ヴィヴィアン・マイヤーという写真家のことは、もちろんご存じありませんよね? 生涯で15万枚以上の作品を残しながら、一度も発表することなく、乳母や家政婦として働き、2007年、オークションで偶然ネガが発見されるまでは、その存在をまったく知られることなく、2009年に83歳でこの世を去った、変わり者の女性のことは。彼女のネガを競り落とした青年が、写真の一部をブログにアップすると爆発的な人気が出て驚き、プリントを売って製作費を稼ぎながら、謎だった彼女を探す旅に出て、彼女を知る人々のインタビューも含め、ドキュメンタリーで描いたのがこの映画。まさに、事実は小説よりも奇なり! 今まで、こんな不思議な魅力の映画は観たことがありません。乳母だった彼女が死後、写真家として脚光を浴びるまでの旅路その青年がシカゴ在住の監督、ジョン・マルーフです。歴史の資料としてシカゴの風景写真を探している時、地元のガラクタや中古家具を扱うオークションハウスで、古い革張りの箱に入ったネガを落札。撮影者はヴィヴィアン・マイヤーとあるけれど、知らない名前で、検索してみても1件もヒットなし。初めてヒットしたのは、それから2年後、彼女がつい数日前に亡くなった、という死亡記事でした。そこから、彼は生前のヴィヴィアンを知る人物を探し当てるのですが、その人はなんと「彼女は僕のナニー(乳母)だった」と…。乳母だった人が、なぜこんなに優れた写真を撮影できたのか? 彼のヴィヴィアンを探す旅が始まります。生涯独身だった彼女の晩年の生活を援助していたのは、かつて彼女が乳母を務めていた家族でした。彼らのおかげで、さらに膨大なネガ、未現像フィルム、8mmや16mmの映像素材、カセットテープ、それどころか、ブラウス、コート、帽子、靴、レシートに書いたメモの類いまでを入手。そして、ジョンの旅はフランスにまで及びます。20世紀最高のストリート写真家の謎めいた数奇な人生彼女を知る人々は、口々に「変り者」「秘密主義」「孤独な人だった」と語りますが、彼女が写真を大量に遺していたことは誰も知りません。フランス訛りから、フランス人だとも思われていたヴィヴィアン。彼女の両親は、彼女が幼い時に離婚しているのですが、ある時期、ヴィヴィアンは母親の母国であるフランスと行き来していたことが判明します。ジョンが南フランスの村を訪ね、彼女が現像屋に「光沢でなくつや消しで」などと、プリントの指示を細かく出していたことを知り、発表するつもりがなかった写真を世に出してしまって悪かったかも… と懸念していた彼が勇気づけられるシーンは印象的でした。プロの写真家たちから「彼女は真の写真家」「驚くべき洞察力」「発表していれば成功できたのに…」と評されるヴィヴィアンの写真。ニューヨーク、ロンドン、パリを始め、世界各地を巡回中の展覧会は、その美術館史上最高の動員となったり、全米での写真集の売り上げNO.1を記録したり。なぜ発表しなかったのか、謎は深まるばかりです。引きこもって溜め込んだ新聞紙に埋もれて暮らした晩年ザンバラ髪に男物のシャツとだぶだぶのコート、足元はアーミーブーツで、愛機ローライフレックスを首から下げ、ファインダーを上から覗き込み、被写体に体当たりで撮影していたヴィヴィアン。彼女が好んで撮るのは、スラム街の人々、泣いている子供、堵殺場など、人間の負の側面を思わせる写真。ただの浮浪者にしか見えない男の写真を購入した、俳優ティム・ロスの「最貧の姿の男なのに幸せそうなんだ」という言葉が刺さります。ハッとさせられる視点や構図は、ダイアン・アーバスやブラッサイを思わせますが、長く住まわせてもらっていた部屋には、美術関係の書籍はなく、足の踏み場もないほど新聞が堆積していたとか。グロテスクで不条理な事件、人間の愚かさが露呈した事件に興味津々だったという彼女には、ジャーナリスティックな感性、作家のカポーティめいた好奇心があったのかもしれない、と思ったり。アーティストとしてはアウトサイダーだったヴィヴィアンの人生が、ミステリアスなまま、心の奥底に沈殿して離れません。作品を公表していたら、20世紀の写真史を変えていたかもしれないヴィヴィアン・マイヤーを、この映画を観て、あなたも探す旅に出てみませんか? 「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」▼予告編監督:ジョン・マルーフ、チャーリー・シスケル出演:ヴィヴィン・マイヤー、ジョン・マルーフ、ティム・ロス 他2015年10月10日(土) シアター・イメージ・フォーラムほか全国順次ロードショー
