大通りに男性の叫び声が響きわたるーー。声の主は西島秀俊(50)だ。主演ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の撮影中だった。「’19年に日本テレビ系列で放送して話題を呼び、今年の年末に映画版も公開される『あなたの番です』と同じ制作チームが手がけるミステリードラマです。『あな番』同様、2クール放送されます。西島さんは行方不明になった妻子を捜しながらも、お人よしすぎて犯人として疑われてしまうという役どころです」(テレビ誌記者)西島の妻役は、17年ぶりに民放の連続ドラマにレギュラー出演する宮沢りえ(48)。しかし、宮沢演じる妻は失踪してしまうため、妻子の捜索に協力する部下役・芳根京子(24)との共演シーンが多い。ミステリー作品ゆえ、張り詰めた雰囲気のなか撮影が進んでいるのかと思いきや……。「西島さんが芳根さんに『“ひで坊”って呼んで!』とリクエストしたんです。2人は26歳も年が離れていて、芳根さんからしたら西島さんは業界の大先輩。芳根さんは恐縮してまだ呼ぶのをためらってしまうそうですよ(笑)。西島さんのほうは芳根さんを“よしこ”と呼んでいます。監督から『家族が失踪中っていうことは忘れないで!』と言われるほど、楽しげな雰囲気の現場です」(ドラマ関係者)意外な“ひで坊リクエスト”だが、「この現場に限ったことではない」と芸能関係者は話す。「昔から西島さんは、共演者との距離を縮めるためにニックネームで呼び合うことを、よく提案しているんです。西田敏行さん(73)、二宮和也さん(38)、伊藤淳史さん(37)なども西島さんを“ひで坊”と呼んでいますよ。共演後は、私生活で食事したり家族ぐるみで交流したりするほどの仲になることも多いようです」ニックネーム呼びは、西島流の“人たらし術”のようだ。別の芸能関係者も言う。「ほかの女優さんたちのこともニックネームで呼んでいますよ。共演した綾瀬はるかさん(36)を“はるぼう”、石田ゆり子さん(52)を“りり”と呼び、フレンドリーな空気を作るように努めているとか」ちなみに『真犯人フラグ』については、今後の展開や事件の黒幕を推理する“考察”がネット上で盛り上がっているが、撮影現場でも話題になっているようで……。「主演の西島さんさえ展開や結末を知らされていないんです。視聴者による考察を見て一緒に楽しんでいるようで、『みんな細かいところまでよく見てるなぁ』と感心していますよ」(前出・ドラマ関係者)本誌が撮影を目撃したこの日、一人のシーンを終えた西島は、芳根との共演シーンへ入った。NGもほぼなくスピーディに撮影は進む。息の合った様子は、“ひで坊呼び”の効果なのだろう。
2021年11月07日俳優の西島秀俊と女優の吉田羊が出演する、花王・メリットの新CM「泡で洗おう」編が、8日より放送される。夫婦役で登場する西島と吉田。とある休日、買い物袋を肩にかけた西島は足早に家へと向かい、帰宅するとすぐに吉田に話しかけながら買い物先で仕入れた知識を披露する。西島と吉田のテンポの良い会話劇で、ほっこりする家族の休日を描いている。■西島秀俊・吉田羊インタビュー――CMに出演した感想を教えてください。西島:撮影スタートからすぐに、とてもやさしい雰囲気で撮影ができました。自然に家族の空気感もできて、居心地が良かったです。昨今の状況から、家の中で過ごす時間や家で仕事をする時間が増えていると思います。今回のCMでは、家でお仕事しているお母さんがいて、お料理を作っているお父さんがいて、家族みんなで助け合って生活する現在の家族像が描かれているので、そういったシーンも楽しんでいただきたいなと思います。吉田:メリットのCMはいつもほのぼのとされている印象で、撮影を楽しみにしていました。西島さんを中心とした家族のほっこりする感じをぜひ楽しんでいただけたらなと思います。
2021年10月05日10月スタートの新日曜ドラマ「真犯人フラグ」より、主演の西島秀俊をはじめ、登場人物23名が集結したポスタービジュアルが初公開された。秋元康が企画・原案した本作は、ある日、妻と子どもたちが消え、手がかりが見つからない中、夫に集まった同情が「あの旦那が殺したんじゃないの?」と一夜にして方向転換され、真犯人フラグが立ち、追い詰められていく…半年間のノンストップ考察ミステリー。今回到着したポスターには、“真犯人フラグ”を立てられる主人公・相良凌介(西島さん)を中心に、相良家とその周辺の人々が、それぞれ秘密を抱えているかのようなポーズで写っている。それは、会社関係者、凌介の親友、妻・真帆(宮沢りえ)のママ友、YouTuber、所轄刑事、まだ詳細が明かされていない謎の人物…など、母子失踪事件に深く関係する23名。また左上には、顔が明かされていない人物も登場している。また、番組公式サイトがリニューアル。登場人物相関図や1話のあらすじも公開されている。あらすじ相良凌介(西島秀俊)は、中堅の運送会社に勤める平凡なサラリーマンで、おっとりしていてお人好し。明るくチャーミングな妻・真帆(宮沢りえ)は、スーパーでパートをしながら家計を支えるしっかり者。仲良し夫婦の2人には、高校生の娘と小学生の息子がおり、郊外に念願のマイホームを建設中だ。ある日、妻と子どもたちが忽然と姿を消した。何の手がかりも掴めない中、失踪が明るみに出たことで、一気に世間の注目を浴びる凌介。しかし、とあるSNSの投稿で“悲劇の夫”から一転、“疑惑の夫”に。「あのダンナが殺したんじゃないの?」と、家族を殺害した“真犯人フラグ”を立てられながらも、頼れる部下・二宮瑞穂(芳根京子)の助けを借り、真実を暴く戦いに挑んでいく。「真犯人フラグ」は10月10日より毎週日曜日22時半~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年09月26日俳優の西島秀俊、神木隆之介が出演する、P&Gジャパン「ジョイ」の新CM「逆さでメチャ楽編」が、24日より放送される。新CMでは、“ジョイ特殊部隊”の西島隊長と神木隊員に扮した2人が、日々の食器洗いのお悩みを“瞬間洗い出し”が可能な「逆さボトル」で華麗に解決。本格的な装備の2人と日常的なキッチン風景とのギャップや、主婦たちとのコミカルな掛け合いが見どころだ。また、10月7日には、第2弾CM「逆さでスポンジ除菌編」も放送開始する。今回のCMは早朝からの撮影となったが、神木が笑顔で「にしじ〜!」と西島に声をかけるなど、和やかにスタート。また、スタッフから、スポンジ内部の菌詰まりが見える特殊器具に見立てた暗視スコープを渡された西島が周囲を見渡しながら「あ! 見える、見える! ほんとだ! あ、すごいー! なんだこれ!」とリアクションすると、神木も「え、ちょっとちょっと、見たい、見たい!」と掛け合う様子も見られた。○■西島秀俊・神木隆之介インタビュー――今回のCMでお二人は「ジョイ特殊調査部隊に所属する隊長と隊員」の役を演じましたが、いかがでしたか?神木:幸せでした(笑)。特殊部隊という設定が中々ないので楽しかったです。西島:こういう格好で台所に突入するというのも中々ない状況なので、楽しかったです。幸せでしたね(笑)。――西島隊長と神木隊員は以前も共演されたことがあると思いますが、今回の共演はいかがでしたか?神木:幸せでした(笑)。コンビネーション完璧だったと思います。 西島さんにはおんぶに抱っこ状態になってしまったのですが、すごく信頼している方なので楽しくやらせてもらいました。西島:(「幸せでした」は)なんなの、結婚会見感出したいからだよね(笑)。僕はNG連発しましたけど、前にもずっと一緒にいるという仕事を一緒にしたのでやりやすかったです。――今回のジョイ新製品は“逆さボトル”というこれまでになかったパッケージですが、実際に使ってみていかがでしたか?西島:(逆さボトルは)使った後全く下に垂れないので、気にせず置いても汚れないのでびっくりしています。神木:全く手が汚れないですよね。このまま置けるのはすごいですよね。――神木さんはジョイのCMキャラクターに初就任となりましたが、CM出演が決まったとき、どういったお気持ちでしたか?神木:(ジョイは)実家の台所にあって、昔から馴染み深い存在だったので、すごく嬉しかったですし、さらに“にしじ”と一緒に特殊部隊として世の台所を助けられるというのは嬉しかったです。何より”にしじ”と一緒にお芝居できるのが嬉しかったです。西島:そうですね。(ジョイのCM出演が決まって)すぐにメールが来ましたね(笑)。――最後に、視聴者の皆様にメッセージをお願いします。西島:私たちがジョイ特殊調査部隊を演じたジョイの新CMが完成しました。是非ご覧ください。神木:新しくなったジョイと共に私たちが皆さんの身の回りに潜むキッチンのお悩みを解決していく様子を是非ご覧ください。
2021年09月22日俳優として活躍するだけではなく、新しいフィールドを次々に駆け抜ける佐藤健さん。最近夢中になっているのが、『A』の洋服作り。「Answer」の頭文字で、デザイン、生地、着心地などすべての条件を備えた自分が欲しい一着、つまりアンサーといえる服を作るのがコンセプト。これまでコート、パンツ、Tシャツなどをリリースしていて、今回写真で着ているタートルネックとベージュのカーディガンは、『A』のアイテムだ。「もともと服に対するこだわりは強かったけど、若いときは何が正解なのかはっきりわかっていなかったから、自分がいいと思うものとは別に、薦められる服を着たりもしていたんです。だけど20代後半になると自分の感覚がやっぱり正しかったというか、いいと思うものを自信を持って言えるようになってきて。そうすると、スタイリストさんたちは面倒くさいわけですよ(笑)。そんなにこだわりが明確なら自分で作りなよ、と言われて『A』を立ち上げました」今はたまたま洋服だが、こうした考え方は「すべての物事にアンサーを出したい」と語る、いわば佐藤さんの人生哲学だ。一方で演じることは、正解がすぐには導き出せない最たるもののようにも思えるが、そこにもやはり、“ならでは”の哲学が存在する。「アンサーが出ないとしても、そのとき何をするのがベストなのか、その瞬間どういうアプローチが最善なのかを見つけていきます」出演を決めるときに大事にしているのは、勝機が見えるかどうか。昨年のドラマ『恋はつづくよどこまでも』はドSキャラの医師がハマり役となったが、意外にも勝機がなかなか見えなかったそう。「勝てないかもしれないけど、負けはしないラインを死守しようと思って、キャラクターの魅力を出すことに注力したんです。だってラブストーリーなんだから、キャラが魅力的じゃないとラブにならないじゃないですか(笑)。