北村匠海、山本舞香、伊藤健太郎、加藤諒、浅香航大ら若手俳優出演で人気ギャグ漫画を実写化する映画『とんかつDJアゲ太郎』。この度、北村さんや伊藤さんらが“とんかつDJゲーム”で遊ぶ特別映像が到着した。今回の動画では、主人公・アゲ太郎役の北村さんをはじめ、ライバルDJ屋敷役の伊藤さん、アゲ太郎の友人“三代目ブラザーズ”を演じた加藤さんと浅香さんという4人が、それぞれの部屋からゲームを楽しむ様子が映し出される。映像で行われているのは、“アゲアゲゲーム”と題された、いますぐ自宅でみんなで楽しめる簡単なゲーム。4分割にされた映像が現れ、まず北村さんが伊藤さんを「とんかつ!」と言いながら指名し、伊藤さんは加藤さんに「DJ!」と指名、そして北村さんと浅香さんが「アゲアゲ!」とリアクションする。さらに映像では、ミスする場面も…。「みんなで遊んでみてください!みんなでやると面白いよ!」と北村さんもメッセージを送っている。『とんかつDJアゲ太郎』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:とんかつDJアゲ太郎 近日公開©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
2020年04月28日俳優の北村匠海が主演を務める、映画『とんかつDJアゲ太郎』(近日公開)の特別映像が28日、公開された。同作は原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろうにより、集英社『少年ジャンプ+』で2014年から2017年まで連載されていたギャグ漫画を実写化。東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」を舞台に、主人公・勝又揚太郎(北村)は弁当の配達ではじめて訪れた渋谷のクラブで、音楽にあわせ盛り上がるフロアにこれまでにない高揚感を体感し、“とんかつ”も“フロア”もアゲれる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指す。動画では、主人公・アゲ太郎役の北村匠海をはじめ、ライバルDJ屋敷役の伊藤健太郎、アゲ太郎の友人“三代目ブラザーズ”役の加藤諒・浅香航大の4人がゲームをそれぞれの部屋から楽しむ。北村が「お家で皆様に楽しい時間を過ごして欲しいなと思いまして、映画『とんかつDJアゲ太郎』チームでゲームをして遊んでみました!」とスタートを切ると、加藤が「イェーイ! アゲアゲ~! ブヒブヒブヒ~!」とテンションMAXで登場し、浅香も「撮影現場でも空き時間でいろんな遊びをしました」とのコメント。伊藤は「ちょっとしたリフレッシュになればと思います」とメッセージを送る。“アゲアゲゲーム”と題されたゲームは、リモート会議の画面を利用したもの。画面越しで「とんかつ!」「DJ!」と指名を回し、「DJ!」と指名された人物を挟んだ2人が「アゲアゲ!」と手振りを交えながらリアクションする。オンラインで友人や家族とグループ通話をする機会や、オンライン飲み会など新たなコミュケーションが増えている昨今、自宅で楽しめる“とんかつDJゲーム”となっている。
2020年04月28日北村匠海が“アゲ太郎”を演じ、人気漫画を実写化する『とんかつDJアゲ太郎』。この度、北村さんら映画のキャストが出演し、ゆっくりした時間が流れるチルアウト映像が到着した。“チルアウト”とは、ゆっくりする、まったりするという意味を持つ言葉で、原作漫画でも、アゲ太郎が踊り疲れた身体をオイリーのプレイでしっとり冷まし、チルアウトを体験。今回到着した映像では、映画撮影の合間にキャストがチルアウトする様子が収められており、ネックピローをつけてまったりする北村さんをはじめ、目を閉じリラックスするヒロイン苑子役の山本舞香、落ち着いた様子のアゲ太郎のライバル・DJ屋敷蔵人役の伊藤健太郎、ゆったりと休憩中のアゲ太郎の師匠DJオイリー役の伊勢谷友介。さらに、アゲ太郎の仲間たちを演じる加藤諒、浅香航大、栗原類、前原滉、そして北村さんの5人がお茶を飲む場面も登場。思わず見ているこちらもまったりする映像となっている。また今回、YouTubeジャンプチャンネルにてアニメ「とんかつDJアゲ太郎」第1話が無料配信開始される。▼アニメ「とんかつDJアゲ太郎」第1話映画『とんかつDJアゲ太郎』は6月19日(金)より全国にて公開。アニメ「とんかつDJアゲ太郎」は各所で配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:とんかつDJアゲ太郎 2020年6月19日より全国にて公開©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
