女優の葵わかなが20日、都内で行われた「第86回日本ダービーPR発表会」に、俳優の中川大志と共に出席。ノースリーブの花柄ワンピース姿でランウェイを歩いた。5月26日に東京競馬場で開催される「第86回日本ダービー」。2019年JRA年間プロモーションキャラクターである中川と葵が、「おしゃれをして、ダービーに行こう!」というダービーの楽しみ方を発信するため、おしゃれな衣装で発表会に登場した。葵は、花柄のノースリーブワンピースに、オレンジの靴下、黒のサンダルを合わせたコーデを披露。「テーマが『おしゃれをして、ダービーに行こう!』ということだったので、頑張って、一生懸命可愛い服を着てきました」と照れ笑いを浮かべながら話し、「今日のポイントは靴。ワンピースがかわいい感じなので、かっこよさげな靴にして、あとはオレンジとか明るい色を入れてみました」と説明した。普段のファッションを聞かれると、「ワンピースが多くて、いろんなものを持っています」と答え、「ワンピースは着替えやすいし、リラックスできるようなワンピースもあれば、ちょっとおしゃれして行きたいときに着られるものがあったり、ワンピースは好きですね」とワンピースの魅力を熱弁。中川も、女性のワンピース姿について「僕も好きです」と話した。日本ダービーでは2017年より、洋服や髪につけておしゃれを楽しむ「ダービーリボン」(全8色)を当日来場者にプレゼントしているが、今年は「ダービーリボン」を事前に配るイベントを5月21日~25日にZeroBase表参道にて開催。会場では、カラー診断の専門家の監修に基づいて似合う色を診断する「ダービーリボンカラー診断」を体験した後、自身に合ったカラーの「ダービーリボン」がもらえる。発表会では、中川と葵が「ダービーリボンカラー診断」を体験。葵は「ブラック」と診断され、ブラックのダービーリボンをつけて日本中央競馬会のイメージキャラクター・ターフィーとランウェイを歩いた。さらに、中川との2ショットランウェイも披露。くるりと1回転する場面もあり、華やかなワンピース姿をアピールした。
2019年05月20日女優・葵わかなさんの「うちのにゃんこ自慢」。こちらまで思わずキュンとしてしまうような、仲睦まじい様子をお届けします。「この独特の丸いフォルム、ふわふわの毛、人間にはない耳の位置、しっぽ…もう、全部がたまりません。親バカ的視点ですけど、猫である時点でかわいくて仕方がないんです」メロメロの様子で自身の“猫愛”を語る葵わかなさん。中学2年生の時に実家で猫のちゃろさん(今回は家でお留守番)を飼い始めたのがきっかけで、無類の猫好きに。「もちろん1匹でも楽しいですが、私はずっと多頭飼いに憧れていたので、母に『もう1匹飼わないの?』と常々プッシュしていました(笑)。その念願が叶って、去年の秋に知り合いが保護した子猫を譲り受けることになったんです」それが、今回登場してくれた三毛猫のみろさん。まだ生まれて10か月と子どもであるものの、成猫と見間違えるほどの体格で貫禄たっぷり!「みろは本当に食べるのが大好きなんです。2匹のごはんを同じ場所に置いていたんですが、ちゃろは痩せていくのにみろがどんどん太っていって…。気づいたら、みろがちゃろの分まで食べていたんです!」そういういたずらっ子なところも愛おしく思ってしまうのが親心。「今は一人暮らしをしているので、実家で猫に会うのが楽しみ。いつか私も自分の家で飼いたいですし、老後もずっと猫といたいです(笑)」あおい・わかな1998年6月30日生まれ、神奈川県出身。趣味は「猫を愛でること」。今秋より全国公開予定の映画『任侠学園』に出演。みろ三毛猫。生後約4か月の時に保護される。いたずらが大好き。ブラウス¥20,000(メゾン ド ソイル/メゾン ド ソイル 恵比寿店 TEL:03・5773・5536)スカート¥35,000(オニール オブ ダブリン/ビューカリック&フロリック TEL:03・5794・3553)サンダル¥81,000(フラテッリ ジャコメッティ/ビームスハウス 丸の内 TEL:03・5220・8686)靴下はスタイリスト私物※『anan』2019年5月15日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・岡本純子(アフェリア)ヘア&メイク・竹下あゆみ取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年05月14日歌手のファンキー加藤(40)が5月13日放送の日本テレビ系トークバラエティー番組「しゃべくり007」に出演した。加藤といえば、16年6月に「アンタッチャブル」柴田英嗣(43)の元妻とのW不倫騒動が報じられ謝罪。その後、柴田の元妻が加藤との間に子ども出産した。「当時、加藤の初主演映画『サブイボマスク』が公開。騒動は宣伝になるどころか逆効果で、上映館では閑古鳥が鳴き主題歌も売れませんでいた。それでも加藤さんは、地道に音楽活動を続けていました」(レコード会社関係者)同番組ではさっそく不倫騒動を蒸し返されたが、加藤は騒動後に「ラブソングは一切なくなりました」とポツリ。「何度か挑戦したんですけど……『どの口が言ってんだよ!』って」と理由を明かした。さらに騒動中は愛車のベンツを売ったり、10キロほど痩せたことも告白。13年に解散したFUNKY MONKEY BABYSのメンバーたちからは激励を受けたという。「加藤は今年ソロデビュー5周年。今月3日に都内5周年記念ライブを行いましたが、それほど大きな会場ではありませんでした。かつてファンモン時代には09年から4年連続で紅白の大舞台に立っていただけに、番組内では『大きなステージに戻りたい』との本音もポロリ。露出を増やすため、不倫騒動ネタも解禁する覚悟を固めたのでしょうが……」(芸能記者)だがすでに騒動から3年が経過したものの、加藤の発言を受けてネット上では《成長していない》、《自業自得》などの声が浴びせられていた。さらなる大舞台に立つには、まだまだ乗り越えなくてはならないハードルがありそうだ。
2019年05月14日加藤ミリヤ(30)が4月4日、自身の公式サイトで一般男性との結婚を発表。さらに現在妊娠中であり、今夏に出産するとも明かした。「この度私、加藤ミリヤは一般の方と結婚しましたことをご報告させていただきます。また、新しい命を授かり夏には母になります」と報告した加藤。「音楽の世界でも家庭でも愛に溢れた人生を築けるよう一生懸命頑張りますので、これからも温かく見守っていただければ幸いです」と呼びかけた。04年に16歳でデビューした加藤は、等身大の歌詞で“女子高生のカリスマ”として注目されてきた。以降は音楽活動のみならず、ファッションデザイナーや小説家としても活躍。同年代の女性たちから熱烈な支持を集めている。Twitterでは《ちっちゃい頃からミリヤが大好きで今もずっと夜聞いてる ミリヤ結婚&妊娠おめでとぅ》《大好きなミリヤちゃん おめでとうっ》と祝福する声が。また同じく平成を代表する歌姫である西野カナ(30)が3月に結婚を発表していたこともあり、《西野カナに続いて加藤ミリヤも結婚となー!同い年だからおめでたい話がめちゃめちゃ嬉しい!!!》《平成後期の歌姫、西野カナも加藤ミリヤも平成最後に結婚できたのすごいいい話》といった声も上がっている。もともとは「結婚しないとダメ」という風潮に納得できず、あえて結婚に対しては消極的なスタンスだったという加藤。そんな彼女を変えたのは、他ならぬ実母だった。「加藤さんは3歳のときにお父さんを亡くしています。以来、お母さんはシングルマザーとして彼女と弟を育ててきました。だから加藤さんはお母さんを尊敬していて、上京の際にかけてくれた『愛されたいなら、あなたが先に愛しなさい』という言葉を大事にしていました。そして30歳という節目の年が近づいてきた際、『私の両親は、どんな結婚式をしたんだろう?』と考えるようになったといいます。昨年のツアーではご両親の結婚式をテーマとしたパフォーマンスも披露。そのころから結婚について考えるようにもなったようで、『お母さんみたいなママになりたい』とも言っていました」(音楽関係者)加藤のつかんだ幸せを、母もさぞ喜んでいるだろう――。
2019年04月05日強い意志を感じる瞳に、凛とした佇まい。ドラマや舞台に引っ張りだこの葵わかなが、きらきらと輝く素材を纏って登場!上質に光る、ベルベットの光沢感。淡いベージュのセットアップが絶妙な光沢感を生む。トレンドのオーバーサイズのジャケットは、ヘリンボーンのリネンで春らしく軽やかな印象に。ハートモチーフのサンダルでフェミニンに仕上げて。トップス¥49,000スカート¥38,000ジャケット¥68,000(以上G.V.G.V./ケイスリー オフィス TEL:03・3464・5357)イヤリング¥11,500(ルーカス ジャック/CPR TOKYO TEL:03・6438・0178)サンダル¥90,000(ローレンス デカーダ/エストネーション TEL:0120・503・971)落ち感のきれいなシルバーワンピースを主役に。カジュアルにもモードにも、合わせ方次第で表情を変えるワンピース。歩いたときの光の反射が美しく、華やかなムードを演出する。ワンピース¥48,000(サヤカ デイヴィス/シティショップ TEL:03・6696・2332)トップス¥6,000(レイ ビームス/ビームス ウィメン 原宿 TEL:03・5413・6415)イヤリング¥16,500(ルーカス ジャック/CPR TOKYO)左手人さし指のリング¥29,000中指のリング¥29,000(共にマユ/マユ アトリエ TEL:0422・27・1778)メッシュスカートに花の装飾をちりばめて。引き続き流行のトランスペアレントな素材にも注目。グリッターな花が目を引くスカートに、あえてラフなポロシャツワンピースを重ねて、デザインのコントラストを楽しむ。スカート¥69,000(レイチェル コーミー/パブリュクス アオヤマ TEL:03・6427・4335)ワンピース¥16,000(マイ/1LDK アパートメンツ TEL:03・5728・7140)シャツ¥41,000(ダブリューエムダブリューエム/ビームス ウィメン 原宿)サンダル¥42,000(ラムシェ/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)メタリックサンダルでエレガントな要素を投入。チャンキーヒールが可愛らしいシルバーのリボンサンダルが、ほどよくインパクトを発揮。個性的なアイテム同士でも、肌を覗かせることで抜け感のあるスタイルに。サンダル、ヒール高10cm¥58,000(レフラー ランダル/CPR TOKYO)メッシュワンピース¥28,000(ムンテ)Tシャツ¥18,000(ローズアンナ) 共にパブリュクス アオヤマパンツ¥49,000(オープニングセレモニー TEL:03・5466・6350)あおい・わかな1998年6月30日生まれ。神奈川県出身。女優。’17年、NHK連続テレビ小説『わろてんか』に主演。数々のドラマや映画、舞台で活躍。現在、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』にジュリエット役で出演中。※『anan』2019年3月13日号より。写真・江原隆司スタイリスト・番場直美ヘア&メイク・秋鹿裕子(by anan編集部)