こんなに多くの人に好きになってもらえるなんて想像もしていなかったから勉強になったし、だったら次は、もっといいものを絶対に提供できるなとも思いましたね」一見クールなのに慕われるのは、言葉や態度に嘘がないから。謎を解くのが本当に好きなことも伝わってくる。そうやって冷静に考え、変化すべきときを逃さず、人生を切り拓いてきたのだろう。「誰よりも面倒くさがりな僕が言えたもんじゃないけど、だからこそここぞというときを見極めて、本気を出すんです。もうひとつ言うと、本当に大事なのは思いやりを持つことだけ。相手が喜んでくれることならやったほうがいいっていう、ただそれだけなんです」さとう・たける1989年3月21日生まれ。埼玉県出身。最新映画『護られなかった者たちへ』は、10月1日(金)より全国公開。1枚目写真タートルネックワッフルニット¥18,150(A/ABYTS)リング¥55,000(シャルロット シェネ/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901)ブロータイプメガネ¥46,200(サイ・スペックス/グローブスペックス エージェント TEL:03・5459・8326)マッドフレームメガネ¥41,800(ロバート・マーク/グローブスペックス エージェント)その他はスタイリスト私物2枚目写真ケーブルカーディガン¥19,800(A/ABYTS)中に着たショートスリーブニット¥63,800(ジ エルダーステイツマン/サザビーリーグ TEL:03・5412・1937)ネックレス¥481,800イヤーカフ¥687,500リング¥159,500(以上ミラモア/ミラモア ファイン ジュエリー TEL:03・5738・7803)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年9月22日号より。写真・成田英敏スタイリスト・中兼英朗(S‐14)ヘア&メイク・古久保英人(Otie)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年09月19日2021年7月27日付にて、YouTubeチャンネル『佐藤 健 / Satoh Takeru』では、佐藤さんの報告動画を配信中です。今回の動画で、佐藤さんは、念願だった自作『ルームウェア』の完成と販売開始を報告。自分で着る服にこだわる佐藤さんは、2020年にオリジナルブランド『A』を立ち上げました。この『A』は、『Answer』の頭文字を意味し、テーマは、『SIMPLE』『FIRST』『ONE』の3つ。これまでにもタートルネックやコートなどの衣服を販売しており、初めてデザインしたタートルネックは、販売開始から1時間も経たないうちに『即完売』したそうです。今回の『ルームウェア』で、佐藤さんがとにかくこだわったのは『着心地』。動画でも、実際に着用している佐藤さんが、裏地の肌触りのよさや動きやすさをアピールしています。中でも『極めつけ』のこだわりは、首の後ろ部分に付いていることの多い『タグ』がないこと。敏感な人が首の後ろに感じる『チクチク感』がなくて、快適だそう。そんな『ルームウェア』のお披露目後は、『男の色気』がただようベッドルームでのインタビュー動画も収録されています。スリーサイズの展開で、カラーはネイビー・ブラウン・カーキと、やや渋め。ブランド『A』の文字が正面に小さく刺繍された至ってシンプルなデザインで、着用している佐藤さんの表情を見ても、とてもリラックスできそうですね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年08月24日8月20日公開の映画『ドライブ・マイ・カー』のプレミア上映イベントが12日、都内で行われ、西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、岡田将生、濱口竜介監督が出席した。主演に西島秀俊を迎えた本作は、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督の最新作。先月開催された第74回カンヌ国際映画祭では脚本賞ほか全4冠を受賞するなど、公開前から大きな話題を集めている。カンヌ国際映画祭受賞後初めて開催された本作のイベントに、主演の西島らキャスト陣と濱口監督が勢揃い。西島は「濱口監督がものすごい監督だと前の作品から感じていましたが、今年は特にすごくて、これからどんどんすごいことになるんだろうなと思っています」と濱口監督の手腕を褒め称え、「この映画は深い絶望や苦しみを抱えた人間がどうやって立ち直っていくのかという映画です。それが身近な人じゃなくて遠くに見える人とコミュニケーションを取っていくことで乗り越えていきます。もしかしたら今の時代にすごく合っているというか、皆さんが求めている映画だと思います。是非劇場に足を運んで観ていただけると、何かを感じていただけると思います」とアピールした。シーンとしては長回しで撮影した岡田との車内のシーンが印象に残ったという西島。「本当に今すごいことが起こっていると感じましたね。今までの映画の中で岡田くんのあの演技はベストの一つだと思いますし、凄まじい演技を目の前で見られました。この映画の中でも岡田くんの演技は突出してすごい演技だと個人的に思いますし、見る度にすごいものを見ているんだと感じました」と絶賛し、岡田は「心が豊かになればなるほど怖くなっていく自分がいて、それを全て見つめてくれた西島さんがいて成立しました。今まで撮影した作品の中でも忘れられないもので、死ぬまでずっと頭の中に残っているシーンだと思っています」と振り返った。イベントの翌々日(8月15日)は岡田の32歳となる誕生日。イベントの最後にフラワーケーキを贈呈された岡田に西島は「お誕生日おめでとうございます。(車内でのシーンは)キャリアの中でもベストの演技の一つだと思います。でも岡田くんはもっとこれからすごい俳優さんになっていくと思うので、これを超える演技を僕はスクリーンやテレビで観ていきたいと思います。イチファンとして応援してますよ」とエール。西島の温かい言葉に岡田は照れながらも「本当にありがとうございます。あのシーンは自分でもびっくりしました。そのシーンを超えるお芝居を死ぬまでに西島さんに見せようと思います」と西島に約束していた。映画『ドライブ・マイ・カー』は、8月20日より全国公開。
2021年08月13日カンヌ国際映画祭コンペティション部門に日本映画として唯一出品され注目を集めている、村上春樹の小説を原作とした西島秀俊主演映画『ドライブ・マイ・カー』より、90秒の予告編が公開された。演出家で俳優の家福(西島さん)と、脚本家の妻・音(霧島れいか)が、愛車のサーブでドライブするシーンから始まる今回の予告編。音が何かを打ち明けようとしている様子や、「奥様にはいつもお世話になっています」と言う俳優・高槻(岡田将生)を家福が笑顔で迎え入れる日常が映し出される中、突然、音がこの世から去ってしまう。秘密を残して。そして、寡黙なドライバーみさき(三浦透子)との出会い、演劇のオーディションでは高槻と再会し、2人との時間を経て、音から聴くことができなかった秘密や喪失と向き合うことになる。さらに、「ごまかさないでください」「嘘を言っているようには聞こえませんでした。それが真実かどうかは分からないけど」といった印象的なセリフ、舞台上での銃声やカセットテープなど印象的なショットが続き、その後展開される重厚な人間ドラマが見え隠れし、家福が辿る葛藤と波乱の運命を予期させるようだ。『ドライブ・マイ・カー』は8月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年07月10日西島秀俊主演、近藤史恵の小説を原作としたドラマ「シェフは名探偵」のメインビジュアルが完成した。本作は、グルメな人がこぞって訪れる噂のレストラン「ビストロ・パ・マル」を舞台に、シェフ三舟忍(西島さん)が、人並み外れた洞察力で客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を鮮やかに解いていくグルメミステリードラマ。西島さんのほかにも、濱田岳、神尾佑、石井杏奈、佐藤寛太、橋本マナミらが出演する。今回到着したメインビジュアルは「この作品の目標は、【ドラマを観た視聴者の皆様が、このお店に行きたくなる】というものです。だから働く人や店の息吹を感じられるメインビジュアルにしたいと考えていました」とドラマプロデューサーが語るように、いままさに料理が完成しようとしている瞬間、最後の仕上げをする三舟のカットが使用されている。この撮影は、ドラマ「anone」のビジュアルも手掛けた写真家でアートディレクターのワタナベアニが担当。ポスターは、街のどこかで見られるようになるという。ドラマプレミア23「シェフは名探偵」は5月31日(月)23時6分~テレビ東京ほかにて放送。Paravi・ひかりTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年05月10日『古代エジプト展』のオープニングイベントが4月15日に渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで行われ、展覧会のオフィシャルナビゲーターをつとめる俳優の西島秀俊さんが出席。展示の見どころなどを語ってくれました。4月末現在、緊急事態宣言の再発令により美術館は臨時休館中ですが、まずはぜひ本記事にて展覧会の雰囲気をご覧になってみてください。どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 203『ライデン国立古代博物館所蔵古代エジプト展美しき棺(ひつぎ)のメッセージ』では、ヨーロッパにおける5大エジプト・コレクションのひとつ、オランダのライデン国立古代博物館のコレクションから200点以上の遺物が来日。棺やミイラ、豪華な首飾りなどの出土品だけでなく、本展のためにCTスキャンされたミイラの最新研究成果も初公開されます。また、今回の会場にはミイラ棺が12点も並ぶ展示室が出現。国内でこれほどの棺を一堂に集めた展示は例がありません!しかも寝かせた状態ではなく、立てたままの状態で立体的に展示。棺の内部まで間近に見ることができます。そんな迫力ある展示室に、オフィシャルナビゲーターをつとめる俳優の西島秀俊さんが登場しました!展示の見どころは?西島さんは、もともとエジプトに興味があったそうで、仕事で2度現地を訪れた経験があり、ツタンカーメン王の墓内にも入ったことがあるとのこと。そんなエジプト好きな西島さんが、いろいろな質問に答えてくれました。――まず、12点の棺に囲まれていかがですか?西島さん圧巻ですね。正直、ちょっと怖いです。