2020年03月29日北村誠吾・地方創生担当大臣(72)が9月14日、地元・長崎県佐世保市で会見を行った。同県は石木ダムの建設に揺れているが、それにちなんで北村大臣が「誰かが犠牲に」と発言したためネットで物議を醸している。石木ダムは川棚川流域の治水と佐世保市への利水を目的に75年に建設が決まったが、地権者からの反対があり本体着工ができていない。いっぽうで国は13年に事業認定、県も家屋などの強制収用の手続きを進めている。そんななか、「長崎県は石木ダムの必要性を十分に説明してきたのか」「42年前の計画は現在でもふさわしいのか」と妥当性を問う声が。また約538億円にものぼる税金を投じて美しい景観にダムを作るということもあり、坂本龍一(67)や伊勢谷友介(43)といった著名人たちも建設を反対している。にもかかわらず予定地の明け渡し期限は11月18日となっており、立ち退かなければ行政代執行が可能となる。北村大臣は14日、会見で過去の佐世保の大渇水に言及。そして地域の発展のためにも新たな水源が必要であると強調した。地権者の水没予定地への愛着を理解しながらも「何かを犠牲にして人々は生きている」と発言。さらに県と市について「地権者が『協力せざるを得ない』『収用に至らざるをえない事情があったんだ』と思うような歩み寄りや真剣さが必要」と話し、こう持論を展開した。「みんなが困らないように生活するためには、誰かが犠牲、協力して、人のために役に立とうという精神で世の中は成り立っている」15日の朝日新聞によると、北村大臣は自身の発言について「互いに犠牲的精神を発揮し、助け合って世の中は回っていると一般論を言った」と説明したという。しかしこの北村大臣の発言に、Twitterでは否定的な声が上がっている。《犠牲になる「誰か」が、自分自身だったり、自分の身内だったことがあるのか》《自己犠牲は犠牲を強いる側が賞揚しちゃいかんだろう》《多数の利益のために少数者が犠牲になれ…こういう理解がおかしい人には絶対に権力を持たせてはいけないという典型的な暴言》北村大臣は11日の就任記者会見で担当分野の政策を問われた際、答えに窮し「これから勉強させていただきたい」とコメント。さらに13日の会見で視察に訪れたい地域を問われたところ、「どこへということは特別に私としてはない」「この役所が受け持っている仕事はたくさんあるが、そこら辺を正確にまだ把握できていない。正確な認識をしたうえで取り組んでいきたい」などと発言していた。
2019年09月17日「服は内臓」。 着れば 「俺はこういう奴だったんだっ」とわかって、 この一着さえあれば、 バイクでどこまでもいける、 そんな気分にさせたいの。 ―― 『衣装術2』インタビューよりスタイリストを自称しない日本を代表するスタイリスト、北村道子が新刊『衣装術2』を発売した。同書では、浅野忠信や松田龍平ら人気俳優34人、写真家6人との10年にわたるコラボレーションを記録した写真126点と、録り下ろしインタビューを収録。北村が手がけた比類なき映画衣装やスタイリング、撮影の背景にとどまらず、アートや、仕事論、自身のルーツまで、縦横に語りつくしている。撮影:鈴木親 <登場する俳優>窪塚洋介・松田龍平・新井浩文・安藤サクラ・水原希子・村上淳・門脇麦・東出昌大・りょう・染谷将太・浅野忠信・オダギリジョー・池松壮亮・村上虹郎・高良健吾 他<写真家>鈴木親・高柳悟・鶴田直樹・富永よしえ・大森克己・荒井俊哉【プロフィール】北村道子 (きたむら・みちこ)1949年、石川県生まれ。サハラ砂漠やアメリカ大陸、フランスなどを放浪ののち、30歳頃から、映画、広告、雑誌等さまざまな媒体で衣裳を務める。2007年に映画『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』で第62回(07年)毎日映画コンクール技術賞を受賞した。著書に『Tribe』『COCUE』(以上 品切)、『衣裳術』(小社刊)がある。【書籍情報】『衣装術2』出版社:リトルモアA5判/並製/192ページ 装幀:大橋修、表紙:門脇麦価格:2,000円
2019年02月05日土屋太鳳×北村匠海×小関裕太というフレッシなキャストが集結した青春映画『春待つ僕ら』。土屋さん演じる主人公・美月をめぐって劇中でライバル関係になる北村さんと小関さんが、それぞれの女性へのアプローチについて明かした。美月と同じクラスで、校内で大人気のバスケ部員・永久(とわ)を演じる北村さん。そして、美月の幼なじみの亜哉(あや)を演じる小関さん。「永久は、さりげないボディタッチや、頭ポンポンとかは全然できないんです(笑)」という北村さんは、自身が演じたキャラクターをそう分析しつつ、「僕自身も永久っぽい部分もがあって、永久のように不器用に伝えていく感じだと思います」と女の子へのアプローチ方法を明かす。