ラッパーの50セントがStarzで手掛けている、犯罪の裏側に焦点を当てるアンソロジーシリーズ「A Moment in Time」(原題)のシーズン2で、スヌープ・ドッグが1993年に第一級殺人罪に問われた事件を取り上げることが分かった。タイトルは「A Moment in Time:Murder was the Case」。「AV Club」によると、現在脚本家を探しているという。1993年、スヌープは対立していたギャングのメンバー、フィリップ・ウォルデマリアムを射殺して殺害した容疑で起訴された。(実際に発砲したのはスヌープのボディーガードで、スヌープは共犯者の扱いで、2人は正当防衛を主張した)。この年は、スヌープがデビューアルバム「Doggystyle」をリリースした年でもあり、裁判は同アルバムのプロモーション中に行われた。そんな話題性の効果もあったのか、アルバムは500万枚以上を売り上げたが、その中の一曲「Murder was the Case」の暴力的な歌詞は裁判に影響を与えたという。それでも、最終的に3年後の1996年、スヌープとボディーガードは無罪を勝ち取った。スヌープは今作で50セントと共に製作総指揮を務める。O・J・シンプソンやマイケル・ジャクソンの担当を務めた自身の弁護士のジョニー・コクランと歩んだ日々などをふり返る。「やっとこのストーリーを伝えることができることをすごくうれしく思う」と語っている。(Hiromi Kaku)
2021年12月14日●原作との出会い“芸人の美学”が心に刺さった劇団ひとりが監督・脚本を務め、ビートたけしの自叙伝を元に映画化した『浅草キッド』。「人類の中でもっとも尊敬する人」とたけしを敬愛してやまない劇団ひとり監督にとっては、「たけしさんに憧れて芸人を目指したあの日から、この作品を撮るための準備期間だったようにも思う」と夢が叶った形だ。たけしと共演を重ねるようになりつつも、「一緒にいるけれど遠くにいるような人。どんなに近くに座っていても、たけしさんの頭の中がまったくわからないんです(笑)。たけしさんは孤高の存在であり、永遠に越えられない人」という劇団ひとり監督。たけしへの憧れがどのように自身の背中を押し続けてくれているのか――。たけしとの出会い、本作に込めた思いを明かした。本作の舞台は、昭和40年代の浅草。大学を中退し、“お笑いの殿堂”と呼ばれていた浅草フランス座に飛び込み、伝説の芸人・深見千三郎(大泉洋)に弟子入りしたタケシ(柳楽優弥)。彼が個性と才能に溢れる仲間たちと出会い、芸人・ビートたけしとして開花していくまでを描く青春ドラマだ。原作の大ファンだった劇団ひとり監督は、7年ほど前から自発的に脚本を書き始め、あちこちに企画を持ち込んでいたという。晴れて映像化の企画が進行することとなり「本当にうれしかった。僕はたけしさんが大好きだから」と目尻を下げるが、もちろん「プレッシャーもあった」そう。「僕らお笑い芸人にとってたけしさんは、神様みたいな人。信者も多いですからね。信者に怒られるようなものにしてはいけない」と覚悟した。原作『浅草キッド』との出会いは、「15歳くらいの頃に、家の近所の古本屋で手に取って。それで初めて読んだんです」とのこと。本の中に描かれた、お笑いの世界の裏側に一瞬にして魅了されたそうで「テレビでお笑いを見ていただけなので、その裏側なんて全然知らなくて。今みたいにいろいろな情報があるわけではないですからね。お笑い芸人になるためには、浅草に行ってストリップ劇場で修行したりするものなんだって思ったりして。なんだか泥臭くて、かっこいいなと思った」とにっこり。「昭和、浅草の芸人像ってとてもかっこいいけれど、今ああいった生き方ができるかと言えば難しいですから。僕にとってはアメコミのスーパーヒーローに近い存在なのかもしれない」と話す。芸人たちが人を笑わせている裏ではあらゆる苦労を重ねている点も、劇団ひとり監督の心に刺さった。「本書には、芸人の美学のようなものがつづられていました。特にたけしさんの師匠である深見さんというのは、美学の塊のような人。はたからみれば照れ屋で不器用だったりするんだけれど、“顔で笑って腹で泣いているのが美しい”ということを体現されているような方。芸人のそういった面って、表には見せなくていいとは思っているんです。それが芸人の仕事ですから。でもどうしても僕は、芸人だって本当は腹で泣いているんだよという姿が好きで、そういうのを見せたくなっちゃう。僕はお笑いも好きだけれど、お笑い芸人が大好きだから」と芸人への愛をにじませる。○■たけしと柳楽優弥に共通するのは“さみしげな雰囲気”タケシを柳楽優弥、彼の師匠であり“幻の浅草芸人”と呼ばれていた深見千三郎さんを大泉洋が演じている。柳楽はまばたきや首の動かし方といったたけしのクセだけではなく、若き日のたけしが持ち合わせていた情熱と危うさ、そして優しさまでを表現した。タケシ役に柳楽を抜てきした理由については、2人に共通する“さみしげな雰囲気”がポイントになったという。「たけしさんって、すごくさみしげな感じがするんです。天才がゆえに誰ともわかり合えない感じがある。バラエティに出ていてもふと一瞬、さみしげな表情を見せたりする。柳楽さんも、そういった雰囲気を持っていらっしゃると感じました。柳楽さんはどんなに笑っていてもどこかさみしげだし、たけしさんの持っている孤高の感じがぴったりだと思った。そういうものって、その人の生き方でしか表せないものなんだと思います」。また大泉演じる深見師匠は、芸人としての誇りを持ち続ける姿がかっこよくも切なく、粋で色気のある人物として登場する。劇団ひとり監督は自身の書き下ろし小説を初監督で映画化した『青天の霹靂』(2014)でも大泉を主演に迎えているが、「深見師匠はなかなかのコワモテな方だったようで、大泉さんと深見師匠のパブリックイメージとはかけ離れている。だから最初は候補じゃなかったんです。でも『青天の霹靂』を見返していたら、大泉さんの演じる深見師匠を見たくなってしまった」のだとか。「深見師匠は、原作を読んでからずっと僕の頭の中にいた存在。それよりも大泉さん演じる深見師匠のほうが、はるかにすてきでした。色気があって優しくて。本当に感謝しています」と最高のキャスティングが叶ったことを喜ぶ。●「僕にとっては、坂本龍馬よりもたけしさんのほうが上」たけし本人とも、やりとりができたという劇団ひとり監督。「本作のためにわざわざ時間をとってもらって、当時の演芸場の雰囲気や深見師匠はどんな方だったのかなど、改めて教えていただきました」と感謝。まだ完成作は見てもらっていないといい、「たけしさんは照れ屋ですからね。何と言ってもらえるかわかりませんが……。ちょっと怖いところもありますが、楽しみですね」と自身も照れ臭そうに語る。改めて、劇団ひとり監督にとってたけしとはどのような存在なのか?「両親以外では、人類の中でもっとも尊敬する人。どんな歴史上の偉人よりも尊敬しています。僕にとっては、坂本龍馬よりもたけしさんのほうが上」と楽しそうに告白。「最初は『オレたちひょうきん族』を見て面白いなと思って。あとは『北野ファンクラブ』ですね。そこで“たけしさんって面白い”から、“たけしさん、かっこいい”に変わった。面白いってかっこいいことだなと思った」と憧れを募らせ、高校生にして『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』内のコーナー「お笑い甲子園」に出場。そこから芸人として歩み始め、深夜バラエティ番組『新橋ミュージックホール』にお笑いコンビ・スープレックスとして出演したときに、生のたけしと初対面を果たした。「スタジオの脇のピアノがあって、休憩時間にたけしさんがピアノを弾いているのを遠くから見たりして。それがものすごくかっこよくて、また惚れちゃった(笑)。エレベーターから降りてくるだけでもかっこいいですから。ちょっと猫背でポケットに手を突っ込んだりしてね」とぞっこんだが、今やそのたけしと共演を重ねるまでになった。「追いかけてきた人のそばにいられるというのは不思議な感覚ですよね。でもどんなに共演させていただくようになっても、一緒にいても一緒にいる感覚がしないというか。近くに座っていても、たけしさんの頭の中がまったくわからないし、やっぱりなんだか遠くにいるんですよね。この人はどこまで行っても、誰ともわかり合えないんじゃないかという“孤高”を感じる」といつまで経っても遠い存在だという。劇団ひとり監督は、ネタを作る上でも、たけしから忘れられない言葉をもらったと続ける。「僕は、ノートを開いてそこに文字を書いてネタ作りをしていました。でもたけしさんは『縦笛を持ってきて、そこからネタができないか?』と。台本としてネタ作りをしていると、どうしても自分の経験則から生まれたネタしかできない。“まったく別のところから突拍子もないものを持ってきて、それをどうにかしようとすることで化学反応が生まれる”という考え方は、すごく刺激になりました」としみじみ。今でもたけしは自身の背中を押し続けてくれる人だと明かし、劇団ひとり監督は「ここでたけしさんならアクセルを吹かせるはず。そこでブレーキをかけてしまう自分がいると、落胆することも多い」と苦笑い。「大人になってくると、どうしても空気を読んでしまう。空気を読んでいたら、たけしさんみたいに他人の車で壁に突っ込んだりできないでしょう(笑)?今のテレビでは当時のたけしさんのようなことはできないし、そういった意味でもたけしさんは永遠に越えられない存在」だと話す。本気の悪ふざけが炸裂するバラエティ番組『ゴッドタン』など攻めた笑いに挑んでいるようにも思うが、「『ゴッドタン』でやっていることは今のテレビ的に言えばギリギリ、アウトですよね(笑)。なぜか『ゴッドタン』ならば許されている部分がある。『ゴッドタン』は存分にアクセルを吹かすことができるので、僕にとってもとても大事な場所です」と目尻を下げていた。「一番大好きで、大切なものを映像化してしまったので、多少空っぽになってしまった感じはあって。やり終わっちゃったなあって」と素直な胸の内を吐露した劇団ひとり監督。「これで悔いはないというぐらいの気持ちですが、僕はお笑いの世界に入って、お笑いにいろいろ教えてもらって、助けてもらって、ここまで来ました。たけしさんや、たけしさんの師匠のことを知ってもらえる機会を作れたことで、初めてお笑いに恩返しができたのかなと思っています」と優しい眼差しで語っていた。『浅草キッド』はNetflixにて全世界独占配信中。■劇団ひとり1977年2月2日、千葉県出身。1993年にデビュー、2000年に劇団ひとりとしてピン芸人になる。2006年には「陰日向に咲く」で小説家デビュー。2014年、自身の書き下ろし小説を映画化した『青天の霹靂』で初監督を務め、第6回TAMA映画賞・最優秀新進監督賞や、第24回東京スポーツ映画大賞の新人賞に輝く。2016年には共同脚本作品である劇場アニメ『クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』が公開となるなど、お笑い芸人、作家、映画監督など幅広いジャンルで才能を発揮している。ヘアメイク:小出みさ(MIXX JUICE)スタイリスト:星野和美(MIXX JUICE)