今の照明は明るめですけど、実際の展示では雰囲気のある展示になるらしいので、ミステリアスな空気を感じていただけると思います。――興味を引かれた展示品はありますか?西島さんこの棺もそうですが、内側や裏側などふだん隠れているところが展示されているのがおもしろいです。今回ツタンカーメンの像も展示されていますが、後ろを見てみると、「ツタンカーメン」と書いてある文字が消されていたり、首がとられていたり。後の人が歴史を修正しようとしている様子などがわかり、今まで見えなかったところがたくさん見えます。西島さんの“推し”は…――エジプトにあまり興味がない方に、おすすめの展示品はありますか?西島さん個人的には、「イクニューモン」というエジプトマングースの、アザラシみたいなかっこうをした神さまの使いがすごくかわいいので、おすすめですね。猫の神さまとか、かわいらしい像もたくさんあります。首飾りも色鮮やかできれいです。その色にも全部意味があり、例えば黄色なら太陽、黒なら肥沃な大地など。そういう何気ないものにも全部意味があり、隠された意味を丁寧に説明してあるので、エジプトに興味がない人でも楽しんでいただけると思います。――この展覧会には、誰と来たいですか?西島さん知り合いにエジプト好きの女性が多くて……なんでですかね。何に惹かれるのだろう。首飾りとかきれいだったりしますし、ミイラとかも好きなんですかね。けっこう興味をもっている知り合い、友だちがたくさんいるので、ミイラ好きの女性と来てみたいです。ミイラにはなりたくない?――会場ではCTスキャンされたミイラの映像も公開されていますが、西島さんはミイラになりたいですか?西島さんミイラにはなりたくないです(笑)。だって、CTスキャンされて、こんなものを食べていたとか、栄養状態がこうだったとか、いろいろ知られるのは個人的には嫌ですね。でも、今回のCTではミイラの中に人形が入っていたことがはじめて発見されたことがわかり、すごくおもしろいです。自分はミイラにはなりたくないですが、ミイラ自体は非常に興味深く、おもしろい発見がたくさんあるので、ぜひ会いに来てください。音声ガイドを初担当!――本展の音声ガイドナビゲーターを担当されて、いかがでしたか?西島さん音声ガイドは初めて挑戦させていただいて、みなさんと一緒に、隣で見て回っているイメージで一生懸命やりました。でも自分で聴いてみると、かなり硬かったですね。緊張感がありました。――ご自身でガイドを聴いて、点数をつけるとしたら何点ですか?西島さん50点ぐらい。僕がいろいろな展覧会で音声ガイドをいつも利用させていただいて、それを聴いていると、すごく自然と入ってくる感じとか、作品に近づく感じを体験できました。それで自分のガイドを聴くと、正直まだまだこれからがんばらなければと思いました。レベルの差を感じる…――音声ガイドは、声優の森川智之さんも一緒に担当されていますが、森川さんの声も聴かれてみていかがでしたか?西島さん本当にレベルの差を感じるというか……感じましたね。(小声で)全然違うんだよなぁ……。それも含めて、楽しんでいただければと(苦笑)。はじめて挑戦した人間と、すばらしい声優さんとの声の違いを楽しんでいただければうれしいです。西島さんからメッセージ――オフィシャルナビゲーターとして、メッセージをお願いします。西島さんなかなか今は旅行とかできませんし、海外にも行けないなかで、このエジプトという日本人がもともと好きなミステリアスなイメージのある国の美術品がこれだけ渋谷に集まっています。僕も渋谷に来てここに入ったら、本当に別世界が広がっていました。非日常の、日本と違う場所に行くような体験を味わっていただけたらいいと思います。ぜひ音声ガイドを!このイベント終了後、実際に音声ガイドを聴きながら展示品を見てみました。西島さんのガイド解説はとてもわかりやすく、優しく寄り添ってくれるような語り口で、ステキなお人柄があらわれていました。また森川さんの演じるキャラクターの存在も楽しく、ガイドを聴きながら見ると展覧会がぐっと身近に感じられました。会場を訪れたら、ぜひ音声ガイドを聴きながら、展覧会を楽しんでみてください。Information※緊急事態宣言の再発令により、4月25日(日)~5月11日(火)の期間『古代エジプト展』は臨時休館しています。最新情報はホームページでご確認ください。会期: ~ 6月27日(日)会場: Bunkamura ザ・ミュージアム開館時間: 10:00-18:00(入館は17:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)※5月8日(土)まで金・土曜日の夜間開館は20:00まで(入館は19:30まで)。それ以降はホームページで発表(4/13現在)対象日:4/16(金)、4/17(土)、4/23(金)、4/24(土)、4/30(金)、5/1(土)、5/7(金)、5/8(土)休館日: 4/27(火)、5/18(火)、6/8(火)のみ休館観覧料: 一般¥1,800、大学・高校生¥1,100、中学・小学生¥800※今後の状況により変更の可能性もあります。開館時間、入場日時予約など最新情報はBunkamura ザ・ミュージアムのホームページでご確認ください。
2021年04月28日俳優の西島秀俊が14日、都内で行われた「ライデン 国立古代博物館所蔵 古代エジプト展 美しき棺(ひつぎ)のメッセージ」東京展オープニングイベントに出席。同展で初挑戦した音声ガイドについて振り返った。西島は「いやあ、難しいですね…」と苦笑し、「初めて挑戦させていただいて、皆さんの隣で一緒に展示会を見ているイメージで音声ガイドをやろうと一生懸命挑んだのですが、硬かったですね(笑)」と回想。点数を付けるなら「50点」とし、「普段音声ガイドを聞いていると自然に入ってくる感じ。作品に近づく感じを体験する。自分のを聞くと、まだまだ頑張らないとって感じでした」と反省点を挙げた。音声ガイドは西島がナビゲーター、声優の森川智之がナレーターを務めている。西島は「レベルの差を感じましたね。全然違うんですよね。ベテランと初めて挑戦した人の声を聞いていただければ。それも含めて楽しんでほしい」とアピールした。同展ではヨーロッパ5大エジプト・コレクションに数えられるオランダ・ライデン国立古代博物館の所蔵品の中から、人や動物のミイラや棺など厳選した200点超を飾る。中でも12点の棺を立たせた状態で一堂に集結させたスペースは圧巻だ。この日のイベントは棺がズラリと並ぶ空間で行い、「圧巻ですね。正直、怖いです」と西島。「棺の裏だったり、普段隠れているところが展示されている。ツタンカーメン像は裏を見るとツタンカーメンという文字が消されていて、歴史を修正しようとする様子だったり、棺の中には女性の神様がいて遺体を抱いている。そういう細かいところを見られるので面白い」と語った。もともとエジプトには興味があり、これまで2回現地に足を運んでいる。「ツタンカーメンの墓がある王家の谷に大きなお墓があって、結構色が残っているんです。それを見て、大きな宇宙を作ってそこに眠っているんだと感動した覚えがある」と思い出を紹介。記者から「ミイラになりたい?」という直球な質問が出ると「ミイラにはなりたくないです(笑)」と即答し、「CTスキャンされて、こんな物を食べていたとか栄養状態を調べられたりとか、個人的には嫌。自分はなりたくないけど、ミイラは非常に興味深いので、ぜひ会いに来てください」と呼びかけた。同展は4月16日から6月27日まで東京のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催される。
2021年04月15日近藤史恵の人気小説シリーズを原作に、西島秀俊がシェフを演じる新グルメミステリードラマ「シェフは名探偵」。この度、追加キャストとして、佐藤寛太と橋本マナミの出演が明らかになった。グルメな人がこぞって訪れる噂のレストラン「ビストロ・パ・マル」を舞台に、シェフ三舟忍が人並み外れた洞察力で訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解いていく本作。「劇団EXILE」の佐藤さんが演じるのは、原作にも登場し、飲食店を手広く展開する青年実業家で「ビストロ・パ・マル」のオーナー・小倉大輔。橋本さんは、客と思いきや、三舟と親しげに会話する、黒いコートに身を包む謎の人物・上原美里を演じる。佐藤さんは「僕が演じる小倉は人生を楽しく生きてるキャラクターだということを大事に演じさせていただきました。豪華キャストの皆さんとの共演が本当に楽しみでしたし、中でも西島さんは現場での姿勢や、話してる姿、更にはキッチンに立ってる後ろ姿まで素敵でした」と撮影をふり返り、「誰かが血を流すようなサスペンスが起こるわけではなく、日常の中で巻き起こるプチ事件を西島秀俊さん演じる三舟シェフが次々と解き明かす平和な日常の推理劇です」と本作について語っている。「どの話もコミカルで面白いのに最後はグッと感じるものがあり、内容もレストランのお話ですが、ドラマとしてもフルコースを食べたくらいの満足感が得られました」と物語の印象を明かした橋本さんは、「西島さんとは2度目の共演なのですが、今回は私も結婚&出産したあとだったので、子供の話をするのが楽しかったです」と撮影中のエピソードを明かした。ドラマプレミア23「シェフは名探偵」は6月、テレビ東京ほかにて放送予定。Paravi&ひかりTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年04月12日劇場版『奥様は、取り扱い注意』(3月19日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が30日に都内で行われ、綾瀬はるか、西島秀俊、佐藤東弥監督が登場した。同作は2017年10月~12月に日本テレビ系列にて放送されヒット。他人も羨むちょっとセレブな専業主婦だが実は元スゴ腕の特殊工作員という過去を持つ伊佐山菜美(綾瀬)が、持ち前の強さと賢さで次々とトラブルを解決していく。最終回では、実は公安のエリートでありながらそのことを隠し、菜美と結婚していた伊佐山勇輝(西島秀俊)が帰宅した菜美に拳銃を突きつける衝撃のシーンで終了していた。激しいアクションが繰り広げられた同作だが、練習を振り返った綾瀬は「兄ちゃん(西島)やってた? 練習」と疑い、西島は「やってました!」と反論。綾瀬が「たまにしか来てないのに本番ですごく決めてきて、『あら』って。『やるね』って」と褒めると、西島は「ものすごくやってました!」と主張しつつ、綾瀬の様子について「すごく(練習を)やってましたね。本当に直前までずっとやってました」と讃えていた。同作の大ヒットをお祝いし、サプライズで日本テレビ『笑ってコラえて』の小松原正勝ディレクターが登場し、2人に花束を渡す。さらにもう1つのサプライズとして、29日に50歳の誕生日を迎えた西島の誕生日祝いも。特製ケーキを運んだ綾瀬が、バズーカ砲を取り出して「お誕生日おめでとう」と撃ち、銀テープが踊る。西島は「僕、これで撃たれるんじゃないかと思ってヒヤヒヤした」と苦笑しながらも「すいません、この場をお借りしてこんなことをやっていただいて。50歳になったということで、また気持ちを新たに1からのつもりで、いろいろ新しいことに挑戦していきたいなと思います」と抱負を語った。