2015年09月29日残暑とはいえ、あまりに暑かった日々を思うと、どう過ごしていたのやら、意識すら混濁していたような記憶しかありません。リフレッシュして秋を迎えるためにも、本当に必要なこと以外は無理して集中せず、まどろみのひとときを楽しみませんか?ふわ~っとした浮遊感のある画集や写真集が、そのひとときを魂レベルで究極の癒しにしてくれます。視覚から入る夢の扉を開けると、そこは天空で、天使たちが雲をつき飛ばしあったりして遊んでいて…。真夏の夜の夢ならぬ、夏の終わりの白日夢へようこそ!画集「Silent Landscape」が誘う見果てぬ夢の先へ黒坂麻衣さんが描く鹿や馬、人や静物の絵画を、本の装丁や広告、ポストカードやハンカチなど、どこかで目にしたことがあるのではないでしょうか? 色彩が半透明のヴェールに包まれているような、ミルクが混ざったような、白っぽい淡い陰影。写実的なようで、どこにも無い幻想的な世界にも見える美しい絵は、心を穏やかに解き放ってくれます。画集のページを繰っていくと、映画のワンシーンみたいな夢がどんどん降り積もっていくのです。こんな絵を描く人はどんな人なのだろう? 麻衣さんにお話を伺いました。黒坂麻衣(くろさか・まい)画家・イラストレーター。1986年青森生まれ。多摩美術大学卒業。2013年ADC賞入選。2014年JAGDA入選。2013年「Silent Landscape」(浅草橋天才算数塾刊)出版。島本理生著「匿名者のためのスピカ」(祥伝社)装画など。―― 絵は子どもの頃から描いていたのですか?「一人で本を読んでいるような物静かな子どもだったんですが、小学校低学年の頃から、絵を描いていると友達が寄ってきてくれて、自分はあまりしゃべらないのに、絵がコミュニケーションツールになっていたんですね。絵が人とつないでくれるのが嬉しくて、今思うと、それで絵描きになったのかもしれません」青森で生まれ、3歳から7、8歳頃までを北海道で暮らした麻衣さんは、雪景色から連想する白とグレーの色彩に魅了され、それが描く時の根底にあると語ります。「自分の心がホッとする世界。たびたび思い出します。雪景色が恋しい。自分にとってはユートピアなのかな。昔見た風景に近いようなモチーフを自然と選んでたりしますね」そのせいかピュアで清冽なだけでなく、胸がキュンとなる郷愁や孤独感がどの作品にも漂っていて、それが麻衣さんの絵の強烈な魅力になっています。学生時代からの愛読書「カラマーゾフの兄弟」に登場する、天使のようなアリョーシャに惹かれ、聖なる存在と俗なる存在の間で葛藤する姿に自身を重ねたことがある、と麻衣さん。彼女が、実は夢からすごくインスパイアされている、と伺って驚きました。「私は夢に助けてもらってる気がする。河合隼雄さんの本で読んだのですが、起きている間は、建前でものを言わなきゃいけない世界だけれど、夜見る夢で調節してくれるのだとか。私、子供の時にさみしかったこととか傷ついたことが夢に出てくるんですね。すごくいい夢を見ることもあるし、夢に導いてもらったり、けっこう夢を信じています」描くことでまず自分が癒されたい、という麻衣さんの祈りにも似た絵は、私たちをも癒し、優しいまどろみへと誘います。9月5日~27日、浅草HATCHIでアーティストの大塚咲さんと二人展が開催されるとか。生の絵画に触れる絶好の機会です。詳細はHPでご確認を。写真集「幻夢」が連れて行ってくれる桃源郷の究極の癒し“一冊の本を売る店” というコンセプトで、2015年5月にオープンしたばかりの森岡書店銀座店での湯沢薫さんの個展「幻夢」を見た時の衝撃は忘れられません。初めて見る写真展なのに、デジャヴみたいな懐かしさと、自分を取り巻く空気が一瞬にして変容し、どこかへ連れ去られるような未知の刺激に、同時に襲われたのです。ドキドキしました。湯沢薫(ゆざわ・かおり)アーティスト。1971年生まれ。18歳からファッションモデルとして活躍。1997年渡米し、San Francisco Art Instituteで、写真、装丁、実験映画を学ぶ。帰国後は国内外の展覧会に参加し、写真、立体、絵画、音楽など、様々な手法で制作活動をおこなっている。2015年「幻夢」(HeHe刊)出版。学校に馴染めず、小・中学校とイジメられっ子で地獄を味わい、バレリーナを夢見ながらも、ファッションモデルとして活躍した後、サンフランシスコ・アート・インスティチュートに留学して、初めて自分の居場所を見つけたという薫さん。写真、絵画、立体、音楽と多才に活動する彼女が、最近、ファッションブランドaoとのコラボレーションで洋服をデザイン。洋服とともに作品が展示されたaoを訪れ、インタビューをお願いしました。―― サンフランシスコで、初めて自分らしい呼吸ができたんですね。「そう! 学校ってこんなにおもしろいんだって初めて思えたの。先生もすっごい変で、特に実験映画の先生は光を好きなあまり、8ミリで覗いてるうちに興奮してきて椅子がクルクル回り出して、そのまま走ってどっかへ行っちゃったり(笑)。すごく自由。でも、作品へのクリティークは厳しいんだけど、そこで初めて受け容れられて。お前はアーティストなんだから、アーティストとして生きなさい、と言ってくれて」それまでは、モデルゆえに「どうせ趣味なんでしょ」という先入観を持たれるから、普通の人の3倍がんばらないといけないと思っていたのが、渡米後はそういうバイアスがなくなったのだそう。「今でも、くじけそうになるとその時のことを思い出します」と薫さん。彼女の写真の撮り方は“シャーマン”そのもの。心に降りてきたイメージ、目の前に漠然と現れた風景を探す旅に出て、同じ風景を見つけたら撮影。時には、夢中で撮影していて崖から落ちてしまったことも。「カメラを持ってると、サルみたいにどこでも登ってっちゃう。カメラを持ってると登れちゃうんです。撮り終わるとスイッチが切れて、気がついたらすごい上まで登っちゃってて、どうやって下りよう…みたいな(笑)」そんな命がけの撮影も含め、5年ほどかけて編まれた写真集が「幻夢」。