「原田静織」について知りたいことや今話題の「原田静織」についての記事をチェック! (7/7)
資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト・原田忠(はらだ・ただし)が、漫画『テラフォーマーズ』(原作:貴家悠、作画:橘賢一)とのコラボレーションによる作品を製作した。同氏による漫画キャラクターの実写化は、昨年の『ジョジョの奇妙な冒険』に続き2作目。集英社『週刊ヤングジャンプ』にて連載中の『テラフォーマーズ』は、人型に進化したゴキブリと人類の戦いを描いたSF作品。コミックス累計発行部数870万部以上を誇る人気作品で、9月26日からはTOKYO MXにてテレビアニメの放送も開始される。今回彼が製作したのは、原作のキャラクターをモデルで実写化したヘア&メイクアップとファッション、CGを掛け合わせたクリエーション作品。実写化が困難と言われていた『テラフォーマーズ』に登場する1人の美人女性キャラクター「ミッシェル・K・デイヴス」をモチーフに、ファッション性に違いを持たせた三つの異なるアプローチで作品を完成させた。「2度目の実写化となる今回は、 ヘアメーク表現の枠を超えて更なる表現の可能性に向かう挑戦でもあった。 信頼できるジョジョの撮影チームをベースに、それぞれの分野でのスペシャリスト達を新たに迎え入れ、 その同志達とのコラボレーション作品となった」と原田氏。招集されたスペシャリストは、スタイリストの高橋毅、コスチュームディレクションの辻沙織、CGアーティストの早野海兵という分野の異なる3名のプロフェッショナルだ。高橋との作品では、「ソマルタ(SOMARTA)」の白のボディスーツと「マサヤクシノ(Masaya Kushino)」の新作シューズを使用し、スタイリッシュにエレガントに表現。辻との作品では甲冑を取り入れ、昆虫のエグさと力強さを実写化した。早野とのCGを用いたビジュアルは11月発売の『週刊ヤングジャンプ』にて公開される。漫画を愛する原田氏同様、この3人もテラフォーマーズを愛読。心で共鳴し、作り上げたようだ。 「それぞれの感性が融合し、化学反応を起こし、美しく力強いミッシェル・K・デイヴスに昇華させることができた。既成概念を打ち破る革新的な美の表現にたどり着くには、志を共にした盟友の惜しみない支援と協力があればこそ。彼らなくしてこのミッションは実現できなかった」と原田氏は製作を振り返る。これらの作品は9月19日発売の月刊誌『ウルトラジャンプ』(集英社)10月号、10月18日発売の同誌11月号にて特集掲載される。また、『テラフォ―マーズ』が連載されている『週刊ヤングジャンプ』でも特集が予定されている。
2014年09月18日ストームは1日、Intel Core i7-5930K(Haswell-E)をベースに、水冷・空冷ハイブリッド静音冷却を備えるAMD Radeon R9 290X(OC版)も標準搭載する高性能フルタワー型ゲーミングBTO PC「Storm Power Gamer Max Pro Phanteks SP」を発表した。同社直販サイトを通して即日販売を開始し、標準構成時の直販価格で税込298,620円から。発表されたばかりの最新高性能CPU「Haswell-E」(開発コード名)を採用し、標準構成で6コアモデルのIntel Core i7-5930Kを搭載。CPU冷却にはデュアルファン仕様の大型空冷クーラー「PH-TC14PE White」を採用する。また、グラフィックスには空冷と水冷のハイブリッド冷却仕様のOC版Radeon R9 290Xカード「HIS IceQ R9 290X Hybrid 4GB GDDR5」を標準搭載する。標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5930K(3.50GHz/6コア12スレッド/L3 15MB/TDP140W)、チップセットがIntel X99 Express(ASRock X99 Extreme4)、メモリがDDR4-2133 16GB(4GB×4)、ストレージが250GB SATA6Gbps SSD(Samsung SSD 840 EVO)、グラフィックスがAMD Radeon R9 290X(HIS IceQ R9 290X Hybrid 4GB GDDR5)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはオプション。標準ケースはPhanteks Enthoo Luxe Whiteで、10色に発光するLEDギミックも内蔵。電源は750W 80PLUS GOLD(SilverStone Strider GOLD S ST75F-GS)。本体サイズはW325×D632×H635mm。