2021年03月30日劇場版『奥様は、取り扱い注意』(3月19日公開)の公開記念舞台挨拶が20日に都内で行われ、綾瀬はるか、西島秀俊、岡田健史、小日向文世、佐藤東弥監督が登場した。同作は2017年10月~12月に日本テレビ系列にて放送されヒット。他人も羨むちょっとセレブな専業主婦だが実は元スゴ腕の特殊工作員という過去を持つ伊佐山菜美(綾瀬)が、持ち前の強さと賢さで次々とトラブルを解決していく。最終回では、実は公安のエリートでありながらそのことを隠し、菜美と結婚していた伊佐山勇輝(西島秀俊)が帰宅した菜美に拳銃を突きつける衝撃のシーンで終了していた。主演の綾瀬は肩と背中を大きく露出したドレスで登場し、観客を魅了する。2020年6月公開の予定だった同作は新型コロナウイルスの影響で公開が2021年3月となり、綾瀬は「1年くらい延期になると聞いた時はだいぶ先だなと思って、どんな感じになるんだろうと思ってたんですけど、ようやくとてもいい時に公開できたんだなと思って嬉しいです」と喜んだ。観客の入るイベントも久しぶりとなり「(これまでは)お客様がいないところで細々と……皆さんにお会いできて嬉しいです」と綾瀬が本音をのぞかせる場面も。西島は「こうやって皆さんと直接、中継の皆さんともカメラを通してお会いできて本当に嬉しいです」、小日向は「1年ぶりくらいにお客様の前でお話しする。ようやくまたこうやって皆様の前に立てることを嬉しく思っています」とそれぞれ心境を表した。撮影での思い出を聞かれた西島は「下田は印象深いですね。すごくいいところで、2人が穏やかに住んでいるところで、実際にも心が和む場所でした」と振り返る。同じ質問を聞かれた綾瀬が「……はい、そうですね。下田、海がきれいで」と繰り返すと、西島は「考えて、ちゃんと。ほんとに!?」と"コメント泥棒"疑惑につっこむ。綾瀬は「本当に! 夏に撮ってて、黒いスーツを着てたんですけど本当に暑くて、絞ると汗が出るくらいアクションをやっていたから、風通しが良くて気持ちよかったのを覚えています」と説明していた。
2021年03月20日テレビ東京では、ドラマプレミア23枠にて西島秀俊主演のグルメミステリードラマ「シェフは名探偵」を放送することが決定。今回西島さんは、“名探偵シェフ”に扮し、訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解いていく。本作は、累計発行部数29万超えの近藤史恵の人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」、「ヴァン・ショーをあなたに」、「マカロンはマカロン」のドラマ化。西島さんが演じるのは、小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフ、三舟忍。冷静沈着そして穏やか、一見何を考えているかわからないが、実はお節介焼き。訪れた客の悩みや抱えている問題を解決していく名探偵でもある。本作について西島さんは「台本は、1話で原作の2つのエピソードを扱っていてスピーディーに展開していきます。話ごとに異なるテーマがしっかり描かれていて、読むのも演じるのも楽しいですね」と明かしており、演じるキャラクターについては「お客様の悩みや苦しみを解決し、美味しい料理を楽しんでもらいたいと思っている人です。少し変わった人ですが、共感力のある良い人だと思います」と印象を語っている。また本作のチーフ監督は、「TRICK」シリーズ、『任侠学園』などを手掛けた木村ひさし。脚本は「チーム・バチスタ」シリーズの田中眞一と、『名も無き世界のエンドロール』の西条みつとしが手掛ける。木村監督とは3度目のタッグとなる西島さんは「木村組はみんなで面白い作品にしようという情熱を感じる組です。前作以上に大変な撮影ですがクルー全員、楽しく頑張っています」と撮影の様子を明かし、「『ビストロ・パ・マル』が存在したらフッと行きたくなるお店になるようにスタッフ・キャストで頑張っています。ミステリーとしてもヒューマンドラマとしても楽しめる作品です。月曜の23時台、心も体もほっと休まるドラマですので、ご期待ください」とメッセージを寄せている。そして原作者の近藤さんは「長年書き続けてきた思い入れのあるシリーズですし、ドラマ化という形で世界が広がって、原作者としてうれしく思っています」と喜び、映像化を熱望し5年間温めていたというプロデューサーは「5年前は『料理×ミステリー』という仕掛けが面白くて、『映像化したらヒットする!』と思っていましたが、コロナ禍を経験し、5年前ではなく今やるべきドラマになったと強く感じます。『外食が出来ない』。こんな世界が来るとは誰が想像していたでしょうか。今こそ、束の間、現実を離れて夢を見られるような場所をドラマで描きたいと思いました。料理の味だけでなく、ホスピタリティや内装や働く人々のキャラクターも含めた『味』が多くの視聴者にとって『優しい味』になるようなドラマになると思います」とコメントしている。ドラマプレミア23「シェフは名探偵」はテレビ東京ほかにて放送予定、ParaviとひかりTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年03月05日俳優の西島秀俊が、映画『ドライブ・マイ・カー』(2021年夏公開)の主演を務めることが25日に明らかになった。同作は村上春樹の同名短編小説に惚れ込んだ濱口竜介監督の最新作。妻を失い、喪失感のなかで生きる舞台俳優・家福と、寡黙な専属ドライバー・みさきという孤独な2人が、愛車サーブを通して出会い、一筋の希望にたどり着くまでを描く。主演の西島はこれまで数多くの作品で難役を演じてきたが、本作では愛する妻を失った舞台俳優の家福役に挑む。ヒロイン・みさき役には三浦透子、物語を大きく動かすキーパーソンの俳優・高槻役には岡田将生、秘密を抱えたままこの世を去る家福の妻・音役には霧島れいかが決定した。○西島秀俊 コメント村上春樹さんの短編を濱口竜介監督が映画化する。その話を聞いた時、非常に興奮しました。濱口監督による熱のこもった脚本は想像以上に素晴らしく、いまを生きる多くの人の心に寄り添う作品になっていると確信しています。初めてご一緒した濱口監督の演出は新鮮で、撮影を重ねる度に新たな発見がありました。美しいロケーションのもと、スタッフ、国を超えて集まったキャスト一丸となって挑んだ作品です。是非完成を楽しみにお待ち下さい。○三浦透子コメント私が演じたみさきという女性は、自分の足で立って、仕事をして生きていく覚悟のある人です。彼女の姿勢から、私はたくさんのことを学びました。自分の弱さを受け入れ、何かを諦めながらも前向きに生きる勇気をもらいました。きっと私のように、彼女の優しさに救われる方がいると信じています。皆様のもとに作品が届くその日を、心から楽しみにしています。○岡田将生 コメント台本を読ませて頂いた時にすぐ参加したいと思いました。そして、濱口監督といつかお仕事したいと願っていたのでお話を頂いた時にとても興奮したのを覚えてます。僕にとってこの現場は忘れられない、忘れたくない現場になりました。この役と出会いこの映画に出会えたことは今後の自分にとって財産になりました。芝居とは何か。とても怖く、とても繊細で、生き物だと感じました。完成を楽しみにしております。○霧島れいか コメント濱口監督の演出はとても不思議で、リハーサルを含め今まで味わったことのない心地良い緊張感と静けさで、「音」という人物に近づけてくれました。本来演者がしなければいけない作業を、監督が毎回綿密な準備をしてくださり、心からその熱意が伝わり、その思いに絶対に応えたい気持ちになりました。撮影現場の雰囲気もとても良く、監督とスタッフの間に一体感が生まれ、その中に赤いサーブが重なったあの感動的な光景は、今でも忘れられません。○濱口竜介監督 コメント村上春樹さんの『ドライブ・マイ・カー』という短編小説は、初出の雑誌掲載で拝読した時点から強く、心惹かれるものがありました。こうして映画が完成間近とお伝えできる運びとなり、たとえ大げさであっても、それは自分にとって運命的な出会いであったと言いたくなります。そして主人公・家福役の西島秀俊さんを初めとして、三浦透子さん、霧島れいかさん、そして岡田将生さんと仕事をする機会をいただけたのも、村上作品を映像化する上で、最高の幸運でした。カメラの後ろからキャスト全員の演技に驚き続けた撮影を経て、改めて多くの出会いに恵まれた幸運と、幸福を強く感じています。完成を楽しみにお待ちいただけたら幸いです。