空想の世界で遊ぶことを教えてくれた亡き父の葬儀場のカーテンからスタートし、生と死の意味を探り、道に迷い、通り抜けると光が射し、花が咲き乱れ、霧が立ち込め、バレリーナの妖精が踊っていたり、目が覚めるとニュートラルな世界が広がり、別れてしまった恋人の面影が浮かんだり、最後は海で新しい旅立ちへ…と、ストーリーが展開していきます。「人生いろいろあるけど、キレイごとばかりじゃない。でも、必ず光がある。いい未来が待ってるんだよ、っていうのが裏のメッセージ。かなり前向きです」と、薫さんは微笑みます。彼女の写真に触れて、空想の世界でまどろんでみませんか? 暑かったトンネルを抜ければ、そこはオアシス。新しい季節は、リフレッシュしたあなたのものです。・黒坂麻衣さん 公式サイト ・湯沢薫さん HeHe ※文中のイベントは2015年のものとなります。
2015年09月02日フリーダ・カーロという画家を知っていますか? 1907年メキシコ生まれ。6歳の時に小児マヒを患って右足は短いまま、18歳で電車とバスの衝突事故に遭い、バスの折れた鉄柱が下腹部を貫通。脊椎、鎖骨、右足、骨盤の骨折で一時は医者にも見放され、生還しても47歳で亡くなるまで後遺症に苦しみ、それでも情熱的に描き続けたフリーダのことを。死後50年を経て、フリーダ・カーロ博物館からの依頼で彼女の遺品を撮影することになったのが、原爆で亡くなった人々の衣服を撮影した写真集「ひろしま」などで著名な世界的写真家、石内都さんでした。石内さんをテーマに映画を撮りたいと念願していた小谷忠典監督が、メキシコで石内さんに同行してカメラを回し、さらにメキシコの歴史や文化にも分け入って撮影した映画が、この魅力的で貴重な「フリーダ・カーロの遺品」です。遺品なのに、まるでフリーダが生きているかのよう! 偉大な画家というより、一人の女性としてフリーダを甦らせた石内さんは、普遍的な“女の人生”を私たちに突きつけます。女性として芸術家として、共通点を持つこの二人を、生と死の境を越えて活写した小谷監督にお話を伺いました。自分の傷に気づかせてくれた石内さんをテーマに、映画を撮りたい学生の頃から石内さんのファンで、いつか彼女の映画を撮りたいと思っていた小谷監督がインスパイアされたのが、石内さんが身体の傷を撮った写真集「scars」でした。「10年位前、結婚したいと思ったバツイチの女性に子どもがいて、その子の父親になりたいと思った時、引っかかるものがあったんです。それが何かはわからなかったけれど、石内さんの写真を見た時、自分の傷に気づかされて。自分には、父親がアルコール依存症という問題がずっとあったのですが、そのことと向き合わないと進めないんだなと」父親の理想像を追い求め、実際の父親とぶつかっていた自分が、石内さんの写真を見たことによって理想が崩れ、父親を一人の人間として受け容れられるようになったとか。その変化は非常に大きく、後に小谷監督は、自身の家族を撮った映画「LINE」のパンフレットで石内さんにコメントを依頼します。今回、彼女をテーマに映画を撮りたいと連絡した時は、たまたま石内さんがメキシコに旅立つ2週間前だったとか。「まさか、メキシコへ行ってフリーダを撮ることになるとは、全然思ってなかったです。こんなすごいプロジェクトを見過ごすわけにはいかないでしょう! とプロデューサーを説得し、石内さんの到着した2、3日後、どうにかメキシコに降り立ちました」フリーダ個人の奥にあるメキシコの歴史や文化を投影青く塗られた壁が印象的な、通称“青い家”。フリーダ・カーロの生家であり、夫の画家ディエゴ・リベラと結婚生活を送り、最期の時を迎えた場所、フリーダ・カーロ博物館の陽光の当たる中庭や、風通しのよさそうな明るい室内で、石内さんが撮影しています。何万点もある遺品の中から、即決で選び、撮らないものは「アディオース!」と除けていく姿勢の軽々と楽しげなこと。そのキュレーションの見事なこと。「石内さんも、最初はフリーダ個人を捉えていたんですけれど、遺されたものの中にある色彩とか質感、ディテールから、フリーダ個人より、もっと奥にあるメキシコの歴史とか文化に、どんどん着眼されていったんです。ただの記録では映画にする意味がないので、そういった石内さんの目には見えない仕事も可視化するというか、映像で伝えたいなあという思いがあったので、翌年、もう一度メキシコを訪れたんです」フリーダの母親の出身地オアハカで死者の祭りを撮影し、フリーダが日常的に愛用した伝統衣装テワナドレスを作る刺繍家の女性たちを取材するなど、映像に民俗色豊かな色彩感と文化の奥行が加わりました。テワナドレスは母から子へと受け継がれるとか。女性の手仕事も脈々と受け継がれ、「着物と同じね」と石内さんが撮影中に共感するシーンも。フリーダの強さは日常をちゃんと送っている生命力の強さ「フリーダは衣装持ちですが、その中でもテワナドレスは圧倒的に多い。痛みをあれだけ抱えた人だったので、衣装に守られているという感覚があったんじゃないでしょうか」1937年ヴォーグに載った時に着ていたグリーンのブラウスが、お洒落で驚きました。「自分をアピールするために、戦略的だったとは思うんですけれど、それだけじゃなく本当に大事にしていたんでしょうね。ただ、彼女はセルフプロデュースが本当に上手い人だと思います。