映画『小説の神様 君としか描けない物語』(10月2日公開)の公開直前イベントが28日に行われ、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、橋本環奈、佐藤流司、杏花、莉子、坂口涼太郎、片岡愛之助、久保茂昭監督が登場した。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。初共演となったW主演の2人だが、大樹は「ツンツンした役のイメージもあったので、そういう人なのかなと思ったら、初めてお会いしたとき、コンビニ袋1枚くらいの荷物できてて。こんなに何も飾らずにフランクに話してくれる女優さんいないなと思って、一ファンとして、国民的に愛されてる理由がわかりました」と絶賛する。橋本は「恐縮です。EXILEのパフォーマーとしての佐藤さんもありますし、お芝居をしているイメージもあったので、お会いするのが楽しみでした」と返し、W佐藤、杏花との文芸部メンバーについて「撮影の前日に4人で仲良くなって。なかなかないんですよ。そんないい雰囲気でできたのは、コミュニケーション能力が高かったイメージがある」と分析する。すると流司は「取材とかでも仲がいいって、言うんですけど、コーヒーを買ってこいだとか、インスタントのやつじゃんだめで……」と泣き真似を始め、橋本から「この空気だから言えるけど、活字にしたらネットニュースとかさ!」と抗議される。杏花も苦笑する中、流司が「本当に、無視とかされて……」とさらに泣き真似をすると、キャスト陣も「嘘はやめよう!」(大樹)、「どういう設定なの!?」(橋本)とつっこみ、流司は「ふざけたくなっちゃう」と笑顔に。大樹が「流司くんがグループメールを作ってくれて、その日にごはんに行こうと言って、意気投合しまくちゃって、次の日の4人のシーンを見た監督が『何があったの』というくらい、部室の雰囲気になった」と感謝すると、流司は「終始全裸だったしね」と返すなど、最後までボケ倒していた。また、主演の2人が互いのことを「〇〇の神様」と作品タイトルにかけて表すコーナーでは、大樹が「コミュ力の神様」、橋本が「令和のマルチの神様」と掲げる。橋本は「(大樹は)ボケるときに『俺は令和の〇〇だ』と使いたがるんですよ。あと、パフォーマーとしてもできるし、お芝居もできるし、マルチに活躍している」と意図を説明。大樹は、「令和の」と使いたがることを暴露されて恥ずかしがりつつ、「響きが好きだなというのと、頭良さそうに見えるから」と理由を明かした。
2020年09月28日吉高由里子、榮倉奈々、大島優子、坂口健太郎らが出演するスペシャルドラマ「東京タラレバ娘2020」の放送日が10月7日(水)に決定。また新キャストとして、松下洸平と渡辺大知の出演も明らかになった。33歳になった倫子(吉高由里子)、香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)。香は一足早く結婚し、小雪は夢だった自分の店の開店準備を進め、そして倫子もついに、恋人・朝倉との結婚へと向かおうとしていた。しかし、結婚に浮かれる倫子の前に、KEY(坂口健太郎)が現れ、香と小雪にも、思いがけない問題が起きる――。東村アキコ原作、女性共感必至のラブコメディが、スペシャルドラマとして一夜限りの復活を遂げる。吉高さん、榮倉さん、大島さん、坂口さんら2017年の連続ドラマのキャストに加え、今回新キャストも加わりさらにパワーアップ!連続テレビ小説「スカーレット」や、「MIU404」のゲスト出演も話題となった松下さんが演じるのは、倫子の恋人・朝倉理一。現在、主演映画『僕の好きな女の子』が公開中の渡辺さんは、香の夫・平沢ゆうを演じる。「あまり詳しくは言えないんですが、タラレバ史上に残る役を頂いたと思い、振り切って演じました」と出演した感想を語る松下さんは、「本当に盛りだくさんな内容で、とっても楽しく、そして少しホロっと心が温かくなるような、とっても素敵なストーリーになっておりますので、ぜひ皆さんご覧ください」とメッセージ。渡辺さんは「ずっと観ていた居酒屋『呑んべえ』の中に入れて、ファンとしても感動しました。相変わらず悩んだりへこんだりしながらも、たくましく前を向いているタラレバ娘の3人に、僕は元気をもらいました。参加できて嬉しかったです。ぜひ楽しみにしててください!」と呼びかけている。スペシャルドラマ「東京タラレバ娘2020」は10月7日(水)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2020年08月26日佐藤二朗と斎藤工、圧倒的個性を放つ2人の俳優が、独自の文化を育ててきた名古屋の楽しみ、さらに名古屋でドラマにも挑戦…見どころ満載の「佐藤二朗と斎藤工の名古屋でやりたい放題~グルメも人もクセ強すぎSP~」が5月23日(土)オンエアされる。大学卒業後会社員として就職するも初日で退職。その後俳優を目指し演劇活動を続け、様々な作品に出演するなかで「勇者ヨシヒコ」シリーズや「スーパーサラリーマン左江内氏」、人気コミックを実写化した『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などの福田雄一監督作で、個性的なキャラが開花。大きな注目を集める一方「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」などのシリアスな演技でもその実力を発揮する佐藤さん。幼少期から映画に親しみ、モデルから芸能界に足を踏み入れ、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』や「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」「最上の命医」シリーズに出演。実績を積み上げていくなかで昼ドラ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で人気に火がつき、「BG~身辺警護人~」、大河ドラマ「いだてん」などのドラマや『シン・ゴジラ』『Diner ダイナー』などの映画まで幅広く活躍する斎藤さん。そんな個性派俳優の2人が名古屋の地へ。新幹線を途中下車してまで味わう県外客が続出しているという、10日間かけて煮込む味噌おでんの老舗や、ホットとアイスが両方出てくるコーヒースタイルに驚く名古屋名物モーニングに、ディープスポット・大須では謎の100円珍品を発見。高級住宅街の喫茶店ではありえないスパゲティに驚愕し、名古屋の新名物(!?)夏に食べたくなる○○麺など、名古屋の街を堪能。最後には佐藤さんと斎藤さんによる名古屋の魅力がたっぷり詰まったコメディドラマにも挑戦する。実写化不可能と思われた超人気コミックをドラマ化した「浦安鉄筋家族」で主演を務め、強すぎる原作のキャラを見事に吸収昇華して演じ、多くの視聴者に改めてその実力を知らしめた佐藤さん。来年2021年には庵野秀明、樋口真嗣ら『シン・ゴジラ』スタッフが再集結、日本を代表するヒーローを改めて映像化する『シン・ウルトラマン』に主演することが決定している斎藤さん。“おうち”で2人と名古屋旅が楽しめる「佐藤二朗と斎藤工の名古屋でやりたい放題~グルメも人もクセ強すぎSP~」は5月23日(土)16時~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年05月23日俳優・松下洸平と巡るアートたち。いま気になる東京の名美術館を松下さんとカメラマンの矢吹健巳さんが訪ねました。今回は「東京都庭園美術館」です。アール・デコを基調としたシックな造りに歴史を感じる。松下:この部屋の左右対称の感じ、気持ちいいですね!吉田(学芸員):アール・デコの特徴のひとつですね。もともと朝香宮ご夫妻の住まいとして1933年に建てられた建物です。例えば、青い花瓶のある部屋(写真上)は、フランスの室内装飾家アンリ・ラパンが内装を設計しています。松下:内装の設計だけなんですね。建物は日本の建築家の方が?吉田:宮内省内匠寮が基本設計をしましたが、允子妃殿下が自らフランス語でやりとりされた話も残っています。フランス発祥のアール・デコを取り入れたこの邸宅は日本の文化や職人の技術も融合した珍しい建物になっているといえますね。今回ご覧いただいている企画展は「北澤美術館所蔵ルネ・ラリックアール・デコのガラスモダン・エレガンスの美」です。