2021年01月25日クリスマス・イブに突如起こる爆破事件と、謎多きミステリアスな登場人物たち。99分で描かれる、サスペンス・エンターテインメント。映画『サイレント・トーキョー』に出演する、佐藤浩市さんと西島秀俊さんにお話を伺います。クリスマス・イブの東京の街で起こった連続爆破事件。容疑者の朝比奈を佐藤さん、犯人を追う刑事・世田を西島さんが、重厚感たっぷりに演じます。――人物の過去や事件に至る思いなどがギリギリまでそぎ落とされていましたが、役の立ち位置をどのように考え演じられましたか?佐藤:人物の背景を削るというのは、「100分以内に収める」というチョイスをするための波多野(貴文)監督の決断。その中で、朝比奈のポジショニングは、お客さんの思考を引っ掻き回すことでした。映画の中で次々に起こる事象という点と点を結び、線にしていくお客さんに、最後は「そういうことだったのか」と感じてもらえるように演じましたね。…サスペンスだから、どこまで話していいのかわからなくて、説明が難しいな(笑)。西島:本当ですよね(笑)。僕の役は、事件を追っていく観客のみなさんと同じ目線ということを意識して演じました。役の過去はたしかに一切描かれていないのですが、準備稿には設定がありました。そのおかげで、自分の中にしっかりイメージができた。そこを大事に、撮影には臨みました。――渋谷での爆破シーンには息を呑みました。地方で巨大なセットを組んでの撮影に参加した西島さんは、そのセットを目の当たりにしてどう感じましたか。西島:建物の部分はCGなので、セットではグリーンを背景に撮影しましたが、「あそこに甘栗屋さんがあって、その隣には…」と、渋谷のスクランブル交差点の風景を思い浮かべられるんですね。そういう場所って、全国でもなかなかないんだなと思いました。佐藤:誰もが見たことがあり、知っている場所だからこそ、CGスタッフは、より一層頑張ったんじゃないかな。ものすごく丁寧に作り込まれている。西島:あのシーンではエキストラの方が、1日1000人くらいずつ参加してくださいました。ハイスピードカメラでの撮影は、わずかなズレがものすごく目立ってしまいます。なので、全員がイメージを共有し、タイミングを合わせないといけなくて。大変なシーンに、1000人のひとりとして参加できたことは、刺激的な体験になりました。佐藤:エキストラの方々が、どういうシーンをやっているのか、ちゃんと想定してやってくださっていたのが伝わってきた。昔は、画面をよく見ると、シリアスなシーンなのに、ヘラヘラ笑ってるヤツがいたんだよ(笑)。――爆破事件という予測不能な出来事によって人々の日常が一変する物語は、世界を襲ったコロナの体験と重ねることもできそうです。西島:撮影はコロナの前に行われましたが、明日も今日と同じ日が続くとは限らないことを描いたこの映画を、みなさんがどう感じるのか、すごく興味があります。佐藤:“絵空事”という言葉がありますけど、何に対してもそう断言できる時代ではなくなりましたよね。何が起こっても不思議ではない現実が、映画作りを難しくさせるのかもしれない。「それ、現実にあるよね」と思われてしまいかねませんから。この映画も、当初より抱えているメッセージ性が強くなっているかもしれません。でも、それもこの映画が持っていたある種の宿命とも捉えられる。そうしたことを含めて、いろいろ感じてほしいなあと思いますね。――石田ゆり子さんが、物語の鍵を握るアイコを演じています。佐藤:ゆりちゃんは奇跡の51歳だよね。いつ見ても、本当に変わらない!アイコが抱えていることは、映画全体に深く関わっています。物語はスピーディに進んでいくので、誰と誰がどんな関係性で繋がっているのか、一瞬も油断することなく、注意深く観てほしいですね。西島:ひとたび『サイレント・トーキョー』というジェットコースターに乗ったら、99分ノンストップで突っ走ってしまいますからね。石田さんに限らず、(中村)倫也くんも、僕の相棒役の勝地(涼)くんも、広瀬(アリス)さんも、みなさんの一挙手一投足が素敵で、キラキラしていました。――お二人の共演シーンの撮影はいかがでしたか?佐藤:映像的なスペクタクルは、渋谷のシーンがメインではあるのですが、その後に我々を含む登場人物が一堂に会すシーンに、映画のすべてが集約されています。そこで何かを匂わせるけど、言い切ってしまってはいけない。そうした微妙な空気を表現しなければならないことは、キャストもスタッフも全員わかっていたので、おのずと緊張感が漂いましたね。日暮れから撮影が始まったんですけど、大事なシーンなので「今日は徹夜かもな」と覚悟していました。西島:僕も、朝までかかるなって思ってましたが、実際は、夜12時を越えなかったですよね。佐藤:それぞれの登場人物のバラバラな思いが、映画としてひとつにまとまったから、スムーズに撮影が進んだんだと思うよ。西島:この作品を受けさせていただいたのは、浩市さんが出ていらっしゃるというのが大きな理由のひとつです。浩市さんの現場への挑み方や本の読み方を直に見ることができて、すごく勉強になりました。ただ、今回は絡むシーンが少なくて…。また共演させていただかないと、正直、僕は納得がいかないです(笑)。佐藤:前回共演した『空母いぶき』でも絡みがほとんどなかったし、今回も、お互い微妙な距離を保たなきゃいけない役だったからなあ。次は、台詞もメンタルも交差する役、やりたいよな!『サイレント・トーキョー』クリスマス・イブの恵比寿で爆破事件が起こる。次のターゲットは渋谷のハチ公前広場。それは日本中を巻き込む、運命の一日の始まりだった――。監督は、『SP』シリーズの波多野貴文。12/4より全国公開。©2020 Silent Tokyo Film Partnersさとう・こういち1960年12月10日生まれ、東京都出身。’80年にデビューし、今年、俳優生活40周年を迎えた。公開待機作に映画『騙し絵の牙』『太陽は動かない』。にしじま・ひでとし1971年3月29日生まれ、東京都出身。’94年『居酒屋ゆうれい』で映画初出演。公開待機作に、劇場版『奥様は、取り扱い注意』などがある。※『anan』2020年12月9日号より。写真・佐藤航嗣(UM)スタイリスト・藤井享子(佐藤さん)カワサキタカフミ(西島さん)ヘア&メイク・及川久美(佐藤さん)亀田 雅(西島さん)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年12月07日映画『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』(12月4日公開)の公開初日舞台挨拶が都内で行われ、佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、波多野貴文監督が登場した。同作は『アンフェア』シリーズの原作『推理小説』多くのベストセラー小説を世に送り出し、 大ヒットTVドラマの脚本も手掛ける秦建日子の最新作の実写化作品で、『SP』シリーズの波多野貴文監督がメガホンを取る。ジョン・レノンの名曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされた同作は、クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した連続爆破テロ事件を描き、パニックに陥る日本、そして事件へと巻き込まれていく登場人物たちの様々な思惑が交錯する。容疑者役の佐藤を「尋問」するということで、登壇者たちは次々と質問を浴びせる。「今までで印象に残ってる言葉は?」(波多野監督)、「40年役者をやってるなかで、壁にぶつかったことは? その時の乗り越え方は?」(勝地)、「役者をやっていなかったらどんなやってみたかったことは?」(井之脇)といった質問が飛び交う中、広瀬は「好きな漫画はなんですか?」と質問し、その温度差に佐藤が膝をつく事態に。佐藤は「ジョージ秋山さんの『アシュラ』という漫画があったんですよ。『銭ゲバ』は有名なんだけど、『アシュラ』は少年誌に連載してたのにカニバリズムを描いている。当時すごい問題にもなった作品」と好きな漫画を挙げる。広瀬は「私、1冊おすすめなの言ってもいいですか? 『渋谷金魚』という、渋谷で金魚が人間をバンバン食べていく作品なので、よかったらぜひ」とオススメ漫画の情報交換をしていた。また、中村は「空気が一瞬変わったので戻します。失礼かもしれないけど、こんな機会でもないと聞けないと思うので、聞かせてもらいたいんですけど……」という前振りで、「ゴルフのアプローチショットの距離感の調節というのは……50、60、70ヤードくらいってどのようにされてますか?」と質問。「どんな球を打ちたいかという自分の明確なイメージを持って……」と説明する佐藤が「こんな話面白いのかよ!?」とつっこむと、中村は「深いなあ〜どんな球を打ちたいか、役者と一緒ですね」と納得していた。
2020年12月04日映画『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』(12月4日公開)の公開直前イベントが都内で行われ、佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、波多野貴文監督が登場した。同作は『アンフェア』シリーズの原作『推理小説』多くのベストセラー小説を世に送り出し、 大ヒットTVドラマの脚本も手掛ける秦建日子の最新作の実写化作品で、『SP』シリーズの波多野貴文監督がメガホンを取る。ジョン・レノンの名曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされた同作は、クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した連続爆破テロ事件を描き、パニックに陥る日本、そして事件へと巻き込まれていく登場人物たちの様々な思惑が交錯する。キャスト陣は2F建バスに乗り込み、スクランブル交差点から渋谷を回った。佐藤は「新鮮だったのと、不思議なもので遠足気分になれる。自分たちが知っている東京をまた違う角度で見れた」と振り返る。「2F建バスに乗った経験は?」という質問には、「あるわけないでしょ」と苦笑していた。石田は「若者グループとそうでもないグループの間で、パンテオンを知ってるとか知らないとか、対立しました」と笑わせ、佐藤は「対立はしてないでしょ!」とツッコミ。西島は「開放感があって、意外な人たちと目が合う。ビルの人たちとか、レストランで食べてる人とか。目線が1階分高くなるだけで全然街の見え方が違うんだなと思った」と感想。佐藤は「こういうバス自体は都内をよく走ってるじゃないですか。デコレーションもなかったので、最初はあんまり見られなかったんですよ。徐々にみんな気づいて、ちょっと賑やかになりました」と様子を明かした。渋谷のスクランブル交差点でテロが起こるという同作に、佐藤は「今いろんなことが起きてるし、天災も含め、対岸の火事ではない。自分の足元にも火がついているという危機感の伝わり方が、ほんの1年でこんなに変わってくるのかというのを感じていただければ」と改めてアピールした。