2014年09月01日ビット・トレード・ワンは、触れることなく、人の手などを近づけると動作する静電容量式近接センサモジュールを8月18日に発売すると発表した。同製品は静電容量式の近接センサモジュールで、本体ボリュームを設定することで近接センサの感度を約50mm~約100mmまで調整可能。また、アクリル板やガラスなどの後ろに貼って使用できるので、さまざまな用途に利用することができる。出力タイプは一般的に使用されているNPN出力オープンコレクタを使用しており、センサ出力でリレーなどを駆動できる。なお、秋葉原などの一部店舗にて8月8日より先行発売が開始されるとのこと。
2014年08月08日サンワダイレクトは2日、PCファン型でスチールボディを採用したUSB扇風機「USB扇風機(静音・PCファン型・ペン立て付) 400-TOY036BL」を発売した。同社の通販サイト「サンワダイレクト」での価格は3,374円。PCファンの形状をしたUSB扇風機。前面にあるつまみを回すことでフレームが可動。位置を変更することで風向の調整が行える。また、つまみを緩めておくとフレームが回転するので、風向きを拡散させることができる。本体はスチール製で、静音タイプの工場用140mmのファンを搭載。デスクに置いて使用する人向けに、ペン立てが2カ所用意されている。電源はUSBバスパワーで、USBケーブル長は約1m。本体サイズはW180×D65×H178mm、重量は約440g。
2014年04月02日ディラックは4日、SilverStone製PCケースの新モデルとしてサイドパネルや上面の排気口に防音シートを標準で装備した静音仕様のATX対応ケース「SST-PS10」を発売した。店頭予想価格は9,000円前後。「静音」をコンセプトに開発されたATX対応PCケース。サイドパネルには貼付け式の防音シート、上面の排気口部分はマグネット方式の防音シートをそれぞれ採用する。内部の5インチベイ、3.5インチベイはツールレス機構となっているほか、側面の吸気口も取り外して洗浄できるとしている。冷却ファンは前面と背面に120mmファンを1基ずつ標準で搭載する。またオプションとして前面に120mmファンを追加で1基(最大2基)、上面に120mmファン×2基もしくは140mmファン×2基を増設できる。また、簡易水冷キットに対応し、SilverStoneの「SST-TD02」ならびに「SST-TD03」に対応する。搭載ベイは5インチベイ×4基、3.5インチ/2.5インチシャドウベイ×5基(3.5インチベイと2.5インチベイは排他仕様)、拡張スロット数が7基で、292mmまでのグラフィックスカードを搭載できる。また、高さ169mmまでのCPUクーラー、奥行き160mmまでの電源に対応する。対応電源はATX 12V、フォームファクタはATX、マイクロATX、インタフェースとしてUSB 3.0×2とオーディオポートを備える。本体サイズはW219.9×D408×H480。
2014年03月04日ストームは23日、同社のゲーミング向けBTO「Power Gamer」シリーズより、水冷クーラーに加えて、静音仕様のミニタワーケースを採用したゲーミングBTO「Storm Power Gamer Mini Seion 2014」を発売した。標準構成時の価格は159,600円から。ケースの内側に静音用シートを貼り付けて、本体内部からのノイズ漏れを低減するミニタワーケース「NANOXIA Deep Silence 4 Black」を標準ケースとして採用する。また、CPUクーラーにCOOLER MASTER製の水冷クーラー「Seidon 120M」を搭載する。