本高克樹(7 MEN 侍 / ジャニーズ Jr.)がWOWOWで放送される、全12話の社会派大作『連続ドラマW トッカイ 〜不良債権特別回収部〜』の第2話に出演することが決定した。本作はノンフィクション作家・清武英利が、揺れ動く時代の裏で闘い続けた精鋭たちをテーマとした著書のWOWOWでの映像化第3弾。バブル経済崩壊後の1996年、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権取り立てを目的とした国策会社「住宅金融債権管理機構」が設立された。中でも悪質債務者への取り立てを任務とする不良債権特別回収部(通称・トッカイ)の奮闘は想像を絶するものであった。そんな彼らの苦闘を描いたノンフィクションがこのドラマの原作、『トッカイ ~バブルの怪人を追いつめた男たち〜』だ。トッカイの精鋭たちには、熱い理想と怒りを持って、トッカイの指揮を執る主人公・柴崎朗を演じる伊藤英明はじめ、最若手ながら明るく前向きに回収に取り組む葉山将人役にジャニーズの若手実力派の中山優馬、チームの紅一点であり、女性が働きにくい時代に仕事に情熱を注ぐ多村玲に広末涼子、大手銀行マン出身ゆえのプライドの高さで柴崎たちと対立する塚野智彦役に萩原聖人、チーム内の銀行出向組と旧住専組との間で潤滑油的存在の岩永寿志に矢島健一、社会的弱者のために常に権力と闘ってきたカリスマ弁護士でもある住宅金融債権管理機構の社長、東坊平蔵役に橋爪功が集結。本高演じる斎藤久志は、柴崎朗(伊藤英明)が出向になる前の勤務先、あおば銀行の大阪融資部の部下となり、融資部の調査役として、柴崎と一緒に不良債権の回収を担当する。それはバブル崩壊後、数々の中小企業の生き残りが厳しくなる中、貸したお金を回収するという最も苦しい仕事だ。本高は柴崎と一緒に行った小さな印刷会社など回収の仕事を通じて、バブル崩壊後の世の中や人々の変化を冷静に感じ取る、優秀な若手を演じる。ドラマ初挑戦とは思えない堂々とした演技ながらも、時代に翻弄されながらも前向きに目の前の仕事に取り組むフレッシュな役どころを熱演。本高が登場するのは全て、主演の伊藤英明との共演シーンであることも注目となる。さらに今回、本高は本作にレギュラー出演するジャニーズ事務所の憧れの先輩・中山優馬の撮影現場を真剣な眼差しで見学。撮影後には共通の趣味の釣りや魚の話で大いに盛り上がり、良き先輩と後輩の関係は、まさに劇中の伊藤英明演じる主人公とそれぞれ演じる部下役の関係にリンクする部分も垣間見えた。今後、そんなふたりのミニトーク動画も公開予定だ。当然ながら、劇中で物語の発端となるバブル景気~バブル経済崩壊の当時を知らない、平成生まれの中山と本高。激動の時代に生きる若手金融マン役をどう演じるのか。本高のコメントは以下の通り。<本作のオファーを受けた時やドラマ初出演について>ドラマ出演に以前から憧れていたので、聞いた時はとても嬉しかったです。しかも、小さい頃から見ていた伊藤英明さんの部下役ということで、更にテンションが上がりました。同時に初ドラマという緊張もあり自分が萎縮してしまうような気がしたので、台本を持ち込まなくても大丈夫なくらい準備をし、現場では堂々としているようにしました(笑)。<主演の伊藤英明さんとの共演、先輩・中山優馬の印象>伊藤さんは現場を盛り上げてくださるとても気さくな方でした。初ドラマながらも、リラックスして臨むことができ「緊張とかしないの?すごいね!」と言っていただきましたが、伊藤さんに沢山和ませていただいたお陰だと思っています。本当に面白くて、男前な方でした。優馬くんとは同じシーンこそなかったですが、現場を見させていただき、「カッコいい」の一言につきました。撮影後には趣味のお魚の話で盛り上がり、お魚の勉強をさせていただきました(笑)。<視聴者へのメッセージ>今回、伊藤さん演じる柴崎の部下の斎藤役として出演させていただきます。斎藤はまだ若く柴崎の部下として働く中で住専問題の露見を目の当たりにして、様々なことを学んでいきます。自分も初のドラマ現場で日々伊藤さんから演技を学びながら参加させていただきました。伊藤さんと上司と部下のような関係で撮影に挑ませていただいた作品です。沢山の方に、住専問題を中心として描かれる人間ドラマを楽しんでいただきたいです。※本高克樹の「高」は正式にははしごだか『連続ドラマW トッカイ ~不良債権特別回収部~』WOWOW2021年1月17日(日)放送
