。初めての韓国語を「一番大きな挑戦でしたね。現場にも先生がいらしたし、現場に入る前まで準備をして覚えたんですが、現場に入ったら一番の先生(イェソン)がいらっしゃいました(笑)」と明かすと客席から黄色い声援が飛び、「そこは心強かったです。本当に教えていただきましてありがとうございました」とイェソンに感謝の言葉。そんな佐々木に対してイェソンは「佐々木さんは本当に(韓国語の)関心が高かったですよ。もっと勉強して韓国のドラマや映画に出られるようになればいいですよね」と話すと、佐々木は「その時も先生としてよろしくお願いします。一緒に共演できることを願っています」とラブコールを送っていた。また、演じたシングルマザー・さくらを温かく見守るヨンウンのような男性について佐々木は「素敵ですよね! 自分のことを思ってくれるのもうれしいんですけど、自分が大事にしている子どもも愛してくれるし、よく面倒もみてくれる。そういうところにさくらが惹かれたんじゃないかと思います」と分析した。本作は、今月行われる東京国際映画祭のほか、ハワイ国際映画祭やオーストラリア映画祭への出品も決定しており、佐々木は「テンポが良くて軽やかな映画になっていると思うので、日本の方はもちろん海外の方にも笑って泣いて元気になってもらいたいです」と笑顔を見せていた。映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』は、11月3日より全国公開。
2016年10月12日女優の山本陽子が、きょう12日スタートのテレビ朝日系ドラマ『相棒 season15』(毎週水曜21:00~21:54 ※初回20:00~)の第1話に登場。主演の水谷豊とのドラマ共演は44年ぶりとなる。第1話は、「呪いで人を殺した」という女性の告白から事件が展開し、小野ゆり子が、水谷演じる杉下右京の興味をくすぐる自称殺人犯役として登場。山本は、青森に住む彼女の祖母役で出演する。山本演じる来栖トヨは、自分の影響で孫娘が人を呪い殺す力を持つことになったと主張。事件の真相に深く関わる重要な役どころで、津軽弁で演じる。また、大杉漣が警視庁の副総監役で出演。一時の力を失っている石坂浩二演じる警察庁長官官房付・甲斐峯秋と対立する人物として、警察組織の権力図が描かれる。
2016年10月12日国分太一と真矢ミキがMCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に10月3日より新たな曜日レギュラーが加わり、田嶋陽子・眞鍋かをり・倉田真由美らが出演することが30日、わかった。火曜には『だめんず・うぉ~か~』の著者として知られる漫画家の倉田真由美、水曜には食育インストラクターで料理研究家の和田明日香が加入。木曜には隔週で"元祖ブログの女王"こと眞鍋かをりと、モデル業と主婦業を両立し、アラフィー対象女性誌の表紙キャラクターを務めるカリスマモデルの富岡佳子の参加が決定し、金曜には元参議院議員の田嶋陽子が加わる。TBSは、「新たなビビットファミリーとして、"発信力"の強い面々がラインアップ。より強靭なプレゼン&トークを展開、"物申すスタジオ"にします!」と狙いを説明。「各曜日の女性出演者には、主婦目線を持ちつつ強烈な個性がある面々がそろった」としている。10月3日以降の『白熱ライブ ビビット』曜日レギュラー月曜:カンニング竹山、岸博幸、雪野智世火曜:テリー伊藤、千原ジュニア、倉田真由美水曜:テリー伊藤、中田敦彦(オリエンタルラジオ)、和田明日香木曜:水谷修、南美希子、眞鍋かをり/富岡佳子金曜:田嶋陽子、加藤シゲアキ(NEWS)、金慶珠
2016年09月30日フジテレビの生野陽子アナウンサーが16日、東京・台場の同局本社屋・周辺エリアで開幕した夏イベント「お台場みんなの夢大陸2016」(8月31日まで)のオープニングセレモニーに登場。夫・中村光宏アナの太鼓パフォーマンスに「特にカッコ良かったですね」とノロケてみせた。このセレモニーでは、同局男性アナで結成した「オマツリ男アナ9人衆」が、太鼓の演奏を披露。約3分間の熱演を終え、みな息も絶え絶えの状況で、谷岡慎一アナは「死ぬほど練習しました」と苦労を振り返った。そんな姿を見て、司会の佐野瑞樹アナから「誰が一番カッコよかったですか?」と振られた生野アナは「みんなカッコよかったです」と一旦交わしたものの、「そんな回答ありますか?」と追求され、「特に中村アナがカッコ良かったですね」と恥ずかしながら返答。会場は大歓声となったが、佐野アナに「朝からイチャイチャしております」と、まとめられてしまった。同セレモニーには、生野アナとともに「みんなの夢大陸PR隊」に就任した山崎夕貴、三田友梨佳、永島優美アナも登場。山崎アナは真夏に雪が楽しめる「アクアスノーガーデン」、三田アナは巨大デジタルアートが体感できる「DMM.プラネッツ Art by teamLab」、永島アナは「居酒屋えぐざいるPARK」をそれぞれアピールした。なお、男性アナたちによる太鼓パフォーマンスは、今後も週1回のペースで、同イベントで披露される。
