これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「合羽」はなんて読む?とてもシンプルな漢字からなる熟語「合羽」。なんと読むかわかりますか?ヒントは、雨の日に使うもの。今は持っていなくても、子供の頃によく使ったという方は多いかもしれません。正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「かっぱ」でした!「合羽」は、雨や雪、寒さをしのぐために着る上着のことです。小さい頃に合羽を着て雨の中を歩いたことのある方は多いのではないでしょうか。実は「合羽」という言葉は、ポルトガル語の「capa」に由来しています。「capa」はキリスト教徒が着るガウン状の衣服のこと。この「capa」が江戸時代の日本に伝わり、雨具として広まりました。「合羽」は、そんな「capa」の当て字になります。着ると鳥のように見えるから「合羽」と当てられた説があるそうですよ。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)あわせて読みたい🌈【発条】はなんて読む?「はつじょう」以外の読み方とは!
2022年12月14日“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか”を描くオリジナル恋愛番組のシリーズ10作目「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」第4話が配信。新しいドラマのオーディションに向けたペア決めが行われた。今回は、男性がペアを希望する女性が喜びそうなプレゼントを購入し、受け取ってもらうことができればペア成立という、男性からの指名制に。カフェで待つ女性のもとに最初に現れたひろと(高橋大翔)は、道路の反対側から「みゆ(吉本実憂)!」と大きな声で呼び出し、ゴールドのブレスレットをプレゼントして告白。しかしみゆは、「本当にごめんなさい…」と返してしまう。みゆはその後のインタビューで、これまでひろとと2回ペアを組みオーディションに挑んできたものの恋愛感情が芽生えず、主演を獲るためにもほかの男性とペアを組んでみたいことを涙ながらに話した。一方のれいや(柾木玲弥)は、「小島さん!来てもらってもいいですか?」とりりあ(小島梨里杏)を呼び出し、不器用にサングラスとメッセージカードを渡す。さらに、その場にしょうへい(小野翔平)もやってきて、「(前回のオーディションの)リベンジを一緒にできたらなと思って」と額縁をプレゼント。しばらく考えたりりあは、第1話で共に主演を掴んだれいやを選んだ。また、しょうだい(福山翔大)は前回のオーディションでペアを組み、見事主演を掴んだクレア(トミコ・クレア)に、ネックレスが入った箱を差し出した。ペア決め後、メンバー全員で夜ご飯を食べ、れいやとりりあは夜景の見える場所で2人きりになると、れいやは前回のペア決めの際に、りりあと組みたかったと本心を打ち明けた。帰り際には、「もう“小島さん”呼びはやめようかな…」と宣言。第1話が始まる前には、「恋は100%しないです」と宣言していたが、いまではとにかくりりあのことが好きでたまらない様子がダダ漏れのれいやに、視聴者からは「れいやくん、まじで沼る…」「好きって気持ちがダダ漏れ!」と感想が寄せられた。次回は、新しいドラマのオーディションを配信。シンガーソングライター・ヒグチアイの新曲「ネオンライトに呼ばれて」から着想して書き下ろされたストーリーとなっており、主人公となる2人は、N.Y.のネオンが煌めくダイナーのカウンター越しに、失恋を慰める大人な濃厚キスを繰り広げる。そして今回のオーディションは、シリーズ史上最も激戦となるハイレベルな展開を見せる。さらに、クレアとしょうだいの恋の行方にも注目。第5話は、12月11日(日)に10分拡大のスペシャルで配信される。「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」は毎週日曜日22時~ABEMAにて配信中。(cinemacafe.net)
2022年12月11日“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか”を描く恋愛番組「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」第3話が11月27日に配信。今回は、藤原さくらの新曲「まばたき」から書き下ろされたドラマの主演ペアがしょうだい(福山翔大)とクレア(トミコ・クレア)に決定、撮影を経て関係性が急接近していく2人の姿に、視聴者からは「キュンを補給できた…」「温かい気持ちになった」といった感想が寄せられた。オーディションは、キスシーン直前のセリフ部分を自分たちで考えて自由演技を行うことになっており、準備時間はたった2時間というハードな内容に。りりあ(小島梨里杏)は上手く出来なかったことに涙を流し、みゆ(吉本実憂)は「ひろと(高橋大翔)とだったから出来た」とスッキリとした表情に。それぞれが様々な感情を抱きながら、主演の発表を待つ中、今回は2回連続でペアを組んだしょうだいとクレアのペアに決定。しょうだいは「自分の全部を彼女に託せる。彼女っていう人間が好きなんでしょうね、心の底から」と素直に話し、視聴者からも「最高かよ!!」「深い…!素敵すぎる」といった声が。藤原さんの新曲「まばたき」から着想を得て作られた今回のドラマは、単身でニューヨークに渡った孤独な女性の元に、恋人の男性が駆けつけ彼女が笑顔を取り戻す、相手への想いが溢れるラブストーリー。撮影が始まり、ブルックリンブリッジを眺めながらランチ休憩をするしょうだいとクレア。日本語でのドラマ撮影が初めてとなるクレアに対し、セリフが出てこなかった場合の話になると、「俺が全部そのままの気持ちでいくよ」と改めてサポートすることを伝えた。撮影が再開し、しょうだいはクレアに日陰を作ってあげたり、セリフに苦戦するクレアを気遣い、スタッフに撮影タイミングを相談したりと、紳士な振る舞いを見せる。いよいよ迎えたキスシーンでは、2人の人柄がそのまま出ているかのような、優しく、そして濃厚なキスを繰り返し、カットがかった後も「大丈夫?」と肩を組んでもたれかかるなど、まるで本物のカップルの距離感に。インタビューにてしょうだいは「間違いなく、好きになってきています」と答えており、恋の矢印が大きく動き出した様子に視聴者からも「こんなん好きになる」「私が照れる…」などといったコメントが寄せられた。次回は新しいドラマのオーディションに向けたペア決めが行われる。シリーズ史上初となる、男性がペアを希望する女性の喜びそうなプレゼントを購入し、受け取ってもらうことができればペア成立というルールに。第3話の終盤では、ひろとがみゆの元にプレゼントを渡しに行く場面が映し出されたが、みゆはペア決め直前、ひろととこれまで2回ペアを組んだものの「好きっていう感情は芽生えなかった」とはるかに打ち明けており、みゆが出す答えに注目だ。「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」は毎週日曜日22時~ABEMAにて配信中。(cinemacafe.net)
2022年12月04日“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか”を描くシリーズ最新作「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」が11月13日に放送開始。第1話ではついに男女8人がタイムズスクエアで初対面し、“運命の赤い糸”でドラマのオーディションのペアが決定。ニューヨークの様々な場所に出かけて仲を深めていき、いざ挑んだオーディションでは思わず涙を浮かべるメンバーの姿も…。そしてドラマの撮影では、キスシーンを経て主演の2人の恋心が動き出していく様子に、視聴者からは「見事に魅了された…」「最高の1話だった!」といった感想が寄せられた。若手俳優が、毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら恋をしていく様を、シリーズ史上初の海外全編ロケで贈る本作。今回は、様々なアーティストの楽曲からインスピレーションを得て、鈴木おさむが脚本を書いた特別なドラマを演じていく。今シーズンの出演者には、「烈車戦隊トッキュウジャー」で戦隊ヒロインに選ばれ、数々のドラマや映画、バラエティ番組に出演する小島梨里杏、映画『ブレイブ-群青戦記-』やドラマ「オールドルーキー」など話題作への出演が続く福山翔大、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などドラマや映画、舞台に出演し、幅広いジャンルの役を演じる柾木玲弥、そして画『瞽女GOZE』にて第30回日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞するなど、高い演技力で数々の作品で主演経験を持つ吉本実憂など、さらに活躍が期待されている実力派の若手俳優8名が勢ぞろい。初対面を果たしたあと、早速、絡みあった赤い糸を男女で引き合い、オーディションに挑むペア決めを行った。結果、しょうへい(小野翔平)とはるか(立石晴香)、ひろと(高橋大翔)とみゆ(吉本実憂)、しょうだい(福山翔大)とクレア(トミコ・クレア)、そしてれいや(柾木玲弥)とりりあ(小島梨里杏)のペアに決定し、それぞれがお互いを知るために、早速デートへ向かった。そして、オーディション当日。ドラマ第1話では、にしなの「ホットミルク」を主題歌とした、夢追う男女が織りなす大人の青春ラブストーリーに挑戦。みゆは声を震わせながら街に別れを告げ涙を流し、ペアのひろとと熱いキスシーンを演じきったが、徐々に仲を深めたれいやとりりあが、オーディションでも息の合った演技を披露し、今回の主演を勝ち取った。元々友人であるみゆとりりあ。温かく拍手を送りつつも、悔しさのあまり大粒の涙を流してしまう。視聴者は「本気度がレベチ…」「今回のメンバー全員ハンパない!」などと、演技力の高さに圧倒された様子。そして迎えたドラマ撮影では、キスシーンが近づいてくると、「恋は100%しないです」と宣言し、落ち着いて冷静さを保っていたれいやが「全然意識してなかったのに、緊張してきちゃった」と本音をぽろり。道ゆくニューヨーカーが見守る中、本番では甘く、唇の柔らかさが伝わるキスを何度も交わし、時折目を合わせ、笑顔になる2人。その後のインタビューでれいやは「そう言う人たちの気持ちがなんとなくわかった気がするなって」「恋する気持ちが分かるな、というのが分かった」とりりあを意識し始めている様子。視聴者からは、そんな心の変化に「恋の始まりを見た!」「斜め上の展開だったな…最高!」と反応が寄せられた。第2話では、藤原さくらの新曲「まばたき」から着想を得て書き下ろされたドラマの主演を懸けて、オーディションが行われる。マリリン・モンローやロバート・デ・ニーロなど数々の俳優を輩出した演劇映画学校へ行き、刺激的なレッスンを受けたことで主演に対する思いが、より強くなっていく8メンバーたちは、迎えたオーディションのペア決めで、それぞれの心の内が明らかに。一方、れいやとペアを組み、甘く優しいキスシーンを演じたりりあは、あることがきっかけで泣きじゃくりながら道端にしゃがみ込んでしまう。そしてりりあが、涙ながら告白する場面も。早くも恋の波乱が巻き起こりそうだ。「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」は毎週日曜日22時~ABEMAにて配信中。(cinemacafe.net)
