クリスマスと言えば光!!キラキラか輝く街のイルミネーションに負けないくらい、メイクも輝かせたいものです。メイクにプラスする輝きと言えば、ハイライト!!ギラギラと光りすぎない大人のハイライトの入れ方をマスターして、クリスマスに差をつけましょう。ハイライトを駆使して、光のマジシャンを目指しましょう☆「ハイライト」の役割は”光”!!ハイライトの役割は”光”。顔に直接くっついているレフ版のようなものです。なので、ハイライトは光をうまく演出したい時に使う必要があります。めったやたらに顔につけまくっても、サバのように照り輝いてしまい、逆効果。素敵どころかなんだかイロモノっぽい雰囲気になってしまうことでしょう。また、ハイライトにもタイプがあって、マットに高さや品の良さを演出してくれるものと、ラメで光を反射させるタイプのものでは、役割が全く違ってきます。この違いを理解して使いこなすことで、光のマジックの効きが変わって来るのです。うまく使いこなして、光り輝く美貌を手に入れましょう。「ハイライト」はどこに入れると効果的?ハイライトを入れるところは、基本的に1段高く見せたいところです。鼻筋をすっと見せたい場合は、鼻のラインに縦にすっとハイライトを入れましょう。このとき、元から鼻筋が通っていて鼻が高めの人と、丸くて低めの鼻の人とでは、ハイライトの入れ方が変わってきます。鼻の高い人がハイライトを鼻先まで入れてしまうと、やりすぎになってしまい、鼻が強調されすぎてしまいます。なので、鼻の高い人はTゾーンから鼻の中ほどまでハイライトを入れるように加減して入れましょう。逆に鼻の低い人はしっかりと鼻先までハイライトを塗っておくとよいでしょう。また、目の横、こめかみのあたりにハイライトを「くの字」に入れると、顔に立体感が出せます。目の周りのくすみを光で飛ばす効果もありますので、試してみましょう。さらに顔を明るく見せたい時は頬の一番高い位置にほんの少しだけハイライトをのせておきます。そして、あご先にもポンッとハイライトを1点のせておくと、顔全体を明るく見せることができるでしょう。”目で見るとき”と”写真に写るとき”では違う!「ハイライト」の使い方ハイライトには粉質によって、マットな質感のものと、カラーが入ってラメ感のあるものがあり、シーンによって使い分けることで、より上級者な使い方ができるようになります。特に、人の目に映る姿と、カメラのレンズを通して見るときでは、ハイライトの印象はかなり違ってくるのです。どのような違いがあるのか?うまく使い分けて、写真写りも良くしてしまいましょう!!インスタ映えにもおすすめです。パーティー会場編パーティー会場は少し暗めな場合もありますが、基本的には光を反射させて、人の目を惹きつけるハイライトの使い方がおすすめです。ですから、使用するのは、少しカラーが入っていて、キラキラと光を反射するタイプのもの。「ゲラン」の顔全体につけるパウダーのように、いくつかの色が混ざり合って顔全体を明るく見せてくれるものがよいでしょう。こういったタイプは、少々塗りすぎても、妙な照りが出ないのも嬉しいところです。写真撮影編写真に写る際のハイライト選びは実は非常に重要です。実は写真に写るときはカメラのフラッシュなどの効果で、光が乱反射してしまい、ラメ感のあるハイライトは逆効果になってしまうことがあるのです。特に目の上、ラメの強いアイシャドウを眉の下まで入れてしまうと、妙な光方あをしてしまうことがあるので、注意が必要です。写真撮影前に、少し落としておくことをおすすめします。写真に写る際のハイライトはマットな粉状のものを使用し、可能な限りカラーレスなものがよいでしょう。スタイリストさんの間で人気な「ナーズ」のプレストパウダーは写真撮影にはとってもおすすめです。マットな白さが、光を与えたいところだけにうまく効いてくれます。これを特に鼻すじにのせることで、すっと高い鼻を演出し、知的な雰囲気をつくってくれます。妙なギラギラ感がなく、顔の立体感だけをだしてくれる、撮影時にはぴったりのマットなパウダーです。他にも、ラメ感がなく、マットな白のパウダーであれば、OKです。うまく使いこなして、誰よりも綺麗に写真におさまりましょう。ハイライトを使いこなして、クリスマスには光のマジシャンになろう!これから訪れるクリスマスは、ハイライトを使いこなして、光のマジシャンになろう。街のイルミネーションや記念撮影に負けないテクニックを身に着けて、自分をうまくひきたてましょう。ハイライトを武器に、いざ出陣!!
2017年12月22日株式会社スマイルエデュケーション3は、この度、メンタルヘルスコンディショニング講座を開設した。この講座では、医学的根拠に基づいたココロの可視化された情報から、ココロとカラダに悩みを持っている人たちに的確なアドバイスができる人材を育成することを目的としている。ココロを客観的に理解し、ご家族を含むさまざまな人間関係をより円滑にしたい人や、企業の管理職やクリニックスタッフのようなメンタルヘルス対策知識が必要な人など、科学的かつ客観的な数値をもとにカウンセリングを行いたい人はぜひチェックしてみてほしい。【健康測定】講座を受講することで「Lifescore」のサービスを無料で利用することができる。このサービスは、24時間のメンタル・フィジカルの状態を客観的な数値で知ることができ、起きているときと寝ているときのココロとカラダの状態を解析・チェック。この測定によって「いつものあなた」がどんなメンタル・フィジカルの状態かがわかる。【自律神経バランス測定】自律神経バランス診断により、8つの自律神経タイプのどこに自分がいるのかがわかり、より快適なココロとカラダへのアドバイスが可能。【ストレスチェック】140万ダウンロードされた人気のストレスチェックアプリ「COCOLOLO」は、スマホカメラを利用して、指先の皮膚の色変化を解析し、ストレス・リラックスの状況やお疲れ度合いなどを測ることができる。【オリジナルテキスト・DVD】通信講座では、心理学の基礎から自律神経バランスの重要性まで順序立てて進めていく、メンタルヘルスに関する知識とメンタルヘルスコンディショニングを整える具体的な方法について学べるテキスト4冊と、板生博士(医学)や各界のプロ講師による、自律神経バランスを整えてストレスから身を守るメソッドが詰まったDVD5巻が用意されている。その他、WINフロンティア株式会社代表兼CEO:板生研一博士(医学)が監修した認定講座や、模擬試験・修了試験などのオンライン試験など、ココロとカラダの確かな教養を身につける為の情報が凝縮。近年、大手企業などで人材育成の為に取り入れられている瞑想(メディテーション)などについても、この講座で学ぶ事が可能だ。この通信講座を通して、ココロとカラダの確かな教養を身につけ、ご自身はもちろんご家族のメンタルケアをしてみてはいかがだろうか?【参考】※メンタルヘルスコンディショニング講座
2017年12月12日「大阪・光の饗宴2017」が2017年11月12日(日)から12月31日(日)まで開催される。「大阪・光の饗宴2017」は「OSAKA光のルネサンス2017〜15周年記念〜」「御堂筋イルミネーション2017」などのコアプログラム、そして大阪の各所で灯される個性あふれる光「エリアプログラム」で構成される。中でもおすすめスポットを紹介。光のアートフェスティバル「OSAKA光のルネサンス」中之島イルミネーションストリート2003年にスタートした「OSAKA光のルネサンス」。水都大阪のシンボル・中之島で繰り広げられる光のアートフェスティバルとして開催され、これまで人気を博してきた。今年は開催15周年を記念し、特別プログラムが実施される。イベントがスタートした2003年から人々を魅了する、全長約150mのケヤキ並木の「中之島イルミネーションストリート」。音楽とシンクロして色とりどりに変化する光のトンネルが、様々な音楽と光で演出される。今回は、ケヤキ並木が音楽に合わせて踊りだすなど、15年の歴史を刻む演出を存分に楽しめる。台湾のランタンが夜空を舞うさらに、台湾の元宵節(げんしょうせつ)を祝う約1,000個のランタンが登場し、大阪の夜空を彩る。ランタンのデザインは、今回のためだけに台南の市民が描いた異国情緒あふれる特別なもの。