2020年11月20日「しんがり」「石つぶて」に次ぐ清武英利の衝撃のノンフィクション映像化第3弾、伊藤英明主演の連続ドラマW「トッカイ ~不良債権特別回収部~」に、ジャニーズ事務所の中でも若手俳優としてめざましい活躍を見せている中山優馬が出演することになった。バブル経済崩壊後の1996年、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権取り立てを目的とした国策会社「住宅金融債権管理機構(のちの整理回収機構)」が設立された。中でも悪質債務者への取り立てを任務とする不良債権特別回収部(通称・トッカイ)の奮闘は想像を絶するものとなった――。6兆7800億円もの不良債権を回収するために集められた精鋭たちは、不動産王や闇金融、怪物商人らと長きにわたる熱き闘いを繰り広げる。泥沼の債権回収に立ち向かい、国民の税金を守るため命を懸けて闘う物語は、大きな社会不安の中にあるいまだからこそ響く物語となる。伊藤さん演じるリーダー・柴崎朗が率いる“トッカイ”チームの最若手であり、住専出身の葉山将人を演じるのが中山さん。「日本で本当に起きた重大な歴史的問題。この様な重厚な作品に出させて頂ける事、プレッシャーもありますが大変光栄に思います。色んな出身の方が集い精鋭となってこの問題に立ち向かって行くという台本を読んで、改めて本当に信じられない事が、今、僕たちが生きている日本で起きていたんだと理解しました」と語る。葉山は柴崎とともに不良債権の回収に奮闘する重要な役どころであり、中山さんは奇しくも大阪出身と同郷である葉山役に特別な想いも寄せている。旧住専組の葉山は銀行からの出向組の柴崎とはしばしばぶつかることもあるが、次第にリーダーとしてチームを引っ張る柴崎の姿に尊敬の念を抱いていく。「憧れる方の一人です。伊藤さんをはじめ素敵なキャストの方々と共演させて頂けるので、自分も作品の力の一部になれる様頑張ります」と意気込みを語る中山さん。すさまじい熱量をもって臨む中山さんと伊藤さんとの演技のぶつかり合いに注目だ。中山さんは、WOWOWでは2017年に初主演を務め、迫真の演技が海外でも評価され、バンフ・ワールド・メディア・フェスティバルでロッキー賞のDrama Series: Non-English Language部門を受賞した連続ドラマW「北斗 -ある殺人者の回心」以来の連続ドラマWへの出演。「芝居センスが抜群で要求されたものを確実に表現出来るし、自分なりの意見を提案してくれて頼もしい存在です。経験値の高い俳優達を脅かす存在になってくれたら」と若松節朗監督が驚くほどの熱演で、撮影現場を沸かせている。連続ドラマW「トッカイ ~不良債権特別回収部~」は2021年初頭、WOWOWプライムにて放送予定。(第1話無料放送/全12話)。(text:cinemacafe.net)
2020年08月29日携帯電話など、料金の支払いを一定期間延滞すると、「債権回収会社に未払金の取り立てを依頼します」などと通知が来ることがあります。「債権回収会社」と聞くと、強引かつ人権を無視するような反社会勢力的な会社ではないかと考える人も多いはず。殆どの人は縁がないかもしれませんが、何らかの事情で支払いが困難になることがないとも限りません。債権回収会社について、詳細を知っておいて損はないでしょう。そもそもこの勢力は適法な存在なのか?そしてどのような方法で取り立てをするのかも気になります。法律事務所あすかの冨本和男弁護士に質問してみました。 債権回収会社は適法な存在なの?冨本弁護士:「法務大臣の許可を受けた株式会社であれば適法な存在だと考えられます。債権回収会社は、金融機関等からの委託を受けたり、金銭債権を譲り受けたりして、金銭債権の管理回収を行う、民間の債権管理回収専門業者です。かって弁護士以外の者がこうした金銭債権の管理回収を行うことは弁護士法により禁止されていました。しかし、不良債権の処理等を促進するため「債権管理回収業に関する特別措置法」という法律ができ、法務大臣の許可を受ける必要があるものの、こうした債権の管理回収を行う民間会社の設立が認められるようになりました。法務大臣の許可を得るためには、・資本金5億円以上の株式会社であること・取締役の1名以上に弁護士を入れること・暴力団員等が参入しないような仕組みになっていることといった条件を充たしている必要があります。したがって、法務大臣の許可を受けた債権回収会社であれば適法な存在だと考えられます」 どうやって回収するの?冨本弁護士:「債権回収会社は、金融機関等が有する貸付債権や、リース会社・クレジット会社が有するリース債権・クレジット債権について、委託を受けたり、債権を譲り受けたりして、債務者から回収することができます。しかし、どういった回収方法でも許されるわけではなく、「債権管理回収業に関する特別措置法」によって、・「人を威迫し又はその私生活若しくは業務の平穏を害するような言動により、その者を困惑させてはならない」・「暴力団員等をその業務に従事させ、又はその業務の補助者として使用してはならない。」