2022年11月20日恋をしようとしない嘘つきオオカミが男女両方に1人以上潜む、シリーズ史上初の試みで贈る「オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない」第6話が9月18日に配信。中間告白を終え、恋の矢印が錯綜し、メンバー全員が“誰がオオカミなのか”と疑心暗鬼になりはじめた。前回のラストで、はるをデートに誘ったにのん。ういも「自信がないから(2人で)行っておいでとは言われへん」と参加を決意し、当日はにのんとういがはるの誕生日をサプライズでお祝いした。次に訪れたひまわり畑では、それぞれが2ショットへ。ういは誕生日プレゼントのサングラスを渡し、ういが「今のはるくんの気持ちは?今日(にのんに)誘われてるやんか」と切り込むと、「全く変わっていない。むしろ、もっと好きになったかもしれない」「でも、にのんもこうして太陽LINE使って行動してくれてるから、ちゃんとにのんとも向き合いたいと思ってる。その上で選択したい」とはる。一方、にのんとはるの2ショットでは、「ういちゃんとはるを見て、ういの素直さ、真っ直ぐさに自分は勝てないなって思って。自分の中で負けちゃった。でもそう思い返すと、ずっと(想っていたのは)はるだったのかも」と真摯に伝えた。また、ひまわりを髪に挿したにのんとういが、「どっちの方が可愛い?」とはるに詰め寄る一幕も。これにはさすがのはるも返答に詰まり、たじたじな様子。中間告白でお互いの想いを確かめ合ったるいとももはの2人は、特に関係性に進展はなく、アトリエで2ショットにはなるものの、ややそっけない様子を見せるるい。不安が募ったももはは「1日に1回だけしか2人で喋れていない。だから、もっと2人で作業したいし、2人でもっと話したいよ」と自分の想いを伝え、るいが「そうだね」と言葉を続けようとした最中、るいの返答を待たずに、突然走り去るももは。そんなももはの行動にるいは困惑の表情。一方、ひびきと2ショットになったしおりの言動にも、怪しい気配が漂う。しおりと2ショットになる前に、ななを誘って2人で話していたひびき。再び「ひびきは友達」と告げられ、落ち込んでいるひびきにしおりは「ひびきとちゃんと話してみたいと思ってるんだ、実は」と伝え、「ひびき落ちてほしくないな。居心地いいっていうか。話してみたいな、もっと」と畳みかけるという、しおりの急な心の変化が見られた。またラストでは、ひびきが太陽LINEで、しおりをデートに誘う模様も。次回は、ひびきがアトリエで2ショットになった際に「話してみたいと思ってるんだ」と思わぬカミングアウトをされた相手のしおりを誘った、太陽LINEデートが行われる。「もう、兄弟みたいな関係性はいい」とひびきが宣言したことを皮切りに、その関係は予想していなかった恋へと発展していく。さらにメンバーたちが出演した第35回マイナビ 東京ガールズコレクション2022 AUTUMN/WINTERの本番の様子も配信される。「オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない」第7話は9月25日(日)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2022年09月25日3人のお子さんがいる、50代のおーちゃん。子どもたちが恋をしたときの母としての心境をマンガにしています。マイペースな長女は、昔から恋についての話は秘密主義だったようで……。★関連記事:「恐るべし!腹圧」それでも夜中の菓子パンはやめられない #五十路日和 1こんにちは、おーちゃんです。知り合いの娘さんの結婚相手を見かけたときに「うちの娘たちはまだまだ先だろうけど」などと思っていましたが、気が付けば、私の子どもたちもすっかり大人になりました。長女(現在31歳)はマイペースで、昔から恋愛についての話は秘密主義。本人からその手の話を聞いたことはなかったのですが……長女が大学4年生だったある日のこと。「おねえって、多分彼氏できたよね?」当時18歳の次女にそう言われ、「え、待って……! ちょっとうれしい……」と思ったのを覚えています。長女が心配という気持ちではなく、うれしい気持ちが大きかったのでした。-----------------------長女に彼氏ができたかもしれないと知り、うれしい気持ちになったというおーちゃん。もし皆さんのお子さんに彼氏・彼女ができたかも? と知ったら、どんな気持ちになりますか?著者/おーちゃん(52歳)孫ラブおばさん。10歳年上の夫と2人暮らし。長女(29歳)、次女(27歳)、長男(24歳)の3人の母親で、6歳の孫を溺愛中。Instagramとブログで家族の話を更新中。ブログ「娘ときどき孫日和~子離れ奮闘記~」。Instagram:@ohchan_65
2022年09月20日現在3歳になる娘を産んだときの話です。初めての出産を控えて、不安でいっぱいだった私。しかし実際は、不安に思っていたことが嘘のように、むしろ「気持ちよかった!」と感じるほどの経験となりました。そんな、私にとって人生で一番感動的な出来事となった出産の体験談です。※コロナ禍前の体験談です 陣痛開始~入院妊娠39週4日目の朝6時、不規則なおなかの張りで目が覚めました。「これは陣痛かな?」と半信半疑で、一応陣痛アプリで間隔を測るものの、間隔はバラバラ。午前中は約20分おきにやってくる痛みに耐えつつ、作り置きのおかずを作ったり、入院バッグの中身を確認したりして過ごしていました。 このときは痛みが続く時間は1分程度。痛くなったら立ち止まり、「もうすぐ会えるのかな?」と赤ちゃんに話しかけてやり過ごしました。そして15時ごろ、一気に陣痛が8分間隔になり、慌てて病院に電話。夫に車で送ってもらいました。 いきみ逃しは呼吸に集中!病院に着いて内診を受けると、子宮口は4cm開いているとのことで、そのまま入院となりました。陣痛が来ない時間は楽しく夫と喋ることができました。そして陣痛がきたら、ひたすら呼吸に集中します。心がけていたのは、長く細く息を吐くこと。助産師さんからは、妊娠33週ごろに参加した出産教室で、5m先のろうそくをそっと消すイメージでと言われていました。 そして赤ちゃんのことを想像し、「じょうずだよ〜。ゆっくり出ておいで。怖くないよ。もうすぐ会えるかな? 楽しみだね。お母さんは痛くないよ」など、赤ちゃんを応援をする声かけをしていました。その間、立ち会いをしていた夫には手を握ってもらったり、うちわで扇いでもらったりなどのサポートをお願いしました。 出産は人生最大の感動的な出来事になったそうやって呼吸と声かけをしていると、だんだん陣痛が赤ちゃんとの対話のように感じられるようになりました。「赤ちゃんが話しかけている」と思うと、痛みはあるものの愛しく思えて、あまり苦になりませんでした。 「よく叫ばないで平気ね」と助産師さんに驚かれたほどです。そして20時ごろ、娘を無事出産することができました。産後すぐ、立ち会った夫に「気持ちよかった!」と言ったことは今でもはっきり覚えています。 私の場合、リラックスした出産シーンをひたすら思い浮かべて呼吸と声かけに集中したことが、「気持ちよかった!」と思える出産に繋がったのだと思います。そして第二子も同様に実践した結果、陣痛から出産まで慌てることなく、リラックスして産むことができました。この経験から、自分に合ったリラックス法を知ることがとても大切だなと実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:佐藤ちえみ京都在住、2児の母。おしゃべりが大好きな3歳娘と、よちよち歩きの1歳息子に癒やされる日々を送る。育児や京都観光のジャンルを中心に、フリーのライターとして活動中。
2022年08月05日娘の幼稚園でおこなわれた、初めての親子遠足のときの話です。娘を溺愛している夫ですが、遠足当日は残念ながら仕事を休むことができませんでした。そこで、夫は仕事が終わり次第、遅れて遠足に参加することに。私はひと足先に娘と遠足に向かい、夫が合流するのを待っていたのですが……。 娘の初めての遠足今年幼稚園に入園した長女。娘を溺愛している夫は、初めての親子遠足をとても楽しみにしていました。夫の職場は早めに希望を出せば休みが取れるらしく、何月に遠足があるのかわからないのに、「遠足の日は絶対に休みを取る!!」と、入園前から張り切っていたほどです。 そして、4月に娘が入園。私たちは幼稚園からもらった年間スケジュールを見て慌てました。なんと、1カ月後の5月に親子遠足があるというのです! すでに夫の職場の休み希望は締め切られていて、今から休みを取ることはできません。 しかし、夫は娘の初めての遠足に参加することをどうしても諦められないようでした。 夜勤明けの夫が遅れて到着!しかし…休みは取れませんでしたが、遠足当日は幸運にも夜勤明けの夫。「遅れるけど、夜勤を終えたら会社から直接向かうよ!」と、遠足の目的地である動物園で合流することになりました。私と娘は幼稚園のみんなと先に動物園に行き、夫は夜勤明けで現地集合の計画です。 そして遠足当日。予定通り、私と娘は先に到着して、幼稚園のお友だちやママ友と動物園を楽しんでいました。そのため、遅れて到着した夫からの電話にまったく気づかなかったのです……。 夫からの着信に気付いて私が折り返すと、夫は「早く合流したくて急いで来たのに、電話に出ないとはどういうことだ!!」と大激怒。一刻も早く娘の姿を見たい夫は、私たちが園内のどこにいるかわからず、今までにないほど怒っていました。 夫が苛立つ気持ちもわかりますが……。そんなに怒らなくてもいいじゃん、と、思わず私もイライラしてしまいました。 デレデレになる夫を見て…私も娘も動物園を楽しんでいるところなので、イライラしたまま夫に合流されても困ります。 そこで、居場所を伝えつつも「合流するまでに気持ちを落ち着かせてから来てほしい」と伝えて、電話を切りました。周りのママ友にも、夫は「娘を溺愛している良いパパ」という印象を持たれているので、私はいつも通りのイメージで来てほしかったのです。 それから、まもなくして夫が合流。まだ怒っているかな? と夫の様子を伺うと……。どうやら、お友だちと一緒に動物園を楽しんでいる娘の姿を見て、さっきまでの怒りが一瞬で吹き飛んだようで、デレデレした「いつも通りの溺愛パパ」に。娘の写真を何十枚も撮りまくり、初めての親子遠足を誰よりも楽しんでいました。 私にはあれほどの怒りをぶつけてきたのに、普通に遠足を楽しむ夫の様子を見て、「あのお互いにイライラしたやりとりは何だったんだろう。夫につられて私も無駄に怒っちゃったな」と反省しました。 普段からイライラしたり、怒りをぶつけてくることは少ない夫ですが、娘のこととなると怒るシーンが増えてきたように思います。それだけ娘を溺愛しているのかもしれません。今後は、こういった些細なことでお互いにイライラしないようにしたいな、と思いました。 