坂本龍一のピアノ・ソロ・コンサートが、12月11日(日) に全世界に配信されることが決定した。2020年の12月12日のコロナ禍真っ只中に、東京のスタジオで無観客のピアノ・ソロ・コンサートを行った坂本。しかし、ライヴストリーミングされたコンサート映像はアーカイヴ化されることはなかったので、12月11日の配信では2年ぶりに演奏する姿を披露する。今回のコンサートでは、前もって1日に数曲ずつていねいに収録された演奏と十分な時間をかけて編集した映像が配信される。スタジオに選んだのは、坂本が「日本でいちばんいいスタジオ」と言う東京・渋谷のNHK放送センターの509スタジオ。そして、のちに別に編集する予定の「コンサート映画」のためにニューヨークから招集した映画制作チームが丹念に撮影をしている。坂本は今回の配信について「ライヴでコンサートをやりきる体力がない――。この形式での演奏を見ていただくのは、これが最後になるかもしれない」と語っている。また、配信と同日に109シネマズのプレミアムサウンドシアター「SAION」にて、ライブビューイングが開催されることが決定した。時間は12時と18時からの全2回で、各回限定214席となる。なお、ライブビューイングチケットを購入した人には、配信コンサートを2,000円(税込)で購入することができるお得なクーポンが発行される。ライブビューイングチケットは、本日18時より発売される。<配信情報>『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』2022年12月11日(日) 12:00(日本時間)※初回配信配信プラットフォーム:MUSIC/SLASH【配信時間】1. 12月11日(日) 12:00(日本時間)2. 12月11日(日) 18:00(日本時間)3. 12月11日(日) 24:00(日本時間)4. 12月12日(月) 6:00(日本時間)※全4回、同内容。1枚の配信チケットで、1~4の各配信時間ご視聴いただけます(最大4回)。【チケット料金】日本国内:4,000円(税込)海外:30USD■チケット販売期間2022年10月25日(火) ~12月12日(月) 5:59【配信先】日本 / ドイツ / フランス / イタリア / スペイン / ポーランド / イギリス / 台湾 / 韓国 / 香港 / マカオ / シンガポール / タイ / インドネシア / マレーシア / フィリピン / オーストラリア / ニュージーランド / アメリカ / ブラジル / カナダ / 中国本土(現在中国の配信プラットフォームと最終調整中です。近日中にチケット販売のご案内をさせていただきます)特設サイト:【ライブビューイング】■開催日1. 12月11日(日) 12:00~(14:00頃終了予定)2. 12月11日(日) 18:00~(20:00頃終了予定)会場:109シネマズグランベリーパーク プレミアムサウンドシアター「SAION」■チケット料金通常席:4,500円(税込 / 全席指定)エグゼクティブシート:5,200円(税込 / 全席指定)※配信チケットは1回が上映時間と被る為、最大で3回分の配信をご視聴いただけます。※ライブビューイングは日本国内限定の企画です※会員登録・申込時には、SMS認証対応可能な日本国内の携帯電話が必要です。※クレジットカードは、日本国内発行のもののみご利用可能です。※ライブビューイングチケットは、お近くのセブンイレブン、ファミリーマートで事前に発券の上ご来場ください。■販売期間2022年10月25日(火) 18:00〜チケットはこちら:関連リンクcommmons WEB Twitter Instagram Facebook Pinterest
2022年10月25日山田洋次90本目の監督作となる映画『こんにちは、母さん』が、2023年9月1日(金)に公開される。吉永小百合、大泉洋が出演。山田洋次90本目の監督作、映画『こんにちは、母さん』映画『こんにちは、母さん』は、山田洋次91歳にして90本目の監督作。国民的映画『男はつらいよ』をはじめ、『武士の一分』『小さいおうち』、そして『家族はつらいよ』シリーズなど、時代とともに家族の姿を描き続けてきた山田洋次が、現代を生きる家族・親子の形や想いを心情豊かに描き出す。変わりゆく時代の中にあっても、いつまでも変わらない“母の愛”がテーマの、親子の感動物語だ。吉永小百合&大泉洋が親子役に主演を務めるのは、吉永小百合。1972年公開の『男はつらいよ 柴又慕情』をはじめ、『母べえ』『おとうと』『母と暮せば』など約50年間に渡って数々の山田洋次監督作品に出演するなど活躍を続け、映画『こんにちは、母さん』で映画出演123本目となる。吉永演じる福江の息子役として、『騙し絵の牙』『月の満ち欠け』など数々の話題作に出演する大泉洋が出演。大泉は、山田洋次監督映画への出演、吉永小百合との共演はともに初となる。また、映画『そして、バトンは渡された』『マイ・ブロークン・マリコ』で主演を務め、『 キネマの神様 』で山田洋次の作品に初参加した永野芽郁も出演する。主人公・神崎福江…吉永小百合歳を重ねても自分らしさを忘れずにイキイキと東京下町で暮らす昭夫の母。神崎昭夫…大泉洋大会社の人事部長として働く福江の息子。仕事や妻との離婚問題、娘の家出に頭を悩ませている。神崎舞…永野芽郁昭夫の娘。東京の下町で暮らす学生。福江と昭夫の生き様を間近に感じ、寄り添い、ぶつかりながら、自らの将来を思案する。荻生…寺尾聰牧師。原作は永井愛の人気戯曲映画『こんにちは、母さん』の原作は、日本を代表する劇作家であり演出家としても活躍してきた永井愛の人気戯曲「こんにちは、母さん」。2001年・04年に新国立劇場で上演され、07年にはNHK土曜ドラマにて映像化されるなど、人気を集めてきたストーリーを、現代の下町を舞台に映画化する。映画『こんにちは、母さん』あらすじ大会社の人事部長として日々、神経をすり減らしながら過ごしてる神崎昭夫。家では妻との離婚問題、大学生になった娘との関係に頭を悩ませている。そんなある日、昭夫は母・福江が暮らす東京下町の実家を久しぶりに訪れることに。しかし、迎えてくれた母の様子が、どうもおかしい…。割烹着を着ていたはずの母親が、華やかなファッションを楽しみ、何だかイキイキと生活している。おまけに恋愛までしているらしい。久々の実家にも自分の居場所がないことに気が付き、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民やこれまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。【作品詳細】映画『こんにちは、母さん』公開日:2023年9月1日(金)監督:山田洋次脚本:山田洋次、朝原雄三出演:吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、寺尾聰、宮藤官九郎、田中泯、YOU、枝元萌、加藤ローサ、田口浩正、北山雅康、松野太紀、広岡由里子、シルクロード、明生、名塚佳織、神戸浩原作:永井愛「こんにちは、母さん」企画・配給:松竹
2022年10月06日女優の吉永小百合が主演を務める、映画『こんにちは、母さん』が2023年9月1日に公開されることが3日、明らかになった。同作は山田洋次監督によるオリジナル作。 大会社の人事部長として日々、神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になっ た娘との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉洋)は、久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。本作のメガホンを取るのは、時代とともに家族の姿を描き続けてきた山田洋次監督。91歳にして90本目の監督作となる本作では、現代を生きる家族・親子の形や想いを心情豊かに描く。主演を務める吉永は、1972年に公開された『男はつらいよ柴又慕情』をはじめ、『母べえ』(08年)、『おとうと』(10年)、『母と暮せば』(15年)など約50年間に渡って数々の山田洋次監督作品に出演し、日本映画界を共に牽引し続けてきた。映画出演123本目となる本作で、下町に暮らす母・福江を演じる。息子・昭夫を演じるのは、数々の映画やNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での好演が記憶に新しい、国民的人気俳優・大泉洋。山田洋次監督映画への出演、吉永小百合との共演はともに初めてとなる。『母べえ』『母と暮せば』に続く『母』3部作となり、日本を代表する名女優・吉永小百合の集大成ともいえる本作。日本映画史に残る新たな名作が誕生する。原作は日本を代表する劇作家であり、演出家としても数々の名優と舞台を創ってきた永井愛の人気戯曲『こんにちは、母さん』。2001年と2004年に新国立劇場で上演され、2007年にはNHK土曜ドラマにて映像化されるなど、多くの演劇ファンから人気を博した本作を現代の下町を舞台に映画化する。○山田洋次監督 コメント隅田川沿いの下町、古びた家並みの向こうにスカイツリーが高々とそびえる『向島』にカメラを据えて、この江戸以来の古い町に暮らす人びとやここを故郷として行き来する老若男女たちの人生を、生きる喜びや悲しみを、スクリーンにナイフで刻みつけるように克明に写し取り、描き出したい。○吉永小百合 コメント山田学校に再入学し、原点に戻って監督の思いをしっかり受け止められる様、努めます。大泉さんとは初めてなので、ちょっと心配でしたが、明かるくて、優しくて、リハーサルの時から励まされています。すてきな親子になりたい……なります!○大泉洋 コメント山田洋次監督の映画に、吉永小百合さんの息子役として出演することとなりました、大泉洋でございます。まさか私がこのような光栄な挨拶をする日が来ようとは、夢にも思っておりませんでした。役の重責に押し潰されそうではありましたが、リハーサルで、山田監督の力強くも細やかな演出を受け、海より深い愛情を湛えた吉永さんの母親としてのお芝居を目にし、今は感謝と、喜びと、期待でいっぱいであります。正直申し上げて、あの吉永小百合さんから、大泉洋は生まれない。私もそう思います(笑)しかし、決してそうは思わせない山田監督の演出、吉永さんの演技、映画とは偉大だと改めて感動しております。今や私は吉永さんの息子としか思えません。どうか皆さま、山田監督の描く、今も昔も変わらない、日本の下町で懸命に生きる、可笑しくもせつない、家族の物語を楽しみにしていてください。(C)2023「こんにちは、母さん」製作委員会
2022年10月03日変わらない母の愛を描く山田洋次監督最新作『こんにちは、母さん』の公開が決定。吉永小百合が主演を務め、息子役を大泉洋が演じる。大会社の人事部長として日々、神経をすり減らし、家では離婚問題、娘との関係に頭を悩ませる神崎昭夫は、久しぶりに母・福江が暮らす実家を訪れる。しかし、迎えてくれた母の様子が、どうもおかしい。割烹着を着ていたはずの母親は、艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活し、恋愛もしているようだ。戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う母と新たに出会い、次第に見失っていたことに気づかされる――。90本目の監督作となる本作は、『母べえ』『母と暮せば』に続く母3部作となり、吉永さんの集大成ともいえる作品となる。原作は、日本を代表する劇作家であり、演出家としても数々の名優と舞台を創ってきた永井愛の人気戯曲「こんにちは、母さん」。新国立劇場で上演され、NHK土曜ドラマにて映像化されるなど、多くの演劇ファンから人気を博した本作が、現代の下町を舞台に映画化される。数々の山田監督作品に出演してきた吉永さんが、映画出演123本目となる本作で、下町に暮らす母・福江を。山田監督映画への出演、吉永さんとの共演はともに初めてとなる大泉さんは、福江の息子・昭夫を演じる。監督・キャストコメント■山田洋次監督隅田川沿いの下町、古びた家並みの向こうにスカイツリーが高々とそびえる『向島』にカメラを据えて、この江戸以来の古い町に暮らす人びとやここを故郷として行き来する老若男女たちの人生を、生きる喜びや悲しみを、スクリーンにナイフで刻みつけるように克明に写し取り、描き出したい。■吉永小百合山田学校に再入学し、原点に戻って監督の思いをしっかり受け止められる様、努めます。大泉さんとは初めてなので、ちょっと心配でしたが、明かるくて、優しくて、リハーサルの時から励まされています。すてきな親子になりたい・・・なります!■大泉洋山田洋次監督の映画に、吉永小百合さんの息子役として出演することとなりました、大泉洋でございます。まさか私がこのような光栄な挨拶をする日が来ようとは、夢にも思っておりませんでした。役の重責に押し潰されそうではありましたが、リハーサルで、山田監督の力強くも細やかな演出を受け、海より深い愛情を湛えた吉永さんの母親としてのお芝居を目にし、今は感謝と、喜びと、期待でいっぱいであります。正直申し上げて、あの吉永小百合さんから、大泉洋は生まれない。私もそう思います(笑)しかし、決してそうは思わせない山田監督の演出、吉永さんの演技、映画とは偉大だと改めて感動しております。今や私は吉永さんの息子としか思えません。どうか皆さま、山田監督の描く、今も昔も変わらない、日本の下町で懸命に生きる、可笑しくもせつない、家族の物語を楽しみにしていてください。『こんにちは、母さん』は2023年9月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:こんにちは、母さん 2023年9月1日より全国にて公開©2023「こんにちは、母さん」製作委員会