また、小関さんも、「僕も割と亜哉に似ているなと思うので、寄り添うタイプかな」と自身の演じたキャラクターに似ていると言う。■美月と惹かれ合うのは、ごく自然な成り行き不器用な恋愛観を明かした北村さんは、劇中での美月と永久の関係について「出会った瞬間は好きではないけど、お互いにとって“運命的に出会った”感じを出してほしいと監督から言われました」と明かし、「タイミングとか何かのきっかけではなく、物語が進んでいくうちに、2人が何も考えずにじわじわと距離が縮まる感じで演じました」と不器用な永久が美月に惹かれたのは、ごく自然な成り行きだったと語る。一方で、好きな人に寄り添うタイプの小関さんは、美月に対する亜哉の感情を「美月がなかなか一歩踏み出せないところが、亜哉にとっては可愛らしくて守ってあげたい。幼少期から励ましてあげたい、背中を押してあげたいと思っていて、大人になってからもその気持ちは大きくなっていきます」と告白。永久のように日々の中で惹かれ合う恋愛とは異なり、亜哉の渡米で一度は離ればなれになってしまうも、美月への気持ちを日々募らせていたことに触れた。■火花バチバチ!?「永久は内側に燃えるような情熱がある」と小関さんそんな美月へ想いを募らせる永久と亜哉だが、「永久は、クールで冷静に見えるけど、内側に燃えるような情熱がある。亜哉に対する対抗心もあって、それに亜哉も気づいている」と小関さん。亜哉は自身の美月への想いの深さに自信を持ってはいるが、永久の美月への想いに脅威を感じている、と自身でも認めている。果たして美月の心を動かすのは、永久か?亜哉か?美月をめぐる対決だけでなく、永久と亜哉はバスケでも熱い対決を繰り広げることになる。バスケと、友情、そして恋。彼らをはじめ様々なキャラクターたちが紡ぎ出す青春の物語は、この冬、心を熱くしてくれそうだ。『春待つ僕ら』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:春待つ僕ら 2018年12月14日より全国にて公開©あなしん/講談社 ©2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会
2018年12月25日俳優の北村諒が26日、東京・池袋のアニメイト池袋本店でムック本『編集長・北村諒「Another Life」』(発売中 2,900円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。同書は、俳優が編集長となり、コンセプトや企画内容を考えて本の中で表現するムック本シリーズの第2弾。今回は『あんさんぶるスターズ!』や『刀剣乱舞』、『弱虫ペダル』といった人気漫画やゲームの舞台で2.5次元俳優として人気を呼んでいる北村諒が編集長に。タイトルにもなっている『Another Life』の通り、北村がもしも違う人生だったら? というテーマで7つの人生を写真などで表現している。この日の発売記念イベントは、編集長としてファンに名刺を渡すということで、スーツ姿で登場した北村。本の内容について「今、役者という人生を歩んでいますが、ファンの方に役者じゃない自分だったらどういう職業だったのか、どういう人生を送っていたのかということを詰め込んだ本になっています」と紹介し、お気に入りの写真を「レーサーの写真ですね。実際に鈴鹿サーキットで運転しました。刺激的でしたが、めちゃくちゃ怖かったですよ。レーサーのすごさを身をもって知ることができたので、すごくいい経験になりました」と満足げ。続けて「役者ではない人生を本の中でさせていただきました。役者になる前のことなど昔のことが書いてあるインタビューもありますので、北村諒を新たに知ることができると思います。隅々まで堪能していただければ」とアピールした。同書の中には芸姑の写真も収録されている。「性別が違ったものをやってみたくて芸姑さんを選びました。女性特有の職業を考えた時に、キャバクラよりは芸姑さんかなと(笑)」と芸姑を選んだ理由を説明し、実際にお座敷に通って芸姑の所作を学んだそうだが、「本当に所作が素晴らしくて、女将さんたちの所作は1日2日じゃ身につかないですね。すぐに出来るものではないと感じました」と反省の弁も。とは言うものの、芸姑の所作には感動を覚えたらしく、「首や手の角度、お客様に対して話しかけるポジションみたいなものが、自然に形として出来上がっていました。女性特有の所作だったり、美しさがすごく感じられたし、それを間近で見れてよかったですね」と刺激を受けた様子だった。
