オンラインストリーミングサービスのNetflixで配信中のオリジナルドラマ『野武士のグルメ』のプレミア上映会が22日、都内で行われ、主演の竹中直人をはじめ、玉山鉄二、鈴木保奈美、原作の久住昌之が出席した。同ドラマは、『孤独のグルメ』(テレビ東京系)の原作者、久住昌之(原作)と土山しげる(原画)による『漫画版 野武士のグルメ』の実写版。定年退職して時間とお金を自由に使えるようになったサラリーマンの香住武(竹中直人)が、素朴で粗野な野武士(玉山鉄二)のように、好きな時に好きなだけ食することを決意して様々な店で食を楽しんでいく、というストーリーとなっている。竹中は「久住昌之さんのことがずっと好きだったので、まさかこうやってご一緒できるとは夢のようでした。玉山くんとは10数年ぶりの共演で、カウンターで目が合うシーンがあり、玉山くんが僕のことを子どものように優しく見てくれたのが印象に残っています。そして何と言っても保奈美さん! 本当に美しくて、一緒に部屋に入った瞬間に良い時間が流れました。喋らなくても柔らかい気持ちになる女優さんで、今日もお会い出来るとは思いませんでした」と笑顔。鈴木は「撮影初日のケータリングがカレーでした。私は明るい内にカレーを食べると眠くなってその後は本当に使い物にならなくなるんです。なのでお昼にはカレーを食べないようにしています」とロケでのエピソードを語ると、竹中は「僕はそんなにわがままな俳優じゃないんですが、スタッフさんが気を遣ってくれたのかもしれません」と恐縮しきりだった。イベントの前々日(3月20日)は竹中の61歳となる誕生日で、イベントの最後にはサプライズとして竹中の大好きなカレーのケーキが登場じ、鈴木とファーストバイト。「めちゃくちゃうまかったです。保奈美さんとファーストバイトだなんて、夢みたいですね。本当にありがとうございます」とうれしそうだった。
2017年03月23日松屋銀座では2017年3月8日(水)~3月20日(月・祝)まで、漫画家・水木しげるさんの人間像と人生に迫る展覧会「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」が開催されます。水木しげるの人間像と人生に迫る充実の展示!展覧会では、少年時代から亡くなるまでの作品130点以上、資料含む計約350点が展示されます。展示構成は5章+エピローグからなり、時代をおって彼の描いた絵画やスケッチなどを鑑賞できます。●第1章少年時代境港の天才少年画家水木しげるさんは1922年に生まれ、鳥取県境港で育ちました。幼少期に近所に住んでいた「のんのんばあ」から妖怪や死後の世界についての話を語り聞かされ、眼に見えないことに興味をもつようになります。天才画家と称された少年時代の作品からは、素朴ながらも才能が溢れているのが見て取れます。●第2章従軍時代地獄と天国を見た水木二等兵水木さんは1943年に太平洋戦争の召集で、パプア・ニューギニアの激戦地に送られます。戦友が次々と亡くなる「地獄」の中、水木さんも片腕を失う重症を負うことになります。この章では出征前の苦悩が読み取れる手記の原稿や、戦争体験から描いた戦記漫画、終戦直後の南洋で現地人を描いたスケッチなどが紹介されます。●第3章貧乏時代嗚呼、極貧生活九死に一生を得て復員した水木さん。片腕を失っても絵描きへの情熱を絶やすことはありませんでした。鳥取の境港から神戸、東京へと居を移し、紙芝居作家から貸本漫画家となるも、原稿料はごくわずか。極貧生活からなかなか抜け出せない中、お見合い後5日で妻となった「ゲゲゲの女房」布枝さんが水木さんを支え続けます。ここでは後の「ゲゲゲの鬼太郎」の原作となった貸本漫画「墓場鬼太郎」をはじめ、戦後に描いたどこか空虚さを感じられるスケッチなどが紹介されます。●第4章多忙時代さらば貧乏神1965年の「テレビくん」での講談社児童まんが賞の受賞が水木さんの転機となります。これを機に「少年マガジン」「少年サンデー」などでの連載もはじまり、「ゲゲゲの鬼太郎」のTVアニメ放送もスタート。極貧から一転、売れっ子生活になりました。代表的な水木漫画の原画や、当時使っていた日記、家計簿などが展示されます。●第5章妖怪研究家妖怪に取り憑かれて売れっ子作家となった水木さん。戦時中に行ったパプア・ニューギニアへの再訪をきっかけに、50歳を超えた頃から意識的に仕事を減らし、かねてより興味のあった妖怪の研究に没頭し始めます。大漁の文献をもとに水木さんが姿を与えた妖怪たちは、私達がイメージする「妖怪」像に今でも大きな影響を与えています。この章では精密に描かれた妖怪画の魅力を紹介するほか、水木さんが世界中で集めた妖怪像・精霊像コレクションの一部が自宅に設けた妖怪倉庫を再現して展示されます。●エピローグ水木しげるは永遠に家族との時間を何よりも大切にしていた水木さん。愛用のカメラで家族との日常生活を写真に収めていました。この章では、人間・水木しげるのプライベートな側面が紹介されます。水木さんが撮影した日常の写真や、布枝夫人へのインタビュー映像、40人以上の各界著名人からの絵馬による追悼メッセージなどで、水木さんが遺したもの、伝えたかったことに迫ります。波乱の生涯をとおして描き続けた作品と、独自の哲学からうまれた名言、インタビュー映像などから、水木しげるさんが追い求めた「本当の幸福」が見えてきそうです。■イベント概要名称追悼水木しげるゲゲゲの人生展会期2017年3月8日(水)~3月20日(月・祝)会場松屋銀座8階イベントスクエア時間10~20時※入場は閉場の30分前まで。最終日は17時閉場主催朝日新聞社企画協力水木プロダクション入場料一般1,000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円問い合わせ松屋銀座03-3567-1211(大代表)公式HP©水木プロダクション
2017年02月18日アカデミー賞受賞俳優たちが集結した映画『素晴らしきかな、人生』のバレンタインデー直前イベントが2月8日(水)、都内にて行われ、ゲストに松崎しげる、山崎ケイ(相席スタート)が登場した。製作期間3週間という松崎さんの実寸大の顔をモデルにしたチョコレートを持ち登場した山崎さんは、お礼にと松崎さんから唇への一瞬のキスプレゼントがあった。頬にすると言われたのに唇にされ、面食らった表情をした山崎さんだったが、「やだあ!久しぶりのキスだったんですけど!仕事でした初めてのキス、ありがとうございます!」と興奮すると、マスコミ陣からなぜか拍手が送られた。世界中の女性を夢中にさせた『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督の最新作『素晴らしきかな、人生』は、最愛の人を亡くし人生の底にいる男ハワード(ウィル・スミス)が同僚、仲間、家族の愛や思いやりによって、ゆっくりと新たな一歩を進む物語。ウィル・スミスのほか、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンなど、実力派俳優がスクリーンを彩る。映画を観て自問自答の時間を持ったと話す松崎さんは、主演のウィル・スミスが大好きだと言う。松崎さんは「大好きです。ウィル・スミスはアクションとか、キュートな笑顔(という印象)でしたが、この映画では笑顔を見せなくてもどんどん引きこまれていきました。黙っているウィル・スミスって何でこんな魅力的なんだろうって感じました」と、熱心に語った。まもなく迎えるバレンタインデーについて話が及ぶと、ちょっと男性にモテそうな雰囲気が魅力で“ちょうどいいブス”の称号を得ている山崎さんが、義理、義理と本命の間、本命の3タイプのチョコの渡し方について指南を開始。山崎さんは「義理チョコは“義理チョコ”と渡して、間の人は『義理チョコだよ、ま、いまのところね』って言って気をもたせる。本命は『いま、しげるくんのこと好きかどうか考えている途中なんだ』って渡す」と実演した。すると、松崎さんは「いいよね!いいよ!」とノリノリで頷き、山崎さんについて「こんないい女、放っておけるわけないじゃないですか」と女度を讃えていた。『素晴らしきかな、人生』は2月25日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:素晴らしきかな、人生 2017年2月25日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC
2017年02月08日「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之と、土山しげるの作画による「漫画版 野武士のグルメ」が、3月17日(金)より「野武士のグルメ」として「Netflix」にて配信される。この度、本作の予告編と新場面写真が解禁された。仕事一筋で生きてきた香住武(竹中直人)は、定年を迎え時間を持て余していた。ある昼下がりの散歩中、香住は平日の日中に飲むキンキンに冷えたビールのうまさを知ってしまう。何事にも囚われず、気が向いたときに好きなものを自由に飲み食いすることの楽しさに気づいた彼は、戦国の世を自由に生きる野武士(玉山鉄二)に自分を置き換え、心に潜む野武士と共に、お腹と心を満たしてくれる至福の美味しさを探し始める――。原作は、WEBマガジン「幻冬舎plus」で“3rd season”まで連載されている「漫画版 野武士のグルメ」。定年退職して、時間とお金を自由に使える様になったサラリーマン香住武が、虚飾を排した素朴で粗野な“野武士”のように、自分が好きなものを、好きなときに、好きなように食することを決意して、様々な店で食を楽しんでいくグルメ漫画。今回この実写化にあたり、ドラマ版「孤独のグルメ」の制作陣が再集結して制作。主人公の香住武には、俳優だけでなく監督やバラエティなど多方面で活躍する竹中直人が扮し、冴えない初老男が自由に生きることで次第に洗練されていく姿を体現。また香住の理想の分身として、その心の中に登場する荒々しい野武士には、「BOSS」や連続テレビ小説「マッサン」などに出演する玉山鉄二。2人で一人となる両者のギャップの妙が醸し出すコミカルさも本作の魅力の一つだ。このほど到着した場面写真では、香住が真っ昼間の公園でビールを堪能する様子や、人の目を気にして食事に悩む香住の前に現れる野武士。ほかにも、香住が妻・静子とのおでんを食べる和やかな姿と、店で騒ぐ客に注意できない香住の心の中に現れて代わりに一刀両断する頼もしい野武士の姿が捉えられている。また併せて解禁された予告編では、香住が自由を持て余したどり着いた至福の時間、ひとりメシを堪能する場面が映し出される。ナポリタンやアジの開き、ビーフシチューなどおいしそうなメニューばかり。しかし、その至福の時間を邪魔する悪態をつく客…そんなときに、玉山さん扮する野武士が登場。店に勢いよく入るなり「説教というのは、シラフのときにするもんじゃ!」と一喝するシーンも。この予告編だけでもお腹が鳴ってしまう…そんな映像となっている。Netflixオリジナルドラマ「野武士のグルメ」は3月17日(金)よりNetflixにて独占配信開始。(cinemacafe.net)
2017年02月02日シンガーソングライターで俳優の泉谷しげるが15日、都内で行われたテレビ東京系ドラマ『三匹のおっさん3 ~正義の味方、3たび~』(1月20日スタート 毎週金曜20:00~)の記者会見に、共演の北大路欣也、志賀廣太郎とともに登場した。同作は作家・有川浩の人気小説シリーズを映像化。2014年1月クール、2015年4月クールに放送されたシリーズのパート3となる。かつて悪ガキだった清一(北大路)、重雄(泉谷)、則夫(志賀)の3人が、定年退職後にご近所内の悪を成敗していく。会場に集まった視聴者たちの中には、家族で同作を楽しみにしているという子供達も大勢いた。その中で6歳の少女が「清ちゃん、重ちゃん、則ちゃんのように強くなるには、6歳の女の子の私はどうしたらいいですか?」と質問。それに対して、泉谷は「俺らしくないことを言わせてもらえればですよ」と前置きをしながら、「本当に強いのは、優しい人ですよ」と回答した。泉谷は「強くない人はキャンキャンキャンキャン、俺みたいに吠えるんですよ。こういうやつは一番弱いの。だからキャンキャンキャンキャン吠える」と説明。「優しいことは一番強いということです。だから、優しい人になってくださいね」と、少女に向かって真摯に語りかけた。また、志賀は”世の中の懲らしめたい悪”として「ちょっとしたことで怒ってるような人を見るのはとっても嫌な気分」と例を挙げる。「立場上、相手に反論したり反撃したりできない人に向かって、クレームしたりとか理不尽な言いがかりをつけてるとか」と具体的に表すと、泉谷も「寛容がなくなってるな、今」と顔をしかめた。「静かな生活をしたいがために、幼稚園の声がうるさいとか」と嘆いた泉谷は、「子供ってのは騒いで泣くもんなんだから」と断言。「あのうるさい声は幸せだよ、ものすごく。子供の声がなくなるなんて、最悪だよ」と訴えかけた。さらに北大路も「できるだけ今、怒らない、カッとしない、穏やかにいたいという、それが僕のテーマだから」と自身について語る。「則さん(志賀)もシゲ(泉谷)も言ってるように、優しくなるというのが一番大変なこと」と述べ、「優しくなりたいし、世の中も優しくしてほしいというのが願いでもあります」とメッセージを贈った。
2017年01月16日『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる漫画家・水木しげるの人生を辿る回顧展「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」が、17年3月8日から20日まで松屋銀座にて開催される。水木しげるは、昨年11月に93歳で亡くなった漫画家。『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』など多くのヒット作を生み出した漫画家として知られるだけでなく、それらの作品を通じて妖怪文化を広めた妖怪研究家としても高く評価されていた。また、戦争で片腕を失い、復員後は貧困に苦しむなど波乱に満ちた生涯ではあったが、独特のユーモアと示唆に富んだ多くの言葉を遺している。同展では、水木プロダクションの全面的な協力のもと、少年期の習作から、戦地で描いたスケッチ、貸本時代からの貴重な漫画や妖怪画の原稿まで、水木が遺した130点以上の貴重な資料を展示。また、その人生経験に裏打ちされた独自の哲学が読み取れる名言も紹介される他、水木の書斎の再現や愛用していた私物、世界中で収集した妖怪・精霊像コレクションなども出展される。【展覧会情報】「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:17年3月8日~20日時間:10:00~20:00(17年3月20日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,000円(700円)、高校生700円(500円)、中学生500円(400円)、小学生300円※()内は前売り料金。ヤフーパスマーケット、セブンイレブン、ローソン、チケットぴあにて1月10日~3月7日まで販売