標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4770K(3.50GHz)、チップセットがIntel H87 Express(ASRock H87M Pro4)、メモリがDDR3-1600 8GB(4GB×2)、ストレージが250GB SATA6Gbps SSD(Samsung SSD 840 EVO)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 770 2GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。OSはオプション。標準ケースはNANOXIA Deep Silence 4 Black、電源は1000W 80PLUS BRONZE(LEPA MaxBron B1000-MB)。本体サイズはW200×D480×H380mm。
2014年01月23日Microchip Technologyは11月26日、静電容量式タッチコントローラ「CAP12XX」ファミリ6品種を発表した。同製品は、タブレットやプリンタ、オーディオプレーヤ、小型家電、TVといったコンシューマ機器、センターコンソール、室内灯などの車載機器をはじめ、様々なアプリケーションに対応する。幅広い種類のスライダ、ボタン、近接検出機能をサポートしており、洗練された外観のタッチインタフェースを低コストで追加できる。特に、近接検出性能を強化しており、3.3~5V動作に対応している。また、内蔵LEDドライバが不要な場合の低コストな選択肢としても適しているという。なお、パッケージは「CAP1203/1293」が2mm×3mmサイズの8ピンTDFN、「CAP1206/1296」は3mm×3mmサイズの10ピンDFN、「CAP1208/1298」は3mm×3mmサイズの16ピンQFN。すでに、サンプル出荷および量産出荷を開始している。また、「CAP1298」評価用ボード「DM160223」と「CAP1188」評価用ボード「DM160222」も合わせて発表している。
2013年11月26日リンクスインターナショナルは13日、CORSAIR製PCファンの新製品として静音性とエアフローを重視したLEDファン「CORSAIR AF140 LED Quiet Edition」「CORSAIR AF120 LED Quiet Edition」を発表した。16日より発売し、店頭予想価格はそれぞれ1,980円前後と1,480円前後。エアフローを重視した風量タイプのファンで、140mmモデルの「CORSAIR AF140 LED Quiet Edition」では1,200rpmの回転数で66.4cfm(cubic feet per minute)、120mmモデル「CORSAIR AF120 LED Quiet Edition」では1,500rpmの回転数で52.19cfmの風量を実現するという。ファンにはつや消し加工を施したクリアブレードを採用。4つのLEDがファンブレードを照らしてイルミネーションを演出する。LEDがファンブレードはホワイト、ブルー、パープル、レッドの4色をラインナップする。本体サイズと重量は「CORSAIR AF140 LED Quiet Edition」がW140×D140×H25mm/約135g、「CORSAIR AF120 LED Quiet Edition」がW120×D120×H25mm/約110g。
2013年11月13日パンカフェを舞台に“しあわせ”のあり方を見つめる感動作『しあわせのパン』の初日舞台挨拶が1月28日(土)、東京・渋谷シネクイントで行われ、主演の原田知世と大泉洋、三島有紀子監督が登壇した。矢野顕子と忌野清志郎が歌う名曲「ひとつだけ」からインスパイアされ、北海道・洞爺湖のほとりにある月浦を舞台に、この町でカフェを営む夫婦(原田さんと大泉さん)と店に訪れる人々の悲喜こもごもをハートウォーミングに描く。「何気ない日常は、本当は何気ないものじゃない。いろんな人生をかき集めた映画で、私にとっては役者さんのいいお芝居が撮れた瞬間が“しあわせ”でした」(三島監督)。