といったルールも定められ、違反すれば処罰されますし、業務停止を命じられたり、許可を取り消される場合もあります。 違法と感じる取り立てを受けた場合は?冨本弁護士:「弁護士や警察に相談しましょう。弁護士を立てた場合、債権回収会社が債務者に直接取り立てを行うことは禁止されています」債権回収会社がどういうものかお分かり頂けたでしょうか。支払いを延滞しないことが望ましいのは間違いなく、法務大臣の許可を受けた債権回収会社が適法である以上、従わねばならない部分もあるようです。ただし、犯罪まがいの取り立てについては、当然違法性を主張することもできます。その場合は債務回収に精通した弁護士への相談をおすすめします。 *取材協力弁護士:冨本和男(法律事務所あすか。企業法務、債務整理、刑事弁護を主に扱っている。親身かつ熱意にあふれた刑事弁護活動がモットー)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)債権回収会社って適法な存在なの?疑問を弁護士が解説はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。債権回収会社って適法な存在なの?疑問を弁護士が解説はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年06月26日2016年12月19日に、最高裁の判例変更がなされました。内容は、「共同相続された普通預金債権、通常貯金債権及び定期貯金債権は、いずれも、相続開始と同時に当然に相続分に応じて分割されることはなく、遺産分割の対象となる」というものです。実は今までは、「預金債権(※)」は相続開始と同時に当然に相続分に応じて分割されていました(最判平成16年4月20日家月56巻10号48頁)。サザエさん一家の事例をもとに、下記の3点をわかりやすく解説したいと思います。※預金債権…銀行などの金融機関に対して寄託された金銭債権のこと。 預金債権には、普通預金や定期預金などがありますが、いずれも預金債権。(郵便貯金は含まない)①預金債権に関する今までの判例だとどのような処理されていたのか②郵便貯金の判例(最判平成22年10月8日民集64巻7号1719頁)だとどのように処理されていたのか③預金債権に関する判例が変更されることによってどのように変わっていくのか【相続の事例】磯野波平さんには、サザエさん、カツオくん、ワカメちゃんという3人の子どもがいます。波平さんは、5000万円の土地・家屋を可愛がっていた末っ子のワカメちゃんに遺言で贈与することにして、1億2000万円の預金については何も遺言を残さずに亡くなりました(波平さんの配偶者であるフネさんはすでに亡くなっていたとします)。*画像はイメージです:サザエさん、カツオくん、ワカメちゃんの相続分(波平さんの遺産を相続すべき割合)は、3人で割るため、3分の1ずつです。5000万円の土地・家屋がワカメちゃんのものになったことについて、サザエさん、カツオくんは不満でした。そこで、亡くなった波平さんの「預金債権」について、波平さんの財産を最終的に誰のものにするかという話し合い(法的には遺産分割協議といいます)によって、サザエさん、カツオくんは、ワカメちゃんよりも多くの「預金債権」を払い戻すことができるでしょうか?これが、今回の最高裁で判例変更があった判決のPOINTとなってくる要素です。 ①今までの判例(最高裁が出した判断)だと、ワカメちゃんが得をしていた波平さんの財産をサザエさんたちがみんなで相続した場合、亡くなった波平さんの土地と建物、預金を最終的に誰のものにするか決めるまでの間、亡くなった波平さんの財産は、サザエさん、カツオくん、ワカメちゃんが共有することになります。今までの判例(平成16年の判例)によると、「預金債権」(銀行預金に関する権利)については、相続分に応じて当然に(つまり、相続人同士で話し合う余地がなく)分割されて単独に、持っていることになっていました。今回のケースだと、亡くなった波平さんの1億2000万円の預金債権について、サザエさんたちが相続を開始すると、サザエさん、カツオくん、ワカメちゃんたちは、A銀行に対して、それぞれ1億2000万円の3分の1である4000万円ずつを返してくださいという権利を持つことになります。※ワカメちゃんが預金債権を遺産分割協議の対象とすることに反対した場合 法的にみると、サザエさん、カツオくん、ワカメちゃんの3人が合意をした場合は、「預金債権」を遺産分割協議の対象とすることができるのに対して、ワカメちゃんが預金債権を遺産分割協議の対象とすることに反対した場合は、「預金債権」を遺産分割協議の対象とすることはできず、サザエさんとカツオくんは、それぞれの相続分より多くの預金債権を払い戻すことができなかったのです。