2016年12月24日NHKのBSプレミアムで2017年1月10日よりスタートするプレミアムよるドラマ『幕末グルメ ブシメシ!』(全8話 毎週火曜 23:15~23:44)の試写会が20日、東京・渋谷の同局で行われ、瀬戸康史、田中圭、三吉彩花、草刈正雄が出席した。瀬戸康史にとってNHKの連続ドラマ初主演となる同ドラマは、幕末の江戸を舞台に、殿(草刈正雄)の参勤交代で訪れた江戸で包丁片手に料理を振る舞うことになった高野藩衣紋方・酒田伴四郎(瀬戸)とその周囲の騒動を描いた1話完結の時代劇。原作は、土山しげるの漫画『勤番グルメ ブシメシ!』。主演の瀬戸は「今、日光で毎日マイナス3度の中、料理を作っています。とても寒いんですが、スタッフさんや出演者の皆さんが素敵な方ばかりで癒やされながらほんわかして撮影しています」と撮影は順調だという。瀬戸が演じる伴四郎の妻・すず役の三吉も「皆さんとご一緒して2週間ぐらいですが、現場の雰囲気がとても温かくてチームワークが素晴らしい現場です。寒さにも負けず撮影しています」と満足げで、夫役の瀬戸については「以前別のドラマでご一緒した時は、出演者の皆さんやマネージャーさんと一緒に瀬戸さんの抜けているところを探しました。今回も探していたんですが全くなくて、『この人何者なんだろう』と思いましたね。優しく温かく現場を包んでくれます」と好印象の様子だった。瀬戸を絶賛していた三吉だが、会見の途中に瀬戸の「僕は『グレーテルのかまど』(NHK Eテレ)でスイーツ作りをやっているので料理が上手いっていうところがありますね」という言葉尻をつかまえて「ご自身が『(料理が)できちゃうんだよよな俺は』と1回言って、現場で盛り上がると何回も繰り返して言う癖があるんです。その日も切り方の手先が良かったので『もうちょっと下手に雑にやった方がいいよ』と皆さんが言ってたら『俺できちゃうんだよね』と何回も言うんですよ」と明かして笑いを誘っていた。
2016年12月20日日本を代表する漫画家・水木しげるの人間像と人生に迫る展覧会「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」が大丸ミュージアム<京都>で開催される。開催期間は、2017年4月26日(水)から5月8日(月)まで。水木しげるは「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」など、多くのヒット作を生み出した漫画家としてだけでなく、作品を通じて妖怪文化を広めた妖怪研究家でもあった。戦争で片腕を失い、復員後は貧困に苦しむなどその生涯は波乱にみちていたが、大戦をはさんだ激動の時代を生き抜いた彼が遺した作品や言葉は、独特のユーモアと示唆に富んでおり、多くの人を魅了し続けている。同展では、人間・水木しげるが遺したものを徹底的に振り返える。少年時代から従軍時代、妖怪研究家として活躍した時代まで、130点以上もの作品が集結。少年期の習作、戦地で描いたスケッチ、貸本時代からの貴重な漫画や妖怪画の原稿などからは、卓越した画力とメッセージ性がうかがえる。また、その人生経験に裏打ちされた独自の哲学が読み取れる名言の紹介や、作品が生み出された書斎の再現、愛用していた私物や世界中で収集した妖怪・精霊像コレクションも展開される。さらに布枝夫人へのインタビュー映像や家族との写真などを通じて、水木しげるが追い求めた「本当の幸福とは何か」を探る内容となっている。【詳細】追悼水木しげる ゲゲゲの人生展開催期間:2017年4月26日(水)〜5月8日(月)会場:大丸ミュージアム<京都>住所:京都府京都市下京区 四条通高倉西入立売西町79番地 大丸京都店6階時間:10:00〜20:00 (入場は閉場の30分前まで) ※最終日は17:00閉場入場料:一般 1,000円(800円)、中高大生 800円(600円)、小学生 300円 (200円)※()内は優待料金。10名以上の団体、大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸・松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証の保持者が優待対象。※小学生未満は無料。※小学生以下のみでの単独入場は不可。※混雑状況によっては、整理券で対応する場合、入場できない場合あり。前売り:大丸京都店7階商品券売場、セブンチケットにて4月25日(火)まで販売予定 (セブンチケットでは当日券も販売)©水木プロダクション
2016年12月17日9月6日(火)に東京・豊洲PITで松崎しげる主催のライブイベント「黒フェス2016~白黒歌合戦~」が開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】昨年、松崎のデビュー45周年を記念して千葉・幕張メッセにて初開催された「黒フェス」。2年目となる今年は、松崎のほか、奥田民生、ももいろクローバーZ、中川翔子、青木隆治、クリス・ハート、May J.の出演が決定。出演者は今後も追加される。また、公演当日には、今年ニコニコ超会議2016でコラボした「虹色オーケストラ」との共演シングルの発売も決定している。松崎は意気込みについて「団塊世代もゆとり世代も関係ないから、今年も騒ぎに来いよ!!」とコメントを寄せている。チケットの一般発売に先駆けて、先行を実施。受付は6月18日(土)昼12時から26日(日)午後11時59分まで。■「黒フェス2016~白黒歌合戦~」日時:9月6日(火)開場17:00 / 開演18:00会場: チームスマイル・豊洲PIT(ピット)(東京都)出演:松崎しげる / 青木隆治 / 奥田民生 / クリス・ハート / 中川翔子 / May J. / ももいろクローバーZ / and more料金:スタンディング 7,800円(税込) / 後方指定席8,800円(税込) ※3歳以上有料
2016年06月17日シンガーソングライターの泉谷しげるが発起人となって、熊本県南阿蘇村で5月28日に開催する予定だった「阿蘇ロックフェスティアバル2016」が、熊本地震の被災状況を受け、延期されることが決まった。21日、同フェスの実行委員会が発表した。このフェスは、泉谷しげるのほか、ウルフルズ、サンボマスター、スチャダラパー、電気グルーヴ、でんぱ組.inc、レキシ、WANIMAが出演し、オープニングMCに、LEGEND オブ伝説 a.k.a サイプレス上野、MCにスマイリー原島を迎えて開催予定だった。しかし、会場の熊本県野外劇場アスペクタがある南阿蘇村が、今月14日から発生している熊本地震で大きな被害を受けていることを踏まえ、現地の復旧を待って延期することを決定。今後の開催予定などについては「状況を注視し沈静化を待って、安全を充分に精査したのちにご報告いたします」としている。チケット販売は中止しており、払い戻しにも対応する。同フェスは、南阿蘇村をはじめ多くの熊本県のスタッフや協力者が運営に携わっており、実行委員会代表の小泉朋氏は「必ず、同じスタッフと共に阿蘇ロックフェスティバルを"南阿蘇村"で再び開催する事を強く胸に誓います」「被災された皆様が早く平穏な日々を取り戻せるよう心より願い、微力ながら支援を続けていきたいと思います」とコメントを発表している。
2016年04月21日今回のテーマは、タイトルであるgegeの通り、故水木しげるさんへの追悼を込めたオマージュです。タイトルの「gege」は鳥取の方言でもある「下下」、そして水木しげるさんの幼少期のあだ名の「ゲゲ」でもあります。昨年の暮れ、水木しげるさんがお亡くなりになられました。言わずもがな、陰の存在だった妖怪たちを一躍日常のファンタジーに昇華させた方です。なぜ鳥取という環境からあのネガティブな世界を描く漫画家、水木しげるという作家が生まれたのか?その疑問に少しでも自分なりに答えを見つけれるようなリサーチをしよう。そういう思いでコレクション制作をスタートさせました。水木さんの故郷である弓ケ浜半島の先端、境港を調べて行くと、妖怪の空気感がありません。もともと中国山脈から流れる日野川から流れてくる砂が溜まって出来た砂州なので、妖怪の住み着きそうな森や山が無いのです。不思議に思っていると、水木さんの実家が日本海の海沿いにあり、いつも対岸沿いの島根半島をみて、妖怪が住む世界に心躍らせられていたとの事を伺い、納得しました。隣の県は神様がやってくる島根県、"神様の国"といわれる地域であり、出雲に神在月には全国の神様がやってくる場所です。神様がいそうな場所ですから、妖怪も沢山いたのでしょう。生前、水木さんはあるインタビューで、鳥取に妖怪の気配があったのではなく、隣の県、島根からいつも気配を感じていたとおっしゃっていました。それを伺い、鳥取じゃ無いんかいw!(しばしば妖怪の県といわれつつも)と突っ込みをいれたくなりました。しかしながら、大胆な仮説ですが、何も無いからこそ、イマジネーションが沸いたのでは?と。それは鳥取のもう一人の巨匠、写真家、植田正治にも通じる非日常的な世界観なのではと思いました。日常と非日常の様々な生き物が混ざり合った、自分のルーツでもある世界。まだまだ僕が描く世界は小さいですが、これからも様々な価値観が混ざり合ったより大きな世界を描けるようになりたいです。それでは、ほんとうの妖怪になられた水木しげるさん、この世界の多くの事を学ばさせて頂きました。本当にありがとうございました。