2016年07月16日フジテレビ入社2年目の小澤陽子アナウンサーが18日、東京・台場の同局で行われたニュースバラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~23:30)の収録後に取材に応じ、アナウンサーの大先輩である元TBSの吉川美代子からのイジりにについて「ごもっともなこと」と真摯(しんし)に受け止めていることを語った。この番組は、くりぃむしちゅーの有田哲平をメインキャスターに、国内外のニュースや話題を、吉川、岸博幸、出口保行、五箇公一ら"全力解説員"たちが、独自すぎる視点で深掘りしていくもの。あくまで"報道番組"という体で放送しているため、突っ込みを入れる芸人ゲスト以外は、常に真顔でいるのが決まりで、スタッフからも、打ち合わせで「報道だから」と念を押されている。今月から、初のバラエティレギュラーである同番組のキャスターに就任した小澤アナは、この日が2回目の収録で、「真顔でいることと、有田さんに話しかけるっていうことは達成できたので、良かったのかなと思います」とホッとした様子。普段は笑い上戸であるのに加え、「泣いたり笑ったりが激しいタイプ」。そのため、本番中は、報道番組に出演している先輩の秋元優里アナや、斉藤舞子アナの顔を思い出しながら、笑いを我慢していることを明かした。前回の初登場の放送では、アナウンサーの大先輩である吉川から、ミス慶応やクラリネットという特技について、「良いアナウンサーになれることと関係ありません」と一刀両断されていたが、小澤アナは「ごもっともなこと」と真摯に受け止め。本番以外の吉川について「ほんっとに優しい方なんです! メイク室とか前室とかでも本当に良くしてくださるので、怖いとか全く無いです」と強調していた。憧れのアナウンサーは、来月からフリーになる加藤綾子アナ。情報番組からバラエティまで、幅広いジャンル担当するのが希望だったそうで、『めざましテレビ』『みんなのKEIBA』に加え、今回の『脱力タイムズ』で、「夢がかなっている。本当にありがたいことで、1つ1つ大切にして頑張っていきたいなと思います」と意気込みを示した。報道陣からの囲み取材を受けるのは今回が初めてで、取材が終わると「慣れてなくてすみません…」と謝りながら去っていった小澤アナ。今後の同番組では「有田さんの指揮するオーケストラの一員であるというイメージでやっていきたい」と、アシスタント役に徹する謙虚な姿勢を見せた。
2016年04月18日フジテレビ入社2年目の小澤陽子アナウンサーが、同局系ニュースバラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~23:30)のキャスターを務めることが15日、明らかになった。小澤アナは、バラエティ初レギュラーとなる。この番組は、くりぃむしちゅーの有田哲平をメインキャスターに、国内外のニュースや話題を、吉川美代子、岸博幸、出口保行、五箇公一ら"全力解説員"たちが、独自すぎる視点で深掘りしていくもの。3月25日に放送された前回のスペシャルで、これまでキャスターを務めていた春日由実アナウンサーが、イリュージョンで消失してしまったことを受け、きょう15日の放送で、新たに小澤アナが登場した。早速、小澤アナが、身長167センチの長身でミス慶応という経歴であることを紹介されると、元TBSアナウンサーの吉川解説員が「良いアナウンサーになれることと関係ありません」とバッサリ。今後の2人の対決を予感させる展開となっている。小澤アナは、今回の起用が決まった際「びっくりしました。シュールで面白くて、いつもテレビで見ていた番組なので、自分が携われると思うと感激でした」という心境だったそうで、初回の収録を終え、「ちゃんとできたか不安でした。表情一つ、声のトーン一つも、深いなあと思いました」とバラエティの現場に感心。コンビを組む有田については「この番組では大物ニュースキャスターの雰囲気が漂っていて有田さんはすごいなと思いました(笑)。そしてしっかりと目を見てお話してくださるので、緊張して思わずカメラを忘れてしまいました!」と印象を語り、「これからはアシスタントとして有田さん率いるこのチームの一助になれるように頑張ります」と意気込みを示している。
2016年04月15日日立製作所(日立)は3月15日、米国の大手総合病院 メイヨー・クリニックのアリゾナ州フェニックスの病院に陽子線がん治療システム「PROBEAT-V」を納入し、3月14日から治療を開始したと発表した。近年、副作用の少ないがん治療法のひとつとして、世界中の病院や治療センターで陽子線がん治療に対する関心が高まっている。陽子線がん治療は、放射線によるがん治療法のひとつで、陽子を加速器で光の70%のスピードに加速させ、がん細胞に集中して照射することでがんを治療するもの。「PROBEAT-V」では、照射と一時停止を高速で繰り返しながら順次位置を変えて細い陽子線のビームを照射するという同社の「スポットスキャニング照射技術」を複数の治療室すべてに適用している。同社はこれまでに、同病院のロチェスターキャンパス(ミネソタ州ロチェスター)においても今回と同じシステムを納入し2015年6月に治療を開始しており、米国内で稼働する同社のシステムは今回で4つ目。現在、1施設が新たに建設中となっている。