2020年12月02日映画『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』(12月4日公開)の公開直前イベントが都内で行われ、佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼が登場した。同作は『アンフェア』シリーズの原作『推理小説』多くのベストセラー小説を世に送り出し、 大ヒットTVドラマの脚本も手掛ける秦建日子の最新作の実写化作品で、『SP』シリーズの波多野貴文監督がメガホンを取る。ジョン・レノンの名曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされた同作は、クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した連続爆破テロ事件を描き、パニックに陥る日本、そして事件へと巻き込まれていく登場人物たちの様々な思惑が交錯する。この日は2F建バスに乗り込み、スクランブル交差点から渋谷を回ったというキャスト陣。もし皆で渋谷で遊ぶなら? という質問に、中村は「宮益坂の方にゲーセン・ボウリング・ビリヤード卓球、なんでもござれな店があって、そこでよく遊んでたなと、勝地と話してたんです。そこに行ってわきゃわきゃしたいですね」と回答する。勝地と遊んでいたわけではなく「世代が一緒なんで(その話をしていただけで)、一緒には行ってないんです。仲が悪いので」とジョークを飛ばす中村に、勝地は「やめろ!」とツッコミを入れていた。また「TSUTAYA行って、マンガを大量買いして帰るくらいですね」という広瀬に、中村は「違うんだ今、このメンバーで遊ぶならという話」と指摘。勝地は「(バスで)写真を撮りあってる時に、アリスが倫也と『彼氏とデートなう』写真を撮ってたんです。倫也はスッてかっこいい顔になるんですけど、西島さんとも撮ったら『撮り直ししてくれ。俺もかっこよく撮ってよ!』と言ってて。そういう遊びをしたいですね」と語る。写真について、「見なくていいですよ」と照れる西島だったが、広瀬は「2人の素敵な写真が撮れたので、ぜひいつか映画のSNSとかに載せていただきたいと思います」と希望した。
2020年12月02日佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場 中劇場にて上演された舞台『いまを生きる』が、2021年、東京、大阪、名古屋にて再演されることが分かった。この度、佐藤をはじめ各キャストのコメントが公開された。1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督によって制作されたアメリカ映画を基に、16年10月〜12月にオフブロードウェイで舞台化された『いまを生きる』。映画は第62回アカデミー賞脚本賞を受賞し、脚本を務めたトム・シュルマンが舞台版の脚本も手がけて話題となった。2018年に上田一豪が演出した日本での初演は、映画版のロビン・ウィリアムズ演じる主人公キーティングとも違った、生徒と真摯に向き合うオリジナルの佐藤版キーティングに、思春期の少年たちが自由に生きることの素晴らしさに目覚める輝きを鮮烈に描き、好評を博した。本舞台も初演に引き続き、演出は上田一豪。主人公である、厳しい規律で縛られてきた男子高校生たちに新たな視点や影響を与える若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が再び演じる。新たなキャストとして選ばれたのは、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒のひとりであるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なる。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。各キャストコメントは以下の通り。■佐藤隆太コメント「こうしてまたキーティング先生を演じる機会をいただけて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押してもらえたおかげの様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、ともに悩み、笑い、しっかりと心のつながりを持てたように思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどのように心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。ぜひ僕らの新しい教室を覗きに来てください」■佐藤新(ジャニーズJr.)コメント「これまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください」■瀬戸利樹コメント「ニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気な『いまを生きる』に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒たちが直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです」■影山拓也(ジャニーズJr.)コメント「他のキャストの方々の顔ぶれを見て、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います」■基俊介(ジャニーズJr.)コメント「自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います」■三宅亮輔コメント「チャーリー・ダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っているいま、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの“いまを生きる”活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!」■市川理矩コメント「僕が演じさせていただくキャメロンは、とても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台『いまを生きる』を観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います」『いまを生きる』東京公演:2021年1月16日(土)~1月31日(日)新国立劇場 中劇場大阪公演:2021年2月11日(木)~2月14日(日)サンケイホールブリーゼ名古屋公演:2021年2月20日(土)~2月21日(日)東海市芸術劇場
2020年10月15日俳優の佐藤隆太が主演を務める、舞台『いまを生きる』の再演が15日、明らかになった。同作は、1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督で制作されたアメリカ映画を2016年にオフ・ブロードウェイで舞台化した作品。ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、赴任してきた英語教師と学生たちの交流を描く心温まる学園ドラマとなっている。2018年に上田一豪が演出、佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場中劇場にて日本初演版が上演された。初演に引き続き演出は上田、主人公の若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が演じる。新たなキャストには、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒の一人であるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なるが決定。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。東京公演は新国立劇場 中劇場にて2021年1月16日~1月31日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて2021年2月11日~2月14日、名古屋公演は東海市芸術劇場にて2021年2月20日~2月21日。○佐藤隆太 コメントこうしてまたキーティング先生を演じる機会を頂けて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押して貰えたお陰の様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、共に悩み、笑い、しっかりと心の繋がりを持てた様に思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどの様に心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。是非僕らの新しい教室を覗きに来て下さい。○佐藤新(ジャニーズJr.) コメントこれまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください。○瀬戸利樹 コメントニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気ないまを生きる」に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒達が直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです。○影山拓也 コメント他のキャストの方々の顔ぶれをみて、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います。○基俊介 コメント自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います。○三宅亮輔 コメントチャーリーダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っている今、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの"いまを生きる"活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!○市川理矩 コメント僕が演じさせて頂くキャメロンはとても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台「いまを生きる」観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います。