2022年10月03日舞台『凍える』のフォトコール・初日前会見が1日に東京・PARCO劇場で行われ、坂本昌行、長野里美、鈴木杏が取材に応じた。同作は1998年にイギリスで初演、2004年にNYで上演され大評判となり、同年に演劇賞の権威「トニー賞」のBEST PLAYにもノミネートされたブライオニー・レイヴァリーのヒューマンサスペンス。10才の少女ローナが行方不明になってから20年後のある日、児童連続殺人犯のラルフを前に、ローナの母・ナンシー、精神科医・アニータがそれぞれ対峙する。主演の坂本は、栗山民也が演出を務めたミュージカル『阿国』(1992年)で初舞台を踏んで以来、30年ぶりに栗山演出作品に出演し、22年ぶりにPARCO劇場の舞台に立つという。坂本は「もう30年も経ってますので、すっかり忘れておりますが、それでも30年後にお会いして稽古場で同じ空間でご指導をいただいている時に、改めて役づくり、作品づくりの大変さ、難しさ、奥深さ、楽しさ、面白さを感じさせてもらいました」と感謝。「栗山さんから『演じるな』『表現するな』と言われ、今まで『表現しなさい』と言われたことと逆で、リアルに生きてセリフを言わなきゃいけないことの難しさを改めて勉強させてもらった」と語った。児童連続殺人犯という役柄に、坂本は「どのようなところから役に近づいていったらいいのか正直わからなかったんです」と苦笑。「いろいろな痛みを抱えている人間であることは理解して。人である以上、心の奥底に何らかの痛みであったり、苦しみであったりを持ってると思って。自分の過去を振り返った時に、大なり小なりあったことを思い出して、重ね合わせた」と明かす。「長野さん、杏ちゃんにもいろいろ話を聞いて、杏ちゃんからは脳やトラウマについての本も脳もお借りして、ただの悪人ではなく、何らかのトラウマを抱えて生きているんだなと。それを純粋に言葉にできたという思いで。自分の役者の演技プランの引き出しが本当に少ないので、ガムシャラですけども、とりあえず目の前にあるラルフという役と向き合いました」と苦労を明かした。作品にちなみ「最近許せなかったことや許してほしいこと」を聞かれると、坂本は「日常で許せないことってあんまりなくて……『あんなのダメだよ』と思うタイプじゃなく、『この人はこういう考えなんだな』と思ってしまうので、基本的には『許す』『個人を認める』という考えではあるんですが、まあ唯一許せないといったら、まだまだ自分の芝居ぐらいですかね」という発言に、なぜか周囲に笑いが起こり、自身も堪えきれずに吹き出していた。
2022年10月02日東京・明治座で9月20日(火)に開幕する『坂本冬美特別公演 中村雅俊特別出演』。バラエティ番組で共演経験はあるものの、本格的な舞台では初タッグを組む坂本と中村がインタビューに応じた。第一部の芝居『いくじなし』は、脚本を平岩弓枝、演出を石井ふく子が務める下町人情劇。江戸時代、浅草龍泉寺町のとある長屋に暮らすおはな(坂本)と六助(中村)夫婦が、同じ店子の姉弟を助けたことを機に物語が加速していく。これまでの座長公演では芸者に呉服問屋の内儀など、華やかな衣裳に身を包んできた坂本。薄利多売の水売りを生業とする六助の妻は慎ましい役どころだが、「大酒飲みで気が強くいつも六助に文句を垂れているおはなって、意外と素の私に近いんですよ」と笑ってみせる。姉御肌で豪快な一面を覗かせるのかと思いきや、台本を半年前から取り寄せるなど心配性なところも。「不器用なのでパニックにならないよう早めに準備するんです」という坂本の言葉に、中村は「俺は正反対で、追い詰められて本領発揮するタイプ」と苦笑した。慣れたら次第にアドリブ合戦になるのでは、と記者から水を向けられた坂本は「とんでもない!」と謙遜。中村も「ポスター撮影の段階から演出をつけてくださった石井先生のお考えを尊重するなら、稽古でセリフを何度も返し動きも洗練させていくのが本道ですよね」と続く。心あたたまる夫婦の掛け合いが期待できそうだ。第二部は『坂本冬美オンステージ2022 艶歌(うた)の桜道(はなみち)』と題された歌謡ショー。「あばれ太鼓」「夜桜お七」「また君に恋してる」といった坂本の代表曲をはじめ、中村のヒット曲も聴けるそうだ。二人の共通項といえば、坂本の「ブッダのように私は死んだ」(2020年)、中村の「恋人も濡れる街角」(1982年)を作詞・作曲した桑田佳祐の存在だろう。楽曲提供を受けた経緯を懐かしそうに振り返りながら、坂本は桑田作品の魅力を「ストーリー性に富んでいて、老若男女すべての方に広く伝わる普遍性がありますよね」とコメント。中村も「艶っぽい言葉遊びがいまでも楽しく聴ける」と言って、サビに込められた別の解釈をそっと教えてくれた。坂本の後輩である森山愛子も歌声を披露するほか、坂本と中村のデュエットも。すでに行われたリハーサルを振り返って、中村は「歌い出しから世界をつくってしまうのはさすがですよね」と坂本を称えた。『坂本冬美特別公演 中村雅俊特別出演』は、東京・明治座で10月18日(火)まで。ぴあでは座席指定できるチケットを販売中だ。取材・文:岡山朋代
2022年09月16日女優の吉永小百合が出演する、キリンビール「SPRING VALLEY シルクエール」の新CM「スプリングバレー シルクエール 幕開け編 ティザー」が9日より放送される。新CMでは、吉永が期待を抱きながら「SPRING VALLEY シルクエール」を見つめるシーンからスタート。「まだ初めてのおいしさがあったなんて」と白ビールの存在に驚いたあと、一口飲んで「はぁ」と感嘆の声をあげる。また今回のCMでは、Billy Joelの「Piano Man」が新たに使用されている。○■吉永小百合コメント・撮影の感想についてまたおいしいものに出合えて、とても嬉しく思います。本当に素敵なビールで宣伝のしがいがありますね。・実際に「SPRING VALLEY シルクエール」を味わった感想シルクのようにしなやかな味わいで、今までビールで味わったことのない感動を覚えました。 同じ「スプリングバレー」ブランドの「SPRING VALLEY 豊潤」と比べて、新商品の「SPRING VALLEY シルクエール」の方が、柔らかくてシャンパンのような雰囲気があると思います。・「SPRING VALLEY シルクエール」を飲んでいただきたい人について友達に勧めたいです。ここ2年くらい皆で飲むことが出来なかったので、是非友達を誘って、このビールをいただけたらと思っております。また私のスタッフで全くお酒をいただけない人がいるのですが、「スプリングバレー」ブランドに関しては非常においしいと言っていて、そのような方でも幸せな気持ちになれるのではないかなと思います。・「SPRING VALLEY シルクエール」と一緒に食べてみたい料理についてお魚系とか、貝類などとピッタリ合う気がしています。是非試してみたいです。
2022年09月09日「2022ミス・ユニバース ジャパンファイナル」が25日、都内で行われ、東京都出身で会社員の坂本麻里ベレンさん(23歳)が日本代表に選ばれた。ミス・ワールド、ミス・インターナショナルと並んで世界3大ミス・コンテストの一つに数えられるミス・ユニバース。1952年のスタートから今年で71回目を迎え、世界大会(開催場所&日程は未定)への出場権を賭けた日本代表の座を賭けた戦いが繰り広げられた。この日はセミファイナリスト34人が登場し、ステートメントスピーチ、水着審査、イブニングドレス審査を実施してベスト5が決定。そしてファイナリスト5人によるQ&A審査を経て、東京都出身の坂本麻里ベレンさんが日本代表に選出された。自分の名前を呼ばれて涙が溢れた坂本さん。「クラウンを付けてもらう時は本当に信じられなくて、夢を見ているようでした。花束を持ってランウエイを歩く時も信じられなくて、フラフラしちゃいました(笑)」と苦笑いも、「昨年の代表でもある渡邉珠里さんが素晴らしい成績(世界大会でベスト16入り)を残されたので、渡邉さんを越えるぐらい私も素晴らしい賞を獲りたいと思います」と視界は早くも世界大会に向いていた。坂本さんは、ペルー人の父と日本人の母の間で生まれたハーフ。「ペルーに行ったことはありませんが、父がよくペルー料理を作ってくれて、ペルーの文化を感じさせてくれました。家ではスペイン語が飛び交う中で育ちましたね」と幼い頃から国際的な感覚を養ったといい、「母は純日本人です(笑)。私のダメなところをきちんと伝えてくれます。母のような強い女性になりたいですね」と自身の母が憧れの女性だという。会社員でもある坂本さんは「料理教室で先生をやっています。料理やパンケーキなど全部教えてます」と職業柄、料理は得意だといい、「知花くららさんのようにWFP(国際連合世界食糧計画)で活動していきたいです。食べ物を配るだけでなく、現地の人と同じ食べ物を食べて交流している知花さんにすごく感動しました。私も知花さんのように交流しながら食べ物を渡しつつ、料理の先生だからこそ出来る食育も一緒にやっていきたいです」と将来の抱負を。ミス・ユニバースの先輩である知花はミス・ユニバースの日本代表になってから芸能界入りしたが、「正直言ってあまりないです(笑)」と芸能界入りには否定的だった。なお、日本代表の坂本さん以外は2位に岩手県出身で歯科医の及川紗利亜(27歳)、3位に東京都出身で学生のウィルソン恵みさん(26歳)、4位に茨城県出身でモデルの神崎梢さん(23歳)、5位に沖縄県出身で学生の平良あすかさん(22歳)がそれぞれ選ばれた。