2016年03月15日3月5日公開の映画『星ガ丘ワンダーランド』の完成披露試写会が10日、東京・新宿バルト9で行われ、中村倫也、新井浩文、佐々木希、管田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊、柳沢翔監督が出席した。本作は、日本が世界に誇るCMクリエイターの柳沢翔が監督とオリジナル脚本を手掛けた記念すべき長編映画第1作目となる作品。主人公の温人(中村倫也)のもとに、20年前に姿を消した母の訃報が届き、温人は離れ離れになっていた兄(新井浩文)、そして義理の姉(佐々木希)と弟(菅田将暉)と再会して閉ざされた過去が明らかになっていく……というストーリーになっている。主演の中村は「この映画、実は今から4年ぐらい前にお話があったんですが、待てど暮らせど何もなく、やらないんだと思っていました」と明かしながら「急に監督を紹介され、それから脚本が来てちょっとしたら豪華な皆さんがいらっしゃってビックリしました」とトントン拍子に話が進み、戸惑いもあったと告白。兄役の新井とは昨年TBS系で放送された『下町ロケット』で帝国重工の同僚として出演したが、その新井について「贅沢でしたよ。新井さんって寡黙な人かと思ったら、めちゃくちゃ気さくに話しかけてくるし、役者として対峙してスリリングでした」と賞賛、新井も「ちょっとしたある色がテーマなんですが、だから帝国重工にいたんだと分かる色ですよ(笑)」と話して笑いを誘った。そんな2人の姉妹役を演じた佐々木希は、劇中ではほぼスッピンの状態で出演したという。「化粧水などスキンケアはしてもらったんですが、ほとんどメイクをしてない状態でした。なかなかスッピンに近い役はなかったので、すごく新鮮でしたし新しい佐々木希が見られるんじゃないかと思っています」とアピール。また、親自慢のコーナーとなり、佐々木は「手料理です。実家に帰りたい理由になります。炊き込みご飯が大好きです」と話していた。映画『星ガ丘ワンダーランド』は、3月5日より全国公開。
2016年02月11日2015年に活躍したブロガーを表彰する授賞式「BLOG of the year 2015」が2月8日(月)に開催され、佐々木健介・北斗晶夫妻が最優秀賞をW受賞し、佐々木さんが登壇。スピーチでは、佐々木さんが「何でもないような日常ですが、この日常が一番幸せだなと昨年本当に思い知ったので、少しでも多くの笑顔を皆さんに届けられたらと思います」と妻である北斗さんへの愛を惜しみなく述べ、会場が温かい拍手で包まれた。この日のプレゼンターは、最も価値のあるブロガーとして初代「MVB(Most Valuable Blog)」に認定された市川海老蔵が務めた。満面の笑みでトロフィーを受け取った佐々木さんを、市川さんが自身のスマホで撮影する、ブログ授賞式ならではの瞬間も見られた。佐々木さんは受賞したブログについて、「自分は女房、息子たち、愛犬とサザエさん一家のようなブログに憧れて、やらせていただいています。ほんわかした雰囲気ですけども皆さんに見ていただいて本当に幸せです」と感謝を伝えた。そして、北斗さんより受け取ってきたという手紙を音読した。手紙には「昨年、ガンになり闘病生活になってから、毎日を家族や友人と共に、壊れそうな心をずっと支え励ましてくれたのが読者の皆さんでした。元気をもらっていたのは私でした。今では読者の皆さんは私にとって頑張る気力の源です。そして私は元気です」などと綴られており、この日一番の拍手が送られた。佐々木さんは、今朝家を出るときに「『頑張ってこいよ』って言われました(笑)。お弁当をもらって、行きの車の中で美味しくいただきました」とラブラブなエピソードを披露し、照れていた。また、最優秀賞のほか、優秀賞としてオクヒラテツコ(ぺこ)、織田信成、後藤真希、高橋克典、樽美酒研二、土屋太鳳の6名も授賞式に参加。登壇者同士で互いのブログを見ているという話で盛り上がった。特に、市川さんが樽美酒さんに「顔がすごい親近感」と話しかけると、「偽物の歌舞伎で…自分で(メイクを)やってます」と答えた。すると、市川さんが「うまいですね。歌舞伎役者っぽい。すげえうまいですよ」と矢継ぎ早に大絶賛し、樽美酒さんは恐縮しながらも「筆で全部やってます。いやあ、うれしいです」と微笑み合っていた。(cinamacafe.net)