2019年03月06日ドラマ『わろてんか』や『ブラックペアン』での役柄やふんわりとした容姿から、女性らしい人を想像していたら、その素顔は意外にサバサバ。葵わかなさんは、きっぱりとして男前、少年のような人でした。以前、葵わかなさんの元に取材に伺った時に、雑誌名を告げるや否やキラキラした瞳で「年末の宝塚特集をいつも楽しみにしています」と言われたことがある。宝塚をはじめとしたミュージカルへの愛を熱く語っていた葵さんが、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で初舞台を踏む。なんとこの作品は、日本では宝塚で初演され、‘11年からは話題のキャストを迎えて上演されている人気作。演出は宝塚版と同じく小池修一郎さん。これはぜひ、葵さんに話を伺わなくては!――ミュージカルファンとして、念願が叶った感覚なのでしょうか。葵:昔からミュージカルは好きでしたが、正直、自分のなかでミュージカルは観るもので、出ることは考えたことがありませんでした。でも、この『ロミオ&ジュリエット』のオーディションのお話をいただいて、「もし受かったら出られるってこと?」って思ったら、挑戦してみたくなって。そこからボイストレーニングし、必死に歌を練習しました。だから、受かった時は嬉しかったです。ただ、いざ出演が決まってからはドキドキ。観る側としては馴染みのある世界でしたけれど、自分が舞台に立つのは全く未知の領域。これまで観客の前でお芝居をしたこともないので、恐怖心はすごくあります。――でもすでに制作発表会見で、大勢のオーディエンスを前に歌を披露されていますよね。葵:ボイストレーニングの時って、歌の先生とふたりきりなんです。でも、会見のための歌稽古では、たくさんのスタッフさんが立ち会うんですよね。そこでまず緊張してしまって…。制作発表までには多少慣れましたけど、ほんの短いフレーズを歌っただけなのに、ものすごく疲れていて、それだけ気を張ってたんだなと。――稽古が始まって、憧れの世界に入っている実感はありますか?葵:舞踏会の振り起こしをした時、観ていた場面だって思って、嬉しかったです。動きが全部カウントで決まっていて、それがちゃんとお芝居に見えるというのは面白い発見でした。それに、制作発表では緊張していたのが、セリフが入ってお芝居の中で歌うとなったら、大丈夫になってきました。役柄がつくと、普段のお仕事と近くなるからなのかもしれません。――『ロミオ&ジュリエット』という題材についてはいかがですか。名作ですし、憧れのようなものはありましたか?葵:じつは、ミュージカルに挑戦したかったというよりも、この作品に出てみたいという気持ちの方が先なんです。それで、出るからには歌も歌わないと、という感じで…。最初は宝塚で観たんですが、歌がすごく素敵だったのと、いまの年齢にしかできない役だったことも大きかったです。――小学生の時に芸能界に入られて、女優というお仕事に気持ちが向かうようになったきっかけみたいなものはありますか?葵:当時はやりたいことも具体的になかったんですが、オーディションなどでお芝居する機会が増えるうちに楽しいなと思い始めて、それがいまも続いている感じです。――いままだ20歳で、大学にも在籍されています。将来の可能性がたくさん広がっているなかで、女優というお仕事に感じている魅力ってなんでしょう?葵:なんでしょう…子供の頃からこの世界にいて、アルバイト経験もなく、自分に他の仕事ができるのかなって思うんです。いまは、私にはこの道しかない、というより、自分はこの仕事以外に何もできないかもしれない、という気持ち。ただ、継続は力…じゃないですけれど、習い事でもこんなに長く続いていることって他にないし、この仕事の面白さも知っていて、課題もまだ多いので、いまはそこを果たして、続けられる限りは続けてみようと思っています。――女優に迷いを感じたことは?葵:向いてないかも、と思っても、次の仕事をいただいたり、オーデョションに受かったりすると、頑張ろう、次で挽回しようって思う。あと、過密な仕事が終わったら1週間くらい旅行するんです。そうすると気分が晴れて、頑張ろうって思えたり。基本的には、忙しくしていたいタイプなんですけど。――プレッシャーのかかるお仕事も、軽やかに乗り越えてこられた印象があって…。葵:軽やかではないですが、軽やか風に見せるのは得意です(笑)。じつは、結構悩んだり考え込んだりするタイプなんですが、それは全部、家でやる。どんなに悩んでも、自分にできることは限られている。それなら、せめて現場の雰囲気を良くしたい。だから人といる時は、できるだけ面白くない話はせずに明るくしていようと思って。あと、プレッシャーって、あまり受けない方がいいものだと思うので、そこは考えないようにしています。――大学に進学しようと思われたのはなぜですか?葵:行かない選択肢もあったんですけれど、大学ってどんなところか気になっていたし…勉強が嫌いじゃなかったんです。本を読むのも好きだし、学ぶことが苦じゃないので、仕事と両立しながら、あと4年くらいは勉強するのもいいかなと思ったんです。――でも、両立は大変ですよね。葵:実際にいま行けていないので…。ただ、切り替えは上手い方だと思います。学校では中心的存在でもなく、どちらかというと地味で、仕事の話をすることもなく、本当に普通の生徒でした。ただ、朝ドラの時は切り替える暇もなかったですね。それくらいどっぷりハマって臨んだことで、役と自分が一緒に成長していくような感じがありました。――ロミオとジュリエットは、出会った瞬間に恋に落ちますけれど、憧れはあったりします?葵:最後は悲劇ですからね…。ただ、運命の出会いには憧れますし、小さい頃は、自分にも起こると信じていました。でもいまは、ロミオとジュリエットだからそうなったんだろうと思っています。――これまでにも、ラブストーリーに出演されていますけれど、演じながらいいなぁと思ったりは?葵:いい感じのラブストーリーでも…結構、お仕事モードだと思います。考えて役作りをしたいタイプなので、なぜ彼のことが好きになったのかとか、どういうところが好きなのかとか、冷静に分析しちゃっています(笑)。ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、2月23日~3月10日に東京国際フォーラムホールCで上演した後、愛知、大阪でも公演。ジュリエット役は、葵さんのほか、木下晴香さん、生田絵梨花さんのトリプルキャスト。ロミオ役は、古川雄大さんと大野拓朗さんのWキャスト。ホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949(月~金曜10:00~18:00、土曜~13:00、日・祝日休)あおい・わかな1998年6月30日生まれ。神奈川県出身。‘09年にデビューし、ドラマ『表参道高校合唱部!』、映画『サバイバルファミリー』『青夏 きみに恋した30日』などに出演。‘17年にNHK連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインを演じ注目される。公開中の映画『劇場版ダーウィンが来た!アフリカ新伝説』ではナレーションを担当。コート¥55,000(RPKO/Sian PRTEL:03・6662・5525)トップス¥36,000パンツ¥52,000(共にAKANE UTSUNOMIYA/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年2月20日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・安井千恵(by anan編集部)
2019年02月13日加藤和樹と凰稀かなめがW主演を務める『暗くなるまで待って』が現在上演中。その開幕に先駆けゲネプロと囲み取材が行われ、出演者の加藤、凰稀、高橋光臣、猪塚健太、松田悟志と、演出の深作健太が登壇した。【チケット情報はこちら】日本では約10年ぶりの上演となる本作は、1966年にフレデリック・ノットが書き下ろし、ブロードウェイで初演されたサスペンス。舞台となるのは、盲目の若妻・スージー(凰稀)と夫・サム(松田)が暮らすロンドンのアパートの一室だ。サムは空港で預けられたという、実は麻薬入りの人形を持ち帰る。その人形の行方を探すロート(加藤)に命じられたマイク(高橋)とクローカー(猪塚)は、スージーを騙し人形のありかを聞き出そうとするが、彼らの言動に不審を抱いたスージーは少女グローリア(黒澤美澪奈)の協力を得て、男たちに立ち向かう――。囲み取材で加藤は「果たしてこの舞台がどう見えるのか。プレッシャーもあって、いい緊張感です。タイトルになっている暗闇のシーンはもちろん、それぞれの人間性、生きてきた過程のようなものも見どころになっています」、凰稀は「人と人との関わりあいも見どころです。序盤でサムがスージーに“そういうときは「いい子ね、ありがとう」って言うんだ”と話すのですが、その言葉から伝染していくものがある。その流れも見ていただけると面白いと思います」とコメント。深作は「この作品は一昨年亡くなられた演出家の青井陽治先生や、美術の朝倉摂さんをはじめとする多くの先輩たちがつくってきた作品で。それを今自分がこうして演出させていただくことは喜びと同時にプレッシャーを感じています。ですが信頼すべきは素晴らしい役者さん達。みなさんで一緒につくってきました」と振り返った。約2時間5分、ノンストップで繰り広げられる心理戦そして頭脳戦。深作が「ラスト20分の暗闇でのクライマックスは素敵な仕上がりになろうとしています」と話したように、最後の攻防戦は本作の大きな見どころ。しかしそこに辿り着くまでの、彼女の盲目を利用したたくらみをスージーが次々と見破る爽快感や、追い詰められ理性を失っていくロートの姿、スージーとの関わりから生まれるマイクの揺れ、スージーとグローリアの想いの変化なども丁寧に描かれている。ぜひこの生々しいサスペンスを劇場で体感してほしい。公演は2月3日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演後、2月8日(金)から10日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、2月16日(土)17日(日)に愛知・愛知県産業労働センター ウインクあいち、2月23日(土)に福岡・福岡市民会館 大ホールを巡演。取材・文・撮影:中川實穗