2018年08月27日天海祐希と佐々木蔵之介の共演で日本が世界に誇る天才数学者・岡潔(おか きよし)とその妻の人生を描くスペシャルドラマ「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」が、2月23日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で放送となる。晴れでもゴム長靴を好み、ヨレヨレのスーツにネクタイはしない。天才ゆえに苦悩し、挫折し、数学という世界に閉じ込められてしまった大阪生まれの天才数学者、岡潔と、潔にふり回されながらも妻として夫を信じぬいた1人の女性、岡みち。夫は誰からも認められず、数学に打ち込むあまり家計は火の車。何の根拠も保証もない。そして、愛する夫が目指しているものすら理解できない。やがて、世界の難問に立ち向かい、1つずつ解決していく岡潔。しかし、日本の数学界は彼を全く評価せず、夫婦は絶望と混乱の渦にのみこまれる…。それでもみちは、狂わんばかりの勢いで数学に取り組む潔の純粋さを理解し、前向きに、ひたむきに、数々の苦難を乗り越えていく。みちの強靭でまっすぐな愛により、やがて夫・岡潔は世界から評価を集める存在に、そして1960年、文化勲章受章を受賞する――。みち役に天海さん、岡潔役に佐々木さんと11年ぶりの夫婦役共演を果たすほか、京都大学の学友で、数少ない潔の親友でもある秋月康夫に生瀬勝久。潔の業績が世界に認められるきっかけをつくった京都大学の数学科教授・木下則雅に立川談春。明治から昭和初期にかけて活躍した天才的将棋士・阪田三吉に笹野高史。潔の父で金銭面での援助も惜しまなかった岡寛治に寺田農。みちと潔の結婚に不安を抱いていたみちの父・小山玄松に渡辺哲。北村眼科医院を開業する北村純一郎に内場勝則。北村の妻でみちの姉でもある北村みよしに萬田久子。貧しい生活ながら天才棋士である夫の三吉を支えた妻・阪田コユウに泉ピン子といったキャストが出演。知られざる大数学者の奇想天外な人生を、かけがいのない伴侶であるみちの目線から描いた読売テレビ開局60年スペシャルドラマ「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」は2月23日(金)21時~日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で放送。(笠緒)
2018年02月23日「全国どこに行っても、原発を止めなきゃいかんという声は根強いよ。この法案を国会に提出して、与野党で議論を深めていきたい」 そう語るのは、小泉純一郎元首相(76)。小泉氏が言う“この法案”とは、「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」のこと。1月10日、小泉氏が顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」は骨子を発表。国内にある原発の即時廃止や、再稼働の停止、核燃料サイクルの廃止、自然エネルギーへの早期転換などを求めている。野党とも連携し、今国会での法案提出を目指す。 ’11年に起きた福島第一原発事故の悲劇を目の当たりにし、原発推進から、“脱原発”へと大きく考えを変えた。’13年ごろから講演で全国を回っていたが、近年、高浜原発(福井県)、川内原発(鹿児島県)など、再稼働を進める動きに危機感を強め、講演のペースは一気に上がった。 「北海道から九州まで、平均月に2~3回だったのが、昨年の10月は10回、11月は8回。さすがにちょっとやりすぎたかな(笑)。でも依頼が引きも切らないんだよ」(小泉氏・以下同) すでに、今年11月の公演予定も入っているという。どの会場も満員で、「小泉さん、脱原発がんばって!」と声がかかる。 「私も首相のときは、原発を推進していた。だけど、それが間違いだったとわかったから、考えを改めた。過ちだとわかって改めないことこそ、本当の過ちなんだよ」 小泉氏がここまで必死になるのは、自身も、「原発推進派のウソ」に騙されていた、という後悔があるからだ。 「原発推進派は、日本の原発は安全だと言い続けていたけど、原発に“絶対安全”なんかないことは、福島の事故でよくわかった。とくに日本は、地震や津波、火山の噴火が何年かごとに必ずやってくる。地質学的にも危険な地域だ」 それでも政府は「原発の電気は、ほかの電気と比べて、もっともコストが安い」と試算して、「原発を動かさないと国富が流出する」などと言っている。 「政府の試算には、膨れ上がる廃炉費用や賠償費用、除染費用などは、十分に含まれていない。東電は、福島第一原発を40年で廃炉にするというが、もっと時間がかかるよ。いま21.5兆円と試算されている事故処理費用は、さらに膨らむ。いまでさえ東電は支払えなくて、政府が肩代わりしているんだ」 東電は、事故処理費用を電気代に上乗せして利用者に支払わせている。つまり、国民にツケを回しているのだ。 「政府は、原発の依存度を減らすと言いつつ、“国の重要な電源”と位置づけて、原発の割合を20~22%に高めると打ち出している。