2016年02月08日理化学研究所(理研)は1月8日、米国ブルックヘブン国立研究所(BNL)の偏極陽子衝突型加速器「RHIC」を使って、これまでで最高の衝突エネルギーとなる510 GeVで陽子内部のグルーオンの向きを精密測定することに成功したと発表した。同成果は理研仁科加速器研究センター理研BNL研究センター実験研究グループの秋葉康之 グループリーダー、後藤雄二 理研BNL研究センター研究員、尹寅碩 国際プログラム・アソシエイトらが参画する国際共同研究グループによるもの。米国の科学雑誌「Physical Review D Rapid Communications」に掲載された。陽子には内部構造があり、クォークとグルーオンと呼ばれる素粒子によって構成されている。同研究グループが精密測定に成功したグルーオンはクォークを結びつける「のり」の役割を果たしている。全ての粒子は地球の自転に似た「スピン」と呼ばれる「向き」を表す固有の性質を持っており、陽子の向きは"陽子内部のクォークの向きの合計で決まっている"と考えられていた。しかし1980年代に光を用いて陽子内部のクォークを調べたところ、それだけでは陽子の向きを説明できないことがわかった。この「陽子の向き(スピン)の謎」を解明するためには、陽子の内部にあり光とは直接反応しないグルーオンを調べることが必要となる。同研究グループが用いたRHICは、向きを揃えた陽子(偏極陽子)同士を高エネルギーで衝突させるができ、陽子内部のグルーオンの衝突が起こるときに生成される中性π中間子(原子核内で陽子と中性子を強く結びつける力を仲介する素粒子)を用いることで内部のグルーオンを調べることができる。今回の研究では、2012年~2013年にかけてRHICの最高衝突エネルギーである510 GeV、55%以上の陽子偏極度(陽子の向きが揃っている割合)による衝突実験を実施し、極めて高い精度のデータを収集することに成功した。衝突エネルギーを高くすると、陽子内部の低いエネルギーのグルーオンに対する感度が高くるため、この測定結果はこれまでで最も低いエネルギーの陽子内部のグルーオンの向きを測定したことになる。同実験の結果、生成された中性π中間子はグルーオンの向きを反映して正の非対称度を持っていることがわかった。摂動QCDと呼ばれる理論による計算では、衝突エネルギー510 GeVでの非対称度の測定は、実験研究グループがこれまで測定した200 GeV以下での測定よりも大きな非対称度となることが示されており、これを支持する実験結果が得られたことになる。この結果について研究グループは「低いグルーオンのエネルギー領域でも摂動QCDが有効な理論であり、グルーオンの向きの精密測定に利用できることを示しました。これは、陽子の向きの謎の全容解明に向けた大きな一歩です。」とコメントしている。
2016年01月08日今年デビュー30周年を迎えた南野陽子が、来年の2月11日(木・祝)大阪・森ノ宮ピロティホール、20日(土)・21日(日)東京・品川ステラボールで24年半ぶりのソロコンサートを開催する。【チケット情報はこちら】南野は同公演のほか、12月9日(水)にデビュー30周年記念アルバム『ゴールデン☆アイドル 南野陽子 30th Anniversary』をリリースする。公演の開催に際し南野は「30 年も続けさせてもらえるとは思ってもみませんでした。そのご褒美に CD のリリースとコンサートをさせていただけるなんて、とても嬉しいです。ファンクラブのイベントやお芝居などで皆様とお会いする機会はありますが、青春時代を思い出せるソロコンサートは4半世紀ぶり。その年月に驚きますが、それよりも楽しみでなりません。皆様と一緒に歌いたいです。今からドキドキしています」とコメントを寄せている。チケットの一般発売に先がけて、チケットぴあではプレイガイド独占で先行を実施。受付は10月16日(金)午前10時から25日(日)午後11時59分まで。■「30th ANNIVERSARY YOKO MINAMINO CONCERT TOUR」2月11日(木・祝) 森ノ宮ピロティーホール(大阪府)(1)開演13:30(2)開演17:302月20日(土)品川ステラボール(東京都)(2)開演14:00(2)開演18:302月21日(日)品川ステラボール(東京都)(1)開演14:00