2016年04月14日NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」に出演した松下奈緒、向井理、実写版『ゲゲゲの鬼太郎』主演のウエンツ瑛士らが1月31日(日)に青山葬儀所で開催された「水木しげるサン お別れ会」に出席。向井さん、松下さんは涙を浮かべて水木さんとの思い出を語った。昨年11月に亡くなった水木さんのお別れの会として、水木さんの“弟子”である作家の荒俣宏、京極夏彦らが発起人となって開催。水木作品となじみの深い俳優や声優、作家や行政関係者まで多くの人々が参列した。松下さんと向井さんは、水木さんの妻・布枝さんが著した自伝を原作としたドラマ「ゲゲゲの女房」で水木さん夫妻をモデルにした村井布美枝&茂夫妻を演じ、高視聴率を叩き出した。献花後に揃って報道陣の取材に応じた。向井さんは、生前「100歳まで生きる」と語っていた水木さんの死に「不死身のような人だと思っていたので、一報を聞いた時は信じられなかったです。いまもこうやって会に参加してるんですけど、どこかに漂ってるんじゃないかという雰囲気を感じてます」と語った。存命中の水木さんの役を演じることに、撮影前はプレッシャーでいっぱいだったというが「お会いした水木さんに『好きなようにやりなさい』と言っていただき、不安と葛藤が吹き飛びました」と明かし「その言葉を糧にこれからもやっていくんだろうと思います」と語った。松下さんも涙ながらに「ゲゲゲの女房」への出演は「宝物です」と語り「先生を支える人に一瞬でもなれたことは本当に素敵なことでした」とうなずいた。映画で2度にわたって鬼太郎を演じたウエンツさんは、映画の完成時に水木さんと言葉を交わしたそうで「第一声は『カッコよすぎるな』でした(笑)」と水木さんとの思い出を明かし「これだけ愛される作品に参加できたことを感謝しています」と語った。(text:cinemacafe.net)
2016年01月31日昨年11月に93歳で亡くなった漫画家の水木しげるのお別れの会が1月31日(日)に都内で開催され、妻・布枝さんをはじめ、大勢の関係者が参列した。このお別れ会は、水木さんの一番弟子を自任する作家の荒俣宏、作家デビュー前から水木さんと親交があり、水木さんの全集の監修も務める京極夏彦らが発起人となって開催。会場には「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマ曲や「ゲゲゲの女房」の主題歌で「いきものがかり」の「ありがとう」などゆかりの曲が流れ、正面には遺影と祭壇が置かれた。祭壇は京極さんのデザインによるもの。水木さんの短編「丸い輪の世界」をイメージした、あの世とこの世をつなぐ輪があるが京極さんは「輪が開いている時は先生は鬼太郎たちと笑いながらこちらを見ている」と説明。また、手前は故郷の鳥取県境港の海原を、左右は水木さんが愛してやまなかった南方のジャングルをイメージしており、鬼太郎でおなじみの妖怪ポストも設置されている。法名は「大満院釋導茂」。水木さんがよく来客に言っていた「どうも」という挨拶のようで、妻の布枝さんも気に入っているという。報道陣の取材に応じた妻の布枝さんは、何度も「自然体」という言葉で水木さんを表現。作品にかける情熱について「一生懸命、努力、努力で作品にかける意気込みはすごかった」と語った。水木さん自身は生前「100歳まで生きる」と言っていたそうで「私も100歳まで生きる人だと思ってました…」と少し寂しそうに語っていた。発起人代表の荒俣さんは、布枝さんの言葉にうなずき「本当に自然体の人でした。本人は『なにがお別れの会だ』と言ってるかもしれませんが(笑)」と語り、水木さんについて「何だかわからないけど、話をすると(相手を)幸せにする人でした」とその人柄を偲んだ。お別れの会では、京極さんが司会を務め、荒俣さんはユーモアたっぷりに水木さんとの思い出を明かしつつ、その略歴を紹介。参列者を代表して、水木さんとは貸本屋の時代から漫画家仲間として切磋琢磨してきたさいとうたかを、アニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」で鬼太郎の声を担当した声優の野沢雅子、学生時代から水木さんの作品の手伝いをしていた編集者の松田哲夫氏がお別れの言葉を述べた。野沢さんは「鬼太郎と出会えて、本当に本当に幸せでした。先生、ありがとうございました」と水木さんに感謝の思いを伝えた。お別れの会にはドラマ「ゲゲゲの女房」で水木夫妻を演じた松下奈緒、向井理、実写映画版『ゲゲゲの鬼太郎』主演のウエンツ瑛士ほか、浅野忠信、香川照之、中川翔子、さかなクンなど多数の著名人が足を運んだ。午後からの第二部では、一般のファンのための献花の時間もあり、朝早くから多くの人が会場前に列をなしていた。(text:cinemacafe.net)
2016年01月31日2015年11月に他界した漫画家・水木しげるさんをしのんで、女性にもオススメな、あまり知られていない水木しげる作品をご紹介。「浅野いにお」などの若手漫画家にも多大な影響を与え、近年では芸術的な観点からも高い評価を得ている水木漫画。手の込んだ点描、執ようなほど細密に描き込まれた背景、それでいてギャグ漫画のようにファニーなデザインのキャラクターたちは老若男女問わず愛され続けてきました。水木漫画の素晴らしい点は、その洗練された画風だけでなく、独特の空気感です。それは水木しげるの人生観が作品ににじんでいるからなのでしょう。ぜひ、これを機に、おどろおどろしいのに面白い、それでいてどこか哀愁や懐かしさを感じる水木しげるワールドに足を踏み入れてみてください。■「河童の三平」(ちくま文庫)かっぱによく似た人間の少年・河原三平が活躍する物語。緻密な背景の描き込みと、とぼけたキャラクター造形という、水木作品の特徴がとてもでている作品です。ギャグもちりばめられた脱力系漫画かと思いきや、とても考えさせられる内容となっています。■「のんのんばあとオレ」(講談社漫画文庫)水木しげるが幼いころ、家でお手伝いをしていた通称・のんのんばあが主人公のコミックエッセイです。1991年、同名のテレビドラマとしてNHKで放送されました。のんのんばあは、お化けや妖怪の世界のことに詳しく、幼いころの水木に多大な影響を与えました。彼女こそ、妖怪漫画家としての水木しげるの原点ともいえます。そんな水木の、のんのんばあとの少年時代のエピソードは、おもしろおかしくて、どこか哀しく、忘れられない読後感を残します。 ■「総員! 玉砕せよ」(講談社文庫)この作品は、陸軍兵士としてニューギニアのラバウルに出征した経験のある、水木しげるの壮絶な体験が基になっており、戦争の「リアル」が生々しく迫ってくる作品です。この作品を読むと、戦争の「悲惨さ」もそうですが、戦争の「無意味さ」というものがしみじみと伝わってきます。水木漫画愛好家のなかでも、一番といっていいほどの人気を誇る作品。ぜひこの機会にご一読を!