そのためには、原発を30~40基新設しないといけない。原発を1基造るのに、事故前は約5,000億円。これからは安全対策費などがかさむから、1基につき1兆円以上かかるんだ」 こういう現状がありながら、安倍首相は、なぜ原発をやめないのか。 「それが不思議でしょうがないんだ。『推進派に騙されるなよ』と言ってもニヤニヤ笑っているだけ。首相が、やめると言ったらやめられるのに」 秋には自民党総裁選がある。“安倍一強”と言われるが、その牙城を崩す存在は現れるのだろうか。小泉氏は意外な名前を挙げた。 「外務大臣の河野太郎さんなんかはね、期待できる。本来は原発反対だけど、いまは立場があるから抑えているね。総務大臣の野田聖子さんと岸田さん(元外相)はわからないなぁ。進次郎?まだまだ……彼も福島の原発はゼロにしろと言っているよ。でも、まぁ若いから自分の立場をわきまえているよ。私のいろいろな講演録を読んで勉強はしているらしい。それを読んで自分で考えろと。もうこっちは政界引退しているんだから」 自分の意志を継いで、“脱原発”を成し遂げる人物が現れるまで、小泉氏は「これまでどおり原発ゼロ運動を続けていく」と力強く語った。
2018年02月05日綾瀬はるかと坂口健太郎が初共演する映画『今夜、ロマンス劇場で』。この度、本作で“大スター役”で登場する北村一輝の衝撃的な場面写真が到着した。北村さんが演じるのは、映画監督を夢見る健司(坂口さん)が勤務する京映撮影所の看板スターで、大人気映画『ハンサムガイ』シリーズの主演を務める超ナルシストなイケメン俳優・俊藤龍之介。彼はどんなトラブルにも動揺しない、超ポジティブな性格の大スターで、劇中では大物オーラをこれでもかと周囲にふりまいているのだが、その様子が覗ける場面写真が今回公開。■中世ヨーロッパの貴族を彷彿とさせる衣装も違和感なし!映画『テルマエ・ロマエ』では、次期ローマ皇帝候補・ケイオニウス役を好演し、日本人という枠を超越していた北村さん。本作でも日本人には似合わないだろうと思われる、真っ白なフリルが目を引く中世ヨーロッパの貴族を彷彿とさせる衣装、見事にイケメンに着こなしている。■大物スターらしく白いスーツで京映撮影所の大人気映画『ハンサムガイ』シリーズの主演を務める看板スターである俊藤。この場面写真は、大物スターらしく白いスーツをピシッと着こなし、自身が看板スターであることをモノクロお姫様・美雪(綾瀬さん)にアピールしているシーン。周囲の取り巻きも一緒に『ハンサムガイ』を全力でアピール!■いかなるときも美しく!続いての写真は、撮影中にケガをしたのか頭に氷袋を乗せる姿、車いすで包帯ぐるぐる巻きになりながらもTV番組に出演を果たしている姿、さらにピンクのスーツをさらりと着こなすも、なぜかペンキまみれな姿…。ケガをしようと、ペンキまみれになろうと、大スターは凛とした佇まいを見せ、美しさを損なわない!しかし、撮影中にケガとは…『ハンサムガイ』シリーズはアクションシーン満載の作品なのだろうか?■一見誰かわからない、連獅子姿でもハンサム!クランクアップなのか、花束を抱え連獅子姿の場面写真。顔を白く塗り、一瞬誰だかわからぬ風貌だが、凛とした表情にどこか美しさを感じる。俊藤が命を懸ける『ハンサムガイ』シリーズの過去タイトルは、『帰って来たハンサムガイ!』『レッツゴー! ハンサムガイ』といった、俊藤の格好良さが際立つものばかり。本作では彼の天才的なアイディアにより、前衛的かつ独創的だと語る“妖怪ミュージカル”の撮影風景が覗けるという。彼の活躍も見逃せない。『今夜、ロマンス劇場で』は2018年2月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月26日天海祐希が天才数学者の夫を支え続けた妻を演じ、佐々木蔵之介がその天才数学者に扮するスペシャルドラマ「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」。このほど、本作に生瀬勝久、立川談春、笹野高史、寺田農、渡辺哲、内場勝則、萬田久子、泉ピン子ら豪華俳優陣の出演が明らかとなった。「ここまで人を愛し、信じぬくことができますか?」日本が世界に誇る、大阪生まれの天才数学者、岡潔(おか きよし)。晴れでもゴム長靴を好み、ヨレヨレのスーツに、ネクタイはしない。天才ゆえに苦悩し、挫折し、数学という世界に閉じ込められてしまった男。そんな潔にふり回されながらも、妻として夫を信じぬいた1人の女性、岡みち。夫は誰からも認められず、数学に打ち込むあまり家計は火の車。何の根拠も保証もない。そして、愛する夫が目指しているものすら理解できない。やがて、世界の難問に立ち向かい、1つずつ解決していく岡潔。しかし、日本の数学界は彼を全く評価せず、夫婦は絶望と混乱の渦にのみこまれる…。