2015年10月15日佐々木希が8月31日(月)、パスタ専門店やドレッシングの販売で知られる「ピエトロ」の創業35周年記念イベントに出席した。以前よりピエトロのアンバサダーを務めている佐々木さんは9月よりオンエアされる新CMにも出演。これが6作目のCMとなる。新CM2本のうち1本では、以前から好評のウサギの耳をつけており、森の中でクマと遭遇。そして35周年を記念して制作されたもう1本では、同社の村田邦彦社長と共演し、社長が手作りでドレッシングを作るさまを隣で見守っている。この日も村田社長はコックコート姿で登場し、佐々木さんのためにその場でドレッシングを調理。佐々木さんは「コック姿がカッコいいです」と微笑み、手作りのドレッシングも「最高です!普段のピエトロのドレッシングも美味しいけど、目の前で作っていただき、フレッシュで美味しいです!」と感激の表情を浮かべ、野菜をほおばっていた。35周年にちなんで、佐々木さんが35歳になったら?という質問には「いまは女優の仕事をやらせていただいているので、35歳になってもいろんな役をやっていたい。体力勝負なので、野菜をしっかり摂って健康と美容に気をつけて頑張りたいです!」と8年後を見据えた。報道陣からは「その頃には結婚は?」という質問も飛んだが「どうですかね(笑)?そればっかりはタイミングなので…」と語る。「いつまでに結婚したい」という願望に関しては「ないですね」とキッパリ。「もっと若い、20代前半の頃は早くウエディングドレスを着たいと思ってましたが、現実的になりました」と明かし「どうなってるか自分でも楽しみです」と笑顔を見せた。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日女優の佐々木希が主演を務める映画『縁(えにし)The Bride of Izumo』のメインビジュアルと特報映像がこのほど公開され、佐々木の白無垢姿が初披露された。2014年、60年に1度の大遷宮を迎えた縁結びで知られる島根・出雲大社。本作は、その出雲大社が初めて映画撮影に全面協力し、神話の国・出雲を舞台に人々を結ぶ"縁(えにし)"の物語を描く。佐々木が演じるのは、都内の出版社に勤務する飯塚真希(29)。平岡祐太演じる大手建設会社勤務のエリート・中村和典(30)との結婚式を控えていたが、祖母の遺品を整理する中で白無垢と婚姻届の束を見つけたことで、家族の在り方と自らの縁(えにし)を見つめ直していく。公開された特報では、佐々木がナレーションを担当。『欲望の翼』や『恋する惑星』など多数の映画で、世界的に活躍する撮影監督クリストファー・ドイルによって、出雲大社本殿や出雲の地ならではの神秘的な景観が映し出され、ラストシーンでは、白無垢をまとった佐々木が「私、結婚します」と宣言する。本作でメガホンを取るのは堀内博志監督。出雲を愛するがゆえに周囲と折り合えない充役を『砂時計』(08年)の井坂俊哉、真紀を常に優しいまなざしで見守る婚約者・和典役を平岡、祖母の婚姻届の夫の欄に書かれていた「秋国宗一」を国広富之が演じるほか、りりィや藤本敏史(FUJIWARA)など、共演陣は多彩な顔ぶれ。全国公開に先駆け、作品の舞台で撮影も行われた島根、鳥取の3カ所の劇場で、9月26日から先行公開される。(C)映画「縁(えにし)」製作委員会
2015年08月16日佐々木蔵之介が作家志望の“ダンナ”、永作博美が“ヨメ”を演じて大ヒット中の『夫婦フーフー日記』。このほど、佐々木さんと本作のモデルとなった実在の“ダンナ”清水浩司さんとの“ダンナ×ダンナ対談”が実現。その模様を収めた特別動画が、シネマカフェに到着した。17年間友だちで、1年ちょっと夫婦で、そして9か月だけ母親だったヨメ・ヨーコ(永作さん)。四十九日を迎えたある日、ダンナ・コウタ(佐々木さん)の目の前に、“死んだはず”のヨメが現れた!果たして、これは幻影か、現実か?ダンナは死んだはずのヨメと、あの怒涛の日々をブログを通してふり返っていく…。本作の主人公夫婦のモデルとなったのが、清水浩司(ダンナ)さんと睦(ヨメ)さんご夫婦。作家志望で音楽誌編集者だった浩司さんは、睦さんの病気発覚後、離れて暮らす家族や友人へ彼女の病状を伝えるため、“川崎フーフ”という名で「がんフーフー日記」という闘病ブログを開始。やがて、そのブログは、大切な人たちとの繋がりとなっていく。睦さんは、念願の男児を出産し、治療に臨むも、38歳という若さでこの世を去ることに。次々と起こる事態の中で、最期まで精一杯笑って生きた493日の夫婦の日々を綴ったブログは人気を博し、2011年に書籍化され、そして今年、映画として誕生した。映画化にあたっては、死んだはずのヨメと残されたダンナが、一緒に生きた夫婦の日々をふり返る、という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想い、そして家族の愛がより浮き彫りにされている。ダンナ・浩司さんは、「映画は(本で書いた奮闘記の)その後のストーリーですが、フィクションと分かっていてもダンナに自分を重ねてしまうところはありましたし、ドキッとした部分もありました。生前のエピソードはほぼ原作に忠実に描いてくださり、とても感謝しています」と、メッセージを寄せている。動画では、映画が完成した後だからこそ語れる佐々木さんがダンナを演じた心境、ヨメ役の永作さんとどんな夫婦像を創ろうとしたのかなどを、元編集者でもある浩司さんが怒涛の質問!佐々木さんは、笑いながら涙が溢れる、かつてないストーリーへの思いと、映画同様、“怒涛”の撮影の様子を明かしている。