原田さんは「月浦の自然は、光や時間によって表情が変わって、全然飽きませんでした。長崎出身なので、雪景色にあまりなじみもなくて。だから(雪景色に)感激しましたね」と自然の美しさと雄大さに感慨深げ。また、北海道の人々の温かさにも感銘を受けたようで「みなさん、情が深くて優しい人ばかり。思い出がいっぱい詰まっているので、初日を迎えて少し寂しささえあります」と名残惜しそうに語った。一方、大泉さんは“地元”北海道での撮影&キャンペーンに「知世さんと舞台挨拶に行くと、みなさん『うちの甥っ子がきれいな嫁さん連れてきたぁ』という目でチヤホヤしてくれる」とニッコリ。普段は雨男だというが「知世さんも監督も晴れ女。おかげで雨に降られることもなく、僕の雨男体質を変えていただいた」と満足げだった。もちろん、一度スイッチが入ると、止まらなくなる“大泉節”はこの日も健在。勢い余って、思わずネタバレしてしまうものの「ネタバレが映画の楽しみを減らすことはないって、ある研究者が発表している。だから、謝る気はありません」とキッパリ。ところが、その直後にヒット祈願のくす玉を割ると、そのままくす玉を支える台が転倒するハプニング!なんと、くす玉が大泉さんを直撃するオチがついた。本作では物静かでシリアスな演技を披露する大泉さんに、笑いの神が舞い降りた瞬間だった。『しあわせのパン』はシネクイントほか全国にて公開中。■関連作品:しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011『しあわせのパン』製作委員会■関連記事:大泉洋、監督から「毎日飲むの止めて」の忠告『しあわせのパン』北海道で先行公開!『しあわせのパン』原田知世「自分を見つめなおす、そのためにこの映画に出会った」“優秀主演男優”大泉洋も11歳の少女の感動的なコメントに脱帽!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第22回)あなたが憧れる“恋映画”は?“わけあって”食べたい料理は何?『しあわせのパン』劇場鑑賞券を100組200名様プレゼント
2012年01月28日北海道を舞台にした原田知世&大泉洋主演の映画『しあわせのパン』が札幌パルコとのコラボレーションを展開。札幌パルコの冬の宣伝キャンペーンとして、原田さんと大泉さんのビジュアルが札幌の中心部をジャックすることが明らかになった。東京から北海道へと移り住み、洞爺湖のほとりでカフェを始めたりえさんと水縞くんの夫婦。様々な事情や思いを抱えてこのカフェを訪れた客たちが、水縞くんが作るパンとりえさんの淹れるコーヒーと料理、そして美しい自然に癒され、心を再生させていくさまが優しく描き出される。2012年にデビュー30周年を迎える原田さんと舞台である北海道出身の大泉さんを主演に迎えた本作。メガホンを握るのはNHKで数々のドキュメンタリー作品を手がけ、本作が長編映画初監督となる三島有紀子。主題歌にもなっている矢野顕子と忌野清志郎が歌う「ひとつだけ」にインスパイアされる形で三島監督自ら脚本を書き下ろし、オール北海道ロケに臨んだ。大泉さんにとっては『探偵はBARにいる』に続いての北海道を舞台にした主演映画で、来年1月の公開に向けて地元での期待が高まっているが、ご当地の札幌パルコとのタッグは大きな話題を呼びそう。「HEARTFUL WINTER」をテーマにした今回のキャンペーン。公開されたポスターでは、1本の長いマフラーに原田さんと大泉さんが一緒にくるまり笑顔を見せており、頭上にはパンで作った大きなハートが。冬を楽しんでいるような2人の姿からは映画そのままの温かいムードと、人と人の結びつきの大切さが伝わってくる。こちらの広告は、11月23日(水)の札幌PARCO5Fのニューオープンに合わせて、札幌駅から大通りにかけて各所に掲出される予定。2人のほっこりとした笑顔が札幌の街を優しくジャック!『しあわせのパン』は2012年1月21日(土)より北海道先行公開、1月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開■関連記事:原田知世×大泉洋主演『しあわせのパン』北海道先行で全国公開決定!