2020年10月15日映画『小説の神様 君としか描けない物語』(10月2日公開)の公開直前イベントが28日に行われ、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、橋本環奈、佐藤流司、杏花、莉子、坂口涼太郎、片岡愛之助、久保茂昭監督が登場した。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。初共演となったW主演の2人だが、大樹は「ツンツンした役のイメージもあったので、そういう人なのかなと思ったら、初めてお会いしたとき、コンビニ袋1枚くらいの荷物できてて。こんなに何も飾らずにフランクに話してくれる女優さんいないなと思って、一ファンとして、国民的に愛されてる理由がわかりました」と絶賛する。橋本は「恐縮です。EXILEのパフォーマーとしての佐藤さんもありますし、お芝居をしているイメージもあったので、お会いするのが楽しみでした」と返し、W佐藤、杏花との文芸部メンバーについて「撮影の前日に4人で仲良くなって。なかなかないんですよ。そんないい雰囲気でできたのは、コミュニケーション能力が高かったイメージがある」と分析する。すると流司は「取材とかでも仲がいいって、言うんですけど、コーヒーを買ってこいだとか、インスタントのやつじゃんだめで……」と泣き真似を始め、橋本から「この空気だから言えるけど、活字にしたらネットニュースとかさ!」と抗議される。杏花も苦笑する中、流司が「本当に、無視とかされて……」とさらに泣き真似をすると、キャスト陣も「嘘はやめよう!」(大樹)、「どういう設定なの!?」(橋本)とつっこみ、流司は「ふざけたくなっちゃう」と笑顔に。大樹が「流司くんがグループメールを作ってくれて、その日にごはんに行こうと言って、意気投合しまくちゃって、次の日の4人のシーンを見た監督が『何があったの』というくらい、部室の雰囲気になった」と感謝すると、流司は「終始全裸だったしね」と返すなど、最後までボケ倒していた。また、主演の2人が互いのことを「〇〇の神様」と作品タイトルにかけて表すコーナーでは、大樹が「コミュ力の神様」、橋本が「令和のマルチの神様」と掲げる。橋本は「(大樹は)ボケるときに『俺は令和の〇〇だ』と使いたがるんですよ。あと、パフォーマーとしてもできるし、お芝居もできるし、マルチに活躍している」と意図を説明。大樹は、「令和の」と使いたがることを暴露されて恥ずかしがりつつ、「響きが好きだなというのと、頭良さそうに見えるから」と理由を明かした。
2020年09月28日佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊ら豪華キャストが出演する映画『サイレント・トーキョー』より、予告編と2種類のポスタービジュアルが公開された。本作の舞台は、クリスマス・イブの東京。幸せな日常だったが、佐藤さん演じる事件の容疑者・朝比奈仁の「俺が計画を立てた」の言葉から、日常が非日常へと一変してしまう。事件を追うのは、刑事・世田志乃夫(西島さん)と新人刑事・泉大輝(勝地涼)。事件に巻き込まれた主婦・山口アイコ(石田さん)は、取材に駆けつけたテレビ局の契約社員・来栖公太(井之脇海)に鬼気迫る表情で監視されていることを訴えかけ、犯行予告現場に偶然居合わせてしまった高梨真奈美(広瀬アリス)が、犯人を知っていると告白し、IT企業家・須永基樹(中村倫也)は、世田と格闘の末「あんたが殺してくれよ」と叫ぶ…豪華キャストたちのシーンが次々と映し出されていく。予告のタイムリミットが迫る中、続々と犯行現場である渋谷に押し寄せる人々。群衆のカウントダウンが響き渡る中、仁の「メリークリスマス」という言葉とともに、ついにそれは起ってしまう…。昨年、10月から12月にかけて行われた本作の撮影。撮影期間中のエキストラ動員数は、延べ1万人となり、中でも渋谷スクランブル交差点をほぼ原寸大で再現した本物と見違えるほどの再現度の高いセットでの撮影では、1日最大1,200人ものエキストラが集結。細かな装飾と日本最先端のVFXが融合し、実際に渋谷スクランブル交差点で撮影されたかのような、ド迫力のシーンが完成した。今回到着したポスタービジュアルは2種類。崩壊した渋谷を写すビジュアルは、暗雲が立ち込め、雪なのか灰なのか、何かが降りしきる一枚。街頭ビジョンには、どこか物悲しい表情の登場人物が映し出され、不気味に赤いプレゼントがひっそりと置かれている。一方、東京タワーなど東京の名所が写し出されたポスターでは、美しいクリスマスの夜景が見えるも、登場人物それぞれの写真のフレームに注目すると、“TOKYO IS OVER”という言葉が浮かび上がる…。クリスマスという幸せな日常に事件という非日常が忍び寄る様が表現されている。『サイレント・トーキョー』は12月4日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:サイレント・トーキョー 2020年12月4日より全国にて公開Ⓒ2020 Silent Tokyo Film Partners
2020年09月17日主演の佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼らが、「アンフェア」原作・秦建日子×「SP」監督・波多野貴文の最強タッグのもと豪華共演をする『サイレント・トーキョー』。この度、昨年11月~12月にかけて行われた“連続爆破テロ事件「第一事件現場・恵比寿」”の撮影現場の模様が到着した。この日の撮影は、事件の始まりを知らせる重要なシーン「第一事件現場・恵比寿」。連続爆破テロ予告の情報を得たテレビ局契約社員の来栖公太(井之脇海)と、来栖の先輩・高沢雅也(金井勇太)が、ベンチに1人佇む主婦・山口アイコ(石田ゆり子)と出会い、事件に巻き込まれてしまう。そして爆弾騒ぎでパニックに陥る人々、異様な好奇心を持ち群がる野次馬にまぎれ、一連の爆破テロ事件の容疑者となる朝比奈仁(佐藤浩市)が意味深に言葉をこぼす…というシーン。クリスマスの煌びやかな雰囲気と、静かに忍び寄る狂気が混在する本作ならではの世界観を表現した名場面の一つだ。撮影では約10mの巨大なクリスマスツリーをはじめ、隅々までクリスマス要素溢れる美術が施され、都内某所の大型商業施設を恵比寿のファッションビルに見立てて実施。約12mの大型クレーンカメラを導入し、2日間で約400人ものエキストラを要する大規模な撮影となった。佐藤さんは撮影現場全体が見渡せる場所で、監督・スタッフたちと入念に打ち合わせ。カメラ位置、自身の目線の動きなどの確認を何度も行い、撮影が始まると、カメラに映し出される姿はもちろんカメラフレーム外でも、その静かな佇まいは、疑惑の人物として圧倒的な存在感を醸し出していた。また、石田さんや井之脇さん、金井さんは、突如巻き込まれた爆破テロへの困惑を絶妙な具合で表現するべく打ち合わせとテストを重ね、幸せな雰囲気から一転、恐怖に見舞われる人物たちの緊迫感溢れるシーンを完成させていた。『サイレント・トーキョー』は12月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイレント・トーキョー 2020年12月4日より全国にて公開Ⓒ2020 Silent Tokyo Film Partners
2020年08月14日佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼ら豪華キャストを迎えた映画『サイレント・トーキョー』から、本日7月17日、「江戸」から改称・制定され「東京」が誕生した記念すべき「東京の日」に初映像と衝撃のティザービジュアルが解禁。また、新進気鋭の国際派アーティスト・Awichがカバーしたジョン・レノン&オノ・ヨーコの名曲「Happy X-mas(War Is Over)」が本作のエンディングソングに決まった。「アンフェア」原作者・秦建日子と「SP」シリーズの監督・波多野貴文がタッグを組んだ本作から、クリスマスとサスペンス、日常と非日常が交錯する衝撃のティザービジュアルが初公開。煌びやかなクリスマス・イブ、渋谷・スクランブル交差点に置かれた1本の燃え上がるクリスマスツリーという、美しさと衝撃が内包するビジュアルは、「東京へ、愛をこめて」というシニカルなコピーとともに、平和で幸せな日常に連続爆破テロという非日常が突如降りかかる本作を象徴するものとなっている。特報は聖夜の東京を襲う連続爆破テロの衝撃映像が初解禁。聖夜の東京。クリスマスの音色とともに色めき立つ人々。すぐそこに迫る爆破テロの魔の手にも気づかず…。そして突如発生した未曾有の連続爆破テロ。東京は静まり返り、幸せは一瞬にして崩れ落ちた。容疑者、被害者、刑事、様々な思惑が交錯する中、聖夜に起きた前代未聞のテロ事件の犯人の目的とは?主演の佐藤さんは、犯人とおぼしき人物・朝比奈仁を演じる。映像中でも、不審なバッグを振りかざしながら脅迫する驚愕のシーンが。また、石田さん扮する事件に巻き込まれた主婦・山口アイコは、井之脇さん演じる爆破予告のタレコミをもとに取材に駆けつけたテレビ局の契約社員・来栖公太の手を引き、危機迫る表情で逃げ惑う。未曾有の連続爆破テロを追う刑事の世田志乃夫を演じる西島さん、世田とバディを組む刑事・泉大輝を演じる勝地さんの姿も。そして、クリスマス・イブに沸き立つ群衆の中で訝しげな表情を浮かべながら、1人カメラをまわす中村さん演じるIT企業家・須永基樹、広瀬さん演じる犯行予告現場に偶然居合わせてしまった会社員・高梨真奈美は事件にどう関わっていくのか?映像の最後には「これは、戦争だ」という犯行文が映し出され、当たり前に感じていた日常が突如崩壊する衝撃の世界を想起させる特報映像となっている。「この歌を歌えるということはとても嬉しいと共に、初めはとても恐れ多かった。でも、もともとこの歌に託された想いやこの映画に込められたメッセージに共通するものが私の中にも幼い頃からあったので、そこにフォーカスして歌いました」とコメントするのは、エンディングソング「Happy X-mas(War Is Over)」をカバーするAwich。原作の秦さんが執筆するにあたって影響を受けたという楽曲を、7月15日(水)にユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たしたばかりの、新世代の女性ヒップホップアーティスト・Awichが歌いあげる。Awichはすでにアメリカ、中国、韓国、ブラジル、ポーランドなど世界各国のアーティストとのコラボレーションを展開するなど、各国で支持を集めており、流暢な英語と唯一無二の卓越したスキルを武器に、ユニバーサルミュージックが海外マーケットに売り出す今後の活躍が期待されている超大型新人だ。本作で描かれる未曾有の大事件の凄まじさを、彼女が新たに吹き込んだエンディングソングのメッセージとともに優しく包み込む。『サイレント・トーキョー』は12月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイレント・トーキョー 2020年冬、全国にて公開予定Ⓒ2020 Silent Tokyo Film Partners