著者/Sugar111 佐藤幸代作画/こいでちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年07月26日恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのかを描く「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」第10話が、7月17日(日)に配信。最後のドラマの主演を懸けたオーディションに向けて、全員で女子寮に集まり、自由稽古を行った。今シリーズ最後のドラマは、「鶴の恩返し」がモチーフの切ない恋物語。過去に自分を救ってくれた男性のもとに姿を現した1人の女性の切ないストーリーで、かけがえのない存在と気づいた2人が結ばれる、激しいベッドシーンが見せ場だ。早速、男性メンバーが女子寮を訪れ、はっしーは想い合っているあかりを誘い、その流れでりくとはみよしを、りょうすけはゆうきを誘い、それぞれ稽古を開始。一方、みよしの部屋に向かうりくとにしおんが声をかけ、少し稽古をした後、中間告白ではゆうきに告白したしおんは、現時点ではその気持ちが変わっていることを打ち明け、「みよしちゃんが好きだなって」とりくとにライバル宣言する一幕も。そして夕飯時、みよしはお腹が空いていないからと、自分の部屋にいる様子で、しおんはお菓子を持ってみよしの部屋を訪れるという、早速行動に移す。その後、りくともみよしの部屋を訪れ、ナチュラルに距離を詰める。その頃ゆあは、りくとがみよしの部屋に行く姿を見て、切ない表情。夕飯前、ゆあとりくとが稽古をしている際、ゆあは指名について、りくとも選択肢にあることを初めて明かしていた。また、あかりとはっしーは部屋へ引きこもり、何度も練習を重ねるが、あかりは「どう見えてるんだろう?」と苦戦。はっしーは「キス練習しない?」と突然言い、あかりは恥ずかしそうに断るものの、はっしーの熱量高く提案してくれる気持ちに、頭を悩ませつつ、「やるんだったら、流れでやる?」と承諾。軽めのキスから、濃厚キスを30秒に渡って交わし、強く抱き合った。稽古中のまさかの本気のキスに、視聴者からは「これはたまらない」「ドキドキをありがとう」と興奮のコメントが寄せられた。第11話は、最終回に向けて予想外の恋が動き出す。オーディションは個人戦となり、その場でペアを組み、主役を勝ち取ったメンバーは、ドラマの相手役を選べるという内容に。初のベッドシーンに緊張感が高まる中、オーディションではそれぞれが過激な演技を披露。みよしがオーディションで指名した相手、ゆあの恋の行方に注目だ。「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」第11話は7月24日(日)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2022年07月24日7月10日配信の「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」第9話は、“かぐや姫”をモチーフにしたドラマの撮影が行われ、メンバーそれぞれの恋模様が加速していく様子に視聴者からは「気持ちを伝えあっててよかった」「恋愛って、タイミングだな…」と感想が寄せられている。前回、二人三脚対決と暗記するオーディションで見事、主演を勝ち取ったみよしとしおんのペアは、撮影前日の夜に役作りを兼ねて同棲ハウスに入居。稽古を始めると2人は手を繋ぎ、「もうちょっと悪いことがしたい」と唇すれすれの濃厚キスシーンへ。その後、用意されていた1つの寝袋に一緒に入って就寝と、これまでの同棲ハウス以上に密着。みよしは「おやすみって言わないと寝れない」としおんを見つめ、しおんは「言っていい?」と返すと、「じゃあまだ…」とみよし。これまで以上にラブラブな様子が見られた。次の日の朝も、2人は密着しながら朝ごはんを食べ、同棲ハウスを通して仲が深まったようだ。“かぐや姫”がテーマの今回のドラマは、大学の天文サークルで、みよし演じるミステリアスな先輩マドンナに、しおん演じる後輩部員が密かに恋をする物語。また、先輩には婚約者がいるという、少し切ないラブストーリーとなっている。ウエディングドレスに着替えたみよしに、「めっちゃ似合ってるじゃん!」「どんどん好きになってるよ…」と役のセリフと掛けて自分の気持ちを思わず漏らしてしまうしおん。合宿シーンでは、部員役として2人以外のメンバー、りょうすけ、りくと、はっしーも撮影に参加。みよしを最初から一途に想っているりくとは、撮影の合間にみよしが近くに来るも、話しかけることができなかった。そしていよいよキスシーンの撮影を迎えると、濃厚すぎるキスを繰り広げるしおんとみよし。モニターを見ていたりくとは、思わず床に寝転び「しんど…」と声が漏れる。一方、みよしとしおんが同棲ハウスに行った夜、残りのメンバーは男性メンバーの寮で晩酌をすることに。はっしーはあかりを自分の部屋へ呼び出し、これまで何度もペアを組み、オーディションに挑むも一度も主演を獲ったことがない2人は、これまでのオーディションをふり返った。本作が終わった後、中国に帰国するはっしー。そんな状況も踏まえ、あかりは「結婚とか考えられない人とは付き合えないと思っちゃう」と真剣に向き合っていると告白。視聴者からは、「この2人可愛すぎる!」「まさに、恋愛ドラマな場面を見ている気分!」と感想が寄せられた。次回の第10話は、新しいドラマの主演を懸けたオーディションに向けて、寮で稽古を開始。しおんのことが気になっていたゆあは、りくとに気持ちが向いていることを打ち明けたり、ベッドに横たわるあかりにはっしーが覆いかぶさる大胆な行動をしたり、最終告白に向けて恋が急加速していく。「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」第10話は7月17日(日)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2022年07月17日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。どんな生き方を選んでも自由な時代だからこそ、自分にとって価値ある未来がぼやけて見えてしまうことがある。自分らしく生きるとはどういうことか、そして本当の幸せや未来まで持続可能な愛とは何を指すのか…。誰かが正解を教えてくれるわけではない、この永遠の問いの答えはどこにあるのだろうか。親子の『ダブル婚活』から始まった愛の物語はついに最終回。父・林太郎(松重豊)と娘・杏花(上野樹里)の親子が見つけた、答えとは・・・。颯からのプロポーズに、答えが出せずにいる杏花颯(磯村勇斗)から結婚してマレーシアに一緒に来てほしいとプロポーズされた杏花だったが、直ぐには答えを出せずにいた。自分は何も変わらず、自分らしいままでいられるし、南国でのヨガも杏花の思い描く働き方だ。颯は杏花にとって『最高の条件』なのだ。でも、そう簡単に決断できることではない。「いっぱい考えて、俺のこと」という颯の言葉からも、この想いは嘘じゃないという本気が伝わるのだ。杏花は本気で向き合って、自分の本当の想いを確かめたかった。そんな杏花は、晴太(田中圭)がその様子を見かけていることは知らなかった。そして晴太は、颯から「もう遅いです、俺たちもう…」と伝えられ、この恋の終わりを意識する。「足るを知ることは難しいんじゃないか?」杏花はそんな中でも自宅でのリモートのヨガなど、仕事面は順調だった。ヨガで語ることで、自分を整理してきたが、この日説いたのは『足るを知る』という教えだった。丁度レッスンを聞いていた林太郎が、老子の言葉としてのその教えを杏花に語り出す。「自分が本当に何を求めるのかそれを知らなければ、今の自分で十分だと、足るを知ることは難しいんじゃないか?」杏花の頭には、晴太と過ごした思い出、一緒に見た景色が浮かだ。自分が本当に求めるもの…。会う理由なんて何もなくても会いたい、そんな思いから、杏花は晴太と会うことを決める。しかし、二人の間には微妙な空気が流れる。会話も間があく。最後に話すことは、いつも晴太が話を聞いてくれていたくだらない話。二人は思いを隠したまま、そして杏花が颯とマレーシアに行くと勘違いしたまま別れ、すれ違いの溝が深まっていく。一方の颯は最愛の人の手をこんなところで簡単に手放すわけにはいかないからと、アプローチをかける。そんな颯に応えたいと思う杏花。それでもこれで十分だと思える自分を3人はまだ掴み切れていなかった。人間だけが言葉を持つ理由一方の林太郎は、交際することになった明里から、杏花に挨拶をしたいからといわれて沢田家を訪れることになる。林太郎は近頃一人暮らしのために頑張っていたが、直前になっても二人で言い争いながら掃除していた。大人になっても仲の良い二人にほっこりするし、とりあえず見られないだろうと、ものを投げ込む二人には親近感が湧いてくる。そして林太郎と明里の素敵な関係性を、杏花は目の当たりにしていた。「骨にも個性があるんです」と話す明里に「私は日向さんに骨抜きです!」と、バカップルと言われんばかりの仲の良さを見せつける。それでも杏花はそんな父の笑顔を見て満足そうに微笑む。そして、「お父さんと、結婚させてください」と明里に言われ、驚きながらも嬉しそうな林太郎を見て、杏花は「末長くよろしくお願いします」と答える。ここに新しい『家族』が生まれた。生きてきた環境も性格も違う誰かと共に生きていく、家族。その中で当然理解できないことが出てくる。伝わらないことがある。林太郎も陽子と全て分かり合えたわけではなかった。とっくに捨てられたと思っていた離婚届に込められた、陽子の「林太郎を自由にしてあげたい」という気持ちにも気づけなかったのだ。どんなに言葉を尽くしても、分からないことは存在する。それでも人は『伝える』という行為を繰り返し、命を繋いできた。「言葉っていうのは、誰かに気持ちを伝えるためだって、一生懸命に話す杏花が教えてくれた。気持ちを伝えたい相手がいることが、幸せなことだ」人間だけが言葉を持ったのは、はじめは愛を伝えるためだとも言われる。気持ちを伝えたい相手が今生きていることは、かけがえのない奇跡なのだ。この林太郎の言葉が杏花の胸に刺さり、杏花は一歩踏み出すのだ。晴太が気付いた本当の『答え』「颯、ごめん、私結婚はできない」その理由が晴太なのかと聞かれ、杏花は静かに頷く。颯を誰よりも悲しませたくないのは、本当の家族のように思っているからなのだ。現代の家族のカタチは様々だ。家族だと思えば、血の繋がりも住む場所も関係がない。だが、颯にとってはそれが何よりの壁だった。それでも颯が杏花を想う気持ちは変わらない、伝わって受け止めてもらえただけで、十分だった。そして颯は晴太に林太郎の人前式の招待状を渡すのだ。晴太は林太郎や安奈(瀧内公美)からも背中を押され、本当の思いに気付かされる。杏花と林太郎が34年間築き上げてきた愛情そして林太郎と明里の人前式、最初に式場の扉を開けたのは式の主役である2人ではなく、晴太だった。目の前の杏花への気持ちが晴太の中で溢れ出して止まらなかった。お父さん、お母さん、どっちでもない、大切な虹朗(鈴木楽)と杏花と共に、自分達の家族のカタチを作っていきたいと思うのだ。「今の気持ちが永遠に続くって信じてって…冷静に考えたら無茶な話で、結婚すること自体普通じゃないと思うんですよ」上手く言えない晴太にいつものように、「ちょっと何言ってるかわからない」と笑う杏花だったが、「分からないけど、分かりたいです。