2022年08月26日ミュージカル『BE MORE CHILL(ビー・モア・チル)』のプレスコールと取材会が25日に東京・新国立劇場 中劇場で行われ、薮宏太、加藤清史郎、井上小百合、横山だいすけ、スティーヴン・ブラケット(演出)が登壇した。作品としては、ドラマ『任侠ヘルパー』以来13年前ぶりの共演となる薮と加藤が、今回は親友役を演じる。薮は「メンバーの山田(涼介)の『暗殺教室』にも出ていたり、作品を通して大きくなる過程は見ていました。いざ再会すると、大人っぽくなっているけどちょっとやんちゃな部分は残ってる。清ちゃんは清ちゃんだな、と思ったので会ってすぐ『親友役いけるな』と思いました」と語り、実年齢では薮が32歳、加藤が20歳と一回り離れているものの「自分の実年齢と役が関係ないのがミュージカルや舞台の魅力なので」とニッコリ。稽古には互いにサッカーのユニフォームを着て挑み「今日はレアル・マドリード、お、今日はチェルシーか」と共通の話題で盛り上がっているよう。また薮は「タメ口でいいよって言ったらそうしてくれた」と感謝を述べる。加藤が薮について「昔も今も変わらず、僕の大好きなお兄ちゃんという感覚です。今回は高校生で超親友の役ですが、心の距離は稽古期間で縮められたなと僕は思っています」と話すと、薮も「ミートゥー」と応えていた。また、井上は薮を「お芝居で演じるジェレミーは大丈夫? ってキャラですが、薮さん自体はすごく頼もしくて、めちゃくちゃ頼らせていただいています。周りの方のことをすごくよく見ていて、『衣装さん大丈夫ですか』『ここ準備できてますか』と円滑に進むように立ち回ってくださって、とっても素晴らしい方です」と絶賛。加藤に「ガチ照れしてます」と解説された薮は「今の流れ全部太文字で書いてください」と記者陣にリクエストした。また、薮自ら「スティーヴンがせっかくいるから、何かスティーヴンにも質問を」と記者陣に振る場面も。そこで「薮さんの印象は」と質問が飛ぶと、「また俺の話」と謙虚に苦笑い。スティーヴンは薮について「素晴らしい人です。本当に本当にワンダフルな人。このショーのために全力で取り組んでいてくれていて、“美しくとても賢い質問”をしてくれる。何でもトライしてくれる。宏太さんと仕事ができて本当に誇りに思っています。それは彼だけじゃなく他のキャストにもそう感じています」と語った。また、記者に扮した共演者のブラザートムから「薮さんという名字は全国に約4100人しかいないようなのですが、全国の薮さんに一言」と一風変わった質問も。薮は「母親が来るのでまず1人薮が来ます。全国の薮姓に恥じないように、薮代表として頑張ります」と答えた。同作は2004年に出版されたアメリカ人作家ネッド・ヴィジーニによる同名小説をもとに2015年に誕生したミュージカル。ニュージャージー州にある高校に通う冴えない男子のジェレミー(薮宏太)は同級生のクリスティン(井上小百合)に密かに想いを寄せている。ある日、学校のいじめっ子に日本製の超クールになれる「SQUIP=スクイップ」(Super Quantum Unit Intel Processor)というスーパーコンピューター入りの錠剤の存在を聞き、親友のマイケル(加藤清史郎)にも相談し悩んだ末飲むことに。スクイップ(横山だいすけ)のお陰で一時は何もかも思い通りになり、人気者になってきたジェレミーだったが、次第にスクイップに乗っ取られ、マイケルとの仲も悪くなり、人生が空回りし始める。東京公演は新国立劇場 中劇場にて7月25日~8月10日、福岡公演はキャナルシティ劇場にて8月20日~21日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて8月27日~29日。
2022年07月25日ミュージカル『BE MORE CHILL(ビー・モア・チル)』のプレスコールと取材会が25日に東京・新国立劇場 中劇場で行われ、薮宏太、加藤清史郎、井上小百合、横山だいすけ、スティーヴン・ブラケット(演出)が登壇した。本人に呼んでいいかと許可を取ったうえで、薮のことを“宏ちゃん”と呼ぶ横山。薮が冴えない主人公・ジェレミーを演じることについて「すごくかっこいい印象の宏ちゃんが“おたく”の役をやると聞いて『いやいや、なれないでしょ』と思っていたんですけど、稽古でおたくっぽさの全開の芝居を見て、早くお客さんに見てもらいたいなと。そこからチル系になっていく彼の成長をぜひ皆さんに見ていただいて『お! 薮宏太、こんな一面もあるのか』と思ってほしいです」と熱弁した。薮も、稽古の後にHey! Say! JUMPの仕事がある際は切り替えが大変だったと話すが、加藤は出演している音楽番組を見たようで「テレビで見たけどちゃんとかっこよかったよ!」とフォローした。ジェレミーの役作りについて薮は「基本的におたく気質なので、すぐになれた」と抵抗がなかったことを述べたが、現在多忙を極めるHey! Say! JUMPのメンバーには、具体的に役柄について話してはいないという。「先生やってる子がいたり、お昼に短パン履いてワーキャーしてる子がいたり、今皆忙しいんです。でも見に来てくれると思う。待ってます」と呼びかけた。また、劇中でジェレミーを人気者に変身させるスーパーコンピュータ入りの錠剤「SQUIP=スクイップ」(Super Quantum Unit Intel Processor)がもし存在したらという話題で、薮は飲みたいと即答。周囲から「十分人気者なのに」と責められるも「さらに人気が出るに越したことはない(笑)。まだまだなので」と笑った。また、薬の効果でヘアスタイルがかっこよくキマればと想像を膨らませ「美容室行くの結構苦手なんです。2時間座って友達でもない人と話すって緊張するじゃないですか。あと、結構僕寝癖のまま稽古場に行ってメイクさんを困らせてしまうことがあるので」と打ち明けた。加藤は「“緊張しい”なので、緊張を感じさせなくしてくれたらいいな」と薬に期待。プレスコールで披露した楽曲「バスルームのマイケル」について「アジア人で初めてあの曲を歌うので、毎度緊張しています」と明かす。横山も「僕は何でもすぐ飲みますね」と前のめりで「運動がちょっと苦手で泳げないので、飲んで心置きなく泳ぎたいですね。あとはダンスを思いっきり踊りたい」と話した。今作でもダンスに挑んでおり「ヒーヒーですよ。空調は効いていますが、真夏の稽古場で汗だくになって……部活みたいでした」と振り返る。薮も「毎日皆筋肉痛でしたね」と頷きつつ「だいすけさんこんなに踊るんだってびっくりしてもらえると思う」とアピールした。また、横山は刺激的な台詞も多いようで「だいすけお兄さんがこんなこと言っちゃっていいのっていうひどい台詞がいっぱいあるので、だいすけお兄さんだと思って来たら火傷しちゃうかもしれないです」とコメント。井上は「劇中も皆が悩みや葛藤を抱えているんですけど、逆に私はそこが魅力だから改善しなくていいって思っちゃうんですよね」と唯一の“薬を飲まない派”。「今日も朝からずっと清史郎くんの歌声が聞こえて来て、だいすけお兄さんも自分の稽古時間じゃないときもずっとダンスを練習していて。そういうところがすごく魅力的だと思います」とキャストの奮闘を称えた。同作は2004年に出版されたアメリカ人作家ネッド・ヴィジーニによる同名小説をもとに2015年に誕生したミュージカル。ニュージャージー州にある高校に通う冴えない男子のジェレミー(薮宏太)は同級生のクリスティン(井上小百合)に密かに想いを寄せている。ある日、学校のいじめっ子に日本製の超クールになれる「SQUIP=スクイップ」(Super Quantum Unit Intel Processor)というスーパーコンピューター入りの錠剤の存在を聞き、親友のマイケル(加藤清史郎)にも相談し悩んだ末飲むことに。スクイップ(横山だいすけ)のお陰で一時は何もかも思い通りになり、人気者になってきたジェレミーだったが、次第にスクイップに乗っ取られ、マイケルとの仲も悪くなり、人生が空回りし始める。東京公演は新国立劇場 中劇場にて7月25日~8月10日、福岡公演はキャナルシティ劇場にて8月20日~21日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて8月27日~29日。
2022年07月25日坂本昌行が6月18日、渋谷・東急シアターオーブで開幕した主演ミュージカル『THE BOY FROM OZ Supported by JACCS』の取材会に出席した。2020年の公演中止を経て、ついに念願の初日を迎え「こんなに色あせない、常に新鮮でドキドキさせてくれる作品もなかなかない。贅沢な時間を観客の皆さんと共有できると思うと最高ですね」と声を弾ませた。クリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Arthur’s theme)」、オリビア・ニュートン=ジョンの「愛の告白(I Honestly Love You)」など、数多くの名曲を生み出した稀代のエンターテイナー、ピーター・アレンの波瀾万丈な人生を描いた本作。坂本は2005年の日本初演から、主人公ピーターを演じており、2006年、2008年に続き、今回が14年ぶり4度目の上演となった。坂本昌行初演から17年の歳月が流れ、坂本は「変わったことですか?真面目に答えると、作品のことをより深く考えられるようになった」と語り、「いろんな経験をする中で、出会いはもちろん、大切な人を亡くすことも。逆に旅立った人を心から愛していたんだなと思えることもあり、そういう思いはピーターという役に投影できた部分もある」と役作りを深めた“時の流れ”にしみじみ。くしくも6月18日は、48歳で亡くなったピーター・アレンの命日にあたり、「今、演じなさいということなのかなと。もちろん、お客様に向けたステージですが、心のどこかでピーター・アレンに捧げたい」と誓った。末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)新キャストとして、ピーターの恋人グレッグ・コンネルを演じる末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)は「最初は不安や緊張もあった」と明かし、「でも、皆さんがとても優しく、温かく迎え入れてくださり、楽しく稽古することができました」と安どの表情。本作が初ミュージカルとなり、「それが歴史ある素晴らしい作品ということで、とても光栄。千秋楽まで走り抜けたい」と抱負を語った。坂本とは恋人役という間柄で「なるべく近づきたいと思い、話しかけたりした」。また、坂本から演技のアドバイスもあったといい「とても演じやすかった」と感謝していた。そんな“後輩”の言葉に、坂本は「普段は弟的な可愛らしさがあるが、芝居に入ると、日に日に変わっていく姿を見せてくれた。だったら『もっとこうしたら?』と。(助言し過ぎるのは)あまり良くないと思いつつ、でも、僕の言葉をしっかり受け止め、自分のものにしてくれた」と目を細めていた。『THE BOY FROM OZ』より撮影:阿部章仁東急シアターオーブでの上演は7月3日(日)まで。その後7月14日(木)~16日(土)に大阪オリックス劇場にて上演を予定している。取材・文・写真(取材会写真)=内田涼公演情報『THE BOY FROM OZsupported by JACCS』演出:フィリップ・マッキンリー振付:ジョーイ・マクニーリー出演:坂本昌行紫吹淳末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)宮川浩今陽子鳳蘭 ほか【東京公演】2022年6月18日(土)~7月3日(日)会場:東急シアターオーブ【大阪公演】2022年7月14日(木)~7月16日(土)会場:オリックス劇場
2022年06月19日演歌歌手として、長きにわたり活躍している坂本冬美さん。近年では、長引くコロナ禍においてYouTuberとしても注目を集めており、2022年2月末には、自身のYouTube公式チャンネル『冬美チャンネル』の登録者数が10万人を突破しました。さまざまな挑戦を続ける坂本さんが、同年5月26日、羽田空港第3旅客ターミナル直結の『TIAT SKY HALL』から、約2年ぶりに生配信ライブを行いました。撮影:田中聖太郎生配信ライブには、自身のデビュー36周年にちなんで、36人のファンを特別に招待。坂本さんは「1日も早く、全国各地でコンサートを開催したい」という願いを込めて、日本の玄関口である『羽田空港』にあるコンサート会場を選んだそうです。ライブは、5月25日に発売した『酔中花』を、会場の外にある国際線ターミナルの日本橋から歌唱するというサプライズな演出からスタート。そして、ホール後方より『ロッキーのテーマ』が流れる中、坂本さんは客席の間からステージに登場しました。ライブの途中では、メガネをかけて、リアルタイムに書き込まれたコメントに丁寧に答えながら『紅とんぼ』や、カラオケファンによる熱い支持を得て、ロングセールスを記録した『俺でいいのか』などを熱唱。撮影:田中聖太郎最後にもう一度『酔中花』を披露して、生配信ライブは終了しました。撮影:田中聖太郎生配信ライブの様子は、こちらをご覧ください。開演前の囲み取材で、坂本さんは『酔中花』について、次のように語りました。「愛してはいけない人を愛してしまった」という女性の心を描いた作品です。本当は一緒にいたいけれど、これ以上を求めてはいけない。儚くて切ない女性像を歌っています。続けて、坂本さんは「かなわぬ恋がテーマ。大人の艶(つや)歌です。私はやきもち焼きなので、相手の女性がいる男性を待つことはできません。ずっと1人、独身は耐えられるのですけどね」と、笑いを交えて説明しました。『明治座』での特別公演が決定!坂本さんは、2022年9月20日~10月18日まで、東京都中央区日本橋にある『明治座』で開催される『坂本冬美特別公演 中村雅俊特別出演』に出演します。本公演は芝居と歌の2部構成で、第1部の芝居は、心あたたまる下町の人情物語である『いくじなし』(作・平岩弓枝、演出・石井ふく子)を上演。第2部は、スペシャルゲストに俳優で歌手の中村雅俊さんを迎えて『坂本冬美オンステージ2022 艶歌の桜道 スペシャルゲスト中村雅俊』が行われます。坂本さんと中村さんの夢の共演による、スペシャルなステージは見逃せませんね。詳しくは『明治座』のウェブサイトをご確認ください。明治座[文・構成/grape編集部]