2020年07月17日2017年放送の大ヒットドラマ『奥様は、取り扱い注意』が待望の劇場版に!菜美と勇輝を演じる、綾瀬はるかさんと西島秀俊さんにお話を伺いました。――このシリーズにはどんなところに魅力を感じていますか?綾瀬:やっぱり設定の面白さですよね。お互いに夫婦でありながら監視し合って、言いたいことを言い合って、そしてお互いに秘密を持っている。西島:奥さんが元特殊工作員ですもんね。綾瀬:菜美は普通の家庭に憧れて主婦になったけど、本能ではスリルみたいなものを求めていたりして、結局自分らしさは殺せないってことなんでしょうね。もし私も、主婦になって旦那さんのために毎日「おかえりなさい」ってやってたら、いつか爆発するかも…。私はこんなんじゃない、もっと自由なんだぁ!って。西島:目に浮かぶわ(笑)。それもそんな長期間の話じゃなくて、1週間ぐらいで爆発しそう。綾瀬:私を縛るのかー!って。あれ…質問なんでしたっけ?そうそう、菜美の得体の知れないワクワク感にも魅力を感じますね。西島:悪を必殺するような菜美の超絶な力は魅力的ですよね。そうかと思えば普段はドジだったりして、人としての魅力がある。綾瀬:あと菜美のヒーロー感はいいね。この(相手を挑発する手招き)ポーズとかお決まりの音楽を聴くと、きたー!って感じ。西島:見ていて一番気持ちがいい。法律では解決できない問題って、誰だってモヤモヤしますよね。それを菜美がスパッと解決していくのがこの作品のいいところ。映画ではそれがものすごい大きな規模になって、国際的な問題でも強さを持って解決していくっていう。今回も気持ちいいです。しかも夫婦喧嘩をしながら戦ってるし。綾瀬:ただ夫婦喧嘩のセリフだけを言い合うよりも、もはや動いている方が言いやすいよね。その方が菜美らしいし。それに、真面目に「私がなりたかったのは、あなたの奥様」って言われても重くなっちゃうなぁって。西島:それはあるね。――やっぱり菜美と勇輝の夫婦関係は魅力的ですよね。夫婦とはいえ、秘密を抱えているからうまくいく部分もあるのでしょうか。西島:それなんですが、勇輝って結構ポンコツなんで、一生懸命「仕事だから」って自分を律しようとしているんだけど、菜美にベタ惚れしてるのが出ちゃってるんです。全然自分の気持ちを隠せてない(笑)。だからどっちかというと、お互い秘密を抱えているというよりも、本音の部分が出ちゃってるからうまくいっているのかも。綾瀬:菜美は、勇輝には本心を言いやすそうだし、この二人は相性がいいのかもしれないね。――綾瀬さんと西島さん、お二人の関係性と似ていますね。二人:そうかも!(笑)綾瀬:私にとってのお兄ちゃんは、もはや相棒みたいな感覚です。あやせ・はるか1985年3月24日生まれ、広島県出身。主演作に大河ドラマ『八重の桜』(NHK)や『義母と娘のブルース』(TBS)など。NHK紅白歌合戦の司会を3度務めるなど、幅広く活躍。にしじま・ひでとし1971年3月29日生まれ、東京都出身。出演作に連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)、『きのう何食べた?』(テレ東)など。映画『シン・ウルトラマン』が公開予定。『奥様は、取り扱い注意』元特殊工作員の菜美と、現役エリート公安の勇輝は共に、久実と裕司に名前を変えて地方で暮らしていたが、実は菜美は記憶をなくしていた。そして、国家レベルの大きな事件へ巻き込まれてしまう…。近日公開予定。※『anan』2020年5月27日号より。写真・三宮幹史(TRIVAL)スタイリスト・椎名直子(綾瀬さん)カワサキタカフミ(西島さん)ヘア・夛田恵子(mod’s hair/綾瀬さん)メイク・UDA(mekashi project/綾瀬さん)ヘア&メイク・亀田 雅(The VOICE/西島さん)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2020年05月23日佐藤二朗と斎藤工、圧倒的個性を放つ2人の俳優が、独自の文化を育ててきた名古屋の楽しみ、さらに名古屋でドラマにも挑戦…見どころ満載の「佐藤二朗と斎藤工の名古屋でやりたい放題~グルメも人もクセ強すぎSP~」が5月23日(土)オンエアされる。大学卒業後会社員として就職するも初日で退職。その後俳優を目指し演劇活動を続け、様々な作品に出演するなかで「勇者ヨシヒコ」シリーズや「スーパーサラリーマン左江内氏」、人気コミックを実写化した『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などの福田雄一監督作で、個性的なキャラが開花。大きな注目を集める一方「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」などのシリアスな演技でもその実力を発揮する佐藤さん。幼少期から映画に親しみ、モデルから芸能界に足を踏み入れ、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』や「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」「最上の命医」シリーズに出演。実績を積み上げていくなかで昼ドラ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で人気に火がつき、「BG~身辺警護人~」、大河ドラマ「いだてん」などのドラマや『シン・ゴジラ』『Diner ダイナー』などの映画まで幅広く活躍する斎藤さん。そんな個性派俳優の2人が名古屋の地へ。新幹線を途中下車してまで味わう県外客が続出しているという、10日間かけて煮込む味噌おでんの老舗や、ホットとアイスが両方出てくるコーヒースタイルに驚く名古屋名物モーニングに、ディープスポット・大須では謎の100円珍品を発見。高級住宅街の喫茶店ではありえないスパゲティに驚愕し、名古屋の新名物(!?)夏に食べたくなる○○麺など、名古屋の街を堪能。最後には佐藤さんと斎藤さんによる名古屋の魅力がたっぷり詰まったコメディドラマにも挑戦する。実写化不可能と思われた超人気コミックをドラマ化した「浦安鉄筋家族」で主演を務め、強すぎる原作のキャラを見事に吸収昇華して演じ、多くの視聴者に改めてその実力を知らしめた佐藤さん。来年2021年には庵野秀明、樋口真嗣ら『シン・ゴジラ』スタッフが再集結、日本を代表するヒーローを改めて映像化する『シン・ウルトラマン』に主演することが決定している斎藤さん。“おうち”で2人と名古屋旅が楽しめる「佐藤二朗と斎藤工の名古屋でやりたい放題~グルメも人もクセ強すぎSP~」は5月23日(土)16時~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年05月23日俳優・佐藤健の公式YouTubeチャンネルで31日、『佐藤健を癒す「TAKERU NO PLAN DRIVE」』の動画が公開され、その中で佐藤が理想の休日について語っている。「TAKERU NO PLAN DRIVE」は、神木隆之介プロデュースによる旅企画。佐藤、神木、桜田通、渡邊圭祐の4人で、ドライブ旅を繰り広げる。今回の動画では、神木の運転で佐藤と2人で出発し、渡邊と桜田をピックアップ、4人でトークを楽しむ様子が収められ、千葉方面へ進むところで終了した。トークの中で、渡邊が「自由におもてなししてくれって。僕は、健さんがやりたい休日を…」と話すと、佐藤は「俺がやりたい休日は、家で1人でゆっくりしたい。たまった録画を見ていたい。家でソファで『テレビ千鳥』をずっと見続けたい」と理想の休日を語った。千鳥・ノブと親交の深い佐藤。神木から「夜はノブさんとご飯行って1日が終わるんだよ」と言われると、「終わる」と認め、「外に出ることマジでない。午前中に外に出るなんて、仕事以外で何年ぶりだろう」と話した。
2020年03月31日俳優の西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める、映画『きのう何食べた?』(2021年公開)が公開されることが27日、明らかになった。同作は『大奥』『西洋骨董洋菓子店』などで知られる漫画家・よしながふみによる、累計発行部数500万部の同名コミックを実写化。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗、通称・シロさん(西島)と、恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二、通称・ケンジ(内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。2019年4月クールにテレビ東京系列にて放送されると、Twitterの世界トレンド1位となり、さらに見逃し配信の再生数が全12話100万回再生を超えて歴代最高記録を次々と更新。また、調査開始以来、ドラマ24枠シリーズ平均でタイムシフト視聴率が歴代最高というヒット作となった。第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第101回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞するなど2019年のドラマ賞を総なめし、2020年元日には正月スペシャルドラマが放送され視聴率、視聴者の評価も高い。映画では、西島、内野をはじめ、個性豊かな人気キャラクターたちも全員総出演。監督・中江和仁と、脚本・安達奈緒子のタッグも続投となる。○西島秀俊 コメントドラマからずっと応援して下さった皆様のお力で、映画化が決定しました。ケンジや仲間達との再会が今からとても楽しみです。スクリーンでより丁寧に、2人の温かく優しい生活をお届けしたいと思います。劇場版でも変わらぬ2人の姿をご覧頂けるよう、心を込めて演じたいと思います。○内野聖陽 コメントテレビドラマで育ってきた実写版『きのう何食べた?』がスクリーンにのる日が来ようなんて!うれしいの一言につきます。でもケンジの愛が銀幕の中で暑苦しくならないように、男性同士の愛の生活をより自然体で表現できたらいいなと思っております!○よしながふみ(原作者) コメントドキドキです! 深夜に放送された30分ドラマのささやかで幸せそうなシロさんとケンジの世界観はそのままに、ごほうびのように素晴らしい景色の中で二人が佇む美しい映像をスクリーンで観られたら素敵だなあと思っております。○瀬戸麻理子プロデューサー コメント映画化なんて、まさか夢のようです。これまでずっと応援して下さった皆様のお陰です。皆様に喜んでいただけるよう、劇場版ならではのお楽しみを用意して・・・でも、スクリーンの中でも彼らはきっといつも通りなんだと思います!(笑)(C)2021劇場版「きのう何食べた?」製作委員会 (C)「きのう何食べた?」製作委員会 (C)よしながふみ/講談社
2020年03月27日