それでもみちは、狂わんばかりの勢いで数学に取り組む潔の純粋さを理解し、前向きに、ひたむきに、数々の苦難を乗り越えていく。みちの強靭でまっすぐな愛により、やがて夫・岡潔は世界から評価を集める存在に、そして1960年、文化勲章受章を受賞する――。知られざる大数学者、岡潔の奇想天外な人生をかけがいのない伴侶・みちの目線から描いた悲喜こもごも、波瀾万丈のヒューマンストーリーとなる本作。天海さんと佐々木さんが11年ぶりに夫婦役で共演することも話題を呼んでいる。そんな本作で、「あたたかい愛の物語を盛り上げてくれる豪華キャスト陣」(汐口武史プロデューサー)が決定した。■秋月康夫: 生瀬勝久京都大学で岡潔の学友。潔の親友と呼べる数少ない人間で、潔の天才的な数学の才能を早くから認め、みちとともに潔を支えた。■木下則雅: 立川談春京都大学・数学科教授。潔の数学的発見をなかなか認めなかったが、潔の業績が世界に認められるきっかけをつくる。■阪田三吉:笹野高史明治から昭和初期にかけて活躍した天才的将棋士。晩年は目が悪く、北村眼科に通っていた。■岡寛治:寺田農潔の父。潔に期待し、金銭面での援助も惜しまなかった。■小山玄松:渡辺哲みちの父。みちと潔の結婚に不安を抱いていた。■北村純一郎:内場勝則みよしの夫。北村眼科医院を開業。■北村みよし:萬田久子みちの姉。北村眼科医院を開業している北村純一郎の妻として、眼科で働く。ざっくばらんな性格で、みちの相談相手でもある。■阪田コユウ:泉ピン子天才棋士・阪田三吉の妻。貧しい生活ながら夫の三吉を支えた。金曜ロードSHOW!特別企画 読売テレビ開局60年スペシャルドラマ「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」は2月23日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月22日NHKでクリスマスイブの夜に放送されるドラマ「ビューティフル・スロー・ライフ」の完成披露試写会が12月22日(火)に開催され、主演の常盤貴子、北村一輝が登壇した。4K技術を使用して撮影された本作。ある劇団のサエない美術係の男“彼”と看板女優の“彼女”がともに人生を歩んでいく過程を時代の移り変わりとともに4つの章で描き出す。常盤さんは舞台女優の役を演じるということについて「プレッシャーがありました」と述懐。「本当のことを言うと、日本中の演劇関係者の方には見てほしくない(苦笑)」と語るが、完成した作品を見て、その仕上がりに驚いたとも。「メイクさんや衣裳、照明の力で、時代が変わっていくさまを撮っていただきました。49分という短い時間でこんな風に作れるのかという驚きがあり、みんなに頼って大丈夫なんだという発見がありました」と振り返る。常盤さんと北村さんは、大河ドラマ「天地人」でも共演しているが、常盤さんは「私にとっては北村さんは完全に“殿”なんです(笑)。TVで北村さんを見ても『殿、頑張ってらっしゃるな』という感じで位が違う人間と刷り込まれてて、変えようがないんです」と大河ドラマでの関係性を引きずってると明かす。今回、夫婦役を演じたが「緊張しました!私も殿と夫婦をやれるようになったんだ…と嬉しかったですし久々にお会いして、笑顔がかわいくて、優しくて、幸せな時間でした」と満面の笑みを浮かべて喜びを語った。一方、北村さんは、大河ドラマでは、“殿”でありながら常盤さんと添い遂げることができず「家臣(=妻夫木聡)にとられてしまい、失恋したので(苦笑)、夢がかなってやっとカップルになれました」とニッコリ。ちなみに北村さんにとって本作は「実は(メインキャストとして)初めての恋愛ドラマ。(NHKの)『スタジオパーク』で『(恋愛ドラマを)やったことない』と言ったら話が来ました(笑)。しかも、常盤さんと!数々の恋愛ドラマの女王ですから、殿どころではなく、胸を借りるつもりでした。普段は普通に話せるけど、カメラの前でニコっとされるとドキッとするんですよ」と笑顔で明かした。「ビューティフル・スロー・ライフ」は12月24日(木)22時より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月24日映画『猫侍 南の島へ行く』が9月5日(土)に公開され、主演の北村一輝をはじめ、LiLiCo、渡辺武監督が舞台挨拶に登壇。LiLiCoさんの公開熱烈アタックに北村さんがタジタジになった。TVシリーズ第2シーズンに続く劇場版第2弾となる本作。士官のために土佐に旅立つ久太郎と相棒の白猫・玉之丞だったが、なぜか南の島に漂着し…。本作では北村さん自ら脚本を共同で担当している。拍手に迎えられた登壇陣だったが、映画の何とも言えないゆるさに良心の呵責を覚えたのか、北村さんは開口一番「こんな映画でどうもすみません…」と頭を下げ、前代未聞の謝罪から舞台挨拶は始まった。