2015年12月22日11月30日、93歳でこの世を去った漫画家・水木しげる。この度、フジテレビにて水木さん追悼特別番組として、ウエンツ瑛士が主人公を務めた実写映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』が12月4日(金)21時より放送されることが決定した。「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ「河童の三平」「悪魔くん」など日本漫画界への多大なる功績を残してきた水木さん。中でも「ゲゲゲの鬼太郎」は1968年にアニメ化されてから度々アニメ版が制作され、さらにテレビドラマや映画など様々な形で幅広く愛されてきた。今回放送されるのは、「ゲゲゲの鬼太郎」をウエンツさんを主人公に迎えた2008年公開の実写映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』。物語は、小雨の降る夜に“かごめの歌”を聴いてしまった若い女性が失踪する怪事件が連続して発生するところから始まる。その事件に巻き込まれてしまった一人、女子高生の楓(北乃きい)とともに謎の解明に乗り出す鬼太郎(ウエンツ瑛士)。千年の時を経て蘇った悪霊の呪いが原因であることを突き止める。その呪いを封印するための儀式には古の楽器が必要なことから、鬼太郎と仲間たちは古地図に記された場所、“天”“地”“海”へと手分けして向かう。楓にかけられた呪いの期限が迫る中、呪いに秘められた驚くべき真実が次第に明らかとなっていくが…。実写映画シリーズ2作目となった本作には、前作から引き続き、鬼太郎役のウエンツさんや、猫娘役に田中麗奈、ねずみ男役に大泉洋、砂かけ婆役に室井滋、子なき爺役に間寛平、一反木綿の声に柳沢慎吾、ぬり壁の声に伊集院光、目玉おやじの声に1968年のTVアニメシリーズから同役を担当してきた田の中勇らが集結。さらに、物語のカギを握るヒロインを北乃きいが、ぬらりひょん役を緒形拳が演じており、緒形さんにとっては本作が遺作となる。また、本来放送が予定されていた桐谷美玲主演「アンダーウェア」は関東地区では12月5日(土)15時5分より放送予定。金曜プレミアム「水木しげるさん追悼特別番組映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』」は12月4日(金)21時より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月04日11月30日、93歳でこの世を去った漫画家・水木しげる。この度、水木さんの逝去を偲んで、向井理、松下奈緒ら豪華俳優陣を迎えて放送されたNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の総集編(全3回)が再放送されることが決定した。水木さんの妻・武良布枝の著書「ゲゲゲの女房」を原案に、本作が連続テレビ小説初出演となった松下さん、向井さんをはじめ、竹下景子、松坂慶子、野際陽子、大杉漣、杉浦太陽、風間杜夫、有森也実など豪華俳優陣を迎えて映像化されたドラマ「ゲゲゲの女房」。原案者夫妻が生活する東京都調布市をメイン舞台に、好きなマンガに命懸けで打ち込む夫を支え、おおらかに、そして朗らやかに生きていくヒロインとその家族を描いた昭和の青春物語は、社会現象をも巻き起こす大きな反響を呼び、主題歌を担当した「いきものがかり」の「ありがとう」は空前の大ヒット、松下さんは2010年の「NHK紅白歌合戦」にて司会を務めた。連続テレビ小説としては82作品目であり、2010年3月29日から9月25日まで26週、全156回にわたり放送された本作を、全3回にまとめた総集編の再放送が決定。第1回「旅立ちの風」を12月5日(土)16時40分より、第2回「来るべき時が来た」は12月12日(土)16時05分より、第3回「ありがとう」は12月13日(日)16時05分より、それぞれ放送される。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日BS11は、11月30日に亡くなった漫画家・水木しげるさんの追悼番組として、12月6日の『日曜名画座』枠(毎週月曜20:00~22:00)で、映画『ゲゲゲの女房』を放送する。同作は、NHK連続テレビ小説にもなった、水木さんの妻・布枝さんがつづった自伝エッセイを映画化し、2010年に公開。吹石一恵・宮藤官九郎が演じる、お見合いから5日後に結婚した夫婦を、鈴木卓爾監督が描く。(C)2010水木プロダクション/『ゲゲゲの女房』製作委員会
2015年12月02日今年芸能活動45周年を迎えた松崎しげるさんですが、名前を聞いてまず頭に思い浮かぶのは、やはり“黒”ではないでしょうか。9月にはなんと「黒フェス」を開催するという松崎さんに、話を伺いました。――太陽にあたるのって、気持ちがいいですか?ものっすっごい気持ちいい!俺って太陽にあたってないと元気がなくなっちゃうんだよ。一番好きな焼け方が、海で焼く“潮焼き”なんだけど、サンセットタイム頃、自分の肌もほてりが落ち着いてきて、ちょっとドライになってきて…。もうね、あの瞬間がたまんなく好き。至福のときだよね。――今は夏ですが、ちなみに冬場はどうされてるんですか?そう、そこなんだよ。10月から2月の間はディナーショーをずっとやってるんだけど、その時期ってなかなか太陽を浴びられないじゃない。あるとき友人に、「なんか肌の色が褪せてきたけど、具合が悪いの?」って言われたことがあって。これは企業努力しなくちゃいけないと、事務所に日焼けマシンを買ったの。“マイアミ”って名前をつけたんだけど。冬場は、「ちょっと30分くらいマイアミ行ってくるわ」って、日焼けマシンに入るんです。気分はマイアミ(笑)。ちなみに自宅にあるヤツは、“マイアミ2号”ね。――素敵…って、ダメです、これじゃ日焼けの話で終わっちゃいます。音楽の話をしないと(笑)。いやいや、もうね、なんでもいいんだよ。黒だろうが、音楽だろうが、おもしろそうなおじさんだと思ってくれようが、興味を持ってくれるきっかけなんて、なんでもいいし、楽しみ方なんて人それぞれでしょう?ネタにしてくれてることも全然OKよ。―――なんでそんなに懐が深いんですか?45年、いろんなことをやってきたうえに、成功してきた自負もそれなりにあるからね。例えばCMソングからヒット曲を生んだっていう意味では、グリコのアーモンドチョコのCMソングだった『愛のメモリー』がその走りだったし。本業はミュージシャンではあるけれども、ドラマや映画に出て評価してもらったり…。最初はなかなか売れなくて、自分のマネージャーだった宇崎竜童がバンドを作って俺を追い越していったり、バンドメンバーだった仲間が別のバンドでデビューして、大ヒットしたこともありましたよ。