2019年01月28日俳優の柳楽優弥、中川大志、女優の高畑充希、葵わかなが25日、都内で行われたJRAの新CM発表会に出席した。JRA(日本中央競馬会)は、2017年から起用している松坂桃李、高畑充希、柳楽優弥、土屋太鳳に加え、2019年から中川大志と葵わかなをプロモーションキャラクターに起用した新CMを放送。6人が訪れた競馬場で競馬を楽しむという内容で、今後もユーモラスなストーリーが展開されていく。新たなイメージキャラクターに選ばれた葵わかなは「4人の世界観がちゃんと出来上がっているので、最初に現場に行った時はチームとして新しく加わるのが不思議な感じで緊張していました。異物感があったら嫌だなと思いながら現場に入りましたね」と撮影前は不安を感じていたという。だが、撮影が進むにつれて「競馬場の雰囲気に楽しさや面白さ、競馬場がすごいと思うようになり、テーマソングが頭の中に流れていました」と競馬場の魅力に取り憑かれたという。葵や中川について高畑は「CMの通り可愛いですよ。すごいフレッシュで果汁が出そうな感じです。私たちは乾いちゃっているなと思って反省しました」と絶賛。MCから「今日の葵さんは何味の果汁?」と問われて「ビーツ」と回答した高畑は「イチゴっぽくもあるんですけど、イチゴよりわかなちゃんは仲良くなれそうなサバサバ感もあって、甘い感じではないんですよ。だから王道のイチゴよりもビーツです」とその理由を説明した。イベントの最後には来年の抱負を発表。「健康」と回答した中川と葵に対して、高畑は「私が20歳の時、そんなに健康のことを考えていませんでした。2人とも堅実ですね」と驚いた表情で、自身の抱負として「今年の下半期は走り過ぎたかなと思っています。だから来年は緩っと力を抜き、自分の好きな時間をたっぷりと持ちながらペースを緩めに設定して頑張りすぎない1年にしたいですね」とコメント。それとは対照的だったのが柳楽で、「来年は主演作が続くので、馬のように走り抜けたいと思います。僕は1年遅いですね」と照れ笑いを見せていた。
2018年12月25日歌手の加藤ミリヤが22日、都内で行われた「WEIBO Account Festival in Japan 2018」に登場した。日本初開催となる同アワードは、中国最大のソーシャルメディアである微博(WEIBO/ウェイボー)で活躍し、中国で大きな影響力を持つ著名人や企業などを表彰するもの。WEIBOでのフォロワー数や投稿、フォロワーからの反応などから評価する。「ファッションアーティスト賞」を受賞した加藤ミリヤは、胸の谷間がセクシーなオーバーオール姿でランウェイに登場。同賞にふさわしく、ファッションでも存在感を放った。その後、ステージで表彰され、「これからも音楽とファッションでみなさんに楽しんでいただけるよう一生懸命頑張っていきます。私がデザインしているファッションブランドも、これから中国のみなさんにたくさん着ていただけるように頑張ります」とあいさつ。さらにライブも披露し、「Aitai」を思いを込めて歌い上げた。そのほか、「年間人気アイドル賞」を受賞した乃木坂46(秋元真夏・齋藤飛鳥・松村沙友理)や、「最も影響力あるアーティスト賞」の赤西仁、「年間人気アーティスト賞」の片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、「お笑い芸人才能賞」の渡辺直美、「アクティビティアーティスト賞」のGACKT、「ロック歌手賞」のMay’nらが登場した。
2018年12月22日みんな大好きな『クマのプーさん』の展覧会が2019年2月から開催されます。そのナビゲーターに、女優の葵わかなさんが就任! 音声ガイドのナレーションも担当される葵さんに、意気込みや展覧会の見どころを語っていただきました!ナビゲーター、葵わかなさん!【女子的アートナビ】vol. 134『クマのプーさん展』は2019年2月から東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されます。世界中で愛されているクマの「プーさん」が誕生したのは、1926年。イギリスの作家A.A.ミルンが文を書き、E.H.シェパードがイラストを描いたユーモアあふれるこの物語は、各国で翻訳され、全世界で5000万部以上のシリーズ本が出版されています。この展覧会では、ロンドンにあるヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)が所蔵する原作の原画や資料、写真などの貴重な作品200点以上を展示。味わいあるオリジナルのプーさんをたっぷり楽しめます。そして、このかわいいプーさんの世界を紹介してくれるナビゲーターに、女優の葵わかなさんが就任!2017年のNHK連続テレビ小説『わろてんか』で主役を演じたほか、話題のドラマや映画でも活躍中の葵さんに、プーさんのお話しを聞いてきました!音声ガイド担当に「やったー!」――まず、ナビゲーターに就任されて、いまの感想を教えていただけますか?葵さん音声ガイドも担当させていただくんですけど、こういう展覧会の音声ガイドをずっとやってみたいなと思っていたので、単純に「やったー!」という感じでうれしかったです。しかも、子どものころからなじみのあるプーさんの展覧会なので、知っている作品でガイドをさせていただくというのもラッキーでうれしいなと思いました。――音声ガイド、どんな心意気でのぞみたいですか?葵さんプーさんはよく知られているストーリーですし、プーさん自体が物語として空気感や世界観ができあがっているので、そういったものを邪魔しないように、プラスにできるようにやっていけたらいいなと思います。原作のプーさんはけっこう辛口!――この展覧会の見どころ、おすすめポイントはどんなところですか?葵さん原作の展覧会、というのがひとつポイントだと思います。私が小さいころから見ていたのはアニメのほうのプーさんだったのですが、原作とは絵のタッチが少し違うんです。原作のストーリーやキャラクターの性格、関係性も、ちょっとアニメとは違います。例えば、原作では(主人公のひとりである)クリストファー・ロビンが「プーさんばかだな」とか普通にいってしまうんですよ(笑)。けっこう辛口というか……(苦笑)。みんなプーさんのことが大好きなんですけど、もうちょっと関係性がリアルなんです。――確かに、物語のプーさんは、ちょっとおバカな感じで描かれていますよね。葵さんそうなんですけど、逆にそれが読んでいるうちに「すごく愛おしい」とか「かわいい」と思うようになるんですよね。原作ならではの良さがあり、絵も原画ならではの良さがあると思うので、その違いを楽しんでいただけるのではないかと思います。また、プーさんは子どものものだと思っていた部分があったのですが、原作の挿絵は大人の方が見てもかわいいなと思ったり、クラシカルでおしゃれだなと思ったりする絵が多いので、大人の女性が気に入ってくださるのではないかなと思います。「それってひどくない?」と思った場面は…――『クマのプーさん』のなかで特に印象に残る場面はありますか?葵さんウサギさんの家で食べすぎたプーさんが、帰るとき玄関におなかがはさまって出られなくなる場面があるんですけど、ここが大好きなんです。玄関にはさまり下半身だけ家の中に取り残された状態のプーさんを「邪魔だな」と思ったウサギさんが、「プーさんの足をタオル掛けに使っていい?」と聞くんです。その部分を読んだとき、「そんなぁ。それってひどくない?」と思ったりして(笑)。実際、物語では本当にウサギさんがプーさんの足をタオル掛けに使ってしまうんです! その様子を描いた挿絵もあるんですけど、その原画とかも見てみたいなと思っています。好きなキャラ、見た目では…――では、『クマのプーさん』に出てくる登場人物・動物では誰が好きですか?葵さん見た目で言うと、コブタです。小さくてかわいいし、プーさんと並んで歩くと身長差があって「かわいい!」って思うんです。性格面でおもしろいなと思うのはフクロです。森一番の物知りで、読み書きができるから頼りにされているんですけど、実際に文を書くと間違えているんです。でも、プーさんもほかの動物たちも文字を正しく読めないから気づかない。読者だけが「フクロは全然違うことを書いている!」とわかって、それでクスッと笑えるんです。間違ってばかりなのに、フクロはとても偉そうにしていて、それもかわいいなと思います。――ちなみに、現実の世界で好きな動物はいますか?葵さん私、猫がすごく好きなんです! 実家で2匹飼ってます。動物は基本的になんでも好きで、動物園も好きですし、犬も好きですけど、猫はとにかく好き。猫を飼い始めたのは私が中学生くらいのときです。最初から飼っている猫はもうおじいちゃんなので、あまり遊んでくれないんですけど、最近きた子猫は遊び盛りで、ねこじゃらしを使うと大興奮して遊んでくれるので、とても楽しいです。偉人伝が大好き!――葵さんは、プーさんも読み込まれていますし、本がとてもお好きなんですね。葵さん小学生のときから本が好きでした。小学校の授業で図書室に行くんですけど、たぶんそのときに好きになって、それから休み時間は毎回図書室に行くようになりました。5年生から委員会活動がはじまるんですけど、図書委員になって、バーコードをピッとやりながら本の貸し出しもしてました。最初は物語ばかり読んでましたが、本好きの父が小説を貸してくれるようになって、それからは父の本棚にある本を読むようになり、今につながっています。――どんなジャンルの本が好きですか?葵さん現実に近い話よりも、ちょっとファンタジックな話が好きだったりします。本の中にしか存在できない設定とかありますよね。そういうのを見つけたときに、本っていいなと思います。――今後ご自身で演じてみたいと思うお気に入りの文学作品はありますか?葵さん歴史が好きなので、歴史上の人物を演じたみたいというのはあります。日本の着物も好きですし、昔の習慣にも興味があります。時代的には、明治時代もいいですし、『はいからさんが通る』の時代も服装がかわいくて、お話もおもしろそうです。小学生のころは漫画の偉人伝を読むのも好きでした。――どんな偉人が好きなのですか?葵さん偉人というか、憧れの女性はダイアナ妃です。ちょうど私が生まれる前に亡くなられたので、同じ時代を生きてはいないのですが、ダイアナさん関連の本もたくさん読んでいるので、知れば知るほど好きになりました。本当に魅力的な方だと思います。――最後に、展覧会についてメッセージをいただけますか。葵さんプーさんはみんなが知っている人気のあるキャラクターだと思いますが、今回のプーさん展は原作のプーさんなので、また違った雰囲気をお伝えできるかなと思います。私自身も原作や原画の雰囲気を崩さないような音声ガイドができればと思っていますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。インタビューを終えて…テレビや雑誌を通しても、そのかわいらしさは伝わってきますが、実際にお会いした葵さんはまさに“天使”。左右正面どこから見てもキュートでした。そしてかわいいだけじゃなく、知的で礼儀正しい愛されキャラ。プーさんの物語の細かい描写について、目をキラキラさせながら話す姿が印象的でした。ちなみに…猫の話をしているときも、とっても楽しそうでした!そんな葵さんがナビゲーターをつとめる『クマのプーさん展』は2019年2月からスタート。どうぞお楽しみに!Information会期:2019年2月9日(土)~4月14日(日)(2/19.3/12は休館)時間:10:00-18:00(入館は17:30まで) 毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)会場:Bunkamura ザ・ミュージアム料金:一般 ¥1,500/大学生・高校生¥900/中学生・小学生 600円(全て税込の当日券料金。前売券は各200円引き)