2022年06月13日6年ぶりの4thアルバム『物語のように』は、坂本慎太郎さんの楽曲のひとつの特徴でもあるもったりとしたループ感からくる中毒性が更新されながらも、バンドメンバーでもあるAYAさんのボーカルやコーラスが多く聴かれたり、キャッチーなメロディも強く印象に残るポップなアルバムだ。“何だかわからない”のが一番面白い。「コロナ禍や社会情勢や老い、いろんなことが重なって、普通に作ると陰気な音楽になりそうだったので(笑)、自分ができる一番明るい音楽にしようと思いました。元々ポップなものは好きなんですが、重い要素が入ってきがちなので、なるべくうまくやろうと思いました」ただ、「それは違法でした」や「浮き草」といった楽曲には、何かしらの表現を行う際に窮屈さを感じることが多くなった今の空気が滲んでいるように聞こえる。「そういう感情はもちろん入っているんですが、曲を作り始める段階でそういった息苦しさについて歌おうとしたわけではなく、『それは違法でした』っていう言葉が譜割りにぴったりとハマったところから“これは何のことを歌ってる曲なんだろうな”というふうに広げていきました。この曲に限らず、曲ができたタイミングはその瞬間にわかるものなんです。リズムとメロディがぴったりハマっているだけでなく、文字だけで読んだ時に恥ずかしくなく読めるもの。一線を越えると、元からそこにあった言葉に思えるんです。そうすると、誰か他の人が作ったようにも思えて、あまり恥ずかしくなく歌える。そういう瞬間があったら完成です。そうでないと、自分の感情を歌ってるみたいに思えてくる。今まで出した曲は全部そのレベルまでいった曲ですね。でも年々“これならいいかな”と思える幅は狭くなっています」「ある日のこと」は特にキャッチーでありながら、以前から坂本さんが理想型としてあげていた童謡のような印象も受ける曲だ。「この曲は最後にできた曲で、曲も歌詞もすんなりできて、“これは何なんだろう?”と思いました。でも、そうやってぴったりハマった感じがあるともう動かしようがないので歌うしかない。“何だかわからない”っていうのが一番面白いというか。悩みながらこねくり回して作った曲より、簡単にできた曲のほうがよかったりしますからね。それは狙ってもできないし、考え込むと大体つまらないものができるので、なるべく考えないようにしてます。とっかかりとしては、例えば起きて歌い出しから歌い出してみて、ピンとくるものが出てこなかったら深追いせずに散歩をしたり別のことをして、忘れた頃にまた歌ってみる。なるべく無意識の状態に持っていき、言葉が浮かぶのを期待します。ワンフレーズハマると急に続きがスラスラ出てきたりもするんですよ」ゆらゆら帝国時代を含め30年以上音楽活動をする中で、音楽への探究心はどう変化してきたのだろうか。「自分が飽きないように、自分を騙しながらやってる感じかもしれない。全部つまらなく感じるともう終わりで、やりたいことがなくなってしまう。そうならないように自己暗示をかけてやっています。ライブもやりすぎてマンネリになってフレッシュさがなくならないように。慣れるとそういう部分はなくなりがちなので、いかにそこに行かないようにするかをずっと考えていますね」4thアルバム『物語のように』。「それは違法でした」など全10曲収録。全世界デジタル配信と国内CDにて発売中。CDはアルバム全収録曲のインストバージョン入りCDが付いた2枚組。¥2,860(zelone records)さかもと・しんたろう1989年、ロックバンド・ゆらゆら帝国のボーカル&ギターとして活動開始。2011年、ソロ活動をスタート。’17年、ライブ活動を再開。アーティストへ楽曲提供するなど、活動は多岐にわたる。※『anan』2022年6月15日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)取材、文・小松香里(by anan編集部)
2022年06月12日動物保護をテーマに2014年より毎年開催されてきた動物好きの著名人による手作りイベント「いぬねこなかまフェス」。(株式会社ミグノンプラン主催)今年も通常通り9月に開催予定ではありますが、このたび6月にウクライナの動物保護活動の支援を目的とした、オンラインチャリティーイベントの開催が決定しました。その名も「いぬねこなかまウクライナ」。2022年6月19日(日)17時より、オンラインにて開催されます。「いぬねこなかまフェス」のメンバーが中心となって緊急開催するもので、常連メンバーの小泉今日子さん、坂本美雨さんのライブパフォーマンスに加え、ウクライナの民族楽器・バンドゥーラの演奏家であるカテリーナ・グシーさん、ウクライナから避難しているチェロ奏者のラブロワ親子によるライブ演奏も行われます。また、ポーランドの獣医師もリモート出演する予定。本イベントに寄せられた小泉さん、坂本さんコメントをご紹介します。▼小泉今日子さん「ぺットを抱えて避難する人の姿をニュース映像で見た時に胸に棘のようなものが刺さりました。そして私の黒猫を抱きしめました。体温と心臓の音を感じました。等しい命を守るために出来ることがあるならと、微力ながら参加させて頂きます」 小泉今日子▼坂本美雨さん「こんなことが本当にこの時代に起こっていることが信じ難く、苦しい気持ちで数ヶ月過ごしてきました。微力でも、何か自分にできることをとにかくやるしかない。避難した人々の、故郷での暮らしがいつ戻るかはわからないけれど、少しでもホッとできる瞬間がありますように」 坂本美雨また、今回出演できない「いぬねこなかまフェス」のメンバーによるチャリティーオークションの開催も検討されているとのこと。(開催情報はチケットサイトにて随時お知らせ予定)本イベントの収益金の全額はウクライナの動物保護活動へ寄付され、今後はイベントを通じた寄付だけでなく、ウクライナの動物保護活動への継続的な支援も呼びかけていくといいます。人と動物たちが平和に暮らせる日々が戻ることを願いつつも、何もできずにもどかしい思いをしていた方、動物たちを救いたいと思っていた方、今回のライブを通じてウクライナの動物保護活動に参加してみてはいかがでしょうか。オンラインチャリティイベント 緊急開催!「いぬねこなかまウクライナ」日時:2022年6月19日(日)17時開演チケット購入: チケット料金: 3千円出演:Kateryna Gudzii、黒猫同盟(コイズミキョウコ ウエダケンジ) 、坂本美雨、スティーヴ エトウ、Tetiana Lavrova&Iana Lavrova (ウクライナより避難してる親子・チェロ奏者)、友森昭一、富樫春生、Jakub Kotowicz(ポーランドの獣医師・リモート出演)※本イベントの収益金は全額をウクライナの動物保護活動へ寄付されます主催:株式会社ミグノンプラン2007年より、いぬ、ねこ、うさぎなどの保護活動を行っているNPO法人ランコントレ・ミグノンのサポートをするために渋谷区の北参道に設立。(代表取締役:友森玲子)1階がペットサロンとグッズショップ、2階が動物病院、 3階がいぬねこのシェルター。チャリティーグッズの企画販売やチャリティーイベント、保護活動に関する広報活動なども行う。
2022年05月31日2022年4月22日、声優や歌手として活動する坂本真綾さんが第1子の出産を報告しました。坂本さんは2011年に、同じく声優の鈴村健一さんと結婚。人気声優同士のビッグカップル誕生に、祝福の声が相次ぎました。そして2021年12月末にウェブサイトで妊娠を発表し、この度無事に出産を終えたのです。所属事務所を通して発表された夫婦連名のメッセージによると、坂本さんは母子ともに元気な状態といいます。坂本真綾より皆様にお知らせです。 pic.twitter.com/S4hugWbXZb — fortunerest_info (@fortunerest) April 22, 2022 おめでたい報告に、ネットからは「自分のことのように嬉しい」「本当によかった!」といった声が続出。また声優界からは、鈴村さんと坂本さんをよく知る人たちから祝福する声が上がっています。出産のため、仕事をセーブしていた坂本さん。母親となった坂本さんの活躍を、多くのファンが楽しみにしているようです![文・構成/grape編集部]
2022年04月22日女優の吉永小百合が出演する、キリンビールの新CM「キリン ビールが、もう一度始まる。ティザー編」が17日より放送される。新CMでは、吉永が日の出をバックに遠くを見つめるなか、「なんで、ビールはどれも同じなんだろう」とナレーションが。ビールの注がれたグラスを持つ吉永の姿によって、新しい時代の幕開けを表現している。なお、吉永がキリンのCMに登場するのは約20年ぶりとなる。○■吉永小百合コメント・「ビールが、もう一度始まる。」というメインコピーにちなんで、新しく始めたいこと東洋の武術。例えば、太極拳や空手とかそういうのに触れてみて、ちょっと習ってみたいなと思います。太 極拳は前にちょっと仕事でやったことがあり、空手はオリンピックで見ててすごいなと思って感動しました。 そういうものを自分で体験して、それを演技のほうに生かしたいです。・以前CM出演していた「キリンラガービール」の話についてもうおよそ20年も前にハリソン・フォードさんと共に出演させていただきました。ハリウッドまで行って撮影して、ほんとに貴重な体験でしたし、素敵な思い出です。今回も思い出を作りたいと思いますし、ぜひ皆様に喜んで飲んでいただけたらという風に願っております。
2022年03月17日比叡山鉄道株式会社(本社:大津市坂本本町、社長:仁賀 剛)は、坂本ケーブルが開業した1927年(昭和2年)から使用していたレールを3月12日(土)開催の「集まれ!京阪グループ@SANZEN-HIROBA」で販売いたします。販売するレールは、JOEUF製1926年(大正15年)製造の37kg/mレールです。JOEUF製レールを使用した鉄道は国内では珍しく大変希少なレールです。「T-JOEUF-1926」の刻印入りカットレールと刻印なしのカットレールを販売いたします。詳細は以下のとおりです。○ レール販売について(1)販売日時 2022年3月12日(土) 10時00分~16時00分※「集まれ!京阪グループ@SANZEN-HIROBA」販売会は12日(土)・13日(日)の2日間ですが、レール販売は12日(土)のみです。(2)販売場所 KUZUHA MALL 南館ヒカリノモール1F SANZEN-HIROBA(京阪電車 樟葉駅 下車すぐ)(3)販売商品 「T-JOEUF-1926」の刻印入りと無刻印カットレール数本※今回販売のレールには、当社で使用していた上記レールであることの証明書を発行いたします。(4)価 格 3,300円~110,000円(税込) ※完売次第終了販売レール(イメージ)刻印入りカットレール刻印無刻印カットレール以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月07日『乃木坂46』一期生として活躍後、舞台を軸足に活動する俳優の井上小百合。念願のシス・カンパニー公演初出演となる舞台『奇蹟』の稽古が進行中だ。物語は記憶を無くした名探偵(井上芳雄)と相棒の医師(鈴木浩介)が“迷いの森”に導かれ、過去と現在を彷徨いながらとある怪事件に挑む物語。「奇跡」ではなく、あえて宗教的意味合いの「奇蹟」にこだわるスピリチュアルなミステリーだ。井上は謎の女性のマリモ役。現在と中学時代の“2役”を行き来する謎めいた存在を演じる。「奇蹟 miracle one-way ticket」 チケット情報「子どものマリモが何を思い、どういう大人たちと関わってきて今のマリモになったのか。