『夫婦フーフー日記』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年06月04日シェイクスピアの『マクベス』を、ほぼひとりで演じきるという大胆な野心作に佐々木蔵之介が挑戦する。『キャバレー』で知られる変幻自在の実力派俳優アラン・カミング主演により、スコットランド・ナショナル・シアターで2012年に初演、翌年ブロードウェイにも進出した話題作だ。日本版の演出はオリジナルの共同演出家のひとり、アンドリュー・ゴールドバーグが手がける。舞台『マクベス』チケット情報魔女の予言と妻の野望に煽られ、血塗られた王冠を手にしたスコットランドの武将マクベスの破滅。シェイクスピア作品の中でも心理劇の側面が強く、上演のたびにマクベスとマクベス夫人を誰が演じるのか注目を集める。この夫婦をはじめ登場人物をひとりで演じるとは一体どういうことなのか。稽古に先立ってアンドリューと共にワークショップを行った佐々木は「大変だということはわかりました……(笑)」。今回の舞台は精神病院。ひとりの隔離患者が『マクベス』の登場人物たちを演じていく。彼を見つめるのは医師と看護師(ふたりはほとんど喋らない)、そして監視カメラだけだ。「物語の核である心理面にフォーカスを絞りたくて精神病院という設定にしました。マクベスはいつも自分の中で葛藤している人物で、脳内で分裂した人格が議論していると考えたんです。アラン以外にこんなクレイジーなことをやってくれる人がいるとは思わなかったけどね!」と笑うアンドリュー。佐々木は過去にマクベス役を一度経験しているが、ワークショップで日本語台本を読む中で、改めてシェイクスピアの言葉の豊かさに驚いたという。「〈時よ、よくも俺を出し抜いたな〉〈甘い乳を苦い胆汁に変えておくれ〉とか、普通の感覚にはないイメージですよね。〈ひどいのか良いのか、こんな一日は初めてだ〉というマクベスの最初のセリフや、〈きれいは汚い、汚いはきれい〉という魔女の呪文のように、矛盾するイメージを行き来する状況がよく出てくるのも、何だか今の自分と重なるんです」。「患者の中にはすべてのキャラクターが存在し、全ての要素が彼を形成しています。蔵之介さんはワークショップから直感的に役を演じ分けていました。僕には日本語がわからないけれど、言葉の意味や役の感情が素晴らしく伝わってきたんですよ。彼と一緒に芝居を創ることが本当に楽しみです」と本格的な稽古を心待ちにするアンドリューに、「この笑顔だけが僕の支えですよ(笑)」と返す佐々木。上演時間は約100分。狂人の悪夢と俳優の孤独な闘いの行方を、息をつめて見届けよう。舞台『マクベス』は7月12日(日)から8月2日(日)まで東京・パルコ劇場で上演。その後、愛知、大阪、神奈川、福岡で上演される。東京公演のチケットは4月25日(土)より一般発売開始。取材・文:市川安紀
2015年04月24日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じる『夫婦フーフー日記』。この度、本作に登場するキュートな赤ん坊“ペ~”に佐々木さんと永作さんが悶絶するシーンが一足先にシネマカフェに到着した。出会って17年、友人の間柄からようやく結婚にこぎつけた“ダンナ”コウタ(佐々木蔵之介)と“ヨメ”ユーコ(永作博美)。入籍直後に妊娠が発覚するという幸せの絶頂のさなか、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかる。待望の赤ん坊“ぺ~”を出産したのもつかの間、闘病生活の末にこの世を去ってしまうヨメ。落ち込むダンナの元に、夫婦の闘病生活を綴ったブログを書籍化する話が持ち上がる。原稿に向き合うことで現実逃避をするダンナ。だが、そこに死んだはずのヨメが現れ…。今回公開された映像は、ヨメの出産から闘病中の育児に奮闘するダンナとヨメが、日々を“フーフー”駆け抜けながらも、赤ん坊ぺ~の笑顔に悶絶する愛に溢れたシーン。ぺ~が誕生した日の幸せ、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平らが演じる仲間たちと一緒に育児に励んだ日。また、ぺ~が初めて発した笑い声をもう一度聞こうと夫婦で笑わせようと必死になった日など思わず笑顔がこぼれるシーンが詰まっている。撮影現場で苦労したところは、佐々木さんと永作さんの愛しい息子である当時8か月のぺ~とのシーンだったそう。タイトなスケジュールの中、ぺ~に笑ってほしいとき、なかなか思うようにはいかず、ぐずってしまい、佐々木さん、永作さんが現場であやすことも多々あったようだ。出会って17年目にして結婚、1か月後に妊娠発覚。その5か月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚…闘病生活の中に笑顔があったのは“ぺ~”存在があったからかもしれない。