誰より晴太さんのこと」と答える。「じゃあ聞いてください。普通じゃないくらい、杏花さんが好きです。僕と結婚してください」杏花はプロポーズを受け入れる。そんな二人の様子を見ていた林太郎は驚きつつ、心からの祝福を贈る。この人前式は林太郎だけではなく、林太郎が誰よりも幸せになってほしいと願う杏花の二人が、それぞれが大切に想う人との持続可能な未来へ歩み出すための式だった。34年間お互いお世話になりましたの気持ち、そしておめでとうの気持ち。親子は顔を見合わせ、お互いを讃えあう。二人が34年間、築き上げてきた愛情は本物だ。最終話のテーマはきっと『持続可能』それから一年後。林太郎と明里は事実婚。そして杏花は晴太が始めた大好きなカレー屋を営む側でヨガ教室を開く。颯はマレーシアに渡り学校を作るという夢を叶えるため邁進していた。そして林太郎は一人、辞書編纂の仕事で『結婚』の語釈を考える。愛し合う男女が、正式に一緒に生活するようになること。林太郎は陽子と杏花との宝物のような思い出、そして今自分の心の中に住む明里を思って、また言葉を綴り直す。『結婚』とは、愛し合う他人同士が、わかり合いたいと願い、共に歳を重ね、互いの変化を慈しみ、それでもなお分かり合えないことを知る営み。古来人類が繰り返してきた、とわに続く愛情へのむちゃな挑戦。この物語は、自分にとって本当の幸せとは何かを、誰かを愛することを通して、決められた語釈だけではない答えを見つけていく父と娘の奮闘記が描かれてきた。そして彼らは、二度と来ない特別な毎日、限られた時間を費やしてもいいと思える大切な人と巡り合い、新しい自分に出会ってきた。そして今、この瞬間を目いっぱい感じ、自分らしく幸せに生きるための、自分だけの答えを見つけたのだ。持続可能な恋は、颯の言う通り叶わなかった恋とも言える。どう変わるのも自分の気持ち次第だからだ。だが、叶った恋だって続けることができる。それこそ、恋が愛へと変わり、時を経て形を変えながら持続可能を目指していく営みと呼べるのだ。『持続可能な恋ですか?』には毎話テーマがあった。最終話のテーマはきっと『持続可能』だろう。その持続可能という語釈はきっと、私たちの心の中にもあるはずだ。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年06月27日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。「自分にとっての人生の優先順位って…?」『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』第8話は、独立をサポートにするにあたり、コンサルタントの安奈(瀧内公美)から人生の優先順位を聞かれ、杏花(上野樹里)は「今は仕事、独立が一番」ということを伝えるところから始まる。仕事、お金、恋愛、結婚…。『自分らしく』生きていくために、どれも大切だからと全てを取りにいけるような人生を歩むには難しい。何か一つ選べば、何かを諦めることになるのが今の厳しい世の中だ。第8話は、杏花と晴太(田中圭)が決めた持続可能な恋のためのルールが波乱を巻き起こしていく。晴太の元妻・安奈が抱える不安杏花は自分らしさが何かわからないままであるものの、仕事ファースト、晴太とはお互い無理なく付き合うことを心に決めていた。安奈は杏花の思いを汲み取り、仕事相手として独立へのプランを提案する。しかしその裏で、杏花と晴太が交際していることに気づいている安奈。恋を持続させるための、結婚しない交際。この無理のない付き合いが無意識に無理をさせているのではないかと心配していた。「再婚しても構わない、ちゃんと覚悟があるなら」安奈は結婚する気がない杏花を虹朗にむやみに会わせたくなかった。杏奈の願いは虹朗(鈴木楽)の母親になってくれること。恋愛も再婚も自由と言いながら、大阪での仕事で3年もこの場所を離れる決断を迫られている中、虹朗を残していくのが杏奈にとって、何より不安なのだ。林太郎に『お見合い』を申し込んだ明里の衝撃のひと言一方、林太郎(松重豊)は明里(井川遥)からお見合いを申し込まれる。真意が分からず混乱する林太郎だったが、明里は前回のデートで抱いた林太郎への感情が何か確かめたいのだった。林太郎は練習だと自分を納得させて臨んだお見合い当日、明里から予想外の言葉が返ってくる。「違います、練習じゃないです。私と交際していただけませんか?」腰痛持ちで歳が離れていて、介護が視野に入った自分に『恋』の感情を抱いているという明里に驚きを隠せない。杏花からも「お父さんと婚活するメリットある?」と言われたくらいだ。しかしそれでも明里は、林太郎を思う満たされない気持ちこそが恋と呼ぶべきものだと感じていた。恋=会いたい、そばにいたいと思う、満たされない気持ち。そして同時に『満たされた気持ちにもなる』のだ。明里はこの辞書以上の意味をどう伝えるべきなのか悩んでいた。林太郎はそれに「伝わりました」とだけ言い、一旦保留として立ち去ってしまい、お見合いは終了した。そんな中、フランスから帰国した颯(磯村勇斗)は杏花へお土産を渡しに沢田家に帰ってきていた。杏花がお土産を開けていると、突然、颯は杏花の左手を取り、跪く。その左手にはめられたのは…まさかのスマホリングだった。「これは婚約指輪でプロポーズの流れでしょ!?」と思いつつ、すぐスマホを無くす杏花のことを、颯は一番に考えて選んだのだ。杏花に思いは届かないままの颯だが、「杏花が一番」と何の迷いもなく真っ直ぐ伝えてくれるところについ惹かれてしまう。そんな颯は、「身寄りのない子供たちの学校を作ることが夢だ」と語る。幼い頃、杏花の家で笑いの絶えない日々を過ごしたことを思ってのことだ。颯は、杏花と出会ったことで、新しく世界が広がり、自分の夢を見つけることができたのである。キーワードとなるこの『新しい世界』。前回でも、晴太と杏花の出会いが二人の世界を広げていると強く感じたが、誰かと関わることで知らなかった自分を知ることになる。出会いは、自分らしさを知るきっかけにもなるのだ。しかし、自分らしさが何かを探し続けていると、やがて『自分』という檻を無意識に作ってしまい、その中でもがき、行く先を見失ってしまうこともあるのだ。MIKAKO(ゆりやんレトリィバァ)が言う「自分らしさなんて探してたら、不幸になる」の不幸とは、まさに行く果てだ。杏花も、仕事を優先させて、恋もする…自分らしく生きるのなら、結婚は難しいと考えたからこそ、「お互い二番で」という晴太とのルールを決めた。しかし、無理をしない日々の中には『無理』が隠されている。持続を追い求めるあまり、持続させるのに疲れるという矛盾が起きている。二人はどうでもいい話題でも沢山笑い合っていたが、いつしか仕事の邪魔か、虹朗の世話で大変か…と考え、気軽に話せなくなっていた。2人で決めたルールが破られた出来事ある日、独立へ向けた話し合いをしていた杏花のもとに晴太から電話がかかる。「熱を出した虹朗を仕事で遠い場所にいる自分に代わって迎えに行ってほしい」ということだった。仕事ファーストの杏花に、お迎えを頼むことは二人が決めたルールに反していた。そして晴太も、虹朗を一番に考えたいと思いつつも、生活を守るための仕事は結局外すことはできなかった。杏花は迎えに行くと返事をする。しかし仕事相手からは「成功したいなら優先順位を考えろ」と言われ、一度は颯に頼んだものの、どうしても気になって杏花は仕事を抜けて晴太宅に向かった。人の事情も知らずに、優先順位を勝手に決めるなと思うところだが、問題の背景にある原因や何に悩んでいるのかは、他人には知る由もない。何を優先させるのか、全ては自分次第だ。初めてそろって顔を合わせた晴太、杏花、安奈そして同じ頃、晴太達のもとに安奈も駆けつけ、初めて三人が顔を合わせる。「母親になる気がないなら、中途半端に虹朗にかかわらないでほしい」安奈は、二人の結婚を前提にせぬまま、家庭にどんどん介入してしまえば、まだ幼い虹朗も、杏花もお互いを切り離せなくなることを懸念していた。今以上に無理することを頑張らなきゃならなくなる。全部任せっきりだった晴太に代わり、安奈は家庭の全てを背負い、無理をして、限界を迎えたのだ。「全部選んで進むのは、相当覚悟がないと。私には…できなかったから」自分ができなかったからと生き方を押し付けることこそ間違っていることではあるが、ここで杏花を縛り付けることになる。自分らしくいるためにお互い無理をしないというルールは、相手を無理させないように気遣わせるだけの足枷にしかならなかった。「無理することを頑張る」なんていう、言葉がおかしいと笑えるような社会には、まだ遠いのだ。その夜、杏花は電気もつけない部屋の中で晴太のことを考え、一人、涙を流していた。「私が本当に見つけたい新たな自分って、何なんだろうって」杏花は「晴太との恋を祝福してほしい、林太郎のことも祝福するから」と伝える。林太郎は「どんな人との将来でも、新しい世界が広がるから祝福したい」と言ってくれていたからだ。林太郎は「ああ」と言うだけだった。電気もつけず、ただ一人で泣く杏花を見て、父として心から祝福はできなかった。次回、沢田夫婦の秘密が明かされる?そして杏花と晴太、林太郎と明里はそれぞれの関係がまた動き出す。「結婚を前提にお付き合いしてくれませんか」と告白した杏花だったが、晴太からは「もう終わりにしましょう」と別れを告げられ、林太郎は明里からの交際の申し込みを断ってしまう。父娘揃って失恋してしまった二人。そして沢田夫婦が抱えていた秘密とは…?それぞれの決断、恋もクライマックスへ加速していく。持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜/TBS系で毎週火曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年06月13日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。忙しない日常の中で、ただ今を感じる時間を過ごせることは少ない。変わらない毎日の繰り返し、そこに何の意味も見出せず、自分にも周りにも不誠実とさえ感じる時がある。偶然、杏花(上野樹里)と林太郎(松重豊)が、それぞれがデートに出かけることになった第7話では、そんな『今やかけがえのない時間』が描かれる。杏花と晴太が決めたルールキャンプから帰った夜、沢田宅から出て行ってしまった颯(磯村勇斗)を皆心配していたが、颯は商談のためフランスに来ていた。キャンプの朝、同じテントから出てきた杏花と晴太(田中圭)を見たときの切なげな表情はもう颯にはなかった。失恋した男は旅に出る…のジンクスは破られたのだ。「俺も何事も諦めが悪いからね」そう、強気な顔で語る颯。『家族になってしまった』杏花への初恋はまだ諦めるつもりはない。まだまだ杏花をめぐる三角関係のバトルは終わっていなかった。そんな中、杏花の独立の意思を認めてくれたヴァネッサ(柚希礼音)に誘われて友人のコンサルタントに会うが、それは晴太の元妻・安奈(瀧内公美)だった。相談の中で結婚の話題になるが、杏花の「結婚を前提としないお付き合い」に共感した安奈は、「『子どもを傷つけない』というルールをお互いに守るならば、離婚後も協力したい」と語る。この安奈の話から、杏花は晴太との交際ルールを決めることにする。晴太は虹朗(鈴木楽)ファーストで、杏花は仕事ファースト。