台南を代表するグルメや工芸、民俗や古跡などがカラフルに描かれている。歴史的建造物にプロジェクションマッピングOSAKA光のルネサンスの人気プログラム「ウォールタペストリー」は、歴史的な近代建築物の壁面をスクリーンに、光の芸術作品を写し出すもの。今年は大阪府立中之島図書館から大阪市中央公会堂へ会場を移し、新しい作品を披露する。「御堂筋イルミネーション2017」梅田から難波までの御堂筋の全長約4kmで開催される「御堂筋イルミネーション」。今年は、淀屋橋から新橋までの区間(中央エリア)に、圧倒的なスケールとインパクトある演出を展開する。なお、開催初日の11月12日(日)は、大阪・光の饗宴2017の開宴式を行い、御堂筋の一部を歩行者に一夜限り開放。いつも見れない車道からのイルミネーションを満喫することができる。【概要】大阪・光の饗宴2017期間:2017年11月12日(日)〜12月31日(日)■OSAKA光のルネサンス2017~15周年記念~・中之島イルミネーションストリート スペシャルプレビュー開催日時:2017年12月1日(金)〜13日(水) 17:00〜23:00(演出は21:00まで)※1時間に4回/1回5分程度開催場所:みおつくしプロムナード・ウォールタペストリー・大阪市中央公会堂特別公演開催場所大阪市中央公会堂正面開催日時:12月14日(木)~25日(月)17:00~21:00※公演スケジュールは調整中*観覧無料*雨天決行・光の交流プログラム=台南・光の廟埕開催日時:12月14日(木)〜25日(月)開催時間:17:00〜22:00■御堂筋イルミネーション2017開催場所:御堂筋(阪神前交差点〜難波西口交差点)開催日時:11月12日(日)〜12月31日(日) 17:00頃〜23:00
2017年10月26日小田原城初の体感型イルミネーションイベント「小田原城 冬桜イルミネーション ~光と音が織りなすファンタジーショー~」が、2017年12月9日(土)から2018年3月4日(日)までの期間開催される。2016年度の総入場者数77万5,406人を誇る人気スポットでもある、難攻不落の堅城、小田原城。会期中は、8台のムービングライトによる多様な“光”と、12基のスピーカーを使用した3Dサウンドの“音楽”をシンクロさせた演出で、城を彩る。四季の中で色彩豊かに咲く梅、桜、紫陽花、菊など、小田原城の花々をイメージした光と音の演出「花ものがたり」や冬の桜を表現するイルミネーションツリー「冬の桜イルミネーション」が登場。加えて、「体感」型のイルミネーションプログラムも。桜の花びらのように、幻想的な光に満ちた「冬の桜イルミネーション」の前に立ち、二人で手を繋ぎイルミネーションに触れると、光と音が連動。音楽とともに、「冬の桜」が色を変えて輝く、心温まる演出だ。【詳細】小田原城 冬桜イルミネーション ~光と音が織りなすファンタジーショー~会期:2017年12月9日(土)~2018年3月4日(日)時間:17:00~21:00場所:小田原城天守閣と本丸広場住所:神奈川県小田原市城内天守閣開館時間:9:00~19:00(最終入場は18:30)※通常より2時間延長※12月13日(水)、12月31日(日)は休館※1月1日(月)は開館、元旦の入館者には、難攻不落の小田原城にあやかった合格鉛筆をプレゼントする。
2017年10月22日流星と反射光の体験型インスタレーション「NIHONBASHI-星降ル森」が、福徳の森、日本橋三井タワー1F アトリウム、仲通り、コレド室町 1など日本橋エリアにて2018年1月8日(月・祝)まで開催される。流れ星と連動した幻想的な空間「NIHONBASHI-星降ル森」は、実際の流星とリアルタイムで連動して変化する光の演出、そしてミラーボールで装飾された空間を利用して、肉眼で捉えることが難しい流星を可視化し、流れ星を見つけた時のときめきをたくさんの人と共有できるイベントだ。実際の流星とリアルタイムに連動「シンボルツリー」会場には、実際の流星とリアルタイムで連動して変化する「シンボルツリー」を設置。リアルタイム流星観測システムによって検知された流星の大きさや発生時間の長さに応じて、「シンボルツリー」の光が変化し、幻想的な空間を創り出す。また、福徳の森敷地内には、流星の到来時に手を繋いでいる場合や、親密度によって演出が変化する「星のカケラ for two」を用意。さらに、高さ14mの光のオブジェ「スターフォール」もデコレーションされる。「ふたご座流星群」と 「しぶんぎ座流星群」を観測会期中2018年1月8日(月・祝)までは、三大流星群のうちの二つ「ふたご座流星群」と「しぶんぎ座流星群」がちょうど到来する時期。1日100~200個ほどの平常時と比べ、ふたご座流星群の時期にはおよそ2~3倍流星が観測される。「NIHONBASHI-星降ル森」を訪れれば、普段とは異なり幻想的な世界で流星観測を楽しむことが出来そうだ。千疋屋とのコラボレーションスイーツ登場また、本イベントに合わせて、千疋屋とコラボレーションし、"星"をイメージしたスイーツが登場する。「スターライトカーニバル」と名付けられたスイーツは、純白のお皿にチョコレートでデコレーションされた流れ星と共に、イチゴがゴロっと入ったロールケーキと甘酸っぱいイチゴのソルベを楽しめる。千疋屋1番人気のストロベリーショートケーキ「フレーズクリスタルネージュ」は、1.5倍の特別サイズで用意。ケーキの上に添えられた雪がモチーフのチョコレートと、苺のトップに飾られた金箔が、冬の夜空を彷彿させるデザインだ。【イベント詳細】【詳細】「NIHONBASHI-星降ル森」開催期間:2017年12月8日(金)~2018年1月8日(月・祝)点灯時間:17:00~22:00 ※最終日21:00まで場所:・福徳の森住所:東京都中央区日本橋室町2−5−10・日本橋三井タワー1F アトリウム住所:東京都中央区日本橋室町2−1−1・仲通り・コレド室町 1住所:東京都中央区日本橋室町2−2−1■関連情報千疋屋コラボレーションスイーツ・「スターライトカーニバル」販売期間:2017年12月8日(金)〜1月8日(月・祝)販売場所:千疋屋 カフェディフェスタ(日本橋三井タワー内1F)価格:1,300円(税込/ドリンク付き)・「フレーズクリスタルネージュ」販売期間:2017年12月8日(金)〜12月20日(月・祝)販売場所:千疋屋総本店 メインストア(日本橋三井タワー内1F)価格:1,080円(税込)【問い合わせ先】日本橋案内所TEL:03-3242-0010 (開催期間中 10:00~21:00)
2017年10月07日「光で起こしてくれる」光目覚まし時計と、入眠時に心地よく眠りへ導いてくれる睡眠セラピー機能を搭載したアイマスクが登場した。ウェザリー・ジャパン株式会社は、SoundOasis社の光目覚ましスマートアイマスク「illumy/イルミー」を日本全国、オンラインストアで6月23日から販売を開始する。新しい目覚めと入眠の習慣イルミーはアイマスクの中で光を目に当てる事によって、“快適な入眠”と”ストレスのない起床”を促してくれる画期的なアイマスクだ。イルミーは通常の視界の光を遮断して入眠を促すアイマスクでは無く、マスクから日の出と日没の太陽光を再現した2種類の光を照射する事で神経作用に働きかけて入眠と起床をコントロールする。よく言われる事だが、起床時は日光を浴びると自然と目が覚めやすい。起床時は日の出の光を再現した青い光で自然な起床を提供し、入眠時は日没のオレンジの光で副交感神経を刺激して穏やかな入眠へ導いてくれる。また、光のリズムを変化させる事でリラックスした状態のデルタ派で入眠をよりスムーズに行い、ベータ派で自然な目覚めを作ってくれる。宇宙飛行士の体内時計の調整にイルミーは、国際宇宙ステーションで宇宙飛行士の体内時計の調整に使われた技術を使用しており、天候やライフスタイルに左右される事なく体内の調整を行う事が出来る。携帯やPCのアプリケーションで操作を行う事が出来、飛行機でセットすれば時差ボケ対策も可能だ。PCやスマホの影響で入眠や起床に悩みを抱えている人には、ぜひ試してみて欲しい新しいアイテムだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※ウェザリー・ジャパン株式会社※ウェザリー・ジャパン株式会社プレスリリース(Value Press)
