松田龍平が主演を務める山下敦弘監督の新作映画『ぼくのおじさん』が来秋に公開されることが決定した。原作は、幅広い世代に愛され続ける北杜夫の児童文学書で、配給の東映は「皆に長く愛される21世紀版の『寅さん』ならぬ『おじさん』でシリーズ化も狙っています!」と宣言。松田は「ほのぼのしていて、どこかノスタルジックですごく面白い」とコメントを寄せている。その他の写真本作の企画・脚本を手がけたのは、『探偵はBARにいる』シリーズで松田と組んできた須藤泰司プロデューサー。「この話自体は凄くウェルメイドな話なので、そのまま演じてしまうと鼻につく芝居になってしまう危険性がある。自分の存在をすっと消してその場に溶け込むことが自然体で出来てしまう松田さんであれば、この作品をあるべき方向に持っていってくれると思った」と松田に“おじさん役”を切望し映画化にこぎつけた。映画では、昭和40年代をベースに書かれている原作を現代に置き換え、しっかりものの甥っ子目線から語られるダメ人間だけれども、どこか面白おかしい“おじさん”の物語が繰り広げられる。おじさんを、時に叱り、助け、絶妙なやりとりをしながら物語を大きく動かしていくしっかり者の雪男役は、子役の大西利空(おおにしりく)が演じる。松田は「“ぼく”の雪男は大人びた少年なんですけど、演じている利空は撮影の本番ギリギリまで遊んでたりするやんちゃなヤツで、その現場の空気感がとても心地良かったです」と明かす。劇中ではひと目ぼれした女性を追いかけておじさんがハワイへ旅立って行くという展開があり、「ハワイの撮影では、現地のスタッフも合流して、日本の撮影とはまた違った濃厚な日々でした。ぼくとおじさんの思索の旅が日本からハワイへ広がって、映画の中にどう溶け込んでいるのか、僕自身も楽しみです」とコメント。松田と初タッグを組んだ山下監督は「今回『ぼくのおじさん』を映画化するにあたって個人的にチャレンジの連続でした」といい、「例えば“子供たちに観てもらえる映画にする!”とか“初の海外ロケ!”など至るところで様々な壁にぶつかる…はずだったんですが、肝心なその壁が柔らかく優しかったので心地よく現場を終えることが出来ました。たぶんそれは原作者・北杜夫さんの作品世界のおかげだと思っています」と語っている。撮影は10月5日に都内でクランクインし、10月23日まで日本で撮影を行い、10月30日からハワイのオアフ島とハワイ島で撮影を敢行し、11月15日にクランクアップをむかえている。『ぼくのおじさん』2016年 秋 全国公開
2015年12月01日俳優の松田龍平(32)が、『天然コケッコー』(07年) や『リンダ リンダ リンダ』(05年)などで知られる山下敦弘監督の映画『ぼくのおじさん』(2016年秋公開)に主演することが11月30日、明らかになった。原作は故・北杜夫氏によって書かれ、和田誠氏のイラストが添えられた同名の児童書。お金もなく兄の家に居候し、大学の臨時講師として哲学を教えているからか、屁理屈ばかりこねる"おじさん"(松田)が主役であるものの、物語は一貫して兄夫婦の妹=おじさんの甥・雪男(大西利空)の目線で描かれる。一目ぼれした女性を追いかけるために、ハワイへ行こうと画策しつつ、そのどれもが他力本願か運任せな一方、どこか憎めないおじさんの姿を映す。そんな、おじさん演じる松田は「"ぼく"(雪男)が、哲学者で変わり者のおじさんを観察するところから始まる物語は、ほのぼのしていて、どこかノスタルジック」と形容。"ぼく"こと雪男については、「大人びた少年なんですけど、演じている利空は撮影の本番ギリギリまで遊んでたりするヤンチャなヤツで、その現場の空気感がとても心地よかった」と喜んでいる。続けて「ハワイの撮影では、現地のスタッフも合流して、日本の撮影とはまた違った濃厚な日々でした」と話し、新たな体験となったようだ。松田と初タッグを組む山下監督は「(本作を)映画化するにあたって個人的にチャレンジの連続でした」と告白。ただし、「例えば、"子どもたちに見てもらえる映画にする!"とか"初の海外ロケ!"など至るところでさまざまな壁にぶつかる…はずだったんですが」と前置きしながら「肝心なその壁が柔らかくて優しかったので心地よく現場を終えることができました」と続けている通り、余裕をもって撮影に取り組めた様子。「たぶんそれは原作者・北杜夫氏さんの作品世界のおかげ」とも話している。映画は、10月5日に都内でクランクイン。日本での撮影を済ませた後は、アメリカ・ハワイ島に舞台を移し、11月15日にクランクアップを迎えた。企画と脚本を手がけた須藤泰司プロデューサーによれば、昭和40年代をベースに書かれた原作の時代設定を現代に置き換えつつ、どこか懐かしい昭和の感覚も浮かび上がらせる作品になるという。
2015年12月01日●「秋元才加の"肉体"を撮りたい」AKB48を卒業後、現在は女優・歌手として活躍中の秋元才加が主演を務める劇場版『媚空―ビクウ―』が、11月14日に公開を迎えた。本作はテレビシリーズ『牙狼<GARO>―魔戒ノ花―』(2014年放送)に登場した、秋元演じる「媚空」を主役にしたスピンオフストーリー。今年でテレビ放送開始から10年を迎える『牙狼』シリーズで原作・監督・キャラクターデザインを務め、独特な「雨宮ワールド」を築き上げた雨宮慶太氏(本作では総監督)がほれ込んだ女優・秋元は、厳しさの中にはかなげな優しさを秘めた"闇斬師"媚空をどのような思いで演じたのか。秋元に、役にかける意気込みと映画の注目ポイントを訊いた。――まず、媚空を主役にした劇場映画が作られると最初にお聞きしたときはどう思われましたか。びっくりしましたね。うれしさもありますけれど、そわそわするというか、少し戸惑いがありました。でも、『牙狼』シリーズを10年間も応援し続けてくださるファンの方がいらっしゃいますし、それだけ映画に対する期待値も高いと思って、こちらとしてもよりよい作品を見せなければいけない、媚空としても成長したところを見せたい、という決意で臨みました。――媚空を演じるにあたって、どんな部分に力を入れられましたか。媚空については、もちろんお芝居も大切でしたが、それ以上にアクションに力を入れました。特に「動」の部分より「静」を重要視しました。私は合気道をやっているのですが、師範から「達人になると、重心である頭を動かさずに歩く」と言われたのが心に残っていて。歩き方やお辞儀の仕方、戦いの道具である"筆"を止める、といったところを、激しい動きの部分よりも重視して、撮影に臨みました。――劇中ではすばらしい肉体美を披露されていましたが、トレーニングはどのようにされていたのでしょうか。雨宮総監督が「今回の映画は秋元才加の"肉体"を撮りたい」とおっしゃっていたんです。それだったら、男の人が「えっ?」って驚くくらいの筋肉をつけたいなと思い、2カ月ほど前からジムに通って、肩と背中を中心に筋肉をたくさんつけました。撮影に入ってからもプロテインを飲んで、体を作ることに集中していました。普段はしなやかさを意識してなるべく筋肉がつかないトレーニングをしていたんですけれど、もともと筋肉質なので、やればどんどんついていくんです(笑)。――アクションシーンで大変だったことはありますか。毎日の撮影ごとに、与えられた試練に臨んでいくという形でアクションをやっていたので、特に大変だったということはなかったですね。でも撮影の時期が12月から翌1月にかけてだったので、寒さが厳しかったのが辛かったです。普段着ている黒い服は薄手の生地ですし、クライマックスでの白いコスチュームは露出の多いもので、とにかく寒くて寒くて……。もともと寒いのが苦手なので、イライラしていました(笑)。――現実と違う異世界でのバトルシーンなどがありましたが、CGとの合成で作られるシーンの撮影などは、難しかったのではないですか。『牙狼』シリーズの場合、毎回コミックのような画コンテが来て、それを見て「最終的にこんな画面になるのか」と想像しながら撮影に入るんです。映画では、演技をする際にCGを作られる方と常に相談しながら作っていきました。「入心の術」で人の精神世界に入った時と、現実に戻った時とのリンクするところなどは複雑でした。撮影している時も、「どうなるんだろう?」なんて思いましたが、CGとはうまく連携しながらやれたと思います。●作品への期待の高さに怖さを覚えたことも――秋元さんと媚空とで共通するところ、違うところがあれば教えてください。媚空が、与えられた役目を果たすために私情をはさまない、というところは似ているかもしれません。私自身、仕事が終わったらすぐ帰っちゃうタイプで、周りの人とご飯を食べに行くとか、そういうのはしないんですよ。違う部分があるとすれば、使命のためには自分の弟でも斬るとか、媚空のそこまでのストイックさは自分にはないかな、と。――今回の映画で共演された方々で、印象に残っている方を教えてください。代知を演じた須賀健太さんには助けられましたね。媚空があのような特殊なキャラクターなので、観客の目線に立つ人物として代知のキャラクターは重要なんです。そういった意味でも、須賀さんには引っ張っていただいたなと思っています。それとバック転ができたり、運動神経が抜群なんですよ。お芝居もアクションもすごいんです。私もバック転練習しよう!なんて思いました(笑)。――劇中では常にストイックで笑顔を見せない媚空ですが、撮影を離れた秋元さんはどんな感じだったのでしょう。ずっとヘラヘラしていました(笑)。絶心役の佐野史郎さんがカメラ好きで、いろいろとお話をうかがったり。また、合間に三島由紀夫さんの本を読んでいたらミッキー・カーチスさんがいらっしゃって「そういえば昔、食事してた隣のテーブルに三島由紀夫がいたなあ」なんて話したりしていました。――劇中では、秋元さんが複数人に押さえつけられた状態から腹筋を使って跳ね上がるという、かっこいいカットがありました。私自身も、あそこの部分はカッコよくできたと思っていて、気に入っています。