本人は身長150cm足らずなのに、あれだけ大きく見せるというか、強く見せるというのは、衣装の力が大きいと思いますね」フリーダは、洗練された独自の感覚でテワナドレスを注文していたので、現地の刺繍家たちからは、あれは伝統本来のものではない、と言われているようです。「センスいいですよね。石内さんも着物を着崩して着るんですけれど、本当にかっこいいと思います」石内さんが淡々と撮影した写真は、光や風と柔らかく重なり合って、まるで家族の遺品をファミリーで見ているような親密な日常感に繋がってくるから不思議です。「石内さんもおっしゃってましたが、フリーダはいろいろセンセーショナルな物語を抱えていましたけれど、彼女の強さはそういうものじゃなく、あれだけの障害を抱えながら、ちゃんと日常生活を送っていた強さだと。映画でも、フリーダの日常の生命力を描きたいと思っていました。彼女は衝撃的な絵を描いていますが、タッチとか見るとすごく繊細で可愛らしかったりするんですよね。実物を見ると、よりそれは感じました」そんなフリーダの遺品を、あちらのスタッフが「こんなところで撮るの?」と驚くほど、石内さんはカジュアルに撮影していたとか。「ものを撮ってる感覚ではなく、身体としてものを撮れる人だから、フリーダ像を一回とっぱらって、もう一回、普遍的な女性というものを立ち上げるんだという意識は、最初から持っていたと思うんです」と小谷監督。撮影中も、「フリーダ、そうだったの」と話しかけながら撮影していたという石内さん。メキシコに行く前から話しかけていたそう。「フリーダ、呼んでくれてありがとう」と。そんな女性二人の息吹が伝わってくる「フリーダ・カーロの遺品」、自分に投影して観てみませんか? きっと新しい発見があり、生きる勇気が湧いてくるはずです。ドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 ― 石内都、織るように』2015年8月からシアターイメージフォーラムほか 全国順次公開監督・撮影:小谷忠典 出演:石内都 予告編: 小谷忠典(こたに・ただすけ)1977年大阪出身。絵画を専攻していた芸術大学を卒業後、ビュジュアルアーツ専門学校大阪に入学し、映画製作を学ぶ。『子守唄』(2002)が京都国際学生映画祭にて準グラン プリを受賞。『いいこ。』(2005)が第28回ぴあフィルムフェスティバルにて招待上映。初劇場公開作品『LINE』(2008)から、フィクションやドキュメンタリーの境界にとらわれない、意欲的な作品を製作している。最新作『ドキュメンタリー映画100万回生きたねこ』(2012)では国内での劇場公開だけでなく、第17回釜山国際映画祭でプレミア上映後、第30回トリノ国際映画祭、 第9回ドバイ国際映画祭、第15回ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭、サラヤ国際ドキュメンタリー映画祭、ハンブルグ映画祭等、ヨーロッパを中心とした海外映画祭で多数招待された。映画写真 ©ノンデライコ2015
2015年07月24日気をつけていたはずなのに、アラフォーになってから、おばさん的な行動&しぐさになっているのでは……。そんな不安がよぎったことはありませんか? 男性たちはアラフォー女性のどんなところを見ているのでしょう。様々な年代の女性たちを一番美しい姿で写真におさめるプロカメラマン・根田拓也さんに、大人の女性をさらに美しくみせる所作や、写真うつりのコツなどを伺いました。根田拓也 1971年東京生まれ。大学卒業後テレビ業界に進むものの、写真の魅力に取り憑かれ都内撮影スタジオに入社。スタジオアシスタントを経て1999年独立。現在、出版・Web・広告媒体を中心に展開中。2013年より都内美術学校講師も務める。 男性が近くにいるときは、◯◯を意識して!オフィスや電車、街の中で、男性と近い距離で接するシーンは日常生活に溢れています。そんなとき、意外と見られているのが背後や頭部……みなさんは意識していましたか?「特に電車などで立っていて、近くに女性がいるとき。身長差もあって、女性の頭部がちょうど顔の近くにくるので、髪の毛や、香りなどが気になることはありますね」と根田さん。「オフィスなどでも男性が背後に来るシーンはあると思うんですが、頭皮や髪の毛がきちんとケアされていると、やっぱり好印象ですよね。それから首もとを髪の毛で隠している人も多いですが、あえて出した方が顔周りもすっきりとした印象になりますし、うなじから肩にかけても、女性らしさが見られるポイントになると思います。デコルテがキレイな女性にはやっぱりドキッとするのではと」言われてみれば、背後や頭部は自分から見えないので、ケアを怠りがちかも?頭皮&ヘアケア、デコルテケアは是非しっかりしたいものですね。また、他に所作を意識したいシチュエーションといえば、「物を手渡すとき」。両手を添えて渡した方が細やかな印象になり、所作としても美しく見えます。ふと相手と手が触れることもあるので、かさついた手はNG! しっとり感のある柔らかい手&指先を保つように、やはり普段からきちんとケアすること。その心がけが重要になりそうです。集合写真にうつるときの心得とは?心がけといえば、「写真うつりも心がけひとつで変わる」と根田さんは言います。