単に子ども、大人と分けて演じるのではなく、その流れを考えながら役作りしています。観る人には善悪色んな解釈を楽しんで頂ければ」と話す。脚本の北村想が「つじつまが合うものを作ってしまったらつまらない」と言い、演出の寺十吾も「こんな戯曲は初めて」と舌を巻く本作。色んな価値観や感情、解釈ができる「多様性のある作品」だけに、役作りでは百戦錬磨の俳優たちも「物凄く脳みそを使う!」と頭から湯気を出すほど。根気強く何度も作家とディスカッションを交わす現場は「新鮮な体験」と声を弾ませる。「北村さんの返答も『様々な受け取り方ができるように演じて下さっても良い』と、役者次第な所もあって物凄くプレッシャーを感じます。プランを持ち寄って答えを合わせていく感じがルービックキューブみたいで。今この座組だからこそできる面白さがある」。事務所の先輩の鈴木浩介からは、役者同士のキャッチボールが何より大事とアドバイスを受けた。「アイコンタクトでも心のキャッチボールでも深い部分のやり取りがないと成立しない作品なので。相手のことを考える時間が長い、それが本当に面白い」と現場の臨場感を口にする。見せ場のひとつが“迷いの森”を彷徨う場面。「テトリスをやっているみたいにめちゃめちゃセットが動くんですよ!映像も駆使しているので、場面転換を見ているだけでも面白い」。加えて主演コンビも愛さずにはいられないと言う。「鈴木さんの役はひとりでボケてツッコんで、演出が加わる度にどんどん面白くなる。本当に完成形が楽しみ過ぎる」。主演の井上芳雄は本読みの段階から役への理解が凄かった。「それは作家の北村さんも『びっくりしました』と仰るほど。こういう役者さんになっていけたらと間近で思えた体験でした」。自身の見所には井上芳雄の歌唱シーンをあげる。思わぬ形で参加すると言い「めちゃめちゃ面白いシーンになりそうなので、本当に楽しみにしていて欲しいです」。日増しに強くなる作品への理解とチームの結束感。最後は「お客さまも迷いの森に入り込む“体感型の舞台”になれば面白い。一緒に楽しんで頂ければ」とアピールした。東京公演は3月18日(金)から4月10日(日)まで世田谷パブリックシアター(※3月12日(土)~17日(木)は公演中止)、大阪公演は4月13日(水)から17日(日)まで森ノ宮ピロティホールにて。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2022年03月04日北村想の書き下ろしを、寺十吾が演出する舞台『奇蹟 miracle one-way ticket』が、3月18日(金)、東京・世田谷パブリックシアターで幕を開ける。「日本文学シアター」シリーズでおなじみのふたりによるこの話題作に出演するのが、乃木坂46を卒業後、俳優として活躍する井上小百合だ。深い森に迷い込んだ記憶喪失の探偵・法水連太郎(のりみずれんたろう)と、彼を探しに来た親友で医師の楯鉾寸心(たてほこすんしん)。なぜ法水はこの森にやって来たのか…というところから物語は始まる。本作の魅力を、井上はこう語る。「今までに出会ったことのないようなミステリーだなと思いました。脚本の想さんいわく、『エンターテインメントをミステリーで味つけしただけ』だと。ミステリーと言いつつ、笑える面白いシーンもありますし、法水役の井上芳雄さんが歌ったりもする(笑)。すごく新鮮で、斬新で、ちょっと前衛的な作品になるんじゃないかなと思います」井上演じるのは、法水、楯鉾の前に突如現れる女性マリモ。「彼女が善なのか悪なのか、それはきっと最後までわからないと思います。見方によって、本当にいろいろな受け取り方ができる役どころなので。そんなマリモがふたりに対して、どういう立場で接していくのか。それを今模索しているところです」演出の寺十とは、本作が初の顔合わせとなる。「寺十さんは俳優としての顔もお持ちなので、俳優目線で演出を考えてくださる方だと思います。『こうしてください』と振付のような演出をつけるのではなく、『こういう心持ちでいると、こういう行動が取れるかもしれないね』といった感じで、こちらの感情を引き出し、自然と動けるようにしてくださる。私にとってはとてもやりやすいですし、素晴らしい演出家さんだなと思います」とはいえ独特な文体と世界観を有する北村作品。それだけに苦戦もしているようで…。「本当に難しくて、役者への“挑戦状”みたいな感覚もあります。想さんから、『あなたはこの役、どうやって演じますか?』と言われているような…(苦笑)。ただ自分ひとりで、というよりかは、皆さんと一緒に、相手役がこう来るからマリモはこう、みたいな感じでお稽古を進めることが出来ている。しかもこのキャストですから!めちゃくちゃ頼りまくっていますし、とても贅沢で豊かな現場だなと。私自身、ここまで作品を深く追求したことがなかったので、本当に勉強になりますし、成長出来ているのではないかと思います」東京公演は3月18日(金)から4月10日(日)まで世田谷パブリックシアターにて上演(※3月12日(土)~17日(木)は公演中止)。その後、4月13日(水)から4月17日(日)まで森ノ宮ピロティホールにて大阪公演を開催する。両会場ともチケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2022年03月03日アイドルグループ・V6の坂本昌行が、ミュージカル『THE BOY FROM OZ supported by JACCS』の主演を務めることが27日、明らかになった。同作は、1970~80年代にアメリカを中心に活躍し「I Honestly Love You」「あなたしか見えない」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」などの名曲を生み出したオーストラリア出身のエンターテイナー、ピーター・アレンを主人公に、ジュディ・ガーランドとの出会い、その娘ライザ・ミネリとの結婚、離婚、同性愛にエイズなど波乱万丈な生涯を描くミュージカル。日本では2005年に坂本昌行主演で上演され、その後2度にわたって再演された。2020年5月に上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受けて公演中止に。今回は14年振りの日本上演となる。前回同様、演出のフィリップ・マッキンリー、振付のジョーイ・マクニーリーに加え、坂本同様に初演からの出演となるジュディ・ガーランド役の鳳蘭、ライザ・ミネリ役の紫吹淳、ピーターの母親マリオン・ウールノー役の今陽子が再集結。さらに『スケリグ』(19年)など外部公演でも俳優として活躍し、リーディングシアター『キオスク』(19年)では舞台単独初主演を飾った末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)が新たにピーターの恋人グレッグ・コンネル役に抜擢された。敏腕マネージャー、ディー・アンソニー役には、中止となった公演でも発表されていた新メンバー宮川浩が加わる。さらに松原剛志、井上一馬、尾関晃輔、加藤翔多郎、北村毅、古賀雄大、さけもとあきら、佐野隼平、高橋伊久磨、LEI’OH、谷合香子、福田えり、町屋美咲、岩崎ルリ子、大月さゆ、北村羽菜、久保田彩佳、竹内真里、中原彩月、横山祥子、米島史子が出演。木村咲哉/日暮誠志朗がWキャストでヤングピーター、小暮航ノ介/重松俊吾がWキャストでリトルピーターを演じる。東京公演は東急シアターオーブにて6月18日~7月3日、大阪公演はオリックス劇場にて7月14日~7月16日。○坂本昌行 コメント一昨年はコロナの影響で公演が無くなり本当に悔しい思いをしました。しかしそんな悔しさを経験したからこそ、今回、この作品にかける思いは今まで以上です。新たなキャストを迎えて、ピーター・アレンの半生を名曲と共にドラマチックにお届けします。これぞエンタテインメント! そんな時間を堪能して下さい。○紫吹淳 コメント一昨年、12年振りにライザに出会えた喜び、突然の別れ…そして思いもよらぬ再会! ライザは私の中で物凄い勢いで行ったり来たりしています。まだまだ不安が尽きない世の中ですが、今一度、出会える喜びをエネルギーに変えて、再会の楽しみをパワーに変えて…素敵な時間を皆様と過ごせます様に…。時を経てワインが熟成されて美味しくなる様に、ライザも最高なお味となリます様に…願いを込めて…。○末澤誠也 コメントグレッグ・コンネル役を演じさせて頂くことになりました、末澤誠也です。初めにこの話を聞いた時は、以前からブロードウェイミュージカルに出演してみたいと思っていたので本当に嬉しかったです。それと同時に事務所の大先輩である坂本さんとご一緒出来ることの喜びや緊張も込み上げてきましたが、今は早くお会いして稽古をしたいと思っています。他のキャストの方々も素晴らしい大先輩ばかりなので稽古場でたくさん勉強させて頂きながら、精一杯頑張りたいと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしております。○宮川浩 コメント2年前、この作品に初参加! と、とても楽しみにしていましたが、2020年は残念ながら中止となり、ステイホーム生活へ。そして今年、2022年の公演、またキャスティングされるのか? スケジュール的に大丈夫なのか? と心配しましたが、やれる! 待たされた分、嬉しさ倍! 2つ歳を取りましたが、坂本君があの大変な役をまたやるのなら、俺も頑張らねば! ピーターの父親役とプロデューサー役の二役を存分に楽しみます。○今陽子 コメント大好きな作品『ボーイ・フロム・オズ』・・・・やっと公演できる喜びでいっぱいです。ピーターの田舎の母マリオンを演じる私。劇中で歌う「泣かないで」は私のライブでもお馴染みで大好評です。実生活では95歳の母を介護中なので・・・今までより母マリオンをより温かく優しく演じられるんじゃないかと思います。コロナ禍を経てステージに立てる喜びを噛み締めて大切に頑張ります!○鳳蘭 コメント17年前の初演から再演を重ねて、今回また大好きなジュディ・ガーランドをさせて頂きます。幼い頃からショービジネスの世界で生きてきたジュディに私自身を重ねて、心を込めて演じます。『ボーイ・フロム・オズ』の楽曲は、数あるミュージカルの中でもかなり難しいですし、迫力あるダンスシーンも多く、お客様の心に響く深い感動に溢れる作品です。是非ご覧ください。劇場でお待ちいたしております。
2022年02月27日坂本昌行主演『THE BOY FROM OZ Supported by JACCS』が2022年6月~7月に東京・大阪で上演される。クリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Arthur’s theme)」、オリビア・ニュートン=ジョンの「愛の告白(I Honestly Love You)」など、数多くの不滅の名曲を生み出した稀代のエンターテイナー、ピーター・アレンの波瀾万丈な人生を描いた本作。2005年に日本初演され、その後2006年に再演、2008年に再々演され今回が14年ぶり4度目の上演となる。ピーター・アレン役を、数々の名作ミュージカルに出演し、16年には第24回読売演劇大賞 優秀男優賞も受賞、初演時から同役を熱演してきた坂本昌行が再び挑む。さらに演出のフィリップ・マッキンリー、振付のジョーイ・マクニーリー、坂本同様に初演からの出演となるジュディ・ガーランド役の鳳蘭、ライザ・ミネリ役の紫吹淳、ピーターの母親マリオン・ウールノー役の今陽子といった豪華メンバーが再集結。新キャストには『スケリグ』(19)など外部公演でも俳優として活躍し、リーディングシアター『キオスク』(19)では舞台単独初主演を飾った末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)が新たにピーターの恋人グレッグ・コンネル役に抜擢。敏腕マネージャー、ディー・アンソニー役には、中止となった2020年公演でも発表されていた新メンバー宮川浩が加わり、さらに作品に期待と深みを与える。“My songs are my biography”と語っていた稀代のエンターテイナー、ピーター・アレンの人生を中心に、様々なテーマとあふれるエネルギーが魅力の本作品が再び観客を虜にする。<ストーリー>抜群の音楽センスを持つピーター・アレン(坂本昌行)は、その才能を見守る母マリオン・ウールノー(今陽子)の心配をよそに、スターを夢見てオーストラリアの小さな田舎町を飛び出した。