2021年12月10日『劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバー コンサート ~アンマスクド~』が12月5日、神奈川・相模女子大学グリーンホール大ホールで開幕した。劇団四季はこれまでショー作品は数々作ってきているが、“コンサート”と銘打つ公演は初めて。『キャッツ』『オペラ座の怪人』等々を生み出した稀代の作曲家、アンドリュー・ロイド=ウェバーの美しい楽曲にフォーカスした2幕構成のステージだ。『Unmasked』は2018年のロンドン・ワークショップ公演を経て2020年アメリカで開幕した作品だが、日本版は劇団四季オリジナル要素も多分に組み込まれた内容となっている。『ジーザス・クライスト=スーパースター』の序曲から始まる幕開け。劇団四季がロイド=ウェバー作品を最初に上演したのは、1973年の本作初演(当時のタイトルは『イエス・キリスト=スーパースター』)である。その後、『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』『アスペクツ オブ ラブ』を上演、今ではロイド=ウェバー作品は劇団にとってはなくてはならない存在になっている。これらの作品からのナンバーももちろん当コンサートでは多数登場。実際に役として演じている江畑晶慧の「メモリー」(キャッツ)、谷原志音の「共にいてアルゼンチーナ」(エビータ)、飯田洋輔の「オペラ座の怪人」(オペラ座の怪人)などは、やはり「待ってました!」のワクワク感。圧巻の歌唱力で聴くものを魅了する。一方で劇団四季未上演の作品ナンバーも多数あり、中でも『オペラ座の怪人』の続編である『ラブ・ネバー・ダイ』の名曲「君の歌をもう一度」を現役ファントム俳優である飯田洋輔が歌う場面などは目新しくも、非常に聴きごたえがある。ほか今年ロンドンで開幕したばかりのロイド=ウェバーの新作ミュージカル『シンデレラ』からのナンバーも早くも登場。こちらは平田愛咲がコケティッシュに凛々しく歌いあげていた。劇中ではロイド=ウェバー本人が映像で登場、作品解説でコンサートをガイドしてくれるのも注目ポイント。ほかの作品用に作っていた楽曲がピンと来ず、あるいは依頼者からその後連絡が来なかったり(!)などの理由でこの作品のこの楽曲として生まれ変わった……というような裏話や、「素晴らしいストーリーによってまあまあの音楽を支えることはできるが、いくら音楽が素晴らしくても出来のよくないストーリーを支えることはできない」といったぶっちゃけ話もユーモアたっぷりに披露。また少し前に話題になった、生涯猫派だったロイド=ウェバーが映画『キャッツ』の出来にショックを受けて飼い始めたという愛犬モヒートも登場するサービスっぷりだ。そして劇団四季の創設者である故・浅利慶太氏とのエピソードも語り、長野オリンピックの開会式で歌われた『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド』を浅利氏に捧げる一幕も。“コンサート”らしく、派手なショーシーンや、大掛かりなセットチェンジ、衣裳チェンジなどはないものの、たとえば蝋燭で『オペラ座の怪人』の荘厳な雰囲気を演出したりと、シンプルに作品の世界観を創出して魅せるのはさすが劇団四季だ。とはいえ何と言っても主眼は歌。コンサートの名にふさわしく、歌の力でロイド=ウェバー音楽の素晴らしさをとことん堪能できる作品になっている。前述のメンバーのほか、ロックナンバーを多数担った白瀬英典のパワフルな歌声、「サンセット・ブールバード」の熱唱が素晴らしかった飯田達郎、「オペラ座の怪人」のソプラノを生歌で聴かせた真瀬はるか、「レクイエム」の柔らかいソプラノからパンチのある歌まで幅広い歌声を聴かせた吉田絢香、ジーザスからラム・タム・タガーまで様々な顔を見せた山下泰明、歌とともに身体能力の高さを活かしてステージを彩った笠松哲朗と、計10人のキャストが、生バンドともに、素晴らしい楽曲たちを次々と披露。クリストファー・キー演出らしく、台詞っぽく歌を聴かせるようなところも多々あり、フェイクを利かせた歌唱をする四季俳優たちを見るのもなかなか珍しい。また、現在劇団四季で上演されている作品も、四季での上演バージョンとは少し違うアレンジで演奏されるものなどもあり、そのあたりも新鮮だった。解説映像で、「音楽は子どもたちに力を与えると信じているし、今は子どもだけでなく世界中の人たちが音楽を必要としている時代」と語ったアンドリュー・ロイド=ウェバー。その“音楽の力”を最大級に感じられる、現代のモーツァルト、アンドリュー・ロイド=ウェバーの珠玉の楽曲を隅々まで味わえるコンサート。観劇後、何かしらのパワーをもらえるに違いない。公演は2月10日(木)まで、全国12都市で開催される。取材・文・撮影:平野祥恵
2021年12月06日劇団四季が挑む、新たなショー形式のコンサート『劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバーコンサート~アンマスクド~』が、12月5日(日)、神奈川県相模原市の相模女子大学グリーンホールで開幕する。この相模原公演を皮切りに、来年2月10日まで、東京・池袋の東京建物Brillia HALL、横浜のKAAT神奈川芸術劇場をはじめ、大阪、京都、福岡、仙台、静岡、名古屋、広島、神戸、札幌と、全国12都市を巡演するツアーを行なう予定だ。劇団四季のレパートリーの中でも、アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手がけたミュージカルは人気が高い。その巨匠ロイド=ウェバーが作曲した数々のミュージカルから、珠玉のナンバーを選りすぐって、歌とパフォーマンス、生バンドの演奏でたっぷりと聴かせてくれる贅沢な舞台が、この『アンマスクド』だ。曲の合間には、ロイド=ウェバー本人のビデオメッセージが流され、それぞれの曲について、創作秘話や裏話をウィットに富んだ語り口で披露するのも、ファンにとっては嬉しい演出だろう。『アンマスクド』は、2018年にロンドンのジ・アザーパレスでワークショップ公演が開かれ、20年にはアメリカ・ニュージャージー州のペーパーミル劇場でも公演が行なわれた。続く今回の劇団四季による日本版は、そこに新たな要素が盛り込まれ、より演劇的な面が際立ったオリジナルバージョンになると言う。11月初旬からは、演出のクリストファー・キー、音楽スーパーバイザーのマイケル・パトリック・ウォーカーが来日して、対面による本格的な稽古がスタートし、その後、装置デザインのサイモン・ウェルズも加わった。曲目は、四季が繰り返し上演している『ジーザス・クライスト=スーパースター』『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』『アスペクツ オブ ラブ』の5作品から、それぞれ主要なナンバーが歌われるのはもちろんだが、さらに、ロイド=ウェバーが1968年に作詞家ティム・ライスと組んで発表した、記念すべきデビュー作『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』から、今年9月、ロンドンのジリアン・リン劇場で開幕した最新作『シンデレラ』まで、四季が上演していないものも含め、全15作品を彩る名曲や代表曲が、1幕、2幕を通してずらりと並ぶ。ミュージカルに詳しくなくても、一度は耳にしたことがあるメロディーがたくさん登場し、楽しい時間を過ごすことができるだろう。文:原田順子『劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバーコンサート』2021年12月5日(日)~2022年2月10日(木)会場:相模女子大学グリーンホール 大ホール、東京建物Brillia HALL、KAAT神奈川芸術劇場ほか、全国12都市で上演※本文内で紹介しているナンバーは、都合により急遽変更になる場合がございます。
2021年12月03日劇団EXILE公演『JAM -ザ・リサイタル-』の再追加公演が、11月30日の大阪・オリックス劇場の公演にて発表された。本作は、劇団EXILE総出演によるメディアミックスプロジェクトの一環として、映画『jam』や連続ドラマ『JAM -the drama-』の世界観を表現した内容となっている。10月16日の東京エレクトロンホール宮城を皮切りに全国7か所10公演を駆け抜け、11月11日の東京ガーデンシアター公演ではスペシャルゲストに純烈を迎え話題を呼んだことも記憶に新しい。今回発表となった再追加公演は、2022年1月5日(水)ロームシアター京都 メインホール、1月25日(火)・26日(水)東京・LINE CUBE SHIBUYAにて2日間、計3公演となっている。さらに、12月から、劇団EXILE総出演の連続ドラマ『JAM -the drama-』がNetflixアジアなど海外で配信されることも決定している。年末年始は、日本国内のみならずアジア諸国でも「劇団EXILE旋風」を期待したい。■公演情報劇団EXILE公演『JAM -ザ・リサイタル‐』再追加公演2022年1月5日(水)ロームシアター京都 メインホール 開演:18:002022年1月25日(火)東京・LINE CUBE SHIBUYA開演18:302022年1月26日(水)東京・LINE CUBE SHIBUYA開演13:002022年1月26日(水)東京・LINE CUBE SHIBUYA開演18:30公式サイト: チケット:グッズ付きチケット(グッズ内容:劇団EXILE全員の肖像入の缶バッジ9個セット※販売予定はありません):¥12,650(チケット代 ¥11,500+税)通常チケット:¥10,450-(チケット代 ¥9,500+税)※全席着席指定チケット詳細:
2021年12月01日セント レジス ホテル大阪は、2021年のクリスマスケーキやクリスマススイーツを販売。2021年11月1日(月)から12月18日(土)まで、予約を受け付ける。セント レジス ホテル大阪の2021年クリスマスケーキセント レジス ホテル大阪の2021年クリスマスケーキは、見た目にも華やかな4種のラインナップを用意する。星を飾りクリスマスツリーに見立てたパリブレスト「サパン ド ノエル」は、クリスマスシーズンにぴったりな特別感にあふれたケーキ。キャラメルクリームとオレンジジャム、チョコレートとラズベリーソースといった、2種の味わいのパリブレストを、交互に積み重ねている。ホワイトチョコレートのリボンをかけた「キャドー ド ノエル」は、プレゼントボックスのような苺のムースケーキ。鮮やかなピンク色の苺ムースの中には、爽やかなレモンクリームとなめらかなミルクチョコムースがあしらわれている。ブッシュ・ド・ノエルは、様々な味わいと食感のコントラストが楽しい1品に。香ばしいピスタチオムースとスポンジ生地を濃厚なチョコレートムースで包み込み、ヘーゼルナッツ入りのチョコレートコーティングを施した、重層的なチョコレートケーキだ。さらに、こだわりの詰まった「クリスマスショートケーキ」も登場。フレッシュで香り高い苺と、コク深くミルキーな生クリーム、きめ細やかなスポンジの調和を楽しめる。シュトーレン&サンタクロースのクッキーなどスイーツもクリスマスケーキに加えて、クリスマス気分を盛り上げるチョコレートや焼き菓子などのスイーツも登場。雪だるまやサンタクロースを象ったチョコレートやアイシングクッキー、星型のシナモンクッキーなどはギフトにも喜ばれそう。また、味わい深いクグロフやバターをたっぷりと使ったシュトーレンなどの、クリスマスの伝統菓子も揃う。【詳細】セント レジス ホテル大阪 2021年クリスマスケーキ予約期間:2021年11月1日(月)~12月18日(土)販売期間:11月13日(土)~12月26日(日)受け渡し期間:・クリスマスケーキ 4種 12月19日(日)~12月26日(日)※受け取り3日前までに要予約・その他スイーツ 11月13日(土)~12月26日(日)※受け取り前日までに要予約受け取り場所:フレンチビストロ「ル ドール」ラ・ブーランジェリー 1F住所:大阪府大阪市中央区本町3-6-12営業時間:10:00~20:00■クリスマスケーキ・サパン ド ノエル 6,800円 ※30個限定・クリスマスショートケーキ 5,400円・キャドー ド ノエル 5,800円・ノエルピスターシュショコラ 5,600円■クリスマススイーツ例・チョコチップクッキー 650円・シナモンスター 880円・サブレミニョン(3枚入り) 1,000円・サンタ クロース チョコレート 1,100円・スノーマンチョコ 1,100円・シュトーレン S 1,500円、L 3,000円、木箱 3,800円【予約・問い合わせ先】セント レジス ホテル大阪TEL:06-6105-5659(10:00~19:00)
2021年10月29日ミリセント・シモンズがヘレン・ケラーの伝記映画に主演することになった。『Helen & Teacher』というタイトルで、レイチェル・ブロズナハンがサリヴァン先生役を演じる。この映画が描くのは、大学時代のケラー。世界が広がり、性にも目覚めていくうち、ケラーと保守的なサリヴァン先生の関係にはヒビが入っていく。監督は『アリスのままで』のウォッシュ・ウエストモアランド。撮影は来年夏に開始の予定。耳の聞こえない女優シモンズは、トッド・ヘインズ監督の『ワンダーストラック』で長編映画デビュー。『クワイエット・プレイス」とその続編『クワイエット・プレイス破られた沈黙』で大注目を浴びた。ブロズナハンの最近作は、『クーリエ:最高機密の運び屋』。文=猿渡由紀