動きに緩急がちゃんとついていて、いい場面になったなって。――秋元さんは、さらに本作の主題歌「繊月~光と闇の傍で~」も歌われるんですね。すごいですよね。主演をさせていただき、主題歌まで……。もう秋元才加がギュッと詰まった映画になりました。ぜひ、たくさんの方に映画を見ていただきたいと思っています――完成した映画をご覧になっての感想と、ファンに向けての映画の見どころを教えてください。まず、CGにこれだけ制作費をかけた作品はそうそうないかなと思います。スタッフの方々の力の入れ具合、『牙狼』10周年に対する期待値の高さがわかり、少し怖くなりました。でも、今回私がこの『牙狼』の独特な世界観の中に入ることができて、感動しました。劇中に「白か黒か、人間の心はそんなに単純なものじゃない」というセリフがあるのですが、「確かにそうだな」と考えさせられる作品になっています。10年間シリーズを応援してくださっている方たちはもちろん、初めて『牙狼』の世界に触れられる方でも楽しめる映画です。本当の強さ、本当の優しさとは何なのか、映画を見終わった後にいろいろなものを持ち帰って、多くの人たちの印象に残ればいいなと思っています。■プロフィール秋元才加(あきもとさやか)1988年7月26日生まれ、千葉県出身。AKB48卒業後、女優として、映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』(主演)、映画『マンゴーと赤い車椅子』(主演)、舞台『国民の映画』など、数多くの作品に出演。現在公開中の映画『ギャラクシー街道』、放送中のドラマ『別れたら好きな人』(フジテレビ系)に出演中。
2015年11月15日映画『媚空―ビクウ―』の初日舞台あいさつが14日、東京・新宿バルト9で行われ、キャストの秋元才加、朝倉えりか、原作・総監督の雨宮慶太、アクション監督の大橋明が出席した。全国公開中の本作は、特撮テレビドラマ『牙狼<GARO>』シリーズの10周年記念作品。闇に落ちた騎士や法師を斬る"闇斬師"の媚空(秋元)を主人公にしたサスペンス・アクションで、主題歌「繊月~光と闇の傍で~」も秋元が担当している。昨年放送されたテレビドラマ『牙狼<GARO>―魔戒ノ花―』から媚空を演じている秋元は、劇中の衣装で登場。「素晴らしいキャスト、スタッフと仕事ができて光栄です。歴史ある『牙狼』に新たな風を吹き込む作品になれば」とあいさつし、「成長した媚空をお見せできたらという覚悟があった。テレビドラマでは冷たい印象だったかもしれないけど、映画の中では媚空の強さと弱さを見せれたと思う」と胸を張ってアピールした。また、撮影2ヶ月前から体作りに励んだ秋元に、2人の監督は、「女優さんなのに、アクション部と筋肉の話をしていて面白かった」(雨宮)、「スタントマンでもあんなにお腹が割れてる人はいない」(大橋)と揃って驚がく。アクションに初挑戦した朝倉からも、「『全力でぶつかって大丈夫』と言ってくださったので、思いっ切りやらせてもらった。でも、秋元さんを蹴った私が『痛い!』ってなった」とエピソードが披露され、秋元は、「みなさんに衝撃を与えられたのなら良かった。こんなに腹筋で褒められることはない」と大照れしていた。
2015年11月15日●『牙狼』は若いスタッフにチャンスを与えられる場所特撮ドラマ『牙狼<GARO>』シリーズの最新作で、女優の秋元才加が主演を務める劇場版『媚空―ビクウ―』が11月14日より公開される。本作はテレビシリーズ『牙狼<GARO>―魔戒ノ花―』(2014年放送)に登場した、秋元演じるゲストキャラクター「媚空」を主役にした続編的スピンオフストーリー。『牙狼』シリーズならではのハードなアクションシーンや、緻密に構成された物語展開、CGテクニックを駆使した幻想的な世界観は健在で、この映画のためにトレーニングを施し、闇に堕ちた魔戒騎士たちを狩る「闇斬師」というストイックな役柄を見事にこなした秋元の存在感が光っている。本稿では、『牙狼』シリーズの原作・監督を務め、『媚空』では総監督というポジションで全体の世界観を統括している雨宮慶太氏にインタビューを敢行。新作映画の見どころや、第1作『牙狼<GARO>』放送から10年を迎えるにあたって、今後の展望などを訊いた。――『牙狼』シリーズ10周年おめでとうございます。第1作を作られた時、これほどの長期シリーズになるという予感などはありましたか。思っていなかったですね。シリーズを作り続けていて、気づいたら10年経っていた、という感じです。『牙狼』を始めた10年前と今とでは、作品を取り巻く状況が変わってきているところがあります。今では自分の周囲に、それなりの実力を持ったスタッフが集まってきていますので、脚本だったり監督だったり、彼らにチャンスを与えられる場所として『牙狼』シリーズがあると考えています。――今回の映画『媚空』では、大橋明さんが監督・アクション監督を務められています。雨宮監督の「総監督」というのは、具体的にはどのようなことをされるポジションなのでしょうか。総監督はプロデューサーに近い仕事ですね。今回の作品はどういう物語で、どういったユーザーに向けて発信するのかを考えて、脚本家や監督に概要を伝え、出演俳優を決めていく、そこまでの役割を担います。――テレビシリーズからのスピンオフ主演となる秋元才加さんの印象はいかがでしたか。世に魅力的な女優さんはたくさんいらっしゃいますが、僕の作品に出てもらう場合は、SF・ファンタジー・アクションというジャンルに合致するルックスや空気感がある人を求めるんです。"特殊な環境の中で、特殊な能力を持ったキャラクターを演じられる人"というのかな。その中で特化していたのが、秋元さんでした。彼女は日常的な女性を演じることのできる人なのですが、『媚空』のような非日常のキャラクターがハマる、すばらしい女優です。日常と非日常、両方こなせる人はなかなかいないですからね。●牙狼=冴島鋼牙の物語、完結への思い――『牙狼』シリーズといえば、主役キャラクターから全体の世界観、小物のデザインに至るまで、雨宮監督のイメージが徹底された独特の美学があるように思われますが、『媚空』でもそれは変わりないのでしょうか。今回は、僕自身はあまりデザインワークをやっていません。『媚空』の世界観に合ったデザインを美術の佐藤(英樹)がやっていて、僕が監修をするという形ですね。でも、なるべく細かなものの落とし込みはスタッフに任せるようにしています。今回も現場にはよく行きましたが、細かなところには口出しをせず、監督の大橋(明)に委ねていました。むしろ、従来とイメージを意識的に変えてほしいと要望しましたから、熱心なファンから見たら、今までのシリーズとは印象が違って見えるのでは、と思います。――映画では、媚空が人間の心の中に入りこむ「入心の術」が描かれ、人間の精神世界を視覚化する試みがなされています。これは映画で初めて試みられたそうですね。『媚空』の映画を作るにあたり、なにか新しい要素を考えようと思い、人の心に入り込むアイデアが出てきました。それを映像でどう表現するかという部分で、精神の中に飛び込んでいく「サイコダイブ」を発案しました。「精神世界での時間が現実だとわずかな一瞬である」という設定も、最後の決戦シーンにおいて、この映画でしか作りえないサスペンスを作ろうという意図から生まれたものです。――キャスティングについて、秋元さんや須賀健太さん、ミッキー・カーチスさん、佐野史郎さんなど非常に魅力的な俳優さんが集まって、魅力的なキャラクターを作り上げていますが、雨宮監督から見て特によかったと思える役者さんといえば、どなたになるでしょうか。紗夜を演じた朝倉えりかさんなんて、いいですね。芝居がうまいので選んだところがありますが、アクションの方もとても頑張っていました。作品の中で、次第に狂気をはらんでいく、あの表情がすごくよかったです。――それでは、いよいよ公開となる映画『媚空』の見どころを教えてください。女優・秋元才加の魅力が詰まった映画になっていると思います。ヒーローの延長上にあるキャラクター、新しいアクション映画として楽しんでいただければうれしいですね。――最後に、『牙狼』シリーズのこれからはどうなっていくのでしょうか。次の10年を見越した構想などはありますか。現時点で「今度こういう作品をやります」とアナウンスしたものは、必ず形にしていますし、今後もそういう感じで作っていきます。そして、いつになるかはわかりませんが、どこかのタイミングで牙狼=冴島鋼牙の物語を完結させたいですね。彼については、完全に着地させないまま物語が終わっていますから。いつかは……と思っています。■プロフィール雨宮慶太(あめみやけいた)1959年生まれ、千葉県出身。特撮TVドラマ『鉄甲機ミカヅキ』をはじめ、数々の特撮作品で原作や監督を務める。2005年に放送を開始した特撮ドラマ『牙狼<GARO>』シリーズでは、原作・脚本・監督を担当。
2015年11月14日シンエイク配合2015年11月11日、株式会社エストラボはシワやたるみが気になる人向けにジェル美容液「シン・クル ジェリー」を通信販売にて発売。この美容液には話題の成分「シンエイク」が配合されている。このシンエイクという成分はスイスで開発された「塗るボトックス」とも呼ばれている成分。これまでに塗るボトックスといて注目を集めていた「アルジルリン」の6倍から10倍の効果があると言われている。シンエイクは筋肉の緊張を緩めることで深く刻まれたシワを薄くする。目尻やほうれい線、デコルテのたるみなど、気になる部分に塗るだけで効果を発揮。このジェリーの復元力の高さはかき混ぜてみればすぐにわかる。容器の中のジェリーをグチャグチャにかき混ぜても、10秒もすれば綺麗に元に戻ってしまうのだ。まるでジュエリー化粧品は効果ももちろんだが、容器も重要である。持っているだけで気分があがるような素敵な容器は乙女心をがっちりとつかんで離さない。この「シン・クル ジェリー」の容器はまるでジュエリー。キラキラとした可愛らしい容器は持っているだけで嬉しい気分にさせてくれる。この見た目で効果もすごいのだから、1度手にしたらもう手放すことは出来ないだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社エストラボプレスリリース(@Press)