2011年11月10日先日亡くなった原田芳雄さんの最後の主演作『大鹿村騒動記』のヒット御礼舞台挨拶が8月8日(月)に都内劇場で開催され、阪本順治監督をはじめ大楠道代、松たか子、佐藤浩市、石橋蓮司が登壇。原田さんを偲ぶと共に撮影の日々をふり返った。長野県の山間の村で、300年もの村歌舞伎の伝統を持つ大鹿村を舞台に村人たちの悲喜こもごもを描いた本作。原田さんが自ら阪本監督に提案する形で製作され、先日の公開直後、原田さんは急逝した。この日の舞台挨拶は阪本監督からの是非にという声もあって実現。監督自らが司会進行を務める手作り感たっぷりの舞台挨拶で、劇中、村役場の職員を演じた松さんが役柄そのままに撮影、録音の禁止などの注意事項を読み上げた。大楠さんは「公開と同時に悲しい、悲しいことに遭遇しました。心の晴れない日々が続いていましたが、こうしてヒットを原田さんに報告できることを嬉しく思います」と挨拶。佐藤さんは「ベテラン勢の軽妙な演技に阪本監督の奇抜さのない王道演出。安心して楽しめる映画を遺して、芳雄さんはあちらに逝かれたんだなと思います」としみじみと語った。松さんも撮影をふり返り「夢のような数か月でした」。そして原田さんの“盟友”石橋さんは「原田芳雄も大変喜んでいると思います。普段、(撮影中に)役者同士は付き合いはないものですが、この作品はいつも一緒に顔を合わせていて、映画の中の村人たちのようでした。佐藤浩市がいま、どんな仕事してるのか?失敗しやしないか?とか気になったり(笑)。これも精神的“村長”原田芳雄のおかげです」と思いを語った。阪本監督は「いま芳雄さんがもしここにいらして、『ご気分は?』と尋ねたら映画の中のセリフのように『あれ?』って言うんじゃないかと。肉体は失われても、精神やその人の言葉は失われるとは思いません。きっとそのへんをピョンピョンしてる」と語りかけた。キャスト陣は阪本監督に尋ねられるままに撮影時の思い出話を披露。大楠さんが松さんにビンタするシーンについて、思い切ってビンタした後の松さんの表情について大楠さんが「ポカーンとした顔がかわいかった」と言えば、松さんは「痛いとか考える余裕もなくスコーンと入って気持ちよかった」と笑顔を見せた。また佐藤さんにとって本作が40代最後の作品となったが、佐藤さんは「(松さんへの)『好きだからだよ』というのが、40代最後のセリフになりました。これでいいんだなと言い聞かせて思いの丈をぶつけようと思ったら、テストの段階で監督が飽きちゃって『違う言い方を』と言われました」と明かす。その結果、どんな言い回しになったのかはぜひ劇場で確認を!村の歌舞伎のシーンでは、松さんは歌舞伎を演じる石橋さんたちの世話をしていたそうだが、そんな松さんを石橋さんは村のボランティアと勘違い。「待ってる時間が長かったんですが、『今回は本当に世話になってね』とか『女優になりてぇんだろ?東京に連れてってやろうか?』と言われました」と暴露し、会場は笑いに包まれた。阪本監督は、「以前、ある飲み屋である俳優と殴り合いの喧嘩になったことがあって、原田さんが間に入って止めてくれました。原田さんの家でも別の俳優に喧嘩売って、拳を合わせてるところを止めてもらったことがありまして、一体、何をさせてたんでしょう…(苦笑)」と泣き笑いのような表情で原田さんとの思い出を披露した。ちなみに「飲み屋で喧嘩になった俳優はもちろん、この壇上にはおりません!」と言明したが、すると佐藤さんがとぼけたような顔を見せつつ苦笑い。阪本監督と佐藤さん、原田さんの深い絆が見え隠れするエピソードに会場は温かい笑いに包まれた。最後の写真撮影で大楠さんは、劇中で原田さんがずっと被っていたテンガロンハットを手に写真に収まり「帽子の主も今日、来ていて『ありがとう』と言っています」と語った。