「写真にうつりたくないと思っていると、そのネガティブな気持ちが表情に出てしまうんです。口元は微笑んでいるのに、シワができるのを気にして目が笑っていないという人も多いように思います。たいていは自分が笑っていると思っているほど笑っていないものなので、常に3割増しくらいの笑顔を心がけてほしいですね。そして撮られるときは堂々と前に出て、思いきり笑顔をみせた方が魅力的にうつります」たしかに私自身もそうですが、集合写真のときなど「正直うつりたくない!」、「なるべく目立たないようにしたい」と思っているアラフォー女性は多いのではないでしょうか。根田さんの言うように、気持ちは表情に現れるので、撮られるときは覚悟を決めてポジティブに! それが一番かもしれません。プロにきく、美しく写真にうつるコツでは、実際に美しく写真にうつるためには、具体的にどうすればよいのでしょう。写真うつりのコツやセオリーを根田さんが伝授していただきました。「まず、身体は真正面よりも肩を少し斜め前に下げること。腕と腰の隙間を見せて、身体のラインがわかるようにするとキレイに見えます」「脚は片方に重心をかけて、手前にきた方の脚の膝をちょっと内側に入れてみてください。そうすると肩も自然と落ちて、美しく見えるようになります」「全身でいうと、身体がSラインになるのを目指して、胸をはって、腰を落とす感じに。手は後ろにまわすのがおすすめです。スッキリ見える効果もあり、自然と胸もはるので、きれいなSラインになりますよ」これから春に向けて、パーティーなどで集合写真を撮る機会も増える時期。早速、今回紹介したキレイにうつるテクニックを実践してみてはいかがでしょうか。また、日頃からきちんとケアさえしておけば、自分に自信もついて、自然と美しい所作ができるようになるはず。是非ふだんから“ケアして堂々と見せる!”を心がけていきましょう。・根田拓也
2015年01月16日東京都杉並区にあるアトリエを拠点に活動する“くらすこと”のテーマは、「子どもと一緒のスローなくらし」と「オーガニックライフ」。なかしましほさんのおやつ教室の開催や、作家ものの器をはじめとする日用品を扱う雑貨店の運営など、くらしをつつましくも豊かにしてくれるあれこれを手がけている。 そんな“くらすこと”がこの夏にスタートさせた新しい取り組みは、写真館。誰でも気軽に写真が撮れるようになったいまだからこそ、写真館で撮ってもらう写真は特別な一枚になる。昔ながらの街の写真館に“くらすこと”のエッセンスを取り入れて、スペシャルな、でも、自然な表情の家族の肖像を残そうというものだ。 撮影するのは、文化人やタレントなど著名人のポートレイトを数多く手がけているカメラマンの藤田二朗さん。「雑誌などに使われる写真は多くの人の目にふれるけれども、それは一定期間のこと。でも家族の肖像は、そのお家に飾ってもらえて、ずっと眺めてもらえて、長く大切にしてもらえる可能性が高いと思うんです。震災以降、誰かの心のなかにあたたかく残る仕事をしたいという思いがより強くなりました」と藤田さん。 また、写真を飾る台紙や額も魅力。基本プランとなる台紙は、1~3枚から選べるようになっている。オプションプランでは、作家もののオリジナルの額を用意。“くらすこと”の店でも人気の作家、工房イサドさんと枯白さんがそれぞれ、写真館のために一点一点つくりおろしている。誕生日、結婚記念日、七五三……。“くらすこと”の写真館でしか味わえない、「家族のきろく、家族のきおく」をつくってみては?【料 金】・基本プラン例:写真1枚入り台紙21,000円~・追加プラン例:台紙つき追加プリント5,250円、プリント1枚入り額8,400円など“くらすこと”の写真館 開館日:土曜日、日曜日(10:00~17:00)東京都杉並区高井戸西1-18-8 2F(京王井の頭線「富士見ヶ丘駅」から徒歩4分)TEL.03-5344-9178(電話でのお問い合わせは平日10:00~17:00)取材/神田こまるら
2012年09月18日エディシォン・ドゥ・パリより、手づくりハウツーブック第5弾となる『写真をかわいくとっておく 〜フォトデコのためのアイデア集〜』が発売された。お気に入りの写真に、マスキングテープやシール、ボタンなどを飾りつけて、かわいく変身させてしまう「フォトデコ」。本書は、そんな「フォトデコ」を、おしゃれ&上手に仕上げるためのアイデアが満載の一冊。 「フォトデコ」に便利な道具や、飾りつけとして使える材料例などの紹介から、実際に「フォトデコ」するときのコツなども、イラスト入りでわかりやすく紹介されているので、手づくり初心者にもおすすめ!なかには、 おうちスタイル教室 第4弾「プロに教わる!デジタル一眼ワークショップ」 で講師を務めた、長塚奈央さんが手がけた写真を使ったアイテムも紹介されているので、そちらも要チェック!さらに巻末に、フォトデコに役立つかわいいラベルやモチーフの「ビジュアル集」が付いていて、すぐに使えるのも嬉しいところ。大切な家族写真も、どこかにしまったままなんてもったいない! 楽しみながら「フォトデコ」して、オリジナルのフォトフレームやアルバムをつくって、飾ったり、プレゼントしたり。「フォトデコ」は身近な材料で、手軽に始められるので、本書を参考に、とっておきの写真でさっそくトライしてみては?!『写真をかわいくとっておく 〜フォトデコのためのアイデア集〜』定価:1260円著者:エディシォン・ドゥ・パリ編発行:エディシォン・ドゥ・パリ発売:ハースト婦人画報社 取材/田辺香
