出産後、すぐに始まる朝晩関係ない授乳と常に気が張っている毎日。初めての出産では何を揃えておけばいいのか分からない、出産後では買いに行くこともできなくて困ることも多いはず。そこで今回はママ自身が揃えても、もらっても嬉しい“あって助かる産後の即戦力グッズ3つ”をお伝えします。■軽くて大容量のママバッグ軽くて丈夫で洗えるママバッグは産後ママには必需品。私が使っていたのは、ママバッグの代名詞としても有名なレスポートサック。この中でもRYAN BABY BAGはベビーカーにつけやすく、軽くて大容量で便利でした。オムツシートもついていて飲み物やオムツを入れておける場所もしっかりあります。■搾乳器産後すぐは母乳の分泌量が追いつかなかったり、赤ちゃんとリズムが合わなかったりして悩むお母さんが多いそうです。赤ちゃんが授乳中に眠ってしまった時はおっぱいが張ってシコリができ、乳腺炎の危険が迫ることもしばしば。そんな時は少しだけ搾乳をするとラクになりますが、特に母乳の分泌量が増えると言われる夜中は、眠気の極限状態の中、手で搾る作業はきつい時があります。そんな時に活躍するのが『搾乳器』。私が使っていたのはメデラの「ハーモニー」。この搾乳器は握るだけで簡単に搾ることができ、フタをして冷蔵庫に入れておけばママの不在時や緊急時に家族が温めて、乳首パーツを取り付けるだけでそのまま赤ちゃんにあげることができるのでとても便利でした。■授乳クッション産院にはたいてい置いてあるU字クッション。産まれたばかりの赤ちゃんを寝かせてあげると、手を添えるだけでちょうど良い高さで授乳することができます。あまりのラクさに退院した時にこれがないとどうしたら良いか困るほど。退院時に病院からもらえる場合もありますが、授乳する場所は寝室だけではなく、リビングや車の中であることも多いため、2つくらいあっても困りません。選ぶ時は“クッションの中綿がへたれにくい”ということが大切になります。もしへたれてきてしまったら中綿を補充するか、使っていないタオルを詰めたりすることでも代用できますが、重くなってしまうのが難点です。産後の数か月は必ず毎日使う物なので、使わなくなっても赤ちゃんを真ん中の凹みに座らせてあげたり、昼寝の時に使ったりと何かと便利です。
2014年05月28日出産後、夫婦仲が急激に冷え込む状態を指す言葉として、昨今メディアで取り沙汰されることが多くなった「産後クライシス」。医学的にこの現象を説明することはできるのだろうか。産婦人科医で性科学者の宋美玄医師に、医学的知見から解説してもらった。○産後に起きる急激なホルモンバランスの変化「産後の女性に起こる変化として、まずは出産直前は平常時の150倍ぐらい出ていたエストロゲンが一気に低下します。そうなると、更年期と同じようなメカニズムでうつ症状が出ることがあります。産後うつやマタニティブルーとも呼ばれるように、精神的に不安定になります」。また、産後の妻は夫婦生活に消極的……という話もよく聞くが、これも女性の体のメカニズムを知っていれば、致し方ないこととわかる。というのも、「授乳をしていると、プロラクチンというホルモンが分泌されます。これは性欲が減退するホルモンなのです」。妻の妊娠中は仕方がないと我慢していた夫側は、産後は「そろそろ……」という気持ちになるだろうが、妻はといえば、身体的な準備がまだできていないということだ。さらには、「何より授乳などで寝不足で、それどころじゃないですよね(笑)」。それを"クライシス"などといって煽ることで問題視しすぎてしまい、過度の不安に襲われてしまうことでさらなる支障をきたす……といった悪循環をうむ可能性すらある。産後に起きる夫婦関係の変化は、ある意味正常なことと捉えておくくらいがいいのかもしれない。○宋美玄(そん みひょん)医師産婦人科女医・性科学者1976年兵庫県神戸市生まれ。2001年大阪大学医学部医学科を卒業。同年医師免許取得、大阪大学産婦人科入局。2007年川崎医科大学講師就任、2009年イギリス・ロンドン大学病院の胎児超音波部門に留学。2010年には日本国内の病院にて産婦人科医として従事する傍ら、「女医が教える本当に気持ちいいセックス」を上梓。50万部突破の大ヒットとなる。2012年には第一子となる女児を出産。現在、フジテレビ「とくダネ!」火曜日レギュラーコメンテーターとしても出演中。