2017年07月15日展覧会「魔法の美術館― 光と遊ぶ超体感型ミュージアム」が神戸ファッション美術館にて開催される。会期は、2018年7月14日(土)から9月2日(日)まで。体感型の光のアートを楽しむ「魔法の美術館」「魔法の美術館」は、見て、参加して、楽しむ、体感型の展覧会。来館者の動きに合わせて、色とりどりの光や影のモチーフ、映像、音が変化する作品などが、美しくも不思議な空間を演出する。日本を代表する気鋭のアーティストが作り出した魔法のような空間に入り込み、心ゆくまで遊びつくすことが可能だ。登場する全21点の作品すべて写真撮影も自由となっており、SNSに投稿して楽しむこともできる。動く影が幻想的な「Lifelog_シャンデリア+Lifelog_モビール」小松宏誠の「Lifelog_シャンデリア+Lifelog_モビール」は、天井から吊り下げられた繊細な造形のシャンデリアや、展示されたモビールが回転。壁に映し出された影の動きを楽しめる幻想的な作品だ。自分がキュビスムの世界に「.hito」自分のキュビスム的な姿を楽しめる「.hito」。イスに座ると自分がキュビスム的な姿になり、動きに合わせて変化する。ポリゴンチックになった自分の動きを楽しんで。自分の歩いた道から波紋のように光が広がる「七色小道」「七色小道」は、一見ただの通路に見える道。歩き出すと、自分の跡から様々な色や光が広がっていき、他の人が出す色と混ざりあう。ただ歩いているだけで無意識のうちにお互いに影響を与え合っている様子を参加型アートという形で表現した。時間の経過によって広がった光は形を変えながら消えてしまうので、常に違う姿の「七色小道」を楽しむことができる。【詳細】魔法の美術館― 光と遊ぶ超体感型ミュージアム会期:2018年7月14日(土)~9月2日(日)開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜日、2018年7月17日(火) ※7月16日(月・祝)は開館場所:神戸ファッション美術館住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1入館料:一般 1,000(800)円、大学生・65歳以上 500(400)円、高校生以下 無料※()内は前売り(館内のみ)、または30人以上の団体料金。※小学生以下は保護者(高校生以上)の同伴が必要。出品アーティスト:田中陽、坪倉輝明、藤本直明、小松宏誠、徳井太郎/清水雄大、藤元翔平、重田佑介+Zennyan、岡田憲一、宮本昌典/小岩原直志
2017年06月11日1000万色以上の色彩表現ができるLED照明を使い、限りなく自然光に近い光で展望台全体を覆うフレームを内側から照らす光の演出「六甲山光のアートLightscapeinRokko」。7月1日(土)から始まる夏バージョン「夏は夜」では、夏の夜の月が明るい情景の中で、蛍の飛び交う様子や、雨の日の様子を、約7分間の光の演出で表現されます。家族でもカップルでも女子会でも楽しめそうですね♪限りなく自然光に近いLED照明が織りなすアート光のアート「LightscapeinRokko」は、1000万色以上の色彩表現ができる最新のLED照明器具を使って、限りなく自然光に近い光で展望台全体を覆うフレームを内側から照らす光のイベント。約7分間の演出が繰り返し行われ、1日5回のガイドツアー(無料・別途入場料要)ではスタッフの解説付き!六甲山光のアートや阪神間のパノラマ夜景、六甲枝垂れの設計に関して語ってくれますよ♪夏バージョンの「夏は夜」って?「夏は夜」のテーマは…「夏の夜の、月が明るい情景。闇夜に蛍が多く、またはほんの数匹が飛び交ってぼんやりと光って飛んでいく姿や、雨の日の様子」というもの。照明デザイナー・伏見雅之氏の演出によって、六甲山から望む1000万ドルの夜景とともに、季節の移ろいを感じる幻想的な光景が楽しめるんですね。開催日時イベントの開催日時は以下のようになっています。7月1日(土)~9月8日(金)19:00~21:00(20:30受付終了)※天候により変更の場合があります。【入場料金】大人(中学生以上)300円、小人(4歳~小学生)200円伏見雅之氏プロフィール光を通して日常空間や都市空間を彩り、生活を豊かにする表現のツールとして活動しているアーティスト。主な受賞歴は、「1991年卒業制作東京芸術大学買い上げ」「2001年あかりフェスタ2001審査員特別賞」「2006年ジャパンゴルフフェアPRGRブース空間デザイン(東京ビックサイト)JGGA賞第一位」などがあります。2010年、2011年六甲ミーツ・アート芸術散歩招待アーティスト。六甲ガーデンテラス
2017年05月22日我が家と同じ!『光とともに…』との出会いこんにちは、モンズ―スーと申します。発達障害の当事者で、発達障害グレーゾーンの子どもの母をしています。みなさんは、戸部けいこさんの『光とともに・・・~自閉症児を抱えて~』を知っていますでしょうか?自閉症児の光くんとお母さんを主人公に、誤解されることの多かった発達障害の親子の成長を描いた作品です。社会的な関心を集め、篠原涼子さん主演のドラマでも話題になったんです。発売してからしばらくたち、知らない方も多いと思いますが、この4月に『光とともに・・・~自閉症児を抱えて~』の新装版が発売されました。私が「光とともに・・・」をはじめて読んだのは、息子が発達の遅れを指摘され、「発達障害」という言葉を始めて聞き、私自身も発達障害の傾向があるのでは・・・と悩んでいた頃でした。そして今また読み返し、改めて感じたことがあります。Upload By モンズースーUpload By モンズースーUpload By モンズースーUpload By モンズースーUpload By モンズースー物語に共感しつつ、「いろんな子がいるんだ」と知るきっかけにもほんの数年前のことなのですが当時は今ほど発達障害の情報が無く、難しい専門書を読んでも知らない単語ばかりで理解できずにいました、しかし『光とともに・・・』は漫画だったのでとても読みやすく、自閉症児のお話を知ることができました。私の息子は『光とともに・・・』の光くんとはまた違った子ですが、共感できるお話も多ありました、その一つが「偏食」です息子は乳児期に白い色の数種類の食べ物しか食べられないという変わったこだわりがありました、食卓に何種類もの料理を並べても、子どもの好きそうなメニューを作ってもけして食べず、毎食同じものを食べていました。最初は私の育児の仕方が原因?うちの子だけ?と悩みましたが、『光とともに・・・』を読んでこれが特性の一つであることを知りました。迷うこともあるけれど、我が家も光くん親子とともに考えていきたい『光とともに・・・』は同じ発達に遅れのある親の間でも多く読まれていて、それまで子どもの事を中々理解してくれなかった家族に勧めて読んでもらったら泣きながらよんでくれた・・・なんてお話も聞きました。今回から、『光とともに・・・~自閉症児を抱えて~』の場面の中から発達障害の事例を取り上げてご紹介していきます。このコラムは秋田書店『フォアミセス』誌でも掲載しています。よかったらお手にとってご覧くださいね!Upload By モンズースー新装版 光とともに・・・~自閉症児を抱えて~Upload By モンズースー新装版 光とともに・・・~自閉症児を抱えて~フォアミセス|秋田書店
2017年05月02日ヴィレッジヴァンガードオンラインから、電球型の加湿器が発売されました。えっ、電球が加湿してくれるの?この時期は、喉もお肌もカサカサに。そんなあなたを救済してくれるおしゃれな加湿器が登場しました。まるでおしゃれなインテリアのような電球型の加湿器です!商品ページ商品概要LEDライトがゆっくりと七色に変化して、お部屋を照らしてくれます。たっぷり約6時間も加湿してくれるので、お休み前のリラックスタイムに最適です!電球型USB超音波加湿器スマイルフェイスの操作ボタンを押して操作します。短く押す:加湿器のオン/オフ長押しする:LEDライトのオン/オフ(自動的にグラデーションします。)サイズ:高さ約15cm×幅88cmタンク容量:約400ml電源:USB材質:ABS/PP/PET加湿時間:約6時間※常温の新しい水道水を使用して下さい。※アロマオイルなどは故障の原因となりますので、ご使用にならないで下さい。ヴィレッジヴァンガードオンライン