ラリックのアール・デコ期の名品を展示しています。矢吹:僕はこの美術館へ来ると、自然に手を後ろに組んで、歩くスピードもゆっくりになって。少し緊張してしまうというか。松下:歴史を感じるシックな建物ですよね。ここへ来てみたらアール・デコの世界に気持ちがバシッとハマる人もいると思うので、anan読者さんにもぜひ来てほしいですね。ひらめきや出会いってどこに隠れているかわからないから。僕は最近陶芸をやっているんですけど、食事に行っても無性に器が気になったりします。一つ興味があるものができた途端、世界がガラッと変わるんですよね。美術館にはそういうきっかけがたくさんある気がします。矢吹:じゃあ、松下さんがこれから作る器はアール・デコ調になるかもしれない(笑)。松下:本当にそう(笑)。単純なんで、僕。いろんなものに影響されるし、でもそういう感覚って大切だなと思うんですよね。東京都庭園美術館1933年、朝香宮家の邸宅として竣工。1983年より一般公開。アール・デコ様式をとどめる歴史的建造物として重要文化財に指定。4月18日(土)より「建築をみる2020東京モダン生活東京都コレクションにみる1930年代」を開催予定。東京都港区白金台5-21-9まつした・こうへい1987年生まれ。東京都出身。高校時代は油絵を専攻。連続テレビ小説『スカーレット』の十代田八郎役で注目を集める。5月22日公開映画『燃えよ剣』に出演。4月、5月には3年ぶりにライブを開催。やぶき・たけみ1982年生まれ。福島県出身。日本大学藝術学部写真学科卒業。ファッション、広告の分野で活躍。写真集『gengetsu』(2015)は、面識のない50人の人物を30分のフォトセッションで撮り下ろした作品。※『anan』2020年4月15日号より。写真・矢吹健巳スタイリスト・渡邉圭祐ヘア&メイク・五十嵐将寿取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2020年04月11日いま気になる名美術館を、俳優・松下洸平さんとカメラマンの矢吹健巳さんと巡ります。今回は「東京都現代美術館」です。かっこいい空間でありながらポップな魅力もある建築。松下:この建築を設計した柳澤孝彦さんが大好きで、何度か来たことがあるんです。1年前にリニューアルしたばかりなんですね。矢吹:僕も、プライベートで一番よく訪れる美術館はここなんです。工藤(美術館広報):設備等を改修したのに加えて、館内外のサインをわかりやすくしました。当館は木場公園に面していて公園側からの出入り口も今回整備しました。その隣にあるオブジェは、英国の彫刻家アンソニー・カロの「発見の塔」(写真上)。時間帯によっては、松下さんのように登っていただくことも可能です。松下:思ったより高くて、上に立つと気持ちよかったです。工藤:中庭一面に広がる象徴的な壁ですが(写真下)、開館当時は人が近づくと音や光が反応する仕掛けがあったと聞いています。おすすめなのは、中庭の階段から下りたところにある「水と石のプロムナード」。知る人ぞ知るスペースなんです。公園からもアプローチできて、ここで読書している人もいますよ。松下:綺麗な空間に光がさしこんで、素敵ですね。なんだかずっといたくなるなぁ。矢吹:エントランスのベンチにずっと座っているだけでもいいし、ミュージアムショップで写真集を見たりするのもいいですよね。松下:天井が高くてかっこいい空間だから、圧倒されそうにもなるけれど、実際中に入ってみるとポップ。かわいらしさもありますね。矢吹:今回撮影した中庭は、今日はお一人で立ってもらいましたけれど、あそこに人が大勢いたとしてもすごく美しい景色になる。そういう空間って、いるだけでワクワクするし、創作意欲が湧く。今日はかっこいい人がいて、かっこいい空間があったらこう撮るしかないという素直な感覚に従って、撮影してみました。東京都現代美術館東京都美術館の戦後美術のコレクションを引き継ぎ、1995年に開館。改修のため3年の休館を経て2019年春リニューアル・オープン。国内外の現代美術、図書資料を体系的に収集する。「オラファー・エリアソンときに川は橋となる」ほか、展覧会を開催中。東京都江東区三好4-1-1まつした・こうへい1987年生まれ。東京都出身。高校時代は油絵を専攻。連続テレビ小説『スカーレット』の十代田八郎役で注目を集める。5月22日公開映画『燃えよ剣』に出演。4月、5月には3年ぶりにライブを開催。やぶき・たけみ1982年生まれ。福島県出身。日本大学藝術学部写真学科卒業。ファッション、広告の分野で活躍。写真集『gengetsu』(2015)は、面識のない50人の人物を30分のフォトセッションで撮り下ろした作品。※『anan』2020年4月15日号より。写真・矢吹健巳スタイリスト・渡邉圭祐ヘア&メイク・五十嵐将寿取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2020年04月10日俳優・佐藤健の公式YouTubeチャンネルで31日、『佐藤健を癒す「TAKERU NO PLAN DRIVE」』の動画が公開され、その中で佐藤が理想の休日について語っている。「TAKERU NO PLAN DRIVE」は、神木隆之介プロデュースによる旅企画。佐藤、神木、桜田通、渡邊圭祐の4人で、ドライブ旅を繰り広げる。今回の動画では、神木の運転で佐藤と2人で出発し、渡邊と桜田をピックアップ、4人でトークを楽しむ様子が収められ、千葉方面へ進むところで終了した。トークの中で、渡邊が「自由におもてなししてくれって。僕は、健さんがやりたい休日を…」と話すと、佐藤は「俺がやりたい休日は、家で1人でゆっくりしたい。たまった録画を見ていたい。家でソファで『テレビ千鳥』をずっと見続けたい」と理想の休日を語った。千鳥・ノブと親交の深い佐藤。神木から「夜はノブさんとご飯行って1日が終わるんだよ」と言われると、「終わる」と認め、「外に出ることマジでない。午前中に外に出るなんて、仕事以外で何年ぶりだろう」と話した。
2020年03月31日3月28日(土)放送の「メレンゲの気持ち」に俳優の松下洸平と女優の橋本マナミがゲスト出演。朝ドラ「スカーレット」で大きく注目を浴びた松下さんの素顔や、医師と結婚し妊娠中の橋本さんが夫婦生活についてトークを繰り広げる。久本雅美、いとうあさこ、「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧、村上佳菜子、石塚英彦らが出演する本番組。幼少期から音楽や絵画などに親しみ歌手デビュー。音楽アーティストとして活動していたところ、ミュージカルに出演したことをきっかけに演技に目覚め、舞台を中心に活動。「もう誘拐なんてしない」でドラマデビューすると「カラマーゾフの兄弟」「サバイバル・ウェディング」「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」などに出演。昨年秋から放送された連続テレビ小説「スカーレット」では戸田恵梨香演じるヒロイン・川原喜美子と惹かれあい結婚するも、別れることになる十代田八郎役で出演。多くの視聴者を虜にした松下さん。久本さんも大ファンだという松下さんは今回、「スカーレット」のウラ話を続々と明かしていくほか、プロ級の腕前を持つ絵画の最新作をスタジオで公開。また松下さんが気になっているというグルテンフリーラーメンも紹介。また年下医師と結婚し、現在妊娠中の橋本さんは夫とのなれそめから“婚約破棄”事件までぶっちゃけトーク。手料理を振る舞う新婚生活や美容法も披露する。今回のゲスト、松下さんの映画最新作となる『燃えよ剣』は5月22日(金)より全国にて公開。岡田准一が土方歳三、鈴木亮平が近藤勇、山田涼介が沖田総司を演じ、黒船が来航し開国を要求してきた江戸末期、幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す討幕派の対立が深まっていた。「武士になりたい」という熱い想いを胸に、近藤勇、沖田総司ら同士と共に京都へ向かった土方歳三は、芹沢鴨を局長に擁し新選組を結成するが、時流は倒幕へと傾いていく…という新撰組の物語が描かれる。「メレンゲの気持ち」は3月28日(土)12時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年03月28日俳優・佐藤浩市さん(59)に“故郷”について尋ねたとき、意外な言葉が返ってきた。