2014年03月24日35歳以上での出産である「高齢出産」。妊娠、分べん時においてリスクがあるとされているが、女性の高学歴化、晩婚化により、年々高齢出産の傾向にある。様々な覚悟をしながらも、実際に高齢出産に挑み、育児を続ける女性たちに、高齢出産ならではの苦労や感じることをたずねてみた。まずは実際に妊娠・分べん時にリスクを乗り越えたと答えた人の経験談から。「妊娠糖尿病になりかけたり、分べん時間が異常に長かったりと、高齢出産じゃなかったらこんなに苦労しなかったのかなと思った」(36歳会社員 0歳女児)。「2人目が39歳で高齢出産。28週で前期破水で入院し、34週での出産となった上に、陣痛中に逆子になるなどトラブルが続いた。産んだ後も身体が大変。1人目は何の問題もなかったので、明らかに年齢の差を感じた」(45歳パート 15歳女児・6歳男児)。一方、妊娠・分べん時は問題なく過ごせたものの、その後の育児では肉体的な困難を挙げる人がほとんどだった。「生後2カ月くらいの時に、抱っこによるけんしょう炎と腰痛に悩まされ、もっと若かったらこんなことで悩まなかったろうに……と思った」(39歳会社員 0歳男児)。「33歳と37歳で出産したが、男児のパワーについていくことに体力不足を感じたり、2人目の妊娠中はぜん息気味になり、1人目の時にはない衰えを感じた。年齢的にも体力的にも3人目はないと思った」(38歳主婦 5歳男児・1歳女児)。○日常生活でも感じる"年齢の差"やはり高齢での妊娠・出産は可能ではあっても、子育てには相応の体力が必要で、覚悟がいるようだ。また、日々の行動などで高齢出産を実感するという声もあった。「ベビーカーを乳母車と言ってしまうとき、年齢を感じる」(38歳会社員 1歳女児)。「自分自身は高齢出産ではなかったが、高齢出産の人はママ友に溶けこむのも大変そうだなと思うことがある。妙に距離を置かれて、"さん"付けで呼ばれていたり……」(37歳主婦 7歳・3歳男児)。確かに、子供が保育園や幼稚園、学校へ通って社会生活を送るようになると、保護者の年齢層の幅の広さに驚き、年齢を意識せざるを得ない機会が多くなる。高齢出産は無事に産んでからも闘い。その後も続く葛藤は年齢には関係ないものだが、子宝という恵みを噛みしめながら苦難を乗り切っていきたいものである。
2014年01月07日女優の黒木メイサ(24)が24日、都内で行われた映画『世界にひとつのプレイブック』プレミアイベントに出席。昨年9月に俳優・赤西仁(28)との間に第1子女児を出産して以来、初の公の場となった黒木は、タイトな黒ドレスにピンヒールで登場し、産後4ヶ月にもかかわらず抜群のプロポーションを披露した。【アップショット】ママになっても美貌変わらぬメイサ黒木は、今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた俳優のブラッドリー・クーパーに花束を渡し祝福。2011年に米People誌による“最もセクシーな男性”に選ばれたブラッドリーも、黒木を前に「お美しい!」と絶賛し、「今日はわざわざ来てくれてありがとうございました」と感激していた。同作について、黒木は「(ブラッドリー演じる)パッドが、とても不器用なんですけれど、一生懸命で。観ていてもどかしくもなるんですけれど、応援したくなる」とアピールした。