2015年11月13日e’motionは11月3日、『島耕作』シリーズで知られる漫画家、弘兼憲史さんの描きおこしイラスト入り婚姻届をデザイン婚姻届の通販サイト「婚姻届製作所」で販売開始した。この婚姻届は、これから入籍をするふたりの幸せを願い、未来に向かって手を取り歩んでいくふたりをイメージした。価格は3,000円(税込・送料別)。提出用2部と記念保存用1部をセットし郵送で届けるという。
2015年11月04日10月22日より都内で開催されている「第28回東京国際映画祭」のレッドカーペットに、映画『媚空-ビクウ-』(11月14日)に主演する女優の秋元才加らが登場した。映画祭には秋元のほか、本作より媚空に憧れる魔戒法師・代知役の須賀健太、媚空の師匠・白海に仕える魔戒法師・紗夜役の朝倉えりか、鍵をにぎる人物・絶心役の佐野史郎、大橋明監督、そして雨宮慶太総監督と主要スタッフが参加。秋元は黒のパンツスーツ、朝倉は白のドレス、男性陣はタキシードという装いで、ファンからの声援と拍手に応えていた。同映画祭のレッドカーペットを初めて歩いた秋元は、「もっとレッドカーペットって粛々と行われるものかと思っていたのですが、お祭りみたいで本当に楽しかったです。これをきっかけに『媚空-ビクウ-』が世界中に広がってくれるといいなと思っています」とコメント。須賀も「東京国際映画祭でレッドカーペットを歩くのは初めてなので、すごい所にきたなあと思いました」と感激している様子だった。映画『媚空-ビクウ-』は、同映画祭の「パノラマ部門」に出品されており、秋元らはレッドカーペット前に行われた上映の舞台あいさつにも登壇。これが世界で初めての上映ということもあり、秋元は「入ってくるまでドキドキしていました」と緊張を浮かべていたが、「みなさんいかがでしたか?」という観客への問いかけに、熱い拍手が返ってきたことにホッと胸をなでおろしていた。TVシリーズ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」で登場した媚空を、今回あえて主人公に据えたことについては雨宮総監督は「以前から秋元さんとお仕事をしたいと思っていたのですが、TVシリーズで実現し、その時のエピソードが素晴らしかったので、ぜひ単体の物語を見てみたいと思いました」と説明。その企画を聞いた秋元は、最初「次につながった! チャンスをいただいたという気持ちが大きかった」という思いと同時に「従来の『牙狼<GARO>』のファンの方、そして『媚空-ビクウ-』を通して『牙狼<GARO>』に触れる方にも楽しんでもらえる作品にしたいと思いました」と当時の心情を振り返った。続けて、「アジアのみならず、世界に広げていきたい気持ちが強くなりました!」と力強く結んだ。本作でメガホンをとった大橋監督が「雨宮監督に言われたのは『いままでのシリーズにこだわらずに、新しい媚空の世界を作ってくれ』ということだけ。いままでのアクションとは違うアプローチを心がけました」と明かすと、秋元は「自分的にはまだいけたという思いがあります。次、もし機会があったらロッキーみたいな体にしたい!」とアクションへの熱意を語り、会場を沸かせていた。『牙狼<GARO>』シリーズ初参加となる佐野は、「10周年ということで記念碑的な作品に参加できて光栄です」と感謝を述べ、「朝倉さんにはやられました! 女性は怖いですねぇ」としみじみと語ると、会場は再び笑いに包まれた。秋元は本作で主題歌「繊月~光と闇の傍で~」も担当しており、同楽曲について「媚空の内面を代弁しており、歌詞に耳を傾けて聴いていただくと、アンサーソングになっています!」と映画と合わせて楽しめる内容になっていることをアピールした。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品。秋元が演じていたキャラクター・媚空を主人公に、秋元の肉体美と身体能力を存分に生かしたアクションシーンを盛り込み、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語が展開される。兼ねてから秋元の演技にほれ込んでいた雨宮総監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年10月23日コカ・コーラシステムは10月19日、今冬、日本各地の自動販売機の加温温度を従来より2度高い設定へ順次変更し、コーヒーやお茶などの加温製品すべてをこれまでよりも温かい状態で提供すると発表した。同社が昨年に実施した調査によると、「ホット製品をもう少し温かい温度で飲みたい」「冬により温かい飲み物を飲みたい」と考えている人が多いことがわかったという。さらにこの結果から、北海道で自動販売機の加温温度を2度高い設定に変更してテスト販売を実施したところ、好評だったとしている。自動販売機の温度変更は、北海道・東北エリアで10月5日からスタートし、10月19日からは沖縄県を除く全国各地で順次実施する。これまで缶コーヒーやお茶などホット製品がよく利用されている自動販売機を中心に設定変更が行われる。今回の設定変更に伴い、同社の缶コーヒーのブランド「ジョージア」では、10月19日から「いつもの冬より、 あたたかく。」と題したキャンペーンを実施する。
2015年10月20日2005年のTV初放送以降約10年続く超ロングヒットシリーズ「牙狼<GARO>」。大ヒットシリーズ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』から派生したキャラクター・媚空に秋元才加を迎え、劇場版『媚空-ビクウ-』として公開される。この度、本作の主題歌に主演・秋元さんによる「繊月~光と闇の傍で~」が起用されることとなった。また、新TVスポットも公開された。闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空の元に、代知と名乗る青年が現れる。代知は、魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうか確かめよ、という元老院からの指令を媚空へ伝える。ウサミを追って行動開始する媚空だったが、闇斬師になりたいと懇願する代知が勝手に着いて来てしまう。媚空は入心の術を用いて見つけ出したウサミの心の中=精神世界へと突入する。しかしそこには、媚空の想像とは違った状況が発生していた。ウサミの精神世界に異状を感じた媚空は、その真相を確かめるべく、師匠である白海法師を訪ねる決意を固めるがこれが、深く暗い闇への入口であることを媚空はまだ知らなかった…。秋元さんが演じる主人公の闇斬師・媚空は、大ヒットシリーズ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』から派生したキャラクターで、秋元才加の肉体美と身体能力を存分に活かしたアクションシーン、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語の展開など、これまでにない魅力に満ちた作品となっている。今回主題歌に決定した主演の秋元さんは、デビュー当時から歌唱力に定評があり、最近ではミュージカルでの生歌が上手すぎるとファンの間で話題となっている。「自分の歌声が映画のエンディングになるということで、すごい光栄だなと思っています。牙狼ワールドに自分の歌声がどうハマっていくのか楽しみです。歌詞にも楽曲にも、それを含めて今回の媚空が何を伝えたいかが含められている気がするので、最後までその歌詞を聞き取ってメッセージを受け取ってもらえると嬉しいです」と喜びを語った。そして解禁されたTVスポットでは、透き通った秋元さんの歌声がお披露目。歌番組やバラエティに出演しているときとは全く違う表情や声をみせる秋元さんの勇ましい姿にも注目だ。劇場版『媚空‐ビクウ‐』は11月14日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月16日11月14日公開される特撮映画『媚空』で主演を務める女優の秋元才加が、本作の主題歌を担当することが明らかになった。主題歌のタイトルは「繊月~光と闇の傍で~」。デビュー当時から定評のあった歌唱力に加え、近年のミュージカル出演で磨かれた秋元の表現力が発揮された切なさを誘う楽曲に仕上がっている。秋元は「自分の歌声が映画のエンディングになるということで、すごく光栄だなと思っています。『牙狼』ワールドに自分の歌声がどうハマっていくのか楽しみです」と喜びを語り、「歌詞にも楽曲にも、それを含めて今回の媚空が何を伝えたいかが含められている気がするので、最後までその歌詞を聞き取ってメッセージを受け取ってもらえるとうれしいです」とコメントを寄せた。新TVスポット映像では、その一部を聴くことができる。劇場版の公開に先がけ、10月21日より配信サイト「iTunes Store」「animelo mix」「レコチョク」「mora」「オリコンミュージックストア」「music.jp」ほかにて同曲の配信がスタートする。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品。秋元が演じていたキャラクター・媚空を主人公に、秋元の肉体美と身体能力を存分に生かしたアクションシーンを盛り込み、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語が展開される。兼ねてから秋元の演技にほれ込んでいた雨宮慶太総監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。