2018年11月22日連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインの藤岡てんを演じるなど、若手注目株として期待されている葵わかな。そんな彼女が、小池修一郎演出の『ロミオ&ジュリエット』で初舞台、初ミュージカルに挑むことになった。【チケット情報はこちら】今回オーディションの末に出演が決まった葵だが、このジュリエット役は初めて自ら「やってみたい」と熱望した役だという。「私が思うに、このお話ってすごく幸福で、でも悲劇的でもあり。その塩梅が私にとってはまずツボで。そして愛し合うふたりがすごく羨ましく見えますし、私たちには触れられない儚さというか、神聖さがある。ジュリエットはお嬢さまという点で憧れる部分もありますが、なによりひとつのものに命をかけた女性だってことがすごくカッコいいなと思って。今この年代でしか出来ない役でもありますし、ぜひ挑戦してみたいと思ったんです」キャピュレット家のひとり娘にして、敵対するモンタギュー家のひとり息子・ロミオと運命の恋に落ちるジュリエット。誰もが知る悲劇のヒロインだが、この少女について葵はこう分析する。「すごく不安定ですよね。強さと無知が混在しているというか。だからはたから見ると“そっちいっちゃうんだ!?”って思うようなことでも、それが若さゆえの危うさであり、魅力にもなっていて。だからこそあれだけドラマチックな運命を辿ることになったと思いますし、今回演じる上ではジュリエットの中にある芯の強さみたいなものも表現していけたらなと思います」ジュリエットにとってロミオは、最初で最後の愛する人。なぜジュリエットがそれほどまでにロミオに惹かれたのか、葵の意見を聞いてみると……。「それはあまり考えない方がいいような気がします。ふたりが出会って好きになったのは、お互いの意思というよりも、なにかそうさせられた、出会わされたからじゃないのかなと。そういうものだったんだって考えた方が、私はすごくしっくりくるんです」若干20歳ながらすでに芸歴は10年近い。撮影現場でも「緊張というよりかは、自分の役割に集中出来るようになってきた」という。だが初めての舞台の現場は今までとはまったく勝手が違うようで。「同じシーンを何度も繰り返すことも初めてですし、なにより相手役が変わるのが一番の衝撃で!普段から考えるスイッチが入っちゃうとわりと頭で考えちゃうタイプなので、こうだって決めつけず、がむしゃらに走りたいなと思います」『ロミオ&ジュリエット』は2月23日(土)から3月10日(日)まで、東京・東京国際フォーラムホールCで上演。その後、愛知、大阪を周る。取材・文:野上瑠美子
2018年11月21日太めのスリーブにドロップショルダー、腰あたりまでの長め丈。だぼっとしたボリューミーなブルゾンが、まさに今年顔。森川葵さんが、4つの個性派アイテムを着て登場!ムートン×ボアの素材のコントラストを楽しむ。衿元や袖口から覗くボアがアクセントになったムートンブルゾンを主役に。ブルゾンの黒ラインと、ワンピースのオレンジのラインも全体のトーンをマッチさせる鍵。イヤリングやブーツでグリッターを効果的に配し、ほどよく派手に仕上げて。ブルゾン¥250,000(ネーム TEL:03・6416・4860)ロングワンピース¥7,398(ザラ/ザラ・ジャパン TEL:03・6415・8061)イヤリング¥47,000(ジュリカ TEL:03・3531・9858)ショートブーツ¥46,000(ペリーコサニー/トゥモローランド TEL:0120・983・511)“おっさん風”デザインがキーアイテムに浮上。ゆるゆるシルエットの気取らないシャツブルゾンが旬度満点!トレンドのグレンチェックに、ゴールドボタンやビッグポケットをあしらい、オリジナリティを加えて。すっきりしたボトムスで、計算されたメリハリフォルムが完成。ブルゾン¥68,000(ナンバーシックス)トップス¥19,000パンツ¥11,000(共にバッカ)ネックレス¥45,000(レレサドゥギ)以上トゥモローランドショートブーツ¥39,000(レイクネン/ユナイテッドアローズ 新宿店 TEL:03・5321・7531)アバンギャルドな色の組み合わせにトライ。独特のシワ加工が魅力のメタリックブルゾンが抜群のインパクト。パープルや蛍光イエローなど個性ある色をプラスして、ネオスポーティな印象に。ブルゾン¥110,000(コート/エストネーション TEL:03・5159・7800)タートルネックニット¥19,000(エーグル/エーグルカスタマーサービス TEL:0120・810・378)パンツ¥24,000(スタンドアローン/ジャーナル スタンダード 表参道 TEL:03・6418・7958)ソックス¥1,600(レイ ビームス/ビームス ウィメン 原宿 TEL:03・5413・6415)スニーカー¥13,879(ザラ/ザラ・ジャパン)フェミニンな要素を取り入れたMA‐1が新感覚。メンズライクになりがちなミリタリーブルゾンは、リボンのレースアップでチャーミングに決めて。肩を落としてエフォートレスに着こなすのが今季らしく見せるポイント。ブルゾン¥55,000(G.V.G.V./k3 オフィス TEL:03・3464・5357)チェックシャツ¥35,000(エリン/ユナイテッドアローズ 新宿店)ワンピース¥20,000(ジャーナル スタンダード /ジャーナル スタンダード 表参道)ベレー帽¥12,000(ラ メゾン ド リリス/エストネーション)シューズ¥48,000(マリア ラ ローザ/エディット フォー ルル TEL:0120・301・457)もりかわ・あおい1995年6月17日生まれ。愛知県出身。女優。主演を務めるドラマ『文学処女』が放送中。2019年には出演映画『耳を腐らせるほどの愛』『映画 賭ケグルイ』が公開予定。11月20日より、宮藤官九郎演出の舞台『ロミオとジュリエット』にジュリエット役で出演。※『anan』2018年11月14日号より。写真・尾身沙紀(io)スタイリスト・木津明子ヘア&メイク・秋鹿裕子(by anan編集部)
2018年11月07日ドラマ『文学処女』に出演中の森川葵さんと城田優さん。劇中で描かれているのは、城田さん演じる恋ができない小説家・加賀屋朔と、森川さん演じる恋を知らない文芸編集者・月白鹿子の歪な関係から生まれる遅咲きの恋。そこで、森川さんと城田さんに、世の男女を代表して恋ができない男のホンネについて語っていただきました。写真左・城田優さん、右・森川葵さん――今、恋ができない男性が増えているそうです。ズバリ、それは何が原因だと思いますか?城田優:若い頃はただ純粋に人を好きになれていたけれど、大人になっていろんなことを経験していくと、好きな人にはこうあってほしいという理想がどんどん高くなっていってしまうと思うんです。そうなると、人に興味も持ちづらくなるし、恋もしづらくなる。それに加え、結婚だったり、家族のことだったり、考えなくてはならないこともどんどん増えていって、臆病になってしまうんでしょうね。森川葵:あと、経済的なこととか?城田:着眼点が素晴らしい(笑)。森川:学生時代は公園で会ったり、地元で遊んだり、デートするのにお金がかからなかったけれど、大人のお付き合いはごはんに行くだけでもお金がかかってきますよね。城田:一つ一つの事柄に男としての責任みたいなものが付いて回るようになるんだよね。デートはどこどこに連れていってあげなくちゃ、プレゼントは何を買ってあげなくちゃ、記念日にはあれをしてあげなくちゃって。子供だったら考えなくてもいいようなことを考えるから、心よりも頭で考える恋愛になっちゃうんだろうね。森川:それこそもっと大人になると、男性は養っていくことを考え始めたりするんじゃないですか?城田:俺くらいの年になると、確かにそれはあるよね。結婚適齢期の女性と恋愛するからには、やっぱりそこは考えてあげたいというか、考えないといけないことだと思うし。ただ、そこを意識するあまり、うまくいかなくなっちゃうパターンもあると思うんだけど。みんな想像力が豊かすぎるんでしょうね。未来のことを考えすぎて引いてしまったり、奥手になってしまったり。何も考えずに好きになって恋をして、振り返ればもう3年も付き合ってた…っていうのが理想だとは思うんですけど。それができない人が多いのかなと思います。僕自身もそうでしたし。――朔は過去の恋が原因で恋ができなくなってしまった男ですが、おふたりも過去の恋が次の恋に与える影響は大きいと思いますか?森川:大きいと思います。やっぱり、前の彼はこうだったから、次はそうじゃない人がいいとか、経験があればあっただけ、こういうときはこうしてくれる男性のほうがいい、みたいな条件はどんどん増えてしまう気がします。城田:それは自分が相手に求める理想だよね。男の場合はそれに加えて、相手が自分に求める理想を意識しすぎちゃうところがあるんだよ。例えば前の恋愛で、自分自身のポリシーや生き方に該当する何かを否定されると、そこが気になってなかなか次の恋に踏み出せなかったり、男としての自信に繋がらなかったり。相手にふさわしい自分でありたいと思うからこそ。森川:そんなの辛くないですか?本当の自分を見せられないなんて。城田:そう、辛いんだよ。相手が自分に対してどんな理想を持っていたとしても、ありのままの自分でいられないとストレスになるし、いい関係ではいられないから、もう飾る必要はないなと最近は強く感じています(笑)。やっぱり、自分がこの人のために生きたいと思った人が、ありのままの自分を受け入れてくれないといい関係は成立しないんだから、本当の自分をさらけ出したほうがいいよね。森川:そうですね。男性がありのままの自分を見せてくれないと、女性もさらけ出せないですし。もりかわ・あおい1995年6月17日生まれ、愛知県出身。11月20日からの舞台『ロミオとジュリエット』でヒロインを演じる他、来年公開の映画『耳を腐らせるほどの愛』に出演。しろた・ゆう1985年12月26日生まれ、東京都出身。10月24日にミュージカルアルバム『a singer』を発売する他、来年上演されるブロードウェイ・ミュージカル『ピピン』に主演。ドラマイズム『文学処女』はMBSにて毎週日曜24時50分~、TBSにて毎週火曜25時28分~放送中。原作は電子コミックサービス、LINEマンガ編集部が手がける中野まや花さんの同名コミック。※『anan』2018年10月10日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・小里幸子石原徳子ヘア&メイク・柳原まみ(ひつじ)インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年10月07日女優の葵わかなが19日、都内で行われた美人を育てる秋田米「あきたこまち」新CM発表会に、"おにぎりの神"として知られる右近由美子氏とともに出席した。艶やかな和装姿で登場した葵は、着た感想を聞かれると「これは振袖だと思うんですけど、私も今年20歳になって成人式があるので、それがもうすぐだなと思ってワクワクしています。着物自体がすごく好きなので、今日は着られて嬉しいなと思っています」と笑顔を見せた。