阪本監督は故・忌野清志郎による主題歌「太陽の当たる場所」の中の「この運命に甘いキスを送ろう」という一節を挙げ「みなさんで甘いキスを送ってください」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。舞台挨拶が行われた東京・銀座の丸の内TOEIでは、当初の3週間の上映の予定をさらに2週間延長。全国でも97館での上映から170館以上に拡大。昨日8月7日(日)時点で15万人を動員し、興行収入1.5億円のヒットとなっている。『大鹿村騒動記』は全国にて公開中。■関連作品:大鹿村騒動記 2011年7月16日より全国にて公開© 2011「大鹿村騒動記」製作委員会■関連記事:原田芳雄の遺作で共演した松たか子が追悼コメント「魂の強さ決して忘れない」加療中の原田芳雄が車椅子で登場!温かい拍手に涙名優たちが魅せる珠玉のドラマ『大鹿村騒動記』試写会に50組100名様ご招待
2011年08月08日腸閉塞と肺炎の併発が伝えられ、現在、加療中の原田芳雄が主演映画『大鹿村騒動記』のプレミア試写会に出席。のどの炎症のために共演の石橋蓮司がメッセージを代読したが、病を押しての車椅子での登場に会場からは温かい拍手がわき起こった。300年の伝統を誇る歌舞伎を持つ長野県の山間の大鹿村で巻き起こる悲喜こもごもを描いた本作。撮影は大鹿村でのオールロケで行われた。5月に大鹿村で凱旋の特別試写会が行われた際は原田さんも監督らと共に出席し、元気な姿を見せていたが、その後、体調を崩していた。この日は、大楠道代に佐藤浩市、松たか子、瑛太、冨岡智嗣、石橋蓮司、小倉一郎、でんでん、加藤虎ノ介に小野武彦という超豪華共演陣と阪本順治監督がズラリ。阪本監督はこの顔ぶれを見渡し「僕から言うことはないので存分に笑って楽しんでください」と挨拶。大楠さん曰く、村での撮影は「撮影して、宴会して、次の日、また撮影して宴会」という日々だったそう。松さんは「先輩たちのお話も面白いし、芝居も見せていただいきまして」とニッコリ。瑛太さんも「貴重な時間でした。みなさんの思い出話や、蓮司さんのおもしろ話が聞けました」と笑顔でふり返った。そんな中で佐藤さんだけは「監督が寂しいからなのか、僕だけがスタッフの方の旅館に泊まることになって、ひとり飲みでした…」と渋い顔。周囲が楽しい思い出を語れば語るほど、佐藤さんだけは苦笑いを浮かべ、大先輩たちとの現場に関しても「控室でみなさんをお迎えして挨拶するところから始める、若かりし頃を思い出しました」とふり返っていた。そして舞台挨拶の終盤、娘さんに車椅子を引かれて原田さんが登場。会場は割れんばかりの拍手で主役を迎えた。長年の“盟友”石橋さんは「原田芳雄はこう見えてシャイなので」と前置きしてメッセージを代読。「今日はどうもありがとうございます。どうぞごゆっくりご覧ください」という原田さんらしい短い言葉に会場は笑いと拍手に包まれた。そんな観客や共演陣の温かさに気持ちが緩んだのか、原田さんの目からは止めどなく涙が…。共演陣に囲まれるようにして、いつまでもやまない拍手の中、原田さんは舞台を後にした。『大鹿村騒動記』は7月16日(土)より全国にて公開。■関連作品:大鹿村騒動記 2011年7月16日より全国にて公開© 2011「大鹿村騒動記」製作委員会■関連記事:名優たちが魅せる珠玉のドラマ『大鹿村騒動記』試写会に50組100名様ご招待
2011年07月11日いつまで経っても変わらない…と言ったら失礼に当たるのか――?と思いつつ、インタビューの最後に「若々しさの秘密は?」と尋ねると、原田知世は少し困ったような笑顔を浮かべこう答えてくれた。「あまり年齢のことは考えないようにしていますね(笑)。日々の、目の前にあることを楽しみながら、丁寧にやっていくだけです」。女優、そしてシンガーとしての活動に加え、これまでにも幾度となく声優を務めてきた彼女だが今回、映画『おまえ うまそうだな』で演じたのは優しさと愛情あふれる、恐竜の“おかあさん”。