2017年03月06日おうちでホワイトニング!株式会社ホワイトワンプラスが2017年2月10日(金)より、「ホワイト3(トリプル)スター」を新発売する。光触媒によって歯の表面の汚れを除去してくれるLEDライトと、新開発されたジェルがセットとなったもので、歯のスペシャルケアをすることができる。1回にかかる時間はおよそ20分で、自宅で好きなことをしてくつろぎながら簡単に行うことができるものだ。LEDライトの他に専用のジェルが2本セットになっており、およそ10回使用することができる。使用方法使い方は簡単で、まずケアの前後を比較するために付属のカラーチャートを使って歯の色レベルをチェックする。いつも通りの歯磨きをした後、ジェルを前歯に塗ってから付属のLEDライトを20分間当てる。これだけで歯医者に行かなくても歯のケアができる優れものだ。白い歯を維持するためには1ヶ月に1回を目安とした使用をおすすめしている。だが、初めて使用するときは1日1回、週3回使用するとより効果的だ。「ホワイト3(トリプル)スター」はLEDライト1個、内容量7gのホワイトWスタージェルⅠⅠが2本、説明書、カラーチャート、チェックシートのセットで税抜6,350円となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ホワイトワンプラスプレスリリース(@Press)
2017年02月14日アイリスオーヤマのグループ企業であるアイリスプラザから、ウイルスやアレル物質を分解して撃退する光触媒チタンアパタイト採用した「クリーンファイブラグ」が、9月7日(水)より新発売しました。ペットや小さなお子様など、アレルゲンが気になる人におすすめ!光触媒チタンアパタイトが空気中の有害物質などを分解し、ウイルスや花粉、菌などを撃退するラグです。「坑ウィルス」「坑アレルゲン」「防ダニ」「抗菌効果」「消臭効果」の5つの抗機能で、ペットや小さな子供など、アレルゲンが気になる人におすすめです。さらにホットカーペット対応可能なので、寒い季節も安心して使えます。「クリーンファイブラグ」ラインナップ約1.5畳(130×190cm)格子タイプストライプタイプ約2.5畳(190×190cm)格子タイプストライプタイプ約3畳(190×240cm)格子タイプストライプタイプ
2016年11月25日展覧会「魔法の美術館 光と影のイリュージョン」が、7月12日から8月28日まで、東京・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催される。これまでに、全国多数の美術館を巡回し、総計168万人以上を動員している「魔法の美術館」は、見て、参加して、楽しむ全く新しいタイプの展覧会だ。美術ファンだけでなく、ふだん美術館に足を運ばない方も、子供から大人まで、直感的に楽しめる作品が並ぶ。本展では、コンピューターなどを媒体として先端技術を駆使したアート表現作品「メディアアート」をはじめ、自然現象や光と影を活用したアナログ的作品など多彩な作品を公開。中でも、新しいテクノロジーが潜む本展には、作品と観客がお互いに反応し合う双方向性を持った体感型の作品「インタラクティブアート」が多数出品される。会場では、作品の前に立つと、自分の全身が映し出され、近づいたり遠のいたりすると、身体の解像度が変化してドットでできたキャラクターのような姿に変わっていく、インタラクションアーティスト岡田憲一と空間デザイナー冷水久仁江(LENS)による《Pixelman》をはじめ、作品の前で大きく手を振ると、はらはらと桜の花びらが舞い散る、デザインエンジニア緒方壽人(takram design engineering)による《SAKURA》、「浮遊」への興味から「鳥」や「羽根」をテーマとした作品を展開中の小松宏誠によるガチョウの羽根で作られたシャンデリア《Lifelog_ シャンデリア》など、10組のアーティストによる約17点の多様な作品が展示される。【イベント情報】「魔法の美術館 光と影のイリュージョン」会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館住所:東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜ビル42F会期:7月12日から8月28日時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,000円、大学・高校生600円、65歳以上800円、中学生以下無料休館日:月曜日(但し7月18日は開館、翌火曜日も開館)
2016年06月22日「大阪・光の饗宴2016」が、2016年11月20日(日)から2017年1月9日(月・祝)まで大阪市内各所で開催される。「大阪・光の饗宴2016」は、「御堂筋イルミネーション2016」と「OSAKA光のルネサンス2016」の2つを「コアプログラム」、そして大阪の各所で灯される個性あふれる光を「エリアプログラム」として展開される。「大阪の夜を彩る光のミュージアム」をメインテーマに、“おもてなしの心”を込めて幻想的な光の世界を創り上げる。「御堂筋イルミネーション」2014年度「最も多く街路樹にイルミネーションを施した通り」として世界記録に認定された御堂筋イルミネーション。2016年度は、 「大阪を訪れる人々を優しく包み込む光のシンボルストリート」をデザインコンセプトに、今年も梅田からなんばまで全長約4kmを圧倒的な光で彩る。テーマは、「世界でここだけのあかり〜御堂筋でしかできない、御堂筋ならではの上等イルミネーション〜」。御堂筋を8つのエリアに分割し、水都はブルー、北新地はイエローなど、それぞれの街に適した色の電飾が施される。初日の11月20日(日)は、一部区間が歩行者天国に。普段は歩くことのできない車道からイルミネーションを堪能できる。「大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング」「御堂筋イルミネーション2016」のエリア内で行われる「大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング」。演出は2部構成となっており、いずれも大阪芸術大学学生や一般公募で参加した高校生が、ネイキッドを手掛ける村松亮太郎の総合プロデュースのもとゼロから創り出した光のアート作品を上演する。1部では「OSAKA ART CITY 都市とはアートである」をテーマに、都市の情景が移り変わっていく物語を光のアートで表現。一方、第2部「今昔 –Past, Present and then-」では、今と昔、そして未来の大阪という都市を、学生たちのデザイン画(動画)を照射する。「OSAKA光のルネサンス2016」12月14日(水)から12月25日(日)までの間は、水辺に広がる光のアートフェスティバル「OSAKA光のルネサンス2016」を実施。歴史的な近代建築物「大阪府立中之島図書館」の壁面をスクリーンに、光の芸術作品「ウォールタペストリー」を特別公演として発表する。“心にかがやく宝もの”をテーマに、時の流れの中で人々の心の中にある光輝く大切なものを見つめ・感じることができるような、心温まる作品。平日は19時から30分おきに5回公演、土日祝は18時から7回公演の予定。混雑も予想されるので、時間に余裕を持って楽しんでみて。開催概要大阪・光の饗宴2016開催期間:2016年11月20日(日)~2017年1月9日(月・祝)■御堂筋イルミネーション2016期間:2016年11月20日(日)〜2017年1月9日(月・祝)時間:17:00頃〜23:00場所:御堂筋エリア(阪神前交差点〜難波西口交差点)■OSAKA光のルネサンス2016場所:大阪府立中之島図書館住所:大阪府大阪市北区中之島1-2-10開催期間:2016年12月14日(水)〜12月25日(日)平日:19:00~21:15(5回公演)土日祝:17:00~21:15(7回公演)観覧料:無料※雨天決行。