その頃、俺はCMソングの帝王なんて呼ばれてたものの、顔も名前も出ない仕事ばっかり。つらい時期もあったんだけど、でもあんまりネガティブに考えても仕方ないからさ。あいつらの曲は週に1回しか聞こえないけど、俺の声は1日50回くらい流れてると思えば、こういう仕事もあるかなって。そんなときに毎日一緒に飲んで、励まし合ってたのが、今回『黒フェス』にも出てくれる、西田敏行なんだよね。売れる前は六本木で親友と二人、流しをしてた。――なるほど!『黒フェス』のラインナップって全体的に非常に謎だったんですが、なかでも一番“なぜ?!”と思ったのが西田さんだったんです。そういう繋がりがあったんですね。昔、俺が柴俊夫さんと一緒に住ように二人で六本木にギター持って出かけていって、お客さんからお題を拝借して、即興で歌を作るっていうのをやってたの。俺がギターを弾いて、あいつが歌詞をつけて歌うわけ。“松ちゃん・西やん”、あるいは“ゴボウとブタ”なんて呼ばれたなぁ(笑)。――ゴボウとブタ?!そうそう(笑)。その頃、俺、月に6万円くらいしかもらってなかったんだけど、六本木に行けば飲み代やメシ代はおごってもらえるし、歌を歌えばお金をもらえるし。しかも女の子もいっぱいいるじゃない?こんないいことないわって思ってた(笑)。二人とも売れてなかったからね。でも西やんとの出会いは本当に大きいんだよ。ドラマの話が来たときに、やるべきかやらざるべきか迷って、彼に相談したら、(物まねしながら)「お前な、お前、可能性があるんだったらなんでもやるべ」って背中を押してくれたのが西やん。45周年のイベントやるんだって言ったら、(また物まね)「お前よ、オレ行くからよ。お前、オレ呼ばないでどうすんだよ」って言うんだよね。今回は二人で歌いますよ。あと、スターダスト☆レビューと俺と西やんで、アカペラでなんか歌おうかなって思ってます。――にも、清水ミチコさん、ももクロ、コロッケさんに葉加瀬太郎さん…。あと、すみません、『たいめいけん』の三代目シェフの、茂出木浩司さんのお名前があるんですが、これは…?あいつ、俺を“神”と崇めてるんだよ(笑)。なんか俺に憧れて、俺みたいに黒くなったんだって。でももはや、あいつの方が黒いんだけどね。でもあの黒さはちょっとねぇ。俺は“デミグラス”って呼んでんだけど。◇まつざき・しげる’49年生まれ、東京都出身。’70年にソロデビュ―。’77年に『愛のメモリー』が大ヒット。その後ドラマなどにも出演し、俳優としても人気を博す。名曲をカバーしたアルバム『私の歌~リスペクト~』(ハッツアンドリミテッド)が好評発売中。◇「松崎しげる デビュー45周年『黒フェス』~白黒歌合戦~」を9/6に幕張メッセ国際展示場で開催。出演はももいろクローバーZ、西田敏行、葉加瀬太郎、スターダスト☆レビュー、清水ミチコ、コロッケなど。チケットなど詳細はへ。また、LINEのスタンプも大好評発売中です!※『anan』2015年8月12日・19日号より。写真・中島慶子インタビュー
2015年08月08日9月6日(日)に千葉・幕張メッセ 国際展示場で開催される「松崎しげる デビュー45周年 「黒フェス」しげる祭 ~白黒歌合戦~」。開催日となる9月6日(ク・ロ)が「松崎しげるの日」として記念日認定され、話題を呼んでいる中、同イベントの主宰である松崎しげると、出演するスターダスト☆レビューの根本要によるスペシャル対談が行われた。松崎は今年の6月にリリースしたカバーアルバム『私の歌~リスペクト~』で、スターダスト☆レビューの『木蘭の涙』をカバーしている。同曲を選んだ経緯について松崎は「芸能界長いけど、こんなに好きになったバンドはスタ☆レビだけで。ハーモニーに対する姿勢とかさ、すごく良いんだよ!『木蘭の涙』は根本くんの歌唱とピアノ一本の感じもすごく良くて、いつか歌いたいと思ってて、今回迷わず『木蘭の涙』を選んだんです」と明かした。それを受けて根本も「本当にありがたいですよね。そしたら突然、「黒フェス」も呼んでいただいて。松崎さんの主催なら絶対に面白いイベントになると思ったんで、“出よう!”って即決して。いまだ、何をやるかも分からないんですけど(笑)」と話した。すると松崎は「大丈夫、俺も何をやるか分かってないから(笑)。ただ、ずっとラブコールを贈っていたスタ☆レビや、自分のリスペクトするアーティストが集まってくれて。このメンバーなら、面白くなることは間違いないけどね」とイベントの成功に自信をのぞかせた。カバーアルバムのタイトルには“リスペクト”という言葉がついているが、同イベントに出演するアーティストについても松崎は「もちろんリスペクトはあるよ。スタ☆レビのハーモニーにはいつもゾクゾクするし、ミッちゃん(清水ミチコ)は武道館で観ててもグッと惹き込まれるものがあったし。ももクロなんて自分の孫みたいな年だけど、刺激をもらうことが多くて。売れる前からの大親友・西田敏行なんかは、青春時代を5分くらい語るだけでも面白いじゃない?」と語った。また松崎が「僕はウッドストック(1969年にアメリカで初開催された伝説的なロックフェス)を見てきた世代だから。「黒フェス」には、そういうジャンルを超えた化学反応が起こらないかなって想像しちゃったりもするんだけど」と話すと、続けて根本も「僕が一番音楽を学んだのは映画『ウッドストック』なんです。いまだに音楽を作る時に参考にしてるし、それをバンドで体現するためにコーラスもやればソウルもやるし、ロックンロールもやる。ロックもカントリーもいれば、男性も女性も入り混じって音楽で盛り上がる『ウッドストック』への憧れがある」と同調。すると松崎は「「黒フェス」も僕を筆頭に色々なアーティストが出演する。だからウッドストックみたいに盛り上がれば良いね!」と語った。チケットは7月12日(日)午前10時発売。取材・文:フジジュン