また、同お米の新CMに出演する葵は、オファーが来た際の心境を尋ねられると「私は、朝ごはんは絶対にごはんっていうくらいごはん派で、お米がすごく好きだったので、お米のCMに出させていただくのは日本人としてもすごく嬉しいなと思いましたし、あきたこまちは自分もよく食べているお米で、お母さんも好きなお米なので、単純に嬉しいなと思いました」と声を弾ませ、CMでは市女笠姿の葵が神々しく登場するが、撮影時のエピソードを聞かれると「衣装合わせなどでも"神々しい様子"というワードがよく出てきて、現場でも監督から『神っぽくお願いします』って言われて、でも神様に会ったこともないですし、ましてや神様になったこともないので、どうしたらこの世のものじゃない感じって出るのかなと思ったりしました。神様らしさをやったのは初めてだったので難しかったですね」と当時の心境を回顧した。さらに、和食が好きで作ることも多いという葵は、ごはんに合うおかずとしてどんなものを作るか質問されると「梅干しが好きなので、梅干しを使った料理を作ったり、お味噌汁って作り方がたくさんあるし、味噌の種類もたくさんあるので、それを自分でいろんな風に作ってみたりはよくやっています」と家庭的な一面を覗かせ、食生活で気を付けていることについては「1回の食事のバランスは気を付けたりしています。おばあちゃんがよく言う『まごわやさしい』ってあるじゃないですか。それは気にしたりしています」と打ち明け、「20歳の葵さんから『まごわやさしい』が出てくるとは…」MCを驚かせた。また、同お米の特徴である粘り強さにちなみ、幼少期から現在に至るまで粘り強く頑張り続けていることを聞かれた葵は「私はあまり習い事とかが続かない子どもで、ピアノや水泳、そろばんなどいろいろやらせてもらったんですけど、その中でも唯一続いているのがこのお仕事です」といい、「たぶんこの後も続けていくので、そこはこれから先も粘り強く頑張っていけたらなと思っています」と力を込めた。イベントでは、葵が右近氏からおにぎりの握り方のレクチャーを受け、おにぎり作りに挑戦する企画も行われ、ごはんの空気を抜かないように優しく3回握るよう指導を受けておにぎりを握った葵だったが、形に満足いかなかったのか「なんかいびつな…。これ、おにぎりかな…」と悔しそうな表情を浮かべた。
2018年09月19日ふわりとした独特の空気をまとって、カメラの前に立った森川葵さん。抜群の演技力に定評があり、“カメレオン女優”と呼ばれるほど、今やドラマや映画に引っ張りだこ。そんな彼女が、宮藤官九郎さん演出の舞台『ロミオとジュリエット』でヒロイン役を務めることに。舞台への出演はこれが初めて。女優として、次のステップを踏み出そうとしている23歳に、今の率直な心境を伺います。――デビューは中学3年生の時、雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディションでグランプリをとったのがきっかけですね。ご自身で応募されたのですか?森川:はい、自分でしました。ただ、もともとモデルになりたかったというよりも、お小遣いをもらいたかった、というのが動機で。――お小遣い?(笑)森川:私、5人きょうだいの2番目なんですけど、うちはお小遣い制の家ではなかったんです。だから、周りの友だちが、学校帰りにコンビニで肉まんとかファミチキ(笑)とかを買っているのがすごく羨ましくて。それに、兄が高校を卒業したら一人暮らしをすると言っているのを知って、「私も親に迷惑はかけられない。3年後には家を出ていかないといけないんだ」という漠然とした思いも持っていました。――モデルを続けながら、徐々に女優業へとシフトしたわけですが。森川:『Seventeen』の同期の中でも、私がいちばん背が低かったんです。編集部の方も「この子はモデルとして使えない」と思ったのか(笑)、ファッションページよりも読み物ページを任されることが多くなりました。でも、今思うとそれもありがたい経験で、撮影の時に「こういう表情して」とか「こういう動きして」みたいなオーダーをされることが、演技にも役に立ったのかもしれません。――女優として生きていくことに、迷いはありませんでしたか?森川:「このまま今の仕事でずっと生きていくのかな」という不安は、10代の頃はずっと持っていましたね。特に20歳になる頃、周りにいる一般人の友だちが徐々に就職しはじめたタイミングで、改めて自分の将来について考えたりもしました。「私、この仕事が好きなんだ」と思えるようになったのは、実はつい最近のことです。今年かもしれない(笑)。というのも、毎日のように会っているくらい仲良しの親友が最近、就職したんです。日々の通勤が大変だったり、帰りが遅くなったり、いろいろ大変そうな話を聞いているうちに、「どんなに過酷でも、自分はそこまで、この仕事を嫌だと思ったことはないな」ってことに気づいたんです。その友だちからも、「確かに葵からそんな話聞いたことない」と言われて、ハッとしました。――普通の女子高生からダークな役回りまで、多彩な役を演じ分ける森川さんですが、女優としての自分の強みは何だと思いますか?森川:強みかどうかはわかりませんが、スイッチをちょっと入れると、どこまでも飛んでいける、という感覚はあります。もちろん、恥じらったり躊躇することもあるのですが、役を演じるモードになった時に、一気にそこまで持っていけるというか。ただ、強みだけを武器にするのではなく、新しいことにも挑戦して、どんどん幅を広げたいとも思っています。自分自身の幅を勝手に決めつけて安心しきるのではなくて、自分の“わからない部分”を常に持っていたいんです。――新しい挑戦という意味では、今回の舞台もそうですし、2016年から約1年間アシスタントを務めた『A-Studio』での経験も大きかったと思いますが。森川:そうですね。それまでアーティストやミュージシャンの方のお話を聞く機会はあまりなかったですし、何より鶴瓶さんの人と向き合う姿勢が素敵すぎました。こうやって他人と向き合えたら、人のことを好きになれるし、相手も自分のことを好きになってくれるんじゃないかって。正直なところ、それまでは「自分と気の合う少数の人とだけ関わっていければいい」くらいに思っていたのですが、あの番組に出させていただいてからは、「もっと人間について知りたい」と思うようになりました。――それまでの森川さんは、人と関わることに苦手意識があった?森川:昔から、人の顔色ばかりを窺ってしまうタイプで。自分が楽しむことよりも、周りの目を気にしてしまうので、つい相手に合わせた行動を取ってしまうんです。ある意味、人から見てほしい自分を演じていたのかもしれませんね。――これから、どんなことに挑戦していきたいですか?森川:例えばバラエティ番組に出演したり、仕事の幅を広げることもそうですけど、今は“知っていることよりも、知らないことを知りたい!”という気持ちが強いです。それこそ、最近は休みの日に自分から誰かを誘ってごはんに行くようにしています。そんなこと、これまでの私では考えられなかったですし、「今後の人生でも絶対にない!」と思っていたのですが、今はそれをしてみようという精神で。ただ、やっぱり一人の時間のほうが大切だなと思ったら、そこでキャンペーン終了(笑)。だから、いつ終わるかはわかりません。――勝手な想像ですが、家族やきょうだいが多い人は、他人と一緒にいることのハードルも低いのかと思っていました。森川:家族は多いのですが、私の家に関しては、それぞれが自立していたので(笑)。――ちなみに、理想の家族像はありますか?森川:普通にちゃんと生活できるだけのお金があって、夏休みには予定を合わせて家族で旅行できることですかね。2泊3日くらいで、国内旅行でも全然いいんです。それで日曜日にはたまにイオンとか、ショッピングモールにみんなで出かける、みたいな生活に憧れます。すごく裕福な暮らしがしたいわけではなくて、みんなが楽しく幸せな気持ちでいられればそれでいいかなって思います。欲しいものがあったら、「今月は節約して、来月買おう!」でも全然いいし。――なんて堅実な…。ちなみに、結婚はいつまでにしたいですか?森川:実は去年、仕事で2人の占い師さんに占っていただいた時、どちらの方からも「2020年に何か人生で大きな出来事が起こる」と言われて。そして今年に入ってから、たまたま別の占い師さんにその話をしたら、「それは結婚のことだ」と言われたんです。とはいえ、仕事柄そんなに簡単にできるものでもないとも思うので、「たぶんその時に一緒にいる人と長く続くだろう」ってことらしく。でも、3人の方にそう言われたら、ちょっとソワソワしますよね。2020年が楽しみです(笑)。もりかわ・あおい1995年6月17日生まれ、愛知県出身。2010年デビュー。10代の頃から数々のドラマや映画に出演し、女優として活躍。‘18年は映画『リバーズ・エッジ』や『OVER DRIVE』などに出演。ヒロインを演じるドラマ『文学処女』(MBS・TBS系)が9/9(日)よりスタートする(TBSの放送は9/11より)。ワンピース 参考商品スカート¥200,000(共にzaziquo靴¥19,000(Dhyana.TEL:03・3407・7755)その他はスタイリスト私物許されぬ恋に身を焦がした末、悲劇的結末を迎える男女の恋愛劇『ロミオとジュリエット』。W・シェイクスピア原作による、あまりにも有名な古典劇が宮藤官九郎さんの演出によって生まれ変わる。ロミオ役を務めるのは三宅弘城さん。共演は勝地涼さん、皆川猿時さんほか。11/20(火)の東京・本多劇場を皮切りに、全国4か所で公演。※『anan』2018年9月12日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・武久真理江ヘア&メイク・石川奈緒記インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年09月08日加藤ローサ(33)が7月31日にコミックシーモア新CM「We Loveコミック」発表会へ出席したと、各スポーツ紙が報じた。加藤が公の場に登場するのは約4年ぶり。「こどもも割と手から離れて来た。自分の時間もできてきた」との発言からも、ママライフの充実ぶりがうかがえる。加藤は11年6月にサッカー元日本代表の松井大輔(37)選手と電撃婚を発表。その直後、松井選手がフランス1部リーグ「ディジョン」に所属していたためにフランスへ。出産も現地で行っている。「加藤さんはフランス語がまったくできなかったそうで、出産は常に不安がつきまとっていたそうです。さらに初産は難産で、出産以降も松井選手の都合でいくつもの国を転々。慣れない環境での育児は、想像以上に堪えたようです。ただそうした波乱続きの生活だったからこそ、今では『怖いものなし!』のママになったそうです」(スポーツ紙記者)加藤は現在二児の母で、本格的な芸能活動はしていない。しかしInstagramのフォロワー数は55,000人以上。飾ることのないママライフを投稿し、共感を呼んでいる。「その愛らしさからほんわかとしたママぶりを想像しますが、加藤さんのお子さんは2人とも男の子。家庭では兄弟ケンカが絶えないようで、喉が枯れるまで叱りつけることもあるそうです。2人とも元気すぎるくらいで、加藤さんもノーメイクでいっしょに外を駆け回ることも。自分自身も『肝っ玉母ちゃん』と豪語しています」(前出・スポーツ紙記者)その経験を活かし、ママタレとしての活躍にも期待したい!