※観覧には30~120分程度の待ち時間が発生する場合有り。平日 19:00~21:15(5回公演)、土日祝 18:00~21:15(7回公演)■大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング開催期間:2016年12月14日(水)〜12月25日(日)開催場所:大阪市中央公会堂正面住所:大阪府大阪市北区中之島1-1-27・1部 OSAKA ART CITY 都市とはアートである時間:17:00~21:00※初日はオープニングセレモニー開催のため17:30頃開始予定。※1回約8分程度約15分ごとに1回のループ照射。・2部 今昔 –Past, Present and then-時間:21:00~21:30※1回約5分程度 ループ照射。■中之島スマイルアートプロジェクト ひかりの実 実施期間:2016年12月14日(水)~12月25日(日) 17:00~22:00【問い合わせ先】大阪・光の饗宴実行委員会事務局TEL:06-6910-1156
2016年05月13日アライドテレシスと朝日ネットは、NTT東日本/NTT西日本の「光コラボレーションモデル」を利用した協業に合意し、アライドテレシスは、光アクセス回線サービス「アライド光」の提供を開始したと発表した。アライド光は、光アクセス回線(フレッツ光ネクスト相当)、ISPサービス「ASAHIネット」、アライドテレシスのGW機器(ルーター)を組み合わせてワンストップで提供するインターネット接続サービス。「光アクセス回線とISP+ルーター」または「光アクセス回線とISP」の組み合わせで構成され、インターネット接続を提供する「インターネットプラン」、仮想的な専用線を提供する「VPNプラン」を利用できる。同サービスでは、ルーターを予備機を含め同社のサービス設備として提供するため、顧客が機器購入や保守加入契約をする必要がない。そのため、機能や性能の要件が変わらなければ、5~6年ごとのWAN設備の老朽化に伴う更改が不要となり、設備投資(機器購入費、導入作業費)がなくなるためコスト低減を図ることが可能だという。また、顧客のアライド光回線の接続拠点には設定済みGW予備機を標準で配備している。これにより、万一の故障時にも機器を交換するだけで速やかな復旧を可能としているほか、故障機器は同社負担で修理し、再設定した機器が返送される。参考価格は、回線速度が1GbpsでIP種別が非固定の場合、月額サービス費用が1万750円、転用のDIY初期工事費用が6万7800円から、新規回線のDIY初期工事費用が8万5300円からとなっている(いずれも税別)。
2016年04月05日理化学研究所(理研)は3月23日、形に揺らぎのある糖鎖を特定のタンパク質「レクチン」と結合させて固定することにより、折れ曲がった状態の糖鎖構造を原子レベルで可視化することに成功したと発表した。同成果は、理研 グローバル研究クラスタ糖鎖構造生物学研究チーム 山口芳樹チームリーダー、長江雅倫研究員らの研究グループによるもので、3月14日付けの英科学誌「Scientific Reports」に掲載された。糖鎖は主に細胞の表面に存在している生体分子で、その多くは細胞膜に埋め込まれたタンパク質や脂質に結合し、細胞同士や細胞の外から内への情報伝達、タンパク質の品質管理・機能調節など、生体内における重要な役割を果たしている。また、一般に柔軟な構造をしており、ひとつの糖鎖がいくつもの形をとるという"揺らぎ"があることが知られている。しかし糖鎖の形は非常に速い速度で相互に変換しており、糖鎖の個々の形を実験的に正確に捉えることはこれまで困難だった。そこで同研究グループは今回、揺らぎのある糖鎖を特定のレクチンと結合させることにより、揺らぎを止めた状態の糖鎖構造の可視化を試みた。糖鎖のモデルとしては、これまで折れ曲がった構造をとると予想されていた「バイセクト型糖鎖」を採用。レクチンは、バイセクト型糖鎖に結合する互いに無関係な2種類、「Calsepaレクチン」と「E4-PHAレクチン」を使用した。まずバイセクト型糖鎖と各レクチンとの複合体を作製して、X線結晶構造解析を行った結果、どちらのレクチン-糖鎖複合体においても、糖鎖の2本の枝のうちの1本の「1-6アーム」と「1-3アーム」が反対の向きを向いた折れ曲がり構造をしていることがわかった。また、糖鎖の折れ曲がり構造が水溶液中でも存在することを確認するために、溶液NMR法を適用しその立体構造を調べたところ、水溶液中においてもバイセクト型糖鎖はCalsepaレクチンとの結合時に折れ曲がり構造をとることが確認された。同研究グループは今回の成果について、糖鎖とタンパク質の相互作用原理や、糖鎖がタンパク質を調節するメカニズムの理解につながることが期待できるとしている。
2016年03月23日産業技術総合研究所(産総研)は3月16日、アルツハイマー病の原因因子のひとつ「アミロイドβタンパク質(Aβ)」の動態を、生きた神経細胞内や生体内で可視化する技術の開発に成功したと発表した。同成果は、産総研 バイオメディカル研究部門 脳遺伝子研究グループ 落石知世 主任研究員、北海道大学大学院 先端生命科学研究院 北村朗 助教、順天堂大学 医学部 脳神経内科 志村秀樹 准教授らの研究グループによるもので、3月16日付けの英国科学誌「Scientific Reports」電子版に掲載された。アルツハイマー病発症のメカニズムとして近年、少数のAβ分子が重合したAβオリゴマーが細胞に対する強い毒性を有し、これが細胞内に蓄積されることが病気の発症に強く関与するという説が有力になりつつある。しかし従来の方法では、細胞や脳組織の標本を用いた解析しかできなかったため、生きた細胞内でAβのオリゴマー化の状態を直接可視化して毒性との因果関係を詳細に解析する方法の開発が求められていた。これまでにAβと蛍光タンパク質GFPを繋ぐリンカーとして12個以下のアミノ酸から構成されたものが報告されていたが、これらはAβが重合するとGFPの蛍光が消失するため、Aβオリゴマーの観察はできない。今回、同研究グループは、AβとGFPを繋ぐリンカーとして14個のアミノ酸を用いて、Aβ分子の重合体が形成されても蛍光を観察できるAβ-GFP融合タンパク質(Aβ-GFP)を開発した。このAβ-GFPを核磁気共鳴装置や電子顕微鏡、免疫組織化学法、蛍光相関分光法で解析したところ、GFPを融合させたことでAβの重合が一定以上進まず、生体内でも生体外でも2量体から4量体を中心としたオリゴマーの状態で存在することがわかった。これらの特徴を活かすことで、生きた細胞内でAβのダイナミックな動きや、初代培養神経細胞内での蓄積状態などの解析が可能となる。また、重合が進んで繊維状となったAβよりも、オリゴマーのほうがより強い毒性を有することから、Aβオリゴマーの重合の度合いと細胞への毒性との関係などの解析を行うことができる。また、AβとGFPを繋ぐリンカーが短いと、重合の影響を受けてGFPの蛍光は観察されなくなる。そこで同研究グループは、今回発見した現象を利用して重合の状態が検出できるシステムを考案。GFPの蛍光強度の変化を測定することで、Aβの重合を抑える創薬候補物質のスクリーニングに利用できることを実証した。同研究グループは今後、培養神経細胞を用いて、Aβ-GFPの蛍光強度を利用したアルツハイマー病の治療薬や予防薬の候補となる物質をより簡便にスクリーニングできる方法の開発に着手する。また、Aβ-GFPを発現させたトランスジェニックマウスを用いて、アルツハイマー病発症のごく初期に起こる神経細胞内部での微細な変化にAβオリゴマーが与える影響についてより詳細な解析を行い、アルツハイマー病発症のメカニズムの解明や予防に関する研究を進めていくとしている。