そして晴太からは、結婚したくなったら、その時はこの交際は終わりにするというルールを提案される。結婚願望のない二人が、お互いの幸せを持続させるための条件だ。結婚を考えてしまったら、今まで通りにはいかなくなる。この結婚を前提としない交際ルールが、タイトルでもある『持続可能な恋』の鍵となっていくことを予感させる。明里の中で変化していく、林太郎の存在一方、明里(井川遥)からの留守電の録音を聞いていた林太郎の元に、明里から「お願いの儀 デートをして頂けませぬか」という内容のメールが届く。「拙者は…」とでも言い出しそうくらい、固すぎる文章を不思議に思いつつ、好きな人からのデートの練習のお誘いに慌てふためき、明里からの留守電の録音を垂れ流すなどウブな反応を見せる。そして林太郎が初デート場所に選んだのは書道展。明里に楽しんでもらうため、共通の話題となる『骨』を日本語の中に必死に探したのだろう…林太郎は甲骨文字を力説する。そんな我を忘れて楽しむ林太郎を見て、明里は笑顔を浮かべる。明里は婚活に行き詰まっていた。お見合い相手と会っても楽しくないし、お見合いの知らせも面倒臭かった。だが、どうしようもない悩みや相談を真剣に聞いてくれて、今の自分にぴったりな答えを導いてくれる、好きなことで無邪気に笑う…そんな林太郎といる時間だけは何より楽しいのだ。明里が結婚のコツを聞いた時も、林太郎はコツの由来となる骨に関連させて答えてくれる。「(自分は)一番長く付き合わなきゃいけない相手ですから、自分に嫌われるようなことをせず、誠実にいたい」何より日本語を大切にしている林太郎から出る言葉だからこそ、明里の中に広がっていくのだ。林太郎の真剣さと時折見せる少年のような一面を想い、明里の心には『キュン』が溢れていた。一方、娘・杏花のデートは?そして杏花達も付き合って初めてのデートをすることになる。「今日、全部連れて行ってください!晴太さんが好きな場所ならどこでも!」杏花の行きたいところに…と思っていた晴太だったが、二人とも、自分でなく相手の考えを尊重しようとしていた。好きな人と過ごせるなら場所なんて関係ない。お昼時には、ファンタジー感溢れる森林公園で二人だけのランチを。お洒落なカフェでもなく、よく晴れたからという理由で選んだ、自然の音に包まれた二人だけの空間だ。「今日はその時の気分で考えましょう」目標や目的のために邁進し続けていた頃の杏花を考えると信じられないことだ。確かにその生き方は尊敬に値する。目標があり頑張っている人間は輝かしい。だが、何もしない時間にこそ見れる景色や生まれる感情があるのだ。杏花には独立という夢や目標がもちろん今もある中、そう考えられるようになったのは晴太と出会ったおかげでもある。そして、晴太も同じように、好きなことが増えたのだ。不動産会社の結婚事業へのやりがいも、夢中になれるものが見つからなかった晴太に、「人を幸せにするいい仕事ですよね」と杏花は優しく認める。この出会いは確かに二人の世界を広げているのだ。「私、今の晴太さんに会えてよかったです。虹朗くんがいる、晴太さんが、好きです」こんな時に寝てしまうのが不器用な晴太らしいが、そんな晴太の寝顔を杏花は更に愛おしく思うのだった。緑に囲まれ何にも邪魔されず二人だけの時間が流れていく情景に安らかな気持ちになった。そんな中、虹朗を預けていた安奈に「仕事が入った」と連絡が入り、急遽虹朗も交えて晴太宅でカレーを食べることになる。一つのテーブルで、同じ料理を囲む…そして自分が誰よりも大切な人と笑い合える時間のかけがえなさを晴太も、杏花も実感していた。「今日しかない今日のことを、全部忘れたくないなって」今日話したこと、感じたこと、一緒に過ごした空間。偶然でもいい、予想外でもいい、何もしなくていい、それが例え日常の繰り返しでも、それは二度来ない特別な毎日なのだ。この二人の出会いは、偶然だった。しかしその偶然の巡り合わせから始まった時間は止まることなく、今も二人を穏やかに包んでいる。この場面で主題歌である、幾田りらの『レンズ』が入るのも秀逸だ。歌詞にある「一つもこぼさずに焼き付けていたいよ」と、今話のテーマが重なった瞬間だった。第7話ラスト。日本に帰国し、マレーシアに開業するホテルの支配人となった颯や林太郎とのお見合いを考え始めた明里、そして林太郎には結婚に感じて何か秘密を抱えた様子で…。そして最後には、晴太と杏花の関係を知った安奈が「ルール違反かな」とこぼす。虹朗のためにならない交際は別問題だった。そして安奈は杏花のヨガスタジオへ乗り込む…。杏花も晴太の持続可能な恋の行方が安奈の行動で揺らぐのか、いよいよ最終回が近づいてきた第8話も注目だ。持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜/TBS系で毎週火曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年06月06日恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのかを描く「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」第2話が5月22日に配信され、新ルールの追加が明らかになった。「美女と野獣」(第2話)をモチーフとしたドラマの主演を懸けて稽古を開始したメンバー。ドラマは、職場で恐れられる気難しい先輩に、密かに思いを寄せる女性が、固く閉ざした心を開かせるというストーリーだ。今回のペア決めは、オーディション当日にその場で女子メンバーが一緒にオーディションに挑みたい男子メンバーを指名することに。さらに、台本のキスシーン直前部分が黒く塗りつぶされており、その部分はペアの相手と会話を即興で創作し自由演技を披露する“黒塗りオーディション”の開催が発表された。りょうすけはあかりを誘い、あかりのことが気になっているはっしーはみよしに声をかけ、承諾しつつも1人座っていたしおんに「後で一緒にやらない?」と大胆にも話しかけた。みよしに思いを寄せるりくとは、前回主演を獲ったゆあと稽古を始める。一方、しおんとみよしは、しおんの運転でメンバーに差し入れを買いにカフェへ。買い物をしつつも、2人の時間を満喫。みよしの「気になる人とかもういるの?」という質問に、「初日は、かみちゃん(上大迫祐希)とみよしちゃんが気になるって言ってた」と答えると、みよしも笑顔に。視聴者からはしおんに対し「誰とでも接し方が変わらない感じで、これはモテる人すぎるな」、「言葉の選び方や行動にモテ要素が散りばめられている」とコメントが寄せられた。また今回、黒塗りオーディションに加え、新ルール“お忍び稽古”の追加も発表。夜に当たりのくじを引いた“お忍び男子”となる男性メンバー1人が、希望する女性メンバーの部屋へ行き、その女性メンバーが入室を許可すれば、一緒に女子部屋で稽古ができるというもの。夜の12時を過ぎてしまうと、男子寮に戻ることができなくなってしまうため、女性メンバーの部屋にお泊まりすることに。今回、当たりくじを引いたメンバーははっしー。訪れたのはあかりの部屋で、2人きりの空間に。あかりは「みよしちゃんにいくと思ってた」と素直な気持ちを話すも、はっしーは全員と話した上であかりが一番だと告白。稽古に励み、気がつくと12時まで残り5分ほどになり、はっしーは「門限を破る選択肢はあり?」と確認。あかりが戸惑うと「僕が決めていいなら決めるよ」「じゃあ破るね」と部屋で一夜を共にすることを選択。12時を知らせる鐘の音を聴き、「もう後戻りできない」というはっしー。視聴者からも「めちゃドキドキした」と反響が寄せられた。翌朝、あかり以外の女性メンバーたちはリビングに集まり、自分の気になる男子がほかのメンバーの部屋に行っているかもしれない、という不安な気持ちを共有。そして、あかりの部屋で一夜を過ごしたはっしーが、寝癖がついた髪型のままリビングにやってくると、少し気まずい空気が流れるも、誰が誰の部屋に来ていたかが分かった女性メンバーは少しホッとした様子を見せていた。第3話では、「美女と野獣」をモチーフとしたドラマ第2話のオーディションが行われる。みよしは第2話でしおんを稽古に誘い、2人でカフェに行き、仲を深めていたが、「しおんくんが誰を想っているのか分からない…」と涙を流す一幕が。現代版・美女と野獣のオーディションを通して、男女それぞれの恋の矢印が大きく動き出すようだ。「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」第3話は5月29日(日)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2022年05月29日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。過去を乗り越えるためにも、何かを成し遂げるためにも、前を向くことは大切なことだ。だが同時に自分の本当の気持ちに蓋をしていることに気づきにくくなる。第5話ではそんな『前を向くこと』や『会いたい』という気持ちに寄り添っていく。セミナー最終日、杏花(上野樹里)への想いが募り、杏花を抱きしめた晴太(田中圭)だったが、そんな二人を颯(磯村勇斗)が目撃してしまう。晴太は颯に気づき、ふと我に帰ってお別れのハグと誤魔化すだけ。セミナーも終わり、会う理由がなくなってしまった二人であるが、心の中では『会いたい』という気持ちを募らせていた。林太郎がお見合いを続ける理由独立に向けて全力を尽くすことを決めている杏花だったが、林太郎(松重豊)は本当にそれで幸せなのかと疑問に思っていた。亡き妻・陽子(八木亜希子)の手紙の言葉を受け、親子で始めた婚活。知り合った明里(井川遥)のことは気になりながらも、幸せとは何なのか考え始めた林太郎は、ふと陽子との生活を思い出していた。そこにあるだけのものや言葉が、初めて意味を持った日、隣にはいつも陽子がいた。『上の空』の語釈を考えるだけだった林太郎をスカイダイビングに連れ出すなど、陽子はリアルを体感させてくれた存在だった。林太郎が現在もよく街へ出かけ、写真を撮ったり、人々の会話から新しい言葉を探していたりするのも、陽子の影響なのだろう。辞書や誰かが決めた言葉の解釈だけではない世界を教えてくれた陽子は、もういない。結婚条件は『僕より長生きしてくれる人』。しつこく、杏花の結婚や普通の幸せにこだわっていたのは、自分がそうではなかったからだ。幸せだったけど、その幸せは長くは続かないことを知っている。だからこそもう杏花に負担はかけられないと、林太郎も焦ってお見合いを続けているのだ。そんな中、オーナーのヴァネッサ(柚希礼音)から『TAMAGAWAサステナブルフェス』の仕切りを任された杏花。それを聞いた林太郎は陽子の服をフェスのバザーに出品することを決心する。杏花も、偶然知り合った明里から最近の林太郎の様子を聞き、前を向き始めたことを嬉しく思っていた。フェス当日、お見合い終わりに林太郎はフェスに顔を出すが、バザーに出す予定のなかった陽子の『オレンジのストール』が手違いで出品されてしまったことを知り、ショックを受ける。このオレンジのストールには陽子とのある思い出が詰まっていた。オレンジのストールをきっかけに変わる2人の関係辞書の編集委員に選出されず、公園で途方に暮れていた林太郎に陽子はそっと寄り添った。溢れ出した悔し涙を隠すように、陽子は頭にそのオレンジのストールをかけてあげたのだった。