2011年12月06日株)エムティーアイは、iPhone向け無料フォトアルバムアプリ『Family Story』のサービスを開始した。『Family Story』は、iPhoneで撮影したり、デジカメなどから取り込んだ写真や動画を「時系列」「イベント」「人物ごと」などに整理して並べ替え、簡単に成長記録などをアルバムにすることができるというもの。iPhoneで子育て写真を記録しているママにおすすめの無料アプリである。写真や動画のデータに、あらかじめ設定した「人物名」「イベント名」などのタグを付けることで、簡単にデータの整理や並べ替えができる。誰かに関連した写真だけを一括で表示したり、学校行事に関連した写真だけを表示したりという使い方も可能だ。また、タグは1つのデータに対していくつも付けることができるので、集合写真に“写っている家族全員の名前タグ”を付けると、個人別に関連する写真を見たい時にも、そのデータを紐づけて表示させることができるのでとても便利。作成したアルバムのデータは、Facebook上で共有したり、メールに添付できるので、離れて暮らす家族のみんなにも見せることができる。子どもが複数いる場合も、これらの機能を使えばそれぞれの誕生日や卒業式、新年会などで、どのくらい成長したかをすぐに見せることも可能。写真をたくさん撮影しているママにはかなり便利なアプリと言えるだろう。今後は、さらに多くの人と多くの場面でこれらのアルバムの共有を可能にし、iPhone以外のスマートフォン端末やデジタルフォトフレームでの利用、アプリ内の画像を1冊の本にするなど、さまざまなシーンでの利用へと拡大していくという。プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年11月22日おうちスタイル教室の第4弾として、11月13日に初心者を対象とした『プロに教わる! デジタル一眼ワークショップ』が開催されました。 講師はフォトグラファーの長塚奈央さん。書籍、雑誌を中心に料理やインテリア、雑貨などの撮影を手がけるほか、雑誌『カメラ日和』主催の写真学校で講師を務めています。この日の目標は、デジタル一眼についている明るさを調節する機能「AVモード」を使えるようになること。長塚先生によると、後ろが少しぼかすように撮ると、雰囲気のあるかわいい写真になるのだとか。つまり、このAVモードによってピントをどこまで合わせるかを調節できるのだそう。 6名の参加者が持参したカメラの設定を一人一人チェックし、早速実践!AVモードに切り替えて、模様の入った布の上に縦に並べたマカロンを撮影してみます。今まで使用したことのなかったこの機能を使うことで、写真の表情がぐんと変わることが分かったよう。 今度はお菓子がずらりと並んだ部屋に移動し、好きなファブリックの上にお菓子やカップなどを自分でスタイリングをしながら自由に撮ってみます。おしゃれなスタイリングのコツや、おいしく見える撮り方について、先生に積極的に質問をしながら1時間ほど写真を撮り続けました。 最後にお菓子とカップを、パーティーをイメージしてセッティング。たくさん並んでいる様子をカメラに収めます。「たくさん並んだときには自分が一番写したいものを決め、そこにピントを合わせる」というアドバイスに、みなさん真剣に撮影していました。撮り終えたら、撮った写真のなかからお気に入りを5、6枚選び、その場でプリント。みんなで見て、長塚先生からよかった点などを聞きました。みなさんに感想をお聞きすると、「お菓子やお皿のスタイリングが難しかったけど、先生のお話が分かりやすかったです」「新しい気づきや発見があり、楽しかったです」と、ポストカードのような仕上がりに、みな満足そうでした。 たくさん撮影した写真は、仲間同士で写真を共有できる便利な「withPhoto」にアップロードするのもおすすめです。写真の新しい楽しみがひろがる! 「withPhoto」(ウイズフォト)活用術はこちら>> デジカメプレゼントキャンペーンに応募する! >> withPhoto(ウイズフォト)に、今すぐ登録! >> 撮影協力/ アワビーズ 取材/赤木真弓
2011年11月21日HAKKA公式オンラインショップでは、「hakka baby」と」「hakka kids」主催、今季のハッカベビー&ハッカキッズの洋服をおしゃれに着こなしたベビー&キッズの写真投稿を一般より公募する“おしゃれキッズフォトコンテスト”を開催。11月20日まで応募受付中。今回の応募作品の中からは、最優秀賞(1名)優秀賞(2名)特別賞(5名)、計8作品が選考される予定。「おしゃれキッズ」に輝いた応募者には、下記の限定商品と特典が用意されている。【賞品】最優秀賞(1名様):10,000円相当のHAKKAサイトポイント。本コンテスト限定ロングTシャツプレゼント。優秀賞(2名様):5,000円相当のHAKKAサイトポイント。本コンテスト限定ロングTシャツプレゼント。特別賞(5名様):本コンテスト限定ロングTシャツプレゼント。応募要項など、詳しくはこちらから。 取材/松浦明《with Photo×おうちスタイル プレゼントキャンペーン実施中!》「おうちスタイル」では、日頃の感謝を込めて豪華デジカメプレゼントキャンペーンを実施中。いろんなデジカメ&ワクワク写真体験など合計40名様にプレゼント!詳しくはこちらから>>