この日、公開された本作は各館で満席が続出しているそうで、LiLiCoさんはノリノリで「『テッド2』を抜いちゃうね!どうしよう?来週の『王様のブランチ』が楽しみ!『1位になったのは『猫侍』でした』って!テッドにはもう落ち着いてもらいましょう!」と煽り、会場を盛り上げる。さらにLiLiCoさんは、以前から公言している北村さんへの熱い思いを、この舞台挨拶が最後のチャンスとばかり大放出!劇中の壁ドンのシーンについて「北村さんに『やりましょうか?』と言われ、心の中で『ヤッホー!』って感じでした」と大はしゃぎし、その時の壁ドンを白猫の玉之丞を演じたあなごが嫉妬の表情で見ていたと明かし「あれは女としてのジェラシーですね。最高に気持ちよかった」とニヤリ。さらに「これまで肉食女子として突っ走ってきたけど、最近は我慢することを覚えました。公開までに何かあると『映画のためだろ』と言われるので…」とこれでも、今日まで北村さんへの愛情表現をおさえてきたとアピール。「そろそろ私のことを…。いま流行ってるのは“交際0日結婚”です。流行りに乗った方がいいよ。そこから生まれる何かがあるから!私は全然OK!」と観客をそっちのけで北村さんへのアプローチを続け、これには北村さんもタジタジ。苦笑浮かべて「ステキですよ、ホント、いろいろ…。いろいろステキなところが多すぎて…」と微妙に恋の矢を避けていた。ここで“本命”とも言うべき白猫のあなごが登場し、流れは一変!北村さんに抱かれ、リラックスした様子のあなごに会場からも「かわいい!」という声が飛ぶ。LiLiCOさんに見せつけるかのようにべったりと北村さんに甘えるあなごに、撮影時とは逆にLiLiCoさんの方が嫉妬心に駆られたようで「面白くない!」と不満顔を見せ会場は笑いに包まれた。『猫侍 南の島へ行く』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫侍 南の島へ行く 2015年9月5日より全国にて公開(C) 2015「続・猫侍」製作委員会
2015年09月05日北村一輝が演じる“まだら鬼”の異名を持つコワモテの剣豪・斑目久太郎と、白猫・玉之丞のツンデレな関係を描く“いやし”の動物時代劇「猫侍」シリーズ。このほど、北村さんの“猫萌え”なナレーションがオモシロ過ぎる、最新作『猫侍 南の島へ行く』の劇場マナーCMが完成した。斑目久太郎(北村一輝)は、かつては無双一刀流免許皆伝の腕前で、“まだら鬼”の異名を持つ・剣豪だったが、いまは故郷・加賀藩で姑・タエ(木野花)の恨み節を背中に浴びながら浪人生活を送る日々。そこへタエが、四国・土佐藩の剣術指南役の話を持ち帰ってくる。単身赴任に気乗りしないながらも、愛猫・玉之丞を連れて土佐藩へと旅立つ久太郎。だが、船着き場を目前にして謎の忍者(木下ほうか)に荷物を盗まれ、分身の術に惑わされている間に四国行きの船が出てしまう。実はその忍者、久太郎と娘・お静(横山めぐみ)の離縁を目論むタエが、裏で手を引いていたのだった!?それでも小舟を「れんたる」して土佐を目指す久太郎は、空腹やゲリラ豪雨に耐えて島を発見。「四国だ、土佐だ」と喜んだのも束の間、それは島ではなく、まさかの巨大なクジラ!?果たして久太郎と玉之丞は、無事に土佐にたどり着けるのか?コワモテの侍が白猫に萌えるというギャップが人気を呼び、瞬く間に人気コンテンツとなった本シリーズ。2014年に公開された劇場版第1弾『猫侍』も全国62館でのスタートながら、幅広い客層を動員し、興行収入約2億1,000万円を記録する大ヒットに。ニューヨークで開催された北米最大の日本映画祭「第8回JAPAN CUTS~ジャパン・カッツ!」では、主演の北村さんが「CUT ABOVE Award for Excellence in Film」を受賞し、ニューヨーカーたちからも「『猫侍』サイコー」と大絶賛された。今回到着した、まさかの映画化第2弾となった『猫侍 南の島へ行く』のマナーCMは、久太郎が「『猫侍』は劇場内でマナー守らない人を許さない侍」と鋭い眼光でどう喝するシーンからスタート。続くシーンでは、忍者を相手に戦いながら「携帯電話の電源は、切るべし!切るべし!切るべし!」と吠え、南の島で釣った魚を焼くシーンでは「NO SMOKING!」と自らツッコミ。最後には「マナーを守らない人はメッ!」と、何とも優しい言葉(?)でマナーを呼びかけており、「劇場で萌えまくろう」と、相棒の白猫・玉之丞にデレデレの姿を見せている。また、本映像には、南の島で過ごす玉之丞の愛らしい姿も初公開されている。北村さんと玉之丞の“バディ”が続投し、新たなヒロインとして映画コメンテーターのLiLiCo、敵役でプロレスラーの高山善廣が共演する本作。現在発売中の劇場前売り券の特典クリアファイル(先着2万人限定)には、物語の重要なカギを握る(?)