2018年08月01日「第40回 読者が選ぶ・講談社広告賞2018/講談社デジタル広告大賞」が25日、都内で行われ、特別ゲストとして女優の葵わかな、俳優の佐野勇斗が出席した。今年で4回目を迎える同賞は、講談社発行の雑誌に掲載された広告の中から、読者にもっとも支持された作品を選ぶもの。また、講談社デジタル広告大賞は、昨年1年間のデジタル広告を対象としている。そんな同イベントに、講談社発行の『別冊フレンド』で連載された南波あつこ原作の漫画『青 Ao-Natsu 夏』を映像化した映画『夏青 きみに恋した30日』(8月1日公開)でダブル主演を務めた葵わかなと佐野勇斗がスペシャルゲストとして登壇。本作の話題となり、葵が「少女漫画の実写化をするということで、漫画のキャラクターがあるので不安がありました。少女漫画の実写化に出演するのも初めてだったので、難しいことも多かったですね」としつつ、「普段から漫画をたくさん読んでいるので、ヒロインとし出るのは憧れでした。出演することになって嬉しかったです」と笑顔を浮かべた。その葵が出演した本作は、三重県でロケを実施。神奈川県出身の葵には三重の自然が新鮮に映ったようで「春の撮影だったんですが、うぐいすがたくさん鳴いていたんです。今までデジタル的なモノでしか聞いたことがなかったので、生で聞けるとは思いませんでしたね」と振り返り、相手役の佐野は「三重は海鮮が美味しいんですよ! 地元の海鮮料理屋さんに食べに行ったりホテルでゲームしたりしてました」と共演者と三重での生活を楽しんだ様子だった。夏休みを田舎で過ごすことになった都会の女子高生と、地元の男子高生の恋を描いた本作。それにちなみ、「思い出に残る夏休みは?」という質問に、葵は「この映画と同じで、高校2年生の時に川に遊びに行きました。川の岩から飛び込んだことがありましたよ。それと高校3年生の夏休みは毎日学校に行って、友だちと一生懸命受験勉強したのが思い出です」と回答。一方の佐野は「僕は高校1年生の時にニュージーランドへホームステイしてました。それが夏の時期だったんですけど、ニュージーランドは冬だったんですよ。すごく涼しくて楽しかったという思い出があります」と懐かしそうだった。
2018年07月26日映画『青夏 きみに恋した30日』。漫画から飛び出したかのような、爽やかさ満点の葵わかなさんと佐野勇斗さん。久々の共演で感じた、お互いの魅力を語りました。葵:私たち、4年前の映画『くちびるに歌を』以来の共演だった。佐野:久々に会ってどうだった?葵:佐野くんは、あまり変わらないよね。当時は大人っぽい男の子だなって思ってたけど。佐野:本当に?葵:うん。今回会ってみても、全然変わってなくて(笑)。佐野:あの頃のままってことか!わかなちゃんは逆に、この4年で大人っぽくなった。前はちょっと落ち着きなかったもんね(笑)。葵:うん(笑)。当時は、そういう役っていうのもあったしね。佐野:今回はすごく落ち着いてたし、現場もリードしてくれてた。葵:そう?自分より年下の人が多い現場って初めてだったから、お姉さんとして引っ張らなきゃって。でも、相方がいたからできた。佐野:相方って!(笑)葵:信頼し合えてるからこその距離感でやれた気がするな。佐野:お互いに気を遣いすぎることもなかったしね。葵:古澤監督も、シーンごとに話し合ってくださって。一度自分たちの持ってきたものを出して、そこから監督がカット割りを考えてくれたり。やりがいがあったよね。佐野:一緒に話したりね。二人きりのラストシーンとか。葵:焦らないでね、って(笑)。佐野くんって、恋愛系にめっぽう弱いって知ってるから。佐野:それは言うなって!(照)葵:すごく照れ屋だから、平気な顔をしてても、恥ずかしいだろうから。焦っちゃダメだよって。佐野:現場では「わかった」って冷静に言ってたけど、心の中では「ありがとう!ゆっくり、ゆっくり」ってずっと考えてた(笑)。ピュアでまっすぐ。あの頃を思い出してほしい。葵:プレッシャーって、あった?佐野:もちろん!原作を読んだら、吟蔵ってめちゃくちゃかっこよくて。不安が10割だった。葵:そうだったんだ。でも、見た目は吟蔵に似てるって思ったよ。佐野:本当に?よかった〜。吟蔵と僕とは、真逆の性格だから、本当に難しかったんだよね。葵:確かに、それはわかる。吟蔵って集団でいるときも、寡黙なことが多くて。素の佐野くんは、みんなを引っ掻き回す感じ。佐野:それ、褒めてる?(笑)葵:うん!率先して盛り上げてくれていたり。でも、役柄は違うから大変そうだなって思ってた。佐野:理緒役はぴったりだったよね。原作を読んだときから、わかなちゃんだ!って思った。葵:確かに、性格が似てる部分はあるかな。思い込んだら突っ走っちゃうところとか。佐野:あと、理緒になるための努力もすごいなって思ってたよ。葵:本当?佐野:絶対に表には見せないけど、すごく考えてるなって思うし、引き出しがたくさんある。役に対する姿勢が真面目で、すげぇなって。葵:佐野くんは受け入れるのが早いよね。だからみんなが世話を焼きたくなるというか、愛されてる。佐野:嬉しいな~。撮影していて、本当に胸キュンしたよね。こんな夏が過ごしたかったって。葵:恥ずかしいくらい、どこまでもまっすぐだもんね。恋愛だけじゃなくて、あの頃のまっすぐさって大事だな、取り戻したいなって思ってもらえたら嬉しいよね。『青夏 きみに恋した30日』都会育ちの女子高生・理緒(葵わかな)は、夏休みを祖母の家で過ごすことに。田舎に到着した日、初対面の吟蔵(佐野勇斗)に恋をする。期間限定の恋愛の行方とは?原作は南波あつこの漫画。8/1(水)全国公開。©2018映画「青夏」製作委員会あおい・わかな1998年6月30日生まれ、神奈川県出身。連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインの好演も記憶に新しく、今後が期待される女優のひとり。ブラウス¥9,800(ADIEU TRISTESSETEL:03・6861・7658)スカート¥33,000(PLAIN PEOPLE/PLAINPEOPLE 青山TEL:03・6419・0978)さの・はやと1998年3月23日生まれ、愛知県出身。9月公開の映画『3D 彼女リアルガール』にも出演。ボーカルダンスユニット「M!LK」としても活躍。Tシャツ¥6,400(セヴシグ/スタジオ ファブワークTEL:03・6438・9575)パンツ¥45,000(カズキナガヤマ)※『anan』2018年7月18日号より。写真・女鹿成二スタイリスト・伊藤省吾(sitor/佐野さん)岡本純子(アフェリア/葵さん)ヘア&メイク・中島愛貴(ラフテル/佐野さん)竹下あゆみ(葵さん)取材、文・野村紀沙枝(by anan編集部)
2018年07月14日人気若手俳優・吉沢亮が主演する7月スタートのドラマ「GIVER 復讐の贈与者」に、森川葵が“謎の美少女役”として出演することが決定した。本作は、伊坂幸太郎、恩田陸などベストセラー作家たちが絶賛する、日野草による新感覚リベンジミステリー「GIVER 復讐の贈与者」シリーズが原作。復讐をテーマにして、復讐する側、復讐される側の人間模様を巧みに描きながら、毎回驚きのラストを迎える短編小説群を、スタイリッシュでノワールな新しい作品として初めて映像化する。主演を務めるのは、『ママレード・ボーイ』『BLEACH』など話題作に出演し、同時期に放送のドラマ「サバイバル・ウェディング」にも出演が決定している吉沢亮。生まれつき人間としての感情が欠落し、淡々と他人の復讐を請け負い、完ぺきにこなす義波役を演じる。そして今回、新たにレギュラーキャストが決定。復讐代行組織「サポーター」を創設した謎の美少女、テイカー役を演じるのは、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」『嘘八百』などに出演、「賭ケグルイ」での演技も話題となった森川葵。アンダーグラウンド組織の統率者というほかでは見られないミステリアスな役柄に挑戦する。森川さんは「実は自分の知らない日本のどこかで起きている話かもしれない、実は横にいる人は偽名を使っているかもしれない、そんな不安と恐怖を感じさせつつも、なぜか各話の終わりにはスッキリした、『ような気がする…』」と本作について語り、また「何が正しいのか分からない感情になって自分だったらどうしてたか、どちらの味方になっていたのか、どちらが正義だったのか、正義はあるのかと自分の心に問いかけて頂きながら見ていただきたいなと思います」とコメントしている。ほかにも、それぞれがどのように「サポーター」と関わっていくのか、どんな役で登場するのか、まだ発表されていないが、小野ゆり子、渡部秀、水橋研二、ぼくもとさきこ、田山涼成と個性豊かなキャストたちの出演も決定した。あらすじ生まれつき人間としての感情が欠落している主人公の義波。淡々と他人の復讐を請け負い、完ぺきにこなす。依頼者は同級生を殺された女子高校生、結婚詐欺にあった女性、連続殺人被害の家族…など様々。義波は依頼者の要望に応じて、ターゲットの心をえぐるような最適で残酷な方法で追い詰めていく。仲間は数人、統率するのはTAKER(テイカ―)と呼ばれる謎の少女。なぜ彼らは復讐代行業を始めたのか――?ドラマ24「GIVER 復讐の贈与者」は7月13日より毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送(※初回放送は深夜0時17分~)。(cinemacafe.net)
2018年06月28日「NEWS」加藤シゲアキが主演する、7月スタートの新日曜ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」が先日クランクインを迎え、加藤さんが初日の感想を語った。本作は、「カイジ」「アカギ」などで知られる福本伸行の人気コミック「賭博覇王伝零」が原作。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、そこで挑戦者たちによる「命」をかけた壮絶なサバイバルゲームが繰り広げられる。加藤さんが演じるのは、そのサバイバルゲームに参加する宇海零。町の進学塾の非正規教員だが、その正体は現代社会の中で苦しむ弱者たちを救う「義賊」という裏社会のヒーロー。うだつのあがらない風貌に身を隠しながらも、自分が勝つことより他人が負けないことを選ぶ、ひとりの天才勝負師という役どころだ。今回迎えたクランクインでは、宇海零が勤務する進学塾のシーンから撮影がスタート。特進クラスという未来のエリートであるスーパー小学生相手に、数式の教鞭を取った加藤さん。「時をかける少女」など、先生役はこれまでもあったが、小学生の先生役は初めてとのこと。「命」をかけたサバイバルゲームがメインとなる今作だが、初日の撮影現場は終始和やかなムードに包まれていた。緊張感はあったものの、主演を務めた24時間テレビのドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」と同じスタッフが多かったため、「すごくリラックスして臨めた」と感想を語った加藤さん。また、これまでの先生役の経験から、「教壇からの“あの景色”もだんだん見慣れてきました(笑)」と言い、「小学生を教えたのは初めてだったと思いますが、みんなかわいらしく、初々しかったです。僕もこれくらいのときに、こういう生徒役をやっていたなと思い出して、懐かしく思うところもたくさんありました」とコメント。さらに、出演決定時は「自分にしかできないゼロを作り上げたい」と意気込んでいた加藤さん。「今日は、温和な表情の『表の顔』の撮影でしたが、今後、監督やスタッフの方々と話し合いながら、これから続く『裏の顔』も演じ分けていけたらと思っています。ここから、宇海零というキャラクターをどう魅力的にしていけるか、考えていければと思っています」と話している。「ゼロ 一獲千金ゲーム」は7月より毎週日曜日、日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年05月31日お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が9日、都内で行われたGYAO!オリジナル番組『ニュースな女子大生と加藤浩次』(3月27日より毎週火曜更新で配信)の合同取材会に、大学ミスコン出場者で構成されるユニット・キャンパスクイーンとともに出席した。