2011年10月18日「おうちスタイル」では、本日から豪華デジカメや楽しい写真体験をプレゼントするキャンペーンをスタートいたしました!写真好き、カメラ好きな皆さんへの日頃の感謝の気持ちを込めて二ヶ月間に渡り展開。第一弾は9月28日(水)~10月31日(月)、第二弾は11月1日(水)~11月28日(月)。本格的なデジタル一眼から、コンパクトカメラ、トイカメラなど幅広いラインナップを取り揃えました。あなたのライフスタイルに合わせてお選びください。ここで豪華賞品の一部をご紹介!▼CANON EOS Kiss X5 ダブルズームキット▼リコー GR DIGITAL IV ホワイトエディション 【限定モデル】▼ニコン D3100 200mmダブルズームキット▼PENTAX Q ダブルレンズキット[ブラック]▼CANON IXY 600F [グリーン]▼写真家・長塚奈央さんによる初心者向けのデジタル一眼教室▼こんなかわいいトイカメラも!このほか、東京ディズニーランドの1デーパスポートなどもあり。第一弾の応募受付期間は9月28日~10月31日まで。 応募はこちらから!「おうちスタイル」デジカメプレゼントキャンペーン >>
2011年09月28日写真を撮ることが好きな方や、 ブログ やtwitter、 「アトリエ」 や 「キッチン」 などの投稿サイトをご利用される方にぜひお薦めしたいフォトサービス 「withPhoto」(ウイズフォト) 。今回は知っておくと便利で楽しい5つのポイントをご紹介しよう。【1】 大事な写真データは「withPhoto」で保存! 10GBまで無料で保存できる「ストレージ」が便利溜まる一方でなかなか思い切って削除できない思い出の写真たち。ケータイやPCの中にそのまま眠らせてはいないだろうか?いざという時に探せなかったり、PCの不具合で紛失してしまったり…。「withPhoto」なら撮影時のクオリティを落とさずにオリジナル画像データを保存することが可能だ。撮影後はおうちで「withPhoto」に保存!これがスマートな写真整理術である。【2】 友達に限定公開も可能!便利な「アルバム」「withPhoto」に保存している写真の中からセレクトして「アルバム」を作ることができ、非公開・公開も選択することが可能。アルバムを作成したら「合言葉」を設定し、見せたい相手にアルバムURLとともに伝えるだけで、写真共有もとても簡単だ。アルバムはいくつも作成することができるので思い出の整理も楽しい時間となる。【3】 わが子をもっとかわいく!楽しい「スクラッピン」子どもの写真を保存したら是非トライしてみたいのがこの「スクラッピン」。「Kids withPhoto 」(キッズ ウイズフォト)のコーナーでは、様々なパーツを使って"デコる”ことができる。おじいちゃん、おばあちゃんに送るメッセージを入れてみたり、年賀状用のデザインをしたりと楽しみ方もいろいろ。 「Kids withPhoto 」を見る >> 【4】 旅の写真を場所と時間軸で表示「Photrail」(フォトレイル)いつもより撮影枚数が増えてしまう旅行写真。あとから見ても記憶は徐々に曖昧に…。そこで活躍するのが「Travel withPhoto 」(トラベル ウイズフォト )だ。保存した写真は「Photrail」(フォトレイル)を使って整理すると、旅の感動もリアルに蘇る!その感動を友達に限定公開することも可能だ。もちろん全員に公開し、旅の写真を通じてコミュニケーションが拡がっていくのも楽しい。 「Travel withPhoto 」を見る >> 【5】 日々の写真に一言添えて「fotonote」(フォトノート)ブログよりもライトに写真日記を綴れる「fotonote」も楽しみのひとつ。みんなの写真に添えられた言葉に感動することも?!もちろん、公開・非公開も選べる。自由気ままな写真のつぶやき、ささやかな作品発表の場ともなる。楽しみ方はあなた次第だ。 「fotonote」を見る >> このほかにも便利な機能が続々登場予定だという。写真好き、カメラ好きな女性の強い味方となるだろう。デジカメプレゼントキャンペーンに応募する! >> (募集は終了いたしました。) withPhoto(ウイズフォト)に、今すぐ登録! >> 取材/おうちスタイル編集部