「僕には、もう故郷なんてないですから――」佐藤さんは1960年12月、東京都新宿区出身。父親は、“怪優”と呼ばれた俳優の故・三國連太郎さん(享年90)だ。「僕は、東京・神楽坂の生まれですが、実家もないし、当時からある数件の店を除いて。僕が育ったころの面影なんて、全くと言っていいほど残っていません。そう思うと、自分は守るべき田舎も故郷もない人間なわけで。僕が大家族で育った?いや、それはなかったです。三國が過去のインタビューでそう言ってるんですか。それは、彼の“作り”だと思います(笑)。まあ、それもよし。特に晩年には、記憶以外のもので構築される過去もあるでしょうし。じゃあ、おふくろと2人だったかというと、彼女も、もともと神楽坂の芸者で知り合いも多く、お酒も飲む方で、結構夜は出ちゃうタイプでしたから。家にはおふくろもいなかった、親父もいなかったというのが、僕の少年時代でした。でも、僕は人がいないと生きていけないというタイプじゃないから、ときどき親父が戻ってきて一緒に食卓にいると、逆にすごく苦痛でしたね」小5のとき父親が家を出て、中学に上がる前には両親が正式に離婚。三國さんが伊豆の十国峠に息子の佐藤さんを連れて行き、「これが君との最後の別れだ。君はおふくろのところへ帰れ。僕は放浪生活を始めるから」この“十国峠の別れ”は、まるで映画のワンシーンのように、三國さんの評伝などでは語り継がれてきた。その後、佐藤さんは高2から実家を出てアパートでの一人暮らしを始め、多摩芸術学園映画学科を中退して役者の道へ。最初に俳優を目指すと言った時、父は言った。「僕は何も教えられないよ。だったら、親子の縁を切りましょう」こうして、“2世俳優”としての人生が動き出す。19歳だった。しかし、演技派としての地位を築いていた父の重圧はなかったのだろうか。「正直、それはありました。でも“三國さんの息子さん”という見方をされるのは当然だし、一方で、だから受け入れてくれるという業界人も多かったんです。親父と不仲だと評されていた人が、現場では僕を可愛がってくれたりもあって。世の中、それほど度量の狭い人間ばかりじゃないと、いまだに信じてやってます」映画デビューの『青春の門』でブルーリボン新人賞を受賞。この時も、親子2代受賞と話題に。その後も、『忠臣蔵外伝 四谷怪談』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど着実に実績を積んでいき、初めての父子共演は、ようやく96年春の『美味しんぼ』で。父73歳、息子35歳のときだった。その制作記者会見でのこと。「佐藤浩市くんという人は、僕のやり方を否定していくのだろうけど、しかし、血のつながりは否定することはできない」こうしたやりとりを、マスコミはこぞって親子の確執だと報じた。しかし、佐藤さん本人は言う。「よく言われますが、別に不仲だったわけではないんですよ。一つだけ言えるのは、僕も、きっと三國も、一緒にいることのハードルを変に上げすぎたんですね」父・三國連太郎は、撮影現場にだけはよく息子を連れて行ったという。父の背中を見たことが、息子・佐藤浩市の俳優としての原体験になった。だから息子も長男・寛一郎を現場に連れて行き、やがて長男も役者に。あたかも父と息子の間にあった確かな、そして未来へと続く“絆”を証明しているかのように――。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月20日相沢沙呼の同名小説を映画化する『小説の神様 君としか描けない物語』が、5月22日(金)に全国公開される。本日ホワイトデーに、佐藤大樹演じる千谷一也と、佐藤流司演じる九ノ里正樹の未公開場面写真が公開された。『小説の神様』は、ナイーブで売れない作家×ドSな売れっ子作家という、すべてが真逆なふたりの高校生小説家が、まさかの共作を果たし、大ベストセラーを目指すという青春ストーリー。売れない高校生小説家・一也役を演じるのは、EXILE/FANTASTICSのパフォーマーとして活躍する一方、『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などに出演し、俳優としても人気を集める佐藤大樹。ヒット作を連発する高校生小説家・詩凪役を、『銀魂』シリーズ、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』をはじめ、数々の話題作に出演し、幅広い役を演じる橋本環奈が務める。そして監督には、『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭を迎えた。この度公開された場面写真は、本作に登場する一也と、佐藤演じる九ノ里正樹の姿が切り取られたもの。ナイーブで売れない小説家・一也は、デビュー作以降、売り上げが激減した上、ネットの中傷を真に受けてしまい完全なスランプ状態。一方、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズで主演を務めるなど、2.5次元俳優として絶大な人気を博している佐藤流司が演じる久ノ里は、一也や詩凪が所属する文芸部の部長。勉強もスポーツも得意な明るい性格で皆の頼れる存在だ。また、一也が小説家であることを知る数少ない友人で、物語のキーマンでもある。『小説の神様 君としか描けない物語』5月22日(金)全国公開
2020年03月14日EXILE/FANTASTICSの佐藤大樹と女優の橋本環奈がW主演を務める、映画『小説の神様』(5月22日公開)の場面写真が14日、公開された。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。今回3月14日のホワイトデーを記念して公開されたのは、文芸部のイケメン、佐藤大樹演じる千谷一也と佐藤流司演じる九ノ里正樹という"W佐藤"の未公開場面写真。主人公・千谷一也役の佐藤大樹はEXILE/FANTASTICSのメンバーとして活躍する一方、近年『ママレード・ボーイ』や『センセイ君主』などの出演で俳優としても人気を誇る。一方、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズでは加州清光役として単身ツアーを行うなど、2.5次元俳優として絶大な人気を博す佐藤流司演じる九ノ里正樹は、一也や詩凪が所属する文芸部の部長で、勉強もスポーツも得意な明るい性格で皆の頼れる存在。一也が小説家であることを知る数少ない友人で、物語のキーマンでもある。
2020年03月14日女優の戸田恵梨香(31)が3月6日、「あさイチ」(NHK総合)にゲスト出演。主演を務める連続テレビ小説「スカーレット」で共演する十代田八郎役・松下洸平(33)とのキスシーンを“意味深”に回想した。番組では松下がVTR出演し、「スカーレット」での戸田とのキスシーンを回想する一幕があった。「戸田さんがめっちゃ照れてて。僕が緊張してはいけないと思ったんで、頑張ったんです」と話した松下に対して、戸田は「この時、どう考えても顔が八郎じゃなく松下洸平だった」「『雄の顔じゃん』って」と笑いを交えながら発言。さらに「『そんな感じに来るんだ、八郎ってそんな顔するの?』ってビックリしたんですよ」とも語った。どこか松下は役でなく、“素の姿”で唇を交わしたようだが――。ドラマでは夫婦でもあった2人。撮影現場でも仲睦まじい姿が目撃されていたという。「同世代の2人は、休憩中も一緒にいることが多かったですね。スタジオには暗黙の了解で主演の方だけのスペースがあり、そこにはスタッフやほかのキャストも気を使って立ち入りません。ですが松下さんだけはそこに入り、戸田さんの隣で談笑。肩を揉んであげたりもしていました。戸田さんがそれだけ心を許している証拠だと思いますが、周囲は驚いていました」(ドラマ関係者)そんな2人には、思わぬ“ハプニング”もあったという。「昨年10月上旬、戸田さんに顔の炎症が発生して撮休になるというアクシデントがありました。実はその2日ほど前、松下さんも同じ症状になって収録を休んでいたんです。他のキャストやスタッフにも同じような症状が見られなかったなか、タイミングがほぼ一緒だっただけに『2人に何があったの?』なんてウワサが立っていました」(前出・ドラマ関係者)これまでも加瀬亮(45)や成田凌(26)といった共演者たちとの交際が報道されてきた戸田。松下とも、ひょっとするのだろうか?