2016年03月17日新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は3月10日、人工光合成を実現する混合粉末型光触媒シートを開発したと発表した。同成果は、NEDO、人工光合成化学プロセス技術研究組合、東京大学、TOTOらの研究グループによるもので、3月7日付けの英国科学誌「Nature Materials」のオンライン速報版に掲載された。NEDOと人工光合成化学プロセス技術研究組合は、「二酸化炭素原料化基幹化学品製造プロセス技術開発(人工光合成プロジェクト)」において、太陽エネルギーを利用し光触媒によって水から得られるクリーンな水素と、二酸化炭素を原料とした基幹化学品製造プロセスの基盤技術開発に取り組んでいる。今回、同研究グループは、同プロジェクトにおいて、水中に沈めて太陽光を当てるだけで、水を分解して水素と酸素を発生させることができる混合粉末型光触媒シートを開発した。同シートは、可視光を吸収する水素および酸素発生用の2種類の光触媒の粉末を混合してガラス基板上に塗布し、蒸着によりその上に導電層を形成、その後、導電層および光触媒層を剥離する粒子転写法プロセスを経て作製される。同シートを用いた太陽エネルギー利用の水素製造において、今回、太陽エネルギー変換効率1.1%を達成。また同シートは、同一面上で水素と酸素を生成することができるため、高性能を維持したまま大面積に拡張可能であることも特徴だ。同研究グループは、実用化の際に必須となる大量生産への展開に向け、簡便なスクリーン印刷による塗布型化にも成功し、水素および酸素の定常的な発生を確認している。今後、実用化に向けた水素製造デバイスおよびモジュール構造の最適化を進め、2021年度末までに太陽エネルギー変換効率10%の達成を目指すという。
2016年03月10日ソフトバンクは、同社提供の光ブロードバンドサービス「SoftBank 光」において、2段階定額制の「SoftBank 光 ファミリー・ライト」を9日より提供する。2年ごとの自動更新ありの場合、月額利用料金は、税別(以下同)3,900円から5,600円。「SoftBank 光 ファミリー・ライト」は、最大通信速度100Mbpsのインターネット通信を2段階定額料金で利用できる戸建て住宅向けの料金プラン。通信容量が毎月3GB未満であれば月額3,900円(2年ごとの自動更新なしの場合5,500円)で、3GB以上9.9GB未満は100MBあたり24円、9.9GB以上10GB未満は100MBあたり44円の従量制。10GB以上は月額5,600円(2年ごとの自動更新なしの場合7,200円)の定額となる。契約期間内に解約した場合は、9,500円の解除料が必要。同サービスは、ソフトバンクのスマートフォンなどとセットで契約すると利用料金が値引きされる「おうち割 光セット」、Y!mobileのスマートフォンなどとセットで契約すると値引きされる「光おトク割」の対象となっている。なお、「SoftBank 光」の戸建て向けプランでは、毎月使用する通信容量に関わらず月額定額5,200円(2年ごとの自動更新ありの場合)の「SoftBank 光 戸建て 定額」が既に提供されている。「SoftBank 光 ファミリー・ライト」の場合、通信容量が8.4GBを超えると月額料金が「SoftBank 光 戸建て 定額」を上回るため割高になる。同プランの契約を検討しているユーザーは、自身の使っている通信容量を確認したうえで申し込みをしたほうがよいだろう。
2016年03月07日日立製作所は3月4日、企業の商品情報や購買履歴データを基に顧客の多様な嗜好を分析・可視化し、顧客視点での商品企画や販売施策の立案に貢献するという「顧客インサイト分析サービス」を提供開始した。価格は個別見積。新サービスでは、健康志向や価格重視、トレンド追随といった顧客の多様な嗜好を定義し、それらを各商品の特徴に関連付けた上で商品の購買履歴データを分析することで、特定の嗜好を持つ顧客層が多く購入する商品を明らかにし、企業の施策立案で考慮すべきポイントを明確化したレポートを提供する。分析には、同社が新たに開発した情報抽出技術を利用しており、同技術では、過去の分析結果を最新の購買履歴データを基に更新する際に、膨大な更新情報の中から重要な点を抽出できるとしている。これにより、変化する顧客の嗜好と購入する商品の関係性を的確かつ継続的に捉え、施策立案において考慮すべきポイントを容易に把握できるという。加えて、データの偏りを補正する確率モデルを機械学習することで、新商品など購買履歴の少ない商品も含めた精度の高い分析が可能とのことだ。同社が挙げる実証事例によると、ターゲット・メールやクーポン配信への適用では従来のアプローチと比べて販促対象商品の購買率が約2倍に向上し、品揃え改善への適用では対象分野の商品売上が最大約10%向上、メニューのおすすめ表記への適用では施策立案の工数が8分の1に短縮すると共に購買人数が5%向上したという。同サービスにより、多様化する顧客ニーズを的確かつタイムリーに把握できることで、売上向上につながる商品の企画・開発や店舗における品揃え・配置などの施策立案を支援する他、仕入や在庫計画の精度を高め、コスト削減にも貢献するとしている。
2016年03月04日ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)は3月1日、光造形方式3Dプリンタ「monoFab ARM-10」用の光硬化型樹脂「PRR35-OP」と「PRH35-ST2」の国内販売を開始すると発表した。PRR35-OPは硬化後が柔軟質の光硬化型樹脂で、2015年10月に発売した「PRF35-ST」よりも柔軟性が高い。同社によればソフトな触感のフィギュアや密閉容器のパッキン部分のような質感に仕上がるとのこと。価格(税抜き)は350g/本で1万5000円。PRH35-ST2はPRR35-OPと対照的に硬化後が硬質の樹脂で、従来品より環境面での取り扱いが容易となっている。また、コストダウンも実施された。価格は(税抜き)は350g/本で9800円。なお、両製品は東京・名古屋・大阪・福岡にある同社のクリエイティブセンターで実物を見ることが可能だ。
2016年03月01日ディー・サインは3月1日、仕事環境の課題を可視化するためのアンケートツール「ワークプレイスサーベイ」を開発し、リリースしたことを発表した。同社は、これまでオフィス構築のプロジェクトマネジメントを行ってきた知見から、クライアントの課題解決をサポートしてきたノウハウを活かし、ワークプレイスの実態を捉えるためのサーベイツールを開発したという。同ツールでは、ワークプレイスの実態を捉えるための指標として、「ファシリティ」、「ICT」、「運用」、「コミュニケーション」、「ブランディング」の領域に属する32項目の基本設問が設けられ、ワーカー個人が感じている重要度と現状の満足度をWeb上で回答してもらい、その結果を分析してレポーティングされる。上記、基本パッケージの調査・結果報告は全て無料で実施されるという。また今後、一定数の調査実績をもって、データのトレンドをまとめた「統計レポート」が発表される予定となっている。同ツール実施企業は、この統計レポートが後日無料で提供される予定だ。
2016年03月01日東京大学は2月11日、骨髄を透明化することで造血幹細胞の局在を可視化することに成功したと発表した。同成果は同大学医科学研究所の山崎聡 助教、中内啓 光教授(スタンフォード大学兼任)と米スタンフォード大学のJames Y. Chen、宮西正憲研究員、Irving Weissman 教授らの共同研究チームによるもの。2月11日付けの「Nature」オンライン版に掲載された。造血幹細胞は生体内の全血液細胞を供給する組織幹細胞の1つで、骨髄移植という形で臨床応用されている。骨髄中で造血幹細胞がどこに存在するかは、造血幹細胞を生体外で増やす研究において重要だと考えられているが、場所を特定する方法はこれまで開発されていなかった。同研究グループは、Hoxb5という造血幹細胞で特異的に発現する遺伝子を同定。また、ゲノム編集技術によって赤く光る蛍光タンパク質を造血幹細胞特異的に発現させたマウスを作製、そのマウスの骨髄から細胞を分散し、蛍光強度に分けて放射線照射したマウスに移植を行った結果、強い蛍光を示す細胞のみが全ての血液細胞を長期間供給する造血幹細胞であることがわかった。同研究ではさらに、日本の研究チームが開発した透明化技術によって骨髄の透明化に成功し、シートレーザー顕微鏡3次元イメージング技術を用いて骨髄内の血管周囲に長期骨髄再構築を可能とする造血幹細胞が局在していることがわかった。今回の成果について研究グループは「造血幹細胞の動態理解が進み、骨髄移植などの造血幹細胞を用いる新規治療方法の開発を加速させたり、より安全で新しい血液疾患の治療法開発につながることが期待される。また、多能性幹細胞からの血液細胞の分化誘導に関する研究にも重要な知見になると考えられる。」とコメントしている。