キャストには、媚空に憧れる素朴な魔戒法師・代知役に須賀健太、媚空の師匠・白海役にミッキー・カーチス、白海に仕える魔戒法師・紗夜を朝倉えりか、物語の重要な鍵を握る女性・アズサを伊藤かずえ、キーマンとなる絶心を佐野史郎が演じている。また、監督・アクション監督は大橋明氏、脚本を江良至氏が担当。物語は、闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空のもとに、元老院付の法師・代知から「魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうかを確かめよ」という指令が。「入心の術」でウサミの心の中=精神世界へ入った媚空は、ウサミの精神世界に異常があることを突き止める。その真相を確かめるべく、師匠である白海法師のもとを尋ねた彼女は、さらに深く暗い闇を知ることになる。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年10月16日「加齢臭」といえば、おじさんの臭いを想像する人は多いだろうが、女性にも加齢臭はあることをご存じだろうか。加齢臭はどんな臭いで、何歳から気をつけるべきか、そして適切なケアについて、ライオンのヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんにお話をうかがった。○男女の加齢臭のメカニズムは一緒年齢とともに臭ってくると言われている「加齢臭」。そもそも、加齢臭とはどのようなものなのだろうか。山岸さんは、臭いの特徴を「カビの生えた古本のような、ホコリっぽい臭いと言われることがあります」と表現。そして、「一般に加齢臭と呼ばれている臭いは、『ノネナール』が原因で発生します。この成分はパルミトレイン酸が過酸化脂質により酸化されたときに生まれるものです」とメカニズムを説明する。40代になる頃から皮脂腺の中に不飽和脂肪酸のパルミトレイン酸が増え、また体内で活性酸素が発生しやすくなるため、過酸化脂質も増加する。その2つが反応すると、加齢臭の原因とされるノネナールが発生してしまう。男性は女性よりも皮脂が多いため、加齢臭は男性特有のものと考えられがちだが、女性も同じメカニズムで発生するという。一般に、加齢臭に気をつけたい年齢は40代後半以降といわれている。ところが、「加齢臭が気になるかどうか」を聞いたライオンの調査(2014年)では、「35~39歳」の年代がもっとも多く気にしているという結果となった。ノネナールの発生には個人差はあるものの、30代の言う「加齢臭」は、別の原因から生じる臭いである可能性が高いという。「腸の老化や不調により悪玉菌が増えると『スカトール』という悪臭物質が発生しますし、肝臓の働きが悪くなっても臭いは発生します。また、ストレスや疲れによって活性酸素が増えると、嫌な臭いの汗が出ることもあります」。まだ加齢臭の年代ではないのに臭いが気になるという人は、臭いを気にしすぎている「思い込み加齢臭」か、疲労やストレスからくる「疲労臭」かもしれないと思っておこう。○しっかりケアすれば加齢臭は抑えられる!加齢臭の対策として、山岸さんは「食事」「洗濯」「デオドラントアイテムの使用」をあげる。■食事食事では、過酸化脂質が作られる原因となる活性酸素を抑える作用がある「抗酸化食品」を積極的に摂(と)ることがポイントとなる。抗酸化食品は、ビタミンE、ビタミンC、カテキン、ポリフェノールなどの栄養素が含まれた食品が該当する。「ビタミンEとビタミンCはセットで摂るとお互いの働きを助け合うので、一緒に摂取するのがおすすめ。まずは食べ物で、体の内側から対策するとよいでしょう」。そのほか、汗の臭いを抑えるには、「アルカリ食品」の摂取が有効とのこと。梅干しや海藻類などのアルカリ食品は、体内で乳酸などの発生を抑える働きを持つという。また、腸のトラブルからくる臭いには、「食物繊維」や「オリゴ糖」などを摂り、腸の善玉菌を増やすようにするとよいそうだ。■洗濯加齢臭は衣類にも染み付く可能性があるため、適した洗剤でケアすることも必要だという。具体的には、臭いを落とす作用のある洗剤や酸素系漂白剤の併用がおすすめとのこと。最近では香りつきの柔軟剤の種類も多いため、好みの香りの柔軟剤を使用して、楽しみながらケアをするのもよいだろう。さらに、"洗剤のつけおき"という裏技もある。「最近流行している機能性インナーなどの中には、繊維の構造が複雑で汚れが絡まりやすく、臭いが付きやすいものもあります。そういう衣類は30分~2時間ほど洗剤につけおきしてから、洗剤ごと洗濯機に入れるとよいですよ」。■デオドラントアイテムの使用外からのケアとしては、制汗剤や制汗シートなどで臭いが発生しやすい部分を直接ケアすることも効果的とのこと。加齢臭というと、耳の後ろや首周り、ワキなどはよくケアする部分だが、実は胸元や背中などにも皮脂腺は集中してある。たくさん汗をかいた後などは、胸の中央や背中の背骨に沿ったラインなどもケアするとベターだ。「デオドラントアイテムは、お出掛け前のほか、通勤で汗をかいたあとの始業前や、お昼、アフター5など、汗のかき具合で調整しながら1日数回を目安に使うといいでしょう」。ただし、気にしすぎは禁物のようだ。「加齢臭は特別不快な臭いというわけではなく、逆に好む人もいるほど。女性は臭いについて過敏になっている部分もあるので、神経質になりすぎない適切なケアを心がけましょう」。なお、ケアをしても臭いが解消されない場合は、何らかの疾患の可能性も考えられる。その場合は、まずは皮フ科の医師に相談してみるとよいだろう。自分では気づきにくいからこそ、気になってしまうのが加齢臭。気にしすぎもよくないが、ケアをすることで臭いを抑えることはできるので、ぜひ適切に対処してほしい。○取材協力: ライオン ヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんボディーソープほか、スキンケア商品の開発に長年携わった後、現在のヘルスケアマイスターとなる。商品開発の経験を生かし、主にライオン快適生活研究所にて健康で快適な暮らしのための情報発信に尽力している。
2015年10月09日ニコニコ生放送で隔週木曜日放送されている「アニメぴあちゃんねる」。本日10月8日(木)のゲストに、声優の種田梨沙と加隈亜衣が登場する。種田と加隈は、先月家庭用ゲームとして発売され、現在テレビアニメで放送中の作品『うたわれるもの 偽りの仮面』に出演中。また、11月28日(土)、29日(日)に東京・両国国技館で開催されるイベント「大アクアプラス祭」への出演も決定している。「アニメぴあちゃんねる」通常放送では、種田梨沙は学生時代から好きでハマっている有名ファンタジー映画の超レアグッズ、加隈亜衣は少し変わった特技を披露するとのこと。気になる方は本放送でご確認を。会員放送では、ふたりの学生時代の思い出の秘蔵写真を公開予定。さらに、レギュラー陣とのコラボ企画「アニメぴあちゃんねる劇場」では秋に因んだシチュエーションでのセリフ読みを行う。同企画は、シチュエーションやキャラクターをくじ引きで決めるのでいつもとは違う一面を見られる可能性も。また恒例企画の「ファッションチェック」ではゲストふたりも含めた出演者全員の服装をCCDカメラでチェックする。そのほか、「大アクアプラス祭」で出される「アマムニィ」という料理を賭けて、出演者全員で行うジェンガ対決。番組恒例、タカオユキのキャラ弁「タカ弁」をゲストのふたりが試食など、企画が目白押し。ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」は10月8日(木)午後8時30分より放送開始。またYouTube「アニメぴあちゃんねる」では、現在、オリジナル動画が配信されている。前田玲奈と、怪しいゆるキャラ“がまぴぃ”が、気になる話題について語る「もうすぐアレでる」。第7回のテーマは「男が追いかけたくなる女子の特徴」。前田玲奈は、果たして脈ありサインを見抜けるか!「もうすぐアレでる」は、女性向けWEBサイト、「オネガマ」とも連動中。■アニメぴあちゃんねる日時:10月8日(木)午後8時30分~午後10時00分出演:前田玲奈 / 秦佐和子 / タカオユキ / 美濃部達宏ゲスト:種田梨沙 / 加隈亜衣
2015年10月08日NHKの放送開始から90年。このたび、NHKに保存されていない「幻の名作」を発掘し、“テレビも、日本も、熱かった時代”に迫る「幻の名作発掘大作戦!~あなたの“見たい”がよみがえる~」の放送が決定した。1960年~70年代は、多くの名番組が生まれた「TVの青春時代」。しかし、当時は放送用テープが高価で繰り返し再利用していたため、ほとんどの番組の記録が残されていない「失われた時代」でもある。そこで、2013年からNHKにて始まったのが「番組発掘プロジェクト」だ。NHKに保存されていない「幻の名作」を、家庭用ビデオで録画した人がいないか調べ、出演者や制作者、さらには一般視聴者にも広く呼びかけ、徹底的に調査をした結果、この2年間で発掘された番組は全部で4,000本にのぼるという。25日に放送される「幻の名作発掘大作戦!」では、歌番組にあまり出なかった石原裕次郎が全11曲を熱唱する「ビッグショー」(1975)。昭和を代表する喜劇役者・三波伸介の「お笑いオンステージ」(1972-82)、黒澤明、つかこうへい、伊丹十三など巨匠たちの貴重なインタビュー映像などが初公開される。そして漫画界の巨匠、手塚治虫の幻の名作「ワンダーくんの初夢宇宙旅行」(1969)も発掘!アポロ月面着陸に先駆けて、アニメと実写の融合で宇宙旅行を描いた実験作となる。しかし見つかったのは映像のみ。そこで「完全版」を再現するために、当時のスタッフが集結。