2020年03月06日NHK連続テレビ小説「スカーレット」で戸田恵梨香(31)の交際相手役を演じる松下洸平(32)が12月14日、滋賀・甲賀市内でトークショーを行った。各スポーツ紙によると、約600人の観客に対して松下は「朝ドラの効果は自分でもビックリするくらい」と告白。ドラマの舞台である同市について「甲賀市全体が盛り上がっていると聞いています。1人でも多くの方が信楽を訪れてくれることを願っています」と期待を寄せたという。「何度もオーディションに落選し、『縁がない』と諦めかけていたところで合格したそうです。演じている陶芸家志望の青年・八郎は素朴で男らしい好青年とあって、女性ファンが急増中。ツイッターでは、その人やモノにハマっている意味の『沼』を使って、『#八郎沼』というハッシュタグが発生。ファンが日々、その魅力をつぶやいているほどです」(テレビ誌記者)もともとシンガー・ソングライターとして活動し、08年にメジャーデビュー。09年までに3枚のシングルをリリースしていた。その後、音楽活動を休止して俳優業に専念。「文化庁芸術祭」の演劇部門での新人賞や「第26回読売演劇大賞」で優秀男優賞と杉村春子賞を受賞するなど、俳優としての実力も折り紙つきだ。「15年の朝ドラ『あさが来た』でブレークしたディーン・フジオカさん(39)のように、再び社会現象となりそうな気配です。朝ドラ後に、ものすごい数のオファーが舞い込みそうです。またアーティストとしての実力もありますから、歌番組からもオファーがありそうです」(テレビ局関係者)来年にかけて、大ブレイクを果たしそうだ。
2019年12月15日Sexy Zoneの佐藤勝利(22)が10月14日、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)に生出演した。「にこるん隊長のファッションレスキュー!」のコーナーで、佐藤が披露した江頭2:50(54)のモノマネがTwitterで話題になっている。同コーナーではモノマネ芸人・みはる(49)の「結婚1周年記念!おしゃれなレストランで大人なデートをしたい」という願いを叶えるために、藤田ニコル(21)がみはるのデート服を選ぶVTRが紹介された。デート服を着たみはると夫で芸人のMr.シャチホコ(26)の対面シーンを紹介する前に、南原清隆(54)が佐藤に「どうですか、エガちゃん」と振ったのだ。このコーナーの内容とは全く関係のない突然の振りに、佐藤は全身全霊で江頭のモノマネをして応えた。スタジオは大爆笑。共演したKing&Princeの高橋海人(20)は予期しない事態に唖然としつつも、佐藤の背中を優しく叩きながらフォローした。佐藤といえば、整った顔立ちから“顔面人間国宝”との呼び名も。そんな“イケメン”佐藤のギャップにファンからは歓喜の声が上がった。《銀河最強の顔面を持ち、不動のセンターなのに雑な江頭フリに秒で答えた佐藤勝利くん、普通に天才だし仕事人だから最高……………………》《江頭しょりたん…しゅごい… 全世界の皆さまSexyZoneのセンターにして顔面国宝様はこんなことも出来ちゃうんです!!》実は佐藤が見せた江頭のモノマネは、18年7月に放送された「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!?」(日本テレビ系)で初披露された。佐藤はタレントのコロッケ(59)に3日間弟子入りしてモノマネを修行。その成果として、X JAPANのToshl(54)や出川哲朗(55)、江頭などをモノマネメドレーとして披露した。そんな佐藤は、番組の終わりに「まさかモノマネするとは思わなかった」と本音を明かした。にもかかわらず、すぐさま南原に「出川哲朗くん」と振られると「やばいよやばいよ」と“出川モード”に。素早い反射神経を見せた。いっぽうで、佐藤がモノマネを披露するきっかけを作った南原に感謝する声も上がった。《去年勝利くんが一生懸命頑張ったことが今に繋がってて嬉しいなぁ。 ほんとに南原さんに感謝》《最後まで南原さん勝利くんにいっぱい振ってくれてありがたかった》このギャップが、Sexy!!
2019年10月14日映画『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、篠原涼子、芳根京子、佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太、村上知子、塚本連平監督が登場した。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。「寛太くんと共演したかった」という佐藤隆太。「Twitterで、なんかの予告を見てたのか『寛太くんが出るかと思ったら、佐藤隆太じゃん』みたいな書き込みを見て、トラウマというか。今回は一緒に出るから、もし僕のことを寛太くんと勘違いしても、出てるから! 誤解はないと思うので。できる限り共演していきたい」と明かし、会場も笑いに包まれた。隆太は「自分すら、台本の名前をパッと見て『あれ?』ってなるんです。これからは基本的にニコイチでいこう!」と提案し、寛太は「光栄です」と喜ぶ。さらに寛太は「僕の方からも一言いいですか。小学6年生の時に、二子玉川で熱血教師やってたのを見てました」と告白。隆太も「ありがとうございました」と頭を下げていた。イベントには、「キャラ弁」に扮したダンディ坂野と、主演の篠原の顔真似をしたざわちんも登場した。
2019年05月28日俳優の中尾彬、光石研、白竜らが、映画『任侠学園』(19年秋公開)に出演することが6日、発表された。同作は、西島秀俊と西田敏行がダブル主演を務め、社会奉仕をモットーとする地元密着型ヤクザ・阿岐本組が、経営不振に陥った仁徳京和学園高校を立て直していく人情コメディ。奇しくも、北野武監督作の大ヒットシリーズ『アウトレイジ』に出演した西田、中尾、光石、白竜が本作で再集結する。中でも、中尾は阿岐本組の若い衆に煙たがられている永神組組長役、白竜は巨大ヤクザ組織・隼勇会組長役を演じるなど、『アウトレイジ』で見せた迫力の演技との違いにも注目が集まる。なお、光石は学園で生徒会を務める優等生・美咲(桜井日奈子)の父・小日向役を演じる。そのほかの追加キャストも発表され、生徒の父母への忖度忖度を繰り替える校長・綾小路役に生瀬勝久、得体の知れない高木組組長役に高木ブー、ガラス工務店・西潟役に佐藤蛾次郎が起用されている。
2019年05月06日全国5大都市で開催された俳優・佐藤健の写真展「佐藤健写真展2019」が、11月10・11日にアメリカ・ロサンゼルスにて開催されることが8日、わかった。佐藤の写真展としては、初めての海外進出となる。今年、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、TBS系ドラマ『義母と娘のブルース』に出演、10月19日に主演映画『億男』が公開、11月23日には出演映画『ハード・コア』の公開が控えるなど、ドラマ・映画で幅広い活躍を続ける佐藤。そんな佐藤の20代最後を、3名の新進気鋭の若手カメラマンが撮りおろした「佐藤健 2019年カレンダー」と「佐藤健 in 半分、青い。」PHOTO BOOKの発売を記念して、東京・渋谷、名古屋、仙台、大阪、福岡の全国5大都市で「佐藤健写真展2019」が開催された。このたび、佐藤の魅力あふれる展示をそのままに、アメリカ・ロサンゼルスにて開催することが決定。さまざまな顔を見せた日本展と同じく、カレンダーに収まりきらなかった貴重なカットを含め約40点を展示、会場内には特大パネルも設置される予定となっている。「佐藤健写真展2019 in Los Angeles」は、さまざまな日本の魅力を紹介する総合イベント「JAPAN PARKLOS ANGELES」のメインコンテンツとして、2日間限定で開催される。なお、同写真展は、アメリカのみならず、今後アジアでの開催も視野に入れているという。