2016年02月12日IoT検定制度準備委員会は2月5日、IoTの普及と知識スキルを可視化する策として検定制度を開始することを発表した。同検定は技術的な視点だけでなく、マーケティング担当、サービス提供者、ユーザーなどの視点から必要となるカテゴリー、スキル要件を網羅し、それぞれの立場でIoTのシステムを企画・開発するために必要な知識があることを証明できるものとなっている。主な受験対象者は、IoTを取り入れる組織の経営者および管理者、IoT化を推進するプロジェクトの企画担当者、IoTを活用しデータ分析などを行う利用者、IoTシステムの構築・保守運用に携わるエンジニア。検定分野は、企画推進・戦略立案のための基礎知識やプロジェクトマネジメントに関する知識を問う「戦略とマネジメント」、産業システム・スマート製品に関する知識やIoT関連の標準化に関する知識を問う「産業システムと標準化」、通信関連の法律に関する知識を問う「法律」、データ送信プロトコルやWAN、LANなどに関する知識を問う「ネットワーク」、電子工学やセンサ技術に関する知識を問う「IoTデバイス」、クラウド環境や分散処理システム利用に関する知識を問う「プラットフォーム」、データベースや機械学習に関する知識を問う「データ分析」、暗号化や攻撃対策に関する知識を問う「セキュリティ」を予定している。3月より希望者および有識者に対してベータ試験が実施される予定で、詳細については後日発表される。
2016年02月05日富士通アドバンストエンジニアリング(FAE)は2月1日、イベント来場者の「動き」「興味」を可視化・分析するイベント運営支援ソリューション「EXBOARD(イーエックスボード)」の販売を開始した。価格はイベント会場規模や同時来場者数による個別見積もり。イベントで得られるマーケティング情報は、これまでイベント全体の来場者数やアンケートに限られていたが、新ソリューションの導入により、会場での来場者動線、エリアごとの訪問者数、滞在時間、興味・関心を定量的に計測が可能。この計測データを可視化、分析することで、より戦略的なイベント運営ができるという。特長としてイベント会場で配付する名札にセンサビーコンを装着し、来場者のデータ(位置、動き)を収集する。収集したデータをクラウドに集め、会場全体の混雑状況やエリアごとの訪問者数として会場のモニターなどに表示。イベント主催者は、イベント終了後に来場者の動線やエリア混雑状況などを組み合わせて分析を行うことを可能としている。また、センサビーコンのIDと来場者IDを紐付けることで、特定の来場者の所在情報を把握できる。特定の来場者が受付をした時や、あるエリアを通過した際に出展者のスマートフォンへ事前にメールで通知するほか、検索機能により特定の来場者の現在位置を把握することを可能としている。そのほか、来場者が興味・関心を持ったエリアで簡単な操作(例:名札を裏返すなど)を行うことで、興味・関心度合いを計測。計測したデータはエリアごとに収集し、ランキングや履歴として会場のモニターや出展者のスマートデバイスに表示する。今後、同社では3年間で200ユーザーの販売を目指す。
2016年02月02日ドスパラは22日、光の強度を感知し、自動で調節する車用サンバイザー「オート調光サンバイザー(DN-13581)」を同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は税込14,999円。液晶パネルを利用したサンバイザーで、本体部分にソーラー発電パネルを兼ねたセンサーを搭載し、約0.2秒間隔で光の強さを感知する。光が強い場所ではサンバイザーの液晶パネルを暗く変化させてまぶしさを軽減する一方、日陰やトンネルなど暗い場所ではクリアな状態に変化する。強い日差しだけでなく、雪道における光の反射や対向車のライト、雨のぎらつきなども軽減できる。本体サイズは約W390×D200×H25mm。取り付けに対応するバイザーのサイズは縦幅155~255mm、厚み25~35mm。カラーはブラック、ホワイト、グレーの3色。なお、液晶部分はガラス飛散防止フィルムがついており、破損しても、ガラスの破片のほとんどが飛び散らないという。
2016年01月23日一日の中で気持ちが変化する要因に、目に入る光が大きく影響していることをご存じでしょうか? これを応用し光の色や質を選ぶことで、心のコントロールもある程度可能になります。光がもたらす心理的効果と、それを応用した部屋のあかりで行うセルフメンタルコントロールの方法を、今回ご紹介します。■ あかりの「光色」LED電球や蛍光灯には、昼光色、昼白色、白色、温白色、電球色の5項目の表記があります。これは、あかりの光色をあらわしたもので、順に「白っぽい光」から「オレンジっぽい光」であることを示しています。ちょうど、晴れた一日の「真昼・朝・その間の日中・夕方のはじまり・夕焼けどき」の太陽光を再現したようなもの、と考えるとよいでしょう。あかりによるセルフメンタルコントロールは、この光色を選んで組み合わせることで実践します。まずは、あなたの部屋のベースライトの光色がどの色なのかを把握しておきましょう。そして、可動式のテーブルランプなど「白っぽい光」「オレンジっぽい光」を、それぞれ最低ひとつずつ用意しましょう。■ 光色による心理効果白っぽい光色は、覚醒や緊張感を呼び起こし、涼しさや寒々しさを感じさせます。オレンジっぽい光色は、気持ちをリラックスさせ、温かさや安心、懐かしさを感じさせます。ふたつの間の光色は、心理効果もやはりふたつの間に位置します。ナチュラルなそのあかりの下では、特に過ごしにくさを感じることは少ないはずです。■ 明かりの照らし方光は基本、強いほど覚醒、弱いほど眠気を誘います。ただし、強すぎる光はストレスを増加させるため、たとえば、勉強の眠気ざましのつもりが能率を下げる原因になったりもします。■ 照らす範囲の大きさスポットライトやシェードランプなど、照らされる範囲が小さい照明器具を使うと、光色にかかわらず注意がそちらに向きやすくなるという効果があります。■ 直接照明と間接照明あかりには、光源となる電球などから直接光を当てる直接照明と、いったん光を何かに反射させて拡散させる間接照明があります。間接照明は特別な施工が必要だと思われがちですが、隣室からこぼれるあかりも立派な間接照明です。また、高い家具やはりの上に小さなランプを置いたり、フロアライトの手前に目隠しを置くだけでも、かなり雰囲気のある間接照明になります。ぜひ試してみてください。■ こんな時にはこんなあかり・やる気をだす明るめの白っぽい光と、それよりやや弱めのオレンジの光を、同時に顔に浴びるようにしてみましょう。脳の覚醒をうながしつつ、気持ちを明るくします。・リラックスするまず天井のベースライトは消し、テーブルランプなどの小さめのあかりを点灯します。リラックス姿勢で座ったときに光源が視線より少し下にくるよう、ローテーブルの上などに置くと効果的です。・気持ちを落ちつける動揺を抑え冷静状態にもどるには、間接照明が有効です。ややオレンジかかったあかりを多目に配置し、部屋中がほんわりと明るくなるようにします。・集中する夜間、勉強や仕事に集中したい場合、部屋をむやみに明るくすると注意散漫になるのでよくありません。白っぽい光のデスクスタンドなどで作業する手元だけに十分な明るさをとり、周囲はオレンジ光の間接照明だけにし、あえて薄暗くします。照明を上手に使って、文字どおり明るい毎日を過ごしましょう!