友人とコンビを結成し人気が出ると、ある日出演した香港でのステージが大女優で歌手のジュディ・ガーランド(鳳蘭)の目にとまり、ショーの前座に抜擢される。アメリカへと渡ったピーターは、ジュディの娘ライザ・ミネリ(紫吹淳)と電撃的な結婚を果たすが幸せは長くは続かなかった。ハリウッドで成功し大女優へと飛躍するライザと、仕事が行き詰りつつあったピーター。同性愛者であることも明らかになり2人はぎくしゃくし始め、ついには離婚してしまう。離婚後ソロで歌い始めたピーターに、新しい恋人グレッグ・コンネル(末澤誠也)と敏腕マネージャー、ディー・アンソニー(宮川浩)がブレーンとして加わり、再び運が向いてくる。次々と夢を実現させ、人生の絶頂に立ったかに見えたピーターだったが、すべての幸福を覆す、ある事実が発覚する……。<出演者コメント>坂本昌行(ピーター・アレン役)一昨年はコロナの影響で公演が無くなり本当に悔しい思いをしました。しかしそんな悔しさを経験したからこそ、今回、この作品にかける思いは今まで以上です。新たなキャストを迎えて、ピーター・アレンの半生を名曲と共にドラマチックにお届けします。これぞエンタテインメント!そんな時間を堪能して下さい。紫吹淳(ライザ・ミネリ役)一昨年、12年振りにライザに出会えた喜び、突然の別れ…そして思いもよらぬ再会!ライザは私の中で物凄い勢いで行ったり来たりしています。まだまだ不安が尽きない世の中ですが、今一度、出会える喜びをエネルギーに変えて、再会の楽しみをパワーに変えて…素敵な時間を皆様と過ごせます様に…。時を経てワインが熟成されて美味しくなる様に、ライザも最高なお味となリます様に…願いを込めて…。末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)(グレッグ・コンネル役)グレッグ・コンネル役を演じさせて頂くことになりました、末澤誠也です。初めにこの話を聞いた時は、以前からブロードウェイミュージカルに出演してみたいと思っていたので本当に嬉しかったです。それと同時に事務所の大先輩である坂本さんとご一緒出来ることの喜びや緊張も込み上げてきましたが、今は早くお会いして稽古をしたいと思っています。他のキャストの方々も素晴らしい大先輩ばかりなので稽古場でたくさん勉強させて頂きながら、精一杯頑張りたいと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしております。宮川浩(ディー・アンソニー役/ディック・ウールノー役)2年前、この作品に初参加!と、とても楽しみにしていましたが、2020年は残念ながら中止となり、ステイホーム生活へ。そして今年、2022年の公演、またキャスティングされるのか?スケジュール的に大丈夫なのか?と心配しましたが、やれる!待たされた分、嬉しさ倍!2つ歳を取りましたが、坂本君があの大変な役をまたやるのなら、俺も頑張らねば!ピーターの父親役とプロデューサー役の二役を存分に楽しみます。今陽子(マリオン・ウールノー役)大好きな作品『ボーイ・フロム・オズ』・・・・やっと公演できる喜びでいっぱいです。ピーターの田舎の母マリオンを演じる私。劇中で歌う「泣かないで」は私のライブでもお馴染みで大好評です。実生活では95歳の母を介護中なので・・・今までより母マリオンをより温かく優しく演じられるんじゃないかと思います。コロナ禍を経てステージに立てる喜びを噛み締めて大切に頑張ります!鳳蘭(ジュディ・ガーランド役)17年前の初演から再演を重ねて、今回また大好きなジュディ・ガーランドをさせて頂きます。幼い頃からショービジネスの世界で生きてきたジュディに私自身を重ねて、心を込めて演じます。『ボーイ・フロム・オズ』の楽曲は、数あるミュージカルの中でもかなり難しいですし、迫力あるダンスシーンも多く、お客様の心に響く深い感動に溢れる作品です。是非ご覧ください。劇場でお待ちいたしております。公演概要『THE BOY FROM OZsupported by JACCS』演出:フィリップ・マッキンリー振付:ジョーイ・マクニーリー出演:坂本昌行紫吹淳末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)宮川浩今陽子鳳蘭 ほか松原剛志井上一馬尾関晃輔加藤翔多郎北村毅古賀雄大さけもとあきら佐野隼平高橋伊久磨LEI’OH谷合香子福田えり町屋美咲岩崎ルリ子大月さゆ北村羽菜久保田彩佳竹内真里中原彩月横山祥子米島史子木村咲哉/日暮誠志朗(ヤングピーター/Wキャスト)小暮航ノ介/重松俊吾(リトルピーター/Wキャスト)【東京公演】2022年6月18日(土)~7月3日(日)会場:東急シアターオーブ【大阪公演】2022年7月14日(木)~7月16日(土)会場:オリックス劇場チケット一般発売:2022年5月14日(土)
2022年02月27日■前回のあらすじ上司である祐司に惹かれる小百合。既婚者でガードの固い祐司は飲みに誘っても断られるので…。 >>1話目を見る いい感じにいけるかも…?と思っていたらタイミングよく祐司さんとの出張が決まりました。奥さんからの着信で酔いが覚めたのか、祐司さんは自分の部屋にさっと帰ってしまいました。次回に続く(全25話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ のばら
2022年02月05日■前回のあらすじ高橋小百合が夫の祐司に送ってきた「やっぱり好き」というメッセージ。そのメッセージを見た真由は…。 >>1話目を見る 【小百合 side story】私の名前は高橋小百合。25歳。IT系の企業で働いています。なので私の中で綾瀬さんのことは終了していました。結婚している男性とどうにかなって、奥さんに恨まれたり慰謝料を取られたりするなんてそんなリスク取りたくない。でもこの後、あんなことになるとは思いませんでした…。次回に続く(全25話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ のばら
2022年01月31日■前回のあらすじ出張の同行者の中に、夫に近づく高橋小百合の名前が! 真由は不安を覚え出張中の祐司に電話をしたのですが、夫は電話に出ませんでした。 >>1話目を見る 夫の祐司の出張は、女性部下の高橋小百合が一緒。何かあるのではと不安になってしまい、夜に何度も電話をしたのですが、祐司は電話に出ませんでした。その日は祐司と話す気になれず、会話のないまま就寝。それから数日間は怒りがおさまらず冷たく接していると…。夫を信じたいけど不安が消えない。夫は私の気持ちがわからないようです…。次回に続く(全25話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ のばら
2022年01月29日■前回のあらすじ高橋小百合は狙った男は逃がさないと噂の肉食女子…夫の祐司は大丈夫? >>1話目を見る そんな中最悪のタイミングで、祐司が一泊の出張に行くことになりました。そういうふうに見ているからかもしれませんが、最近の祐司は見た目を気をしたり、スマホをお風呂に持ち込んだりしているのです。次回に続く(全25話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ のばら
2022年01月28日オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『マーダー・フォー・トゥー』公開ゲネプロが7日に東京・Bunkamura シアターコクーンで行われ、坂本昌行、海宝直人が登場した。同作は2013年にオフ・ブロードウェイのニュー・ワールド・シアターで公演された話題作で、 2016年には東京・大阪にて日本人キャ スト版を公演し、第24回読売演劇大賞にて優秀男優賞及び優秀 スタッフ賞を受賞した。シンプルなセットの中で存在感を放つ1台のピアノを中心に、時に語り、時に演奏し時に歌いながら、職業も性別も違う13人のキャラクターを、坂本・海宝のたった2人で演じきる。坂本は海宝について「とにかくクレバーなんです。こっちが別のことやっていてもとにかく反応をしてくれるので、舞台上で自由な状態になれて、楽しい方です。自由にやらせてもらっています」と感謝する。さらに「実は前回の初演の時に、あるセクションだけは演出家の方が『毎回変えていいよ』と言ったんですが、その時は僕のキャパシティの問題で1回も変えずにやったんです。でも今回は稽古場から結構変えてた。それくらい自由にやらせてもらったので、本当に感謝です」と明かした。逆に海宝は坂本について「本当に作品に対してストイックで、誰よりも最後まで稽古場に残って追求している。ピアノももちろんすごくたくさん弾いているので、ずっと練習されてる音が聞こえてきたりして、僕が足を引っ張るわけにはいかないなと思って、坂本さんの背中を見ながらとにかくついていこうと思いました」と表す。こんがらがるときもあると言うが、海宝は「このキャラクターはこういう動きをして、ということが綿密に組み立てられてるので、違う動きが見られるようなハプニングも含めて稽古場は楽しみながらやってます」と語った。息ぴったりの2人だが、海宝は「稽古時間を超えて、2人だけで時間を使ってやったりとか、すごくいい時間をすごさせてもらった」と振り返り、坂本も「終わってなんとなくセリフを合わせたら、今日の復習しようか、明日の予習もやろう、と言うことでやって……」と苦笑。海宝が「半分以上、通しみたいな感じになったことありましたよね」と同意すると、坂本は「あったね。その時スタッフの方が付き合ってくださって、なんとかなりました」と良い雰囲気を見せていた。撮影:泉山美代子
2022年01月08日《私、坂本昌行は結婚いたしましたことをご報告させていただきます》12月30日に朝海ひかる(年齢非公開)との結婚を発表した坂本昌行(50)。坂本は、所属するジャニーズ事務所の公式サイトを通じて冒頭のようにコメントを発表し、《これまでファンの皆さま、そして、関係者の方々に支えられ素敵なお仕事をさせていただきましたことに、心より感謝申し上げます》と続けた。各メディアによると、そんな坂本と朝海の出会いは約3年前に遡る。「2人は18年11月に上演された坂本さんの主演ミュージカルで初共演し、距離を縮め、19年の春ごろから交際をスタートしたそうです。当時、V6のメンバーとしても活躍する坂本さんを朝海さんは献身的に支えていたと聞いていいます。すでに同居しており、披露宴などは現状予定していないといいます」(芸能関係者)本誌も19年11月に坂本が愛犬とともに朝海と公園を散歩する姿を目撃している。入籍した30日は2021年最後の一粒万倍日。縁起が良いとされる吉日だが、この日に“もう一つの意味”があると、前出の芸能関係者は指摘する。「V6は11月1日に解散しましたが、ファンへの“プレゼント”などはまだ続いていました。50〜53枚目のシングル購入特典であるスリーブケースが12月28日までに発送され、地域にもよりますが29日までにほとんど到着していたようです。さらに、ファンクラブ向けの最後の会報も、29日にはファンの元へ届いていた模様です。坂本さんが30日を結婚発表の日に選んだのには、ファンへの贈り物が終わったことを一つの区切りとする思いもあったのではないでしょうか」26年間、V6のリーダーとしてグループを支え続けた坂本。その全てが幕を閉じるタイミングでの結婚発表に、SNS上では多くのファンが祝福の言葉を綴った。《坂本くん、結婚おめでとうV6が綺麗な終わり方で完結し、最後の会報を届けた時点での発表、完璧です。お幸せに!》《最後の会報が発送された後に結婚発表持ってくる坂本昌行さんに愛しかない》《V6からの贈り物及び会報、エイベックスからのスリーブケース発送が終わった後に御報告なんて全てのタイミングが素晴らしい》《さかもとくんおめでとうおめでとう最後の会報も届いて本当に区切りがついたタイミングなのが…あんたリーダーだぜ》