2021年10月15日13億ドルもの興収をあげたファミリー・ムービーの第4弾『モンスター・ホテル4』(仮題/原題は『Hotel Transylvania: Transformania』)が、「Amazon Prime Video」にて240を超える国と地域で独占配信開始されることが決定した。ヴァン・ヘルシング教授(ジム・ガフィガン)のミステリアスな発明品“モンスター化光線”がめちゃくちゃに作動し、ドラキュラと仲間のモンスターたちが人間になってしまい、逆に人間のジョナサン(アンディ・サムバーグ)がモンスターになってしまった。ドラキュラはこれまでの能力を奪われ、ジョナサンは活力にみなぎったモンスターとしての生活を謳歌する。しかし、お互いがおかしくなって手遅れになる前に、治療薬を探すため、チームを組んで世界中を飛びまわることに。メイヴィス(セレーナ・ゴメス)と人間になった陽気な元モンスター仲間たちの助けも借りて、彼らが元の姿に戻れるように必死にその方法を探しに行く!ドラキュラとモンスターの仲間たちが帰ってくる今回。ドラキュラたちは、これまでに経験したことのない、全く新しく、そして恐ろしい冒険をすることになる。そのほか声の出演で、エリカ役にキャスリン・ハーン、ウェイン(オオカミ男)役にスティーヴ・ブシェミ、ワンダ役にモリー・シャノン、グリフィン(透明人間)にデヴィッド・スペード、マーレイ(ミイラ)にキーガン=マイケル・キー、ユーニス役にフラン・ドネシャー、フランク役にブラッド・アブレル、そしてデニス(メイヴェルとジョナサンの子ども)役にアッシャー・ブリンコフといった豪華キャストが集結した。Amazon Studiosのヘッド、ジェニファー・サルケは、本作について「最新作は驚くべき旅路の最後に相応しい完璧な最終章となります」と言及し、Sony Pictures Animation社長クリスティン・ベルソンも「今回ついに、ドラキュラとその娘メイヴィス、娘婿のジョナサン、さらに永遠の親友であるモンスターたちのサーガが最終章に向かいます。我々は Amazon と一緒にこの映画を世界中のファミリーにお届けできることに非常に興奮しています」とコメントしている。また配信決定に併せて、場面写真も初公開。早くも愉快なキャラクターたちの姿を確認することができる。『モンスター・ホテル4』(仮題)は2022年1月14日(金)Amazon Prime Videoにて独占配信開始予定。(cinemacafe.net)
2021年10月07日ドラマ『JAM -the drama-』に主演する劇団EXILEメンバーがぶっちゃけトーク。鈴木伸之さん、八木将康さん、佐藤寛太さんの3人にがドラマや劇団メンバーの素顔について話します。展開が読めないから面白い!小澤さんの表情にも注目!鈴木伸之×八木将康×佐藤寛太――ドラマ版を作るというお話を聞いた時のお気持ちは?八木:個人活動が多くて全員で集まる機会があまりなかったので、またみんなでできるというのが嬉しかったです。鈴木:でもどうなるんだろうっていうのはありましたよね。僕は映画で一言も喋ってないし。佐藤:僕も映画ではラーメン屋だったのに、ドラマではいきなり香港から帰ってきたアクションスターっていう設定になっていて。そんな続編ある!?っていう、展開が読めない期待の裏切り方が面白いなと思いました。――撮影現場で印象的だったエピソードを教えてください。鈴木:小澤(雄太)さんて、喋る時にすごい口角を上げるんですよ。それが途中から面白くなってきちゃって、小澤さんが口角上げるたびに“これヤバいなー”と思う瞬間は多々ありました(笑)。佐藤:一回、めちゃくちゃ噴き出してましたよね?(笑)鈴木:小澤さんは先輩なんですけど、いじられキャラみたいな感じなんです。八木:小澤さんは絶対何かやってくれるからなー(笑)。――登場人物はさまざまな「狂気」をはらんでいますが、一番「狂気」を感じるメンバーは?佐藤:鈴木さんかな?小澤さんの、ここだけはいじらないでくれっていう最後の砦みたいなものを、いともたやすく足蹴にしていく勇猛果敢さ(笑)。しかもそれを必ず笑いに変えるのがすごいですよね。八木:小澤さん、なんならいじられるの嫌いだよね(笑)。佐藤:確かに(笑)。鈴木:だから俺が抗体になろうと、この10年ちょっとずつワクチン打ってるみたいなもんなんですよ。昔は本当にいじられたくない人だったけど、でもやっぱり彼は天然だし、いじられて輝くタイプなんで。佐藤:その例え方が、狂気!八木:俺は寛太だと思うけど。いきなり呼吸荒くなって噛み付いてきたりするんで、狂気でしかないですよね。佐藤:持病みたいなもんなんで仕方ないです。急に噛みたくなるんですよ。あ、今はご時世的にダメなので、つねってます!鈴木:僕は将康さんかなって。劇団メンバーの中でも一番いい人ですけど、俺が小澤さんいじってる時、一番楽しそうなんですよ。普段、自分が言えないようなことを俺が言うから。佐藤:確かに!(笑)僕、聞いてませんっていうていなのに、目と耳が完全にこっち向いてるんですよ!嬉しそうな顔して。鈴木:俺、コントローラー握られてるようなもんですよ。八木:鈴木くんのいじりが面白すぎて、確かにもっといかないかなって思ってるところはちょっとあります(笑)。――今後、CL(LDHの動画配信)では誰とコラボ配信してみたいですか?八木:兄(EXILE SHOKICHI)!最近、僕に子供が生まれてからよく連絡を取り合うようになったので、八木家の昔話をしたいですね。鈴木:歌も二人で歌ってほしい。八木:それ親が喜びそう(笑)。鈴木:僕はATSUSHIさんとお話ししてみたい。個人的に好きというのもありますし、音楽と俳優って全然違うジャンルなので音楽のトップを極めた人から刺激をいただきたいですね。佐藤:そういう意味でいうと、僕は(橘)ケンチさんですかね。いろんな勉強をしていろんな方にお会いして、いろんな価値観を持たれてる方なので、そういう部分を見習いたいなって。――今後この9人でやってみたいことはありますか?八木:野球チーム?佐藤:それ9人に引っ張られすぎじゃないですか?まぁ野球経験者多いですしね。鈴木:あと、2時間1本にまとめた9人の短編映画とか?佐藤:それでどっかで誰かと誰かが繋がってるみたいな!八木:それ、めっちゃいいじゃないですか。やりたい!すずき・のぶゆき(写真右から3番目)1992年10月14日生まれ、神奈川県出身。『HiGH&LOW』や『PRINCE OF LEGEND』シリーズ、ドラマ『お茶にごす。』、映画『東京リベンジャーズ』など出演作多数。やぎ・まさやす(写真左から2番目)1987年8月28日生まれ、北海道出身。EXILE SHOKICHIは実兄。「CRAZY四角形」名義で歌手活動も行う。今年の出演作に、舞台『“STRAYDOG” Produce「夕凪の街 桜の国」』など。さとう・かんた(写真左から3番目)1996年6月16日生まれ、福岡県出身。『HiGH&LOW』シリーズのテッツ役として知られる。映画『いのちスケッチ』に主演。最近の出演作に映画『花束みたいな恋をした』など。げきだんエグザイル2007年旗揚げ、現在は9名で活動する劇団。昨年初めてのメンバー全員出演公演『勇者のために鐘は鳴る』を行った。メンバーは、劇団作品以外の映画、ドラマ、舞台などでも幅広く活躍中。『JAM -the drama-』『JAM -ザ・リサイタル-』映画の登場人物たちのその後が描かれる『JAM -the drama-』は、ABEMA SPECIALチャンネルにて独占無料放送中(毎週木曜22時~・全8話※8話のみ23時30分~ABEMA SPECIAL2)。演歌歌手や謎の青年、チンピラたちの事情や思惑が入り乱れ、巡り巡って皆で一大エンタメショーを作り上げていく物語。八代亜紀や純烈との豪華共演も必見!10月中旬より、作品世界を舞台上で繰り広げる『JAM -ザ・リサイタル-』も開催。※『anan』2021年9月15日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・礒野亜加梨高尾奈菜風祭友希子(以上studio mam)取材、文・菅野綾子保手濱奈美撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2021年09月12日劇団EXILEが総出演するドラマ『JAM -the drama-』(全8話)と、ドラマと異なる新しい世界観でステージを盛り上げる劇団公演『JAM -ザ・リサイタル‐』の製作発表会見が8月12日、都内で行われた。2018年に公開された映画『jam』以来、約3年ぶりとなるJAMプロジェクトの再始動。会見に参加した青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、八木将康、佐藤寛太、SABU監督が意気込みを語った。ドラマ『JAM -the drama-』は、ABEMAにて8月26日から放送開始。劇団EXILEをはじめ、筒井真理子、清水くるみ、清水葉月、恒松祐里らが出演するほか、八代亜紀、EXILE NAOTOが特別出演する。また、純烈がカメオ出演し、落ち目のアイドル演歌歌手・横山田ヒロシ役の青柳、演歌歌手となった元付き人・港町タカシを演じるSWAYとのコラボ楽曲「今夜 涙じゃ帰れない」の発売も決まっており、青柳は「さまざまな形で楽しんでいただけたらと思います」とアピールしていた。今回のプロジェクト再始動にあたり、鈴木はソロ楽曲「君のすべてに僕はなる」をリリースすることが決定。ギターと歌唱に初挑戦しており「緊張しましたし、ギターはすごく難しかったです」と振り返ると、歌詞を手がけたSABU監督は「すごくうまいし、感動しました。泣きそうになりました」と絶賛した。一方、劇団公演『JAM -ザ・リサイタル‐』は10月中旬より、宮城を皮切りに愛知、山梨、東京、福岡、和歌山、大阪にて開催される予定。劇団EXILEの面々がドラマの姿そのままに舞台でパフォーマンスを行うほか、写真集、グッズ、楽曲リリースなど、さまざまな企画がメディアミックス展開されることになっている。鈴木は「僕らは応援してくださる皆さんとお会いする機会がなかなかないので、ありがたいですね。舞台上のパフォーマンスで、少しでも元気になっていただければ」と意気込み。町田は「今はまだ、どういう内容になるのかわからない、ビックリ箱みたいな感覚。いろんな可能性もあり、存分に楽しんでもらえると思うので、ご期待ください」と声を弾ませた。取材・文・写真=内田涼ドラマ『JAM -the drama-』初回放送日時:2021年8月26日(木)より毎週木曜22:00放送放送チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル(※第8話のみSPECIAL2チャンネル)放送URL: 劇団EXILE公演『JAM -ザ・リサイタル‐』10月中旬より、宮城を皮切りに愛知、山梨、東京、福岡、和歌山、大阪にて開催される予定。日程は後日発表。川本成(2020年劇団EXILE舞台『勇者のために鐘は鳴る』)が脚本・演出を手がける。
2021年08月12日劇団EXILEが12日、都内でドラマ『JAM -the drama-』・劇団EXILE公演『JAM -ザ・リサイタル-』制作発表会見を開催し、2018年の映画『jam』公開以来、約3年ぶりとなるJAMプロジェクトについて発表。町田啓太は自身の役のやりがいや意気込みを語った。劇団EXILE総出演×鬼才SABU監督でタッグを組んだ因果応報エンターテインメントムービー『jam』を皮切りに始動したJAMプロジェクトが再始動。2021年、第2弾としてABEMAにてドラマ『JAM -the drama-』(8月26日スタート 毎週木曜22:00~/全8話)を配信、そして、第3弾としてJAMのキャラクターが舞台でパフォーマンスを行うハイブリットエンターテインメントショーとして劇団EXILE公演『JAM -ザ・リサイタル-』を届ける。ドラマ『JAM -the drama-』では、登場人物それぞれの運命が激変していくという。実はヤクザの若頭・西野タケル役の町田は「服装がだいぶ変わっているんですけど、深い事情があり、深すぎて全部ネタバレになってしまうのでこれ以上何も言えないんですけど、楽しみにしていただきたいと思います」と話し、「前作よりもトラブルメーカーです。こんな二面性のあるヤバさを演じさせてもらえるのはSABUさんのおかげなのでありがたいなと思っています」とやりがいを語った。また、『JAM -ザ・リサイタル-』について、「どうなるかわからないびっくり箱みたいな感覚がしているんですけど、存分に楽しんでいただけると思いますし、リサイタルを見てからこの世界観に入っても楽しめるようなリサイタルを作れればと思っています」と意気込み。「みなさんはパフォーマンスがあるんですけど、僕だけ何をするんだろうかと1人だけぞわぞわしていて、SABUさんから『飛んだらいいんじゃない?』って言われていたので、今回は僕が飛ぶかもしれないです」と笑った。JAMプロジェクトでは、連続ドラマや舞台の展開に加え、ドラマの劇中歌・純烈とのコラボレーション楽曲のリリース、ドラマ撮影時の未公開写真やメンバーの等身大の姿を映し出した写真集『JAM the PHOTOBOOK-』の発売も予定している。会見には、青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、八木将康、佐藤寛太、SABU監督が出席。SWAYは、DOBERMAN INFINITYのメンバーであるGSとKAZUKIが新型コロナウイルスに感染し、濃厚接触者の疑いがあるため、欠席した。