ワカメちゃんが反対した場合、ワカメちゃんは9000万円分の財産を相続できるのに対して、サザエさんとカツオくんは4000万円ずつの財産しか相続できないことになり、末っ子のワカメちゃんだけが得をしていました。 ②「定額郵便貯金債権」だと、3人の話し合いで最終的に誰のものかが決まるところが、亡くなった波平さんが残したのが「定額郵便貯金債権」だった場合は、相続分に応じて当然に分割されるのではなく遺産分割手続で定額郵便貯金債権が誰のものか決めると、平成22年に最高裁は判断しました。つまり、波平さんが残したのが「定額郵便貯金債権」だと、ワカメちゃんだけが得をするのではなく、遺産分割協議で、サザエさん、カツオくんは、ワカメちゃんよりも多額のお金を払い戻すことができることにもなったのです。最高裁が定額郵便貯金債権についてこのような判断をした理由は、「定額郵便貯金債権」についてのルールを定めた郵便貯金法という法律が分割払戻しをしないという制限を加えていたためでした。 ③今回の判例変更によって「預金債権」も遺産分割協議の対象にそもそも、「預金債権」は現金と同様、遺産分割を柔軟に行うために役に立つものです。現に、金銭については調整要素として最高裁も分割を否定していました。実際、今回のケースのように、波平さんの遺産に5000万円の土地・家屋のように高額の財産が含まれる場合、サザエさんやカツオくんが「預金債権」を、ワカメちゃんよりも多く払い戻せるほうが望ましいでしょう。また、亡くなった波平さんの全財産である1億7000万円のうち、「預金債権」が1億2000万円を占める場合(全体の約70パーセント)、これまでは具体的相続分に応じた遺産分割審判が難しくなってしまっていました。このような扱いはふさわしくありません。今回の判例変更により、「預金債権」も、当然分割させるものとはできなくなりました。誰か(たとえばワカメちゃん)が反対しても、「預金債権」を遺産分割協議の対象とすることができるようになったのです。図表作成:編集部■鈴木弁護士から一言12月19日の判例は、今までの相続実務を一変させるものです。今回のケースのワカメちゃんのように相続財産をもらいすぎだと思われる相続人がいる場合は、ぜひご相談ください。 *著者:弁護士 鈴木謙太郎(1972年の設立以来40年以上の歴史がある、虎ノ門法律経済事務所の池袋支店で支店長を務める。注力分野は遺産相続、不動産取引、交通事故、債権回収、労働問題、債務整理、刑事事件、離婚等。「皆様の人生の一大事を共に解決するパートナーとして、真摯に業務に取り組んでまいります。」)【画像】イメージです*マハロ / PIXTA(ピクスタ)
2016年12月23日日本電気(NEC)は29日、同日開催した取締役会において、連結子会社であるNECモバイルコミュニケーションズ(NECモバイル)に対する債権を放棄することを決議したと発表した。併せてNECモバイルが3月24日に解散することも発表した。NECは、2015年12月にNECモバイルから全事業である携帯電話事業を、2016年3月1日付けで譲り受けると発表していた。NECモバイルは、当初の予定通り同日付けで事業を譲渡する。また、NECモバイルが清算手続きに入る目処が付いたとし、NECは同社を3月24日に解散すること、約1,024億円の債権を放棄することを決定した。NECモバイルの概要は以下の通り。事業内容: 携帯電話端末の開発、製造販売および保守資本金: 4億円設立年月日: 2009年12月22日純資産: マイナス1,015億円(2015年3月期)総資産: 34億円(2015年3月期)
2016年02月29日民事再生手続き中のスカイマークは8月5日に東京地方裁判所にて債権者集会を行い、投票の結果、スカイマークが提示したANAホールディングスが支援する再生計画案が採択された。今回、イントレピッドからもデルタ航空が支援する再生計画案が提示されていた。今回の結果を受け、デルタ航空の日本支社長である森本大氏は、「債権者案にご投票いただいたスカイマークの債権者、取引先の皆様に感謝申し上げます。スカイマークへの出資はできなくなりましたが、スカイマークが日本の三大航空会社のひとつとして再生されることを願っています。デルタ航空では引き続き、日本のお客様向けのサービスの充実とネットワークの拡充を図っていきます」とコメントしている。今後、再生計画認可決定に対して不服申し立てがなければ、同決定が裁判所により官報に掲載された日の翌日から2週間が経過した後に同決定が確定となる。再生計画では、債権者への弁済(基本弁済)は再生計画認可決定の確定日から2カ月経過した日の属する月の末日までに行われる。スカイマークは今後、再生計画認可決定の確定を含めた民事再生手続の進捗について随時公表し、「今後も再生債務者は債権者の皆様の信頼に応えるべく事業の再建に社員一同全力を挙げて取組む所存です」とコメントしている。