これは第3話でお見合いが上手くいかず涙する明里に林太郎がしてあげたことだった。大切な人の涙を誰にも見せないというこの行動は、陽子が自分にしてくれた思い出からきていたのだ。そんな思い出を聞いた明里は、あの時心を軽くしてくれたのは林太郎と陽子だったと気づく。陽子のストールは林太郎にとって特別なものでもあり、明里にとっても大切なものなのだ。明里は諦めかけた林太郎の背中を押し、二人は無事にストールを探し出すことができた。「会いたいと思える人と、会える今を大切にしたい」林太郎は、もう手放しても平気だと思っていた。しかし、後ろも向かず、前だけ見て歩くということは、言い換えれば自分の忘れたくない過去や今の辛い気持ちを無理やり忘れるということなのだ。林太郎は陽子との思い出にも蓋をしようとしていた。そうではないと、先に進めないと思っていたからだ。情けなさそうに想いを話す林太郎に、明里はこう声をかける。「歳をとった分色んな思い出があるけど、そういうの皆んな引きずって…でも時々振り返りながら歩いていけたら、それで十分じゃないですか?」人は、沢山の重りを引き連れ、擦り減った靴でこれからの人生を歩いていかなくてはならないのだ。大切な人を亡くした経験も、嫌な記憶もそう簡単にはなくならない。だが、擦り減った分、同じように忘れたくない大切な記憶があるはずだ。「今の自分たちを見たらどう思うのかな?」と、時々立ち止まって思い返しながら進んでいければいい。「会いたいと思える人と、会える今を大切にしたいと思いまして」林太郎は思い出を引き連れながら、今一番会いたいと思える明里との第二の人生を考えることに決めた。晴太らしい返答にグッとくるそして晴太と杏花も会いたい人がいた。もう会う理由はないけど、どうしようもなく会いたい人が。林太郎の決心を聞いた晴太と杏花は考えることは同じだった。二人は思い出の丘で出会う。晴太から林太郎が元気そうだと聞いた杏花は、陽子が亡くなった頃の辛そうな林太郎のことを思い出していた。そして、自分のことも。杏花は父を生き返らせ、生活を守らなくてはならない、そんな使命だけで必死に生きていた。強がる杏花に晴太は言う。「でも、杏花さんだって辛かったでしょ?」愛していた父の方が悲しんでいるはずだからと、娘としての辛い気持ちに蓋をしてきた。杏花は今まで誰にも弱音を吐くことはなかったのだ。晴太の言葉を聞いて、長く堪えてきた涙が杏花の頬をつたう。「もう一度でいいから、会いたい」晴太は杏花の背中をさする。そんな自分に寄り添ってくれる大切な晴太と向き合いたいという思いが杏花の中で込み上がっていた。「会いたい、これからも会いたいです」「このままだと愚痴ばかりのおばあちゃんになっちゃう」というのは、「会いたい」と伝えなかったことを後悔したくないという気持ちなのだろう。会いたいに理由なんか必要ないのだ。そして、泣き顔は見られたくないと言う杏花に晴太はこう返す。「その顔を見る権利、僕にはある気がするんですけど」見つめあった二人は夕暮れの中、キスをする。「僕にはある」じゃなく「気がするんですけど…」といまいち締まらない弱気な感じも、なんとも晴太らしい。だが、杏花の言葉を会いたいという言葉を聞き、どんな杏花も受け止めたいという真っ直ぐな気持ちが伝わってきた。そんな二人の関係はこのキスをきっかけに進むのか?そして林太郎の第二の人生も動き出す次回が待ち遠しい。持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜/TBS系で毎週火曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年05月24日「恋なんて、本気でやってどうするの?」第5話が5月16日放送。西野七瀬演じる響子の“本心”に「半端なく響いた」などの声が上がる一方で、広瀬アリス演じる純の行動には「すごく共感」「振り回しすぎ」など様々な反応が寄せられている。「恋なんて人生のムダ!」と思っている主人公をはじめ、恋に本気になれない6人の男女の群像ラブストーリーを描く本作。恋愛経験ゼロの桜沢純を広瀬さんが、特定の交際相手を持たない刹那主義的な恋愛をしてきた長峰柊磨を松村北斗がそれぞれ演じる。2人のほか、純の高校時代の同級生・清宮響子に西野さん。響子が想いを寄せる「サリュー」シェフの岩橋要に藤木直人。純と響子の親友・真山アリサに飯豊まりえ。アリサの“レンタル彼氏”内村克巳に岡山天音。柊磨の“匂わせ投稿”をしていた竹内ひな子に小野花梨といった俳優陣も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。柊磨と結ばれた純だが、頭の中は彼のことでいっぱいになり仕事にも身が入らない状態に。“仕事に命賭けてたのに…ダメだ、自分が一番軽蔑してたタイプの女になってるじゃん!”と自らの変化に困惑。さらにデート中に柊磨がほかの女性に優しく接する姿や、店にやって来たひな子への態度も以前と変わらない様子を見て、柊磨から距離を置こうとする。一方、純が柊磨との恋に夢中になっている姿を見た響子は、アリサにだけ要に憧れて「サリュー」に通っていることを打ち明ける…というのが6話の展開。響子の思いを知ったアリサは2人の距離を近づけるため、夫の敏彦(味方良介)が不在のときに料理の手伝いを口実にシェフの要を家に呼び、ホームパーティーを開いてはどうかと提案。敏彦の出張時を見計らってホームパーティーが開催されるのだが、そこに敏彦が帰ってきてしまう…。その後サリューを訪れた純は、店の前で響子を出くわす。純は響子にアリサから要のことを聞いたと明かし、結婚してても誰かに憧れることはある。響子は自分に線引きできる大人だからと話したうえで「全然罪ないと思う」と自分の考えを伝えるが、響子は自分が単に要に憧れてたわけではないと告げ、「要さんが好き。要さんが欲しい」と自らの率直な思いを口にする…。そんな響子に「要に対する想いを純に語るシーンが半端なく響いた」「響子ちゃんの本音というか気持ちを純ちゃんに伝えたところ涙でた」など共感の声が寄せられる一方で、「気持ちはわかるけど相手に迷惑かけるから順番は間違えちゃダメよー」といった声も。一方、柊磨からの電話を無視していた純だが、帰宅すると自宅の前で待つ柊磨の姿が。柊磨から「俺、避けられてる?」と聞かれ「仕事が忙しかっただけ」とごまかす純だが、帰ろうとする柊磨を後ろから抱きしめ「実は避けてた」と本当のことを話し始める。「嫉妬深いし、臆病だし、心配性だし。しっかりしてるように見えてるかもしれないけど」と言う純。“柊磨がそばにいるのは今だけで遠くに行ってしまうかも”と不安だった想いを打ち明ける純に「純の気持ちすごく共感しちゃう 私も心配性だし臆病だし、些細なことで不安になる」といった共感が寄せられる一方で、「純は柊磨を振り回しすぎやで」といった反応も送られている。【第6話あらすじ】テーブルウエアの展示会で純がデザインした器が好評を博す。会場には柊磨も姿を見せ、拓人が純の部下の前で2人が付き合っていることをほのめかすが、思わず純はそれを否定してしまう。同じ頃「サリュー」にオーナーがやってきて、突然店を閉めると言い出す。要の過去が関係しているらしい。純から「サリュー」閉店の話を聞いてショックを受ける響子に、要は自分の過去を打ち明ける…。「恋なんて、本気でやってどうするの?」は毎週月曜22時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2022年05月17日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介! 「高校生で親の介護を体験した話」第51話です。初めてのバイト代は家の固定資産税で消えてしまったのじさん。ある日、先生からバイト代の使い道を聞かれるも…!?<高校生で親の介護を体験した話#51>出典:instagram私の初めてのバイト代は…出典:instagram悔しさなどは…出典:instagramある日、先生から…出典:instagram「実は…」出典:instagram笑顔で…出典:instagram硬直出典:instagramそのときの先生の表情が…出典:instagram大人になった今でも…出典:instagram先生に初めてのバイト代の使い道を聞かれ、答えるとなんとも言えない表情に…。悪気はないようですが…先生の色々と察した表情がとても印象的だったようです。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@noji09noji)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年05月13日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。「ご縁がありませんでした」「相性が良い」「友達以上、恋人未満」…これらの言葉には、『嘘』が隠れている。婚活パーティー後、父と娘に届いた正反対のメール父と娘のダブル婚活がスタートした沢田杏花(上野樹里)と父・林太郎(松重豊)だったが、婚活パーティーに参加した後日、メールが届く。林太郎には「もう一度会いたいという女性がいる」との報告があったものの、杏花には「ご縁は今回、残念ながら…」という断り文句だった。この「ご縁がありませんでした」というのは、私たちもよく目にする言葉である。これが日本語らしい婉曲表現として用いられていたとしても、相手を傷つけない優しい嘘だとしても、つい「初めから縁なんてないんだから…」と傷ついてしまいがちだ。杏花も、婚活自体乗り気ではなかったものの、自分の縁とは結局何なのか、考えてしまった様子だ。そんな杏花に構わず、ノリノリな林太郎は「二人で入会しよう」と言い出し、杏花も渋々入会するはめに。寂しさを埋めるために別の男性と会うも?訪れた結婚相談所で、杏花は『友達』の晴太(田中圭)と再会する。そこで、幼馴染の不破颯(磯村勇斗)から、「連絡先を教えてほしい」と聞かれたことを伝えられた杏花は、結婚カウンセラーとして紹介されているように感じ、複雑に思うのだった。杏花は既に晴太に心惹かれていたのだ。友達以上、恋人未満を意味する『サム』な関係…。寂しい思いをした杏花は『お見合いAI』でマッチングした、趣味が合うという男性・瀬川(じろう)とお見合いすることに…。現代の最新の婚活は、AIでのマッチングも主流になってきており、その約83%が成功しているそう。瀬川と杏花も、旅行が好き、和菓子が好き…。林太郎に会いたいと訪れた女性との間でも、読書という共通の趣味があった。しかし二人は、相手との会話の中で少しずつズレを感じていく。杏花は一人で旅行をすることが好きで、和菓子が好きというのも、あん団子とみたらし団子で食い違い、読書が好きというのも、林太郎の読書のレベルが高すぎて…。趣味が合うというだけで、相性が良いということにはならないのである。長年連れ添ってきた夫婦が突然離婚してしまう理由にも、ほんの小さなズレが積み重なって、本当は…というのもよく聞く話だ。父と娘の価値観のズレ結局マッチングは上手くいかず、自分のことでキャパーオーバーだと退会を決めた杏花だったが、林太郎にそのことがバレてしまう。ただ娘に幸せになって欲しいと願う父に対し、『好きな人と結婚する=幸せ』とは考えられない娘。林太郎は、自分がそうだったからという理論を押し付けているし、杏花もつい意地になって反論してしまっている。