2021年08月12日「劇団EXILE」が総出演する連続ドラマ「JAM -the drama-」が8月26日(木)より「ABEMA」にて配信されることが決定。劇団EXILE全員で連続ドラマの主演を務めるのは、今回が初の試みとなる。落ち目のアイドル演歌歌手・横山田ヒロシ(青柳翔)。ふとテレビを見ると、彼が過去に捨てた曲「MASAKO」を歌う元付き人・港町タカシ(SWAY)の姿が。ヒロシは再びスポットライトを浴びるべく、タカシからの楽曲争奪作戦をたてていたが、なぜか師弟ユニットとして活動するハメに。それを企てたのは、意識を失ってしまった恋人の回復を祈るタケル(町田啓太)。彼にはある計画が…。一方、青年・テツオ(鈴木伸之)はある女性と出会い、初めて恋を知る。元ラーメン屋店員の香港スター・レスリーチャンチャン(佐藤寛太)、チンピラヤクザの世良(小澤雄太)と滝口(小野塚勇人)、過去にヒロシのコンサートで強盗事件を起こした山下(秋山真太郎)とその事件以降、超能力が使えるようになった金城(八木将康)。そんな彼らにもまた、タケルの計画により、運命が激変する出来事が――。本作は、「劇団EXILE」総出演の因果応報エンターテインメントムービー『jam』の世界観をそのままに、SABU監督が織りなす新たな物語。「劇団EXILE」のメンバーのほかにも、筒井真理子、清水くるみ、清水葉月。特別ゲストとして歌手の八代亜紀が本人役で出演し、劇中で演歌歌手を演じる青柳さんと八代さんの初デュエットが実現。引き続き青年・テツオを演じる鈴木さんは「映画の時にはセリフがなく、一匹狼のような役どころでしたが、今作では人との絆というところにも重きを置く、成長したテツオを皆さんに観ていただけると思います!」とアピールし、タケル役の町田さんも「この作品をドラマ化できるのかと驚きました。前作よりもユーモラスで刺激的になっています」とコメントを寄せている。また、「劇団EXILE」メンバーが唄って、踊って、騒ぎまくる特報映像と、場面写真も公開された。コメント■青柳翔『jam』の続編がドラマとして放送されることが決定しました。監督SABUさん!そして、八代亜紀さんという豪華な特別ゲスト!劇団EXILE全員でお届けする「JAM -the drama-」皆さんお楽しみに!!■秋山真太郎世界のSABU監督の元、あのキャラクター達が再集結しました!「JAM -the drama-」を観れば、続きが、そしてその前のストーリーが気になる展開になっています!濃度を増すキャラクター、ストーリー、そして新たな登場人物……。おそらく、予想だにしない展開に皆さんを巻き込んでいけると思います!まずは、騙されたと思って「JAM -the drama-」是非ご覧下さい!■小澤雄太まずこの作品の続編を皆様にご報告出来ることが本当に光栄です!!そして皆で力を合わせ、また新しいエンターテイメントをお届け出来る事を嬉しく思います。SABU監督の持ち味と自分達の勢いが重なって迫力ある作品になっているかと思います。是非ご期待下さい!!■鈴木伸之『jam』がドラマとして帰ってきました!その名も「JAM -the drama-」!引き続き、テツオ役を演じさせていただきます。映画の時にはセリフがなく、一匹狼のような役どころでしたが、今作では人との絆というところにも重きを置く、成長したテツオを皆さんに観ていただけると思います!ぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです!■町田啓太この作品をドラマ化できるのかと驚きました。前作よりもユーモラスで刺激的になっています。SABU監督の作り出す不穏感の中に潜む可笑し味を是非体感してみてください。■小野塚勇人この度「JAM -the drama-」が解禁されました!あの映画から3年、今度はドラマで劇団EXILEが全員集合します。映画では描ききれなかったキャラの背景や、そこからどう展開されて繋がっていくか楽しみにして頂ければと思います。正直ビックリする展開です。■SWAYようやく皆さんに大声でお伝えできる日が来ました!劇団EXILEの自分達も想像しなかった物語になっております!SABUさんと劇団EXILEが作り出すクレイジーなJAMの世界に是非ご期待ください!■八木将康自分たちとしても待望のJAM第二弾が放送決定となり嬉しい気持ちでいっぱいです。第一弾を見ていただいた方は前作からは想像もつかない展開が待ち受けていいます。皆さんの反応、感想がとても楽しみな作品となりました。劇団EXILEにとって特別な作品であるJAMを1人でも多くの方に見て頂きたく思っています。是非、JAMの世界観を楽しんでください!■佐藤寛太映画『jam』では、ラーメン屋の店員として出演させていただいた自分ですが、今回、彼のその役がとんでもないことになっております。一つ先の展開が全く読めない、とんでもないドラマになっていると思います。SABU監督の世界観に携われて光栄でした。是非、「JAM -the drama-」楽しみにしていてください。全ての常識が覆ります。■筒井真理子大好きなキャラクターの昌子再び!SABU監督とエネルギー溢れる劇団EXILEの皆さんとチャーミングなお二人とのハードで楽しい撮影でした。熱とパワー、歌とダンス!観たことのないエンタテインメントです。ぜひ一緒にexciteして下さい!■SABU監督演歌にポップス、純愛にお化け、ヤクザとダンス、コメディでカンフー、そして妄想と疾走と花魁とアマゾネス…。頭の中は混沌を極め、様々な要素が入り混じったエンターテイメント作品が完成しました。是非ご覧ください!「JAM -the drama-」は8月26日より毎週木曜日22時~ABEMAにて配信(全8話)。(cinemacafe.net)
2021年07月22日『ワイルド・スピード』シリーズ9作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の世界興行成績が、早くも5億ドルを突破した。先週末に首位デビューした北米でも、今週末も引き続き1位を死守。スペイン、トルコなど今週末に公開された5カ国でも首位を獲得した。フランス、ドイツ、オランダ、スウェーデンなどはこれからの公開。日本公開はさらに遅く8月6日。イタリアはその後で8月18日だ。パンデミックで映画館ビジネスが1年以上死滅状況にあった中、これはすばらしいニュース。来週末に公開される『ブラック・ウィドウ』もこれに続くかどうかが注目される。文=猿渡由紀『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』8月6日(金)公開
2021年07月05日初日のチケット販売数は歴代1位の23.9万枚!あの『アナと雪の女王』(NOMURA 野村證券ミュージカルシアター JR東日本四季劇場[春]にて公演)がこのたび、劇団四季のミュージカルとなった。大注目作の全貌はいかに?本誌記者が見どころレポート!劇場に入るとすぐ目に飛び込んできたのは、舞台の緞帳に映し出された、世界観を表す映像と作品のタイトル。どこか映画の冒頭をほうふつとさせる演出は、映画版を愛するファンを舞台に誘う架け橋のように感じられた。本作はヤングアナとヤングエルサのシーンから始まる。『雪だるまつくろう』は映画でおなじみの楽曲ながら、生演奏による生の歌唱(歌詞も映画版とは異なる)は、舞台ならでは。子役2人の息の合ったかけ合いに感動させられたかと思えば、愛らしい動きにクスリともさせられる。また、宮中の華やかさにうっとりしていると一転、緊迫した氷の世界に誘われるなど、アトラクションのようにさまざまな感情が呼び覚まされる。極めつけはやはり、エルサが自分を解き放つ『ありのままで』。エルサの内面が映画以上に丁寧に描かれており、自然とエルサに自分を重ね合わせられ、鳥肌必至!【見どころ1】魔法を再現するプロジェクションマッピングふわふわと舞ったり、激しくふぶいたり……雪や氷の見せ方はバリエーション豊か。プロジェクションマッピングなど最新技術を使い、エルサの「魔法」を、鮮やかに描き出す。【見どころ2】映画以上のダンスの躍動感振付家がこだわったというのが、俳優の肉体を駆使した舞台ならではの身体表現。アナとハンスの運命的な出会いは、2人のアクロバティックなダンスにより、言葉以上にその高揚感を伝える。【見どころ3】スヴェン&オラフのかわいらしさリアルさを追求したトナカイのスヴェンと、映画から抜け出したかのような雪だるまのオラフ。見た目はもちろん動きも愛らしい彼らの存在は、緊迫する「氷の世界」の一服の清涼剤に。【見どころ4】『ありのままで』の荘厳セットエルサが自分を解き放つ一幕の見せ場。彼女を引き立てる美しき氷のカーテンには、なんとスワロフスキーが使われているそう!本作品は’20年の初演予定がコロナの影響で延期となった。空白のその1年に作品のキャッチコピーを新しく作成したという。そうして掲げられたのが「凍った世界を救えるのは、この愛だけ。」。私たちが立ち向かう今日の「凍った世界」で開幕したミュージカル『アナ雪』は、演劇界にも吹き荒れる逆風に負けずに届けられた、劇団四季からの「愛」そのものに違いない。
2021年07月05日『アベンジャーズ』シリーズ(ウォーマシン役)のドン・チードルが、28年をともに過ごしてきた女優のブリジッド・コルターと結婚したことが明らかになった。水曜日(現地時間)、ドンが「エレンの部屋」に出演しゲスト司会者のワンダ・サイクスとトーク。2人はコメディ番組「House of Lies」(原題)で共演し、メールを送り合う仲だという。ワンダは今年初めにドンからメールで「結婚した」という報告を受けたと明かし、「ええと…あなたが幸せなら、私も幸せ」という微妙な返信をしてしまったことを謝った。「パンデミックが相当こたえたんだ」と思ったことや、「そもそも結婚していなかったことを知らなかったから」と話した。ドンは「ぼくたちが結婚前に28年間も一緒にいたことを考えれば、そう思うのもわかる」と理解を示した。ドンとブリジッドには2人の娘がいる。今年は代表作の一つ『オーシャンズ11』が公開20周年を迎え、先日ドンは続編が製作される可能性を示した。同作のスティーヴン・ソダーバーグ監督の『No Sudden Move』(原題)に出演した際、「また(『オーシャンズ』を)作れる方法があるかもしれないと考えている」と言われたそうだ。「Entertainment Weekly」誌に明かした。「それ以上の話は出ていないけれど」とのことだが、果たして『オーシャンズ14』の実現なるか!?(Hiromi Kaku)