主人公の声は、連続テレビ小説「まれ」でヒロイン・希の同級生役を演じた清水富美加が“人生初のアフレコ”に挑戦する。「これまでに自分の演技に声をあてた経験はあるけれど、自分ではないキャラクターへのアテレコは初めて」と話す清水さんだが、「年下の、しかも男の子の役ということで難しかったけれど、やってみたら思ったより自分の素に近い形で演じることができました」とふりかえる。清水さんと“謎のモグラ”がナビゲーターを務め、ゲストに石坂浩二、ロバート・キャンベル、渡辺満里奈を迎えて贈る同番組。本番組を通して60年代~70年代の番組を見た清水さんは「昔は生放送でドラマを演じたり、映像を保存できなかったり、『そんな風に作っていたんだ!』という発見と驚きばかり。でも、今より制約が多い時代だからこそ、今の時代にない熱量があるように思います」と語る。果たしてそれぞれの発掘映像の裏側には、どんなドラマがあるのだろうか?「幻の名作発掘大作戦!~あなたの“見たい”がよみがえる~」は9月25日(金)NHK総合にて19:30~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年09月24日元AKB48で女優の秋元才加が、10月6日にスタートする、BSジャパン開局15周年記念特別企画『火曜スペシャル 山本周五郎 人情時代劇』(毎月第1・2火曜21:00~21:54)の第2話に出演し、時代劇に初挑戦することが21日、分かった。秋元が登場するのは、10月13日に放送される「夜の辛夷(こぶし)」。里子に出した子供のために、実際には24歳でありながら客には18歳と偽って必死に生きる女郎・お滝を演じる。お滝は、過去の出来事から男と悪人を憎むが、ある日、客としてやってきた忍成修吾演じる元吉にほれてしまい、秋元が、この気持ちが揺れていく様子を熱演している。秋元は、日本舞踊を習っているほど、以前から時代劇への出演を希望していたが、長身であり、ハーフで顔立ちがはっきりしているため、なかなかオファーは来ないと思っていたという。しかし、今回早くもその夢が実現。「周りの方を見ると、私ひとり顔が濃いんじゃないかなという不安はあります(笑)」と冗談めかすが、念願の時代劇に気合十分だ。最初は緊張して「どう取り組めばいいのか分からなかった」というが、「あたま(かつら)をつけて、江戸の町のセットに入ったら、スッとその世界に入っていけました」と調子をつかんだ様子。「大年増」と言われて傷つくシーンの撮影は、自身がAKB48にいた当時に、若いメンバーが次々に加入してきたときの心境を重ね合わせて演じているといい、「いろんな経験が役になってるなあと思っています」としみじみ語った。BSジャパンの瀧川治水プロデューサーは、秋元について「その凛々(りり)しさと精悍(せいかん)さが、役のイメージと重なりました」と絶賛。「今の時代を生きる旬な女優さんが、山本周五郎の登場人物になりきることで、とても新鮮な作品になると確信いたします」と自信を持って語っている。『山本周五郎 人情時代劇』は、作家・山本周五郎の短編小説の中から、江戸の長屋を舞台にした作品を中心に、12作品を1話完結でドラマ化。第1話は高橋一生、第3話は平山あや、第4話は森岡龍と、フレッシュな俳優たちが主演を務める。
2015年09月22日俳優・綾野剛が、産婦人科医と天才ピアニストという2つの顔を持つ役柄を演じることで話題のTBS10月期の金曜ドラマ「コウノドリ」。この度、第1話のメインゲストに朝ドラや数々の映画に出演する若手女優・清水富美加が妊婦役で出演することが明らかになった。都内のとあるライブハウスでは、謎の天才ピアニスト「BABY」がライブ演奏中。だが、開演10分でライブは突如終了してしまう。「BABY」の正体は、ペルソナ総合医療センターの産科医・鴻鳥サクラ(綾野剛)。実は、妊婦の救急受け入れ要請の連絡が入り、戸惑う新米産科医の下屋(松岡茉優)が彼を呼び出していたのだ。受け入れ要請の妊婦・夏希(清水富美加)は、産科検診を受けず妊娠週数も不明の「未受診妊婦」。極めてリスクが高い患者ながら、サクラは「未受診なのは母親のせいで、お腹の赤ちゃんに罪はない」と、新生児科にも受け入れ体制を組むように要請。新生児科のリーダー・今橋(大森南朋)が、躊躇する新米新生児科医の白川(坂口健太郎)らを抑えて受け入れを決め、ベテラン助産師の小松(吉田羊)も駆けつける。果たして、緊急搬送された未受診妊婦・夏希は無事に出産できるのか――。講談社「モーニング」で連載中の人気漫画を原作に、『ビリギャル』で大ヒットを飛ばした土井裕泰が監督を務める。キャストには単独初主演となる綾野さんをはじめ、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、平山祐介、清野菜名、豊本明長(「東京03」)、浅野和之、江口のりこ、山口紗弥加、星野源、大森南朋と最旬俳優からベテランまで顔を揃えている。今回ゲスト出演する清水さんが演じるのは、妊娠をしてから一度も病院の健診を受けてこなかった“未受診妊婦”矢野夏希。NHK連続テレビ小説「まれ」の主人公の親友・蔵本一子役で出演しているほか「となりの関くんとるみちゃんの事象」(MBS・TBS)などさまざまな役に挑戦する清水さんだが、妊婦役は今回が初めて。清水さんは役柄について「自信はまったくないのですが、自分が演じることができるならこのドラマを見た人たちが子どもを作るということはどういうことなのか、子どもを産むということの大変さを少しでも伝えられたらいいなと思いました」と真摯にコメント。本作のプロデューサーを務める峠田浩は「清水さんは、どんなシーンでも、自らの居場所をそこに作ることができる女優さんだと思います。何よりその存在感に惚れてオファーしました」と起用理由を話す。「清水さんと言えば、屈託のない笑顔をまず思い出しますが、同時に憂いや悲しみの目もすごく印象的で、その振り幅が今回の矢野夏希に深みを出していただけると思っています」と語った。「コウノドリ」は10月16日(金)22時よりTBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年09月15日女優の秋元才加が主演を務め、2015年11月14日に公開される特撮映画『媚空-ビクウ-』のTVスポット映像が公開された。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品。秋元が演じていたキャラクター・媚空を主人公に、秋元の肉体美と身体能力を存分に生かしたアクションシーンを盛り込み、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語が展開される。兼ねてから秋元の演技にほれ込んでいた雨宮慶太総監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。公開された映像では、秋元演じる媚空の華麗な戦闘シーンをはじめ、「入心の術」など「牙狼」シリーズならではの斬新な映像表現も登場。また、媚空の衣装といえばハードな印象の黒いロングドレスだが、映像では肉体美をあらわにした新たな白いコスチューム姿も初披露する。さらに、本作でキーマンとなる、佐野史郎演じる絶心(ぜっしん)の姿も初公開されている。キャストはほかに、媚空に憧れる素朴な魔戒法師・代知役に須賀健太、ミッキー・カーチス演じる白海に仕える魔戒法師・紗夜を朝倉えりか、物語の重要な鍵を握る女性・アズサを伊藤かずえが演じる。また、監督・アクション監督は大橋明氏、脚本を江良至氏が担当。物語は、闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空のもとに、元老院付の法師・代知から「魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうかを確かめよ」という指令が。「入心の術」でウサミの心の中=精神世界へ入った媚空は、ウサミの精神世界に異常があることを突き止める。その真相を確かめるべく、師匠である白海法師のもとを尋ねた彼女は、さらに深く暗い闇を知ることになる。映画『媚空-ビクウ-』は、新宿バルト9ほかで11月14日より公開。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年09月04日足の加齢変化に対応株式会社ワコールは、2015年8月31日、加齢による足の変化に対応したパンプス『successwalkashiraku』を、2015年9月初旬に全国の百貨店靴売り場、ワコールウェブストアで販売すると発表した。同社は、2004年から発売している快適さを追求した、疲れにくくて歩きやすい機能性ビジネスパンプス「successwalk(サクセスウォーク)」は、多くの働く女性から支持を得ている。『successwalkashiraku』3つの基本設計女性の美と快適をサポートすることを目指す同社は、働く女性の“パンプスを履くのが年齢を重ねるごとに辛くなってきた”という“パンプスを履きたいが辛いから履かない”という女性に向け、『successwalkashiraku』を企画開発した。従来の機能はそのままに、外反母趾のかたちに対応するシルエット、変化した足裏をサポートするインソール、スムーズな歩行をアシストするクッション性の高い足ラクソールで、歩きやすさとラクさを追求した設計となっている。履きたくても履けないを解消30代に比べると、ボディと同様、足も筋力の低下に伴い、蹴り出す力や足裏のアーチの低下、また外反母趾になるなどの、加齢による足の変化が影響していると考えられる。もちろん、同社ならではの、機能性だけでなくビジネスからトラベルシーンまで対応できるデザインの美しさも追求した、快適な履き心地を実現したパンプスの誕生だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ワコールニュースリリース・華麗に、足ラク|ワコールの靴&レッグウェア