2015年07月10日9月6日(日)に千葉・幕張メッセ 国際展示場で開催される「松崎しげる デビュー45周年 「黒フェス」~白黒歌合戦~」の第2弾出演アーティストが発表された。【チケット情報はこちら】今回出演が決定したのは、4ピースのガールズロックバンドのSilent Siren、ピアニストの西村由紀江、5人組男性ボーカルグループのLE VELVETS、ものまねタレントのコロッケの4組。また、同フェスの飲食ブースに、日本橋たいめいけんの出店が決定。老舗洋食店である同店舗が、音楽フェスに出展するのは異例。たいめいけんといえば、三代目オーナーシェフである茂出木浩司の色の黒さが有名。今回の出店は松崎しげるとの“黒”繋がりで決定した。同フェスは、松崎しげるのソロデビュー45周年を記念して、彼にゆかりのあるアーティストを集めて行われる。チケットの一般発売は7月12日(日)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、オフィシャルホームページ先行を実施中。受付は7月9日(木)午後11時59分まで。■松崎しげる デビュー45周年 「黒フェス」~白黒歌合戦~日時:9月6日(日) 開場12:00 / 開演13:00会場:幕張メッセ 国際展示場(千葉県)出演アーティスト(順不同):松崎しげる / ももいろクローバーZ / スターダスト☆レビュー / 葉加瀬太郎 / 清水ミチコ/ 西田敏行 / SuG / Silent Siren / コロッケ / 西村由紀江 / LE VELVETS飲食ブース:たいめいけん 三代目オーナーシェフ 茂出木浩司料金:スタンディング8,800円(税込)※3歳以上はチケット必要。※車椅子での来場は問合せ先まで要連絡。※客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがあります。
2015年07月03日映画『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』の公開を前に5月21日(木)に行なわれた試写会に、ジェームス・ブラウンを敬愛する松崎しげる、さらに“ブラウン(=茶色)”つながりでゆるキャラのねば~る君が登場し会場をわかせた。ローリング・ストーンズのミック・ジャガーがプロデューサーを務める本作。ファンクの帝王はいかにしてその地位まで登りつめたのか?その生涯を描き出す。ジェームス・ブラウンの名曲にちなんで「日本の“Sex Machine”!」と紹介されて登場した松崎さんは真っ赤なスーツに身を包み「I Got You (I Feel Good)」を披露し会場をわかせる。さらにブラウン繋がりでねば~る君も登場し、松崎さんとのデュエットを披露し、クライマックスで体を上に伸ばすと会場は笑いと歓声に包まれた。この真っ赤なスーツについて松崎さんは「おれの青春時代が甦るよ!35年前にJBをイメージして作った衣裳で久々に着た」と語り、JBばりの生シャウトを見せると会場は再び拍手に包まれた。ねば~る君は松崎さんから「お前、ジェームス・ブラウン分かってるのか?」と問われると「もちろんねば!ゲロッパねばねば!」と日本では「ゲロッパ」でおなじみの「Get Up (I Feel Like Being Like A) Sex Machine」を口ずさむ。そして「納豆界を代表してブラウン応援に来たねば!」と語った。ブラウンと言えば、松崎さんもねば~る君に負けず劣らずの色黒!さすがのねば~る君も「松崎さんはブラウンの向こう側に行ってるねば~!」と白旗を上げる。松崎さんは「TVだと嫌がられるんですよ、照明さんがライトをいっぱい当てないといけないから。ドラマでは女優さんが美しく映るとウワサです。その割にラブシーンが少ないけど…」と語り笑いを誘っていた。映画についてねば~る君は「JBはソウル!この映画もソウル!納豆もソウルフード!納豆つながりで言うとねちゃねちゃ熱い!」と納豆と絡めつつ大絶賛。一方、憧れのJBとの共通点を問われた松崎さんは「結婚の数は同じようなもの!」と3度の結婚に胸を張る(※JBは4度結婚している)。さらに「別れた女房も幸せにしてる。松崎しげるはアゲチン!」と誇らしげに語り、会場は大爆笑だった。司会者の「やはりSex Machine!」という言葉には「もう65ですからね。年金もらってるシンガーだから。(JBと同じ)73まではいきましょう!」と宣言し、会場からは温かい拍手がわき起こった。『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』は5月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月21日味の素ゼネラルフーヅ(AGF)は、同社のコーヒー「〈マキシム〉〈トリプレッソ〉」のプロモーションの一環として、歌手の松崎しげるさんを起用したキャンペーンを実施している。同キャンペーンでは、“濃厚人間代表”である松崎さんを起用し、多数のユニークなコンテンツを提供。まずは、同商品のプロモーションムービー撮影中に誤ってセットに落下してしまったという展開のフェイクムービーを撮影し、カフェラテに溶け込んで同化してしまった松崎さんを救い出すゲームへとつなげていく。高得点を獲得すると、プレゼントに応募ができ、抽選で333人に同商品のトライアルセットが当たる。また、iOS向けの無料アプリ「360度松崎しげる合唱団」を公開。アプリを起動すると、その場が濃厚なライブホールになり、全員松崎さんの姿の合唱団員が現われ、「フニクリ フニクラ」の音楽に合わせて、同商品のオリジナル歌詞を熱唱する。端末をぐるりとかざすと数十人の松崎さんが周囲を取り囲むように並び、一人ひとりの顔に寄ることもでき、濃厚な歌を濃厚に歌い上げる濃厚な松崎さんの表情を楽しめる。そのほか、特設サイト上では、キャンペーンのプレゼントとして製作された、松崎さんを3Dプリンターで完全に再現した“リアルスケール松崎グラス”の舞台裏を記録した動画が公開される。グラスは透明で、「〈マキシム〉〈トリプレッソ〉」を注ぐと、コーヒー色のこんがりした松崎さんが現れるというアイディアで企画されたが、総重量が100キログラムを超えることが判明し、プレゼント用途は断念し、幻のグラスとなった。なお、「〈マキシム〉〈トリプレッソ〉」は、3倍高密エスプレッソを使用した濃厚さが特徴の商品。チルドカップ、ボトルコーヒー、インスタントコーヒー、スティックコーヒーの4タイプをラインナップする。
2015年04月22日漫画家による仏の世界展実行委員会は3月20日~4月6日、京都府京都市・東寺にて、「漫画家による仏の世界展」を開催する。○日本の漫画家50名が、独自のタッチで「仏」を描く展覧会同展は、 日本の漫画家50名が、独自のタッチで「仏」を描く展覧会。日本の「漫画」は、今やこの国を代表する文化として世界を席けんしている。同委員会は、この世界に誇れる漫画文化の継承として、現在活躍中の著名な漫画家にそれぞれのタッチで「仏」を描いてもらい、有名寺院などで展示会を開催するプロジェクトを展開、今回が1回目の開催となる。今回の開催地は、漫画の祖といわれる「鳥獣人物戯画」が生み出された京都にこだわり、東寺(教王護国寺)となる。漫画家の中には、キャンパスに描く前にみそぎをし、今回の作画に臨んだ人もいるという。