2021年12月31日比叡山鉄道株式会社(本社:大津市坂本本町、社長:仁賀 剛)は、比叡山坂本周辺の西教寺・日吉大社・旧竹林院の秋のライトアップに伴い、坂本ケーブルの夜間特別運行(最終の運転時刻延長)を実施いたします。国の登録有形文化財「ケーブル延暦寺駅」のテラスや隣接の展望台からの大津市街地・琵琶湖北部・京都市街地3方面の美しい夜景をお楽しみいただけます。詳細は次のとおりです。〇比叡山坂本 秋のライトアップに伴う坂本ケーブル夜間特別運行について(1)期 間 2021年11月6日(土) ~ 12月5日(日)の土日祝※11月20日(土)を除く10日間(2)運行時間 上り 18時00分~19時30分下り 18時00分~20時00分※毎時00分/30分発(3)料 金 1,660円(往復) ※各種割引券・クーポンは利用不可ケーブル延暦寺駅からの夜景 大津市街地夕暮れのケーブル延暦寺以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月28日【音楽通信】第93回目に登場するのは、音楽一家に生まれ育ち、心が洗われるような美しい歌声をわたしたちに届けてくれる天性のアーティスト、坂本美雨さん!母のお腹の中にいるときから音楽に触れる【音楽通信】vol.9316歳のときに「Ryuichi Sakamoto feat. Sister M」名義で歌手デビュー以降、本名で本格的に歌手活動をスタートさせた、坂本美雨さん。その後は音楽活動に加え、ラジオパーソナリティ、執筆活動、ナレーション、演劇といった、さまざまなフィールドで活躍。「東京2020パラリンピック」開会式では、「パラ楽団」の一員として登場し、その美声を世界に届けました。そんな坂本さんが、2021年10月20日にニューアルバム『birds fly』をCDリリースされるということで、音楽的なルーツなどを含めて、いろいろなお話をうかがいました。ーー2021年8月24日から13日間開催された「東京2020パラリンピック」開会式では、式典のために特別に結成された「パラ楽団」のボーカルとして、坂本さんは澄み渡る美声でパラリンピック旗入場曲「いきる」を歌唱されていました。パラ開会式は素晴らしい式典になっていましたね。パラリンピックは障害者の方々が主役であって、わたしたちパラ楽団のなかにも障害者の方もいたんですが、その方々の晴れ舞台という想いで参加していました。ですから最初から、「みなさんのお役に立てば」という気持ちでいたので、プレッシャーを感じることなく全体を楽しむことができましたし、素晴らしいメンバーに加われてとても光栄でした。今回、開会式に関わっただけでも、考え方が変わりました。今回のスローガンとして、世界中で15%の人たちが何らかの障害を持っているという「We The 15」がありました。これからの時代は、障害者の方々がよりわたしたちの生活に溶け込んでいくはずですし、サポートが必要なときに自然にお手伝いできるように、社会全体でなっていけたらと思っています。ーーここでおさらいとして、そもそも坂本さんが音楽にふれたきっかけもお聞かせ願いたいのですが、坂本龍一さんと矢野顕子さんがご両親という音楽一家に生まれていらっしゃるので、もう小さいときから音楽が身近な環境だったのでしょうか。そうですね。無意識のうちに、母のお腹の中にいるときから音楽の中にいて。母は妊娠中も父のYMOツアーのサポートメンバーをしていて、生まれて数か月でまたツアーに出てという環境でした。だから、自分の音楽的嗜好を考えると、お腹の中で聴いていた音の影響が大きいんじゃないのかなあと感じますね。テクノを聴くと、やっぱりなんか懐かしいな、気持ちいいなと思うんです。ーーご両親の音楽はもちろんですが、他にもプロになる前によく聴いていた音楽はありますか。父と母だけじゃなく、そのまわりに素晴らしいミュージシャンたちがいたので、自然とそういう方々の音楽が入ってきました。日本人ですと大貫妙子さんやオフコースが、わたしのルーツになっていますね。自分で音楽を聴き始めて選ぶようになってからは、TMネットワーク、X Japanと、いろいろな音楽を聴きました。9歳からニューヨークに住んでいたので、アメリカでは音楽をむさぼるように聴いていました。(アメリカのロックバンドの)スマッシング・パンプキンズ、マリリン・マンソンとか。それと同時に、テクノの血が騒いで、イギリスのクラブシーンを聴きあさったりと、ゴクゴクと飲むように音楽を聴きました。ーー1997年、16歳で「Ryuichi Sakamoto feat. Sister M」名義で歌手デビューされ、その後本名で活動をスタートされましたが、自然と音楽の道へと歩まれたのでしょうか。14歳ぐらいから「音楽家になる」とまわりには言っていて、学校でも将来の夢としてそう書いたりもしていたんですが、恥ずかしかったんです。まわりに本気で音楽に向き合う人たちがいるなかで、適当な気持ちではそんなこと言えないから、大きな声でやりたいとは、言えなかったですね。音楽家になるには、やりたい気持ちだけではできないことはわかっていましたし、どれだけの才能と努力が必要かは肌で感じて知っていたから。これは、自分は演奏する側ではなくて、ジャケットのデザインを手がけるといったかたちで音楽に携わろうと思って、途中まではデザインの勉強をするつもりでいました。ーーでも坂本さんの歌声を聴かせていただくと心が洗われるような癒しを感じるので、もしデザインの道に進まれていても、音楽業界の方から求められる存在だったのでは?いいえ、最初にSister Mとして歌うことが決まったのも、本当に偶然でした。教授(坂本龍一さん)のスタッフさんと一緒にカラオケに行って、華原朋美ちゃんの歌を歌ったときに「こういう声してるんだね」と聴いてくれた機会があって。たまたまそのとき、父のプロジェクトで探していた声質にフィットしているということで、やることになっただけなんです。求められたわけではなく、偶然、灯台下暗し! ということです(笑)。でもそこから、自分で意識を高めていったところはありますね。なんの発声のテクニックも、教えも受けていなかったので、自分の声を最初から好きなわけではなかったんです。本当に、徐々に開眼していった感じですね。音、歌、呼吸、響きをていねいに封じ込めた新作ーー2021年10月20日に、約5年ぶりのニューアルバム『birds fly』をリリースされます。こちらはドリーミュージックと KSR の共同レーベル「FOLKY HOUSE」第一弾アーティストとしての発表で、8月からビジュアルEP(Music Video付きアルバム)としての先行配信もありました。企画に富んだ印象の今作ですが、いつから制作していたのですか。制作は2月ぐらいから始めました。曲自体は昨年からできているものや、もっと前からの曲も入れています。今作に参加しているピアニストの平井真美子さんと、年明けぐらいに組もうと決めました。そのとき同時進行でレーベルのお話もあって、「FOLKY HOUSE」が発足しての第一弾となるのですが、全部が同時進行で形づくっていった感じなんです。レーベル主催の新羅慎二(にらしんじ)さんとお話しするなかで、「室内楽的な音楽」「人がそこにいるぬくもりのある音」また「それができていく過程をリアルに見せる」というキーワードも出てきて、今回6曲全部を1日でほぼ一発録りでレコーディングするかたちに至ったんです。ーー新羅さんといえば、湘南乃風の若旦那さんですね? レーベル主催が若旦那さんで、坂本さんのリリースに至るのは不思議なご縁ですね。新羅さんとはボイストレーナーが同じ方で、一緒にご飯を食べに行くこともあって、それからは不思議となぜだか気にかけてくださっていて、いまに至ります。ーーコ・プロデューサーも今回担当しているピアニストの平井さんは、もともとお知り合いだったのですか。一昨年から、ライブでご一緒する機会が何度かありました。今作は(平井)真美子さんの他に、チェリストの徳澤青弦(とくざわせいげん)さんとのトリオで演奏したんですが、(徳澤)青弦とは20年来の仲間です。ライブで一緒に演奏するピアニストを探していたときに、青弦が推薦してくれたことがきっかけとなって、一度合わせてみたらすごく化学反応があって、おたがいに「もっと一緒にやりたいね」と息が合ったんです。その後ライブを何度か重ねて、今回2曲目に「shining girl」を収録していますが、もともとこの曲は真美子さんのソロアルバムに収録されている楽曲なんです。ライブでも何度かこの曲を演奏しながら、「オリジナルも作りたいね」という話になって、4曲目の「gantan(birth)」も、そんな感じでできあがっていきました。ーー「gantan (birth)」は、「あぁ かわいいひとよここまでよく来たねあぁ 愛しい子よこれまでよく生きたね」との歌詞が印象的ですが、どのようなイメージで歌っていますか。これは子どもの頃の自分に捧げる歌で、いまはもう大人だから引きずってはいないけれど、小さい子ならではの心の整理の付け方、寂しさ、本当は心にあった気持ちみたいなものをいま認めてあげようという思いで歌っていますね。さらに、いま大人になった自分たちのことも、「よくこれまで生きてきたね」と言ってあげたいと歌っています。ーー収録曲1曲目「birds fly」は清々しい楽曲ですが、アルバムのタイトル曲となっているということは、もっとも今作を表す楽曲ということになりますか。結局はそうなったのかな、と思っています。アルバムタイトルで他にふさわしいものが見つからなくて、みんな馴染んでしまったから(笑)。新曲としては最初にできた曲でもあって、コロナ禍のステイホームとなってすぐに作った曲で、解放されたい、という気持ちがあふれている曲です。ーー3曲目「story」は、一般の方も坂本さんの公式YouTubeチャンネルでMVを視聴することができますが、すでに1万回の再生回数を突破されています。今作は東京の自由学園 明日館(みょうにちかん)で 3 人の生演奏を1日で全曲レコーディングするという画期的な作風ですが、その様子がわかる動画は緊張感がありながらも、美しい歌と演奏に見入ってしまいました。この曲を含めて、全6曲のミュージックビデオをApple MusicでビジュアルEPとして先に配信しているのですが、インスタグラムなどにうれしい感想などをいただきました。今回は、自分の身近な人たちに聴いてほしくて、「新作できました」と、データを友人たちに送ったりしたんです(笑)。信頼する友人たちが「素晴らしいね」と言ってくれたので、自信になりましたね。今作は普段の自分と歌っている自分の乖離がない作品というか、素の私のまま、より個人的な作品を作れた気がします。ーーいつもは完成してもあまりお知らせしないのですか。あまりないですよ、恥ずかしいので(笑)。今回は、自分に正直な作品になりました。ーー今作が収録されたその現場に、観客として行きたかったぐらい、とっておきなものと感じました。今回、いろいろなクリエーターの方々が参加してくださって、一緒に作っていきました。衣装、ヘアメイク、頭の後ろの編み込みは装飾の方が編んでくださった付け毛のアート作品だったり。写真家、映像チームも本当にすごかったです。あの緊張感の中、録音と映像とを両方やるというのが無謀なことだったのですが、あんなにたくさんの機材を動かしながら物音ひとつもたてない。誰もくしゃみも咳もできない、すごい集中力でした。演者の私たち3人は、おたがいの気配に感覚を研ぎ澄ませて、呼吸を合わせて演奏しました。ーー5曲目「hoshi no sumika」は、haruka nakamuraさんとの共作となりますね。以前、『Sing with me』『Sing with me II』(ともに2016年発表)というアルバムを2枚一緒に作って、そのあとも全国ライブしてまわった仲間なんですが、その頃のデモに歌詞をつけました。真美子さんとのライブでこの曲を一緒にやったらすごくしっくりきたので、今回はふたりの曲として収録しました。ーー6曲目「for IO(イオ)」は、悲しみを帯びているように聴こえながらも、最後は顔を上げて希望を感じるような歌詞に思えました。この曲は、友人のミュージシャンの猫沢エミさんと、その猫のイオちゃんに捧げた曲です。春に病気で闘病していたイオちゃんを看取ったんですが、それまでの壮絶な看病やその移り変わりを細かくインスタグラムに綴っていらして。私自身もイオちゃんに会いに行ったりと、すごく通じ合うものを感じていて、離れているけれど一緒に時を過ごしている感覚がありました。いよいよ今日看取るという日に、私もスタジオに入って、遠隔の「音楽葬のつもりで歌うので聴いていてね」と話して、インスタライブでそれをエミさんも聴いていてくれて。