2016年01月13日理化学研究所や科学技術振興機構は1月12日、がんや細胞内病原体に対する免疫に重要な「樹状細胞」の働きを、生体内で可視化するイメージング解析技術の開発に成功したと発表した。今回開発された技術を用いて、感染症やがんの種類に応じ、最適な樹状細胞を効率的に活性化するワクチンの設計・開発に役立つ可能性があるという。同研究は、理化学研究所 統合生命医科学研究センター 組織動態研究チームの岡田峰陽チームリーダーや和歌山県立医科大学 医学部 先端医学研究所 生体調節機構研究部の改正恒康教授らが共同で実施した。体内に侵入した病原体や接種されたワクチンは、免疫細胞の一種である樹状細胞によって認識される。その樹状細胞がリンパ球の一種である「T細胞」を活性化すると体を守る獲得免疫が働くが、樹状細胞には多くの種類があり、病原体やワクチンの種類に応じて異なった役割を果たす。ウイルスやある種の細菌は、体内のさまざまな細胞の中に寄生するが、このような細胞内病原体やがんに対する免疫には、「キラーT細胞」による攻撃が重要となる。がん細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃するキラーT細胞は、そのほとんどが「CD8陽性T細胞」と呼ばれる細胞が、樹状細胞に活性化されることで形成される。「CD8陽性T細胞」を活性化する能力の高い樹状細胞は2種類ある。1つはリンパ節やパイエル板、ひ臓などのリンパ組織に常在しており、もう1つは皮膚や腸、肺などさまざまな組織に存在し、そこからリンパ組織へと移動していく。それぞれの役割やその連携は、病原体やワクチンの種類や感染部位、接種方法などによって異なると考えられているものの、その詳細はわかっていなかった。研究グループは今回、2種類の樹状細胞だけが特定の波長の光を当てることで蛍光色が変化する光変換蛍光タンパク質KikGRを発現するマウスを作成。このマウスの体内に存在する2種類の樹状細胞は、もともとすべて緑色の蛍光を発する。このマウスの皮膚に青紫色の光を照射すると、皮膚にいる交差提示(一部の樹状細胞が細胞外の異物を取り込んで、その抗原を主要組織適合性複合体クラスI上に提示できること)能を持つ樹状細胞だけが、赤色の蛍光を発するようになったという。そして、赤色蛍光を発するようになった皮膚の樹状細胞が、時間とともにリンパ節へと移動してくる様子が観察できたとのこと。この成果により、これらの樹状細胞がリンパ節に移動してきた後の動きなどが判明。マウスにおいては、約3日間のうちにリンパ節内の一番深い部分まで移動する点、リンパ節内で約1週間生存する点などが明らかになったという。理研などは、キラーT細胞の分化に重要な2種類の樹状細胞を、生体内で区別することおよびイメージング解析をする技術の確立に成功したことは、今回が初としている。今回開発された技術を用い、さまざまな種類のワクチンや感染に対する免疫応答を解析することで、効果の強いワクチンが、どの種類の樹状細胞とCD8陽性T細胞の相互作用を最も強く誘導しているかを知ることが可能となる。理研などは「得られた知見を蓄積することにより、感染症の種類に応じて、最適の種類の樹状細胞をターゲットとする新しいワクチン設計・開発の道が開かれることが期待されます。こうした戦略は、感染症に対するワクチンだけでなく、さまざまな腫瘍に対するがん免疫応答を誘導するワクチンの設計・開発にも応用できると考えられます」としている。
2016年01月13日京都大学(京大)は1月7日、今までX線でしか観測できないと考えられていたブラックホール近傍からの放射エネルギーの振動現象を可視光で捉えることに成功したと発表した。同成果は同大 木邑真理子氏、磯貝桂介氏、加藤太一 助教、上田佳宏 准教授、野上大作 准教授らの研究グループによるもの。1月6日(現地時間)に英国科学誌「Nature」の電子版で公開された。同研究グループが今回観測したのは、2015年6月中旬から7月初旬にかけて急激な増光を示したブラックホール連星「はくちょう座V404星」という天体。「はくちょう座V404星」はブラックホールまたは中性子星(主星と呼ぶ)と、普通の星(主系列星: 伴星と呼ぶ)がお互いの周りを回っているX線連星の中でも、アウトバーストと呼ばれる不定期な増光現象を起こすX線新星であり、正確に距離がわかっているブラックホールの中では地球に最も近いブラックホールを主星に持つ天体として知られていた。○今までの天文学的な常識を覆す成果今回発生したアウトバーストでは、京大を中心に活動してきた国際変光星観測ネットワークVSNET teamなどを通して世界中で行われた大規模な国際協力可視測光観測によって、ブラックホールX線新星のアウトバーストにおいては過去最大の可視測光データを得ることに成功。得られたデータを解析した結果、ブラックホール近傍から出る光の変動を可視光で初めて捉えることができた。ブラックホールは一般的に光さえも吸い込む真っ黒な穴であるため、そのような天体からの光を目で見ることはできないと考えられていたが、今回の成果はブラックホールの「またたき」を、数十cm程度の望遠鏡を使えば直接目で観測できる機会があることを示唆するものだという。また、今回の研究では、このような光度変動が今まで他のX線連星で観測されていたときの光度よりも10分の1以下の、非常に光度が低い時期にも起こっていたことも判明。ブラックホール近傍から出る激しい光の変動は、今まで光度が高いときにしか観測されておらず、理論も、光度が高いことを条件とするものしか提唱されていなかったため、同研究グループはこの結果について「今までの天文学的な常識を覆すものである」と説明している。同研究グループは今後、数年以内に本格稼働を予定している同大学の3.8m望遠鏡や、2016年2 月に打ち上げ予定のX線天文衛星「ASTRO-H」を用いたX線連星の観測も視野に入れ、次にX線新星のアウトバーストが起こったときには、今回のアウトバーストの観測で実現しなかった分光観測など、口径の大きな望遠鏡の利点を生かした観測も行うとしている。
2016年01月07日ガーデンクリニックガーデンクリニックでは、12月15日より「水光注射」を導入している。乾燥する冬でも内側から輝くツヤツヤの肌を実現する。水光注射水光注射は、美容大国・韓国からのやってきた施術。韓国では、美しく、ハリがあり、みずみずしい肌のことを「水光皮膚」と読んでおり、水光注射は、大ブームを巻き起こした美肌トリートメントだ。真皮に細かくヒアルロン酸を、専用の機器で注入。ガーデンクリニックでは、ビタミン・アミノ酸・コエンザイムなどの美肌のための成分も移用している。また、目的の症状別に、注射の薬剤を複数種類用意、ダウンタイムもなく、即効性が高い優れものだ。施術時間は20分~30分程度。麻酔クリームを使用するため、安心。治療メニュー水光注射は、顔だけでなく、首・手の甲・デコルテなどにも効果的。継続すれば、肌の老化防止にも繋がる。価格は、1回50,000円。3回で140,000円、5回で230,000円となっている。美容外科ガーデンクリニック美容外科ガーデンクリニックは池袋・品川・横浜・名古屋・大阪・福岡に店舗をもつ美容整形専門クリニックだ。脂肪吸引・豊胸手術などを得意としている。(画像はプレスリリースより)【参考】・美容外科「ガーデンクリニック」若返り術「水光注射」を12月15日より導入
2016年01月05日