2021年07月01日カフェを併設したドッグランを営んでいる、キシイーヌ(@kishidog)さん。大型犬であるセント・バーナードの親子と暮らしています。キシイーヌさんは、常連客の息子さんとセント・バーナードが並んだ写真を撮影し、Twitterに投稿しました。ほほ笑ましさより先に、衝撃が走る写真をご覧ください!大きいイッヌと小さいニンゲン pic.twitter.com/CjZg4Xxtd0 — キシイーヌ (@kishidog) June 5, 2021 ワンちゃんが…大きすぎる…!「あ、息子さんが奥に立っているから、遠近法で犬が大きく見えるのか」とも思える1枚。ですが、別の写真も確認すると…。疑いの余地なく、明らかにワンちゃんが大きいです!セント・バーナードは、犬種の中でも最重量の部類である大型犬。そんなビッグなワンちゃんの写真に、「うわぁー!大きいですね!」「遠近法じゃないだと」など驚く声が続出しました。体格差の激しいワンちゃんと息子さんですが、1匹と1人の間に壁はありません。キシイーヌさんが常連客から聞いたところ、息子さんは生まれた時から2匹の小型犬と一緒に育ったとのこと。だからこそ、息子さんは大きなワンちゃんとも平気で接することができるのでしょう。仲よく寄り添う姿に頬が緩みますね![文・構成/grape編集部]
2021年06月10日劇団四季が新作オリジナルミュージカル『バケモノの子』を2022年4月より東京・JR東日本四季劇場[秋]で上演する。劇団四季史上、最大規模の新作オリジナルミュージカルとなる本作。原作は2015年公開のスタジオ地図作品・細田守監督による長編アニメーション映画『バケモノの子』だ。同社の大ヒット作のひとつで、翌年の「第39回日本アカデミー賞」では最優秀アニメーション作品賞を受賞している。スタジオ地図作品のミュージカル化は本作が初。四季はこの『バケモノの子』で、国産ミュージカルとして最大級の長期公演に挑む。舞台は、バケモノたちの棲む異世界と東京・渋谷。多種多彩なバケモノや祝祭感あふれる異世界、迫力のある戦闘シーンなどを表現するため、特殊メイクやパペットなどあらゆるクリエイティブ要素を用いるという。壮大な物語が圧倒的なエンターテインメント性とシアトリカルな手法で描かれるもようだ。一方、作品を通して描かれるのは、バケモノの熊徹と主人公の少年・九太ふたりの相互成長や本当の親子のような固い絆、己のアイデンティティを模索し葛藤する九太の姿。「自分は何者なのか」という問いに対し、大切な誰かと手を携えて力強く人生を歩んでいくことの価値を教えてくれるだろう。なお今回も各分野で、一線級の外部クリエイターが集結。脚本・歌詞に高橋知伽江、演出の青木豪をはじめとする強力な陣容に、劇団内の才能が合わさって目下創作が進められているという。なお本作のオーディション実施も決定している。募集されるのは主人公・蓮(九太)、猪王山の息子・一郎彦、二郎丸の少年時代を演じる子役。こちらは応募ぺージをぜひ確認してほしい。<スタジオ地図:細田守・コメント>私たちスタジオ地図のアニメーション映画作品『バケモノの子』が、劇団四季の皆さんによってミュージカル化されることになり、大変光栄に思っています。来年の春から上演されると伺い、どのような作品になるか私も楽しみにしております。ぜひ多くの皆様にご覧いただけますと幸いです。<演出:青木豪・コメント>未曾有の危機的状況に毎日ヒリヒリとしながらも、五十代の私は「バケモノの子」という作品に巡り合えたことに奇跡を感じています。この物語には、他人が産んだ子どもを育て、そこに愛を覚え、生き物の宿命として親の世代は先に死ぬ、というテーマがあるからです。海外で生まれたミュージカルというジャンルを劇団四季が愛をもって日本で育て、ある時期の四季作品を見て育った私が、この物語を今、世に放つ。生きとし生けるもの、死ぬのが宿命であるならば、「人生は生きるに値する」と思える瞬間とは、次世代にバトンを渡す時だと思うのです。次を育てる世代、次に育つ世代のすべての人々に、この作品が愛されることを願って、四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』を育てていきたいと思います。<劇団四季代表取締役社長:吉田智誉樹・コメント>スタジオ地図作品として大ヒットを記録したというこの超大作の舞台化に挑戦できることを大変光栄に思います。本作が伝えるのは、大切な人と共に強く生きていくことの素晴らしさです。これは、創立以来四季作品に受け継がれる「人生の感動」「生きる喜び」というテーマにも通じると言えます。今回、脚本・歌詞はこれまでも数々の四季作品にご参加頂いている高橋知伽江さん、演出は『恋におちたシェイクスピア』でご一緒した青木豪さんに再びお願いしました。その他、心強いクリエイターの方々と共に、四季の経験知を結集して創作に励んで参ります。近年、オリジナル作品創作に力を入れている中、今回は国産ミュージカルとして最大級の長期公演に挑みます。四季の創作活動においてひとつの到達点とも言える作品になることでしょう。どうぞご期待ください。■公演情報三井不動産創立80周年記念公演劇団四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』2022年4月30日(土)より上演会 場: JR 東日本四季劇場[秋]チケット:2022年2月一般発売予定オーディション情報ページ:
2021年06月08日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)が手掛ける「プロポーズケーキ」が登場。東京・青山セントグレース大聖堂にて、2021年6月2日(水)より発売される。“恋人の聖地”で「プロポーズケーキ」誕生プロポーズにふさわしいスポットとして“恋人の聖地”と呼ばれる、ゴシック様式のゲストハウスウエディング会場「青山セントグレース大聖堂」。これまでも数々の愛の誓いが結ばれたその場所で、ピエール・エルメ・パリによるオリジナルの「プロポーズケーキ」が誕生する。代表作「イスパハン」をベースにデコレーションベースとなったのは、“まるでピンクの宝石”のような見た目を持つ、ピエール・エルメ・パリの代表作「イスパハン」だ。5名~6名用には、同チャペルのプロポーズシーンをイメージしたというロマンティックなカップルの姿をデコレーション。一方2名用は、"Marry me"のメッセージを飾った、愛らしいハート型で登場する。いずれもその華やかな見た目はもちろんのこと、フランボワーズやライチ、バラの風味が絡み合う、絶妙なハーモニーも楽しむことができる。“大聖堂貸し切り”の豪華プランもなお青山セントグレース大聖堂では、大聖堂を貸し切った“プロポーズにぴったり”な限定プラン「チャペルdeプロポーズ『ピエール・エルメ・パリ』プラン」も用意。ディナーや2名サイズの「プロポーズケーキ」と共に、バラの花束、チャペル内のキャンドル演出等もセットになった豪華内容となっている。【詳細】「ピエール・エルメ・パリ プロポーズケーキ」販売店舗:青山セントグレース大聖堂住所:東京都港区北青山3-9-14販売日:2021年6月2日(水)※「最高のプロポーズ」プランを申し込んだ人に向けてオプションで販売。<価格>・2名用1台 6,000円(消費税・サービス料込)・5~6名用1台 8,000円(消費税・サービス料込)・5~6名用(持ち帰り用マカロン6個付)1台 10,000円(消費税・サービス料込)■チャペルdeプロポーズ「ピエール・エルメ・パリ」プラン 120,000円(消費税・サービス料込)・プロポーズディナー(2名分)・ピエール・エルメ・パリプロポーズケーキ(2名分)・シャンパンボトル1本・アニバーサリーフォト・チャペル内音響・チャペル内キャンドル演出・薔薇の花束・プロデュース料【問い合わせ】ワイン&ダイニング ヴィーノボーノTEL:03-5774-0758定休日:不定休
2021年06月04日松居大悟主宰の劇団ゴジゲンの新作公演『朱春』が4月1日、下北沢ザ・スズナリにて開幕した。ドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズや映画『くれなずめ』の監督としても注目を集めている松居の作・演出による本作タイトルは、青春の時代を過ぎても“朱夏”(人生の真っ盛りの壮年期)になりきれないことを意味している。キャストはテレビや映画にも活躍の場を広げる奥村徹也や東迎昂史郎、松居大悟、目次立樹、本折最強さとし、善雄善雄の劇団員6人が顔を揃えた。温泉宿の一室を舞台に、解散の最終演目を終えた6人組お笑いユニットを演じる。物語は解散発表をどうするか話し合っていたはずが脱線して冗談を言い合い、賑やかに進んでいく。隣の部屋で騒ぐ若者たちの登場や自らの過去を思い出す場面ではノスタルジーがありつつ、やがてどこまでが現実なのか予想もつかぬ展開が彼らを待っている。ゴジゲン初進出となるザ・スズナリの舞台構造を効果的に使った演出にも注目だ。そしてゴジゲン公式YouTubeチャンネル「ゴジtube」の4月期のラインナップも発表となっている。今月は公演本番前のルーティンや劇場のバックステージツアーなど、本公演にちなんだ企画が盛りだくさん。ぜひ『朱春』と併せて楽しんでほしい。<作・演出:松居大悟コメント>なんでこんな時代にこんな非生産的なことをやっているんだろう。小劇場なんて。毎日検温して、マスクつけて稽古して、PCR検査で不安になって、座席も制限して、興行として成り立つわけがないのに。それでも劇をやっているのは、今、人間でいてよかったな、と思えるし、思ってもらいたいから。『朱春』は今までで一番台本に苦戦しました。それは、こんなめちゃくちゃな世の中で、何気ない瞬間を描きたかったから。物事に大きい小さいなんてなくて、あなたの物差しがいつも正しい。そんな大切なことを見失いがちで、作品にしていくうちにこぼれ落ちていく感覚にこそ、真理が宿ると思っていて。小劇場でこそ届くもので。それが僕にとっては、劇団をやっている理由、演劇をやっている理由なのかもしれないです。ゲネを終えた後に「くだらないシーンで泣きそうになった」と言ってもらえて、嬉しくなったんです。4月1日から11日まで、ザ・スズナリで劇をやっています。舞台に関わる全員が陰性で感染対策もしています。当日券は毎回出ますし、来れない方は配信もあります。興行としては赤字まっしぐらですが、お金なんかより気持ちを信じて、上演します。YouTubeもひとまず4月も週2回続けてみます。「人間っていいな、小劇場っていいな」と思えるものを届けますので。そういうのはゴジゲンに任せてください。僕の拠点であり、自信作です。今日からスズナリで、朱春を。■舞台情報ゴジゲン第17回公演『朱春』4月1日(木)~4月11日(日)上演会場:下北沢 ザ・スズナリチケット:前売:3,800円 / 当日:4,200円U-22:2,200円(要年齢確認証提示)配信 2,500円■配信情報ゴジゲン公式YouTubeチャンネル「ゴジtube」月期ラインナップ4月3日(土):【演劇】ゴジゲン『チェリーボーイ・ゴッドガール』(2009)【期間限定】4月7日(水):【演劇】劇団の本番前ルーティン4月10日(土):【演劇】朱春バックステージツアー【ザ・スズナリ】4月14日(水):【生配信】ゴジゲンのゴジラジ#4~朱春アフタートーク~4月17日(土):【生配信】「はたらかないせんとうき」を話そう4月21日(水):【激辛】石垣島出身の男が辛いものを食べてみた4月24日(土):【バードウォッチング】鳥を見に行こう4月28日(水):【生配信】「●浴●ウォー●」って何?※タイトルや内容は変更となる可能性あり。