そのときに生まれたメロディから、ふくらませた曲です。歌詞も、イオちゃんとエミさんのことを綴りました。ーー坂本さんは動物愛護活動をライフワークとされていますし、猫がお好きなことでも知られていますね。飼い猫のサバ美ちゃんは、お元気ですか。元気ですよ。本当の年齢は保護猫なのでわからないですが、推定2歳からうちにいて、11年になります。まだまだ長生きする予定です!ーーでは聴き手には、今作をどのように聴いてほしいでしょうか。室内楽として建物の会場の響きも大切に、その瞬間にしかない音、歌、呼吸、響きをていねいに封じ込めた作品です。部屋のなかでも、もちろん外でヘッドフォンでも、どこで聴いてもそばに私たちがいるような気配を感じてもらいたいですし、安心や穏やかさも感じてもらえたら一番うれしいです。「自分のなかの小さな女の子を輝かせていく」ーーお話は変わりますが、坂本さんはおうち時間をどのようにお過ごしですか。しいて言うなら、よくお料理しています。でも母親なので必要に迫られてやっているところもありますね。おうちにいると、娘と一緒に料理をする時間は増えました。娘も成長してきて、包丁を上手に使えるようになって、料理を手伝ってくれるようになったんです。この間も、餃子を一緒に作りました。娘が担当する料理もあって、そのときは任せています。ステイホーム中、娘がアメリカの料理番組にハマって、番組で作られていた創作料理をどうしても自分も作りたいと言われたことがありました。どうやって作るのかさっぱりわからないけれど(笑)、見よう見まねで作ってみたりして、すごく楽しかったです。ふたりの趣味ですね。でももともとは、時間があるとすぐ外出して、「とにかく美味しいコーヒーが飲みたい!」とカフェに行ったりするのが好きなんですけどね。ーーおうちで美味しいコーヒーを集めたり、淹れたりしますか。私はコーヒーを淹れるのがヘタなので、夫に「美味しいコーヒーを淹れて」とプレッシャーをかけてみたりはします(笑)。ーーみなさんの仲の良さが伝わってきます。ところで、いつもしなやかで美しい坂本さんですが、普段、コスメや美容面で気に入っているものはありますか。たくさんありますよ。まわりに美容に詳しい人やエキスパートがいるので、日本一の美容情報をまわりから得ています(笑)。最近だと、FEMMUE(ファミュ)の「ソフトクレイ ベルベットマスク」という、ピンクのクレイマスクが最高です。まず香りも色も最高に気持ちよくて、うすいピンクのクレイなんですが、肌がワントーン明るくなりますね。あとは(メイクアップアーティストの)早坂香須子×シンシア・ガーデンによるオーガニックスキンケアブランドのNEROLILA Botanica (ネロリラ ボタニカ)のものは全部信頼していますし、THREE(スリー)もよく使います。新作を試させていただく機会も多くて、いろいろと使いますね。OSAJIも好きで、新作が出るたびに感激しています。ーーたくさんのおすすめ情報を教えていただき、ありがとうございます。では最後になりますが、今後の抱負をお聞かせください。今回のアルバムでも、真美子さんと「自分のなかの小さな女の子を見つけて大事にする」「その子を輝かせる」という話をしていたのですが、それは今作のテーマというよりも、わたしたちのこれからの人生のテーマなんです。たとえばそれはインナーチャイルドと呼ばれることもあるものですが、自分のなかの小さな女の子が感じていることをより大事に生きていくことが、一番幸せなのかなと感じていて。どんな音楽をやっていくのか以前に、どうやって、本当の自分として生きていくのかを考え続けていますし、このアルバムはその第一歩になるものでした。それは今後の音楽人生においても大事な一歩で、この続きがどうなるかはまだわからないですが、自分のなかのそんな声をこれからも大事にしていきたいと思っています。取材後記美しく胸を打つ歌声や楽曲で、わたしたちの毎日を彩ってくれる、坂本美雨さん。その歌声や話し声を聴いていると、癒されるのは、筆者だけではないと思います。音楽活動だけではなくさまざまな表現活動もされ、さらに猫ちゃんや娘さんなど、まわりを大事に愛し愛されている様子がとっても素敵。そんな坂本さんのニューアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・前康輔取材、文・かわむらあみり坂本美雨PROFILE1980年5月1日、東京都生まれ。音楽一家に生まれ育ち、9歳でニューヨークへ移住。1997年、16歳で「Ryuichi Sakamoto feat. Sister M」名義で歌手デビュー。以降、本名で本格的に歌手活動をスタート。音楽活動に加え、執筆活動、ナレーション、演劇など表現の幅を広げ、ラジオではTOKYO FM他全国ネットの「ディアフレンズ」のパーソナリティを2011年より担当。村上春樹さんのラジオ番組「村上RADIO」でもDJを務める。ユニット「おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)」としても活動。2020年、森山開次演出舞台『星の王子さま-サン=テグジュペリからの手紙』に出演。2021年、ニューアルバム『birds fly』を8月20日に配信、10月20日にCDをリリース。『Memories of Shelter坂本美雨 feat. 平井真美子』として、12月26日に金沢21世紀美術館 シアター21にて、昼夜二回公演を開催。また、ユニット「おお雨」では、年末にライブを行う予定。InformationNew Release『birds fly』(収録曲)01.birds fly02.shining girl03.story04.gantan (birth)05.hoshi no sumika06.for IO(作詞:坂本美雨 作曲:坂本美雨)2021年10月20日発売(通常盤)MUCK-1001(CD)¥3,300(税込)*特殊仕様パッケージ。(初回限定盤)MUCK-8001/2(CD+Blu-ray+特典)¥6,820(税込)*特殊仕様ボックス。[Blu-ray収録内容]※初回限定盤のみ全楽曲のレコーディング風景を収めたMusic VIdeoを収録。写真・前康輔 取材、文・かわむらあみり
2021年10月13日坂本真綾が歌詞集『刺繍』を11月17日に発売することが決定した。2007年に発表された『地図と手紙と恋のうた』に続く、坂本の歌詞集第2弾として発売される『刺繍』には、初めて作詞を手がけた1stアルバム収録曲「Feel Myself」から今まで綴ってきた全130編が収載されている。作詞を始めた10代からその年代ごとに生み出された作品の数々を自身の歌唱曲のみならず提供作品も一同に集め、坂本の書き下ろしのエッセイと共にアーティスト・作詞家としての軌跡を辿る1冊となっている。また、10月27日にリリースされるライブ映像作品『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』のティザー映像「~From Bonus Movie~」が公開された。■坂本真綾 コメント(あとがきより)歌詞集のタイトル『刺繍』は、そもそもダジャレから思いついたものですが、それにしても作詞ってまさに刺繍のようなところがあるな、と納得した次第なのです。キャンバスにひと針ひと針入れていき、時間をかけて完成を目指す。思い描いた通りになることもあれば、作業の途中で新しい発想が生まれて予想外の仕上がりになることもある。光沢のある糸を使うのか、麻のようなザラっとした質感を求めるのか、毛糸であたたかみのある風合いにするのか。市販の糸の色でしっくりこなければ自分で染めるところからこだわる必要があるかもしれません。『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー ~From Bonus Movie~<書籍情報>坂本真綾 歌詞集『刺繍』2021年11月17日(水) 発売定価:2,420円(税込)坂本真綾 歌詞集『刺繍』書影判型:四六判 / 本文:296ページ発行:株式会社KADOKAWA<リリース情報>『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』10月27日(水) リリース●Blu-ray:7,920円円(税込)●DVD:6,930円(税込)※初回生産分のみ、ライブ写真集、スリーブケース仕様、坂本真綾メッセージ入りフライングハートを封入。『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』初回生産分 スリーブケース『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』通常盤ジャケット『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』初回生産分 展開画像【収録内容】01. M25〜Introduction02. 約束はいらない03. CLEAR04. MC105. スクラップ〜別れの詩06. ユーランゴブレット07. オールドファッション08. MC209. いつか旅に出る日10. 独白11. 躍動12. 色彩(Duet with 内村友美)13. MC314. sync(Duet with 内村友美)15. あなたじゃなければ(Duet with 堂島孝平)16. MC417. レコード(Duet with 堂島孝平)18. ひとくちいかが?(Duet with 土岐麻子)19. MC520. DOWN TOWN(Duet with 土岐麻子)21. gravity22. 序曲23. birds24. MC625. 25th Anniversary Medley(ループ〜ヘミソフィア〜逆光〜奇跡の海〜Private Sky〜トライアングラー〜マジックナンバー〜指輪〜光あれ)26. MC727. 誓い28. プラチナ29. Ending【映像特典】1. Day1ゲストパート「Be mine!」〜MC〜「でも」(Duet with 原昌和)2. ドキュメンタリー映像 “Maaya Sakamoto 25th Anniv. LIVE「約束はいらない」Behind the Scenes”出演:坂本真綾(Vo)/ 北川勝利(G / Band Master)/ 佐野康夫(Dr)/ 千ヶ崎学(B)/ 奥田健介(G)/ 扇谷研人(Key)/ 毛利泰士(Per)/ 稲泉りん(Cho)/ 高橋あず美(Cho)ゲスト:内村友美(la la larks)/ 堂島孝平/ 土岐麻子/ 原昌和(the band apart)『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー ~LIVE Duets!~【オリジナル特典】■Amazon.co.jpビジュアルシート※Amazon.co.jp では、特典つき商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典つき商品をお買い求め下さい。Blu-ray 特典付き 特典無し 特典付き 特典無し■オフィシャルライブレポート公開中!周年記念ライブ『約束はいらない』セットリスト配信中坂本真綾 4thコンセプトアルバム『Duets』発売中2,500円(税抜)坂本真綾『Duets』ジャケット写真【収録曲】1. Duet! / 坂本真綾×和田弘樹作詞:坂本真綾作曲・編曲:h-wonder2. あなたじゃなければ / 坂本真綾×堂島孝平作詞・作曲・編曲:堂島孝平3. ひとくちいかが? / 坂本真綾×土岐麻子作詞:土岐麻子作曲・編曲:TENDRE4. でも / 坂本真綾×原昌和(the band apart)作詞:岩里祐穂作曲・編曲:原昌和5. sync / 坂本真綾×内村友美(la la larks)作詞:内村友美・坂本真綾作曲・編曲:江口亮6. 星と星のあいだ / 坂本真綾×井上芳雄作詞・作曲:坂本真綾編曲:山本隆二7. ひとつ屋根の下 / 坂本真綾×小泉今日子作詞:坂本真綾作曲:鈴木祥子編曲:山本隆二坂本真綾『Duets』リリックビデオ完全版■『Duets』楽曲試聴ページ:■『Duets』配信リンク:関連リンクオフィシャルHP「I.D.」坂本真綾 YouTube Official Channel
2021年10月08日