しかし、どうでもいいことで喧嘩になってしまう二人には良い時間だと思う。傾き始めた太陽の淡い光が差すリビングで、『結婚=幸せ』かどうかを真正面から話し合い、互いの価値観をぶつけ合う時間というのも必要なのだ。そんな、ただぶつかり合うだけだった二人は、結婚、そしてこれからの人生に真剣に向き合おうとしたからこそ繋がれた人達の価値観を知り、お互いを認め合えるようになっていく。婚活パーティーで職業を偽っていた女性・明里林太郎は婚活パーティーで気になっていた日向明里(井川遥)と再会する。明里はあの場では司書と嘘をついていたが、本当の職業は医者であった。医者ならば求められる存在だと思われがちであるが、この年まで結婚していないのは何故かというバイアスがかかってしまうものだ。明里は、学歴、年収、職業…相手の持ち物に期待せず、好きという気持ちだけで結婚がしたい。必要な時期に、必要な出会いがあるって奇跡を信じてみたい。そんな思いで嘘という努力をしていたのだ。林太郎は、結婚が当たり前ではない時代にもある奇跡を信じる思いに触れた。ハッとさせられる晴太の言葉杏花も相性が良いとは何なのかを考えていた。晴太と意気投合したのはお互いに結婚願望がないことだった。だが、杏花が好きなにんじんも、団子も晴太は嫌いなのだ。生活の部分でも考え方ももっと違うことがあるとするならば、相性は良くないともいえてしまう。しかし、本当は趣味や価値観の違いとは関係なく、惹かれるものであり、それと結婚は違うものなのだ。相性が良いというのは、価値観が合うということではない。「そういう違いも認めて、ちょっと諦めて、受け入れられるのが夫婦で親子で家族なんかじゃないかって」晴太の言葉にハッとさせられる。お互いの欠点を助けていきたいと思える人との出会いがご縁であり、相手の好きなものも嫌いなものも認め、そして時に優しい嘘をつきながら、生きていく…これが本当の相性が良いということなのではないだろうか。言葉の裏に隠された『優しい嘘』お互いの好きも嫌いも知ろうとする二人から感じられるのは、友達以上な恋人未満の『サム』な関係だ。友達になるには嘘になるほどはみ出した友愛と、恋人になるには嘘にはなるほど、心もとない恋心が成立させる、曖昧で幸福な関係。まだ友達だからと自分に嘘をつきながら、密かに惹かれあう二人。これも、相手や、自分を傷つけないための優しい嘘なのだ。「ご縁がありませんでした」「相性が良い」「サム」…ここには確かに『優しい嘘』が隠れている。第二話で、杏花を取り巻く関係も進展した。颯は杏花のヨガ教室に入会し、積極的にアプローチをするなど強気だ。そんな中、迎えるラストで杏花が目にしたのは、女性と待ち合わせする晴太だった…!ますます加速する親子の恋愛模様、そして杏花、晴太、颯の三角関係にも注目だ。持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜/TBS系で毎週火曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年05月01日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。次女を妊娠してからしばらく、在宅ワークをしてきた私ですが、実は昨年度から数年ぶりにお外に働きに出ることになりました。(その話もおいおい描きたいと思っております)働き始めて数日後、ワーキングママなら誰しもが経験するであろう「あの洗礼」を初めて経験した日の出来事です。オコメ、突然の嘔吐!出発直前だった夫、普通に出勤して行きました。え? 悶々と考えてしまいましたが、夫からしたら日常の1コマだったんでしょうね。(オコメ、よくお腹に体調不良がくる子なので…)ただそれでも、言わなくても察してくれるかと思ってしまって。普段、家事や育児を精一杯やってくれる夫だからこそ、ちょっとショックな出来事でした。 オコメは次の日には完全回復でした! よかった!今回は夫をちょっと悪く書いてしまいましたが、次回ちょっと挽回? しますね!(精一杯のフォロー)
2022年04月16日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第110話。生後3カ月になり予防接種を受け始めた和田さんの娘さん。ところ初めての予防接種で重ぬ事態が起きてしまい……。娘が生後3カ月になってから、予防接種を受け始めました。当時は今と接種時期や種類が違っていたため、娘の最初の予防接種はBCG。親の私にとっても、子どもに予防接種を受けさせるのは初めての経験。ドキドキしながら近くの小児科へ行ったのですが……。 「ママならぬ日々」第110話 BCGの副反応は出たとしても普通2〜3週間後。接種して3〜10日くらいで腫れた場合、接種前に結核に感染していた可能性があるんだそうです。予防接種翌日に行った3カ月健診で、娘の注射痕がすでに赤くなっているのを指摘され、念のため病院を受診するようすすめられました。 予防接種を始めたばかりで、1回目からこんなトラブルがあるとは(涙)。翌日、不安な気持ちで大きな病院を受診したところ、またまた予想外の方向に話が進んでしまうのでした……。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年04月16日高橋ひかる主演、現実とゲームの世界が交錯するノンストップ・ラブコメディ「村井の恋」。この度、本作に森崎ウィンが出演することが分かった。第4話より登場する。『レディ・プレイヤー1』や『蜜蜂と遠雷』などに出演した森崎さんが本作で演じるのは、教師・田中(高橋さん)の兄である真雄。元ヤンキーの警察官であり、普段は好青年の振る舞いをするものの、妹想いなあまり、ひとたび妹のこととなると冷静さを欠く面を持ち合わせている。そしてある日真雄は、自身の妹へ猪突猛進に恋心をぶつける高校生・村井(宮世琉弥)に遭遇してしまうことに。「純粋にいち視聴者として出来上がりが楽しみな作品」と脚本を読んだ印象を明かした森崎さんは、「ラブコメ要素だけではなく、ヒューマンドラマの側面も持ち合わせている『村井の恋』が僕はすごく好きです。キュンキュンさせてくれたり、ほんわかさせてくれたり、色んな感情を揺さぶってくれるんじゃないかと思っています」とコメント。演じるキャラクターについては「田中真雄くんは妹がすごく好きなのですが、その理由に僕は心をきゅっと掴まれました! その理由が描かれるシーン、ぜひ注目していただきたいです。実は、僕も弟がいるんですけど、真雄くんのようないい兄ではないので(笑)、僕自身も憧れる“兄貴”の一人だなと感じました。なので、真雄くんの姿を借りて、普段言えないようなことも、リアルな森崎ウィンとリンクさせながら言えていけたらなと思っています!」と意気込みを語っている。ドラマストリーム「村井の恋」は毎週火曜日深夜24時58分~TBSにて放送。※Paravi&U-NEXTにて地上波放送の1週間前、毎週火曜正午に先行有料配信※地上波放送後、TVer&TBS FREE&GYAO!にて無料1週間見逃し配信(cinemacafe.net)
2022年04月11日冬の間ずっと温めてきた彼への想い。そろそろ伝えたいと思いませんか?この4月に告白をした場合、どのくらいの確率で恋が叶うのか気になるところですよね。そこで今回は「4月、あなたの恋が叶う確率は何%?」なのか、星座別にランク付けしてお伝えしようと思います。後半では第1~3位をご紹介します。それでは見ていきましょう!■第3位:てんびん座てんびん座のあなたの恋の叶う確率は70%と、結構高め。友達どまりになっている男性がいるならば、この4月に動いた方が良いでしょう。恋愛観の話をして、恋バナに話を咲かせてみると、彼もノリノリになってくれるはず。自分達は息があってぴったりだよね!と話したその瞬間から彼も意識するようになり、友達の関係から恋愛対象へと心の変化が起きていきます。恋の成就まであともう少し!■第2位:おひつじ座おひつじ座のあなたの恋の叶う確率は80%と高めです。もうすでにお互いが好きでいる確信が持てるほど、密着度が高かったりしているのでは?あとはどちらかが告白の口火を切るだけとなっているようです。この4月あなたの方から動いてみて。彼は少し奥手のようですから、告白を待っているようですよ。■第1位は...第1位は、いて座さん。いて座のあなたの恋の叶う確率は98%とかなり高めです。もうほぼ付き合っているといっても良いほど関係性が出来上がっているのかもしれませんね。言わなくてもお互い心が通じていると感じているかもしれませんが、しっかり告白し関係性を明確にすることは大切。お互いが告白を待っているような状態ですから、もしあなたが彼からの告白を望んでいるなら、告白できるよう誘導していくパフォーマンスが必要です。思いは叶いますので、恋愛映画やドラマの話題を持ち出し、告白できる雰囲気を作りましょう。この4月は想いが叶う絶好のチャンスです。(紗莉紗もも/占い師)(ハウコレ編集部)
2022年04月04日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第86話。退院日、集まってくれたご両親やきょうだい。でも、和田さんはなぜかハラハラ。その理由は……?いよいよ退院の日がやってきました。ただ退院するだけ……と思いきや、朝から最後の診察、入院費用の精算、荷物の整理、自分や赤ちゃんの身支度、とやることは盛りだくさん! しかも親やきょうだいが来てくれることになっていたので、そちらの待ち合わせ時間も気になり、大忙しでした。 「ママならぬ日々」第86話 授乳ペースは多少できてきたものの、まだまだ不規則。赤ちゃんがおっぱいを欲しがって泣き出す前に移動したい、とずっと残り時間の計算をしていました。しかし、私以外の人はそんなことはまったく気にしておらず、のんびりお祝いムード。内心「写真とかどうでもいいから、早く移動させてくれ〜!」と思っていました。 今思えば、そんなに焦ることはなかったんですが、産後すぐだったせいか、赤ちゃんにとって初めての外出・移動だったせいか、赤ちゃんのコンディションにものすごく神経質になっていた気がします……。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月23日カラフルレンジャー発達ナビライター・荒木まち子さんのオリジナルマンガ『カラフルレンジャー』を1話からどうぞ!それぞれ違った特性のある6人のレンジャーと、個性豊かなキャラクターたち。それぞれの背景、隠されている秘密とは…?【第1話】6人6色のカラフルレンジャー現る!【第2話】レンジャーみんなで昆虫採集【第3話】行きつけの子ども食堂へ。ケーキを目の前に、それぞれが考えることは...【第4話】怪しい集団に声をかけられたピンク!お菓子につられて...【第5話】怪しい集団からピンクを救出!【第6話】「マジョリティー隊」の目的とは?【第7話】マジョリティー隊員にレッドが遭遇!【第8話】個性炸裂なレンジャーたち!さらなる『必殺技』を求めて!?【第9話】それぞれの思いを胸にレンジャーたちは、海へ【第10話】趣味の「推し活」を楽しむグリーン【第11話】マジョリティー隊長が隊長職を退く?【第12話】「PP団」とは?幹部シャサは今後の相談をしにガバナーのもとを訪れるが…【第13話】カフェ・レインボーが臨時休業。みんな様子がいつもと違い…!?【第14話】レンジャーたちが海外へ!!【第15話】ガバナーとカフェのマスターが密会!?【第16話】悩める親、シャサは「クラブ・ルーツ」へと…【第17話】突然サッカーを始めたブラック。どうやら好きな子がサッカー好きなようで…?【第18話】ガバナーに会いたい…とクラブルーツに通うサシャ。そこに現れたのは…!?これからどうなる!? 最新話をお楽しみに!LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2022年03月09日大人気マンガシリーズ、今回は小出ちゃこ(@koide__chaco)さんの投稿をご紹介! 「無知な私が初めてのキスで失神した話」第2話です。付き合ってから、彼とのスキンシップを意識し始めた小出さん。元々男性が苦手だった小出さんですが…?キスなんて…!?出典:instagram複雑な心境出典:instagramどうすればいいんだろう…出典:instagram彼にそのうちキスをしたいと言われても、複雑な気持ちの小出さん。2人の関係はどうなっていくのでしょうか…?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@koide__chaco)"