2021年04月01日劇団チョコレートケーキの新作公演『帰還不能点』が2月19日(金)より東京芸術劇場シアターイーストにて開幕する。劇団チョコレートケーキは、実在の人物や実際に起こったできごとを題材に、丹念な調査をもとに人々の関わり合いを描き出す劇団。これまでにあさま山荘事件や大逆事件など、社会的な事件を取り上げた作品をいくつも創作してきた。なかでも大正天皇の生涯を描いた『治天ノ君』は、読売演劇大賞選考委員特別賞を受賞している。前作、昨年8月に上演された『無畏』では東京裁判で死刑判決を受けた陸軍大将・松井石根を取り上げた。そんな彼らが今回選んだのは、近衛文麿と松岡洋右。1937年(昭和12年)に首相になった近衛と、その近衛に指名され1940年(昭和15年)に外務大臣に就任した松岡。日中戦争を長引かせ、対米戦直前に内閣総辞職後、終戦に向けて活動を続けた近衛。三国同盟締結によってアメリカに警戒レベルを引き上げさせた松岡――。作品は、1950年代、敗戦前若手エリート官僚であった面々が集ってこのふたりの話になるというかたちで綴られる。1940年、41年の「南部仏印進駐」を、日本が引き返す最後のタイミング、帰還不能点として、なぜあの時、引き返すことなくそのまま突き進んでしまったのかを描く。劇団チョコレートケーキは今作に関する短い宣伝動画を何本かYouTubeにアップしているが、それを見ると戦争にまつわる人々や事件について、いくつもの公演を重ねてきたことが感じられる。南京事件、人間魚雷回天。朝鮮統治、731部隊……。彼らが描いてきたこれらの出来事は、今回描かれるふたりが帰還不能点を超えさえしなければ起こらなかったかもしれない。戻れなかったその瞬間が、生々しい会話で舞台上によみがえることだろう。なお、今作の様子を収録した映像配信も予定されている。客席からのカメラによる「スタンダード版」と、俳優ひとりのボディカメラで撮影された、臨場感のあふれる「アクターカメラ版」の2種類が用意されている。東京公演では一部の回の終演後に、登場人物のうちひとりにスポットを当てた「アフターアクト」も。文:釣木文恵劇団チョコレートケーキ『帰還不能点』脚本:古川健演出:日澤雄介出演:浅井伸治 / 岡本篤 / 西尾友樹 / 青木柳葉魚 / 東谷英人 / 粟野史浩 / 今里真 / 緒方晋 / 村上誠基 / 黒沢あすか【東京公演】2021年2月19日(金)~2021年2月28日(日)会場:東京芸術劇場 シアターイースト【兵庫公演】2021年3月13日(土)・3月14日(日)会場:AI・HALL【映像配信】劇チョコストアにて期間限定販売配信日程:2021年2月23日(火)20 :00~3月21日(日)20 :00料金:3,500円(スタンダード版・アクターカメラ版共に視聴可能)※一度購入すると、期間中何度でも視聴可能販売期間:3月20日(土)20:00まで
2021年02月19日●初グラビアが過酷すぎて「恥ずかしさがなくなった」女優業を中心にモデルやグラビアなどマルチに活動している劇団4ドル50セントの安倍乙(21)。東映が手掛けるドラマ『麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇』(各種動画配信サービスにて配信中)で初主演を果たした。2017年8月に劇団員として活動をスタートさせてから約3年半。安倍にインタビューし、女優業のやりがいやグラビアとの両立について語ってもらった。また、「石原さとみ似」と言われていることへの本音も聞いた。女優を目指したきっかけは、大阪芸術大学の舞台芸術学科に通っていた姉の出演舞台を見たこと。「普段の姉とは違う表情が見られたりしてすごく魅了され、女優のお仕事に憧れるようになりました」と振り返り、「その後、いろんなオーディションを受けたのですが、なかなか受からなくて、これに落ちたらあきらめようと思って受けたのが劇団4ドル50セントのオーディションでした。それに受かり、興味があったことを仕事にできているので誇らしいです」とうれしそうに話した。劇団4ドル50セントの公演のほか、ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日)や映画『転がるビー玉』などにも出演。さまざまな作品に出演する中で女優の面白さを感じているそうで、「普段できないことができる。『劇団4ドル50セントとろりえの年末』という舞台でパンクロッカーに恋する女性を演じたのですが、破天荒な役でメイクもすごくて、役によって違う人になれるのがお芝居の魅力だし楽しいなと思いました」と醍醐味を語った。美ボディを武器にグラビアでも活躍している安倍だが、最初は「とても抵抗がありました」と告白。だが、グラビアデビューとなった『週刊プレイボーイ』2018年2月26日号の台湾ロケで、一気に抵抗がなくなったという。「初めてのグラビア撮影が過酷で(笑)。台湾は暖かいイメージでしたが撮影した12月は寒くて、外での水着撮影は極寒なわけです。しかも、人通りの多い場所でいきなり水着になって撮影を始めたので、『なんだあれは!』という感じで見られて、写真も撮られて(笑)。でも、初めてのグラビアが過酷すぎたので、それで逆に殻を破れた感じがあり、それ以降の撮影は恥ずかしいという感情がなくなり、最初の『週プレ』の経験が生きているなと思います」そして、今ではグラビアも面白さを感じているそうで、「いろんな表情を引き出してくださるし、カメラマンさんによって、艶っぽく撮る方もいるし、“南国でイエーイ!”みたいな元気な感じで撮る方もいるし、全然違った印象になるので、そこがすごく面白いです」とやりがいを明かす。また、グラビアの活動が女優業にも生かされていると実感しているという。「台湾での経験によって人目を気にしなくなり、演技においても恥ずかしさがなくなりました」と、思い切り演じることができるようになったそうで、「殻を破るのって大事なんだなと思います」と笑った。美ボディの秘訣も聞いたが、普段は何もしておらず、撮影の直前に食事制限をする程度とのこと。「昔からテスト勉強も1週間前からガッとやるタイプで(笑)。撮影前の1週間くらい頑張って、撮影が終わるとまた食べてしまうので、常に撮影OKでいられるように日々努力できる人になりたいと思っています」と打ち明けた。●石原さとみ似と話題「美しい方に似ていると言われるのは…」安倍といえば、女優の石原さとみ似と話題だ。SNS上で「石原さとみに似てる」という声がたびたび上がり、昨年11月に配信されたABEMAのバラエティ番組に出演した際には、登場するやいなや指原莉乃が「石原さとみちゃんに雰囲気が似てる!」と発言していた。「石原さとみ似」の声をどう思っているのか尋ねると、安倍は「ハッピーですよ! 美しい方に似ていると言われるのは、美しいってことなのかなと思って、うれしいです」とにっこり。「石原さとみさんと比較して厳しいコメントをする方もいますが、『似てる』と言われることは純粋にうれしいです」と喜んでいる。石原本人との対面はまだない。「対面したいですか?」と聞くと、「向こうがOKでしたらぜひという感じでございます」と恐縮気味に答えた。また、今後どのように活躍していきたいか尋ねると、「映像のお芝居にすごく興味があり、もちろん舞台もやりたいですけど、映像でも演技をしたい」と映像作品に意欲。3人の映画監督によるワークショップに参加した際に映像への興味が増したそうで、「映像に対する見方が変わり、演じ方も変わりました」と振り返った。そんな安倍が、奥山かずさとともにW主演を務めた『麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇』は、難波真白(安倍)とチー子(奥山)の女雀士2人が、温泉地を舞台に極悪雀士と奇想天外な麻雀バトルを繰り広げる物語で、闘牌の合間には2人の温泉入浴シーンも堪能できる。劇中では勝負服として、安倍が浴衣を、奥山がチャイナドレスを身にまとい、変態極悪雀士たちに立ち向かう。安倍は「私が演じる真白は、見た感じは天然な子なんだろうなと思われるかもしれないですが、お風呂に入ると豹変して、目力も強くなるし、声も太くなるし、そのギャップがすごく魅力的です。真白とチー子の距離が近づいていき、2人の関係性も素敵になっていくので、そこにも注目していただきたいです」と魅力を語った。■安倍乙(あべ・おと)2000年1月18日生まれ、大阪府出身。2017年より秋元康プロデュース「劇団4ドル50セント」の劇団員として活動。主な出演作はテレビ朝日『おっさんずラブ』、映画『アンダードッグ』、ABEMA『オオカミくんには騙されないシーズン3』など。また、テレビ朝日『ロンドンハーツ』“ロンハーに時々呼ぶかもしれない女性タレントオーディション”が話題となったほか、雑誌『with』のレギュラーモデルを務めるなど、女優業を中心にモデル、グラビア、バラエティとマルチに活躍している。(C)東映
2021年02月18日●初主演にプレッシャー…麻雀の猛特訓で乗り越える劇団4ドル50セントの安倍乙(21)が、東映が手掛けるドラマ『麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇』(各種動画サービスにて配信中)で、女優の奥山かずさとともにW主演。温泉に浸かると麻雀が強くなる女雀士役を熱演した。安倍にインタビューし、本作における役作りや撮影裏話を聞いた。このドラマは、安倍と奥山演じる女雀士2人が、温泉地を舞台に極悪雀士と奇想天外な麻雀バトルを繰り広げる物語で、闘牌の合間には2人の温泉入浴シーンも堪能できる完全オリジナルの“お色気旅情闘牌コメディドラマ”。劇中では勝負服として、安倍が浴衣を、奥山がチャイナドレスを身にまとい、変態極悪雀士たちに立ち向かう。――本作で初主演、そして麻雀デビューも果たされましたが、出演が決定したときの心境を教えてください。映像で初主演というのはうれしかったですが、麻雀の知識がゼロだったので、うれしさよりも不安や緊張、プレッシャーが勝っていました。――不安や緊張はどうやって乗り越えたのでしょうか。夢の中でもずっと麻雀のことを考えているし、主演というのが自分にとっては重大なことすぎて寝られなくなったときもありましたが、知識がつくとセリフやストーリーがすんなり入ってくると思ったので麻雀の練習を頑張りました。実際に自分があがれたときに自信がつき、本番もいけるなという感じで乗り越えました。――かなり練習されましたか?とっても練習しました! お父さんが麻雀できるので聞いたり、マネージャーさんも麻雀をする人なので事務所に行って教えてもらったり、ドラマのスタッフさんと一緒に麻雀を打ったりしました。練習するしかないと思ったので、たくさん数をこなしました。――麻雀に挑戦してみて、面白さは感じましたか?『闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~』という麻雀アニメを見ましたが、麻雀を知ってから見ると面白いなと。「Mリーグ」もYouTubeで見て、すごいなと思います。●豹変前後のギャップに自信「かなり変わっている」――安倍さんが演じる真白は温泉に浸かると麻雀が強くなる特殊能力の持ち主ですが、演じる上で意識したことを教えてください。真白は天然でおっとりしていますが、温泉に入ったら強くなるので、そのギャップをうまく出すために、目力や口調などを意識して強く見えるように頑張りました。温泉に入る前後で、かなり変わっていると思います。――真白とご自身の共通点はありますか?普段の真白とは似ている部分があるのかなと思います。突拍子もないことを無自覚でしてしまうことがあったり、天然っぽいところが少し似ているのかなと。奥山さんからも「ちょっと要素あるよね」と言われました(笑)。でも、豹変するところは自分とは全然違うので、鏡の前でずっとにらみ合いっこして、どうやったら強そうに見えるか研究しました。――豹変時の表情で一番意識されたのはやはり目力でしょうか。そうですね。目で演じるのはすごく大事だなと。映像は舞台よりも目の演技が大事だと感じました。――「火照ってきたぁああああああ!!!」と決め台詞を放つ場面がすごくかっこよかったです。どのような意識で演じましたか?のほほんとしていた子が急に豹変する場面なので、目力と芯がある太い声でパワーを出してみました。普段の自分の声よりも低い声になっています。――決め台詞のシーンは、動き全体が美しく迫力もあって魅了されましたが、見せ方はどんなことを意識したのでしょうか。監督から猫背を指摘され、「胸を張って自信満々に演じないと強く見えない」と言われたので、姿勢をよくしようと頑張りました。――温泉でのグラビア撮影の経験が、本作の温泉シーンに生かされたと感じている部分はありますか?グラビアはセクシーさを提供するという感じですが、今回はお色気シーンといってもセクシーさを前面に出していないので、そこはグラビアとは違います。ただ、温泉で撮影した経験があったので、あまり恥ずかしさを感じることなく演じることができました。●奥山かずさのストイックさに刺激「見習わないと」――真白の相棒・チー子役を演じた奥山さんとの共演の感想をお聞かせください。最高でした! サバサバしていてすごく接しやすいですし、いい意味で気を使わなくていい方で、奥山さんがペアで本当によかったです。チー子役にぴったりだなと思いました。――銭湯での真白とチー子の出会いのシーンでは、お湯をかけあう場面がありましたが、あのシーンはいかがでしたか?奥山さんとガッツリ話したのがそのシーンが初めてで、それまでほぼ話していなかったので、すごくドキドキして緊張しました。お湯をかけるのも申し訳ないなと思いました。――ご本人同士もほぼ初対面ということで、リアルなシーンになったんですね。確かにそうですね! ぴったりのシーンになったと思います。――ほかにも撮影で印象に残っているシーンがありましたら教えてください。敵である出歯亀が2人の入浴をのぞき見し、チー子さんが桶を投げるシーンがあるのですが、奥山さんは運動神経がよくて、センスもありありで、大変なシーンだったと思いますがすぐに成功させて「奥山さんさすが!」って思いました。かっこよかったです!――奥山さんから刺激受けたことは?ストイックな方だなと思いました。ボディメイクや普段の食事など気を遣っていて、役に合わせて(体などを)作れるタイプだとスタッフさんから聞き、すごいなと。自分も見習わないといけないなと思いました。――安倍さんご自身は、今回の撮影に向けて体作りはしましたか?そういうのはまったくしていなくて。奥山さんに刺激をもらったので、これからは自分も頑張ろうと思います!■安倍乙(あべ・おと)2000年1月18日生まれ、大阪府出身。2017年より秋元康プロデュース「劇団4ドル50セント」の劇団員として活動。主な出演作はテレビ朝日『おっさんずラブ』、映画『アンダードッグ』、ABEMA『オオカミくんには騙されないシーズン3』など。また、テレビ朝日『ロンドンハーツ』“ロンハーに時々呼ぶかもしれない女性タレントオーディション”が話題となったほか、雑誌『with』のレギュラーモデルを務めるなど、女優業を中心にモデル、グラビア、バラエティとマルチに活躍している。(C)東映