同番組は、キャンパスクイーンが世の中の気になる情報をリサーチし、スタジオで加藤が評価を下だしていく情報バラエティー番組。この日、21名もの美女に囲まれて収録を行った感想を聞かれた加藤は「今度、娘が17(歳)になるから、娘と喋っているみたいですよね」と笑顔を見せ、「ビックリしたのが、みんなちゃんとしているなって思いました。僕らの時代はもっとダメなやつが多かったですよ(笑)。優秀な世代だと思います」と感心していた。しかし、物足りなかった部分もあったようで「もうちょっとバカなやつがいてほしかった(笑)」とコメントして笑いを誘い、「ここからは、本心はどう思っているのかというのを、僕が聞いていければなと思いますね。この番組を見たら『へー!』って、この世代の子ってそんなこと考えているんだって勉強できるような形にしていきたいですね。だから本音は必要だなと思います」と番組の未来を展望した。そんな加藤と共演した感想を聞かれると、慶応義塾大学4年の結城モエは「加藤さんは多岐に渡ってお仕事をされている方なので、博学というかいろんなことを深く知っていらっしゃって、私たち一人ひとりのプレゼンが中途半端だったり、生半可な感じで立ち向かっちゃうと、完全にやられるなと思いました」と語り、「もっと準備して、ディープなところの話を膨らませていって、そこを見て楽しんでもらえたらいいのかなって思いました」と目を輝かせた。さらに、今後どんな番組にしていきたいか聞かれると、慶応義塾大学4年の篠原かをりは「女子がいっぱい集まると、腹の探り合いから始まるなって思いました。みんな『友だちが…』ってしか言わないんですよ」と苦言を呈し、「その『私は違うけど友だちが…』っていう逃げをなくした、本気の殴り合いをしたいです。最終的にみんなが"ここでは話していいんだ"という空気を率先して作っていけたらいいかなって思います」と意気込むと、加藤から「わかってるねえ!」と絶賛された。また、番組のPRコメントを求められた加藤は「僕らの世代は『オールナイトフジ』などで女子大生ブームを経ていて、そのイメージが女子大生と思っていたんだけど、また違った女子大生に完全になっているなって思いました」と吐露し、「新たな時代の女子大生ブームがここから始まる可能性があるので、皆さんぜひご覧ください」とアピールした。
2018年03月23日女優の森川葵(22)が16日、都内で行われた「QUICPay」新TVCM発表会&「TOUCH! TOWN OMOTESANDO」PRイベントに出席。去り際に、俳優の高橋一生(37)との熱愛について報道陣から質問が飛んだが、会釈するのみで語らなかった。森川葵2月27日発売の週刊誌『FLASH』で熱愛が報じられて以来、初の公の場となった森川。去り際に、報道陣から「高橋一生さんと交際が報じられましたが・・・」と質問されたが、会釈するのみで、そのまま会場から立ち去った。スマートホンのタッチ操作で支払いができる「QUICPay」。この日は、森川が出演する新テレビCMが公開され、「QUICPay」のプロモーション「QUICPay TOUCH! TOWN OMOTESANDO」のキャンペーンイベントも紹介された。同キャンペーンでは、表参道の屋台村「COMMUNE2nd」が桜満開になる「QUICPayさくらVILLAGE」を3月16日~22日の期間限定でオープン。中央の天井に桜棚が登場し、桜スイーツ・桜ドリンクを提供する。「QUICPayさくらVILLAGE」の桜に合わせて、森川も桜がデザインされたピンクの“桜ドレス“で登場した。
2018年03月16日3月16日(金)放送のNHKの朝の情報番組「あさイチ」に、NHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロイン・藤岡てんを演じている女優の葵わかながゲスト出演。10か月に及ぶ撮影をふり返る葵さんの姿にSNS上では「成長した」「きれいになった」の声が続々投稿されている。番組では共演の徳永えりがVTRコメントで登場。徳永さんによれば葵さんは「ちょっとヌケてる“おとぼけさん”なところがある」という。葵さんは「えりさんは京都時代から支えていただいた方。えりさんなしではわろてんかは語れない」と徳永さんへの感謝の言葉を述べていた。「わろてんか」では17歳から50歳を超える年代までを演じるという葵さんだが、特に「子どもが出来た頃を演じるのが難しかった」と、自分と比較的近い年代ながら立場の違う役を演じるのが難しかったと撮影をふり返った。今週のオンエアでは40代を演じているが「逆に離れ過ぎたほうが、自分のイメージする40代を演じられた」という。またオーディションで合格した瞬間の映像も初公開。この直前に「ニャンちゅう」のモノマネを披露したそうで、スタジオでもモノマネを披露していた。ヒロインに決まった際は18歳、その後10か月に及ぶ撮影を経て、役のなかだけでなく自身も成長を遂げた葵さんの姿に、放送が始まると「おてんちゃん、最初より大人になってる!」「この1年でだいぶ貫禄ついたねえ」「最初と比べて落ち着きというか安定感でている」と、葵さんの成長ぶりに感慨を感じている視聴者からのツイートが数多く投稿。「わかなちゃんは落ち着いてるから、てんちゃんと全然雰囲気違うよね」とてんと実際の葵さんの違いに驚くコメントや、「葵わかなさんって、ほんと、クレバーな方ですねえ。賢いお方。ステキ」「演技力もそうだけど、話し方とかも凄くしっかりしてるなぁ」「お芝居しているときより、素のトークのほうが引きつけられる」と、落ち着いたトークの運び方を評価する反応なども寄せられていた。(笠緒)
2018年03月16日現在放送中の連続テレビ小説第97作目「わろてんか」の撮影が無事クランクアップし、主人公・藤岡てん役の葵わかなが本日2月27日(火)大阪で行われたクランクアップセレモニーに登場した。本作は、吉本興業の創業者である吉本せいをモデルに描くドラマ。明治から昭和初期の活気あふれる商都・大阪を舞台に、ヒロインのてんが愛と笑いをもって家族や仲間たちと懸命に生き、日本で初めて“笑いをビジネスにした女性”と言われるまでを描いた一代記。キャストには、松坂桃李、濱田岳、高橋一生、広瀬アリスら注目の若手俳優が出演したことでも注目を集めた。クランクアップし「あぁ、終わった」この日、セレモニーに登場した葵さんは、クランクアップを迎え「いまの率直な気持ちは『あぁ、終わった』って感じです。なんかやっぱり実感がまだあまりわいていないというか、自分の中でまだ明日も明後日も続くんじゃないかって気持ちがあるので」とまだ終わった感じがしない様子。「でも、本当に長いようで短いようで、やっぱり長い10か月間で、楽しいようで苦しいようで、でも楽しい10か月でした」とふり返った。また、今回朝ドラヒロインオーディション3回目で夢をつかんだ葵さん。「ヒロインに決めていただいた日から“てん”というキャラクターとして『わろてんか』の世界で、個性豊かなキャラクターのみなさんと、支えてくれた多くのスタッフさんと、最後までそれを全うするっていう責任というか役割を与えられて、それがそのままちゃんと後悔することなく全うできて、今日お返しできるというのが、すごくうれしいです」とコメント。「人がいればいるほど、うまくいかないことも…」そして「ここ3日は、みなさんがクランクアップしちゃうのがすごくさみしくて、この10か月の中で一番つらい3日間でした」と語った葵さん。「たくさんの人と作るお話で、人がいればいるほど、やっぱりうまくいかないこともあるし、ぶつかることもあるし、それぞれの考え方とか、それぞれのとらえ方とか表現の仕方があって、その中で私が正義だと思うものを貫くっていうのは、時には難しかったし、でもそういうものを持っていたからこそ、分かり合えた人たちとか、分かり合えた時間があったし、本当に濃い10か月だたなぁと思います」と苦労した点も明かしていた。今日は「皆さんのクランクアップ」「今日は、私のクランクアップでもありますが、本当に最初からずーっと一緒に走ってくださった『わろてんか』のチームのスタッフの皆さんのクランクアップでもあると思います」と述べた葵さんは、「本当に心から『私たち10か月よく頑張ったよね』っていう言葉を伝えたいなと思います。皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました」とスタッフを労った。また放送は3月31日(土)まで続く予定の本作。葵さんは、「最後の最後まで、みんなで精いっぱいやったこの作品を待っていてくださる方がいるっていうのも、すごくうれしいことなので、本当に放送最後の日まで、残りスピンオフとかもあるんですけど、わずかですけど、“てん”として生きられる時間、精いっぱいやっていけたらな、と思います」と最後に締めくくった。連続テレビ小説「わろてんか」は月曜日~土曜日8時~NHK・総合にて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月27日葵わかな演じる“笑い”をふりまくヒロイン・藤岡てんの人生を描くNHK連続テレビ小説「わろてんか」。このほど、本作で夫婦役を務める葵さんと松坂桃李から、“新年のごあいさつ”の写真とコメントが到着した。2017年10月より放送スタートしたNHK連続テレビ小説97作目「わろてんか」は、吉本興業の創業者である吉本せいをモデルに描くドラマ。明治から昭和初期の活気あふれる商都・大阪を舞台に、ヒロイン・藤岡てんが愛と笑いをもって家族や仲間たちと懸命に生き、日本で初めて“笑いをビジネスにした女性”と言われるまでを描いた一代記。主題歌は、松たか子が歌う「明日はどこから」が起用されている。今回2,378名の応募者の中から、朝ドラヒロインオーディション3回目で見事夢をつかんだ葵さんは、本作の出演について「毎日の撮影がとても楽しい」と現在の状況を語り、嬉しかった出来事について「やっぱり『笑顔がステキ』と言ってもらえたことかな。てんちゃんを演じる上でキーになるのが笑顔なので」と語る。また、ヒロインの夫・藤吉役の松坂さんは、「濱田岳くんと高橋一生さんと再び共演が出来たことが嬉しかったです。『軍師官兵衛』で共演しましたが、大阪の地でもう一度集まることができて感激です」と喜び、さらに「兵動大樹さんとごはんに行けたことが楽しかったです。話が面白すぎて、ごはん食べている間ずっとリアルにスベらない話で最高に楽しかったです」と明かした。2018年を迎え、今年の抱負やチャレンジしたいことについて問われると、「チャレンジする気持ちは忘れないでいたい」と言う葵さんは、「今回の現場で、みんなで一緒にモノを作ることの可能性を強く感じました。なので、人と積極的に関わることや、てんちゃんのように誰とでも心を開いて、色んなことにチャレンジしていく年にしたいです」とコメント。一方松坂さんは、「2017年にやってきたことの成果を出すことが目標」と言い、「あとは、VR機器を買うことですかね(笑)」と具体的な目標(?)を話していた。年明け本編の再開は、明日4日(木)から。第14週「みんなの夢」は、大阪で安来節を流行らせようと、てんと藤吉は島根から踊り子4人を連れてきて安来節乙女組を結成。稽古もうまくいかず大阪の暮らしに馴染めない中、とわ(辻凪子)がてんの幼い息子・隼也(南岐佐)と家出騒動を起こす。とわは自分が乙女組の結束を乱していると落ち込んでいたが、都(大後寿々花)らほかのメンバーと話し合うことで結束が固くなった。踊りに艶っぽさが足りないと感じた風太(濱田岳)は、リリコ(広瀬アリス)に指導を頼む。4人は厳しい指導に反発するが、的確なアドバイスに心を開いていくというあらすじだ。連続テレビ小説 「わろてんか」は月曜日~土曜日8時~NHK・総合にて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月03日芸人・又吉直樹さん脚本のドラマ『許さないという暴力について考えろ』にて主人公・チエを演じる森川葵さんに、お話を伺いました。又吉直樹さんが脚本に初挑戦!不寛容をテーマにした人間ドラマ。初執筆の長編小説『花火』で芥川賞に輝き、300万部を超える売り上げを記録した芸人・又吉直樹さんが脚本に初挑戦したドラマ『許さないという暴力について考えろ』。