2015年08月05日民事再生手続き中のスカイマークに関して、エアバスとともに大口債権者であるエアバスと米リース会社のイントレピッド・アビエーションは7月15日、デルタ航空をスポンサー候補に選んだと正式に発表した。現在、スカイマークのほかイントレピッドからも再生計画案が提示されており、8月5日の債権者集会で議論される見通しとなっている。イントレピッドがデルタ航空を選定した理由として、デルタ航空は強力なバランスシートや消費者に対する革新的な技術開発など持ち合わせており、日本路線においても65年以上の運航実績があることをあげている。また、イントレピッドのフランクリン・プレイ社長兼最高経営責任者は、「私たちは支援会社としてデルタ航空を選んだ。最大債権者である私たちの最終目標はSKYを再生させることだ。私たちが提示する再生案を採択するようお願いしたい」と、債権者へ支持を求めている。スカイマークは5月29日にANAホールディングスの支援を軸とした再生計画案を、6月10日にはイントレピッドからも再生計画案を東京地方裁判所に提出し、ともに6月15日付で付議決定された。イントレピット案ではスポンサーに関してインテグラル以外の固有名詞を記載せず、エアラインのスポンサーに関しても複数の航空会社と交渉中(固有名詞の記載なし)としていた。8月5日の債権者集会では成立に債権総額の1/2以上の賛成などが条件となっており、イントレピッドはスカイマークの最大債権者として、再生計画案の選定に大きな影響力を持つことが予想される。
2015年07月15日スカイマークは6月17日、同社が東京地方裁判所に提出した再生計画案(以下、再生債務者案)と、再生債権者であるイントレピッド・エアクラフト・リーシング・エルエルシーが東京地方裁判所に提出した再生計画案(以下、イントレピッド案)が、ともに6月15日付で付議決定されたことを発表した。付議決定は再生計画案を債権者集会の決議に付する旨の裁判所の決定のことで、付議決定された再生計画案は、8月5日に開催される債権者集会において決議が行われる。イントレピッド案は、スポンサーに関してインテグラル以外の固有名詞を記載しておらず、また、エアラインのスポンサーに関しても、複数の航空会社と交渉中(固有名詞の記載なし)としている。加えて、弁済の原資となる金額180億円の拠出者をインテグラルとするとともに、スカイマークが同案に沿って募集株式を発行することとしている。また、インテグラルおよびスカイマークは、ANAホールディングスおよびUDSエアライン投資事業有限責任組合との間で法的拘束力のあるスポンサー契約を締結しているため、インテグラルはイントレピッド案に関して180億円を拠出する旨の契約を締結しておらず、スカイマークも同案に沿って募集株式を発行する旨の契約を締結していないとしている。一方、スカイマークとしては、インテグラル、ANAホールディングス、日本政策投資銀行、三井住友銀行が出資するUDSエアライン投資事業有限責任組合との間で契約を締結し、共同して再生債務者案を提出することに合意し、再生債務者案が実現可能性の高い再生計画案であるという見解を示している。
2015年06月18日資産の配分AIGエジソン生命が、生命保険の1つである変額保険(特別勘定)の運用レポートを発表した。これは平成22年12月末の現況で、それによると、同社は現在約50億円の資産を、下記のように配分している。国内株式36.2%国内債券26.3%外国株式17.8%外国債券14.3%預貯金等4.7%その他0.8%※画像はイメージ国内株式は優良企業中心同社が保有している国内株式銘柄は、1番多いのが三菱UFJフィナンシャル・グループの組入比率4.53%。その後にホンダ、日本電信電話、NTTドコモ、三菱商事と続く。安定した銘柄を多く組み入れているようだ。国内債券は国債が52.7%、事業債47.3%の割合となった。外国株式では、北米の株が61.5%を占め、欧州が31.2%、アジア・オセアニアが6.9%と続いた。外国債券はUS$が60.7%、EURO債が39.3%などとなった。同レポートでは、12月の日本国内株式について、下記のように語られている。世界的な景気回復への期待感は強く、日経平均株価は底堅い推移を見せ、結局、前月比2.94%上昇の10,228円で月末を迎えました。
2011年01月27日