2021年02月17日BAO BAO ISSEY MIYAKE(バオ バオ イッセイ ミヤケ)の人気トートバッグ「ルーセント(LUCENT)」シリーズが、4分の1サイズになったミニサイズのバッグから新色が登場。イッセイ ミヤケ シブヤやイッセイ ミヤケ マルノウチなどで2021年1月22日(金)より発売される。「ルーセント」シリーズのミニバッグに新色物を入れずに平らに置くと平面に、物を入れて立てると彫刻的でアーティスティックな見た目に変身するBAO BAO ISSEY MIYAKEの人気トートバッグ「ルーセント」シリーズ。そんな「ルーセント」シリーズを構成する"三角ピース"を小さくし、バッグそのものも通常の大きさから4分の1サイズになるようデザインしたミニバッグから、新色がラインナップする。新色にレッドやブルー新色は、シンプルなライトグレーに加え、レッドやブルー、イエロー、グリーンなど鮮やかなカラーが揃う。財布やスマートフォンなど必需品だけを入れてちょっとした外出のために使うのはもちろん、通常サイズの「ルーセント」のハンドルに取り付けて、チャームとして使用するのもおすすめだ。【詳細】BAO BAO ISSEY MIYAKE「ルーセント」シリーズ発売日:2021年1月22日(金)取扱店舗:イッセイ ミヤケ シブヤ、イッセイ ミヤケ マルノウチ、イッセイ ミヤケ ギンザ、イッセイ ミヤケ センバ、BAO BAO ISSEY MIYAKE / コウベ、イッセイ ミヤケ キョウト価格:18,000円+税サイズ:本体 H170 x W170(mm)カラー:ライトグレー、レッド、イエロー、グリーン、ブルー※実施内容に変更が発生する場合がある
2021年01月25日劇団四季の新作ショー『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』が1月10日、JR東日本四季劇場[春]のこけら落とし作品として開幕。初日上演後、演出を手がける荒木美保が取材に応じ、「お客様が(劇場に)入って完成するんだなと改めて実感しています。皆さまと生きる喜びを分かち合いたいという全員の“祈り”と感謝がさらに強くなった」と感無量の面持ちだった。“舞台を通して生きる喜びをお客様にお伝えしたい”という理念のもと繰り広げられる、劇団四季の新作ショー。ダンスやストレートプレイの台詞朗誦も交えながら、おなじみの海外ミュージカルからオリジナル / ファミリーミュージカルのナンバーまで、数多くの名曲を再構成する。当初は昨年7月、JR東日本四季劇場[秋]で開幕予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で上演計画が変更された。それだけに「今日という日を迎えても、実際に幕が上がるまで、本当に上演できるのかという思いもあった」といい、「分かっていたつもりでしたが、毎日公演できて、お客様が来てくれるのは当たり前じゃないと強く感じた。7月以降、もう1度『The Bridge』に取り組むにあたって、その思いが助けてくれた」としみじみ。コロナ禍での稽古は「完全に2班に分けて接触を避け、マスクやゴーグル着用も徹底した」そうで、「それとこまめな換気ですね。稽古場が寒くて、立っているだけでも体はきつかったはずだが、ステージ上で踊り切る。それだけでメッセージが届くはず」。本作で初めてオリジナル作品の演出を務めた心境を「ド緊張した」とも明かし、予定していなかったダブルカーテンコールについては「あれ?っと思い、走って舞台監督のところに行きました」と喜びを示した。今回初めて四季作品に参加した丸山敬太によるコスチュームデザイン(第6・7場)も大きな見せ場で、「生きる喜びをいろんな側面から描き、最後に向けてどんどん加速していくシーン。華やかで前向きなエネルギーがあればと思い、丸山さんに実際に俳優たちに会ってもらい、1人1人を魅力的に見せてほしいと相談した」と衣装にも強いこだわりが込められた。取材会には劇団四季社長の吉田智誉樹氏が同席し、「浅利(浅利慶太氏)たちが祈りを込めた仕事をしっかりと受け継いでいこうという思い」とこちらも新劇場の第一歩に感慨しきり。「このような状況で足を運んでくださったお客様には感謝しかない」と語り、「ステージとお客様の心にかかるブリッジ、橋にしかお芝居は存在しないと実感した。大切な原則である人生賛歌のメッセージを持った作品を厳選し、年に1本はオリジナル新作を送りだしたい」と決意を新たにした。一方、緊急事態宣言の再発布により「チケットのセールスは落ち込んでいる」と認めた上で、「こればかりは耐えるしかないが、基本的には粛々と指示に従い、公演はやります」と力強く宣言していた。取材・文:内田涼「劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~」2021年1月10日(日)~2月11日(木・祝)東京都 JR東日本四季劇場[春]2021年3月14日(日)~28日(日)福岡県 キャナルシティ劇場ほか全国公演あり構成・台本:高橋知伽江演出:荒木美保
2021年01月11日劇団四季の稽古場を有する、劇団の本拠地「四季芸術センター」の食堂メニューである「100点カレー」がレトルトカレーとして発売されることが決定した。このカレーは、劇団四季の食堂で一番人気を誇るメニューで、これまで数多くの俳優たちのお腹を満たしてきた門外不出の味を再現したもの。「100点カレー」という名称は、劇団の連帯が現れた食堂の制度に由来しているという。同食堂では、それぞれのメニューの値段を点数で表す制度が採用されており、1点あたりの値段が在団歴や役職によって異なるという仕組み。ちょうど100点で購入できるこのカレー1杯の中にも、懐に余裕のある劇団員が、稽古に励む若い劇団員のために少し多めに払うという劇団ならではの精神が込められている。また「100点カレー」は、コロナ禍でも日々の活動を応援してくれているファンと力を合わせてこの窮地を乗り越えたいという願いを込められた商品でもある。劇団員同士の助け合いの精神が込められたこの一杯で、彼らと思いを一つにしてみてはいかがだろうか。観劇の記念としてはもちろん、この商品を購入することで劇団を支援することにも繋がる。【商品概要】「劇団四季の100点カレー」販売価格 :800円(税込)内容量 :180g発売日:12月21日(月)※数量限定販売<販売方法>・劇団四季ウェブショップ: ・JR東日本四季劇場[春]売店※『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』上演期間中(2021年1月10日(日)~2月11日(木・祝))お問合せ:0570-008-110
2020年12月15日BAO BAO ISSEY MIYAKE(バオ バオ イッセイ ミヤケ)の人気トートバッグ「ルーセント(LUCENT)」シリーズがミニサイズで登場。2020年10月26日(月)より順次、東京・代官山のグッド グッズ イッセイ ミヤケ(GOOD GOODS ISSEY MIYAKE)のみで発売される。通常の1/4のサイズ感、特別サイズの「ルーセント」バッグが登場「ルーセント」は、“物を入れず平に置いたときは平面。物を入れて立てると彫刻的でアーティスティックな形に変身”する、ブランドの原点とも言えるアイコンバッグシリーズ。グッド グッズ イッセイ ミヤケのみで展開される今回の「ルーセント」は、通常の1/4のサイズ感で、三角ピースを小さくすると同時に、バッグそのものの大きさも1/4のサイズになるようデザインされている。財布やスマートフォンなど、最小限のアイテムだけを入れるのにもってこいなサイズは、ちょっとしたお出かけにも、パーティー用のミニバッグにもぴったり。バッグのハンドルに取り付ければ、チャーム感覚で持ち運ぶこともできる。全22種の豊富なカラーバリエーション全22種の豊富なカラーバリエーションは、4回に分けて順次発売となる。第1弾では、アイスグリーン、アイスブルー、アイスピンク、ピンク、ディープグリーンの5色が登場する。グッド グッズ イッセイ ミヤケのロゴ入りトート&ポシェット10月23日(金)には、グッド グッズ イッセイ ミヤケのロゴ入りトートバッグとポシェットも発売する。トートバッグは、プリーツ加工が施されたA4サイズで、エコバッグとしても使用でき、ポシェットは、ミニマムな荷物を運ぶのに適している。いずれもプレイフルなカラーパレットが魅力だ。【詳細】■バオ バオ イッセイ ミヤケの限定「ルーセント」シリーズ取り扱い:グッド グッズ イッセイ ミヤケ価格:18,000円+税サイズ:W17 X H17cm<カラー別発売スケジュール>・10月26日(月)発売:アイスグリーン、アイスブルー、アイスピンク、ピンク、ディープグリーン・11月1日(日)発売:オレンジ、ゴールド、ダークブルー、ベージュ、ダークイエロー・11月15日(日)発売:カーキ、ダークオレンジ、エメラルド、ブルー、レッド、コーラルピンク・12月1日(火)発売:チャコールグレー、ダークブラウン、パールホワイト、グリーン、ライトブルー、パープル■グッド トート・ポシェット発売日:2020年10月23日(金)取り扱い:グッド グッズ イッセイ ミヤケ価格:トートバッグ(W31.5×H40cm) 11,000円+税、ポシェット(W19.5 X H13.5cm) 7,500円+税限定カラー:ライトピンクミックス、マゼンタミックス、ブラウンミックス、イエローミックス【店舗情報】グッド グッズ イッセイ ミヤケ / 代官山住所:東京都渋谷区猿楽町19-8 T2ビルTEL:03-5457-3017営業時間:11:00~20:00
2020年10月24日「ミュージカル・アクション・コメディー」と銘打って、山盛りのエンタテインメント性で観客を魅了する劇団スーパー・エキセントリック・シアター(以下SET)の新作公演『世界中がフォーリンラブ』が9日に開幕する。コロナ禍において、公演中止やクラスター報道など、過酷な強風にさらされ続けている演劇界。特に劇団公演の多くは、経済的にも大きな負担と痛手を負っている。しかし、そんなときこそエンタテインメントを! と立ち上がったのが、劇団SET主宰の三宅裕司だ。劇団創立から41年、前代未聞の危機において「公演しない」という選択肢は彼らにはない。三宅はこの公演に際して「愛と笑いの2時間で“コロナの野郎”を吹っ飛ばし、元気で幸せな生活を取り戻しましょう」とのメッセージを寄せている。SET作品はいつも、「音楽」「アクション」「笑い」で観客を大いに楽しませるのと同時に、社会に対しての警鐘が物語に織り込まれている。今回採り上げられる題材は、有名人のみならずはびこる不倫や浮気、熱愛の数々だ。劇中では、この状況に疑問を持った厚生省の専門家チームが調査に乗り出す。すると、痴漢して逮捕された男の体内から未知のウイルスが検出されたのだ。このウイルスに感染すると、異性を惹きつける体臭フェロモンが大量に分泌され、瞬く間に人を好きになってしまう。そのウイルスを、人々は「コロッとウイルス」と名付けたーー。「コロッとウイルス」なるネーミングが、実にSETである。ワクチン開発に立ち上がった製薬会社の攻防がコミカルに、しかしシリアスな闇をはらみながら描かれてゆくのだろう。昨年末に脚本家の吉高寿男と打ち合わせした時点では、「SNSは将来日本の若者をどう変えるのか」が描かれる予定だったという。しかしこのご時世、重いテーマとはまったく逆の、愛がテーマの軽い芝居を目指すべく、反対向きに舵を切ったのだとか。テーマは、純愛。SETの、次の10年に向けての第一歩を見届けよう。公演は10月25日(日)まで、サンシャイン劇場にて。劇団スーパー・エキセントリック・シアター第58回公演『世界中がフォーリンラブ』脚本:吉高寿男演出:三宅裕司10月25日(日)まで東京・池袋サンシャイン劇場にてオンライン生配信10月17日(土)13:00/17:00PIA LIVE STREAMにて※上演終了後、アーカイブにて24時間視聴可能。文:小川志津子