2013年01月24日ブライト・ウェイが運営する子育て・育児支援のポータルサイト「こそだて」は、産後の母親の状況についてアンケートを実施。調査は7月3日から8月31日にかけて行い、男女528人が回答した。最初に、「産院からママが帰宅したのはいつですか?」と質問。すると、出産後4~5日目と回答した人が約半数で、入院日数は短縮傾向にあるようだ。また、「里帰り出産をしなかった」と回答した人は45.5%で、退院後すぐに慣れない新生児との生活をスタートさせる母親が多いことが分かった。次に、産後の母親の外出について質問。最初に外出したのは「産後1週間以内」と答えた人が最も多く29.6%。9割近くが1カ月以内には初めての外出をしているようだ。しかし、その外出の目的は「子どもの検診(48.1%)」「買い物(41.2%)、「ママの検診(22.0%)」「役所への届け出(17.3%)」など。友人と会ったり外食をしたりなど、自身のリフレッシュのために外出している人はわずかだった。また、「出産後1カ月のパパの帰宅時間は何時ですか?」と尋ねたところ、19時頃と20時頃がそれぞれ2割弱。合わせて4割近くの父親が、20時頃までに帰宅しているようだ。一方、22時以降の帰宅と回答している人も2割近くいた。「産後1カ月、大人と話さなかったとママが感じた日が1日でもありましたか?」という質問に対し、33.9%が「はい」と回答するなど、産後のママの孤独な状況がうかがえる。「産後のママの悩みを聞いてくれた相手は?」という質問では、トップは「夫」で69.6%。「実母(67.2%)」「ママ友・パパ友(40.3%)がそれに続いた。産後の母親のフォローをするのは、やはり夫であるようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日女性のための健康生活ガイド「ジネコ」を運営するバズラボは、出産年齢の高齢化に伴い、新しいニーズへ対応するため、35~49歳の妊婦および産後ママのニーズを調査・研究する「F2妊婦研究会」を発足した。他企業からの参加も受け入れ、新たなサービス・商品開発を目指していくという。現在、出産数が減少傾向にあるなかで、35歳以上の女性による出産が増加している。これまではマタニティ市場は20~34歳が中心だったが、35歳以上の妊婦が増えたことで、マーケットの年齢分布は大きく変化。以前と求める情報や消費傾向は異なることが予想されている。同社は、不妊、妊娠、出産を中心とした口コミサイト「ジネコ」を運営しているが、ユーザーの年齢も30歳以上が91%。35歳以上の割合も高くなっているという。同社では「ジネコ」に寄せられた口コミから、30歳以降を対象とした妊婦雑誌に対するニーズを見いだし「マタニティジネコ」を発刊。好評を得たことから、今後もニーズを満たす商品やサービスを創出するため、「F2妊婦研究会」を発足した。同研究会の研究内容としては、「F2層妊婦の抱える問題、課題の抽出」「ニーズの調査、分析」「消費傾向の調査、分析」「他企業との共同研究、協同開発」などが予定されている。※F2層とは、年齢35~49歳の女性のこと【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月04日ワコールと社団法人日本助産師会が共同開発した出産後の骨盤の戻りをサポートする『産後骨盤ベルト』が2012年3月初旬より発売される。『産後骨盤ベルト』は、からだに添う立体パターンで伸度の異なる素材を組み合わせ、二重構造のベルトで巻きやすく、安定感のある着けごこちを実現した。腹部はほどよく押さえつつ、骨盤をヒップの下から斜め上にしっかり支えて引き締め、バランスよく快適に出産で負担のかかったからだをサポートする。ここ数年、一般女性の間でも骨盤への注目度や意識が高まり、特に出産後に取り組みたいこととして開き気味の骨盤の引き締めが大切と言われている。『産後骨盤ベルト』は、快適性・機能性にこだわり、骨盤が戻ろうとする動きをサポートする機能はもちろん、ヒップのまるみに添う立体設計やベルト部分を“より伸ばしやすく、且つサポート力も強い”素材になっている。全国の百貨店、下着専門店のマタニティ売場、ワコールウェブストアで購入できる。出産の入院準備品にもおすすめの商品だ。産後骨盤ベルト価格:4,725円(税込希望小売価格)サイズ:M・L・LLカラー:BL(ブラック)・PI(ピンク)素材:ナイロン、ポリエステル、その他お問い合わせ:株式会社ワコール お客様センターフリーダイヤル 0120‐307‐056(平日9:30~17:00)プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2012年02月27日