2022年02月16日金曜ドラマ「妻、小学生になる。」の3話が2月4日オンエア。杉野遥亮演じる蓮司に「恋が始まるときって、こんな感じ」「もう恋に落ちるしかない」などの声が寄せられる一方、吉田羊演じる千嘉の“気迫”にSNSでは「怖かった」のという声が集まっている。「週刊漫画TIMES」(芳文社)連載の村田椰融による同名漫画をドラマ化。10年前に愛する妻を失い、それから生きる意味を失っていた夫と娘が、小学生の女の子に生まれ変わった妻(母)と再会する…というちょっと変わったホームドラマの本作。キャストは小学生に生まれ変わった妻と買い物にでかけて、同僚とその友人に怪しまれてしまった新島圭介に堤真一。人気洋食屋のシェフだったが10年前、事故で他界した圭介の妻・貴恵に石田ゆり子。圭介と貴恵の一人娘で、貴恵と再会し就活を始め再び前を向き始めた麻衣に蒔田彩珠。貴恵の生まれ変わりで今は小学4年生の白石万理華に毎田暖乃。圭介と万理華の“デート”を目撃した年下上司の守屋好美に森田望智。部屋も散らかし放題で万理華を怒鳴りつける彼女の母親・白石千嘉に吉田さん。漫画家を目指し賞を獲るもデビューできず、アルバイトで食いつなぐ貴恵の弟・古賀友利に神木隆之介。父が経営する「愛川工務店」で働く愛川蓮司に杉野さん。また小椋梨央、飯塚悟志(東京03)、馬場徹、田中俊介、水谷果穂、柳家喬太郎といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。麻衣はホームページ制作会社に就職。先輩社員について初めて取引先へ営業に向かう。営業先は愛川工務店で、麻衣は社長の息子・蓮司にパソコンの操作を説明するが、緊張で上手くできない。だが、マニュアルを読みながらたどたどしい説明しかできないが、一生懸命な麻衣に蓮司は好感を持つ。そして帰りのバスを待つ麻衣を蓮司は食事に誘う。一生懸命説明する麻衣を見て、ほんのりと微笑む蓮司…その表情に「無骨な感じだけどこの笑顔で優しいとか…もう恋に落ちるしかない」「恋が始まるときって、こんな感じなんだろうなー。そんな風に思えた出会いのシーンだった」などの声が上がったほか、その後の食事のシーンでみせた上目遣いには「だからその上目遣い反則なんだって!」といった反応も。万理華になった貴恵との再会に浮かれる圭介は、万理華の親に挨拶をしたいと言い出す。しかし万理華は話を勝手に進めないでと怒る。そんな折、万理華をタクシーで送り届けた圭介と麻衣を千嘉が目撃。2人が乗り込んだタクシーの前に立ちはだかり、停車させると窓ガラスをたたいて…。千嘉の気迫に「吉田羊さんの無表情のあの迫力ある演技にドキドキ」「最後も吉田羊さん怖かったんですけどおおお」「最後の吉田羊さん怖かった…」などの反応が続出中だ。(笠緒)
2022年02月05日私が高校1年生のときに付き合っていた彼の実家に、初めて遊びに行ったときの話です。私は彼のベッドの上に座ってマンガを読んでいたのですが、1時間ほどしてトイレに行こうと立ち上がると、ショックなことが起きていたのです……。 初めて訪れた彼の実家私は高校1年生のときに、高校3年生の彼と付き合っていました。普段のデートはカラオケや公園などに行くことが多かったのですが、付き合って3カ月ごろ、初めて彼の実家にお邪魔することに。 私は付き合っている人の実家に行くことが初めてだったので緊張していましたが、彼のお母さんにもやさしく出迎えてくれ、彼の部屋でくつろぐことができました。 彼のベッドに血が!?私は彼のベッドの上、彼は床に座ってお互いにマンガを読んでいました。彼の部屋に行ってから1時間ほどして、私はトイレに行きたくなったため、彼にトイレの場所を聞こうと立ち上がりました。 するとなんだかお尻のあたりに冷たい感覚が……。ふとベッドの上に目をやると、彼のベッドに500円玉ぐらいの血が付着していたのです! 私は驚きましたが、すぐに経血だと気付き、彼に「ごめん! 多分、生理になっちゃって、血を付けちゃったみたい」と謝りました。 彼もベッドに視線をやり、はっきりと付いた血のシミを見て驚いた様子。でも彼は、「思っていたよりも大きいシミだったから、びっくりしちゃった! それよりも大丈夫? おなか痛くない?」とやさしく声をかけてくれました。 彼の神対応に感動! 彼は生理に対しての知識が多少はあれど、経血がどれぐらいの量なのかはまったく知らなかったようで、ガッツリついてしまった血の量に少し驚いていました。 ですが、私がベッドに血を付けたことを彼のお母さんに知られたくないという気持ちを察してくれたのか、彼は「大丈夫だよ、お母さんにバレないように洗っておくし、言わないから安心してね。それよりもナプキン持ってる? こそっと家にあるのを探してこようか?」と神対応! 私はナプキンを必ず持ち歩いていたので、彼にお礼を言いつつ、ナプキンはあることを伝え、トイレを借りてナプキンを装着。座り方によるものなのか、はいていたスカートには血がついていませんでした。その後、すぐに彼に送ってもらい、帰宅しました。 高校1年生のころは、まだ生理に対してきちんとした知識がなく、いつごろ生理がくるかなど、生理サイクルを理解していませんでした。ですが彼のベッドに血をつけてしまってからは、必ず手帳に生理がきそうな日をメモしておき、生理がくる前にナプキンをつけるようになりました。 監修/助産師 REIKO著者/anyonnyon作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年01月18日■前回のあらすじADHDの特性と対策がわかりやすく書かれた本をナギさん(夫)にすすめてみると、「俺ってADHDだったのかも」と言い出して…。■病院に行ったほうがいい?■生きにくさを感じてる?ADHDは必ず診断・治療が必要なものではなく、ADHDの症状によって生活が困難であったり、ADHDによって鬱などの他の症状が出た時、治したいけど自分だけではどうにもならない時…などに病院に行けば良いということらしいです。(そもそもADHDもクラスに2人くらいの割合でいると言われる、とても身近な発達障害です)しかも大人の発達障害は診断が難しく、医師との相性もあるし…、うちは田舎なので病院自体も少ないです。治療に関して、「薬を使う方法と認知行動療法の主に2つがある」と書きましたが、これは私が自分で調べた、あくまで一般的情報にすぎないということをご理解ください。ナギさん(夫)は突然「ADHDかも?」となり戸惑っていたこと、病院にかかることに抵抗があること、今現在はそこまで困ってないこと、等から、この時は病院に行くのはやめておくという決断をくだしました。次回に続く「もしかして、夫はADHD?」(全19話)は21時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年01月04日友達だった2人が付き合って0日で結婚を決めた話 第15話。人気ブロガーのえむふじんさん。夫えむしさんと出会い、恋をし、付き合うことになって……から、怒涛のように結婚を決意したエピソードをマンガで綴ります!ライブドアブログ公式ブロガーで、Instagramでのフォロワー約25万人のえむふじん(@mshimfujin)さんは、3人のお子さんを持つママです。そんなえむふじんさんと夫えむしさんのなれそめマンガ「友達だった2人が付き合って0日で結婚を決めた話」が話題! 期間限定連載として、ベビーカレンダーでご紹介します。毎日更新です! ●登場人物 えむふじん 前回、ごつい桜の枝を拾ってえむし宅へ届けた作者。 えむし 作者2。思い出し係。思い出すのはなかなかに恥ずかしい作業らしい。そのあと私と記憶のすり合わせをするのはもっと恥ずかしいらしい。らしいとか書いてるけど、わたしも恥ずかしい。 友達だった2人が付き合って0日で結婚を決めた話 第15話えむふじんです。旦那との馴れ初めストーリーです! 初めて遊びに誘われた……! メールのやりとりして、桜が咲いて、楽しくなって、でもそれとは違う現実も確かに目の前にあって。そしたら京都に誘われてました。 京都は今私たちが住んでいるところからなら、午前中車で出かけてぱっと済ませてお昼食べて家帰ってくる、みたいなことが出来る距離にあります。京都の方が遠いけど、感覚的には神戸よりも近いかも。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:イラストレーター えむふじんえむもと家の婦人であり夫人。子供を三人持つ母。関西に住んでいます。漫画アニメやゲーム、映画も好きです。おもしろコミックエッセイを描いてます。インスタグラムフォロワー数25万人。著書に「小学生エムモトえむみの勝手きままライフ」(KADOKAWA)「いくで!小学生エムモトえむみの勝手きままライフ」(KADOKAWA ※2022年1月13日発売予定)。
2022年01月04日ユウコトリトリさんの連載第37話。長女ちゃんが生後7カ月のころのクリスマスのお話です。初めてのクリスマス、果たして長女ちゃんの反応は……?!こんにちは、ユウコトリトリです。保育園児から中学生まで、3人の子どもを子育て中です。 皆さま、素敵なクリスマスをお過ごしでしょうか。今回は、わが子の初めてのクリスマスプレゼントの思い出です。 第一子の長女が初めて迎えるクリスマス、私はかなり浮かれていました。プレゼントも準備万端、目を覚ました娘がどんなかわいい反応をするのか……楽しみで仕方がありませんでした。 初めてのクリスマス 娘は当時7カ月。今思えば当然なのですが、1歳にも満たない赤ちゃんが、大人の期待通りの反応をするわけがないですよね……。 ラッピングの中からは、娘にスルーされて少し悲しげなウサギのポンチョと、叩きつけられて粉々になった赤ちゃんボーロが出てきたのでした。 そんな娘も、もう中学2年生。今年のプレゼントは本人の希望により、図書カードでしたよ。うーん実用的! 著者:イラストレーター ユウコトリトリ2007年、2011年、2015年生まれの騒がしい三姉弟を子育て中のワーママ。Instagramにて、育児あるあるや日常の小ネタをカエル漫画でゆるっと更新中!
2021年12月24日