2015年09月03日声優の梶裕貴と女優の神田沙也加が8月30日(日)、都内で声優を務めた3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』の完成披露舞台挨拶を行った。1972年に刊行された児童文学「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」を、総製作費20億円をかけて3DCGアニメーション化。町ネズミのガンバ(梶さん)が、島ネズミたちを苦しめる白イタチのノロイと対決する様を描く。ガンバのほか、マンプク、ヨイショ、ボーボ、ガクシャなど個性的なネズミが多数登場する。ヒロインのネズミ・潮路の声を務めた神田さんは、女性として好みのネズミを聞かれると「原作を読んだ時は、ガクシャ。冷静沈着で頭がフル回転して諦めないカッコ良さがある」と言いつつも「でも映画ではガンバの“ガンバり”と、画面から飛び出しそうなアクションから出る躍動感がカッコよかった」と梶さんを意識してか、推しネズミをジョークまじりで訂正。当の梶さんは「お情けいただけて、ありがたい」と照れつつも甘い声で喜んだ。7年前からガンバ役声優の候補に挙がっていたという梶さんは「歴史ある作品に候補として名前を挙げていただいただけで嬉しかった。その分プレッシャーもあるけれど、先輩方の胸を借りるつもりで務めさせていただきました」と大役抜擢に意気込み十分。神田さんは「私でいいの?と思うくらい、おこがましい気持ちがあった」と不安を明かすも「でも潮路というキャラクター・ビジュアルを見て、こんなに可愛い子を担当するんだ、という誇りを持つことが出来た」と胸を張った。完成作品について梶さんが「感動しました。声と音楽がついたものを観ると、改めて素敵な作品である事がわかった」と思いを込めると、神田さんも「身が引き締まる思い。2D版3D版と何度も劇場に足を運びたい」と感動に震えながらPRしていた。映画『GAMBA ガンバと仲間たち』は、10月10日(土)より全国公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GAMBA ガンバと仲間たち 2015年10月10日より全国にて2D/3D公開(C) SHIROGUMI INC., GAMBA
2015年08月30日素っ気ない態度をとったり、逆に脈アリな態度をとってみたり。そんな女子の恋の駆け引きを、果たして男子はどう感じている!?気になる本音を旬のイケメン俳優、工藤阿須加さんに聞いてみました。* **「恋の駆け引き?そんなの大歓迎ですよ。僕、好きな人に対しては自分からストレートに想いを伝えますけど、相手からアプローチされるのも意外と嬉しいタイプなので。好きなのに何も伝えられないよりは、絶対にいいと思います!」そう爽やかに言い切ってくれた工藤阿須加さん。体育会系の雰囲気漂うルックスどおり、性格は“超”がつくほど男らしい。ただし、恋の駆け引きをしかける相手としては、意外と手ごわい一面もあるようで…。「僕、人間観察がめちゃくちゃ得意なんです。だから、もし女性から駆け引きされても、たぶんすぐに気づいてしまうはず。例えば、大勢でいる時にふと自分だけに視線を感じたり。そういう意味では、なかなか扱いづらい存在だと思いますよ(笑)」ただ、もし相手の好意にいち早く気づいたとしても、あえて“気づかないフリ”をするのが工藤さん流のマナーなんだそう。「恋愛に関しては、“女は男を転がすのがいい”というのが僕の持論。だから、もし『これは駆け引きされてるかも』と思っても、それを露骨に顔に出すのは失礼だと思うんです。僕のことを好きだと思ってくれているなら、その気持ちは素直に受け取りたい。もちろん、まんまと駆け引きに引っかかることもあるでしょうし(笑)。やるからにはどうぞ、とことん転がしていただければと思います」◇くどう・あすか’91年8月1日生まれ、埼玉県出身。’13 年にNHK 大河ドラマ『八重の桜』、’14年にTBS系『ルーズヴェルト・ゲーム』に出演。現在は関西テレビ・フジテレビ系連続ドラマ『HEAT』に出演中。衣装はすべてスタイリスト私物。※『anan』2015年8月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・前田勇弥文・瀬尾麻美
2015年08月20日siroca(シロカ)は8月18日、スロークッカーにもなる電気圧力鍋「マイコン電気圧力鍋 クックマイスター SPC-101」(以下、SPC-101)を発表した。発売は9月18日で、希望小売価格は税別23,800円だ。SPC-101は、圧力、火力、時間調整をマイコン制御する電気圧力鍋。本体には、「野菜」「肉類」「魚介類」「豆類」「白米」「玄米」「おかゆ」「おこわ」8種類のメニューがプリセットされており、自動でそれぞれに適切な加圧時間を設定してくれる。好みに応じて前後5分の調整が可能だ。プリセット以外に、1~60分まで1分単位で加圧時間を設定できる「お好みモード」も搭載。圧力調理のほかにも、沸騰させずにじっくり調理することによって、煮くずれせずに食材をやわらかく仕上げる「スロークッカー」モードも持つ。スロークッカーモードは冷めた料理の再加熱にも役立つとする。このほか、約70度で24時間まで保温できる機能も搭載している。カラーはレッドとホワイトの2色。しゃもじ、計量カップ、蒸し台、レシピブックが付属する。サイズは約W219×D233×H262mm、重量は2.7kg。
2015年08月19日福岡出身・在住者が他県民に自信をもってすすめたい博多銘菓の定番・東雲堂「二〇加(にわか)煎餅」(3枚入×3包/432円~)は、お土産としても大層重宝する。なんといってもまず、見た目がユニーク。箱を開け「ご自由にお取りください」状態でオフィスに置いておけば、煎餅に焼き付けられた味わい深い表情を確認すべく、誰もが手を伸ばしてしまうはず。○あの表情は藩主公認なんといっても、二〇加煎餅はおそらく煎餅界一、表情が豊かだ。愛らしい瞳と眉毛を眺めているだけでも心癒やされるという人は多い。しかしなぜ、この子たちはこんなにもキュンとくる顔にしつらえられることになったのだろう。その秘密は、郷土芸能・福岡市無形民俗文化財「博多仁和加(にわか)」にある。約300年前の寛永年間、藩侯黒田忠之公の頃に端を発する郷土芸能だ。当時、お盆の夜に集まった変わり者たちは、提灯の両縁を取ったものを頭から被り、目の部分だけくり抜いて視界を確保した上で往来をそぞろ歩いては、すれ違う人に軽口をたたいたりなぞなぞを仕掛けたりして笑わせたりしていたんだとか。そしていつしかその行為は「仁和加」と呼ばれるようになり、ついには藩主から認められて劇として演じられるようにまで成長。劇中では最後にオチが付き、多くの人に楽しい笑いをもたらしていたという。お気づきの通り、これにあやかって誕生したのが二〇加煎餅である。博多の情緒に想いを寄せながら、"手にする人に笑みを運ぶ銘菓"にこだわって作り続けられているのが大きな特長だ。「どことなく力の抜けたたれ目と八の字眉には、おいしさだけじゃなく楽しさも満喫してほしいという願いを込めています。二〇加煎餅があることでその場の雰囲気が和めば、私たちもとてもうれしいですね」と東雲堂のスタッフも話す。○ブラック二〇加に最中バージョンも主原料の小麦粉は福岡産。その日の天候によって微妙に配合を変えることで、ベストな焼き上がりを保っているという。手掛けるのは熟練の職人で、一つひとつの厳選原料を丁寧に混ぜて一晩寝かせてから、翌朝再度混ぜて焼き始めるという手の込みようだ。それゆえ味のおいしさにも定評があるが、近年ではさらに、沖縄産の黒糖と竹炭を使用した「ブラック二〇加煎餅」(3枚入×3包/518円)を発売したことでも話題を集めている。開発のきっかけは同社社員の知人による要望だったというが、もともと「今までとは違う二〇加煎餅を作ってみたい」との想いもあったため、程なくして誕生に至ったんだとか。さらに、二〇加煎餅とは一味違う食感を楽しみたいなら、同じく仁和加のお面をかたどって作られた「にわかもなか」(6個入り540円~)もイチオシ。もなかの中には、上質な小豆を使ってじっくり炊き上げられたつぶ餡がたっぷり詰まっており、お茶請けとしても最適だ。いずれの商品も、おいしさには高いこだわりがあると同時に、博多の伝統を後世に伝えたいという思いに満ちた銘品。福岡を訪れた際には、ぜひともチェックしてみてほしい。※記事中の情報・価格は2015年8月取材時のもの。価格は税込