バナナにつかまる玉之丞が登場しているというから、こちらもチェックしてみて。『猫侍 南の島へ行く』は9月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月12日ドラマや映画、舞台にと幅広い活躍を見せる俳優・北村一輝。どんな作品に出演ようとも、その“濃い”魅力に目とハートを奪われる人も多いはず。そんな北村さんが、激熱“ハードロッカー”に変身したCMを発見!その見事な美声を響かせ、ハイテンションで熱唱する姿を収めた映像を公開。今回、北村さんが出演したのは、2013年度「オーバーレイマットレス」市場売上金額No.1(※)を獲得した「トゥルースリーパー」シリーズの新TVCM。マットレスの反発力の強さ「低反発」篇、「中反発」篇、「高反発」篇の3種類(各30秒)のCMに併せて、北村さんがハードロック調に歌い上げるという、ミュージックビデオ風の仕上がりとなっている。俳優歴は20年を越える北村さん。その濃い顔で抜擢された『テルマエ・ロマエ』シリーズを始め、「ガリレオ」シリーズ、中居正広・主演作「ATARU」シリーズ、今週末に公開を迎える実写映画『寄生獣』と、最近の出演作を並べてみても錚々たる人気作品に出演しており、さらにその役柄もローマ人~刑事役まで多種多様だ。しかし、歌声を本格的に披露したのは今回が初めてだそう。CMでは冒頭以降は、それぞれのタイプの魅力を、「腰が喜ぶ」「カラダがとろける」「寝返りやみつき」など商品にちなんだ歌詞に乗せて表現。さらに中盤の「君は何反発?」と問いかけるキメカットは、そのギラギラとした眼光と相まって思わずシビること必至だ。今回のCM楽曲に関しては、独特の歌い回しを一体どこまで再現できるのか?が最大のポイントだったようで、その難易度の高さに制作側は一計を案じ、予めキー違いで数タイプのオケを作成しておくなど最新の注意を払ったそう。しかし、いざ収録が始まると、どこで練習したのか、ロッカーならではのハイトーンボイスも完全で、ほとんどが一発OKだったそう。どんな仕事も全力――そんな役者・北村一樹のプロ魂が光る収録だったようだ。ロッカーへのクールな変身ぶりも去ることながら、その熱唱ぶりに括目してみて。※:ふとん・マットレスの上に敷く反発性素材マットレス市場:2013年度小売販売金額ベース シリーズ製品合算値<(株)矢野経済研究所調べ 2014年10月>(text:cinemacafe.net)
2014年11月28日今年3月と12月に上演され、大きな反響を呼んだ『柳家三三で北村薫。-<円紫師匠と私>シリーズより』の第2弾となる『柳家三三で北村薫。2012』の公演が決定した。5月から7月に東京・草月ホールにて公演が行われる。「柳家三三で北村薫。2012」チケット情報柳家三三本人の発案でスタートした本企画は、直木賞作家・北村薫の記念すべきデビュー作である<円紫師匠と私>シリーズを、落語家自身が以前から愛読していたことがきっかけで実現した。原作の構成・文体を忠実に生かし、舞台上には演者である三三がたったひとりいるだけのスタイルで口演する。今回はシリーズの中から第2短編集「夜の蝉」全3作品を、短編集に掲載されているそのままの順序で、1か月に1作品ずつ3か月連続で上演する前代未聞の試みとなる。上演について三三と北村からコメントが寄せられた。「三月二十六日、まだ東日本大震災の余震が続く中、ぎりぎりまで話し合った末『柳家三三で北村薫。』は開催されました。あの状況で会を行うことには、相当なためらいがあったのも事実です。でもあの日、僕は舞台の上で確かに「空飛ぶ馬」の世界を“私”や“円紫さん”とともに生きたのだと思います。北村薫先生の人を見つめる厳しさと、それをも包み込む優しさにあふれた物語を皆さんと共有できたのではないでしょうか。そして今度は「夜の蝉」の中を歩かせていただける……、こんな幸せなことはありません。」(三三)「三月の末、今、《日常》をお届けするのが、わたしたちの役目ではないのか。そういう思いで『柳家三三で北村薫。』の会が開かれました。福島からのお客様が、“これだけは、どうしても来たかったんです”といってくださり、ああ、大きなものをいただいた……と思いました。そして今度は新たに、三三さん演じる『夜の蝉』中の3作を聴けることになりました。登場人物たちに会えるのも嬉しいし、作中の落語も大ネタばかり。前回以上に充実した会になるだろうと、まことに楽しみです。」(北村)公演は5月19日(土)に「朧夜の底~『夜の蝉』より」+「山崎屋」、6月30日(土)に「六月の花嫁~『夜の蝉』より」+「鰍沢」、7月21(土)に「夜の蝉~『夜の蝉』より」+「つるつる」をそれぞれ上演。会場はいずれも同劇場。チケットは3月3日より発売。
2011年12月16日