2020年10月09日劇団四季の新作オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が10月3日(土)から東京・自由劇場で開幕した。劇団四季にとっては2004年『ミュージカル南十字星』以来、およそ16年ぶりの一般オリジナルミュージカルの製作となる。本作はイギリスの小説家デボラ・インストールの同名小説が原作。2015年に出版され、同年のベルリン国際映画祭で「映画化したい1冊」に選出された小説だ。日本でも16年に小学館文庫より出版され、人気シリーズとなっている。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』撮影:阿部章仁AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に就くアンドロイドが日々モデルチェンジをしている近未来が物語の舞台。不慮の事故で両親を失った主人公のベンは、親から譲り受けた家で無為に日々を過ごし、弁護士の妻エイミーとの関係も芳しくない。そんなある日、自宅の庭に壊れかけのロボット・タングが現れる。「四角い胴体に四角い頭」という何とも時代遅れな格好だが、タングから他のアンドロイドたちにはない何かを感じたベン。タングを作った人物を探すため、ベンとタングは旅に出てーー。長い旅の中で出会った人々との交流を通して、ベンやタングの心の成長、家族の絆、明るい未来への祈りが描かれる。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』撮影:阿部章仁今回のミュージカル化にあたり、各界で活躍するクリエイターが集結した。台本・作詞は人の心をつかむ筆致で多くの話題作を手がける長田育恵、演出はウィットに飛んだ翻訳劇などで注目を集める小山ゆうな。作曲は数々のドラマ音楽を手がけるヒットメーカー・河野伸、音楽監督は劇団OBでこれまでもさまざまな作品を支えてきた清水恵介、装置デザインは国内外で高い評価をされている土岐研一、パペットデザイン・ディレクションは英国を拠点に活動するトビー・オリエ。そこに四季クリエイターも加わり、本作が完成した。主人公ベンを演じる田邊真也は、「新たなオリジナルミュージカル創作に、一から携わることができたことは望外の喜びです。(中略)旅中での人々との出逢い、そしてタングとの心の交流によって、彼(ベン)の人生は大きく変わっていきます。人生は素晴らしく、生きるに値する。数々の四季レパートリーと同様のメッセージが湛えられた作品だと思います。国内一線級のクリエイターの方々と四季のメンバーが固く手を携え、創り上げました。作品の感動をお客様にお届けできるよう、誠心誠意努めていきたいと思っています。」と語る。東京公演は11月29日(日)まで。心温まる新作ミュージカルをぜひお見逃しなく。ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』上演中~ 11月29日(日)会場:東京・自由劇場文:五月女菜穂
2020年10月07日カンテレと関西に拠点を置く演劇集団・劇団Patchがタッグを組み、関西から全国に向けて演劇ムーブメントを発信する「カンテレ×劇団Patchプロジェクト」の第1弾作品となる、音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』のヒロイン役に、女優の谷村美月と入山法子がWキャストで決まった。同作は、“音にまつわるプルースト現象”をきっかけに、恋人に疑惑を持った男が現実と空想が交錯する世界に迷い込み、そこで衝撃の事実にたどり着くという“近未来を舞台”にしたラブ・サスペンス。谷村と入山は、劇団Patchのメンバーが演じる主人公から、ある疑惑を持たれる“彼女”を演じる。ドラマや映画での共演もあり、谷村は「撮影中もずっと優しいお姉さん」、入山も「格好良い女性」と笑顔でお互いの印象をコメント。作品のプロットについて、谷村は「想像を掻き立てるような役柄だと感じたので、その中でどのように、魅力的に魅せることができるかなと考えています。今までに演じたことの無い役柄なので、色々な方の意見を取り入れてみたいなと思っています」、入山は「音楽朗読劇という枠組みに見合った、体から音楽を感じられるような“彼女”になれば良いなと思っています」と、それぞれ意気込みを語った。劇団Patchとの共演については、「演劇と、地元への愛が深い、とても熱量のある劇団だなと思いました。公演初日には、わたしもバリバリ関西弁をしゃべれるようになっているといいな。いや、なっているでしょう。なんでやねん!」と埼玉出身の入山が見事なノリツッコミを見せ、谷村も「今までに、井上拓哉さんとはカンテレのドラマ『大阪環状線ひと駅ごとの愛物語』などで、お仕事をご一緒する機会が多く、劇団Patchさんの存在をその時に知りました。年齢的に近い方々とお仕事をする機会が、あまり多い方ではないので、ご一緒できることを楽しみにさせていただいています」と共演を楽しみにしている様子だ。劇団Patchの中山義紘は「お2方の名前を聞いた時にメンバーから『おおぉ!!』という士気が高まる声が上がりました。お2方とも魅力と実力を兼ね備えている強力な女優さんなので、劇団Patchの劇団員とセリフを交わすとどんな化学反応が起こるんだろうと胸が高まります! お2人にとっても、劇団Patchと作る『マインド・リマインド』が刺激と感動に満ちあふれる作品になることを願っています」と話している。上演は、今年12月に大阪・サンケイホールブリーゼで、来年1月に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで行われる。
2020年10月03日歌とダンスはもちろん、巧みな演技を高評価される“演技ドル”がワールドワイドに活躍!今、世界が熱視線を送る“アジア男子”に注目します。韓国のエンタメ界が発祥の、歌も演技もダンスもできて、バラエティ番組もこなす“演技ドル”。人気ボーイズグループのメンバーの大半がドラマや映画でも活躍するし、防弾少年団のVが出演した『花郎〈ファラン〉』などは演技ドル競演で話題となった。副業感覚ではなく、演技も勉強して作品ごとに役者としても成長する。「ビジュアルはいいし、演技力もある。ファンは新しい魅力を次々に発見できます」(編集者、ライター・川口恭子さん)神は二物も三物も与えるのだとうらやましくなるほど。その流れが、もともと俳優兼シンガーが多かった中華圏にも飛び火。韓国の芸能事務所で練習生となり、帰国後にデビューしたホウ・ミンハオなど、多くの演技ドルが誕生している。イー・ヤンチェンシー(CHINA)ファッション誌『Harper’s BAZAAR』中国版の表紙をKoki,と飾った子役出身の元アイドル。英語も達者で、グラミー賞授賞式にゲスト出演したり、WHOでスピーチしたことも。「TFBOYSの一員で、ダンスが得意。中国版『24‐TWENTY FOUR‐』といわれるアクション時代劇『長安二十四時』にダブル主演し、高い演技力を評価された人気スターです。映画『少年の君』(日本では映画祭上映のみ)でも熱演し、目が離せない一人」(編集者、ライター・小俣悦子さん)ビー・ウェンジュン(CHINA)抜群の歌唱力とダンスで人気の中国ボーイズグループ楽華七子NEXTメンバー。「ドラマ『お嬢様飄々拳~プリンセスと御曹司~』(LaLaTVにて10月から放送開始)で、おとなしそうに見えて実は武道のカリスマ的達人、ツンデレな大学生を自然体で演じている。本作の主役に抜擢された後、韓国ドラマ『トキメキ成均館スキャンダル』の中国リメイク版『漂亮書生(原題)』では、ソン・ウェイロンとのイケメン共演を果たしています」(小俣さん)チャ・ウヌ(KOREA)ボーイズグループASTROのビジュアル担当で、歌手デビュー前に映画『世界で一番いとしい君へ』でカン・ドンウォン演じる主人公の息子役として俳優デビューしていた。初主演ドラマ『私のIDはカンナム美人』では、韓国ドラマ賞新人賞など多数の賞を獲得。「アイドル屈指のビジュアルから“顔天才”と呼ばれる一方、俳優としての才能も見事に開花!ドラマ『新米史官ク・ヘリョン』では、繊細な演技が大きな話題に」(川口さん)イム・シワン(KOREA)『ミセン~未生~』の大ヒットで若手演技派の筆頭格になった、元祖演技ドル。除隊後初となる主演ドラマ『他人は地獄だ』が日本でもDVDとデジタル配信でリリースされたばかり。「元ZE:Aのメンバーですが、早くから俳優活動を始めて、様々なジャンルの作品に挑戦していて、高いプロ意識を感じます。ベテランの実力派ソル・ギョングと共演した映画『名もなき野良犬の輪舞』で、また別の顔を見せてくれました」(ライター・西森路代さん)ロウン(KOREA)ボーイズグループSF9リードボーカルで身長約190cmの彼は、グループのビジュアル担当で男性ファンも多い。リアリティ番組やバラエティ、映画と幅広く活躍。「SF9のメンバーでありながら、最近はドラマに引っ張りだこ。MBCドラマ・アワード最優秀新人賞に輝いた『偶然見つけたハル』では、ヒロインに名付けられて自我が芽生える二次元のイケメンキャラを見事に体現!現在の演技ドル代表ともいえる存在です」(川口さん)ホウ・ミンハオ(CHINA)「韓国のSMエンタテインメント練習生を経て、中国のボーイズグループfresh極客少年団でデビュー。若いのにコメディからサスペンスまで幅広くこなせる実力派です。ぐっと大人びてきているので、今後が楽しみ」(川口さん)。『笑林足球』で映画デビュー後、初主演ドラマ『カンブリア紀』では演技力を高く評価された。青春ドラマ『駆け抜けろ1996』や『盗墓筆記II:怒海潜沙&秦嶺神樹』など、今後もドラマ6本に出演予定だ。アジア男子…エンタメ界でアジアの男たちの勢いが止まらない。SNSやストリーミングサービスの普及で、その熱狂は国境を超えますますグローバルなものになっている。ドラマ『2gether』がツイッターで世界トレンド1位になり、タイのBLドラマに沼落ちする人が続出という一大ムーブメントを巻き起こしているのを筆頭に、俳優としても目覚ましい活躍を見せるボーイズグループメンバーや、華流イケメンの台頭など、今、アジア男子に世界が夢中!おまた・えつこ編集者、ライター。編プロで数年、出版社で10年勤務の後フリーランスに。台湾が大好きで『台湾エンタメパラダイス』(キネマ旬報社)20号分を企画・編集。その他『華流日和』『華流スター&ドラマガイド2020』(共にコスミック出版)などを編集。かわぐち・きょうこ編集者、ライター。1989年生まれ、愛知県出身。映画・ドラマをこよなく愛し、ファッション誌でカルチャーニュースを執筆中。ステイホームをきっかけに、人生最大のアジアブーム到来。やりたいことは、ドラマ『梨泰院クラス』と『2gether』のロケ地巡り。にしもり・みちよライター。愛媛県出身。テレビ局勤務を経て上京。2000年代から編集・ライターの仕事を始める。アジアのエンターテインメントを伝えるラジオ番組のディレクターなどを経て、現在は、特に韓国映画と日本のドラマについて数多く執筆している。※『anan』2020年9月30日号より。取材、文・山縣みどり写真・Getty Images(by anan編集部)
2020年09月27日