まずはこちらの映像から佐々木さん&永作さんを魅了するキュートな“ぺ~”をご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じることで話題の『夫婦フーフー日記』。実話を基にした本作からこの度、佐々木さんと永作さんの絶妙な掛け合いが印象的なTVスポットが公開された。作家志望のダンナ・コウタ(佐々木蔵之介)は、本好きなヨメ・ユーコ(永作博美)と出会って17年目にしてついに結婚。直後、妊娠とガンが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活へ。ヨメの病状をブログで報告しはじめるダンナ。しかし、入籍からわずか493日後、ヨメは亡くなった。悲しみに暮れるダンナにブログの出版の話が舞い込み、「念願の作家デビュー!」と現実逃避するダンナ。そこへ突然、死んだはずのヨメが現れた。ヨメのいない世界で、死んだはずのヨメと、ヨメが元気だった頃をふり返るダンナ。やがて、生きている間には伝えられなかった、それぞれの想いがあふれ出す――。原作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)。『婚前特急』などで知られる前田弘二監督が映画化する本作では、“死んだはずのヨメと残されたダンナが、一緒に生きた夫婦の日々をふり返る”という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想い、家族の愛を浮き立たせ、笑いながらも涙が溢れるストーリーに仕上がってる。今回、「黒子のバスケ」や「テニスの王子様」で人気の声優・諏訪部順一がナレーションを務めた映像では、ヨメを失い茫然とするダンナ(佐々木さん)と、死んでもほっとけないダンナの前に突如現れ、明るく、力強く励ますヨメ(永作さん)が登場。佐々木さんと永作さんのツッコミ、ツッコまれる掛け合いは、まるで夫婦漫才を見ているかのよう。特に、最後の出産直前の病室で永作さんが手紙を書いているシーンで、「ありがとうダンナ、大好きだよ」と病気を抱えながらも母親になることを選び、心から喜ぶ永作さんの姿は印象的。まずはこちらの映像からわずか493日の夫婦の日々をふり返り、“フーフー”言いながら生き抜いた佐々木さんと永作さんの姿をご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じた映画『夫婦フーフー日記』の完成披露試写会が3月24日(火)に開催され、佐々木さん、永作さんに加え、共演の佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督も出席。撮影時は生後8か月だった息子役の赤ちゃんと久々の対面を果たした。実話をベースに製作された本作。17年間、友達として過ごしたのちに結婚したダンナとヨメ。入籍後すぐにヨメが妊娠するも、時を置かずにがんに侵されていることが発覚し、やがて悲しい別れが訪れる…。そんな様々な事態に直面するも前を向いて仕事、子育てに奔走するダンナの姿を描き出す。佐々木さんは本作の脚本を最初に読んで「ただ悲しい、苦しい、絶望だけでなく、希望にあふれていて笑い泣きしました」と明かす。脚本を呼んで出演を即決したという永作さんも「本当に面白かった。魅力的な人がたくさんいて、こんなに泣いたり笑ったり忙しい脚本はない!感情が揺り動かされて『やりたい』と思いました。闘病シーンがしっかりとある中で、こんなに笑っちゃうなんて…爆笑しましたから」と語る。2人の“夫婦漫才”のような掛け合いも本作の大きな魅力だが、佐々木さんは「(永作さんとの共演は)10年前に夫婦をやって以来ですが、何の打ち合わせもなくやれました」とニッコリ。永作さんは「ボケとツッコミが多くて、生粋の関西人の佐々木さんがいてくださってよかったです!私も(佐々木さんのボケとツッコミを)盗もうとしたんですが、全く盗めなかったです(笑)」と述懐。すかさず佐々木さんから「永作さんのキャリアにそんなのいらないでしょ!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。改めて久々の共演について、佐々木さんは「アイドルグループの)『ribbon』の頃から全く変わらないかわいさでした。僕が関西の小劇場にいた頃、『ribbon』が古田新太さんの『劇団☆新感線』に客演すると聞いて『え?ribbonが?』と思った頃から変わらないです」と永作さんの変わらぬかわいらしさを絶賛!永作さんは「あいかわらず男らしい方だと実感しました」と役を離れても仲睦まじい様子をうかがわせた。ヨメに先立たれたダンナは父親として仕事、そして“ぺーちゃん”の育児に奔走するが、佐々木さんは「撮影は3週間でタイトなんですけど、ぺーちゃんにはぺーちゃんの時間が流れてる(笑)。笑ってほしい時でも、ぺーさまは、お泣きになられたり、寝ておられたり…(笑)。