2018年11月08日山下健二郎さん、佐藤大樹さんとともに「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』で主演を務める佐藤寛太さんが語る、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”とは?僕が演じるテッツという役は、思ったことをすぐに口走っちゃう真っすぐな性格。特に、愛情からくる言葉をすぐに口に出しちゃうヤツなんです。今回、いちばん印象に残っているシーンは、「働くって、こういうことだよな」ということを話す場面。テッツとしても、佐藤寛太としてもすごく腑に落ちることが多かった大事なセリフだったと思っています。僕ら、この役をもう4年近くやってきているんですが、毎回、健二郎さんが僕らが居やすい雰囲気をつくってくれて、僕らのことを大切にしてくれるんです。健二郎さんのそういうところをすごく尊敬していて、もし自分に後輩ができたら、先輩としてこんなふうに接してあげたいな、と思っています。今まで、勇気を出して一歩を踏み出した経験といったら、なんといっても劇団EXILEに入るきっかけとなったオーディション。自分でやりたいと思ってやった初めてのことでした。今はどんな役をやりたい、というよりもまず自分を磨きたいです。さとう・かんた1996年6月16日生まれ、福岡県出身。「劇団EXILE」メンバー。今後公開の出演映画に『走れ!T校バスケット部』『jam』『家族のはなし』『今日も嫌がらせ弁当』が控えている。シャツ¥96,000カットソー¥18,000スニーカー¥55,000(以上YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)サスペンダーパンツ¥38,000(nude:masahiko maruyama/NUDE)ネックレス¥48,000(nobu Ikeguchi TEL:03・6438・9036)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・鵜飼雄輔(TRON)取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月24日「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』にて、山下健二郎さん、佐藤寛太さんとともに主演を務める佐藤大樹さんに、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”についてお聞きしました。今回のHiGH&LOWは、今までと違って、一人一人のキャラクターにスポットが当たる映画になっているんです。だから、3人それぞれの人となりを知ってもらって、かわいい部分とか、憎めない部分をたくさん見つけてもらえるんじゃないかな、と思っています。たとえば、僕が演じるチハルは、今回、旅先で出会った若女将のマリさんに本気で恋をしてしまう。マリさんが抱えている悩みを応援する側にまわろうと決めて、最終的に彼女を幸せにするためにはどうしたらよいかというのを考え、必死に力を振り絞って助けてあげるという役柄です。僕自身が今まで力を振り絞って一歩を踏み出したことといえば、オーディションかな。EXILEを見てダンスを始めたので、HIROさんに目に留めてもらえるチャンスがあるならヘタこいてもいいから受けてみようと思いましたね。今の目標は、ドラマなどで主演を張ること。自分しかできないようなクセのある役をやってみたいと思っています。さとう・たいき1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。「EXILE」パフォーマー。2017年1月より「FANTASTICS」としても活動を開始。おもな映画出演作に『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などがある。ニット¥50,000(YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)シャツ¥21,000(bajra./バジュラ TEL:03・3464・4701)パンツ¥30,000(elephant TRIBAL fabrics TEL:03・5329・0705)ブーツ¥26,000(Dr.Martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03・5428・4981)ウォレットチェーン¥85,000(JAM HOME MADE/JAM HOME MADE 東京店 TEL:03・3478・7113)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・大木利保取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月23日女優の篠原涼子が主演を務める映画『今日も嫌がらせ弁当』(2019年初夏公開)に佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太が出演することが8日、明らかになった。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。佐藤隆太が演じるのは、東京に住むシングルファーザーの岡野信介。妻に先立たれ幼稚園になる息子を男手ひとつで育てる信介は、かおりのお弁当ブログの読者という役どころだ。松井は、かおりの娘で双葉の姉・若葉を演じ、母と妹の壮絶バトルの間で2人の橋渡しをしていく。佐藤寛太は双葉の幼馴染で八丈太鼓が大好きな天然ボーイ・山下達雄を演じ、双葉との恋の行方も見所となる。○佐藤隆太コメント母娘のやりとりがとにかく可愛らしくて、可笑しくて……そのなんとも言えない愛らしさに、最後はウルっときてしまいました。そしてやはり、自分が学生の頃に母が毎日朝早くから作ってくれていたお弁当を思い 出しました。今では自分も父親になり、どちらかと言うと作る立場なので、ちょっと不思議な感覚もあって。渡す側の愛情と、受け取る側のちょっとした照れ、そしてワンテンポ遅れて伝わる感謝の気持ち。そんなお弁当を使ったキャッチボールの、どちら側の立場の方にも……それが現在進行形の方も、懐かしい思い出となっている方も共感して楽しんで頂ける作品になると思います!!○松井玲奈コメント私は春先に八丈島でクランクインしました。私が演じた若葉は、母と妹がやりあう中、一種のムードメーカーとして明るく楽しく演じさせていただきました。篠原さんの娘役ということで、撮影前はどんな親子関係を作れるだろうかと少し不安もありましたが、一緒にお弁当を食べるシーンでご飯粒やのりを付けながら笑いあっていたら、いつのまにか本当の親子のような気持ちになれていたような気がします。妹である芳根京子ちゃんとのシーンでは、監督から「姉妹に見えた」と言ってもらえて、ホッと安心もしました。物語が自分と重なるところもあり、多くの人に共感してもらえる作品になっていると思います。○佐藤寛太コメント今作で、山下達雄役を務めさせていただきました佐藤寛太です。僕のシーンの撮影は全編八丈島で行わせていただきました。春の島風に吹かれ、天候にも恵まれ達雄というどこまでも真っ直ぐなキャラクターを演じさせていただくにあたり、これ以上無いという環境で塚本監督のもとノビノビとやらせていただきま した。劇中で叩いている八丈太鼓は地元の太鼓チーム’よされ会’に撮影期間中毎日通い直接ご指導していただき、太鼓を通じて地元の方と繋がることができたのもとても思い出深いです。是非劇場でご覧ください!(C)映画「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会
2018年07月08日ライザップの3か月ダイエットに挑戦し、美しく痩せたと話題の佐藤仁美さん。12.2kgの減量に成功したプロセスから、佐藤さんの人柄に合わせたプログラム内容、厳しいダイエット中のモチベーションのあり方まで、その舞台裏を伺いました。「痩せただけで、こんなに反響があるなんてびっくり。中身は全然変わってないんですけどね(笑)」10代からドラマや映画で活躍する実力派女優でありながら、お酒とオカマバーが大好きと公言するなどオープンなキャラで愛される佐藤仁美さん。昨年放送の朝ドラ『ひよっこ』では、ふくよかな姿で親しみあふれる“高ちゃん”を好演していただけに、美しく痩せた姿で登場した時には驚いた。「25歳頃から太りはじめ、30代でお腹まわりの脂肪が増加。衣装のウエストはゴムになり、体重は過去最大の61.6kgに。ダイエットを決めたのはそんな時。週2~3回の筋トレや有酸素運動と低糖質の食事を3か月続けました」運動経験ゼロだった佐藤さん、苦労したのは意外にも食事面だ。「低糖質の食事をと言われても、最初は食べちゃダメなものがわからなくて。まさか根菜や、みりん、料理酒の調味料もダメだとは。お米はあまり好きじゃなかったから助かったけど、大好きなパンが食べられないのは辛かったですね」大好物のお酒を断つのも、さぞ大変だったろうと思いきや…。「食事制限に加えてお酒もダメだなんて耐えられなくて、実はこっそり飲んでたんです(笑)。でも体重が停滞してきて、カミングアウトしました。そうしたら、私の場合はストレスが一番痩せにくいというトレーナーの意見で、週2~3回ならお酒を飲んでいいことに。糖質の少ないハイボールとウォッカでストレス発散していました」1か月半後には自然と早寝早起きや散歩をするようになるなど、意識の変化も生まれてきた。「1回は逃げてもいいと思ってたけど、結局最後までくじけなかったですね。トレーナーが親身になって、私に適した指導をしてくれたおかげでもあります。結果、体重も49.4kgまで落とせました。今は、この痩せた私にどんな役がもらえるのか、楽しみなんです」さとう・ひとみ1979年10月10日生まれ。’95年、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、同年女優デビュー。スリムになり現在ドラマ、バラエティ、舞台で注目を集めている。