2015年08月15日年をとると、できなくなることが増えてくるもの。しかし、「年をとったからこそできるようになること」もあるのです。今回は、『BBC Future』が発表した“年をとって変化すること”をご紹介します。■1:年をとっても持久系のスポーツは楽しめる短距離走などの瞬発力が必要なスポーツをしたいなら、20代半ばまでに始めましょう。たとえばフットボール選手のピークは、20代までだといわれています。まだまだ若い年齢でも、身体能力がピークを迎えるのは意外に早いのです。しかし、年齢を重ねてからでも充分楽しめるスポーツもあります。いい例が、100キロや1000キロなどの超長距離マラソン。サニー・マッキーさんは、61歳の誕生日を迎えた年にアイアンマン・トライアスロンの大会に参加しました。このトライアスロンには180キロのサイクリング、マラソン、そして4キロの水泳が含まれます。持久力が求められるスポーツでは、年齢を重ねてからも記録を残せるのです。■2:年をとるとコミュニケーション能力が上がる新しいことに対応し、記憶する力は、20代を過ぎると早くも衰えます。それどころかこうした力は、学校を卒業したころからすでに衰えはじめているのです。ちょっとしたことを短時間記憶する「短期記憶」、いわゆるワーキングメモリーはもう少し長く使えますが、これも40代を過ぎるとがくっと力が衰えます。また、ノーベル賞受賞者のほとんどが40代以下であることからもわかるように、残念ながら創造力も失われていきます。脳内の情報を関連づける力も衰えていき、頭の回転も遅くなっていきます。しかし、希望の光もあります。記憶力や思考の速さが衰えてきても、読解力や計算力は中年以降も高まり続けるのです。それどころか、人間関係を円滑にするためのスキルがピークを迎えるのはもっと後だとさえいわれています。精神的な力は、一生を通じてある部分が伸びたり、ある部分が衰えたりを繰り返します。誰しも、「なんでもできる」という期間はないのです。できないことが増えても、悲観することはありません。きっと他に伸びている部分があるはずだからです。■3:年をとると人生の満足度が高まるドラマや映画を見ると、20代や30代は性的な魅力にあふれ、異性との交際にいちばん適した期間のように思えます。事実、性的な欲求は50代くらいから、男女ともに急激に低下します。しかし、ある調査では、現在55歳の男性がこれから頻繁にセックスしたい期間は15年と答え、同じ年齢の女性はそれよりさらに10年以上長い期間を答えたという結果が出ています。若いころのような元気はないものの、別の調査では65歳から74歳の健康な男女の30%は週に1回以上セックスしているという結果も出ています。もうひとつおもしろい結果があります。50代に差しかかって性欲が衰えてくると、それと入れ替わるように人生への満足感が上がるということ。20代から緩やかに下がり続ける人生への満足感は、50代に差しかかると急上昇するのです。失うものはあれど、その代わりにわかることもあるんですね。生きている限り、変わり続けるのが人間。ずっと同じではいられません。でもその時々で、いろいろ楽しいことがありそうです。いつまでも前向きに人生を楽しんで生きていきたいものですね。(文/和州太郎)【参考】※What’s the prime of your life?―BBC Future
2015年07月30日バイエル薬品はこのほど、メディア向けのセミナー「加齢黄斑変性の最新情報 ~子・孫世代(20代~40代)の親や祖父母の目の健康に関する意識調査結果とともに~」を開催。東京女子医科大学 眼科学教室の教授・飯田知弘氏が、50代以上で年々増加している目の病気「加齢黄斑変性」に関する最新情報について講演した。○加齢黄斑変性とは「黄斑」とは、眼球の視力・色覚の機能において一番よい場所のことで、視界の中心部分はこの場所で見ている。「加齢黄斑変性」は、この黄斑と呼ばれる部分が加齢によって異常をきたし、視界がゆがんたり、視界の中心が見えなくなったりしてしまう疾患のことで、近年、50代以上の世代で年々増加傾向にある。最新の学会報告によれば、50代以上の約60人に1人の割合で疾患が見られるという。発症の要因としては加齢や酸化ストレス、喫煙、虚血、動脈硬化、高血圧、遺伝的な要因など複数挙げられる。飯田教授は「遺伝だけなど、ひとつの要因で発症するものではない。これらの要因が複数重なった場合に発症すると考えられています」と、複合的な要因で発症につながると話す。発症の自己チェック方法として、「アムスラーチャート」がある。格子状の表を目から30センチ離して、片目ずつ中央の黒い点を見つめるという方法で、老眼鏡やコンタクトレンズをしたままでチェックする。「格子がゆがむ」「中心が見えない」「真ん中が欠ける」といった形に見える場合は、加齢黄斑変性が疑われる。○加齢黄斑変性の最新治療法は?加齢黄斑変性にはいくつかのタイプがあるが、日本人に多いのは「滲出(しんしゅつ)型」で、全体の90%を占める。網膜に浮腫(ふしゅ)や出血を起こして急激に視力が低下してしまい、失明してしまう人の大半がこのタイプだという。この滲出型の中でもアジア人の男性に多いといわれるのは、「ポリープ状脈絡膜血管症」(PCV)という特殊型の疾患タイプ。このPCVはいわば「目の動脈瘤(りゅう)」で、初期は視力が保たれているため発症に気付きにくいが、出血リスクが高い。診断にはインドシアニングリーン蛍光造影法が有用だが、この診断ができる施設でしか確定診断ができず、医療機関でもまだ十分に知られていないケースがあるとされている。だが近年、加齢黄斑変性は治療法が大きく進歩してきており、「抗VEGF薬」の投与で視力の改善・維持が可能となっている。デンマークでは、この抗VEGF薬の登場で人口10万人あたりの失明者が52.2人から25.7人に減少している。この抗VEGF薬には、計画的な治療法「プロアクティブ投与」という投与方法が採用されている。病態の悪化があった場合に事後的に投与するのではなく、病態の悪化を避けるために事前に計画した適切な間隔で投与する方法だ。それをさらに、患者の状態に合わせて投薬のタイミングを変える個別化治療「トリート&エクステンド」という方法が効果的とされている。飯田教授は、「加齢黄斑変性の治療は悪くなってからではなく、わずかでも疾患が認められれば治療を開始でき、進行を抑えられる」と解説。継続的な治療を続けることで滲出の再発を予防し、視力の低下を防げるのだ。○目の違和感を「老化」で片付けない加齢黄斑変性は近年になって患者数が増えており、昨年の調査では日本における視覚障害原因の第4位(10.2%)となっている。しかし、9割前後が認知している白内障や緑内障などに比べ、加齢黄斑変性の認知率は約5割と低い。見えづらさが、疾病から由来すると考える人も少ないようだ。例えば、自分の親が新聞を広げて「最近文字が見えづらくて……」などと話した際、「まぁ、もう年だからしょうがないよ」という具合に返答した経験はないだろうか。実際に意識調査でも、親や祖父母が目が悪くなった場合に「病気を疑う」と回答したのは13.4%にすぎなかったという。だが、加齢黄斑変性は進行すると日常生活への影響が大きい。文字が読めず、見えないので調理や外出も危険が伴い、家族のサポートが必要になる可能性も高い。もし、親や祖父母が目の違和感を訴えた場合には、「老化だから」と片付けずにきちんと病院で診断を受けさせることが最善だ。加齢黄斑変性は、早期に治療を開始すれば進行の悪化を防ぐことのできる病気。「病気についての認知を高めることで、病気に早く気付き視力を保つことができる。今後も多くの人に加齢黄斑変性を知ってほしい」と、飯田教授は話す。発病のコア世代である50代だけでなく、子や孫世代も病気に関する認知を高め、目の健康を長く維持できるように心がけたい。
2015年07月30日女優の秋元才加が主演を務め、2015年11月に公開される特撮映画『媚空』の特報が公開された。公開された動画では、『牙狼<GARO>』シリーズならではのアクションシーンが散りばめられており、闇に堕ちた魔戒騎士たちを狩る闇斬師である媚空を演じる秋元も、そのりりしい肉体美と力強い目力を披露。敵をクールに成敗していく様子が収められている。また、媚空に憧れる素朴な魔戒法師・代知役を演じる須賀健太、美女に囲まれる怪しい雰囲気たっぷりのミッキー・カーチスも登場し、敵なのか味方なのかわからない、映画のミステリアスな展開を予感させる内容に。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品で、秋元が演じていたキャラクター・媚空を中心に描かれる。兼ねてから秋元の演技にほれ込んでいた雨宮監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。キャストはほかに、ミッキー・カーチス演じる白海に仕える魔戒法師・紗夜を朝倉えりか、物語の重要な鍵を握る女性・アズサを伊藤かずえ、キーマンとなる絶心を佐野史郎が演じている。また、監督・アクション監督は大橋明氏、脚本を江良至氏が担当。物語は、闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空のもとに、元老院付の法師・代知から「魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうか確かめよ」という指令が。「入心の術」でウサミの心の中=精神世界へ入った媚空は、ウサミの精神世界に異常があることを突き止める。その真相を確かめるべく、師匠である白海法師のもとを尋ねた彼女は、さらに深く暗い闇を知ることになる。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年07月03日加齢に伴って垂れ下がる肌。30代に突入すると、毛穴も「涙型」になってヨゴレが目立つようになってきます。でも悲しいことに……これが元に戻ることはありません。でも、正しい洗顔方法を身に付けることで、肌質改善によるアンチエイジング効果が期待できます。その方法は……○毛穴洗浄のポイントは「薬指」と「何回も徹底的に洗い流す」ことみなさんは洗顔時にどの指を使っているかを気にしたことがありますか?肌質改善には毛穴の洗浄が大事なのですが、ポイントとなるのは薬指です。薬指は、諸説あるとはいえ「薬を塗るための指」です。この指は、5本の指の中で、もっとも「力が入りにくい指」の1つです。この特性を洗顔に生かします。一般的に、毛穴洗浄というと毛穴の周辺に圧力をかけてヨゴレを押し出す方法を考えがちですが、圧力をかけると毛穴は元に戻ろうとします。つまり、開いた毛穴がさらに広がろうとするわけですね。これを防ぐには、よく泡立てた洗顔フォームを肌につけた後、薬指 (のみで洗顔を行います)。小さい円を描くように "塗る" イメージで、薬指を使って洗顔していきます薬指を使って優しく円を描くように汚れを落としていきますそして、意外とおろそかにされているのが洗い流しです。フォームを水で洗い流す回数は3~4回、多い人でも7~8回程度ということが多いようです。でも……甘い!!!! これでは必ず洗い残しが出てしまい、肌のくすみの原因になってしまいます。