原田さんが母親役にこめた想いとは――?演じながら涙が出てきたあるシーン原田さんが演じたのは草食恐竜の“おかあさん”だが、彼女が育てているのは川で拾った卵からかえった、肉食恐竜のハート。やがて大きく成長し、ハートは肉食恐竜としての“本能”に目覚めてしまうのだが、母の愛は常に一貫して変わることはない。原田さんはその感情を「無償の愛」と語り、こう続ける。「恐竜の物語ではありますが、描かれているのは人間が持つ心と変わりませんでしたから、とても自然に感情移入できました。命がけで子供を守る強さ、たくましさ、優しさ…。愛があふれたおかあさんの姿を精一杯演じたいと思いました。そのおかあさん像は、監督や制作の方々とも同じでしたから、迷うことなく演じることができました。一番印象に残っているのは、大人になったハートがおかあさんを助けるために帰ってくるシーン。ハートが『おかあさんの子供で良かった』と言ってくれたところでは、演じながら涙があふれました。仲間に反対されながらも、一人でハートを育ててきたことが間違いではなかったと確信できた瞬間だったと思います」。映画やドラマでこれまで母親役を演じた機会は決して多くはないという原田さん。今回、どのような思いで“母”となったのだろうか?「実生活で母親の経験はありませんでしたが、私には小学生になる甥や姪がいて、彼らの成長をずっと近くで見ていますから、子供たちには本当に幸せに育ってほしいという思いが、自然に湧いてきます。(劇中で)群れの仲間たちに肉食恐竜の子供を育てることを許されなかったおかあさんが、赤ちゃんのハートを捨てに行くシーンがあります。決心していても、小さなハートの泣き声を聞いた瞬間、お母さんは戻らずには居られなかった――それは理屈ではなく、あふれ出る愛情です。その気持ちはすごく理解ができました」。芝居と音楽の不思議な“周期”声優という仕事について「声優では、本作のように恐竜役もできますし、年齢や性別に縛られず色々な役に挑戦できるという楽しさがありますね」と原田さん。自らの活動を顧みて、また仕事に対しての気持ちの変化についてもこう語る。「私自身、ふり返ってみるとある時期は音楽だけをやっていて、ある時期は女優をやって、という不思議な周期があるんですね。4年くらい前までは映画やドラマを集中してやっていて、それからずっと音楽をやって、その後、またこうして映画と。女優から少し離れることで『演じたい』って気持ちが芽生えてきたりする。そうやっていつも新鮮な気持ちでやらせていただけるのはありがたいですね。それからいま、自分の中でどんどん積極的な気持ちになってきているのは感じますね。良いものを作ろうとする気持ち、肩の力を抜いて役に近づこうと集中すること。以前よりも構えずに、演じることが身近になってきたというか。30代、40代とどんどん仕事が楽しくなってきていますね。同じ仕事はないですから、ひとつひとつ大切にやっていきたい。と思っています」。変わらない部分と変わり続ける部分。素直に全てを受け入れ、自分なりにアウトプットしていく――。年齢を重ねる中で今後、彼女の表現がどう変化していくのか?それに伴ってどのような輝きを見せてくれるのか?まずはその声であふれんばかりの“母性”を伝えてくれる本作を観てほしい。■関連作品:おまえうまそうだな 2010年10月16日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開copy; 宮西達也/ポプラ社・おまえうまそうだな製作委員会■関連記事:人気絵本映画化!『おまえうまそうだな』親子ペア鑑賞券&とお菓子「ビスケットサウルス」他を5組10名様にプレゼント“こども店長”加藤清史郎「肉が大好き」と肉食系宣言もリアル恐竜登場にはびっくり人気絵本から生まれた感動作『おまえうまそうだな』試写会に50組100名様ご招待
2010年10月18日