ブラレット¥6,800(CALVIN KLEIN UNDERWEAR/カルバン・クライン カスタマーサービス TEL:0120・657・889)スカートはスタイリスト私物※『anan』2018年6月13日号より。写真・中村和孝(まきうらオフィス)スタイリスト・西脇智代ヘア&メイク・藤田響子インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2018年06月06日原画’(ダッシュ)展示シリーズ「幻想と日常の間~西谷祥子・おおやちき・波津彬子~」が、2018年2月1日(木)から5月27日(日)まで京都国際マンガミュージアムにて開催される。「原画’(ダッシュ)」とは、劣化しやすいマンガ原稿の保存と公開を両立させるため開発された精巧な複製原画の事。コンピューターにマンガ原稿を取り込み、緻密に色調整を施し印刷されている。原画の細部まで再現し、原画と並べても見分けがつかないほどの精度を持つ。「幻想と日常の間~西谷祥子・おおやちき・波津彬子~」では、『風と木の詩』や『地球へ・・・』の作者 竹宮惠子監修のもと、自身含む少女マンガ家4名の複製原画「原画’(ダッシュ)」を展示する。学園マンガの先駆者ともいわれた西谷祥子、マンガ家とイラストレーターで活躍してきたおおやちき、和漢洋様々な世界を描いた波津彬子、さらに萩尾望都らとともに「花の24年組」といわれ、少女マンガの常識を覆した竹宮惠子。彼女たちの繊細で美しい作品の数々が一堂に集結する貴重な機会となっている。また関連イベントには、出展作家の波津彬子と竹宮惠子、男性同士の恋愛など、耽美的なテーマを扱った、かつての伝説的雑誌『JUNE(ジュネ)』の元編集長 佐川俊彦のトークショーが行われる。今でこそ1つのジャンルとして扱われる"ボーイズラブ"や"やおい"が確立する前の、当時の状況について作者と編集者などそれぞれの視点で語られる。【詳細】原画’展示シリーズ「幻想と日常の間~西谷祥子・おおやちき・波津彬子~」会期:2018年2月1日(木)~5月27日(日)営業時間:10:00~18:00(最終入館は17:30)休館日:毎週水曜日(ただし3月21日(水・祝)と5月2日(水)は開館)、3月22日(木)会場:京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2料金:無料(マンガミュージアム入場料[大人800円/中高生300円/小学生100円]は別途必要)住所:京都市中京区烏丸通御池上ル展示内容:各作家の原画’作品85点(西谷祥子31点/おおやちき13点/波津彬子31点/竹宮惠子10点)その他雑誌など関連イベント:■第一部 波津彬子トークショー「波津彬子、イギリスに行く」■第二部 波津彬子×佐川俊彦×竹宮惠子トークショー「『JUNE』からやおいまで」日時:2018年5月20日(日) 第一部:13:00~14:00 第二部:14:15~16:00場所:京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール料金:無料(ミュージアム入館料は別途必要)定員:各200名(先着順)参加方法:事前申込不要※当日10:00からミュージアム館内にて整理券を配布
2017年12月24日「地元出身クリエイターによる地元発の舞台」として企画された第一弾公演で、関西出身の劇団鹿殺し・丸尾丸一郎と悪い芝居・山崎彬が初タッグ。上演するのは、丸尾末広の同名漫画を原作にした怪奇幻想歌劇『笑う吸血鬼』で、丸尾丸一郎が脚本を、山崎が演出を務める。公演に向けて、山崎とキャストの大原海輝、ゆうたろう、高本学に話を聞いた。怪奇幻想歌劇『笑う吸血鬼』チケット情報原作は「漫画を読んでいる感覚というより、絵画を観ているような感覚になりました」と大原が語るように、耽美かつ退廃的な世界観が魅力。謎の駱駝女から血を受けて吸血鬼となった14歳の美少年・毛利耿之助(こうのすけ)を中心に、思春期の若者たちの苦悩や葛藤が描かれる。演じる役について、耿之助役の大原は「原作を読んだときは、飄々としている男の子だなって思ったんですけど、戯曲をもとに演じていると、内で燃えるものや人間味がちゃんとあって。生きているからこその感情や心の変化をすごく感じています」と語り、8年前に失踪した姉・ミコを探し続ける橘マコト役のゆうたろうは「いじめられっ子で独りぼっちだけど、一番エネルギーを持っている子だなと思う。僕も割とひとりでいることが好きなタイプだったので、自分との共通点をつなぎつつ、マコトの大きなエネルギーを自分なりに作り上げたいですね」と意気込む。吸血鬼に憧れて放火を繰り返す辺見外男役の高本は「自分の思春期のことを思い返すと、外男の心の葛藤とかフラストレーションって共感できるんですよね。そのモヤモヤの先にある放火。外男がどう生きて、苦悩して、どんな最後になっているか、僕自身も役としても成長を見せられたら。僕が外男でよかったと思っていただけるように演じたいです」。山崎はキャストの3人とは今回が初めてだが「一日目からひとつになれるなって感覚的に思いました。みんなシャイだけど、内にはちゃんと熱いものを持ってる。それをちゃんと舞台で爆発させられる人たちだと思います」と信頼を寄せ、「原作ファンや彼らのファンはもちろん、何も知らずに来た人の心にも響く芝居にしたい。歌もダンスもあるので、エンタテインメントとして面白いものになりますし、心地いい熱さを持った作品にしたいですね。年末に観に来てくださった方に“実家に帰ればよかった”と思われないように(笑)、胸に刻むものにしたいと思います」。公演は12月28日(木)から31日(日)まで大阪ビジネスパークにて。チケット販売中。
2017年12月15日俳優の中尾彬(75)が10月29日に放送されたTBS系「サンデー・ジャポン」にコメンテーターとして出演した。 同番組では、先日熱愛が報じられたタレントのこじるりこと小島瑠璃子(23)を紹介。その際、中尾は小島の印象について「俺は嫌いだな」とバッサリ。共演者から理由を聞かれると中尾は「嫌いって変な言い方だけど」と前置きし、「何やっても『私、うまいだろ』って顔するんだろ」とストレート過ぎる印象を語った。 「中尾さんはもともと歯に衣着せぬ物言いで知られています。ほかのタレントが同じことを言ったら現場は凍りついたでしょうが、『中尾さんだったら仕方ない』と周囲も納得していました。ネット上では、中尾さんの意見に賛同する声が相次ぎました」(TBS関係者) 中尾は曜日コメンテーターをつとめているテレビ朝日系情報番組「グッド!モーニング」でも、まったく“忖度”せずにズバっとコメント。それでも他の番組からコメンテーターのオファーが途切れないのには、理由があるという。 「テレビの中では破天荒なキャラクターですが、実はかなりの常識人として知られているんです。それだけに礼儀知らずな二世タレントを見るとカチンとくるのでしょうが、普段の行動が伴っているだけに周囲からも賛同を得やすいんです」(テレビ局関係者) そんな中尾の人柄を現すエピソードがあるという。 「ある地方の名湯で大掛かりな番組のロケがあったそうです。その際にスタッフたちはタバコの吸い殻をあちことに落としたり、移動した設備を元の戻さなかったりして従業員を激怒させたそうです。ところがロケが終わるとスタッフではなく中尾さんが従業員のもとへ出向いて非礼を詫び、丁重にロケのお礼を言って帰ったそうです。これには従業員も感動していたといいます」(制作会社関係者) 今後も中尾のキレキレのコメントが聞けそうだ。
2017年10月31日海老澤健次と鐘ヶ江洸によるイベント『カネエビ』が今年も開催される。3度目となる今回から新たな取り組みが始まる本イベントについて、鐘ヶ江に話を聞いた。【チケット情報はこちら】これまで毎年行ってきたふたりのバースデーイベント「カネエビ祝賀会 vol.3 ~相変わらずゆるりとやるよ~」に加え、「カネエビ2人芝居 vol.1 ~役者の階段のぼる、おれらただの演劇人さ~『であい』Featuring, 菅野臣太朗&開沼豊」として2人芝居を上演する今回。菅野臣太朗と開沼豊がそれぞれ脚本・演出を務める。そもそも『カネエビ』のはじまりは「ミュージカル『忍たま乱太郎』で共演した海老澤くんと僕で、最初はただ単に仲が良くて、ふたりでイベントをやろうかっていう話になって。じゃあWバースデーイベントを、というのが発端でした」と振り返る。そんな風に始まり、ふたりで企画してきたイベントも今年で3回目。これまではトーク中心のイベント「カネエビ祝賀会」のみだったが、「さて今年はなにをしようってときに、役者としてのイベントがしたいねって話をして。じゃあお芝居をしよう、ふたりでしよう、2人芝居だ!と、こういうカタチになりました。それで、作・演出を、ミュージカル『忍たま乱太郎』の演出でお世話になった菅野さんと、(同作で)共演した豊さんにお願いして。ふたりとも“お前らがやるなら手伝うよ!”と言ってくれて、嬉しかったです」今回のテーマ『であい』。これは鐘ヶ江にとって大切な言葉なのだそう。「僕が東京に出てきて、菅野さんと出会い、ミュージカル『忍たま乱太郎』が決まり、海老澤さんとであい、豊さんとであい…『であい』がどんどんつながっていく。今の現場が次につながって仕事なので『であい』に感謝したいねって話を菅野さんとしたことがあって、それからずっと言い続けている言葉なんです。それでせっかく2人芝居をやるならまずはそこだろうってことで『であい』っていうテーマを決めました」「今までの『カネエビ』は僕らのことを知らないと来にくいイベントだったと思うのですが、2人芝居はぜひ演劇を観に来ていただけたらと思っています。ふたりが2作品同時に挑戦して、脚本や演出によってこんなに変わるんだっていうところも面白いと思いますし、僕らの想いも詰まっているので、ぜひ楽しんでほしい。そして最後は『祝賀会』で。こちらは例年通り、ダルダルのうだうだの会です(笑)。どちらもお待ちしています!」海老澤の印象を「お母さんです」と語った鐘ヶ江。性格も特技も違うというふたりが挑戦する「カネエビ2人芝居」は11月1日(水)から4日(土)、「カネエビ祝賀会」は11月5日(日)に東京・シアター代官山にて上演。取材・文:中川實穗