2011年09月28日ケータイカメラの進化やデジタルカメラの普及により、ひと昔前に比べ格段にデジカメを持ち歩いて写真を楽しむ女性たちが増えてきた。コンパクトデジカメでは飽き足らず、デジタル一眼に挑戦するママたちも少なくない。そんなママたちにお薦めしたい便利で楽しい写真サービスがスタートした。撮影した写真データをしっかりオリジナル解像度で保存、楽しく整理&デコ、みんなと共有もできる、その名も 「withPhoto」(ウイズフォト) である。日々成長する愛するわが子や家族との幸せなひとときを切り取り、写真におさめているカメラ好きなママにとって、写真の整理・保存は重要なテーマである。「withPhoto」では、最大10GBまで無料でストレージが可能。また、保存した画像をピックアップして自分だけの「アルバム」にまとめてみたり、それらを限定した人だけに公開することもできるのだ。さらに、子どもの写真はもっと素敵に装飾してみんなに自慢したい!という方におすすめなのが 「Kids withPhoto 」(キッズ ウイズフォト)の「スクラッピン」 だ。様々なパーツや文字で写真をデコれるというもの。子どもの写真をさらにかわいく仕上げ、写真を楽しむことができる。また、旅好きな方におすすめなのが 「Photrail」(フォトレイル) 。旅の写真を、場所や時系列で並べ替えることができるため、思い出の整理や確認がとても簡単だ。もちろん、カワイイもの、美味しいもの、スナップ写真など様々な写真をストレージに保存してもOK。その中から自慢したい写真だけをみんなに公開することも可能である。写真の楽しみ方はどんどん拡がっていく。今回は、豊かなフォトライフを応援する「withPhoto」(ウイズフォト)と、豊かな暮らしをサポートする「おうちスタイル」のコラボーションが実現!人気デジカメ&楽しい写真体験が当たるプレゼントキャンペーンを実施中だ。新しいデジカメ、新しい写真体験をして「withPhoto」に写真をアップし、毎日のフォトライフを満喫していただきたい。ぜひご応募ください。デジカメプレゼントキャンペーンに応募する! >>(募集は終了いたしました。) withPhoto(ウイズフォト)に、今すぐ登録! >> withPhoto(ウイズフォト) 活用術はこちら >> 取材/おうちスタイル編集部
2011年09月28日東京都写真美術館では、コレクション展「こどもの情景-こどもを撮る技術」を開催中だ。親は誰でも「こどもの今を永遠に残したい!」と思うもの。しかし、こどもはこちらの都合のいいように、静止してはくれない…。みなさんも日々ご苦労されているのではないだろうか?縄跳びするマリー・ルー ハロルド・ユージン・エジャートン 1940年写真が登場した19世紀、世界初の写真方式であるダゲレオタイプの技術では、瞬間を切り取ることができず、静止できないこどもたちの姿は当然の如くぶれていた。それでも、こどもを撮影する努力は続けられ、写真初期の技術において人々はいかにこども静止させるかを考え、その姿を写真に留めていたという。題不詳(家族像) 制作者不詳 1840-1859年また、演出写真や芸術写真にも、アノニマス(匿名的)なこどもの姿が登場していた。カメラを持つことが一般的でなかった時代にも、一握りの人々が様々な角度、視点、技術でこどものイメージを発信し続けたのだ。写真を撮るウーナ、1977年「いまだ失わざる楽園」あるいは「ウーナ3歳の年」 ≪静止した映画フィルム≫より ジョナス・メカス 1940年本展は『いかにしてこどもを撮影するか』を、多彩な作品と写真の歴史からひもとくとともに展示室内に体験コーナーも特設。こどもを中心に、観る・撮るの両面から写真を楽しめる空間を展開している。写真好きな親にとって、大変興味深い展示だ。愛い児 黒川翠山 1906-1910年頃また、9月には「おしゃべり鑑賞タイム」という、こどもたちと作品を目の前にして会話を楽しむ時間も設けられている。いつもの静寂な展示室とはちがう和やかな雰囲気の中で、名作ぞろいのコレクション作品をめぐり、親子やこども同士で会話を楽しむことができるという。このほか、小学生を対象にしたプログラム、 「写真のこどもに手紙を書こう。」 コンクールも展開中だ。家族連れで楽しめるコレクション展、ぜひカメラをご持参の上、訪れてみてはいかがだろうか。<展示構成>Chapter1:写真技術史とこどもChapter2:表現の中のこどもChapter3:光で変わるこどもの写真(体験コーナー) <主な出品作家>ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット、フェリーチェ・ベアト、ナダール、江崎 礼二、小島 柳蛙、下岡 蓮杖、ジュリア・マーガレット・キャメロン、ユージン・フランク、エドワード・ウエストン、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロバート・キャパ、ハロルド・ユージン・エジャートン、黒川 翠山、堺 時雄、大久保 好六、小川 月舟、河野 龍太郎、小石 清、東松 照明、森山 大道、篠山 紀信 ほか そのほか、カメラ・オブスキュラ、ダゲレオタイプカメラをはじめとするカメラや写真機材などの展示もあり。おしゃべり鑑賞タイム(9月)----------------------------------2011年9月2日(金) 15:00~18:002011年9月9日(金) 15:00~18:002011年9月16日(金) 15:00~18:00担当学芸員によるフロアレクチャー----------------------------------2011年9月2日(金) 14:00~2011年9月16日(金) 14:00~お問い合わせ:東京都写真美術館 取材/おうちスタイル編集部 ☆デジタル一眼カメラ「EOS Kiss X50」、リサ・ラーソンの猫デジカメなど豪華賞品が当たる!!おうちスタイルオープン記念プレゼントキャンペーンはこちら≫
2011年08月29日