森川葵さんは、服飾専門学校に通う物語の主人公・チエを演じている。「この企画を聞いたとき“又吉さん、脚本まで書いちゃうんだ!”って、びっくりしました。本当にこういう人のことを天才っていうんだなぁって。何でもできてすごいですよね。残念ながら撮影中はお会いできるタイミングがなかったんですけど、いつかお会いしてみたいなぁ」物語の舞台となるのは、又吉さんが下積み時代を過ごした“東京の象徴”渋谷。撮影もすべて、実際に渋谷の街で行われたそう。「渋谷でのロケなんて、考えただけで大変だろうなって。監督からも、“人や車をすべて止めて撮影することは無理なので、一発で決めて、さっとはけるスタイルでいこう”と言われていたんです。でも渋谷って、普段からロケバスが停まっていたり、カメラを抱えてる人がいたり、街にいる人も撮影なんて慣れっこな雰囲気。全然気にしてないというか、むしろみなさん空気を察してくれていつ感じで…。それなりの覚悟をして挑んだのに意外とスムーズに進んだんですよね(笑)。もちろん、私が知らないところでスタッフさんはいろいろ大変だったとは思うんですけど…」物語のテーマは、他者や自己に対する不寛容さ。チエは東京に流され、流行の服ばかり追い求める自分自身を許せないまま過ごしている。「チエちゃんの気持ち、わかるんです。私も仲良しの友達のファンションに影響を受けすぎてしまったり、人に流されやすいタイプ。言いたいこともあまり人に言えなくて、そんな自分がイヤになります。でもこの作品に出合って、自分のことが許せないのは誰しもが抱いたことのある感情なんだなぁって。演じ終わったあとは、もう少し自分のことを許してあげてもいいのかなって思いました。自分のことを許してあげられないと、苦しいから。このドラマが、みなさんの肩の力を抜くきっかけのようなものになれたら嬉しいです」もりかわ・あおい1995年6月17日生まれ、愛知県出身。女優。さまざまな映画やドラマに立て続けに出演。2018年には『DRIVE OVER』『嘘八百』『リバーズ・エッジ』の3本の出演映画の公開が控えている。シャツ¥50,000(メゾン キツネ/メゾン キツネ カスタマーセンターTEL:0120・667・588)流行の服を追い求める日々に葛藤するチエは、漫画家の姉や渋谷で出会う人との関わりの中で、自分の色を見つけることの大切さに気づいていく。出演/森川葵、森岡龍ほかNHK総合12月26日(火)22:00~22:49放送。※『anan』2017年12月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・Babymixヘア&メイク・成島 亮インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年12月26日香取慎吾と山崎弘也がMCを務める人気番組「おじゃMAP!!」。11月29日(水)放送の本番組は、ゲストに加藤浩次を迎え、「加藤浩次が香取慎吾とやりたいこと」を山崎さんがディレクターとなり、色々なことを仕込み、仕切ってロケしていく模様を放送する。香取さんと“ゆっくり飲みながら話がしたい”というリクエストに、加藤さん行きつけのスナックで“本音トーク”を展開。加藤さんは「あのときは本当にうれしかった」としみじみふり返る、香取さんにずっと伝えたかった“ある思い”を語り始める…。また今回、スペシャルゲストとして2002年放送のドラマ「人にやさしく」で共演した松岡充と須賀健太がサプライズ登場!当時の映像を見ながら、いまだから話せる思い出話が続出!4人同時の久々の再会に、ドラマの裏話やマル秘恋話が飛び出したり、ドラマ主題歌を全員で熱唱したりと、大盛り上がり。さらに加藤さんから、「あるモヤモヤしたことをスッキリさせたい」と発言が。それは、2014年の「27時間テレビ」で行った水上大相撲。そこで加藤さんと香取さんが対戦し、その結果、微妙なジャッジで加藤さんが勝利したため、モヤモヤした気持ちが3年間おさまらいのだとか。そこで今回、セットを再現して「水上大相撲」を開催。果たして結果は…?加藤浩次がゲストの「おじゃMAP!!」は11月29日(水)19時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月27日現在放送中の連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインを務め、注目を集める女優・葵わかなの来年のオフィシャルカレンダーが、12月7日(木)に発売されることが決定。あわせて表紙を始め収録カットが公開された。BS朝日「女優堕ち」でのドラマ初主演以来、「舞え!KAGURA姫」や『ホラーの天使』で主演を務め、矢口史靖監督の話題作『サバイバルファミリー』には主要キャストとして出演した葵さん。また、ケイ・オプティコム「mineo」、「アート引越センター」のCMにも出演中と、いまやテレビで見ない日は無いと言っても過言ではない。そんな彼女がヒロイン・藤岡てんとして現在出演中の連続テレビ小説「わろてんか」では、弾けるような笑顔でドラマ視聴者たちを虜に。視聴率は初日から連日20%越えするなど、早くもヒットの兆しを感じさせている。そんないま注目の彼女の5作目となるオフィシャルカレンダーは、10代最後となる等身大のいまの姿がナチュラルに写し出されている。溢れんばかりの愛されキュートな魅力をキャッチした珠玉の撮り下ろしカット全14枚で構成。B6判・卓上ケース入り仕様となっており、癒し系キュートな笑顔からちょっぴり大人なアンニュイスマイルまで、月ごとに違う表情を楽しめる内容となっている。なお本カレンダーは、STARDUST SHOPPERS、ローソン店頭Loppi・ローチケHMVでは購入特典としてボーナスページが追加。絵柄はそれぞれ異なるので、詳しくは特設Webサイトを確認してみて。■葵わかなコメント10代最後のカレンダーができました。シンプルに、いましか撮れない、いまの私をそのまま写し出したものになっているかなと思います。お花が好きなので一緒に撮影できて嬉しかったです。「葵わかな オフィシャルカレンダー2018」は12月7日(木)発売。(cinemacafe.net)
2017年10月16日NHK連続テレビ小説『わろてんか』ヒロインに抜擢された葵わかなさんに、現場での様子を語っていただきました。初めての“朝ドラ”は戸惑いの連続。ずっと走り続けている感じです(笑)。明治から昭和初期の大阪を舞台に、日本で初めて“笑い”をビジネスにした女性の半生を描くNHK連続テレビ小説『わろてんか』。天真爛漫でいつも笑顔を絶やさないヒロイン・藤岡てんを演じるのは、2378人の応募者の中からオーディションで選ばれた葵わかなさん。「オーディションを受けたときは、手応えを1ミリも感じていなかったんです。発表会見のあと、両親や友達から『よかったね』という連絡が来て初めて合格した実感が湧いたくらいで(笑)。でも、てんちゃんの芯が強い部分は、自分と似たところがあるのかも。もちろん、似ていない部分もありますが、そこはお芝居で寄せていくようにしています」初めての“朝ドラ”の現場は、戸惑いの連続だったそう。「今までの現場とは何もかもが違いすぎて。1週間のスケジュールがきっちり決まっていることにも驚きましたし、1日に撮る分量も多く、ペースも速いので、とにかくずっと走り続けている感じです(笑)。最初はペース配分もわからず、振り回されていたんですけど、4か月たってようやく慣れてきました」そんな慌ただしい現場で葵さんの癒しとなっているのが、子役の存在。「私、このお仕事をしていなかったら保育園の先生になっていたくらいに、子供が大好きなので、もうかわいくてかわいくて…♪そのうち、てんちゃんの子供が生まれるシーンも描かれますが、自分が経験したことのない母親という役を演じるのはとても難しいけれど、そのぶん楽しみでもあるので、良き母を演じられればいいなと思います」来年の3月まで休むことなく続く撮影が終わったら、やってみたいことがたくさんあるそうで…?「まず、車の免許を取る。そして、韓国語の勉強を始めたいです。私、週に1回は食べてるくらい韓国料理が大好きなので。それから、宝塚が好きなこともあり、フランスの革命史に興味があるんです。だからベルサイユ宮殿に行ってみたい!もう行くことは決めているので、あとはタイミングの問題ですね(笑)」あおい・わかな1998年6月30日生まれ、神奈川県出身。女優。2018年公開の映画『ミッドナイト・バス』に出演。映画『サバイバルファミリー』のBlu-ray&DVDが好評発売中。ワンピース¥43,000(Y.M.Walts/MARVIN&SONSTEL:03・6452・3982)いつも周りに笑いを振りまく藤岡てんは、ひょんなことから夫婦で寄席経営を始めることに…。出演/葵わかな、松坂桃李、濱田岳、高橋一生、鈴木保奈美、竹下景子、遠藤憲一ほか。NHK総合、毎週月~土曜8:00~放送中。※『anan』2017年10月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・吉田美幸インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年10月04日絶世の美男子の恋物語を綴った「源氏物語」。平安時代から読み継がれるこの物語には、いつの時代も変わらない悩み多き男女の恋愛模様が描かれています。そんな源氏物語を支えるのが源氏が恋に落ちる個性豊かな姫君達です。源氏から愛された、その"愛され力"を彼女達から学んでみましょう♪品格のある女〜葵の上〜葵の上は源氏の最初の妻です。源氏がまだ12歳という若さで婚約した、いわゆる政略結婚の相手でした。お嬢様故のプライドの高さと源氏よりも年上という負い目から、上手に甘えることが出来ず結婚当初はあまり良い夫婦関係とは言えませんでした。そして、源氏の子を産みようやく打ち解けた途端、命を落としてしまいます。彼女の死を家族だけでなく、数多くの家来が悼みました。その姿から、それまで気がつかなかった彼女の人望と情深さが明るみになります。源氏は失って初めて甘え下手な女の真の優しさに気がつき、葵の上の死を嘆きました。老若男女、万人に愛される品格プライドが高く冷淡なイメージで描かれることの多い葵の上ですが、それは単に恋愛の仕方を知らなかっただけでしょう。誰かに恋する前に源氏と婚約し、家を守るという大役を任されたのだから仕方ありません。源氏に対して冷たい態度を取ってしまうのも、不安や寂しさ故のこと。その証拠に、比較的自由に仕える主人を決めることの出来た当時、彼女の元には数多くの者が仕えていました。本当に冷たい人だったのならそんなに多くの人が仕えることはなかったでしょう。身分も性別も関係なく慕われていた葵の上。その姿からは裏表のないおおらかさ、そして"品格"がうかがえます。生きている間に彼女のそんな魅力に気がつけなかった源氏はまだまだお子様だったのでしょうね。妻にしたいと思わせる!葵の上的"品格ある女"とはそもそも葵の上は帝へ嫁入りさせる為に幼い頃より英才教育を受けていた姫君です。そんな超お嬢様の葵の上が、つけ上がることなく多くの人々から慕われる品格を身に付けることが出来たのは、彼女が"思いやり"の心を持っていたからでしょう。自分を慕う人々への感謝と、彼らを守る責任感が葵の上の"品格"なのです。この"品格"は今も昔も良妻の必須アイテムと言えます。周りへの気配りと自身の役割への責任感を兼ね備えた女性なら安心して家庭を任せることが出来ますよね。葵の上的"品格ある女"になる為にでは、品格とはどのようにしたら身につくものなのでしょうか?葵の上のように超お嬢様である必要はありませんが、身につけたいからと言って突然身につけられるものでもありません。品格とは毎日の行いの積み重ねによって少しずつ光を強くしていくオーラのようなものなのです。まず、周りの人の行動や発言に敏感になることが大切。相手が嫌がること、喜ぶこと、どうして欲しいか、欲しくないか…相手の動きからそれらを推測し先回り出来るようになりましょう。そして、次は自身の行動や発言に責任を持つことです。どんな小さな約束でも守ることが出来るようになりましょう!品格に貧富や容姿は関係ありません!また、品格は恋愛だけでなく様々な人間関係を豊かにしてくれます!恋も仕事も充実した現代版"葵の上"になりましょう♡
2017年07月11日