2017年10月03日「私は高校を中退して18歳で女優デビューして、中尾さんとは’77年にドラマの収録で初めて共演したんです」 こう語るのは、中尾彬さん(74)との結婚40周年、ルビー婚式も間近の池波志乃さん(62)。芸能界一の”おしどり夫婦”として知られる2人。特に池波さんの献身ぶりはテレビなどでも話題だ。そんな中尾さんと池波さんが2人の馴れ初めを語ってくれた。 中尾「そのときに、当時、ブームになっていた日本酒の『越乃寒梅』をやっと手に入れたという話をロケバスの中でしてたんですよ。そしたら、まだ20歳そこそこの志乃が『私、毎晩、飲んでます』って言うじゃないですか。ふざけんな、と思ったんだけどさ(笑)。それで彼女が行きつけの四谷の店の地図を書いてもらったけど、間違ってた。『何かあったら電話ください』って言っていたから、男としては、わざと間違えて電話を待ってるのかなと(笑)。その夜の飲みっぷりも、見事でした。でも、まあ、志ん生の孫ですから、やっぱり酒は飲む家系なのかなと思いましたけどね」 池波さんは’55年3月12日、東京・西日暮里の生まれ。父は十代目金原亭馬生、祖父は五代目古今亭志ん生という落語の名門一家の3姉妹の長女。芸に生きた粋人の祖父や父を母親の治子さんが支える姿を、間近に見て育った。 中尾さんは’42年8月11日、千葉県木更津市の生まれ、酒店を営む実家で、5人兄弟の長男として育つ。武蔵野美術大学油絵科を経て、’61年に日活ニューフェイスとなり、’64年デビュー。ひと回り年の違う池波さんと出会ったころは、先妻との離婚話が進行中だったという。 中尾「初めて四谷で一緒に飲んだ日に、彼女から誘われて、神田の明神下で芸者遊びをしたんです。気付くと、チョコチョコと志乃と芸者衆が廊下で話している。『あの男はどうなのか』と、品定めされてたんですね」 池波「芸者衆たちが言うには『言われてるほどチャラくないんじゃない』と(笑)。だって、当時は、『あのプレイボーイの中尾彬が』なんて週刊誌にも、さんざん書かれていたじゃないですか。おたくの雑誌とかですよ(笑)」 中尾「実は、最初、挨拶に彼女の家を訪ねたときは、まだ離婚が成立していませんでした。先方が提示した慰謝料などの条件を私が受け入れるだけになっていて」 池波「こっちは、まさか離婚してないとは思いませんよ。だって、浮き名も1つや2つじゃなかったですから。だから聞きもしなかった」 中尾「離婚が成立して、再び家を訪ねて、『志乃さんをいただきます』と言ったら、親父さんは一瞬黙ったあとに、『いただきますというのは、ご飯のときだけでいいんだよ』と。いや、噺家ってうまいこと言うなと思いましたね」 池波「母が、『お父ちゃんとそっくりな男を連れてきたね』とポツリと言ったのが印象的でした」 中尾「ただ、頭にきたのは親父の弟子どもが、いや、弟子のみなさんが(笑)、賭けしてるんだよ。『結婚したって、もって3カ月だよ』と」 池波「それが、40年でしょう。だから誰も賭けに勝った人はいないんです」
2017年05月21日俳優・佐藤健による書籍「るろうにほん 熊本へ」の発売記念会見が4月16日(日)に行われ、佐藤さんが記者陣に熊本の“うまかもん”名物だご汁をふるまった。佐藤さんは、熊本への特別な思いを語った後、「映画の撮影で訪れて、そこで初めてくまモンと出会って。それからマブダチなんですけど(笑)」と、無類のくまもん好きであることを告白し、大きな笑みを広げていた。佐藤さんにとって、熊本県は映画の撮影で度々訪れている縁の深い土地。撮影地であり、自身の代表作でもある映画『るろうに剣心』と、「日本」を掛け合わせたオリジナルの言葉がタイトルになった書籍「るろうにほん 熊本へ」は、熊本地震の復興を願って佐藤さん自らが企画した1冊。売上の一部を熊本の地元自治体へ寄付することも発表されている。この日、はじめに1分間の黙とうをささげた佐藤さんは、出版までの道のりについて、震災後、自分にできることがないかを考えていたという。「復興支援本とでも言うんでしょうか。以前、熊本に炊き出しに行ったとき、観光客が減っていることがすごく困っていると聞きました。熊本の素敵な場所や景色、食べ物を改めて紹介することで、足を運ぶきっかけになったらいいという思いで、出しました」と、佐藤さんなりの復興支援の気持ちから生まれたことを明かした。本の撮影は、トータルで4日かかったそうで、地元の人も知らないような、とっておきの穴場なども収められている。佐藤さんは、「僕は、熊本以外の方に作りました。ガイドブックはたくさんあるけど、そういうのには載っていないところが載っています。山の中にある水源とか牧場とか、自然の景色がすごく印象に残っています」と熱弁した。ちなみに、佐藤さんが好きな熊本グルメは、「馬刺しを食べるのは決まり事で儀式みたいなもの。新しく出会ったもので言うと、あか牛のステーキをいただいて。全然肉の質が違うんです!いつもは150gくらいだけど250gくらいいける」と、目を輝かせ饒舌になっていた。「るろうにほん 熊本へ」は現在発売中。(cinamacafe.net)
2017年04月16日2017年2月9日、新宿ロフトプラスワンでは、舞台“~崩壊シリーズ~『リメンバーミー』”の4月上演を記念し、山崎樹範、松下洸平、上地春奈、大水洋介、伊藤裕一、彩吹真央が出演するイベントを開催。コンパクトな会場で出演者と共にお酒を飲みながら盛り上がれるということもあり、チケットも速完した終始大盛り上がりのイベントの模様に迫る。舞台「リメンバーミー」チケット情報あいにくの天候の中、オープン前からイベントを楽しみに待つ客の数は100人以上。会場の外に列を作り、オープンと同時に会場は所狭しと人で溢れた。それぞれがお酒や軽食等を楽しむ中、いよいよイベントがスタート。軽快な音楽と共に、笑顔で現れた山崎樹範、松下洸平、上地春奈、大水洋介、彩吹真央。会場にびっしりいらしたお客さんとの近さとその状態に、彩吹も「わ~すごい!」と興奮仕切りの模様。出演者もすぐにドリンクを注文し、お客さんとの「乾杯!」でイベントスタート。また、松下の「そして、やましげ(山崎樹範)さんも……ご結婚おめでとうございます!」というひと言で、会場全体がさらに沸き立った。上地は、役柄も兼ねて「私という女がありながら!」とすかさずツッコミを入れると、「言っておくけど、俺の奥さんはかわいいからね(笑)」というおのろけモード。その後、来場客より集められた質問にそれぞれ演者が答えるQ&Aコーナーがスタート。「前作が終わった後も、みなさんで会いましたか?」という質問に、山崎は、「洸平(松下)の舞台を観に行った後、上地と洸平と3人で行ったよね」と続けると、彩吹は、「そうそう。私だけ時間が合わなくて」と残念そうにひと言。上地からは、「ひとりで過ごすつもりだった誕生日に、作品のプロデューサーと飲むことになって。ふたりだと思っていたら、続々とみんながプレゼントを持ってサプライズでお祝いに駆けつけてくれたんですよ!」と興奮気味に語り、演者の仲の良さが際立った。この日、別作品の出演がありイベントの参加が遅れた伊藤裕一について「いないからこそのエピソードは?」という質問には、山崎が「福岡公演の時にみんなで入ったお店のおばちゃんがたくさん話す勢いのある人で。正直、若干僕は困惑していたものの、いとぅー(伊藤さん)は『ああいう人好きですけどー』って言うんですよ。その優しさに正直イラッとしましたね(笑)そういう優しさでできたあまり3次元にいない人です」とエピソードを語った。その後、約30分後には、イベントの様子をニコニコでの生放送も開始。前作の~崩壊シリーズ~「九条丸の殺人事件」を観覧し、会場全体が大きな笑いで包まれた。イベント終盤には、伊藤裕一も駆けつけ、改めて乾杯をした後、会場全体の撮影もし、イベントを締めくくった。~崩壊シリーズ~『リメンバーミー』は4月13日(木)から30日(日)まで、東京・俳優座劇場にて。その後、大阪、愛知、福岡を巡演。