50回は水 (またはぬるま湯) で洗い流すようにしてください。多すぎるように思えますが、肌質改善を目指すならこれぐらい徹底しないとダメです。なお、洗顔フォームはオイルカットを選ぶべきではなく、泡立ちが早いものを選ぶようにしてください。あと、指でしっかり泡立てていれば、顔の上で泡立てる必要はありません。そうすると肌の摩擦が少なく、また肌に圧力もかかりにくくなるので泡のキメが細かくなり、毛穴に入りやすくなります)。○教えてくれたのは……美容家 保志エリカさんアクトレス代表。大手百貨店・外資系化粧品メーカーの美容部員やエステ機器メーカーにて美容コンサルタントとして活躍。肌の構造からそれに見合った機器使用法等を熟知しており、サロンやセミナーなどで「美」を追求するためのスキルや知識の普及に努めている。テレビをはじめとしたメディア出演も多数。近年は男性を美しく変身させる女装士としても活躍中。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年06月30日雨宮慶太監督が手がける人気特撮作品『牙狼<GARO>』シリーズのスピンオフ映画『媚空』が2015年11月に公開されることが決定し、女優の秋元才加が主演を務めることが明らかになった。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品で、秋元が演じたキャラクター・媚空が主人公。兼ねてから秋元の演技に惚れ込んでいた雨宮監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。物語では、闇に堕ちた魔戒騎士たちを狩る闇斬師である媚空が使う「入心の術」をはじめとする斬新な映像表現、秋元の肉体美と身体能力を生かしたアクションシーンなどの見どころに加え、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語が展開されるという。キャストには秋元のほか、媚空に憧れる魔戒法師の青年・代知役に須賀健太、媚空の師匠である白海法師をミッキー・カーチス、白海に仕える魔戒法師・紗夜を朝倉えりか、物語の重要な鍵を握る女性・アズサを伊藤かずえ、キーマンとなる絶心を佐野史郎が名を連ねている。また、監督・アクション監督は大橋明氏、脚本を江良至氏が担当。物語は、闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空のもとに、元老院付の法師・代知から「魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうか確かめよ」という指令が。「入心の術」でウサミの心の中=精神世界へ入った媚空は、ウサミの精神世界に異常があることを突き止める。その真相を確かめるべく、師匠である白海法師のもとを尋ねた彼女は、さらに深く暗い闇を知ることになる。映画『媚空』は、2015年11月より新宿バルト9ほか全国公開。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年06月26日渡辺佑太朗、トミタ栞というフレッシュな若手俳優を迎え、累計発行部数320万部突破の大人気コミック「となりの関くん」と業界で大注目の「るみちゃんの事象」を原作に実写ドラマする「となりの関くんとるみちゃんの事象」。この度、「となりの関くん」パートのヒロイン役に、朝ドラ「まれ」に出演中の女優・清水富美加が追加キャストとして発表された。清水さんは、2009年より「ラブベリー」(徳間書店)の専属モデルとして本格的に活動をスタートさせ、2011年には「仮面ライダーフォーゼ」のヒロイン・城島ユウキ役で初の連続テレビドラマ出演を果たす。その後、天真爛漫なキャラクターが人気を呼び、現在放送中のNHK連続ドラマ小説「まれ」では主人公の親友・蔵本一子役を好演。女優業以外にも、スペースシャワーTVの音楽&カルチャー情報番組「スペシャエリア」で毎週レギュラーVJを務めるど、映画や舞台、バラエティ番組など多方面に活躍する若手女優だ。そんな清水さんが今回演じるのは、「となりの関くん」のヒロイン・横井るみ役。授業中にドミノ、将棋、ゴルフ、ラジコンなど…先生に隠れて様々な遊びに没我する謎の男子生徒・関くん。そんな彼の隣の席の真面目な女の子の横井るみは、自由で斬新な遊びをし続ける彼に翻弄されながらも魅了されていくという役どころだ。本作への出演について「『となりの関くん』は、周りで読んでいる人が多いので出演することに謎の申し訳なさがあります(笑)。しかしなるべく横井さんに近付いて、でも自分の良さも失わずに望めたら良いなと思います」と清水さんなりの横井るみを演じることに意欲十分の様子。また、授業中に「心の声」で演じるという難しい設定について「台詞でのお芝居が少なく、リアクションでのお芝居が多いので、難しくて奮闘してます。楽しんでいただけたら幸いです」とコメディ仕込みの表情の豊かさを活かした、キュートでコミカルな演技を期待させるコメントを寄せた。ドラマ「となりの関くんとるみちゃんの事象」は、MBSにて7月26日(日)毎週日曜 24:50より、TBSにて7月28日(火)毎週火曜25:11よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日リクルートライフスタイルが企画・編集する国内旅行情報誌『九州じゃらん』は、福岡県の老舗菓子メーカー「東雲堂」とコラボレーションし、「にゃらん」二○加せんぺい(にわかせんぺい)を7月1日に発売する。東雲堂は、「にわかもなか」「丸ぼうろ」など、九州の人々はもちろん、観光客のお土産としても人気が高い銘菓を製造・販売している。同商品は、東雲堂が明治39年の創業以来製造し続けている「二○加せんぺい」を「にゃらん」モチーフのデザインに仕上げたもので、『九州じゃらん』が2015年9月10日に創刊20周年を迎えることを記念して発売する。同商品は、懐かしい味の「二○加せんぺい」の上に、にゃらんの顔の焼印が付いている。パッケージの表には「にゃらん」の顔を印刷し、裏面には『九州じゃらん』から20周年を迎えるにあたっての感謝の言葉を記した。また、「二○加せんぺい」のもう一つの楽しみである「お面」もにゃらん仕様とした。表には額に温泉てぬぐいをのせた「にゃらん」のお面をプリントし、裏面には「にゃらん 旅の心得」5カ条を記載している。価格は4箱セット540円(1箱3枚入)。販売店舗は東雲堂直営店、博多駅マイング店、博多駅デイトス店、小倉駅アミュプラザ店など。数量限定の販売で、なくなり次第販売終了となる。
2015年06月25日年齢を重ねるほど深刻になる大人女子の足先のお悩みといえば、上位にくるのが“外反母趾”ですが、次点、あるいは外反母趾とセットで悩まれている方も多いのが「巻き爪」。巻き爪の主な原因は、遺伝、間違ったお手入れや靴選びなどがあげられますが、“加齢”も遠因のひとつなのだそう。進行すると歩くのもツライほどの痛みを招いてしまう巻き爪トラブルの予防は、日々の正しいお手入れが肝心要です!水分不足による乾燥で爪が巻いてくる?巻き爪は両親のいずれかに傾向があると遺伝しやすい、とされていますが「子供の時は気にならなかったのに最近だんだん巻いてきた気が…」という方もいるのでは。これは年齢を重ねるにつれて体内の水分保持力が下がり、爪の表面が乾燥して縮むことで、巻きこみが強くなってくるためだとか。なので、皮膚や爪から水分が蒸発しやすいお風呂上がりなどにボディローションやオイルをすりこみ、爪の柔軟性を保つことも巻きこみの進行を防ぐ一助となりますね。自己流ケアで悪化を招いている人多数!足の爪を切る時、手の爪と同じ感覚で角を落として仕上げようとしていませんか? 足の爪に関しては、爪切りの刃を爪と皮膚の間に入れこんで角を落とそうとする切り方はとても危険です。とくに巻き爪の場合、切った角がトゲのような状態になってもぐってしまい、靴を履いて歩いた時に鋭利な部分が皮膚の柔らかな組織を傷つけ、そこから雑菌が入りこんで赤みや痛みといった炎症を招きます。深爪は厳禁、理想はスクエアカット炎症がひどくなって化膿すると、肉芽のように皮膚が盛り上がり、爪が肉の中にめりこんだような“陥入爪”という歩行が困難になるほどの痛みを伴う症状に至ってしまいます。足の爪を爪切りでカットする時は、深爪、角を落とすラウンドカットは厳禁と覚えておきましょう。正しい形はスクエアオフ。指の先端の肉からハミ出た分だけを真横にカットして、切り口や両角はしっかりやすりをかけてなめらかに整えます。外出が多いなら靴選びも重要ファクター一日の大半を外で過ごす方であれば、どんな靴を履くかも巻き爪トラブルと密接に関わってきます。巻き爪は足の親指の爪に顕著に見られるため、足の甲でしっかりと固定して足先に余裕を持ったスニーカーなどを履いて過ごせればベストですが、大人の女性たるものパンプスを履かねばならないシーンも出てきます。巻き爪にやさしいパンプス選びは、トゥの形を見て、そして履いてみて判断を。ポインテッドトゥは、一般的に親指の圧迫度が高く外反母趾も進行しやすくなります。自分の足先まわりを計測してオーダーメイド、あるいは短時間で履き替えるといった工夫が必要です。長時間履く場合は、やはりラウンドトゥやスクエアトゥなどのほうが親指の圧迫度が比較的少なく巻き爪対策としてはおすすめです。それでも痛みを感じる場合は矯正ケアをお手入れや靴選びを徹底しても、やはりストッキングやタイツを一日中履いただけで痛みが出てしまうような場合は、ワイヤーを使った矯正法を試すのも手です。クリニックや、足先のトラブル予防に特化したドイツ式フットケア“フスフレーゲ”のサロンなどで受けられます。ただし、赤みや化膿などわずかでも炎症がある場合、足先は雑菌が繁殖しやすい部位なので迷わず早めにクリニックを受診しましょう。
2015年06月23日