出展漫画家は、赤塚不二夫、いがらしゆみこ、池上遼一、板橋しゅうほう、植田まさし、ウノカマキリ、浦沢直樹、江口寿史、桜夛吾作、荻野真、一峰大二、神谷和子、木村直巳、クミタリュウ、小島功、さいとう・たかを、佐伯かよの、里中満智子、志賀公江、ジョージ秋山、管ナオコ、ちばてつや、土山しげる、手塚プロ、寺沢武一、中山星香、永野のりこ、西田淑子、西村宗、新田たつお、花村えい子、林家木久扇、バロン吉元、臂美恵、ビッグ錠、藤井龍二、牧美也子、牧野圭一、松本零士、三浦みつる、南久美子、宮島幸次、本宮ひろ志、森田拳次、やの功、矢野徳、山根青鬼、六田登、渡辺みちお、ほかの各氏(敬称略・五十音順)。展示作品は、絵の大きさが基本B3サイズ(漫画家により別サイズのものもあり)で、作品とともに、画題や、各氏の写真と紹介、それぞれの絵に対する想いやコメントが添えられている。開催日時は、3月20日~4月6日 9時~17時(閉館30分前まで入場可能)。会場は、世界遺産 京都 教王護国寺(東寺) 東寺 食堂(京都府京都市南区九条町1番地)。入場料は、大人500円、子供(中学生以下)300円。今後は、全国の寺院で順次開催を予定しており、漫画家が描いた様々な「仏」=「こころの世界」が観覧可能となる。第2回開催は、5月1日~13日、東京 増上寺 本堂下三縁ホールでの開催を予定している。その他、詳細は同展Webページを参照のこと。(C) 護留護天(さいとう・たかを)、弁財天(小島功)、レレレ千手観音(赤塚不二夫)、エル菩薩と春助地蔵菩薩(三浦みつる)
2014年02月28日漫画家による仏の世界展実行委員会は、日本の漫画家50名が、独自のタッチで「仏」を描く展覧会「漫画家による仏の世界展」を全国の有名寺院などで開催する。第1回の開催地は京都 東寺(教王護国寺)。会期は3月20日~4月6日。開館時間は9:00~17:00(閉館30分前まで入場可能)。入場料は大人500円、子ども(中学生以下)300円。この催しは、今や日本を代表する文化として世界を席巻している「漫画」文化を継承すべく行われるもの。現在活躍している著名な漫画家たちが、それぞれのタッチで「仏」を描いた作品を展示する。展示作品は主にB3サイズで、画題や各漫画家のプロフィール、それぞれの絵に対する想いやコメントが添えられている。作品の中には、「ゴルゴ13」で知られるさいとう・たかをが描いた「護留護天」や、赤塚不二夫が「天才バカボン」に登場するレレレのおじさんを元に描いた「レレレ千手観音」などがある。第1回目となる今回の開催地は、日本最古の漫画と称される「鳥獣人物戯画」が生み出された京都にこだわり、京都市南区九条町にある世界遺産、東寺(教王護国寺)にて開催。その後も全国の寺院にて順次開催が予定されている。第2回は東京都・港区の増上寺にて、5月1日~5月13日にかけて開催される。なお、出展漫画家は、赤塚不二夫、いがらしゆみこ、池上遼一、板橋しゅうほう、植田まさし、ウノカマキリ、浦沢直樹、江口寿史、桜夛吾作、荻野真、一峰大二、神谷和子、木村直巳、クミタリュウ、小島功、さいとう・たかを、佐伯かよの、里中満智子、志賀公江、ジョージ秋山、管ナオコ、ちばてつや、土山しげる、手塚プロ、寺沢武一、中山星香、永野のりこ、西田淑子、西村宗、新田たつお、花村えい子、林家木久扇、バロン吉元、臂美恵、ビッグ錠、藤井龍二、牧美也子、牧野圭一、松本零士、三浦みつる、南久美子、宮島幸次、本宮ひろ志、森田拳次、やの功、矢野徳、山根青鬼、六田登、渡辺みちおといった面々となっている。
2014年02月27日超過激なオヤジたちの奮闘を描くアクション大作『RED/レッド』のイメージキャラクターに、日本が世界に誇る(!?)過激なオヤジ代表の歌手・泉谷しげるが就任。1月15日(土)から放送されるTVスポットでナレーションを務め、本作を大いに盛り上げることになった。都内スタジオで行われたナレーション収録では早速、泉谷節が炸裂し、随所にアドリブも織り交ぜ“大暴れ”。テンションが最高潮となった泉谷さんは、勢いそのままに『RED/レッド』の魅力を語ってくれた。静かな引退生活を送っていた元CIAのトップエージェントのフランク(ブルース・ウィリス)が、かつて関わった極秘任務を理由にCIAに狙われるハメに…。フランクはCIAからコードネーム“RED”(退職者した超危険人物)に指定されている仲間たち(モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ)と協力し、CIAの巨大な陰謀に対抗する。発表間近の第68回ゴールデン・グローブ賞では、作品賞(コメディ・ミュージカル部門)にノミネートされている。「周りにいる危険人物?なかなかいないですね。自分が一番危険なんで、みんな逃げちゃいますよ」と“絶口調”の泉谷さん。そのパワーの源はズバリ「経験」だといい、「イケメンってわけじゃないけど、みんな夢中になってるからカッコよく見えてくるんだよ。もちろん経験を自慢したりしない。どこか謙虚なところに男の色気が出るんじゃないかと思いますね」と本作に出演するベテラン俳優陣を絶賛する。ちなみに自分がチーム“RED”に加わるなら「決まっているじゃないですか!もちろんジョン・マルコヴィッチですよ」と名優にライバル心を燃やした。もうひとつ大切なのは「危機感」だと泉谷さん。危機に直面し、本来のパワーに目覚める元MI6の美人スパイ(ヘレン・ミレン)を引き合いに「やっぱり人間、危険が伴ってないとダメだなと思います。火事場の馬鹿力っていうんですかね」と持論を展開した。そんなチームREDも顔負けの過激なパワーで、元気を失った日本を勇気づける泉谷さんが若者に緊急エール! 「若いうちは先輩と距離を縮めようと努力しがち。でもそんなの無駄。絶対縮まらないから、お互いにいい意味で挑発し合わなきゃ。灰皿で殴っちゃダメですがね(笑)。若い奴は『先輩コノヤロー』という気持ちをぶつけないとオヤジたちは退きませんよ」。どこまでも過激でパワフルな泉谷さんに負けないために、老いも若きも『RED/レッド』は見逃せない作品といえそうだ。『RED/レッド』は1月29日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:第68回ゴールデン・グローブ賞 [アワード]RED/レッド 2011年1月29日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Summit Entertainment, LLC. All Right Reserved.■関連記事:『ソーシャル・ネットワーク』GG賞発表を前に早くも独走?全米映画批評家協会賞4冠新年早々ジョニー×アンジー共演『ツーリスト』本編映像が到着!元日より前売券も発売婚約、妊娠が明らかになったナタリー・ポートマンが喜びのコメントを発表【ハリウッドより愛をこめて】マライアのベイビーは双子?ガガ&E・ジョンがコラボジョニーが主演賞Wノミネート!オスカー前哨戦のゴールデン・グローブ賞候補が発表
2011年01月13日