2017年02月14日佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら“2.5次元”系舞台で活躍する若手俳優たちが、“孤独”を抱える若者たちをリアルに演じる映画『Please Please Please』。この度、本作から予告編が到着した。ある地方都市。兄弟のシンジ(佐藤流司)とナオ(佐藤永典)は変わらぬ日常をやり過ごしていた。兄のシンジはデート詐欺で若い女を騙し、弟のナオは3人の仲間たちと架空請求詐欺をしていた。以前、2人は共に居たが、ある事が原因で仲違いし、今は別々に行動していた。シンジは若い女性に甘い言葉を囁き、廃墟で待ち受ける詐欺仲間・アオイ(赤澤燈)のもとへ誘う。シンジの言動に騙された女性は、アオイから貴金属を買わせられる。ナオはアジトである潰れた映画館で、詐欺の実行犯をさせるため、弱みを握った教師を取り囲んでいた。そんな中、仲間の一人である、ダイの裏切りが発覚する。誰にも打ち明けず、ミュージシャンを目指していたシンジは、音楽スタジオの男にデビューの話を持ちかけられる。そのためには、ある程度の金が必要だと。そんなとき、ナオは先輩から不思議な機械を売り捌けと命令される。金が必要となったシンジ、不思議な機械を売れと命じられたナオは、偶然にもある老婆の家で再会する。詐欺に陥れようとしていた兄弟に老婆は親切にし、大金を2人に渡す。そんなとき、以前シンジに騙されたアミが兄弟や彼らの仲間のことを調べまわっていた。大金を手にした兄弟はお互いの夢を叶えるべく動き出す。そして、老婆の優しさに触れ、兄弟に僅かな良心が芽生えていた。が、それは全ての終わりへの始まりであった…。遊びのように詐欺を働く若者たち、騙される女たちや大人たちが複雑に絡み合いながら、次第に皆が、少女の妄想の世界へと迷いこむ。「どうして彼らはあんな事をするのか?どうして私は彼が好きなのか」。『反抗』『私の悲しみ』『縁(えにし)The Bride of Izumo』の堀内博志が監督・脚本を務めた本作。堀内監督が温めていたという青春映画の本企画には、ミュージカル「刀剣乱舞」やライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」など人気作品に多数出演する佐藤流司や、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優の佐藤永典と赤澤燈ら3人がメインキャストに配役。そのほか野川大地、栗原卓也、黒羽麻璃央、小笠原健、上田悠介ら若手俳優陣が共演する。今後の活躍に大きな期待が持たれる彼らが、時にリアルに、時にファンタジックに物語を演じる本作の予告編が公開された。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日2.5次元系舞台で女性ファンを中心に絶大な人気を誇る佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら若手俳優たちが主演の映画『Please Please Please』が、2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほかにて公開されることが決定した。地方都市でデート詐欺や架空請求詐欺などをして、日々を空虚に過ごす兄弟を中心に、彼らの仲間たちや騙された女性たち、また彼らから搾取し、翻弄される大人たちを、リアルに、時にファンタジックに描いた本作。監督・脚本を務めるのは、『私の悲しみ』でTAMANEW WAVEグランプリ&女優賞の2冠の偉業を達成し、佐々木希主演『縁(えにし)The Bride of Izumo』がハワイ国際映画祭、上海国際映画祭に正式招待された堀内博志。堀内監督が温めていた青春映画の企画に、旬のイケメン若手俳優が集結。デート詐欺で若い女を騙す兄・シンジ役に、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの加州清光役や、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」うちはサスケ役など、人気作品に多数出演し、2.5次元舞台を代表する俳優のひとりとまで呼ばれる佐藤流司。仲間たちと架空請求詐欺を企む弟・ナオ役に、ミュージカル「テニスの王子様」でデビューすると数々の舞台・映画に登場し、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優、佐藤永典。2人が数奇な運命に翻弄される兄弟を熱演。そして、シンジの詐欺仲間・アオイ役には、「Messiah メサイア」シリーズをはじめ「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」箱根有基役、歌劇「明治東亰恋伽」泉鏡花役、そして「男水!」にも出演する赤澤燈が配役。2.5次元を中心に女性ファンを魅力する若手俳優の彼らが、3人の等身大の若者をいかに演じるか、期待が高まる。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日昨シーズンのフィギュアスケートは、シニア移行1年目の本郷理華選手のグランプリ(GP)ファイナル出場や、宮原知子選手の世界選手権銀メダル獲得など、特に女子において若い選手の台頭が目立ちました。一方の男子でも、ジュニアの宇野昌磨選手が全日本選手権で羽生結弦選手に次ぐ2位に入る躍進を見せるなど、メキメキと成長をとげているスケーターがいます。今回は若手の注目女子スケーターを紹介した前回に続き、シニアのGPシリーズにまだ出たことのない男子の注目選手を紹介します。○一つひとつの要素で加点が取れる宇野まずは宇野選手です。伊藤みどりさんや浅田真央選手をはじめとする多くの名選手を育て上げた山田満知子コーチに師事し、幼少の頃から浅田選手が気にかけるだけの才能をリンク上で見せていました。ノービスでも注目されていたため、すでにご存じの方も多いかもしれません。以前から表現力には定評がありましたが、そこに昨シーズンから習得したトリプルアクセルや4回転ジャンプも加わり、ジュニアGPファイナルや世界ジュニア選手権でも優勝を飾りました。また全日本選手権で2位になったことにより、四大陸選手権の代表にも選出。初のシニアの国際大会にも出場し、多くの経験値を得ました。4回転などのような難しい種類のジャンプの習得は、大きな得点源となります。ただ、宇野選手の武器は、一つひとつの要素に加点がされる機会が多いことだと私は思っています。スピンの入り方も独創的で、ジャンプにも流れがあり、プログラムの随所に工夫がされているなと感じています。今シーズンからGPシリーズに参戦し、シニアに本格的に移行となります。シニアの選手の中でどこまで上位に食い込んでいってくれるのか、非常に楽しみです。○山本草太や佐藤洸彬にも注目ジュニアGPファイナルや世界ジュニア選手権で、宇野選手と共に表彰台に立った山本草太選手も注目です。山本選手も昨シーズン飛躍的に活躍し、知名度が上がった選手ではないでしょうか。今年で高校生になりますが、すでにトリプルアクセルを習得し、試合での「魅せる演技」には迷いがありません。「自分がこうなりたい」という理想像をしっかりと持っているように感じます。宇野選手がシニアに上がることにより、山本選手はこれまで以上にジュニアの選手に追われる立場になります。それでも今の山本選手を見ていると、追ってくる選手をより高いレベルまで引っ張っていってくれる存在になるのではないかと思います。独特の世界観を持っており、表現することを楽しんでいるように演技をするのは佐藤洸彬選手です。昨シーズンにトリプルアクセルを確実に習得したことにより、見事に世界ジュニア選手権の代表に選ばれました。今シーズンからはジュニアの年齢を卒業したことにより、シニアに移行となります。岩手県出身で、リンク事情に悩まされた経験もあると聞いたことがあります。コツコツと努力して手に入れた成果を生かして、2015-2016シーズンも活躍してほしいです。○2人のライバルによる新しい風に期待そして最後に、今年からジュニアに上がる選手にもスポットを当てたいと思います。光る才能を持った選手は数多くいるのですが、その中でもぜひ注目していただきたいのは、同い年の三宅星南選手と島田高志郎選手です。2人とも長沢琴枝コーチに師事しており、近いところで切磋琢磨(せっさたくま)し、共に高いレベルまで来た選手です。難易度の高いジャンプや表現力など、お互いの持ち味は似通っており、あまり差もありません。一方で、「普段の練習からお互いを意識し合っているのだな」ということを見ている側はひしひしと感じます。2人とも踊ることや表現をすることに恥ずかしさを感じていない点も、その魅力だと思います。新鋭の氷上での熱いライバル物語が、ジュニアの世界に新しい風を運んでくれるのではないかと期待しています。男子のジュニアで勝つためには、トリプルアクセルが必須となってきました。どの段階で習得するのかが一つのカギとなりますが、その過程をぜひ見守りながら観戦をしてみてください。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2015年07月17日