それでも1回、笑ってもらえると現場が明るくなるんです。(劇中のダンナと)現場がリンクしてました」とふり返る。永作さんはそんな佐々木さんの奮闘について「大変だったと思いますが慣れてらして、上手に抱っこして落ち着いてました」とパパぶりを称える。佐藤さんは「(現場に)いないと思ったらぺーちゃんのところに行ってて、いると思ったら筋トレしてた(笑)」と明かし、会場は再び笑いに包まれた。そして、イベントの最後にぺーちゃんを演じた平井美遥ちゃんが佐々木さんに抱っこされて登場!撮影当時は生後8か月だったが、そこから約1年で大きく成長し、佐々木さん、永作さんらを驚かせていた。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月24日スタジオジブリ制作のアニメーション映画『耳をすませば』の月島雫役、TVアニメ『ふたりはプリキュア』の美墨なぎさ(キュアブラック)役などで知られる声優の本名陽子が5日、自身のオフィシャルブログにて第一子を妊娠したことを発表した。「春の訪れ」と題したエントリーにて本名は、「実はこのたび、赤ちゃんを授かりましたベル現在、妊娠6ヶ月になります」と報告。「自身の身体や心境の変化に驚くとともに、ポコポコとわたしのお腹を 24時間縦横無尽に動き回る赤ちゃんの胎動を感じながら、毎日対話を楽しんでおります」と綴りながら、「わたしが ママキュアになるなんて、ぶっちゃけありえな~い!!!!!!」と自身が演じた美墨なぎさ風に喜びを表現。本名は、2014年7月に一般男性と結婚したことをブログで報告していた。また、3月14日に公開されるアニメーション映画『プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』の前日13日には「『映画ふたりはプリキュア』復活上映会」も予定されており、本名はトークショーに出演するという。本名は、1991年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメーション映画『おもひでぽろぽろ』にて声優デビュー。1995年には前述の『耳をすませば』の月島雫役で主演を務め、約20万枚を売り上げた主題歌「カントリー・ロード」を歌ったことでも話題に。『ふたりはプリキュア』のほか、『機動戦士ガンダム00』のスメラギ・李・ノリエガ役、ゲーム『サクラ大戦V~さらば愛しき人よ~』吉野杏里役、『トップをねらえ2!』ニャーン・ヌォク・チャム役といった作品に出演している。
2015年03月05日佐々木希が永作博美との共演し、初めて母親役に挑んだ『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』がまもなく公開になる。佐々木は「これまでにない難しい挑戦だった」と撮影を振り返った。その他の写真台湾の女性監督チアン・ショウチョンがメガホンを握った本作。東京から故郷・奥能登に帰り珈琲店を開いた岬と、シングルマザーの絵里子の交流が美しい風景を背景に紡ぎ出されていく。元々「子どもは大好き!」という佐々木。子どもたちに触れ合う時間を設けてから撮影に臨んだが、それが功を奏した。「撮影以外の時間も一緒にいるのが当たり前で、子どもたちは“希ママ”と呼んでくれていました。コミュニケーションを取ろうと意識したというよりも好きで自然とそうなりました」と振り返る。だが、絵里子は単に子どもたちを愛するだけの母親ではない。シングルマザーとして家事や仕事に追われる中で、子どもに八つ当たりしたり、子どもたちの気持ちをよそに男に入れあげることもある。「そこはすごく難しかったです。何が正解か分からないまま葛藤していました」と語る。一方で、完璧ではない絵里子に佐々木自身、強く惹かれたという。「上手く言えないけど絵里子のキャラクターは私、好きなんです。前半の出来ない部分も含めて、人間臭いなと思います。『あぁ、こういう人いるなぁ』と思いながらやってました。私自身、彼女の気持ちはよく分かるし、不器用さがかわいいと思えました」。佐々木もまた自らを「不器用なタイプ」と語る。これまでにない難役を前にパニックに陥ることもあったが、映画さながら、永作の言葉に助けられたという。「いろんなことをやろうとして、頭の中に全部入れて現場に行ったらパンクしそうになりまして…(苦笑)。そうしたら永作さんがすっと近づいてきて『自分が思う大事なことひとつだけに絞って、それを信じてあとのことは捨てていいから』ということをおっしゃってくださり、その言葉に救われました」。岬との出会いをきっかけに成長を遂げていく絵里子――それは現在進行形で女優として成長を続ける佐々木そのもの。“女優”佐々木希にとって、忘れられない大切な1作となった。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』2月28日(土)全国公開取材・文・写真:黒豆直樹
2015年02月25日